JP2018526918A - 受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステム - Google Patents

受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2018526918A
JP2018526918A JP2018511213A JP2018511213A JP2018526918A JP 2018526918 A JP2018526918 A JP 2018526918A JP 2018511213 A JP2018511213 A JP 2018511213A JP 2018511213 A JP2018511213 A JP 2018511213A JP 2018526918 A JP2018526918 A JP 2018526918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
onu
wavelength
wavelength channel
channel group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018511213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7020608B2 (ja
Inventor
ガオ、ジアンヘ
タオ、ミンフイ
イェ、ズチェン
フ、シェンメン
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2018526918A publication Critical patent/JP2018526918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7020608B2 publication Critical patent/JP7020608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0213Groups of channels or wave bands arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/0204Broadcast and select arrangements, e.g. with an optical splitter at the input before adding or dropping
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0226Fixed carrier allocation, e.g. according to service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0228Wavelength allocation for communications one-to-all, e.g. broadcasting wavelengths
    • H04J14/023Wavelength allocation for communications one-to-all, e.g. broadcasting wavelengths in WDM passive optical networks [WDM-PON]
    • H04J14/0232Wavelength allocation for communications one-to-all, e.g. broadcasting wavelengths in WDM passive optical networks [WDM-PON] for downstream transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0241Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths
    • H04J14/0242Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON
    • H04J14/0245Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for downstream transmission, e.g. optical line terminal [OLT] to ONU
    • H04J14/0246Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for downstream transmission, e.g. optical line terminal [OLT] to ONU using one wavelength per ONU
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1694Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0071Provisions for the electrical-optical layer interface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

本発明の実施形態が、受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステムを提供する。本方法は、光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する段階と、第1のメッセージをONUへ送信する段階とを含み、第1のメッセージは、波長チャネルグループの識別情報、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別情報を搬送する。本発明の実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、チャネルグループ内のチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。したがって、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。

