JP2018521280A - スクレーパリング - Google Patents

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Abstract

直線運動アセンブリのためのスクレーパリングであって、内部構成要素と接触するように適合されている接触面を有する環状本体であって、少なくとも75×10−6/℃の線熱膨張率を有する材料を含む、環状本体を含む、スクレーパリング。孔及び孔から径方向外側に延在する第1の環状凹部を画定する外部構成要素と、孔内に配置されている内部構成要素であって、孔内で長手方向に平行移動するように適合される、内部構成要素と、第1の環状凹部内に配置され、かつ内部構成要素と接触するスクレーパリングであって、スペーサリングの任意の部分と外部構成要素との間に構成要素が配置されていない、スクレーパリングとを含む、直線運動のためのアセンブリ。
【選択図】図1

Description

本開示は、直線運動アセンブリに関し、より具体的には、シールされた直線運動アセンブリに関する。
シールアセンブリは、典型的には、2つの構成要素の間の環帯内での漏出の発生を防止するために使用される。シールは、内部構成要素と外部構成要素との間に位置付けられ、異なる流体圧を維持するか、または異なる流体構成要素をシールの両側で分離することができる。極寒(例えば、−100℃未満)のような厳しい環境条件への暴露時等のある特定の状況下では、シール及びその関連構成要素は、典型的には、それらの有効性を失い、かつ機能しなくなる。シールアセンブリを利用する業界は、厳しい環境条件に耐え得る改良された構成要素を依然として要求している。
実施形態は、例として示され、添付の図面において限定されるようには意図されていない。
ある実施形態に従うシールアセンブリの断面立面図を含む。 別の実施形態に従うシールアセンブリの断面立面図を含む。 別の実施形態に従うシールアセンブリの断面立面図を含む。
図面と組み合わせた以下の説明は、本明細書に開示する教示の理解を支援するために提供される。以下の考察は、本教示の具体的な実施態様及び実施形態に重点を置く。この重点は、本教示の説明を支援するために提供され、本教示の範囲または適用性に対する限定として解釈されるべきではない。しかしながら、他の実施形態を、本明細書に開示する教示に基づいて使用することができる。
用語「備える」、「備えること」、「含む」、「含むこと」、「有する」、「有すること」、またはそれらの任意の他の変形は、非排他的な包含を網羅するように意図される。例えば、一連の特徴を備える方法、物品、または装置は、これらの特徴だけに必ずしも限定されるわけではなく、明示的に列挙された他の特徴、またはこのような方法、物品、または装置に固有の他の特徴を含んでもよい。さらに、明示的に別段の定めをした場合を除き、「または」は、包含的論理和を指し、排他的論理和を指さない。例えば、条件AまたはBは、Aが真である(または存在する)及びBが偽である(または存在しない)、Aが偽である(または存在しない)及びBが真である(または存在する)、ならびにAとBの両方が真である(または存在する)のうちのいずれか1つによって満たされる。
また、「a」または「an」の使用は、本明細書に説明する要素及び構成要素を説明するために用いられる。これは、単に便宜上のため、及び本発明の範囲の一般的な意味を付与するために行われる。本説明は、1つ、少なくとも1つ、または単数を含むように、また同様に複数を含むように、または逆の場合も同様に読み取られるべきであるが、それが反対を意味することが明らかである場合を除く。例えば、単一の物について本明細書で説明する場合、2つ以上の物を単一の物の代わりに使用してもよい。同様に、2つ以上の物について本明細書で説明する場合、単一の物をその2つ以上の物と置換してもよい。
別段規定がない限り、本明細書で使用する全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術の当業者が一般的に理解するものと同じ意味を有する。材料、方法、及び実施例は、一例にすぎず、限定するように意図されない。本明細書で説明しない範囲について、具体的な材料及び処理作用に関する多くの詳細は、慣例的なものであり、かつシーリング技術のテキスト及び他のソースで見られ得る。
図1を参照すると、1つ以上の実施形態に従う直線運動アセンブリ100は、概して、外部構成要素102、内部構成要素104、及びスクレーパリング110を含み得る。外部構成要素102は、孔106から径方向外側に延在する環状凹部108を有する孔106を画定してもよい。環状凹部108は、多角形表面、弓状表面、またはそれらの組み合わせを有する断面輪郭を有してもよい。スクレーパリング110は、環状凹部108内に配置されてもよい。ある実施形態では、スクレーパリング110は、内部構成要素104と接触するように、孔106内に延在してもよい。特定の実施形態では、スクレーパリング110は、孔106内に延在してもよく、またはある特定の温度未満(例えば、−50℃未満)にだけ内部構成要素104と接触してもよい。
特定の事例では、アセンブリ100は、ピストンアセンブリ等の直線アクチュエータを含み得る。ある実施形態では、外部構成要素102は、ピストンのためのハウジングを含み得る。内部構成要素104は、外部構成要素102内で長手方向に平行移動するように適合されたピストンロッド等のロッドを含んでもよい。1つ以上のピストンリング140は、内部構成要素104を制限してもよい。ピストンリング140aのうちのいくつかは、二次的特徴部によって半径方向に偏向しなくてもよいが、他のピストンリング140bは、通電要素等の二次的特徴部によって偏向されてもよい。ある特定の実施形態では、アセンブリ100は、−100℃未満、−125℃未満、−150℃未満、−175℃未満、−200℃未満、または−225℃未満の温度での使用に適合されてもよい。特定の実施形態では、アセンブリ100は、液体水素燃料電池自動車基盤と使用するためのピストンアセンブリの一部である。ピストンアセンブリは、液体水素を、例えば、一方の貯蔵容器から別の容器へ、または貯蔵容器と自動車タンクとの間で、ポンピングまたは付勢するために使用されてもよい。ピストンアセンブリは、例えば、液体酸素タンク蒸気回収圧縮機でも使用されてもよい。他の実施形態では、アセンブリ100は、航空機または航空宇宙機の一部であってもよい。