JP2018521097A - 汗を減少させる化粧品調合物 - Google Patents

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Abstract

化粧品的または皮膚科学的な調合物において1種以上の安定剤との組み合わせとして低分子量ポリケイ酸を使用することにより、アポエクリン腺による汗の形成が低減または防止される。

Description

本発明は、アポエクリン腺による汗の形成を低減または防止するための、化粧品としての、または皮膚科学的な調合物における1種以上の安定剤との組み合わせとしての低分子量の高非晶質ケイ酸の使用である。
汗とは、ヒトの皮膚からいわゆる汗腺によって分泌される水性分泌物をいう。皮膚における汗腺には3種類ある。つまり、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、およびアポエクリン汗腺である(Int J Cosmet Sci. 2007 Jun; 29(3):169〜79)。
エクリン汗腺は、ヒトの場合には実質的に体全体に分布しており、99%超が水からなる透明な無臭の分泌物を相当量で作り出すことができる。これに対してアポクリン汗腺は、脇の下および陰部の体毛が生えた体表面、ならびに乳首のみにしか存在しない。アポクリン汗腺は、タンパク質および脂質を含有し、化学的に中性な乳状分泌物を少量作り出す。
汗をかくこと(発汗ともいう)は、過剰な熱を排出し、ひいては体温を制御するために効果的なメカニズムである。このためには特に、体積的に多いエクリン腺の水性分泌物が役立ち、これは成人の場合、1時間あたり2〜4リッターまで、または一日あたり10〜14リッターが生じ得る。
汗、特にアポクリン汗腺の分泌物についてはさらに、嗅覚によるシグナル作用が認められている。ヒトの場合、アポクリン腺による汗は、特に感情またはストレス条件による汗との相関関係において重要である。
化粧料としての制汗剤、または消臭剤/デオドラントは、体臭を除去するため、または体臭の発生を低減するために役立つ。体臭は、当初それ自体では無臭の汗が、微生物(例えばブドウ球菌およびコリネバクテリア)によって分解されると発生する。
一般的な言葉の使い方では、「デオドラント」と「制汗剤」という用語の間に明確な区別は無い。むしろ、特にドイツ語圏では、脇の下領域全体に適用するための製品を、消臭剤または「デオ(Deo)」と呼んでいる。これについて、制汗作用も存在するかどうかは問題になっていない。
制汗剤(AT)は汗を抑えるべき薬剤であり、これは一般的に既に形成された汗が微生物により分解されることを防止すべき消臭剤とは異なり、そもそも汗の分泌を防止すべきものである。
制汗剤とは異なり、純粋な消臭剤は、汗の分泌になんら積極的な作用はもたらさないが、体臭または脇の下の臭いを制御するか、またはこれに影響を与えるだけである。一般的な化粧品の消臭剤は、様々な作用原理に基づいている。
そのために慣用の作用メカニズムは、抗菌作用(これは例えば非コロイド状銀が示す)、臭いの中和(マスキング)、微生物代謝の影響、純粋な付香、また酵素反応により心地よい香りの物質に変換される、特定の香料成分の前駆体の使用である。
汗の臭いは、その大部分が分岐した鎖状脂肪酸からなり、これは無臭の汗から微生物酵素によって放出される。従来のデオドラント作用物質は、微生物の成長を低下させることによってこれに対抗する。しかしながら、この際に使用される物質はしばしば、有用な皮膚常在菌に対しても非選択的に作用し、敏感な人の場合には皮膚の刺激につながり得る。
従来の制汗剤としては特に、アルミニウム塩、またはアルミニウム塩/ジルコニウム塩が使用される。これらは、その場で皮膚固有のタンパク質とともに凝固して、いわゆる栓をもたらすことよって汗腺の排出路を封鎖することにより汗の流れを妨げる。よって、腺内部で汗の滞留が起こり得る。
通常の生理学的条件下で暑さにより汗をかくことに対する、Al塩に基づく制汗剤の作用は入念に調査されている。
この封鎖が、汗腺通路におけるケラチンの変性またはコルネオサイトの凝塊化により引き起こされるのかどうか(Shelley WBおよびHurley HJ, Acta. Derm. Venereol. (1975) 55: 241〜60)、またはACH/AZGゲルの生成によるのか(Reller HHおよびLuedders WL: Advances in Modern Toxicology, Dermatoxicology and Pharmocology、F.N. MarzulliおよびH.l. Maibach、Eds. Hemisphere Publishing Company, Washington and London (1977) Vol. 4: 1〜5)、汗腺の排出路における中和により起こるのかは、依然として不明である。
ただし、こうして得られる公知の封鎖は、短期的に有効であるにすぎない。激しく汗をかいたり、または体を清浄化する通常の習慣の範囲で脇の下をきれいにすることにより、この封鎖は再度解消され、これによって制汗効果も解消される。これにより、制汗剤(AT)製品を毎日少なくとも1回塗布する必要が生じるが、これは場合によっては、特にひげ剃りの後、またはダメージを受けた皮膚領域では、皮膚の刺激につながる。
さらに、このようなアルミニウム塩、例えばアルミニウムヒドロキシクロリドは、頻繁に適用されると、敏感な人には肌にダメージをもたらすことがある。さらに、アルミニウム塩を使用することにより、制汗剤と接触した衣類の変色につながることがある。
化粧品としての制汗剤において抗菌性物質をさらに使用することにより、皮膚上の微生物フローラを減少させることができる。この際に理想的には、臭いの原因となる微生物のみが効果的に低減されるべきである。汗の流れ自体はこれによる影響を受けず、理想的には微生物による汗の分解がしばらく止まるのみである。
