JP2018521741A - 防水性で蒸気透過性の靴用靴底 - Google Patents

防水性で蒸気透過性の靴用靴底 Download PDF

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Abstract

・足底領域に少なくとも1つの中空下側部(12)を有する第1輪郭要素(11)であって、境界(13)によって区切られ、地面静止配置に対して直角に少なくとも1つの貫通開口(14)が設けられ、続いて境界(13)の内側にある縁(15)によって区切られた、第1輪郭要素(11)と、・少なくとも1つの第2輪郭平坦要素(19)であって、第1要素(11)に対して下側領域において、その外周縁(20)で相互接触のポイントにおいて縁(15)に接合しており、その上側面は、空気、蒸気および液体のための通路を定義する凹部および凸部(21)が設けられた、第2輪郭平坦要素(19)と、・実質的にシート形態の少なくとも1つの機能要素(28)であって、防水性で蒸気透過性であり、縁(15)に沿って第1要素(11)への封止を提供するように上側領域において接合された、少なくとも1つの機能要素(28)とを備えた、防水性で蒸気透過性の靴用靴底(10)。第2要素(19)は、個々の中空下側部(12)より短い延長部を有し、境界(13)とともにそれを包囲するスロット(22)を定義し、縁(15)とともに、接触なしの領域において、外部に向いた通路のための延長部を定義し、これらをスロット(22)に接続する。

Description

本発明は、防水性で蒸気透過性の靴用靴底に関する。
現時点で知られていることは、解剖学的フィッティング特性および防水性に加えて、靴内の微気候と外部微気候との間の熱および水蒸気の正しい交換を確保できる場合、靴が快適であることであり、これは足の発汗に起因して形成する水蒸気を外部に発散させる能力と一致する。
発汗に通常最も曝される足の部分は、靴底である。汗は、靴の内部環境を飽和させ、大部分が凝縮し、靴内面に停滞する。
イタリア特許第1232798号は、ゴム靴底が設けられることによって蒸気透過性の課題を解決する靴を開示しており、ゴム靴底を介して適正な蒸気透過が靴内環境と外部環境との間の熱および水蒸気の有効な交換によって確保される。
こうしたゴム靴底は、同時に外部湿度および水分に関して必要な防水を確保する。
こうした靴底は、実際、穿孔エラストマからなる溝形によって構成され、これとともに蒸気透過性で防水性の膜が上向き領域に関連付けられて、その貫通開口を覆う。
しかしながら、これらの膜を通常特徴付ける制限された機械強度は、異物の侵入をもたらし、これは膜が面する靴底の孔を通じて進入する。
この問題はしばしば、膜保護層の下方に、例えば、フェルトまたは他の拡散的に穿孔した材料からなる支持体を結合させることによって解決される。
しかしながら、これらの保護層は、その重量を増加させ、その快適レベルを減少させるとともに、膜の蒸気透過性を減少し、構造を硬化させる。
さらに、穿孔エラストマおよび膜からなる靴底を備えた靴によって悩まされる他の不具合は、冷たい気候によって特徴付けられる国々において適正なレベルの熱絶縁を確保することができず、そして孔によって占拠される表面が底の全体面積よりかなり小さく、空気循環を制限する点にある。他方では、孔の数およびその直径は、鋭い異物が前記孔を進入するのを防止するために、必ず適度である必要がある。
この循環は、溝形のゴムを備えた膜の実質的に全体的な接触に起因して、最適条件ではない。
減少した空気循環は、靴の内側から外側へ湿度を交換するのを困難にし、その結果、膜を通じた蒸気透過を減少させる。
さらに、靴から抽出した水蒸気量は、膜の上方に位置する充填層が乾燥するレートとして増加し、それは足によって発生する発汗を収集する本層であるためである。
空気循環を増加させるために、溝形の穿孔表面の寸法を増加させる必要があり、結果として膜の脆弱性での増加を伴う。
解決法は、蒸気透過性ゴム靴底に溝形内の通気孔を設けることであり、地面静止配置に対して傾斜した延長部を有する。
こうして膜は、孔を通って進入することがある鋭い異物に対してより保護されるが、こうした溝形の実際の実施形態において、これらは通常はプラスチック材料を鋳型に注入することによって取得する必要があり、鋳型に適切な切込みを設けることが必要であり、結果として相当な構造複雑性および技術困難さを伴う。