アセンブリ100は、液体水素、液体二酸化炭素、液体窒素、液体酸素、液体ヘリウム、液体アルゴン、気体酸素、または極低温度もしくは極低温に近い温度を有する任意の他の材料を循環させるために使用されてもよい。特定の実施形態では、内部構成要素104の外部構成要素102に対する平行移動によって、液体材料または気体材料の圧縮が可能になり、容易に使用可能にするための材料の貯蔵が可能になり得る。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、内部構成要素104と接触してもよい。より特定の実施形態では、スクレーパリング110は、内部構成要素104の周囲の一部分と接触してもよい。さらにより特定の実施形態では、スクレーパリング110は、全周囲で内部構成要素104と接触してもよい。ある特定の実施形態では、スクレーパリング110は、少なくとも部分的に、例えば全体的に、第1の温度で内部構成要素104から離間してもよく、第2の温度で内部構成要素104と接触してもよい。特定の事例では、第1の温度は、第2の温度を上回り得る。例えば、非限定的な例として、第1の温度は、22℃であってもよく、第2の温度は、−150℃であってもよい。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、外部構成要素102と接触してもよい。より具体的には、スクレーパリング110は、少なくとも1つの温度条件への暴露時に、環状凹部108の径方向外側表面126と接触してもよい。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、孔106の表面から測定される、環状凹部108の深さ未満の、半径方向に測定される、厚さを有し得る。特定の実施形態では、スクレーパリング110の外径は、少なくとも1つの温度条件への暴露時に、環状凹部108の径方向外側表面126の直径未満であり得る。すなわち、スクレーパリング110の外側表面は、少なくとも1つの温度への暴露時に、径方向外側表面126から離間し得る。
ある実施形態では、スクレーパリング110と環状凹部108の径方向外側表面126との間に構成要素は配置されなくてもよい。従来のシールアセンブリは、Oリング、圧縮ストラップ、ばねエナジャイザー、及びシーリング要素の外部に配置されてシーリング要素を内部構成要素に向かって径方向に偏向し、かつ十分な擦過特性及びシーリング特性を生成する他の同様の構成要素等の二次的特徴部を利用する。反対に、本明細書におけるある実施形態では、スクレーパリング110は、自己通電されてもよい。すなわち、スクレーパリング110は、二次的特徴部を使用せずに、効果的なシーリング及び擦過を維持することができる。特定の事例では、これによって、製造経費全体が削減され、二次的特徴部の予想外の切断が防止され、より容易なアセンブリが促進され、動作システムの寿命を延ばすことができる。
スクレーパリング110は、環状本体112を含んでもよい。ある実施形態では、環状本体112は、内部構成要素104と接触するように適合された接触面114を含んでもよい。特定の事例では、接触面114は、略円筒形であってもよい。本明細書で使用する、「略円筒形」は、接触面114が最良適合円筒形の少なくとも90%、最良適合円筒形の少なくとも95%、または最良適合円筒形の少なくとも99%を占める事例を指す。より特定の事例では、接触面114は、円筒形であってもよい。ある実施形態では、溝116は、接触面114から環状本体112内に延在し得る。溝116は、スクレーパリング110の少なくとも一部分、または全体、周囲に延在してもよい。ある特定の実施形態では、溝116は、環状本体112の中心軸に対して横方向に環状本体112の周りに延在してもよい。他の実施形態では、溝は、1つ以上の弓状部分または傾斜部分を有してもよい。ある実施形態では、溝は、らせん状スパイラルを含んでもよい。ある実施形態では、溝116は、少なくとも0.1mm、少なくとも0.5mm、または少なくとも1mmの深さを有してもよい。別の実施形態では、溝116は、100mm以下、50mm以下、または10mm以下の深さを有してもよい。
図示するように、溝116は、対称断面を有してもよい(つまり、断面で見ると、溝は、内部構成要素104から径方向に延在する線に関して対称であってもよい)。対称溝の使用によって、スクレーパリング110の環状凹部108内への設置がいずれの回転配向でも可能になり得る。すなわち、対称溝の使用によって、前方配向または後方配向のいずれかでのスクレーパリング110の設置が可能になり得る。ある特定の実施形態では、溝116は、弓状断面輪郭を有し得る。例えば、図示するように、溝116は、半円であり得る。他の実施形態では、溝116は、多角形断面輪郭を有し得る。例示的多角形断面輪郭として、3角形、4角形、5角形、6角形、7角形、8角形、9角形、10角形、11角形、または12角形の部分が挙げられる。多角形断面輪郭は、星形、ギリシャ文字、または異なる直線側壁区分の組み合わせ等の他の形状も含んでもよい。またさらなる実施形態では、溝116は、部分的に弓状、部分的に多角形断面輪郭を有し得る。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、複数の溝116を含んでもよい。例えば、特定の事例では、スクレーパリング110は、少なくとも2つの溝、少なくとも3つの溝、少なくとも4つの溝、または少なくとも5つの溝を含んでもよい。別の事例では、スクレーパリング110は、20以下の溝または10以下の溝を含んでもよい。ある実施形態では、溝116は、互いに均等に離間してもよい。別の実施形態では、溝116は、不均等間隔構成を有してもよい。特定の事例では、溝116は、互いに同様の断面輪郭を有してもよい。別の事例では、溝116のうちの少なくとも2つは、異なる断面輪郭を有してもよい。
