JP2018515008A - 通信接続の制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、通信接続の制御方法及びデバイスを提供する。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。

Description

本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、通信接続の制御方法及び装置に関する。
Wi-Fi(Wireless-Fidelity、ワイヤレス・フィディリティ)技術の普及に伴い、Wi-Fiアクセスポイントのカバレッジエリアに入るために、Wi-Fi機能を有する携帯電話やiPadなどのデバイスを使用することを好むユーザが増えており、デバイスはWi-Fiアクセスポイントに接続して通信サービス品質を取得する。
Wi-Fiアクセスポイントの幅広い展開により、複数のWi-Fiアクセスポイントが同じエリアをカバーすることがある。デバイスが複数のWi-Fiアクセスポイントの共通カバレッジエリアに位置する場合、デバイスは、検索により複数のWi-Fiアクセスポイントを全て発見し、Wi-Fiアクセスポイントのうち1つと接続を確立することができる。具体的には、デバイスがWi-Fiアクセスポイント1のカバレッジエリアに位置し、且つWi-Fiアクセスポイント2のカバレッジエリアにも位置する場合、既存のWi-Fi接続メカニズムに基づいて、デバイスはWi-Fiアクセスポイント1又はWi-Fiアクセスポイント2への接続を確立する。Wi-Fiアクセスポイント2を例にとると、デバイスがWi-Fiアクセスポイント2との接続を確立した後、ユーザがWi-Fiアクセスポイント1によって提供される通信サービスを取得したい場合、ユーザは、接続されているWi-FiアクセスポイントをWi-Fiアクセスポイント1に手動で切り替える必要がある。このように、従来技術では、デバイスの人間−コンピュータ相互作用の知能化レベルが比較的低く、ユーザに不便をもたらす。
本発明の実施形態は、デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントのうち最良の通信サービス品質を提供するWi-Fiアクセスポイントへの接続を適時に確立できるように、通信接続の制御方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は通信接続の制御方法を提供する。本制御方法は、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有するデバイスに適用される。本制御方法は、
デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップと、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップと、
デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するステップと、
を含む。
第1の態様に関して、第1の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、本制御方法は更に、
デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するステップ、
を含み、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するステップ、
を含み、又は、
情報が品質パラメータであるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するステップ、
を含み、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第1の態様〜第1の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、本制御方法は更に、
デバイスが、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含み、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第1の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む。
第1の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、本制御方法は更に、
デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、本制御方法は更に、
デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を含む。
第2の態様によれば、本発明の実施形態はデバイスを提供する。本デバイスは、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュールと、
第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュールと、
を備える。
第2の態様に関して、第1の実施方式では、本デバイスは更に、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される第3の決定モジュール、
を備え、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第2の態様〜第2の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、第1の決定モジュールは更に、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第2の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第2の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
第1の決定モジュールは、具体的には、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第3の態様によれば、本発明の実施形態はデバイスを提供する。本デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ及び送受信器を備え、
プロセッサは、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成され、
プロセッサは、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成され、
送受信器は、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される。
第3の態様に関して、第1の実施方式では、プロセッサは更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成され、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第3の態様又は第3の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第3の態様〜第3の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、本デバイスは更にメモリを備える。メモリは、履歴情報を記憶するように構成され、
プロセッサは更に、メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、プロセッサによってトリガされた送受信器により、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから取得される。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第3の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第3の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第3の態様〜第3の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第3の態様〜第3の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の実施形態において提供される通信接続の制御方法及びデバイスによれば、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが検出した場合、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
本発明の実施形態又は従来技術の技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示すものである。当業者であれば、創意工夫なしにこれらの添付図面から他の図面を得ることができるであろう。
本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態1の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法実施形態1の適用シナリオの概略図である。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態2の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態3の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態4の概略フローチャートである。 本発明に係るデバイスの実施形態1の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態2の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態3の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態4の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態5の概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態における添付図面を参照して以下に明確に説明する。当然ながら、記載された実施形態は、本発明の実施形態の一部ではあり、全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なしに得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
図1は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態1の概略フローチャートである。図2は、本発明に係る通信接続の制御方法実施形態1の適用シナリオの概略図である。図1及び図2に示されるように、Wi-Fiアクセスポイント1とWi-Fiアクセスポイント2のカバレッジエリアはそれぞれエリア1とエリア2であり、エリア1とエリア2との間に重複エリアSが存在する。位置Aに携帯電話やiPadなどのWi-Fi機能を有する機器が位置するとき、デバイスは、検索によりWi-Fiアクセスポイント1の信号のみを発見する。すなわち、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを1つだけ発見し(すなわちWi-Fiアクセスポイント1)、デバイスは自動的にWi-Fiアクセスポイント1に対して接続要求を開始する。デバイスが位置Bに位置するとき、現在接続しているWi-Fiアクセスポイント1の信号に加えて、デバイスは更に、検索によりWi-Fiアクセスポイント2の信号を発見することができ、この場合、デバイスは検索により2つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。適時により良い通信サービス品質を得るために、本実施形態では、デバイスと選択可能Wi-Fiアクセスポイントとの間の通信接続は、以下のステップに従って制御される。
S101.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
具体的には、デバイスは、予め設定された方法に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定してよい。上記の予め設定された方法は、ネットワーク速度選択方法、信号強度選択方法などであってよい。具体的には、ネットワーク速度選択方法は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最高のネットワーク速度を提供するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択することである。信号強度選択方法は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択することである。
具体的には、検索により特定のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見すると、デバイスは、SSID(Service Set Identifier、サービスセット識別子)、プロトコル情報、信号強度、ネットワーク速度などの、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を取得する。例えば、信号強度選択方法が予め設定された方法として採用され、デバイスは各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度を知ることができる。一般に、高い信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントは、デバイスに対して比較的良好な通信サービス品質を提供することができる。したがって、信号強度選択方法が採用されると、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントとして決定される。
S102.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定する。
上記の最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子や品質パラメータなどであってよい。これに対応して、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は、第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子や品質パラメータなどである。品質パラメータは、信号強度、ネットワーク帯域幅などであってよい。これに対応して、実際の応用では、上記のスイッチ条件は、情報の具体的な内容の違いに従って変化する。例えば、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報が最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子であるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子である。したがって、スイッチ条件は、識別子が一貫しているか否かである。或いは、最適Wi-Fiアクセスポイントにつしての情報が最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータであるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータである。したがって、スイッチ条件は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供され第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータによって表される通信サービス品質が、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供され最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータによって表される通信サービス品質よりも劣ることである。
具体的には、デバイスがWi-Fiアクセスポイントを検索するとき、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号もまた検索によって発見される。S101が実行されるとき、可能な予め設定された方法に基づいて、任意に、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。この場合、信号強度選択方法を用いてS101を実行するとき、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントの信号強度が第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度よりも低いことがある。この場合、より良い通信サービス品質を得るために、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除しない。したがって、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、上記のWi-Fiアクセスポイントについての情報として信号強度を用いて、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する必要がある。すなわち、最適Wi-Fiアクセスポイントの信号強度が第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度よりも高い場合、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを示す。
或いは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含む。この場合、信号強度選択方法を用いてS101を実行するとき、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントであり、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除しない。したがって、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、上記のWi-Fiアクセスポイントについての情報として識別子を用いて、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する必要がある。すなわち、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なる場合、最適Wi-Fiアクセスポイントと第1のWi-Fiアクセスポイントはスイッチ条件を満たす。
S103.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
デバイスは、複数のWi-Fiアクセスポイントのカバレッジエリアに位置するが、同時に、デバイスは1つのWi-Fiアクセスポイントのみに接続する。したがって、未接続のWi-Fiアクセスポイントと区別するために、本実施形態では、デバイスが現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを第1のWi-Fiアクセスポイントと呼ぶ。例えばデバイスは、図2に示される位置Aにおいて、Wi-Fiアクセスポイント1との接続を確立し、それからデバイスは位置Bに移動する。この場合、Wi-Fiアクセスポイント1が第1のWi-Fiアクセスポイントである。S101では、デバイスは最適Wi-FiアクセスポイントをWi-Fiアクセスポイント2として決定する。したがってデバイスは、Wi-Fiアクセスポイント1から接続解除し、Wi-Fiアクセスポイント1に対して接続要求を開始する。
本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図3は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態2の概略フローチャートである。図3に示されるように、本発明の本実施形態は、図1に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。本実施形態はまた、図2に示される適用シナリオを用いてもよい。詳細は以下のとおりである。
S201.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
上記のWi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの移動状態が変化したことをデバイスが感知する(例えば、加速度センサや方向センサなどの変位センサを用いて感知する)ことと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ること、例えば、デバイス内部のGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)モジュールを用いて、デバイスの位置が変化したことを決定することと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
