JP2018519734A - アンテナアレイおよびネットワークデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、少なくとも2つのアンテナベイを含むアンテナアレイを開示する。少なくとも2つのアンテナベイのすべての動作周波数帯域は同一であり、各アンテナベイは、少なくとも1つの送信チャネルまたは受信チャネルを含み、各アンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。代替的に、少なくとも2つのアンテナベイの2つの隣接するアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域で隔てられ、各アンテナベイは、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの送信チャネルを有し、各アンテナベイは、非同期方式でデータを伝送する。少なくとも2つのアンテナベイの任意の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値はθであり、30≦θ≦60である。本発明を使用することにより、アンテナアレイのアンテナベイ間の隔離度が向上する。

Description

本発明は、アンテナ分野に、特に、アンテナアレイおよびネットワークデバイスに関連する。
無線通信技術の急速な発展に伴い、個人端末の無線相互接続が急速に普及するようになり、無線通信は、個人および社会にとって不可欠なインタラクション手段となった。しかしながら、既存の無線スペクトル資源は、ほぼ利用し尽くされており、スペクトル資源に対する、無線通信サービスの需要は指数関数的に上昇している。2011年、米国のライス大学が、全二重(Full Duplex)技術を初めて開発した。無線通信デバイスは、同一周波数同一時間で、無線信号を同時に送信および受信でき、理論上、既存の時分割多重(Time−Division Duplexing、TDD)および周波数分割多重(Frequency−Division Duplexing、FDD)システムと比較してスペクトル効率を倍増できる。それ以来、全二重技術は、業界からより多くの注目を集め、無線通信分野における研究の中心となった。
従来の基地局通信システムと比較して、全二重システムにおける送信器と受信器との隔離は、特に重要な指標である。システムの送信器と受信器との隔離が十分に実装されない場合、受信チャネルは伝送中に適切に動作できないか、または、受信チャネルの自己励起が発生し得る。高出力である場合、受信チャネルのフロントエンドの増幅器さえも損傷し得る。全二重システムは主に、無線周波数モジュールおよびアンテナという2つの部分を備える。全二重システムにおける送信器と受信器との隔離は主に、アンテナの隔離度、ならびに、無線周波数モジュールにおける受信チャネルおよび送信チャネルの設計と関係がある。したがって、受信アンテナと送信アンテナとの間の隔離度を改善する手段は、最近注目が集まる研究となってきている。
本発明の実施形態において、アンテナアレイのアンテナベイ間の隔離度を改善するために、アンテナアレイおよびネットワークデバイスを提供する。
技術的問題を解決するために、本発明の実施形態の第1態様は、少なくとも2つのアンテナベイを備えるアンテナアレイを提供し、少なくとも2つのアンテナベイのすべての動作周波数帯域は同一であり、各アンテナベイは、少なくとも1つの送信チャネルまたは受信チャネルを有し、各アンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。または、少なくとも2つのアンテナベイのうちの2つの隣接するアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域で隔てられ、各アンテナベイは、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの送信チャネルを有し、各アンテナベイは、非同期方式でデータを伝送する。ここで、少なくとも2つのアンテナベイのうち任意の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値はθであり、30≦θ≦60である。
第1態様に関連して、第1の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイのすべては同一平面上にある。
第1態様の第1の可能な実装に関連して、第2の可能な実装において、2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形において、2つの隣接するアンテナベイは、矩形の一方の対角線の2つの端に配置され、矩形の他方の対角線は空である。
第1態様の第1または第2の可能な実装に関連して、第3の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイのすべての中心点は同一直線上にある。
第1態様に関連して、第4の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイの各々は、いくつかの放射要素を有し、金属壁が各放射要素の周囲に配置され、金属壁の高さはH=h×(100%±10%)であり、hは放射要素の高さである。
第1態様の第4の可能な実装に関連して、第5の可能な実装において、円弧状のバックキャビティ、放物線状のバックキャビティ、または双曲線状のバックキャビティが、少なくとも2つのアンテナベイの各々の放射要素の下に配置される。
第1態様の第4または第5の可能な実装に関連して、第6の可能な実装において、2つの対称アセンブリスロットが金属壁の各垂直面上に配置される。
第1態様の第6の可能な実装に関連して、第7の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイの各々はM行N列の放射要素を有し、アンテナベイの放射要素の行間隔および列間隔が等しくないとき、より大きい間隔の中間に隔離棒が配置される。
第1態様に関連して、第8の可能な実装において、全包囲型または半包囲型の柵が、少なくとも2つのアンテナベイの各々の周囲に配置され、柵の材料は、EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む。
第1態様に関連して、第9の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイは、同一のレードームを共有し、異なる高さの隔離棒がレードームの中に配置される。
第1態様に関連して、第10の可能な実装において、少なくとも2つのアンテナベイは、接地板の上に設置され、接地板の表面には隔離溝が設けられ、隔離溝は、2つの隣接するアンテナベイの間に位置し、隔離溝は、水平に、垂直に、または、斜めに配置される。
第1態様に関連して、第11の可能な実装において、2つの隣接するアンテナベイの間に隔離壁が配置され、隔離壁は、水平に、垂直に、または斜めに配列され、隔離壁の材料は、EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む。
第1態様に関連して、第12の可能な実装において、アンテナアレイのアンテナベイは二重偏波アンテナである。
本発明の実施形態の第2態様は、少なくとも4+2nのアンテナベイを含むアンテナアレイを開示し、ここで、n≧0であり、nは整数であり、4+2nのアンテナベイは、2行n+2列の行列を形成する。少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの送信チャネルまたは少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は同一であり、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。または、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域で隔てられ、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは非同期方式でデータを伝送する。ここで、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値はθであり、30≦θ≦60である。
第2態様に関連して、第1の可能な実装において、少なくとも4+2nのアンテナベイのすべては同一平面上にある。
