JP2018513930A - ロック体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、電動モータ(9)を有するロック体(1)に関する。電動モータ(9)は、力伝達連結に配置された部品間の力伝達連結の形成及び除去をガイドして、力を伝達する、又は力伝達を阻害するように配置されている。力伝達連結の形成が実現しないとき、本発明の構成では、1つのばね(48)を使用しているため、電動モータに接続されたピストンを外側及び内側の両方向へ押すことができる。

Description

本発明は、力を伝達する又は力伝達を阻害するために、力伝達連結に配置される部品間の力伝達連結の形成及び除去をガイドする電動モータを有するロック体に関する。力伝達は、例えば、ロック体に連結されるハンドルから、いわゆる駆動部を介して、ボルトのロック部品まで、又はボルトからロック体のデッドボルトピースまでであってよい。
ロック体の動作構成は、通常、ドアは外側からは常にキー操作のロック機構によって開き、内側からは、ハンドル、回転ノブ、又は同等のものによって開く方式である。加えて、ロック体は、外側から電子的に開くロック体でもよく、この場合、電動モータが力伝達連結の形成をガイドし、外側のハンドルを回すと、ロック体のボルトのロック部品が解除し、ボルトがロック体内へ移動可能になる。別の型のロック体では、ハンドルを回すとボルトをロック体へと引き込む。ロック体には、その他の動作構成のものもある。ロック体は、外側からは、電子的にのみ開いてもよく、又は、ロック体は、両側から電子的に開いてもよい。
ドアのロックにおけるハンドル機能を電動モータがガイドするのは、用途に応じて、様々な方法で実現することができる。例えば、電流が電動モータに接続され、モータ軸が第1の方向に回転すると、力伝達がハンドルからロックのボルトのロック部品へと連結され、ドアをハンドルによって開けることができるようになる。あるいは、このソリューションは反転してもよく、その場合、この構成によって、電動モータが反対方向に、すなわち、第1の方向とは反対の回転方向に回転すると、ドアはハンドルによって開くことができる。電動モータの回転方向の選択は、ロック体の実施例に依存する。
ロック体は、通常、ハンドルのスピンドル軸に配置された圧力カムと、圧力カムの両側に配置された駆動部とを有する。駆動部は、ハンドルのスピンドルに連結されており、ハンドルは、各駆動部の側部からロック体に連結されている。ロック体の反対側の駆動部は、それに対応して、反対側のハンドルのスピンドルに連結されている。駆動部は、ラッチによって、圧力カムと共に力伝達連結状態となり、ハンドルのスピンドルは、駆動部及びラッチを経由して、圧力カムと力伝達連結状態になる。次に、圧力カムは、ロック体のボルトのロック部品と連結している。電動モータは、ラッチをガイドして、力伝達連結を形成するか、又は力伝達連結を除去する。電動モータのガイド動作によって生成された力伝達連結によって、ボルトがロック体の内部へ移動できる。ボルトのロック部品がロック位置にあるときは、ボルトはロック体内部へ移動できない。ロック部品がロック位置から移動したときのみ、ボルトはロック体内へ移動できる。
ハンドルが回された場合、力伝達連結が実現していなくても、ハンドルは回るが、圧力カム、従って、ボルトは移動しない。このように、ボルトは、ロック体に向かって移動できない。ハンドルが押された場合、電動モータがラッチをガイドして力伝達を形成する間、力伝達は形成されていない。このような状況のために、電動モータ構成に連結されたばねシステムを設けてもよい。このような状況でハンドルの押圧が停止されると、電動モータのガイド動作がすでに終了していたとしても、ばねシステムがラッチをガイドして所望の力伝達連結になる。
市場に出ている既知の電動モータ構成の1つでは、電動モータに加えて、ロック体に取り付けられる取付ラックを備え、モータはその中に配置される。電動モータの軸上には、ウォームねじが取り付けられている。この構成は、ねじ山付き相手部品とピストンを更に備える。ねじ山付き相手部品は、ウォームねじと対向し、電動モータによって、電動モータの軸方向に移動可能である。ねじ山付き相手部品は、ピストンと連結しており、従って、ピストンは電動モータから外側へ、又は、電動モータ側に向かう方向に移動可能である。また、電動モータ構成は、2つのばねを含む上記ばねシステムを有する。第1のばねは、ピストンを外側へ押すように配置され、第2のばねはピストンを内側へ、すなわち電動モータに向かう方向に、押すように配置されている。ピストンは、例えば、1つ又は複数のレバー、又はプレートを介して、上記ラッチと連結している。