S202.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
臨機応変に、異なる品質パラメータを用いて、Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質を測定することができる。例えば、高い信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが良好な通信サービス品質を提供すると見なすことができる。或いは、ネットワーク帯域幅の大きいWi-Fiアクセスポイントが良好な通信サービス品質を提供すると見なすことができる。或いは、デバイスとWi-Fiアクセスポイントとの間の距離が短いほど、Wi-Fiアクセスポイントの受信信号強度が高くなるという事実を考慮して、Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、Wi-Fiアクセスポイントとデバイスとの間の距離に従って推定されてよい。或いは、場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、オペレーション及びメンテナンスの担当者が、各Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービスの品質に従って、良好な通信サービス品質から不良通信サービス品質の順に基づいて、全てのWi-Fiアクセスポイントにつして異なる優先度を設定し、各Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質をデバイスに通知するようにする。すなわち、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、最も優先度の高いWi-Fiアクセスポイントが最良の通信サービス品質を提供し、最も優先度の低いWi-Fiアクセスポイントが、配備されたWi-Fiアクセスポイントのうちの残りのWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣る通信サービス品質を提供する。或いは、デバイスは、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質に従って、全てのWi-Fiアクセスポイントに対して異なる優先度をローカルに設定する。すなわち、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントのうち、最も優先度の高いWi-Fiアクセスポイントが最高の通信サービス品質を提供し、最も優先度の低いWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントのうちの残りのWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣る通信サービス品質を提供する。本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するための多くの任意の方法があることが分かるであろう。
デバイスは、予め設定された方法に従って最適Wi-Fiアクセスポイントを決定してよい。例えば、予め設定された方法が信号強度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。又は、
予め設定された方法が距離選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
予め設定された方法がネットワーク帯域幅選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
予め設定された方法がネットワーク速度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク速度に従って、最高のネットワーク速度を提供する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。又は、
予め設定された方法が優先度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの優先度に従って、最高の優先度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。
留意すべきこととして、一般に、デバイスは、Wi-Fi機能を有効にした後、予め設定された周期でWi-Fiアクセスポイントの信号を探索する。Wi-Fiアクセスポイントの信号はWi-Fiアクセスポイントの識別子などの情報を搬送するので、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を発見すると、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの識別子を取得し、同時にWi-Fiアクセスポイントの信号強度を検出することもできる。場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、Wi-Fiアクセスポイントには、Wi-Fiアクセスポイントに接続されたネットワークのネットワーク帯域幅やネットワーク速度などの情報も設定され、それによりデバイスは、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を探索するときに、Wi-Fiアクセスポイントによって送信されるネットワーク帯域幅、ネットワーク速度なども受信する。又は、デバイスは、最適Wi-Fiアクセスポイントを後で決定するときに使用するために、Wi-Fiアクセスポイントに接続されているネットワークのネットワーク帯域幅とネットワーク速度を検出するために、Wi-Fiアクセスポイントへの接続を試行してよい。加えて、Wi-FiアクセスポイントにWi-Fiアクセスポイントの配備位置を設定することもでき、これによりデバイスは、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を探索するときに、Wi-Fiアクセスポイントによって送信された位置情報も受信するか、又はデバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの識別子をリモートサーバ(例えばGoogleマップサーバ)に送信し、リモートサーバによってフィードバックされた位置情報を受信する。したがって、デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。デバイスによって検索されたWi-Fiアクセスポイントのネットワーク速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
S203a.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定する。
或いは、S203aの代わりにS203bが実行される。
S203b.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうちいずれか1つである。
図3に示される実施形態では、S203aが例として用いられる。
S204.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図4は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態3の概略フローチャートである。図4に示されるように、本実施形態は、図1又は図3に示される実施形態に基づいて更なる説明を行い、具体的には以下のステップを含む。
S301.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
S302.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
具体的な決定方法については、前述の実施形態を参照されたい。加えて、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの信号を自動的且つ定期的に検索することができるので、前述の少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、S301の前に検索によって発見されてよい。しかし、場合によっては、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントによってトリガされて、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索する。すなわち、S302の前に、デバイスは更に、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行する必要がある。
S303a.デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する。
更に留意すべきこととして、デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、S302の前に、デバイスが選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行するとき、デバイスは、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見できない可能性がある。この場合、このステップは停止し、すなわち、S302以降のステップは実行されない。
S303b.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なるか否かを決定する。最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なる場合、S304を実行する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異ならない場合、プロセスは停止する。
更に留意すべきこととして、デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、S302の前に、デバイスは、検索により少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見することができる。すなわち、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントが確実に存在する。すなわち、デバイスはまた、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するために、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いる。したがって、場合によっては、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントは、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントである。したがって、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を維持し、すなわち、プロセスは停止する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントでないとき、すなわち、デバイスが接続していない別のWi-Fiアクセスポイントが、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるよりも良好な通信サービス品質を提供するときは、スイッチングが実行される必要がある。
本実施形態では、図4ではS303bを例に挙げているが、任意にS303bはS303cで置換されてよい。
S303c.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良い場合、S304を実行する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良くない場合、プロセスは停止する。
場合によっては、S301では、デバイスがトリガされて最適Wi-Fiアクセスポイントを発見し、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントを除く他のWi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。すなわち、前述の選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。したがって、場合によっては、S302の前に、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するとき、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号に加えて、デバイスは検索により、別のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見しない。したがって、決定された選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロであり、プロセスは停止し、すなわちS302以降のステップは実行されない。
しかしながら、第1のWi-Fiアクセスポイントが考慮されない場合でも、デバイスは、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。この場合、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない選択可能Wi-Fiアクセスポイントの中で決定される最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるものよりも良好ではない可能性がある。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良好でない場合、スイッチングは実行される必要はない。すなわち、プロセスは停止する。又は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣っているとき、スイッチングが実行される。
S304.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求が開始されると、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスは最適Wi-Fiアクセスポイントに直接接続することができる。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントではなく、パスワードが設定されている場合、デバイスはパスワードを提供する必要がある。パスワードは、デバイスに記憶されているパスワードであってよい。例えば、本実施形態の前に、デバイスは、ユーザによって入力されたパスワードを用いて最適Wi-Fiアクセスポイントに接続したことがあり、デバイスはパスワードを記憶する。したがって、最適Wi-Fiアクセスポイントに再度接続するとき、デバイスは記憶されたパスワードを自動的に提供する。しかしながら、本実施形態の前に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントに接続したことがない場合、デバイスはユーザにパスワードの入力を促す。
S305a.最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続が失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
場合によっては、上記S305aは以下のS305bに置換されてよい。図4では、例としてS305aを用いる。
S305b.最適Wi-Fiアクセスポイント経由でのネットワークへのアクセスに失敗した場合、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
ユーザエクスペリエンスを改善するために、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗した場合、又はデバイスが最適Wi-Fiアクセスポイント経由でネットワークにアクセスできない場合は、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を復元する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図5は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態4の概略フローチャートである。図5に示されるように、本実施形態は、図1又は図3に示される実施形態に基づいて更なる説明を行い、具体的には以下のステップを含む。
S401.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
S402.デバイスが、デバイスに記憶された履歴情報と検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントの識別子とに従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて選択可能Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。本実施形態では、デバイスが特定のWi-Fiアクセスポイントに正常に接続する度に、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの識別子を記録する。具体的には、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を前述の履歴情報に記録する。この場合、S402では、デバイスは、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。図4に示された上記実施形態と比較すると、本実施形態では、選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて決定されることが分かるであろう。しかしながら、図4に示される実施形態では、検索によって発見される全てのWi-Fiアクセスポイントが、選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いられる(第1のWi-Fiアクセスポイントは除外されてもされなくてもよい)。
加えて、上記の履歴情報は更に、正常に接続されたWi-Fiアクセスポイントのパスワード(Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、パスワードを記録する必要はない)、プロトコル情報、信号強度、ネットワーク帯域幅、ネットワーク速度、位置、ユーザがWi-Fiアクセスポイントについて設定した優先度などを含む。
留意すべきこととして、デバイスが現時点に第1のWi-Fiアクセスポイントに接続し、「第1の」は現時点にデバイスが接続するWi-Fiアクセスポイントを特に示すために使用される。デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに正常に接続した後、デバイスは、少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子を履歴情報に記録する。この場合、履歴情報の観点から、第1のWi-Fiアクセスポイントは第2のWi-Fiアクセスポイントであり、その識別子はデバイスによって履歴情報に記録される。
加えて、本実施形態では、選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子がデバイスの履歴情報に存在する。これは、現時点の前に、デバイスが選択可能Wi-Fiアクセスポイントに正常に接続したことを示す。又は、決定された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントがデバイスによって認証されたと見なすことができ、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントのセキュリティが保証され、潜在的なセキュリティリスクを伴うWi-Fiアクセスポイントへの切り替えが防止される。
デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの信号を自動的且つ定期的に検索することができるので、上述した検索により発見される全てのWi-Fiアクセスポイントは、S401の前に検索によって発見されている可能性がある。しかし、場合によっては、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントによってトリガされて、Wi-Fiアクセスポイントを検索する。すなわち、S402の前に、デバイスは更に、Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行する必要がある。
S403.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