第2態様に関連して、第2の可能な実装において、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、いくつかの放射要素を有し、金属壁が各放射要素の周囲に配置され、金属壁の高さはH=h×(100%±10%)であり、hは放射要素の高さである。
第2態様の第2の可能な実装に関連して、第3の可能な実装において、円弧状のバックキャビティ、放物線状のバックキャビティ、または双曲線状のバックキャビティが、少なくとも2つのアンテナベイの各々の放射要素の下に配置される。
第2態様の第2または第3の可能な実装に関連して、第4の可能な実装において、2つの対称アセンブリスロットが金属壁の各垂直面上に配置される。
第2態様の第2の可能な実装に関連して、第5の可能な実装において、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々はM行N列の放射要素を有し、アンテナベイの放射要素の行間隔および列間隔が等しくないとき、より大きい間隔の中間に隔離棒が配置される。
第2態様に関連して、第6の可能な実装において、全包囲型または半包囲型の柵が、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々の周囲に配置され、柵の材料は、EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む。
第2態様に関連して、第7の可能な実装において、少なくとも4+2nのアンテナベイは、同一のレードームを共有し、異なる高さの隔離棒がレードームの中に配置される。
第2態様に関連して、第8の可能な実装において、少なくとも4+2nのアンテナベイは、接地板の上に設置され、接地板の表面には隔離溝が設けられ、隔離溝は、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間に位置し、隔離溝は、水平に、垂直に、または、斜めに配置される。
第2態様に関連して、第9の可能な実装において、隔離壁は、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間に配置され、隔離壁は、水平に、垂直に、または斜めに配列され、隔離壁の材料は、EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む。
第2態様に関連して、第10の可能な実装において、アンテナアレイのアンテナベイは二重偏波アンテナである。
本発明の実施形態の第3態様は、上述の態様および実装のいずれか1つに係るアンテナアレイを含むネットワークデバイスを提供する。
本発明の実施形態の実装は、少なくとも以下の有益な効果をもたらす。
2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値を30から60に制限することによって、アンテナベイの間の隔離を効果的に向上させることができ、アンテナアレイにおける干渉を減少させることができる。他の可能な実装の技術的特徴と併せることで、アンテナベイの間の隔離度をさらに向上させることができる。
本発明の実施形態における、または従来技術における技術的解決法をより明確に説明すべく、実施形態または従来技術を説明するために必要な添付図面を以下で簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示しているに過ぎず、当業者ならば、創造的努力なく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
本発明の第1実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の第2実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の第3実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の第4実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の第5実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の実施形態に係る放射要素の上面図である。
本発明の実施形態に係る放射要素の側面図である。
本発明の第6実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
図8aにおけるアンテナベイ間の隔離の概略分布図である。
本発明の第7実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。
本発明の実施形態に係るアンテナベイの動作周波数帯域の概略図である。
本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決法を以下で明確かつ完全に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態のいくつかに過ぎず、すべてではないことは明らかである。当業者によって、本発明の実施形態に基づいて、創造的努力なく取得されたすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に属するものとする。
本発明の実施形態は、アンテナアレイの概略構造図を提供する。アンテナアレイは、少なくとも2つのアンテナベイを有する。少なくとも2つのアンテナベイのすべての動作周波数帯域は同一であり、各アンテナベイは、少なくとも1つの送信チャネルまたは受信チャネルを含み、各アンテナは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。代替的に、少なくとも2つのアンテナベイのすべての動作周波数帯域は異なり、各アンテナベイは、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの送信チャネルを含み、各アンテナベイは、非同期方式(非同期異周波数方式)でデータを伝送する。少なくとも2つのアンテナベイの任意の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値は30度から60度に制限される。2つの隣接するアンテナベイはグループを形成し、異なるグループにおけるアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値は、等しくても、または、等しくなくてもよいが、すべて、30度から60度の値範囲内に属する。上述の方式でアンテナアレイのアンテナベイを配列することで、アンテナベイ間の隔離度を向上させることができ、アンテナベイ間の干渉を減らすことができる。アンテナベイの形状は、規則的な幾何学的図形であり得る。例えば、アンテナベイは、矩形、円、三角形の形状である。アンテナベイの中心点は、アンテナベイの幾何学的中心点である。例えば、矩形の中心点は対角線の交点であり、円の中心点は円の中心であり、三角形の中心点は三角形の外接円の円心である。同一周波数同一時間全二重方式が使用されるシナリオにおいては、2つの隣接するアンテナベイの間に著しい干渉があるが、本発明のこの実施形態におけるアンテナベイ配列方式を使用することにより、2つの隣接するアンテナベイの間の隔離度を効果的に向上させることができ、相互干渉を減らすことができる。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、2つの隣接するアンテナベイについて、1つのアンテナベイがデータを受信し、他のアンテナベイがデータを伝送するという場合があり得る。これは、帯域外漏洩を引き起こし、2つのアンテナの間に非常に大きい干渉が発生する。特に、2つのアンテナベイの動作周波数帯域が隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域によって隔てられているとき、干渉は最大限に達する。本発明のこの実施形態におけるアンテナベイ配列方式を使用することによって、2つの隣接するアンテナベイの間の隔離度を効果的に向上させることができ、相互干渉を減らすことができる。
本発明の実施形態は、少なくとも4+2nのアンテナベイを含む別のアンテナアレイを提供する。ここで、n≧0であり、nは整数である。4+2nのアンテナベイは、2行n+2列の行列を形成する。例えば、n=1のとき、4+2nのアンテナベイは、2行3列の行列を形成する。