Description

本発明の実施形態は、光通信技術に関するものであり、特に、受動光ネットワーク通信の方法及び装置並びにシステムに関するものである。
光通信技術が急速に発展するにつれて、受動光ネットワーク(PON)システムが、より広く光通信技術に適用されている。PONシステムは、時分割多重化(TDM)PON、ギガビット受動光ネットワーク(GPON)、10G−GPON、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)、10G−EPON、時間波長分割多重化(TWDM)PON、ポイントツーポイント(PtP)PON、波長分割多重化(WDM)PONなどを含んでよい。
図1に示されるように、PONシステムのタイプごとに、PONシステムは、中央局に位置する光回線終端装置(OLT)、受動光デバイスを含む光分配ネットワーク(ODN)、及びユーザ側の光ネットワークユニット(ONU)/光ネットワーク終端装置(ONT)を含んでよい。ONUは、ONU及び/又はONTを表すのに用いられてよい。
一般的なPONでは、ONUは1つの波長チャネルのみを有する(1つの波長チャネルは、1つの下り波長及び1つの上り波長を含む)。この場合、ONUの最大帯域幅は、わずか10Gbpsである。既存のPONによって提供される帯域幅では、ユーザの高帯域幅要求を満たすことができない。したがって、どのように高帯域幅を提供してサービス共有を実現するかが、解決すべき緊急の技術的課題である。
業界においてONUの帯域幅が10Gより大きいことが必要とされる場合、ONUが少なくとも1つの波長チャネルでより十分に動作することを可能にするために、本発明の実施形態が、受動光ネットワーク通信の方法及び装置並びにシステムを提供する。
第1の態様が、受動光ネットワーク通信方法を提供し、本方法は、光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する段階と、第1のメッセージをONUへ送信する段階とを含み、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別情報、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別情報を搬送する。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装態様では、光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する段階の前に、本方法はさらに、第2のメッセージをONUへ送信する段階を含み、第2のメッセージは、波長チャネルの識別子を報告するようONUに要求するために用いられる。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実装態様では、本方法はさらに、第3のメッセージをONUから受信する段階を含み、第3のメッセージは、ONUによって報告された波長チャネルの識別子を搬送する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実装態様では、本方法はさらに、ONUの波長チャネルグループと波長チャネルグループ内の波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルをOLTによってローカルに確立する段階を含む。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実装態様では、本方法はさらに、第4のメッセージをONUへ送信する段階を含み、第4のメッセージは、波長チャネルグループに関する情報を更新するようONUに命令するために用いられる。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実装態様では、第1のメッセージはさらに、ONUの識別子を搬送する。
第1の態様又は第1の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実装態様では、波長チャネルの識別情報は、ONUの波長チャネル番号、ONUの上り波長情報、ONUの下り波長情報、又はONUの上り波長情報及び下り波長情報である。
第1の態様又は第1の態様の第1から第6の可能な実装態様のうちいずれか1つに関連して、第1の態様の第7の可能な実装態様では、第1のメッセージ、第2のメッセージ、第3のメッセージ、又は第4のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージである。
第1の態様又は第1の態様の第1から第6の可能な実装態様のうちいずれか1つに関連して、第1の態様の第8の可能な実装態様では、第1のメッセージ、第2のメッセージ、第3のメッセージ、又は第4のメッセージは、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージである。
第1の態様又は第1の態様の第1から第6の可能な実装態様のうちいずれか1つに関連して、第1の態様の第9の可能な実装態様では、第1のメッセージ、第2のメッセージ、第3のメッセージ、又は第4のメッセージは、運用・管理・保守OAMメッセージである。
第1の態様又は第1の態様の第1から第6の可能な実装態様のうちいずれか1つに関連して、第1の態様の第10の可能な実装態様では、第1のメッセージ、第2のメッセージ、第3のメッセージ、又は第4のメッセージは、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである。
第2の態様が、受動光ネットワークPON通信装置を提供し、本装置は、光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定するように構成された処理ユニットと、第1のメッセージをONUへ送信するように構成された送信ユニットとを含み、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別情報、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別情報を搬送する。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実装態様では、送信ユニットはさらに、第2のメッセージをONUへ送信するように構成されており、第2のメッセージは、波長チャネルの識別子を報告するようONUに要求するために用いられる。
第2の態様又は第2の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実装態様では、本装置はさらに、第3のメッセージをONUから受信するように構成された受信ユニットを含み、第3のメッセージは、ONUの波長チャネルの識別子を搬送する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実装態様では、処理ユニットはさらに、ONUの波長チャネルグループと波長チャネルグループ内の波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実装態様では、送信ユニットはさらに、波長チャネルグループを更新するようONUに命令するために、波長チャネルグループ更新メッセージをONUへ送信するように構成される。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実装態様では、第1のメッセージはさらに、ONUの識別子を搬送する。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実装態様では、波長チャネルの識別子は、ONUの波長チャネル番号、ONUの上り波長情報、ONUの下り波長情報、又はONUの上り波長情報及び下り波長情報である。
第2の態様又は第2の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第7の可能な実装態様では、第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである。
第3の態様が、受動光ネットワーク通信方法を提供し、本方法は、第1のメッセージを光回線終端装置OLTから受信する段階であって、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するよう光ネットワークユニットONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別子、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、段階と、第1のメッセージに従って波長チャネルグループを確立する段階とを含む。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実装態様では、本方法はさらに、光回線終端装置OLTによって送信された第1のメッセージを受信する段階を含み、第1のメッセージは、波長チャネルの識別子を報告するよう光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実装態様では、本方法はさらに、ONUの波長チャネルの識別子をOLTへ送信する段階を含む。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実装態様では、本方法はさらに、ONUの波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルをONUによって確立する段階を含む。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実装態様では、第1のメッセージはさらに、ONUの識別子を搬送する。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実装態様では、波長チャネルの識別情報は、ONUの波長チャネル番号、ONUの上り波長情報、ONUの下り波長情報、又はONUの上り波長情報及び下り波長情報である。
第3の態様又は第3の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第3の態様の第6の可能な実装態様では、第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである。
第4の態様が、受動光ネットワークPON通信装置を提供し、本装置は、第1のメッセージをOLTから受信するように構成された受信ユニットであって、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別子、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、受信ユニットと、第1のメッセージに従って波長チャネルグループを確立するように構成された処理ユニットとを含む。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実装態様では、受信ユニットはさらに、光回線終端装置OLTによって送信された第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、波長チャネルの識別子を報告するよう光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる。
第4の態様又は第4の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実装態様では、本装置はさらに、ONUの波長チャネルの識別子をOLTへ送信するように構成された送信ユニットを含む。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実装態様では、処理ユニットはさらに、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係に関する情報を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実装態様では、第1のメッセージはさらに、ONUの識別子を搬送する。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第4の態様の第5の可能な実装態様では、波長チャネルの識別情報は、ONUの波長チャネル番号、ONUの上り波長情報、ONUの下り波長情報、又はONUの上り波長情報及び下り波長情報である。
第4の態様又は第4の態様の任意の可能な実装態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実装態様では、第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである。
第5の態様が、受動光ネットワークPONシステムを提供し、本システムは、光回線終端装置OLTと、少なくとも1つの光ネットワークユニットONUを含み、OLTは、光分配ネットワークODNを用いることで、少なくとも1つのONUに接続され、OLTは、第2の態様又は第2の態様の第1から第7の可能な実装態様のうちいずれか1つに記載の装置であり、ONUは、第4の態様又は第4の態様の第1から第6の可能な実装態様のうちいずれか1つに記載の装置である。
本発明の実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、高帯域幅能力が実装され得る。さらに、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。したがって、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。
本発明の実施形態又は先行技術における技術的解決手段を、より明確に説明するために、以下では、これらの実施形態又は先行技術を説明するのに必要な添付図面を簡潔に紹介する。以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示しており、当業者であれば、創造的努力をすることなく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
先行技術におけるPONネットワークの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるTWDM−PONネットワークの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるMSD−WDM−PONネットワークの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるSSD−WDM−PONネットワークの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるWA−PONネットワークの概略構造図である。
本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信方法の概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態による受動光ネットワーク通信方法の概略フローチャートである。
本発明の別の実施形態による受動光ネットワーク通信のインタラクション方法の概略図である。
本発明の別の実施形態による受動光ネットワーク通信のインタラクション方法の概略図である。
本発明の一実施形態による光回線終端装置の概略構造図である。
本発明の一実施形態による光ネットワークユニットの概略構造図である。
本発明の別の実施形態による光回線終端装置の概略構造図である。
本発明の別の実施形態による光ネットワークユニットの概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段、及び利点をより明確にするために、以下では、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手段を明確且つ十分に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部であって、全てではないことは明らかである。本発明の実施形態に基づいて、創造的努力をすることなく、当業者によって取得された他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれることになる。
本発明の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、既存のTWDM−PONシステムアーキテクチャを説明し、その後、本発明のネットワークアーキテクチャへと続く。
図2は、TWDM−PONシステムのネットワークアーキテクチャの概略図である。図2に示されるように、TWDM−PONシステム100は、1つのOLT100と、複数のONU120と、光分配ネットワーク(Optical Distribution Network、ODN)130とを含む。OLT110は、ODN130を用いて、ポイントツーマルチポイント方式で複数のONU120に接続される。TWDM−PONシステム100は、少なくとも1つのOLTを含み得る。複数のONU120は、ODN130の光伝送媒体を共有する。ODN130は、フィーダファイバ131と、光パワースプリッタモジュール132と、複数の分配ファイバ133とを含み得る。光パワースプリッタモジュール132は、リモートノード(Remote Node、RN)上に配置されてよく、フィーダファイバ131を用いてOLT110に接続され、複数の分配ファイバ133を用いて複数のONU120に個別に接続される。TWDM−PONシステム100では、OLT110と複数のONU120との間の通信リンクが、複数の波長チャネルを含むことができ、ODN130の光伝送媒体は、WDM方式で、複数の波長チャネルによって共有される。各ONU120は、TWDM−PONシステム100の複数の波長チャネルのうち1つで動作することができ、各波長チャネルは、1つ又は複数のONU120のサービスを受け持つことができる。さらに、同じ波長チャネル上で動作するONU120は、TDM方式で波長チャネルを共有することができる。図2において、TWDM−PONシステム100が4つの波長チャネルを含む一例が、説明に用いられている。実際の応用では、TWDM−PONシステム100の波長チャネル数が、ネットワーク要件に従って設定され得ることを理解されたい。
