JP2018511270A - データ伝送方法および装置 - Google Patents

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Abstract

基地局間のマクロ−マイクロ協調ネットワークに適用可能なデータ伝送方法および装置を開示する。方法は、ノードにより、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立することであって、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、接続がX2接続またはユーザ定義論理接続である、ことと、協調データをスケジュールすることであって、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調伝送されるデータである、こととを含む。マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、アクセスネットワークに追加的に配備され、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジュールする。遅延が短縮され、協調の性能が改善される。

Description

本出願は、2015年4月8日に中国専利局に出願された「DATA TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS」と題する中国特許出願第201510164513.0号の優先権を主張するものであり、参照により、この出願の内容全体を本願明細書に援用する。
本発明の実施態様は、通信技術の分野に関し、詳細には、データ伝送方法および装置に関する。
ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution、略称、LTE)システムでは、マクロ−マイクロ協調技術を使用してネットワーク容量を改善できる。マクロ−マイクロ協調は、マクロ基地局(英語:Macro Base Station)とマイクロ基地局(英語:Micro Base Station)とが相互に協調して、ユーザ機器のためにサービスを共同で提供することを意味する。マイクロ基地局はまた、スモール基地局(英語:Small Base Station)とも称される。マクロ基地局とマイクロ基地局との主な違いは、送信電力またはカバレッジにある。通常、マクロ基地局の送信電力またはカバレッジは、マイクロ基地局の送信電力またはカバレッジよりも遙かに大きい。例えば、スモール基地局は、LTEシステムに追加的に配備され、スモール基地局は、ネットワーク容量を改善するために、マクロ基地局の伝送サービスの一部を共有する。ワイヤレス技術の分野では、スモール基地局またはマイクロ基地局は、スモールセルと一般的に称される。
マクロ−マイクロ協調伝送モードでは、関連するネットワークアーキテクチャは以下のとおりである:マクロ基地局とスモールセルとは、ベアラネットワークを使用して、コアネットワークのネットワーク要素へ別々に接続され、コアネットワークのネットワーク要素は、通常、移動管理エンティティ(英語:Mobility Management Entity、略称、MME)またはサービングゲートウェイ(英語:Serving Gateway、略称、S-GW)であり、マクロ基地局とスモールセルとは、ユーザ機器(英語:User Equipment、略称、UE)へさらに別々に接続される。マクロ−マイクロ協調プロセスでは、マクロ基地局とスモールセルとは相互に協調して、UEのためにデータを伝送する。
本発明の実施態様を実装するプロセスにおいて、発明者は、上述の技術には少なくとも以下の問題、すなわち、マクロ−マイクロ協調プロセスでは、マクロ基地局とスモールセルとの間でデータを伝送する場合、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題があることを見いだした。
マクロ−マイクロ協調伝送モードの上述の技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、本発明の実施態様は、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能である、データ伝送方法および装置を提供する。技術的解決策は以下のとおりである。
第1の実施態様によれば、データ伝送方法が提供され、方法は、
ノードによって、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するステップであって、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、接続がX2接続またはユーザ定義論理接続である、ステップと、
ノードによって、協調データをスケジューリングするステップであって、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである、ステップと
を含む。
第1の実施態様の第1の可能な実装では、ノードによって、協調データをスケジューリングするステップが、
ノードによって、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するステップと、
下りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、ノードによって、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信するステップと
を含む。
第1の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第2の可能な実装では、ノードによって、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するステップの後、方法は、
下りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードによって、下りリンクデータをマクロ基地局に送信するステップ、または、下りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードによって、下りリンクデータをスモールセルに送信するステップ
をさらに含む。
第1の実施態様に関連して、第1の実施態様の第3の可能な実装では、ノードによって、協調データをスケジューリングするステップが、
ノードによって、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するステップと、
第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、ノードによって、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するステップと、
ノードによって、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するステップと
を含む。
第1の実施態様の第3の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第4の可能な実装では、ノードによって、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するステップの後、方法は、
第1の上りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードによって、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するステップ、および/または
第2の上りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードによって、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するステップ
をさらに含む。
第1の実施態様の第1の可能な実装、第1の実施態様の第2の可能な実装、第1の実施態様の第3の可能な実装、または第1の実施態様の第4の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第5の可能な実装では、方法は、
ノードによって、コアネットワークのネットワーク要素に対してS1接続を確立するステップ
をさらに含む。
第1の実施態様に関連して、第1の実施態様の第6の可能な実装では、ノードによって、協調データをスケジューリングするステップが、
ノードによって、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するステップ、または
ノードによって、協調データにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをスモールセルから受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するステップ
を含む。
第1の実施態様、第1の実施態様の第1の可能な実装、第1の実施態様の第2の可能な実装、第1の実施態様の第3の可能な実装、第1の実施態様の第4の可能な実装、第1の実施態様の第5の可能な実装、または第1の実施態様の第6の可能な実装に関連して、第1の実施態様の第7の可能な実装では、方法は、
ノードによって、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するステップであって、第1の接続情報が、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報が、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される、ステップと、
ノードによって、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するステップと、
協調伝送を必要とする場合、ノードによって、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するステップと
をさらに含む。
第2の実施態様によれば、データ伝送装置が提供され、かつノードに適用され、本装置は、
マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成された第1の確立モジュールであって、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、接続がX2接続またはユーザ定義論理接続である、第1の確立モジュールと、
協調データをスケジューリングするように構成されたスケジューリングモジュールであって、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである、スケジューリングモジュールと
を備える。
第2の実施態様の第1の可能な実装では、スケジューリングモジュールが、第1の受信ユニットと、第1の送信ユニットとを備え、
第1の受信ユニットが、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するように構成され、
第1の送信ユニットが、下りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信するように構成される。
第2の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第2の可能な実装では、スケジューリングモジュールが、第2の送信ユニットと、第3の送信ユニットとをさらに備え、
第2の送信ユニットが、下りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをマクロ基地局に送信するように構成され、
第3の送信ユニットが、下りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをスモールセルに送信するように構成される。
第2の実施態様に関連して、第2の実施態様の第3の可能な実装では、スケジューリングモジュールが、第2の受信ユニットと、統合ユニットと、第4の送信ユニットとを備え、
第2の受信ユニットが、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するように構成され、
統合ユニットが、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するように構成され、
第4の送信ユニットが、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するように構成される。
第2の実施態様の第3の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第4の可能な実装では、スケジューリングモジュールが、第5の送信ユニットと、第6の送信ユニットとをさらに備え、
第5の送信ユニットが、第1の上りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するように構成され、
第6の送信ユニットが、第2の上りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するように構成される。
第2の実施態様の第1の可能な実装、第2の実施態様の第2の可能な実装、第2の実施態様の第3の可能な実装、または第2の実施態様の第4の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第5の可能な実装では、本装置は、
コアネットワークのネットワーク要素へのS1接続を確立するように構成された第2の確立モジュール
をさらに備える。
第2の実施態様に関連して、第2の実施態様の第6の可能な実装では、スケジューリングモジュールが、第1の転送ユニットおよび/または第2の転送ユニットを備え、
第1の転送ユニットが、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するように構成され、