少なくとも4+2nのアンテナアレイの各々は、少なくとも1つの送信チャネル、または、少なくとも1つの受信チャネルを有し、つまり、各アンテナベイは、データの送信またはデータの受信のうちのいずれかのみを行うことができる。例えば、4つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形が使用される。対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は同一であり、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。矩形は2本の対角線を有する。2本の対角線の端におけるアンテナベイの動作周波数帯域は、同一であり得るか、または、異なり得る。対角線の2つの端における2つのアンテナベイは同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送するので、2つのアンテナベイの間に非常に大きい干渉が発生する。対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値を30から60に制限することによって、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間の隔離度を効果的に向上させることができ、2つのアンテナベイの間の干渉を減らすことができる。代替的に、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの受信チャネルまたは少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域によって隔てられている。例えば、4つのアンテナベイによって形成される矩形が使用される。矩形は2本の対角線を有し、2本の対角線の端におけるアンテナベイの2つのグループの動作周波数帯域の制限条件は、同一であり得るか、または、異なり得る。例えば、一方の対角線の2つの端におけるアンテナベイの2つの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であり、他方の対角線の2つの端におけるアンテナベイの2つの動作周波数帯域は、1つの周波数帯域によって隔てられている。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、対角線の2つの端における2つのアンテナベイについて、1つのアンテナベイがデータを受信し、他のアンテナベイがデータを伝送するという場合があり得る。これは、帯域外漏洩を引き起こす。加えて、2つのアンテナベイの動作周波数帯域は隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域によって隔てられているので、2つのアンテナの間に著しい干渉が発生する。本発明のこの実施形態におけるアンテナベイ配列方式を使用することによって、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値は、30度から60度に制限され、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間の隔離を効果的に向上させることができ、相互干渉を減らすことができる。
図1を参照すると、図1は、本発明の第1実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、アンテナベイ10、アンテナベイ11、アンテナベイ12、...を含む。アンテナアレイのすべてのアンテナベイは同一平面上にある。アンテナベイの形状は矩形であり、2つの隣接するアンテナベイは、互いの近くに位置するアンテナベイを示す。アンテナベイ10およびアンテナベイ11は、2つの隣接するアンテナベイであり、アンテナベイ11およびアンテナベイ12は、2つの隣接するアンテナベイである。アンテナベイ10およびアンテナベイ11の外側頂点によって形成される矩形(点線の四角形)の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ10およびアンテナベイ11は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ11およびアンテナ12の外側頂点によって形成される矩形の面積(点線の四角形)はS2であり、つまり、アンテナベイ11およびアンテナベイ12は、面積S2を有する矩形の中で移動する。2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形の面積は、別の2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形の面積と同一でも、または、異なっていてもよい。アンテナベイ10の中心点はO10であり、アンテナベイ11の中心点はO11である。アンテナベイ10およびアンテナベイ11の中心点を結ぶ線O10O11と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、30≦θ1≦60である。アンテナベイ12の中心点はO12である。アンテナベイ11およびアンテナベイ12の中心点を結ぶ線O11O12と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。図1から分かるように、現在のアンテナベイは、該現在のアンテナベイに隣接し、該現在のアンテナベイの番号の前の番号を有するアンテナベイの右下にあり、アンテナアレイのアンテナベイの中心点は、同一直線上に無くても、または、同一直線上にあってもよい。
図2を参照すると、図2は、本発明の第2実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、アンテナベイ20、アンテナベイ21、アンテナベイ22、...を備える。アンテナベイ20の中心点はO20であり、アンテナベイ21の中心点はO21であり、アンテナベイ22の中心点はO22である。アンテナベイ20およびアンテナベイ21は互いに隣接し、アンテナベイ21およびアンテナベイ22は互いに隣接する。アンテナベイ20およびアンテナベイ21によって形成される矩形(点線の四角形)の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ20およびアンテナベイ21は、面積S1を有する矩形の中のみを移動できる。アンテナベイ20およびアンテナベイ21の中心点を結ぶ線O20O21と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、30≦θ1≦60である。アンテナベイ21およびアンテナベイ22によって形成される矩形(点線の四角形)の面積はS2であり、つまり、アンテナベイ21およびアンテナベイ22は、面積S2を有する矩形の中のみを移動できる。アンテナベイ21およびアンテナベイ22の中心点を結ぶ線O21O22と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。図2において、アンテナベイの配列の特徴として、あるアンテナベイは、当該アンテナベイに隣接する、当該アンテナベイの前の番号を有するアンテナベイの左下にあり、アンテナベイの中心点は、同一直線上にあっても、または、同一直線上に無くてもよい。
図3を参照すると、図3は、本発明の第3実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、アンテナベイ30、アンテナベイ31、アンテナベイ32、...を備える。アンテナベイ30およびアンテナベイ31は互いに隣接し、アンテナアレイのすべてのアンテナベイは同一平面上にあり、アンテナベイ31およびアンテナベイ32は互いに隣接する。アンテナベイ30の中心点はO30であり、アンテナベイ31の中心点はO32である。アンテナベイ30およびアンテナベイ31によって形成される矩形の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ30およびアンテナベイ31は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ30およびアンテナベイ31の中心点を結ぶ線O10O11と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、ここで、30≦θ1≦60である。アンテナベイ31およびアンテナベイ32によって形成される矩形の面積はS2であり、つまり、アンテナベイ31およびアンテナベイ32は、面積S2を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ31の中心点およびアンテナベイ32の中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。図3において、アンテナベイの配列の特徴として、第1アンテナベイが左上にあり、第1アンテナベイに隣接する、第1アンテナベイの番号に続く番号を有する第2アンテナベイが右下にあり、第2アンテナベイに隣接する、第2アンテナベイの番号に続く番号を有する第3アンテナベイが右上にある。他のアンテナベイは、同様に配列され、2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30度から60度までの範囲内に属する。