任意に、本実施形態では、上述した履歴情報を参照して、予め設定された方法、すなわち優先度選択方法が提供される。具体的には、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントに正常に接続した後、正常に接続されたWi-Fiアクセスポイントの優先度を設定してよい。したがって、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む。デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得する。デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である。したがって、予め設定された方法が時間選択方法であるとき、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得する。デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
S404a.デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する。
更に留意すべきこととして、デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、S402の前に、デバイスがWi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行するとき、デバイスは検索によりWi-Fiアクセスポイントを発見できない可能性がある。この場合プロセスは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。又は、検索によって発見される全てのWi-Fiアクセスポイントがデバイスの接続したことのないWi-Fiアクセスポイントであるとき、セキュリティのために、S402で決定された選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロである。この場合プロセスは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。
S404b.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なるか否かを決定する。イエスであればS405を実行する。ノーであればプロセスは停止する。
更に留意すべきこととして、場合によっては、S402の前に、デバイスは、検索により少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見することができる。すなわち、少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントは確実に存在し、選択可能Wi-Fiアクセスポイントが決定されるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントは除外されない。すなわち、デバイスはまた、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するために、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いる。したがって、場合によっては、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントは、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントである。したがって、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を維持し、すなわち、プロセスは停止する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントでないとき、すなわち、デバイスの接続していない別のWi-Fiアクセスポイントが、第1のWi-Fiアクセスポイントよりも良好な通信サービス品質を提供する場合、スイッチングを行う必要がある。
本実施形態では、図5ではS404bを例に挙げているが、任意に、S404bは以下のS404cに置換されてよい。
S404c.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。イエスであればS405を実行し、ノーであればプロセスは停止する。
場合によっては、S402の前に、デバイスは、少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を検索により発見する可能性がある。すなわち、少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが確実に存在し、選択可能Wi-Fiアクセスポイントが決定されるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントは除外される。すなわち、上記の選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。したがって、場合によっては、S302で決定される選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロである。この場合、このステップは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。
しかしながら、第1のWi-Fiアクセスポイントが考慮されない場合でも、デバイスはまた選択可能Wi-Fiアクセスポイントを決定する。この場合、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない選択可能Wi-Fiアクセスポイントの中で決定される最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるものよりも良好ではない可能性がある。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良好でない場合、スイッチングは実行される必要はない。すなわち、プロセスは停止する。又は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣っているとき、スイッチングが実行される。
S405.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求が開始されると、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスはWi-Fiアクセスポイントに直接接続することができる。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントではなく、パスワードが設定されている場合、デバイスはパスワードを提供する必要がある。また本実施形態では、全ての選択可能Wi-Fiアクセスポイントがデバイスが正常に接続したことのあるWi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスは、記憶されたパスワードを用いて最適Wi-Fiアクセスポイントに接続する。
S406a.最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続が失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
場合によっては、上記S406aは以下のS406bに置換されてよい。図5では、例としてS406aを用いる。
S406b.最適Wi-Fiアクセスポイント経由でのネットワークへのアクセスに失敗した場合、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図6は、本発明に係るデバイスの実施形態1の概略構造図である。図6に示されるように、本実施形態のデバイスは、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュール11と、
最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュール12と、
第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュール13と、
を備える。
本発明の本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図7は、本発明に係るデバイスの実施形態2の概略構造図である。図7に示されるように、本実施形態は、図6に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。具体的には、デバイスは更に第3の決定モジュール14を備える。第3の決定モジュール14は、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される。
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
任意に、情報が識別子であるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成される。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
更に、第1の決定モジュール11は更に、メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントにおける検出によりデバイスによって知られる。
更に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
任意に、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成される。
第1の決定モジュール11は、具体的には、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
更に、スイッチモジュール13は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。又は、スイッチモジュール13は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図8は、本発明に係るデバイスの実施形態3の概略構造図である。図8に示されるように、本実施形態では、デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ21及び送受信器22を備える。
プロセッサ21は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される。
プロセッサ21は、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される。
送受信器22は、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される。
本発明の本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図9は、本発明に係るデバイスの実施形態4の概略構造図である。図9に示されるように、本実施形態は、図8に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。プロセッサ21は更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される。
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
任意に、情報が識別子であり、且つプロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成される。又は、
情報が品質パラメータであり、且つプロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成される。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
更に、デバイスは更にメモリ23を備え、メモリ23は履歴情報を記憶するように構成される。
プロセッサ21は更に、メモリ23に記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから、プロセッサ21によってトリガされた送受信器22によって取得される。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントにおける検出によりデバイスによって知られる。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
任意に、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、送受信器22は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。或いは、任意に、送受信器22は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図10は、本発明に係るデバイスの実施形態5の概略構造図である。図10に示されるように、本実施形態のデバイスは一例に過ぎず、実際の応用ではスマートフォンやiPadなどであってよいことが理解できるであろう。異なるデバイスの内部のモジュールと部品は異なり、したがって実際には、デバイスは、図10に示されたものより多くの或いは少ない部品を有してよく、2つ以上の部品を組み合わせてよく、或いは異なる部品構成を有してよい。図10に示される様々な部品は、1つ以上の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路を含むハードウェアで、或いはソフトウェアで、或いはハードウェアとソフトウェアの組合わせで実施されてよい。
デバイス500は、少なくとも2つのアンテナ51と、少なくとも1つのプロセッサ52と、メモリ53と、センサ54と、I/Oインタフェース55と、通信モジュール56と、少なくとも1つの通信バス57とを備える。更に、デバイスは、デバイスに電力を供給する電源58やGPSモジュール59のような、他の機能的コンポーネントを更に備える。通信バス57は、モジュール間及びコンポーネント間の接続及び通信を実現するように構成される。メモリ53は、不揮発性ソリッドステートメモリ及び/又は、フラッシュメモリや回転可能なディスクドライブなどのダイナミックス不揮発性記憶装置を含んでよい。センサ54は、複数のタイプのセンサ、例えば、加速度センサや方向センサなどの変位センサを含む。通信モジュール56は、GSM(Global System for Mobile communication、移動通信用グローバルシステム)、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多元接続)、GPRS(General Packet Radio Service、汎用パケット無線サービス)、EDGE(Enhanced Data Rate for GSM Evolution、GSM進化型高速データレート)などの長距離通信用、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多元接続)、TD−SCDMA(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access、時分割−同期符号分割多元接続)などの3G技術用、LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)などの4G技術用に構成されてよい。また、通信モジュール56は近距離通信用に構成されてもよく、ZigBee、UWB、Wi-Fi、Bluetooth、NFC、赤外線通信など、近距離の第三者デバイス(例えばインテリジェントウェアラブルデバイス)との近距離無線通信を実行してよい。通信モジュール56と協働するアンテナ51は、信号を受信し送信するように構成される。
具体的には、I/Oインタフェース55は、表示及び入力用のタッチパネル551、入力用(任意)用のI/Oキーボード552などを含む。
具体的には、メモリ53は、オペレーティングシステム5021及びアプリケーションプログラム5022を含む。オペレーティングシステム5021は、様々なオペレーティングシステムプログラムを含み、様々なハードウェアベース動作を実現するように構成される。アプリケーションプログラム5022は、各種のアプリケーションプログラムを含み、各種のアプリケーション機能、例えばWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラム、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を識別するプログラム、トリガイベントを識別するプログラム、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムなどを実現するように構成される。
更に、メモリ53は、スイッチ条件、履歴情報、Wi-Fiアクセスポイントの優先度などを更に記憶してよい。
プロセッサ52は、通信バス57を用いて上記のモジュール及びコンポーネントとの通信を行い、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行してトリガイベントを識別し、更に、Wi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラムを実行して、通信モジュール56を用いた検索により少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。そして、プロセッサ52は、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラムを実行し、少なくとも1つのオプションのWi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定し、最後に、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムを実行して、最適Wi-Fiアクセスポイントがメモリ53に記憶されたスイッチ条件を満たすと決定し、最適Wi-Fiアクセスポイントに切り替える。
加えて、プロセッサ52は更に、通信バス57を用いてタッチスクリーン51を制御して、ユーザに対して最適Wi-Fiアクセスポイントを表示してよい。
任意に、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行するとき、プロセッサ52は、加速度センサや方向センサなどの変位センサとの通信を実行して、又はGSM(移動通信用グローバルシステム)との通信を実行して、デバイスの位置が変化したことを知り、デバイスの位置の変化をトリガイベントとして識別し、それからWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラムを実行し、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラム等を実行する。
任意に、プロセッサ52は、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行するとき、通信モジュール56との通信を行う。第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したり、アクセス速度が低下したり、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号が弱まったことを検出した場合、プロセッサ52はトリガイベントとして識別し、それから、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラムを実行し、それからWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラム、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムなどを実行する。
或いは、場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントを切り替える制御プログラムを実行するとき、プロセッサ52は、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を識別するプログラムを参照して、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する。
場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムを実行するとき、プロセッサ52は、通信モジュール56によって取得された最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとを参照して、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