第2の転送ユニットが、協調データにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをスモールセルから受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するように構成される。
第2の実施態様、第2の実施態様の第1の可能な実装、第2の実施態様の第2の可能な実装、第2の実施態様の第3の可能な実装、第2の実施態様の第4の可能な実装、第2の実施態様の第5の可能な実装、または第2の実施態様の第6の可能な実装に関連して、第2の実施態様の第7の可能な実装では、本装置は、
マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成された受信モジュールであって、第1の接続情報が、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報が、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される、受信モジュールと、
第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するように構成された判定モジュールと、
協調伝送を必要とすると判定された場合、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するように構成された送信モジュールと
をさらに備える。
第3の実施態様によれば、データ伝送装置が提供され、かつノードに適用され、本装置は、プロセッサと、メモリとを備え、メモリが、1つ以上の命令を記憶するように構成され、命令が、プロセッサによって実行されるように構成され、
プロセッサが、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成され、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、接続がX2接続またはユーザ定義論理接続であり、
プロセッサが、協調データをスケジューリングするようにさらに構成され、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
第3の実施態様の第1の可能な実装では、本装置は、送受信機をさらに備え、
送受信機が、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するように構成され、
送受信機が、下りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信するようにさらに構成される。
第3の実施態様の第1の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第2の可能な実装では、
送受信機が、下りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをマクロ基地局に送信するようにさらに構成され、
送受信機が、下りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをスモールセルに送信するようにさらに構成される。
第3の実施態様に関連して、第3の実施態様の第3の可能な実装では、本装置は、送受信機をさらに含み、
送受信機が、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するように構成され、
プロセッサが、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するようにさらに構成され、
送受信機が、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するようにさらに構成される。
第3の実施態様の第3の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第4の可能な実装では、
送受信機が、第1の上りリンクデータがマクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するようにさらに構成され、
送受信機が、第2の上りリンクデータがスモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するようにさらに構成される。
第3の実施態様の第1の可能な実装、第3の実施態様の第2の可能な実装、第3の実施態様の第3の可能な実装、または第3の実施態様の第4の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第5の可能な実装では、
プロセッサが、コアネットワークのネットワーク要素に対してS1接続を確立するようにさらに構成される。
第3の実施態様に関連して、第3の実施態様の第6の可能な実装では、本装置は、送受信機をさらに備え、
送受信機が、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するように構成される、および/または
送受信機が、協調データにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをスモールセルから受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するように構成される。
第3の実施態様、第3の実施態様の第1の可能な実装、第3の実施態様の第2の可能な実装、第3の実施態様の第3の可能な実装、第3の実施態様の第4の可能な実装、第3の実施態様の第5の可能な実装、または第3の実施態様の第6の可能な実装に関連して、第3の実施態様の第7の可能な実装では、本装置は、送受信機をさらに備え、
送受信機が、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成され、第1の接続情報が、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報が、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、
プロセッサが、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するようにさらに構成され、
送受信機が、協調伝送を必要とすると判定された場合、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するようにさらに構成される。
本発明の実施態様において提供される技術的解決策がもたらす有益な効果としては、少なくとも次の項目が挙げられる。
マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、基地局が配置されたアクセスネットワークからコアネットワークのネットワーク要素へデータを伝送して戻し、次いで、コアネットワークのネットワーク要素によって転送される必要があることから、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードがアクセスネットワークへ追加的に配備され、ノードは、マクロ−マイクロ協調プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
本発明の実施態様における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、創造的労力なしに、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。
本発明の一実施形態における実装環境の概略的な構造図である。 本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態におけるネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態におけるマクロ−マイクロ協調の判定プロセスの流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態における別のネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の概略的な構造図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態をさらに説明する。
図1を参照すると、図1は、本発明の一実施形態における実装環境の概略的な構造図を示す。実装環境は、コアネットワークとアクセスネットワークとを含み得る。実装環境は、LTEシステム、LTE-A(英語:LTE-Advanced)システム、または別の通信システムにおける基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークの環境に適用され得る。詳細は以下のとおりである。
コアネットワークは、コアネットワークの少なくとも1つのネットワーク要素110を含む。コアネットワークのネットワーク要素110は、MMEまたはS-GWであり得る。
アクセスネットワークは、ノード120と、マクロ基地局130と、スモールセル140と、少なくとも1つのUE 150と、を含む。マクロ基地局130とスモールセル140とは相互に協調して、UE 150のためにデータを伝送する。ノード120は、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用して、マクロ基地局130とスモールセル140とに別々に接続される。ノード120は、独立した装置であってもよいし、あるいはノード120は、マクロ基地局130またはスモールセル140に一体化された機能エンティティであってもよい。例えば、ノード120は、マクロ基地局130のベースバンドユニット(英語:Baseband Unit、略称、BBU)に一体化された機能エンティティであり得る。
場合により、ベアラネットワーク(図示せず)が、コアネットワークとアクセスネットワークとの間にさらに配備される。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図を示す。本実施形態における説明のための例として、データ伝送方法を図1に示す実装環境におけるノード120に適用することを用いる。データ伝送方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。
ステップ202:ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立し、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが、同じアクセスネットワークに配置される。
ステップ204:ノードは、協調データをスケジューリングし、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
本実施形態では、ノードは、アクセスネットワークへ追加的に配備される。ノードは、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用して、マクロ基地局とスモールセルとに別々に接続される。加えて、ノードが、マクロ基地局およびスモールセルと確実に別々に通信できるように、ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへ論理接続を別々に確立し、論理接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。上述のネットワーク接続および論理接続に基づいて、ノードは、マクロ−マイクロ協調プロセスにおいて協調データをスケジューリングし、協調データは、UEのためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
まとめると、本実施形態で提供されるデータ伝送方法では、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、基地局が配置されたアクセスネットワークからコアネットワークのネットワーク要素へデータを伝送して戻し、次いで、コアネットワークのネットワーク要素によって転送される必要があることから、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードがアクセスネットワークへ追加的に配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
本発明の各実施形態において提供される技術的解決策では、ノードには、主に以下の2つの機能、すなわち、(1)集約機能および(2)転送機能がある。以下、まず集約機能について説明する。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態におけるネットワークアーキテクチャの概略図を示す。図3に示すように、S1接続が、ノード320とコアネットワークのネットワーク要素310との間に確立され、X2接続またはユーザ定義論理接続が、ノード320とマクロ基地局330との間に確立され、X2接続またはユーザ定義論理接続が、ノード320とスモールセル340との間に確立され、Uu接続が、マクロ基地局330またはスモールセル340とUE 350との間に確立される。図3に示すネットワークアーキテクチャでは、ノード320は、集約機能を有する。
図4を参照すると、図4は、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図を示す。本実施形態における説明のための例として、データ伝送方法を図3に示すネットワークアーキテクチャに適用することを用いる。データ伝送方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。
ステップ401:ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立する。