図4を参照すると、図4は、本発明の第4実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態によれば、アンテナアレイは、アンテナベイ40、アンテナベイ41、アンテナベイ42、...を有する。アンテナアレイのすべてのアンテナベイは、同一平面上にある。アンテナベイ40およびアンテナベイ41は互いに隣接し、アンテナベイ41およびアンテナベイ42は互いに隣接する。アンテナベイ40の中心点はO40であり、アンテナベイ41の中心点はO42であり、アンテナベイ42の中心点はO42である。アンテナベイ40およびアンテナベイ41によって形成される矩形の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ40およびアンテナベイ41は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ40およびアンテナベイ41の中心点を結ぶ線O40O41と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、30≦θ1≦60である。アンテナベイ41およびアンテナベイ42によって形成される矩形の面積はS2であり、つまり、アンテナベイ41およびアンテナベイ42は、面積S2を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ41およびアンテナベイ42の中心点を結ぶ線O41O42と水平線との間の挟角の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。本発明のこの実施形態において、アンテナベイの配列の特徴として、第1アンテナベイは左下にあり、第1アンテナベイに隣接する、第1アンテナベイの番号に続く番号を有する第2アンテナベイは右上にあり、第2アンテナベイに隣接する、第2アンテナベイの番号に続く番号を有する第3アンテナベイは右下にある。他のアンテナベイは同様に配列され、2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30度から60度までの範囲内に属する。
隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値が30度から60度までの範囲内に属するという条件が満たされていれば、アンテナアレイのアンテナベイは、図1から図4の規則に従って配列されないことがあり得ることに留意されたい。
任意で、少なくとも2つのアンテナベイのすべては同一平面上にあり、つまり、アンテナベイは平面アンテナであり、すべてのアンテナベイは同一平面上にある。アンテナベイが同一平面上にあることは、それらが絶対的な平面上にあることを意味するものではないことが理解できる。アンテナベイの高低差が許容誤差範囲内に属するときも、アンテナベイは同一平面上にあるとみなすことができる。誤差とは、アンテナベイの高低差とアンテナベイの高さとの比率のことを指す。例えば、許容誤差範囲は、5%、10%、15%、20%、または同様のものである。
任意で、2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形において、2つの隣接するアンテナベイは矩形の一方の対角線の2つの端に配置され、矩形の他方の対角線は空である。
具体的には、2つの隣接するアンテナベイは矩形を形成し、2つの隣接する中心点を結ぶ線は、矩形の対角線の一部である。矩形は2本の対角線を有し、本発明のこの実施形態において、図1から図4に示されるように、他方の対角線は空であり、当該他方の対角線の2つの端にはアンテナベイが配置されていない。
任意で、アンテナアレイのすべてのアンテナベイの中心点は同一直線上にある。つまり、アンテナアレイの任意の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、別の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の角度値に等しい。例えば、図1および図2の配列方式は、θ1=θ2=...=θnを満たす。
任意で、アンテナベイは、N行M列の放射要素を有する。放射要素は、ダイキャスト双極子、積層要素、エアマイクロストリップアンテナ、または同様のものであり得る。金属壁が放射要素の周囲に配置され、金属壁の高さは、放射要素の高さの(100%±10%)に等しい。
任意で、放射要素の行間隔および列間隔が等しくないとき、隔離棒が、より大きい間隔の中間に配置される。
任意で、アンテナベイの放射要素は、キャビティの内部に配置される。キャビティは、アンテナベイのセカンダリローブ性能を強化するために、および、アンテナベイ間の隔離度を向上させるために、円弧状のキャビティ、放物線状のキャビティ、双曲線状のキャビティ、または同様のものであり得る。
任意で、各アンテナベイの周囲に柵が配置され、柵は全包囲型または半包囲型である。柵が半包囲型である場合、柵はアンテナベイの2つの隣接する辺に沿って配置され得る。柵が全包囲型である場合、柵はアンテナベイの4辺すべての周囲に配置される。柵の材料には、電磁バンドギャップ構造EBG、金属板、電磁波吸収体、左手系マテリアル、または同様のものが含まれる。
任意で、隔離壁が2つの隣接するアンテナベイの間に配置される。隔離壁は水平に、垂直に、または斜めに配列される。隔離壁の材料には、EBG、金属板、電磁波吸収体、または左手系マテリアルが含まれる。
任意で、対称アセンブリスロットが放射要素の金属壁の中に配置され、レードームを組み立てるように構成される。
任意で、アンテナアレイにはレードームが設けられる。異なる高さの隔離棒がレードームの中に配置され、各アンテナベイの表面波および空間波の伝搬を防止し、アンテナベイ間の隔離度を向上させるように構成される。
任意で、アンテナアレイが接地板上に配置され、接地板の表面に隔離溝が設けられる。隔離溝は、2つの隣接するアンテナベイの中間に位置し、隔離溝は水平に、垂直に、または斜めに配列され得る。
任意で、アンテナアレイのアンテナベイは二重偏波アンテナであり、つまり、各アンテナベイは、2つのアンテナチャネルを含む。同一周波数同一時間全二重方式が使用されるシナリオにおいて、各アンテナベイは、2つの送信チャネルまたは2つの受信チャネルを含む。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、各アンテナベイは、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを含む。
図5から図7を参照すると、図5から図7は各々、本発明の実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、2つのアンテナベイ、すなわちアンテナベイ51およびアンテナベイ52を有する。アンテナベイ51およびアンテナベイ52は同一平面上にあり、両方とも矩形の形状である。アンテナベイ51およびアンテナベイ52によって形成される矩形の面積は固定値である。2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値は、30度から60度である。アンテナベイ51およびアンテナベイ52は各々、4行4列の放射要素を含む。図から分かるように、アンテナベイ51およびアンテナベイ52の放射要素においては、行間隔が列間隔より大きく、隔離棒が行間隔の中間に配置され、例えば、隔離棒511がアンテナベイ51の行間隔の中間に配置され、隔離棒521がアンテナベイ52の行間隔の中間に配置される。図6における放射要素の上面図に示されるように、各放射要素の周囲に金属壁が配置される。放射要素61は、アンテナベイの放射要素の1つであり、包囲された金属壁60が放射要素61の周囲に配置される。2つの対称アセンブリスロットが各金属壁の中に配置され、放射要素がキャビティの中に配置される。図7における放射要素の側面図に示されるように、放射要素は円弧状のバックキャビティ70の中に配置され、各放射要素の4つの金属壁には2つの対称アセンブリスロット71が設けられる。バックキャビティは、円弧状のバックキャビティ、放物線状のバックキャビティ、双曲線状のバックキャビティ、または同様のものであり得る。アンテナベイ51およびアンテナベイ52は、接地板50の上に配置され、接地板50の材料は金属である。アンテナベイ51およびアンテナベイ52は接地板50に接続されている。隔離溝54がアンテナベイ51とアンテナベイ52との間に配置され、アンテナベイ51とアンテナベイ52との間の結合電流を遮断するように構成される。図5に示されるように、隔離溝は、水平もしくは垂直に配置され得るか、または、斜めに配置され得る。柵53および柵55は、それぞれ、アンテナベイ51およびアンテナベイ52の外側に配置される。柵53および柵55は、全包囲構造または半包囲構造であり得る。柵の材料は、EBG、金属板、電磁波吸収体、左手系マテリアル、または同様のものであり得る。
