JP2018513652A - Mdtメトリックとqoeメトリックの相関および組み合わせ - Google Patents

Mdtメトリックとqoeメトリックの相関および組み合わせ Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供されている。装置は、ドライブテストの最小化(MDT)メトリックを測定するように、エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定するように、該MDTメトリックのうちの少なくとも1つと該QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成するように、および該相関情報を報告するように、構成されるユーザ機器を含む。【選択図】図11

Description

[0001]本開示は概して、通信システムに関し、より具体的には、異なるタイプの通信メトリックの相関および組み合わせのための方法および装置に関する。
[0002]ワイヤレス通信システムは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するように広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートする能力を有する多元接続技術を用いうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0003]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが市区町村レベル、国レベル、地域レベル、さらにはグローバルレベルで通信することを可能とする共通のプロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されてきた。例となる電気通信規格は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)のモバイル規格の拡張型(enhancement to)のセットである。LTEは、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、スペクトル効率を向上させること、コストを下げること、サービスを向上させること、新たなスペクトルを利用すること、および他のオープン規格とより良好に統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良好にサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスを求める需要が増加し続けるのに伴い、LTE技術にはさらなる改善を求める要求が存在する。望ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術およびこれらの技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
[0004]本開示の態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ドライブテストの最小化(MDT:Minimization of Drive Tests)メトリックを測定するように、エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定するように、MDTメトリックのうちの少なくとも1つとQoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成するように、および該相関情報を報告するように、構成されるユーザ機器でありうる。
ネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 アクセスネットワークの例を例示する図である。 LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図である。 LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図である。 ユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図である。 アクセスネットワークにおける発展型ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図である。 マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワークにおける発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービスチャネル構成の例を例示する図である。 マルチキャストチャネルスケジューリング情報媒体アクセス制御要素のフォーマットを例示する図である。 QoEメトリックを設定および報告するためのネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 MDTメトリックを設定および報告するためのネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 マルチメディアセッションの様々なレイヤを例示する図である。 MDTメトリックとQoEメトリックを相関させる相関情報を報告するための実例的なネットワークアーキテクチャを例示する図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 実例的な装置における異なるモジュール/手段/コンポーネント間のデータフローを例示する概略的なデータフロー図である。 処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装の例を例示する図である。
詳細な説明
[0020]添付の図面に関係して下記で述べられる詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明されている概念が実施されうる唯一の構成(the only configurations)を表すように意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なく実施されうることは、当業者には明らかであるだろう。いくつかの例では、このような概念を曖昧にすることを避けるために、周知の構造およびコンポーネントがブロック図形式で図示される。
[0021]電気通信システムのいくつかの態様がここから、様々な装置および方法を参照して提示されることになる。これらの装置および方法は、様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって、以下に続く詳細な説明において説明され、添付の図面において例示されることになる。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらのあらゆる組合せを使用して実装されうる。このような要素がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された設計の制約および特定のアプリケーションに依存する。
[0022]例として、要素、または要素のいずれの一部、または要素のいずれの組合せも、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理回路、ディスクリートハードウェア回路、および本開示全体を通じて説明されている様々な機能を実行するように構成された他の適したハードウェアを含む。処理システムにおける1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外のいずれで称されるかに関わらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数等を意味するように広範に解釈されるものとする。
[0023]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのあらゆる組合せにおいて実装されうる。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶されるか、あるいは符号化されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうるいずれの利用可能な媒体でもありうる。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、あるいはコンピュータによってアクセスされうるデータ構造または命令の形式のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用されうるあらゆる他の媒体を備えうる。
[0024]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を例示する図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と称されうる。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、およびオペレータのインターネットプロトコル(IP)サービス122を含みうる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続しうるが、簡潔さのためにそれらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示されているように、EPSはパケット交換サービスを提供するけれども、当業者が容易に認識することになるように、本開示全体を通じて提示されている様々な概念が、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されうる。
[0025]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)128を含みうる。eNB106は、UE102に向けたユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して、他のeNB108に接続されうる。MCE128は、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)(eMBMS)のために時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSについての無線設定(たとえば、変調およびコーディングスキーム(MCS))を決定する。MCE128は、eNB106の一部または別個のエンティティでありうる。eNB106はまた、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適した専門用語とも称されうる。eNB106は、UE102のためのEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(たとえば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、またはあらゆる他の同様に機能するデバイスを含む。UE102は、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語とも当業者によって称されうる。
