JP2018527475A - インクなしの印刷用紙 - Google Patents

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Abstract

ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ材料を印刷する方法であって、ミクロフィブリル化セルロースを含む水性懸濁液を提供するステップと、前記水性懸濁液を基材に適用して5〜70重量%の範囲の含水量を有する湿式ウェブを形成するステップを含み、該方法がさらに前記湿式ウェブをその少なくとも1つの明確に定義された部分を加熱することによって処理して、それによりそのウェブに少なくとも1つの加熱された部分で印刷を施す、上記方法。
【選択図】図1

Description

本発明は繊維質材料を含む湿式ウェブ(wet laid webs、ウェットレイドウェブ)の印刷方法に関する。
高級紙製品はしばしば印刷により豪華な外観を与えられている。印刷はその製品の販売促進となり、顧客への製品のイメージを創り上げる。
しかしながら、印刷は高価な別個のプロセスとして行われる。さらに、印刷用インクは、食品又は液体製品にインクが移動する可能性があるため、食品又は液体と直接接触する製品には決して使用できない。また、衛生製品では、印刷から肌への直接的な接触を防止する必要があり、例えば、お手拭(ウェットワイプ)、包帯及びパッドのような衛生製品は、決して印刷用インクなどでは印刷されない。SE537517C2には、ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ、すなわちいわゆる濡れた若しくは湿ったティッシュが生成される一つのそのような製品が示されている。そのタイプの製品は、例えば、顧客に包装されて配送される場合、依然として実質的に濡れているか、又は湿っているので、印刷可能ではないであろう。すなわち、そのタイプの製品はインクで印刷可能なほど十分に乾燥しておらず、応用によっては衛生的なお手拭(ウェットワイプ)として使用することが意図されるので、印刷用インクは皮膚の炎症などを引き起こす可能性がある。このような製品及び製品の製造方法の別の例は、WO2015004324A1に記載されており、ここでは水溶性のバイオベースフィルムが製造される。
紙製品に印刷又はインプリント(印象)を施すもう1つの方法は、孔を打ち抜き、又は材料にインプリントを作ることである。このタイプの方法は従来の製紙機で作ることができるとはいえ、必ずしも適切ではない。孔又はインプリントは、例えば、製品がリッピング等を起こしやすくなる可能性があり、これは高速生産プロセスにおいて望ましくない。
したがって、印刷用インク又は他のタイプの着色剤を使用せずに、例えば、顧客又はエンドユーザーの前で製品を識別及び区別するために、製品に印刷を提供することができる方法が必要とされている。さらに、湿式プロセス(wet laid process)、又は従来の紙又は板紙製造法に完全に組み込むことができる印刷方法の必要性が存在する。
本開示の目的は、印刷用インク又は他の着色剤を使用する従来の印刷方法が適切でない製品のための改善された印刷方法を提供することである。
より具体的な目的は、ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ(ウェットレイドウェブ)及びシートの印刷プロセスを提供することを含む。
その目的は、添付の独立請求項に記載の方法によって、全体的に又は部分的に達成される。実施形態は、添付の従属請求項及び以下の記載及び図面に示されている。
第1の態様によれば、ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ(湿紙)材料を印刷する方法であって、ミクロフィブリル化セルロースを含む水性懸濁液を提供するステップと、 前記水性懸濁液を基材に適用して5〜70重量%の範囲の含水量を有する湿式ウェブ(湿紙)を形成するステップを含み、前記湿式ウェブ(湿紙)をその少なくとも1つの明確に定義された部分を加熱することによって処理して、それによりそのウェブに少なくとも1つの加熱された部分に印刷を施す、上記方法。