ノード、マクロ基地局、およびスモールセルは、同じアクセスネットワークに配置される。ノードは、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用して、マクロ基地局とスモールセルとに別々に接続される。加えて、ノードが、マクロ基地局およびスモールセルと確実に別々に通信できるように、ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへ論理接続を別々に確立し、論理接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
例として、X2接続がノードとマクロ基地局との間で確立されることを用い、X2接続を確立するイニシエータがマクロ基地局であると仮定する。マクロ基地局は、X2 Setup Requestメッセージをノードに送信し、X2 Setup Requestメッセージは、マクロ基地局のトランスポートネットワーク層に関連する初期接続情報を運び得る。したがって、ノードは、マクロ基地局が送信したX2 Setup Requestメッセージを受信し、X2 Setup Responseメッセージをマクロ基地局にフィードバックすることによって応答する。X2 Setup Responseメッセージは、ノードのトランスポートネットワーク層に関連する初期接続情報を運び得る。マクロ基地局がX2 Setup Responseメッセージを成功裏に受信した後、マクロ基地局は、ノードに対するX2接続を成功裏に確立する。当然のことながら、別の可能な実装では、ノードとマクロ基地局との間で論理接続を確立するイニシエータはそのノードであり得る。加えて、ノードがスモールセルに対する論理接続を確立するプロセスは、上述のプロセスと同じであり、ここでは細部を説明しない。
ステップ402:ノードは、コアネットワークのネットワーク要素へのS1接続を確立する。
本実施形態では、S1接続は、ノードとコアネットワークのネットワーク要素との間で確立され、S1接続に基づいて、ノードは、コアネットワークのネットワーク要素と通信する。
加えて、S1接続がノードとコアネットワークのネットワーク要素との間で確立されるプロセスについては、関連技術における、S1接続が基地局とコアネットワークのネットワーク要素との間で確立されるプロセスを参照されたい。内容のこの部分は、当業者には既知であり、本実施形態では説明しない。
上述のステップ402は、ステップ401の前に行われてもよいし、ステップ401の後に行われてもよいし、ステップ401と同時に行われてもよいことに留意されたく、このことは、本実施形態において限定されるものではない。
ステップ403:ノードは、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
ノードは、コアネットワークのネットワーク要素から、S1接続を使用して、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
関連技術と違う点は以下のとおりである:関連技術では、コアネットワークのネットワーク要素が、ユーザ機器へ送信する下りリンクデータをマクロ基地局に送信し、次いで、マクロ基地局が、マクロ−マイクロ協調を行う必要があるかどうかを判定する。マクロ−マイクロ協調を行う必要がある場合、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをコアネットワークのネットワーク要素(例えば、コアネットワークのスイッチ、ルータ、またはMME/S-GW)に送信し、コアネットワークのネットワーク要素は、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送する。したがって、関連技術では、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能に影響するという問題がある。
しかしながら、本実施形態では、コアネットワークのネットワーク要素は、ユーザ機器へ送信する下りリンクデータをノードに送信し、次いで、ノードは、マクロ−マイクロ協調判定を行い、下りリンクデータ配信を実行する。図5に示すように、ノードは、以下のいくつかのステップを行って、マクロ−マイクロ協調を行う必要があるかどうかを判定し得る。
ステップ51:ノードは、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信する。
第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間の第1の受信信号強度を通常含む。第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間の第2の受信信号強度を通常含む。LTEシステムでは、受信信号強度のキーパラメータは、基準信号受信電力(英語:Reference Signal Receiving Power、略称、RSRP)である。
加えて、マクロ基地局およびスモールセルは、接続情報をノードに能動的に報告してもよい、例えば、接続情報をノードに所定の時間間隔で報告してもよいし、ノードが送信した報告指示を受信した後、マクロ基地局およびスモールセルは、報告指示に従って、接続情報をノードに報告してもよい。
ステップ52:ノードは、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定する。
受信信号強度は、基地局とユーザ機器との間の距離を反映する。可能な実装では、ノードは、第1の受信信号強度と第2の受信信号強度との間の差の絶対値を計算し、差の絶対値を所定の閾値と比較する。差の絶対値が所定の閾値未満である場合、マクロ基地局とユーザ機器との間の距離が、スモールセルとユーザ機器との間の距離にほぼ等しいことを示す、つまり、ユーザ機器は、セルの縁部に配置されていることを示す。このケースでは、判定は、マクロ−マイクロ協調を行う、である。マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、ノードは、以下のステップ404を実行する。
加えて、差の絶対値が所定の閾値より大きい場合、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行わないと判定し、マクロ基地局またはスモールセルが、伝送を独立して担当する。さらに、マクロ−マイクロ協調を行わないと判定する場合、ノードは、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、下りリンクデータの伝送を独立して担当するのがマクロ基地局かスモールセルかをさらに判定する。判定結果が、マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、ノードは、以下のステップ405を実行する、または判定結果が、スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、ノードは、以下のステップ406を実行する。
加えて、マクロ−マイクロ協調のタイプとしては、ジョイント送信(英語:Joint Transmission、略称、JT)、協調スケジューリング(英語:Coordinated Scheduling、略称、CS)、ビームフォーミング(英語:Beamforming、略称、BF)、動的セル選択、キャリア集約(英語:Carrier Aggregation、略称、CA)、デュアルコネクティビティ(英語:Dual Connectivity)などが挙げられるが、限定されるものではない。
場合により、マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、ノードは、以下のステップ53をさらに実行し得る。
ステップ53:ノードは、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信する。
協調伝送指示は、マクロ基地局およびスモールセルに、ユーザ機器へ上述の下りリンクデータを協調して伝送するように命令するために使用される。
場合により、協調伝送指示は、マクロ−マイクロ協調のタイプに関する指示情報を運び得、その結果、マクロ基地局および/またはスモールセルは、指示情報に従って、マクロ−マイクロ協調のタイプを判定する。
ステップ404:下りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、ノードは、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信する。
判定が、マクロ−マイクロ協調を行う、であった場合、上述の下りリンクデータは、マクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送される必要がある協調データである。協調データは、ユーザ機器のためにマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送されるデータである。このケースでは、ノードは、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに送信する。異なるタイプのマクロ−マイクロ協調によれば、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータは、下りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得、スモールセルによって伝送される必要があるデータは、下りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得る。加えて、マクロ−マイクロ協調のタイプは、システムにより予め設定されていてもよいし、実際の伝送環境に応じてリアルタイムで設定されてもよく、このことは、本実施形態では限定されるものではない。
したがって、マクロ基地局は、ノードから、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータを受信し、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。加えて、スモールセルは、ノードから、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを受信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
ステップ405:下りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードは、下りリンクデータをマクロ基地局に送信する。
マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、ノードは、下りリンクデータをマクロ基地局に透過的に伝送する。したがって、マクロ基地局は、ノードから下りリンクデータを受信し、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップ406:下りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードは、下りリンクデータをスモールセルに送信する。
スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、ノードは、下りリンクデータをスモールセルに透過的に伝送する。したがって、スモールセルは、ノードから下りリンクデータを受信し、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。
本実施形態では、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをノードが判定することが、説明のための例であることに留意されたい。別の可能な実装では、マクロ基地局またはスモールセルは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうか判定し得る。マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをマクロ基地局が判定することが、例として使用される。マクロ基地局は、第1の接続情報および第2の接続情報を取得し、第2の接続情報は、ノードを使用して、スモールセルからマクロ基地局へ転送される。マクロ基地局は、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかを判定する。マクロ−マイクロ協調を必要とする場合、マクロ基地局は、協調伝送指示をノードに送信する、またはマクロ−マイクロ協調を必要としない場合、マクロ基地局は、伝送を独立して担当するのがマクロ基地局かスモールセルかをさらに判定し、判定結果をノードに送信し、その結果、ノードは、判定結果に従って、下りリンクデータを指定された基地局に透過的に伝送する。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送方法では、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、ノードは、コアネットワークのネットワーク要素がユーザ機器へ送信した下りリンクデータをさらに集約する。下りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、データ転送によって生じる時間消費をなくし、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を十分に改善するために、ノードは、2つの基地局によってそれぞれ伝送される必要があるデータをマクロ基地局およびスモールセルに直接配信し、その結果、データは、2つの基地局の間で転送される必要がない。
加えて、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをさらに判定し、ノードは、基地局のマクロ−マイクロ協調判定機能およびマクロ−マイクロ協調スケジューリング機能を共有し、それによって、基地局の処理のオーバーヘッドを減らす。
図4に示す上述の実施形態では、下りリンク伝送プロセスを説明している。図6に示す後述の実施形態では、上りリンク伝送プロセスを説明している。