隔離壁56は、互いに隣接するアンテナベイ1とアンテナベイ2との間に配置され得ることに留意されたい。隔離壁56は、水平に、垂直に、または斜めに配置され得る。好ましくは、隔離壁56は2つの隣接するアンテナベイの中間に配置され、水平線との間に45度の角度を形成する。隔離壁56の材料には、EBG、金属板、電磁波吸収体、左手系マテリアル、または同様のものが含まれ、本発明では、それらに制限を設定しない。
図8aを参照すると、図8aは、本発明の実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、2つのアンテナベイが存在する。以下では、本発明のこの実施形態におけるアンテナアレイの構造が隔離度を増加させる方式を詳細に説明する。アンテナアレイは、アンテナベイ1およびアンテナベイ2を有する。アンテナベイ1は、2つのアンテナチャネルを有し、アンテナベイ2は、2つのアンテナチャネルを有する。アンテナベイ1およびアンテナベイ2によって形成される矩形の面積はSであり、アンテナベイ1およびアンテナベイ2は、面積Sの矩形の中を移動する。S=422500平方メートルと仮定し、以下の表は、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角θの角度値と、2つのアンテナによって形成される矩形の長さおよび幅の値を列挙する。
表1において、θは、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角を示し、長さは、アンテナベイ1およびアンテナベイ2によって形成される矩形の長い辺を示し、幅は、アンテナベイ1およびアンテナベイ2によって形成される矩形の短い辺を示す。
図8bは、θと隔離度ISOとの間の関係の図を示す。アンテナベイ1は、アンテナチャネル1およびアンテナチャネル2を有し、アンテナベイ2は、アンテナチャネル1およびアンテナチャネル2を有する。11は、アンテナチャネル1とアンテナチャネル1との間の隔離度を示し、12は、アンテナチャネル1とアンテナチャネル2との間の隔離度を示し、21は、アンテナチャネル2とアンテナチャネル1との間の隔離度を示し、22は、アンテナチャネル2とアンテナチャネル2との間の隔離度を示す。図8bから分かるように、30≦θ≦60であるとき、隔離度は比較的大きい絶対値を有する。このことは、2つのアンテナベイの間に望ましい隔離度があることを示している。同一周波数同一時間全二重方式が使用されるシナリオにおいて、アンテナベイ1の2つのアンテナチャネルは、送信チャネルまたは受信チャネルであり、アンテナベイ2の2つのアンテナチャネルは、送信チャネルまたは受信チャネルであり、2つのアンテナベイのチャネルタイプは異なる。つまり、1つのアンテナベイの両方のチャネルは受信チャネルであり、他のアンテナベイの両方のチャネルは受信チャネルである。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、アンテナベイ1の2つのアンテナチャネルは1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルであり、アンテナベイ2の2つのアンテナチャネルも、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルである。
上述の実施形態は、説明のための例に過ぎない。特定の実装プロセスの間、別の実施形態を得るための必要性に従って、対応するパラメータが変更され得るが、別の実施形態も本発明の保護範囲内に属する。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。アンテナアレイは、4+2nのアンテナベイを含み、ここで、n≧0であり、nは整数であり、4+2nのアンテナベイは、2行n+2列の行列を形成する。少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの送信チャネルまたは少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は同一であり、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。または、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域で隔てられ、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは非同期方式でデータを伝送する。ここで、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値はθであり、30≦θ≦60である。
例えば、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域が隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域によって隔てられているとき、図10におけるアンテナベイの動作周波数帯域の分布図を参照されたい。図10において、周波数帯域1および周波数帯域2は、隣接周波数帯域であり、周波数帯域1および周波数帯域3は、1つの周波数帯域で隔てられ、周波数帯域1および周波数帯域3は、2つの周波数帯域で隔てられている。本発明のこの実施形態における周波数帯域は、無線通信システムのサブキャリアを表し、各サブキャリアは特定の帯域幅を有することが理解できる。
任意で、少なくとも4+2nのアンテナベイのすべては同一平面上にあり、つまり、アンテナベイは平面アンテナであり、すべてのアンテナベイは同一平面上にある。アンテナベイが同一平面上にあることは、それらが絶対的な平面上にあることを意味するものではないことが理解できる。アンテナベイの高低差が許容誤差範囲内に属するときも、アンテナベイは同一平面上にあるとみなすことができる。誤差とは、アンテナベイの高低差とアンテナベイの高さとの比率のことを指す。例えば、許容誤差範囲は、5%、10%、15%、20%、または同様のものである。
任意で、各アンテナベイは、N行M列の放射要素を有する。放射要素は、ダイキャスト双極子、積層要素、エアマイクロストリップアンテナ、または同様のものであり得る。金属壁が放射要素の周囲に配置され、金属壁の高さは、放射要素の高さの(100%±10%)に等しい。
任意で、放射要素の行間隔および列間隔が等しくないとき、より大きい間隔の中間には、隔離棒が配置される。
任意で、アンテナベイの放射要素は、キャビティの内部に配置される。キャビティは、アンテナベイのセカンダリローブ性能を強化するために、および、アンテナベイ間の隔離度を向上させるために、円弧状のキャビティ、放物線状のキャビティ、双曲線状のキャビティ、または同様のものであり得る。
任意で、各アンテナベイの周囲に柵が配置され、柵は全包囲型または半包囲型である。柵が半包囲型である場合、柵はアンテナベイの2つの隣接する辺に沿って配置され得る。柵が全包囲型である場合、柵はアンテナベイの4辺すべての周囲に配置される。柵の材料には、電磁バンドギャップ構造EBG、金属板、電磁波吸収体、左手系マテリアル、または同様のものが含まれる。
任意で、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間に隔離壁が配置される。隔離壁は、水平に、垂直に、または斜めに配列される。隔離壁の材料には、EBG、金属板、電磁波吸収体、または左手系マテリアルが含まれる。
