JP2018519430A - 撥アルコール剤で処理された不織布 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、参照により全体が本明細書に明白に組み込まれる、2015年5月29日出願の米国仮特許出願第62/167,998号の優先権を主張する、国際出願である。
ここで開示される発明は、概して、さまざまな商用的応用を有する撥アルコール性布地などのバリア布地に関する。
撥アルコール性布地は、外科用ドレープおよび手術衣によく使用される。これらの布地は、イソプロピルアルコールによる浸透への耐性を高めるためにフルオロケミカルで処理されたバリア布地からなることが多い。最近まで、C8フルオロケミカルがこのような用途に一般的に使用されたが、代わりにC6フルオロケミカルでの布地処理へと移行している。しかしながら、C6フルオロケミカルが有するフッ素化炭素は少ないので、C8フルオロケミカルで達成される同じ撥アルコール性(alcohol repellency)を達成するためには、より高い濃度のC6フルオロケミカルで布地を処理しなければならない。C6フルオロケミカルは高価なので、撥アルコール性布地のコストは、途方もなく増加している。
本発明の1つ以上の実施形態は、前述した問題のうちの1つ以上に対応することができる。本発明による特定の実施形態は、広範な用途(例えば外科用ドレープ、手術衣など)に適切な、局所的に処理された撥アルコール性布地を提供する。一態様では、局所的に処理された撥アルコール性布地は、繊維性基材と、撥アルコール性組成物(alcohol repellent compositions)(ARC)と、を含む。ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含むことができる。
本発明のすべてではないが一部の実施形態が図示された、添付図面を参照しながら、本発明を以下でさらに十分に説明する。実際、本発明は、多くの異なる形態で具体化され得、本明細書に記載する実施形態に制限されるものとして解釈すべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が法的な適用要件を満たすように提供されるものである。明細書および特許請求の範囲で使用される単数形「a」、「an」、「the」は、文脈上明白に他の意味を規定している場合を除き、複数の指示物を含む。
本明細書で互換的に使用される「ポリマー」または「ポリマーの」という用語は、ホモポリマー、例えばブロック、グラフト、ランダム、交互コポリマーなどのコポリマー、ターポリマーなど、ならびにそれらのブレンドおよび変形体(modifications)を含み得る。さらに、特に別段の制限がない限り、「ポリマー」または「ポリマーの」という用語は、すべての可能な構造異性体;幾何異性体、光学異性体、もしくは鏡像異性体(enantionmers)を含むがこれに制限されるものではない、立体異性体;および/またはそのようなポリマーもしくはポリマーの材料の任意のキラル分子構成を含むものである。これらの構成は、このようなポリマーもしくはポリマーの材料のアイソタクチック、シンジオタクチック、およびアタクチックの構成を含むがこれに制限されない。
本発明による特定の実施形態は、広範な用途(例えば外科用ドレープおよび手術衣)に適切な、局所的に処理された撥アルコール性布地を提供する。一態様では、局所的に処理された撥アルコール性布地は、繊維性基材と、撥アルコール性組成物(ARC)と、を含む。ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含み得る。
A.不織布
本発明の特定の実施形態によれば、繊維性基材は、少なくとも1つの不織布を含み得る。本発明のいくつかの実施形態では、例えば、少なくとも1つの不織布は、ステープルファイバーの少なくとも1つの層を含み得る。本発明の他の実施形態では、例えば、少なくとも1つの不織布は、(例えばスパンボンドされた)連続フィラメントの少なくとも1つの層を含み得る。本発明のさらなる実施形態では、例えば、少なくとも1つの不織布は、細繊維の少なくとも1つの層を含み得る。本発明のこのような実施形態では、例えば、細繊維の少なくとも1つの層は、メルトブロー繊維、溶融フィルムフィブリル化繊維、サブミクロン不織繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含み得る。したがって、本発明の特定の実施形態によると、例えば、少なくとも1つの不織布は、SMS、SMMS、SSMMS、SMMMSおよび/または同様のものであってよく、ここでS=スパンボンドで、M=メルトブローである。
本発明の他の実施形態では、例えば、繊維性基材は、少なくとも1つの織布層を含み得る。本発明のこのような実施形態では、例えば織布層は、識別可能に反復した形で間に差し挟まれた個々の繊維、フィラメント、および/または糸の構造体を有し得る。本発明の特定の実施形態によれば、例えば、繊維性基材は、不織布層と、織布層と、を含み得る。
本発明の特定の実施形態によれば、繊維性基材は、積層物を含み得る。例えば、積層物は、前記で論じたようなさまざまな不織布層(例えばSMS、SMMS、SSMMS、SMMMSなど)、織布層、および/またはフィルム層の任意の組み合わせを含み得る。本発明の特定の実施形態によれば、積層物様式の繊維性構造体の形成は、特に制限されるものではなく、(例えば、フィルムを不織布または織布層に接着接合させるなど)当技術分野で既知の任意の方法によって達成され得る。本発明の特定の実施形態によれば、フィルムは、単層または多層フィルムを含み得る。多層フィルムは、例えば中央のコア層を含んでよく、中央のコア層は、コア層より特に薄い厚さを有するスキン層などの2つの外側フィルム層に挟まれている。本発明の特定の実施形態では、積層物様式の繊維性構造体に含まれるフィルムは、(i)1つ以上の高通気性ポリマーおよび/またはエラストマー単独で;(ii)1つ以上の非通気性材料(例えばポリマーもしくはエラストマー)、またはそれらの任意の組み合わせから、形成され得る。
さらに別の態様では、本発明の特定の実施形態は、撥アルコール性組成物(ARC)を提供する。ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含む。
フルオロケミカル(例えばフルオロカーボン)は、表面エネルギーの低い繊維表面を提供する。フルオロケミカルは、本発明の特定の実施形態によれば、布地に撥アルコール特性を提供し得る。本発明の特定の実施形態によれば、フルオロケミカルは、反応性官能基(reactive functionality)(例えば反応基)と、パーフルオロカーボン側鎖(例えば、炭素原子に直接付着した水素原子がフッ素原子と完全に置換されているフルオロカーボン)と、を含み得る。本発明のこのような実施形態では、フルオロケミカルの反応性官能基は、例えば、アクリレート(例えばメタクリレート基)を含み得る。フルオロケミカルは、フルオロケミカルの、メタクリレート基などの反応性官能基間の反応により、ポリマーを形成し得る。本発明の特定の実施形態による、結果として得られるポリマーは、脂肪族バックボーン(例えば、飽和または不飽和であってよい、炭素原子の直鎖または分岐鎖)と、この脂肪族バックボーンに直接または間接的に付着した複数のパーフルオロカーボン側鎖と、を含み得る。特定の実施形態によれば、パーフルオロカーボン側鎖は、直線および/または分岐側鎖を含み得る。この重合により、フィルムが布地中の繊維の表面に形成され、少なくとも部分的に繊維の一部が包まれて、撥アルコール性を促進する。この点に関して、フルオロケミカルは、任意の特定の形態(例えば、エマルション、分散物、溶液など)で提供され得、(例えば能動的もしくは受動的な)乾燥ステップの後、形成されたフィルムは、繊維性基材の1つ以上の繊維の一部を少なくとも部分的に囲むか、または包むドライコーティングを含み得る。本発明の特定の実施形態によれば、例えば、繊維性基材の外側表面(もしくは複数の外側表面)上に配された繊維の大半は、ARCベースのドライコーティングによって実質的に全体が包まれ得る。
本発明の特定の実施形態によると、結合剤は、フルオロケミカルの撥アルコール特性を改善し得る。したがって、布地について必要なかつ/または所望のレベルの撥アルコール性を達成するために必要となるフルオロケミカルは少なくなり得る。結合剤の添加はまた、布地の帯電防止性を改善することができ、それにより、適切な帯電防止特性を維持するのに必要な帯電防止剤の量が減る。
静電気の消失は、典型的には、特定の用途(例えば外科用ドレープおよび手術衣)で必要である。熱可塑性ポリマー(例えばポリプロピレン、ポリエチレンなど)が静電荷を蓄積する際立った傾向は、塵および他の望ましくない異物の粒子の付着をもたらし得る。さらに、電荷の消失がなければ、これらの(または類似の)用途に使用される布地は、使用者の身体にくっつき、使用者の動きと共に徐々にずり上がってくる場合がある。したがって、これらの、または類似の用途に使用される布地は、布地が自然にひだを作ってしかるべき所にとどまる能力に影響を及ぼしかねない、電荷の蓄積を防ぐため、帯電防止剤を含み得る。このような用途では、帯電防止剤は、ARC中の他の要素の安定性を維持するように選択され得る。