通常、制汗剤(AT)およびデオドラント(デオ)は、多様な製品形態で提供され、欧州では、ローラ、ポンプ式噴霧器、およびエアロゾルが主流であり、米国、中米および南米ではむしろ、デオスティック(stick)である。無水の(懸濁体)、また含水製品(水性アルコール調製物、エマルジョン)も知られている。
満足のいくデオ剤については、以下の前提が関連している:1)皮膚本来の生物学を大事にすること、2)臭気が中立的であること、3)消臭との関連でのみ有効であること、すなわち体臭を回避および/または除去するのみであること、4)耐性微生物株形成の回避、5)皮膚上での作用物質の堆積の回避、6)過剰投与または規定外のその他の適用における無害性、7)化粧品として良好な適用、8)容易な取り扱い(例えば液体として)、および多種多様な化粧品および外部調合物における汎用的な使用可能性、9)皮膚および粘膜との優れた適合性、10)環境に優しい物質の使用。
液状の消臭剤および制汗剤の他に、固体の調合物、例えばパウダー、パウダースプレー、また潤滑ローションも知られており、かつ慣用である。
これまで汗を抑制するために使用されてきたアルミニウム塩の欠点は、現在もなお完全には説明されていない長期毒性である。アルミニウムは以前から、神経変性疾患、例えば認知症、特にアルツハイマーを促進または惹起することが疑われている。アルミニウムはまた、乳がん発症とも関連がある。これまで、皮膚を介して作用するアルミニウム含有AT剤が関与しているという確実な証拠は無い。健全な皮膚では、最大許容摂取量に達することは無い。
しかしながらデータ上の観点から、アルミニウム含有AT剤を避けることには利点があり、産業界はアルミニウム不含の代替物を希求している。
この課題設定に基づき、Al塩を使用することなく制汗作用を達成する製品を提供することが望ましい。
Al塩の代替物は、汗の形成を確実に抑えることができる、ケイ酸の形の短鎖ケイ酸塩である。
ケイ酸とは、ケイ素の酸素酸をいう。最も単純なケイ酸は、モノケイ酸(オルトケイ酸)Si(OH)4である。これは弱酸であり(pKs1=9.51;pKs2=11.74)、縮合する傾向がある。水の脱離により、二ケイ酸(ピロケイ酸)((HO)3Si−O−Si(OH)3)、およびトリケイ酸((HO)3Si−O−Si(OH)2−O−Si(OH)3)のような化合物を生じる。環状(リング状)ケイ酸は例えば、シクロトリケイ酸、および一般合計式[Si(OH)2−O−]nのシクロテトラケイ酸である。ポリマーは時には、メタケイ酸(H2SiO3、[−Si(OH)2−O−]n)とも呼ばれる。これらの低分子量ケイ酸をさらに縮合すると、非晶質コロイド(ケイ酸ゾル)が形成される。全てのケイ酸の一般合計式は、H2n+2Sin3n+1である。合計式としてはしばしば、SiO2・nH2Oが記載される。しかしながら水は、ケイ酸の場合には結晶水ではなく、構造的に結合されたヒドロキシ基から形成されており、化学的な反応によってのみ脱離可能である。
一般的に、オルトケイ酸の比較的水が少ない生成物は、ポリケイ酸という用語でまとめられる。水脱離による形式的な最終生成物は、二酸化ケイ素(無水ケイ酸)である。酸の塩は、ケイ酸塩と呼ばれる。工業的に使用される、または製造されるアルカリ金属塩は、しばしば水ガラスと呼ばれる。ケイ酸のエステルは、ケイ酸エステルと呼ばれる。
本発明の意味合いにおいて、低分子量の高非晶質ケイ酸とは、動的光散乱により測定して1〜100nmの寸法を有するケイ酸のみと理解されるべきである。この低分子量の高非晶質ケイ酸はまた、低分子量ポリケイ酸とも呼ばれ、以下ではNPKとも呼ぶ。
NPKは、以下のようにして作製される:
a)pH値≧10のアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造し、
b)酸の添加によりpH値をpH値≦1に低下させ、この際にポリケイ酸が生成し、ここでpH値の低下は、60秒未満の時間内に行い、
c)塩基の添加によって、生理学的に適合性である少なくとも2.5のpH値にpH値を上昇させる。
しかしながらこの方法により製造されるケイ酸は、この非常に低いpH値で安定であるにすぎない。pH値が2.5を越えると縮合が起こるが、これは沈殿によってゲル形成が認められることにより判明する。高分子量ケイ酸からなるこの沈殿物は、もはやAT作用を有していない。
2.5未満のpH値は生理学的に適合性でないため、pH値が少なくとも2.5であり、かつ非晶質コロイド(ケイ酸ゾル)のゲル形成または沈殿を起こさない調合物形態を見出さなければならない。
従って、前述の欠点および副作用、特にACH含有調合物の欠点および副作用を示さない制汗剤を提供することが望ましいだろう。
さらに、従来技術を豊かにする制汗剤調合物、および公知の調合物、特にACH含有調合物の代替物を提供することが望ましいだろう。
特に、化粧品において許容可能で魅力的な処方系におけるガレノス製剤への添加について、できるだけ広い選択肢を可能にする制汗剤作用物質を提供することも望ましい。
本発明のさらなる課題はつまり、化粧品としての消臭剤または制汗剤のための基礎として適しており、かつ従来技術の欠点を有していないAT剤/調合物を開発することであった。さらにはつまり、皮膚との良好な適合性に優れた化粧品制汗剤のための化粧品ベースを開発することが本発明の課題であった。
本発明の課題は、アポエクリン腺による汗の形成を低減または防止するための、1種以上の安定剤との組み合わせ低分子量のポリケイ酸(NPK)を含有する生理学的に適合性の制汗剤調合物の使用である。
これらのことを全て勘案すると、少なくとも2.5のpHを有し、NPKおよび1種以上の安定剤を含有するケイ酸含有調合物は、皮膚適合性の制汗剤としての使用に、つまり、アポエクリン腺による汗の形成を低減または防止するために適していること、および従来技術の欠点が取り除かれることは意外であり、かつ予見できなかった。
本発明により使用される調合物が、化粧品目的のためだけに優れて適しているのみならず、さらに従来技術の組成物を使用した場合よりも効果的であり、かつより体に優しいことは、驚くべきことであった。