図6を参照すると、図6は、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図を示す。本実施形態における説明のための例として、データ伝送方法を図3に示すネットワークアーキテクチャに適用することを引き続き用いる。データ伝送方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。
ステップ601:ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立する。
ノード、マクロ基地局、およびスモールセルは、同じアクセスネットワークに配置される。ノードは、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用して、マクロ基地局とスモールセルとに別々に接続される。加えて、ノードが、マクロ基地局およびスモールセルと確実に別々に通信できるように、ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへ論理接続を別々に確立し、論理接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
ステップ602:ノードは、コアネットワークのネットワーク要素に対してS1接続を確立する。
S1接続は、ノードとコアネットワークのネットワーク要素との間で確立され、S1接続に基づいて、ノードは、コアネットワークのネットワーク要素と通信する。
上述のステップ602は、ステップ601の前に行われてもよいし、ステップ601の後に行われてもよいし、ステップ601と同時に行われてもよいことに留意されたく、このことは、本実施形態において限定されるものではない。
ステップ603:ノードは、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信する。
第1の上りリンクデータは、ユーザ機器からマクロ基地局によって受信され、第1の上りリンクデータは、ユーザ機器によってコアネットワークのネットワーク要素へ送信される。 第2の上りリンクデータは、ユーザ機器からスモールセルによって受信され、第2の上りリンクデータは、ユーザ機器によってコアネットワークのネットワーク要素へ送信される。
加えて、ノードは、第1の上りリンクデータのパケットパラメータおよび第2の上りリンクデータのパケットパラメータに従って、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、ユーザ機器のためにマクロ基地局およびスモールセルによってコアネットワークのネットワーク要素へ協調して伝送される協調データであるか、第1の上りリンクデータが、ユーザ機器のためにマクロ基地局によってコアネットワークのネットワーク要素へ独立して伝送されるデータであるか、第2の上りリンクデータが、ユーザ機器のためにスモールセルによってコアネットワークのネットワーク要素へ独立して伝送されるデータであるかを判定し得る。上述の第1のケースでは、ノードは、以下のステップ604およびステップ605を実行する、または上述の第2のケースでは、ノードは、以下のステップ606を実行する、または上述第3のケースでは、ノードは、以下のステップ607を実行する。
ステップ604:第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、ノードは、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得する。
ステップ605:ノードは、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信する。
第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、マクロ−マイクロ協調によってマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される協調データである場合、ノードは、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得する。異なるタイプのマクロ−マイクロ協調によれば、第1の上りリンクデータは、第3の上りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得、第2の上りリンクデータは、第3の上りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得る。
次いで、ノードは、コアネットワークのネットワーク要素に対して確立されたS1接続を使用して、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信する。したがって、コアネットワークのネットワーク要素は、ノードが送信した第3の上りリンクデータを受信する。
ステップ606:第1の上りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードは、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信する。
ノードは、S1接続を使用して、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に透過的に送信する。したがって、コアネットワークのネットワーク要素は、ノードが送信した第1の上りリンクデータを受信する。
ステップ607:第2の上りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、ノードは、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信する。
ノードは、S1接続を使用して、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素へ透過的に伝送する。したがって、コアネットワークのネットワーク要素は、ノードが送信した第2の上りリンクデータを受信する。
加えて、本実施形態では、ノードは、上りリンク伝送プロセスにおいてマクロ−マイクロ協調を行う必要があるかどうかを判定する。図4に示す実施形態において提供される判定プロセスと同様に、判定プロセスは、以下のとおりである:ノードは、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報受信し、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、ノードは、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルが協調伝送を行う必要があるかどうかを判定し、協調伝送が必要である場合、ノードは、協調伝送指示をマクロ基地局およびスモールセルに送信し、協調伝送指示は、マクロ基地局およびスモールセルにユーザ機器のために上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素へ協調して伝送するように命令するために使用される。当然のことながら、別の可能な実装では、ノードは、スモールセルの第2の接続情報をマクロ基地局に転送し得、マクロ基地局は、上りリンク伝送プロセスにおいてマクロ−マイクロ協調を行う必要があるかどうかを判定する、またはノードは、マクロ基地局の第1の接続情報をスモールセルに転送し得、スモールセルは、上りリンク伝送プロセスにおいてマクロ−マイクロ協調を行う必要があるかどうかを判定する。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送方法では、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、上りリンク伝送プロセスでは、データ転送によって生じる時間消費をなくし、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を十分に改善するために、ノードは、ユーザ機器のためにマクロ基地局およびスモールセルによってコアネットワークのネットワーク要素に協調して伝送される協調データを集約し、その結果、協調データは、伝送のためにマクロ基地局とスモールセルとの間で転送される必要がない。
加えて、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをさらに判定し、ノードは、基地局のマクロ−マイクロ協調判定機能およびマクロ−マイクロ協調スケジューリング機能を共有し、それによって、基地局の処理のオーバーヘッドを減らす。
図7を参照すると、図7は、本発明の一実施形態におけるネットワークアーキテクチャの概略図を示す。図7に示すように、X2接続またはユーザ定義論理接続が、ノード720とマクロ基地局730との間に確立され、X2接続またはユーザ定義論理接続が、ノード720とスモールセル740との間に確立され、マクロ基地局730とスモールセル740とが、コアネットワークのネットワーク要素710に対するS1接続を別々に確立し、マクロ基地局730またはスモールセル740が、UE 750に対するUu接続を確立する。図7に示すネットワークアーキテクチャでは、ノード720は、転送機能を有する。
図8Aおよび図8Bを参照すると、図8Aおよび図8Bは、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図を示す。本実施形態における説明のための例として、データ伝送方法を図7に示すネットワークアーキテクチャに適用することを用いる。データ伝送方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。
ステップ801:マクロ基地局は、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
S1接続は、マクロ基地局とコアネットワークのネットワーク要素との間で確立され、S1接続に基づいて、コアネットワークのネットワーク要素は、ユーザ機器に配信する必要がある下りリンクデータをマクロ基地局に送信する。したがって、マクロ基地局は、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
ステップ802:マクロ基地局は、第1の接続情報および第2の接続情報を取得する。
本実施形態では、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをマクロ基地局が判定する。
マクロ基地局は、第1の接続情報を取得し、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間の第1の受信信号強度を通常含む。加えて、マクロ基地局は、第2の接続情報を取得し、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間の第2の受信信号強度を通常含む。LTEシステムでは、受信信号強度のキーパラメータは、RSRPである。
図7に示すネットワークアーキテクチャに関連して、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルは、同じアクセスネットワークに配置される。ノードは、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用して、マクロ基地局とスモールセルとに別々に接続される。加えて、ノードが、マクロ基地局およびスモールセルと確実に別々に通信できるように、ノードは、マクロ基地局およびスモールセルへ論理接続を別々に確立し、論理接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。第2の接続情報を取得した後、スモールセルは、ノードを使用して、第2の接続情報をマクロ基地局に転送し得る。第2の接続情報は、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、アクセスネットワークにおいて直接転送されることから、第2の接続情報を転送するのに必要とされる時間が減る。
ステップ803:マクロ基地局は、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定する。
受信信号強度は、基地局とユーザ機器との間の距離を反映する。可能な実装では、マクロ基地局は、第1の受信信号強度と第2の受信信号強度との間の差の絶対値を計算し、差の絶対値を所定の閾値と比較する。差の絶対値が所定の閾値未満である場合、マクロ基地局とユーザ機器との間の距離が、スモールセルとユーザ機器との間の距離にほぼ等しいことを示す、つまり、ユーザ機器は、セルの縁部に配置されていることを示す。このケースでは、判定は、マクロ−マイクロ協調を行う、である。マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、マクロ基地局は、以下のステップ804およびステップ805を実行する。
加えて、差の絶対値が所定の閾値より大きい場合、マクロ基地局は、マクロ−マイクロ協調を行わないと判定し、マクロ基地局またはスモールセルが、伝送を独立して担当する。さらに、マクロ−マイクロ協調を行わないと判定する場合、マクロ基地局は、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、下りリンクデータの伝送を独立して担当するのがマクロ基地局かスモールセルかをさらに判定する。判定結果が、マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、マクロ基地局は、以下のステップ808を実行する、または判定結果が、スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、マクロ基地局は、以下のステップ809を実行する。
場合により、マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、マクロ基地局は、ノードを使用して、協調伝送指示をスモールセルに転送し、協調伝送指示は、マクロ−マイクロ協調を行うとスモールセルへ通知するために使用される。
