JP2018524035A - ユーザー電気器具の冷却素子の最高冷却温度を調節するための方法及びユーザー電気器具 - Google Patents
ユーザー電気器具の冷却素子の最高冷却温度を調節するための方法及びユーザー電気器具Info
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Abstract
ユーザー電気器具(1)の冷却素子(11)の最高冷却温度を調節するための方法及びユーザー電気器具について説明するものであり、冷却素子(11)は電気器具(1)の通常の使用の間にユーザーの皮膚と接触し、冷却素子(11)は低温側(12)と高温側(14)とを有する熱電素子(13)に連結され、熱電素子(13)の低温側(13)は冷却素子(11)と熱伝導接触し、熱電素子(13)の高温側(14)はユーザー電気器具(1)の熱源素子(15)と熱伝導接触する。本方法は、(a)熱源素子(15)の温度(θ)を測定するステップと、(b)測定された温度(θ)が下限しきい値(θlow)未満であるか否かを決定するステップと、(c)測定された温度(θ)が下限しきい値(θlow)未満である場合、冷却素子(11)を冷却し、それによって熱源素子(15)を加熱するステップと、を含む。
Description
本発明は、ユーザー電気器具の冷却素子の最高冷却温度を調節するための方法及び対応するユーザー電気器具に関し、ここで、冷却素子は電気器具の通常の使用中にユーザーと接触し、冷却素子は、低温側と高温側とを有する熱電素子に接続される。熱電素子の低温側は冷却素子と熱伝導接触し、熱電素子の高温側はユーザー電気器具の熱源素子と熱伝導接触する。好ましくは、ユーザー電気器具は、かみそり又は脱毛器などの除毛デバイスとすることができる。
剃毛の間にヒトの皮膚を冷却するための冷却素子をかみそりに備え付けることが知られている。これは、ユーザーにとって心地よく、皮膚刺激を低減する。ドイツ国特許第1 143 128 Bには、皮膚に向かって気流を導く通気機に基づいた冷却素子について記述されている。ドイツ国特許第10 2008 032 150 A1号には、使用中にユーザーの皮膚と接触するスミアヘッド内の冷却素子を冷却するための熱電素子を有するそれぞれの電気かみそりが開示されている。
本発明の目的は、ユーザー電気器具の冷却素子の最高冷却温度を調節するための方法、及びヒトの皮膚との接触に適した最高冷却温度を確保するための対応するユーザー電気器具を提供する。
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。請求項1によれば、
(a)熱源素子の温度を測定するステップと、
(b)測定された温度が下限しきい値未満であるか否かを決定するステップと、
(c)測定された温度が下限しきい値未満である場合、冷却素子を冷却し、それによって熱源素子を加熱するステップと、が提供される。
(a)熱源素子の温度を測定するステップと、
(b)測定された温度が下限しきい値未満であるか否かを決定するステップと、
(c)測定された温度が下限しきい値未満である場合、冷却素子を冷却し、それによって熱源素子を加熱するステップと、が提供される。
請求項9による対応するユーザー電気器具は、上記で定義されたステップを実施するように適合されたマイクロプロセッサを有する。
冷却素子を冷却するステップは、ユーザー電気器具の通常使用の間に用いられた極性と同じ極性で、直流電圧が熱電素子に印加された状態で、熱電素子の作動によって本発明に従って実施される。このことは、熱電素子に対する極性の反転が必要でないために有利となる。熱電素子は好ましくは、既知のペルチエ素子である。しかしながら、熱電素子はまた、熱電素子の一方の側ともう一方の側との間に温度差を発生させる任意の他の素子を用いて、例えば半導体素子を使用して実現できる。
具体的に言えば、本方法は有利にも、ユーザー電気器具が使用中でないときに適用される。