本発明は、アポエクリン腺による汗の形成を低減または防止するための、少なくとも2.5のpHを有する化粧品または皮膚科学的な調合物における、1種以上の安定剤との組み合わせとしてのNPK(以下、安定化されたNPKと呼ぶ)の使用である。
従って本発明は、制汗作用物質としての、好ましくは局所的に適用可能な、特に化粧品および/または皮膚科学的な調合物におけるNPKの使用を含み、ここで調合物のpH値は2.5以上である。
2.5超のpH値における沈殿は、本発明により使用すべき調合物を製造する間に安定剤を添加することにより確実に防止できる。
安定剤は、以下の群から選択される:
A群:
ヘキセノールシス3(CAS 928-96-1)、テルピネオール(CAS 8000-41-7)、リナロール(CAS 78-70-6)、テトラヒドロリナロール(CAS 78-69-3)、トリエチルシトレート(CAS 77-93-0)、2−イソブチル−4−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン(CAS 63500-71-0)、ヘキシルサリチレート(CAS 6259-76-3)、フェニルエチルアルコール(CAS 60-12-8)、3−メチル−5−フェニル−1−ペンタノール(CAS 55066-48-3)、2,6−ジメチル−7−オクテン−2−オール(CAS 18479-58-8)、ベンジルサリチレート(CAS 118-58-1)、ゲラニオール(CAS 106-24-1)、シトロネロール(CAS 106-22-9)、およびエチルリナロール(CAS 10339-55-6)、
B群:アルコールおよびジオール、
およびC群:少なくとも3個のヒドロキシ基を有する物質。
A群のうち、リナロール(CAS 78-70-6)、ベンジルサリチレート(CAS 118-58-1)、ゲラニオール(CAS 106-24-1)およびシトロネロール(CAS 106-22-9)からの安定剤が、特に有利である。
B群からの特に有利な安定剤は、エタノール、2−プロパノール、PEG8、トリエチレングリコール、メチルフェニルブタノール、デカンジオール、ポリグリセリル−2−カプレート、シュウ酸である。
C群からの特に有利な安定剤は、スクロース(マンノース、マンニット)、グリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、エリトリトール、ヒアルロン酸である。
NPKを、A群、B群および/またはC群から選択される1種以上の安定剤との組み合わせとして含有する調合物の局所的な適用、つまり化粧品または皮膚科学的な調合物の皮膚上での使用によって、ストレス性の発汗を低減または防止することができる。
本発明の範囲において制汗作用とは、汗の形成を低減または防止する可能性であると理解される。すなわち、NPKは汗抑制剤として働き、汗の形成を低減させ、これによって汗の臭いも間接的に低減させる。
1種以上の上記安定剤によるNPKの安定化によって、生理学的な適合性が高い調合物が可能になる。
化粧品または皮膚科学的な調合物におけるNPKと本発明による安定剤との組み合わせにより、汗の形成に対して効果的な適用がもたらされる。
NPKと本発明による安定剤との組み合わせは、化粧品としての、または皮膚科学的な調合物において、特に局所的な適用のために、提供される。
安定化されたNPKの本発明による使用によって、公知でかつ実証されている制汗剤作用物質と同程度の汗抑制作用が可能になり、ここで必要なNPK濃度は、ACHを使用する場合よりもずっと少ない。
これによって、前述の欠点、例えば、特にpHが低すぎることによって安定化されていないケイ酸による皮膚への刺激、および議論になっているアルミニウム化合物の毒性を排除することにもつながる。
従って好ましくは、本発明による使用に適した化粧品調合物は、NPKの他に、さらなる制汗作用物質、特にアルミニウム塩、特にACHおよび/またはAACH(活性化された塩化アルミニウム水和物:aktiviertes Aluminiumchlorohydrat)を含有していない。
本発明による使用の本質的な利点はさらに、アルミニウム塩に基づくAT剤に比して、皮膚または衣服上で変色を示さないことである。いわゆる白色化は、脇の下の皮膚の上に直接存在している衣類を繰り返し着用して洗浄した後に観察される残渣と同様に抑制される。
安定化されたケイ酸は、本発明による使用に適した組成物へと容易に添加することができる。これをNPK懸濁液として、調製物の残りの成分に添加するのが好ましい。ここでNPK懸濁液の割合は、調製物全体量の98%までを占めることがある。最も単純な場合、NPK懸濁液に増粘剤および香料のみを添加し、ここで香料とは、嗅覚により知覚可能な1種以上の個々の物質を含む混合物と理解されるべきである。
本発明による使用のために安定化されたケイ酸は、例えば以下の方法により実験室スケールで製造することができる:
手法I:
1.pH>11の希釈されたケイ酸ナトリウム水溶液を製造する
2.1種以上の強酸を5〜10秒以内に相応する量で添加することにより、pH値を>11から<1へと低下させる
3.1種以上の塩基を添加することにより、化粧品として許容可能な少なくとも2.5の値にpH値を上昇させる
4.安定剤を添加する。
工程2において、pH値を低下させるために使用する酸としては、特に鉱酸、例えば塩酸、硫酸またはリン酸が適しており、これらのアニオンは生理学的に適合性であり、溶液中で良好に保たれる。しかしながらpH値の低下はまた、その他の任意の酸で行うこともできるが、その条件は、この酸が、a)pH値を相応して低下できること、およびb)この酸の塩、特にナトリウム塩が、生理学的に適合性であるか、または皮膚に刺激をもたらさないことである。pH値を低下させるために塩酸を使用することが好ましい。
迅速なpH値低下は、NPK形成の成功にとって決定的に重要である。pH値の低下に時間がかかりすぎると、制汗活性を有していない非常に高分子量のケイ酸が形成され、ゲル形成にまでつながる。