2つのばねを使うことによって、ラッチの力伝達連結状態への移行、力伝達連結状態から抜ける移行を確実にする作用が得られる。ばねは、電動モータの軸の周りに、2つのばねの間にウォームねじが入るように、配置される。ばねは比較的小さいので、ねじの取付けには精度が必要である。加えて、2つのばねの力ができるだけ同じになるように、ばね間のバランスを取るのは困難である。
本発明の目的は、ロック体の生産コストも低減できる、ロック体の電動モータ構成のより良好な取付性を提供することである。
本発明は、既知の2つのばねの使用に代えて、1つのばねのみを使用することが可能という考えに基づいている。本発明は、ばねがピストンを外側へ、又は内側へ押すように1つのばねを使用することが可能な構成である。
本発明に係るロック体は、ボルトと、力伝達連結に配置された部品とを備える。ロック体は、部品間の力伝達連結の形成または除去をガイドして、ハンドルのスピンドル軸からボルトのロック部品に力を伝達する、又はその力伝達を妨げるように配置された電動モータを更に備える。
ロック体は、それに取り付けられた取付ラックを有し、この取付ラックには電動モータが配置されている。電動モータは、ウォームねじが取り付けられた軸を有する。ロック体は、ねじ山付き相手部品とピストンを更に備える。ねじ山付き相手部品は、ウォームねじと対向し、電動モータによって、電動モータの軸の方向に移動可能であり、ピストンは相手部品と連結している。
相手部品は、電動モータから離れる方向を向く、少なくとも2つの羽根部を有し、羽根部の両端には、電動モータの軸から離れる方向を向く、相手部品の羽根部突起が設けられている。ピストンは、電動モータの方を向くピストンの羽根部を少なくとも2つ有し、ピストンの羽根部の両端には、電動モータの軸から離れる方向を向く、ピストンの羽根部の突起が設けられている。相手部品の羽根部及びピストンの羽根部は重なり合い、ばねによって囲まれており、ばねは更に相手部品の羽根部突起とピストンの羽根部突起との間に位置する。
ピストンは、電動モータの軸の方向に移動するように配置され、相手部品、及び同時に相手部品の羽根部に対して摺動する。ばねは、ピストンの移動が少なくとも部分的に妨げられている場合、電動モータのガイド動作状態の間、位置エネルギーを蓄積するように配置されている。ピストンの移動の障害が終わってピストンが移動できるようになると、位置エネルギーによって、ピストンは電動モータから離れる方向、又は電動モータに向かう方向に押される。この方向は、ロック体の実施例及び電動モータの実施例に依存する。
以下では、添付の図を参照して本発明をより詳細に説明する。
図1は、ハンドルのスピンドル軸の駆動部が圧力カムへの力伝達から切り離されているときの、本発明に係るロック体の一例を示す。 図2は、ハンドルのスピンドル軸の駆動部が、圧力カムへの力伝達から切り離されているが、電動モータによって力伝達状態へガイドされているときの、本発明に係るロック体の図1の例を示す。 図3は、ハンドルのスピンドル軸の駆動部が、圧力カムとの力伝達に連結されているときの、本発明に係るロック体の図1の例を示す。 図4は、基本状態における電気モータ構成の一例を示す。 図5は、ピストンが電動モータによって外方向へガイドされているが、ピストンの移動が妨げられている状態の、電動モータ構成の一例を示す。 図6は、ピストンが電動モータによって外方向へガイドされ、且つピストンが外方向へ移動可能であった状態の、電動モータ構成の一例を示す。 図7は、ピストンが電動モータによって内方向へガイドされるが、ピストンの移動が妨げられている状態の、電動モータ構成の一例を示す。 図8は、組み立てられた状態の電動モータ構成の一例を示す。 図9は、電動モータ構成の一例を分解図として示している。 図10は、本発明の他の実施例の一例を示す。
