JP2018518088A - スペクトル協調装置と方法、無線通信システムにおける装置と方法 - Google Patents

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Abstract

スペクトル協調装置と方法、無線通信システムにおける装置と方法が開示されている。当該スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられ、共有無線伝送リソースの使用状態を取得するように配置される取得手段と、使用状態に応じて、複数のシステムにおける1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てるように配置される割当手段を含み、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い。本開示の実施例によれば、共有無線伝送リソースに対する異なる無線アクセス技術を使用する複数のシステムの使用を効果的に協調し、リソース利用効率を向上し、システム性能を最適化することができる。【選択図】図2

Description

本開示は、無線通信技術分野に関し、より具体的には、共有無線伝送リソースに対する異なるリソース割当粒度を有する複数のシステムの使用を効果的に協調するために用いられるスペクトル協調装置とスペクトル協調方法、及びこの場合の無線通信システムにおける装置と方法に関する。
コンピュータと通信技術の急速な発展に伴い、ユーザーデバイス、業務需要及び使用場面の数が指数級数の速度で逓増し、無線業務需要と無線スペクトルリソースとの矛盾をさらに激化している。従来の排他的なスペクトル使用は非効率的なリソース使用方式であると証明された。既存業務からますます多くの新しいスペクトルリソースが解放されることに伴い、マルチシステムに共有可能な動的アクセスリソースになり、共有システムの拡張を可能にする。各標準化団体は、各技術的な面から相応する共有準則の策定をお互いに競って、例えば、3GPP団体のLTE(Long−Term Evolution、ロングタームエボリューション)−LAA(License−Assisted Access、ライセンスアシストアクセス)作業部会及びIEEE的802.19作業部会であり、効率的な共有の実現を期待する。
マルチシステムのリソース共有が、利用可能なスペクトルを増加する面からシステム容量の増加を可能にするにもかかわらず、マルチシステムの共存は、システムごとのRAT(Radio Acess Technology、無線アクセス技術)の相違によって、スペクトル配分と使用方法にばらつきが生じることになり、それとともに、これらの無線アクセス技術のスペクトルの使用に対する優先レベルにもばらつきが生じる。異なるRATの共有バンドの使用ばらつきを協調して、異なるRATのユーザーへの共有スペクトルのアクセス容量の向上と使用優先レベルの保証を実現する技術は、未だにない。これは共有バンドの非効率的な使用を招き、ひいては当該バンドに対する異なる優先レベルのRATの使用権限を破壊する。
以下、本開示のいくつかの面に関する基本的な理解を容易にするために、本開示に関する簡単な概要を提供する。ただし、この概要が本開示に関する徹底的な概要ではないと理解すべきである。本開示の重要な部分を特定する意図ではないし、本開示の範囲を限定する意図でもない。その目的は、単に、簡略化した形で本開示に関するいくつかの概念を提供することであり、これを後述のより詳細な説明の前置きとする。
上記の問題を鑑みて、本開示の目的は、共有無線伝送リソースに対する異なるリソース割当粒度を有する複数のシステムの使用を効果的に協調するために用いられるスペクトル協調装置とスペクトル協調方法、及びこの場合の無線通信システムにおける装置と方法を提供することであり、これらは、各システムに採用される異なる無線アクセス技術によるリソース配分及び使用方式の相違性と使用優先レベルの相違性を考えることで、共有無線伝送リソースに対する利用効率を向上して、システム性能を最適化する。
本開示の一面によれば、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられるスペクトル協調装置であって、共有無線伝送リソースの使用状態を取得するように配置される取得手段と、使用状態に応じて、複数のシステムにおける1つのシステムの割当待ちのリソースエレメント(Resource Element)の、複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てるように配置される割当手段とを含む、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細いスペクトル協調装置を提供する。
本開示の好ましい実施例によれば、割当手段は、複数のシステムのうちの1つのシステムの通信機器からのリソース要求に基づいて、1つのシステムの通信機器に共有無線伝送リソースを割り当ててもよい。
本開示の好ましい実施例によれば、割当手段は、さらに、他のシステムの利用可能なリソースエレメントと占有済みのリソースエレメントの数の和が、他のシステムの予備のリソースエレメントの数以上となるように、割当待ちのリソースエレメントから1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、割当手段は、さらに、割当待ちのリソースエレメントとともに他のシステムの同一のリソースエレメントに対応する、1つのシステムの占有済みのリソースエレメントの使用状況に応じて、割当待ちのリソースエレメントから1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、割当手段は、さらに、1つのシステムの占有済みのリソースエレメントの使用期限に応じて、1つのシステムの通信機器に割り当てられたリソースの使用期限を特定するように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、リソース要求には、業務量需要、地理的位置情報、及びリソース使用優先レベルのうちの少なくとも1つが含まれてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、割当手段は、さらに、他のシステムとのリソース使用衝突を減らすように、他のシステムのリソース使用習慣に応じて、1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、割当手段は、1つのシステムの通信機器に他のシステムによる占有の確率の低いリソースを優先的に割り当ててもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、取得手段は、情報交換、スペクトル感知、及びブロードキャストクエリのうちの少なくとも1つの方式によって使用状態を取得するように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、使用状態には、共有無線伝送リソースの被占有リソースを含まれてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、使用状態には、被占有リソースを占有する通信機器のタイプが含まれてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、被占有リソースを占有する通信機器のタイプが1つのシステムの通信機器である場合には、使用状態には、被占有リソースを占有する1つのシステムの通信機器の数がさらに含まれてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、スペクトル協調装置は、1つのシステムの、他のシステムのリソース可用性への影響に基づいて、共有無線伝送リソースを配分するように配置されるリソース配分手段をさらに含み、割当手段は、さらに、共有無線伝送リソースの配分に応じて通信機器にリソースを割り当るように配置されてもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、リソース配分手段は、1つのシステムのリソースエレメントと他のシステムのリソースエレメントが一致するように、共有無線伝送リソースを配分してもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、スペクトル協調装置は、1つのシステムの基地局で実現され、当該スペクトル協調装置は、1つのシステムの通信機器からのリソース要求を受信するように配置される受信手段と、割り当てられたリソースを1つのシステムの通信機器に通知するように配置される通知手段とをさらに含んでもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、受信手段は、1つのシステムの通信機器が割り当てられたリソースから選択して使用するリソースに関する情報を受信してもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、1つのシステムはロングタームエボリューション(LTE)システムであり、他のシステムは無線LAN(WI−FI)システム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムのうちの1つ又は複数のシステムであってもよい。
本開示の別の好ましい実施例によれば、LTEシステムのリソース割当粒度は時間周波数リソースブロックに基づくものであり、WI−FIシステムのリソース割当粒度は予定の帯域幅を有するサブチャネルに基づいてもよい。
本開示の別の面によれば、無線通信システムにおける装置であって、スペクトル協調装置へリソース要求を送信するように配置される要求手段と、リソース要求に応答してスペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信するように配置される受信手段と、サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用すべきリソースを選択するように配置される選択手段とを含み、スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、スペクトル協調装置が無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、無線通信システムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い装置を、さらに提供する。
本開示の別の面によれば、共有無線伝送リソースの使用状態を取得し、使用状態に応じて、複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てるように配置される1つ又は複数のプロセッサを含み、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い電子機器を提供する。
本開示の別の面によれば、スペクトル協調装置にリソース要求を送信し、リソース要求に応答してスペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信し、サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置される1つ又は複数のプロセッサを含む電子機器であって、スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、スペクトル協調装置が複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い電子機器を提供する。
本開示の別の面によれば、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられるスペクトル協調方法であって、共有無線伝送リソースの使用状態を取得するために用いられる取得ステップと、使用状態に応じて、複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てる割当ステップとを含み、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細いスペクトル協調方法を提供する。