工程3において、化粧品として許容可能な値にpH値を上昇させることは、苛性ソーダ液、苛性カリ液、または弱塩基によって行うことができる。使用可能な塩基は例えば、以下のものである:2−アミノブタノール、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、アミノエチルプロパンジオール、アミノメチルプロパンジオール、アミノメチルプロパノール、アミノプロパンジオール、ビス−ヒドロキシエチルトロメタミン、ブチルジエタノールアミン、ブチルエタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジメチルアミノメチルプロパノール、ジメチルイソプロパノールアミン、ジメチルMEA、エタノールアミン、エチルエタノールアミン、イソプロパノールアミン、メチルジエタノールアミン、メチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トロメタミン、ポリエチレンイミン、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミン、アンモニア。
pHの上昇は同様にバッファ系によって行うことができるが、これは本発明の意味合いでは塩基ともみなされ、水溶液中で、または無水で添加することができる。バッファ系は、前述の塩基および化粧品として許容可能な酸からなっていてよく、3〜11、好ましくは7〜9のpH値を有する。バッファ製造に特に適している酸の例は、クエン酸、乳酸、酒石酸、脂肪酸、リン酸、ホスホン酸、ポリアクリル酸、コハク酸、リンゴ酸、シュウ酸、アミノ酸である。
工程3において、pH値を上げるために使用する塩基として適しているのは特に、そのカチオンが生理学的に適合性であり、溶液中で良好に保たれる、アルカリ金属水酸化物である。特に、水酸化ナトリウム溶液および/または水酸化カリウム溶液が、pH値上昇のために適している。pH値上昇は、複数の工程で行うのが有利なことがあり、ここで第一段階については、高濃度の塩基、例えば5NのNaOHを使用することができ、最終的なpH値を調整するために初めて、低濃度の塩基、例えば0.5NのNaOHを使用する。
pH値をまず、5NのNaOHによりpH2にし、その後0.5NのNaOHでさらに少なくともpH2.5に上げることが有利である。
この製造方法のために安定剤として特に適しているのは、エタノール、グリセリン、2−プロパノール、PEG8、トリエチレングリコール、尿素、シュウ酸、ヒアルロン酸、エチルヘキシルグリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、エリトリトール、メチルフェニルブタノール、ポリグリセリル2−カプレート、デカンジオールである。
手法II:
1.pH>11の希釈されたケイ酸ナトリウム水溶液を製造する
2.少なくとも1種の安定剤を添加する
3.1種以上の強酸を5〜10秒以内に相応する量で添加することにより、pH値を>11から<1へと低下させる
4.1種以上の塩基を添加することにより、pH値を化粧品的に許容可能な2.5の値に上昇させる。
pH値低下(工程3)およびpH値上昇(工程4)については、手法Iの工程2および3と同じ条件が該当する。
安定化されたNPKのためのこの製造法について適切な安定剤は、スクロース、マンノース、および/またはマンニットである。
グリセリンおよびエタノールを1:10から6:10の比で、工程1で製造されるケイ酸ナトリウム水溶液の合計量を基準として、特にグリセリン5〜30質量%およびEtOH30質量%で使用することが特に好ましい。
手法III:
1.pH>11の希釈されたケイ酸ナトリウム水溶液を製造し、ここで1種以上の安定剤は同時に、溶剤の一部である
2.1種以上の強酸を5〜10秒以内に相応する量で添加することにより、pH値を>11から<1へと低下させる
3.1種以上の塩基を添加することにより、pH値を化粧品的に許容可能な少なくとも2.5の値に上昇させる。
pH値低下(工程2)およびpH値上昇(工程3)については、手法Iの工程2および3と同じ条件が当てはまる。
安定化されたNPKのためのこの製造法について適切な安定剤は、グリセリンである。
特に70%超の非常に高いグリセリン濃度では、グリセリン中で0.1〜0.5Mの水酸化ナトリウムによるpH上昇が有利である。それというのも、これによって「pHピーク」が生じる可能性を防止できるからである。
NPK製造の際に重要なのは、全ての3つの場合において、発熱性で進行するpH値低下の工程である。このpH値低下は、モノマーの縮合が起こり得ないよう非常に素早く行わなければならない。
出発体積において必要不可欠な、迅速、急激かつ均一なpH値変化のためには、非常に良好な混和で高い撹拌速度が必要となる。ゆっくりとした、または不完全な混和は、安定性の短時間化、および場合によってはAT性能の低下につながる。
比較的大きなスケールでは、高い排熱量が原因で、このような迅速なpH値低下を「バッチ法」として取り扱うことはもはやできない。従って大規模工業的には、迅速なpH値低下は、工程2(手法IおよびIII)または工程3(手法II)が、反応体であるケイ酸ナトリウム水溶液および酸を一緒に通すことによって還流反応器で行われる連続法でのみ可能である。
手法I〜IIIに従って得られる安定化されたNPK溶液は、本発明により使用可能な制汗剤調製物において使用するために室温で充分に安定している。この安定性は、温度の低下とともに増大するため、冷蔵庫(摂氏5〜8度)での貯蔵が有利である。
本発明による使用に相応して、安定化されたNPKを含有する化粧品調合物(制汗剤)は、エアロゾルの形態で、つまりエアロゾル容器、チューブ容器から、またはポンプ装置によって噴霧可能な調製品の形で存在していてもよいし、またはロール・オン装置(移動体、例えばボールまたはローラによる塗布)によって塗布可能な液状組成物の形態で適用することもできる。また、ATスティック(AT-stick)として、および通常のビンおよび容器から塗布可能なW/OまたはO/Wエマルジョンの形態、例えばクリームまたはローションが考えられる。
