JP2018526850A - ダウンリンクチャネルの反復送信 - Google Patents

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Abstract

反復を利用するダウンリンクチャネルの復号、具体的には、ダウンリンクチャネルの送信のために利用される反復回数が未知である場合のダウンリンクチャネルの復号に関するシステム及び方法である。いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークにおけるユーザ機器(UE)の動作の方法は、上記セルラー通信ネットワークの無線アクセスノードから上記UEにより受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別することと、上記SINR値に基づいて、上記無線アクセスノードからのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別することと、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することと、を含む。
【選択図】図3

Description

[関連出願]
本出願は、2015年6月24日に提出された仮特許出願第62/184,140号の利益を主張し、その開示はここで全体として参照によりここに取り入れられる。
[技術分野]
本開示は、物理リソースブロック(PRB)割り当てに関し、より具体的には、マシンタイプ通信(MTC)動作のための物理ダウンリンク制御及びデータチャネルのPRB割り当てに関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)は、ダウンリンクにおいてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を、アップリンクにおいてDFT(Discrete Fourier Transform)拡散OFDMを使用する。基本的なLTEのダウンリンク物理リソースを、よって、図1に示したような時間−周波数グリッドとして見ることができ、各リソースエレメントは、1つのOFDMシンボルインターバルの期間中の1本のOFDMサブキャリアに相当する。
[マシンタイプ通信(MTC)]
MTCについて、事業者にとっては、既に配備済みの無線アクセス技術(RAT)を用いてMTCユーザ機器デバイス(UE)へサービスできることが効率的であろう。従って、3GPP LTEは、MTCの効率的なサポートのための競争力のあるRATとして検討されてきた。MTC UEのコストを引き下げることで、“IoT(internet of things)”の概念の実装を容易化することができる。多くのMTCアプリケーションは、運用上で低い電力消費を実証するUEを使用するであろう。それらは、低頻度で小規模なバースト送信で通信を行うことが予期される。加えて、建物内の奥深くに配備されるデバイスのマシンツーマシン(M2M)ユースケースについて実質的なマーケットが存在し、それは定義済みのLTEセルカバレッジの面積(footprint)と比較してカバレッジの向上の恩恵を受けるはずである。
3GPP LTEリリース(Rel)12は、長いバッテリー寿命を可能にするUE電力節約モードと、削減されたモデムの複雑度を可能とする新たなUEカテゴリとを定義した。Rel13では、将来のMTC作業が、さらにUEコストを削減し、及びカバレッジの拡張を提供することが期待される。コスト削減を可能にする鍵となる要素は、任意のシステム帯域幅の範囲内でダウンリンク及びアップリンクにおいて1.4メガヘルツ(MHz)という削減されたUE帯域幅を導入することである。
LTEでは、システム帯域幅は最大で20MHzまで可能であり、この合計帯域幅は複数の物理リソースブロック(PRB)へ分割される。LTE Rel13において導入されることになる1.4MHzという低減されたUE帯域幅を伴う低複雑度UEは、一度に合計システム帯域幅の一部−最大6つのPRBに相当する部分−を受信可能となる。ここで、6つのPRBの集合を“PRBグループ”という。
[M−PDCCH]
LTE物理データチャネル(即ち、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)及び物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))上での送信は、典型的には、PDCCHにおけるダウンリンク制御情報(DCI)を用いてスケジューリングされる。言及した低減された帯域幅を伴う低複雑度UEについて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の帯域幅を6PRBよりも大きくすることはできない。ここでは、低複雑度UE及び拡張されたカバレッジをサポートするPDCCHを“M−PDCCH”という。M−PDCCHは、既存の拡張PDCCH(E−PDCCH)に基づくであろう。
M−PDCCHは、PDSCHにより搬送されるページングメッセージをスケジューリングするためにも使用されることになる。低複雑度UEのために及び遅延寛容なMTCアプリケーションを動作させる他のUEのためにLTE Rel13において目標とされるカバレッジを達成する目的で、M−PDCCHは十分なカバレッジを有する必要がある。これは、UE側でのエネルギーの蓄積を可能にする目的で複数のサブフレームにわたってM−PDCCHを反復することで達成される。
[ページング]
アイドルモード中に、UEは、周期的なページング機会にネットワークからのページングメッセージをリッスンする。MTCについては、電力消費がクリティカルであり、ページング機会にどのUEについてもページングの無いことが典型的なケースであることから、可能な限り短い期間についてUEの受信機をオンに保つことが重要である。
反復を利用するダウンリンクチャネルの復号、具体的には、ダウンリンクチャネルの送信のために利用される反復回数が未知である場合のダウンリンクチャネルの復号に関するシステム及び方法である。この点において、セルラー通信ネットワークにおけるユーザ機器デバイス(UE)の動作の方法の実施形態が開示される。いくつかの実施形態において、UEの動作の方法は、上記セルラー通信ネットワークの無線アクセスノードから上記UEにより受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別することと、上記SINR値に基づいて、上記無線アクセスノードからのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別することと、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することと、を含む。ダウンリンクチャネルの送信のために使用される反復回数を推定することにより、UEは、最大の反復回数を想定することと比較して、より短い時間量にわたって自身の受信機をオンに保つことができ、それによりエネルギーが節約される。
いくつかの実施形態において、上記ダウンリンクチャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルである。
いくつかの実施形態において、上記UEは、上記無線アクセスノードのより大きいシステム帯域幅内で限られたシステム帯域幅を受信する低複雑度UEであり、上記ダウンリンクチャネルは、低複雑度UEのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)である。さらに、いくつかの実施形態において、上記限られたシステム帯域幅は、1.4メガヘルツ(MHz)である。さらに、いくつかの実施形態において、上記PDCCHは、上記UEをページングするために利用されPDCCHである。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別することは、予め定義されるルックアップテーブル(LUT)に基づいて、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別すること、を含む。いくつかの実施形態において、予め定義される上記LUTは、加法性白色ガウス雑音(AWGN)のSINR値を反復回数値へマッピングする。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別することは、予め定義される等式に基づいて、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別すること、を含む。