他の不具合は泥であり、これは膜の表面に蓄積するまで孔に容易に進入し、その蒸気透過能力を低減する。
さらに、重要な問題は、貫通孔は溝形が地面に対して提供する絶縁性を減少させることであり、氷結した地面の存在では、これは全体靴の絶縁能力の著しい減少を生じさせる。
同じ発明者による欧州特許第1089642号は、下部要素および上部要素を備えた靴用の靴底を開示しており、前者は、空気通路のための側面開口を備えたエッジによって区切られた中空の上部領域を有し、後者は、蒸気透過性であり、または地面静止配置に対して直角に穿孔される。防水性で蒸気透過性の膜が、両者の間に介在し、2つの要素および膜は、相互接触の周辺領域で密閉的に接合される。
この解決法は、前述した不具合のいくつかを解決できることが判明しており、理由は、靴の内側と外側との間の熱および水蒸気の良好な交換を確保し、同時に全体の防水性および膜の完全性を保護しているためである。
しかしながら、靴底の構造は、蒸気透過膜での汚れた材料の蓄積を防止できることが判明していない。側面開口は、膜を、前記開口を部分的または完全に閉塞できる泥、水および異物に曝しており、全体靴の美的影響を損なうのに加えてその機能を部分的にでさえ損なう。
さらに、外向きに露出した開口が、靴を空気に直接に露出させることは、たとえ年の最も寒い期間またはノルディック国々の凍える空気でさえも無視できない。
他の解決法が、国際公開第2004037031号に開示されたものであり、靴に対して横断的に走る水平チューブ状ポンピング要素を提供し、空気の通路を強制し、空気に対して透過性で防水であるバリアが設けられた開口端を有する。
同様な手法で、国際公開第2007054983号は、複数の貫通孔が提供されるレベルにおいて、凹部または中空エリアを備える靴底を提供する教示を開示しており、孔でのチャネルまたは溝を有する略平坦なインサートを収容し、前記インサートの外側横表面に入口を備えるように構成される。チャネルまたは溝はまた、インサートに存在するものと同じレベルで凹部または中空エリア内に収容できる。蒸気の排出を許容するバルブが入口に配置され、防水性で蒸気透過性の材料またはマイクロメッシュによって閉止され、これは水分、泥または異物の流入を防止する。
これらの最後の2つの文献で提案された解決法は、コンポーネント、例えば、バルブの使用を必然的に伴い、これは、靴を構成する要素の組立てのためのプロセスの回数に著しく影響し、従って最終コストに影響する。
さらに、バルブの入口を閉止する防水性で蒸気透過性のバリアの有効性および耐久性は予測可能ではなく、外部物体との相互作用へのその直接露出がその劣化または分離を生じさせることに起因して信頼性がある。
本発明の目的は、熱および水蒸気の交換を許容し、最適な内部微気候を外部気候の関数として確保する防水性で蒸気透過性の靴用靴底を提供することであり、今までに知られた解決法の不具合を防止している。
この目的において、本発明の目的は、最も寒い気候のための靴底に適した靴底を提供することであり、充分なレベルの絶縁性を確保している。
本発明の他の目的は、蒸気透過性膜の完全性を有効に保護しつつ、充分な空気の循環を許容する靴底を提供することである。
本発明の更なる目的は、蒸気透過性膜での泥の堆積に曝されない靴底を提供することである。
他の目的は、構造が日常使用およびスポーツ使用の両方について最も異なる靴に容易に適応できる、蒸気透過性で防水性の靴底を提供することである。
本発明の他の目的は、そのコストが現在知られている靴底のコストに匹敵する靴底を提供することである。
本発明の他の目的は、構造的に簡単で、該分野での伝統的な技術および機器で製造可能である、蒸気透過性で防水性の靴底を提供することである。
本発明の他の目的は、安全靴などの特殊な靴での充分な空気の循環を確保するために使用できる、防水性で蒸気透過性の靴底を提供することである。
この目的、そして以下でより明らかになるこれらおよび他の目的は、下記構成を備える防水性で蒸気透過性の靴用靴底によって達成され、
・足底領域に少なくとも1つの中空下側部を有する第1輪郭要素であって、境界によって区切られ、地面静止配置(ground resting arrangement)に対して直角に少なくとも1つの貫通開口が設けられ、続いて前記境界の内側にある縁によって区切られた、第1輪郭要素と、
