JP2018512820A - 無線通信システムにおいて多数のd2d信号を送受信する方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて多数のd2d信号を送受信する方法及び装置

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Abstract

本発明の一実施例は、無線通信システムにおいてディスカバリ信号を送信する方法であって、リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択するステップと、前記選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信するステップを含み、前記n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択される、ディスカバリ信号送信方法である。【選択図】図10

Description

以下の説明は、無線通信システムに関し、より詳細には、D2D端末又はリレーが1周期内で多数の制御信号/ディスカバリ信号を送受信する方法及び装置に関する。
無線通信システムが音声やデータなどの多様な種類の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般に、無線通信システムは可用のシステムリソース(帯域幅、伝送パワーなど)を共有して多重使用者との通信を支援することができる多重接続(multiple access)システムである。多重接続システムの例としては、CDMA(code division multiple access)システム、FDMA(frequency division multiple access)システム、TDMA(time division multiple access)システム、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)システム、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)システム、MC−FDMA(multi carrier frequency division multiple access)システムなどがある。
装置対装置(Device−to−Device;D2D)通信とは、端末(User Equipment;UE)間に直接的なリンクを設定し、基地局(evolved NodeB;eNB)の介入無しで端末間に音声、データなどを直接やり取りする通信方式のことをいう。D2D通信は、端末−対−端末(UE−to−UE)通信、ピア−対−ピア(Peer−to−Peer)通信などの方式を含むことができる。また、D2D通信方式は、M2M(Machine−to−Machine)通信、MTC(Machine Type Communication)などに応用することができる。
D2D通信は、急増しているデータトラフィックによる基地局の負担を解決可能な一つの方案として考慮されている。例えば、D2D通信によれば、既存の無線通信システムとは異なり、基地局の介入無しで装置間にデータをやり取りするので、ネットワークの過度の負荷が減少する。また、D2D通信を導入することによって、基地局における手順の減少、D2Dに参加する装置の消費電力の低減、データ伝送速度の増加、ネットワークの収容能力の増大、負荷の分散、セルカバレッジの拡大などの効果を期待することができる。
本発明では、D2D端末又はリレーが、一つのSA/ディスカバリ周期内で多数のSA/ディスカバリ(信号)を送信する方法を技術的課題とする。
本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
本発明の一実施例は、無線通信システムにおいてディスカバリ信号を送信する方法であって、リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択するステップと、前記選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信するステップを含み、前記n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択される、ディスカバリ信号送信方法である。
本発明の一実施例は、無線通信システムにおいてV2X(vehicle to everything)関連信号を送受信する端末装置であって、送信モジュール及び受信モジュールと;プロセッサとを含み、前記プロセッサは、リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択し、前記選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信し、前記n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択される、端末装置である。
前記n個のリソース単位はランダムに選択されてもよい。
前記リソース単位は、サブフレーム単位の時間−周波数リソースであってもよい。
前記リソース単位は、時間軸上でサブフレーム単位、周波数軸上でリソースブロック単位で構成される時間−周波数リソースであってもよい。
前記n個のリソース単位は、同じアンテナポートを介して送信されるものであってもよい。
前記n個のリソース単位のうち互いに異なるアンテナポートを介して送信されるリソース単位は、同じサブフレーム上に存在可能であってもよい。
前記n個のリソースプールは、一つのディスカバリ周期内に含まれるものであってもよい。
本発明によれば、D2D端末又はリレーが一つのSA/ディスカバリ周期内で多数のSA/ディスカバリ(信号)を送信するとき、衝突を避け、また、PAPRを減少させることができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
本明細書に添付された図面は、本発明に対する理解を提供するためのもので、本発明の様々な実施形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
無線フレームの構造を示す図である。 下りリンクスロットでのリソースグリッド(resource grid)を示す図である。 下りリンクサブフレームの構造を示す図である。 上りリンクサブフレームの構造を示す図である。 多重アンテナを有する無線通信システムの構成図である。 D2D同期信号が送信されるサブフレームを示す図である。 D2D信号のリレーを説明するための図である。 D2D通信のためのD2Dリソースプールの例を示す図である。 SA周期を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 本発明の実施例を説明するための図である。 送受信装置の構成を示す図である。
以下の実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別に明示しない限り、選択的なものとして考慮されてもよい。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施されてもよく、また、一部の構成要素及び/又は特徴は結合されて本発明の実施例を構成してもよい。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に代えてもよい。
本明細書では、本発明の実施例を、基地局と端末間におけるデータ送受信の関係を中心に説明する。ここで、基地局は、端末と直接に通信を行うネットワークの終端ノード(terminalnode)としての意味を有する。本文書で、基地局により行われるとした特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(uppernode)により行われてもよい。
すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network nodes)で構成されるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、又は基地局以外の他のネットワークノードにより行われるということは明らかである。「基地局(BS:Base Station)」は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(AP:Access Point)などの用語に代えてもよい。中継機は、Relay Node(RN)、Relay Station(RS)などの用語に代えてもよい。また、「端末(Terminal)」は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)などの用語に代えてもよい。また、以下の説明において、「基地局」とは、スケジューリング実行ノード、クラスターヘッダー(cluster header)などの装置を指す意味としても使用可能である。もし、基地局やリレーも、端末が送信する信号を送信すれば、一種の端末と見なすことができる。
以下に記述されるセルの名称は、基地局(basestation、eNB)、セクタ(sector)、リモートラジオヘッド(remoteradiohead,RRH)、リレー(relay)などの送受信ポイントに適用され、また、特定送受信ポイントで構成搬送波(component carrier)を区分するための包括的な用語で使われてもよい。
以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたもので、これらの特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱することなく他の形態に変更されてもよい。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置を省略したり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で示すこともできる。また、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE802システム、3GPPシステム、3GPP LTE及びLTE−A(LTE−Advanced)システム、及び3GPP2システムの少なくとも一つに開示された標準文書でサポートすることができる。すなわち、本発明の実施例において本発明の技術的思想を明確にするために説明していない段階又は部分は、上記の標準文書でサポートすることができる。なお、本文書で開示している全ての用語は、上記の標準文書によって説明することができる。