本開示の別の面によれば、スペクトル協調装置にリソース要求を送信するための要求ステップと、リソース要求に応答してスペクトル協調装置が割り当てられたソースを受信するための受信ステップと、サービス品質需要に応じて、割り当てられたリソースから使用すべきリソースを選択するための選択ステップを含む無線通信システムにおける方法であって、スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、スペクトル協調装置が無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの、複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、無線通信システムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い方法を提供する。
本開示の他の面によれば、上記の本開示による方法を実現するためのコンピュータプログラムコードとコンピュータプログラム製品及びこの上記の本開示による方法を実現するためのコンピュータプログラムコードが記憶されたコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。
本開示の実施例によれば、共有無線伝送リソースに対する異なる無線アクセス技術を採用する複数のシステムの使用を効果的に協調し、リソース利用効率を向上し、システム性能を最適化することができる。
以下の明細書部分で本開示の実施例の他の面を示し、本開示の実施例の好ましい実施例を十分に開示するように詳しく説明するが、それを限定することはない。
本開示は、以下で図面を組み合わせて提供された詳細な説明を参考して、より良い理解を得ることができる。なお、全ての図面において同じ又は類似な符号を使用して同じ又は類似な部品を示す。前記図面が、以下の詳細な説明と一緒に本明細書に含まれて明細書の一部を形成し、本開示の好ましい実施例をさらに例を挙げて説明するとともに本開示の原理と利点を解釈する。そのうち、
本開示の実施例による異なる無線アクセス技術のスペクトルの割り当てと使用方式の例を示す説明図であり、 WI−FIシステムの異なるバンドのチャンネルの配分方法の対比の例を示す説明図であり、 本開示の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の実施例による共有無線伝送リソースの異なるリソース割当状態の例を示す説明図であり、 本開示の別の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の別の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の別の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の別の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図であり、 本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置との間のシグナリング交換の流れの第一の例を示すフローチャートであり、 本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置との間のシグナリング交換の流れの第二の例を示すフローチャートであり、 本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置との間のシグナリング交換の流れの第三の例を示すフローチャートであり、 本開示の実施例によるスペクトル協調方法の過程の例を示すフローチャートであり、 本開示の実施例による無線通信システムにおける方法の過程の例を示すフローチャートであり、 本開示の実施例において適用可能な情報処理デバイスとするパーソナルコンピュータの例の構造のブロック図であり、 本開示の技術を適用できる進化型基地局(eNB)の概略配置の第一の例を示すブロック図であり、 本開示の技術を適用できるeNBの概略配置の第二の例を示すブロック図であり、 本開示の技術を適用できるスマートフォンの概略配置の例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の例示的な実施例を説明する。明確と簡潔のために、明細書において、実際の実施形態の全ての特徴を説明してはない。しかしながら、開発者の具体的な目標を実現するように、いずれのこのような実際の実施例を開発する過程で多くの実施形態に特定される決定をしなければならず、例えば、システム及び業務に関するなんらかの制限条件に適合することであり、これらの制限条件は実施形態の相違によって変化する可能性があることを理解すべきである。なお、開発作業が非常に複雑で、工夫をかかるものであるかもしれないが、本開示内容から益を得る当業者にとっては、この開発作業は、単に慣例の任務に過ぎないことをさらに理解すべきである。
なお、ここで、必要ない細部によって本開示を不明瞭にすることを避けるために、図面において本開示による方式と密接に関連するデバイス構造及び/又は処理ステップしか示されておらず、本開示とそれほど関係ない他の細部を省略する。
以下、図1ないし図17を参照して本開示の実施例を詳細に説明する。
なお、マルチシステムの共存には、まずスペクトルの割当方式と使用方式に対するそれぞれの無線アクセス技術の相違を考える必要がある。以下、WI−FIとLTEが共存することを例として説明する。しかしながら、本開示の実施例がこの二種類のシステムが共存する場合に限らず、異なる無線アクセス技術を採用するいずれの二つ又はそれ以上のシステムが共存する場面に適用することができると理解すべきである。例えば、アメリカとヨーロッパでは、ますます多くのバンド、例えば、放送テレビ用のバンド及びレーダー通信用のバンドが解放されてマルチシステムの共有に用いられるため、本開示の技術は、例えば放送テレビシステム又はレーダーシステムで、以下の実施例で説明するWI−FIシステムを替えてLTEシステムと共存する場面、又はその他の複数のリソース割当粒度が対称でないシステムが共存する場面(例えば、細粒度システムとするWI−FIシステムと粗粒度システムとする放送テレビシステムとが共存する場面)に適用してもよい。
まず、図1Aを参照して本開示の実施例による異なる無線アクセス技術のスペクトルの割り当てと使用方式の例を説明する。図1Aは、本開示の実施例による異なる無線アクセス技術のスペクトルの割り当てと使用方式の例を示す説明図である。
図1Aに示すように、WI−FIシステムは、IEEE 802.11b/g規格の場合、2.4GHzバンドで作動し、周波数範囲が2.400〜2.4835GHzであり、全部で83.5M帯域幅であり、14個のサブチャネルに配分され、サブチャネル毎の幅が22MHzであり、隣り合うサブチャネルの中心周波数間隔が5MHzである。隣り合う複数のサブチャネルには周波数の重複(例えば、サブチャネル1とサブチャネル2、3、4、5には、周波数の重複)があり、バンド全体には3つのサブチャネル(1、6、11)のみがお互いに重複せず、互いに干渉しない。一方、図1Bに示すように、IEEE 802.11ac規格の場合、5GHzバンドで作動し、このバンドでサブチャネル毎の幅が20MHzであるとともに、隣り合うサブチャネル同士には重複が存在しない。5GHzバンドの隣り合うサブチャネルの中心周波数間隔をそのサブチャネルの帯域幅と等しく設定する場合、5GHzバンドでの配分方法を2.4GHzバンドの特例とみなすことができる。なお、WI−FIシステムでのチャネル配分方法は、バンド別や、国別にばらつきがあり、ここで、2.4GHzバンドと5GHzバンドを例示し、本方法は他の配分方式に同様に適用される。以下、2.4GHzバンドのWI−FIシステムのみを粗粒度の通信システムとすることを例として説明する。
また、図1Aに示すように、LTEシステムは、エアインタフェースリソース割当での基本単位が物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)である。1つのPRBは、周波数領域で12個の連続サブキャリアを含み、タイムドメインで7つの連続的な通常OFDMシンボル期間を含む。サブキャリア間隔が15kHzであれば、1つの物理リソースブロックPRBは、帯域幅が180kHzであり、期間が0.5msである無線リソースに対応する。
図1Aから分かるように、WI−FIシステムのリソース割当基本単位(即ち、リソース割当粒度)は帯域幅が22MHzであるサブチャネルであり、LTEシステムのリソース割当基本単位は帯域幅が180kHzである時間周波数リソースブロックであり、即ち、2つのシステムのリソース割当基本単位は異なる。これはWI−FIシステムとLTEシステムが無線リソースを占有する方式が異なることに繋がる。具体的には、例えば、WI−FIシステムは、サブチャネルをリソース割当基本単位とするとともに、通信の際には、使用されていない22MHzのサブチャネルの全体を占有して通信を行う必要があり、LTEシステムは、物理リソースブロックをリソース割当基本単位とするとともに、通信の際には、1つの完全な180kHzのPRBのみを占有して通信を行えばよい。一般的には、マルチシステムが共存する場面でスペクトル協調を行う時には、小さいリソース割当粒度を有する無線通信システムの方が、より良いリソース割当柔軟性を有する。
次に、図2を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を説明する。図2は、本開示の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施例によるスペクトル協調装置200は、取得手段202と割当手段204を含むことができる。当該スペクトル協調装置(Spectrum Coordinator、以下、SCとも略称される)200は、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられることができる。以下、各手段の機能構成の例のそれぞれを詳細に説明する。
取得手段202は、共有無線伝送リソースの使用状態を取得するように配置されることができる。
割当手段204は、取得された使用状態に応じて、複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントに対する複数のシステムにおける1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの影響に基づいて、当該通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てるように配置され、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細くてもよい。好ましくは、割当手段204は、さらに、複数のシステムにおける1つのシステムの通信機器からのリソース要求に基づいて、当該通信機器に共有無線伝送リソースを割り当ててもよい。
好ましくは、一例として、1つのシステムは、LTEシステムであり、そのリソース割当粒度が時間周波数リソースブロック(例えば、上記の物理リソースブロックPRB)に基づくものであり、リソースエレメントが、例えばPRBであってもよく、他のシステムは、WI−FIシステム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムのうちの1つの又は複数のシステムであり、WI−FIシステムは、そのリソース割当粒度が予定の帯域幅を有するサブチャネル(例えば、上記の2.4GHzバンドの22MHz帯域幅を有するサブチャネル)に基づくものであり、リソースエレメントが、例えばサブチャネルであってもよい。ここで、LTEシステムとWI−FIシステムの共存を例として本開示の技術を説明したが、本開示はこれに限らず、明らかに、本開示の技術は、他の2つ又はそれ以上のシステムが共存する場合に適用されることができることを理解すべきである。
