JP2018509108A - 移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法 - Google Patents

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Abstract

移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法において、第1のネットワークエンティティから第2のネットワークエンティティへイニシエーションメッセージを送信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;アシスタンス・レスポンスメッセージを受信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及びACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージを第1のネットワークエンティティから第2のネットワークエンティティへ送信する;ことを含む方法が提供される。【選択図】 図2

Description

本発明は、移動無線通信ネットワークの動作を検証する分野に関する。より詳細には、本発明は、移動無線通信ネットワーク、例えば、自己編成ネットワークの構成変化を検証する方法に関する。更に、本発明は、移動無線通信ネットワーク、例えば、自己編成ネットワークの最適な動作を行う方法を遂行するように構成されたネットワークエンティティに関する。更に、本発明は、プログラム要素及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
移動無線通信ネットワーク又はワイヤレスネットワークに課せられる消費者の需要と歩調を合わせるために要求される総資本支出は、著しく増加しつつある。ワイヤレスネットワークがより複雑で且つより偏在的になるにつれて、それらのネットワークを確立し、プロビジョニングし且つ維持することに関連したコストが増え続けている。それらコストが増え続けている理由の1つは、それらのネットワークを確立し、管理し及び維持するために要求される熟練度レベルが高いことである。ネットワーク設計の初期段階から、動作を保証するより平凡なタスクを通して、熟練度の高い個人がワイヤレスネットワークの機能継続に著しい役割を演じている。
最近、ワイヤレス通信プロバイダーは、自己構成、自己最適化及び自己治癒を行う自己編成ネットワーク(SON)技術を使用してネットワークプロビジョニング及びメンテナンスに関連した幾つかのタスクの自動化を開始した。SON解決策は、主として、eNodeBのLTEアクセス部分内、又は中央管理ノード内で実施されるが、eNodeBのバックホール部分ではない。eNodeBは、LTEステーションにおける複合無線インターフェイス・無線ネットワークコントローラである。
これらの従来の実施形態は、例えば、SON技術がeNodeBレベルでしか行われないとき、各eNodeBは、全ネットワークの限定されたビューをもつことになるので、欠点がある。ほとんどのネットワークにおいて、eNodeBは、ネットワーク動作パラメータ、及びそれ自身の外部の環境条件が分からない。その結果、eNodeBは、典型的に、動作の変化を検証する能力が制限される。
従って、移動無線通信ネットワークの動作を改善し及び検証することが要望される。
この要望は、独立請求項の要旨により満足される。本発明の効果的な実施形態は、従属請求項に記述される。
ある観点によれば、移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法において、第1のネットワークエンティティから第2のネットワークエンティティへイニシエーションメッセージを送信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;アシスタンス・レスポンスメッセージを受信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及びACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージを第1のネットワークエンティティから第2のネットワークエンティティへ送信する;ことを含む方法が提供される。
特に、UNDO区分又はフィールドは、例えば、ネットワーク性能のある程度の悪化、又はセル振舞い又は動作のある程度の異常を克服するために、構成管理(CM)パラメータの変化又はCMパラメータの値の変化をアンドゥしなければならない(アンドゥ)エリアを定義する。検証衝突の場合には、どのCM変化が悪化を招いたか区別することが困難であることに注意されたい。それ故、多数のアンドゥ要求を繰り返し遂行して、どのCM変化が悪化を生じたか決定する問題を克服し、従って、検証衝突を解消するプロセスを提供することが好都合である。「検証衝突」という語は、特に、CM変化の検証プロセス中に、どのCM変化が性能悪化を生じたか独特に決定できないことを示す。そのような検証衝突は、2つ以上の検証エリアがCM変化の後に異常な振舞いを示す場合、即ち対応する2つ(又はそれ以上)のアンドゥ要求が2つのセル解体セットに影響を及ぼさない場合に生じる。それ故、検証プロセスにおいて、どのCM変化が異常な振舞いを引き起こしたか確実に決定することができず、各アンドゥ要求が実行されるときに、特定のアンドゥ要求が性能低下を克服するかどうかに関わらず、不確実さが与えられる。