界面活性剤は、ARCを湿らせるのに役立ち、繊維性基材に浸透することができる。したがって、本発明の特定の実施形態によれば、例えば、ARCは、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含み得る。本発明のこのような実施形態では、例えば、少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有し得る。本発明の他の実施形態では、例えば、少なくとも1つの界面活性剤は、0.00025N(25ダイン)未満の表面張力を有し得る。本発明のさらなる実施形態では、例えば、少なくとも1つの界面活性剤は、0.0002N(20ダイン)未満の表面張力を有し得る。本発明の特定の実施形態によれば、少なくとも1つの界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、および/またはそれらの組み合わせを含み得る。
ほんの一例として、本発明の例示的な(すなわち非限定的な)実施形態は、ARCで局所的に処理されるポリプロピレン不織布を含む撥アルコール性布地を含み得る。本発明のこの具体的な例としての実施形態では、例えば、ポリプロピレン不織布は、ポリプロピレンメルトブロー繊維の少なくとも1つの層がポリプロピレン連続フィラメントの少なくとも2つの層に隣接するSMS不織布を含み得る。本発明のこの例示的な実施形態では、ARCは、約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、約0.02〜0.35wt%の結合剤と、約0.025〜0.275wt%の帯電防止剤と、約0.007〜0.075wt%の界面活性剤と、をそれぞれ無水ベースで含み得る。したがって、ARCは、約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、約0.05〜0.2wt%の結合剤と、0.15〜0.25wt%の帯電防止剤と、0.04〜0.08wt%の界面活性剤と、をそれぞれ無水ベースで含み得る。
別の態様では、本発明の特定の実施形態は、局所的に処理された撥アルコール性布地を形成するプロセスを提供する。このプロセスは、繊維性基材を提供することと、繊維性基材の外側表面の少なくとも一部に撥アルコール性組成物(ARC)を局所的に塗布して、撥アルコール性布地を形成することと、を含む。ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含み得る。本発明の特定の実施形態によると、例えば、ARCを繊維性基材に局所的に塗布することは、パディング、スプレー、印刷、フォーミング、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含み得る。
本開示は、決して限定的と解釈されるべきではない、以下の実施例によってさらに例示される。すなわち、以下の実施例に記載される特定の特徴は、単に例示的なものであって、限定的なものではない。
以下の実施例の坪量を、ASTM試験方法D3776に一致した形で測定した。結果は、単位面積当たりの質量の単位で、g/m2(gsm)で提供された。
すべてのサンプルは、ポリプロピレン連続フィラメントの2つの層に隣接するポリプロピレンメルトブロー繊維の層を含むSMMMS不織布から作り、高温カレンダー(hot calender)を用いて点接着した。Reicofil 4(ドイツトロイスドルフ53844、Spicher Straβe 46所在のReifenhauser Reicofil)として知られる5ビーム製造ライン上でサンプルを製造した。プロセスは、ビーム1から小孔のある移動表面上に堆積した(deposed)連続フィラメントをまず紡糸し、その後、ポリプロピレンメルトブロー繊維の3つの層が連続フィラメントの層の上に堆積するように、ビーム2、3、4を用いることからなった。次に、ビーム5を使用して、メルトブローの上に堆積した連続フィラメントを紡糸した。次に、複合層は、カレンダーのニップ点(nip point)に供給され、そこで、点接着された。
前述した56gsmのSMMMSが、アメリカ合衆国テキサス州77387ザ・ウッドランズ所在のHuntsman International, LLCから入手可能な、1.2%のフルオロケミカルエマルションPhobol(登録商標) NW−MD(約15.5%固体);アメリカ合衆国イリノイ州60093ノースフィールド所在のStepan Companyから入手可能なリン酸エステル型帯電防止剤を含有する溶液である、0.4%のZelec(登録商標) TY(50%固体);アメリカ合衆国ニュージャージー州08246サウスシービル所在のConsulmag Corp.の非イオン性アクリル結合剤である、0.5%のConpad Binder 2000 FR(40%固体);アメリカ合衆国デラウェア州19898ウィルミントン所在のDuPont(登録商標)により販売されている界面活性剤溶液である、0.8%のAlkanol(登録商標) 6112(50%固体)、を含有する脱イオン水から作られたARCで処理された。
このサンプルは、異なる製剤を用いて、サンプル1と同様に作られた。そのサンプルでは、SMMMSが、1.6%のPhobol(登録商標) NW−MD、0.8%のZelec(登録商標) TY、0.5%のConpad Binder 2000 FR、0.8%のAlkanol(登録商標) 6112、を含有する脱イオン水から作られたARCで処理された。
前述した56gsmのSMMMSが、1.2%のフルオロケミカルエマルションPhobol(登録商標) NW−MD;0.4%のZelec(登録商標) TY;0.8%のAlkanol(登録商標) 6112、を含有する脱イオン水から作られたARCで処理された。
前述した56gsmのSMMMSが、1.2%のフルオロケミカルエマルションPhobol(登録商標) NW−MD;0.9%のZelec TY;0.8%のAlkanol 6112、を含有する脱イオン水から作られたARCで処理された。
前述した56gsmのSMMMSが、2.5%のフルオロケミカルエマルションPhobol(登録商標) NW−MD;1.0%のZelec TY;0.8%のAlkanol 6112、を含有する脱イオン水から作られたARCで処理された。
(1) 局所的に処理された撥アルコール性布地において、
(a)繊維性基材と、
(b)撥アルコール性組成物(ARC)であって、
i.少なくとも1つのフルオロケミカル、および、
ii.少なくとも1つの結合剤、
を含む、撥アルコール性組成物(ARC)と、
を含む、局所的に処理された撥アルコール性布地。
(2) 実施態様1に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、前記繊維性基材の外側表面の少なくとも一部の上に直接または間接的に配されている、撥アルコール性布地。
(3) 実施態様1または2に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、ドライコーティングを含む、撥アルコール性布地。
(4) 実施態様1〜3のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの不織布を含む、撥アルコール性布地。
(5) 実施態様4に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ステープルファイバーの少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。
前記少なくとも1つの不織布は、連続フィラメントの少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。
(7) 実施態様4〜6のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、細繊維の少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。
(8) 実施態様4〜7のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、第1の連続フィラメント層と、第2の連続フィラメント層と、前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層に隣接した少なくとも2つの細繊維層と、を含む、撥アルコール性布地。
(9) 実施態様8に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約5gsm〜約30gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。