また、WI−FIシステムとLTEシステムの共有スペクトルに対して、以下、LAAスペクトルとも略称されることができ、LTEシステムにおけるLAA技術をサポートするデバイスがLAAデバイスとも略称されることができる。さらに、なお、当該例において、LAAスペクトルは、WI−FIシステムが当該スペクトルリソースに対して高い使用優先レベルを有するので、リソースを実際に割り当てる時には、LAAスペクトルに対するWI−FIシステムの使用の保証を優先すべきである。ただし、これは例示に過ぎず、本開示の技術は、スペクトルリソースに対する使用優先レベルにばらつきのない複数のシステムが共存する場面に適用されてもよく、この場合、同じく、粗いリソース割当粒度を有するシステムのリソース可用性に対するより細いリソース割当粒度を有するシステムの影響に基づいて、共有スペクトルリソースを割り当てることができる。
好ましくは、取得手段202は、情報交換、スペクトル感知、及びブロードキャストクエリのうちの少なくとも1つの方式によって使用状態を取得するように配置されることができる。以下、取得手段202が如何にLAAスペクトルに対するWI−FIデバイスとLAAデバイスとの使用状態を取得するかをそれぞれ詳しく説明する。
具体的には、取得手段202は、以下のような方式によってLAAスペクトルに対するWI−FIデバイスの使用状態を取得するように配置されることができる。即ち、(1)1つの方式は、SC200とWI−FIのスペクトル管理データベースが情報交換を行うものであり(例えば、両者がバックホール(backhaul)によって相互接続される)、当該スペクトル管理データベースには、異なる地理的位置のWI−FIデバイスのリアルタイムスペクトル使用状況が含まれ、地理的位置情報によって対応するスペクトル使用状況を問い合わせすることができる;(2)もう1つの方式は、SC200自体がスペクトル感知機能を有することによって、取得手段202がスペクトル感知によって、LAAバンドがWI−FIデバイスにより占有されたか否かを検出することができ、さらに、SC200に配置されるスペクトル感知器が目標管理領域内に分布してもよく、これにより、取得手段202はこれらのスペクトル感知器によって、各スペクトル感知器周囲のLAAスペクトルがWI−FIデバイスにより占有されたことを取得することができる;(3)さらに別の方式は、SC200が状態情報を送信することでブロードキャストを問い合わせすることができるものであり、WI−FIデバイスはクエリ情報を受信した後に、自身のLAAスペクトル使用状態をフィードバックすることができ、例えば端末ユーザーにマルチモードチップが配置されたことによって、異なる無線技術の情報交換をサポートすることができる。なお、仮想化技術(例えば、仮想機能ネットワーク(Virtual Functional Network、VFN))の発展に従って、共有する仮想化プラットフォームを使用して異なる無線アクセス技術同士の情報交換を実現してもよい。
また、取得手段202は、以下のような方式によってLAAスペクトルに対するLAAデバイスの使用状態を取得するように配置されることができる。(1)1つの方式は、情報交換であり、即ち、SC200がLAAバンドに対するLAA設備の使用状態をメンテナンスするように、LAAデバイスが使用スペクトルと釈放解放スペクトルの情報をSC200に報告し、LTEのUuインタフェースシグナリングを利用して、例えば物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって情報交換を行う;(2)同様に、上記のようなスペクトル感知方法によって、LAAスペクトルがLAAデバイスに占有されたことを取得してもよい。
より精確的にスペクトルリソース割当を実現するために、ここで取得された使用状態には、LAAスペクトルのうちのどのバンドが占有されたかのことだけではなく、これらのバンドを占有するデバイスのタイプ(即ち、WI−FIデバイスであるかそれともLAAデバイスであるか)に含まれてもよい。なお、LAAスペクトルがLAAデバイスに占有された場合には、当該使用状態にはLAAスペクトルを占有するLAAデバイスの数がさらに含まれてもよい。LAAデバイスは、LAAスペクトルの同じリソースブロックを共有することができ、これらの共有する情況には、同一の団地からの携帯電話加入者とD2D(device to device、デバイスからデバイス)ユーザーの間で共有すること、異なる団地からの携帯電話加入者とD2Dユーザーの各種の組合の間で共有すること、又は異なるサービスプロバイダからの携帯電話加入者とD2Dユーザーの各種の組合の間で共有することなどが含まれる。
LTEにおける通信機器(即ち、LAAデバイス)のSC200へのリソース要求は、その自身のQoS(サービス品質)需要によって限定されることができ、業務量需要、地理的位置情報、及びリソース使用優先レベルのうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。例えば、LAAデバイスは、リソース要求に業務量需要を含ませて、SC200に利用可能なスペクトルの数を要求することができ、LAAデバイスは、リソース要求にその地理的位置情報を含ませて、精度がより高い利用可能なスペクトル情報を得ることができ、また、さらに利用可能なスペクトルで選別することを望むと、LAAデバイスは、そのリソース要求にリソース使用優先レベル情報(例えば、スペクトルシーケンス要求)を付加させることで、SC200が優先レベルの高さによって利用可能なスペクトルをソートするとともに、利用可能なスペクトルシーケンスをLAAデバイスに通知することができる。なお、当該リソース要求は、感知スペクトル要求であってもよく、この場合、SC200が例えばLAAデバイスに感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを割り当てることによって、LAAデバイスで割り当てられた感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスのうちの各PRBが占有されたか否かを感知することができる。
LAAスペクトルの総量は一定であることから、LAAデバイスの占有するスペクトルが多いほど、WI−FIデバイスの利用可能なスペクトルが少なくなる。よって、LAAデバイスに利用可能なスペクトルリソースを割り当てる場合、LAAデバイスの占有するLAAスペクトルの総量及び分布を制限することによって、未来のWI−FIデバイスへの影響を減らすことができる。これは、当該適用場面では、LAAスペクトルに対するWI−FIデバイスの使用及びLTEシステムにおけるリソース割当の柔軟性を優先的に保証しなければならないからである。また、WI−FIデバイスが、リソースを実際に使用する時には、完全なサブチャネルの全体を占有する必要があるため、LAAデバイスの占有するスペクトルの数が同じであっても、分布が異なれば、WI−FIデバイスの利用可能なスペクトルの数へ影響を与える。図3(a)ないし図3(c)が本開示の実施例による共有無線伝送リソース(即ち、LAAスペクトル)の異なるリソース割当状態の例を示す説明図である。図3(a)〜図3(c)に示すように、1つの灰色のボックスが1つのPRBを示すことを想定すると、同様にLAAデバイスに割り当てられた3つのPRBがある。図3(a)において、3つのPRBが連続的に配列されてLAAスペクトルを占有し、WI−FIデバイスのサブチャネル1のスペクトル(点線で示す)を占有したが、サブチャネル2と3のスペクトルは占有されていないため、WI−FIデバイスに使用されることができる。図3(b)において、3つのPRBがWI−FIデバイスのサブチャネル1、2のスペクトルを占有したため、サブチャネル3のみがWI−FIデバイスに使用されることができる。図3(c)において、3つのPRBがWI−FIデバイスのサブチャネル1、2、3のスペクトルをそれぞれ占有したため、WI−FIデバイスに使用可能なサブチャネルはない。
従って、上記に基づいて、LAAデバイスに利用可能なスペクトルを選択する前提の一つは、WI−FIデバイスが利用可能なリソースを予備することである。そのため、好ましくは、割当手段204は、さらに、他のシステムの利用可能なリソースエレメントと占有済みのリソースエレメントとの数の和が、他のシステムが予備のリソースエレメントの数以上となるように、割当待ちのリソースエレメントから通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。
なお、上記したように、LAAスペクトルに対するWI−FIシステムの高い使用優先レベル、WI−FIデバイスに利用可能なリソースを予備することが必要となるのは、主に2つのシステムがリソース割当粒度での不対称によるリソース割当の不公平からであり、WI−FIシステムの場合、伝送に成功するには、粒度が粗いサブチャネルを独占する必要があり、その伝送する最大な占有時間に達すると、当該サブチャネルを空けて、新たに割り当てることが可能であり、LTEシステムの場合、細い粒度のリソースブロックを採用して割り当て、リソースブロック毎に最大時間を設定して、リソースブロックが空けて新たに割り当てられる機会を持たせるにもかかわらず、1つのサブチャネルのうちの対応する全てのリソースブロックが、いずれの時点でも少なくとも1つのリソースブロックがLAAデバイスに占有される状況がある可能性があり、即ち当該サブチャネルが常にLAAデバイスに部分的に又は全部占有され、これにより、サブチャネルの全体が完全に空けてWI−FIデバイスに割り当てることができない。本発明はこの課題を解決した。同一の通信スペクトルに対して、粗粒度と細粒度のシステムに使用される時には、細粒度の使用数が粗粒度の使用数より大きく、例えば1つのガラス空き瓶に対して、粗粒度であるのは棗であり、細粒度であるのは粟であり、同一のガラス空き瓶で積載できる粟の数が棗の数より大きいと理解される。粗粒度のシステムのリソースエレメント毎に対応する細粒度システムのリソースエレメントの数が多いほど、それに影響される可能性が大きくなるため、2つのシステムのリソース割当粒度の相違が大きいほど、本発明がスペクトル利用率を高めることと、システム同士のリソース割当の公平性を保証する効果がよくなる。具体的には、WI−FIデバイスが予備する利用可能なサブチャネル数がNresであることを想定すると、当該予備することを満たすとともに、WI−FIサブチャネルに対する影響が小さい順及びLAAデバイスの性能が低い順に従って利用可能なバンドを選択してLAAデバイスに割り当てることができる。なお、予備する利用可能なサブチャネルの数であるNresは、動的に変化してもよい。例えば、一日中の異なる時間帯と異なる位置で、WI−FIデバイスの平均到達量が変化するため、そのアクセス率を保証するように、この変化に応じてWI−FIデバイスに対して利用可能なリソースを予備することができる。
WI−FIサブチャネルに対する影響及びLAAデバイスに占有されたか否かによって、LAAスペクトルを以下のような3つの種類に分けることができる。すなわち、
アイドルバンド(idle frequency band)であり、LAAデバイスに占有されると、WI−FIサブチャネルに対する影響を増加することはない第一種類、
アイドルバンドであり、LAAデバイスに占有されると、WI−FIサブチャネルに対する影響を増加する第二種類、及び、
LAAデバイスに占有されたバンドであり、WI−FIサブチャネルに対する影響を増加することがないが、LAAデバイス同士のリソース再使用を支持する必要があるとともに干渉制御を行う必要がある第三種類である。
本開示の実施例において、主に以上のような3つのタイプのLAAスペクトルを検討したが、LAAスペクトルには、第四種類であるWI−FIデバイスに占有されたが全部使用されているのではなく、他のデバイスのアクセスを許可するバンドがさらに含まれていてもよい。LAAデバイスにこの種類のバンドを割り当てる時には、WI−FIサブチャネルに対する影響が増加することはないが、LAAデバイスが当該リソースを使用する権限を与えられたか否か、及び権限を与えられた当該リソースを使用する原則を考える必要がある。