特に、アンドゥエリアは、TRIGGERING区分に示される変化により影響を受ける通信ネットワークのエリアに対応する。即ち、アンドゥエリアは、1つ又は多数の動作パラメータの値の変化の後に不規則な又は異常な振舞い又は動作を示すエリア又はセルに対応する。アシスタンス・レスポンスメッセージ及び/又はアシスタンス確認メッセージのUNDO区分は、イニシエーションメッセージの1つに比して修正されることに注意されたい。例えば、UNDO区分により画成されるアンドゥエリアは、例えば、実際のニーズ、実際の環境に適応して、及び/又は付加的な知識に基づいて、変更される。
特に、TRIGGERING区分又はフィールドは、アンドゥエリアを含む検証エリアの生成をトリガーする構成管理変化を定義する。第2のネットワークエンティティに基づいて(例えば、それがSONコーディネータであるかSON機能であるかに基づいて)、メッセージのTRIGGERING区分の受信に異なる仕方で反応する。
特に、ASSISTANCE区分又はフィールドは、第2のネットワークエンティティ又は受信者がどのようにアクションをすべきか指示する。例えば、ASSISTANCE区分は、例えば、所与のエリアにおいて(任意の)再構成タスクをブロックするか、又はTRIGGERING_CM区分にリストされたCMパラメータの変更を要求する機能以外の全ての機能に対して所与のエリアを(潜在的に)ブロックすることにより、或いは第1のネットワークエンティティが検証衝突を解消する上で支援を要求するかどうかに関わらず、ネットワーク動作を最適化する上で第2のネットワークエンティティがどのように助成又は支援を行うかを定義する。
特に、ASSISTED_CM区分又はフィールドは、第2のネットワークエンティティが、例えば、衝突解消プロセスを実行できるか又はそれを行う上で第1のネットワークエンティティを助成できるか指示する。例えば、ASSISTED_CM区分又はフィールドは、アシスタンス・レスポンスメッセージの一部分であってもよいし又はそれを形成してもよい。これは、例えば、第2のネットワークエンティティがアンドゥ要求をどのように解消できるかも示し、及び/又は衝突をどのように解消するかに関する何らかの情報を含み又は指示する。
前記方法は、特に、コンピュータで実施される方法である。特に、ネットワークは、自己編成ネットワークである。
特に、ACKフラグは、2つの状態を有し、そのうちの1つは、第1のネットワークエンティティが第2のネットワークエンティティの支援を確認するかどうか指示する。
特に、第2のネットワークエンティティは、受信者を構成し、そしてSONコーディネータ又はSON機能であり、一方、第1のネットワークエンティティは、移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法を開始するイニシエータ(例えば、SON検証機能)である。
「検証エリア」又は「観察エリア」という語は、特に、例えば、検証プロセスの査定のもとにあるセルのセットを表わす。例えば、そのような検証プロセスは、例えば、検証プロセスの範囲(又は検証エリア)を定義し、異常検出アルゴリズムを実行し、及び(潜在的)問題を診断する、等の多数のステップを含む。
ここに述べる方法によれば、SONコーディネータが存在しない環境(例えば、移動無線通信ネットワーク)でも、この方法が使用されることを可能にするある種の「3ウェイハンドシェーク」が定義される。特に、全てのネットワークエンティティ、例えば、第2のネットワークエンティティと同じタイプの1つ又は多数のネットワークエンティティを形成するSON機能インスタンスは、衝突解消プロセスが行われている間の進行中の検証について通知される。更に、第2のネットワークエンティティが、例えば、対応ASSISTED_CM区分を返送することにより、検証衝突を解消するための優れた示唆を与える機会が与えられる。そのような3ウェイハンドシェークを与えることにより、CMアンドゥ要求と衝突し且つそれと重畳する問題に対処することができる。
更に別の観点によれば、移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法において、第1のネットワークエンティティからのイニシエーションメッセージを第2のネットワークエンティティで受信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;アシスタンス・レスポンスメッセージを生成及び送信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及びACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージを第1のネットワークエンティティから第2のネットワークエンティティで受信する;ことを含む方法が提供される。
更に別の観点によれば、移動無線通信ネットワークのための第1のネットワークエンティティにおいて、第2のネットワークエンティティへイニシエーションメッセージを送信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;アシスタンス・レスポンスメッセージを受信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及びACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージを第2のネットワークエンティティへ送信する;ように構成された第1のネットワークエンティティが提供される。