いかなる理論にも縛られることなく、加えられた熱が水分と水を非常に迅速に蒸発させると考えられる。これが今度は、ミクロフィブリル化セルロースフィブリル中及びフィブリルとウェブ/フィルムとの間の形態又はテクスチャー変化をそれぞれもたらす。形態の変化は、2D及び3Dの両方のレベルで起こり、これが今度は光の散乱及び光学的特性に影響を与える。さらに、処理された表面のフィブリルは固化及び/又は角質化を引き起こす可能性があり、これがまた水又は水分との異なる応答及び相互作用につながり、形成されるウェブ中のパターンへとつながる。このように、湿式ウェブが依然として実質的に濡れているか又は湿っているときに、湿式ウェブ上で加熱が行われる。
従って、本発明の方法により、ウェブに印刷用インク又は孔を打ち込むことなく、ウェブに画像及び/又は印刷を直接導入することが可能である。この方法では、製品内又は製品上にはっきりと目に見える印刷物が作成されるが、引き裂きやリッピングに問題は生じない。この方法はまた、例えば、いわゆる高感度製品であってもよい湿式衛生お手拭(ウェットワイプ)のように、乾燥しない材料上に印刷を作成するのにも適している。
さらに、この「印刷」は、典型的には、乾燥前に非常に濡れた材料に対して行われるので、これは偽造することが極めて困難であり、すなわち、これは偽造に対して材料を安全に校正する方法であり得る。
「印刷された」領域はより多孔性にすることができ、これは透過性の特性を調整することができることを意味する。例えば、酸素透過率(OTR)、水蒸気透過率(WVTR)、又は例えば芳香若しくは香りの通過を制御された方法などで調整することができる。これはまた、材料を通る液体の流れを制御する方法でもあり得、これは、例えば、ナプキンなどに適用可能であり得る。
基材は、製紙機内の多孔質ワイヤであってもよい。製紙機は、当業者に知られている紙、板紙、ティッシュ又は不織布製品の製造に使用されるワイヤを備えた任意の従来型の機械であり得る。
基材はまた、紙又は板紙基材であってもよく、こうして、MFCフィルムでコーティングされた板紙又は紙基材を形成する。基板は、ポリマー又は金属基板であってもよい。次いで、キャストされた繊維質ウェブを印刷し、その後、任意の従来の方法で乾燥し、その後、基材から剥がすことができる。一実施形態によれば、本方法は、ウェブを脱水又は乾燥するステップをさらに含むことができる。
お手拭(ウェットワイプ)のような湿った又は実質的に湿った製品においてもマーキング又は印刷を容易に見ることができるので、乾燥は必須ではない。
乾燥したウェブは、好ましくは、60gsm未満、好ましくは40gsm未満、好ましくは2〜40gsm、好ましくは10〜35gsmの坪量(基本重量)を有する。
乾燥したウェブは、好ましくは、400〜1500kg/m、好ましくは700〜1400g/mの範囲の密度を有する。
印刷されたウェブは、多量のミクロフィブリル化セルロースを含む高密度の半透明の薄膜であることが好ましい。このようなウェブに加熱により可視の印刷を与えることが可能であることは驚くべきことであった。
一実施形態によれば、明確に定義された1つ又は複数の部分は、図形及び文字のいずれか1つ、又はそれらの組み合わせを含む。
したがって、「明確に定義された部分」は、印刷自体を作成又は形成するウェブの部分を意味する。これは、例えば、ロゴタイプ、パターン又は文字であり得る。ここで、文字は、単語又は文章を形成し得る。
第1の態様の一実施形態によれば、加熱はレーザーを用いて行われてもよい。
これは、材料がレーザー処理されることを意味し、すなわち、乾燥インクトナーを使用するレーザー印刷であることを意味するのではない。したがって、本発明の方法は、印刷用インクの使用を全く含まない。これは、「レーザーを用いることにより」という表現が、適切な強度のレーザービームが湿式ウェブ材料に直接的に使用される、すなわちウェブに直接当たることを意味する。
懸濁液は、好ましくは、ミクロフィブリル化セルロースを、全乾燥固形分を基準にして60〜100重量%、好ましくは全乾燥固形分を基準にして70〜99.9重量%の量で含む。大量のMFCを含むウェブを熱で処理することが可能であり、このようにしてウェブに印刷を施すことが可能であることは驚くべきことであった。大量のMFCを含むウェブは非常に高密度であり、ウェブのフィブリルがウェブを破壊することなく膨潤させることができることは予想されなかった。
一実施形態によれば、湿式ウェブ中の水分含量は、10〜60重量%、又は20〜50重量%、又は25〜45重量%の範囲であり得る。