(10) 実施態様8に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約10gsm〜約20gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。
前記少なくとも2つの細繊維層は、約12gsm〜約15gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。
(12) 実施態様8〜11のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約10gsm〜約50gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。
(13) 実施態様8〜11のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約15gsm〜約30gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。
(14) 実施態様8〜11のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約20gsm〜約25gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。
(15) 実施態様4〜14のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、木材パルプ層と、合成繊維層と、を含み、
前記木材パルプ層および前記合成繊維層は、互いに水流交絡されている、撥アルコール性布地。
前記少なくとも1つの不織布は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、天然繊維、セルロース系繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(17) 実施態様16に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、コットン、レーヨン、木部繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(18) 実施態様17に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレンを含む、撥アルコール性布地。
(19) 実施態様17に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリエチレンを含む、撥アルコール性布地。
(20) 実施態様4〜19のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、バイコンポーネント繊維を含む、撥アルコール性布地。
前記繊維性基材は、少なくとも1つの織布層を含む、撥アルコール性布地。
(22) 実施態様1〜21のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4〜C10フルオロケミカルのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(23) 実施態様22に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(24) 実施態様23に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、撥アルコール性布地。
(25) 実施態様22〜24のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、撥アルコール性布地。
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(27) 実施態様26に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。
(28) 実施態様27に記載の撥アルコール性布地において、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。
(29) 実施態様28に記載の撥アルコール性布地において、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。
(30) 実施態様29に記載の撥アルコール性布地において、
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。
前記ARCは、少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、撥アルコール性布地。
(32) 実施態様31に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。
(33) 実施態様32に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、撥アルコール性布地。
(34) 実施態様31〜33のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アルキルホスフェートを含む、撥アルコール性布地。
(35) 実施態様1〜34のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、撥アルコール性布地。
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、撥アルコール性布地。
(37) 実施態様1〜36のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(38) 実施態様1〜37のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(39) 実施態様1〜38のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(40) 実施態様1〜39のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも7の撥アルコール性等級を有する、撥アルコール性布地。
前記撥アルコール性布地は、少なくとも8の撥アルコール性等級を有する、撥アルコール性布地。
(42) 実施態様1〜41のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.01秒〜約0.5秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。
(43) 実施態様1〜42のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.1秒〜約0.45秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。
(44) 実施態様1〜43のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件により試験した場合に、約0.125秒〜約0.4秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。
(45) 実施態様1〜44のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、約75hPa〜約100hPa(約75mbar〜約100mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約95hPa(約80mbar〜約95mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。
(47) 実施態様1〜46のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約90hPa(約80mbar〜約90mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。
(48) 実施態様1〜47のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、表面上に結合パターンを有し、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約5〜25%を構成する、撥アルコール性布地。
(49) 実施態様48に記載の撥アルコール性布地において、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約10〜20%を構成する、撥アルコール性布地。
(50) 実施態様48に記載の撥アルコール性布地において、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約16〜18%を構成する、撥アルコール性布地。