・少なくとも1つの第2輪郭平坦要素であって、前記第1要素に対して下側領域において、その外周縁で相互接触のポイントにおいて前記縁に接合しており、その上側面は、空気、蒸気および液体のための通路を定義する凹部および凸部が設けられた、第2輪郭平坦要素と、
・実質的にシート形態の少なくとも1つの機能要素であって、防水性で蒸気透過性であり、前記縁に沿って前記第1要素への封止を提供するように上側領域において接合された、少なくとも1つの機能要素とを備え、
前記第2要素は、個々の前記中空下側部より短い延長部を有し、前記境界とともにそれを包囲するスロットを定義し、前記縁とともに、接触なしの領域において、外部に向いた前記通路のための延長部を定義し、これらを前記スロットに接続する。
本発明の更なる特性および利点は、添付図面において非限定的な例で示される本発明に係る靴底の好ましく排他的でない実施形態の説明からより良く明らかになる。
本発明に係る靴底の分解斜視図である。 分離した第1要素および第2要素の図である。 本発明に係る靴底の一部の底面図である。 本発明に係る靴底の一部の断面図である。 本発明に係る靴底の一部の詳細の拡大断面図である。 第2要素の代替バージョンの図である。 本発明に係る靴底の充填層の一例の図である。 充填層の他の例の図である。
図を参照して、本発明に係る靴底が参照符号10で全体的に指定される。
靴底は、ポリマー材料で製作された第1輪郭要素11を備え、これは足底領域に中空下側部12(図2に示す)を有し、これは境界13によって区切られ、地面静止配置(ground resting arrangement)に対して直角に貫通開口14が設けられる。続いて後者は、境界13の内側にある縁15によって区切られる。
特に、中空下側部12は、靴底10の前足にあり、ウエストおよびかかとの一部において、第1要素11は、既知の方法で輪郭付与され、本例では他の開口を有していない。
地面に静止するための第1溝形16は、下側部において第1要素11と一体化される。
第1溝形16の表面は、人が提供したい美的または機能的設計に依存して、連続的にでき、またはその一部のいくつかに交互に中断できる。図示の例において、境界13は、溝形16を輪郭付けるチャネル17が設けられ、外側横エッジに向けて地面静止配置に対して平行である方向に延びており、中空下側部12を外側に接続する。
上部において、第1要素11は、足の靴底の適切な輪郭付与を除いて略平坦であり、図1に示すリッジ18がその外周の全てに沿って延びている。
靴底10はまた、第2輪郭平坦要素19を備え、これは、第1要素11に対して下向き領域において、その外周縁20で相互接触のポイントにおいて縁15に接合しており、その上側面は、空気、水蒸気および液体のための通路を定義する凹部および凸部21が設けられる。
第2要素19は、個々の中空下側部12より短い延長部および個々の貫通孔14より大きいものを有し、境界13とともに、図3の平面図に示すように、下向きに開放し、それを包囲するスロット22を定義している。
第1要素11の境界13は、好ましくは5〜8mmで構成された貫通孔14のエッジからある距離に設けられ、第2要素19の寸法は、それがまた好ましくは1mm、せいぜい3mmだけ後者のエッジから離隔するようにしており、こうしてスロット22を定義する。
第2要素19は、縁15とともに、接触なしの領域において、図4と図5の断面図で見えるように、外向き通路のための延長部23を定義し、これらをスロット22に接続する。
第2要素19での通路は、実際、靴底10の延長の方向に対して実質的に横断する溝によって定義される。これらは、図1の図および図4と図5の断面図での参照符号24によって指定される。
特に、図4と図5を参照して、第1要素11および第2要素19が、連結した場合、延長部23を発生し、これらは外向き側面開口25で終了し、そこから第2要素19の通路がスロット22に接続されることに留意できる。
溝24は、第2要素19での通路を定義しており、外側に延びて、好都合に下側に傾斜し、こうして側面開口25を通過できるいずれかの液体の退出を重力によって促進する。
2つの要素、第1のもの11および第2のもの19は、両者の封止領域において延長部23を定義するように凹部および凸部を備えるように、両方とも形状を有し、または両者の1つだけが形状を有してもよい。
従って、側面開口25は、図4および図5の断面図に示すように、第2要素19の上側面だけを整形することによって取得できる。この場合、これらは溝24に起因しており、これは外部の外周および面に延びており、外周縁20に沿って第1要素11の下側面に延びている。