以上のように配分されたLAAスペクトルの種類から分かるように、第一種類のリソースの優先レベルが最も高く、それがWI−FIサブチャネルに対する影響を増加することはなく、デバイス同士の干渉が存在しない。WI−FIサブチャネルに対する影響から見ると、第二種類のリソースの優先レベルが最も低い。さらに、使用効率から見ると、第三種類のリソースの優先レベルが最も低い。これらの3つの種類のリソースを実際に選択する時には、実際的な需要及びLAAデバイスからのリソース要求を組み合わせて総合的に考える必要がある。
説明の便宜上、本開示でLTEシステムとWI−FIシステムとを有する例示場面を説明し、WI−FIシステムのリソース割当粒度がLTEシステムのリソース割当粒度より大きい。しかしながら、同時に、それに、その他のシステム、例えば放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムが含まれることも許可し、2つのシステムが共存する時には、2つのシステムの間のリソース割当粒度の精密程度を考える必要があり、3つのシステム又はより多くのシステムが共存する時には、リソース割当粒度をソートして、順位によって相応な選択と割当を行う必要がある。
なお、実施において、あるシステムが、共有リソースに対する優先使用権を有してもよく、即ち、そのリソース割当粒度を考えると同時に、共有リソースに対するこのシステムの優先使用権によって当該共有リソースを優先に使用することができる。
図1Aに示すように、WI−FIサブチャネルの出発点と終点が逐次にLAAスペクトルをいくつかのバンドに配分し、ユニットバンド(5MHz)と称され、WI−FIサブチャネルに対する同一のユニットバンドのうちのリソースの影響は同じである。そのため、以上の3つの種類は、さらに、
アイドルバンドであり、あるLAAデバイスに占有されたバンドと同じユニットバンドにある第一種類、
アイドルユニットバンドである第二種類、及び、
既にLAAユーザーに占有されているバンドである第三種類のように示されてもよい。
割当手段204が、以下のような条件を満たす限り、この3つの種類のリソースを任意的に組み合わせるようにLAAデバイスに割り当てることができる。即ち、
第一種類において、LAAデバイスのQoS需要に応じて、十分な利用可能なスペクトルを選択してLAAデバイスに割り当てること、
第二種類において、この種類のリソースがWI−FIサブチャネルに対する影響を新たに増加するため、選択した後に残っている利用可能なWI−FIサブチャネルの数と既にWI−FIに占有されているサブチャネルの数の和がNres以上であることを保証する必要があること、及び、
第三種類において、LAAデバイス同士のリソース再使用をサポートすれば、この種類のリソースを選択して新たなLAAデバイスに割り当てることができるが、干渉制御が必要であることである。
好ましくは、割当手段204が、さらに、他のシステムのリソースとの使用衝突を減らすように、他のシステムのリソースの使用習慣に応じて通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。好ましい例として、割当手段204が他のシステムの占有確率の低いリソースを優先的に通信機器に割り当てる。
具体的には、LAAデバイスに利用可能なスペクトルシーケンス(即ち、当該利用可能なスペクトルシーケンスは使用優先レベルに従って配列されたものである)を割り当てると、WI−FIデバイスがLAAスペクトルを占有する状態とそのリソース使用習慣(例えば常にいくつかのサブチャネルを占有する、又は、通常にいくつかのサブチャネルを使用しない)を考えて、衝突確率を減らすことができる。これによって、上記3つのタイプをさらに制約し、こうして選択されたスペクトルユニット(即ちリソースエレメント、例えばPRB)が順位に従えば利用可能なスペクトルシーケンスを形成する。即ち、
まず、上記3つの種類のリソースに従ってリソースを逐次に選択することができるが、一種のリソースが存在しない又は選択が終わってもLAAデバイスの需要に満たしていない場合に限り、次の種類をさらに選択すること、
第二種類において、ユニットバンドがWI−FIサブチャネルに影響する数が小さい順となるようにソートし、この順位に従ってLAAデバイスに利用可能なスペクトルを割り当てることができること、及び、
第三種類において、上記のようにして既に存在するLAAデバイスの数が小さい順となるようにスペクトルユニット(例えばPRB)をソートし、この順位に従ってLAAデバイスに利用可能なスペクトルを割り当てることである。
なお、WI−FIデバイスに占有される確率の低いバンドを優先的に選択して、WI−FIデバイスのためにリソース解放を行うのに必要となるオーバーヘッドを減らすことができる。
なお、LTEシステムの割当待ちのリソースエレメントと同一のサブチャネル内(より具体的には、例えば同一のユニットバンド内)にある占有済みのリソースエレメントも、リソース割当に影響すると理解される。そのため、好ましくは、割当手段204は、さらに、割当待ちのリソースエレメントとともに他のシステムの同一のリソースエレメントに対応する、1つのシステムの占有済みのリソースエレメントの使用状況に応じて、割当待ちのリソースエレメントから通信機器にリソースを割り当てるように配置されてもよい。
具体的には、一例として、WI−FIシステムのサブチャネル1には、LTEシステムの割当待ちのリソースエレメントPRB1と占有済みのリソースエレメントPRB2が含まれており、WI−FIシステムのサブチャネル2には、LTEシステムの割当待ちのリソースエレメントPRB3と占有済みのリソースエレメントPRB4が含まれていると想定する。WI−FIデバイスが、実際に使用する時にはサブチャネル全体を占有する必要があるため、WI−FI利用可能なサブチャネルに対する割り当てられたリソースの影響に応じて、割当待ちのリソースエレメントPRB1とPRB3からLAAデバイスに割り当てるリソースを選択する時には、占有済みのリソースエレメントPRB2とPRB4の使用状況をさらに考える必要がある。例えば、PRB2が長い時間で占有され、その使用期限がもうすぐ満期になり、PRB4が占有された時間が短く、その残り使用時間がまだ長いと想定すると、割り当てる時にはPRB3を優先的に選択してLAAデバイスに割り当てることができる。それと反対に、PRB1を選択すると、本来はサブチャネル1のリソースがすぐに解放されてWI−FIデバイスに使用されるはずだが、この時サブチャネル1が引き続き占有されてWI−FIデバイスに使用されることができなくなり、PRB3を選択する場合に比べて将来にWI−FIサブチャネルに対する影響を増加する。
さらに好ましくは、割当手段204が、1つのシステムの占有済みのリソースエレメントの使用期限に応じて、通信機器に割り当てるリソースの使用期限を特定するように配置されてもよい。
具体的には、例えば、ある部分のLAAバンドが常にLAAデバイスに占有されることによって、WI−FIデバイスがLAAバンドを使用する優先性に影響すること及びリソース使用の公平性を両立するために、LAAバンドを占有するLAAデバイスに使用期限を定義する必要がある。なお、使用期限の定義は、WI−FIに対してリソースを解放する効果的な制御方法をさらに提供し、LAAデバイスは、使用期限が満期になる時に、占有したリソースを自動的に解放することで、シグナリングオーバーヘッドを減らすことができる。当該使用期限は、ある予め設定された固定値Tmaxであってもよく、LAAデバイスの占有状況に応じて動的に選択してもよい。
例えば、あるユニットバンドは、現在PRBが部分的にいくつかのLAAデバイスに占有されており、これらのPRBの全ての最大残り使用時間が
Figure 2018518088
であり、当該ユニットバンドが解放されると影響されるWI−FIサブチャネル数を減らすことが可能になり、当該ユニットバンドのうちの他の利用可能なPRBが現在で他のLAAデバイスに割り当てられる最大利用可能な時間(即ち、使用期限)が
Figure 2018518088
に設定されることができるため、LAAデバイスが設定された使用期限でLAAスペクトルを占有することになる。
次に、図4を参照して本開示の別の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を説明する。図4は、本開示の別の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図4に示すように、当該実施例によるスペクトル協調装置400は、取得手段402、リソース配分手段404、及び割当手段406を含むことができる。ただし、取得手段402と割当手段406の機能構成の例は以上で図2を参照して説明した取得手段202と割当手段204の機能構成の例と基本的に同じであり、ここでは重複的に説明しない。以下、リソース配分手段404の機能構成の例のみを詳しく説明する。
リソース配分手段404は、他のシステムのリソース可用性に対する1つのシステムの影響に基づいて、共有無線伝送リソースを配分するように配置されてもよく、これにより、割当手段406は、さらに、共有無線伝送リソースの配分に応じて、通信機器にリソースを割り当てるように配置されることができる。
スペクトル配分の目標は、他のシステムのスペクトル可用性に対する1つのシステムの影響をできるだけ減らすことである。いわゆる可用性とは、割当可能なリソースエレメントの数として述べることができる。具体的には、スペクトル配分の策略は、1つのシステムのいずれかのリソースエレメントが当該システムのデバイスに占有された時には、他のシステムの利用可能なリソースエレメントの数が最大になることを保証する必要がある。
好ましくは、一例として、リソース配分手段404は、1つのシステムのリソースエレメントを他のシステムのリソースエレメントと一致させるように共有無線伝送リソースを配分することができ、これにより、他のシステムのリソース可用性に対する1つのシステムの影響を減らす。
図1Aに示すように、WI−FIシステムとLTEシステムが共存する場面では、一致の結果が、WI−FIの隣り合うチャネルの中間周波数間隔である5MHzをLTEの連続的な25個のPRBに配分することである。こうして、続くリソース割当を行う時には、WI−FIシステムのリソース可用性に対するLTEシステムの影響をできるだけ減らすことができる。
なお、上記スペクトル協調装置が1つのシステムの基地局で実現することができる。具体的には、スペクトル協調装置がLTEシステムにおけるeNB(進化型基地局)で実現することができる。上記のWI−FIシステムと放送テレビシステムが共存する場面では、スペクトル協調装置が例えばETSI RRS規格でWI−FIシステムに利用可能なテレビバンドリソースを提供する地理的位置データベース(Geolocation Data base)として実現されることができる。次に、図5を参照して当該場合でのスペクトル協調装置の機能構成の例を説明する。
図5は、本開示の別の実施例によるスペクトル協調装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図5に示すように、当該実施例によるスペクトル協調装置500は取得手段502、受信手段504、割当手段506、及び通知手段508を含むことができる。ただし、取得手段502と割当手段506の機能構成の例は以上で図2を参照して説明した取得手段202と割当手段204の機能構成の例と基本的に同じであり、ここで重複的に説明しない。以下、受信手段504と通知手段508の機能構成の例のみを詳しく説明する。
受信手段504は、1つのシステムの通信機器からのリソース要求を受信するように配置されることができる。好ましくは、受信手段504は、スペクトル協調装置500が例えばLAAスペクトルに対するLAAデバイスの使用状態を更新及びメンテナンスするように、1つのシステムの通信機器が割り当てられたリソースで選択して使用するリソースに関する情報をさらに受信してもよい。
通知手段508は、割り当てられたリソース(例えば、利用可能なリソース集合もしくは利用可能なリソースシーケンス、又は感知スペクトル集合もしくは感知スペクトルシーケンス)を通信機器に通知するように配置されることができる。なお、好ましくは、通知手段508がさらに、以上で特定された使用期限を通知デバイスに通知してもよく、これにより、通信機器が当該使用期限で割り当てられたリソースから選択されたスペクトルリソースを使用して通信を行うことができる。