冷却素子の冷却は、冷却が停止される前の所定の作動時間にわたって実施できる。別の好ましい実施形態では、熱源素子の温度を測定し、その温度を目標値と比較することによって、フィードバック制御が実現される。冷却素子の冷却(及び加熱素子の対応する加熱)は次いで、加熱素子の温度の目標値が達成されるまで継続される。目標値は好ましくは、下限しきい値よりも高く選定される。
冷却素子の冷却及びそれと同時の熱源素子の加熱の後、本方法は、ステップ(a)に従って熱源素子の温度を測定することで反復してよい。本方法を反復する前に、所定の一時休止が実現できる。一時休止の持続時間は、ユーザー電気器具の使用環境における通常の温度変化に適合できる。かみそり又は脱毛器などの除毛デバイスの場合、一時休止の持続時間は、好ましくは1時間〜6時間の間で変化してよい。
下限しきい値を超える温度に熱源素子を加熱することにより、ユーザー電気器具の通常の使用においては下回ることのない最高冷却温度、すなわち最低絶対温度が規定される。言うまでもなく、下限しきい値未満の熱源素子の温度においても熱電素子を作動させることによって、ユーザー電気器具のアイドルモードにおいて本方法を実行する間、冷却素子の温度は所望の温度範囲未満に低下してよい。しかしながら、熱電素子の作動を停止すると、冷却素子は、環境の温度に極めて迅速に適応し、次いで通常の使用に備える。
本発明に従う最高冷却温度は、熱電素子が作動条件にある状態で、すなわち、通常の作業条件下での熱電素子の作動のための直流電圧及び電流がユーザー電気器具の回路に与えられた状態で取得できる冷却素子の最低絶対温度である。作動の間、熱電素子は熱電素子の低温側を冷却し、熱電素子の高温側を加熱する。この暖かさは熱源素子によって吸収される。冷却エネルギーは、冷却素子を冷却する。
熱電素子は、既定の作動条件で作動されるものであり、低温側と高温側との間の規定の温度差を発生させる。したがって、低温側の最低絶対温度(又は最高冷却温度)は、高温側の温度によって規定される。したがって、例えばユーザー電気器具が低温の環境にあるために、ペルチエ素子の高温側が過度に低温である場合、冷却素子は、ヒトの皮膚と接触するには低すぎる温度を有する。熱源素子の(したがって熱電素子の高温側の)温度が、例えば5℃である場合、冷却素子は0℃未満の温度を有してよい。このことは、ヒトの皮膚の損傷につながるかもしれない。
好ましい実施形態によれば、下限しきい値は露点温度に設定されてよい。かみそりなどの電気器具は多くの場合、電気器具内部の凝縮水が露点未満の温度で生じ得る湿潤環境において使用されるので、これは適切な下限温度しきい値となり得る。このことは技術的欠陥につながるかもしれない。更に、露点温度は、ヒトの皮膚にとっては「冷たい」温度として既に感知される温度である。熱電素子を用いて得られる最高冷却温度はしきい値温度よりも低い特定の温度値にあるので、冷却素子の冷却効果を制限するために、露点温度はしたがって、適切な下限しきい値として選定されてもよい。露点温度は、ユーザー電気器具に組み込まれた付加的な湿度センサを通じて決定できる。
熱源素子の測定温度が下限しきい値未満であるか否かのチェックに加えて、本発明による方法に従って、測定温度が上限しきい値を超えているか否かを同様に決定することも有用となり得る。このステップは特に、測定温度が下限しきい値未満でない場合に、測定温度が下限しきい値未満であるか否かを決定した後に実施されてよい。熱電素子を使用して冷却素子によって到達される最高冷却温度は、熱源素子の温度によって制限されるので、ユーザー電気器具の通常の使用によって到達される最高冷却温度は、通常の使用を開始するときに加熱素子の温度が過度に高い場合、所望の通りの低温ではない場合がある。上限しきい値は好ましくは、電気器具の通常の使用の間に到達される、冷却素子の所望の最高冷却温度に応じて設定される。好ましい実施形態としてのかみそり又は脱毛器に対する所望の最高冷却温度は、0℃〜20℃の範囲にあってよい。