特定の事例では、環状本体112は、略長方形断面輪郭を有し得る。本明細書で使用する、「略長方形断面輪郭」は、最良適合長方形の少なくとも90%、最良適合長方形の少なくとも95%、または最良適合長方形の少なくとも99%を占める断面輪郭を指す。別の特定の事例では、環状本体112は、長方形断面輪郭を有してもよい。ある実施形態では、環状本体112は、径方向外面118と、それぞれ径方向外面118から接触面114に延在する第1及び第2の軸方向面120及び122とを含んでもよい。特定の実施形態では、第1及び第2の軸方向面120または122のうちの少なくとも1つは、接触面114と直角で交わる線に沿って位置し得る。より特定の実施形態では、第1及び第2の軸方向面120及び122の両方は、接触面114と直角で交わる線に沿って位置し得る。ある実施形態では、第1及び第2の軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つは、接触面114と形成された接合点で、接触面114に対して90度の角度を形成し得る。すなわち、第1及び第2の軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つと接触面114との間の接合点は、本質的に面取りを含まなくてもよい。別の実施形態では、第1及び第2の軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つは、鋭角または鈍角の内角を形成するように接触面114と集合し得る。第1及び第2の軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つと接触面114との間の直角または鋭角の接合点を使用することによって、擦過性能が促進され得る。
別の実施形態では、第1及び第2の軸方向面120または122のうちの少なくとも1つは、径方向外面118と直角で交わる線に沿って位置し得る。ある実施形態では、第1及び第2の軸方向面120または122のうちの少なくとも1つは、径方向外面118に対して90度の角度を形成し得る。すなわち、第1及び第2の軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つと接触面114との間の接合点は、本質的に面取りを含まない、例えば、面取りを欠いていてもよい。
ある事例では、シールリング110の径方向外面118は、断面で見ると平面であり得る。すなわち、径方向外面118は、本質的に、溝、凹部、くぼみ、またはOリング、圧縮ストラップ、ばねエナジャイザー、及びシーリング要素を内部構成要素に向かって偏向し、かつ十分な擦過特性及びシーリング特性を生成するために使用される他の同様の構成要素等の二次的特徴部の切断を防止するために典型的には従来のシールアセンブリに使用されている他の特徴部を含み得ない。
ある実施形態では、環状本体112は、第1及び第2の軸方向面120または122のうちの少なくとも1つ上に配置されたバンパー124をさらに含み得る。バンパー124は、第1または第2の軸方向面120または122から、少なくとも0.1mm、少なくとも0.5mm、少なくとも1mm、少なくとも5mm、または少なくとも10mmの距離に延在してもよい。ある実施形態では、バンパー124は、第1または第2の軸方向面120または122から、100mm以下または20mm以下延在してもよい。バンパー124は、環状凹部108とスクレーパリング110との間の摩擦抵抗を、その間の接触面積を減少させることによって低下させてもよい。具体的には、バンパー124は、半径方向で測定される、スクレーパリング110の厚さ未満の、半径方向で測定される、厚さを有してもよい。ある実施形態では、バンパー124は、スクレーパリング110の全周囲に延在してもよい。別の実施形態では、バンパー124は、スクレーパリング110の周囲の一部のみに延在してもよい。また別の実施形態では、バンパー124は、スクレーパリング110の周囲に離間した複数の区分を含んでもよい。特定の実施形態では、スクレーパ区分は、スクレーパリング110の周囲に均等に離間されてもよい。別の特定の実施形態では、スクレーパ区分は、スクレーパリング110の周囲に不均等間隔で位置してもよい。バンパー124の径方向内側壁及び径方向外側壁は、少なくとも90度、少なくとも100度、少なくとも110度、少なくとも120度、または少なくとも130度の内部バンパー角度を形成してもよい。
スクレーパリング110は、周囲条件下で半径方向に測定される、少なくとも1mm、少なくとも2mm、少なくとも3mm、最後に4mm、少なくとも5mm、または少なくとも10mmの厚さを有し得る。ある実施形態では、スクレーパリング110は、1000mm以下、100mm以下、75mm以下、50mm以下、または25mm以下の厚さを有し得る。ある特定の実施形態では、スクレーパリングは、周囲条件下で軸方向に測定される、少なくとも1mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも25mm、少なくとも50mm、少なくとも75mm、または少なくとも100mmの幅を有し得る。他の実施形態では、スクレーパリング110は、1000mm以下、500mm以下、250mm以下、または150mm以下の幅を有し得る。特定の事例では、環状凹部108は、スクレーパリング110の幅を上回る、軸方向に測定される幅を有し得る。
従来のシールアセンブリでは、アセンブリ内の温度が低下すると(例えば、極低温もしくは極低温に近い動作点まで)、シーリングアセンブリは、内部構成要素との十分な接触を維持するのに十分な径方向圧縮強度を欠き得る。この観点から、シーリングアセンブリは、液体窒素及び液体水素等の極低温もしくは極低温に近い物質を扱う場合に、シーリング性能を低下させている。ある実施形態では、スクレーパリング110は、高線熱膨張率(CTE)を有する材料を含んでもよく、材料を備えてもよく、材料からなってもよく、または材料から本質的になってもよい。例えば、スクレーパリング110は、少なくとも75×10−6/℃、少なくとも100×10−6/℃、少なくとも110×10−6/℃、少なくとも120×10−6/℃、少なくとも130×10−6/℃、少なくとも140×10−6/℃、少なくとも150×10−6/℃、少なくとも160×10−6/℃、少なくとも170×10−6/℃、少なくとも180×10−6/℃、少なくとも190×10−6/℃、または少なくとも200×10−6/℃のCTEを有する材料を含み得る。さらなる実施形態では、スクレーパリングは、500×10−6/℃以下、400×10−6/℃以下、または250×10−6/℃以下のCTEを有する材料を含んでもよい。この観点から、スクレーパリング110は、熱環境調整に対して高い反応性を有することができる。したがって、アセンブリ100の温度が低下すると、スクレーパリング110は、熱収縮を呈し、これによって、スクレーパリング110は、内部構成要素104に対して力を生成することができる。