JP2018519950A - 気管切開チューブアセンブリ及び内部カニューレ - Google Patents

気管切開チューブアセンブリ及び内部カニューレ Download PDF

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Abstract

気管切開チューブ1用の内部カニューレ2は装置側端部に弾性キャッチ23を有する。キャッチは、遊端近傍で外方に突出する2つの三角形断面である歯27及び28を有する。一方の歯27は、内部カニューレを完全に挿入したとき、チューブの装置側端部におけるハブ16の内面に形成した溝40に係合するよう形成及び位置決めする。他方の歯28は、一方の歯より小さく、またキャッチに沿って後方に離間する。ハブ16は、さらに、溝40の後部に対して短い距離だけ離間して内方に突出する僅かに丸みを付けたビード44を有する。内部カニューレをチューブ1から引き出すとき、小さい方の歯28はハブ16のビード44に係合してキャッチ23を内方に偏向させる。このようにして、大きい方の歯27は溝40から僅かに脱するよう変位し、これにより溝から斜面に沿って脱出し易くし、僅かな引張力でカニューレを抜き出すことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、気管切開チューブ及び前記気管切開チューブ内に延在する内部カニューレのアセンブリであって、前記内部カニューレは、管状シャフトと、気管切開チューブの装置側端部におけるハブ内に嵌合するよう構成された装置側端部領域とを有する種類の、該アセンブリに関する。
気管切開チューブアセンブリは、一般的に外側チューブと、この外側チューブ内に取外し可能に嵌合する内側チューブ又は内部カニューレを有する。内部カニューレは、定期的に取り外しかつ交換し、アセンブリ内の通路が分泌物によって確実に閉塞されないようにする。このことは、外側チューブを頻繁に取り外す必要性を回避する。
内部カニューレには、大きなボアを生じて、アセンブリに沿うガス流に対する抵抗を制限するよう薄い壁で、かつ外側チューブ内にぴったりと嵌合しなければならないため、種々の問題がある。しかし、座屈又はよじれなく外側チューブ内に挿入するのに十分な剛性を有し、また好適には、最小の力のみをチューブに加えるだけで容易に取り外すことができなければならない。特許文献1及び2(国際公開第94/01156号及び同第2004/101048号)はPTFEで形成した内部カニューレについて記載している。特許文献3(欧州特許第1938857号)は、気管切開チューブと、異なるサイズの内部カニューレにおけるハブを異なる形状にして、適切な気管切開チューブにのみ嵌合できるようにした内部カニューレとの構成について記載している。特許文献4(欧州特許第2224985号)は、ハブを内部カニューレのシャフトに取り付ける構成について記載している。特許文献5(英国特許第2056285号)は、外部及び内部の双方を波形にした壁と、少なくとも幾つかの波形を横切る長手方向の溝又は他の補強部材とを有する内部カニューレについて記載している。特許文献6(米国特許第4817598号)は、後方の装置側端部にリング−プル形成部を有する滑らかな壁を有する内部カニューレについて記載している。特許文献7(米国特許第5119811号)は、フレア付き患者側端部を有し、また異なる材料の2層で形成した内部カニューレについて記載している。特許文献8(米国特許第5386826号)は、外側螺旋フィラメント又は低摩擦材料の層を有する内部カニューレについて記載している。特許文献9(米国特許第5983895号)は、両側端部の真っ直ぐなセクションを中間の湾曲したセクションで接合した内部カニューレについて記載している。特許文献10(米国特許第6019753号)は、異なる可撓性を有する2つの細長領域を有し、カニューレが選好湾曲平面を有する内部カニューレについて記載している。特許文献10は、より高い可撓性にするようシャフトに溝孔を形成し、溝孔を外側の薄いシースでカバーする内部カニューレについて記載している。特許文献11(米国特許第6135110号)は、回転可能なばね取付具によって外側チューブに保持される湾曲した内部カニューレについて記載している。