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数は、上記ダウンリンクチャネルを送信する際に上記無線アクセスノードにより利用される反復回数とは相違する可能性がある。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することは、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する際に上記反復回数に対応する数のサブフレームを累積すること、を含む。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することは、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を含む、反復回数仮説の集合内の、第1の反復回数仮説に対応する第1の数のサブフレームを累積することと、上記第1の数のサブフレームの上記累積に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することと、を含む。上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することは、上記第1の数のサブフレームの上記累積に基づく上記ダウンリンクチャネルの復号の上記試行が不成功である場合に、上記第1の数のサブフレームと共に追加的な数のサブフレームを累積して、上記反復回数仮説の集合内の、第2の反復回数仮説に対応する第2の数のサブフレームの累積を提供することと、上記第2の数のサブフレームの上記累積に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行することと、をさらに含む。いくつかの実施形態において、上記方法は、上記ダウンリンクチャネルの復号の成功後に、又は、上記反復回数仮説の集合内の最後の反復回数仮説に対応する数のサブフレームの累積に基づく上記ダウンリンクチャネルの復号の試行後に、サブフレームの累積を停止すること、及び、上記UEのそれぞれの受信機を非アクティブ化すること、をさらに含む。
セルラー通信ネットワークのためのUEの実施形態もまた開示される。いくつかの実施形態において、上記UEは、少なくとも1つの送受信機と、少なくとも1つのプロセッサと、上記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、それにより、上記UEは、上記セルラー通信ネットワークの無線アクセスノードから上記UEにより受信される信号についてSINR値を識別し、上記SINR値に基づいて、上記無線アクセスノードからのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別し、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ように動作可能である。
いくつかの実施形態において、上記ダウンリンクチャネルは、PDCCHである。
いくつかの実施形態において、上記UEは、上記無線アクセスノードのより大きいシステム帯域幅内で限られたシステム帯域幅を受信する低複雑度UEであり、上記ダウンリンクチャネルは、低複雑度UEのためのPDCCHである。いくつかの実施形態において、上記限られたシステム帯域幅は、1.4MHzである。いくつかの実施形態において、上記PDCCHは、上記UEをページングするために利用されるPDCCHである。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別するために、上記UEは、予め定義されるLUTに基づいて、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別する、ようにさらに動作可能である。いくつかの実施形態において、予め定義される上記LUTは、AWGNのSINR値を反復回数値へマッピングする。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別するために、上記UEは、予め定義される等式に基づいて、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を識別する、ようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数は、上記ダウンリンクチャネルを送信する際に上記無線アクセスノードにより利用される反復回数とは相違する可能性がある。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて上記ダウンリンクチャネルの復号を試行するために、上記UEは、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する際に上記反復回数に対応する数のサブフレームを累積する、ようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態において、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて上記ダウンリンクチャネルの復号を試行するために、上記UEは、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数を含む、反復回数仮説の集合内の、第1の反復回数仮説に対応する第1の数のサブフレームを累積し、上記第1の数のサブフレームの上記累積に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ようにさらに動作可能である。さらに、上記第1の数のサブフレームの上記累積に基づく上記ダウンリンクチャネルの復号の上記試行が不成功である場合、上記UEは、上記第1の数のサブフレームと共に追加的な数のサブフレームを累積して、上記反復回数仮説の集合内の、第2の反復回数仮説に対応する第2の数のサブフレームの累積を提供し、上記第2の数のサブフレームの上記累積に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ようにさらに動作可能である。いくつかの実施形態において、上記UEは、上記ダウンリンクチャネルの復号の成功後に、又は、上記反復回数仮説の集合内の最後の反復回数仮説に対応する数のサブフレームの累積に基づく上記ダウンリンクチャネルの復号の試行後に、サブフレームの累積を停止し、及び、上記UEのそれぞれの受信機を非アクティブ化する、ようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのUEは、上記セルラー通信ネットワークの無線アクセスノードから上記UEにより受信される信号についてSINR値を識別し、上記SINR値に基づいて、上記無線アクセスノードからのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別し、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ように適合される。さらに、いくつかの実施形態において、上記UEは、ここで説明した実施形態のいずれかに係るUEの動作の方法に従って動作する、ようにさらに適合される。
いくつかの実施形態において、セルラー通信ネットワークのためのUEは、上記セルラー通信ネットワークの無線アクセスノードから上記UEにより受信される信号についてSINR値を識別する、ように動作可能なSINR識別モジュールと、上記SINR値に基づいて、上記無線アクセスノードからのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別する、ように動作可能な反復回数識別モジュールと、上記無線アクセスノードからの上記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される上記反復回数に基づいて、上記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ように動作可能な復号モジュールと、を備える。
当業者は、添付図面の図との関連において実施形態の以下の詳細な説明を読んだ後に、本開示のスコープを認識し、及びそれらの追加的な観点を理解するであろう。
本明細書に取り入れられ及びその一部をなす添付図面の図は、本開示の複数の観点を描いており、本説明と共に本開示の原理の説明に供される。