本発明の先の態様に続けば、本方法はまた、例えば、既定の作動時間にわたって又は目標温度が達成される(フィードバック制御)まで冷却素子を加熱するステップを含んでよく、それによって測定された温度が上限しきい値を超える場合に熱源素子を冷却する。これは技術的には、例えば、熱電素子に印加される直流電圧の極性を反転させることによって達成できるが、このことは、熱電素子を通る電流の方向を変化させることと等価である。好ましい実施形態では、熱電素子への供給電圧/電流は直接、マイクロプロセッサのポートによって制御される。次いで、ポートの極性が、単純にマイクロプロセッサのソフトウェア制御によって反転されてよい。それ以外にも、熱電素子に印加される直流電圧の極性を反転させるように、極性変化スイッチがマイクロプロセッサによって制御され切り替えられてよい。
熱源素子を調整することによって、冷却素子の所望の冷却温度を調節できる。この調整は、本発明に従って、熱源素子の加熱又は冷却の両方を含んでよい。
本発明のもう1つの態様が提案することとして、本方法は、特に熱電素子を作動させる前に、測定された温度が上限しきい値を超えているか否かを決定するステップの前に、ユーザー電気器具が一定の(例えば、0.5時間〜1時間の)時間期間内に通常の使用の状態にあったか否かをチェックするステップと、ユーザー器具が当該一定の時間期間内に使用中であった場合に、後続の方法のステップを続ける前に既定の冷却用一時休止の間、待機するステップとを含んでよい。この一定の時間期間において、ユーザー電気器具がこの時間期間の間に使用されておらず、熱電素子が既定の冷却用一時休止の間に提案する方法によって作動されない場合、熱源素子は、おそらくは周囲温度へと温度低下する。
冷却用一時休止の適切な持続時間は、かみそり又は脱毛器などの通常のユーザー電気器具に対しては、30分間〜90分間、好ましくは1時間程度である。既定の冷却用一時休止の間、提案する方法は、好ましい実施形態に従って中断される。有利にも、冷却用一時休止が満了すると、本方法は、後続のステップとして、その後に熱源素子の温度を測定することで継続される。次いで本方法は、前述したように継続してよい。
通常の使用が当該一定の時間期間内に発生したか否かのチェックは、マイクロコントローラを使用したログエントリによって実現してよい。考えられる1つの方法は、ユーザー電気器具の通常の使用が終了したときに、マイクロコントローラが実際の時間(同様に実際の日付を含んでよい)でフラグを設定することである。通常の使用に関するチェックが実施されるとき、最後の通常の使用の時間(そして、与えられるか又は必要な場合は日付)が、チェックの実際の時間(そして該当する場合は日付)と比較される。もう1つ考えられることは、通常の使用を開始又は停止したときに生成され、一定の時間期間が満了した後に(例えばマイクロプロセッサによって)削除されるフラグを使用することである。その場合、このフラグの存在をチェックすることのみが必要である。
冷却素子の冷却と冷却素子の加熱のいずれのための熱電素子の作動も、既定の作動時間にわたって実施される場合、冷却素子の加熱又は冷却のための既定の作動時間は、同じ時間又は異なる時間とすることができる。(熱源素子を加熱することの反対の作用を伴う)冷却素子の加熱のため、冷却のため、及び/又は加熱と冷却の両方のための作動時間は、マイクロプロセッサに実装された事前設定済みの持続時間によって決定できる。簡潔な実施形態では、本方法は、所定の一時休止後に反復してよい。
本発明の更に高度な実施形態では、冷却素子の冷却及び/又は加熱のための熱電素子の作動時間は、熱源素子の温度の測定によって決定できる。特に、加熱素子の温度が(冷却素子を冷却する間)下限温度限界よりも低いか又は(冷却素子を冷却する間)上限温度限界よりも高いかがチェックされてよく、また、この条件を満たさなくなるまで熱電素子の作動が継続する。その場合、一方の又はもう一方の条件が満たされるまでの時間が作動時間となる。この場合、作動時間は動的に決定される。作動時間の決定は、換言すれば、制御変数が事前設定済みの設定(フィードバック)を満たすまでの作動時間につながるフィードバック制御である。
特に、提案する方法を開始する前に、ユーザー電気器具が通常のユーザー操作中であるか否かが更にチェックされてもよく、本方法は次いで、ユーザー電気器具の通常のユーザー操作が検出されない場合にのみ実行される。通常のユーザー操作が検出された場合、熱電素子を使用して冷却素子を冷却することを含めて、通常の操作が実施される。ユーザー電気器具のモータが稼働している場合、通常のユーザー操作を検出してよい。通常の操作に関するチェックは、熱源素子の温度が下限しきい値未満であることに関するチェックの前又はその直後に実施してよい。