以下の技術は、CDMA(Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)などのような種々の無線接続システムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、E−UTRAを用いるE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)は、3GPP LTEの進展である。WiMAXは、IEEE802.16e規格(WirelessMAN−OFDMA Reference System)及び進展したIEEE802.16m規格(WirelessMAN−OFDMA Advanced system)によって説明することができる。明確性のために、以下では、3GPP LTE及びLTE−Aシステムを中心に説明するが、本発明の技術的思想はこれに制限されない。
LTA/LTA−Aリソース構造/チャネル
図1を参照して無線フレームの構造について説明する。
セルラーOFDM無線パケット通信システムにおいて、上り/下りリンク信号パケット送信はサブフレーム(subframe)単位に行われ、1サブフレームは、複数のOFDMシンボルを含む一定の時間区間と定義される。3GPP LTE標準では、FDD(Frequency Division Duplex)に適用可能なタイプ1無線フレーム(radio frame)構造と、TDD(Time Division Duplex)に適用可能なタイプ2無線フレーム構造を支援する。
図1(a)は、タイプ1無線フレームの構造を例示する図である。下りリンク無線フレームは10個のサブフレームで構成され、1個のサブフレームは時間領域(time domain)において2個のスロット(slot)で構成される。1個のサブフレームを送信するためにかかる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、1サブフレームの長さは1msであり、1スロットの長さは0.5msであってよい。1スロットは時間領域において複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域において複数のリソースブロック(Resource Block;RB)を含む。3GPP LTEシステムでは、下りリンクでOFDMAを用いているため、OFDMシンボルが1シンボル区間を表す。OFDMシンボルは、SC−FDMAシンボル又はシンボル区間と呼ぶこともできる。リソースブロック(RB)はリソース割当て単位であり、1スロットにおいて複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含むことができる。
1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、CP(Cyclic Prefix)の構成(configuration)によって異なってもよい。CPには、拡張CP(extended CP)及び一般CP(normal CP)がある。例えば、OFDMシンボルが一般CPによって構成された場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は7個であってよい。OFDMシンボルが拡張CPによって構成された場合、1 OFDMシンボルの長さが増加するため、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、一般CPの場合に比べて少ない。拡張CPの場合に、例えば、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は6個であってもよい。端末が速い速度で移動する場合などのようにチャネル状態が不安定な場合は、シンボル間干渉をより減らすために、拡張CPを用いることができる。
一般CPが用いられる場合、1スロットは7個のOFDMシンボルを含み、1サブフレームは14個のOFDMシンボルを含む。このとき、各サブフレームにおける先頭2個又は3個のOFDMシンボルはPDCCH(physical downlink control channel)に割り当て、残りのOFDMシンボルはPDSCH(physical downlink shared channel)に割り当てることができる。
図1(b)は、タイプ2無線フレームの構造を示す図である。タイプ2無線フレームは、2ハーフフレーム(half frame)で構成される。各ハーフフレームは、5サブフレーム、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(Guard Period;GP)、及びUpPTS(Uplink Pilot Time Slot)で構成され、ここで、1サブフレームは2スロットで構成される。DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化又はチャネル推定に用いられる。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末の上り送信同期を取るために用いられる。保護区間は、上りリンク及び下りリンク間に下りリンク信号の多重経路遅延によって上りリンクで生じる干渉を除去するための区間である。一方、無線フレームのタイプにかかわらず、1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。
無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、又はスロットに含まれるシンボルの数は様々に変更されてもよい。
図2は、下りリンクスロットにおけるリソースグリッド(resource grid)を示す図である。同図で、1下りリンクスロットは時間領域で7個のOFDMシンボルを含み、1リソースブロック(RB)は周波数領域で12個の副搬送波を含むとしたが、本発明はこれに制限されない。例えば、一般CP(normal−Cyclic Prefix)では1スロットが7OFDMシンボルを含むが、拡張CP(extended−CP)では1スロットが6OFDMシンボルを含んでもよい。リソースグリッド上のそれぞれの要素をリソース要素(resource element)と呼ぶ。1リソースブロックは12×7個のリソース要素を含む。下りリンクスロットに含まれるリソースブロックの個数NDLは、下り送信帯域幅による。上りリンクスロットは下りリンクスロットと同一の構造を有することができる。
図3は、下りリンクサブフレームの構造を示す図である。1サブフレーム内で第1のスロットにおける先頭部の最大3個のOFDMシンボルは、制御チャネルが割り当てられる制御領域に該当する。残りのOFDMシンボルは、物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Chancel;PDSCH)が割り当てられるデータ領域に該当する。3GPP LTEシステムで用いられる下り制御チャネルには、例えば、物理制御フォーマット指示子チャネル(Physical Control Format IndicatorChannel;PCFICH)、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDCCH)、物理HARQ指示子チャネル(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Chanel;PHICH)などがある。PCFICHは、サブフレームの最初のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内の制御チャネル送信に用いられるOFDMシンボルの個数に関する情報を含む。PHICHは、上り送信の応答としてHARQ ACK/NACK信号を含む。PDCCHで送信される制御情報を、下りリンク制御情報(Downlink Control Information;DCI)という。DCIは、上りリンク又は下りリンクスケジューリング情報を含んだり、任意の端末グループに対する上り送信電力制御命令を含む。PDCCHは、下り共有チャネル(DL−SCH)のリソース割当て及び送信フォーマット、上り共有チャネル(UL−SCH)のリソース割当て情報、ページングチャネル(PCH)のページング情報、DL−SCH上のシステム情報、PDSCH上で送信されるランダムアクセス応答(Random Access Response)のような上位層制御メッセージのリソース割当て、任意の端末グループ内の個別端末に対する送信電力制御命令のセット、送信電力制御情報、VoIP(Voice over IP)の活性化などを含むことができる。複数のPDCCHが制御領域内で送信されてもよく、端末は複数のPDCCHをモニタすることができる。PDCCHは一つ以上の連続する制御チャネル要素(Control Channel Element;CCE)の組み合わせ(aggregation)で送信される。CCEは、無線チャネルの状態に基づくコーディングレートでPDCCHを提供するために用いられる論理割当て単位である。CCEは、複数個のリソース要素グループに対応する。PDCCHのフォーマットと利用可能なビット数は、CCEの個数とCCEによって提供されるコーディングレート間の相関関係によって決定される。基地局は、端末に送信されるDCIによってPDCCHフォーマットを決定し、制御情報に巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC)を付加する。CRCは、PDCCHの所有者又は用途によって無線ネットワーク臨時識別子(Radio Network Temporary Identifier;RNTI)という識別子でマスクされる。PDCCHが特定端末に対するものであれば、端末のcell−RNTI(C−RNTI)識別子をCRCにマスクすることができる。又は、PDCCHがページングメッセージに対するものであれば、ページング指示子識別子(Paging Indicator Identifier;P−RNTI)をCRCにマスクすることができる。PDCCHがシステム情報(より具体的に、システム情報ブロック(SIB))に対するものであれば、システム情報識別子及びシステム情報RNTI(SI−RNTI)をCRCにマスクすることができる。端末のランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を示すために、ランダムアクセス−RNTI(RA−RNTI)をCRCにマスクすることができる。