良好な手法はまた、平面的なアプリケータにより、特に毛羽立った、および/または繊維状の表面を有するアプリケータにより、塗りつけ、または擦りつけることである。それというのもこれは、閉塞の傾向が低いからである。
さらに、安定化されたNPKを含有する化粧品制汗剤は、有利にはチンキ剤、潤滑ローション、シャンプー、シャワーおよび浴用調合物、パウダー、またはパウダースプレーの形態で存在していてよい。
安定化されたNPKを含有する制汗剤に好ましい適用形態は、塗装されたアルミニウム缶(容器内側での腐食を防止するための保護塗料)に詰められた、市販の水含有エアロゾルである。水含有エアロゾルでは特に、W/Oエマルジョンが挙げられる。デオ/ATの分野で世界的に最もよく見られる形態なので、この適用形態は好ましい。
塩化アルミニウム水和物含有ATスプレーに比べて、安定化されたNPKが調合物内に溶解されて存在すること、およびスプレーを使用前に振って再懸濁させる必要がないことは有利である。ノズルが閉塞する可能性は、これによって減少する。
さらに、O/Wエマルジョン中で安定化されたNPKをロール・オンおよびポンプスプレーで使用することが可能であり、有利である。
ポンプスプレーは、エアロゾルスプレーと同様、AT調合物を非接触式で皮膚に塗布する。しかしながらポンプスプレーでは、耐圧容器を省略することができる。ポンプスプレーは、金属不含、特にアルミニウム不含で構成することができる。1つの金属不含噴霧ポンプによって閉鎖されている、例えばPE、PPまたはPET製の容器が有利であり、ここで金属不含とは、給送された調合物が金属部材と接触しないことを意味する。
包装手段との適合性が非常に良好であることに基づき、ATスティックを水含有調製物中で使用することも推奨される。それというのも、これは+40℃での貯蔵後でも6ヶ月にわたり、包装手段の変質をほとんど生じないからである。
調合物は、本発明によれば有利には、絆創膏または布のための浸漬媒体としても使用することができる。従って、本発明による調合物を含浸させた絆創膏および布もまた、本発明による使用の意味合いで適した適用形態である。
エアロゾルスプレー:
安定化されたNPKは、本発明による制汗剤調製物において、調合物の全質量(すなわち存在する場合には噴霧ガスを含めて)を基準として、好ましくは0.1〜10質量%のNPK含有量で使用する。0.5〜3質量%の濃度が特に有利である。
作用物質溶液とは、噴霧ガスを含まない全ての成分の合計をいう。それというのも、噴霧ガスは通常、充填時に初めて加えるからである。
ATローラ:
1種以上の安定剤の割合は、調合物の全質量を基準として有利には85質量%まで、特に30質量%まで選択することができる。
SiO2等量の割合は、調合物の全質量を基準として有利には0.1〜6質量%、好ましくは0.5〜3質量%の範囲で選択する。
ポンプスプレー:
1種以上の安定剤の割合は、調合物の全質量を基準として有利には85質量%まで、特に30質量%まで選択することができる。
NPKの割合は、調合物の全質量を基準として有利には0.1〜6質量%、好ましくは0.5〜3質量%の範囲で選択する。
本発明により安定化されたNPKを含有する化粧品および皮膚科学的な調合物は、このような調合物で通常使用されるような化粧品助剤を含有していてよい。これらは例えば保存料、保存助剤、殺菌剤、香料、紫外線フィルタ、酸化防止剤、水溶性ビタミン、無機物質、懸濁された固体粒子、発泡を防止するための物質、着色剤、着色作用を有する顔料、粘稠剤、湿分をもたらす物質および/もしくは湿分を保つ物質、または化粧品もしくは皮膚科学的な調製物のその他の通常の成分、例えば電解質、有機溶剤、アルコール、ポリオール、乳化剤、ポリマー、発泡安定剤、またはシリコーン誘導体である。
見た目がよく透明な調合物を製造し、使用するのが好ましい。
本発明による化粧品調合物は有利には、これが水溶液または水性−アルコール性溶液、エマルジョン(W/O、O/W、W/Si、Si/Wまたは多相エマルジョン、マクロエマルジョン、ミクロエマルジョン、またはナノエマルジョン)、分散液、ピッカリングエマルジョン、ゲル、ヒドロ分散ゲル、または水不含の調合物の形態で存在することを特徴とする。
調合物は、本発明によればまた、さらさらで、噴霧可能な水性または水性アルコール溶液の形態であってよく、ゲル、ワックスマトリックス、スティック状、膏薬、クリームまたはローション(場合によっては噴霧可能)の形態で存在していてよい。
有利なことに、本発明による調合物には、消臭剤を添加することもできる。一般的な化粧品の消臭剤は、様々な作用原理に基づいている。化粧品としての消臭剤として抗菌性物質を使用することにより、皮膚上の微生物フローラを減少させることができる。この際に理想的には、臭いの原因となる微生物のみが効果的に減少されるべきである。汗の流れ自体はこれによる影響を受けず、理想的には微生物による汗の分解がしばらく止まるのみである。収斂剤と抗菌作用物質とを、1つの同じ組成物中で組み合わせることも慣用となっている。
消臭剤として慣用のあらゆる作用物質を有利に利用することができ、例えば臭いマスキング剤、例えば慣用の香料成分、臭い吸収剤、例えば独国特許第4009347号明細書(DE 40 09 347)に記載の層状珪酸塩、これらのうち特にモンモリロナイト、カオリナイト、イライト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ベントナイト、スメクタイト、さらに例えばリシノール酸の亜鉛塩である。細菌抑制剤も、本発明による調合物に組み込むために同様に適している。有利な物質は例えば、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル(イルガサン)、1,6−ジ−(4−クロロフェニルビグアニド)−ヘキサン(クロロヘキシジン)、3,4,4’−トリクロロカルボアニリド、第四級アンモニウム化合物、チョウジ油、ハッカ油、タイム油、トリエチルシトレート、ファルネソール(3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−オール)、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエチノール、ピロクトンオラミン、カフェイン、ならびに独国特許第3740186号明細書(DE 37 40 186)、独国特許第3938140号明細書(DE 39 38 140)、独国特許第4204321号明細書(DE 42 04 321)、独国特許第4229707号明細書(DE 42 29 707)、独国特許第4229737号明細書(DE 42 29 737)、独国特許第4237081号明細書(DE 42 37 081)、独国特許第4309372号明細書(DE 43 09 372)、独国特許第4324219号明細書(DE 43 24 219)に記載された作用薬剤である。炭酸水素ナトリウムを使用することも有利である。