説明を容易にする目的で、図2におけるTWDM−PONシステム100の4つの波長チャネルを、波長チャネル1、波長チャネル2、波長チャネル3、及び波長チャネル4と呼ぶ。各波長チャネルは、1組の上り波長及び下り波長を用いる。例えば、波長チャネル1の上り波長及び下り波長は、λu1及びλd1であってよく、波長チャネル2の上り波長及び下り波長は、λu2及びλd2であってよく、波長チャネル3の上り波長及び下り波長は、λu3及びλd3であってよく、波長チャネル4の上り波長及び下り波長は、λu4及びλd4であってよい。各波長チャネルは、対応する波長チャネル識別子を有してよく(例えば、4つの波長チャネルのチャネル番号が、1、2、3、及び4であってよい)、すなわち、波長チャネル識別子と、波長チャネル識別子によって識別される波長チャネルの上り波長及び下り波長との間に対応関係が存在する。OLT110及びONU120は、波長チャネル識別子に従って、波長チャネルの上り波長及び下り波長を認識することができる。
OLT110は、光カプラ111、第1の波長分割多重化装置112、第2の波長分割多重化装置113、複数の下り光送信機Tx1〜Tx4、複数の上り光受信機Rx1〜Rx4、及び処理モジュール114を含み得る。複数の下り光送信機Tx1〜Tx4は、第1の波長分割多重化装置112を用いて光カプラ111に接続され、複数の上り光受信機Rx1〜Rx4は、第2の波長分割多重化装置113を用いて光カプラ111に接続され、カプラ111はさらに、ODN130のフィーダファイバ131に接続される。
複数の下り光送信機Tx1〜Tx4は、異なる伝送波長を有し、下り光送信機Tx1〜Tx4のそれぞれは、TWDM−PONシステム100の1つの波長チャネルに対応し得る。例えば、複数の下り光送信機Tx1〜Tx4の伝送波長は、λd1〜λd4であってよい。下り光送信機Tx1〜Tx4はそれぞれ、下り光送信機Tx1〜Tx4の伝送波長λd1〜λd4を用いて、対応する波長チャネルへ下りデータを伝送することができ、これにより、対応する波長チャネル上で動作するONU120が、下りデータを受信する。これに対応して、複数の上り光受信機Rx1〜Rx4は、異なる受信波長を有してよく、同様に、上り光受信機Rx1〜Rx4のそれぞれは、TWDM−PONシステム100の1つの波長チャネルに対応する。例えば、複数の上り光受信機Rx1〜Rx4の受信波長は、λu1〜λu4であってよい。上り光受信機Rx1〜Rx4はそれぞれ、上り光受信機Rx1〜Rx4の受信波長λu1〜λu4を用いて、対応する波長チャネル上で動作するONU120によって送信された上りデータを受信することができる。
第1の波長分割多重化装置112は、複数の下り光送信機Tx1〜Tx4によって伝送され、それらの波長がλd1〜λd4である下りデータに対して、波長分割多重化処理を実行し、ODN130を用いてONU120に下りデータを供給するために、光カプラ111を用いてODN130のフィーダファイバ131へ下りデータを送信するように構成される。また、光カプラ111はさらに、複数のONU120からの、それぞれの波長がλu1〜λu4である上りデータを第2の波長分割多重化装置113に供給するように構成されてよく、第2の波長分割多重化装置113は、波長がλu1〜λu4である上りデータを、データ受信のために上り光受信機Rx1〜Rx4へ多重分離することができる。
処理モジュール114は、媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)モジュールであってよい。処理モジュール114は、波長ネゴシエーションによって、複数のONU120に対して動作波長チャネルを指定し、ONU120の動作波長チャネルに従って、各波長チャネルに対応する下り光送信機Tx1〜Tx4に、ONU120へ送信される下りデータを供給することができ、これにより、下り光送信機Tx1〜Tx4は、対応する波長チャネルへ下りデータを伝送する。また、処理モジュール114はさらに、それぞれの波長チャネルに対して、上り動的帯域幅割り当て(Dynamic Bandwidth Allocation、DBA)を実行し、ONU120に対応する波長チャネルを用いて、ONU120に特定のタイムスロットで上りデータを送信することを許可するために、TDM方式で同じ波長チャネルに多重化されるONU120に上り送信タイムスロットを割り当てることができる。
各ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長は、調整可能である。ONU120は、OLT110によって指定された波長チャネルに従って、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、波長チャネルの上り波長及び下り波長に個別に調整することができ、その結果、当該波長チャネルを用いて送信及び受信する上りデータ及び下りデータを実現する。例えば、OLT110が、波長ネゴシエーションプロセスにおいて、波長チャネル1上で動作するようONU120に命令する場合、ONU120は、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、第1の上り波長λu1及び第1の下り波長λd1に個別に調整することができる。OLT110が、波長チャネル3上で動作するようONU120に命令する場合、ONU120は、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、第3の上り波長λu3及び第1の下り波長λd3に個別に調整することができる。
ONU120は、光カプラ121、下り光受信機122、上り光送信機123、及び処理モジュール124を含んでよい。光カプラ121を用いることで、下り光受信機122及び上り光送信機123は、ONU120に対応する分配ファイバ133に接続される。光カプラ121は、ODN130を用いて上りデータをOLT110へ送信するために、上り光送信機123によって送信される上りデータをODN130の分配ファイバ133に供給することができる。また、光カプラ121はさらに、データ受信のために下り光受信機122に下りデータを供給することができ、下りデータは、OLT110によりODN130を用いて送信される。
処理モジュール124は、MACモジュールであってよい。処理モジュール124は、OLT110と波長ネゴシエーションを行い、下り光受信機122の受信波長及び上り光送信機123の伝送波長を、OLT110によって指定された波長チャネルに従って調整(すなわち、ONU120の下り受信波長及び上り伝送波長を調整)することができ、これにより、ONU120は、OLT110によって指定された波長チャネル上で動作する。また、処理モジュール124はさらに、指定されたタイムスロットで上りデータを送信するために、OLT110の動的帯域幅割り当て結果に従って、上り光送信機123を制御することができる。
TWDM−PONシステム100が動作するときに、多数のオンラインONU120が存在する場合、一部のONU120が波長チャネル1上で動作してよく、一部のONU120が波長チャネル2上で動作してよく、一部のONU120が波長チャネル3上で動作してよく、一部のONU120が波長チャネル4上で動作してよい。さらに、全ての波長チャネル上のONU120の数は、基本的に同じである。しかしながら、実際の動作においては、全ての波長チャネル上のONU120の数は、ユーザが動的にオンライン又はオフラインになることに起因して、異なることがある。例えば、ある波長チャネル上には、比較的多数のONU120が存在することがあり、1つ又は複数の他の波長チャネル上には、比較的少数のONU120が存在し、ONU120によって用いられる波長チャネルが存在しないことさえある。すなわち、波長チャネル負荷の不均衡が生じることがある。この場合、より多くのONU120によって用いられる波長チャネルが、より重い負荷を有する。同じ波長チャネル上で動作するONU120は、TDM方式でサービスの多重化を実行するので、1つの波長チャネルの負荷が過度に重い場合に、不十分な帯域幅に起因して、ONU120の通常のサービスが影響を受けることがある。
現在の業界では、ONUの帯域幅が10Gより大きくなることを期待しており、各ONUは、少なくとも1つの波長チャネルを含む必要がある。NG−EPONの要件論議において、いくつかの新たなネットワーク構造が提案されており、その中には、単一スケジューリングドメイン波長分割多重化PON(Single Scheduling Domain WDM−PON、SSD−WDM−PON)、波長アジャイルPON(Wavelength Agile PON、WA−PON)、及び複数スケジューリングドメイン波長分割多重化PON(Multiple Scheduling Domain WDM−PON、MSD−WDM−PON)が含まれる。これらの新たなネットワーク構造では、ONUはまた、商用ユーザの高帯域幅要求を満たすために、少なくとも1つの波長チャネルを含む必要がある。
図3Aに示されるように、一般的なNG−EPONアーキテクチャでは、PONシステムは、全部で4つの波長チャネルを含む。OLT側において、各波長チャネルは、1つの独立した帯域幅スケジューリングモジュール、例えば、図3Aに示されるOLT内のスケジューリングモジュール1〜4に対応する。各ONUは、1つの波長チャネルに対応する。ONU1〜3は波長チャネルλ1上で動作し、ONU4及びONU5は波長チャネルλ2上で動作し、ONU6及びONU8は波長チャネルλ3上で動作し、ONU7及びONU9は波長チャネルλ4上で動作する。図3Aは、ONUの動作タイムスロット図であり、各台形ブロックが1つのタイムスロットを表す。波長チャネルλ1において、OLTは、異なる長さを持つ3つのタイムスロットをONU1〜3に割り当て、波長チャネルλ2において、OLTは、より多くの上りタイムスロットをONU4に割り当てる。同様に、波長チャネルλ3において、OLTは、より多くの上りタイムスロットをONU6に割り当て、波長チャネルλ4において、OLTは、より多くの上りタイムスロットをONU9に割り当てる。このアーキテクチャでは、波長チャネルに障害がある場合、OLTは、保護スイッチングを開始し、障害がある波長チャネル上のサービスを別の波長チャネルに再割り当てする必要がある。この保護スイッチングプロセスは、OLTの複数の帯域幅スケジューリングモジュール及び保護スイッチングモジュールの連携を必要とする。OLTシステムが大きな影響を受け、これが原因で、スイッチング速度が比較的遅くなる。
対称モード(上り速度及び下り速度が両方とも10Gbps)及び非対称モード(下り速度が10Gbps、上り速度が1Gbps)が、現在の10G−EPONに規定されている。4K高精細ビデオの要求、及び高帯域幅を求める企業がますます増えるにつれて、現在の10G−EPONの10G帯域幅は徐々に、クライアントの要求を満たすことができなくなっている。したがって、高帯域幅NG−EPONへの要求が、議題に載せられている。
図3Bに示されるように、各ONUの帯域幅を改善するために、IEEEは、新たなNG−EPONネットワークアーキテクチャを公開している。図3Bは、図3Aと同じであってよく、ONUの動作タイムスロット図として理解されてよい。ONU1の利用可能な波長チャネルがλ1〜λ4であり、ONU2の利用可能な波長チャネルがλ1〜λ4であり、ONU3の利用可能な波長チャネルがλ1〜λ4である。波長チャネルλ1〜λ4において、OLTが、異なるタイムスロット(各台形ブロックが1つのタイムスロットを表す)をONU1〜ONU3に割り当て、波長チャネルλ1〜λ4が並列に動作する。このネットワークアーキテクチャにおいて、OLTは、統合された1つの帯域幅スケジューリングモジュールのみを含む。この構造の利点は、帯域幅全体の利用率が高くなり、各ONUが最大帯域幅を取得できるという点である。もちろん、ある応用シナリオにおいて、ONUは、4つの波長チャネルを有効にする必要はなく、2つ又は3つの波長チャネルで十分な場合がある。したがって、より柔軟なアーキテクチャがNG−EPONに規定されている。図3Cに示されるように、このネットワーク構造では、ONU1が1つの波長チャネルλ1のみを含み、ONU2が2つの波長チャネルλ1及びλ2を含み、ONU3が3つの波長チャネルλ1〜λ3を含み、ONU4が4つの波長チャネルλ1〜λ4を含む。図3Cは、図3Aと図3Bとの混成構造とみなされてよい。異なる波長チャネルを含むこれらのONUは、同じ光スプリッタで共存してよい。したがって、様々な応用シナリオを満たすことができ、この混成構造が、最も高い帯域幅利用率を有し、様々なサービスをサポートする、最も柔軟なNG−EPONネットワーク構造である。
本発明の以下の実施形態は、ONUが複数の波長チャネルを含む(1つの波長チャネルという特別な場合を含む)前述のネットワーク構造に基づいている。中心となる考えは、統合されたより高い帯域幅スケジューリングと波長チャネル管理とを実現するために、複数の物理波長チャネルが高帯域幅論理チャネルに結合され(又は、波長チャネルグループとして理解され)、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピングが確立されるというものである。例えば、ONU3は、3つの利用可能な波長チャネル、すなわち、C1、C2、及びC3を含む。各波長チャネルは、波長対、すなわち、1つの上り波長と1つの下り波長とを含む。各波長チャネルは、10Gbpsの帯域幅に対応する。したがって、本発明の本実施形態において、論理チャネルグループG1が確立され、これにより、論理チャネルグループG1は、3つの波長チャネル、すなわち、C1、C2、及びC3を含む(実際の処理では、論理チャネルグループG1は、1つの波長チャネルのみ、又は任意の2つの波長チャネルのみを含んでよく、全ての利用可能な波長チャネルを含む必要はない)。このように、OLT側において、30Gbpsの高帯域幅チャネルが取得される。そのような処理の利点は、以下の通りである。チャネルC2に障害があると想定される場合、OLTのスケジューリングモジュールが、サービスを残りの波長チャネルC1及びC3に迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、3つの独立した10Gbpsの帯域幅スケジューリングモジュール間のインタラクションの課題が回避される。したがって、帯域幅スケジューリング管理の効率と帯域幅利用率とが高くなる。特定の技術的解決手段については、以下の実施形態を参照されたい。
図4は、本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信方法400のフローチャートである。図4に示されるように、本実施形態の本方法は、以下の段階を含む。
段階410:ONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する。
具体的には、OLTが、事前設定されたルールを用いることで、波長チャネルグループ内の波長チャネルを選択又は決定し、チャネルグループの識別情報、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別情報をONUに通知する。
事前設定されたルールによれば、OLTは、現在の負荷状況、特定のアルゴリズム、及び現在の波長チャネルの使用状況などの要因に従って、割り当てを実行することができる。
段階420:第1のメッセージをONUへ送信する。第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別情報、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別情報を搬送する。
第1のメッセージは、多地点制御プロトコル(MPCP)メッセージ、運用・管理・保守(OAM)メッセージ、物理層運用・管理・保守(PLOAM)メッセージ、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェース(OMCI)メッセージ、又はユーザ定義メッセージであってよい。
波長チャネルグループの識別情報は、波長チャネルグループを一意に識別するためのID又は番号であってよいことに留意されたい。波長チャネルの識別情報は、ONUの波長チャネルを識別するための、ID、上り波長情報、下り波長情報、若しくは波長対情報、又は、波長チャネル情報を識別するための別の独自の識別子であってよい。
特定の実装態様において、段階S410の前に、本方法はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
S430:OLTは、要求メッセージをONUへ送信する。要求メッセージは、現在利用可能な波長チャネルに関する情報を報告するようONUに要求するために用いられる。
ONUの現在利用可能な波長チャネルに関する情報は、ONUに現在挿入されている光モジュールの数に関連することを理解されたい。