加えて、マクロ−マイクロ協調のタイプとしては、ジョイント送信、協調スケジューリング、ビームフォーミング、動的セル選択、キャリア集約、デュアルコネクティビティなどが挙げられるが、限定されるものではない。
ステップ804:マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
ステップ805:マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードに送信する。
判定が、マクロ−マイクロ協調を行う、であった場合、上述の下りリンクデータは、マクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送される必要がある協調データである。協調データは、ユーザ機器のためにマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送されるデータである。このケースでは、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードに送信する。異なるタイプのマクロ−マイクロ協調によれば、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータは、下りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得、スモールセルによって伝送される必要があるデータは、下りリンクデータにおけるデータのすべてまたは一部であり得る。加えて、マクロ−マイクロ協調のタイプは、システムにより予め設定されていてもよいし、実際の伝送環境に応じてリアルタイムで設定されてもよく、このことは、本実施形態では限定されるものではない。
本実施形態では、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータは、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、アクセスネットワークにおけるノードを使用して、マクロ基地局からスモールセルへ転送され、それによって、転送プロセスで必要とされる時間を十分に短縮する。
加えて、マクロ基地局によってノードへ送信されるデータパケットは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータに加えて、スモールセルに対応する装置識別子をさらに運び得る。装置識別子は、IP(英語:Internet Protocol)アドレスまたはグローバルeNB ID(英語:Global Evolved Node Base station Identity)であり得る。
したがって、ノードは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信する。
上述のステップ805は、ステップ804の前に行われてもよいし、ステップ804の後に行われてもよいし、ステップ804と同時に行われてもよいことに留意されたい。このことは、本実施形態において限定されるものではない。
ステップ806:ノードは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送する。
場合により、ノードは、マクロ基地局が送信するデータパケットにおいて運ばれる装置識別子に従って、対応するスモールセルにデータパケットを転送し得、データパケットは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを運ぶ。
別の可能な実装では、ノードは、マクロ基地局とスモールセルとの間の対応付け関係を記憶し得、マクロ基地局が送信したデータパケットを受信した後、ノードは、対応付け関係に従って、データパケットをマクロ基地局に対応するスモールセルに転送する。対応付け関係は、ノードによって予め記憶されてもよいし、動的学習の後、ノードによって記憶されてもよく、このことは、本実施形態において限定されるものではない。
したがって、スモールセルは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードから受信する。
ステップ807:スモールセルは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
ノードによって転送され、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを受信した後、スモールセルは、データをユーザ機器に送信し、それによって、下りリンクデータをマクロ基地局と共にユーザ機器に協調して送信する。
ステップ808:マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。
マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータをユーザ機器に独立して送信する。したがって、ユーザ機器は、マクロ基地局から下りリンクデータを受信する。
ステップ809:スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータをノードに送信する。
スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、マクロ基地局は、下りリンクデータをノードに送信し、ノードは、下りリンクデータをスモールセルに転送する。下りリンクデータに加えて、マクロ基地局によってノードへ送信されるデータパケットは、スモールセルに対応する装置識別子をさらに運び得る。
したがって、ノードは、マクロ基地局から下りリンクデータを受信する。
ステップ810:ノードは、下りリンクデータをスモールセルに転送する。
ノードは、マクロ基地局が送信したデータパケットにおいて運ばれる装置識別子に従って、対応するスモールセルにデータパケットを転送し得、データパケットは、下りリンクデータを運ぶ。
したがって、スモールセルは、ノードから下りリンクデータを受信する。
ステップ811:スモールセルは、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。
ノードから下りリンクデータを受信した後、スモールセルは、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。したがって、ユーザ機器は、スモールセルから下りリンクデータを受信する。
本実施形態では、コアネットワークのネットワーク要素が下りリンクデータをマクロ基地局に送信し、マクロ基地局がマクロ−マイクロ協調判定およびスケジューリングを担当することは、単に例として使用されていることに留意されたい。別の可能な実装では、コアネットワークのネットワーク要素が下りリンクデータをスモールセルに送信し、スモールセルがマクロ−マイクロ協調判定およびスケジューリングを担当する。スモールセルがマクロ−マイクロ協調を行うと判定した場合、スモールセルは、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをノードに送信する。したがって、ノードは、スモールセルから、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータを受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送する。次いで、マクロ基地局は、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
本実施形態では、下りリンク伝送プロセスは、単に例として使用されていることにさらに留意されたい。上りリンク伝送プロセスは、以下のとおりであり得る:マクロ基地局は、ユーザ機器が送信した第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルは、ユーザ機器が送信した第2の上りリンクデータを受信し、スモールセルは、第2の上りリンクデータをノードに送信し、ノードは、第2の上りリンクデータをマクロ基地局に転送し、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、マクロ基地局は、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータを統合して、第3の上りリンクデータを取得し、マクロ基地局は、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信する。上りリンク伝送プロセスでは、マクロ基地局の機能およびスモールセルの機能は、交換可能であり得る。上りリンク伝送プロセスでは、データ相互作用がマクロ基地局とスモールセルとの間で行われる場合、アクセスネットワークにおけるノードはまた、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、転送を行い、それによって、転送プロセスで必要とされる時間を十分に短縮することが理解されよう。
本実施形態では、ノードが、マクロ基地局とスモールセルとの間で伝送されるユーザプレーンデータを転送することは、単に説明のための例として使用されていることにさらに留意されたい。マクロ−マイクロ協調プロセスでは、マクロ基地局とスモールセルとの間で伝送される制御プレーンシグナリングはまた、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、ノードによって転送され得る。したがって、本実施形態では、マクロ基地局とスモールセルとの間で伝送される制御プレーンシグナリングの伝送遅延もまた短縮される。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送方法では、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、ノードは、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、マクロ基地局とスモールセルとの間で伝送されるユーザプレーンデータおよび/または制御プレーンシグナリングをさらに転送し、それによって、転送プロセスにおいて必要とされる時間を十分に短縮し、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を改善する。
図9Aおよび図9Bを参照すると、図9Aおよび図9Bは、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図を示す。本実施形態における説明のための例として、データ伝送方法を図7に示すネットワークアーキテクチャに適用することを用いる。データ伝送方法は、以下のいくつかのステップを含み得る。
ステップ901:マクロ基地局は、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
S1接続は、マクロ基地局とコアネットワークのネットワーク要素との間で確立され、S1接続に基づいて、コアネットワークのネットワーク要素は、ユーザ機器に配信する必要がある下りリンクデータをマクロ基地局に送信する。したがって、マクロ基地局は、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する。
ステップ902:ノードは、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信する。
図8Aおよび図8Bに示す実施形態との違いは、以下のとおりである:本実施形態では、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをノードが判定する。第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される。
加えて、マクロ基地局およびスモールセルは、接続情報をノードに能動的に報告してもよい、例えば、接続情報をノードに所定の時間間隔で報告してもよいし、ノードが送信した報告指示を受信した後、マクロ基地局およびスモールセルは、報告指示に従って、接続情報をノードに報告してもよい。
ステップ903:ノードは、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定する。
マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをノードが判定するプロセスは、上述のいくつかの実施形態において説明されている。詳細については、上述の実施形態における判定プロセスの説明を参照されたい。本実施形態では、細部を繰り返し説明しない。
マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、ノードは、以下のステップ904を実行する。
マクロ−マイクロ協調を行わないと判定する場合、ノードは、下りリンクデータの伝送を独立して担当するのがマクロ基地局かスモールセルかをさらに判定する。判定結果が、マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、ノードは、以下のステップ909を実行する、または判定結果が、スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当することであった場合、ノードは、以下のステップ911を実行する。
ステップ904:マクロ−マイクロ協調を行うと判定する場合、ノードは、協調伝送指示をマクロ基地局に送信する。
協調伝送指示は、マクロ基地局およびスモールセルに、ユーザ機器へ上述の下りリンクデータを協調して伝送するように命令するために使用される。
場合により、協調伝送指示は、マクロ−マイクロ協調のタイプに関する指示情報を運び得、その結果、マクロ基地局は、指示情報に従って、マクロ−マイクロ協調のタイプを判定する。マクロ−マイクロ協調のタイプとしては、ジョイント送信、協調スケジューリング、ビームフォーミング、動的セル選択、キャリア集約、デュアルコネクティビティなどが挙げられるが、限定されるものではない。
場合により、ノードはまた、協調伝送指示をスモールセルに送信する。