乾燥した前記撥アルコール性布地は、約0.5:1〜2.5:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を有する、撥アルコール性布地。
(52) 実施態様1〜51のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、ドライコーティングを含み、前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.4wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(53) 実施態様1〜52のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(54) 実施態様1〜53のいずれかに記載の撥アルコール性布地において、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。
(55) 撥アルコール性組成物(ARC)において、
(a)少なくとも1つのフルオロケミカルと、
(b)少なくとも1つの結合剤と、
を含む、撥アルコール性組成物(ARC)。
前記ARCは、エマルション、溶液、懸濁液、またはコロイドを含む、ARC。
(57) 実施態様56に記載のARCにおいて、
前記ARCは、エマルション、または溶液を含む、ARC。
(58) 実施態様55〜57のいずれかに記載のARCにおいて、
前記ARCは、約0.75:1〜2.5:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を含む、ARC。
(59) 実施態様55〜58のいずれかに記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。
(60) 実施態様59に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、ARC。
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、ARC。
(62) 実施態様55〜61のいずれかに記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。
(63) 実施態様62に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、ARC。
(64) 実施態様63に記載のARCにおいて、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。
(65) 実施態様64に記載のARCにおいて、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。
(67) 実施態様55〜66のいずれかに記載のARCにおいて、
少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、ARC。
(68) 実施態様67に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。
(69) 実施態様68に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、ARC。
(70) 実施態様67〜69のいずれかに記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アルキルホスフェートを含む、ARC。
少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、ARC。
(72) 実施態様71に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、ARC。
(73) 実施態様55〜72のいずれかに記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、ARC。
(74) 実施態様55〜72のいずれかに記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、ARC。
(75) 実施態様55〜72のいずれかに記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、ARC。
(a)繊維性基材を提供することと、
(b)撥アルコール性組成物(ARC)を前記繊維性基材の外側表面の少なくとも一部に局所的に塗布して、前記撥アルコール性布地を形成することと、
を含み、
前記ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含む、プロセス。
(77) 実施態様76に記載のプロセスにおいて、
前記ARCを前記繊維性基材に局所的に塗布することは、パディング、スプレー、印刷、フォーミング、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(78) 実施態様76または77に記載のプロセスにおいて、
(a)前記撥アルコール性布地から余分なARCを除去することと、
(b)前記撥アルコール性布地を乾燥させて、乾燥した撥アルコール性布地を提供することと、
をさらに含む、プロセス。
(79) 実施態様76〜78のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの不織布を含む、プロセス。
(80) 実施態様79に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ステープルファイバーの少なくとも1つの層を含む、プロセス。
前記少なくとも1つの不織布は、連続フィラメントの少なくとも1つの層を含む、プロセス。
(82) 実施態様79〜81のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、細繊維の少なくとも1つの層を含む、プロセス。
(83) 実施態様79〜82のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、第1の連続フィラメント層と、第2の連続フィラメント層と、前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層に隣接する少なくとも2つの細繊維層と、を含む、プロセス。
(84) 実施態様83に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約5gsm〜約30gsmの合計坪量を有する、プロセス。
(85) 実施態様83に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約10gsm〜約20gsmの合計坪量を有する、プロセス。
前記少なくとも2つの細繊維層は、約12gsm〜約15gsmの合計坪量を有する、プロセス。
(87) 実施態様83〜86のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約10gsm〜約50gsmの坪量を有する、プロセス。
(88) 実施態様83〜86のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約15gsm〜約30gsmの坪量を有する、プロセス。
(89) 実施態様83〜86のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約20gsm〜約25gsmの坪量を有する、プロセス。
(90) 実施態様79〜89のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、木材パルプ層と、合成繊維層と、を含み、
前記木材パルプ層および前記合成繊維層は、互いに水流交絡される、プロセス。
前記少なくとも1つの不織布は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、天然繊維、セルロース系繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(92) 実施態様91に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、コットン、レーヨン、木部繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(93) 実施態様92に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレンを含む、プロセス。
(94) 実施態様92に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリエチレンを含む、プロセス。
(95) 実施態様79〜94のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、バイコンポーネント繊維を含む、プロセス。