[0026]eNB106は、EPC110に接続されている。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、ホーム加入者サーバ(HSS)120、他のMME114、サービングゲートウェイ116、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124、ブロードキャストマルチキャストサービスセンタ(BM−SC)126、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含みうる。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、自身がPDNゲートウェイ118に接続されているサービングゲートウェイ116を通じて転送される。PDNゲートウェイ118は、UE IPアドレス割振りに加え、他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118およびBM−SC126は、IPサービス122に接続されている。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含みうる。BS−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供しうる。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして役目をし得、PLMN内のMBMSベアラサービスを認証および開始するために使用され得、ならびにMBMS送信をスケジューリングおよび配信するために使用されうる。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを分配するために使用され得、セッション管理(スタート/停止)およびeMBMS関連課金情報を収集することを担いうる。
[0027]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を例示する図である。この例では、アクセスネットワーク200が、多数のセルラ領域(セル)202に分割されている。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラ領域210を有しうる。より低い電力クラスeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マクロセル、または遠隔無線ヘッド(RRH)でありうる。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202におけるすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラ(centralized controller)が存在しないが、代わりの構成では、集中型コントローラが使用されうる。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、安全性、およびサービングゲートウェイ116への接続を含む、すべての無線関連機能を担う。eNBは、(セクタとも称される)1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートしうる。「セル」という用語は、特定のカバレッジエリアにサービス提供するeNBサブシステムおよび/またはeNBの最小のカバレッジエリアを指しうる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では交換可能に使用されうる。
[0028]アクセスネットワーク200によって用いられる変調および多元接続スキームは、展開されている特定の電気通信規格に依存して変動しうる。LTEアプリケーションでは、周波数分割デュプレックス(FDD)と時分割デュプレックス(TDD)との両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。以下に続く詳細な説明から当業者が容易に認識することになるように、本明細書で提示される様々な概念は、LTEアプリケーションに上手く適合される。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張されうる。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として、3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、モバイル局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、およびTD−SCDMAのようなCDMAの他の変形を用いるユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いる移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))、OFDMAを用いる、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPPの組織による文書において説明されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2の組織による文書に説明されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、システムに課せられた設計制約全体および具体的なアプリケーションに依存するだろう。
[0029]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術の使用は、eNB204が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間ドメインを活用することを可能とする。空間多重化は、同じ周波数上で同時にデータの異なるストリームを送信するために使用されうる。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE206に、またはシステム容量全体を増加させるために複数のUE206に、送信されうる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(つまり、振幅および位相のスケーリングを適用し)、その後、DL上で複数の送信アンテナを通じて各空間的にプリコーディングされたストリームを送信することによって実現される。該空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE(複数を含む)206に到達し、これは、UE(複数を含む)206の各々が、そのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することを可能とする。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これは、eNB204が、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することを可能とする。
[0030]空間多重化は一般に、チャネル状況が良好なときに使用される。チャネル状況がさほど良好でないときには、ビームフォーミングが1つまたは複数の方向に送信エネルギーを集中させるために使用されうる。これは、複数のアンテナを通じた送信のためにデータを空間的にプリコーディングすることによって実現されうる。セルの端で良好なカバレッジを実現するために、単一ストリームビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティと組み合わせて使用されうる。
[0031]以下に続く詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照して説明されることになる。OFDMは、OFDMシンボル内の多数のサブキャリアにわたってデータを変調する拡散スペクトル技法である。サブキャリアは、精確な周波数で別れて間隔を空けられている(spaced apart)。間隔を空けることは、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能とする「直交性」を提供する。時間ドメインでは、OFDMシンボル間干渉に対抗するために、各OFDMシンボルにガード間隔(たとえば、サイクリックプレフィックス)が追加されうる。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形式でSC−FDMAを使用しうる。
[0032]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図300である。フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割されうる。各のサブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含みうる。リソースグリッドは2つのタイムスロットを表すために使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEにおいて通常のサイクリックプレフィックスでは、リソースブロックは、周波数ドメインにおいて12個の連続するサブキャリアを、および時間ドメインにおいて7つの連続するOFDMシンボルを含み、合計84個のリソース要素になる(for total)。拡張されたサイクリックプレフィックスでは、リソースブロックは、周波数ドメインにおいて12個の連続するサブキャリアを、および時間ドメインにおいて6つの連続するOFDMシンボルを含み、合計72個のリソース要素になる。R302、304として示されているリソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、セル固有のRS(CRS)(時折、共通のRSとも呼ばれる)302、およびUE固有のRS(UE−RS)304を含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上で送信される。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および変調スキームが高度であるほど、そのUEのためのデータレートは高くなる。
[0033]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の両端に形成され得、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられうる。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含みうる。ULフレーム構造は、結果としてデータセクションが隣接するサブキャリアを含むことをもたらし、これは、単一のUEがデータセクションにおける隣接するサブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にしうる。