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、1,000MPa以上、2,000MPa以上、3,000MPa以上、4,000MPa以上、または5,000MPa以上の弾性率(MOE)を有する材料を含み得る。別の実施形態では、スクレーパリング110は、10,000以下のMOEを有する材料を含み得る。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、ASTM D792に従って22.8℃で測定される、1未満、0.99未満、0.98未満、0.97未満、0.95未満、または0.94未満の比重を有する材料を含み得る。別の実施形態では、スクレーパリング110は、摩耗試験に従って測定される、500未満、400未満、300未満、200未満、または150未満のサンドホイール摩耗を有する材料を含み得る。またさらなる実施形態では、スクレーパリング110は、D2240に従って測定される、少なくとも50、少なくとも60、少なくとも70、または少なくとも80のショアDデュロメータを有する材料を含み得る。
特定の事例では、スクレーパリング110は、例えば、熱可塑性ポリマー等のポリマー材料を含み得る。例示的熱可塑性ポリマーとして、ナイロン、ポリエチレン(PE)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリアリールエーテルケトン(PEAK)、フッ素ポリマー、またはそれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的フッ素ポリマーとして、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、及びフッ化ビニリデン(THV)のターポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、または任意のそれらの組み合わせが挙げられる。スクレーパリング110は、特定の実施形態に従って均質組成を有し得る。
ある特定の実施形態では、スクレーパリング110は、例えば、ダイヤモンド状コーティング(DLC)等の低温ハードコーティングを含み得る。特定の実施形態では、DLCは、ダイヤモンドと同様の格子構造を有し得、各炭素原子が等間隔の4つの炭素原子を含む。代替として、スクレーパリング110は、高速酸素燃料(HVOF)コーティングの使用によって、その中に含浸された材料を含み得る。HVOFコーティングは、摩耗及び腐食に対するスクレーパリングの耐久性を著しく増加させることによってバルブの寿命を延ばすことができる。さらに、HVOFコーティングは、平滑表面仕上げに68MPaを超える接着強度による影響を及ぼし得る。
ある特定の実施形態では、スクレーパリング110は、液化天然ガス、液体窒素、液体水素、液体ヘリウム、硫化水素(HS)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、二酸化硫黄(SO)、及びトレードハロゲン化物等の石油化学残留物に不活性であるように、材料またはコーティングを含み得る。特定の実施形態では、スクレーパリング110は、UHMWPE等のポリエチレンを含み得る。UHMWPEには、劣化に対するその耐久性、極低温または極低温に近い温度における優れた引張強度、及び破損時の最小伸長等のいくつかの利点がある。さらに、スクレーパリング110の環状性質によって、スクレーパリング110の内径が、極低温または極低温に近い温度への暴露時に接触することが可能になり、これによって、低温での内部構成要素104に対する擦過力が増加する。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、極低温への暴露前及び設置前に周囲条件で測定される、初期内径、IDと、−183℃で設置前に測定される、有効内径、IDと、を有し得、ここでIDは、ID未満である。例えば、特定の事例では、IDは、0.99ID、0.98ID未満、0.97ID未満、0.96ID未満、0.95ID未満、0.9ID未満、0.85ID未満、または0.8ID未満であり得る。別の事例では、IDは、0.1ID以上であり得る。
スクレーパリング110が収縮すると、スクレーパリング110は、径方向に配向された荷重強度を内部構成要素104に対して提供し得る。ある実施形態では、荷重強度は、−183℃で測定される、1N/cm以上、2N/cm以上、3N/cm以上、4N/cm以上、5N/cm以上、6N/cm以上、7N/cm以上、8N/cm以上、9N/cm以上、10N/cm以上、15N/cm以上、20N/cm以上、30N/cm以上、40N/cm以上、50N/cm以上、60N/cm以上、70N/cm以上、80N/cm以上、90N/cm以上、または100N/cm以上であり得る。さらに、荷重強度は、−183℃で測定される、400N/cm以下、300N/cm以下、200N/cm以下、175N/cm以下、150N/cm以下、125N/cm以下、またはさらに100N/cm以下等の500N/cm以下であり得る。ある特定の実施形態では、荷重強度は、触面114に沿って測定されると均一であり得る。他の実施形態では、荷重強度は、接触面114に沿って変化し得る。例えば、荷重強度は、軸方向面120及び122のうちの少なくとも1つの付近で最も高くなってもよい。
ある実施形態では、スクレーパリング110は、室温(例えば、22℃)で測定される、100N/cm以下、50N/cm以下、25N/cm以下、10N/cm以下、5N/cm以下、1N/cm以下、0.1N/cm以下、または0.01N/cm以下の荷重強度を提供し得る。特定の実施形態では、室温での荷重強度は、少なくとも0N/cmであり得る。
ある実施形態では、アセンブリ100は、環状凹部138内に配置された環状シール128をさらに含み得る。シール128は、互いに対して平行してヒール130から延在するフィンガ132及び134を有するヒール130を含んでもよい。通電要素136は、フィンガ132及び134の間に配置され、効果的なシーリング特性を提供するように、フィンガ132及び134を径方向に偏向して互いに離し得る。フィンガ132及び134は、アセンブリ前に見えるように内部構成要素102及び外部構成要素104内に誇張されて図1に示される。当業者であれば、本開示全体を読んだ後に、フィンガ132及び134がアセンブリ時に半径方向に圧縮することを認識するだろう。