前記繊維性基材は、少なくとも1つの織布層を含む、プロセス。
(97) 実施態様76〜96のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4〜C10フルオロケミカルのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(98) 実施態様97に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(99) 実施態様98に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、プロセス。
(100) 実施態様97〜99のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、プロセス。
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(102) 実施態様101に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、プロセス。
(103) 実施態様102に記載のプロセスにおいて、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性結合剤を含む、プロセス。
(104) 実施態様103に記載のプロセスにおいて、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、プロセス。
(105) 実施態様104に記載のプロセスにおいて、
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、プロセス。
前記ARCは、少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、プロセス。
(107) 実施態様106に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。
(108) 実施態様107に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、プロセス。
(109) 実施態様76〜108のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、プロセス。
(110) 実施態様109に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、プロセス。
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
(112) 実施態様76〜110のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
(113) 実施態様76〜110のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
(114) 実施態様76〜113のいずれかに記載のプロセスにおいて、
乾燥した前記撥アルコール性布地は、約0.75:1〜2:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を有する、プロセス。
(115) 実施態様76〜114のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、ドライコーティングを含み、前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
(117) 実施態様76〜114のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。
(118) 実施態様76〜117のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも7の撥アルコール性等級を有する、プロセス。
(119) 実施態様76〜117のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも8の撥アルコール性等級を有する、プロセス。
(120) 実施態様76〜119のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.01秒〜約0.5秒の帯電減衰を有する、プロセス。
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.1秒〜約0.45秒の帯電減衰を有する、プロセス。
(122) 実施態様76〜119のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.3秒〜約0.4秒の帯電減衰を有する、プロセス。
(123) 実施態様76〜122のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約75hPa〜約100hPa(約75mbar〜約100mbar)の水頭を有する、プロセス。
(124) 実施態様76〜122のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約95hPa(約80mbar〜約95mbar)の水頭を有する、プロセス。
(125) 実施態様76〜122のいずれかに記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約90hPa(約80mbar〜約90mbar)の水頭を有する、プロセス。
前記撥アルコール性布地は、表面上に結合パターンを有し、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約5〜25%を占める、プロセス。
(127) 実施態様126に記載のプロセスにおいて、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約10〜20%を占める、プロセス。
(128) 実施態様126に記載のプロセスにおいて、
前記結合パターンは、前記撥流体性布地の表面の約16〜18%を占める、プロセス。
Claims (128)
- 局所的に処理された撥アルコール性布地において、
(a)繊維性基材と、
(b)撥アルコール性組成物(ARC)であって、
i.少なくとも1つのフルオロケミカル、および、
ii.少なくとも1つの結合剤、
を含む、撥アルコール性組成物(ARC)と、
を含む、局所的に処理された撥アルコール性布地。 - 請求項1に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、前記繊維性基材の外側表面の少なくとも一部の上に直接または間接的に配されている、撥アルコール性布地。 - 請求項1または2に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、ドライコーティングを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの不織布を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項4に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ステープルファイバーの少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項4または5に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、連続フィラメントの少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、細繊維の少なくとも1つの層を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項4〜7のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、第1の連続フィラメント層と、第2の連続フィラメント層と、前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層に隣接した少なくとも2つの細繊維層と、を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項8に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約5gsm〜約30gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項8に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約10gsm〜約20gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