一例としての3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)ダウンリンク物理リソースの概略図である。 本開示の実施形態が実装され得るワイヤレスネットワークの1つの例を示している。 本開示のいくつかの実施形態に係るユーザ機器デバイス(UE)及び基地局の動作を示している。 本開示のいくつかの実施形態に従って、信号対干渉及び雑音比(SINR)に基づいて反復回数を判定するUEの動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態に従って、SINRに基づいて反復回数を判定する基地局の動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態に係るUEの動作を示すフローチャートである。 M−PDCCHを示すフレーム構造の概略図である。 本開示のいくつかの実施形態に係るUEの例示的な実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態に係るUEの例示的な実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る無線アクセスノードの例示的な実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る無線アクセスノードの例示的な実施形態のブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る無線アクセスノードの例示的な実施形態のブロック図である。
以下に呈示される実施形態は、当業者がそれら実施形態を実践することを可能にするための情報を表現し、及びそれら実施形態の実践の最良の形態を例示している。添付図面の図を踏まえて以下の説明を読めば、当業者は、本開示の概念を理解し、それら概念のここで具体的に扱われていない応用を認識するであろう。理解されるべきこととして、それら概念及び応用は、本開示及び添付の特許請求の範囲のスコープの範囲内に入る。
無線ノード:ここで使用されるところによれば、“無線ノード”は、無線アクセスノードであるか又はワイヤレスデバイスであるかのいずれかである。
無線アクセスノード:ここで使用されるところによれば、“無線アクセスノード”は、ワイヤレスに信号を送信し及び/又は受信するように動作する、セルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワーク内の任意のノードである。無線アクセスノードのいくつかの例は、限定ではないものの、基地局(例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)LTE(Long Term Evolution)ネットワーク内の拡張又は進化型ノードB(eNB))、高電力又はマクロ基地局、低電力基地局(例えば、マイクロ基地局、ピコ基地局若しくはホームeNBなど)、及び中継ノードを含む。
コアネットワークノード:ここで使用されるところによれば、“コアネットワークノード”は、コアネットワーク内の任意のタイプのノードである。コアネットワークノードのいくつかの例は、例えば、MME(Mobility Management Entity)、P−GW(Packet Data Network(PDN) Gateway)又はSCEF(Service Capability Exposure Function)などを含む。
ワイヤレスデバイス:ここで使用されるところによれば、“ワイヤレスデバイス”又は“ワイヤレス通信デバイス”は、無線アクセスノードへワイヤレスに信号を送信し及び/又は受信することによりセルラー通信ネットワークへのアクセスを有する(即ち、セルラー通信ネットワークによりサービスされる)任意のタイプのデバイスである。ワイヤレスデバイスのいくつかの例は、限定ではないものの、3GPPネットワーク内のユーザ機器デバイス(UE)及びマシンタイプ通信(MTC)デバイス(即ち、MTC UE)を含む。
ネットワークノード:ここで使用されるところによれば、“ネットワークノード”は、セルラー通信ネットワーク/システムの無線アクセスネットワークの一部か又はコアネットワークの一部かのいずれかである任意のノードである。
ここで与えられる説明は、3GPPセルラー通信システムに焦点を当てており、そのために、3GPP LTEの専門用語又は3GPP LTEの専門用語に類似する専門用語が多くの場合に使用されることに留意されたい。但し、ここで開示される概念は、LTE又は3GPPシステムには限定されない。
なお、ここでの説明において、“セル”との用語への言及がなされているかもしれないが、しかしながら、特に第5世代(5G)の概念に関して、セルの代わりにビームが使用されてもよく、そのため、ここで説明される概念はセル及びビームの双方に等しく適用可能であることに留意することが重要である。
背景欄で議論したように、M−PDCCH(即ち、低複雑度UE及び拡張されるカバレッジをサポートする物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)により搬送されるページングメッセージをスケジューリングするために使用されることになる。低複雑度UEのために及び遅延寛容なMTCアプリケーションを動作させる他のUEのためにLTEリリース(Rel)13において目標とされるカバレッジを達成する目的で、M−PDCCHは十分なカバレッジを有する必要がある。これは、UE側でのエネルギーの蓄積を可能にする目的で複数のサブフレームにわたってM−PDCCHを反復することで達成される。
ページング送信は、最悪のカバレッジの状況においてUEへ到達する必要があり、これは最大の反復回数がかなり大きくなり得ることを意味する。eNBが常にPDSCH上でページングをスケジューリングするM−PDCCHについて最大の反復回数を使用する場合、UEは長い時間にわたって自身の受信機をオンに保つ必要があり、ページングによるリソース消費が大きくなる。従って、反復回数を選定するための方式が必要とされる。ネットワークについては、UEの最後の既知のカバレッジ拡張レベル(例えば、所要の反復回数)に関する情報をMMEがeNBへ提供するであろうことが3GPPにおいて既に合意済みである。すると、eNBは、そのレベルで開始し及び反復回数を増加させることができ、ページングが失敗した場合に次のページング機会において反復回数を増加させることができる。この方式では、UEは反復回数を認識しないことになる。雑音の累積を回避するために、UEは、ネットワークにより使用中のものよりも少ない反復を想定しなければならない。UEが反復回数を推定するための手法が必要である。
ここで開示される実施形態のある観点によれば、UEは、M−PDCCHを当該UEにより成功裏に受信するために、その測定される信号対干渉及び雑音比(SINR)から、eNBがM−PDCCHについて使用し得る反復回数を推定する。ここで開示される実施形態の利点は、当業者にとって容易に識別可能である。例えば、M−PDCCHをUEにより成功裏に受信するために、SINRを推定し、及びそれをM−PDCCHについてeNBにより用いることを要するはずの反復回数へマッピングすることで、UEは、各ページング機会においてより短い時間にわたって自身の受信機をオンに保つことができ、それによりエネルギーが節約される。
説明される解決策は、いかなる適した通信標準をサポートし及びいかなる適したコンポーネントを用いるいかなる適切なタイプのワイヤレスネットワーク又は通信システムにおいて実装されてもよいが、説明される解決策の具体的な実施形態は、図2に例示したもののようなLTEネットワーク10において実装され得る。図2に示したように、例としてのネットワーク10は、ワイヤレス通信デバイス12の1つ以上のインスタンス(例えば、旧来のUE、MTC/M2M(Machine-to-Machine)UE)、及び、それらワイヤレス通信デバイス12と通信可能な1つ以上の無線アクセスノード14(例えば、eNB又は他の基地局)を含んでよく、それらは、ワイヤレス通信デバイス12間の通信又はワイヤレス通信デバイス12と他の通信デバイス(地上線電話など)との間の通信をサポートするために適した任意の追加的なエレメントを伴う。無線アクセスノード14は、対応するセル16へサービスし、及びコアネットワーク18へ接続される。
とりわけ、ここで説明される例示的な実施形態の多くはLTEに焦点を当てていることから、ここでワイヤレス通信デバイス12をUE12又はMTC UE12ということがある。同様に、ここで無線アクセスノード14を基地局14又はeNB14ということがある。
UE12は、初期のセルアタッチメント、ハンドオーバ、及び無線リンク障害の監視といった多様な目的のために、チャネル推定を実行し及びSINRを測定する。以下では、“SINR”は、リファレンス信号受信品質(RSRQ)測定結果などの既存のLTE UEによる測定結果、又はLTE UEによる潜在的な新たな測定結果への言及であってよい。MTCについて、SINRは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)についてのカバレッジ拡張レベルを決定するために使用されることができる。