従って、ウェブの含水量は変化し得るものであり、水分は水のみに基づく必要があるだけでなく、お手拭(ウェットワイプ)では含水量にアルコールなどを含めることができる。しかし、繊維質材料の膨潤によって印刷パターンの所望の効果を作り出すのではなく、例えばレーザービームがウェブを切断するであろう95重量%の乾燥含量で乾燥したウェブに熱によりプリントを作成することはできないので、ウェブが実質的に湿っている、すなわち液体を含むことが必須である。
一実施形態によれば、加熱のステップは、インライン処理ステップで実施することができる。
別の実施形態によれば、加熱のステップは、オフライン処理ステップで実施することができる。
一実施形態によれば、本発明の方法は、ウェブの表面を処理する及び/又はウェブをコーティングするステップをさらに含むことができる。
「表面を処理する」とは、ウェブが表面サイジングされるか、又はコーティングされるなどであることを意味する。
第2の態様によれば、第1の態様による方法によって得ることができる繊維質材料を含む紙又は紙製品が提供される。
したがって紙製品とは、繊維質ウェブから形成された任意のタイプの製品を意味する。したがって、板紙、ウェットティッシュ、フィルム又は任意の他のタイプの繊維ベースの製品であってもよい。製品は、材料を添加していないいわゆる高感度製品であってもよい。乾燥した材料の表面は両方とも良好な感触で、見た目がよく、したがっていわゆる高級紙製品に適用することができる。
インクを使用しないので、材料を脱インクする必要なく、材料を容易に再パルプ化することができる。したがって、廃棄物を直接再利用するインライン処理に非常によく適している。
一実施形態によれば、製品はティッシュ製品であってもよい。
第2の態様の別の実施形態によれば、紙、紙製品又はティッシュ製品は、織物製品及び不織布製品のいずれかであってもよい。例としては、ナプキン、タオル、衛生パッド、包帯などがある。
ここで、本解決策の実施形態を、添付の概略図を参照して例として説明する。
図1は、乾燥された材料中のレーザー印刷画像の写真である。
図2は、レーザー印字領域のz方向の増加した高さを示す写真である。
本発明によれば、ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ材料を印刷する方法が提供される。
該方法は、ミクロフィブリル化セルロースを含む水性懸濁液を適用するステップと、該水性懸濁液を基材に適用して、5〜70重量%の範囲の含水量を有する湿式ウェブを形成するステップを含む。湿式ウェブは、その後、ウェブの明確に定義された部分を加熱することによって処理される。
ウェブを加熱することにより、湿式ウェブ中のミクロフィブリル化セルロースを膨潤させ、ウェブの非常に明確に定義された部分にのみ衝突する、すなわち加熱する加熱方法を用いることにより、パターン又は「印刷(プリント)」を達成することができる。これは、加熱された部分が湿式ウェブの非加熱部分よりも側面図(ウェブのz方向)に見られるように増加した輪郭を有することができ、したがってウェブに特定の触感を提供することを意味する。
したがって、本発明の方法は、いかなるタイプのインク又はウェブを着色する他の手段も使用することなく、湿式ウェブ上に非常に明確に定義されたパターンを印刷することを可能にする。
印刷は、ウェブ上及び/又はウェブ内で行うことができる。印刷は、ウェブの表面上で局所的に行われてもよく、又はウェブに組み込まれてもよく、すなわちウェブ中に存在してもよい。
加熱方法は、ウェブ上に明確に定義された又は局所的な印刷を提供するための任意の適切なタイプの加熱であってもよい。一実施形態によれば、熱は熱い表面、例えばカレンダーによって提供される。代替案によれば、加熱は、例えば、加圧された空気ノズルによってウェブに吹き付けられる熱風によって行われる。
別の実施形態によれば、加熱は、レーザー又はレーザービームを用いて行われる。したがって、レーザービームは湿式ウェブに直接衝突し、ウェブ上に印刷又はパターンを生成する。 レーザービームの強度又はレベルは、湿式ウェブに所望の効果を与えるように調節されてもよい。