項8に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約12gsm〜約15gsmの合計坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項8〜11のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約10gsm〜約50gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項8〜11のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約15gsm〜約30gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項8〜11のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約20gsm〜約25gsmの坪量を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項4〜14のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、木材パルプ層と、合成繊維層と、を含み、
前記木材パルプ層および前記合成繊維層は、互いに水流交絡されている、撥アルコール性布地。 - 請求項4〜15のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、天然繊維、セルロース系繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項16に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、コットン、レーヨン、木部繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項17に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレンを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項17に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリエチレンを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項4〜19のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの不織布は、バイコンポーネント繊維を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜20のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの織布層を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜21のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4〜C10フルオロケミカルのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項22に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項23に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項22〜24のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜25のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項26に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項27に記載の撥アルコール性布地において、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項28に記載の撥アルコール性布地において、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項29に記載の撥アルコール性布地において、
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜30のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、撥アルコール性布地。 - 請求項31に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項32に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項31〜33のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アルキルホスフェートを含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜34のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、撥アルコール性布地。 - 請求項35に記載の撥アルコール性布地において、
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜36のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜37のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜38のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜39のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも7の撥アルコール性等級を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜40のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも8の撥アルコール性等級を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜41のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.01秒〜約0.5秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜42のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.1秒〜約0.45秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜43のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件により試験した場合に、約0.125秒〜約0.4秒の帯電減衰を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜44のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、約75hPa〜約100hPa(約75mbar〜約100mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜45のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約95hPa(約80mbar〜約95mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜46のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約90hPa(約80mbar〜約90mbar)の水頭を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜47のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記撥アルコール性布地は、表面上に結合パターンを有し、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約5〜25%を構成する、撥アルコール性布地。 - 請求項48に記載の撥アルコール性布地において、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約10〜20%を構成する、撥アルコール性布地。 - 請求項48に記載の撥アルコール性布地において、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約16〜18%を構成する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜50のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