ページング送信について、M−PDCCHが無線リソース制御(RRC)ページングメッセージを搬送するPDSCH送信をスケジューリングすることが見込まれる。
低複雑度UEのために及び遅延寛容なMTCアプリケーションを動作させる他のUEのためにLTE Rel13において目標とされるカバレッジを達成するために、時間的反復技法が使用され得る。時間的反復技法は、UE側での受信信号のエネルギーの累積(accumulation)を容易化する。物理データチャネル(PDSCH、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))についてサブフレームバンドリング(すなわち、送信時間インターバル(TTI)バンドリング)を使用することができる。サブフレームバンドリングが適用される場合、各ハイブリッド自動再送要求(HARQ)の(再)送信は、単一のサブフレームのみの代わりに、複数のサブフレームのバンドルからなる。複数のサブフレームにわたる反復を物理制御チャネルへ適用することもできる。UEのカバレッジ状況に依存して、様々な反復回数を使用することができる。
手始めに、ここで使用されるところによれば、“反復”との用語は、情報ビットのブロックがサブフレームをまたいで基地局14によりある回数だけ反復されること、すなわち、送信機の視点からのそれを意味する。本出願は、情報ビットのブロックを検出するためのUE12におけるサブフレームの累積を意味するものとして、即ち、受信機の視点から、累積との用語をも使用している。しかし、反復及び累積という2つの用語は、情報ビットのブロックに関連付けられる反復の全て又はサブセットを当該ブロックを検出する目的でUE12が累積することができるという点において、概念的には関連している。
なお、ここで使用されるところによれば、“反復”とは、所与の情報ビットのブロックの繰り返されるダウンリンク送信を指し、それは単なる繰り返しに限定することを意図されておらず、例えば同じ情報ビットのブロックに関連付けられる異なる符号化ビットのセットを送信することなど、情報ビットの同じブロックを送信する他のフォーマットを指してもよい。これは、LTE Rel8において定義された異なる複数のページング機会における潜在的に繰り返されるページングの試行を指してはいない。さらに、上記反復は、M−PDCCH送信のために利用可能でないダウンリンクサブフレームを考慮してもしなくてもよい。例えば、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)サブフレーム又は時間分割複信(TDD)構成に起因して、あるサブフレームはM−PDCCH送信のために利用不能であることが知られている。1つの代替手段において、反復回数は、既知の利用不能なサブフレームを考慮するように定義され、それにより反復回数は実際のダウンリンク制御送信又はダウンリンクデータ送信を伴うサブフレームを指す。他の代替手段において、反復回数は名目上であって、サブフレーム番号を参照するように定義され、利用不能なサブフレームを考慮しない。このケースでは、M−PDCCHの実際の反復回数は、名目上の反復回数よりも少ないかもしれない。
いくつかの実施形態において、M−PDCCHについて使用される反復回数を見出すために、UE12は、所与のSINRについてM−PDCCHを成功裏に復号するために必要とすることになる反復回数についてのルックアップテーブル(LUT)を保持する。SINRを推定した後、UE12は、そのLUTを使用して、M−PDCCHの復号を試行する際に累積すべきサブフレーム数を判定する。UE12が試行後にM−PDCCHを受信すると、UE12は、検出のためにM−PDCCHの反復を累積することを停止してもよい。
UE12は、例えばSINRを測定することにより、又は直近のSINRレポートを用いることにより、SINRについての値を識別することができる。LUTは、UE12上にローカルに又はリモートに記憶されることができる。いくつかの実施形態では、LUTは、例えば仕様において、予め定義される。
以下のテーブル1において、説明の目的のために、M−PDCCHの反復の推定される回数をルックアップするためのテーブルが示されている。同テーブルにおいて、UE12は、推定される等価的加法性白色ガウス雑音(AWGN)のSINR差を用いて、M−PDCCHの反復の推定回数をルックアップする。等価的AGWN SINR差は、UE12が観測するチャネル条件が通常のセルエッジとの比較においてどれほど劣化しているかに関する情報を提供する。SINR差が0又は正である場合、UE12は、基地局14の配備の通常のカバレッジ内にいて、反復は必要でない(すなわち、単一のM−PDCCH送信)と想定することができる。さらに、テーブル1では、基地局14が1回のページング機会に関連付けられるものとして送信するM−PDCCHの最大の反復回数が32回であることが示されている。
Figure 2018526850
UE12は、ネットワークノードへSINRを送信することもでき、ネットワークノードは、受信したSINRに基づいて、LUTを用いて物理制御チャネルについての反復回数を決定することができる。LUTは、基地局サイトにおいてローカルに記憶されることができ、又はリモートに記憶されることができる。言い換えると、LUTをUE12においてローカルに記憶するよりもむしろ、LUTを何らかのネットワークノード(例えば、基地局14又は他の何らかのネットワークノード)においてリモートに記憶してもよく、UE12は、自身で識別したSINRを利用して適切な反復回数を求めてネットワークノードへクエリを行ってもよく、リモートのネットワークノードが適切な反復回数をLUTから取得してUE12へ返送する。
他の実施形態において、M−PDCCHについての反復回数は、SINR推定値を反復回数へマッピングする等式又は数式から判定される。基地局14は、測定されたSINRに基づいて又はUE12からレポートされたSINRに基づいて、反復回数を判定することができる。いくつかの実施形態において、反復回数は、(測定され、レポートされ、記憶されるなどした)SINRを用いてUE12により計算されることができ、M−PDCCHについてのその反復回数が基地局14へレポートされることができる。
UE12は所要の反復回数を過少に推定すると望ましい品質で(例えば、望ましいブロックエラー確率で)M−PDCCHを復号することが不能となりかねないことから、SINRから反復回数へのマッピングが相応に適正であることが重要である。UE12は、所要の反復回数を過大に推定した場合にはエネルギー(バッテリー)を浪費し得る。
図3は、本開示の実施形態に係る(例えば、上の段落において説明した実施形態の少なくともいくつかに係る)UE12及び基地局14の動作を示している。オプション的なステップは破線で示されている。図示したように、UE12は、基地局14からUE12へのダウンリンクについてのSINRを識別する(ステップ100)。UE12は、SINRを測定することにより、又は、例えば直近のSINRレポートから取得するなど、SINRを取得することにより、SINRを識別してよい。UE12は、基地局14によりUEへM−PDCCHを送信する際に使用される(予期される)反復回数を、識別したSINRに基づいて識別する(ステップ102)。上述したように、UE12は、SINRを利用して、UE12においてローカルに又はネットワークノードにおいてリモートに記憶され得るLUTから反復回数を取得してもよい。他の実施形態において、UE12は、予め定義される等式を用いて、SINRの関数として反復回数を計算する。
基地局14は、UE12へのダウンリンクについてのSINRを識別し得る(ステップ104)。基地局14は、UE12へのM−PDCCHの送信についての反復回数を識別する(ステップ106)。基地局14は、SINRに基づいて、使用すべき反復回数を識別してもよい。他のいくつかの実施形態において、基地局14は、UE12の最後の既知のカバレッジ拡張レベルに関する情報を他のネットワークノード(例えば、MME)から取得してもよく、それがUE12についての最後の既知の所要の反復回数を含み得る。そして、基地局14は、UE12についてのその最後の既知の所要の反復回数を、少なくとも当初、UE12へM−PDCCHを送信するための、使用すべき反復回数として識別し得る。