国際公開第94/01156号パンフレット 国際公開第2004/101048号パンフレット 欧州特許第1938857号明細書 欧州特許第2224985号明細書 英国特許第2056285号明細書 米国特許第4817598号明細書 米国特許第5119811号明細書 米国特許第5386826号明細書 米国特許第5983895号明細書 米国特許第6019753号明細書 米国特許第6135110号明細書
本発明の目的は、従来に代わる内部カニューレ及び気管切開チューブアセンブリを得るにある。
本発明の一態様によれば、上述の特定種類のアセンブリを提供し、このアセンブリにおいて、前記内部カニューレの前記装置側端部領域は、前記気管切開チューブの装置側端部におけるハブの内面に係合するよう構成された弾性キャッチを有して、前記内部カニューレを引き抜こうとする軸線方向力に抗して前記内部カニューレを気管切開チューブのハブに保持できるようにし、前記キャッチは、外方に指向する第1表面形成部と、及び前記内部カニューレの装置側端部により近接して配置された外方に指向する第2表面形成部とを有し、前記ハブの前記内面は、第1表面形成部と、及び前記気管切開チューブの装置側端部により近接して配置された第2表面形成部とを有し、前記内部カニューレ及び前記気管切開チューブにおける前記表面形成部は、前記内部カニューレを前記気管切開チューブから抜き出そうとする力が前記内部カニューレに加わるとき、前記内部カニューレにおける前記第1表面形成部が前記ハブの第1表面形成部に係合する前に、前記内部カニューレにおける前記第2表面形成部が前記ハブの第2表面形成部に係合し、これにより、第2表面形成部相互の係合が前記キャッチを内方に変位させるよう作用して、前記内部カニューレの気管切開チューブからの抜き出す操作中に、前記ハブにおける前記第1表面形成部上での前記内部カニューレにおける前記第1表面形成部の通過を容易にする、ことを特徴とする。
前記内部カニューレの前記第1及び第2の表面形成部は、好適には、双方ともに前記カニューレの装置側端部に向かって指向する傾斜面を有する。前記キャッチの前記表面形成部は、好適には、半径方向外方に突出し、また前記ハブの前記第1表面形成部は、好適には、溝である。前記キャッチの前記第1表面形成部及び前記ハブの前記第1表面形成部は、好適には、三角形断面である。前記ハブの前記第2表面形成部は、前記ハブの内方に突出する丸み付き形成部とすることができる。前記キャッチの前記第2表面形成部は、好適には、前記キャッチの第1表面形成部よりも高さが低い。前記キャッチの前記第2表面形成部は、好適には、前記キャッチに対してほぼ垂直方向に突出する前面と、傾斜した後面とを有する三角形断面である。前記キャッチは、前記内部カニューレの装置側端部における端部取付け部の壁から形成することができる。前記キャッチは、ほぼ矩形とすることができる。
本発明の他の態様によれば、気管切開チューブ及び前記気管切開チューブ内に延在する内部カニューレのアセンブリであって、前記内部カニューレは、管状シャフトと、気管切開チューブの装置側端部におけるハブ内に嵌合するよう構成された装置側端部領域とを有する、該アセンブリを提供し、このアセンブリにおいて、前記内部カニューレの前記装置側端部領域は、前記気管切開チューブの装置側端部におけるハブの内面に係合するよう構成された前記装置側端部領域における弾性キャッチを有して、前記内部カニューレを引き抜こうとする軸線方向力に抗して前記内部カニューレを気管切開チューブ内に保持できるようにし、前記キャッチは、前記キャッチに沿って互いに離間する2つの傾斜付き突出部を有し、前記ハブの前記内面は、前記キャッチにおける一方の突出部を受け入れるよう形成した窪みと、及び前記内部カニューレを前記チューブから後方に引き出すとき前記キャッチにおける他方の突出部に係合し、これにより、キャッチを内方に偏向させるよう位置決めした突出部と、を有する、ことを特徴とするアセンブリ。
本発明のさらに他の態様によれば、上述の一態様又は他の態様によるアセンブリ用の内部カニューレを提供する。
本発明による内部カニューレを含む気管切開チューブアセンブリの双方を、以下に添付図面につき例として説明する。