要求メッセージはさらに、現在利用可能な波長チャネルの数、現在サポートされる波長チャネルの最大数、又は各波長チャネルに対応する論理リンク識別子LLIDなどの情報を報告するようONUに要求するために用いられ得ることが好ましい。
特定の実装態様において、例えば、ONU1は、ONU1が全部で4つの利用可能な波長チャネル、すなわち、波長チャネルλ1〜λ4を有することをOLTに報告する。OLTは、ルールに従って(ルールは、OLTの保守要員又は技術者によって、コマンドライン又はコンソールを用いて設定されてよい)、チャネルグループIDが1であるG#1をONU1に割り当てる。G#1の要素はλ1〜λ3であり、λ4は、このチャネルグループに入っていない。
方法400はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
S440:OLTは、ONUによって報告された波長チャネルに関する情報を受信する。
方法400はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
S450:OLTは、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピングに関する情報を格納するために、波長チャネルマッピングテーブルをローカルに確立する。特定の実装態様において、波長チャネルマッピングテーブルは、以下の表1に示され得る。
表1に示されるように、OLTは、4つのONUに接続される(これは、単に一例にすぎない)。OLTによってONU1に割り当てられたチャネルグループのIDは1であり、ONU1のチャネルグループは、波長チャネルλ1〜λ4を含む。OLTによってONU2に割り当てられたチャネルグループのIDは2であり、ONU2のチャネルグループは、波長チャネルλ1〜λ3を含む。OLTによってONU3に割り当てられたチャネルグループのIDは3であり、ONU3のチャネルグループは、波長チャネルλ2〜λ4を含む。OLTによってONU4に割り当てられたチャネルグループのIDは4であり、ONU4のチャネルグループは、波長チャネルλ1〜λ3を含む。
任意選択で、方法400はさらに、以下の段階を含む。
S460:OLTは、波長チャネルに関する情報を更新するようONUに命令するために、波長チャネル更新メッセージをONUへ送信する。
具体的には、更新オペレーションは、削除、追加、無効化、休止、又は再有効化であってよい。波長チャネルが波長チャネルマッピングテーブルに格納されている場合、削除、追加、無効化、休止、又は再有効化が、波長チャネル全体に対して実行される。上り波長及び下り波長が波長チャネルマッピングテーブルに格納されている場合、更新オペレーションは、下り波長の削除、下り波長の追加、下り波長の無効化、下り波長の休止、若しくは下り波長の有効化であってよく、又は、上り波長の削除、上り波長の追加、上り波長の無効化、上り波長の休止、若しくは上り波長の有効化であってよい。
任意選択で、波長チャネル更新メッセージは、OAMメッセージ、MPCPメッセージ、PLOAMメッセージ、又はOMCIメッセージであってよい。
波長チャネルグループに要素が存在しなくてよいこと、又は、波長チャネルグループが1つ又は複数の要素を含んでよいことに留意されたい。
本発明の本実施形態では、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。したがって、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。
図5は、本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信方法500のフローチャートである。図5に示されるように、本実施形態の本方法は、以下の段階を含む。
段階510:OLTによって送信された第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別子、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する。
段階520:第1のメッセージに従って、波長チャネルグループを確立する。
任意選択で、第1のメッセージは、多地点制御プロトコル(MPCP)メッセージ、運用・管理・保守(OAM)メッセージ、物理層運用・管理・保守(PLOAM)メッセージ、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェース(OMCI)メッセージ、又はユーザ定義メッセージであってよい。
段階510の前に、方法500はさらに以下の段階を含むことが好ましい。
段階530:OLTによって送信された第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは、現在利用可能な波長チャネルの識別情報を報告するようONUに要求するために用いられる。
具体的には、波長チャネルの識別情報は、波長ID、波長対ID、上り波長情報、下り波長情報、又は、上り波長情報及び下り波長情報であってよい。本発明では、波長チャネルの識別子は、ONUの波長チャネルを一意に識別するための情報として規定されてよく、前述の例のうち1つ又は複数であってよい。
任意選択で、第2のメッセージはさらに、現在サポートされているチャネルの最大数、現在利用可能なチャネル数、又は各チャネルに対応する論理リンク識別子(LLID)などの情報を報告するようONUに要求するために用いられてよい。
任意選択で、第2のメッセージは、MPCPメッセージ、OAMメッセージ、PLOAMメッセージ、又はOMCIメッセージであってよい。
方法500はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
段階540:第2のメッセージの応答メッセージをOLTへ送信する。応答メッセージは、ONUの波長チャネルの識別子を搬送する。
これに対応して、第2のメッセージの応答メッセージはさらに、現在サポートされているONUのチャネルの最大数、現在利用可能なチャネル数、又は各チャネルに対応する論理リンク識別子LLIDなどの情報を搬送することができる。
方法500はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
段階550:第1のメッセージを受信した後に、ONUは、波長チャネルグループマッピングテーブルをONUにローカルに確立し、マッピングテーブルは、チャネルグループとチャネルグループ内の要素との間のマッピング関係を記録するのに用いられる。1つのONUには、複数の論理チャネルグループが含まれ得ることを理解されたい。
例えば、以下の表2は、ONUによって確立された波長チャネルグループマッピングテーブルの一例である。
表2に示されるように、ONUは、2つの波長チャネルグループ、すなわち、ID1及びID2をローカルに含む。波長チャネルグループ1は、波長チャネルλ1及びλ2を含み、波長チャネルグループ2は、波長チャネルλ3及びλ4を含む。
波長チャネルグループを確立することは、第1のメッセージを受信した後に、ONUが、波長チャネルマッピングテーブルをローカルに確立し、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係を確立することであってよいことを理解されたい。その後OLTが帯域幅をONUに割り当てる場合、OLTは、波長チャネルグループを全体として用いることで、帯域幅割り当てを実行することができる。例えば、特定の実装態様において、OLTは、30Mの帯域幅をONU1のチャネルグループ1に割り当て、事前設定されたサービス均衡ルールに従って、30Mがチャネルグループに割り当てられる。例えば、10Mが、各波長チャネルに割り当てられてよく、又は、5、5、及び20などの別の帯域幅の組み合わせに従って、割り当てが実行されてよい。
第2のメッセージの応答メッセージは、PLOAMメッセージ、MPCPメッセージ、OAMメッセージ、又はOMCIメッセージを使って搬送されてよいことを理解されたい。
方法500はさらに、以下の段階を含むことが好ましい。
S560:波長チャネルマッピングテーブルを更新する。
具体的には、更新オペレーションは、削除、追加、無効化、休止、又は再有効化であってよい。波長チャネルが波長チャネルマッピングテーブルに格納されている場合、削除、追加、無効化、休止、又は再有効化が、波長チャネル全体に対して実行される。上り波長及び下り波長が波長チャネルマッピングテーブルに格納されている場合、更新オペレーションは、下り波長の削除、下り波長の追加、下り波長の無効化、下り波長の休止、若しくは下り波長の有効化であってよく、又は、上り波長の削除、上り波長の追加、上り波長の無効化、上り波長の休止、若しくは上り波長の有効化であってよい。
例えば、特定の実装態様において、OLTは、波長チャネル更新メッセージをONUに送る。波長チャネル更新メッセージは、MPCPメッセージ、OAMメッセージ、PLOAMメッセージ、又はOMCIメッセージを使って搬送されてよい。波長チャネル更新メッセージは、波長チャネルを追加、削除、又は修正するようONUに命令するために用いられてよい。当業者であれば、波長チャネルマッピングテーブルの更新は通常、OLTによって開始され、特別な場合にはONUによって任意で開始され得ることを理解するはずである。例えば、ONUのチャネルグループ状況の更新は、ハードウェア信号検出によってトリガされてよく、又は、ONUは、トリガの実行後に、波長チャネル更新要求をOLTへ送信し、OLTは、対応する処理を実行した後に、波長チャネルマッピングテーブルを更新するようONUに命令する。
任意選択で、OLTによって波長チャネルマッピングテーブルを更新するプロセスにおけるインタラクションメッセージが、OAMメッセージ、MPCPメッセージ、PLOAMメッセージ、又はOMCIメッセージであってよい。
波長チャネルグループに要素が存在しなくてよいこと、又は、波長チャネルグループが1つ又は複数の要素を含んでよいことに留意されたい。
本発明の本実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。例えば、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。
以下ではさらに、特定の応用シナリオを参照して、本発明を説明する。図6は、本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信方法の概略インタラクションフローチャートである。図6に示されるように、本実施形態における本方法は、以下の段階を含む。
S601:ONUが、ランダムに、又は事前設定された登録ルールに従って、波長チャネルを選択する。
具体的には、ONUは、ランダムに、又は事前設定された登録ルールに従って、複数の利用可能な波長チャネルのうち1つを選択することができ、この登録プロセスは、先行技術のPON登録プロセスと同じである。詳細は、本明細書において説明しない。ONU登録プロセスでは、別の波長チャネルが一時的に無効にされるか又は休止状態にされてよく、ONUは、選択された波長チャネルを用いることで登録に成功する。
ONU登録プロセスにおけるONUとOLTとの間のインタラクションメッセージについては、先行技術のGPONフォーマット又はEPONフォーマットを参照することを理解されたい。
S602:OLTが要求メッセージをONUへ送る。要求メッセージは、ONUの現在利用可能な波長チャネルの識別情報を報告するようONUに要求するために用いられる。
具体的には、OLTは、MPCPメッセージ、OAMメッセージ、PLOAMメッセージ、又はOMCIメッセージに要求メッセージを追加することができる。
S603:ONUは、ONUの現在利用可能な波長チャネルに関する情報を報告する。
S604:OLTは、事前設定されたルールに従って、波長チャネルグループを決定し、波長チャネルグループ内の要素を決定する。
OLTは、1つ又は複数の波長チャネルグループを決定し得ることに留意されたい。波長チャネルグループに要素が存在しなくてよく、又は、波長チャネルグループが1つ又は複数の要素を含んでよい。
S605:OLTは、波長チャネルグループに関する情報、及び波長チャネルグループ内の要素に関する情報を、下りメッセージを用いてONUへ送信する。
例えば、特定の実装態様において、OLTは、ONUの波長チャネルグループのIDが1であり、波長チャネルグループ内の要素のIDがλ1〜λ4であることを、MPCPメッセージを用いてONUに通知する。
S606:ONUは、波長チャネルグループ内の別の要素を用いて、OLTに登録する。
例えば、特定の実装態様において、波長チャネルグループは、波長チャネル1、波長チャネル2、及び波長チャネル3を含む。段階601において、ONUは、波長チャネル1を用いて登録を行う。その後、段階606において、ONUは、波長チャネル2及び波長チャネル3を個別に用いて、OLTに登録する。このように、全ての波長チャネルを用いて、登録が成功する。
波長チャネル2及び波長チャネル3を用いて、OLTに登録するプロセスは、段階601の登録プロセスと基本的に同じであることを理解されたい。
S607:OLTは、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立する。
その後OLTは、波長チャネルマッピングテーブルを動的に更新できることを、理解されたい。動的な更新とは、チャネルグループ要素に関して、OLTが追加、削除、休止、又は無効化を実行できることを示す。
もちろん、チャネルマッピングテーブルはさらに、ONUの現在サポートされているチャネルの最大数、ONUの現在利用可能なチャネルの数、現在用いられているチャネルの数、各波長チャネルに対応するLLID、又はMACアドレスなどの他の必要情報を含んでよい。
当業者であれば、波長チャネルグループマッピングテーブルがOLT装置及びONU装置に設定された後に、これに対応してデータ転送テーブルも、最初の転送テーブル内の宛先ポートを、チャネルグループに論理的に対応する仮想ポートに修正するために、修正される必要があることを理解するはずである。
本発明の理解を容易にする目的で、以下では、各段階におけるメッセージフィールドを詳細に説明する。
段階602において、OLTは、現在利用可能な波長チャネルに関する情報を報告するようONUに要求するために、要求メッセージをONUへ送る。例えば、OLTによって送られる要求メッセージは、Channel_reqメッセージと呼ばれ、ONUによって報告されるメッセージは、Channel_ackメッセージと呼ばれる。
段階605において、OLTは、波長チャネルグループに関する情報、及び波長チャネルグループ内の要素に関する情報を、下りメッセージを用いてONUへ送信する。下りメッセージは、CH_Group_ackメッセージと呼ばれ、これにより、このメッセージは、ONUのチャネルグループのID、及びチャネルグループ内の要素のIDを搬送する。
特定の実装態様において、Channel_reqメッセージ、Channel_ackメッセージ、及びCH_Group_ackメッセージが、MPCPプロトコルを用いて搬送される場合、メッセージフォーマットは以下の通りであってよい。
表3は、既存のMPCPプロトコルのフレームフォーマットである。宛先アドレス(Destination Address、DA)は、6バイトを占有し、パケットの送信先のIPアドレスを識別するのに用いられる。
送信元アドレス(Source Address、SA)は、6バイトを占有し、パケットの送信元のIPアドレスを識別するのに用いられる。
パケットの長さ/タイプ(Length/Type)は、2バイトを占有し、パケットの長さ及びタイプを識別するのに用いられる。
オペレーションコード(Opcode)は、2バイトを占有し、MPCPフレームの番号を識別するのに用いられる。
タイムスタンプ(Time Stamps)は、4バイトを占有し、パケットを送信した時間を識別するのに用いられる。
データ/予約フィールド(Data/Reserved Field)は、40バイトを占有し、データ情報を搬送するのに用いられるか、又は拡張用途のための予約フィールドとして用いられる。
フレームチェックシーケンス(FCS)は、4バイトを占有し、パリティビットを示すのに用いられる。
GATEフレーム、REPORTフレーム、REGISTER_REQフレーム、REGISTERフレーム、及びREGISTER_ACKフレームを含む5つのタイプのMPCPフレームが、既存の規格で記録されている。5つのタイプのフレーム全てには、宛先アドレス、送信元アドレス、長さ/タイプ、オペレーションコード、タイムスタンプ、データ/予約フィールド、及びフレームチェックシーケンスなどの前述のフィールドが含まれる。異なるフレームフィールドは、異なるコンテンツを有する。5つのタイプのフレームのOpcodeフィールドは、0002、0003、0004、0005、及び0006である。
例えば、本実施形態において、channel_reqメッセージフォーマットの場合、チャネル情報を報告するようONUに要求するために、フィールド名が、既存のフォーマットの予約フィールドを拡張することで、チャネル情報として設定されてよい(又は、別のフィールド名として設定されてよい)。フィールドの長さは1バイトであってよく(フィールド長は、実際の要求に従って設定されてよく、1バイトは説明用の一例にすぎない)、全部で8バイトある。
具体的には、Channel_ackメッセージは、以下の表4に示され得る。
CH_Group_ackメッセージのフォーマットが、以下の表5に示され得る。