図6は、本開示の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図6に示すように、本実施例による装置600は、要求手段602、受信手段604、及び選択手段606を含む。以下、それぞれの手段の機能構成の例を詳しく説明する。
要求手段602は、上記スペクトル協調装置へリソース要求を送信するように配置されることができる。上記のように、当該リソース要求には、業務量需要、地理的位置情報、及びリソース使用優先レベルのうちの少なくとも1つが含まれてもよい。当該スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する当該無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するためのものである。
受信手段604は、リソース要求に応答してスペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信するように配置されることができる。割り当てられたリソースは、スペクトル協調装置が複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントに対する無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの影響に基づいて割り当てたものであり、当該無線通信システムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い。好ましくは、当該無線通信システムがLTEシステムであり、そのリソース割当粒度が時間周波数リソースブロック(例えば、上記の物理リソースブロックPRB)に基づくものであってもよく、他のシステムがWI−FIシステム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムのうちの1つ又は複数のシステムであり、WI−FIシステムにとって、そのリソース割当粒度が予定の帯域幅を有するサブチャネルに基づくものであってもよい。
受信手段604は、上記スペクトル協調装置からの割り当てられたリソースの使用期限をさらに受信することが好ましい。
選択手段606は、サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置されることができる。具体的には、例えば、選択手段606は、QoS需要に応じて割り当てられたスペクトルリソース集合からランダムに使用すべきリソースを選択し、又は割り当てられたスペクトルシーケンスから使用するリソースを順番に選択するように配置されることができる。
なお、装置600はLTEシステムにおけるユーザーデバイスに位置してもよく、又は団地の基地局又は他のインフラに位置してもよく、本開示はこれを制限しない。
図7は、本開示の別の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図7に示すように、当該実施例による装置700は、要求手段702、受信手段704、選択手段706、及び通知手段708を含むことができる。ただし、要求手段702、受信手段704、及び選択手段706の機能構成の例と以上で図6を参照して説明する要求手段602、受信手段604、及び選択手段606の機能構成の例は、基本的に同じであり、ここで重複的に説明しない。以下、通知手段708の機能構成の例のみを詳しく説明する。
通知手段708は、選択手段706によって選択された使用するリソースに関する情報をスペクトル協調装置に通知するように配置されて、スペクトル協調装置が例えばLAAスペクトルに対するLAAデバイスの使用状態を更新およびメンテナンスすることができる。
なお、上記リソース要求がスペクトル感知要求であってもよく、これにより、スペクトル協調装置が受信したスペクトル感知要求に応じて感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを割り当てる。図8を参照して当該場合での無線通信システムにおける装置の機能構成の例を説明する。
図8は、本開示の実施例による無線通信システムにおける装置の機能構成の例を示すブロック図である。
図8に示すように、本実施例による装置800は、要求手段802、受信手段804、感知手段806、及び選択手段808を含むことができる。ただし、要求手段802、受信手段804、及び選択手段808の機能構成の例は以上で図6を参照して説明する要求手段602、受信手段604、及び選択手段606の機能構成の例と基本的に同じであり、ここでは重複的に説明しない。以下、感知手段806の機能構成の例のみを詳しく説明する。
感知手段806は、割り当てられたリソースを感知するように配置されることができる。具体的には、感知スペクトル集合に対しては、感知手段806がランダム順に感知することができ、感知スペクトルシーケンスに対しては、感知手段806が当該シーケンスの順に逐次に感知して自身の実際QoS需要に応じて当該リソースを占有することが可能か否かを特定することができ、上記第一種類と第二種類のリソースに対しては、スペクトル感知を通じてそれで他のユーザーがないと確認すれば、LAAデバイスに占有されることができると特定し、第三種類リソースに対しては、スペクトル感知を通じて、要求を発信するLAAデバイスに対する当該種類リソースで既に存在するLAAデバイスの干渉が許容できる範囲内にあるか否かを確認して、当該リソースを占有するか否かを特定することができる。
選択手段808は、さらに、感知結果に応じてQoS需要を組み合わせて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置されることができる。
なお、以上で本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置の機能構成の例を説明したが、これは単なる例示なものであり、制限するものではなく、当業者が本開示の原理に基づいて以上の実施例を改正することができ、例えば各実施例における機能モジュールに対して付加、削除及び/又は組合等を行うことができ、このような改正はともに本開示の範囲に入る。
上記で説明した装置の実施例に対応して、図9〜図11を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの例を説明する。なお、以下で説明する実施例において、SCとLAAデバイスの間の交換を例として説明するが、本開示はこれに限らず、LTEシステム以外の他のシステムにおける通信機器でLAAデバイスを替えてもよい。
図9は、本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの第一例を示すフローチャートである。
図9の例において、SCはeNB内にある1つの機能モジュールであり、SCとLAAデバイスの間のシグナリング交換が例えばLTE Uuインターフェースを使用することができる。
図9に示すように、まず、ステップ(1)では、SCが以上のようにLAAスペクトルの使用状態を取得する。次に、ステップ(2)では、LAAデバイスがSCへ利用可能なリソース要求を送信し、当該要求はPUCCHを使用して伝送することができる。ステップ(3)では、SCが、以上のように説明する方式でLAAデバイスに利用可能なスペクトル集合又は利用可能なスペクトルシーケンスを割り当て、ステップ(4)では、LAAデバイスに割り当てられた利用可能なスペクトル集合又は利用可能なスペクトルシーケンス及び各PRBの使用期限を通知するように、利用可能なリソース応答をLAAデバイスに送信し、当該応答はPDCCHを使用して伝送することができる。次に、ステップ(5)では、LAAデバイスが実際QoS需要に応じて利用可能なスペクトル集合又はシーケンスから使用するスペクトルリソースを選択し、ステップ(6)では、SCがLAAスペクトルに対するLAAデバイスの使用状態を更新及びメンテナンスするように、選択して使用されたスペクトルリソースの情報をSCに報告し、当該報告はPUCCHを使用して伝送することができる。最後に、ステップ(7)では、LAAデバイスが選択されたスペクトルリソースを使用して規定された使用期限で通信を行う。
次に、図10を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの第二の例を説明する。図10は、本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの第二の例を示すフローチャートである。
図10の例において、SCがeNB内にある1つの機能モジュールであり、SCとLAAデバイスの間のシグナリング交換が例えばLTE Uuインターフェースを使用することができる。
図10に示すようなシグナリング交換の流れと図9に示すようなシグナリング交換の流れは基本的に同じであり、相違するところは、ステップ(2)では、LAAデバイスがSCへ感知スペクトル要求を送信して、ステップ(3)では、SCがLAAデバイスに感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを割り当て、そして、ステップ(4)では、感知スペクトル応答をLAAデバイスに送信することで、LAAデバイスがステップ(5)でQoS需要を組み合わせて当該感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを感知して使用するスペクトルリソースを選択することのみである。その他のステップでの処理は図9における相応するステップでの処理と基本的に同じであり、ここでは重複しない。
次に、図11を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの第三の例を説明する。図11は、本開示の実施例によるスペクトル協調装置と無線通信システムにおける装置同士のシグナリング交換の流れの第三の例を示すフローチャートである。
図11の例において、SCが複数のeNBでのLAAデバイスを制御するように、コアネットワーク(例えば、コアパケットネットワーク進化(Evolved Packet Core、EPC))又はより高いクラウドにある。SCとeNBとの間はS1インターフェースによって情報を交換し、eNBとLAAデバイスとの間はUuインターフェースによって情報を交換する。
図11に示すように、まず、ステップ(1)では、SCがLAAスペクトル使用状態を取得する。次に、ステップ(2)では、LAAデバイスがeNBへスペクトル感知要求を送信し、PUCCHを使用して当該要求を伝送することができる。ステップ(3)では、eNBが複数のLAAデバイスのスペクトル感知要求を整合し、即ち、予定の時間毎にLAAデバイスのスペクトル感知要求をSCに送信するので、このスペクトル割当方式はセミスタティックなものであると考えてもよい。次に、ステップ(4)では、eNBがS1インターフェースによって整合されたスペクトル感知要求をSCに送信する。ステップ(5)では、SCが当該要求に応じて上記の方式で感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを割り当て、ステップ(6)では、割り当てられた感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンス、及び各PRBの使用期限をeNBに通知するように、S1インターフェースによってeNBへ感知スペクトル応答を送信する。ステップ(7)では、eNBがさらに感知スペクトル集合又は感知スペクトルシーケンスを各LAAデバイスに割り当て、ステップ(8)では感知スペクトル応答によって割当結果を各LAAデバイスに送信し、当該感知スペクトル応答はPDCCHを使用して伝送することができる。次に、ステップ(9)では、LAAデバイスがランダム順に、又は感知スペクトルシーケンスの順に感知スペクトル集合を感知して、自身の実際QoS需要に応じて使用するスペクトルを選択し、そして、ステップ(10)ではeNBへその選択されたスペクトル情報を報告し、当該スペクトル情報はPUCCHを使用して伝送することができる。ステップ(11)では、LAAデバイスが選択されたスペクトルリソースを占有して使用期限で通信する。eNBは、ステップ(12)で各LAAデバイスによって報告されたスペクトル情報を整合し、ステップ(13)でSCによってLAAスペクトルに対するLAAデバイスの使用状態を更新及びメンテナンスするように、S1インターフェースによって整合された情報をSCに通知する。