図4は、上りリンクサブフレームの構造を示す図である。上りリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区別できる。制御領域には上りリンク制御情報を含む物理上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel;PUCCH)が割り当てられる。データ領域には、ユーザデータを含む物理上り共有チャネル(Physical uplink shared channel;PUSCH)が割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、一つの端末はPUCCHとPUSCHを同時に送信しない。一つの端末のPUCCHは、サブフレームにおいてリソースブロック対(RB pair)に割り当てられる。リソースブロック対に属するリソースブロックは、2スロットに対して互いに異なった副搬送波を占める。これを、PUCCHに割り当てられるリソースブロック対がスロット境界で周波数−ホップ(frequency−hopped)するという。
参照信号(Reference Signal;RS)
無線通信システムにおいてパケットを伝送するとき、伝送されるパケットは無線チャネルを介して伝送されるため、伝送過程で信号の歪みが発生し得る。歪んだ信号を受信側で正しく受信するためには、チャネル情報を用いて受信信号で歪みを補正しなければならない。チャネル情報を知るために、送信側と受信側の両方で知っている信号を送信し、前記信号がチャネルを介して受信されるときの歪みの程度によってチャネル情報を知る方法を主に用いる。前記信号をパイロット信号(Pilot Signal)又は参照信号(Reference Signal)という。
多重アンテナを用いてデータを送受信する場合には、正しい信号を受信するためには、各送信アンテナと受信アンテナとの間のチャネル状況を知らなければならない。したがって、各送信アンテナ別に、より詳細にはアンテナポート(port)別に別途の参照信号が存在しなければならない。
参照信号は、上りリンク参照信号と下りリンク参照信号とに区分することができる。現在、LTEシステムには上りリンク参照信号として、
i)PUSCH及びPUCCHを介して伝送された情報のコヒーレント(coherent)な復調のためのチャネル推定のための復調参照信号(DeModulation−Reference Signal;DM−RS)、
ii)基地局が、ネットワークが異なる周波数での上りリンクのチャネル品質を測定するためのサウンディング参照信号(Sounding Reference Signal;SRS)がある。
一方、下りリンク参照信号としては、
i)セル内の全ての端末が共有するセル−特定の参照信号(Cell−specific Reference Signal;CRS)、
ii)特定の端末のみのための端末−特定の参照信号(UE−specific Reference Signal)、
iii)PDSCHが伝送される場合、コヒーレントな復調のために伝送されるDM−RS(DeModulation−Reference Signal)、
iv)下りリンクDMRSが伝送される場合、チャネル状態情報(Channel State Information;CSI)を伝達するためのチャネル状態情報参照信号(Channel State Information− Reference Signal;CSI−RS)、
v)MBSFN(Multimedia Broadcast Single Frequency Network)モードで送信される信号に対するコヒーレントな復調のために送信されるMBSFN参照信号(MBSFN Reference Signal)、
vi)端末の地理的位置情報を推定するのに使用される位置参照信号(Positioning Reference Signal)がある。
参照信号は、その目的によって2種類に大別することができる。チャネル情報の取得のための目的の参照信号、及びデータの復調のために使用される参照信号がある。前者は、UEが下りリンクへのチャネル情報を取得するのにその目的があるため、広帯域で送信されなければならず、特定のサブフレームで下りリンクデータを受信しない端末であってもその参照信号を受信しなければならない。また、これは、ハンドオーバーなどの状況でも用いられる。後者は、基地局が下りリンクデータを送るとき、当該リソースに共に送る参照信号であって、端末は、当該参照信号を受信することによってチャネル測定をして、データを復調することができるようになる。この参照信号は、データが伝送される領域に伝送されなければならない。
多重アンテナ(MIMO)システムのモデリング
図5は、多重アンテナを有する無線通信システムの構成図である。
図5(a)に示したように、送信アンテナの数をNt個、受信アンテナの数をNR個と増やすと、送信機又は受信機でのみ多数のアンテナを用いる場合とは異なり、アンテナの数に比例して理論的なチャネル伝送容量が増加する。したがって、伝送レートを向上させ、周波数効率を画期的に向上させることができる。チャネル伝送容量が増加することによって、伝送レートは、理論的に、単一のアンテナの利用時の最大伝送レート(Ro)にレート増加率(Ri)を掛けた分だけ増加し得る。
例えば、4個の送信アンテナ及び4個の受信アンテナを用いるMIMO通信システムでは、単一のアンテナシステムに比べて、理論上、4倍の伝送レートを取得することができる。多重アンテナシステムの理論的容量増加が90年代半ばに証明されて以来、これを実質的なデータ伝送率の向上へと導くための様々な技術が現在まで盛んに研究されている。また、いくつかの技術は、既に3世代移動通信と次世代無線LANなどの様々な無線通信の標準に反映されている。
現在までの多重アンテナ関連研究動向を見ると、様々なチャネル環境及び多重接続環境での多重アンテナ通信容量計算などに関連する情報理論面の研究、多重アンテナシステムの無線チャネル測定及び模型導出の研究、伝送信頼度の向上及び伝送率の向上のための時空間信号処理技術の研究など、様々な観点で盛んに研究が行われている。
多重アンテナシステムでの通信方法を、数学的モデリングを用いてより具体的に説明する。前記システムには、Nt個の送信アンテナ及びNt個の受信アンテナが存在すると仮定する。
送信信号を説明すると、Nt個の送信アンテナがある場合、送信可能な最大情報はNT個である。送信情報は、次のように表現することができる。
〔式3〕
〔式4〕
〔式5〕
ここで、Wijは、i番目の送信アンテナとj番目の情報との間の重み値を意味する。Wは、プリコーディング行列とも呼ばれる。
受信信号は、Nr個の受信アンテナがある場合、各アンテナの受信信号
はベクトルで次のように表現することができる。
〔式6〕
多重アンテナ無線通信システムにおいてチャネルをモデリングする場合、チャネルは、送受信アンテナインデックスによって区分することができる。送信アンテナjから受信アンテナiを経るチャネルをhijと表示することにする。hijにおいて、インデックスの順序は受信アンテナインデックスが先で、送信アンテナのインデックスが後であることに留意されたい。
一方、図5(b)は、NR個の送信アンテナから受信アンテナiへのチャネルを示した図である。前記チャネルをまとめてベクトル及び行列の形態で表示することができる。図5(b)において、総NT個の送信アンテナから受信アンテナiに到着するチャネルは、次のように表すことができる。
〔式7〕
したがって、Nt個の送信アンテナからNr個の受信アンテナに到着する全てのチャネルは、次のように表現することができる。
〔式8〕
〔式9〕
上述した数式モデリングを通じて、受信信号は、次のように表現することができる。
〔式10〕
一方、チャネル状態を示すチャネル行列Hの行及び列の数は、送受信アンテナの数によって決定される。チャネル行列Hにおいて、行の数は受信アンテナの数NRと同一であり、列の数は送信アンテナの数Ntと同一である。すなわち、チャネル行列Hは、行列がNR×Ntとなる。
〔式11〕
ランクの他の定義は、行列を固有値分解(Eigen value decomposition)したとき、0ではない固有値の個数として定義することができる。同様に、ランクの更に他の定義は、特異値分解(singular value decomposition)したとき、0ではない特異値の個数として定義することができる。したがって、チャネル行列におけるランクの物理的な意味は、与えられたチャネルで互いに異なる情報を送ることができる最大数といえる。
本文書の説明において、MIMO送信に対する「ランク(Rank)」は、特定の時点及び特定の周波数リソースで独立して信号を送信できる経路の数を示し、「レイヤ(layer)の数」は、各経路を介して送信される信号ストリームの個数を示す。一般的に送信端は、信号送信に用いられるランク数に対応する個数のレイヤを送信するため、特に言及がない限り、ランクは、レイヤの個数と同じ意味を有する。
D2D端末の同期取得
以下では、上述した説明及び既存のLTE/LTE−Aシステムに基づいて、D2D通信において端末間の同期取得について説明する。OFDMシステムでは、時間/周波数同期が取られていない場合、セル間干渉(Inter−Cell Interference)により、OFDM信号において互いに異なる端末間にマルチプレクシングが不可能となり得る。同期を取るためにD2D端末が同期信号を直接送受信し、全ての端末が個別的に同期を取ることは非効率的である。したがって、D2Dのような分散ノードシステムでは、特定のノードが代表同期信号を送信し、残りのUEがこれに同期を取ることができる。言い換えると、D2D信号送受信のために、一部のノード(このとき、ノードは、eNB、UE、SRN(synchronization reference node又はsynchronization sourceと呼ぶこともできる)であってもよい。)がD2D同期信号(D2DSS、D2D Synchronization Signal)を送信し、残りの端末がこれに同期を取って信号を送受信する方式を用いることができる。
D2D同期信号としては、プライマリ同期信号(PD2DSS(Primary D2DSS)又はPSSS(Primary Sidelink synchronization signal))、セカンダリ同期信号(SD2DSS(Secondary D2DSS)又はSSSS(Secondary Sidelink synchronization signal))があり得る。PD2DSSは、所定長さのザドフチューシーケンス(Zadoff−chu sequence)又はPSSと類似/変形/反復された構造などであってもよい。また、DL PSSとは異なり、他のザドフチュールートインデックス(例えば、26,37)を使用することができる。SD2DSSは、M−シーケンス又はSSSと類似/変形/反復された構造などであってもよい。もし、端末がeNBから同期を取る場合、SRNはeNBとなり、D2DSSはPSS/SSSとなる。DLのPSS/SSSとは異なり、PD2DSS/SD2DSSはULサブキャリアマッピング方式に従う。図6には、D2D同期信号が送信されるサブフレームが示されている。PD2DSCH(Physical D2D synchronization channel)は、D2D信号送受信の前に端末が最も先に知らなければならない基本となる(システム)情報(例えば、D2DSSに関連する情報、デュプレックスモード(Duplex Mode、DM)、TDD UL/DL構成、リソースプール関連情報、D2DSSに関連するアプリケーションの種類、subframe offset、ブロードキャスト情報など)が送信される(放送)チャネルであってもよい。PD2DSCHは、D2DSSと同じサブフレーム上で又は後行するサブフレーム上で送信されてもよい。DMRSは、PD2DSCHの復調のために使用することができる。