乾燥した前記撥アルコール性布地は、約0.5:1〜2.5:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を有する、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜51のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ARCは、ドライコーティングを含み、前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.4wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜52のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 請求項1〜53のいずれか1項に記載の撥アルコール性布地において、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、撥アルコール性布地。 - 撥アルコール性組成物(ARC)において、
(a)少なくとも1つのフルオロケミカルと、
(b)少なくとも1つの結合剤と、
を含む、撥アルコール性組成物(ARC)。 - 請求項55に記載のARCにおいて、
前記ARCは、エマルション、溶液、懸濁液、またはコロイドを含む、ARC。 - 請求項56に記載のARCにおいて、
前記ARCは、エマルション、または溶液を含む、ARC。 - 請求項55〜57のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記ARCは、約0.75:1〜2.5:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を含む、ARC。 - 請求項55〜58のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。 - 請求項59に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、ARC。 - 請求項59または60に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、ARC。 - 請求項55〜61のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。 - 請求項62に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、ARC。 - 請求項63に記載のARCにおいて、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。 - 請求項64に記載のARCにおいて、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。 - 請求項65に記載のARCにおいて、
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、ARC。 - 請求項55〜66のいずれか1項に記載のARCにおいて、
少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、ARC。 - 請求項67に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、ARC。 - 請求項68に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、ARC。 - 請求項67〜69のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アルキルホスフェートを含む、ARC。 - 請求項55〜70のいずれか1項に記載のARCにおいて、
少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、ARC。 - 請求項71に記載のARCにおいて、
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、ARC。 - 請求項55〜72のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、ARC。 - 請求項55〜72のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、ARC。 - 請求項55〜72のいずれか1項に記載のARCにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、ARC。 - 局所的に処理された撥アルコール性布地を形成するプロセスにおいて、
(a)繊維性基材を提供することと、
(b)撥アルコール性組成物(ARC)を前記繊維性基材の外側表面の少なくとも一部に局所的に塗布して、前記撥アルコール性布地を形成することと、
を含み、
前記ARCは、少なくとも1つのフルオロケミカルと、少なくとも1つの結合剤と、を含む、プロセス。 - 請求項76に記載のプロセスにおいて、
前記ARCを前記繊維性基材に局所的に塗布することは、パディング、スプレー、印刷、フォーミング、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項76または77に記載のプロセスにおいて、
(a)前記撥アルコール性布地から余分なARCを除去することと、
(b)前記撥アルコール性布地を乾燥させて、乾燥した撥アルコール性布地を提供することと、
をさらに含む、プロセス。 - 請求項76〜78のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの不織布を含む、プロセス。 - 請求項79に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ステープルファイバーの少なくとも1つの層を含む、プロセス。 - 請求項79または80に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、連続フィラメントの少なくとも1つの層を含む、プロセス。 - 請求項79〜81のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、細繊維の少なくとも1つの層を含む、プロセス。 - 請求項79〜82のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、第1の連続フィラメント層と、第2の連続フィラメント層と、前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層に隣接する少なくとも2つの細繊維層と、を含む、プロセス。 - 請求項83に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約5gsm〜約30gsmの合計坪量を有する、プロセス。 - 請求項83に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約10gsm〜約20gsmの合計坪量を有する、プロセス。 - 請求項83に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも2つの細繊維層は、約12gsm〜約15gsmの合計坪量を有する、プロセス。 - 請求項83〜86のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約10gsm〜約50gsmの坪量を有する、プロセス。 - 請求項83〜86のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約15gsm〜約30gsmの坪量を有する、プロセス。 - 請求項83〜86のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記第1の連続フィラメント層および前記第2の連続フィラメント層はそれぞれ、約20gsm〜約25gsmの坪量を有する、プロセス。 - 請求項79〜89のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、木材パルプ層と、合成繊維層と、を含み、