代替バージョンにおいて、図示していないが、延長部、従って側面開口は、第2要素との封止のための領域においても第1要素の下側面での凹部に起因してもよく、一方、後者は、滑らかな外周縁を有することができる。
他の可能性によれば、延長部および側面開口は、第2要素の外側エッジへの溝の延長部と第1要素の下側面での凹部または溝との組合せに起因してもよい。
第2要素19の代替バージョンにおいて、図6に示すように、こうした要素は、チャネル24に加えて、ドーム形状である、外周縁20の内部に隆起部分26が設けられる。
第1要素11および第2要素19の接続は、好ましくは、相互接触のポイントでの接着によって生ずる。連結手段は、接着に関して相補的である2つの要素のために設けてもよく、例えば、第2要素の上側面から延びることによって、第1要素11の適合した孔に入るように適合し、または逆も同様である突起またはタブを備えることができる。こうした手段は、2つの要素間の位置を維持し、同じ生産プロセス(好ましくは、成形、鋳込み、加硫)を用いて、要素が構成される同じポリマー材料で好都合に製作できる。いくつかの場合、これらは異なる材料で製作および/または共成形(co-molded)できる。
上述したものに加えて、靴底10は、1つより多い第2要素を有することができ、従って、第1要素は、1つより多い対応する貫通孔および1つより多い中空領域を、例えば、前足だけでなく、足底アーチおよび/またはかかとにおいて有することができる。
第2溝形として参照される溝形は、第1のもの11と同様に、第2要素19とともに下側部に一体化される。
説明した2つの要素に加えて、靴底10は、実質的にシート形態の機能要素28を備え、これは防水性で蒸気透過性であり、湿度の浸入を回避するために、縁15に実質的に沿って、上側領域において第1要素11に密閉的に接合される。
機能要素28は、延伸ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)で製作された膜を備え、これは微小孔性などであり、防水性で水蒸気および空気に対して透過性である。好ましくは、膜は、プラスチック材料で製作された少なくとも1つの支持メッシュで積層できる。
膜の代替品として、機能要素28は、モノリシックで層状の粘着シート状の構造を備えたインサートを備えることができ、これは、同じ出願人による欧州特許第2298099号に開示されたものなど、防水性で水蒸気に対して透過性であるポリマー材料で製作された複数の防水性で蒸気透過性の機能層を備え、あるいは同じ出願人による欧州特許第2298101号に開示されたものなど、防水性で水蒸気に対して透過性であるポリマー材料で製作されたモノリシック構造を有するインサートを備えることができる。
機能要素28は、膜の保護層(不図示)をさらに備えることができ、これは、例えば、加水分解に対して耐久性のある接着剤を用いたスポット接着によって、その蒸気透過性を損なわないようにその下方に位置している。カレンダ加工のパウダを用いたシステムを備え、容易に商業的に入手可能で、「ホットメルト」または代替品として広く知られている接着剤を使用することが可能である。
保護層は、通常、短時間で乾燥できる蒸気透過性の材料、例えば、撥水性にするように好都合に処理された不織布で製作されたフェルトの層で製作される。この場合、保護層は、ストレスまたは、側面開口25を通って入ることがある泥に対して膜を保護するために、膜と第2要素19との間に好都合に配置される。
縁15は、5〜8mmで構成された幅について、上側部において、機能要素28を第1要素11に接合するための封止面を定義する。
機能要素28は、貫通孔14より大きい延長部を好都合に有し、縁15、従って封止面をカバーしている。機能要素28は、例えば、ポリウレタン系タイプの接着剤を用いることによって、封止面において防水手法で接着され封止される。
好都合には、防水材料、例えば、PVCで製作されたリング29が、機能要素28および縁15を跨ぐように、防水手法で、第1要素11の上側に重なって封止される。リング29は、図1の斜視図および図4の断面図に見えている。
第2要素19と、その上に機能要素28が封止される第1要素11との間の結合は、第2要素19の上側面と機能要素28との間に、縁15のエッジによってパラメータ的に区切られた領域を生じさせる。この領域は、フリーにすることができ、実質的に空気チャンバを構成し、または蒸気透過性または穿孔した第1要素30によって占拠でき、第2要素19と機能要素28との間の貫通孔14を占拠する。