内部カニューレを含む気管切開チューブアセンブリの側面図である。 内部カニューレの側面図である。 内部カニューレ及び気管切開チューブのハブにおける装置側端部の内面を一部切除して示す、拡大斜視図である。 気管切開チューブのハブ内に係合した内部カニューレにおける装置側端部の拡大縦断面図である。 内部カニューレにおけるキャッチの斜視図である。
図1及び2につき説明すると、気管切開チューブアセンブリは、気管切開チューブである外側チューブ1と、この外側チューブ1内に挿入する取外し可能な内部カニューレ2とを備える。外側チューブ1は、膨張可能な封止カフ11を設けたシャフト10を有し、封止カフ11は、チューブの患者側端部12に近接してシャフトを包囲し、膨張ルーメン13並びに複合型コネクタ及びインジケータ14を介して膨張させられる。後方端部又は装置側端部15において、外側チューブ1は、ハブ16と、チューブを患者の首に固定するため保持テープ(図示せず)を結び付けるフランジ17とを有する。外側チューブ1は、約2mm〜10mmの間における内径を有し、その長さは60mm〜200mmの間の値とすることができる。
内部カニューレ2は、円形断面であり、後方端部又は装置側端部15において一体成形した装置側端部取付け部22を設けたシャフト20を有する。シャフト20は、PVC、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、PTFE、又は他の可撓性若しくは半剛性プラスチック材料のような、薄く、剛性のあるプラスチック材料製である。シャフト20の外径は、外側チューブ1のシャフト10の内径よりも僅かにのみ小さく、内部カニューレ2を外側チューブに対して容易に挿入及び取り外すことができるよう選択する。装置側端部取付け部22は、気管切開チューブ1のハブ16内に位置付け、また内部カニューレ2がチューブの患者側端部を越えて突出することがないようにする形状とする。取付け部22は、さらに、内部カニューレを取り外すのが必要となるまで確実にハブ16内に保持するように構成する。このことは、内部カニューレ2の装置側端部取付け部22と及び気管切開チューブ1のハブ16の内面における表面形成部とを連係動作させることによって達成される。
内部カニューレ2の装置側端部取付け部は、図4及び5によりはっきりと示すように、端部取付け部22の外面周りに外方に突出する1個又はそれ以上(代表的には2又は3個)の弾性のキャッチ23によって設ける。各キャッチ23は、装置側端部取付け部22の装置側端部における壁にのみ形成又は他のやり方で該壁に取り付け、かつU字状のギャップ25によって側辺及び患者側端部の周りで分離した矩形のタブ24を有し、これにより該タブの患者側端部29は、内方又は外方に自由に弾性変位できるようになる。キャッチ23の内表面は平面であり、端部取付け部22の残りの形状に追従する。しかし、外表面は、上述の表面形成部をなすよう輪郭付けする。より具体的には、キャッチ23の長さに沿って互いに離間する2つの表面形成部27及び28を外表面に形成する。第1表面形成部27は、キャッチ23の遊端である患者側端部29に位置付け、また90゜の角度θを見込む2つの傾斜面31及び32を有する2等辺三角形断面である側方に伸びる歯の形態をとる。第1の歯27の高さは端部取付け部22の壁厚とほぼ等しい。第2表面形成部28は、短い距離だけ後方に(装置側端部に向かって)離間し、また歯の形態であるが、垂直方向の前面33と、アセンブリの軸線に対して約30゜の角度で傾斜する傾斜後面34とを有する。第2の歯28の高さは第1歯27の高さのほぼ半分のみである。