更に別の観点によれば、移動無線通信ネットワークのための第2のネットワークエンティティにおいて、第1のネットワークエンティティからイニシエーションメッセージを受信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;アシスタンス・レスポンスメッセージを生成及び送信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及びACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージを第1のネットワークエンティティから受信する;ように構成された第2のネットワークエンティティが提供される。
更に別の観点によれば、移動無線通信ネットワークの動作を検証するためのコンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは、データプロセッサによって実行されるときに、上述した移動無線通信ネットワークを動作するための検証方法を制御し及び実施するように適応される。
更に別の観点によれば、上述した少なくとも1つの第1のネットワークエンティティ、及び少なくとも1つの第2のネットワークエンティティを備えた移動無線通信ネットワークが提供される。
更に別の観点によれば、移動無線通信ネットワークのセルを分類するための方法において、動作パラメータの値の変化が移動無線通信ネットワークのセルの振舞いに不規則性を誘起し且つ変化のアンドゥを複数のセルにより遂行すべきであるとの検出に続いて、複数のセルを2つのカテゴリーに分類し、一方のカテゴリーは、そのカテゴリーの全てのセルにおいて同時にアンドゥを遂行できることを指示し、そして他方のカテゴリーは、そのカテゴリーの全てのセルにおいて同時にアンドゥを遂行できないことを指示するものである方法が提供される。
アンドゥ要求は、一方のカテゴリーの全てのセルに対して同時に遂行できることに注意されたい。というのは、この一方のカテゴリーは、意味論的に同等の変化(のみ)を含むからである。特に、セルを分類するものと同じであるか又はそれとは異なるネットワークエンティティ又は機能により検出が遂行される。
移動無線通信ネットワークの動作を検証する方法の更に別の実施形態を以下に述べる。しかしながら、以下に述べる特徴は、規範的な観点に基づくネットワークエンティティと組み合わされてもよい。
本発明の規範的な実施形態によれば、イニシエーションメッセージは、更に、対応するアンドゥ要求を処理すべき仕方を表わすOPT_NUM区分を含む。
特に、メッセージのOPT_NUM区分は、アンドゥエリアに関連し、そのアンドゥエリアは、UNDO区分により画成され、そして各イニシエーションメッセージにより定義されたアンドゥ要求を安全に(特に、同時に)実行できるかどうか、或いはある検証エリア又はアンドゥエリアが互いに検証衝突して、例えば、その検証衝突を回避するために、各アンドゥ要求を同時に遂行すべきでないか又は遂行できないか定義又は指示する。そのため、OPT_NUM区分は、2つの状態を定義し、例えば、ソフトアンドゥエリア(各アンドゥ又は検証エリアが、意味論的に同等の変化で構成されるために、同時に安全にアンドゥされることを指示する)、及びハードアンドゥエリア(各アンドゥ又は検証エリアが同時に安全にアンドゥされないことを指示する)を指示する。
この方法の規範的な実施形態によれば、OPT_NUM区分は、各アンドゥエリア内で衝突を解消するのに必要なタイムスロットの最適数を表わす数字を含む。
特に、最適数は、第1のネットワークエンティティにより計算又はコンピューティングされる。例えば、最適数は、アンドゥエリア(インパクトエリア、即ちアンドゥ要求により影響を受けるエリアに等しい)に依存し、そしてインパクトタイム、即ちアンドゥアクションの遂行が各アンドゥエリアの動作にインパクト又は影響を及ぼす時間に等しい。ソフトアンドゥの場合には、OPT_NUMは、アンドゥエリアにおいて合成される全ての検証エリアのインパクトタイムの最大値で計算される。そのため、アンドゥエリアを構築するのに使用される検証エリアを入力として取り上げるコンバータ機能が使用される。
明瞭化の理由で、各特徴(即ち、タイムスロットの最適数を計算し及び/又はOPT_NUM区分又はフィールドの状態を定義するための)が、上述した3ウェイハンドシェークとは独立した方法を形成するか、又は各方法と結合されてもよいことを述べておく。
非常に重要な特性は、ハードアンドゥエリアの場合にCMアンドゥ動作のインパクトタイムを計算するための最適数の使用である。第1に、それを行うことにより、他のSON機能インスタンス、及びCM変化をトリガーする他のエンティティが検証プロセスに干渉するのを防止することができる。例えば、衝突する2つの検証エリアが定義され、即ちそれらがハードアンドゥエリアの一部分である場合には、他の機能からの干渉なしに所与の衝突を解消する機会が検証プロセスに与えられる。第2に、最適化又は構成タスクに対してセルの不要なブロッキングはない。というのは、最適数が、検証プロセスを完了するのに必要な最適な時間間隔を示すからである。
この方法の規範的実施形態によれば、OPT_NUM区分の最適数は、グラフ彩色理論に基づいて計算されるか、又は制約満足方法により計算される。