更に、本発明によれば、特に2次電池を有するユーザー電気器具(アキュムレータ)の場合、ユーザー電気器具が電力系統に接続されているか否かを更にチェックしてよい。電池駆動型のユーザー電気器具が、例えば、受け台に挿入することによって又は充電ケーブルを電気ソケットに挿入することによって、電力系統に取り付けられていない場合である。このチェックステップは、好ましくは、提案する方法(熱源素子の加熱又は冷却のいずれかにつながる)の間に、熱電素子の作動前に実施されるべきであり、それによって相当な量の電力が消費される。
本発明はまた、ユーザー電気器具、特に、例えばスミアヘッド又は引張ローラなどの除毛用具であるユーザー電気器具のアクチュエータを駆動するための電気モータを有する、かみそり又は脱毛器などの除毛デバイスに関する。更に、その電気器具は電源と冷却素子とを備え、冷却素子は、電気器具の通常の使用の間じゅうにユーザーの皮膚と接触する。冷却素子自体は、低温側と高温側とを有する熱電素子を備え、熱電素子の低温側は、冷却素子との熱伝導接触をなし、熱電素子の高温側は、ユーザー電気器具の熱源素子との熱伝導接触をなす。更に、モータ及び熱電素子の作動を制御するように適合されたマイクロプロセッサが設けられる。本発明によれば、ユーザー電気器具は、熱源素子との熱伝導接触をなす温度センサを備え、マイクロコントローラの測定ポートに接続される。更に、マイクロコントローラは、前述した方法又はその一部を実施するように適合される。マイクロコントローラは、ユーザー電気器具に含められ、及び提案する方法のステップのすべて又は任意の選択部分を実施するように適合された、任意の好適なプロセッサとできる。このプロセッサの適合は、プロセッサ上で実行されると、提案する方法又はその一部が実行されるように、実行可能形式でプロセッサ上にプログラムコード手段を実装することによって達成できる。
好ましい実施形態では、電源は2次電池によって構成され、ユーザー電気器具は、その2次電池を電力系統に接続するための充電デバイスを備える。充電デバイスは、受け台であっても充電ケーブルであってよい。充電デバイスが電力系統に接続されると、2次電池は充電される。更に、冷却素子の最高冷却温度を調節するための提案する方法による熱電素子の作動はその場合、ユーザー電気器具の通常の使用のための電池内の残存電力を低減させた状態で実施できる。
かみそり又は脱毛器などの除毛デバイスであるユーザー電気器具の場合、冷却素子は、除毛デバイスのスミアヘッド又は引張ローラの中に組み込むことができる。したがって、皮膚のうちの器具によって処置される部分に近接して配置される。これは、熱源素子が除毛デバイスのケーシングに組み込まれ、熱源素子が外部ケーシングの少なくとも一部を構成する場合に更に有利である。このことは、熱電素子の作動時に生じる暖かさを良好に熱放散させるのに好適である。
本発明の好ましい実施形態では、温度センサが熱源素子の位置に配置されてよく、熱源素子は外部ケーシングを構成する。ユーザー電気器具が使用されていない場合、測定温度が周囲温度に近くなるので、そのような配置が合理的となる。ユーザー電気器具の通常の使用の後、熱源素子は即座に、熱放散によって周囲温度を取ることになる。
図1は、ユーザー電気器具に関する好ましい例として電気かみそりを用いた、本発明によるユーザー電気器具1を示す。本発明の好ましい実施形態は、かみそり又は脱毛器など、除毛用具に関するものである。しかしながら、本発明はまた、ユーザーの皮膚と直接接触するようにその一部が設けられる任意のユーザー電気器具に関する。以下において、「かみそり」及び「ユーザー電気器具」という用語は等価なものとして使用される。