第1の場合、靴底10を、図6に示すバージョンの第2要素19で構成するのがより好都合である。この方法において、機能要素28は、隆起部分26の上に静止でき、足によって印加される圧力の結果として、それが第2要素19の上側面に対して崩壊するのを防止し、空気チャンバを維持している。
この状況は、例えば、特に薄い靴底の場合に適しており、靴底の全体体積を包含する必要性がある。
第2の場合、好ましくは撥水性で水蒸気に対して透過性である充填要素30が使用される。充填要素30は、図4の断面図に示す場合のように、3次元織物によって構成できる。
表現「3次元織物」は、成分繊維が相互に垂直な平面関係で配置された、単一織物を参照するように広く理解されている。生産プロセスの観点から、3Dタイプの織り方において、繊維X,Yのセットが軸繊維Zの行および列とともに織られる。表現「繊維X,Yのセット」は、水平および垂直な横糸セットをそれぞれ参照するように理解される。表現「繊維Z」は、多層横糸セットを参照するように理解される。2Dタイプの織りプロセスを用いても3次元織物を取得することが可能である。
3次元織物は、通常、複数の層によって形成され、繊維間の可変距離を備え、運動エネルギー吸収、弾力性、形状回復の優れた特性を有する。さらに、これらはその構造内に優れた横方向および縦方向の空気の流れを許容する。
従って、こうした要素は、ストレスを吸収することが可能である。
代替品として、充填要素30は、図7および図8に示す2つのバージョンのように、穿孔した防水性材料の層によって構成される。この場合、充填要素30が構成される材料は、好ましくはエチレン酢酸ビニール(EVA)であり、図7の例のように細長い孔、または図8の例に示すように円形穴が設けられる。
空気チャンバは、側面開口25に直接に接続され、従って外側に一定に接続され、存在する場合、または3次元織物で製作された充填要素30によって占拠された場合、空気チャンバを圧縮する足のポンピングに起因して、完全な換気を確保している。
代わりに充填要素30が、EVAなどで製作された層によって構成された場合、それは、適合した孔において、発汗を吸収することなく、水蒸気および空気によって交差できるようにしている。
溝24の傾斜はさらに、側面開口25を通って靴底10を侵入できる液体の流出を促進し、そのためこれらはその内側で停滞しない。
第2要素19の表面上の通路および側面開口25によって空気チャンバへ確保される換気は、靴底10の上部から機能要素28を通って外部に達する発汗の迅速な除去を可能にする。
足の靴底から遠ざかる蒸気および発汗の経路は、図1中の破線で示し、参照符号31で指定される。
従って、靴底10は、熱および水蒸気の交換を可能にでき、それが属している靴底にとって、最適な内部微気候を外部気候の関数として常に確保している。靴底10の内部を外部環境に接続する側面開口25は、実際、環境に直接に露出しておらず、理由は、これらは、スロット22に面し、従って境界13によって保護され、既知のタイプのいくつかの通気性のある靴底に対してより良好な絶縁レベルを確保している。
実際、靴の内部と外部との間で熱および水蒸気の良好な交換を確保でき、同時に防水性を保護し、最適な内部微気候を外部気候の関数として確保し、充分なレベルの絶縁性を確保し、より寒い気候のための靴に適した、防水性で蒸気透過性の靴用靴底を提供することによって、本発明は、意図した目標および目的を達成することが判明した。
空気の充分な循環を許容するにもかかわらず、本発明に係る靴底10は、蒸気透過膜、または一般には機能要素の完全性を保護することが可能であり、そこに異物によって到達されるのを防止し、また特定の構造的構成によって泥材料がそこに到達するのを防止している。
本発明はさらに、日常使用およびスポーツ使用の両方について、種々のタイプの靴に容易に適合できる防水性で蒸気透過性の靴底を提供する。
さらに、上述した靴底は、該分野での伝統的な技術および機器を用いて従来の靴底のコストに匹敵できるコストで取得できる。
本発明に係る靴底の他の利点が、その上述した構造が、安全靴などの特殊な靴でも充分な空気の循環を確保するために使用できる点にある。
こうした靴は、実際、穴開けできない靴底を設ける必要があり、多くの場合、金属保護薄板が好都合に挿入される。