特に、SON機能又はネットワークエンティティ(例えば、第1のネットワークエンティティ)は、移動無線通信ネットワークをグラフとして描き、そして最小グラフ彩色を適用して、CM設定が安全にアンドゥされるセルのセットを識別する。パラメータOPT_NUMは、グラフの彩色後に彩色数に対応する。グラフそれ自体は、検証エリアを示すノードのセット及び検証エッジとも称されるエッジのセットより成る無向グラフとして構成される。そのようなエッジは、ノードの各対を評価した後にグラフに追加され、即ち対応する検証エリアが衝突状態にあり、即ちそれらが少なくとも1つの異常セルを共有するときにエッジが追加される。前記数を計算するため、最小グラフ彩色は、[E.W.ウェイスステインの“Minimum Vertex Coloring From MathWorld - A Wolfram Web Resource”、http://mathworld.wolfram.com/MinimumVertexColoring.html、2014年7月]に記載されたように適用されるか、又は制約満足方法[CONSTRAINT SATISFACTION PROBLEMS、ベーカリー・ユニバーシティ、http://aima.cs.berkely.edu/2nd-ed/nwechap05.pdf]を使用することにより適用される。
この方法の規範的実施形態によれば、アシスタンス・レスポンスメッセージは、各アンドゥエリア内の衝突を解消するのに必要なタイムスロットの最適数を表わすOPT_NUM区分を含む。
イニシエーションメッセージ及びアシスタンス・レスポンスメッセージの各OPT_NUM区分に関連したOPT_NUM及び/又は最適数は、異なってもよいし同じでもよいことを述べておく。例えば、衝突を回避するとき第2のネットワークエンティティが最適数の優れた計算又は推定或いは決定を与える場合には、2つの最適数が異なってもよい。
規範的実施形態によれば、この方法は、更に、アンドゥエリアを決定し、及びイニシエーションメッセージのUNDO区分を形成することを含む。
特に、アンドゥエリアは、第1のネットワークエンティティにより決定されるか、或いは、例えば、SONマネージメントエンティティのような別のネットワークエンティティで実行される検証プロセスにより決定される。例えば、第1のネットワークエンティティは、例えば、SON検証機能のような別のネットワークエンティティから受信され又は決定される情報に基づいてアンドゥエリアを決定し又は計算する。この情報は、多数のデータセットを含む。
a)全ての検証(観察)エリアのセット、
b)全ての再構成されたセルのセット、
c)全ての異常セルのセット、及び
d)アンドゥ又はロールバックについてマークされた全てのセルのセット。
これらの(受信した)情報に基づいて、どのCM変化を同時に安全にアンドゥできるか(ソフトアンドゥエリア)及び更なる観察を必要とするもの(ハードアンドゥエリア)が決定される。
規範的実施形態によれば、この方法は、更に、移動無線通信ネットワークに対する配備されたCM変化の影響を分析することも含む。
この分析は、第1のネットワークエンティティの一部分(又は第1のネットワークエンティティで実施される機能)であるか、或いは第1のネットワークエンティティとは個別のネットワークエンティティ又は第1のネットワークエンティティで実施されない(が、別の個別のネットワークエンティティで実施される)機能であるSON検証機能によって遂行される。特に、この分析は、配備されたCMの変化が検出された後に行われる。
タスクを達成するために、SON検証機能は、4つのヘルパーコンポーネント、(1)異常レベル査定器、(2)検出器、(3)エリア解消器、及び(4)エリア診断器を使用する。異常レベル査定器は、正常及び異常のセル重要性能インジケータ(KPI)値間を区別することができる。出力は、KPIの、期待値からのずれを表わすKPI異常レベルである。エリア解消器は、異常に対して観察されつつある検証エリアを定義する。検出器は、それら2つのコンポーネントから発生された情報を使用して、所与のエリアの性能が期待値から離れているかどうか発見する。この場合には、性能レポートがエリア診断器へ転送され、その目的は、体験異常の要因であるCM変化を識別することである。
この方法の規範的実施形態によれば、第2のネットワークエンティティは、SONコーディネータであり、このSONコーディネータは、ASSISTANCE区分で与えられる情報に基づいてUNDOエリアのブロッキングルールを調整する。
特に、SONコーディネータは、ネットワークエンティティ又はSON機能インスタンスにより要求された再構成タスクに対して所与のアンドゥエリアをブロックする。或いは又、SONコーディネータは、TRIGGERING_CM区分又はフィールドによってリストされたCPパラメータの変化を要求するものを除く全ての機能に対する所与のアンドゥエリアをブロックし、それらの機能に、干渉なく、検出された問題に対して解決策を与える機会が与えられる。
ここに使用するコンピュータプログラムという語は、前記方法の遂行を整合するためにコンピュータシステムを制御するインストラクションを含むコンピュータ読み取り可能な媒体及び/又はプログラム要素という語と同等である。