基地局14は、反復を用いてUEへM−PDCCHを送信する(ステップ108)。いくつかの実施形態において、UE12へM−PDCCHを送信する際に基地局14により使用される反復回数は、上述したように、基地局14によりSINRに基づいて識別され又は他のネットワークノードから取得される情報から識別される反復回数である。UE12は、ステップ102においてUE12により識別される反復回数に基づいて、M−PDCCH送信の復号を試行する(ステップ110)。例えば、ステップ102においてUE12が反復回数をN回の反復として識別した場合、UE12は、いくつかの実施形態において、N個のサブフレームを累積し、その累積の結果を用いてM−PDCCH送信の復号を試行する。しかしながら、以下に議論するように、いくつかの他の実施形態では、UE12は、N回よりも少ない反復及び/又はN回よりも多い反復を用いて、M−PDCCH送信の復号をしてもよい(例えば、Mをある予め定義される数として、N+M回まで)。UE12は、M−PDCCH送信を成功裏に復号することができる場合、M−PDCCH送信内の情報を用いて、それぞれのPDSCH送信(例えば、RRCページングメッセージ)を復号する(ステップ112)。
図4は、本開示のいくつかの実施形態に係るUE12の動作を示すフローチャートである。図示したように、UE12は、基地局14からUE12へのダウンリンクチャネルについてのSINRを識別する(ステップ200)。識別されたSINRに基づいて、UE12は、M−PDCCHについて使用される(予期される)反復回数を識別する(ステップ202)。次いで、UE12は、識別した反復回数に基づいてサブフレームを累積し、その累積の結果に基づいてM−PDCCHの復号を試行する(ステップ204)。
図5は、本開示のいくつかの実施形態に係る基地局14の動作を示すフローチャートである。図示したように、基地局14は、基地局14からUE12へのダウンリンクチャネルについてのSINRを識別する(ステップ300)。識別されたSINRに基づいて、基地局14は、M−PDCCHについて使用される(予期される)反復回数を識別する(ステップ302)。次いで、基地局14は、識別した反復回数に従ってサブフレームを送信する(ステップ304)。言い換えると、基地局14は、識別した回数の反復を用いて、UE12へM−PDCCHを送信する。
留意すべきこととして、UE12がM−PDCCHを復号する前に累積するサブフレームの数は、基地局14がM−PDCCHを送信する際に行う反復の実際の回数と同一であっても同一でなくてもよい。
よって、M−PDCCH検出のロバスト性及び柔軟性を提供するために、1回のM−PDCCH機会においてUE12により複数の仮説を使用することができ、その場合、UE12は、(a)UE12内のSINR検出、及び(b)基地局14により送信されるM−PDCCHの実際の反復回数、の双方の曖昧性を考慮に入れて、一連の仮説を試すことができる。例えば、UE12がM−PDCCHのN回の反復回数でのp番目の試行後にM−PDCCHの受信に失敗した場合に、UE12は、より多くのM−PDCCHの反復を累積し、M−PDCCHのNp+1回の反復でp+1番目の試行を行うことができる。これは、基地局14がM−PDCCHを送信したがUE12が劣悪なチャネル条件に起因してN回の反復では検出できず、但しUE12がNp+1回の反復で検出できるはずのケースをカバーする。UE12は、そのページング機会について、M−PDCCHの検出を中止する前に、M−PDCCHのあり得る最大の反復回数まで累積を行ってよい。UE12は、あり得る最大の反復回数の後にM−PDCCHを検出できない場合、基地局14がそのページング機会についてページングメッセージを送信しなかったものと想定する。ページングの受信に関連付けられるM−PDCCHの受信をUE12が試行すべき仮説の最小の集合を定義することができる。
極端なケースでは、UE12は、最大数の仮説を使用することができ、その場合、UE12は、毎サブフレーム後にM−PDCCHの復号を試行する。この方法は、UE12がM−PDCCHの復号成功とページングメッセージを搬送するPDSCHの開始との間の時間中に電力を節約するために自身の受信機をオフに切り替えることを可能にする。代替的に、復号の試行回数とスイッチオフ時間の量との間で妥協するために、仮説の集合を削減することができる。例えば、UE12は、基地局12が使用し得るM−PDCCHの反復ファクタの知識を有する場合(例えば、{1,2,4,8,16})、{1,2,4,8,16}回分の累積後にM−PDCCHの復号を試行することを選択してもよい。
図6は、本開示のいくつかの実施形態に従って反復回数についての仮説の集合について復号を行うUE12の動作を示すフローチャートである。あらためて言うと、オプション的なステップは破線で示されている。オプションとして、UE12は、基地局14からUE12へのダウンリンクについてのSINRを識別し(ステップ400)、上述したように、識別したSINRに基づいてM−PDCCHについての(予期される)反復回数を識別する(ステップ402)。
この例において、仮説の集合は、Nを反復回数の第1の仮説、Nを反復回数の第2の仮説などとして、{N,N,…,N}と表され、N<N<…<Nであって、Mは当該集合内の仮説の数である。いくつかの実施形態において、最後の仮説Nがステップ402においてSINRに基づいて識別される反復回数である。いくつかの他の実施形態において、最後の仮説NはSINRに基づいて識別される反復回数よりも大きく、但し、例えばM−PDCCHを送信する際に基地局14により使用され得る最大の反復回数よりも小さい。一例として、M−PDCCHを送信する際に基地局14により使用され得る反復の集合が{1,2,4,8,16,32,64}であり、SINRに基づいて識別される反復回数が8回である場合、仮説の集合は、例えば、{1,2,4,8}であってもよく、又は他の例として{1,2,4,8,16}であってもよい。
仮説のインデックスpは、まず1という値に設定される(ステップ404)。UE12は、集合{N,N,…,N}内の仮説Nについてサブフレームを累積し(ステップ406)、累積したサブフレームに基づいてM−PDCCHの復号を試行する(ステップ408)。UE12は、復号が成功したかを判定し(ステップ410)、成功の場合には、サブフレームの累積を停止し、自身の受信機を非アクティブ化する(ステップ412)。一方、復号の試行が不成功であった場合、UE12は、集合内の最後の仮説Nへ到達済みであるかを判定する(ステップ414)。到達済みでない場合、UE12は、仮説のインデックスpをインクリメントし(ステップ416)、処理はステップ406へ戻る。2回目の繰り返しにおいて、サブフレームの累積が、N回の反復がにわたるサブフレームが累積されるまで継続する。これは、既に累積済みのN回の反復についてのサブフレームを含む。次いで、UE12は、N回の反復にわたって累積されたサブフレームに基づいて、M−PDCCHの復号を試行する。処理は、UE12がM−PDCCHを成功裏に復号するまで、又はUE12が最後の仮説Nへ到達するまで続けられる。
UE12は、基地局12により使用される実際の反復回数を知らないであろうことから、PDSCHの開始点は、M−PDCCHの復号において使用される反復回数に依存することはできない。その場合、開始点(即ち、M−PDCCHの反復の開始サブフレーム)及びM−PDCCHの最大の反復回数は、例えばM−PDCCHについて使用されることになる最大の反復回数など、UE12にとって既知の値であるべきである。これらパラメータは、セル16内でブロードキャストされるシステム情報においてシグナリングされるか、又は各カバレッジ拡張レベルについて仕様において予め定義されるかのいずれかであり得る。さらに、あり得る最大の反復回数を、次のパラメータのうちの1つ又は複数の関数として定義することができる:
・セル16がサポートするカバレッジ拡張の最大レベル;
・セル16がサポートするMTC UEのタイプ。例えば、(1)通常の複雑度のUEのみ、(2)通常の複雑度のUE及び低複雑度UEの双方;
・基地局アンテナポートの最大送信電力レベル;及び/又は
・セル16内の適切な機能のためにUE12が有することのできる受信アンテナの最小数
M−PDCCHの最大の反復回数を定義する際に他のパラメータもまた考慮されてよい。