SRNは、D2DSS、PD2DSCH(Physical D2D synchronization channel)を送信するノードであってもよい。D2DSSは、特定のシーケンスの形態であってもよく、PD2DSCHは、特定の情報を示すシーケンスであるか、又は事前に定められたチャネルコーディングを経た後のコードワードの形態であってもよい。ここで、SRNは、eNB又は特定のD2D端末であってもよい。部分ネットワークカバレッジ(partial network coverage)又はカバレッジ外(out of network coverage)の場合には、端末がSRNとなり得る。
図7のような状況でカバレッジ外(out of coverage)の端末とのD2D通信のために、D2DSSはリレーされてもよい。また、D2DSSは、多重ホップを介してリレーされてもよい。以下の説明において、同期信号をリレーするということは、直接基地局の同期信号をAFリレーすることだけでなく、同期信号の受信時点に合わせて別途のフォーマットのD2D同期信号を送信することも含む概念である。このように、D2D同期信号がリレーされることによって、カバレッジ内の端末とカバレッジ外の端末とが直接通信を行うことができる。
D2Dリソースプール
図8には、D2D通信を行うUE1、UE2、及びこれらが用いるD2Dリソースプールの例が示されている。図8(a)において、UEは、端末又はD2D通信方式に従って信号を送受信する基地局などのネットワーク装備を意味する。端末は、一連のリソースの集合を意味するリソースプール内で特定のリソースに該当するリソースユニットを選択し、当該リソースユニットを用いてD2D信号を送信することができる。受信端末(UE2)は、UE1が信号を送信できるリソースプールの構成(configured)を受け、当該プール(pool)内でUE1の信号を検出することができる。ここで、リソースプールは、UE1が基地局の接続範囲にある場合には、基地局が知らせることができ、基地局の接続範囲外にある場合には、他の端末が知らせたり、又は事前に定められたリソースで決定されてもよい。一般に、リソースプールは、複数のリソースユニットで構成され、各端末は、一つ又は複数のリソースユニットを選定して自身のD2D信号送信に用いることができる。リソースユニットは、図8(b)に例示した通りであってもよい。図8(b)を参照すると、全体の周波数リソースがNF個に分割され、全体の時間リソースがNT個に分割されて、総NF*NT個のリソースユニットが定義されることがわかる。ここでは、当該リソースプールがNTサブフレームを周期にして繰り返されるといえる。特に、一つのリソースユニットが、図示のように周期的に繰り返して現れてもよい。または、時間や周波数領域でのダイバーシチ効果を得るために、一つの論理的なリソースユニットがマッピングされる物理的リソースユニットのインデックスが、時間によって、事前に定められたパターンで変化してもよい。このようなリソースユニットの構造において、リソースプールとは、D2D信号を送信しようとする端末が送信に使用できるリソースユニットの集合を意味し得る。
リソースプールは、様々な種類に細分化することができる。まず、各リソースプールで送信されるD2D信号のコンテンツ(contents)によって区分することができる。例えば、D2D信号のコンテンツは区分されてもよく、それぞれに対して別途のリソースプールが構成されてもよい。D2D信号のコンテンツとして、SA(Scheduling assignment;SA)、D2Dデータチャネル、ディスカバリチャネル(Discovery channel)があり得る。SAは、送信端末が後行するD2Dデータチャネルの送信に使用するリソースの位置、その他のデータチャネルの復調のために必要なMCS(modulation and coding scheme)やMIMO送信方式、TA(timing advance)などの情報を含む信号であってもよい。この信号は、同一のリソースユニット上でD2Dデータと共にマルチプレクスされて送信されることも可能であり、この場合、SAリソースプールとは、SAがD2Dデータとマルチプレクスされて送信されるリソースのプールを意味し得る。他の名称として、D2D制御チャネル(control channel)又はPSCCH(physical sidelink control channel)と呼ぶこともできる。D2Dデータチャネル(又は、PSSCH(Physical sidelink shared channel))は、送信端末がユーザデータを送信するのに使用するリソースのプールであってもよい。同一のリソースユニット上でD2Dデータと共にSAがマルチプレクスされて送信される場合、D2Dデータチャネルのためのリソースプールでは、SA情報を除いた形態のD2Dデータチャネルのみが送信され得る。言い換えると、SAリソースプール内の個別リソースユニット上でSA情報を送信するのに使用されていたREsを、D2Dデータチャネルリソースプールでは、依然としてD2Dデータを送信するのに使用することができる。ディスカバリチャネルは、送信端末が自身のIDなどの情報を送信して、隣接端末が自身を発見できるようにするメッセージのためのリソースプールであってもよい。
D2D信号のコンテンツが同じ場合にも、D2D信号の送受信属性に応じて異なるリソースプールを使用することができる。例えば、同じD2Dデータチャネルやディスカバリメッセージであるとしても、D2D信号の送信タイミング決定方式(例えば、同期基準信号の受信時点で送信されるか、それとも一定のTAを適用して送信されるか)やリソース割り当て方式(例えば、個別信号の送信リソースをeNBが個別送信UEに指定するか、それとも個別送信UEがプール内で独自で個別信号送信リソースを選択するか)、信号フォーマット(例えば、各D2D信号が1サブフレームで占めるシンボルの個数や、一つのD2D信号の送信に使用されるサブフレームの個数)、eNBからの信号の強度、D2D UEの送信電力の強度などによって、再び互いに異なるリソースプールに区分されてもよい。説明の便宜上、D2DコミュニケーションにおいてeNBがD2D送信UEの送信リソースを直接指示する方法をMode1、送信リソース領域が予め設定されていたり、eNBが送信リソース領域を指定し、UEが送信リソースを直接選択したりする方法をMode2と呼ぶことにする。D2D discoveryの場合には、eNBがリソースを直接指示する場合にはType2、予め設定されたリソース領域又はeNBが指示したリソース領域でUEが送信リソースを直接選択する場合はType1と呼ぶことにする。
SAの送受信
モード1の端末は、基地局から構成を受けたリソースを介してSA(又は、D2D制御信号、SCI(Sidelink Control Information))を送信することができる。モード2の端末は、基地局からD2D送信に使用するリソースの構成を受ける(configured)。そして、構成を受けたそのリソースから時間周波数リソースを選択してSAを送信することができる。
SA周期は、図9に示したように定義されたものであってもよい。図9を参照すると、1番目のSA周期は、特定のシステムフレームから上位層シグナリングによって指示された所定のオフセット(SAOffsetIndicator)だけ離れたサブフレームで開始されてもよい。各SA周期は、SAリソースプール及びD2Dデータの送信のためのサブフレームプールを含むことができる。SAリソースプールは、SA周期の1番目のサブフレームから、サブフレームビットマップ(saSubframeBitmap)でSAが送信されるものと指示されたサブフレームのうち最後のサブフレームを含むことができる。D2Dデータの送信のためのリソースプールは、モード1の場合、T−RPT(Time−resource pattern for transmission)が適用されることによって、実際にデータの送信に使用されるサブフレームが決定され得る。図示のように、SAリソースプールを除いたSA周期に含まれたサブフレームの個数がT−RPTビットの個数よりも多い場合、T−RPTは、繰り返して適用され得、最後に適用されるT−RPTは、残りのサブフレームの個数だけトランケートされて(truncated)適用され得る。SAは、データの送信位置をT−RPTの形態で指示してもよく、他の明示的な方法で指示してもよい。一例として、データの送信開始位置、繰り返し回数などを指示する形態であってもよい。さらに一般的に、SAは、データの送信リソースの時間、周波数位置を指示し、データデコーディングに必要な付加情報を含めて送信するチャネルである。このようなSAリソースプールは、データプールと分離されてもよいが、データプールと一部が重なってデータ領域の一部を共に使用する形態であってもよい。また、データプールとSAリソースプールが、時間領域で分離された形態ではなく、周波数領域で分離された形態であってもよい。
以下では、D2D端末又はリレーが一つのSA/ディスカバリ周期内で多数のSA/ディスカバリ(信号)を送信するとき、衝突を避け、また、PAPRを減少させることができる様々な方法について詳細に説明する。以下の説明において、D2D端末又は端末とは、D2D信号を送信又は受信することができるD2D端末又はリレーのうちの1つであってもよい。
実施例1
本発明の実施例による端末は、リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択し、選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信することができる。ここで、n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択され得る。または、n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択されなければならない。すなわち、一つのディスカバリ周期で多数個のディスカバリ信号を送信する端末は、シーケンシャル(sequential)にディスカバリリソースを選択したり、以前に選択したディスカバリリソースが送信されるサブフレームに含まれたリソースを選択しないことである。例えば、図10において、サブフレーム0(SF0)で#0リソースを選択した場合、サブフレーム0を除いたサブフレームのリソースから次のリソースを選択(図10に示したように、サブフレーム1の#0リソース)することである。送信するディスカバリ信号が3個以上である場合には、先に選択したリソースが含まれたサブフレームを除いたリソースから選択する。