図1は、ハンドルのスピンドル軸の駆動部が圧力カムへの力伝達から切り離されたときの、本発明に係るロック体の一例を示す。このように、本例において、力伝達とは、いわゆる駆動部を介してロック体に連結されるハンドルから、ボルトのロック部品までである。ロック体は様々な部品を有するが、本発明をより明確に示すために、図1にはその一部だけを示している。ロック体は、ロック体側部の穴(図示せず)とロック体における駆動部5の凹部の中心点との間の軸で形成されたスピンドル軸4を有する。ハンドル、又は例えば、回転ノブを備えるスピンドルが、軸4に配置されている。ハンドル(又は、回転ノブ)が回されると、スピンドル及び駆動部5も回転する。ロック体の反対側には、対応する駆動部5、及び同じ軸上にロック体側部の穴がある場合もある。すなわち、スピンドル軸は、ロック体の種類によって、ロック体の両側にある場合もあればロック体の片側のみにある場合もある。従って、スピンドル軸によって、スピンドルが配置されるロック体の位置が部位は意図される。
ロック体内において、駆動部5は、ばね15によって基本位置に配置されている。この位置において、スピンドル、及びスピンドル軸上に位置するハンドルも基本位置にある。通常、基本位置ではハンドルは水平であり、その状態から、ハンドルを回転させてドアを開くのは簡単である。ロック体内において、駆動部5が圧力カム7との力伝達連結状態にない場合、ハンドルが回されると駆動部は回転するが、回転の力をロック体内に伝達しない。駆動部5は、ラッチ6によって力伝達連結状態になる。ラッチ6の基本位置は、力伝達位置から解放されており、図の実施例では、この基本位置は磁石13Aによってもたらされている。ばねを使用することも可能である。電動モータ9が、レバーアーム又はプレート11を介して、ラッチ6を力伝達位置へとガイドすると、ラッチの力伝達面6Aが、駆動部5の力伝達相手面5Aの方を向く。図3にその状態を示す。駆動部が、圧力カム7との力伝達連結状態にある場合、ハンドルを回転させると、圧力カムが回転し、それにより、ボルト2のロック板8又はロック動作に連結されている他の部品を「ロック解放」位置へと移動させる。このとき、ボルト2は、ロック体のフェースプレート3内のボルト穴(図示せず)を通り、ロック体1内へと移動することができる。従って、ドアを開けるとき、ドアフレーム内のストライク板がボルトをロック体内へと押すことが可能になる。
電動モータ9は、このように、レバー又はプレート11が回転軸(ピン等)12に対して回転するようにガイドする。ガイド動作は、レバー又はプレート11に連結された、ピストン10の端部10Dを介して行わる。ピストンの端部10Dに連結して、ピストンの端部をレバー又はプレート11に連結する為に使用される、例えば、横溝が設けられている。レバー又はプレート11は、ラッチ6に対向するガイド面13を備えている。ラッチは、例えば、ピン軸14を介して、枢動可能に圧力カムと連結されている。ピン軸14は、ラッチが力伝達位置にあるとき、駆動部の回転トルクをラッチ6から、圧力カム7へと伝達する。
電動モータは、ハンドルが同時に回されて、ラッチ6が力伝達位置へと移動できない場合に、電動モータのガイド動作をその終端まで行うばね48を有する。図2に、その状態を示す。電動モータ9のガイド動作、すなわち、電動モータに対して外方向へピストンを移動させる、第1の方向への軸の回転が、ピストンの端部10Dを電動モータから遠ざける方向に移動させると、レバー又はプレート11は回転しようとし、ラッチ6を力伝達位置へと回転させる。駆動部5が回転した状態である為、ラッチ6は力伝達位置へと移動することができず、駆動部の外側の縁に当接する。ばね48は、この状態で、位置エネルギーを蓄積する。
図3は、(ハンドル及びスピンドル等による)スピンドル軸からの駆動部5の回転が終了して、ばね15が駆動部5を基本位置に戻した状態を示す。このとき、ばね48に蓄積されたエネルギーによって、ピストン10を外方向へ押すことができ、ピストンの端部10Dがレバー又はプレート11をガイドして回転させ、ガイド面13がラッチ6を力伝達位置へと押すようになる。この状態で、ハンドルが回された場合、駆動部5の回転動作が、圧力カム7を回転させ、これにより、ロック板8が移動する。