留意すべきこととして、図6及び図10に示されるデバイスは、別の方式で実施されてよい。全てのモジュール、コンポーネント又はユニットの分割は、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実装では別の分割方式が存在する可能性がある。例えば、複数のモジュール又はユニットは組み合わされてよく、或いは更に複数のモジュール又はユニットに分割されてよく、或いは一部の特徴は無視されてよい。加えて、モジュール間及びユニット間の通信接続がある。具体的には、通信接続は、いくつかのインタフェースを用いて、間接結合又は直接結合の方式で実装されてもよく、通信接続は、電気的、機械的その他の形態で実装されてもよい。
加えて、各デバイス実施形態におけるモジュールは、1つの機能モジュールに統合されてもよく、或いはモジュールのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、各モジュールはハードウェア及び/又はソフトウェアの形式で実装されてもよい。
当業者であれば、方法実施形態のステップの全部又は一部が、関連ハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解できるであろう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。プログラムが実行されると、方法実施形態のステップが実行される。上記の記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを記憶可能なあらゆる媒体が含まれる。
最後に、留意すべきこととして、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は上記の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態で説明した技術的解決策を依然として変更したり、その一部又は全部の技術的特徴に対して均等置換を行うことができることを理解できるであろう。
本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、通信接続の制御方法及び装置に関する。
Wi-Fi(Wireless-Fidelity、ワイヤレス・フィディリティ)技術の普及に伴い、Wi-Fiアクセスポイントのカバレッジエリアに入るために、Wi-Fi機能を有する携帯電話やiPadなどのデバイスを使用することを好むユーザが増えており、デバイスはWi-Fiアクセスポイントに接続して通信サービス品質を取得する。
Wi-Fiアクセスポイントの幅広い展開により、複数のWi-Fiアクセスポイントが同じエリアをカバーすることがある。デバイスが複数のWi-Fiアクセスポイントの共通カバレッジエリアに位置する場合、デバイスは、検索により複数のWi-Fiアクセスポイントを全て発見し、Wi-Fiアクセスポイントのうち1つと接続を確立することができる。具体的には、デバイスがWi-Fiアクセスポイント1のカバレッジエリアに位置し、且つWi-Fiアクセスポイント2のカバレッジエリアにも位置する場合、既存のWi-Fi接続メカニズムに基づいて、デバイスはWi-Fiアクセスポイント1又はWi-Fiアクセスポイント2への接続を確立する。Wi-Fiアクセスポイント2を例にとると、デバイスがWi-Fiアクセスポイント2との接続を確立した後、ユーザがWi-Fiアクセスポイント1によって提供される通信サービスを取得したい場合、ユーザは、接続されているWi-FiアクセスポイントをWi-Fiアクセスポイント1に手動で切り替える必要がある。このように、従来技術では、デバイスの人間−コンピュータ相互作用の知能化レベルが比較的低く、ユーザに不便をもたらす。
本発明の実施形態は、デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントのうち最良の通信サービス品質を提供するWi-Fiアクセスポイントへの接続を適時に確立できるように、通信接続の制御方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は通信接続の制御方法を提供する。本制御方法は、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有するデバイスに適用される。本制御方法は、
デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップと、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップと、
デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するステップと、
を含む。
第1の態様に関して、第1の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、本制御方法は更に、
デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するステップ、
を含み、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するステップ、
を含み、又は、
情報が品質パラメータであるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するステップ、
を含み、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第1の態様〜第1の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、本制御方法は更に、
デバイスが、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含み、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第1の態様〜第1の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第1の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む。
第1の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、本制御方法は更に、
デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を含む。
第1の態様〜第1の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、本制御方法は更に、
デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を含む。
第2の態様によれば、本発明の実施形態はデバイスを提供する。本デバイスは、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュールと、
第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュールと、
を備える。
第2の態様に関して、第1の実施方式では、本デバイスは更に、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される第3の決定モジュール、
を備え、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第2の態様〜第2の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、第1の決定モジュールは更に、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第2の態様〜第2の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第2の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第2の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
第1の決定モジュールは、具体的には、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第2の態様〜第2の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第3の態様によれば、本発明の実施形態はデバイスを提供する。本デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ及び送受信器を備え、
プロセッサは、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成され、
プロセッサは、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成され、
送受信器は、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される。
第3の態様に関して、第1の実施方式では、プロセッサは更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成され、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
第3の態様又は第3の態様の第1の実施方式に関して、第2の実施方式では、情報が識別子であり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
第3の態様〜第3の態様の第2の実施方式のいずれか1つに関して、第3の実施方式では、本デバイスは更にメモリを備える。メモリは、履歴情報を記憶するように構成され、
プロセッサは更に、メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第4の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第5の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、プロセッサによってトリガされた送受信器により、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから取得される。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第6の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第3の態様〜第3の態様の第3の実施方式のいずれか1つに関して、第7の実施方式では、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
第3の態様の第3の実施方式に関して、第8の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第3の態様の第3の実施方式に関して、第9の実施方式では、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
第3の態様〜第3の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第10の実施方式では、送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
第3の態様〜第3の態様の第9の実施方式のいずれか1つに関して、第11の実施方式では、送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の実施形態において提供される通信接続の制御方法及びデバイスによれば、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが検出した場合、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
本発明の実施形態又は従来技術の技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態を示すものである。当業者であれば、創意工夫なしにこれらの添付図面から他の図面を得ることができるであろう。
本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態1の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法実施形態1の適用シナリオの概略図である。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態2の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態3の概略フローチャートである。 本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態4の概略フローチャートである。 本発明に係るデバイスの実施形態1の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態2の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態3の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態4の概略構造図である。 本発明に係るデバイスの実施形態5の概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態における添付図面を参照して以下に明確に説明する。当然ながら、記載された実施形態は、本発明の実施形態の一部ではあり、全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なしに得た他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。
図1は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態1の概略フローチャートである。図2は、本発明に係る通信接続の制御方法実施形態1の適用シナリオの概略図である。図1及び図2に示されるように、Wi-Fiアクセスポイント1とWi-Fiアクセスポイント2のカバレッジエリアはそれぞれエリア1とエリア2であり、エリア1とエリア2との間に重複エリアSが存在する。位置Aに携帯電話やiPadなどのWi-Fi機能を有する機器が位置するとき、デバイスは、検索によりWi-Fiアクセスポイント1の信号のみを発見する。すなわち、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを1つだけ発見し(すなわちWi-Fiアクセスポイント1)、デバイスは自動的にWi-Fiアクセスポイント1に対して接続要求を開始する。デバイスが位置Bに位置するとき、現在接続しているWi-Fiアクセスポイント1の信号に加えて、デバイスは更に、検索によりWi-Fiアクセスポイント2の信号を発見することができ、この場合、デバイスは検索により2つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。適時により良い通信サービス品質を得るために、本実施形態では、デバイスと選択可能Wi-Fiアクセスポイントとの間の通信接続は、以下のステップに従って制御される。
S101.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
具体的には、デバイスは、予め設定された方法に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定してよい。上記の予め設定された方法は、ネットワーク速度選択方法、信号強度選択方法などであってよい。具体的には、ネットワーク速度選択方法は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最高のネットワーク速度を提供するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択することである。信号強度選択方法は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択することである。
具体的には、検索により特定のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見すると、デバイスは、SSID(Service Set Identifier、サービスセット識別子)、プロトコル情報、信号強度、ネットワーク速度などの、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を取得する。例えば、信号強度選択方法が予め設定された方法として採用され、デバイスは各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度を知ることができる。一般に、高い信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントは、デバイスに対して比較的良好な通信サービス品質を提供することができる。したがって、信号強度選択方法が採用されると、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントとして決定される。
S102.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定する。
上記の最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子や品質パラメータなどであってよい。これに対応して、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は、第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子や品質パラメータなどである。品質パラメータは、信号強度、ネットワーク帯域幅などであってよい。これに対応して、実際の応用では、上記のスイッチ条件は、情報の具体的な内容の違いに従って変化する。例えば、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報が最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子であるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子である。したがって、スイッチ条件は、識別子が一貫しているか否かである。或いは、最適Wi-Fiアクセスポイントにつしての情報が最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータであるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報は第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータである。したがって、スイッチ条件は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供され第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータによって表される通信サービス品質が、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供され最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータによって表される通信サービス品質よりも劣ることである。
具体的には、デバイスがWi-Fiアクセスポイントを検索するとき、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号もまた検索によって発見される。S101が実行されるとき、可能な予め設定された方法に基づいて、任意に、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。この場合、信号強度選択方法を用いてS101を実行するとき、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントの信号強度が第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度よりも低いことがある。この場合、より良い通信サービス品質を得るために、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除しない。したがって、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、上記のWi-Fiアクセスポイントについての情報として信号強度を用いて、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する必要がある。すなわち、最適Wi-Fiアクセスポイントの信号強度が第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度よりも高い場合、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを示す。