前記木材パルプ層および前記合成繊維層は、互いに水流交絡される、プロセス。 - 請求項79〜89のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、天然繊維、セルロース系繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項91に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、コットン、レーヨン、木部繊維、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項92に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリプロピレンを含む、プロセス。 - 請求項92に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、ポリエチレンを含む、プロセス。 - 請求項79〜94のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの不織布は、バイコンポーネント繊維を含む、プロセス。 - 請求項76〜95のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記繊維性基材は、少なくとも1つの織布層を含む、プロセス。 - 請求項76〜96のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4〜C10フルオロケミカルのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項97に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C4フルオロケミカル、C6フルオロケミカル、C8フルオロケミカル、C10フルオロケミカル、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項98に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、C6フルオロケミカルを含む、プロセス。 - 請求項97〜99のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つのフルオロケミカルは、パーフルオロアルキルエチルメタクリレートを含む、プロセス。 - 請求項76〜100のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤、スチレンブタジエンゴム結合剤、ビニルコポリマー結合剤、酢酸ビニル結合剤、エチレン酢酸ビニル結合剤、ポリ塩化ビニル結合剤、ポリウレタン結合剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項101に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの結合剤は、アクリル結合剤を含む、プロセス。 - 請求項102に記載のプロセスにおいて、
前記アクリル結合剤は、アニオン性アクリル結合剤、カチオン性アクリル結合剤、または非イオン性結合剤を含む、プロセス。 - 請求項103に記載のプロセスにおいて、
前記アクリル結合剤は、非イオン性アクリル結合剤を含む、プロセス。 - 請求項104に記載のプロセスにおいて、
前記非イオン性アクリル結合剤は、自己架橋する非イオン性アクリル結合剤を含む、プロセス。 - 請求項76〜105のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、少なくとも1つの帯電防止剤をさらに含む、プロセス。 - 請求項106に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、非イオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、またはそれらの任意の組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、プロセス。 - 請求項107に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの帯電防止剤は、アニオン性帯電防止剤を含む、プロセス。 - 請求項76〜108のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含む、プロセス。 - 請求項109に記載のプロセスにおいて、
前記少なくとも1つの界面活性剤は、0.0003N(30ダイン)未満の表面張力を有する、プロセス。 - 請求項76〜110のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜110のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜110のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜113のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
乾燥した前記撥アルコール性布地は、約0.75:1〜2:1の、フルオロケミカルと結合剤との重量比を有する、プロセス。 - 請求項76〜114のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ARCは、ドライコーティングを含み、前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.065〜0.6wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.02〜0.35wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜114のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.08〜0.45wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.04〜0.3wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜114のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記ドライコーティングは、
(a)無水ベースで約0.1〜0.35wt%のフルオロケミカルと、
(b)無水ベースで約0.05〜0.2wt%の結合剤と、
を含む、プロセス。 - 請求項76〜117のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも7の撥アルコール性等級を有する、プロセス。 - 請求項76〜117のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、少なくとも8の撥アルコール性等級を有する、プロセス。 - 請求項76〜119のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.01秒〜約0.5秒の帯電減衰を有する、プロセス。 - 請求項76〜119のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.1秒〜約0.45秒の帯電減衰を有する、プロセス。 - 請求項76〜119のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、TC1条件を用いて試験した場合に、約0.3秒〜約0.4秒の帯電減衰を有する、プロセス。 - 請求項76〜122のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約75hPa〜約100hPa(約75mbar〜約100mbar)の水頭を有する、プロセス。 - 請求項76〜122のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約95hPa(約80mbar〜約95mbar)の水頭を有する、プロセス。 - 請求項76〜122のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、約80hPa〜約90hPa(約80mbar〜約90mbar)の水頭を有する、プロセス。 - 請求項76〜125のいずれか1項に記載のプロセスにおいて、
前記撥アルコール性布地は、表面上に結合パターンを有し、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約5〜25%を占める、プロセス。 - 請求項126に記載のプロセスにおいて、
前記結合パターンは、前記撥アルコール性布地の表面の約10〜20%を占める、プロセス。 - 請求項126に記載のプロセスにおいて、
前記結合パターンは、前記撥流体性布地の表面の約16〜18%を占める、プロセス。
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