ある実施形態では、環状シール128は、スクレーパリング110の材料とは異なる材料を含んでもよい。特定の実施形態では、環状シール128は、ポリマーを含んでもよい。ポリマーは、例えば、ポリケトン、ポリアラミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリフェニレンスルホン、ポリアミドイミド、超高分子量ポリエチレン、フッ素ポリマー、ポリアミド、ポリベンゾイミダゾール、または任意のそれらの組み合わせを含み得る。例示的フッ素ポリマーとして、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、PTFE、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、及びフッ化ビニリデン(THV)のターポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、または任意のそれらの組み合わせが挙げられる。フッ素ポリマーは、特定の実施形態に従って使用される。
特定の実施形態では、環状シール128は、内部構成要素102または外部構成要素104に対する滑り特性を促進させるために潤滑を含み得る。例示的潤滑剤として、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、黒鉛、グラフェン、膨張黒鉛、窒化ホウ素、タルク、フッ化カルシウム、または任意のそれらの組み合わせが挙げられ得る。加えて、潤滑剤は、アルミナ、シリカ、二酸化チタン、フッ化カルシウム、窒化ホウ素、雲母、珪灰石、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、カーボンブラック、色素、または任意のそれらの組み合わせを含み得る。
ある特定の実施形態では、スクレーパリング110は、環状シール128から軸方向に離間してもよい。例えば、ある実施形態では、スクレーパリング110及び環状シール128は、少なくとも0.1cm、少なくとも1cm、少なくとも2cm、少なくとも3cm、少なくとも4cm、少なくとも5cm、少なくとも10cm、または少なくとも25cm離間してもよい。他の実施形態では、スクレーパリング110及び環状シール128は、1000cm以下、500cm以下、または100cm以下離間してもよい。このような間隔は、アセンブリが大きな温度勾配に暴露され得る用途において望ましくてもよい。例えば、特定の用途では、環状凹部108付近のアセンブリ100の温度は、環状凹部138付近の温度より著しく低温であってもよい。PTFE等の材料が環状シール128に適切であり得るが、環状凹部108における低温動作条件の観点からUHMWPE等の異なる材料をスクレーパリング110が含むことが望ましくてもよい。これらの低温動作条件への暴露時に、スクレーパリング110は、内部構成要素104から汚染物質を効果的に擦過し、付勢された液体に汚染物質が到達することを防止してもよい。
ある特定の事例では、環状シール128は、アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、スクレーパリング110の厚さを上回る最大厚さを有してもよい。これによって、環状シール128は、剥がれた汚染物質の流入を防止することが可能になり得、一方、スクレーパは、内部構成要素102に凍結または固着した汚染物質を除去する。
ある特定の実施形態では、アセンブリ100は、スクレーパリング110の軸方向端部120または122に配置された環状スペーサ142をさらに含んでもよい。環状スペーサ142は、環状凹部108内に配置されてもよい。ある実施形態では、環状スペーサ142は、スクレーパリング110の軸方向端部120または122に当接してもよい。別の実施形態では、環状スペーサは、設置前に半径方向に測定される、スクレーパリング110の厚さ以上の厚さを有し得る。さらなる実施形態では、環状スペーサ142は、スクレーパリング110の材料とは異なる材料を含んでもよい。例えば、環状スペーサ142は、ポリケトン、ポリアラミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリフェニレンスルホン、ポリアミドイミド、超高分子量ポリエチレン、フッ素ポリマー、ポリアミド、ポリベンゾイミダゾール、または任意のそれらの組み合わせを含んでもよい。例示的フッ素ポリマーとして、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、PTFE、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、及びフッ化ビニリデン(THV)のターポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、または任意のそれらの組み合わせが挙げられる。フッ素ポリマーは、特定の実施形態に従って使用される。
アセンブリ100におけるスクレーパリング110の設置は、孔106内の内部構成要素102の設置前に行われてもよい。スクレーパリング110は、例えば、圧縮力によって変形し、かつ環状凹部108と接触に到達する角度まで孔106内に付勢される場合がある。次いで、スクレーパリング110は、環状凹部108内の位置に旋回され得る。ある特定の実施形態では、環状凹部108に対してスクレーパリング110のサイズを小さくすることによって、ユーザがスクレーパリング110全体を環状凹部108内に上方設置、旋回、及び配置することが可能になり、設置がより簡単になり得る。設置後、内部構成要素102は、孔106内の位置内に平行移動してもよい。重複する(または部分的に重複する)構成要素を利用する従来のアセンブリは、設置するのが比較的より難しく、これは、構成要素が異なる割合で変形し得るため、構成要素がより大きな体積を占め得ることから最終配向まで旋回するのがより難しくなるため、かつ構成要素が互いに対して滑り得ることから修正するためにアセンブリを取り外すことが必要になるためである。さらに、最も内側の構成要素が、典型的には外部構成要素のユーザの視界を遮るため、構成要素が環状凹部内で一旦整列したか否かを確認することが多くの場合不可能である。