図4は、基本位置おける、すなわちここでは、ピストン10が電動モータ9に向かって内側へ移動したときの位置での電動モータ構成を示す。図8も、基本位置での電動モータ構成を示すが、断面が無い状態である。図9は、電動モータ構成の分解図の例を示す。電動モータは、取付ラック41に配置され、これを介して電動モータはロック体1に取り付けられる(図1〜図3)。図の例では、取付ラックは、端板41Aも備える。通常は、電動モータに接続され、電動モータに供給される電気エネルギー及び電動モータ9のガイド動作指示を受ける回路基板42がある。
電動モータ9は、軸43を有し、それにウォームねじ44が取り付けられている。ウォームねじのねじ山に対向して、相手部品45が、そのねじ山がウォームねじ44のねじ山上になるように設けられている。電動モータの軸43が、第1の方向に回転すると、ウォームねじ44も回転し、これにより、相手部品45が電動モータから遠ざかる方向にガイドされる。ピストン10は相手部品45と連結されており、ピストン10もまた、電動モータから離れる方向に動こうとする。電動モータの軸43が他方へ回転すると、すなわち、電動モータが他方へガイドを始めると、ウォームねじ44も回転し、それによって、相手部品45は、電動モータに向かう方向にガイドされる。相手部品と連結されているピストン10もまた、電動モータ9に向かって移動しようとする。
相手部品45は、電動モータ9から離れる方向を向く少なくとも2つの羽根部46を有する。羽根部46の両端には、相手部品の羽根部突起47が、電動モータの軸43から離れる方向を向いて設けられている。ピストン10は、電動モータ9の方に向く、ピストンの羽根部10Aを少なくとも2つ有する。ピストンの羽根部10Aの両端には、ピストンの羽根部の突起10Bが、電動モータの軸43から離れる方向を向いて設けられている。相手部品の羽根部46及びピストンの羽根部10Aは重なり合ってばね48に囲まれており、ばね48は、更に相手部品の羽根部突起47とピストンの羽根部の突起10Bとの間にある。
図の実施例では、ピストン10の軸部に、相手部品の羽根部46の為の溝10Cが長手方向に形成されている。これにより、相手部品45とピストン10の互いに対する重なり合いが良好にガイドされる。ピストンは、ピストンの上述した端部10Dも有する。相手部品の羽根部47及びピストンの羽根部10Aの開放端は、図に示すように面取りしてもよい。開放端を面取りすることによって、ばね48を所定位置に容易に配置できる。
取付ラックは、第1と第2の端部が開放されたシリンダ部49を備えてよく、それによって、シリンダ筒内に閉じた取付空間が実現される。図の例では、シリンダ部49は、ピストンの端部10Dが、シリンダの第1の端部の穴50を通ってシリンダの外側に出るように、電動モータの軸43、ウォームねじ44、相手部品45、ばね48、及びピストン10を収容する。シリンダの第1の端部の穴50は、ピストンの軸部の輪郭と形状的に対応するようにしてよい。それによって、ピストンは、シリンダ部49からも支持及びガイド機能を受けて電動モータの軸43の方向に移動することができる。
従って、図4の基本位置は、相手部品45が電動モータに向かってガイドされ、ピストン10もまた、電動モータ9に向かって内側に移動した状態である。図4〜図7の断面部が、相手部品45の羽根部46とピストン10の羽根部10Aがどのように重なり合っているかを示している。電動モータが、相手部品45及びピストン10を外方向へガイドする(すなわち、軸43を第1の方向に回転させる)が、ピストンの移動が(上で説明したようにハンドルを押すことにより)妨げられた場合、ばね48が圧縮し、位置エネルギーを蓄積する。図5にその状態を示す。電動モータのガイド動作は終了でき、相手部品45は、図5に示す位置に留まる。ピストン10の移動に対する障害(ハンドルの回転)が取り除かれると、ばね48に蓄積された位置エネルギーが、ピストンを外側方向へ押し、図6の状態となる。図6の状態は、ピストンの移動が妨げられないときに、電動モータにガイドされてピストン10が移動できた後の状態でもある。