Channel_reqメッセージ、Channel_ackメッセージ、又はCH_Group_ackメッセージはさらに、別のフィールド、例えば、ONUの現在利用可能なチャネルの数、ONUによってサポートされるチャネルの最大数、又は各チャネルに対応するLLIDなどの情報を搬送できることを理解されたい。前述のフィールドは、既存のMPCPメッセージの予約フィールドを拡張することで、実装されてよい。詳細は、本明細書において説明しない。
任意選択で、波長チャネルグループマッピングテーブルが、OLT及びONUによって問題なく確立された後、OLT及びONUは、チャネルグループ要素を更新してよく、又は、要求に従ってチャネルグループ要素の動作状態を変更してよい。ONUは、ハードウェア信号検出によって、チャネルグループ状態を更新するようトリガしてよく、若しくは、ONUは、トリガを実行して波長チャネルグループマッピングテーブル更新要求をOLTへ送信し、OLTは、ONUのチャネルグループを更新する、又は、OLTは、ONUのチャネルグループ更新を能動的に開始し、OLTは、ONUのチャネルグループ状態を更新するために、CH_Group_ackメッセージを直接送信する。
別の特定の実装態様において、OAMメッセージがChannel_reqメッセージ、Channel_ackメッセージ、及びCH_Group_ackメッセージを搬送する場合、メッセージフォーマットは、以下の通りであってよい。
規格で規定されるOAMメッセージフォーマットが、表6に示されている。
OAMプロトコルを用いて搬送されるChannel_reqメッセージ又はChannel_ackメッセージのフォーマットが、以下の表7に示され得る。
OAMプロトコルを用いて搬送されるCH_Group_ackメッセージのフォーマットが、以下の表8に示され得る。
別の特定の実装態様において、CH_Group_ackメッセージが、PLOAMプロトコルを用いて搬送される場合、そのCH_Group_ackメッセージのフォーマットが、以下の表9に示され得る。
特定の実装態様において、CH_Group_ackメッセージがOMCIプロトコルを用いて搬送される場合、メッセージフォーマットが、以下の表10に示され得る。
当業者であれば、各メッセージフォーマットの十分な理解を基に、且つ予約フィールドを拡張することで、本発明を取得し得ることを理解されたい。詳細は、本明細書において説明しない。
本発明の様々な実施形態において、前述のプロセスのシーケンス番号は、実行順序を意味しないことを理解されたい。これらのプロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装プロセスに対する何らかの限定と解釈されるべきではない。
本発明の本実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。例えば、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。
以下ではさらに、別の応用シナリオを参照して、本発明を説明する。図7は、本発明の一実施形態による、チャネルグループの確立についてのインタラクションフローチャートである。図7に示されるように、本発明の本実施形態における本方法は、以下の段階を含む。
S701:ONUが登録要求をOLTへ送信する。登録要求は、ONUのID情報又はシーケンス番号情報を搬送する。
ONUは、少なくとも1つの利用可能な波長チャネルを含み、ONUは、任意の波長チャネルを用いて、登録要求メッセージを送信してよいことを理解されたい。
S702:OLTは、登録要求で搬送されるONUのシーケンス番号情報が、事前設定されたOLTのシーケンス番号情報と一致するかどうかを判定し、登録要求で搬送されるONUのシーケンス番号情報が、事前設定されたOLTのシーケンス番号情報と一致する場合、ONUの現在利用可能な波長チャネルに関する情報を報告するようONUに要求する。
S703:ONUは、ONUの利用可能な波長チャネルに関する情報を報告する。
S704:OLTは、事前設定されたルールに従って、波長チャネルグループを決定し、波長チャネルグループ内の要素を決定する。
S705:OLTは、波長チャネルグループに関する情報、及び波長チャネルグループ内の要素に関する情報を、下りメッセージを用いてONUへ送信する。
S706:ONUは、別の未登録波長チャネルを用いて、OLTに登録する。
S707:任意の波長チャネルを用いて、OLTとONUとの間で測距(ranging)を実行する。
S708:OLTは、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立する。
S709:ONUは、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立する。
本発明の本実施形態におけるインタラクションメッセージフォーマットが、実施形態3のものと一致し得ることを理解されたい。詳細は、本明細書において再度説明しない。
当業者であれば、各メッセージフォーマットの十分な理解を基に、且つ予約フィールドを拡張することで、本発明を取得し得ることを理解されたい。詳細は、本明細書において説明しない。
本発明の様々な実施形態において、前述のプロセスのシーケンス番号は、実行順序を意味しないことを理解されたい。これらのプロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装プロセスに対する何らかの限定と解釈されるべきではない。
本発明の本実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。例えば、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。
図8は、本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信装置の概略構造図である。図8に示されるように、本実施形態において提供される受動光ネットワーク通信装置800が、処理ユニット810と送信ユニット820とを含む。
処理ユニット810は、ONUの波長チャネルグループ、及び波長チャネルグループ内の要素を決定するように構成される。
具体的には、OLTの処理ユニット810は、ONUに割り当てられる波長チャネルグループの識別子と、チャネルグループ内の要素とを、事前設定されたルールを用いて選択又は決定し、チャネルグループの識別子、及びチャネルグループ内の要素の識別情報をONUに通知する。
送信ユニット820は、第1のメッセージをONUへ送信するように構成され、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するのに用いられ、波長チャネルグループの識別子ID、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子IDを搬送する。
第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージ、又は物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージである。
特定の実装態様において、送信ユニット820はさらに、要求メッセージをONUへ送信するように構成されることが好ましく、要求メッセージは、現在利用可能な波長チャネルの識別情報を報告するようONUに要求するために用いられる。
具体的には、波長チャネルの識別情報は、ONUの波長チャネルのID、ONUの上り波長情報、ONUの下り波長情報、上り波長情報及び下り波長情報、又はONUの波長チャネルを一意に識別するための別の識別子であってよい。
特定の実装態様において、例えば、ONU1が4つの現在利用可能な波長チャネル、すなわち、波長チャネル1、波長チャネル2、波長チャネル3、及び波長チャネル4を有することを、ONU1がOLTに報告する。ONUは、波長情報を用いて、これらの4つの波長チャネルを識別することができる。例えば、波長チャネル1の上り波長が1300ナノメートル(nm)であり、波長チャネル1の下り波長が1600nmである。ONUは、波長チャネルの識別情報をOLTに報告してよい。
OLTは、事前設定されたルールに従って(ルールは、OLTの保守要員又は技術者によって、コマンドライン又はコンソールを用いて設定されてよい)、1つのチャネルグループG#1を設定し、G#1には、波長チャネル1、波長チャネル2、及び波長チャネル3が含まれる。
装置800はさらに、ONUによって報告された波長チャネルの識別情報を受信するように構成された受信ユニット830を含むことが好ましい。
装置800はさらに、記憶ユニット840を含むことが好ましく、記憶ユニットは、OLTによって生成された波長チャネルマッピングテーブルを格納するように構成され、波長チャネルマッピングテーブルは、波長チャネルグループに関する情報、及び波長チャネルに関する情報を格納するのに用いられる。
任意選択で、処理ユニット810はさらに、波長チャネルマッピングテーブルを更新するように構成される。この更新は、エントリ追加、エントリ削除、エントリ修正、又はエントリに対して実行される別のオペレーションであってよい。
波長チャネルグループは、要素を何も有さなくてよく、又は1つの要素を有してよいことを理解されたい。
受信ユニット830はさらに、ONUによって送信された第3のメッセージを受信するように構成されることが好ましく、第3のメッセージは、ONUの波長チャネルグループ内の波長チャネルを用いて報告される。
送信ユニット820はさらに、第3のメッセージの応答メッセージをONUへ送信するように構成されることが好ましく、応答メッセージ及び第3のメッセージは、同じ波長チャネルを用いて、ONUと情報をやり取りする。
本実施形態における受動光ネットワーク通信装置は、図4、図6、及び図7のOLT側において、技術的解決手段を実行するように構成されることを、さらに理解されたい。本実施形態の実装原理及び技術的効果が、これらの技術的解決手段のものと類似しており、実施形態1、実施形態3、又は実施形態4の説明は、本発明の本実施形態にも適用可能である。詳細は、本明細書において再度説明しない。
本発明の本実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。例えば、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。
図9は、本発明の一実施形態による受動光ネットワーク通信装置の概略構造図である。図9に示されるように、本実施形態において提供される受動光ネットワーク通信装置900が、受信ユニット910と処理ユニット920とを含む。
受信ユニット910は、OLTによって送信された第1のメッセージを受信するように構成され、第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、波長チャネルグループの識別子、及び波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する。
任意選択で、第1のメッセージを受信した後に、ONUの受信ユニット910は、波長チャネルグループマッピングテーブルをONUにローカルに確立し、マッピングテーブルは、チャネルグループとチャネルグループ内の要素との間のマッピング関係を記録するのに用いられる。1つのONUには、複数の論理チャネルグループが含まれ得ることを理解されたい。
処理ユニット920は、第1のメッセージに従って、波長チャネルグループを確立する。
ONUの受信ユニット910はさらに、OLTによって送信された第2のメッセージを受信するように構成されることが好ましく、第2のメッセージは、波長チャネルの識別子を報告するようONUに要求するために用いられる。
具体的には、波長チャネルの識別子は、波長ID、波長対識別子ID、上り波長情報、下り波長情報、又は、上り波長情報及び下り波長情報であってよい。本発明では、波長チャネルの識別子は、ONUの波長チャネルを一意に識別するための情報として規定されてよく、前述の例のうち1つ又は複数であってよい。
ONU900はさらに、送信ユニット930を含むことが好ましい。送信ユニット930は、第3のメッセージをOLTへ送信するように構成され、第3のメッセージは、波長チャネルの識別情報を搬送する。
処理ユニット920はさらに、波長チャネルグループを更新するように構成されてよいことが好ましい。
具体的には、波長チャネルの識別子は、波長ID、波長対識別子ID、上り波長情報、下り波長情報、又は、上り波長情報及び下り波長情報であってよいことを理解されたい。本発明では、波長チャネルの識別子は、ONUの波長チャネルを一意に識別するための情報として規定されてよく、前述の例のうち1つ又は複数であってよい。
本実施形態における受動光ネットワーク通信装置は、図5〜図7のONU側において、技術的解決手段を実行するように構成されることを、さらに理解されたい。本実施形態の実装原理及び技術的効果が、これらの技術的解決手段のものと類似しており、実施形態1、実施形態3、又は実施形態4の説明は、本発明の本実施形態にも適用可能である。詳細は、本明細書において再度説明しない。
本発明の本実施形態において、波長チャネルグループのような論理チャネルグループが確立され、これにより、PONシステムの帯域幅スケジューリング効率と帯域幅利用率とが高くなる。例えば、チャネルグループ内のあるチャネルに障害がある場合、OLTのスケジューリングモジュールが、チャネルグループ内の別の要素にサービスを迅速且つ容易に再割り当てすることができ、これにより、チャネルインタラクションが回避される。
本発明の一実施形態がさらに、光回線終端装置を開示する。図10は、本発明の一実施形態によるOLT100の概略構造図である。図10に示されるように、本実施形態において提供されるOLTは、光カプラ101、第1の波長分割多重化装置102、第2の波長分割多重化装置103、複数の下り光送信機Tx1〜Tx4、複数の上り光受信機Rx1〜Rx4、及びプロセッサ104を含む。光カプラ101、第1の波長分割多重化装置102、第2の波長分割多重化装置103、複数の下り光送信機Tx1〜Tx4、及び複数の上り光受信機Rx1〜Rx4は、図2に示されるOLT110の対応するモジュールに類似している。プロセッサ104は、図4、図6、及び図7のOLT側において、本方法を実行するように構成されてよい。
本発明の一実施形態がさらに、光ネットワークユニットを開示する。図11は、本発明の一実施形態によるONUの概略構造図である。図11に示されるように、本実施形態において提供されるONUは、光カプラ111、下り光受信機112、上り光送信機113、及びプロセッサ114を含む。光カプラ111、下り光受信機112、及び上り光送信機113は、図2に示されるONU120の対応するモジュールに類似している。プロセッサ114は、図5〜図7のONU側において、本方法を実行するように構成されてよい。
本発明の一実施形態がさらに、OLT及びONUを含む受動光ネットワークシステムを開示する。OLTは、ODNを用いて少なくとも1つのONUに接続され、OLTは、図10に示されるOLTであり、ONUは、図11に示されるONUである。
本発明の本実施形態において、G/E−PON及び10G−PONのみが、説明用の一例として用いられているが、このように限定されることはない。ネットワークが進化するにつれて、単一チャネルの40G−PON及び単一チャネルの100G−PONがネットワーク内に存在することができ、本発明における技術的解決手段はまた、複数のプロトコル、及び複数の速度を有するONUの共存を実現するのに用いられてよい。詳細は、本明細書において説明しない。
当業者であれば、本発明の各態様又は各態様の可能な実装態様が、システム、方法、又はコンピュータプログラム製品として具体的に実装され得ることを理解し得る。したがって、本発明の各態様又は各態様の可能な実装態様は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェアなどを含む)、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを有する実施形態の形式を用いてよく、これらは本明細書において一様に、「回路」、「モジュール」、又は「システム」と呼ばれる。さらに、本発明の各態様又は各態様の可能な実装態様は、コンピュータプログラム製品の形式を取ってよく、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読プログラムコードである。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又はコンピュータ可読記憶媒体であってよい。コンピュータ可読記憶媒体は、限定されないが、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、又は半伝導式のシステム、デバイス、若しくは装置、又はこれらの任意の適切な組み合わせ、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)などが含まれる。
コンピュータ内のプロセッサが、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読プログラムコードを読み出し、これにより、プロセッサは、フローチャートの各段階又はこれらの段階の組み合わせにおいて規定された機能及び動作を実行することができ、ブロック図の各ブロック又はこれらのブロックの組み合わせにおいて規定された機能及び動作を実装する装置が生み出される。