[0034]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロック410a、410bを割り当てられうる。UEはまた、eNBにデータを送信するために、データセクションにおけるリソースブロック420a、420bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおける割り当てられたリソースブロック上で物理UL制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信しうる。UEは、データセクションにおける割り当てられたリソースブロック上で物理UL共有チャネル(PUSCH)において、データ、またはデータと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがり得、周波数間をホッピングしうる(hop across frequency)。
[0035]リソースブロックのセットは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430において、初期システムアクセスを実行し、UL同期を実現するために使用されうる。PRACH430はランダムシーケンスを搬送し、いずれのULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数(starting frequency)は、ネットワークによって指定される。つまり、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間および周波数リソースに制限される。PRACHでは周波数ホッピングが存在しない。PRACHの試みは、単一のサブフレーム(1ms)において、またはわずか少数の隣接するサブフレームのシーケンスにおいて搬送され、UEは、フレーム(10ms)毎に単一のPRACHの試みを行いうる。
[0036]図5は、LTEにおけるユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャが、3つのレイヤ:レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3で図示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能をインプリメントする(implements)。L1レイヤは、本明細書では物理レイヤ506と称されることになる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506よりも上にあり、物理レイヤ506上でUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0037]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、それらは、ネットワーク側のeNBで終端とされる。図示されていないけれども、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118で終端とされるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)、および接続のもう一方の端(たとえば、遠端の(far end)UE、サーバ等)で終端とされるアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ508より上のいくつかの上位レイヤを有しうる。
[0038]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間での多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットについてのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによる安全性、eNB間でのUEについてのハンドオーバサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメント化およびリアセンブリ(reassembly)、損失データパケットの再送信、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に起因した順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、UE間で1つのセルにおける様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることも担う。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作も担う。
[0039]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンではヘッダ圧縮機能が存在しないという点を除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)において無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得すること、およびeNBとUEとの間でのRRCシグナリングを使用してより下位のレイヤを設定することを担う。
[0040]図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信状態にあるeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能をインプリメントする。DLにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先順位メトリックに基づく、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットセグメント化および並び替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化、ならびにUE650への無線リソース割振りを提供する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、損失パケットの再送信、およびUE650へのシグナリングも担う。
[0041]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(つまり、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能をインプリメントする。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリーブ、ならびに様々な変調スキーム(たとえば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、M相位相変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることを含む。コーディングおよび変調されたシンボルはその後、並行なストリームに分けられる。各ストリームはその後、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを作り出すために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメインにおいて基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに組み合わされる。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを作り出すために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するために、それに加えて空間処理のために使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信された基準信号および/またはチャネル状況のフィードバックから導出されうる。各空間ストリームはその後、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に提供されうる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調しうる。
[0042]UE650で、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて、信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に該情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能をインプリメントする。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられたあらゆる空間ストリームを復元するために、該情報に対して空間処理を実行しうる。複数の空間ストリームがUE650に宛てられている場合、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに組み合わされうる。RXプロセッサ656はその後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、該OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインにコンバートする。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリア毎に別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルおよび基準信号は、eNB610によって送信された最も確からしい(most likely)信号コンステレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。該軟判定はその後、物理チャネル上でeNB610によって元々送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0043]コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられうる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と称されうる。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットリアセンブリ、暗号解読(deciphering)、ヘッダ圧縮解除(decompression)、制御信号処理を提供する。上位レイヤパケットはその後、データシンク662に提供され、それは、L2レイヤより上のすべてのプロトコルレイヤを代表する(represents)。様々な制御信号もまた、L3処理のために、データシンク662に提供されうる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするための、肯定応答(ACK:acknowledgement)および/または否定応答(NACK:negative acknowledgement)プロトコルを使用する誤り検出も担う。
[0044]ULでは、データソース667が、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤより上のすべてのプロトコルレイヤを代表する。eNB610によるDL送信に関係して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、eNB610による無線リソース割振りに基づく、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットセグメント化および並び替え、ならびに論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化を提供することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、損失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングも担う。