図1〜図3はピストン10の外側への移動がラッチ6を力伝達連結状態にガイドする実施例を示すが、ピストン10の電動モータに向かう、すなわち内側に向かう移動がラッチ6を力伝達連結状態にガイドする、別の種類の実施例を実施することも可能である。ロック体のそのような実施例においては、電動モータ9が、(電動モータが軸43を反対方向に回転させ)ピストン10及びその端部10Dを、図6の位置から電動モータに向かう方向にガイドするときに、ロック体1の駆動部5が力伝達連結状態になる。しかし、ハンドルが同時に押された場合、駆動部5はこのとき上記のような力伝達連結状態に移動できない。そして、この場合、相手部品45は電動モータ9の方へ移動し、ばね48が圧縮して位置エネルギーを蓄積するが、ピストン10は電動モータに向かう方向に移動しない。図7に、この状態を示す。(ハンドルを回すなどの)ピストンを移動させる障害が除かれると、ばね48が、ピストン10を内側へ、すなわち、電動モータ9に向かう方向に押す。ピストンは、図4に示す状態になる。
ばねが、対称的に機能するので、この電動モータの構成は、すでに上記で提案しているように、多くの種類のロック体に使用可能である。1個のばねは、2個のばねより取付けが容易である。加えて、本発明に係るソリューションのばね48は、電動モータの軸43に連結される従来のばねより大きい。相手部品45及びピストン10の羽根部の外側にばねを配置することによって、これが可能となった。加えて、ばねは、羽根部の上に簡単に取り付けることができる。本発明に係るソリューションにおいて、ばねを間違って取り付ける可能性は、従来の既知のソリューションと比べてかなり小さい。従って、ばねが望ましくない張力状態になる可能性は、本発明においては、かなり小さい。更に、1つのばねは、それが両方向に作用するほど強く、一方、2つのばねを使用して、両方向に対象的に等しい強さの動作を提供することは、はるかにより困難である。以上の説明から、相手部品の羽根部突起47及びピストンの羽根部の突起10Bが、必要に応じて、ばね48をガイドして圧縮し、ばねの位置エネルギーをガイドしてピストン10を内側又は外側に押すということがわかる。更に、ばね48の剛性が、ピストンが電動モータにガイドされ阻害されずに移動できるときにばねを平衡状態に維持するのに十分であるということができる。この場合、ばね48は圧縮されず、代わりにピストンが動き、相手部品45が移動する。
従って、本発明に係るロック体1は、ボルト2と、ハンドルのスピンドル軸4と、これに連結配置された駆動部5及び圧力カム7とを備える。ロック体は、電動モータ9を更に備え、電動モータ9は、駆動部5と圧力カム7との間で力伝達連結の形成及び除去をガイドし、ハンドルのスピンドル軸4からボルト3のロック部品8へ、力を伝達するか、又は力伝達を阻害するように配置されている。ロック部品は、ロック体の実施例によって、少なくとも1つの部品を備える。
ロック体1には、取付ラック41が取付けられており、それに電動モータ9が配置されている。電動モータは、ウォームねじ44が取り付けられた軸43を有し、ロック体1は、ねじ山付き相手部品45とピストン10を更に備える。ねじ山付き相手部品45は、ウォームねじ44に対向し、電動モータ9によって電動モータの軸43の方向に移動可能であり、ピストン10は、相手部品に連結されている。
相手部品45は、電動モータ9から離れる方向を向く少なくとも2つの羽根部46を有し、その羽根部の両端には、相手部品の羽根部突起47が、電動モータの軸から離れる方向を向いて設けられている。ピストン10は、電動モータ9の方に向く、ピストンの羽根部10Aを少なくとも2つ有し、ピストンのその羽根部10Aの両端には、ピストンの羽根部の突起10Bが、電動モータ9の軸43から離れる方に設けられている。相手部品45の羽根部46及びピストンの羽根部10Aは重ね合ってばね48に囲まれており、ばね48は、更に相手部品の羽根部突起46とピストンの羽根部の突起10Aとの間にある。
ピストン10は、電動モータ9の軸43の方向に移動するように配置され、相手部品45及びその羽根部46に対して摺動する。ばね48は、駆動部5がハンドルのスピンドル軸4から回され、ピストン10の移動が少なくとも部分的に妨げられた場合に、電動モータ9のガイド動作の間に位置エネルギーを蓄積するように設けられている。駆動部5のスピンドル軸からの回転が終了してピストン10が移動できるようになると、位置エネルギーが、ロック体の種類によって、電動モータ9から離れる方向か、又は、電動モータ9に向かう方向にピストン10を押す。ロック体の種類とは、ロック体の異なる実施例を意味し、例えば、ピストンの外方向への移動によって上記ラッチ6が駆動部5と圧力カム7との間に力伝達連結を形成する一実施例、及び、ピストンの内方向の移動によって上記ラッチ6が駆動部5と圧力カム7との間に力伝達連結を形成する他の実施例などである。