同様に、抗菌性クエン酸銀錯体、例えば独国特許出願公開第202008014407号明細書(DE 202008014407)に記載されているものを、好ましくはNPKとの関連で消臭成分として使用することができる。
本発明により使用可能な好ましい化粧品調合物は、ポリマーを含有することもできる。これらのポリマーは、セルロースおよび/またはポリスチレンの分野に由来するのが好ましい。これらは、疎水性または親水性に変性されていることが有利である。
従って利用可能なポリマーは、セルロース、ポリスチレンおよび/またはアルキルアクリルクロスポリマーを含み、任意でNPK調合物に添加されていてよい。
本発明による使用のためのNPK含有調合物の通常の化粧品内容物質としては、水の他に、エタノールおよびイソプロパノール、グリセリンおよびプロピレングリコール、肌手入れ用の脂肪性または脂肪に似た物質、ならびに油、例えばオレイン酸デシルエステル、セチルアルコール、セチルステアリルアルコール、および2−オクチルドデカノールを、これらの調製品に通常の量比で使用することができ、また粘液を形成する物質、ならびに粘稠剤、例えばヒドロキシエチルセルロースまたはヒドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドンおよびワックスを使用することができる。
化粧品調合物について公知の乳化剤のうち、以下のものが本発明により使用可能な調合物のために有利であることが判明している:
ポリオキシエチレン(20)−ソルビタン−モノラウレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレン(20)−ソルビタン−モノステアレート、ポリオキシエチレン(20)−ソルビタン−モノオレエート、ソルビタントリオレエート、ポリグリセリル−10 ステアレート、ポリグリセリル−4 カプレート、ラウリルグルコシド、ポリグリセリル−2 ジポリヒドロキシステアレート、ポリグリセリル−10 ラウレート、ポリグリセリル−4 ラウレート、デシルグルコシド、プロピレングリコールイソステアレート、グリコールステアレート)、グリセリルイソステアレート)、ソルビタンセスキオレエート、グリセリルステアレート、レシチン、ソルビタンオレエート、ソルビタンモノステアレート NF、ソルビタンステアレート、ソルビタンイソステアレート、ステアレス−2、オレス−2、グリセリルラウレート、セテス−2、PEG−30 ジポリヒドロキシステアレート、グリセリルステアレート SE、ソルビタンステアレート(および)スクロースココエート、PEG−4 ジラウレート、PEG−8 ジオレエート、ソルビタンラウレート、PEG−40 ソルビタン−ペルオレエート、ラウレス−4、PEG−7 グリセリル−ココエート、PEG−20 アーモンドグリセリド、PEG−25 水添ヒマシ油、ステアラミド MEA、グリセリルステアレート+PEG−100 ステアレート、ポリソルベート 85、PEG−7 オリベート、セテアリールグルコシド、PEG−8 オレエート、ポリグリセリル−3 メチルグルコース ジステアレート、PG−10 ステアレート、オレス−10、オレス−10/ポリオキシ 10 オレイルエーテル NF、セテス−10、PEG−8 ラウレート、セテアレス−12、ココアミド MEA、ポリソルベート 60 NF、ポリソルベート 60、PEG−40 水添ヒマシ油、ポリソルベート 80、イソステアレス−20、PEG−60 アーモンドグリセリド、ポリソルベート 80 NF、PEG−150 ラウレート、PEG−20 メチルグルコースセスキステアレート、セテアレス−20、オレス−20、ステアレス−20、ステアレス−21、セテス−20、イソセテス−20、PEG−30 グリセリルラウレート、ポリソルベート 20、ポリソルベート 20 NF、ラウレス−23、PEG−100 ステアレート、ステアレス−100、PEG−80 ソルビタンラウレート。
グリセリルイソステアレート、グリセリルステアレート、ステアレス−2、セテアレス−20、ステアレス−21、PEG−40 水添ヒマシ油、PG−10 ステアレート、イソセテス−20、イソステアレス−20、およびセテアレス−12を使用するのが好ましい。
可溶化剤として知られているが、本発明により使用することができる調合物には乳化剤として使用可能なものは、さらに好ましくはPEG−40 水添ヒマシ油、ポリソルベート 80、ラウレス−23、PEG−150 ラウレート、およびPEG−30 グリセリルラウレートから選択することができる。
非イオン性乳化剤に加えて、または非イオン性乳化剤の代わりにまた、本発明によるポリクオタニウムポリマーにより安定的な調製物を作製するために、カチオン性乳化剤が適している。好ましい適切なカチオン性乳化剤は、セトリモニウムクロリド、パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド、クアテルニウム−87、ベヘントリモニウムクロリド、ジステアロイルエチルジモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、ステアラミドプロピルジメチルアミン、および/またはベヘントリモニウムメトスルフェートからなる群から選択することができる。