[0045]eNB610によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択するために、および空間処理を容易にするために、TXプロセッサ668によって使用されうる。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供されうる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調しうる。
[0046]UL送信は、UE650における受信機機能に関係して説明されたものと同様の方法で、eNB610で処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に該情報を提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤをインプリメントしうる。
[0047]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関連付けられうる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と称されうる。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットリアセンブリ、暗号解読、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに提供されうる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするための、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出も担う。
[0048]図7Aは、MBSFNにおける発展型MBMS(eMBMS)チャネル構成の例を例示する図750である。セル752’におけるeNB752は、第1のMBSFNエリアを形成し得、セル754’におけるeNB754は、第2のMBSFNエリアを形成しうる。eNB752、754は各々、たとえば最大で合計8つのMBSFNエリアまで、他のMBSFNエリアに関連付けられうる。MBSFNエリア内のセルは、リザーブされたセルに指定されうる。リザーブされたセルは、マルチキャスト/ブロードキャストコンテンツを提供しないが、セル752’、754’に時間同期され、MBSFNエリアへの干渉を限定するためにMBSFNリソース上で電力を制限してしまっていることがある(may have restricted power)。MBSFNエリアにおける各eNBは、同じeMBMS制御情報およびデータを同時に送信する。各エリアは、ブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャストサービスをサポートしうる。ユニキャストサービスは、特定のユーザを対象としたサービス、たとえばボイスコール、である。マルチキャストサービスは、ユーザのグループによって受信されうるサービス、たとえば加入者ビデオサービス、である。ブロードキャストサービスは、すべてのユーザによって受信されうるサービス、たとえばニュースブロードキャスト、である。図7Aを参照すると、第1のMBSFNエリアは、たとえばUE770に特定のニュースブロードキャストを提供することによって、第1のeMBMSブロードキャストサービスをサポートしうる。第2のMBSFNエリアは、たとえばUE760に異なるニュースブロードキャストを提供することによって、第2のeMBMSブロードキャストサービスをサポートしうる。各MBSFNエリアは、1つまたは複数の物理マルチキャストチャネル(PMCH)(たとえば、15個のPMCH)をサポートする。各PMCHは、マルチキャストチャネル(MCH)に対応する。各MCHは、複数(たとえば29個)のマルチキャスト論理チャネルを多重化しうる。各MBSFNエリアは、1つのマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を有しうる。このため、1つのMCHは、1つのMCCHおよび複数のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)を多重化し得、残りのMCHは複数のMTCHを多重化しうる。
[0049]UEは、eMBMSサービスアクセスの利用可能性および対応するアクセス層構成を発見するためにLTEセルにキャンプオンしうる(camp on)。最初に、UEは、システム情報ブロック(SIB)13(SIB13)を獲得しうる。続いて、SIB13に基づいて、UEは、MCCH上でMBSFNエリア構成メッセージを獲得しうる。続いて、MBSFNエリア構成メッセージに基づいて、UEは、MCHスケジューリング情報(MSI)MAC制御要素を獲得しうる。SIB13は、(1)セルによってサポートされる各MBSFNエリアのMBSFNエリア識別子、(2)MCCH繰り返し周期(period)(たとえば、32、64、…256フレーム)、MCCHオフセット(たとえば、0、1、…10フレーム)、MCCH変更周期(たとえば、512、1024フレーム)、シグナリング変調およびコーディングスキーム(MCS)、繰り返し周期およびオフセットによって示されるような無線フレームのどのサブフレームがMCCHを送信しうるかを示すサブフレーム割振り情報、のようなMCCHを獲得するための情報、および(3)MCCH変化通知構成を含みうる。MBSFNエリア毎に1つのMBSFNエリア構成メッセージが存在する。MBSFNエリア構成メッセージは、(1)PMCH内の論理チャネル識別子によって識別される各MTCHの一時的なモバイルグループアイデンティティ(TMGI)およびオプションのセッション識別子、(2)MBSFNエリアの各PMCHを送信するための割り振られたリソース(つまり、無線フレームおよびサブフレーム)およびエリア内のすべてのPMCHについての割り振られたリソースの割振り周期(たとえば、4、8、…256フレーム)、ならびに(3)MSI MAC制御要素が送信されるMCHスケジューリング期間(period)(MSP)(たとえば、8、16、32、…または1024無線フレーム)を示しうる。
[0050]図7Bは、MSI MAC制御要素のフォーマットを例示する図790である。MSI MAC制御要素はMSP毎に一度送られうる。MSI MAC制御要素は、PMCHの各スケジューリング期間の第1のサブフレームにおいて送られうる。MSI MAC制御要素は、PMCH内の各MTCHの停止フレームおよびサブフレームを示しうる。MBSFNエリア毎のPMCH毎に1つのMSIが存在しうる。
[0051]IPマルチメディアコアネットワークサブシステム(IMS)のようないくつかの通信システムは、マルチメディア電話通信(telephony)機能(たとえば、3GPPによって提供されるMMTeLサービス)をインプリメントしうる。(IPは、インターネットプロトコルを表す。)マルチメディア電話通信機能の例は、オーディオおよび/またはビデオボイスオーバIP(VoIP)呼のマルチメディアセッションを含みうる。このようなマルチメディア電話通信サービスの例は、3GPPによってもまた述べられているIMSのためのマルチメディア電話通信サービス(MTSI)を含みうる。いくつかの実施形態では、ネットワークがUEにおけるマルチメディアセッションに関するある特定のエクスペリエンス品質メトリックを受信することが有利でありうる。エクスペリエンス品質メトリックの例は、マルチメディアセッションにおけるデータドロップ(たとえば、パケットがドロップした)およびコデック性能情報を含みうる。サービスプロバイダはその後、受信されたエクスペリエンス品質メトリックに応じて、マルチメディアセッションの品質を向上させるために、ネットワークを調整しうる。MTSIは、UEが測定し、ネットワークに報告するべきエクスペリエンス品質(QoE)メトリックのセットを提供する。
[0052]図8は、QoEメトリックを設定および報告するためのネットワークアーキテクチャの例を例示する図800である。いくつかの態様では、オープンモバイルアライアンスデバイス管理(OMA−DM)設定サーバ816が、リンク817を介してUE806を設定する。設定の例は、QoE特徴のアクティベーションおよびデアクティベーション、測定間隔(たとえば、「分解能測定(Measure-Resolution)」)、報告間隔(たとえば、「伝送レート(Sending-Rate)」)、および(下記でさらに詳細に説明される)測定および報告のための様々なQoEメトリックを含みうる。
[0053]UE806は、リンク818を介して提供される設定にしたがって、QoEメトリック819を測定しうる。いくつかの例では、UE806は、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)レイヤおよび/またはより高いプロトコルレイヤで測定を実行しうる。たとえば、UEデバイス806は、設定の測定定義にしたがって品質測定を実行し、クライアントQoEメトリックに該測定をアグリゲートし、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)リンク818を介してQoEサーバ826に該メトリックを報告しうる。UE806は、マルチメディアセッション中に、および/またはセッションの終わりに、受信側QoEサーバ826にQoEメトリックを報告しうる。
[0054]HTTPリンク818は、図1で説明されたE−UTRAN104およびEPC110を利用しうる。たとえば、HTTPリンク818は、E−UTRAN104内のeNB106を利用しうる。HTTPリンク818は同様に、EPC110のサービングゲートウェイ116およびPDNゲートウェイ118を利用しうる。
[0055]QoEメトリックのいくつかの例が下記で提供される。QoEメトリックは、破損持続時間(corruption duration)を含み得、それは、(一番最初の(first)破損されたフレームのためのネットワーク時間が常には決定されることができないので)破損前の最後の良好なフレームのネットワークプロトコル時間(NPT)から、一番最初の後続の良好なフレームのNPTまでの時間期間に対応しうる。たとえば、破損したフレームは、損失したフレーム、または品質低下を伴う媒体フレームであり得、たとえば、ここにおいて、復号されたフレームは、エラーの無い復号されたフレームと同じでない。
[0056]いくつかの例では、QoEメトリックは、RTPパケットの相続くロス(successive loss)を含み得、それは、媒体チャネル毎の相続いて失われたRTPパケットの数を示しうる。QoEメトリックは、フレームレートを含み得、それは、再生フレームレートを示しうる。QoEメトリックは、ジッタ持続時間を含みうる。ジッタは、実際の再生時間と予期される再生時間との間の絶対差が定義されたJitterThresholdよりも大きいときに発生しうる。フレームの予期される時間は、最後に再生されたフレームの実際の再生時間+該フレームのNPTと該最後に再生されたフレームのNPTとの間の差に等しくありうる。