このような条件を満足しながら、n個のリソース単位はランダムに選択されるものであってもよい。または、n個のリソース単位は、均等確率(equal probability)で選択されるものであってもよい。
前記リソース単位は、サブフレーム単位の時間−周波数リソースを意味し得る。具体的に、リソース単位は、時間軸上でサブフレーム単位、周波数軸上でリソースブロック単位で構成される時間−周波数リソースであってもよい。そして、n個のリソースプールは、一つのディスカバリ周期内に含まれるものであってもよい。すなわち、上述したリソース単位の選択の条件(1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は、一つのディスカバリ周期内でリソースの選択時に適用されるものであってもよい。
上述した説明において、n個のリソース単位は、同じアンテナポートを介して送信されるものであってもよい。n個のリソース単位がそれぞれ異なるアンテナポートを介して送信されれば、前記のリソース単位の選択規則(n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は適用されなくてもよい。すなわち、n個のリソース単位が同じアンテナポートを介して送信されれば、前記の規則(n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は、必ず適用されなければならない。または、n個のリソース単位のうち互いに異なるアンテナポートを介して送信されるリソース単位は、同じサブフレーム上に存在可能である。
上述した説明によれば、各ディスカバリ信号を送信するリソースが時間領域上で分離されるようになる。この場合、PAPRの面で非常に有利である。もし、一つのサブフレームで周波数軸上で分離された2つ以上のリソース領域でディスカバリ信号を送信する場合、単一の搬送波特性を満足できないため、PAPRの増加をもたらすことになる。したがって、本発明のように、ディスカバリ信号のためにリソースが選択されたサブフレームは、次回のリソース選択時に除外されることによって、PAPRの向上を達成することができる。図11には、本発明の実施例による場合の効果が示されている。図11のシミュレーション結果は、ディスカバリ信号が2RB上で送信され、QPSKを仮定したものである。図11においてSC−FDMで表示された実線は、上述した本発明の実施例であって、一つのサブフレームで一つのリソース単位のみが選択されるとき、CDF(Cumulative Density Function)とCubic metricとの関係であり、SC−FDM multiで表示された波線が、一つのサブフレームから2つのリソースが選択される場合である。図示のように、本発明の実施例による場合、cubic metricが1dB(CDF0.5で)以上良いことがわかる。CMが大きいと、それだけ送信電力を全て使用することができない(CMのため、power backoffをしなければならない)。したがって、本発明の実施例を用いることが送信電力をさらに利用できるため、(discovery)カバレッジが減少することも防止することができる。
実施例2
端末は、リソースプールから、SA信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択し、選択されたn個のリソース単位を使用してSA信号を送信することができる。ここで、n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択され得る。または、n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択されなければならない。すなわち、一つのSA周期で多数個のSA信号を送信する端末は、シーケンシャル(sequential)にSAリソースを選択したり、以前に選択したSAリソースが送信されるサブフレームに含まれたSAリソースを選択しないことである。すなわち、1番目のSAリソースを選択した後、2番目のSAリソースは、nt1,mod(nt1+nf1,Nt)サブフレームに含まれたSAリソースを除いたものから選択することができる。
例えば、図12(a)において、サブフレーム0(SF0)で#0リソースを選択した場合、サブフレーム0を除いたサブフレームのリソースから次のリソースを選択(図12(a)に示したように、サブフレーム1の#0リソース)することである。送信するSA信号が3個以上である場合には、先に選択したリソースが含まれたサブフレームを除いたリソースから選択する。図12(b)では、SAリソース#8を選択した端末が、その次のSAリソースを選択するときに選択可能なSAリソースが表示されている。
このような条件を満足しながら、n個のリソース単位はランダムに選択されるものであってもよい。または、n個のリソース単位は均等確率(equal probability)で選択されるものであってもよい。
前記リソース単位は、サブフレーム単位の時間−周波数リソースを意味し得る。具体的に、リソース単位は、時間軸上でサブフレーム単位、周波数軸上でリソースブロック単位で構成される時間−周波数リソースであってもよい。そして、n個のリソースプールは、一つのSA周期内に含まれるものであってもよい。すなわち、上述したリソース単位の選択の条件(1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は、一つのSA周期内でリソース選択時に適用されるものであってもよい。
上述した説明において、n個のリソース単位は、同じアンテナポートを介して送信されるものであってもよい。もし、n個のリソース単位がそれぞれ異なるアンテナポートを介して送信されれば、前記のリソース単位の選択規則(n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は適用されなくてもよい。すなわち、n個のリソース単位が同じアンテナポートを介して送信されれば、前記の規則(n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択)は、必ず適用されなければならない。または、n個のリソース単位のうち互いに異なるアンテナポートを介して送信されるリソース単位は、同じサブフレーム上に存在可能である。
SAリソースを選択する際に、D2Dモード1(eNBがD2Dリソースの位置を直接指示するモード)の場合には、時間領域で衝突が発生しないリソースを選択してD2D grantを送ることができるが、モード2の場合には、端末がSAリソースを選択するため、時間領域で衝突が発生し得る。前記実施例による場合、このような問題を解決することができる。
SAプールが時間軸上で狭い形態である場合、追加で送信できるリソースが不足となり得る(例えば、2個のSAを送信するためには、最小4サブフレーム以上が必要であるが、SAプールがこれより小さい場合)。したがって、ネットワークは、多数個のSAを送信する端末がある場合、この端末が他の端末のSAを受信するようにするために、送信するSAの個数に連動してSAプールのサブフレームの個数を構成するようにすることができる。例えば、最大2個のSAを送信する端末がある場合、ネットワークは、SAリソースプールを最小6個以上のサブフレームで構成する。この場合、SA送信端末は、他の2個のサブフレームでは(他の端末のSAなどを)聞くことができる。これを反対に適用すると、一つのSAプールのサブフレームサイズに送信するSAの最大個数が定められ得、具体的な動作は後述する。
一方、前記複数のプールでSAを送信する動作において、もし、リソースプールがFDMされている場合、時間上では同じサブフレームで周波数領域で離れたSAを選択して送信し得る。このような動作を防止するために、互いに異なるリソースプールであるとしても、SAリソースを選択するとき、他のプールでSA送信のために選択したサブフレームに含まれるSAリソースは除外するようにすることができる。この動作は、SAプールとデータプールがFDMされる場合にも適用することができる。異なるリソースプールのデータプールとSAプールがFDMされる場合、既に先のSAプールを介してデータを送信することにしたサブフレームに含まれるSAリソースは選択から除外することである。この動作は、パケット優先順位と連動して動作することもでき、優先順位の高いデータが送信されるサブフレームは除いて、優先順位の低いデータが送信されるサブフレームは含めてSAリソースの選択に反映することができる。さらに、優先順位の高いSAプールとFDMされるデータプールではデータ送信を禁止するように規則が定められてもよい。
さらに、時間領域でこれ以上選択するSAリソースがない場合には、当該SA周期でSAリソースの選択を中断し、当該SAと関連(associated)するデータ送信も中断するようにすることができる。例えば、SAリソースプールがN個のサブフレームで構成される場合、SAの最大個数はN/2個であり、これを超える個数のSAは送信できないという規則が定められてもよい。全てのSAサブフレームでSA送信を行う場合、当該SA周期ではデータ受信が不可能になり得るため、SA送信の最大個数は、N/2よりも小さく設定され得、このような各SAプール別のSA送信の最大個数は予め定められてもよく、ネットワークによって構成されてもよい。
実施例3
多数個の送信アンテナを装着した端末が、一つのSA/ディスカバリ周期で多数個のSA/ディスカバリを送信することができる。一つのSA/ディスカバリ周期で多数個のSA/ディスカバリを送信する端末は、多数個の送信アンテナを装着しているという仮定が必要であり、最大送信可能なSA/ディスカバリの数は、アンテナの数によって制限され得る。モード1/タイプ2の場合は、eNBが多数個のSA/ディスカバリリソースインデックスを指示することができ、このとき、最大適用可能なD2D grantは、送信端末のアンテナ数によって制限され得、各アンテナ別のSA/ディスカバリリソースインデックスを端末が選択するか、またはeNBが指示することができる。モード2/タイプ1の場合には、SA/ディスカバリ送信端末が多数個のSA/ディスカバリリソースインデックスを選択してSA/ディスカバリを送信し、このとき、各アンテナ別に互いに異なるSA/ディスカバリリソースインデックスが連動して当該アンテナで決定されたSA/ディスカバリリソース及びD2Dデータを別途のSC−FDM信号を生成して送信するようになる。このような場合、既存のSA/ディスカバリリソースプールから各アンテナ別に互いに異なるSA/ディスカバリリソースインデックスリソースのみを選択すればよいという利点がある。