コンピュータプログラムは、適当なプログラミング言語、例えば、JAVA(登録商標)、C++、Cでコンピュータ読み取り可能なインストラクションコードとして実施され、そしてコンピュータ読み取り可能な媒体(除去可能なディスク、揮発性又は不揮発性メモリ、埋設型メモリ/プロセッサ、等)に記憶される。インストラクションコードは、意図される機能を実施するためコンピュータ又は他のプログラム可能な装置をプログラムするように動作する。コンピュータプログラムは、それがダウンロードされて来るところのワールドワイドウェブのようなネットワークから入手できる。
この方法又は装置は、コンピュータプログラム各々ソフトウェアによって実現される。しかしながら、それは、1つ以上の特定の電子回路各々ハードウェアにより実現されてもよい。更に、ハイブリッド形態、即ちソフトウェアモジュール及びハードウェアモジュールの組み合せで実現されてもよい。
本発明の実施形態は、異なる要旨を参照して説明されたことに注意されたい。特に、ある実施形態は、方法形式の請求項を参照して説明され、一方、他の実施形態は、装置形式の請求項を参照して説明された。しかしながら、当業者であれば、前記及び以下の説明から、特に指示のない限り、ある形式の要旨に属する特徴の組み合せに加えて、異なる要旨に関連した特徴間の組み合せ、特に、方法形式の請求項の特徴と装置形式の請求項の特徴との間の組み合せが本文書で開示されると考えられることが推測されよう。
上述した観点及び本発明の更に別の観点は、以下に述べる規範的実施形態のから明らかであり、そして規範的実施形態を参照して説明する。本発明は、規範的実施形態を参照して以下に詳細に述べるが、本発明は、これに限定されない。
検証エリアを概略的に示す。 影響エリアを概略的に示す。 規範的な実施形態による移動無線通信ネットワーク及びそれに対応するSON管理を概略的に示す。 規範的な実施形態による検証エリアオプチマイザーイニシエータと検証エリアオプチマイザー受信者との間の3ウェイハンドシェークを概略的に示す。 アンドゥエリア及び影響エリアを定義する計算プロセスの一例を示す。 アンドゥエリア及び影響エリアを定義する計算プロセスの一例を示す。 規範的な実施形態による移動無線通信ネットワーク及びそれに対応するSON管理を概略的に示す。
添付図面は、概略的なものである。異なる図面において、同様の又は同一の要素に与えられる参照符号は、それに対応する参照符号と第1桁だけ相違することに注意されたい。
以下、本発明の理解を助けるため、移動無線通信ネットワーク、特に、自己編成ネットワークに関する幾つかの一般的な注意が与えられる。
自己編成ネットワーク(Self-Organizing Network, SON)特徴は、長期進化(Long Term Evolution, LTE)及びLTEアドバンストのようなネットワーク規格の複雑な性質を取り扱うために指定され及び開発されたものである。これらの特徴は、通常、ネットワークの最適な動作を目標とし、新たに配備されるネットワーク要素(NE)の構成及び自動接続を監視し、そして欠陥検出及び分析の責任に加わるものである。
SONイネーブルネットワークは、典型的に、特定のネットワークマネージメント(NM)タスクを遂行する自律的機能のセットによって管理される。これらのSON機能は、性能マネージメント(Performance Management, PM)及び欠陥マネージメント(Fault Management, FM)データを監視する(閉)制御ループとして設計され、そしてそれらの客観的調整構成マネージメント(Configuration Management, CM)パラメータに基づく。例えば、移動負荷バランシング(MLB)機能は、セル個別オフセット(Cell Individual Offset, CIO)を最適化することによりカバレージ及び干渉が許す限り高負荷セルから隣接部へトラフィックを移動するように試みる。
しかしながら、正しい最適化タスクを遂行するためのSON特徴の高い信頼性は、新たな1組の課題を招く。SONにおいて、環境に対する各機能のアクションの影響は、他の機能のアクションにも依存する。例えば、カバレージ及びキャパシティ最適化(Coverage and Capacity Optimization, CCO)機能がアンテナ傾斜を変更する場合には、セルの境界が物理的に変化し、これは、受信される信号の質も変化することを意味する。明らかに、これは、移動ロバスト最適化(Mobility Robustness Optimization, MRO)のような最適化機能により典型的に監視される隣接セルのハンドオーバー性能に影響する。それ故、CCOにより誘起される物理的セル境界の不適切な変化は、ハンドオーバー性能に否定的に影響し、それ故、MRO機能により行われるその後の全ての判断に影響する。
SON整合は、これらの機能依存性を取り扱った第1の解決策として考えられる。これは、SON機能インスタンス間の既知の衝突を回避するのに使用されるルールを定義する。3つの衝突クラスが提案されている。(1)構成、(2)測定、及び(3)特性衝突。第1の形式は、SON機能のインスタンスが共有CMパラメータで動作するときに生じる衝突を含む。第2の形式は、1つのSON機能インスタンスのアクティビティが別のものの入力測定に影響する場合を取り扱う。第3の形式は、2つのインスタンスが直接衝突して、例えば、両方が2つの隣接セルのセルカバレージエリアを変化させるよう試みるか、又は論理的依存性、例えば、前記CCO/MRO依存性である状態を取り扱う。