[0057]QoEメトリックは、同期ロス持続時間を含みうる。同期ロスは、値Aと値Bとの間の絶対差が定義されたSyncThresholdよりも大きいときに発生しうる。いくつかの例では、値Aは、ビデオストリームの最後に再生されたフレームの再生時間と、スピーチ/オーディオストリームの最後に再生されたフレームの再生時間との間の差を表す。値Bは、ビデオストリームの最後に再生されたフレームの予期される再生時間と、スピーチ/オーディオストリームの最後に再生されたフレームの予期される再生時間との間の差を表す。
[0058]QoEメトリックは、往復時間(RTT)を含み得、それは、RTPレベルの往復時間、+クライアントにおけるバッファリングおよび他の処理に起因した追加の二方向遅延(たとえば、RTPレベルからラウドスピーカへ〜マイクロフォンからRTPレベルへ(RTP level to loud speaker to microphone to RTP level))を含みうる。QoEメトリックは、平均コデックビットレートを含み得、それは、測定分解能(resolution)期間中にアクティブな媒体情報をコーディングするために使用されるビットレートに対応しうる。QoEメトリックは、コデック情報を含み得、それは、測定分解能期間中に使用される媒体コデックの詳細を含みうる。サービスプロバイダは、QoEメトリックに基づいて、たとえば、リソース割振りを管理しうる。たとえば、UEが速度の遅いフレームレートまたは高いパケットロスを経験している場合、ネットワークは、特定のUEへのマルチメディアデータスループットの速度を落としうる。
[0059]エクスペリエンス品質すなわちQoEメトリックの測定および報告に加えて、UEは、無線信号品質に関するメトリックを測定および報告することを課せられ得、それは、たとえば、(以下でさらに詳細に説明される)サービス品質すなわちQoSメトリックに関しうる。一例では、モバイル通信ネットワークは、良好なネットワークカバレッジおよびサービス品質を提供するために、これらの信号品質データをモニタリングおよび最適化する。たとえば、カバレッジホール(coverage holes)は、建物のような障害物によってもたらされうる。そのような問題を検出するために、および緩和するために、無線測定が必要とされうる。一例では、これらの無線測定は、ドライブテスト(DT)として知られており、測定機器をもつ車によって取得されうる。UEにおけるこれらの収集されたデータは、ある特定の時間およびロケーションにおけるセルカバレッジのスナップショットを提供し得、サービスプロバイダは、ネットワークカバレッジおよびサービス品質を向上させるために該報告されたデータを使用しうる。
[0060]一例では、3GPPは、これらの測定についてドライブテストの最小化すなわちMDTとして知られている測定のセットを述べてきた。一例では、UEは、MDTメトリックを取得するために(DTのような)上で説明された無線信号品質を測定するように使用されうる。たとえば、3GPPの様々なリリースが、MDTのアーキテクチャ(たとえば、図9を参照)および基本機能を定義する。いくつかの例では、MDT測定および報告は、図7Aおよび図7Bで説明されたMBSFNシステム内でインプリメントされうる。MDTメトリック(たとえば、MDTログに含まれる情報またはパラメータ)は、ロケーション情報、複数のPLMNサポート、QoS検証、およびアクセス可能性報告を含みうる。MDTメトリックのいくつかは、記録されたセルの物理セルアイデンティティ、キャリア周波数、パイロット強度を含みうる。MBSFNのためのMDTメトリックは、エリアアイデンティティ、受信信号強度インジケータ、基準信号受信電力、シグナリングおよびデータについてのMCHブロックエラーレート、および関連するMCHインデックスを含みうる。MDTメトリックは、秒単位での(in second)相対的なタイムスタンプを含みうる。タイムスタンプは、周期的な記録タイマが満了する時間の(in time)ポイントを示しうる。MDTメトリックは絶対タイムスタンプを含み得、それは、UEによってエコーバックされた(echoed back)現在のネットワーク時間である。MDTメトリックは、全地球ナビゲーション衛星システムロケーション情報を含みうる。MDTメトリックは、様々なRF測定値を含みうる。MDTメトリックは、QoSクラス識別子(QCI)毎ベースでDLおよびULについて別個にデータ容量測定値を含みうる。たとえば、測定されたQCI=1は、音声トラフィックを含み得、QCI=2トラフィックは、ビデオトラフィックを含みうる。これらのMDTメトリックは、例として提供されており、いずれの形でも本開示の範囲を限定しない。
[0061]いくつかの例では、MDTメトリックは、QoS検証のために必要とされる、必須のMDT測定値およびプロシージャ能力を含みうる。たとえば、UEから報告されたMDTデータは、無線アクセスネットワーク(RAN)の観点からユーザエクスペリエンスを査定すること(assessing)によってサービス品質を検証するために使用されうる。たとえば、MDTメトリックは、この目的のためにデータトラフィックがセル内のどこで転送されるかの情報を含みうる。QoS検証では、MDTメトリックは、マルチメディア電話通信音声およびビデオの性能、たとえば、PDCPレイヤの遅延および/またはパケットロスレートを査定することを含みうる。MDTメトリックはさらに、マルチメディア電話通信音声およびビデオのモビリティ性能のためのプロシージャ能力(たとえば、特定のマルチメディア電話通信音声およびビデオトラフィック障害(traffic failures)を導出するために既存の無線リンク障害すなわちRLF報告にタグを追加する)に関する必須のMDT測定値および情報を含みうる。MDTメトリックは、MMTEL音声およびビデオのホットスポットエリアを識別するためのプロシージャ能力に関する必須のMDT測定値および情報を含みうる。たとえば、データ容量測定値およびロケーション情報を使用して、ネットワークは、MMTELトラフィックのホットスポットエリアを識別しうる。
[0062]図9は、MDTメトリックを設定および報告するためのネットワークアーキテクチャの例を例示する図900である。図900は、いくつかの例では運用、運営、および管理(OAM:operations, administration and management)システム902が、パス918を介してeNB912にUE固有のMDT設定を提供することを提供している。パス918は、図1で説明されたHSS120およびMME112を利用しうる。OAMシステム902はさらに、パス916を介してeNB912にエリアベースのMDT設定を提供しうる。つまり、パス916は、HSS120およびMME112を使用することなく、特定のエリア内のすべてのUEにエリアベースのMDT設定を提供するためにE−UTRAN104を利用しうる。
[0063]該設定は、たとえば、MDT測定および報告のアクティベーションおよびデアクティベーションを含みうる。該設定はさらに、MDTメトリックについての測定間隔および/または報告間隔を含みうる。eNB912は、RRCシグナリング922を介してUE906に該設定を提供しうる。UE906は、受信された設定にしたがってMDT測定919を実行しうる。UE906は、ログにおいて測定されたMDTメトリックを報告し924、eNB912に該ログを報告しうる。eNB912は、ネットワークの(たとえば、ファイルサーバでありうる)トレース収集エンティティ928に、該MDTメトリックを含むログを(926で)提供しうる。
[0064]いくつかの例では、MDTメトリックは、PDCPおよびより下位のプロトコルレイヤでUEデバイスによって測定および収集されうる。上で説明されたように、QoEメトリックは、RTPレイヤおよび/またはより高いプロトコルレイヤでUEによって測定および収集されうる。図10は、マルチメディアセッションの様々なレイヤを例示する図1000である。マルチメディアセッション1022は、オーディオまたはビデオ呼(たとえば、マルチメディア電話通信機能)でありうる。該セッションは、RTPレイヤ1024を介して通信(たとえば、送信および受信)される。UEは、RTPレイヤ1024でQoEメトリックを測定しうる。RTPレイヤは、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)トランスポートレイヤ1026を介して通信される。UDPレイヤ1026は、インターネットプロトコルレイヤ1028を介して通信される。eNBおよび/またはUEにおいて、マルチメディアセッション1022は、PDCPレイヤ1014、RLCレイヤ1012、MACレイヤ1010、およびPHYレイヤ1006を介して通信されうる。これらのレイヤの例は、図5を参照して上で説明されている。UEは、PDCPレイヤ1014でMDTメトリックを測定しうる。
[0065]QoE測定とMDT測定との両方が、QoS/QoE検証およびネットワーク最適化に役立つ。したがって、ネットワークは、QoEメトリックとMDTメトリックとの両方を有利に利用しうる。たとえば、2つのタイプのメトリックが相関させられることを可能にする受信された相関情報。たとえば、ネットワークオペレータ(たとえば、サービスプロバイダ)がRTPレイヤで高いパケットロスレートを観測する場合、ネットワークオペレータは、適切な相関情報を使用して(たとえば、ロスがPDCPで生じたのか上位レイヤで生じたのかを決定するためにSNオフセットを使用して)RTPパケットロスの原因を識別できるだろう。ネットワークオペレータが長いRTTを観測する場合、ネットワークオペレータは、相関情報で遅延のうちのどれ程がエアインターフェースによって引き起こされるかを決定できるだろう。たとえば、大きなSNオフセットは、パケットロスがPDCPレイヤの前に生じたことを示しうる。
[0066]図11は、MDTメトリックとQoEメトリックを相関させる相関情報を生成および報告するための実例的なネットワークアーキテクチャを例示する図1100である。相関情報は、MDTまたはQoEメトリックの点で提供されうる。いくつかの態様では、相関情報は、QoEメトリックを含み得、MDT報告で報告されうる。いくつかの例では、相関情報は、MDTパラメータを含み得、QoE報告で報告されうる。図1100は、eNB1112がRRCシグナリング1122を介してUE1106に設定情報を提供しうることを提供している。一例では、eNB1112によって提供された設定情報は、(たとえば、図9を参照して説明されたような)MDT設定情報を含みうる。一例では、RRCシグナリング1122を介して提供された設定情報は、MDT設定情報とQoE設定情報との両方を含みうる。
[0067]UE1106は、RRCシグナリング1122を介して受信された設定情報にしたがって、MDTメトリックおよび/またはQoEメトリックを(1119で)測定および決定しうる。さらに、UE1106は、MDTメトリックおよび/またはQoEメトリックに基づいて、相関情報を(1119で)生成しうる。一例では、該設定情報は、少なくとも1つのQoEメトリックに少なくとも1つのMDTメトリックを関連付けるための情報を含みうる。
[0068]UE1106はその後、RRCシグナリング1124を介して、測定されたMDTメトリック、QoEメトリック、および/または決定された相関情報を報告しうる。一例1034Aでは、UE1106は、RRCシグナリング1124を介して、MDTメトリックおよび相関情報を報告しうる。別の例1034Bでは、UE1106は、RRCシグナリング1124を介して、MDTメトリック、QoEメトリック、および相関情報を報告しうる。eNB1112はその後、たとえば、パス1126を介してネットワークにおけるサーバ1128に、MDTおよびQoEメトリック、ならびに相関情報を提供しうる。