なお、上記ステップ(3)と(12)でのeNBの整合操作が選択的なものであり、eNBがこれらの情報を整合することがなく、LAAデバイスからの情報を受信した後に直接的にSCに報告してもよい。
なお、さらに、S1インターフェースの情報交換の時間遅延が長いことを考えて、eNBがSCへ感知スペクトルを申請する頻度を低減してもよい。即ち、そのシステム容量とユーザー業務量に応じてSCへ1つのスペクトルを申請して長い時間を占有し、そして当該時間内でそのLAAデバイスに当該バンドにおけるスペクトルを割り当てることのみを感知及び使用し、次の周期で新たなバンドと使用時限を新たに申請する。
なお、以上で図11を参照してSCがLAAデバイスに感知スペクトル集合又はシーケンスを割り当てる場合を説明したが、図11を参照して説明したシグナリング交換の流れが、SCが直接的にLAAデバイスに利用可能なスペクトル集合又はシーケンスを割り当てる場合にも適用され、ここでは重複的に説明しない。
なお、以上で図9〜図11を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調装置とLAAデバイスの間のシグナリング交換の流れの例を説明したが、本開示はこれに限らず、当業者が、本開示の原理に基づいて上記の流れを改正してもよいと理解されるべきである。
本開示の実施例による装置と対応して、本開示には、スペクトル協調方法がさらに提供される。以下、図12を参照して本開示の実施例によるスペクトル協調方法の過程の例を説明する。図12は、本開示の実施例によるスペクトル協調方法の過程の例を示すフローチャートである。
図12に示すように、本実施例によるスペクトル協調方法1200は取得ステップS1202と割当ステップS1204を含むことができる。
取得ステップS1202では、共有無線伝送リソースの使用状態を取得することができる。
次に、割当ステップS1204では、使用状態に応じて、複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントに対する1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの影響に基づいて通信機器に共有無線伝送リソースを割り当てることができ、1つのシステムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い。好ましくは、1つのシステムがLTEシステムであってもよく、他のシステムがWI−FIシステム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムにおける1つ又は複数のシステムであってもよい。具体的なリソース割当過程は以上の装置実施例における相応な場所の説明を参照すればよく、ここでは重複しない。
図13は、本開示の実施例による無線通信システムにおける方法の過程の例を示すフローチャートである。
図13に示すように、本実施例による方法1300は、要求ステップS1302、受信ステップS1304、及び選択ステップS1306を含むことができる。
まず、要求ステップS1302では、上記スペクトル協調装置にリソース要求を送信することができる。スペクトル協調装置は共有無線伝送リソースに対する無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するために用いられる。
次に、受信ステップS1304では、リソース要求に応答してスペクトル協調装置が割り当てたリソースを受信する。割り当てられたリソースは、スペクトル協調装置が複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントに対する無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの影響に基づいて割り当てたものであり、当該無線通信システムのリソース割当粒度が他のシステムのリソース割当粒度より細い。
そして、選択ステップS1306では、サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択する。
より詳細的な処理過程は、以上の装置実施例における相応な場所の説明を参照すればよく、ここでは重複しない。
なお、以上で本開示の実施例によるスペクトル協調方法と無線通信システムにおける方法の過程の例を説明したが、これは単なる例示なものであり、制限するものではなく、当業者が本開示の原理に基づいて以上の実施例を改正することができ、例えば各実施例におけるステップに対して付加、削除と/又は組合等を行うことができ、このような改正はともに本開示の範囲に入る。
なお、さらに、ここの方法実施例は上記装置実施例に対応するので、方法実施例では詳しく説明しなかった内容は、装置実施例における相応な場所の説明を参照すればよく、ここでは重複的に説明しない。
なお、本開示の実施例によれば、電子機器をさらに提供し、当該電子機器は1つ又は複数のプロセッサを含むことができ、プロセッサは上記の本開示の実施例によるスペクトル協調方法と無線通信システムにおける方法を実行するように配置されることができる。
なお、本開示の実施例による記憶媒体とプログラム製品における機器の実行可能な指令は、さらに、上記装置実施例に対応する方法を実行するように配置されることができるため、ここで詳しく説明しなかった内容は、以前の相応な場所の説明を参照すればよく、ここでは重複的に説明しない。
それに応じて、上記の機器の実行可能な指令を含むプログラム製品を記憶するための記憶媒体も本発明の開示に含まれている。当該記憶媒体は、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティック等を含むが、これらに限らない。
また、なお、上記一連の処理と装置がソフト及び/又はファームウェアによって実現してもよい。ソフト及び/又はファームウェアによって実現する場合には、記憶媒体又はネットワークから、専用のハードウェアアーキテクチャを有するコンピュータ、例えば、図14に示すような一般のパーソナルコンピュータ1400に当該ソフトを構成するプログラムをインストールし、当該コンピュータは、各種のプログラムをインストールした場合、各種の機能等を実行することができる。
図14では、中央処理装置(CPU)1401は、リードオンリーメモリ(ROM)1402に記憶されるプログラム又は記憶部1408からランダムアクセスメモリ(RAM)1403にロードされるプログラムによって、各種の処理を実行する。RAM1403にも、必要に応じて、CPU1401が各種の処理を実行する時に必要とするデータを記憶する。
CPU1401、ROM1402とRAM1403は、バス1404を介して互いに接続する。入力/出力インターフェース1405もバス1404に接続される。
キーボード、マウス等を含む入力部1406、例えばブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等のディスプレイと、スピーカー等とを含む出力部1407、ハードディスク等を含む記憶部1408、及び、例えばLANカードというネットワークインターフェースカード、モデム等を含む通信部1409が入力/出力インターフェース1405に接続される。通信部1409は、インターネット等のネットワークを介して通信処理を実行する。
必要に応じて、ドライバー1410も入力/出力インターフェース1405に接続される。例えばディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等のリムーバブルメディア1411は、必要に応じてドライバー1410にインストールされることで、それから読み出されたコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1408にインストールされる。
ソフトによって上記一連の処理を実現する場合には、インターネットのようなネットワーク又はリムーバブルメディア1411のような記憶媒体からソフトを構成するプログラムをインストールする。
当業者は、このような記憶媒体は、図14に示すようなプログラムが記憶されて、ユーザーにプログラムを提供するように、デバイスと離れて配布するリムーバブルメディア1411に限らないことを理解すべきである。リムーバブルメディア1411の例には、ディスク(フロッピーディスクを含む(登録商標))、光ディスク(コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、及び半導体メモリが含まれる。又は、記憶媒体は、ROM1402、記憶部1408に含まれるハードディスク等であってもよく、それらにはプログラムが記憶されており、それらを含むデバイスとともにユーザーに配布される。
以下、図15〜図17を参照して本開示による応用例を説明する。
[eNBに関する応用例]
(第一応用例)
図15は、本開示の内容の技術を適用できるeNBの概略配置の第一の例を示すブロック図である。eNB1500には、1つ又は複数のアンテナ1510及び基地局デバイス1520が含まれる。基地局デバイス1520と各アンテナ1510がRFケーブルを介して互いに接続されることができる。
アンテナ1510におけるアンテナごとに1つ又は複数のアンテナ素子(例えば多入力多出力(MIMO)アンテナにおける複数のアンテナ素子を含む)が含まれており、基地局デバイス1520が無線信号を送信及び受信するために用いられる。図15に示すように、eNB1500は、複数のアンテナ1510を含むことができる。例えば、複数のアンテナ1510は、eNB1500に使用される複数の周波帯と互換性を有してもよい。図15には、eNB1500が複数のアンテナ1510を含む例を示したが、eNB1500には1つのアンテナ1510が含まれてもよい。
基地局デバイス1520は、コントローラ1521、メモリ1522、ネットワークインターフェース1523、及び無線通信インターフェース1525を含む。
コントローラ1521は、例えばCPU又はDSPであり、基地局デバイス1520の高い層の各種の機能を操作する。例えば、コントローラ1521は無線通信インターフェース1525によって処理した信号におけるデータによってデータグループを生成し、ネットワークインターフェース1523によって生成されたグループを転送する。コントローラ1521は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドルしてバンドルグループを生成し、生成されたバンドルグループを転送することができる。コントローラ1521は、例えば無線リソースコントロール、無線ベアラコントロール、モビリティマネジメント、アドミッション制御とディスパッチのような制御を実行するロジック機能を有してもよい。近所のeNB又はコアネットワークノードを組み合わせて当該制御を実行することができる。メモリ1522にはRAMとROMが含まれており、コントローラ1521が実行するプログラムと各種のタイプの制御データ(例えば端末リスト、伝送パワーデータ、及びディスパッチデータ)を記憶する。
ネットワークインターフェース1523は、基地局デバイス1520をコアネットワーク1524に接続されるための通信インターフェースである。コントローラ1521は、ネットワークインターフェース1523を介してコアネットワークノード又は別のeNBと通信することができる。この場合、eNB1500とコアネットワークノード又は別のeNBとは、ロジックインターフェース(例えばS1インターフェースとX2インターフェース)によって互いに接続されることができる。ネットワークインターフェース1523は、有線通信インターフェース又は無線バックホールに使用される無線通信インターフェースであってもよい。ネットワークインターフェース1523が無線通信インターフェースであれば、無線通信インターフェース1525によって使用される周波帯に比べると、ネットワークインターフェース1523が高い周波帯を使用して無線通信を行うことができる。