全てのコンピュータ可読プログラムコードは、ユーザコンピュータ上で実行されてよく、又は、独立型のソフトウェアパッケージとしてユーザコンピュータ上で実行されてよいものもあり、又は、ユーザのコンピュータ上で実行されてよいものもある一方で、リモートコンピュータ上で実行されるものもあり、又は、全てのコードが、リモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。一部の代替的な実装の解決手段において、フローチャートの各段階、又はブロック図の各ブロックに規定される機能は、例示された順序で行われなくてよいことにも留意されたい。例えば、説明図における2つの連続した段階又は2つのブロックは、関与する機能に依存しており、実際には実質的に同時に実行されてよく、又はこれらブロックは、逆の順序で実行されてよいことがある。
当業者でれば、本明細書に開示された実施形態で説明された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムの段階が、電子的ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせによって、実装されてよいことを認識し得るであろう。機能がハードウェアによって実行されるか、又はソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の応用と設計の制約条件とに依存する。当業者であれば、説明された機能を特定の応用ごとに実装するのに異なる方法を用い得るが、そのような実装が、本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
最後に、前述の実施形態は、単に本発明の技術的解決手段を説明することを意図するものであり、本発明を限定することを意図するものではないことに留意されたい。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者でれば、前述の実施形態において説明された技術的解決手段に対して修正を加えてよく、又は、これらの技術的解決手段の一部又は全ての技術的特徴に対して均等な置き換えを行ってもよいことを理解するはずである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まるものとする。
図2は、TWDM−PONシステムのネットワークアーキテクチャの概略図である。図2に示されるように、TWDM−PONシステム100は、1つのOLT110と、複数のONU120と、光分配ネットワーク(Optical Distribution Network、ODN)130とを含む。OLT110は、ODN130を用いて、ポイントツーマルチポイント方式で複数のONU120に接続される。TWDM−PONシステム100は、少なくとも1つのOLTを含み得る。複数のONU120は、ODN130の光伝送媒体を共有する。ODN130は、フィーダファイバ131と、光パワースプリッタモジュール132と、複数の分配ファイバ133とを含み得る。光パワースプリッタモジュール132は、リモートノード(Remote Node、RN)上に配置されてよく、フィーダファイバ131を用いてOLT110に接続され、複数の分配ファイバ133を用いて複数のONU120に個別に接続される。TWDM−PONシステム100では、OLT110と複数のONU120との間の通信リンクが、複数の波長チャネルを含むことができ、ODN130の光伝送媒体は、WDM方式で、複数の波長チャネルによって共有される。各ONU120は、TWDM−PONシステム100の複数の波長チャネルのうち1つで動作することができ、各波長チャネルは、1つ又は複数のONU120のサービスを受け持つことができる。さらに、同じ波長チャネル上で動作するONU120は、TDM方式で波長チャネルを共有することができる。図2において、TWDM−PONシステム100が4つの波長チャネルを含む一例が、説明に用いられている。実際の応用では、TWDM−PONシステム100の波長チャネル数が、ネットワーク要件に従って設定され得ることを理解されたい。
各ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長は、調整可能である。ONU120は、OLT110によって指定された波長チャネルに従って、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、波長チャネルの上り波長及び下り波長に個別に調整することができ、その結果、当該波長チャネルを用いて送信及び受信する上りデータ及び下りデータを実現する。例えば、OLT110が、波長ネゴシエーションプロセスにおいて、波長チャネル1上で動作するようONU120に命令する場合、ONU120は、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、第1の上り波長λu1及び第1の下り波長λd1に個別に調整することができる。OLT110が、波長チャネル3上で動作するようONU120に命令する場合、ONU120は、ONU120の上り伝送波長及び下り受信波長を、第3の上り波長λu3及び第の下り波長λd3に個別に調整することができる。
波長チャネルグループを確立することは、第1のメッセージを受信した後に、ONUが、波長チャネルマッピングテーブルをローカルに確立し、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係を確立することであってよいことを理解されたい。その後OLTが帯域幅をONUに割り当てる場合、OLTは、波長チャネルグループを全体として用いることで、帯域幅割り当てを実行することができる。例えば、特定の実装態様において、OLTは、30Mの帯域幅をONU1のチャネルグループ1に割り当て、事前設定されたサービス均衡ルールに従って、この30Mの帯域幅がチャネルグループに割り当てられる。例えば、10Mの帯域幅が、各波長チャネルに割り当てられてよく、又は、5、5、及び20などの別の帯域幅の組み合わせに従って、割り当てが実行されてよい。
最後に、前述の実施形態は、単に本発明の技術的解決手段を説明することを意図するものであり、本発明を限定することを意図するものではないことに留意されたい。本発明は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者でれば、前述の実施形態において説明された技術的解決手段に対して修正を加えてよく、又は、これらの技術的解決手段の一部又は全ての技術的特徴に対して均等な置き換えを行ってもよいことを理解するはずである。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まるものとする。
(項目1)
受動光ネットワークPON通信方法であって、
光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び上記波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する段階と、
第1のメッセージを上記ONUへ送信する段階と
を備え、
上記第1のメッセージは、上記波長チャネルグループを確立するよう上記ONUに命令するために用いられ、上記波長チャネルグループの識別情報、及び上記波長チャネルグループ内の上記波長チャネルの識別情報を搬送する、方法。
(項目2)
光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び上記波長チャネルグループ内の波長チャネルを上記決定する段階の前に、
上記方法はさらに、第2のメッセージを上記ONUへ送信する段階を備え、上記第2のメッセージは、上記波長チャネルの識別子を報告するよう上記ONUに要求するために用いられる、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記方法はさらに、第3のメッセージを上記ONUから受信する段階を備え、上記第3のメッセージは、上記ONUによって報告された上記波長チャネルの上記識別子を搬送する、項目1又は2に記載の方法。
(項目4)
上記方法はさらに、上記ONUの上記波長チャネルグループと、上記波長チャネルグループ内の上記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルをOLTによってローカルに確立する段階を備える、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
上記方法はさらに、第4のメッセージを上記ONUへ送信する段階を備え、上記第4のメッセージは、上記波長チャネルグループに関する情報を更新するよう上記ONUに命令するために用いられる、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記第1のメッセージはさらに、上記ONUの識別子を搬送する、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記波長チャネルの上記識別情報は、上記ONUの波長チャネル番号、上記ONUの上り波長情報、上記ONUの下り波長情報、又は上記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
上記第1のメッセージ、上記第2のメッセージ、上記第3のメッセージ、又は上記第4のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージである、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
上記第1のメッセージ、上記第2のメッセージ、上記第3のメッセージ、又は上記第4のメッセージは、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージである、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
上記第1のメッセージ、上記第2のメッセージ、上記第3のメッセージ、又は上記第4のメッセージは、運用・管理・保守OAMメッセージである、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
上記第1のメッセージ、上記第2のメッセージ、上記第3のメッセージ、又は上記第4のメッセージは、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
受動光ネットワークPON通信装置であって、
光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び上記波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定するように構成された処理ユニットと、
第1のメッセージを上記ONUへ送信するように構成された送信ユニットと
を備え、
上記第1のメッセージは、上記波長チャネルグループを確立するよう上記ONUに命令するために用いられ、上記波長チャネルグループの識別情報、及び上記波長チャネルグループ内の上記波長チャネルの識別情報を搬送する、装置。
(項目13)
上記送信ユニットはさらに、第2のメッセージを上記ONUへ送信するように構成され、上記第2のメッセージは、上記波長チャネルの識別子を報告するよう上記ONUに要求するために用いられる、項目12に記載の装置。
(項目14)
上記装置はさらに、第3のメッセージを上記ONUから受信するように構成された受信ユニットを備え、上記第3のメッセージは、上記ONUによって報告された上記波長チャネルの上記識別子を搬送する、項目12又は13に記載の装置。
(項目15)
上記処理ユニットはさらに、上記ONUの上記波長チャネルグループと、上記波長チャネルグループ内の上記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される、項目12から14のいずれか一項に記載の装置。
(項目16)
上記送信ユニットはさらに、上記波長チャネルグループを更新するよう上記ONUに命令するために、波長チャネルグループ更新メッセージを上記ONUへ送信するように構成される、項目12から15のいずれか一項に記載の装置。
(項目17)
上記第1のメッセージはさらに、上記ONUの識別子を搬送する、項目12から16のいずれか一項に記載の装置。
(項目18)
上記波長チャネルの上記識別子は、上記ONUの波長チャネル番号、上記ONUの上り波長情報、上記ONUの下り波長情報、又は上記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、項目12から17のいずれか一項に記載の装置。
(項目19)
上記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、項目12から18のいずれか一項に記載の装置。
(項目20)
受動光ネットワーク通信方法であって、
第1のメッセージを光回線終端装置OLTから受信する段階であって、上記第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するよう光ネットワークユニットONUに命令するために用いられ、上記波長チャネルグループの識別子、及び上記波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、段階と、
上記第1のメッセージに従って、上記波長チャネルグループを確立する段階と
を備える、方法。
(項目21)
上記方法はさらに、上記光回線終端装置OLTによって送信された上記第1のメッセージを受信する段階を備え、上記第1のメッセージは、上記波長チャネルの上記識別子を報告するよう上記光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる、項目20に記載の方法。
(項目22)
上記方法はさらに、上記ONUの上記波長チャネルの上記識別子を上記OLTへ送信する段階を備える、項目20又は21に記載の方法。
(項目23)
上記方法はさらに、上記ONUの上記波長チャネルグループと上記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを上記ONUによって確立する段階を備える、項目20から22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
上記第1のメッセージはさらに、上記ONUの識別子を搬送する、項目20から23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
上記波長チャネルの上記識別情報は、上記ONUの波長チャネル番号、上記ONUの上り波長情報、上記ONUの下り波長情報、又は上記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、項目20から24のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
上記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、項目20から25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
受動光ネットワークPON通信装置であって、
第1のメッセージをOLTから受信するように構成された受信ユニットであって、上記第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、上記波長チャネルグループの識別子、及び上記波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、受信ユニットと、
上記第1のメッセージに従って、上記波長チャネルグループを確立するように構成された処理ユニットと
を備える、装置。
(項目28)
上記受信ユニットはさらに、上記光回線終端装置OLTによって送信された第2のメッセージを受信するように構成され、上記第2のメッセージは、上記波長チャネルの上記識別子を報告するよう上記光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる、項目27に記載の装置。
(項目29)
上記装置はさらに、上記ONUの上記波長チャネルの上記識別子を上記OLTへ送信するように構成された送信ユニットを備える、項目27又は28に記載の装置。
(項目30)
上記処理ユニットはさらに、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係に関する情報を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される、項目27から29のいずれか一項に記載の装置。
(項目31)
上記第1のメッセージはさらに、上記ONUの識別子を搬送する、項目27から30のいずれか一項に記載の装置。
(項目32)
上記波長チャネルの上記識別情報は、上記ONUの波長チャネル番号、上記ONUの上り波長情報、上記ONUの下り波長情報、又は上記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、項目27から31のいずれか一項に記載の装置。
(項目33)
上記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、項目27から32のいずれか一項に記載の装置。
(項目34)
受動光ネットワークPONシステムであって、光回線終端装置OLTと、少なくとも1つの光ネットワークユニットONUとを備え、上記OLTは、光分配ネットワークODNを用いて、上記少なくとも1つのONUに接続され、上記OLTは、項目12から19のいずれか一項に記載の装置であり、上記ONUは、項目27から33のいずれか一項に記載の装置である、システム。