[0069]一例では、相関情報は、QoEメトリックのパラメータ(たとえば、属性)を含みうる。相関情報は、UEおよび/またはセッション識別子情報を含みうる。たとえば、相関情報は、QoEメトリックを用いたUE1106とマルチメディアセッション(たとえば、オーディオおよび/またはビデオ呼)の相関のためのQoE属性clientIdおよびcallIdを含みうる。callId属性は、セッション開始プロトコル(SIP)セッションの呼アイデンティティを識別しうる。clientId属性は、受信機についての一意の識別子(たとえば、UE1106のMSISDNすなわちモバイル局国際加入者ディレクトリ番号)を含みうる。一例では、MDTログにQoE属性clientIdおよびcallIdを含めることによって、ログにおけるMDTパラメータは、QoE属性clientIdおよびcallIdと相関させられる。
[0070]一例では、相関情報は時間情報を含みうる。たとえば、相関情報は、(報告に含まれる)測定がスタートまたは停止されたクライアントNTP時間を識別するためのQoE属性startTimeおよびstopTimeを含みうる。該時間は、クライアント(たとえば、UE1106)におけるローカルリアルタイムクロックに基づき得、本物のNTP時間と一致していないかもしれない。しかしながら、報告がいずれの余分な遅延もなく行われることを想定すると、サーバは、必要であれば、タイムスタンプを訂正するためにstopTime属性を使用しうる。UE1106は、SIB16から協定世界時(UTC)情報を受信しうる。(QoEメトリック報告において使用される)ローカル時間が、UTC時間と異なる場合、UE1106は、相関情報として、MDT報告にUTC時間とローカル時間との間の時間差を含めうる。SIB16が利用可能でない場合、UEは、時間相関のために(たとえば、相関情報として)MDT報告においてeNB1112に、そのローカル時間および対応するSFNとサブフレーム番号を報告しうる。一例では、MDTログにQoE属性startTimeおよびstopTimeを含めることによって、ログにおけるMDTパラメータは、QoE属性startTimeおよびstopTimeと相関させられる。
[0071]一例では、相関情報は、PDCPとRTPの相関のための(シリアル番号すなわちSNの腐敗(corrosion)のための)情報を含みうる。通常、1つのRTPデータユニット(たとえば、プロトコルデータユニットすなわちPDU)が、1つのPDCPデータユニット(PDU)をわたって搬送される。PDCP SNとRTP SNとの間のマッピングは、たとえば、{RTP SN,SN差=RTP SN−PDCP SN}({RTP SN, SN Difference = RTP SN - PDCP SN})としてMDT報告に含められることができるだろう。マッピング(たとえば、SN差)は、モビリティ、セグメント化、または連結中、変化しうる。それが変化させられるとき、UE1106は、SN相関リストに新しい要素を追加しうる。例が以下に図示される。
[0072]いくつかの構成では、重複を避けるために、以下で提供されるように、QoE設定およびメトリックは、MDTに組み合されうる。一例では、QoEメトリック測定および報告の設定は、MDT設定と組み合されうる。たとえば、QoE設定は、MDT設定についての同じRRCシグナリング(たとえば、RRCシグナリング1122)を介してUE1106に提供されうる。例として、QoE設定は、即時のMDT設定のRRCメッセージにおいて提供されうる。この例では、即時のMDTは、接続された状態における測定を可能にする。QoE設定パラメータは、コンテイナ(container)として、あるいは少なくとも1つまたはいくつかの別個のパラメータとして、のどちらかでの即時のMDT設定のRRCメッセージ(たとえば、RRC接続再設定)に含められうる。一例では、測定間隔および/または報告間隔は、MDTおよびQoEメトリックによって共有されうる。たとえば、MDTおよびQoEメトリックの測定は、同じ測定間隔で、または同じ測定間隔に基づいて実行され得、MDTおよびQoEメトリックの報告は、同じ報告間隔で、または同じ報告間隔に基づいて実行されうる。
[0073]QoEメトリックは、MDT報告についてのRRC信号シグナリング(たとえば、RRCシグナリング1124)において組み合されうる。一例では、報告RRCメッセージ(測定報告)は、パラメータグループ:MDT測定値、(コンテイナまたは少なくとも1つの別個のパラメータのどちらかとして)QoEメトリック、および相関情報(たとえば、例1034B)を含みうる。
[0074]図12は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。方法は、UE(たとえば、UE1106、以下で提示される装置1302/1302’)によって実行されうる。これらの動作の例は、たとえば、図11の説明内で発見されうる。1202で、ドライブテストの最小化(MDT)メトリックが測定されうる。たとえば、図9を参照すると、OAMシステム902は、RRCシグナリング922を介してMDT測定および報告のためにUEを設定する。UEは、該設定にしたがって、(919で)MDTメトリックを測定する。
[0075]1203で、UEは、RRCシグナリングを介してQoEメトリックを測定することのために設定されうる。図11を参照すると、UE1106は、(1202のMDT設定情報を提供するためにも使用されうる)RRCシグナリング1122を介してQoE設定情報を受信しうる。1204で、エクスペリエンス品質(QoE)メトリックが測定されうる。図11を参照すると、UE1106は、1203で受信されたQoE設定にしたがって、(1119で)QoEメトリックを測定しうる。
[0076]1206で、MDTメトリックのうちの少なくとも1つとQoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報が、生成されうる。図11を参照すると、UE1106は、相関情報、たとえば時間情報を生成しうる。一例では、時間情報は、(クライアントがマルチメディアセッションを見た(viewed)時間である)UE1106のローカル時間を含みうる。ローカル時間は、対応するQoEメトリックとのマルチメディアセッションの相関を可能とするために、QoEメトリックにおいて報告された時間と相関されうる。別の例では、相関情報は、マルチメディアセッションに携わるUEの、対応するQoEメトリックと該UEを相関させるための識別を含みうる。また別の例では、相関情報は、対応するQoEメトリックとのマルチメディアセッションの相関を可能とするための該マルチメディアセッションの識別を含みうる。また別の例では、相関情報は、PDCPデータユニットとマルチメディアセッションのRTPデータユニットを相関させるための情報(たとえば、SNオフセット)を含みうる。
[0077]1208で、相関情報が報告されうる。図11を参照すると、UE1106は、RRCシグナリング1124を介して1206で生成された相関情報を報告しうる。1212で、MDTメトリックとQoEメトリックは組み合わされうる。図11を参照すると、UE1106は、MDT報告とQoEメトリックを組み合わせうる。たとえば、QoEメトリックは、MDT報告と組み合され、MDT報告についてのRRC信号シグナリング(たとえば、RRC信号シグナリング1124)を介して報告されうる。一例では、報告RRCメッセージ(測定報告)は、パラメータグループ:MDT測定値、(コンテイナまたは別個のパラメータのどちらかとして)QoEメトリック、および相関情報(たとえば、例1034B)を含みうる。1214で、組み合わされたMDTメトリックとQoEメトリックは、RRCシグナリングを介して報告されうる。1212で説明されたように、組み合わされたMDTメトリックおよびQoEメトリックは、RRCメッセージ1124を介して報告されうる。
[0078]1216で、MDTメトリックおよびQoEメトリックは、報告間隔で報告されうる。図11を参照すると、一例では、UE1106は、同じ測定間隔でMDTメトリックおよびQoEメトリックを測定するように構成され、同じ報告間隔でMDTメトリックおよびQoEメトリックを報告するように構成されうる。
[0079]図13は、実例的な装置1302における異なるモジュール/手段/コンポーネント間のデータフローを例示する概略的なデータフロー図1300である。装置は、UEでありうる。装置は、eNB1340からRRCシグナリング1351を介してQoEおよびMDT設定情報を受信するように構成される受信モジュール1304、ならびにRRCシグナリング1352を介してeNB1340に、たとえば、QoEメトリック、MDTメトリック、および相関情報を送信するように構成される送信モジュール1308を含む。
[0080]装置1302はさらに、QoE設定モジュール1314を含み得、それは、受信モジュール1304からQoE設定情報1305を受信する。QoE設定モジュール1314は、QoE設定情報1305にしたがったQoEメトリック測定および報告のために装置1302を設定する。装置1302はさらに、QoE測定モジュール1316を含み得、それは、QoE設定モジュール1314から測定間隔のようなQoE設定情報1315を受信する。QoE測定モジュール1316は、QoEメトリックの測定を実行するように構成されうる。たとえば、QoE測定モジュール1316は、QoEメトリックについてのコデックビットレートおよびコデック情報を生成するためにコデック性能を検出しうる。
[0081]装置1302はさらに、MDT設定モジュール1324を含み得、それは、受信モジュール1304からMDT設定情報1306を受信する。MDT設定モジュール1324は、MDT設定情報1306にしたがったMDTメトリック測定および報告のために装置1302を設定する。装置1302はさらに、MDT測定モジュール1326を含み得、それは、MDT設定モジュール1324から測定間隔のようなMDT設定情報1325を受信する。MDT測定モジュール1326は、MDTメトリックの測定を実行するように構成されうる。たとえば、MDT測定モジュール1326は、UE1302のロケーションおよび信号強度を検出するために(たとえば、eNB1350からの)受信された無線信号を測定し得、それはその後、該ロケーションのためのカバレッジインジケータとして使用されることができるだろう。
[0082]装置1302はさらに、相関情報生成モジュール1334を含み得、それは、QoE測定モジュール1316からQoEメトリック1317を、およびMDT測定モジュール1326からMDTメトリック1327を受信する。相関情報生成モジュール1334は、相関情報1335を生成するように構成され、それは、1つまたは複数のQoEメトリックに1つまたは複数のMDTメトリックを関連させる情報(たとえば、図11を参照して説明された、時間情報、UE識別子、マルチメディアセッション識別子、またはRTPデータユニットとPDCPデータユニットのSNオフセット等)でありうる。