こうして想定された本発明は、多数の変形および変更を許容できるが、これらの全ては添付の請求項の範囲内にあり、全ての詳細は他の技術的均等物と置換可能である。
実際、使用した材料は、これらが特定の用途に互換性がある限り、不確かな形状および寸法と同様に、技術の要求および状態に従った任意のものでもよい。
本願が優先権を主張するイタリア特許出願第102015000023585(UB2015A001402)での開示は、参照によりここに組み込まれる。
いずれかの請求項に記載された技術的特徴が参照符号を従える場合、それらの符号は、請求項の理解度を増加させるという目的のためだけに含まれており、従って、こうした参照符号は、こうした参照符号によって例として特定される各要素の解釈について、いかなる限定効果を有していない。

Claims (12)

  1. ・足底領域に少なくとも1つの中空下側部(12)を有する第1輪郭要素(11)であって、境界(13)によって区切られ、地面静止配置に対して直角に少なくとも1つの貫通開口(14)が設けられ、続いて前記境界(13)の内側にある縁(15)によって区切られた、第1輪郭要素(11)と、
    ・少なくとも1つの第2輪郭平坦要素(19)であって、前記第1要素(11)に対して下側領域において、その外周縁(20)で相互接触のポイントにおいて前記縁(15)に接合しており、その上側面は、空気、蒸気および液体のための通路を定義する凹部および凸部(21)が設けられた、第2輪郭平坦要素(19)と、
    ・実質的にシート形態の少なくとも1つの機能要素(28)であって、防水性で蒸気透過性であり、前記縁(15)に沿って前記第1要素(11)への封止を提供するように上側領域において接合された、少なくとも1つの機能要素(28)とを備え、
    前記第2要素(19)は、個々の前記中空下側部(12)より短い延長部を有し、前記境界(13)とともにそれを包囲するスロット(22)を定義し、前記縁(15)とともに、接触なしの領域において、外部に向いた前記通路のための延長部を定義し、これらを前記スロット(22)に接続する、
    防水性で蒸気透過性の靴用靴底(10)。
  2. 前記境界(13)は、外側側方エッジに向いた地面静止配置に対して平行に延びるチャネル(17)が設けられることを特徴とする請求項1記載の靴底。
  3. 前記第2要素(19)の前記通路は、前記靴底(10)の延長の方向に対して実質的に横断する溝(24)によって定義されることを特徴とする請求項1記載の靴底。
  4. 前記第2要素(19)は、前記外周縁(20)の内部に隆起部分(26)が設けられることを特徴とする請求項1記載の靴底。
  5. 前記第2要素(19)と前記機能要素(28)との間の前記貫通孔(14)を占拠する、蒸気通過性または穿孔した充填要素(30)を備えることを特徴する請求項1記載の靴底。
  6. 前記溝(24)は、前記第2要素(19)での前記通路を定義し、外側に延びており、下側に傾斜していることを特徴する請求項3記載の靴底。
  7. 前記機能要素(28)は、微小孔性などであって、防水性で水蒸気および空気に対して透過性である、延伸ポリテトラフルオロエチレン(e−PTFE)で製作された膜を備えることを特徴する請求項1記載の靴底。
  8. 前記機能要素(28)は、防水性で水蒸気に対して透過性であるポリマー材料で製作された複数の防水性で蒸気透過性の機能層を備えた、モノリシックで層状の粘着シート状の構造を備えたインサートを備えることを特徴する請求項1記載の靴底。
  9. 前記機能要素(28)は、防水性で水蒸気に対して透過性であるポリマー材料で製作されたモノリシック構造を備えたインサートを備えることを特徴する請求項1記載の靴底。
  10. 前記充填要素(30)は、3次元織物によって構成されることを特徴する請求項5記載の靴底。
  11. 前記縁(15)は、上側部において、前記機能要素(28)を前記第1要素(11)に接合するための封止面を定義することを特徴する請求項1記載の靴底。
  12. 地面に静止するための第1溝形(16)は、下側部において前記第1要素(11)と一体化され、
    第2地面静止溝形(27)が下側部において前記第2要素(19)と一体化されることを特徴する請求項1記載の靴底。
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