図10は、本発明に係る他の実施例の例を示す。本例では、力伝達はロック体内部のボルトとデッドボルトピースとの間で、デッドボルト装置に属する部品を経由して行われる。ロック体103は、フェースプレート102と2重作用ボルト104を備え、2重作用ボルト104は、フェースプレート102のボルト穴を通して、退避位置とロック体のロック位置からの引き抜き位置との間を前後に直線運動が可能である。図10の実施例では、ボルト104は、ステム部品106と2つのボルトピース107を備える。ボルト104は、上記引き抜き位置の方向にばね付勢されている。ロック体は、更に、デッドロック装置108を備え、デッドロック装置108は、デッドロック位置へ移動可能であり、2重作用ボルトが引き抜き位置からロック体103の内部へと退避位置へ移動するのを阻害する。図10の実施例のロックは、更に、電動モータ9を備え、電動モータ9は、ボルトのステム部品106と、デッドロック装置に属するボルトのデッドロックピース1015との間の力伝達連結の形成又は除去をガイドし、ボルト102からボルトのデッドロックピース1015へ力を伝達する、又は力伝達を阻害するように配置される。
ドアロックは、デッドロック装置をガイドするための他のガイド装置も備える。ロックは、補助ボルト1016及び/又はスピンドルガイド装置1017を有してよい。補助ボルトは、ドアが開いているとき、ボルトがデッドロック状態へと移動するのを妨げ、ドアが閉まっているときは、その移動を可能にする。スピンドルガイド装置1017は、例えば、鍵穴、ハンドル、及び/又は回転ノブを備える。スピンドルガイド装置及び補助ボルトと、デッドロック装置のロックピース1015との連結は、簡易的に破線で表している。
デッドロック装置は、ボルトのステム部品106とロック体103との間に、ウェッジ1010を備える。ウェッジは、ボルトの直線状の経路に対して横切って移動するように配置されている。デッドロック装置は、更に、ロックピース1015とレバー1011を備え、レバー1011は支持点1012と、支持面1013と、ロック面1014を備える。レバー1011は、支持点1012において、ロック体103に枢支されている。支持面1013は、ウェッジ1010と協働するように配置されている。
支持面1013及びロック面1014は、支持点1012に対し、レバーと共に、フェースプレートの方向のレバーの引き抜き位置とロック体の後縁部の方向のレバーの退避位置との間で回転することになっている。支持点1012のからの距離は、ロック面1014の方が支持面1013より長い。レバー1011は、引き抜き位置の方向にばね付勢されている。
ロックピース1015は、レバー及びウェッジをデッドロック位置にロックするために、ロック面1014に対して移動可能である。デッドロック位置では、レバー1011は、引き抜き位置にあり、支持面1013は、ウェッジ1010に対向しており、ウェッジは、ボルトのステム106とロック体103との間に押し込まれている。電動モータ9は、デッドボルトピース1015を、ボルト104のレバー1011を介した力伝達連結状態へ、又は力伝達連結から抜けた状態へガイドする。力伝達連結状態では、デッドボルトピースは、レバーのロック面1014に対向しており、ボルト104が、ロック体内に入るのを阻害する。こうして、ボルトはデッドロック状態となる。デッドボルトピースが電動モータ9によって動かされ、デッドボルトピース1015がレバー及びそのロック面1014に対向しなくなったとき、力伝達連結状態は解除される。
電動モータによるデッドロックを解除しようとしている間に、ドアが押され、又は引かれて開いた場合、レバー1011は、電動モータがデッドボルトピースを開放位置に移動できない程度の力で、デッドボルトピース1015のロック面1014に対して下がることができる。すなわち、デッドボルトピース1015が動かなくなる程度の力で外力が作用すると2重作用ボルトをロック体内に押し込むことができる。この場合、ピストン10の移動は、少なくとも部分的に妨げられる。ドアに向けられた力が止まると、そのときのみ、ピストンは移動できる。このとき、ばね48に蓄積された位置エネルギーによって、ばねは、ピストンを移動することができる。これに関し、ドアに向けられた力の中断とは、デッドボルトピースが動くことができる程度に中断することを意味する。