[0083]装置1302はさらに、組み合わせ/報告モジュール1336を含み得、それは、相関情報1335、QoEメトリック1317、およびMDTメトリック1327を受信し、報告1337を生成する。一例では、組み合わせ/報告モジュール1336は、相関情報1335、QoEメトリック1317、およびMDTメトリック1327を組み合わせて報告1337にし得、それは、RRCシグナリング1352を介してeNB1340に送信するために、送信モジュール1308に提供される。
[0084]該装置は、上述の図12のフローチャートにおけるアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のモジュールを含みうる。このため、上述された図12のフローチャートにおける各ブロックはあるモジュールによって実行され得、該装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含みうる。該モジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成されるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによってインプリメントされるか、プロセッサによるインプリメンテーション(implementation)のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せの、1つまたは複数のハードウェアコンポーネントでありうる。
[0085]図14は、処理システム1414を用いる装置1302’のためのハードウェア実装の例を例示する図1400である。処理システム1414は、バス1424によって一般に表されるバスアーキテクチャでインプリメントされうる。バス1424は、処理システム1414の特定のアプリケーションおよび設計制約全体に依存して、あらゆる数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス1424は、プロセッサ1404、モジュール1304、1310、1314、1316、1324、1326、1334、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1406によって表されている、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス1424はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせ得、これらは、当該技術分野で周知であるので、これ以上説明されないだろう。
[0086]処理システム1414は、トランシーバ1410に結合されうる。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420に結合される。トランシーバ1410は、送信媒体をわたって様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420から信号を受信し、該受信された信号から情報を抽出し、処理システム1414、具体的には受信モジュール1304に該抽出された情報を提供する。加えて、トランシーバ1410は、処理システム1414、具体的には送信モジュール1310から情報を受信し、該受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1420に適用されるべき信号を生成する。処理システム1414は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に結合されたプロセッサ1404を含む。プロセッサ1404は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。該ソフトウェアは、プロセッサ1404によって実行されるとき、処理システム1414に、あらゆる特定の装置について上記で説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1406はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1404によって操作されるデータを記憶するためにも使用されうる。処理システムはさらに、モジュール1314、1316、1324、1326、1334、および1336のうちの少なくとも1つを含む。該モジュールは、プロセッサ1404において稼働し、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に存在し/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1404に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せでありうる。処理システム1414は、UE650のコンポーネントであり得、メモリ660、ならびに/またはTXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含みうる。
[0087]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1302/1302’は、MDTメトリックを測定するための手段と、QoEメトリックを測定するための手段と、該MDTメトリックのうちの少なくとも1つと該QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成するための手段と、該相関情報を報告するための手段と、該MDTメトリックと該QoEメトリックを組み合わせるための手段と、RRCシグナリングを介して該組み合わされたMDTメトリックとQoEメトリックを報告するための手段と、RRCシグナリングを介して該QoEメトリックを該測定することのためにUEを設定する手段と、報告間隔で該MDTメトリックおよび該QoEメトリックを報告するための手段とを含む。上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成された装置1302’の処理システム1414および/または装置1302の上記のモジュールのうちの1つまたは複数でありうる。上記で説明されたように、処理システム1414は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含みうる。このため、一構成において上述の手段は、上述の手段によって記載された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ668、およびRXプロセッサ656、コントローラ/プロセッサ659でありうる。
[0088]開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が実例的なアプローチの例示であることは理解される。設計選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が並べ替えられうることは理解される。さらに、いくつかのブロックが組み合わされうる、または省略されうる。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なブロックの要素を提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されるようには意図されていない。
[0089]先の説明は、あらゆる当業者が本明細書で説明されている様々な態様を実施することを可能にするように提供されている。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義されている包括的な原理は他の態様に適用されうる。したがって、請求項は、本明細書で図示されている態様に限定されるようには意図されていないが、請求項の記載と一致した最大範囲を付与されることとし、ここにおいて、単数の要素への言及は、そのように特に述べられない限り、「1つおよび1つのみ」を意味するのではなく、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図されている。「実例的」という言葉は、「例、事例、または例示としての役目をする」を意味するように本明細書では使用されている。「実例的」として本明細書で説明されているいずれの態様も、必ずしも、他の態様よりも好まれる、または有利であると解釈されることとしない。違った形で特に述べられない限り、「何らかの/いくつかの/いくらかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらのあらゆる組合せ」のような組合せは、A、B、および/またはCのいずれの組合せも含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含みうる。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらのあらゆる組合せ」のような組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCであり得、ここで、いずれのそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含みうる。当業者に知られている、または後に知られることになる本開示全体で説明されている様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な均等物が、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって含まれるように意図されている。さらに、本明細書で開示されているいずれも、そのような開示が請求項に明示的に記載されているかどうかに関わらず、公衆に献呈されるようには意図されていない。どの請求項の要素も、該要素が「〜のための手段」という表現を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されないこととする。

Claims (48)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    ドライブテストの最小化(MDT)メトリックを測定することと、
    エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定することと、
    前記MDTメトリックのうちの少なくとも1つと前記QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成することと、
    前記相関情報を報告することと、
    を備える方法。
  2. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるユーザ機器(UE)の時間情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるUEの識別を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記相関情報は、マルチメディアセッションの識別を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記相関情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データユニットとマルチメディアセッションのリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)データユニットを相関させるための情報を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記相関情報は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して報告される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記MDTメトリックと前記QoEメトリックを組み合わせることと、