ミクロフィブリル化セルロースから形成されたフィルム又はウェブは強く、特にウェブが濡れている場合、ウェブを引き裂くことは困難である。低いレーザーエネルギー又は高い含水量では、レーザーは繊維を切断せず、印刷された領域では引裂きにほとんど変化がない。水分含有量が低く、又はレーザーエネルギーが高い場合、レーザーはトップファイバーの一部を切断することがある。したがって、レーザーによりピンホール又は切断を引き起こすことも可能である。ウェブのこの部分的な切断は、印刷領域に関連して、例えばパッケージに「引き裂き線」又は「開口線」を設けるために使用することができる。すなわち、印刷及び切断線の両方をウェブに設けることができる。
印刷手段は、デジタル(可変)又はアナログであってもよい。
印刷又はパターンは、任意のタイプの形状又は形態であり得る。一実施形態によれば、印刷は、文字又は一連の文字、又は点字文字さえをも含む。一実施形態によれば、印刷は、例えばロゴタイプ又はグラフィックデザインのような模様のパターンを含む。したがって、印刷はマーキング又は純粋に装飾的なものであってもよい。
湿式ウェブの含水量は、出発物質及び所望の最終生成物に依存して変化させることができる。含水量が熱処理によって、ミクロフィブリル化セルロースが膨潤して印刷物が目に見えるようにするのに十分であることが重要である。これは、含水率が好ましくは5重量%を超えることを意味するが、5〜80重量%の範囲内であってもよい。あるいは、水分含量は、10〜60重量%、又は20〜50重量%、又は25〜45重量%の範囲である。
本発明がインラインで行われる場合、従来の紙又は板紙製造プロセスに組み込むことが可能である。一実施形態によれば、ウェブは湿式プロセスで製造される。
一実施形態によれば、本発明の方法は、ウェブの表面を処理する及び/又はウェブをコーティングするステップをさらに含むことができる。
「表面を処理する」とは、ウェブが表面サイジングされているか、又はコーティング等されていることを意味する。表面サイジングとは、紙及び板紙産業で使用される接触コーティング方法を意味する。それらは例えば、フィルムプレス、表面サイジング(ポンド又はフラッデッドニップサイズプレス)、ゲートロール、ゲートロール反転型コーター、ツインHSMアプリケータ、液体塗布システム、ビルブレード付きブレード/ロールメータリング、TwoStream、ミラーブレード付きブレード/ブレードメータリング、VACPLY、又は紙ウェブ上へのノズルユニットによる塗布及び計量である(第14章、Coating and surface sizing technologies(コーティング及び表面サイジング技術)、Linnonmaa,J.及びTrefz,M.,Pigment coating and surface sizing of paper(紙の顔料コーティング及び表面サイジング),Papermaking Science and Technology,Book 11,第二版,2009)。さらに、リバースグラビア又はグラビア法、例えば噴霧、紡糸又は泡沫沈着を用いるロールへの間接計量に基づくサイジングもこの定義に含めることができる。当業者にとって明らかなコーティング方法の他の変形及び改変又は組み合わせも本明細書に含まれる。
一実施形態によれば、湿式ウェブは、熱処理後に脱水又は乾燥して、乾燥又は実質的に乾燥した紙製品を提供することができる。一実施形態によれば、湿式ウェブは、例えば、紙又は板紙などの繊維質シート又はフィルム、又は熱可塑性ポリマーシート又はフィルムに積層することができる。
ウェブはまた、分散コーティング又は他の透明又は半透明コーティングなどの任意の従来のコーティングでコーティングされてもよい。
このプロセスによって形成される製品は、任意のタイプの紙又は板紙製品であってもよい。一実施形態によれば、製品はティッシュ製品であってもよい。一実施形態によれば、製品は織物製品である。別の実施形態によれば、製品は不織製品である。
1つの代替案によれば、生成物は、乾燥していない湿式ウェブ、例えば、主にミクロフィブリル化セルロースを含むウェブから形成されたお手拭(ウェットワイプ)であってもよい。