図2を参照すると、他の実施形態では、アセンブリ200は、環状凹部208に配置された二次的スクレーパリング244を含んでもよい。二次的スクレーパリング244は、スクレーパリング110に関して上述した任意の数の同様の属性または特性を有してもよい。特定の事例では、環状スペーサ242は、スクレーパリング210と二次的スクレーパリング244との間に配置されてもよい。スクレーパリング210、環状スペーサ242、及び二次的スクレーパリング244は、環状凹部208内で互いに対して浮遊してもよい。すなわち、スクレーパリング210、環状スペーサ242、及び二次的スクレーパリング244は、互いに切断され、互いに対して移動してもよい。環状スペーサ242によって、互いに対するスクレーパリング210または二次的スクレーパリング244の相対滑りが促進され、それらの間の相対回転運動が可能になってもよい。
特定の実施形態では、第2のスクレーパリング244、環状スペーサ242、及びスクレーパリング210を個々に設置してもよく、そうすることで最大設置スペースが可能になり、最終アセンブリに到達するのがより容易になる。他の実施形態では、第2のスクレーパリング244、環状スペーサ242、及びスクレーパリング210を、単一ユニットとして設置してもよく、つまり、単回でまとめて設置してもよい。
図3を参照すると、ある実施形態では、アセンブリ300は、断面輪郭が非対称の溝316を有するスクレーパリング310を含み得る。スクレーパリング310は、スクレーパリング110または210に関して上述した任意の数の同様の属性または特性を有してもよい。ある実施形態では、非対称溝316によって、流体ポンピングが促進され、孔306を通過する前に潜在的汚染物質が排出され得る。二次的スクレーパリング344は、促進された2方向擦過及びポンピング作用を可能にするように、逆に配向された溝316を有してもよい。
多くの異なる態様及び実施形態が可能である。これらの態様及び実施形態のうちのいくつかについて以下に説明する。本明細書を読んだ後、当業者であれば、これらの態様及び実施形態が一例にすぎず、本発明の範囲を限定しないことを理解する。実施形態は、以下に列挙する項目のいずれか1つ以上に従ってもよい。
項目1.直線運動アセンブリのためのスクレーパリングであって、
内部構成要素と接触するように適合されている接触面を有する環状本体を備え、
環状本体は、少なくとも75×10−6/℃の線熱膨張率を有する材料を含む、スクレーパリング。
項目2.直線運動のためのアセンブリであって、
孔及び孔から径方向外側に延在する第1の環状凹部を画定する外部構成要素と、
孔内に配置されている内部構成要素であって、孔内で長手方向に平行移動するように適合される、内部構成要素と、
第1の環状凹部内に配置され、かつ内部構成要素と接触するスクレーパリングであって、超高分子量ポリエチレンを含む、スクレーパリングと、を備える、アセンブリ。
項目3.直線運動のためのアセンブリであって、
孔及び孔から径方向外側に延在する第1の環状凹部を画定する外部構成要素と、
孔内に配置されている内部構成要素であって、孔内で長手方向に平行移動するように適合される、内部構成要素と、
第1の環状凹部内に配置され、かつ内部構成要素と接触するスクレーパリングであって、スペーサリングの任意の部分と外部構成要素の径方向最外表面との間に構成要素が配置されていない、スクレーパリングと、を備える、アセンブリ。
項目4.スクレーパリングは、超高分子量ポリエチレンを含む、項目1及び3のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目5.スクレーパリングは、−183℃で測定される、1N/cm以上、2N/cm以上、3N/cm以上、4N/cm以上、5N/cm以上、6N/cm以上、7N/cm以上、8N/cm以上、9N/cm以上、10N/cm以上、15N/cm以上、20N/cm以上、30N/cm以上、40N/cm以上、50N/cm以上、60N/cm以上、70N/cm以上、80N/cm以上、90N/cm以上、または100N/cm以上の荷重力を内部構成要素に対して提供するように適合され、スクレーパリングは、−183℃で測定される、400N/cm以下、300N/cm以下、200N/cm以下、175N/cm以下、150N/cm以下、125N/cm以下、またはさらに100N/cm以下等の500N/cm以下の荷重力を内部構成要素に対して提供するように適合される、項目2〜4のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目6.第1の環状凹部は、径方向外側表面を備え、スクレーパリングは、少なくとも1つの温度へ暴露されると、第1の環状凹部の径方向外側表面及び内部構成要素の表面と接触するように適合され、スクレーパリングは、第1の環状凹部の深さ未満の厚さを有する、項目2〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目7.アセンブリは、
環状シールであって、
ヒール及びヒールから延在する第1及び第2のフィンガと、
第1のフィンガと第2のフィンガとの間に配置されている通電要素と、を備える環状シールをさらに備える、項目2〜6のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目8.スクレーパリングは、環状シールから軸方向に離間し、スクレーパリングは、環状シールから少なくとも0.1cm、少なくとも1cm、少なくとも2cm、少なくとも3cm、少なくとも4cm、少なくとも5cm、少なくとも10cm、または少なくとも25cm離間し、スクレーパリングは、環状シールから1000cm以下、500cm以下、または100cm以下離間する、項目7に記載のアセンブリ。