ユーザー電気器具1としてかみそりは、かみそり1のケーシング3内にモータ2を有している。モータ2は、マイクロプロセッサ5の制御下で充電器4によって充電できる2次電池(図示せず)によって給電される。これは、マイクロプロセッサ5によって実行されると必要な制御ステップを実施するプログラムコードがマイクロプロセッサ5に実装されていたことを意味する。この特定の事例では、2次電池を充電するための制御ステップである。これは、当業者には周知であり、すべての電池駆動型のユーザー電気器具に関して同様である。
モータ2は、ユーザー電気器具1の特定の動作を実施するための少なくとも1つのアクチュエータ6を駆動している。かみそり1の事例では、アクチュエータ6は、あごひげの毛髪を切断するためのスミアヘッド8内のスミア要素7を(又は図1に示すように2つのスミア要素7を)それぞれのブレード9に対して動作させている。この技法は周知であり、アクチュエータ6及びスミアヘッド7を実現するための種々の構造的可能性が存在する。加えて、図1の例に従うかみそり1は、長毛カッターとして使用してよい更なる切断要素10を備えている。これらの切断要素10は通常、同様にモータ駆動型であり、既知の技術である。したがって、これらの要素については、本発明の文脈において詳細には説明されていない。本発明は、スミアヘッド8及び/又は切断要素10のすべての考えられる実現化に関する。
本発明によれば、ユーザー電気器具1、すなわち図1に示す例におけるかみそりは、電気器具1の通常の使用中にユーザーの皮膚と接触するように電気器具1内に配設された冷却素子11を備える。かみそりの場合、したがって、あごひげの毛髪を切断する間にユーザーの皮膚と接触するスミアヘッド7内に冷却素子11を配設することが有利である。ユーザー電気器具のタイプに応じて、当業者は有利な位置に冷却素子を配設することになる。本発明は、冷却素子11が通常の使用中にユーザーの皮膚と直接接触する限りは、冷却素子11の特定の位置に限定されない。
冷却素子11は、作動されると熱電素子13の低温側12を冷却する、熱電素子13の低温側12との熱伝導接触をなす。通常、熱電素子13aの作動のために、対応する電圧及び電流が熱電素子13に印加される。熱電素子13は、当該技術分野において周知のペルチエ素子とすることができる。電流がペルチエ素子(又はより一般的には熱電素子13)を通じて流れているとき、低温側12を冷却すると同時に、高温側14を加熱する。
特定の電圧及び電流が熱電素子13に印加された状態で、熱電素子13は、低温側12と高温が14との間に所定の温度差を発生させる。冷却素子11が熱電素子13の低温側12と熱伝導接触するとき、冷却素子11は、低温側12の温度を取り、ユーザーの皮膚が冷却素子11と接触するときに皮膚を冷却することが可能である。
熱電素子13から離れて熱電素子13の高温側14における暖化を実行するために、また高温側14を超高温へと過強に加熱する(それによって低温側12における最高冷却温度を低下させる)ことを避けるために、熱電素子13の高温側と熱伝導接触する熱源素子15が設けられる。したがって、熱源素子15は暖化を緩和し、高温側15から離れて暖化を実行する。この目的で、熱源素子15は、好ましくは、熱電素子13の高温側14よりもはるかに大きな質量となる。したがって、暖かさは、徐々に暖化する大きなコーパスに分布する。このことは、かみそり又は同様の除毛用具などのユーザー電気器具1の通常の使用時間が極めて短いときに有用である。したがって、熱源素子15はあまり加熱されない。
更に、熱源素子15の一部16が、ユーザー電気器具1の外部ケーシングの一部を構成することが有利となる。次いで、熱源素子15から吸収された熱は、環境へ容易に散逸できる。
冷却素子11と熱源素子15はともに、金属又は熱伝導性プラスチックなどの熱伝導性材料から構成される。
マクロプロセッサ5は、ユーザー電気器具1の機能を制御するために使用される。マイクロプロセッサ5は、ユーザーが家庭用器具をオンにしたときにモータ2をオンに切り替え、直流電圧及び電流を熱電素子に印加する。このことが、それぞれマイクロプロセッサ5とモータ2又は熱電素子13との間の単線接続によって、図1に概略的に示されている。しかしながら、当業者には理解されるように、単一の線は2本の導線を含んでよい。