ミクロフィブリル化セルロース(MFC)は、特許出願の文脈において、100nm未満の少なくとも1つの寸法を有するナノスケールセルロース粒子繊維又はフィブリルを意味するものとする。MFCは、部分的又は完全にフィブリル化されたセルロース又はリグノセルロース繊維を含む。遊離されたフィブリルは、100nm未満の直径を有するが、実際のフィブリルの直径又は粒度分布及び/又はアスペクト比(長さ/幅)は、供給源及び製造方法に依存する。最も小さいフィブリルは基本フィブリルと呼ばれ、約2〜4nmの直径を有するが(例えば、Chinga−Carrasco、G.、Cellulose fibres, nanofibrils and microfibrils,: The morphological sequence of MFC components from a plant physiology and fibre technology point of view(セルロース繊維、ナノフィブリル及びミクロフィブリル:植物生理学及び繊維技術の点からのMFC成分の形態学的配列)、Nanoscale research letters 2011、6:417)、基本フィブリルの凝集型はまたミクロフィブリルとしても定義されることは一般的である(Fengel、D.、Ultrastructural behavior of cell wall polysaccharides(細胞壁多糖類の超構造的挙動)、Tappi J.、1970年3月、Vol 53、No.3)は、MFCの製造時に、例えば拡張精製プロセス又は圧力降下崩壊プロセスを使用することによって得られる主な製品である。供給源及び製造方法に応じて、フィブリルの長さは、約1〜10マイクロメートル超まで変えることができる。粗いMFCグレードは、フィブリル化された繊維の実質的な部分、すなわち仮道管(セルロース繊維)からの突出フィブリル、及び仮道管(セルロース繊維)から遊離された一定量のフィブリルを含むことができる。
セルロースミクロフィブリル、フィブリル化セルロース、ナノフィブリル化セルロース、フィブリル凝集体、ナノスケールセルロースフィブリル、セルロースナノファイバー、セルロースナノフィブリル、セルロースミクロファイバー、セルロースフィブリル、ミクロフィブリル状セルロース、ミクロフィブリル凝集体及びセルロースミクロフィブリル凝集体のようなMFCの様々な頭字語がある。MFCは、水中に分散されたときに、大きな表面積又は低い固体(1〜5重量%)でゲル状材料を形成する能力などの様々な物理的又は物理化学的特性により特徴付けることもできる。セルロース繊維は、形成されたMFCの最終比表面積が、凍結乾燥された材料についてBET法で測定したときに、約1〜約200m/g、又はより好ましくは50〜200m/gである程度にフィブリル化されることが好ましい。
MFCを製造するには、単一又は複数パス精製、予備加水分解、その後の精製又は高剪断崩壊又はフィブリルの遊離などの様々な方法が存在する。MFC製造をエネルギー効率かつ持続可能性にするためには、通常、1つ又は複数の前処理ステップが必要である。したがって、供給されるパルプのセルロース繊維は、例えば繊維を加水分解又は膨潤させるか、又はヘミセルロース又はリグニンの量を減少させるために、酵素的又は化学的に前処理されてもよい。セルロース繊維は、フィブリル化の前に化学的に修飾されてもよく、その場合セルロース分子は、元のセルロースに見られるよりほかの(又はそれより多くの)官能基を含有する。そのような基には、とりわけ、カルボキシメチル(CMC)、アルデヒド及び/又はカルボキシル基(N−オキシル仲介酸化によって得られるセルロース、例えば「TEMPO」)、又は第四級アンモニウム(カチオン性セルロース)が含まれる。上記の方法の1つで変性又は酸化された後、繊維をMFC又はナノフィブリルサイズ又はNFCに分解することがより容易である。
ナノフィブリル状セルロースは、いくつかのヘミセルロースを含有し得る。その量は植物源に依存する。前処理された繊維、例えば加水分解された、予備膨潤された、又は酸化されたセルロース原材料の機械的崩壊は、例えば精製機、粉砕機、ホモジナイザー、コロイダー、摩擦粉砕機、超音波ソニケーター、マイクロ流動化剤などの流動化剤、マクロ流動化剤又は流動化剤型ホモジナイザーなどの適切な装置を用いて実施する。MFC製造方法に依存して、生成物は、微粉、又はナノ結晶性セルロース、又は例えば、木材繊維又は製紙プロセスに存在する他の化学物質を含有してもよい。生成物はまた、効率的にフィブリル化されていない様々な量のミクロンサイズの繊維粒子を含有し得る。
MFCは、木材セルロース繊維、硬材又は軟材繊維の両方から製造される。それは、微生物源、小麦ストローパルプ、竹、バガス、又は他の非木材繊維源のような農業繊維から作ることもできる。それは、好ましくは、未使用の繊維からのパルプを含むパルプ、例えば機械的、化学的及び/又は熱機械的パルプから製造される。それは破損した紙や再生紙から製造することもできる。