気管切開チューブ1のハブ16における内面の表面形成部は、内部カニューレ2における各キャッチ23に連係動作するよう構成する。図4に示すように、ハブ16の内表面に環状の溝40を成形し、この溝40は、各キャッチ23における第1歯27と整列する位置でハブ周りに延在する。溝40は、第1歯27とほぼ同一サイズ及び形状の三角形断面を有し、2つの壁41及び42が90゜と僅かに丸みを付けた頂点43をなして傾斜する。溝40は第1歯27とほぼ同一形状を有するが、端部取付け部22の外面とハブ16の内面との間に小さい隙間があるため、歯が溝を填隙することはせず、この小さい隙間は、歯が溝の深さの約半分だけ溝内に突入することを意味する。ハブ16の内面は、さらに、溝40の後方に短い距離だけ離れて位置して半円形断面の丸く突出する環状のビード44の形態とした他の表面形成部を有する。内部カニューレを気管切開チューブ1から後方に、第1歯27が溝40のほぼ中心に整列する位置まで引き出すときにビード44が第2歯28に接触するようビード44を配列する。この位置において、ビード44は第2歯28の傾斜する後面34に後面の長さのほぼ中間位置に係合する。内部カニューレ2をさらに気管切開チューブから引き出すことにより、第2歯28の後面34がビード44に沿って摺動しながらキャッチ23のタブ24を弾性的に内方に偏向させる。タブ24の第2歯28での比較的小さい偏向は、タブの遊端である患者側端部29を増幅して変位させ、これにより第1歯27の頂点を溝40の端縁に近接する位置、すなわち、ハブ16の円筒状内面の平面に近接する位置まで移動させるのに十分な比較的大きな量にわたり第1歯27を変位させる。この位置においては、第1歯27の頂点が溝40から完全に脱出する乗り上げをし、これによって内部カニューレ2を外側の気管切開チューブ1から完全に引き出すことができるのに比較的僅かな力を付加するだけで済む。
交換した内部カニューレは容易に挿入することができ、これはすなわち、第1歯27の前端部は、傾斜表面31は外側チューブのハブ16における開口に係合するとき内方に変形するからである。歯27はビード44上に乗り上がり、また次に内部カニューレ2を十分挿入したとき、ハブ16の溝40にスナップ嵌合する。
内部カニューレ2の装置側端部は、ヒンジ連結したリングプル成形部、又は内部カニューレを外側チューブから引き出すのが必要なとき掴むことができる部材をなす何らかの他の構成を有することができる。
本発明の構成によれば、したがって、内部カニューレを外側の気管切開チューブ内に確実に保持できるようになるとともに、簡単なキャッチによって、必要とされるよりも少ない力でチューブから引き出すことができる。このことは、内部カニューレの確実保持が内部カニューレを取り外しまた交換するのに比較的大きな力を必要とするアセンブリでのみ達成できる従来型アセンブリの問題を解決する。
1 外側(気管切開)チューブ
2 内部カニューレ
10 (外側チューブ1の)シャフト
11 封止カフ
12 患者側端部
13 膨張ルーメン
14 複合型コネクタ及びインジケータ
15 後方端部又は装置側端部
16 ハブ
17 フランジ
20 シャフト
22 装置側端部取付け部
23 キャッチ
24 タブ
25 ギャップ
27 (キャッチ23の)表面形成部(第1歯)
28 (キャッチ23の)表面形成部(第2歯)
29 (キャッチ23の)患者側端部
31 傾斜面
32 傾斜面
33 垂直方向の前面
34 傾斜後面
40 環状の溝
41 (溝40の)壁
42 (溝40の)壁
43 (溝40の)頂点
44 ビード

Claims (11)

  1. 気管切開チューブ及び前記気管切開チューブ内に延在する内部カニューレのアセンブリであって、前記内部カニューレは、管状シャフトと、気管切開チューブの装置側端部におけるハブ内に嵌合するよう構成された装置側端部領域とを有する、該アセンブリにおいて、前記内部カニューレ(2)の前記装置側端部領域は、前記気管切開チューブ(1)の装置側端部におけるハブ(16)の内面に係合するよう構成された弾性キャッチ(23)を有して、前記内部カニューレを引き抜こうとする軸線方向力に抗して前記内部カニューレを気管切開チューブのハブに保持できるようにし、前記キャッチ(23)は、外方に指向する第1表面形成部(27)と、及び前記内部カニューレ(2)の装置側端部により近接して配置された外方に指向する第2表面形成部(28)とを有し、前記ハブ(16)の前記内面は、第1表面形成部(40)と、及び前記気管切開チューブの装置側端部により近接して配置された第2表面形成部とを有し、前記内部カニューレ及び前記気管切開チューブにおける前記表面形成部は、前記内部カニューレを前記気管切開チューブ(1)から抜き出そうとする力