    前記RRCシグナリングを介して前記組み合わされたMDTメトリックと前記QoEメトリックを報告することと、
    さらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備え、前記QoEメトリックは、前記RRCメッセージのコンテイナ、または少なくとも1つのパラメータにある、請求項7に記載の方法。
  9. RRCシグナリングを介して前記QoEメトリックを前記測定することのためにユーザ機器(UE)を設定すること、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記MDTメトリックを前記測定すること、および前記QoEメトリックを前記測定することは、測定間隔に基づいて実行される、請求項1に記載の方法。
  12. 報告間隔に基づいて、前記MDTメトリックおよび前記QoEメトリックを報告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ドライブテストの最小化(MDT)メトリックを測定するための手段と、
    エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定するための手段と、
    前記MDTメトリックのうちの少なくとも1つと前記QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成するための手段と、
    前記相関情報を報告するための手段と、
    を備える装置。
  14. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるユーザ機器(UE)の時間情報を含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるUEの識別を含む、請求項13に記載の装置。
  16. 前記相関情報は、マルチメディアセッションの識別を含む、請求項13に記載の装置。
  17. 前記相関情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データユニットとマルチメディアセッションのリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)データユニットを相関させるための情報を含む、請求項13に記載の装置。
  18. 前記相関情報は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して報告される、請求項13に記載の装置。
  19. 前記MDTメトリックと前記QoEメトリックを組み合わせるための手段と、
    前記RRCシグナリングを介して前記組み合わされたMDTメトリックと前記QoEメトリックを報告するための手段と、
    さらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備え、前記QoEメトリックは、前記RRCメッセージのコンテイナ、または少なくとも1つのパラメータにある、請求項19に記載の装置。
  21. RRCシグナリングを介して前記QoEメトリックを前記測定することのためにユーザ機器(UE)を設定する手段、
    をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  22. 前記RRCシグナリングは、無線リソース制御(RRC)メッセージを備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記MDTメトリックを測定するための前記手段、および前記QoEメトリックを測定するための前記手段は、測定間隔に基づいて前記MDTメトリックおよび前記QoEメトリックを測定するように構成される、請求項13に記載の装置。
  24. 報告間隔に基づいて、前記MDTメトリックおよび前記QoEメトリックを報告するための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ドライブテストの最小化(MDT)メトリックを測定することと、
    エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定することと、
    前記MDTメトリックのうちの少なくとも1つと前記QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成することと、
    前記相関情報を報告することと、
    を行うように構成される装置。
  26. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるユーザ機器(UE)の時間情報を含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるUEの識別を含む、請求項25に記載の装置。
  28. 前記相関情報は、マルチメディアセッションの識別を含む、請求項25に記載の装置。
  29. 前記相関情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データユニットとマルチメディアセッションのリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)データユニットを相関させるための情報を含む、請求項25に記載の装置。
  30. 前記相関情報は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して報告される、請求項25に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに結合され、
    前記MDTメトリックと前記QoEメトリックを組み合わせることと、
    前記RRCシグナリングを介して前記組み合わされたMDTメトリックと前記QoEメトリックを報告することと、
    を行うようにさらに構成される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備え、前記QoEメトリックは、前記RRCメッセージのコンテイナ、または少なくとも1つのパラメータにある、請求項31に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに結合され、
    RRCシグナリングを介して前記QoEメトリックを前記測定することのためにユーザ機器(UE)を設定すること、
    を行うようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  34. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備える、請求項33に記載の装置。
  35. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに結合され、測定間隔に基づいて、前記MDTメトリックを測定するように、および前記QoEメトリックを測定するようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  36. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記メモリに結合され、報告間隔に基づいて、前記MDTメトリックおよび前記QoEメトリックを報告するようにさらに構成される、請求項25に記載の装置。
  37. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
    ドライブテストの最小化(MDT)メトリックを測定することと、
    エクスペリエンス品質(QoE)メトリックを測定することと、
    前記MDTメトリックのうちの少なくとも1つと前記QoEメトリックのうちの少なくとも1つの相関情報を生成することと、
    前記相関情報を報告することと、
    のためのコードを備える、コンピュータ可読媒体。
  38. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるユーザ機器(UE)の時間情報を含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  39. 前記相関情報は、マルチメディアセッションに携わるUEの識別を含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  40. 前記相関情報は、マルチメディアセッションの識別を含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  41. 前記相関情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データユニットとマルチメディアセッションのリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)データユニットを相関させるための情報を含む、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  42. 前記相関情報は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して報告される、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  43. 前記MDTメトリックと前記QoEメトリックを組み合わせることと、
    前記RRCシグナリングを介して前記組み合わされたMDTメトリックと前記QoEメトリックを報告することと、
    のためのコードをさらに備える、請求項42に記載のコンピュータ可読媒体。
  44. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備え、前記QoEメトリックは、前記RRCメッセージのコンテイナ、または少なくとも1つのパラメータにある、請求項43に記載のコンピュータ可読媒体。
  45. RRCシグナリングを介して前記QoEメトリックを前記測定することのためにユーザ機器(UE)を設定すること、
    のためのコードをさらに備える、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  46. 前記RRCシグナリングは、RRCメッセージを備える、請求項45に記載のコンピュータ可読媒体。
  47. 前記MDTメトリックを前記測定すること、および前記QoEメトリックを前記測定することは、測定間隔に基づいて実行される、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
  48. 報告間隔に基づいて、前記MDTメトリックおよび前記QoEメトリックを報告するためのコードをさらに備える、請求項37に記載のコンピュータ可読媒体。
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