或いは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含む。この場合、信号強度選択方法を用いてS101を実行するとき、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントであり、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除しない。したがって、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、上記のWi-Fiアクセスポイントについての情報として識別子を用いて、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する必要がある。すなわち、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なる場合、最適Wi-Fiアクセスポイントと第1のWi-Fiアクセスポイントはスイッチ条件を満たす。
S103.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
デバイスは、複数のWi-Fiアクセスポイントのカバレッジエリアに位置するが、同時に、デバイスは1つのWi-Fiアクセスポイントのみに接続する。したがって、未接続のWi-Fiアクセスポイントと区別するために、本実施形態では、デバイスが現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを第1のWi-Fiアクセスポイントと呼ぶ。例えばデバイスは、図2に示される位置Aにおいて、Wi-Fiアクセスポイント1との接続を確立し、それからデバイスは位置Bに移動する。この場合、Wi-Fiアクセスポイント1が第1のWi-Fiアクセスポイントである。S101では、デバイスは最適Wi-FiアクセスポイントをWi-Fiアクセスポイント2として決定する。したがってデバイスは、Wi-Fiアクセスポイントから接続解除し、Wi-Fiアクセスポイント1に対して接続要求を開始する。
本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図3は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態2の概略フローチャートである。図3に示されるように、本発明の本実施形態は、図1に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。本実施形態はまた、図2に示される適用シナリオを用いてもよい。詳細は以下のとおりである。
S201.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
上記のWi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの移動状態が変化したことをデバイスが感知する(例えば、加速度センサや方向センサなどの変位センサを用いて感知する)ことと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ること、例えば、デバイス内部のGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)モジュールを用いて、デバイスの位置が変化したことを決定することと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
S202.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
臨機応変に、異なる品質パラメータを用いて、Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質を測定することができる。例えば、高い信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが良好な通信サービス品質を提供すると見なすことができる。或いは、ネットワーク帯域幅の大きいWi-Fiアクセスポイントが良好な通信サービス品質を提供すると見なすことができる。或いは、デバイスとWi-Fiアクセスポイントとの間の距離が短いほど、Wi-Fiアクセスポイントの受信信号強度が高くなるという事実を考慮して、Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、Wi-Fiアクセスポイントとデバイスとの間の距離に従って推定されてよい。或いは、場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、オペレーション及びメンテナンスの担当者が、各Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービスの品質に従って、良好な通信サービス品質から不良通信サービス品質の順に基づいて、全てのWi-Fiアクセスポイントにつして異なる優先度を設定し、各Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質をデバイスに通知するようにする。すなわち、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、最も優先度の高いWi-Fiアクセスポイントが最良の通信サービス品質を提供し、最も優先度の低いWi-Fiアクセスポイントが、配備されたWi-Fiアクセスポイントのうちの残りのWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣る通信サービス品質を提供する。或いは、デバイスは、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質に従って、全てのWi-Fiアクセスポイントに対して異なる優先度をローカルに設定する。すなわち、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントのうち、最も優先度の高いWi-Fiアクセスポイントが最高の通信サービス品質を提供し、最も優先度の低いWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続しているWi-Fiアクセスポイントのうちの残りのWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣る通信サービス品質を提供する。本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するための多くの任意の方法があることが分かるであろう。
デバイスは、予め設定された方法に従って最適Wi-Fiアクセスポイントを決定してよい。例えば、予め設定された方法が信号強度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。又は、
予め設定された方法が距離選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
予め設定された方法がネットワーク帯域幅選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
予め設定された方法がネットワーク速度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク速度に従って、最高のネットワーク速度を提供する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。又は、
予め設定された方法が優先度選択方法である場合、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの優先度に従って、最高の優先度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。
留意すべきこととして、一般に、デバイスは、Wi-Fi機能を有効にした後、予め設定された周期でWi-Fiアクセスポイントの信号を探索する。Wi-Fiアクセスポイントの信号はWi-Fiアクセスポイントの識別子などの情報を搬送するので、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を発見すると、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの識別子を取得し、同時にWi-Fiアクセスポイントの信号強度を検出することもできる。場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントの展開時に、Wi-Fiアクセスポイントには、Wi-Fiアクセスポイントに接続されたネットワークのネットワーク帯域幅やネットワーク速度などの情報も設定され、それによりデバイスは、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を探索するときに、Wi-Fiアクセスポイントによって送信されるネットワーク帯域幅、ネットワーク速度なども受信する。又は、デバイスは、最適Wi-Fiアクセスポイントを後で決定するときに使用するために、Wi-Fiアクセスポイントに接続されているネットワークのネットワーク帯域幅とネットワーク速度を検出するために、Wi-Fiアクセスポイントへの接続を試行してよい。加えて、Wi-FiアクセスポイントにWi-Fiアクセスポイントの配備位置を設定することもでき、これによりデバイスは、検索によってWi-Fiアクセスポイントの信号を探索するときに、Wi-Fiアクセスポイントによって送信された位置情報も受信するか、又はデバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの識別子をリモートサーバ(例えばGoogleマップサーバ)に送信し、リモートサーバによってフィードバックされた位置情報を受信する。したがって、デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。デバイスによって検索されたWi-Fiアクセスポイントのネットワーク速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
S203a.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定する。
或いは、S203aの代わりにS203bが実行される。
S203b.デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうちいずれか1つである。
図3に示される実施形態では、S203aが例として用いられる。
S204.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図4は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態3の概略フローチャートである。図4に示されるように、本実施形態は、図1又は図3に示される実施形態に基づいて更なる説明を行い、具体的には以下のステップを含む。
S301.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
S302.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
具体的な決定方法については、前述の実施形態を参照されたい。加えて、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの信号を自動的且つ定期的に検索することができるので、前述の少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、S301の前に検索によって発見されてよい。しかし、場合によっては、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントによってトリガされて、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索する。すなわち、S302の前に、デバイスは更に、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行する必要がある。
S303a.デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する。
更に留意すべきこととして、デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、S302の前に、デバイスが選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行するとき、デバイスは、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見できない可能性がある。この場合、このステップは停止し、すなわち、S302以降のステップは実行されない。
S303b.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なるか否かを決定する。最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なる場合、S304を実行する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異ならない場合、プロセスは停止する。
更に留意すべきこととして、デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、S302の前に、デバイスは、検索により少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見することができる。すなわち、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントが確実に存在する。すなわち、デバイスはまた、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するために、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いる。したがって、場合によっては、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントは、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントである。したがって、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を維持し、すなわち、プロセスは停止する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントでないとき、すなわち、デバイスが接続していない別のWi-Fiアクセスポイントが、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるよりも良好な通信サービス品質を提供するときは、スイッチングが実行される必要がある。
本実施形態では、図4ではS303bを例に挙げているが、任意にS303bはS303cで置換されてよい。
S303c.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良い場合、S304を実行する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良くない場合、プロセスは停止する。
場合によっては、S301では、デバイスがトリガされて最適Wi-Fiアクセスポイントを発見し、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントを除く他のWi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。すなわち、前述の選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。したがって、場合によっては、S302の前に、選択可能Wi-Fiアクセスポイントを検索するとき、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号に加えて、デバイスは検索により、別のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見しない。したがって、決定された選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロであり、プロセスは停止し、すなわちS302以降のステップは実行されない。
しかしながら、第1のWi-Fiアクセスポイントが考慮されない場合でも、デバイスは、検索により選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。この場合、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない選択可能Wi-Fiアクセスポイントの中で決定される最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるものよりも良好ではない可能性がある。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良好でない場合、スイッチングは実行される必要はない。すなわち、プロセスは停止する。又は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣っているとき、スイッチングが実行される。
S304.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求が開始されると、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスは最適Wi-Fiアクセスポイントに直接接続することができる。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントではなく、パスワードが設定されている場合、デバイスはパスワードを提供する必要がある。パスワードは、デバイスに記憶されているパスワードであってよい。例えば、本実施形態の前に、デバイスは、ユーザによって入力されたパスワードを用いて最適Wi-Fiアクセスポイントに接続したことがあり、デバイスはパスワードを記憶する。したがって、最適Wi-Fiアクセスポイントに再度接続するとき、デバイスは記憶されたパスワードを自動的に提供する。しかしながら、本実施形態の前に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントに接続したことがない場合、デバイスはユーザにパスワードの入力を促す。
S305a.最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続が失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
場合によっては、上記S305aは以下のS305bに置換されてよい。図4では、例としてS305aを用いる。
S305b.最適Wi-Fiアクセスポイント経由でのネットワークへのアクセスに失敗した場合、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
ユーザエクスペリエンスを改善するために、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗した場合、又はデバイスが最適Wi-Fiアクセスポイント経由でネットワークにアクセスできない場合は、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を復元する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図5は、本発明に係る通信接続の制御方法の実施形態4の概略フローチャートである。図5に示されるように、本実施形態は、図1又は図3に示される実施形態に基づいて更なる説明を行い、具体的には以下のステップを含む。
S401.デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する。
S402.デバイスが、デバイスに記憶された履歴情報と検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントの識別子とに従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて選択可能Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。本実施形態では、デバイスが特定のWi-Fiアクセスポイントに正常に接続する度に、デバイスはWi-Fiアクセスポイントの識別子を記録する。具体的には、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を前述の履歴情報に記録する。この場合、S402では、デバイスは、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定する。図4に示された上記実施形態と比較すると、本実施形態では、選択可能Wi-Fiアクセスポイントは、履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて決定されることが分かるであろう。しかしながら、図4に示される実施形態では、検索によって発見される全てのWi-Fiアクセスポイントが、選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いられる(第1のWi-Fiアクセスポイントは除外されてもされなくてもよい)。