実施例4
一つのSA/ディスカバリ周期で多数個のSA/ディスカバリを送信する端末は、別途のリソースプールでSA/ディスカバリを送信することができる。このとき、別途のリソースプールは、多数個のSA/ディスカバリを送信する端末のみが送信できるリソースプールであり、このリソースプールでは、別途のSA/ディスカバリフォーマット(例えば、2RBフォーマットのSA/ディスカバリ送信)を送信するように規則が定められてもよい。このとき、別途のSA/ディスカバリフォーマットには多数個のSA/ディスカバリコンテンツ(contents)を含むことができ、一例として、多数のグループdestination IDを含んでいてもよい。他の例示として、別途のSA/ディスカバリフォーマットには多数個の周波数(frequency)リソース割り当て(allocation)情報、T−RPT、MCSなどの情報が含まれて送信されてもよく、このとき、各SA/ディスカバリコンテンツ(contents)は、それぞれのグループdestination IDと1:1の関係を有しているものであってもよい。または、SA/ディスカバリコンテンツ(contents)の全体又は一部は、多数のグループdestination IDに共通に適用される値であってもよく、例えば、MCSの場合には、多数のグループdestinationに共通に適用されてもよい。または、グループdestination IDが多数のグループに適用された値であってもよい。このように、別途のフォーマットで構成されるSA/ディスカバリプールと既存のフォーマットで構成されるSA/ディスカバリプールとは、同じデータプールに連動し得る。言い換えれば、既存のデータプールが多数個のSA/ディスカバリプールと連動し得、各SA/ディスカバリプール別に送信フォーマットは別途に設定され得る。そのために、ネットワークは、SA/ディスカバリプール別の送信フォーマット及び当該SA/ディスカバリプールがどのデータプールと連動しているかを、上位層信号で指定することができる。カバレッジ外(Out of coverage)の場合には、前記情報が事前に定められてもよい。
実施例5
多数個のSA/ディスカバリリソースプールを構成し、この多数個のSA/ディスカバリリソースプールは一つのデータプールに連動することができる。言い換えれば、一つのSA/ディスカバリリソースプールを複数のサブプールに区分し、各サブプールで現在のSA/ディスカバリリソースホッピング(hopping)方法を適用することができる。このとき、サブプールは、時間領域で互いに区分されるリソースプールであってもよい。そのために、ネットワークは、SA/ディスカバリプールがどのデータプールと連動しているかをシグナリングすることができる。または、一つのSA/ディスカバリプールがどのようにサブプールに分けられるかをシグナリングすることができる。カバレッジ外(Out of coverage)の場合には、前記情報が事前に定められてもよい。
一方、互いに異なるモード/タイプでもSA/ディスカバリを送信することができる。例えば、モード1/タイプ2のSA/ディスカバリプール及びモード2/タイプ1のSA/ディスカバリプールのいずれでも送信するように許容することができる。このとき、悪意のある端末がSA/ディスカバリを過度に送信してネットワークが壊れることを防止するために、送信するデータのある端末のみが最大N個のSA/ディスカバリを送信できるように規則を定めることができる。ここで、Nは、事前に定められてもよく、ネットワークによって構成されてもよい。または、N値は、リソースプールの個数によって定められてもよく、例えば、リソースプールの個数が多い場合には、プール当たりの送信するN値が小さく設定され、リソースプールの個数が少ない場合には、N値が大きく設定されてもよい。これは、プールが多く構成された場合には、N値を小さく設定して(例えば、N=1)、互いに異なるプールでSA/ディスカバリ/データを送信して複数のグループとコミュニケーションをし、プールが1つ又は2つのように少ない個数で構成される場合には、一つのプールで複数個のSA/ディスカバリ/データを送信できるように許容して、複数のグループと同時に通信できるようにすることである。すなわち、一つの端末が一つのSA/ディスカバリ周期で複数のグループに同時にSA/ディスカバリ/データを送信するために、複数個のプールでSA/ディスカバリ/データを送信するように許容することである。特に、この方法は、リレー端末が複数のout−of−coverage端末と通信するときに効果的に用いることができ、リレー端末の数が限定されている場合に、一つのリレー端末は複数のout−of−coverage端末と同時に通信が必要となり得、一つのSA/ディスカバリ周期で互いに異なるプールを用いるように許容することによって、リレー動作において送信遅延を低減できるようになる。(一つのSA/ディスカバリ周期で一つの送信のみが許容される場合、複数のout−of−coverage端末と通信するためには、複数のSA/ディスカバリ周期が必要であり、これによって遅延が発生し得る。)
リレー端末が送信するプールが事前に定められており、リモート端末が送信できるプールが事前に定められている場合、各端末が使用可能なプールの個数によってプール当たりの送信可能なSA/ディスカバリの個数が制限されたり、事前に定められたり、ネットワークによってシグナリングされたりすることができる。
一方、互いに異なるモードでSA/ディスカバリを送信することを拡張して、モード2/タイプ1で複数個のプールでSA/ディスカバリを送信するように許容することができる。このとき、互いに異なるプールは互いに異なる端末/端末グループとコミュニケーションするためのものであってもよいが、同じグループであるにもかかわらず、端末がどのセルに、どのプールを受信できるかを確実に知ることができない場合、複数のプールにデータを送信して、destination端末が受信する確率を高める用途に使用されてもよい。一例として、4個のリソースプールが構成され、各プールはTDMされたと仮定するとき、2個のプールはcell 1のタイミングにアライン(align)されており、2個のプールはcell 2のタイミングがアライン(align)されていると仮定してみよう。このとき、リモート端末がどのタイミングを選択したかを知ることができない場合、リレー端末は、互いに異なるセルに連動するそれぞれのプールでSA/ディスカバリ/データを送信することもできる。
一方、前記方法において、複数個のSA/ディスカバリプールが一つのデータプールと連動したとき、各SA/ディスカバリプールで送信可能な端末は、リレー端末/リモート端末の関係のように事前に定められてもよく、端末が送信するパケットの優先順位/グループの優先順位で決定されてもよい。例えば、特定のSA/ディスカバリプール(又はsubプール)では、優先順位が一定以上である端末のみが送信できるように規則が定められてもよい。
実施例6
D2Dディスカバリ信号の送信において、1周期で再送信(retransmission)が許容される場合、端末は、連続するサブフレームで送信することができる。一つのSA/ディスカバリリソースプールがNt個のサブフレームで構成され、送信するSA/ディスカバリの個数が2個であると、2個のサブフレームをまとめて一つのlogical SA/ディスカバリサブフレームを構成し、各logical SA/ディスカバリサブフレームでそれぞれ異なるSA/ディスカバリを送信することができる。このとき、互いに異なるSA/ディスカバリメッセージに対する周波数ホッピングの有無は、ネットワークによって構成されてもよく、事前に定められたパターン(Nf/2)で周波数ホッピングが適用されてもよい。
実施例7
SA/ディスカバリプールから多数個のSA/ディスカバリリソースを選択するとき、ランダムに選択し、さらに、互いに異なるSA/ディスカバリリソースをランダムに選択する方式を提案する。この場合、互いに異なるSA/ディスカバリリソースを選択するようにして、互いに異なるSA/ディスカバリコンテンツ(content)を送信するために同じSA/ディスカバリリソースを選択することは防止することができる。もし、一つのSA/ディスカバリ周期で多数個のSA/ディスカバリを送信する端末は、SA/ディスカバリリソースを順次選択することができ、最初のSA/ディスカバリリソースはランダムに選択し、その後のSA/ディスカバリリソースは、以前に選択したSA/ディスカバリリソースは除いて残りからランダムに選択する。一方、前記方式が適用されたが、結果的に1サブフレームで多数個のSA/ディスカバリリソースを選択した場合、ランダムにSA/ディスカバリを選択して送信するか、またはSA/ディスカバリの優先順位(ここで、優先順位は、端末(desitination)グループ特定、端末特定、又はパケット特定(例えば、MCPTT preemptionのように他のD2Dパケットよりも優先して送信する場合)に事前に定められてもよい。)に基づいて、優先順位の高いSA/ディスカバリを先に選択することができる。他の具現として、一つのSA/ディスカバリ周期で多数個のSA/ディスカバリを送信する端末は、多数個のSA/ディスカバリをランダムに選択し、もし、同じリソースを選択した場合には(又は、同じSA/ディスカバリリソースインデックスが選択された場合には)、再びSA/ディスカバリリソースを選択し、全てのSA/ディスカバリが異なるリソースインデックスを選択するまでこの過程を繰り返すように規則が定められてもよい。
以前に選択したSA/ディスカバリと同じサブフレームで送信されるSA/ディスカバリを選択した場合には、当該リソースは除いて再び再選択動作を行う。一方、SA/ディスカバリリソースを再選択する過程を再び行う動作は、その再選択の最大回数が特定の数字(N)に制限され得、当該数字だけ再選択しても、時間領域で区分されるSA/ディスカバリリソースを選択することができない場合には、当該SA/ディスカバリ周期でデータ送信をドロップ(drop)するように規則が定められてもよい。
実施例8
SA/ディスカバリプールから多数個のSA/ディスカバリリソースを選択するとき、ランダムに選択し、同じSA/ディスカバリリソースを選択した場合や同じサブフレームに複数個のSA/ディスカバリを送信する場合、SA/ディスカバリの優先順位(ここで、優先順位、端末(desitination)グループ特定、端末特定、又はパケット特定(例えば、MCPTT preemptionのように他のD2Dパケットよりも優先して送信する場合、さらに高い優先順位を有する場合)に事前に定められてもよい。)に応じてドロップ(drop)したり(優先順位の低いSA/ディスカバリは先にドロップ(drop))、優先順位が同じ場合にランダムにドロップしたりすることができる。この方式は、SA/ディスカバリリソースの選択方法(selection method)は既存のものを維持するが、多数個のSA/ディスカバリを送信する端末がオーバーラップされるリソースを選択した場合、優先順位付けルール(prioritization rule)を定義することによって、追加の端末の具現を最小化することができる。