無線通信インターフェース1525は、全てのセルラー通信方式(例えばロングタームエボリューション(LTE)とLTE−Advanced)をサポートし、アンテナ1510を介してeNB1500に位置する団地における端末までの無線接続を提供する。無線通信インターフェース1525は、通常に例えばベースバンド(BB)プロセッサ1526とRF回路1527を含むことができる。BBプロセッサ1526は、例えば符号化/復号化、変調/復調、および多重化/逆多重化を実行し、各層(例えばL1、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP))の各種のタイプの信号処理を実行することができる。コントローラ1521の代わりに、BBプロセッサ1526は、上記のロジック機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ1526は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、又はプログラムを実行するように配置されるプロセッサと関連する回路を含むモジュールであってもよい。プログラムを更新することはBBプロセッサ1526の機能を変化させることができる。当該モジュールが基地局デバイス1520の溝に挿入されるカード又はブレードである。それに代えて、当該モジュールがカード又はブレードにインストールされるチップであってもよい。それとともに、RF回路1527が、例えばミキサ、フィルタ、及びアンプを含み、アンテナ1510に介して無線信号を転送及び受信する。
図15に示すように、無線通信インターフェース1525は複数のBBプロセッサ1526を含むことができる。例えば、複数のBBプロセッサ1526はeNB1500に使用される複数の周波帯と互換性を有することができる。図15に示すように、無線通信インターフェース1525は、複数のRF回路1527を含むことができる。例えば、複数のRF回路1527は、複数のアンテナ素子と互換性を有することができる。図15には、無線通信インターフェース1525が複数のBBプロセッサ1526と複数のRF回路1527とを含む例が示されているが、無線通信インターフェース1525には1つのBBプロセッサ1526又は1つのRF回路1527が含まれてもよい。
(第二応用例)
図16は、本開示の内容の技術を適用できるeNBの概略配置の第二の例を示すブロック図である。eNB1630は1つ又は複数のアンテナ1640と、基地局デバイス1650と、RRH1660とを含む。RRH1660と各アンテナ1640は、RFケーブルを介して互いに接続される。基地局デバイス1650とRRH1660は例えば光ファイバケーブルの高速回線を介して互いに接続される。
アンテナ1640におけるアンテナごとには1つ又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)が含まれており、RRH1660が無線信号を送信及び受信するために用いられる。図16に示すように、eNB1630が複数のアンテナ1640を含むことができる。例えば、複数のアンテナ1640がeNB1630に使用される複数の周波帯と互換性を有することができる。図16には、eNB1630が複数のアンテナ1640を含む例が示されているが、eNB1630には1つのアンテナ1640が含まれてもよい。
基地局デバイス1650はコントローラ1651、メモリ1652、ネットワークインターフェース1653、無線通信インターフェース1655、及び接続インターフェース1657を含む。コントローラ1651、メモリ1652、及びネットワークインターフェース1653は、図15を参照して説明したコントローラ1521、メモリ1522、及びネットワークインターフェース1523と同じである。
無線通信インターフェース1655は全てのセルラー通信方式(例えばLTEとLTE−Advanced)をサポートし、RRH1660とアンテナ1640とを介してRRH1660に対応するセクタに位置する端末までの無線通信を提供する。無線通信インターフェース1655は、通常に例えばBBプロセッサ1656を含むことができる。BBプロセッサ1656が接続インターフェース1657によってRRH1660のRF回路1664に接続されること以外には、BBプロセッサ1656は、図15を参照して説明したBBプロセッサ1526と同じである。図16に示すように、無線通信インターフェース1655は複数のBBプロセッサ1656を含むことができる。例えば、複数のBBプロセッサ1656は、eNB1630に使用される複数の周波帯と互換性を有することができる。図16には、無線通信インターフェース1655が複数のBBプロセッサ1656を含む例が示されているが、無線通信インターフェース1655には1つのBBプロセッサ1656が含まれてもよい。
接続インターフェース1657は、基地局デバイス1650(無線通信インターフェース1655)をRRH1660に接続されるためのインターフェースである。接続インターフェース1657は、基地局デバイス1650(無線通信インターフェース1655)をRRH1660の上記高速回線における通信に接続されるための通信モジュールであってもよい。
RRH1660は接続インターフェース1661と無線通信インターフェース1663を含む。
接続インターフェース1661は、RRH1660(無線通信インターフェース1663)を基地局デバイス1650に接続されるためのインターフェースである。接続インターフェース1661は、上記高速回線における通信に使用される通信モジュールであってもよい。
無線通信インターフェース1663は、アンテナ1640を介して無線信号を転送及び受信する。無線通信インターフェース1663は、通常に例えばRF回路1664を含むことができる。RF回路1664は、例えばミキサ、フィルタ、及びアンプを含み、アンテナ1640を介して無線信号を転送及び受信することができる。図16に示すように、無線通信インターフェース1663は複数のRF回路1664を含むことができる。例えば、複数のRF回路1664は、複数のアンテナ素子をサポートする。図16には、無線通信インターフェース1663が複数のRF回路1664を含む例が示されているが、無線通信インターフェース1663には1つのRF回路1664が含まれてもよい。
図15と図16に示すようなeNB1500とeNB1630において、図2、図4と図5を使用して説明した取得手段、及び、図5を使用して説明した受信手段504と通知手段508は、無線通信インターフェース1525及び無線通信インターフェース1655及び/又は無線通信インターフェース1663で実現される。スペクトル協調装置の機能の少なくとも一部は、コントローラ1521とコントローラ1651で実現されてもよい。
[ユーザーデバイスに関する応用例]
図17は、本開示の内容の技術を適用できるスマートフォン1700の概略配置の例を示すブロック図である。スマートフォン1700は、プロセッサ1701、メモリ1702、記憶装置1703、外部接続インターフェース1704、撮像装置1706、センサー1707、マイクロフォン1708、入力装置1709、表示装置1710、スピーカー1711、無線通信インターフェース1712、1つ又は複数のアンテナスイッチ1715、1つ又は複数のアンテナ1716、バス1717、電池1718、及びサブコントローラ1719を含む。
プロセッサ1701は、例えばCPU又はシステムオンチップ(SoC)であってもよく、スマートフォン1700のアプリケーション層と他の層の機能を制御する。メモリ1702はRAMとROMを含み、データとプロセッサ1701で実行されるプログラムを記憶する。記憶装置1703は、例えば半導体メモリとハードディスクのような記憶媒体を含むことができる。外部接続インターフェース1704は、外部装置(例えばメモリカードとユニバーサルシリアルバス(USB)装置)をスマートフォン1700に接続されるためのインターフェースである。
撮像装置1706は、画像センサー(例えば電荷結合素子(CCD)と相補型金属酸化膜半導体(CMOS))であり、撮影画像を生成する。センサー1707は一組のセンサー、例えば計測センサー、ジャイロスコープセンサー、地磁気センサー、及び加速度センサーを含む。マイクロフォン1708は、スマートフォン1700に入力された音をオーディオ信号に変換する。入力装置1709は、例えば表示装置1710のスクリーンにおけるタッチを検出するように配置されるタッチセンサー、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザーから入力された操作又は情報を受信する。表示装置1710は、スクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)と有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン1700の出力画像を表示する。スピーカー1711は、スマートフォン1700から出力されたオーディオ信号を音に変換する。
無線通信インターフェース1712は、全てのセルラー通信方式(例えばLTEとLTE−Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インターフェース1712は、通常に例えばBBプロセッサ1713とRF回路1714を含むことができる。BBプロセッサ1713は、例えば符号化/復号化、変調/復調、および多重化/逆多重化を実行し、無線通信のための各種のタイプの信号処理を実行する。それとともに、RF回路1714は、例えばミキサ、フィルタ、及びアンプを含み、アンテナ1716を介して無線信号を転送及び受信する。無線通信インターフェース1712は、その上でBBプロセッサ1713とRF回路1714が集積された1つのチップモジュールであってもよい。図17に示すように、無線通信インターフェース1712は、複数のBBプロセッサ1713と複数のRF回路1714とを含むことができる。図17には、無線通信インターフェース1712が複数のBBプロセッサ1713と複数のRF回路1714を含む例が示されているが、無線通信インターフェース1712には、1つのBBプロセッサ1713又は1つのRF回路1714が含まれてもよい。
なお、セルラー通信方式以外に、無線通信インターフェース1712は他のタイプの無線通信方式、例えば近距離無線通信方式、NFC方式と無線LAN(LAN)方式をサポートしてもよい。この場合、無線通信インターフェース1712は、各種の無線通信方式に対するBBプロセッサ1713とRF回路1714とを含むことができる。
アンテナスイッチ1715における各スイッチは、無線通信インターフェース1712に含まれる複数の回路(例えば異なる無線通信方式に使用される回路)の間でアンテナ1716の接続先を切り替える。
アンテナ1716における各アンテナはいずれも1つ又は複数のアンテナ素子(例えばMIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インターフェース1712が無線信号を転送及び受信するために使用される。図17に示すように、スマートフォン1700は複数のアンテナ1716を含むことができる。図17には、スマートフォン1700が複数のアンテナ1716を含む例が示されているが、スマートフォン1700には、1つのアンテナ1716が含まれてもよい。
なお、スマートフォン1700は、各種の無線通信方式に対するアンテナ1716を含むことができる。この場合、スマートフォン1700の配置からアンテナスイッチ1715を省略してもよい。
バス1717は、プロセッサ1701、メモリ1702、記憶装置1703、外部接続インターフェース1704、撮像装置1706、センサー1707、マイクロフォン1708、入力装置1709、表示装置1710、スピーカー1711、無線通信インターフェース1712、及びサブコントローラ1719を接続する。電池1718はフィードラインを介して図17に示すようなスマートフォン1700の各ブロックに電力を提供し、フィードラインは、図面において部分的に点線で示されている。サブコントローラ1719は、例えばスリープパターンでスマートフォン1700の最小必要機能を操作する。
図17に示すようなスマートフォン1700において、図6〜図8を使用して説明した要求手段、受信手段、及び通知手段によって無線通信インターフェース1712で実現されることができる。装置600、700と800の機能の少なくとも一部がプロセッサ1701又はサブコントローラ1719で実現されてもよい。