SON整合の概念は、各機能インスタンスに2つの本質的な特性、即ちインパクトエリア、及びインパクトタイムを与える。インパクトエリアは、機能エリア(インスタンスで構成されたセルのセット)、入力エリア(インスタンスがその測定値を取り出すところのセルのセット)、作用エリア(インスタンスのアクティビティによりおそらく影響を受けるセルのセット)、及び安全余裕(インパクトエリアへの拡張)で構成される。インパクトタイムは、実行時間の後の付加的な時間間隔として定義され、その間に、SON機能インスタンスは、首尾良い衝突検出及び防止を許すと考えられることが必要である。SON機能インスタンスは、ネットワークパラメータを変化させると決定するたびに、CM変化要求を送信することによりSONコーディネータに接触する。後者は、所与のインパクトエリア及びタイムについて別の衝突機能アクティビティがない場合だけ変化を確認する。
SON検証は、異常検出の特殊な形式である。これは、関連空間的及び時間的アグリゲーションレベルにおいて性能インジケータの統計学的尺度を計算して、(SON誘起)CM変化のセットの影響をアクセスすることを目的とする。検証プロセスは、(1)範囲を定義し、(2)異常検出アルゴリズムを実行し、及び(3)問題を診断することより成る3段階手順である。第1段階中に、査定中のセルのセットを定義する観察エリアとも称される検証エリアが計算される。共通の技術は、アクティビティが査定中であるSON機能インスタンスのインパクトエリアを取り出すことによって検証エリアを計算することである。更に、選択プロセス中にも、高密度トラフィックのエリア、困難な環境、及び既知のトラブルスポットを考慮することができる。考えられる別の解決策は、例えば、再構成されたセルの第1度の隣接部を取り上げることによりセル隣接関係を考慮することである。
第2段階中に、異常検出技術が使用され、これは、基礎的な数学モデル、及びそれらが観察するデータに関する仮定において著しく変化する。例えば、性能インジケータにおいて、セルが予想の振舞いを示すかどうか検出するために正規化が使用される。第3段階中に、根本的原因分析が、矯正アクションの考えられる成果と共に遂行される。典型的に、このアクションは、望ましからぬネットワーク振舞いを生じたネットワークパラメータのCMアンドゥである。加えて、診断の正しさを改善するために、ネットワークに肯定的な効果を及ぼす場合には矯正アクションを与えるスコアリングシステムを使用することができる。
異常(例えば、性能の悪化)が検出されたときにアンドゥ要求がSONコーディネータへ送信される。アンドゥ要求のインパクトエリアは、検証エリアに等しい。というのは、コーディネータは、査定中のエリアに対して他の機能がパラメータを調整するのを防止しなければならないからである。以下、整合ベースのCMアンドゥ解決策という語は、この種のワークフローを指すことを述べておかねばならない。更に、上述した検証プロセスより成るSON検証機能という語は、CMアンドゥ要求を発生し及び実行するエンティティに対しても使用されることに注意されたい。
CMアンドゥアクションのスケジューリングは、些細なもので且つしばしば過小評価されるタスクではない。このタスクがSONコーディネータに委ねられた場合には、互いに衝突するアンドゥアクションを抑制する。これは、コーディネータがそのような種類の衝突を解消する知識をもたないことにより生じる。例えば、検証メカニズムが2つの隣接セルのアンテナ傾斜変化をアンドゥすることを望む場合には、それらの一方がブロックされる。というのは、それらが特徴的な衝突状態にあるからである。
整合に基づくCMアンドゥ解決策は、2つの主たる欠点があり、その一例を以下に示す。ネットワーク100は、図1(a)に示したように、5つのセルより成ると仮定する。第1のセル101及び第3のセル103の隣接部は、セル102及び104であり、そしてセル105の隣接部は、セル104である。簡単化の理由で、セル101、103及び105内で単一のCMパラメータが変化したと仮定する。再構成されたセル及びその直接的隣接部を取り上げることにより検証エリアが計算され、そしてセル102及び105が異常な振舞いを示し始めた場合には、図1(b)に示す3つの重畳するアンドゥ要求が生じる。ここで生じる質問は、特に、CMアンドゥアクションが互いに衝突するときそれらアンドゥアクションをどのようにスケジュールすべきかである。加えて、検証衝突がどのようであるか、即ちセル101及び103と同様に、多数のCMアンドゥ要求を同時にスケジューリングするときに曖昧さのある状態を処理しなければならない。
1つの考えられる解決策は、全ての変化をアンドゥすることにより積極的な解決策に従うことである。この解決策の主たる欠点は、検証衝突の処理である。例えば、要求されて性能を害さない変化は、アンドゥされ、例えば、図1(b)のセル103内に生じる変化は、セル102の異常振舞いを原因とするものではない。
対照的に、保守的な戦略は、重畳するエリアの段階的アンドゥを遂行する。以上のことから簡単なシナリオがとられる場合は、第1に、セル105のCM変化がアンドゥされ、次いで、セル101のCM変化がアンドゥされ、そして必要があれば、セル3へと進むことを意味する。そのような解決策は、少数の重畳する検証エリア及び僅かなアクティブなSON機能インスタンスが与えられるときには完全に見事に機能する。しかしながら、これは、それらの条件がもはや満足されなくなるや否や変化する。CMパラメータがアンドゥされるたびに、他のSON機能インスタンスがアクティブになる。例えば、傾斜の変化がアンドゥされる場合には、隣接セルで実行されるMRO機能がアクティブとなり、ハンドオーバーパラメータを適応させる。その結果、そのようなアクティビティが干渉を生じ、検証プロセスがその目標を達成するのを妨げる。