一方、一つのSA/ディスカバリプールにフォーマットの異なるSA/ディスカバリが送信される場合、これを区分するために、DMRS CS又はCRC masking又はDMRS base sequence ID(例えば、511を異なるSA/ディスカバリフォーマット用途に使用)の全体又は一部を異ならせて設定することができる。一例として、一つのSA/ディスカバリプールに、リレー端末が送信するためのSA/ディスカバリ及びリモート端末が送信するためのSA/ディスカバリを送信する場合、2つのSA/ディスカバリを区分するために、CRC maskingを異ならせて設定することができる。このとき、一つの端末が互いに異なる目的のSA/ディスカバリを同じSA/ディスカバリプールで送信するようになる場合、2つのSA/ディスカバリが時間領域(time domain)で衝突が起こることを防止するために、前記提案方法の一つを用いることができる。
一方、リレー端末がリモート端末の送信のために送信したSA/ディスカバリをデコードしたリモート端末は、SA/ディスカバリの受信後、SA/ディスカバリデコーディング及びデータエンコーディングタイム(encoding time)を確保するために、データプール内の一部の送信を行わなくてもよい。そのために、SA/ディスカバリの受信後、一定のN個のサブフレームの間は送信が起こらないという規則が定められてもよい。ここで、Nは、リモート端末のためのSA/ディスカバリの受信後、サブフレームから定められてもよく、データプールの開始サブフレームから適用されるものであってもよい。
実施例9
送信端末が多数個のSA/ディスカバリを送信する場合、各SA/ディスカバリに該当するデータの送信にT−RPTを互いに異ならせて設定することができる。このとき、T−RPT bitmapの1の位置が互いに異なるものから選択するようにすることができる。例えば、SA/ディスカバリ1が指示したデータが使用するT−RPT=[11110000]、SA/ディスカバリ2が指示したデータが使用するT−RPT=[00001111]のように設定されてもよい。
実施例10
実施例9は、(データT−RPTの)K値が大きいときは、送信可能なSA/ディスカバリの個数が制限されるか、またはT−RPTの個数が制限され得る。また、K値が大きい場合には、選択可能なT−RPTがないこともある。または、選択可能なK値の種類が制限されることもある。これを克服するために、同じ1の位置が最小限L個以下であるものから選択する方法を提案する(例えば、SA/ディスカバリ1のデータが使用するT−RPT=[11110000]、SA/ディスカバリ2のデータが使用するT−RPT=[0011XXXX])。ここで、L値は、k値及び/又は1周期で送信するSA/ディスカバリの個数に連動して定められる値であってもよい。例えば、L=2 for K=4、L=0 for K=1,2。
この方式では、同じサブフレームでT−RPTがオーバーラップされ得、このとき、シングルキャリア特性(single carrier property)を維持するためには、一つのD2Dパケットのみを選択して送信しなければならない。そのために、ドロッピングルール(dropping rule)又は優先順位が決定されなければならない。
提案する選択方式は、i)ランダムに一つを選択する方法を提案する。多数個のD2Dパケットが同じサブフレームで送信されなければならない場合、ランダムに一つのパケットを選択して送信する。ii)多数個のD2Dパケットが同じサブフレームで送信されなければならない場合、RVインデックスの優先順位付けルール(prioritization rule)が定められてもよい。例えば、RV0は、他のRVよりもシステマテックビット(systematic bit)数が多いことで、デコーディングに重要度が高いため、さらに高い優先順位で送信することである。もし、RV0と他のRV(RV2,3,1)の互いに異なるD2Dパケットが同じサブフレームで送信されなければならない場合、RV0を優先して送信する。iii)前記方法を拡張して、RVに対する優先順位は、RV0→RV2→RV3→RV1の順序で定められてもよい。これは、RV送信オーダー(order)によって優先順位を付け、パケットを少なく受けた端末がさらに多くのパケットを受けることができるようにするためである。前記提案方法ii)又はiii)において、RVオーダー(order)が同じ場合には、i)を用いてランダムに選択することもできる。
RV0がシステマテックビット(systematic bit)を他のRVよりも多く有しているため、RV0のみが他のRVよりも高い優先順位で送信され得る。または、パケットのサイズやMCSによって優先順位を付けてもよい。例えば、MCSの低いパケットを優先して送信することができるが、これは、チャネル状況が悪かったり、さらに広いカバレッジを確保するためにMCSを低く設定したパケットがさらに重要性や緊急性が大きいことがあるためである。これと同様に、パケットサイズが小さいパケットを優先して送信することもできる。さらに広いカバレッジを確保するためにパケットを小さく設定した場合、これをさらに高い優先順位と見なし、優先して送信することができる。パケットサイズやMCSを用いた優先順位決定方法は、RVを用いた方法よりも優先して決定されたり、RVが同じ場合にのみ適用される方式であってもよい。
T−RPTのk値によって優先順位が決定されてもよい。一例として、SA/ディスカバリ毎にkを異ならせて選択した場合、kの低いパケットを優先して送信することができる。
一つの端末が複数のグループに信号を送信する際、グループ別に事前に優先順位が決定されている場合、優先順位によってドロッピングルール(dropping rule)が決定され得る。例えば、一つのSA/ディスカバリ周期で2つのパケットを互いに異なるグループに送信する際、グループAの優先順位がグループBの優先順位よりも高く、特定のサブフレームで2つのパケットが同時に送信されなければならない場合、グループAの信号を優先して送信することである。他の例として、リレー端末が他のグループとD2D通信を行うと同時に、ネットワークのパケットをリレーしている状況で、特定のサブフレームでリレーパケットとD2Dパケットを同時に送信する場合、リレーするパケットを優先して送信することができる。
RV、パケットサイズ、MCS、k、グループの優先順位がいずれも同じ場合には、ランダムに選択する方式を用いることができる。
実施例11
前記提案した方法において、一つのSA/ディスカバリ周期で複数個のSA/ディスカバリを送信する端末は、送信するSA/ディスカバリの個数に連動して各データ別にK値を決定することができる。例えば、一つのSA/ディスカバリ周期内で2つのSA/ディスカバリを送信する端末は、各SA/ディスカバリ別に最大のK値を4として設定することができる。他の例として、SA/ディスカバリ周期内で4つのSA/ディスカバリを送信する端末は、SA/ディスカバリ別にK値を1又は2として設定することができる。2として設定し、実施例9が用いられる場合、当該端末は、全てのD2Dサブフレームで送信していなければならないため、他の端末のD2D信号を聞くことができなくなる。したがって、このときは、他の端末のD2D信号を聞くようにするために、SA/ディスカバリ別にK値を1として設定することができる。
下記の表1は、FDD(N=8)であるとき、一つのSA/ディスカバリ周期で送信されるSA/ディスカバリ個数別のK値の実施例を示したものである。
前記例示において、K* # of SA/ディスカバリsがNを超える場合には、実施例10を用いてオーバーラップを許容することができ、オーバーラップが許容された場合には、T−RPTの選択自由度が高くなり得る一方、ドロップ(drop)されるパケット数が増加し得る。
一方、一つの端末が複数のdestination端末のために複数個のSA/ディスカバリを一つのSA/ディスカバリ周期の間に送信する動作は、一つの送信端末が複数の端末のメッセージを伝達するためである。V2X通信でもこのような状況が発生し得、例えば、RSU(roadside unit)のように固定ノードが周辺の複数の端末から信号を受信し、これを他のvehicle端末のために送信することができる。このとき、一つのRSUが時間領域で複数の端末の信号を分けて送信する場合、ハーフデュプレックスコンストレイント(half duplex constraint)により、他の端末の信号を良好に受信することができないため、非効率的である。したがって、このようなRSUの場合、複数の端末のV2Xメッセージをまとめて大きな一つのメッセージを作り、これを時間領域で短く送ることに利点がある。特に、RSUがpedestrian端末(P−UE)にvehicle端末の短い時間の間に集めて送信する場合、P−UEが起床している時間を減少させることができるため、P−UEのバッテリーコンサンプション(battery consumption)を低減するという面でも利点がある。したがって、このような動作のために、特定の端末(例えば、RSU)は、他の端末からのメッセージを集めて大きなメッセージを作り、一つのMAC PDUを生成して送信する方法を提案する。このような動作を他の受信端末が知るようにするために、このような動作を実行するか否か、いくつまでまとめて一つのメッセージを構成できるか、複数のメッセージをまとめて一つの大きなメッセージを生成するときに小さなメッセージのサイズ、複数のメッセージをまとめて一つの大きなメッセージを作ったとき、作ったリソースのサイズ(RBのサイズ及び再送信回数)などの全体又は一部をネットワークが調節したり、端末が周辺状況(干渉の程度、チャネル状況など)を考慮して決定したりする方法を提案する。このうちシグナリングされないパラメータは、事前に定められたものであってもよい。端末が複数のメッセージを集めて大きなメッセージを作って送信する場合、受信端末がこれを知るようにするために、SA/ディスカバリに一部のフィールドを、これを指示する用途に使用することを提案する。このとき、単にこのような動作を実行するか否かが指示されてもよいが、いくつかのメッセージをまとめて一つに作ったか、メッセージの個数がSA/ディスカバリを介してシグナリングされてもよい。また、このように、複数個のメッセージをまとめて大きなメッセージを作って送信する場合、このような種類のメッセージのみを送信するデータプールが別途に構成され得、他のvehicle UEが送信する周期的なメッセージに比べて高い優先順位を有するものであってもよい。