本発明の意味合いにおいて、調合物に通常の酸化防止剤を添加することは同様に有利である。本発明により有利な酸化防止剤として、化粧品としての、および/または皮膚科学的な適用に適した、または化粧品としての、および/または皮膚科学的な適用に適切な、または慣用のあらゆる酸化防止剤を使用することができる。
調合物における酸化防止剤(1種以上の化合物)の量は、調合物の全質量を基準として、好適には0.001〜30質量%、特に好ましくは0.05〜20質量%、特に1〜10質量%である。
本発明の意味合いにおいて化粧品としての、または皮膚科学的な調合物が、溶液またはエマルジョンまたは分散液である限り、溶剤、粘度向上剤および/または肌手入れ作用物質として、以下のものを使用することができる:
・水または水溶液、
・油、例えばカプリン酸またはカプリル酸のトリグリセリド、およびアルキルベンゾエート、また好適には環状シリコーン油、または易揮発性炭化水素、
・脂肪、ワックス、およびその他の天然および合成の脂肪体、好適には脂肪酸と比較的炭素数が小さいアルコール(例えばイソプロパノール、プロピレングリコール、もしくはグリセリン)とのエステル、または脂肪アルコールと、比較的炭素数が小さいアルカン酸もしくは脂肪酸とのエステル;植物油、例えばアボカドオイル、タネツケバナ油、オリーブ油、ヒマワリ油、ナタネ油、アーモンド油、月見草油、ココヤシ油、パーム油、アマニ油、シアバター、
・アルコール、ジオール、または比較的炭素数が小さいポリオール、ならびにこれらのエーテル、特にプロピレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、もしくはエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、もしくはプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、もしくはジエチレングリコールモノエチルエーテル、および類似の生成物、
・肌手入れ物質、例えばパンテノール、アラントイン、尿素、尿素誘導体、グアニジン、アスコルビン酸、グリセリルグルコース。
特に、前述の内容物質の混合物を使用する。アルコール性溶剤の場合、水がさらなる成分であってもよい。
本発明の意味合いにおいて、エアロゾル容器によって噴霧可能な化粧品および/または皮膚科学的な調合物のための噴霧剤としては、公知の一般的な、液化された易揮発性の噴霧剤、例えば炭化水素(プロパン、ブタン、イソブタン)が適しており、これらは単独で、または相互の混合物として使用することができる。ジメチルエーテル、一酸化二窒素、二酸化炭素、窒素および圧縮空気も、有利に使用することができる。
もちろん当業者であれば、それ自体は毒性がなく、本発明をエアロゾル調製品の形態で実現するために基本的に適している噴霧剤が存在することは知っているが、また、環境に対する憂慮すべき作用、またはその他の付帯状況が原因で断念しなければならない噴霧剤、特にフッ素炭化水素およびフルオロクロロ炭化水素(FCKW)も知っている。
エアロゾル調合物の場合にはしばしば、作用物質溶液中で噴霧剤(プロパン、ブタン、イソブタン)と混合可能な油が添加される。それというのも、混合できない油は沈殿につながり、これはガラス状のエアロゾルになって、作用物質粒子をもはや膨張させることができなくなることにつながるからである。
本発明の意味合いにおいて化粧品調合物は、ゲルとして存在することもでき、これは本発明による作用物質の作用含量、およびそのために通常使用する溶剤、好ましくは水以外に、さらに有機粘稠剤(増粘剤)、例えばタマリンド粉末、コンニャクマンナン、ガラナ、ヒドロキシプロピルグアール、イナゴマメ粉末、アラビアガム、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、セルロース誘導体、好適にはメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、またはポリエチレングリコールとポリエチレングリコールステアレートもしくはポリエチレングリコールジステアレートとの混合物を含有することができる。粘稠剤は調製物中に、例えば0.1〜40質量%、好ましくは0.5〜25質量%の量で含有されている。
その他の点については、当業者に慣用の、化粧品調製物を製造するための通常の規制に留意すべきである。
本発明の有利な実施例を以下に記載する。
以下の実施例により、汗の形成を低減または防止するための、本発明による調合物を説明する。
数字の記載は、調合物の全質量を基準とした質量割合である。
Figure 2018521097
Figure 2018521097
Figure 2018521097
Figure 2018521097
Figure 2018521097
エアロゾルとしての充填に際して、噴霧ガスは、炭化水素混合物、例えばブタン、イソブタン、プロパンであり、圧力段階は2.7bar、エマルジョン対噴霧ガスの充填比率は、5:95から40:60質量%である。表の例3および4は、20:80で充填するのが有利である。
本発明による使用のために、手法I〜IIIに従って製造される安定化されたNPK溶液および予備エマルジョンから、化粧品または皮膚科学的な調合物を製造
1.予備エマルジョンの製造:水溶性成分を、記載した量の水とともに75℃に加熱する。油成分および乳化剤を別々に75℃に加熱する。これらの相を1つにして均質化する。このエマルジョンを、撹拌しながら室温に冷却する。
2.手法I〜IIIによる安定化されたNPK溶液の製造(ケイ酸予備溶液)
3.冷却した予備エマルジョンを、連続的に撹拌しながら、ケイ酸予備溶液に入れる。完全に混合するまで、撹拌する。
予備エマルジョンは様々な比率で、撹拌しながらケイ酸予備溶液と混合することができる。予備エマルジョン対ケイ酸予備溶液の混合比は、10:90から90:10である。
Figure 2018521097
Figure 2018521097
試験および検証
制汗剤の作用または汗抑制性を検証するために、0.5Mのケイ酸の汗減少作用を、重量分析によりサウナ試験方式で測定した。