上述のMFCの定義には、結晶性及び非晶質領域の両方を有する複数の基本フィブリルを含有するセルロースナノファイバー材料を規定するセルロースナノフィブリル(CNF)上の新しい提案されたTAPPI標準W13021が含まれるが、これらに限定されるものではなく、5〜30nmの幅を有する高アスペクト比と通常50を超えるアスペクト比を有する。
SE537517C2に開示された方法に従って、シート、すなわちお手拭(ウェットワイプ)を調製した。ミクロフィブリル化セルロース(MFC)を含むこの湿式シートを、レーザーで熱処理(すなわち、印刷)し、その後、シートをレーザー印刷後に張力を掛けて乾燥させた。図1において、シートは乾燥時に模様の印刷で描かれている。印刷は、シート上の明確に定義された部分としてレーザーによってシートの加熱が施された場所で明確に見ることができる。
図2には、シートに文字を含む印刷が設けられている。材料のz方向、すなわち材料の膨らんだ部分における材料の増加した高さは、図2に明瞭に見ることができる。
本発明の上記の詳細な説明を考慮すれば、当業者には他の変更及び変形が明らかになるであろう。しかしながら、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、そのような他の変更及び変形を行うことができることは明らかである。

Claims (13)

  1. ミクロフィブリル化セルロースを含む湿式ウェブ材料を印刷する方法であって、
    ミクロフィブリル化セルロースを含む水性懸濁液を提供するステップと、
    前記水性懸濁液を基材に適用して5〜70重量%の範囲の含水量を有する湿式ウェブを形成するステップを含み、
    該方法がさらに
    前記湿式ウェブをその少なくとも1つの明確に定義された部分を加熱することによって処理して、それによりそのウェブに少なくとも1つの加熱された部分で印刷を施すことを特徴とする、上記方法。
  2. さらに前記ウェブを脱水又は乾燥するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記乾燥したウェブが60gsm未満の坪量を有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記乾燥したウェブが400〜1500kg/mの密度を有する、請求項2又は3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記基材が製紙機の多孔性ワイヤである、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記明確に定義された部分が図形及び文字のいずれか一つ、又はその組み合わせを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記加熱がレーザーを用いて行われる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記懸濁液が全乾燥固形分を基準にして60〜100重量%の量でミクロフィブリル化セルロースを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 湿式ウェブ中の含水量が10〜60重量%、又は20〜50重量%、又は25〜45重量%の範囲にある、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 加熱のステップがインライン処理ステップで行われる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 加熱のステップがオフライン処理ステップで行われる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  12. さらにウェブの表面を処理する及び/又はウェブをコーティングするステップを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法により得られ得る、ウェブを含む、紙又は紙製品。
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