したがって、ノードが送信した協調伝送指示を受信した後、マクロ基地局は、協調伝送指示に従って、以下のステップ905およびステップ906を実行する。
ステップ905:マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
ステップ906:マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードに送信する。
判定が、マクロ−マイクロ協調を行う、であった場合、上述の下りリンクデータは、マクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送される必要がある協調データである。このケースでは、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードに送信する。
可能な実装では、協調伝送指示で運ばれる指示情報に従って、マクロ基地局は、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータを判定し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを判定し得る。
本実施形態では、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータは、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、アクセスネットワークにおけるノードを使用して、マクロ基地局からスモールセルへ転送され、それによって、転送プロセスで必要とされる時間を十分に短縮する。
したがって、ノードは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信する。
上述のステップ906は、ステップ905の前に行われてもよいし、ステップ905の後に行われてもよいし、ステップ905と同時に行われてもよいことに留意されたい。このことは、本実施形態において限定されるものではない。
ステップ907:ノードは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送する。
したがって、スモールセルは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをノードから受信する。
ステップ908:スモールセルは、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをユーザ機器に送信する。
ステップ909:マクロ基地局が下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、ノードは、第1の独立伝送指示をマクロ基地局に送信する。
第1の独立伝送指示は、マクロ基地局に、上述の下りリンクデータをマクロ基地局によってユーザ機器へ独立して伝送する必要があることを通知するために使用される。
したがって、マクロ基地局は、第1の独立伝送指示をノードから受信する。
ステップ910:マクロ基地局は、第1の独立伝送指示に従って、下りリンクデータをユーザ機器に送信する。
ステップ911:スモールセルが下りリンクデータの伝送を独立して担当すると判定する場合、ノードは、第2の独立伝送指示をマクロ基地局に送信する。
第2の独立伝送指示は、マクロ基地局に、上述の下りリンクデータをスモールセルによってユーザ機器へ独立して伝送する必要があることを通知するために使用される。
ステップ912:マクロ基地局は、第2の独立伝送指示に従って、下りリンクデータをノードに送信する。
したがって、ノードは、マクロ基地局から下りリンクデータを受信する。
ステップ913:ノードは、下りリンクデータをスモールセルに転送する。
したがって、スモールセルは、ノードから下りリンクデータを受信する。
ステップ914:スモールセルは、下りリンクデータをユーザ機器に転送する。
別の可能な実施形態では、マクロ基地局の機能およびスモールセルの機能は、交換可能であり得ることに留意されたい。加えて、本実施形態では、下りリンク伝送プロセスは、単に例として使用されている。本実施形態に基づけば、当業者は上りリンク伝送プロセスが容易に見いだすことができるため、本実施形態では細部を説明しない。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送方法では、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをさらに判定し、ノードは、基地局のマクロ−マイクロ協調判定機能およびマクロ−マイクロ協調スケジューリング機能を共有し、それによって、基地局の処理のオーバーヘッドを減らす。
上述の実施形態では、マクロ基地局およびスモールセルはまた、ノードを使用して、X2接続を確立し得ることにさらに留意されたい。X2接続を確立するイニシエータはマクロ基地局であることは、例として使用されている。マクロ基地局は、X2 Setup Requestメッセージをノードに送信し、X2 Setup Requestメッセージは、スモールセルの装置識別子を運び、ノードは、スモールセルの装置識別子に従って、X2 Setup Requestメッセージをスモールセルに転送する。それに応じて、スモールセルは、ノードが送信したX2 Setup Requestメッセージを受信し、X2 Setup Responseメッセージをマクロ基地局に転送するようノードを使用して応答する。マクロ基地局がX2 Setup Responseメッセージを成功裏に受信した後、マクロ基地局は、スモールセルへのX2接続を成功裏に確立する。当然のことながら、別の可能な実装では、X2接続を確立するイニシエータは、スモールセルであり得る。加えて、マクロ基地局およびスモールセルは、ノードを使用して、確立されたX2接続をさらに維持する。維持プロセスでは、マクロ基地局とスモールセルとの間で交換されるすべてのメッセージは、ノードによって転送され得る。
伝送遅延を短縮し、マクロ基地局とスモールセルとの協調の性能を十分に改善するために、ノードがアクセスネットワークに追加的に配備され、マクロ基地局およびスモールセルのすべての相互作用データは、ノードによって透過的に転送され得ることが理解されよう。
以下は、本発明の装置実施形態であり、装置が、本発明の方法実施形態を実行するように構成され得る。本発明の装置実施形態で開示されない細部については、本発明の方法実施形態を参照されたい。
図10を参照すると、図10は、本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図を示す。データ伝送装置は、図1に示す実装環境におけるノード120のすべてまたは一部として実装され得る。データ伝送装置は、第1の確立モジュール1010とスケジューリングモジュール1020とを含み得る。
第1の確立モジュール1010は、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成され、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが、同じアクセスネットワークに配置され、接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
スケジューリングモジュール1020は、協調データをスケジューリングするように構成され、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送装置によれば、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
図11を参照すると、図11は、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図を示す。データ伝送装置は、図3に示すネットワークアーキテクチャにおけるノード320のすべてまたは一部として実装され得る。データ伝送装置は、第1の確立モジュール1010とスケジューリングモジュール1020とを含み得る。
第1の確立モジュール1010は、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成され、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが、同じアクセスネットワークに配置され、接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
スケジューリングモジュール1020は、協調データをスケジューリングするように構成され、協調データは、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
場合により、スケジューリングモジュール1020は、第1の受信ユニット1020aと第1の送信ユニット1020bとを備える。
第1の受信ユニット1020aは、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するように構成される。
第1の送信ユニット1020bは、第1の受信ユニット1020aが受信した下りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信するようにさらに構成される。
場合により、スケジューリングモジュール1020は、第2の送信ユニット1020cと第3の送信ユニット1020dとをさらに備える。
第2の送信ユニット1020cは、第1の受信ユニット1020aが受信した下りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをマクロ基地局に送信するように構成される。
第3の送信ユニット1020dは、第1の受信ユニット1020aが受信した下りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをスモールセルに送信するように構成される。
場合により、スケジューリングモジュール1020は、第2の受信ユニット1020eと、統合ユニット1020fと、第4の送信ユニット1020gと、を備える。
第2の受信ユニット1020eは、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するように構成される。
統合ユニット1020fは、第2の受信ユニット1020eが受信した第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するように構成される。
第4の送信ユニット1020gは、コアネットワークのネットワーク要素へ、統合ユニット1020fによる統合によって取得された第3の上りリンクデータを送信するように構成される。
場合により、スケジューリングモジュール1020は、第5の送信ユニット1020hと第6の送信ユニット1020iとをさらに備える。
第5の送信ユニット1020hは、第2の受信ユニット1020eが受信した第1の上りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するように構成される。
第6の送信ユニット1020iは、第2の受信ユニット1020eが受信した第2の上りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するように構成される。
場合により、本装置は、第2の確立モジュール1030をさらに備える。
第2の確立モジュール1030は、コアネットワークのネットワーク要素に対してS1接続を確立するように構成される。
場合により、本装置は、受信モジュール1040と、判定モジュール1050と、送信モジュール1060と、をさらに備える。
受信モジュール1040は、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される。
判定モジュール1050は、受信モジュール1040が受信した第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するように構成される。
送信モジュール1060は、判定モジュール1050が協調伝送が必要であると判定した場合に、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するように構成される。
第1の受信ユニット1020a、第2の受信ユニット1020e、および受信モジュール1040は、異なる機能モジュールによって実装されてもよいし、同じ機能モジュールによって実装されてもよい、ことに留意されたく、このことは、本実施形態では限定されるものではない。同様に、第1の送信ユニット1020b、第2の送信ユニット1020c、第3の送信ユニット1020d、第4の送信ユニット1020g、第5の送信ユニット1020h、第6の送信ユニット1020i、および送信モジュール1060は、異なる機能モジュールによって実装されてもよいし、同じ機能モジュールによって実装されてもよい、ことに留意されたく、このことも本実施形態では限定されるものではない。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送装置によれば、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、ノードは、コアネットワークのネットワーク要素がユーザ機器へ送信した下りリンクデータをさらに集約する。下りリンクデータがマクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、データ転送によって生じる時間消費をなくし、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を十分に改善するために、ノードは、2つの基地局によってそれぞれ伝送される必要があるデータをマクロ基地局およびスモールセルに直接配信し、その結果、データは、2つの基地局の間で転送される必要がない。