Claims (34)

  1. 受動光ネットワークPON通信方法であって、
    光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び前記波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定する段階と、
    第1のメッセージを前記ONUへ送信する段階と
    を備え、
    前記第1のメッセージは、前記波長チャネルグループを確立するよう前記ONUに命令するために用いられ、前記波長チャネルグループの識別情報、及び前記波長チャネルグループ内の前記波長チャネルの識別情報を搬送する、方法。
  2. 光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び前記波長チャネルグループ内の波長チャネルを前記決定する段階の前に、
    前記方法はさらに、第2のメッセージを前記ONUへ送信する段階を備え、前記第2のメッセージは、前記波長チャネルの識別子を報告するよう前記ONUに要求するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法はさらに、第3のメッセージを前記ONUから受信する段階を備え、前記第3のメッセージは、前記ONUによって報告された前記波長チャネルの前記識別子を搬送する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記方法はさらに、前記ONUの前記波長チャネルグループと、前記波長チャネルグループ内の前記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルをOLTによってローカルに確立する段階を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記方法はさらに、第4のメッセージを前記ONUへ送信する段階を備え、前記第4のメッセージは、前記波長チャネルグループに関する情報を更新するよう前記ONUに命令するために用いられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1のメッセージはさらに、前記ONUの識別子を搬送する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記波長チャネルの前記識別情報は、前記ONUの波長チャネル番号、前記ONUの上り波長情報、前記ONUの下り波長情報、又は前記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のメッセージ、前記第2のメッセージ、前記第3のメッセージ、又は前記第4のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のメッセージ、前記第2のメッセージ、前記第3のメッセージ、又は前記第4のメッセージは、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のメッセージ、前記第2のメッセージ、前記第3のメッセージ、又は前記第4のメッセージは、運用・管理・保守OAMメッセージである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のメッセージ、前記第2のメッセージ、前記第3のメッセージ、又は前記第4のメッセージは、光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  12. 受動光ネットワークPON通信装置であって、
    光ネットワークユニットONUの波長チャネルグループ、及び前記波長チャネルグループ内の波長チャネルを決定するように構成された処理ユニットと、
    第1のメッセージを前記ONUへ送信するように構成された送信ユニットと
    を備え、
    前記第1のメッセージは、前記波長チャネルグループを確立するよう前記ONUに命令するために用いられ、前記波長チャネルグループの識別情報、及び前記波長チャネルグループ内の前記波長チャネルの識別情報を搬送する、装置。
  13. 前記送信ユニットはさらに、第2のメッセージを前記ONUへ送信するように構成され、前記第2のメッセージは、前記波長チャネルの識別子を報告するよう前記ONUに要求するために用いられる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記装置はさらに、第3のメッセージを前記ONUから受信するように構成された受信ユニットを備え、前記第3のメッセージは、前記ONUによって報告された前記波長チャネルの前記識別子を搬送する、請求項12又は13に記載の装置。
  15. 前記処理ユニットはさらに、前記ONUの前記波長チャネルグループと、前記波長チャネルグループ内の前記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される、請求項12から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記送信ユニットはさらに、前記波長チャネルグループを更新するよう前記ONUに命令するために、波長チャネルグループ更新メッセージを前記ONUへ送信するように構成される、請求項12から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記第1のメッセージはさらに、前記ONUの識別子を搬送する、請求項12から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記波長チャネルの前記識別子は、前記ONUの波長チャネル番号、前記ONUの上り波長情報、前記ONUの下り波長情報、又は前記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、請求項12から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、請求項12から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 受動光ネットワーク通信方法であって、
    第1のメッセージを光回線終端装置OLTから受信する段階であって、前記第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するよう光ネットワークユニットONUに命令するために用いられ、前記波長チャネルグループの識別子、及び前記波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、段階と、
    前記第1のメッセージに従って、前記波長チャネルグループを確立する段階と
    を備える、方法。
  21. 前記方法はさらに、前記光回線終端装置OLTによって送信された前記第1のメッセージを受信する段階を備え、前記第1のメッセージは、前記波長チャネルの前記識別子を報告するよう前記光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる、請求項20に記載の方法。
  22. 前記方法はさらに、前記ONUの前記波長チャネルの前記識別子を前記OLTへ送信する段階を備える、請求項20又は21に記載の方法。
  23. 前記方法はさらに、前記ONUの前記波長チャネルグループと前記波長チャネルとの間のマッピング関係を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを前記ONUによって確立する段階を備える、請求項20から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記第1のメッセージはさらに、前記ONUの識別子を搬送する、請求項20から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記波長チャネルの前記識別情報は、前記ONUの波長チャネル番号、前記ONUの上り波長情報、前記ONUの下り波長情報、又は前記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、請求項20から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、請求項20から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 受動光ネットワークPON通信装置であって、
    第1のメッセージをOLTから受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1のメッセージは、波長チャネルグループを確立するようONUに命令するために用いられ、前記波長チャネルグループの識別子、及び前記波長チャネルグループ内の波長チャネルの識別子を搬送する、受信ユニットと、
    前記第1のメッセージに従って、前記波長チャネルグループを確立するように構成された処理ユニットと
    を備える、装置。
  28. 前記受信ユニットはさらに、前記光回線終端装置OLTによって送信された第2のメッセージを受信するように構成され、前記第2のメッセージは、前記波長チャネルの前記識別子を報告するよう前記光ネットワークユニットONUに要求するために用いられる、請求項27に記載の装置。
  29. 前記装置はさらに、前記ONUの前記波長チャネルの前記識別子を前記OLTへ送信するように構成された送信ユニットを備える、請求項27又は28に記載の装置。
  30. 前記処理ユニットはさらに、波長チャネルグループと波長チャネルとの間のマッピング関係に関する情報を格納するために、波長チャネルグループマッピングテーブルを確立するように構成される、請求項27から29のいずれか一項に記載の装置。
  31. 前記第1のメッセージはさらに、前記ONUの識別子を搬送する、請求項27から30のいずれか一項に記載の装置。
  32. 前記波長チャネルの前記識別情報は、前記ONUの波長チャネル番号、前記ONUの上り波長情報、前記ONUの下り波長情報、又は前記ONUの上り波長情報及び下り波長情報である、請求項27から31のいずれか一項に記載の装置。
  33. 前記第1のメッセージは、多地点制御プロトコルMPCPメッセージ、運用・管理・保守OAMメッセージ、物理層運用・管理・保守PLOAMメッセージ、又は光ネットワーク終端装置管理・制御インタフェースOMCIメッセージである、請求項27から32のいずれか一項に記載の装置。
  34. 受動光ネットワークPONシステムであって、光回線終端装置OLTと、少なくとも1つの光ネットワークユニットONUとを備え、前記OLTは、光分配ネットワークODNを用いて、前記少なくとも1つのONUに接続され、前記OLTは、請求項12から19のいずれか一項に記載の装置であり、前記ONUは、請求項27から33のいずれか一項に記載の装置である、システム。
JP2018511213A 2015-09-07 2015-09-07 受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステム Active JP7020608B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/089062 WO2017041210A1 (zh) 2015-09-07 2015-09-07 一种无源光网络通信的方法、装置及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018526918A true JP2018526918A (ja) 2018-09-13
JP7020608B2 JP7020608B2 (ja) 2022-02-16