加えて、上記の履歴情報は更に、正常に接続されたWi-Fiアクセスポイントのパスワード(Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、パスワードを記録する必要はない)、プロトコル情報、信号強度、ネットワーク帯域幅、ネットワーク速度、位置、ユーザがWi-Fiアクセスポイントについて設定した優先度などを含む。
留意すべきこととして、デバイスが現時点に第1のWi-Fiアクセスポイントに接続し、「第1の」は現時点にデバイスが接続するWi-Fiアクセスポイントを特に示すために使用される。デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに正常に接続した後、デバイスは、少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子を履歴情報に記録する。この場合、履歴情報の観点から、第1のWi-Fiアクセスポイントは第2のWi-Fiアクセスポイントであり、その識別子はデバイスによって履歴情報に記録される。
加えて、本実施形態では、選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子がデバイスの履歴情報に存在する。これは、現時点の前に、デバイスが選択可能Wi-Fiアクセスポイントに正常に接続したことを示す。又は、決定された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントがデバイスによって認証されたと見なすことができ、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントのセキュリティが保証され、潜在的なセキュリティリスクを伴うWi-Fiアクセスポイントへの切り替えが防止される。
デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントの信号を自動的且つ定期的に検索することができるので、上述した検索により発見される全てのWi-Fiアクセスポイントは、S401の前に検索によって発見されている可能性がある。しかし、場合によっては、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントによってトリガされて、Wi-Fiアクセスポイントを検索する。すなわち、S402の前に、デバイスは更に、Wi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行する必要がある。
S403.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する。
任意に、本実施形態では、上述した履歴情報を参照して、予め設定された方法、すなわち優先度選択方法が提供される。具体的には、デバイスは、Wi-Fiアクセスポイントに正常に接続した後、正常に接続されたWi-Fiアクセスポイントの優先度を設定してよい。したがって、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む。デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得する。デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。又は、
履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である。したがって、予め設定された方法が時間選択方法であるとき、デバイスは、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得する。デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
S404a.デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する。
更に留意すべきこととして、デバイスがWi-Fiアクセスポイントと接続しないとき、S402の前に、デバイスがWi-Fiアクセスポイントを検索するステップを実行するとき、デバイスは検索によりWi-Fiアクセスポイントを発見できない可能性がある。この場合プロセスは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。又は、検索によって発見される全てのWi-Fiアクセスポイントがデバイスの接続したことのないWi-Fiアクセスポイントであるとき、セキュリティのために、S402で決定された選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロである。この場合プロセスは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。
S404b.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子が異なるか否かを決定する。イエスであればS405を実行する。ノーであればプロセスは停止する。
更に留意すべきこととして、場合によっては、S402の前に、デバイスは、検索により少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を発見することができる。すなわち、少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントは確実に存在し、選択可能Wi-Fiアクセスポイントが決定されるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントは除外されない。すなわち、デバイスはまた、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するために、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントを選択可能Wi-Fiアクセスポイントとして用いる。したがって、場合によっては、決定された最適Wi-Fiアクセスポイントは、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントである。したがって、デバイスは第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を維持し、すなわち、プロセスは停止する。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが第1のWi-Fiアクセスポイントでないとき、すなわち、デバイスの接続していない別のWi-Fiアクセスポイントが、第1のWi-Fiアクセスポイントよりも良好な通信サービス品質を提供する場合、スイッチングを行う必要がある。
本実施形態では、図5ではS404bを例に挙げているが、任意に、S404bは以下のS404cに置換されてよい。
S404c.デバイスが第1のWi-Fiアクセスポイントに接続するとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いか否かを決定する。イエスであればS405を実行し、ノーであればプロセスは停止する。
場合によっては、S402の前に、デバイスは、少なくとも第1のWi-Fiアクセスポイントの信号を検索により発見する可能性がある。すなわち、少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが確実に存在し、選択可能Wi-Fiアクセスポイントが決定されるとき、第1のWi-Fiアクセスポイントは除外される。すなわち、上記の選択可能Wi-Fiアクセスポイントは第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない。したがって、場合によっては、S302で決定される選択可能Wi-Fiアクセスポイントの数はゼロである。この場合、このステップは停止し、すなわち、S402以降のステップは実行されない。
しかしながら、第1のWi-Fiアクセスポイントが考慮されない場合でも、デバイスはまた選択可能Wi-Fiアクセスポイントを決定する。この場合、第1のWi-Fiアクセスポイントを含まない選択可能Wi-Fiアクセスポイントの中で決定される最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供されるものよりも良好ではない可能性がある。最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良好でない場合、スイッチングは実行される必要はない。すなわち、プロセスは停止する。又は、第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも劣っているとき、スイッチングが実行される。
S405.デバイスが、現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始する。
最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求が開始されると、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスはWi-Fiアクセスポイントに直接接続することができる。又は、最適Wi-Fiアクセスポイントが公衆Wi-Fiアクセスポイントではなく、パスワードが設定されている場合、デバイスはパスワードを提供する必要がある。また本実施形態では、全ての選択可能Wi-Fiアクセスポイントがデバイスが正常に接続したことのあるWi-Fiアクセスポイントである場合、デバイスは、記憶されたパスワードを用いて最適Wi-Fiアクセスポイントに接続する。
S406a.最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続が失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
場合によっては、上記S406aは以下のS406bに置換されてよい。図5では、例としてS406aを用いる。
S406b.最適Wi-Fiアクセスポイント経由でのネットワークへのアクセスに失敗した場合、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図6は、本発明に係るデバイスの実施形態1の概略構造図である。図6に示されるように、本実施形態のデバイスは、ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュール11と、
最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュール12と、
第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュール13と、
を備える。
本発明の本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図7は、本発明に係るデバイスの実施形態2の概略構造図である。図7に示されるように、本実施形態は、図6に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。具体的には、デバイスは更に第3の決定モジュール14を備える。第3の決定モジュール14は、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される。
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
任意に、情報が識別子であるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成される。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
更に、第1の決定モジュール11は更に、メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される。
任意に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントにおける検出によりデバイスによって知られる。
更に、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
任意に、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、第1の決定モジュール11は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成される。
第1の決定モジュール11は、具体的には、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
更に、スイッチモジュール13は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。又は、スイッチモジュール13は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図8は、本発明に係るデバイスの実施形態3の概略構造図である。図8に示されるように、本実施形態では、デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ21及び送受信器22を備える。
プロセッサ21は、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される。
プロセッサ21は、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される。
送受信器22は、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される。
本発明の本実施形態では、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が現在接続しているWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことをデバイスが発見すると、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図9は、本発明に係るデバイスの実施形態4の概略構造図である。図9に示されるように、本実施形態は、図8に示される実施形態に基づいて更なる説明を行う。プロセッサ21は更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される。
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む。
任意に、情報が識別子であり、且つプロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成される。又は、
情報が品質パラメータであり、且つプロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成される。
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである。
更に、デバイスは更にメモリ23を備え、メモリ23は履歴情報を記憶するように構成される。
プロセッサ21は更に、メモリ23に記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
履歴情報は、少なくとも1つの第2のWi-Fiアクセスポイントの少なくとも識別子を含む。第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから、プロセッサ21によってトリガされた送受信器22によって取得される。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントにおける検出によりデバイスによって知られる。
任意に、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される。
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる。
任意に、履歴情報は更に、各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、プロセッサ21が、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサ21は、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成される。
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する。
任意に、送受信器22は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。或いは、任意に、送受信器22は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
図10は、本発明に係るデバイスの実施形態5の概略構造図である。図10に示されるように、本実施形態のデバイスは一例に過ぎず、実際の応用ではスマートフォンやiPadなどであってよいことが理解できるであろう。異なるデバイスの内部のモジュールと部品は異なり、したがって実際には、デバイスは、図10に示されたものより多くの或いは少ない部品を有してよく、2つ以上の部品を組み合わせてよく、或いは異なる部品構成を有してよい。図10に示される様々な部品は、1つ以上の信号処理及び/又は特定用途向け集積回路を含むハードウェアで、或いはソフトウェアで、或いはハードウェアとソフトウェアの組合わせで実施されてよい。
デバイス500は、少なくとも2つのアンテナ51と、少なくとも1つのプロセッサ52と、メモリ53と、センサ54と、I/Oインタフェース55と、通信モジュール56と、少なくとも1つの通信バス57とを備える。更に、デバイスは、デバイスに電力を供給する電源58やGPSモジュール59のような、他の機能的コンポーネントを更に備える。通信バス57は、モジュール間及びコンポーネント間の接続及び通信を実現するように構成される。メモリ53は、不揮発性ソリッドステートメモリ及び/又は、フラッシュメモリや回転可能なディスクドライブなどのダイナミックス不揮発性記憶装置を含んでよい。センサ54は、複数のタイプのセンサ、例えば、加速度センサや方向センサなどの変位センサを含む。通信モジュール56は、GSM(Global System for Mobile communication、移動通信用グローバルシステム)、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多元接続)、GPRS(General Packet Radio Service、汎用パケット無線サービス)、EDGE(Enhanced Data Rate for GSM Evolution、GSM進化型高速データレート)などの長距離通信用、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、広帯域符号分割多元接続)、TD−SCDMA(Time Division-Synchronous Code Division Multiple Access、時分割−同期符号分割多元接続)などの3G技術用、LTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)などの4G技術用に構成されてよい。また、通信モジュール56は近距離通信用に構成されてもよく、ZigBee、UWB、Wi-Fi、Bluetooth、NFC、赤外線通信など、近距離の第三者デバイス(例えばインテリジェントウェアラブルデバイス)との近距離無線通信を実行してよい。通信モジュール56と協働するアンテナ51は、信号を受信し送信するように構成される。
具体的には、I/Oインタフェース55は、表示及び入力用のタッチパネル551、入力用(任意)用のI/Oキーボード552などを含む。
具体的には、メモリ53は、オペレーティングシステム5021及びアプリケーションプログラム5022を含む。オペレーティングシステム5021は、様々なオペレーティングシステムプログラムを含み、様々なハードウェアベース動作を実現するように構成される。アプリケーションプログラム5022は、各種のアプリケーションプログラムを含み、各種のアプリケーション機能、例えばWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラム、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を識別するプログラム、トリガイベントを識別するプログラム、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムなどを実現するように構成される。
更に、メモリ53は、スイッチ条件、履歴情報、Wi-Fiアクセスポイントの優先度などを更に記憶してよい。