既に上で述べたように、本発明に係るロック体は、電気モータの取付が容易であるため、組立が容易で安価である。ばねが1つであるため、短時間で取り付けが可能で、簡単であり、同時に、必要な部品の数も削減されている。1つのばねを取り付けるときに、従来のソリューションのように簡単に損傷が発生することもない。このソリューションの構成によって、これまでより大きなばねが使え、1つのばねしか必要ないので、より大きな潜在力がばねから得られ、ばねの作用は両方向に対称的になる。これによって、様々な種類のロック体の組立が著しく容易になる。更に、本発明に係る構成は、電動モータ構成が、様々なロック体のソリューションに適している場合において、ピストンの移動距離を増加させる。ピストンの移動距離の0.5mmの増加は、本発明が実現する重要な改善の1つである。また、それに関し、取付ラックのシリンダ部49が、取付を簡単にし、起こり得る汚れから部品を保護する。更に、本発明に係るソリューションは、力伝達連結状態に配置されるロック体内のどの部品間にも実現可能であり、それによって、上記の種類の障害況/故障状況の管理が可能になる。
上述の例は、発明をより明確に表すために、ロック体に含まれる全ての部品を含んでいない、又は示していない。それでも、例えば、ロック体のフェースプレート内のボルト穴など、どの部品がロック体に含まれるかは、当業者には明らかである。当業者にとっては、電動モータ9が、例えば、押しボタン、又は、ロック体を使う権限を有すると認識されたユーザーが所持する識別装置から指示コマンドを受信することも明らかである。従って、例えば、バッテリーによる電動モータの通電、及び電動モータの指示信号は、それ自体すでに既知である。
上述の例を踏まえ、本発明に係る実施例が、様々な多くのソリューションによって実現可能であることは明らかである。例えば、いくつかの実施例において、相手部品の羽根部46、及びピストンの羽根部10Aは、2つより多くてもよい。デッドロック装置は、上記の例とは異なる方法で実施できる。従って、本発明は上記の例のみに限定されるものではなく、むしろ、独立請求項の範囲内で様々な実施例によって実施することができる。

Claims (9)

  1. ボルト(2,104)と、力伝達連結に配置される部品とを備え、前記部品間に力伝達連結の形成及び除去をガイドして、力を伝達する、又は力伝達を阻害するように配置された電動モータ(9)を更に備える、ロック体(1)であって、
    前記ロック体(1)は、それに取り付けられた取付ラック(41)を有し、その内部に電動モータ(9)が配置され、前記電動モータが、ウォームねじ(44)が取り付けられた軸(43)を有し、前記ロック体(1)が、ねじ山付き相手部品(45)とピストン(10)を更に備え、前記ねじ山付き相手部品(45)が、前記ウォームねじ(44)と対向し、前記電動モータ(9)によって、前記電動モータの前記軸(43)の方向に移動可能であり、前記ピストン(10)が、前記相手部品と連結している、ロック体(1)において、
    前記相手部品(45)が、前記電動モータ(9)から離れる方向を向く、少なくとも2つの羽根部(46)を有し、前記羽根部(46)の両端には、前記電動モータの前記軸(43)から離れる方向を向く、前記相手部品の羽根部突起(47)が設けられ、前記ピストン(10)が、前記電動モータ(9)に向かう方向を向く、少なくとも2つの、前記ピストンの羽根部(10A)を有し、前記ピストンの前記羽根部(10A)の両端には、前記電動モータの前記軸(43)から離れる方向を向く、前記ピストンの前記羽根部の突起(10B)が設けられ、前記相手部品の前記羽根部(46)及び前記ピストンの前記羽根部(10A)は、重なり合い、ばね(48)に囲まれており、前記ばねは、更に、前記相手部品の前記羽根部突起(47)と前記ピストンの前記羽根部の前記突起(10B)との間にあり、
    前記ピストン(10)が、前記相手部品(45)及びその羽根部(46)に対して摺動して前記電動モータの前記軸(43)の方向に移動するように配置され、前記ピストン(10)の移動が少なくとも部分的に阻害された場合、前記ばね(48)が、前記電動モータ(9)がガイド動作状態の間に、位置エネルギーを蓄積するように配置され、前記阻害が終了して前記ピストン(10)が移動可能になると、前記位置エネルギーが、前記ピストン(10)を前記電動モータ(9)から離れる方向、又は前記電動モータ(9)に向かう方向に押すことを特徴とする、