サウナ試験方式:
腋窩線による汗の量を重量分析により、サウナ内で15分の発汗段階後に木綿パッドを秤量することによって測定する。
試験者(N=24、女性12名+男性12名)は、試験開始前から少なくとも14日間にわたり、アルミニウム含有製品の使用を控えた。脇の下1箇所ごとに、製品500mgを右/左でランダムにコード化して塗布する。
試験製品(10%のACH水溶液、および0.5Mのケイ酸+30%EtOH)を適用してから6時間後に、木綿パッドを脇の下に置き、汗の分泌を15分にわたって、サウナ(75℃/相対湿度30%)中で促進させる。
Figure 2018521097
腋窩線による相対的な汗の量は、同一の試験条件で製品適用前に記録した汗基準線(ベースライン)に標準化する(=100%)。ケイ酸についての相対的な汗減少率は、未処理の面積と比較して54.1%である。よってその効果は、10%ACHの水準にある(表参照)。
Figure 2018521097

Claims (11)

  1. 汗の形成を低減または防止するための、化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物における1種以上の安定剤との組み合わせとしての低分子量のポリケイ酸(NPK)の使用であって、前記調合物のpH値が2.5以上である、前記使用。
  2. 前記調合物が、増粘剤により増粘されており、かつ少なくとも1種の香料物質を含有する、請求項1記載の使用。
  3. 1種以上の安定剤が、ヘキセノールシス3(CAS 928-96-1)、テルピネオール(CAS 8000-41-7)、リナロール(CAS 78-70-6)、テトラヒドロリナロール(CAS 78-69-3)、トリエチルシトレート(CAS 77-93-0)、2−イソブチル−4−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン(CAS 63500-71-0)、ヘキシルサリチレート(CAS 6259-76-3)、フェニルエチルアルコール(CAS 60-12-8)、3−メチル−5−フェニル−1−ペンタノール(CAS 55066-48-3)、2,6−ジメチル−7−オクテン−2−オール(CAS 18479-58-8)、ベンジルサリチレート(CAS 118-58-1)、ゲラニオール(CAS 106-24-1)、シトロネロール(CAS 106-22-9)、およびエチルリナロール(CAS 10339-55-6)の群、特にリナロール(CAS 78-70-6)、ベンジルサリチレート(CAS 118-58-1)、ゲラニオール(CAS 106-24-1)、およびシトロネロール(CAS 106-22-9)の群から選択されることを特徴とする、請求項1または2記載の使用。
  4. 1種以上の安定剤が、アルコールおよびジオールの群、特にエタノール、2−プロパノール、PEG8、トリエチレングリコール、メチルフェニルブタノール、デカンジオール、ポリグリセリル−2−カプレート、シュウ酸の群から選択されることを特徴とする、請求項1または2記載の使用。
  5. 1種以上の安定剤が、少なくとも3個のヒドロキシ基を有する物質の群、特にスクロース(マンノース、マンニット)、グリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、エリトリトール、ヒアルロン酸の群から選択されることを特徴とする、請求項1または2記載の使用。
  6. 前記増粘剤が、タマリンド粉末、コンニャクマンナン、ガラナ、ヒドロキシプロピルグアール、イナゴマメ粉末、アラビアガム、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、セルロース誘導体、好適にはメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、またはポリエチレングリコールとポリエチレングリコールステアレートもしくはポリエチレングリコールジステアレートとの混合物の群から選択されることを特徴とする、請求項2から5までのいずれか1項記載の使用。
  7. 化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物について、アルミニウム化合物が0.1質量%未満、特にアルミニウムイオンが0.05mol/l未満、特に好ましくは塩化アルミニウム水和物不含であることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の使用。
  8. 化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物のpH値が、4超、特に5であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の使用。
  9. 化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物が、少なくとも1種の生理学的に適合性で、かつ/または化粧品用の油と、少なくとも1種の生理学的に適合性で、かつ/または化粧品用の乳化剤とを含有することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の使用。
  10. 化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物が、エアロゾルとして、または移動体により局所的に適用されることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の使用。
  11. 化粧品としての、および/または皮膚科学的な調合物が、擦りつけまたは塗りつけにより局所的に適用されることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の使用。
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