プロセッサ52は、通信バス57を用いて上記のモジュール及びコンポーネントとの通信を行い、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行してトリガイベントを識別し、更に、Wi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラムを実行して、通信モジュール56を用いた検索により少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントを発見する。そして、プロセッサ52は、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラムを実行し、少なくとも1つのオプションのWi-Fiアクセスポイントにおいて最適Wi-Fiアクセスポイントを決定し、最後に、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムを実行して、最適Wi-Fiアクセスポイントがメモリ53に記憶されたスイッチ条件を満たすと決定し、最適Wi-Fiアクセスポイントに切り替える。
加えて、プロセッサ52は更に、通信バス57を用いてタッチスクリーン51を制御して、ユーザに対して最適Wi-Fiアクセスポイントを表示してよい。
任意に、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行するとき、プロセッサ52は、加速度センサや方向センサなどの変位センサとの通信を実行して、又はGSM(移動通信用グローバルシステム)との通信を実行して、デバイスの位置が変化したことを知り、デバイスの位置の変化をトリガイベントとして識別し、それからWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラムを実行し、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラム等を実行する。
任意に、プロセッサ52は、トリガイベントを識別するためのプログラムを実行するとき、通信モジュール56との通信を行う。第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したり、アクセス速度が低下したり、第1のWi-Fiアクセスポイントの信号が弱まったことを検出した場合、プロセッサ52はトリガイベントとして識別し、それから、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラムを実行し、それからWi-Fiアクセスポイントの信号を検索するための制御プログラム、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するためのプログラム、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムなどを実行する。
或いは、場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントを切り替える制御プログラムを実行するとき、プロセッサ52は、Wi-Fiアクセスポイントの識別子を識別するプログラムを参照して、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する。
場合によっては、Wi-Fiアクセスポイントを切り替えるための制御プログラムを実行するとき、プロセッサ52は、通信モジュール56によって取得された最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとを参照して、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすか否かを決定する。
本発明の本実施形態では、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定する度に、デバイスはすぐに最適Wi-Fiアクセスポイントを検索する。選択する必要のある最適Wi-Fiアクセスポイントを決定した後、デバイスは、現在接続しているWi-Fiアクセスポイントから自動的に接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始して、適時により良い通信サービス品質を取得する。これにより、ネットワークリソースの浪費が回避され、また、手動スイッチのユーザ介入が必要とされないので、人間−コンピュータ相互作用の知能化特性が改善される。
留意すべきこととして、図6及び図10に示されるデバイスは、別の方式で実施されてよい。全てのモジュール、コンポーネント又はユニットの分割は、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実装では別の分割方式が存在する可能性がある。例えば、複数のモジュール又はユニットは組み合わされてよく、或いは更に複数のモジュール又はユニットに分割されてよく、或いは一部の特徴は無視されてよい。加えて、モジュール間及びユニット間の通信接続がある。具体的には、通信接続は、いくつかのインタフェースを用いて、間接結合又は直接結合の方式で実装されてもよく、通信接続は、電気的、機械的その他の形態で実装されてもよい。
加えて、各デバイス実施形態におけるモジュールは、1つの機能モジュールに統合されてもよく、或いはモジュールのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、各モジュールはハードウェア及び/又はソフトウェアの形式で実装されてもよい。
当業者であれば、方法実施形態のステップの全部又は一部が、関連ハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解できるであろう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。プログラムが実行されると、方法実施形態のステップが実行される。上記の記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを記憶可能なあらゆる媒体が含まれる。
最後に、留意すべきこととして、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は上記の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態で説明した技術的解決策を依然として変更したり、その一部又は全部の技術的特徴に対して均等置換を行うことができることを理解できるであろう。
本発明の更なる実施形態を以下に提供する。なお、以下で使用される付番は、必ずしも前述で使用された付番に従う必要はない。
実施形態1.ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有するデバイスに適用される通信接続の制御方法であって、デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップと、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップと、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するステップと、を含む制御方法。
実施形態2.検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、
デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するステップ、
を更に含み、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
実施形態1に記載の制御方法。
実施形態3.情報が識別子であるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するステップ、
を含み、又は、
情報が品質パラメータであるとき、デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイント及び第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップは、
デバイスが、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するステップ、
を含み、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである、
実施形態1又は2に記載の制御方法。
実施形態4.検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップの前に、
デバイスが、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を更に含み、
履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
実施形態1乃至3のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態5.検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含む、実施形態1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態6.デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される、
実施形態1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態7.検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態8.検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
を含み、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態9.履歴情報は更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間であり、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む、実施形態4に記載の制御方法。
実施形態10.履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップは、
デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するステップと、
デバイスが、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
を含む、実施形態4に記載の制御方法。
実施形態11.デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を更に含む、実施形態1乃至10のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態12.デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、デバイスが、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
を更に含む、実施形態1乃至10のいずれか一項に記載の制御方法。
実施形態13.デバイスであって、デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュールと、
第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュールと、
を備えるデバイス。
実施形態14.Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される第3の決定モジュール、
を更に備え、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
実施形態13に記載のデバイス。
実施形態15.情報が識別子であるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであるとき、第2の決定モジュールは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである、
実施形態13又は14に記載のデバイス。
実施形態16.第1の決定モジュールは更に、デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
実施形態13乃至15のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態17.第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される、
実施形態13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態18.第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバからデバイスによって取得される、
実施形態13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態19.第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態20.第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態21.履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
実施形態16に記載のデバイス。
実施形態22.履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
第1の決定モジュールは、具体的には、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される、
実施形態16に記載のデバイス。
実施形態23.スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
実施形態13乃至22のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態24.スイッチモジュールは更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
実施形態13乃至22のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態25.デバイスであって、デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ及び送受信器を備え、
プロセッサは、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成され、
プロセッサは、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成され、
送受信器は、第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される、
デバイス。
実施形態26.プロセッサは更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成され、
Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことをデバイスが検出することと、デバイスの位置が変化したことをデバイスが知ることと、第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことをデバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
実施形態25に記載のデバイス。
実施形態27.情報が識別子であり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
情報が品質パラメータであり、且つプロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわちWi-Fiアクセスポイントの優先度と、Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスとの距離とのうち少なくとも1つである
実施形態25又は26に記載のデバイス。
実施形態28.履歴情報を記憶するように構成されるメモリを更に備え、
プロセッサは更に、メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、第2のWi-Fiアクセスポイントは、デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
実施形態25乃至27のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態29.プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される、
実施形態25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態30.プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置とデバイスの位置とに従って、デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、プロセッサによってトリガされた送受信器により、Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから取得される、
実施形態25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態31.プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態32.プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、Wi-Fiアクセスポイントによってデバイスに送信されるか、又は、Wi-Fiアクセスポイントでの検出によりデバイスによって知られる、
実施形態25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態33.履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、時間は、デバイスが第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
実施形態28に記載のデバイス。
実施形態34.履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を含む場合、プロセッサが、最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
デバイスは、少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
実施形態28に記載のデバイス。
実施形態35.送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
実施形態25乃至34のいずれか一項に記載のデバイス。
実施形態36.送受信器は更に、デバイスが最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
実施形態25乃至34のいずれか一項に記載のデバイス。

Claims (36)

  1. ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有するデバイスに適用される通信接続の制御方法であって、
    前記デバイスが、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するステップと、
    前記デバイスが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するステップと、
    前記デバイスが、前記第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、前記最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するステップと、
    を含む制御方法。
  2. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップの前に、
    前記デバイスが、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するステップ、
    を更に含み、
    前記Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち前記第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことを前記デバイスが検出することと、前記デバイスの位置が変化したことを前記デバイスが知ることと、前記第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことを前記デバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