ユーザー電気器具1が、例えば約5℃の温度を有する低温の環境に配置される場合、熱源素子15及び熱電素子13の高温側14はまた、この低温を取ることになる。熱電素子13の作動中における熱電素子13の高温側14と低温側12との間の所定の温度差によって、低温側12及び冷却素子11は0℃未満の温度を取り得る。このことは、しかしながら、その温度がユーザーにとって快適ではなく、ユーザーの皮膚の刺激につながるかもしれないので、望ましいものではない。
したがって、本発明は、冷却素子11の最高冷却温度を調節するための方法を提案する。この方法はマイクロプロセッサ5によって実行される。この目的で、温度センサ17が熱源素子15と接触させて配設される。好ましくは、温度センサ17は、ユーザー電気器具の外部ケーシングの一部を構成する熱源素子15の一部16に位置する。温度センサ17は、マイクロプロセッサ5の測定ポートに接続される。
以下では、提案する方法の好ましい実施形態について、図2を参照して説明する。
本方法は、ステップ100において、温度センサ17を使用して熱源素子15の温度θを測定することで始まる。以下のステップ101において、ユーザー電気器具1がユーザーによって現在使用されているか否か、すなわち、通常の動作が実施されているか否かがチェックされる。この場合、通常動作102は、ユーザーによって停止されるまで継続される。次いで、本方法は、温度θの新たな測定に戻る(ステップ100)。再び温度θを実際に測定する前に、本方法を継続的にではなく、特定の適切な時間間隔をおいて実施するために、一時休止103を任意選択によって導入することが可能である。一時休止103は、例えば、1時間〜2時間の持続時間を有してよい。しかしながら、器具1の使用法の種別に応じて、任意の他の持続時間を用いて選定されてよい。
この一時休止103は常に、方法の実行がステップ100に戻る前に導入されてよい。
ステップ101において通常の使用が検知されない場合、方法は引き続きステップ150において、測定温度θが下限しきい値θlow未満であるかどうかをチェックする。温度θがこのしきい値未満である場合、後のステップ151において、ユーザー電気器具1(電池駆動型デバイスである)が特に2次電池の充電器4を通じて電力系統に接続されているか否かが決定される。このことは、提案する方法の更なる実行が極めて電力消費できるがために重要である。これにより、電力が電池から引き出されているというチェックが回避されるべきである。したがって、器具1が主電源に接続されていない場合、方法の実行はステップ100に戻ることによって停止される。
そうではなく、器具1が主電源に接続されている場合、続くステップ152において、冷却素子1は、熱電素子13、例えばペルチエ素子の作動によって更に冷却される。低温側12を冷却する熱電素子13の作動の間、それと同時に高温側15及び熱伝導接続された熱源素子15が加熱される。これは、器具が通常の使用中でないときに実施されるので、冷却素子11の更なる冷却は不安定にはならない;これは、ユーザー電気器具1のうちの冷却素子11を囲む部分が周囲温度を有し、及び冷却素子が好ましくは熱源素子15よりも相当に質量が小さいため、再び周囲温度へと迅速に加熱されることになる。その質量は、熱源素子15の質量に対して5%〜30%程度でよいが、好ましくは40%を超えるべきではない。一定の時間(すなわち、熱電素子13の所定の作動時間)にわたってステップ152を実施した後、方法はステップ100に戻ってよい。
必要に応じて、冷却素子の冷却後に直ちにステップ100に戻る代わりに、ステップ153において熱源素子11の実際の温度θが再び測定され、ステップ154において下限しきい値θlowと直接比較される。実際の温度θが依然としてしきい値θlow未満である場合、方法は、熱源素子15を更に加熱するために、ステップ152を継続し、冷却素子11の冷却を継続する。そうでないならば、熱源素子15は適度な温度にされており、方法はステップ100に戻る。この任意追加的なループは、温度θのフィードバック制御であり、熱電素子13の作動時間の動的決定につながる。