が前記内部カニューレ(2)に加わるとき、前記内部カニューレ(2)における前記第1表面形成部(27)が前記ハブ(16)の第1表面形成部(40)に係合する前に、前記内部カニューレ(2)における前記第2表面形成部(28)が前記ハブ(16)の第2表面形成部(44)に係合し、これにより、第2表面形成部相互の係合が前記キャッチ(23)を内方に変位させるよう作用して、前記内部カニューレの気管切開チューブからの抜き出す操作中に、前記ハブ(16)における前記第1表面形成部(40)上での前記内部カニューレ(2)における前記第1表面形成部(27)の通過を容易にする、ことを特徴とするアセンブリ。
  2. 請求項1記載のアセンブリにおいて、前記内部カニューレ(2)の前記第1及び第2の表面形成部(27及び28)は、双方ともに前記カニューレの装置側端部に向かって指向する傾斜面(32及び34)を有する、ことを特徴とするアセンブリ。
  3. 請求項1又は2記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)の前記表面形成部(27及び28)は半径方向外方に突出し、また前記ハブ(16)の前記第1表面形成部(40)は溝である、ことを特徴とするアセンブリ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)の前記第1表面形成部(27)及び前記ハブ(16)の前記第1表面形成部(40)は三角形断面である、ことを特徴とするアセンブリ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記ハブ(16)の前記第2表面形成部(44)は、前記ハブの内方に突出する丸み付き形成部である、ことを特徴とするアセンブリ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)の前記第2表面形成部(28)は、前記キャッチの第1表面形成部(27)よりも高さが低い、ことを特徴とするアセンブリ。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)の前記第2表面形成部(28)は、前記キャッチに対してほぼ垂直方向に突出する前面(33)と、傾斜した後面(34)とを有する三角形断面である、ことを特徴とするアセンブリ。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)は、前記内部カニューレ(2)の装置側端部における端部取付け部(22)の壁から形成する、ことを特徴とするアセンブリ。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項記載のアセンブリにおいて、前記キャッチ(23)は、ほぼ矩形である、ことを特徴とするアセンブリ。
  10. 気管切開チューブ及び前記気管切開チューブ内に延在する内部カニューレのアセンブリであって、前記内部カニューレは、管状シャフトと、気管切開チューブの装置側端部におけるハブ内に嵌合するよう構成された装置側端部領域とを有する、該アセンブリにおいて、前記内部カニューレ(2)の前記装置側端部領域は、前記気管切開チューブ(1)の装置側端部におけるハブ(16)の内面に係合するよう構成された前記装置側端部領域における弾性キャッチ(23)を有して、前記内部カニューレを引き抜こうとする軸線方向力に抗して前記内部カニューレを気管切開チューブ内に保持できるようにし、前記キャッチ(23)は、前記キャッチに沿って互いに離間する2つの傾斜付き突出部(27及び28)を有し、前記ハブ(16)の前記内面は、前記キャッチにおける一方の突出部(27)を受け入れるよう形成した窪み(40)と、及び前記内部カニューレ(2)を前記チューブ(1)から後方に引き出すとき前記キャッチにおける他方の突出部(28)に係合し、これにより、キャッチを内方に偏向させるよう位置決めした突出部(44)と、を有する、ことを特徴とするアセンブリ。
  11. 請求項1〜10のうちいずれか一項記載のアセンブリ用の内部カニューレ。
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