    請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記情報が識別子であるとき、前記デバイスが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するステップ、
    を含み、又は、
    前記情報が品質パラメータであるとき、前記デバイスが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイント及び前記第1のWi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと前記第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が前記第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するステップ、
    を含み、
    前記品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわち前記Wi-Fiアクセスポイントの優先度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、前記Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、前記Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスとの距離とのうち少なくとも1つである、
    請求項1又は2に記載の制御方法。
  4. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップの前に、
    前記デバイスが、前記デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、前記履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
    を更に含み、
    前記履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、前記第2のWi-Fiアクセスポイントは、前記デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御方法。
  5. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
    を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
  6. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスの前記位置とに従って、前記デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
    を含み、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、前記Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから前記デバイスによって取得される、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
  7. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップ、
    を含み、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
  8. 検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するステップ、
    を含み、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御方法。
  9. 前記履歴情報は更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子に対応する時間を含み、前記時間は、前記デバイスが前記第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間であり、
    検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する時間を取得するステップと、
    前記デバイスが、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
    を含む、請求項4に記載の制御方法。
  10. 前記履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を含む場合、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定する前記ステップは、
    前記デバイスが、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を取得するステップと、
    前記デバイスが、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するステップと、
    を含む、請求項4に記載の制御方法。
  11. 前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、前記デバイスが、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
    を更に含む、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の制御方法。
  12. 前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、前記デバイスが、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するステップ、
    を更に含む、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の制御方法。
  13. デバイスであって、前記デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、
    検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成される第1の決定モジュールと、
    前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成される第2の決定モジュールと、
    前記第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、前記最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成されるスイッチモジュールと、
    を備えるデバイス。
  14. Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成される第3の決定モジュール、
    を更に備え、
    前記Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち前記第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことを前記デバイスが検出することと、前記デバイスの位置が変化したことを前記デバイスが知ることと、前記第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことを前記デバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
    請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記情報が識別子であるとき、前記第2の決定モジュールは、具体的には、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
    前記情報が品質パラメータであるとき、前記第2の決定モジュールは、具体的には、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと前記第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が前記第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
    前記品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわち前記Wi-Fiアクセスポイントの優先度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、前記Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、前記Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスとの距離とのうち少なくとも1つである、
    請求項13又は14に記載のデバイス。
  16. 前記第1の決定モジュールは更に、前記デバイスに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、前記履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
    前記履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、前記第2のWi-Fiアクセスポイントは、前記デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
    請求項13乃至15のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスの前記位置とに従って、前記デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、前記Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから前記デバイスによって取得される、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  19. 前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  20. 前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載のデバイス。
  21. 前記履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する時間を含み、前記時間は、前記デバイスが前記第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する時間を取得するように構成され、
    前記デバイスは、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
    請求項16に記載のデバイス。
  22. 前記履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を含む場合、前記第1の決定モジュールは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
    前記第1の決定モジュールは、具体的には、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成される、
    請求項16に記載のデバイス。
  23. 前記スイッチモジュールは更に、前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
    請求項13乃至22のいずれか一項に記載のデバイス。
  24. 前記スイッチモジュールは更に、前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
    請求項13乃至22のいずれか一項に記載のデバイス。
  25. デバイスであって、前記デバイスはワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)機能を有し、プロセッサ及び送受信器を備え、
    前記プロセッサは、検索によって発見された少なくとも1つの選択可能ワイヤレス・フィディリティ(Wi-Fi)アクセスポイントにおいて、最適Wi-Fiアクセスポイントを決定するように構成され、
    前記プロセッサは、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての情報と現在接続されている第1のWi-Fiアクセスポイントについての情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントがスイッチ条件を満たすことを決定するように構成され、
    前記送受信器は、前記第1のWi-Fiアクセスポイントから接続解除し、前記最適Wi-Fiアクセスポイントに対して接続要求を開始するように構成される、
    デバイス。
  26. 前記プロセッサは更に、Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントが発生したことを決定するように構成され、
    前記Wi-Fiアクセスポイントをスイッチするトリガイベントは、以下のイベント、すなわち前記第1のWi-Fiアクセスポイントの信号強度が低下したことを前記デバイスが検出することと、前記デバイスの位置が変化したことを前記デバイスが知ることと、前記第1のWi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスが失敗したこと又はアクセス速度が低下したことを前記デバイスが検出することとのうち、少なくとも任意のイベント又は少なくとも2つのイベントの任意の組合わせを含む、
    請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記情報が識別子であり、且つ前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの識別子と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントの識別子とが異なることを決定するように構成され、又は、
    前記情報が品質パラメータであり、且つ前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、前記最適Wi-Fiアクセスポイントの品質パラメータと前記第1のWi-Fiアクセスポイントの品質パラメータとに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質が前記第1のWi-Fiアクセスポイントによって提供される通信サービス品質よりも良いことを決定するように構成され、
    前記品質パラメータは、以下のパラメータ、すなわち前記Wi-Fiアクセスポイントの優先度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの信号強度と、前記Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅と、前記Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度と、前記Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスとの距離とのうち少なくとも1つである
    請求項25又は26に記載のデバイス。
  28. 履歴情報を記憶するように構成されるメモリを更に備え、
    前記プロセッサは更に、前記メモリに記憶された履歴情報に従って、検索によって発見された全てのWi-Fiアクセスポイントにおいて、前記履歴情報に識別子が存在する少なくとも1つのWi-Fiアクセスポイントが前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
    前記履歴情報は少なくとも第2のWi-Fiアクセスポイントの識別子を含み、前記第2のWi-Fiアクセスポイントは、前記デバイスが接続に成功したWi-Fiアクセスポイントである、
    請求項25乃至27のいずれか一項に記載のデバイス。
  29. 前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの信号強度に従って、最高の信号強度を有するWi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成される、
    請求項25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
  30. 前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの位置と前記デバイスの前記位置とに従って、前記デバイスに最も近いWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントの位置は、前記プロセッサによってトリガされた前記送受信器により、前記Wi-Fiアクセスポイント又はリモートサーバから取得される、
    請求項25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
  31. 前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅に従って、検索によって発見された前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、最大のネットワーク帯域幅を有するWi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのネットワーク帯域幅は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
  32. 前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントのアクセス速度に従って、最高のアクセス速度を有する選択可能Wi-Fiアクセスポイントが前記最適Wi-Fiアクセスポイントであることを決定するように構成され、
    前記デバイスによる検索によって発見された任意のWi-Fiアクセスポイントのアクセス速度は、前記Wi-Fiアクセスポイントによって前記デバイスに送信されるか、又は、前記Wi-Fiアクセスポイントでの検出により前記デバイスによって知られる、
    請求項25乃至28のいずれか一項に記載のデバイス。
  33. 前記履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する時間を含み、前記時間は、前記デバイスが前記第2のWi-Fiアクセスポイントへの接続に成功した時間である場合、前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する時間を取得するように構成され、
    前記デバイスは、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が現時点に最も近い時点に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
    請求項28に記載のデバイス。
  34. 前記履歴情報が更に各第2のWi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を含む場合、前記プロセッサが、前記最適Wi-Fiアクセスポイントについての前記情報と前記現在接続している第1のWi-Fiアクセスポイントについての前記情報とに従って、前記最適Wi-Fiアクセスポイントが前記スイッチ条件を満たすことを決定するように構成されるとき、前記プロセッサは、具体的には、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの識別子に従って前記履歴情報を問い合わせて、各選択可能Wi-Fiアクセスポイントの前記識別子に対応する優先度を取得するように構成され、
    前記デバイスは、前記少なくとも1つの選択可能Wi-Fiアクセスポイントにおいて、識別子が最高の優先度に対応する選択可能Wi-Fiアクセスポイントを前記最適Wi-Fiアクセスポイントとして選択する、
    請求項28に記載のデバイス。
  35. 前記送受信器は更に、前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントへの接続に失敗したとき、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
    請求項25乃至34のいずれか一項に記載のデバイス。
  36. 前記送受信器は更に、前記デバイスが前記最適Wi-Fiアクセスポイントを介したネットワークへのアクセスに失敗したとき、前記第1のWi-Fiアクセスポイントへの接続を確立する動作を実行するように構成される、
    請求項25乃至34のいずれか一項に記載のデバイス。
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