任意で、対称アセンブリスロットが放射要素の金属壁の中に配置され、レードームを組み立てるように構成される。
任意で、アンテナアレイにはレードームが設けられる。異なる高さの隔離棒がレードームの中に配置され、各アンテナベイの表面波および空間波の伝搬を防止し、アンテナベイ間の隔離度を向上させるように構成される。
任意で、アンテナアレイが接地板上に配置され、接地板の表面に隔離溝が設けられる。隔離溝は、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中間に位置し、隔離溝は水平に、垂直に、または斜めに配列され得る。
任意で、アンテナアレイのアンテナベイは二重偏波アンテナであり、つまり、各アンテナベイは、2つのアンテナチャネルを含む。同一周波数同一時間全二重方式が使用されるシナリオにおいて、各アンテナベイは、2つの送信チャネルまたは2つの受信チャネルを含む。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、各アンテナベイは、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを含む。
本発明のこの実施形態を以下で詳細に説明するために、n=0である例が使用される。アンテナアレイは、4つのアンテナベイ、すなわち、アンテナベイ1、アンテナベイ2、アンテナベイ3、およびアンテナベイ4を有する。4つのアンテナベイは、2行2列のアレイを形成する。アンテナベイ1、アンテナベイ2、アンテナベイ3、およびアンテナベイ4について、包囲する長方形がある。アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線は、包囲する長方形の一方の対角線の一部である。アンテナベイ3およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線は、包囲する長方形の他方の対角線の一部である。4つのアンテナベイは対称的に分布している。つまり、アンテナベイ1およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線は、水平線に対して垂直であり、アンテナベイ1およびアンテナベイ3の中心点を結ぶ線は、水平線と平行であり、アンテナベイ2およびアンテナベイ3の中心点を結ぶ線は、水平線に対して垂直であり、アンテナベイ2およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線は、水平線と平行である。アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30から60までの範囲内に属し、アンテナベイ3およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30から60までの範囲内に属する。
非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいてアンテナアレイが動作する場合、具体的には、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の動作周波数帯域が隣接周波数帯域であり、2つのアンテナベイが非同期方式でデータを伝送し、アンテナベイ3およびアンテナベイ4の動作周波数帯域は隣接周波数帯域であり、2つのアンテナベイは非同期方式でデータを伝送する。アンテナベイ1およびアンテナベイ2が使用される例。2つのアンテナベイは同期できないので、アンテナベイ1がデータを伝送するとき、アンテナベイ2がデータを受信している可能性があり得る。その結果、動作中に2つのアンテナによって生成される、帯域外の漏洩信号によって、動作周波数帯域に対する相互干渉が発生する。漏洩信号は主に、非線形の干渉信号であり、漏洩信号の強度は、2つの要因、すなわち、送信器の帯域外漏洩およびアンテナ隔離度に依存する。
本発明のこの実施形態において、アンテナ隔離度を改善することによって帯域外漏洩が減少する。WiFiのシナリオを例として使用する。アンテナアレイはWiFiアンテナである。アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の値は、30から60までの範囲内に属する。アンテナベイ1およびアンテナベイ2は、WiFiアンテナの2送信2受信アンテナの第1グループとして使用される。つまり、アンテナベイ1は、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを有し、アンテナベイ2は、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを有する。アンテナベイ3およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の値は、30から60までの範囲内に属する。アンテナベイ3およびアンテナベイ4は、WiFiアンテナの2送信2受信アンテナの第2グループとして使用される。つまり、アンテナベイ3は、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを有し、アンテナベイ4は、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルを有する。
4つのアンテナベイが全二重のシナリオにおいて動作している場合、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の動作周波数帯域はf1であり、アンテナベイ3およびアンテナベイ4の動作周波数帯域はf2であり、アンテナベイ1およびアンテナベイ2は同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送し、アンテナベイ3およびアンテナベイ4は同一周波数同一時間全二重でデータを伝送する。このようにして、アンテナベイ1とアンテナベイ2との間には非常に大きい干渉があり、アンテナベイ3とアンテナベイ4との間には非常に大きい干渉がある。本発明のこの実施形態において、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値、ならびに、アンテナベイ3およびアンテナベイ4の中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値を30から60に制限することにより、対角線の2つの端におけるアンテナベイの間の隔離度を効果的に向上させることができ、これにより、2つのアンテナベイの間の干渉を減らす。
本発明の実施形態はさらに、ネットワークデバイスを開示する。ネットワークデバイスは、基地局、ホームゲートウェイ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、携帯情報端末、または同様のものであり得る。本発明の実施形態において、ネットワークデバイスには、アンテナアレイが設けられる。
上で開示されたものは、本発明の例示的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものでないことは明らかである。当業者ならば、上述の実施形態を実現する過程の全部または一部と、本発明の特許請求の範囲にしたがって成される均等な変更とが本発明の範囲内に当然に含まれることを理解し得る。