以上で図面を参照して本開示の好ましい実施例を説明したが、本開示が以上の例に限らないのは当然である。当業者は、添付の請求の範囲で各種の変更と改正を得ることができ、これらの変更と改正が本開示の技術的範囲に入ると理解されるべきである。
例えば、以上の実施例で1つの手段に含まれる複数の機能が別々の装置で実現されてもよい。或いは、以上の実施例で複数の手段で実現される複数の機能がそれぞれに別々の装置で実現されてもよい。また、以上の機能の一つが複数の手段で実現されてもよい。このような配置は本開示の技術的範囲に含まれるのは言うまでもない。
当該明細書において、フローチャートで説明したステップは前記順序で時系列で実行した処理を含むだけではなく、時系列で実行する必要のない並行的に又は単独で実行する処理を含む。なお、時系列で処理したステップにおいても、この順序を適当に変えることができるのは言うまでもない。

Claims (29)

  1. 共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられるスペクトル協調装置であって、
    前記共有無線伝送リソースの使用状態を取得するように配置される取得手段と、
    前記使用状態に応じて、前記複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に前記共有無線伝送リソースを割り当てるように配置される割当手段とを含み、
    前記1つのシステムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細いスペクトル協調装置。
  2. 前記割当手段は、さらに、前記複数のシステムのうちの1つのシステムの通信機器からのリソース要求に基づいて、前記1つのシステムの通信機器に前記共有無線伝送リソースを割り当てる請求項1に記載のスペクトル協調装置。
  3. 前記割当手段は、さらに、前記他のシステムの利用可能なリソースエレメントと占有済みのリソースエレメントの数の和が、前記他のシステムの予備のリソースエレメントの数以上となるように、前記割当待ちのリソースエレメントから前記1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置される請求項2に記載のスペクトル協調装置。
  4. 前記割当手段は、さらに、前記割当待ちのリソースエレメントとともに前記他のシステムの同一のリソースエレメントに対応する、前記1つのシステムの占有済みのリソースエレメントの使用状況に応じて、前記割当待ちのリソースエレメントから前記1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置される請求項2に記載のスペクトル協調装置。
  5. 前記割当手段は、さらに、前記1つのシステムの前記占有済みのリソースエレメントの使用期限に応じて、前記1つのシステムの通信機器に割り当てられたリソースの使用期限を特定するように配置される請求項4に記載のスペクトル協調装置。
  6. 前記リソース要求には、業務量需要、地理的位置情報、及びリソース使用優先レベルのうちの少なくとも1つが含まれる請求項2に記載のスペクトル協調装置。
  7. 前記割当手段は、さらに、前記他のシステムとのリソース使用衝突を減らすように、前記他のシステムのリソース使用習慣に応じて、前記1つのシステムの通信機器にリソースを割り当てるように配置される請求項2に記載のスペクトル協調装置。
  8. 前記割当手段は、前記1つのシステムの通信機器に、前記他のシステムによる占有の確率の低いリソースを優先的に割り当てる請求項7に記載のスペクトル協調装置。
  9. 前記取得手段は、情報交換、スペクトル感知、及びブロードキャストクエリのうちの少なくとも1つの方式によって前記使用状態を取得するように配置される請求項1に記載のスペクトル協調装置。
  10. 前記使用状態には前記共有無線伝送リソースの被占有リソースが含まれる請求項1に記載のスペクトル協調装置。
  11. 前記使用状態には前記被占有リソースを占有する通信機器のタイプがさらに含まれる請求項10に記載のスペクトル協調装置。
  12. 前記被占有リソースを占有する通信機器のタイプが前記1つのシステムの通信機器である場合に、前記使用状態には前記被占有リソースを占有する前記1つのシステムの通信機器の数がさらに含まれる請求項11に記載のスペクトル協調装置。
  13. 前記1つのシステムの前記他のシステムのリソース可用性への影響に基づいて、前記共有無線伝送リソースを配分するように配置されるリソース配分手段をさらに含み、
    前記割当手段は、さらに、前記共有無線伝送リソースの配分に応じて前記通信機器にリソースを割り当てるように配置される請求項1に記載のスペクトル協調装置。
  14. 前記リソース配分手段は、前記1つのシステムのリソースエレメントと前記他のシステムのリソースエレメントを一致させるように、前記共有無線伝送リソースを配分する請求項13に記載のスペクトル協調装置。
  15. 前記スペクトル協調装置は前記1つのシステムの基地局で実現され、かつ、前記スペクトル協調装置は、前記1つのシステムの通信機器からのリソース要求を受信するように配置される受信手段と、割り当てられたリソースを前記1つのシステムの通信機器に通知するように配置される通知手段をさらに含む請求項2に記載のスペクトル協調装置。
  16. 前記受信手段は、前記1つのシステムの通信機器が割り当てられたリソースから選択して使用するリソースに関する情報をさらに受信する請求項15に記載のスペクトル協調装置。
  17. 前記1つのシステムはロングタームエボリューションLTEシステムであり、前記他のシステムは無線LAN WI−FIシステム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムのうちの1つ又は複数のシステムである請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のスペクトル協調装置。
  18. 前記ロングタームエボリューションLTEシステムのリソース割当粒度は時間周波数リソースブロックに基づくものであり、前記無線LAN WI−FIシステムのリソース割当粒度は予定の帯域幅を有するサブチャネルに基づくものである請求項17に記載のスペクトル協調装置。
  19. 無線通信システムにおける装置であって、
    スペクトル協調装置へリソース要求を送信するように配置される要求手段と、
    前記リソース要求に応答して前記スペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信するように配置される受信手段と、
    サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置される選択手段を含み、
    前記スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する前記無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、前記スペクトル協調装置が前記無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、
    前記無線通信システムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細い無線通信システムにおける装置。
  20. 前記受信手段は、前記スペクトル協調装置からの割り当てられたリソースの使用期限をさらに受信する請求項19に記載の装置。
  21. 前記リソース要求には、業務量需要、地理的位置情報、及びリソース使用優先レベルのうちの少なくとも1つのものが含まれる請求項19に記載の装置。
  22. 前記選択手段の選択した使用するリソースに関する情報を前記スペクトル協調装置に通知するように配置される通知手段をさらに含む請求項19に記載の装置。
  23. 前記リソース要求がスペクトル感知要求であり、
    前記装置は、割り当てられたリソースを感知するように配置される感知手段をさらに含み、
    前記選択手段は、さらに、感知結果に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置される請求項19に記載の装置。
  24. 前記無線通信システムはロングタームエボリューションLTEシステムであり、前記他のシステムは無線LAN WI−FIシステム、放送テレビシステム、レーダーシステム、及び赤外線システムのうちの1つ又は複数のシステムである請求項19ないし請求項23のいずれかに記載の装置。
  25. 前記ロングタームエボリューションLTEシステムのリソース割当粒度は時間周波数リソースブロックに基づくものであり、前記無線LAN WI−FIシステムのリソース割当粒度は予定の帯域幅を有するサブチャネルに基づくものである請求項24に記載の装置。
  26. 共有無線伝送リソースの使用状態を取得し、前記使用状態に応じて、複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に前記共有無線伝送リソースを割り当てるように配置される1つ又は複数のプロセッサを含む電子機器であって、前記1つのシステムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細い電子機器。
  27. スペクトル協調装置にリソース要求を送信し、前記リソース要求に応答して前記スペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信し、サービス品質需要に応じて割り当てられたリソースから使用するリソースを選択するように配置される1つ又は複数のプロセッサを含む電子機器であって、
    前記スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、前記スペクトル協調装置が前記複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、
    前記1つのシステムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細い電子機器。
  28. 共有無線伝送リソースに対する複数のシステムの使用を協調するために用いられるスペクトル協調方法であって、
    前記共有無線伝送リソースの使用状態を取得するための取得ステップと、
    前記使用状態に応じて、前記複数のシステムのうちの1つのシステムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムのうちの他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて、通信機器に前記共有無線伝送リソースを割り当てるための割当ステップとを、含み、
    前記1つのシステムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細いスペクトル協調方法。
  29. スペクトル協調装置にリソース要求を送信するための要求ステップと、前記リソース要求に応答して前記スペクトル協調装置が割り当てられたリソースを受信するための受信ステップと、サービス品質需要によって割り当てられるリソースから使用するリソースを選択するための選択ステップとを含む方法であって、
    前記スペクトル協調装置は、共有無線伝送リソースに対する無線通信システムを含む複数のシステムの使用を協調するために用いられ、割り当てられたリソースは、前記スペクトル協調装置が前記無線通信システムの割当待ちのリソースエレメントの、前記複数のシステムにおける他のシステムの利用可能なリソースエレメントへの影響に基づいて割り当てられたものであり、
    前記無線通信システムのリソース割当粒度が前記他のシステムのリソース割当粒度より細い前記無線通信システムにおける方法。
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