ステップ150において、温度θが下限しきい値θlowを超えることが判明した場合、方法は引き続きステップ200に進み、温度θが上限しきい値θhighを超えているか否かをチェックする。これが当てはまる場合、後のステップ201において、ユーザー電気器具1(電池駆動型デバイスである)が電力系統に接続されているか否かが決定される。これは工程151と同一である。充電器が接続されていない場合、方法は引き続きステップ100に進む。
そうでないならば、ユーザー電気器具1が、通常の使用における本方法の実行の直前であるか否かが決定される(202)。このことは、冷却素子11を冷却するための熱電素子13の通常の作動に起因する熱源素子15の温度θの上昇につながるかもしれない。そのような通常の使用が、例えば本方法の実行前の最後の半時間に決定された場合、本方法の実行は、直接ステップ100に(好ましくは一時休止103を伴わずに)続く前の冷却のための一時休止にわたって、ステップ203において停止される。
ユーザー電気器具1が、本方法の実行の直前に、通常の使用の状態にない場合、冷却素子の加熱を伴うステップ204が続き、それによって熱源素子15が同時に冷却される。これは、マイクロプロセッサ5が熱電素子13の極性をその作動の前に反転させることによって、容易に達成できる。一定の時間(すなわち、反転された極性における熱電素子13の所定の作動時間)にわたってステップ204を実施した後、方法はステップ100に戻ってよい。
必要に応じて、冷却素子の冷却後に直ちにステップ100に戻る代わりに、ステップ205において熱源素子11の実際の温度θが再び測定され、ステップ206において上限しきい値θhighと直接比較される。実際の温度θが依然としてしきい値θhighよりも高い場合、方法は、熱源素子15を更に冷却するために、ステップ204を継続し、冷却素子11の加熱を継続する。そうでないならば、熱源素子15は適度な温度にされており、方法はステップ100に戻る。この任意追加的なループは、温度θのフィードバック制御であり、熱電素子13の作動時間の動的決定につながる。
ステップ200において、実際の温度θが同様に上限しきい値θhigh未満である場合、温度θはθlowとθhighとの間の温度地帯(temperature corridor)である。これにより、冷却素子11の効果的な冷却が、最高冷却温度を超えるリスクを伴うことなく確実となる。後者は、ユーザーの皮膚の不快感及び皮膚刺激につながるかもしれない。
したがって、提案する方法及びこの方法を内部マイクロプロセッサ5に実装したユーザー電気器具1は、皮膚冷却の正常な機能を保証する。これは実際には、複雑な制御アルゴリズムを導入することなく、実際の温度θをθlowとθhighとの間の目標の温度地帯に保つためのフィードバック制御の一種である。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味する。例えば「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味する。
Claims (14)
- ユーザー電気器具(1)の冷却素子(11)の最高冷却温度を調節するための方法であって、前記冷却素子(11)は前記電気器具(1)の通常の使用の間にユーザーの皮膚と接触し、前記冷却素子(11)は低温側(12)と高温側(14)とを有する熱電素子(13)に連結され、前記熱電素子(13)の前記低温側(13)は前記冷却素子(11)と熱伝導接触し、前記熱電素子(13)の前記高温側(14)は前記ユーザー電気器具(1)の熱源素子(15)と熱伝導接触し、前記方法は、
(a)前記熱源素子(15)の温度(θ)を測定するステップと、
(b)前記測定された温度(θ)が下限しきい値(θlow)未満であるか否かを決定するステップと、