項目9.環状シールは、スクレーパリングとは異なる材料を含み、環状シールは、フッ素ポリマーを含み、環状シールは、PTFEを含み、環状シールは、フィラーを含む、項目7及び8のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目10.環状シールは、孔から径方向外側に延在する第2の環状凹部内に配置される、項目7〜9のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目11.環状シールは、アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、最大厚さを有し、スクレーパリングは、アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、厚さを有し、環状シールの最大厚さは、スクレーパリングの厚さを超える、項目7〜10のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目12.スクレーパリングの軸方向端部に配置されている環状スペーサをさらに備える、項目2〜11のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目13.環状スペーサは、環状凹部内に配置され、環状スペーサは、スクレーパリングの軸方向端部に当接し、環状スペーサは、アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、スクレーパリングの厚さ以上である、アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、厚さを有し、環状スペーサは、スクレーパリングとは異なる材料を含み、環状スペーサは、フッ素ポリマーを含み、環状スペーサは、PTFEを含む、項目12に記載のアセンブリ。
項目14.二次的スクレーパリングをさらに備え、環状スペーサは、スクレーパリングと二次的スクレーパリングとの間に配置される、項目12〜13のいずれか1項に記載のアセンブリ。
項目15.直線運動アセンブリは、ピストンアセンブリを備える、項目1〜14のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目16.直線運動アセンブリは、−100℃未満、−125℃未満、−150℃未満、−175℃未満、−200℃未満、または−225℃未満の温度で動作するように適合される、項目1〜15のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目17.スクレーパリングは、周囲条件で半径方向に測定される、少なくとも1mm、少なくとも2mm、少なくとも3mm、少なくとも4mm、少なくとも5mm、または少なくとも10mmの厚さを有し、スクレーパリングは、100mm以下、75mm以下、50mm以下、または25mm以下の厚さを有する、項目1〜16のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目18.スクレーパリングは、周囲条件で軸方向に測定される、少なくとも1mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも25mm、少なくとも50mm、少なくとも75mm、または少なくとも100mmの幅を有し、スクレーパリングは、1000mm以下、500mm以下、250mm以下、または150mm以下の幅を有する、項目1〜17のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目19.スクレーパリングは、周囲条件での未設置状態で測定される、初期内径、IDと、−183℃での未設置状態で測定される、有効内径、IDと、を有し、IDは、ID未満であり、IDは、0.99ID未満、0.98ID未満、0.97ID未満、0.96ID未満、0.95ID未満、0.9ID未満、0.85ID未満、または0.8ID未満である、項目1〜18のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目20.スクレーパリングは、略長方形断面輪郭を有する環状本体を備え、スクレーパリングは、長方形断面輪郭を有する環状本体を備える、項目1〜19のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目21.スクレーパリングは、内部構成要素と接触するように適合されている接触面と、接触面と対向する径方向外側面と、第1及び第2の軸方向面と、を有する環状本体を備える、項目1〜20のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目22.スクレーパリングの環状本体は、第1の軸方向面及び第2の軸方向面のうちの少なくとも1つ上に配置されているバンパーをさらに備え、バンパーは、第1の面及び第2の面のうちの少なくとも1つに沿って、スクレーパリングの厚さ未満の距離に延在する、項目21に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目23.スクレーパリングは、接触面から径方向外側に延在する溝をさらに画定する、項目21及び22のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目24.溝は、少なくとも2つの溝、少なくとも3つの溝、少なくとも4つの溝、または少なくとも5つの溝を備え、溝は、20以下の溝、または10以下の溝を備える、項目1及び23のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目25.溝は、断面で見ると対称である、項目1、23、及び24のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目26.溝は、断面で見ると非対称であり、溝は、汚染物質のアセンブリ内への浸入を防止するように適合され、溝は、シールリングが軸方向に平行移動すると、アセンブリの外へ汚染物質をポンピングするように適合される、項目1及び23〜25のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
項目27.スクレーパリングは、スクレーパリングの任意の部分と外部構成要素との間に構成要素が存在しないように配置される、項目1、2、及び4〜26のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
上述の特徴部の全てが必要とされるわけではないこと、具体的な特徴部の一部が必要とされなくてもよいこと、及び1つ以上の特徴が上述の特徴部に加えて提供されてもよいことに留意されたい。またさらに、特徴部が説明された順序は、必ずしも特特徴部が設置される順番ではない。
ある特定の特徴部は、明確にするために別々の実施形態に関連して本明細書に説明され、また、単一の実施形態と組み合わせて提供されてもよい。反対に、簡潔にするために単一の実施形態に関連して説明される種々の特徴部も、別々にまたは任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。