加えて、上りリンク伝送プロセスでは、データ転送によって生じる時間消費をなくし、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を十分に改善するために、ノードは、ユーザ機器のためにマクロ基地局およびスモールセルによってコアネットワークのネットワーク要素に協調して伝送される協調データを集約し、その結果、協調データは、伝送のためにマクロ基地局とスモールセルとの間で転送される必要がない。
加えて、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをさらに判定し、ノードは、基地局のマクロ−マイクロ協調判定機能およびマクロ−マイクロ協調スケジューリング機能を共有し、それによって、基地局の処理のオーバーヘッドを減らす。
図12を参照すると、図12は、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図を示す。データ伝送装置は、図7に示すネットワークアーキテクチャにおけるノード720のすべてまたは一部として実装され得る。データ伝送装置は、第1の確立モジュール1010とスケジューリングモジュール1020とを含み得る。
第1の確立モジュール1010は、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成され、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが、同じアクセスネットワークに配置され、接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
スケジューリングモジュール1020は、協調データをスケジューリングするように構成され、協調データは、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
場合により、スケジューリングモジュール1020は、第1の転送ユニット1020jおよび/または第2の転送ユニット1020kを備える。
第1の転送ユニット1020iは、マクロ基地局から、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するように構成される。
第2の転送ユニット1020jは、スモールセルから、協調データにあり、かつマクロ基地局機によって伝送される必要があるデータを受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するように構成される。
場合により、本装置は、受信モジュール1040と、判定モジュール1050と、送信モジュール1060と、をさらに備える。
受信モジュール1040は、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される。
判定モジュール1050は、受信モジュール1040が受信した第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するように構成される。
送信モジュール1060は、判定モジュール1050が協調伝送が必要であると判定した場合に、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するように構成される。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送装置によれば、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
加えて、ノードは、コアネットワークによる転送を必要とすることなく、マクロ基地局とスモールセルとの間で伝送されるデータをさらに転送し、それによって、転送プロセスにおいて必要とされる時間を十分に短縮し、マクロ−マイクロ協調効率およびマクロ−マイクロ協調の性能を改善する。
加えて、ノードは、マクロ−マイクロ協調を行うかどうかをさらに判定し、ノードは、基地局のマクロ−マイクロ協調判定機能およびマクロ−マイクロ協調スケジューリング機能を共有し、それによって、基地局の処理のオーバーヘッドを減らす。
上述の実施形態において提供されるデータ伝送装置によって行われるデータ伝送では、上述の機能モジュールの分割は、単に説明のための例として使用されていることに留意されたい。実際のアプリケーションでは、上述の機能は、必要に応じて完成するために異なる機能モジュールに割り当てられ得る。つまり、装置の内部構造は、上述の機能のすべてまたは一部を完成するために、異なる機能モジュールに分割される。加えて、上述の実施形態において提供されるデータ伝送装置は、データ伝送方法の方法実施形態と同じ概念に関する。データ伝送装置の具体的な実装プロセスについては、方法実施形態を参照されたい。ここでは細部を繰り返し説明しない。
図13を参照すると、図13は、本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の概略的な構造図を示す。データ伝送装置1300は、ノードのすべてまたは一部として実装され得る。図13に示すように、データ伝送装置1300は、バス1310、ならびにバス1310を使用して通信する、プロセッサ1320、メモリ1330、および送受信機1340を備える。メモリ1330は、1つ以上の命令を記憶するように構成され、命令は、プロセッサ1320によって実行されるように構成される。詳細は以下のとおりである。
プロセッサ1320は、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成され、ノード、マクロ基地局、およびスモールセルが、同じアクセスネットワークに配置され、接続が、X2接続またはユーザ定義論理接続である。
プロセッサ1320は、協調データをスケジューリングするようにさらに構成され、協調データが、ユーザ機器のためにマクロ基地局とスモールセルとによって協調して伝送されるデータである。
まとめると、本実施形態において提供されるデータ伝送装置によれば、マクロ−マイクロ協調伝送モードの関連技術において、マクロ基地局とスモールセルとの間における伝送の遅延が比較的長く、マクロ−マイクロ協調の性能が影響を受けるという問題を解決するために、ノードは、追加的にアクセスネットワークに配備され、ノードが、マクロ−マイクロ協調伝送プロセスにおいて協調データをスケジューリングする。したがって、マクロ基地局とスモールセルとの間の伝送の遅延が短縮され、マクロ−マイクロ協調の性能が改善される。
図13に示す実施形態に基づいて、以下、オプションの実施形態を提供する。
送受信機1340は、コアネットワークのネットワーク要素から、ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するように構成される。
送受信機1340は、下りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、下りリンクデータにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局へ送信し、下りリンクデータにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルへ送信するようにさらに構成される。
さらに、送受信機1340は、下りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをマクロ基地局に送信するようにさらに構成される。
さらに、送受信機1340は、下りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、下りリンクデータをスモールセルに送信するようにさらに構成される。
図13に示す実施形態に基づいて、以下、別のオプションの実施形態を提供する。
送受信機1340は、マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するように構成される。
プロセッサ1320は、第1の上りリンクデータおよび第2の上りリンクデータが、マクロ基地局およびスモールセルによって協調して伝送される必要がある協調データである場合、第1の上りリンクデータと第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するようにさらに構成される。
送受信機1340は、第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するようにさらに構成される。
さらに、送受信機1340は、第1の上りリンクデータが、マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、第1の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するようにさらに構成される。
さらに、送受信機1340は、第2の上りリンクデータが、スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、第2の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に直接送信するようにさらに構成される。
図13に示す実施形態に基づいて、以下、別のオプションの実施形態を提供する。
プロセッサ1320は、コアネットワークのネットワーク要素に対してS1接続を確立するようにさらに構成される。
図13に示す実施形態に基づいて、以下、別のオプションの実施形態を提供する。
送受信機1340が、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータをマクロ基地局から受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するように構成される、および/または
送受信機1340が、協調データにあり、かつマクロ基地局によって伝送される必要があるデータをスモールセルから受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するように構成される。
図13に示す実施形態に基づいて、以下、別のオプションの実施形態を提供する。
送受信機1340は、マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される。
プロセッサ1320は、第1の接続情報および第2の接続情報に従って、マクロ基地局およびスモールセルがユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するようにさらに構成される。
送受信機1340は、協調伝送が必要であると判定された場合に、協調伝送指示をマクロ基地局および/またはスモールセルに送信するようにさらに構成される。
本明細書で使用される単数形「1つの(one)」(「a」、「an」、「the」)は、文脈が他の方法によるケースを明確にサポートするのでない限り、複数形をさらに含むように意図されていることを理解されたい。本明細書で使用される「および/または」は、関連して挙げられた1つ以上の項目のうちの任意のまたはすべての可能な組み合わせが含まれることを示すこともまた理解されたい。
本発明の上述の実施形態の通し番号は、単に説明の目的のためであり、実施形態の優先順位を示すことを意図するものではない。
当業者であれば、各実施形態の各ステップの全部または一部をハードウェアまたは関連ハードウェアに命令するプログラムによって実現することができることを理解するはずである。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクを含んでよい。
上記の説明は、単に本発明の実施形態の例に過ぎず、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の趣旨および原理から逸脱することなくなされる、あらゆる修正、均等な置き換え、および改良は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
110 コアネットワークのネットワーク要素
120 ノード
130 マクロ基地局
140 スモールセル
150 ユーザ機器(UE)
310 コアネットワークのネットワーク要素
320 ノード
330 マクロ基地局
340 スモールセル
350 ユーザ機器(UE)
710 コアネットワークのネットワーク要素
720 ノード
730 マクロ基地局
740 スモールセル
750 ユーザ機器(UE)
1010 第1の確立モジュール
1020 スケジューリングモジュール
1020a 第1の受信ユニット
1020b 第1の送信ユニット
1020c 第2の送信ユニット
1020d 第3の送信ユニット
1020e 第2の受信ユニット
1020f 統合ユニット
1020g 第4の送信ユニット
1020h 第5の送信ユニット
1020i 第6の送信ユニット
1020j 第1の転送ユニット
1020k 第2の転送ユニット
1030 第2の確立モジュール
1040 受信モジュール
1050 判定モジュール
1060 送信モジュール
1300 データ伝送装置
1310 バス
1320 プロセッサ
1330 メモリ
1340 送受信機
本発明の一実施形態における実装環境の概略的な構造図である。 本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態におけるネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の実施形態におけるマクロ−マイクロ協調の判定プロセスの流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態における別のネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の一実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の構造ブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る、基地局間のマクロ−マイクロ協調のネットワークに適用可能なデータ伝送装置の概略的な構造図である。