(c)前記測定された温度(θ)が前記下限しきい値(θlow)未満である場合、前記冷却素子(11)を冷却し、それによって前記熱源素子(15)を加熱するステップと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記下限しきい値(θlow)は、露点温度に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記測定された温度(θ)は、上限しきい値(θhigh)を超えているか否かを決定するステップを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- 前記測定された温度が前記上限しきい値(θhigh)を超えている場合、前記冷却素子(11)を加熱し、それによって前記熱源素子(15)を冷却するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記測定された温度が前記上限しきい値(θhigh)を超えているか否かを決定するステップの前に、前記ユーザー電気器具(1)が一定の時間期間内に通常の使用の状態にあったか否かをチェックするステップと、前記ユーザー器具(1)が前記一定の時間期間内に使用中であった場合、後続の方法のステップを続ける前に所定の冷却用一時休止の間、待機するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 前記冷却素子(11)の加熱又は冷却のための前記熱電素子(13)の作動時間は、前記熱源素子(15)の前記温度(θ)の測定によって決定されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
- 前記ユーザー電気器具(1)が通常のユーザー操作中であるか否かが更にチェックされることを特徴とし、前記ユーザー電気器具(1)の通常のユーザー操作が検知されない場合にのみ実行される請求項1ないし6のいずれか1つに記載の方法。
- 前記ユーザー電気器具(1)が、前記電力系統に接続されているか否かが更にチェックされることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の方法。
- ユーザー電気器具(1)のアクチュエータ(6)を駆動するための電気モータ(2)と、電源と、前記電気器具の通常の使用の間にユーザーの皮膚と接触する冷却素子(11)であって、低温側(12)と高温側(14)とを有する熱電素子(13)と接続され、前記熱電素子(13)の前記低温側(12)は前記冷却素子(11)と熱伝導接触し、前記熱電素子(13)の前記高温側(14)は前記ユーザー電気器具(1)の熱源素子(15)と熱伝導接触する、該冷却素子(11)と、前記モータ(2)及び前記熱電素子(13)の作動を制御するように適合されたマイクロプロセッサ(5)と、を有するユーザー電気器具であって、前記ユーザー電気器具(1)は、前記熱源素子(15)と熱伝導接触し、前記マイクロコントローラ(5)の測定ポートに接続される温度センサ(17)を含み、前記マイクロコントローラ(15)が請求項1ないし8のいずれか1つに記載の方法を実施するように適合されたことを特徴とするユーザー電気器具。
- 前記電源は2次電池によって構成され、及び、前記ユーザー電気器具(1)は前記2次電池を前記電力系統に接続するための充電デバイス(4)を備えたことを特徴とする請求項9に記載のユーザー電気器具。
- 前記ユーザー電気器具(1)は、除毛デバイスであることを特徴とする請求項9又は10に記載のユーザー電気器具。
- 前記冷却素子(11)は、前記除毛デバイスのスミアヘッド(8)又は引張ローラに一体化されたことを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記熱源素子(15)は前記除毛デバイスのケーシング(3)に一体化され、前記熱源素子(15)は前記外部ケーシングの少なくとも一部(16)を構成したことを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1つに記載のユーザー電気器具。
- 前記温度センサ(17)は前記熱源素子(15)の位置に配置され、前記熱源素子(15)は前記外部ケーシングを構成したことを特徴とする請求項13に記載のユーザー電気器具。
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