M−PDCCHの実際の反復回数は、UE12が検出において使用する反復回数とは相違し得ることから、UE12によるPDSCHの累積は、検出において使用された最後のM−PDCCHの反復の直後に開始しなくてもよい。代わりに、UE12によるPDSCHの反復の累積は、既知のサブフレームにおいて開始する必要がある。例えば、M−PDCCHの反復がサブフレームnにおいて終了し、当該サブフレームにおいて所与のページング機会についてM−PDCCHの最大の反復回数が想定される場合、PDSCHの累積はサブフレームn+kにおいて開始する。典型的な例はk=1であり、即ち、カバレッジ拡張の所与のレベルについて、M−PDCCHの最大の反復回数の後に即座にPDSCHの累積が開始する。これが図7において一例と共に示されている。図7では、所与のページング機会のM−PDCCHについての開始サブフレームは、サブフレームiである。M−PDCCHのあり得る最大の反復回数が想定される場合、M−PDCCHの反復はサブフレーム(i+j1)において終了する。この例において、UE12は、M−PDCCHの(j0+1)回の反復を累積した後にM−PDCCHを成功裏に検出することができ、M−PDCCHの累積をサブフレーム(i+j0)において終了する。UE12は、サブフレーム(i+j0+1)からサブフレーム(i+j1)までダウンリンク信号の受信をスイッチオフすることができる。UE12は、サブフレーム(i+j1+1)においてダウンリンク受信をスイッチオンし、PDSCHの受信が開始される。PDSCHについての反復レベルは、例えば物理リソースブロック(PRB)グループ及びトランスポートブロックサイズ(TBS)に加えて、M−PDCCH上のダウンリンク制御情報(DCI)においてシグナリングされる。
十分なページング性能を保証する目的で、無線アクセスネットワーク要件(例えば、3GPPにおけるRAN4要件)が開発される必要があり得る。例えば、いくつかの実施形態において、PDSCHに関連付けられるM−PDCCHの受信におけるUE性能の最小限の要件を補償するために、SINR推定の精度レベルが定義される。
ワイヤレス通信デバイス12(例えば、UE12)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアのいかなる適切な組み合わせをも含む通信デバイスを表現し得るものの、それらワイヤレス通信デバイス12は、具体的な実施形態では、図8及び図9でより詳細に示されている例示的なワイヤレス通信デバイス12などのデバイスを表現してよい。同様に、例示された無線アクセスノード14(例えば、基地局又はeNB14)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアのいかなる適切な組み合わせをも含むネットワークノードを表現し得るものの、それらノードは、具体的な実施形態では、図10〜図12でより詳細に示されている例示的な無線アクセスノード14などのデバイスを表現してよい。
図8に示したように、例示的なワイヤレス通信デバイス12(例えば、UE12)は、プロセッサ20(例えば、CPU(Central Processing Unit(s))、ASIC(Application Specific Integrated Circuit(s))、FPGA(Field Programmable Gate Array(s))、又はそれらの任意の組み合わせ)と、メモリ22と、アンテナ30へ連結される送信機26及び受信機28を含む送受信機24とを含む。具体的な実施形態において、UE、MTC若しくはM2Mデバイス、及び/又は任意の他のタイプのワイヤレス通信デバイスにより提供されるものとして上述した機能性のいくつか又は全ては、図8に示したメモリ22などのコンピュータ読取可能な媒体上に記憶される命令をプロセッサ20が実行することにより提供されてもよい。ワイヤレス通信デバイス12の代替的な実施形態は、上述した機能性のうちの任意のもの及び/又は上述した解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む、デバイスの機能性の何らかの観点を提供することに責任を有し得る、図8に示したもの以外の追加的なコンポーネントを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に当該少なくとも1つのプロセッサに、ここで説明した実施形態のいずれかに係るワイヤレス通信デバイス12の機能性を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態において、前述したコンピュータプログラムプロダクトを含む担体が提供される。担体は、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体)、のうちの1つである。
図9は、本開示のいくつかの他の実施形態に係るワイヤレス通信デバイス12の概略ブロック図である。ワイヤレス通信デバイス12は、ソフトウェアで各々が実装される1つ以上のモジュール32を含む。それらモジュール32は、ここで説明したワイヤレス通信デバイス12の機能性を提供する。この例において、ワイヤレス通信デバイス12は、上述したように基地局14からワイヤレス通信デバイス12へのダウンリンクについてSINRを識別する、ように動作するSINR識別モジュール32−1と、上述したように識別されたSINRに基づいてM−PDCCHについて(予期される)反復回数を識別する、ように動作する反復回数識別モジュール32−2と、上述したように識別された反復回数に基づいてM−PDCCHの復号を試行する、ように動作する復号モジュール32−3と、を含む。但し、ワイヤレス通信デバイス12はここで説明したワイヤレス通信デバイス12の機能性を提供し又は可能にする追加的な又は代替的なモジュール32を含んでもよいことに留意されたい。
図10に示したように、例示的な無線アクセスノード14は、プロセッサ34(例えば、CPU、ASIC若しくはFPGAなど、又はそれらの任意の組み合わせ)と、メモリ36と、ネットワークインタフェース38とを含み、これらはこの例では制御システム40へ組み込まれる。無線アクセスノード14は、さらに、アンテナ48へ連結される送信機44及び受信機46を含む送受信機を含む。いくつかの実施形態において、送受信機42は、制御システム40の外部にあって、例えば有線接続(例えば、光ケーブル)を介して制御システム40へ接続される。一方、いくつかの他の実施形態において、送受信機42及び潜在的にアンテナ48は、制御システム40と一緒に統合される。具体的な実施形態において、基地局、ノードB、eNB及び/又は任意の他のタイプのネットワークノードにより提供されるものとして上述した機能性のいくつか又は全ては、図10に示したメモリ36などのコンピュータ読取可能な媒体上に記憶される命令をプロセッサ34が実行することにより提供されてもよい。無線アクセスノード14の代替的な実施形態は、上で識別した機能性のうちの任意のもの及び/又は上述した解決策をサポートするために必要な任意の機能性を含む、追加的な機能性を提供することに責任を有する追加的なコンポーネントを含んでもよい。
図11は、本開示のいくつかの他の実施形態に係る無線アクセスノード14の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。この議論は、他のタイプのネットワークノードへ等しく適用可能である。さらに、他のタイプのネットワークノードが同様の仮想化されたアーキテクチャを有してもよい。
ここで使用されるところによれば、“仮想化された”無線アクセスノードは、無線アクセスノード14の機能性の少なくとも一部が(例えば、ネットワーク内の物理的な処理ノード上で実行される仮想マシンを介して)仮想的なコンポーネントとして実装される、無線アクセスノード14の一実装例である。図示したように、この例において、無線アクセスノード14は、1つ以上のプロセッサ34(例えば、CPU、ASIC及び/又はFPGAなど)と、メモリ36と、ネットワークインタフェース38と、1つ以上の送受信機42とを含み、送受信機42は、上述したように、1つ以上のアンテナ48へ連結される1つ以上の送信機44及び1つ以上の受信機46を各々含む。制御システム40は、例えば光ケーブルなどを介して、送受信機42へ接続される。制御システム40は、ネットワークインタフェース38を介して、ネットワーク52へ連結され又はネットワーク52の一部に含まれる1つ以上の処理ノード50へ接続される。各処理ノード50は、1つ以上のプロセッサ54(例えば、CPU、ASIC及び/又はFPGAなど)と、メモリ56と、ネットワークインタフェース58とを含む。
この例において、ここで説明した無線アクセスノード14の機能60は、1つ以上の処理ノード50に実装され、又は、任意の所望のやり方で制御システム40及び1つ以上の処理ノード50にわたって分散される。いくつかの具体的な実施形態において、ここで説明した無線アクセスノード14の機能60のうちのいくつか又は全ては、処理ノード50によりホスティングされる仮想環境内に実装される1つ以上の仮想マシンにより実行される仮想的なコンポーネントとして実装される。当業者により理解されるように、処理ノード50と制御システム40との間の追加的なシグナリング又は通信が、所望の機能60のうちの少なくともいくつかを遂行するために使用される。とりわけ、いくつかの実施形態において、制御システム40が包含されなくてもよく、そのケースでは、送受信機42は、適切なネットワークインタフェースを介して、処理ノード50と直接的に通信する。
いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、当該少なくとも1つのプロセッサに、ここで説明した実施形態のいずれかに従って仮想環境において無線アクセスノード14又は無線アクセスノード14の機能60のうちの1つ以上を実装するノード(例えば、処理ノード50)の機能性を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、前述したコンピュータプログラムプロダクトを含む担体が提供される。その担体は、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体)、のうちの1つである。
図12は、本開示のいくつかの他の実施形態に係る無線アクセスノード14の概略ブロック図である。無線アクセスノード14は、各々ソフトウェアで実装される1つ以上のモジュール62を含む。モジュール62は、ここで説明した無線アクセスノード14の機能性を提供する。この議論は、図14の処理ノードへ等しく適用可能であり、その場合、モジュール62は、処理ノード50のうちの1つに実装されてもよく、又は、複数の処理ノード50にわたって分散されてもよく及び/若しくは処理ノード50と制御システム40とにわたって分散されてもよい。
本開示を通じて以下の頭字語が使用されている。
・3GPP Third Generation Partnership Project
・5G Fifth Generation
・ASIC Application Specific Integrated Circuit
・AWGN Additive White Gaussian Noise
・CPU Central Processing Unit
・DCI Downlink Control Information
・DFT Discrete Fourier Transform
・eNB Enhanced or Evolved Node B
・E−PDCCH Enhanced Physical Downlink Control Channel
・FPGA Field Programmable Gate Array
・HARQ Hybrid Automatic Repeat Request
・IoT Internet of Things
・LTE Long Term Evolution
・LUT Look-Up Table
・M2M Machine-to-Machine
・MBMS Multimedia Broadcast/Multicast Services
・MHz Megahertz
・MME Mobility Management Entity
・MTC Machine Type Communication
・OFDM Orthogonal Frequency Division Multiplexing
・PDCCH Physical Downlink Control Channel
・PDN Packet Data Network
・PDSCH Physical Downlink Shared Channel
・P−GW Packet Data Network Gateway
・PRACH Physical Random Access Channel
・PRB Physical Resource Block
・PUSCH Physical Uplink Shared Channel
・RAT Radio Access Technology
・Rel Release
・RRC Radio Resource Control
・RSRQ Reference Signal Received Quality
・SCEF Service Capability Exposure Function
・SINR Signal to Interference plus Noise Ratio
・TBS Transport Block Size
・TDD Time Division Duplexing
・TTI Transmission Time Interval
・UE User Equipment
当業者は、本開示の実施形態に対する改善例及び修正例を認識するであろう。全てのそうした改善例及び修正例は、ここで開示した概念及び後に続く特許請求の範囲のスコープの範囲内と見なされる。

Claims (27)

  1. セルラー通信ネットワーク(10)におけるユーザ機器(UE)(12)の動作の方法であって、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)の無線アクセスノード(14)から前記UE(12)により受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別すること(100)と、
    前記SINR値に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別すること(102)と、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行すること(110)と、
    を含む方法。
  2. 前記ダウンリンクチャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項1の方法。
  3. 前記UE(12)は、前記無線アクセスノード(14)のより大きいシステム帯域幅内で限られたシステム帯域幅を受信する低複雑度UE(12)であり、前記ダウンリンクチャネルは、低複雑度UE(12)のための物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項1の方法。
  4. 前記限られたシステム帯域幅は、1.4メガヘルツ(MHz)である、請求項3の方法。
  5. 前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記UE(12)をページングするために利用される物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項3又は請求項4の方法。
  6. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別すること(102)は、予め定義されるルックアップテーブル(LUT)に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別すること(102)、を含む、請求項1〜5のいずれかの方法。
  7. 予め定義される前記LUTは、加法性白色ガウス雑音(AWGN)のSINR値を反復回数値へマッピングする、請求項6の方法。
  8. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別すること(102)は、予め定義される等式に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別すること(102)、を含む、請求項1〜5のいずれかの方法。
  9. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数は、前記ダウンリンクチャネルを送信する際に前記無線アクセスノード(14)により利用される反復回数とは相違する可能性がある、請求項1〜8のいずれかの方法。
  10. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて前記ダウンリンクチャネルの復号を試行すること(110)は、
    前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する際に前記反復回数に対応する数のサブフレームを累積すること(204)、
    を含む、請求項1〜9のいずれかの方法。
  11. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて前記ダウンリンクチャネルの復号を試行すること(110)は、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を含む、反復回数仮説の集合内の、第1の反復回数仮説に対応する第1の数のサブフレームを累積すること(406)と、