少なくとも4+2nのアンテナアレイの各々は、少なくとも1つの送信チャネル、または、少なくとも1つの受信チャネルを有し、つまり、各アンテナベイは、データの送信またはデータの受信のうちのいずれかのみを行うことができる。例えば、4つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形が使用される。対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は同一であり、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。矩形は2本の対角線を有する。2本の対角線の端におけるアンテナベイの動作周波数帯域は、同一であり得るか、または、異なり得る。対角線の2つの端における2つのアンテナベイは同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送するので、2つのアンテナベイの間に非常に大きい干渉が発生する。対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値を30から60に制限することによって、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間の隔離度を効果的に向上させることができ、2つのアンテナベイの間の干渉を減らすことができる。代替的に、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの送信チャネルまたは少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域によって隔てられている。例えば、4つのアンテナベイによって形成される矩形が使用される。矩形は2本の対角線を有し、2本の対角線の端におけるアンテナベイの2つのグループの動作周波数帯域の制限条件は、同一であり得るか、または、異なり得る。例えば、一方の対角線の2つの端におけるアンテナベイの2つの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であり、他方の対角線の2つの端におけるアンテナベイの2つの動作周波数帯域は、1つの周波数帯域によって隔てられている。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、対角線の2つの端における2つのアンテナベイについて、1つのアンテナベイがデータを受信し、他のアンテナベイがデータを伝送するという場合があり得る。これは、帯域外漏洩を引き起こす。加えて、2つのアンテナベイの動作周波数帯域は隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域または2つの周波数帯域によって隔てられているので、2つのアンテナの間に著しい干渉が発生する。本発明のこの実施形態におけるアンテナベイ配列方式を使用することによって、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値は、30度から60度に制限され、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの間の隔離を効果的に向上させることができ、相互干渉を減らすことができる。
図1を参照すると、図1は、本発明の第1実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、アンテナベイ10、アンテナベイ11、アンテナベイ12、...を含む。アンテナアレイのすべてのアンテナベイは同一平面上にある。アンテナベイの形状は矩形であり、2つの隣接するアンテナベイは、互いの近くに位置するアンテナベイを示す。アンテナベイ10およびアンテナベイ11は、2つの隣接するアンテナベイであり、アンテナベイ11およびアンテナベイ12は、2つの隣接するアンテナベイである。アンテナベイ10およびアンテナベイ11の外側頂点によって形成される矩形(点線の四角形)の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ10およびアンテナベイ11は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ11およびアンテナベイ12の外側頂点によって形成される矩形の面積(点線の四角形)はS2であり、つまり、アンテナベイ11およびアンテナベイ12は、面積S2を有する矩形の中で移動する。2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形の面積は、別の2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形の面積と同一でも、または、異なっていてもよい。アンテナベイ10の中心点はO10であり、アンテナベイ11の中心点はO11である。アンテナベイ10およびアンテナベイ11の中心点を結ぶ線O10O11と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、30≦θ1≦60である。アンテナベイ12の中心点はO12である。アンテナベイ11およびアンテナベイ12の中心点を結ぶ線O11O12と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。図1から分かるように、現在のアンテナベイは、該現在のアンテナベイに隣接し、該現在のアンテナベイの番号の前の番号を有するアンテナベイの右下にあり、アンテナアレイのアンテナベイの中心点は、同一直線上に無くても、または、同一直線上にあってもよい。
図3を参照すると、図3は、本発明の第3実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態において、アンテナアレイは、アンテナベイ30、アンテナベイ31、アンテナベイ32、...を備える。アンテナベイ30およびアンテナベイ31は互いに隣接し、アンテナアレイのすべてのアンテナベイは同一平面上にあり、アンテナベイ31およびアンテナベイ32は互いに隣接する。アンテナベイ30の中心点はO30であり、アンテナベイ31の中心点はO31である。アンテナベイ30およびアンテナベイ31によって形成される矩形の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ30およびアンテナベイ31は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ30およびアンテナベイ31の中心点を結ぶ線O30O31と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、ここで、30≦θ1≦60である。アンテナベイ31およびアンテナベイ32によって形成される矩形の面積はS2であり、つまり、アンテナベイ31およびアンテナベイ32は、面積S2を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ31の中心点およびアンテナベイ32の中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。図3において、アンテナベイの配列の特徴として、第1アンテナベイが左上にあり、第1アンテナベイに隣接する、第1アンテナベイの番号に続く番号を有する第2アンテナベイが右下にあり、第2アンテナベイに隣接する、第2アンテナベイの番号に続く番号を有する第3アンテナベイが右上にある。他のアンテナベイは、同様に配列され、2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30度から60度までの範囲内に属する。
図4を参照すると、図4は、本発明の第4実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。本発明のこの実施形態によれば、アンテナアレイは、アンテナベイ40、アンテナベイ41、アンテナベイ42、...を有する。アンテナアレイのすべてのアンテナベイは、同一平面上にある。アンテナベイ40およびアンテナベイ41は互いに隣接し、アンテナベイ41およびアンテナベイ42は互いに隣接する。アンテナベイ40の中心点はO40であり、アンテナベイ41の中心点はO41であり、アンテナベイ42の中心点はO42である。アンテナベイ40およびアンテナベイ41によって形成される矩形の面積はS1であり、つまり、アンテナベイ40およびアンテナベイ41は、面積S1を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ40およびアンテナベイ41の中心点を結ぶ線O40O41と水平線との間の挟角(鋭角)の角度値はθ1であり、30≦θ1≦60である。アンテナベイ41およびアンテナベイ42によって形成される矩形の面積はS2であり、つまり、アンテナベイ41およびアンテナベイ42は、面積S2を有する矩形の中で移動する。アンテナベイ41およびアンテナベイ42の中心点を結ぶ線O41O42と水平線との間の挟角の角度値はθ2であり、30≦θ2≦60である。本発明のこの実施形態において、アンテナベイの配列の特徴として、第1アンテナベイは左下にあり、第1アンテナベイに隣接する、第1アンテナベイの番号に続く番号を有する第2アンテナベイは右上にあり、第2アンテナベイに隣接する、第2アンテナベイの番号に続く番号を有する第3アンテナベイは右下にある。他のアンテナベイは同様に配列され、2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の挟角の角度値は、30度から60度までの範囲内に属する。