もし、RSUが複数個のvehicleメッセージを集めて一つの大きなメッセージを作って送信するとき、このメッセージが他のvehicle端末に向かうunicastメッセージである場合、各メッセージの物理層又は上位層フィールドに受信端末のIDが含まれて送信され得る。また、メッセージの特定の領域には、各メッセージのサイズ情報が含まれて送信され得る。また、どの端末のメッセージをまとめて大きなメッセージを作ったかをSA/ディスカバリを介して指示してもよく、そのために、SA/ディスカバリに複数の端末のIDが含まれて送信されてもよい。この場合には、SA/ディスカバリでは複数の端末のIDを含まなければならないため、新たなSA/ディスカバリフォーマットが定義され得、このようなSA/ディスカバリフォーマットが送信されるSA/ディスカバリプールが別途に構成され得る。
前記説明した提案方式についての一例もまた、本発明の具現方法の一つとして含まれ得ることから、一種の提案方式と見なしてもよいことは明らかである。また、前記説明した提案方式は、独立して具現されてもよいが、一部の提案方式の組み合わせ(又は、併合)の形態で具現されてもよい。前記提案方法を適用するか否かに関する情報(又は、前記提案方法の規則に関する情報)は、基地局が端末に事前に定義されたシグナル(例えば、物理層シグナル又は上位層シグナル)を介して知らせるように規則が定義されてもよい。
本発明の実施例による装置構成
図13は、本発明の実施形態に係る送信ポイント装置及び端末装置の構成を示した図である。
図13を参照すると、本発明に係る送信ポイント装置10は、受信モジュール11、送信モジュール12、プロセッサ13、メモリ14及び複数個のアンテナ15を含むことができる。複数個のアンテナ15は、MIMO送受信をサポートする送信ポイント装置を意味する。受信モジュール11は、端末からの上りリンク上の各種信号、データ及び情報を受信することができる。送信モジュール12は、端末への下りリンク上の各種信号、データ及び情報を送信することができる。プロセッサ13は、送信ポイント装置10全般の動作を制御することができる。
本発明の一実施例に係る送信ポイント装置10のプロセッサ13は、上述した各実施例において必要な事項を処理することができる。
送信ポイント装置10のプロセッサ13は、その他にも、送信ポイント装置10が受信した情報、外部に送信する情報などを演算処理する機能を行い、メモリ14は、演算処理された情報などを所定時間格納することができ、バッファ(図示せず)などの構成要素で代替されてもよい。
次いで、図13を参照すると、本発明に係る端末装置20は、受信モジュール21、送信モジュール22、プロセッサ23、メモリ24及び複数個のアンテナ25を含むことができる。複数個のアンテナ25は、MIMO送受信をサポートする端末装置を意味する。受信モジュール21は、基地局からの下りリンク上の各種信号、データ及び情報を受信することができる。送信モジュール22は、基地局への上りリンク上の各種信号、データ及び情報を送信することができる。プロセッサ23は、端末装置20全般の動作を制御することができる。
本発明の一実施例に係る端末装置20のプロセッサ23は、上述した各実施例において必要な事項を処理することができる。
端末装置20のプロセッサ23は、その他にも、端末装置20が受信した情報、外部に送信する情報などを演算処理する機能を行い、メモリ24は、演算処理された情報などを所定時間格納することができ、バッファ(図示せず)などの構成要素で代替されてもよい。
以上のような送信ポイント装置及び端末装置の具体的な構成は、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項が独立して適用されたり、又は2つ以上の実施例が同時に適用されるように具現することができ、重複する内容は明確性のために説明を省略する。
また、図13に対する説明において、送信ポイント装置10についての説明は、下りリンク送信主体又は上りリンク受信主体としての中継機装置に対しても同一に適用することができ、端末装置20についての説明は、下りリンク受信主体又は上りリンク送信主体としての中継機装置に対しても同一に適用することができる。
上述した本発明の実施例は、様々な手段によって具現することができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウエア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現されてもよい。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、1つ又はそれ以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現されてもよい。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、以上で説明した機能又は動作を実行するモジュール、手順又は関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに格納され、プロセッサによって駆動されてもよい。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の様々な手段によって前記プロセッサとデータを交換することができる。
上述したように開示された本発明の好適な実施例に関する詳細な説明は、当業者が本発明を具現し、実施できるように提供されている。以上では、本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術分野における熟練した当業者は、本発明の領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更可能であることを理解できるであろう。例えば、当業者は、上述した実施例に記載された各構成を互いに組み合わせる方式で用いることができる。したがって、本発明は、ここに開示された実施形態に制限されるものではなく、ここに開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を付与するためのものである。
本発明は、本発明の精神及び必須の特徴から逸脱しない範囲で、他の特定の形態に具体化することができる。よって、上記の詳細な説明はいずれの面においても制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって定められなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。本発明は、ここに開示されている実施形態に制限されるものではなく、ここに開示されている原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を付与するためのものである。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係を有しない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新たな請求項として含むことができる。
上述したような本発明の実施形態は様々な移動通信システムに適用可能である。

Claims (14)

  1. 無線通信システムにおいてディスカバリ信号を送信する方法であって、
    リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択するステップと、
    前記選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信するステップと
    を含み、
    前記n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択される、ディスカバリ信号送信方法。
  2. 前記n個のリソース単位はランダムに選択される、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  3. 前記リソース単位は、サブフレーム単位の時間−周波数リソースである、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  4. 前記リソース単位は、時間軸上でサブフレーム単位、周波数軸上でリソースブロック単位で構成される時間−周波数リソースである、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  5. 前記n個のリソース単位は、同じアンテナポートを介して送信されるものである、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  6. 前記n個のリソース単位のうち互いに異なるアンテナポートを介して送信されるリソース単位は、同じサブフレーム上に存在可能な、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  7. 前記n個のリソースプールは、一つのディスカバリ周期内に含まれるものである、請求項1に記載のディスカバリ信号送信方法。
  8. 無線通信システムにおいてV2X(vehicle to everything)関連信号を送受信する端末装置であって、
    送信モジュール及び受信モジュールと、
    プロセッサとを含み、
    前記プロセッサは、リソースプールから、ディスカバリ信号を送信するn(n>0)個のリソース単位を選択し、前記選択されたn個のリソース単位を使用してディスカバリ信号を送信し、
    前記n個のリソース単位の選択時に、k(0<k=<n)番目のリソース単位は、1番目のリソース単位からk−1番目のリソース単位が含まれるサブフレームを除いたサブフレームから選択される、端末装置。
  9. 前記n個のリソース単位はランダムに選択される、請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記リソース単位は、サブフレーム単位の時間−周波数リソースである、請求項8に記載の端末装置。
  11. 前記リソース単位は、時間軸上でサブフレーム単位、周波数軸上でリソースブロック単位で構成される時間−周波数リソースである、請求項8に記載の端末装置。
  12. 前記n個のリソース単位は、同じアンテナポートを介して送信されるものである、請求項8に記載の端末装置。
  13. 前記n個のリソース単位のうち互いに異なるアンテナポートを介して送信されるリソース単位は、同じサブフレーム上に存在可能な、請求項8に記載の端末装置。
  14. 前記n個のリソースプールは、一つのディスカバリ周期内に含まれるものである、請求項8に記載の端末装置。
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