第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第1の接続情報は、マクロ基地局とユーザ機器との間の第1の受信信号強度を通常含む。第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、第2の接続情報は、スモールセルとユーザ機器との間の第2の受信信号強度を通常含む。LTEシステムでは、受信信号強度のキーパラメータは、基準信号受信電力(英語:Reference Signal Received Power、略称、RSRP)である。
別の可能な実装では、マクロ基地局の機能およびスモールセルの機能は、交換可能であり得ることに留意されたい。加えて、本実施形態では、下りリンク伝送プロセスは、単に例として使用されている。本実施形態に基づけば、当業者は上りリンク伝送プロセスが容易に見いだすことができるため、本実施形態では細部を説明しない。
第1の転送ユニット1020jは、マクロ基地局から、協調データにあり、かつスモールセルによって伝送される必要があるデータを受信し、スモールセルによって伝送される必要があるデータをスモールセルに転送するように構成される。
第2の転送ユニット1020kは、スモールセルから、協調データにあり、かつマクロ基地局機によって伝送される必要があるデータを受信し、マクロ基地局によって伝送される必要があるデータをマクロ基地局に転送するように構成される。

Claims (16)

  1. データ伝送方法であって、
    ノードにより、マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するステップであって、前記ノード、前記マクロ基地局、および前記スモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、前記接続がX2接続またはユーザ定義論理接続である、ステップと、
    前記ノードにより、協調データをスケジューリングするステップであって、前記協調データが、ユーザ機器のために前記マクロ基地局と前記スモールセルとによって協調して伝送されるデータである、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記ノードにより、協調データをスケジューリングする前記ステップが、
    前記ノードにより、コアネットワークのネットワーク要素から、前記ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するステップと、
    前記下りリンクデータが前記マクロ基地局および前記スモールセルによって協調して伝送される必要がある前記協調データである場合、前記ノードにより、前記下りリンクデータにあり、かつ前記マクロ基地局によって伝送される必要があるデータを前記マクロ基地局へ送信し、前記下りリンクデータにあり、かつ前記スモールセルによって伝送される必要があるデータを前記スモールセルへ送信するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノードにより、コアネットワークのネットワーク要素から、前記ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信する前記ステップの後、前記方法は、
    前記下りリンクデータが前記マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記ノードにより、前記下りリンクデータを前記マクロ基地局に送信するステップ、または、前記下りリンクデータが前記スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記ノードにより、前記下りリンクデータを前記スモールセルに送信するステップ
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ノードにより、協調データをスケジューリングする前記ステップが、
    前記ノードにより、前記マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、前記スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するステップと、
    前記第1の上りリンクデータおよび前記第2の上りリンクデータが前記マクロ基地局および前記スモールセルによって協調して伝送される必要がある前記協調データである場合、前記ノードにより、前記第1の上りリンクデータと前記第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するステップと、
    前記ノードにより、前記第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ノードにより、前記マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、前記スモールセルから第2の上りリンクデータを受信する前記ステップの後、前記方法は、
    前記第1の上りリンクデータが前記マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記ノードにより、前記第1の上りリンクデータを前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に直接送信するステップ、および/または
    前記第2の上りリンクデータが前記スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記ノードにより、前記第2の上りリンクデータを前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に直接送信するステップ
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ノードにより、前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に対してS1接続を確立するステップ
    をさらに含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ノードにより、協調データをスケジューリングする前記ステップが、
    前記ノードにより、前記協調データにあり、かつ前記スモールセルによって伝送される必要があるデータを前記マクロ基地局から受信し、前記スモールセルによって伝送される必要がある前記データを前記スモールセルに転送するステップ、または
    前記ノードにより、前記協調データにあり、かつ前記マクロ基地局によって伝送される必要があるデータを前記スモールセルから受信し、前記マクロ基地局によって伝送される必要がある前記データを前記マクロ基地局に転送するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ノードにより、前記マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、前記スモールセルから第2の接続情報を受信するステップであって、前記第1の接続情報が、前記マクロ基地局と前記ユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、前記第2の接続情報が、前記スモールセルと前記ユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される、ステップと、
    前記ノードにより、前記第1の接続情報および前記第2の接続情報に従って、前記マクロ基地局および前記スモールセルが前記ユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するステップと、
    協調伝送を必要とする場合、前記ノードにより、協調伝送指示を前記マクロ基地局および/または前記スモールセルに送信するステップと
    をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ノードに適用される、データ伝送装置であって、
    マクロ基地局およびスモールセルへの接続を別々に確立するように構成された第1の確立モジュールであって、前記ノード、前記マクロ基地局、および前記スモールセルが同じアクセスネットワークに配置され、前記接続がX2接続またはユーザ定義論理接続である、第1の確立モジュールと、
    協調データをスケジューリングするように構成されたスケジューリングモジュールであって、前記協調データが、ユーザ機器のために前記マクロ基地局と前記スモールセルとによって協調して伝送されるデータである、スケジューリングモジュールと
    を備える装置。
  10. 前記スケジューリングモジュールが、第1の受信ユニットと、第1の送信ユニットとを備え、
    前記第1の受信ユニットが、コアネットワークのネットワーク要素から、前記ユーザ機器に送信すべき下りリンクデータを受信するように構成され、
    前記第1の送信ユニットが、前記下りリンクデータが前記マクロ基地局および前記スモールセルによって協調して伝送される必要がある前記協調データである場合、前記下りリンクデータにあり、かつ前記マクロ基地局によって伝送される必要があるデータを前記マクロ基地局へ送信し、前記下りリンクデータにあり、かつ前記スモールセルによって伝送される必要があるデータを前記スモールセルへ送信するように構成される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記スケジューリングモジュールが、第2の送信ユニットと、第3の送信ユニットとをさらに備え、
    前記第2の送信ユニットが、前記下りリンクデータが前記マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記下りリンクデータを前記マクロ基地局に送信するように構成され、
    前記第3の送信ユニットが、前記下りリンクデータが前記スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記下りリンクデータを前記スモールセルに送信するように構成される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記スケジューリングモジュールが、第2の受信ユニットと、統合ユニットと、第4の送信ユニットとを備え、
    前記第2の受信ユニットが、前記マクロ基地局から第1の上りリンクデータを受信し、前記スモールセルから第2の上りリンクデータを受信するように構成され、
    前記統合ユニットが、前記第1の上りリンクデータおよび前記第2の上りリンクデータが前記マクロ基地局および前記スモールセルによって協調して伝送される必要がある前記協調データである場合、前記第1の上りリンクデータと前記第2の上りリンクデータとを統合して、第3の上りリンクデータを取得するように構成され、
    前記第4の送信ユニットが、前記第3の上りリンクデータをコアネットワークのネットワーク要素に送信するように構成される、請求項9に記載の装置。
  13. 前記スケジューリングモジュールが、第5の送信ユニットと、第6の送信ユニットとをさらに備え、
    前記第5の送信ユニットが、前記第1の上りリンクデータが前記マクロ基地局によって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記第1の上りリンクデータを前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に直接送信するように構成され、
    前記第6の送信ユニットが、前記第2の上りリンクデータが前記スモールセルによって独立して伝送される必要があるデータである場合、前記第2の上りリンクデータを前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に直接送信するように構成される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記コアネットワークの前記ネットワーク要素に対してS1接続を確立するように構成された第2の確立モジュール
    をさらに備える、請求項10から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記スケジューリングモジュールが、第1の転送ユニットおよび/または第2の転送ユニットを備え、
    前記第1の転送ユニットが、前記協調データにあり、かつ前記スモールセルによって伝送される必要があるデータを前記マクロ基地局から受信し、前記スモールセルによって伝送される必要がある前記データを前記スモールセルに転送するように構成され、
    前記第2の転送ユニットが、前記協調データにあり、かつ前記マクロ基地局によって伝送される必要があるデータを前記スモールセルから受信し、前記マクロ基地局によって伝送される必要がある前記データを前記マクロ基地局に転送するように構成される、請求項9に記載の装置。
  16. 前記マクロ基地局から第1の接続情報を受信し、前記スモールセルから第2の接続情報を受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1の接続情報が、前記マクロ基地局と前記ユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用され、前記第2の接続情報が、前記スモールセルと前記ユーザ機器との間のネットワーク接続の品質を示すために使用される、受信モジュールと、
    前記第1の接続情報および前記第2の接続情報に従って、前記マクロ基地局および前記スモールセルが前記ユーザ機器のために協調伝送を行う必要があるかどうかを判定するように構成された判定モジュールと、
    協調伝送を必要とすると判定された場合、協調伝送指示を前記マクロ基地局および/または前記スモールセルに送信するように構成された送信モジュールと
    をさらに備える、請求項9から15のいずれか一項に記載の装置。
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