後者の解決策を改善するための考えられる仕方は、検証中のエリアを、要求された全てのCMアンドゥアクションが実行されるまでブロックすることである。このため、SONコーディネータは、他の機能インスタンスがそれらのエリアに対して変化を生じさせるのを防止するために使用される。しかしながら、これは、検証エリアが現実世界の設定において有しているセルの数が多いために適用できない。
第3の解決策は、体験検証衝突の解決を検証メカニズムに求めることである。検証衝突を生じないCM変化は、同時に安全にアンドゥできるが、検証衝突を招くものは、より厳密に検査しなければならない。例えば、提案された既知の解決策は、検証衝突を生じる変化の段階的逆戻りだけを行うことである。そのための使用基準は、最近アクティブとなった、即ち最も後にその実行を完了したインスタンスの変化をアンドゥし始めたSON機能インスタンスの実行時間である。プロセスは、悪化したセルの性能が許容範囲内で降下し始めるまで続けられる。それでも、この戦略は、衝突CMアンドゥアクションのサイズを減少するだけである。換言すれば、互いに衝突する検証エリアのセットが依然存在する。
前記問題に対処するため、セルグループを一体化しそして検証するメカニズムが提案され、これについて以下に述べる。原理的に、そのようなメカニズムは、2つの主要コンポーネント又はネットワークエンティティ(又はネットワーク機能)より成り、即ち(1)検証エリアオプチマイザーイニシエータと表わされる第1のネットワークエンティティ、及び(2)検証エリアオプチマイザー受信者と表わされる第2のネットワークエンティティより成る。以下、これら2つのエンティティをSONイネーブルネットワークに一体化することについて先ず説明する。
図2に示すように、検証エリアオプチマイザーは、SON検証機能に一体化されるが、検証エリアオプチマイザー受信者は、SON検証機能と同じ又はそれより低いレベルにある各SON機能インスタンスの一部分、並びにそれらインスタンスを整合する役割を果たすSONコーディネータとして含まれる。「レベル」という語は、3GPP OAMアーキテクチャーで定義されたオペレーション、アドミニストレーション及びマネージメント(OAM)アーキテクチャーの異なるレイヤー、即ちNE、ドメインマネージメント(DM)、及びNMレベルを扱うために使用されることに注意されたい。
特に、図2は、移動無線通信ネットワーク200を概略的に示し、これは、通信ネットワーク200のセルを形成するeNodeB201を片側に備えている。他の側には、通信ネットワークのプロセスを編成するためのSON機能202が設けられる。単なる例として、図2には3つのSON機能203、204及び205が概略的に示され、ここで、203及び204は、アルゴリズム206及び207を実施し且つこの例では検証エリアオプチマイザー受信者として働く典型的なSON機能であるが、SON機能205は、検証プロセス208を実施し且つこの例では検証エリアオプチマイザーイニシエータとして働くSON検証機能である。
それ故、SON機能205は、イニシエーションメッセージ(矢印210で示す)を他のSON機能へ送信するように構成されるが、他のSON機能は、アシスタンス・レスポンスメッセージ(矢印211で示す)を返送し、これは、SON検証機能により、アシスタンス確認メッセージ(矢印212で示す)で返答される。この同じメッセージは、SON検証機能により、(任意の)SONコーディネータとして働く別の検証エリアオプチマイザー受信者213へ/から送信/受信され、これは、実行要求(矢印214)も受信しそして実行許可(矢印215)をSON機能202へ送信する。
更に、図2にはSONマネージメント216も示されており、これは、SON機能203ないし205と通信して、それら機能の必要な構成を遂行すると共に、その同じものを検証エリアオプチマイザー受信者(矢印217で示す)として機能できるようにする。同時に、これは、SONコーディネータ213と通信して、それを構成する(矢印218)。
更に、SONマネージメント及びSON機能は、CM、PM及びFMデータベース(220、221及び222)と通信し(矢印219で示す)、そしてプランアッセンブリ223を経てeNodeBと通信し(矢印224で示す)、各CM構成及び/又は変化及び/又はアンドゥ要求を遂行する。
以下、第1のネットワークエンティティ又はイニシエータ及び第2のネットワークエンティティ又は受信者について詳細に説明する。それに加えて、2つのコンポーネントが互いにどのように作用するかの一例を示すと共に、それらの間のメッセージ交換がどのように機能するかの概略も述べる。
検証エリアオプチマイザーイニシエータ330は、図3に示すように、SON検証機能305の一部分として実現される。ネットワーク異常(例えば、性能悪化)の場合には、検証プロセス308が、次の4つの本質的な情報エンティティを転送することにより検証エリアオプチマイザーイニシエータに連絡する(矢印331で指示される)。
・全ての検証(観察)エリアのセット
・全ての再構成セルのセット
・全ての異常セルのセット
・アンドゥ/ロールバックについてマークされた全てのセルのセット
受信した情報に基づき、イニシエータは、どのCM変化を同時に安全にアンドゥすることができそして更なる観察を必要とするか識別する。このコンポーネントの成果は、アンドゥエリアのセットである。更に、アンドゥエリアは、ハード又はソフトアンドゥエリアとして分類することができる。