利益、他の利点、及び問題に対する解決策について、具体的な実施形態に関連して上述した。しかしながら、利益、利点、及び問題に対する解決策、ならびに任意の利益、利点、または解決策をより顕著にさせ得る任意の特徴は、任意のまたは全ての特許請求の範囲の重大、必須、または本質的特徴として解釈されるべきではない。
本明細書に説明する実施形態の明細書及び図解は、種々の実施形態の構造の一般的な理解を提供するように意図される。明細書及び図解は、本明細書に説明する構造または方法を使用する装置及びシステムの要素及び特徴の全ての徹底的かつ包括的説明としての役割を果たすように意図されない。また、別々の実施形態は、単一の実施形態と組み合わせて提供されてもよく、反対に、簡潔にするために単一の実施形態に関連して説明される種々の特徴も、別々にまたは任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。さらに、範囲内に記載される値についての言及は、その範囲内のいかなる値も含み、言及された両端範囲値を含む。多くの他の実施形態は、本明細書を読んだ後にのみ当業者に明らかになり得る。本開示の範囲から逸脱することなく構造的置換、論理的置換、または任意の変更を加えてもよいように、他の実施形態を、使用してもよく、かつ本開示から導いてもよい。したがって、本開示は、制限的ではなく例証的であると見なされるべきである。

Claims (15)

  1. 直線運動アセンブリのためのスクレーパリングであって、
    内部構成要素と接触するように適合されている接触面を有する環状本体を備え、
    前記環状本体は、少なくとも75×10−6/℃の線熱膨張率を有する材料を含む、スクレーパリング。
  2. 直線運動のためのアセンブリであって、
    孔及び前記孔から径方向外側に延在する第1の環状凹部を画定する外部構成要素と、
    前記孔内に配置されている内部構成要素であって、前記孔内で長手方向に平行移動するように適合される、内部構成要素と、
    前記第1の環状凹部内に配置され、かつ前記内部構成要素と接触するスクレーパリングであって、超高分子量ポリエチレンを含む、スクレーパリングと、を備える、アセンブリ。
  3. 直線運動のためのアセンブリであって、
    孔及び前記孔から径方向外側に延在する第1の環状凹部を画定する外部構成要素と、
    前記孔内に配置されている内部構成要素であって、前記孔内で長手方向に平行移動するように適合される、内部構成要素と、
    前記第1の環状凹部内に配置され、かつ前記内部構成要素と接触するスクレーパリングであって、前記スペーサリングの任意の部分と前記第1の環状凹部の径方向最外表面との間に構成要素が配置されていない、スクレーパリングと、を備える、アセンブリ。
  4. 前記スクレーパリングは、超高分子量ポリエチレンを含む、請求項1及び3のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
  5. 前記スクレーパリングは、−183℃で測定される、10N/cm以上の荷重力を前記内部構成要素に対して提供するように適合される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  6. 前記アセンブリは、
    環状シールであって、
    ヒール及び前記ヒールから延在する第1及び第2のフィンガと、
    前記第1のフィンガと前記第2のフィンガとの間に配置されている通電要素と、を備える、環状シールをさらに備える、請求項2〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  7. 前記スクレーパリングは、前記環状シールから軸方向に少なくとも5cm離間する、請求項6に記載のアセンブリ。
  8. 前記環状シールは、前記スクレーパリングとは異なる材料を含む、請求項6及び7のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  9. 前記環状シールは、前記アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、最大厚さを有し、前記スクレーパリングは、前記アセンブリにおける設置前に半径方向に測定される、厚さを有し、前記環状シールの前記最大厚さは、前記スクレーパリングの前記厚さを超える、請求項6〜8のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  10. 前記スクレーパリングの軸方向端部に配置されている環状スペーサをさらに備える、請求項2〜9のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  11. 前記環状スペーサは、前記スクレーパリングの前記軸方向端部と当接し、前記環状スペーサは、前記スクレーパリングとは異なる材料を含む、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 二次的スクレーパリングをさらに備え、前記環状スペーサは、前記スクレーパリングと前記二次的スクレーパリングとの間に配置される、請求項10及び11のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  13. 前記直線運動アセンブリは、−100℃未満の温度で動作するように適合されているピストンアセンブリを備える、請求項1〜12のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
  14. 前記スクレーパリングは、周囲条件での未設置状態で測定される、初期内径、IDと、−183℃での未設置状態で測定される、有効内径、IDと、を有し、IDは、ID未満である、請求項1〜13のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
  15. スクレーパリングは、第1の軸方向面及び第2の軸方向面を備え、バンパーは、前記第1の軸方向面及び前記第2の軸方向面のうちの少なくとも1つ上に配置される、請求項1〜14のいずれか1項に記載のスクレーパリングまたはアセンブリ。
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