    ロック体(1)。
  2. 前記ロック体が、ハンドルのスピンドル軸(4)を更に備え、力伝達連結に配置される前記部品が、前記ハンドルの前記スピンドル軸(4)に連結配置された駆動部(5)及び圧力カム(7)であり、
    前記ハンドルの前記スピンドル軸(4)から、前記ボルトのロック部品(8)へ力を伝達するために、または力伝達を阻害するために、前記電動モータ(9)が前記駆動部(5)と前記圧力カム(7)との間の力伝達連結の形成及び除去をガイドするように配置されており、
    前記駆動部(5)が前記ハンドルの前記スピンドル軸(4)によって回され、前記ピストン(10)の移動が少なくとも部分的に阻害される場合、前記ばね(48)が、前記電動モータ(9)のガイド動作状態の間、位置エネルギーを蓄積するように配置され、
    前記スピンドル軸(4)による前記駆動部(5)の回転が終了し、前記ピストン(10)が移動可能になると、前記位置エネルギーが前記ピストン(10)を、前記電動モータ(9)から離れる方向、又は前記電動モータに向かう方向に押すことを特徴とする、請求項1に記載のロック体(1)。
  3. 力伝達連結に配置される前記部品が前記ボルトのステム部品(106)及び前記ボルトのデッドロックピース(1015)であり、
    前記電動モータ(9)が、前記ボルトの前記ステム部品(106)と前記ボルトの前記デッドロックピース(1015)との力伝達連結の形成及び除去をガイドし、前記ボルト(104)から前記ボルトの前記デッドロックピースまで力を伝達する、又は力伝達を阻害するように配置され、
    前記ボルトに向けられた外力が前記ボルトを前記ロック体内に移動させようとし、前記ピストン(10)の移動が少なくとも部分的に阻害される場合、前記ばね(48)が、前記電動モータ(9)のガイド動作状態の間に位置エネルギーを蓄積するように配置され、
    前記外力が終了し前記ピストン(10)が移動可能になると、前記位置エネルギーが前記ピストン(10)を、前記電動モータ(9)から離れる方向、又は前記電動モータに向かう方向に押すことを特徴とする、請求項1に記載のロック体(1)。
  4. 前記ばね(48)の剛性が、前記ピストン(10)が前記電動モータ(9)によってガイドされ阻害されずに移動可能なときに前記ばね(48)を平衡位置に維持するのに十分であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロック体(1)。
  5. 前記ピストン(10)の軸部が、その長手方向に、前記相手部品の前記羽根部(46)のための溝(10C)を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロック体(1)。
  6. 前記相手部品の前記羽根部(46)及び前記ピストンの前記羽根部(10A)の開放端が面取りされていることを特徴とする、請求項4又は5に記載のロック体(1)。
  7. 前記取付ラック(41)が、第1及び第2の端部が開放したシリンダ部(49)を備え、
    前記シリンダ部(49)が、前記電動モータの軸(43)、ウォームねじ(44)、相手部品(45)、ばね(48)及びピストン(10)を収容し、
    前記ピストン(10)が、前記シリンダの前記第1の端部の穴(50)を通って前記シリンダ部(49)の外へ出た端部(10D)を備えることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載のロック体(1)。
  8. 前記シリンダの前記第1の端部の前記穴(50)が、前記ピストン(10)の前記軸部の輪郭に形状的に対応していることを特徴とする、請求項7に記載のロック体(1)。
  9. 前記電動モータ(9)に接続された回路基板(42)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のロック体(1)。
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