    前記第1の数のサブフレームの前記累積に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行すること(408)と、
    前記第1の数のサブフレームの前記累積に基づく前記ダウンリンクチャネルの復号の前記試行が不成功である場合に、
    前記第1の数のサブフレームと共に追加的な数のサブフレームを累積(406)して、前記反復回数仮説の集合内の、第2の反復回数仮説に対応する第2の数のサブフレームの累積を提供すること(406)と、
    前記第2の数のサブフレームの前記累積に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行すること(408)と、
    を含む、請求項1〜9のいずれかの方法。
  12. 前記ダウンリンクチャネルの復号の成功後に、又は、前記反復回数仮説の集合内の最後の反復回数仮説に対応する数のサブフレームの累積に基づく前記ダウンリンクチャネルの復号の試行(406)後に、サブフレームの累積を停止すること(412)、及び、前記UE(12)のそれぞれの受信機(28)を非アクティブ化すること、
    をさらに含む、請求項11の方法。
  13. セルラー通信ネットワーク(10)のためのユーザ機器(UE)(12)であって、
    少なくとも1つの送受信機(24)と、
    少なくとも1つのプロセッサ(20)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(20)により実行可能な命令を記憶するメモリ(22)と、
    を備え、それにより、前記UE(12)は、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)の無線アクセスノード(14)から前記UE(12)により受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別し、
    前記SINR値に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別し、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、
    ように動作可能である、UE(12)。
  14. 前記ダウンリンクチャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項13のUE(12)。
  15. 前記UE(12)は、前記無線アクセスノード(14)のより大きいシステム帯域幅内で限られたシステム帯域幅を受信する低複雑度UE(12)であり、前記ダウンリンクチャネルは、低複雑度UE(12)のための物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項13のUE(12)。
  16. 前記限られたシステム帯域幅は、1.4メガヘルツ(MHz)である、請求項15のUE(12)。
  17. 前記物理ダウンリンク制御チャネルは、前記UE(12)をページングするために利用される物理ダウンリンク制御チャネルである、請求項15又は請求項16のUE(12)。
  18. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別するために、前記UE(12)は、予め定義されるルックアップテーブル(LUT)に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別する、ようにさらに動作可能である、請求項13〜17のいずれかのUE(12)。
  19. 予め定義される前記LUTは、加法性白色ガウス雑音(AWGN)のSINR値を反復回数値へマッピングする、請求項18のUE(12)。
  20. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別するために、前記UE(12)は、予め定義される等式に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を識別する、ようにさらに動作可能である、請求項13〜17のいずれかのUE(12)。
  21. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数は、前記ダウンリンクチャネルを送信する際に前記無線アクセスノード(14)により利用される反復回数とは相違する可能性がある、請求項13〜20のいずれかのUE(12)。
  22. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて前記ダウンリンクチャネルの復号を試行するために、前記UE(12)は、
    前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する際に前記反復回数に対応する数のサブフレームを累積する、
    ようにさらに動作可能である、請求項13〜21のいずれかのUE(12)。
  23. 前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて前記ダウンリンクチャネルの復号を試行するために、前記UE(12)は、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数を含む、反復回数仮説の集合内の、第1の反復回数仮説に対応する第1の数のサブフレームを累積し、
    前記第1の数のサブフレームの前記累積に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行し、
    前記第1の数のサブフレームの前記累積に基づく前記ダウンリンクチャネルの復号の前記試行が不成功である場合に、
    前記第1の数のサブフレームと共に追加的な数のサブフレームを累積して、前記反復回数仮説の集合内の、第2の反復回数仮説に対応する第2の数のサブフレームの累積を提供し、
    前記第2の数のサブフレームの前記累積に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、
    ようにさらに動作可能である、請求項13〜21のいずれかのUE(12)。
  24. 前記UE(12)は、
    前記ダウンリンクチャネルの復号の成功後に、又は、前記反復回数仮説の集合内の最後の反復回数仮説に対応する数のサブフレームの累積に基づく前記ダウンリンクチャネルの復号の試行後に、サブフレームの累積を停止し、及び、前記UE(12)のそれぞれの受信機(28)を非アクティブ化する、
    ようにさらに動作可能である、請求項23のUE(12)。
  25. セルラー通信ネットワーク(10)のためのユーザ機器(UE)(12)であって、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)の無線アクセスノード(14)から前記UE(12)により受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別し、
    前記SINR値に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別し、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、
    ように適合される、UE(12)。
  26. 前記UE(12)は、請求項2〜12のいずれかの方法に従って動作する、ようにさらに適合される、請求項25のUE(12)。
  27. セルラー通信ネットワーク(10)のためのユーザ機器(UE)(12)であって、
    前記セルラー通信ネットワーク(10)の無線アクセスノード(14)から前記UE(12)により受信される信号について信号対干渉及び雑音(SINR)値を識別する、ように動作可能なSINR識別モジュール(32−1)と、
    前記SINR値に基づいて、前記無線アクセスノード(14)からのダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される反復回数を識別する、ように動作可能な反復回数識別モジュール(32−2)と、
    前記無線アクセスノード(14)からの前記ダウンリンクチャネルの送信のために使用されるものと推定される前記反復回数に基づいて、前記ダウンリンクチャネルの復号を試行する、ように動作可能な復号モジュール(32−3)と、
    を備えるUE(12)。
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