Family

ID=58240439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018511213A Active JP7020608B2 (ja) 2015-09-07 2015-09-07 受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10652635B2 (ja)
JP (1) JP7020608B2 (ja)
KR (1) KR20180044378A (ja)
CN (1) CN107925502A (ja)
WO (1) WO2017041210A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022545879A (ja) * 2019-09-11 2022-11-01 中興通訊股▲ふん▼有限公司 サービス設定方法及び装置
JP2023504104A (ja) * 2019-11-30 2023-02-01 華為技術有限公司 アップストリームリソースグラント方法、関連デバイス、およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107317647B (zh) * 2016-04-26 2019-07-26 中兴通讯股份有限公司 通道的调整方法、装置及系统
CN107666627A (zh) * 2016-07-28 2018-02-06 上海诺基亚贝尔股份有限公司 一种pon网络中数据转发控制方法及其装置
US11424847B2 (en) * 2018-08-31 2022-08-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Time and wavelength division multiplexing
US10601512B1 (en) * 2019-04-02 2020-03-24 Charter Communications Operating, Llc Silent start when connecting to fiber access network
CN113518271B (zh) * 2020-04-10 2024-02-13 上海诺基亚贝尔股份有限公司 无源光网络中用于信道管理的方法、装置和系统
CN113644971B (zh) * 2020-05-11 2023-04-28 华为技术有限公司 端口检测方法和装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515221A (ja) * 2011-04-08 2014-06-26 ファーウェイ テクノロジーズ カンパニー リミテッド 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長管理

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9704587D0 (en) * 1997-03-05 1997-04-23 Fujitsu Ltd Wavelength-division multiplexing in passive optical networks
KR100590773B1 (ko) 2003-12-26 2006-06-15 한국전자통신연구원 DWDM 망 시스템에서 광 교환기 및 QoS-기반 라우팅및 파장할당 방법
KR100618130B1 (ko) * 2005-04-04 2006-08-31 한국과학기술원 파장분할다중방식 수동형 광가입자망에서의 광선로 장애위치 검출 장치
US20080031623A1 (en) * 2006-08-04 2008-02-07 Fujitsu Limited Providing optical signal regeneration information at the control plane
JP4839266B2 (ja) * 2007-06-07 2011-12-21 株式会社日立製作所 光通信システム
CN101453671A (zh) * 2007-08-28 2009-06-10 华为技术有限公司 一种无源光网络数据传输的方法、系统和设备
JP2011082908A (ja) 2009-10-09 2011-04-21 Nec Corp 局内装置、光通信システム、帯域割当方法、および装置のプログラム
EP2472760A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-04 Nokia Siemens Networks Oy Optical communication system and method for data processing in an optical network
US9031408B2 (en) * 2011-06-09 2015-05-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method for fast wavelength division multiplexing (WDM) passive optical network (PON) initialization in heterogeneous networks
CN107645354A (zh) * 2012-04-19 2018-01-30 中兴通讯股份有限公司 通道调整方法及装置
CN103428586B (zh) * 2012-05-16 2016-08-03 中兴通讯股份有限公司 一种无源光网络系统中的数据发送方法及系统
CN103548292A (zh) * 2012-05-23 2014-01-29 华为技术有限公司 多波长无源光网络的波长切换方法、系统和装置
MX338111B (es) * 2012-06-13 2016-04-01 Huawei Tech Co Ltd Metodo y aparato de configuracion de longitud de onda para red optica pasiva de longitud de onda multiple, y sistema de red optica pasiva de losgitiud de onda multiple.
JP6004509B2 (ja) * 2012-07-13 2016-10-12 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 多波長パッシブ光ネットワークの波長ネゴシエーション方法及び装置、及び多波長パッシブ光ネットワークシステム
CN103841474B (zh) * 2012-11-23 2019-01-25 中兴通讯股份有限公司 一种无源光网络中的波长调谐方法、系统及设备
CN105934903B (zh) * 2014-01-23 2018-10-09 华为技术有限公司 光线路终端通信方法及具有数据结构的设备
CN104837077B (zh) * 2014-02-12 2019-05-07 中兴通讯股份有限公司 光线路终端/光网络单元波长调节方法及装置
EP3119015B1 (en) * 2014-04-10 2020-07-22 Huawei Technologies Co., Ltd. Optical time domain reflectometer implementation apparatus and system
US20150365192A1 (en) * 2014-06-16 2015-12-17 Electronics And Telecommunications Research Institute Method of tuning wavelength of tunable optical network unit (onu) in time and wavelength division multiplexing-passive optical network (twdm-pon)
EP3242424B1 (en) * 2014-12-30 2019-07-17 Huawei Technologies Co. Ltd. Communication method, apparatus and system applied to multi-wavelength passive optical network
CN104837079B (zh) * 2015-04-15 2018-08-28 北京邮电大学 波分复用无源光网络中的多波长组播装置与方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515221A (ja) * 2011-04-08 2014-06-26 ファーウェイ テクノロジーズ カンパニー リミテッド 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長管理

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ANUSHA SIVAKUMAR, GANESH C.SANKARAN, KRISHNA M.SIVALINGAM: "Performance analysis of ONU-wavelength grouping schemes for efficient scheduling in long reach-PONs", OPTICAL SWITCHING AND NETWORKING, vol. Volume 10,issue 4, JPN6019004956, 23 March 2013 (2013-03-23), pages Pages 465-474 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022545879A (ja) * 2019-09-11 2022-11-01 中興通訊股▲ふん▼有限公司 サービス設定方法及び装置
JP7314403B2 (ja) 2019-09-11 2023-07-25 中興通訊股▲ふん▼有限公司 サービス設定方法及び装置
JP2023504104A (ja) * 2019-11-30 2023-02-01 華為技術有限公司 アップストリームリソースグラント方法、関連デバイス、およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP7457118B2 (ja) 2019-11-30 2024-03-27 華為技術有限公司 アップストリームリソースグラント方法、関連デバイス、およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
KR20180044378A (ko) 2018-05-02
CN107925502A (zh) 2018-04-17
JP7020608B2 (ja) 2022-02-16
WO2017041210A1 (zh) 2017-03-16
US10652635B2 (en) 2020-05-12
US20180199119A1 (en) 2018-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7020608B2 (ja) 受動光ネットワーク通信方法及び装置並びにシステム
KR100563657B1 (ko) 이더넷 수동형 광가입자망에서 vlan 인식 및 llid관리 기능을 갖는 공유 랜 에뮬레이션 방법 및 장치
EP2999167B1 (en) Method and device for virtualization passive optical network and passive optical network virtualization system
TWI455501B (zh) 用以延伸乙太網路被動光學網路(epon)中之媒體存取控制(mac)控制訊息的設備
JP4888515B2 (ja) 動的帯域割当装置及び方法とponシステムの局側装置
JP6445706B2 (ja) 多波長パッシブ光ネットワークに適用される通信方法、装置、及びシステム
TWI725274B (zh) 資料通信系統、光線路終端及基帶單元
JP2014515221A (ja) 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長管理
EP3443693B1 (en) Channel bonding in multiple-wavelength passive optical networks (pons)
JP2017516406A (ja) 波長切り換えのための方法、装置、及びシステム
WO2017049460A1 (zh) 一种光网络单元注册的方法、装置及系统
CN103634709A (zh) 用于支持光网络单元在多个无源光网络之间迁移的方法
WO2021008224A1 (zh) 一种降低无源光网络上行时延的方法及相关设备
WO2013189321A1 (zh) 一种无源光网络中的波长调谐方法、系统及设备
JP4891715B2 (ja) 受動型光ネットワークシステム
JP4947729B2 (ja) 局側装置
KR102418709B1 (ko) 정보 전송 방법, 광선로 종단장치, 광통신망 유닛 및 통신 시스템
JP6459588B2 (ja) アクセス制御システム、アクセス制御方法、親局装置及び子局装置
CN111491221B (zh) 一种vOLT组播方法及OLT设备
CN106170938A (zh) 一种无源光网络波长配置的方法、设备和系统
CN111064542A (zh) 一种基于pon系统动态分配波长的方法
WO2014079233A1 (zh) 工作波长的调谐方法及系统
JP2013192064A (ja) 局側装置及びponシステム
WO2014101001A1 (zh) 一种波长识别方法、装置及系统
CN112738659B (zh) 一种基于无源光网络的通信方法、相关设备以及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180403

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200928

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200928

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201006

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201013

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20201023

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20201027

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210511

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210720

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211028

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20211124

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220104

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7020608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150