図8bは、θと隔離度ISOとの間の関係の図を示す。アンテナベイ1は、アンテナチャネル1およびアンテナチャネル2を有し、アンテナベイ2は、アンテナチャネル1およびアンテナチャネル2を有する。11は、アンテナチャネル1とアンテナチャネル1との間の隔離度を示し、12は、アンテナチャネル1とアンテナチャネル2との間の隔離度を示し、21は、アンテナチャネル2とアンテナチャネル1との間の隔離度を示し、22は、アンテナチャネル2とアンテナチャネル2との間の隔離度を示す。図8bから分かるように、30≦θ≦60であるとき、隔離度は比較的大きい絶対値を有する。このことは、2つのアンテナベイの間に望ましい隔離度があることを示している。同一周波数同一時間全二重方式が使用されるシナリオにおいて、アンテナベイ1の2つのアンテナチャネルは、送信チャネルまたは受信チャネルであり、アンテナベイ2の2つのアンテナチャネルは、送信チャネルまたは受信チャネルであり、2つのアンテナベイのチャネルタイプは異なる。つまり、1つのアンテナベイの両方のチャネルは受信チャネルであり、他のアンテナベイの両方のチャネルは送信チャネルである。非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいて、アンテナベイ1の2つのアンテナチャネルは1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルであり、アンテナベイ2の2つのアンテナチャネルも、1つの送信チャネルおよび1つの受信チャネルである。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態に係るアンテナアレイの概略構造図である。アンテナアレイは、4+2nのアンテナベイを含み、ここで、n≧0であり、nは整数であり、4+2nのアンテナベイは、2行n+2列の行列を形成する。少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの送信チャネルまたは少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は同一であり、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送する。または、少なくとも4+2nのアンテナベイの各々は、少なくとも1つの送信チャネルおよび少なくとも1つの受信チャネルを有し、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域で隔てられ、対角線の2つの端における2つのアンテナベイは非同期方式でデータを伝送する。ここで、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値はθであり、30≦θ≦60である。
例えば、対角線の2つの端における2つのアンテナベイの動作周波数帯域が隣接周波数帯域であるか、または、1つの周波数帯域もしくは2つの周波数帯域によって隔てられているとき、図10におけるアンテナベイの動作周波数帯域の分布図を参照されたい。図10において、周波数帯域1および周波数帯域2は、隣接周波数帯域であり、周波数帯域1および周波数帯域は、1つの周波数帯域で隔てられ、周波数帯域1および周波数帯域3は、2つの周波数帯域で隔てられている。本発明のこの実施形態における周波数帯域は、無線通信システムのサブキャリアを表し、各サブキャリアは特定の帯域幅を有することが理解できる。
非同期異周波数方式が使用されるシナリオにおいてアンテナアレイが動作する場合、具体的には、アンテナベイ1およびアンテナベイ2の動作周波数帯域が隣接周波数帯域であり、2つのアンテナベイが非同期方式でデータを伝送し、アンテナベイ3およびアンテナベイ4の動作周波数帯域は隣接周波数帯域であり、2つのアンテナベイは非同期方式でデータを伝送する。アンテナベイ1およびアンテナベイ2が例として使用される。2つのアンテナベイは同期できないので、アンテナベイ1がデータを伝送するとき、アンテナベイ2がデータを受信している可能性があり得る。その結果、動作中に2つのアンテナによって生成される、帯域外の漏洩信号によって、動作周波数帯域に対する相互干渉が発生する。漏洩信号は主に、非線形の干渉信号であり、漏洩信号の強度は、2つの要因、すなわち、送信器の帯域外漏洩およびアンテナ隔離度に依存する。

Claims (14)

  1. 少なくとも2つのアンテナベイを備えるアンテナアレイであって、
    前記少なくとも2つのアンテナベイのすべての動作周波数帯域は同一であり、各アンテナベイは、少なくとも1つの送信チャネルまたは受信チャネルを有し、各アンテナベイは、同一周波数同一時間全二重方式でデータを伝送し、または、
    前記少なくとも2つのアンテナベイのうちの2つの隣接するアンテナベイの動作周波数帯域は、隣接周波数帯域であるか、もしくは、1つの周波数帯域あるいは2つの周波数帯域で隔てられ、各アンテナベイは、少なくとも1つの受信チャネルおよび少なくとも1つの送信チャネルを有し、各アンテナベイは、非同期方式でデータを伝送し、
    前記少なくとも2つのアンテナベイのうち任意の2つの隣接するアンテナベイの中心点を結ぶ線と水平線との間の鋭角の夾角の角度値がθであり、30≦θ≦60である、
    アンテナアレイ。
  2. 前記少なくとも2つのアンテナベイのすべては同一平面上にある、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  3. 2つの隣接するアンテナベイによって形成される矩形において、前記2つの隣接するアンテナベイは、前記矩形の一方の対角線の2つの端に配置され、前記矩形の他方の対角線は空である、請求項2に記載のアンテナアレイ。
  4. 前記少なくとも2つのアンテナベイのすべての中心点は同一直線上にある、請求項2または3に記載のアンテナアレイ。
  5. 前記少なくとも2つのアンテナベイの各々は、いくつかの放射要素を有し、金属壁が各放射要素の周囲に配置され、前記金属壁の高さはH=h×(100%±10%)であり、hは前記放射要素の高さである、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  6. 円弧状のバックキャビティ、放物線状のバックキャビティ、または双曲線状のバックキャビティが、前記少なくとも2つのアンテナベイの各々の前記放射要素の下に配置される、請求項5に記載のアンテナアレイ。
  7. 2つの対称アセンブリスロットが前記金属壁の各垂直面上に配置される、請求項5または6に記載のアンテナアレイ。
  8. 前記少なくとも2つのアンテナベイの各々はM行N列の放射要素を有し、前記アンテナベイの前記放射要素の行間隔および列間隔が等しくないとき、より大きい間隔の中間に隔離棒が配置される、請求項7に記載のアンテナアレイ。
  9. 全包囲型または半包囲型の柵が、前記少なくとも2つのアンテナベイの各々の周囲に配置され、前記柵の材料は、電磁バンドギャップ構造EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  10. 前記少なくとも2つのアンテナベイは、同一のレードームを共有し、異なる高さの隔離棒が前記レードームの中に配置される、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  11. 前記少なくとも2つのアンテナベイは、接地板の上に設置され、前記接地板の表面には隔離溝が設けられ、前記隔離溝は、2つの隣接するアンテナベイの間に位置し、前記隔離溝は、水平に、垂直に、または、斜めに配置される、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  12. 前記2つの隣接するアンテナベイの間に隔離壁が配置され、前記隔離壁は、水平に、垂直に、または斜めに配列され、前記隔離壁の材料は、EBG、金属、電磁波吸収体、または左手系マテリアルを含む、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  13. 前記アンテナアレイの前記アンテナベイは、二重偏波アンテナである、請求項1に記載のアンテナアレイ。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のアンテナアレイを備えるネットワークデバイス。
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