ハードアンドゥエリアは、互いに検証衝突状態にある2つ以上の検証エリアを合体したもので、即ち、同時に安全にアンドゥできない検証エリアより成る。そのようなエリアの交差部は、再構成されていないが異常な振舞いを示すセルより成る。それ故、そのようなエリアは、検証プロセスの診断コンポーネントがそれらを解消するのに2つ以上のステップを必要とするので、更なる観察が必要である。「検証エリアをアンドゥする」という語を使用することにより、異常な振舞いの要因であると検証プロセスによりマークされたエリア内の全てのCM変化をアンドゥすることを指すことに注意されたい。更に、2つ以上の検証エリアをハードアンドゥエリアへと結合するときに、イニシエータは、所与のアンドゥエリア内の衝突を解消するのに必要な最適なスロット数に好ましくは等しいいわゆる最適数を計算する。スロットは、時間単位として理解されるべきである。この数は、構成タスクに対してエリアをブロックするために検証エリアオプチマイザー受信者によって使用される。これに関する更なる詳細は、受信者の説明に関して以下に示す。
他方、ソフトアンドゥエリアは、同時に安全にアンドゥできる2つ以上の検証エリアより成る。ソフトアンドゥエリアを生成するプロセスは、アンドゥに対してマークされるCM変化に依存する。より正確には、それらの変化の意味論に依存し、即ちソフトアンドゥエリアは、意味論的アンドゥエリアとも考えられる。CMパラメータの意味論は、その変化及びそれによりネットワークに生じる影響を解釈するためのルールをなす。例えば、アンテナの傾斜及びセル内の送信電力の調整は、2つの異なるCMパラメータの変化を要求するが、これは、両方がネットワークに同様に影響を及ぼし、即ちセルの境界を物理的に変化させるので同じ意味論的解釈をもつことができる。対照的に、意味論的に異なる変化を含む検証エリアは、別々に保持されるのが好ましい。というのは、対応するアンドゥアクションがネットワークに対して異なる影響を及ぼすからである。例えば、送信電力変化のアンドゥは、CIOパラメータのアンドゥより相当に長いインパクトタイムを有する。
更に、ソフトアンドゥエリアは、1つの検証エリアのサブセット、又は2つ以上の検証エリアサブセットの合体を取り上げることで構成される。例えば、検証プロセスの診断コンポーネントが、CMアンドゥアクションの影響が時間と共に変化したと決定した場合には、ソフトアンドゥエリアは、それに対応する検証エリアのサブセットだけを取り上げることで構成される。
検証エリアオプチマイザー受信者は、所与のアンドゥエリア及び最適数を所与のCMアンドゥ要求に対するインパクトエリア及びタイムへと換算する役割を果たす。インパクトエリアは、アンドゥエリアに等しいが、インパクトタイムをどのように計算するかは、アンドゥエリアがハードであるかソフトであるかに、次のように、依存する。
・ハードアンドゥエリアの場合:インパクトタイムは、最適数に等しい。
・ソフトアンドゥエリアの場合:インパクトタイムは、アンドゥエリアを構築するのに使用される検証エリアを入力として取り上げる変換関数fcにより計算される。例えば、fcは、合体された全検証エリアのインパクトタイムの最大値を取り上げる。
ここでの重要な特性は、ハードアンドゥエリアの場合にCMアンドゥ動作のインパクトタイムを計算するために最適数を使用することである。第1に、他のSON機能インスタンス、及びCM変化をトリガーする他のエンティティが検証プロセスと干渉するのを防止することができる。例えば、2つの検証エリアが衝突し、即ちそれらがハードアンドゥエリアの一部分である場合には、他の機能からの干渉を伴わずに所与の衝突を解消するための機会が検証プロセスに与えられる。第2に、最適数は、検証プロセスを完了するに必要な最適な時間間隔を与えるので、最適化又は構成タスクに対してセルを不必要にブロックすることがない。
更に、ソフトアンドゥエリアについても効果が保たれることに注意されたい。というのは、CMアンドゥについてマークされたセルは、他のSON機能インスタンスによって再構成されず、アンドゥエリアの一部分でないものは、必ずしもブロックされないからである。
更に、検証エリアをハード及びソフトアンドゥエリアに仕切ることにより、CMアンドゥアクション要求は、もはや衝突せず、そして従来技術で知られた整合に基づくCMアンドゥ解決策の場合のように抑制されない。
ここで、メッセージフロー及びそれに対応するパラメータ交渉について説明する。検証エリアオプチマイザーイニシエータ330と検証エリアオプチマイザー受信者332との間の通信が図3に示されている。このプロセスは、イニシエータにより、イニシエーションメッセージ333を送信することにより開始される。受信者は、アシスタンス・レスポンスメッセージ334を送信し、イニシエータにより発生されるアシスタンス確認メッセージ335がそれに続く。最後に、3ウェイハンドシェークに似たメッセージフローが定義される。メッセージは、次のように構成される。
イニシエーションメッセージ
・UNDOU AREA[Cell 1、・・・、Cell n]:セル1ないしセルnより成るアンドゥエリア。
・OPT_NUM:上述した最適数。OPT_NUMは、2つの段階をとり、例えば、値0は、アンドゥエリアがソフトなもので且つ所与のCMアンドゥ要求を安全に実行でき、即ち所与の検証エリアが衝突しないことを指示する。0より大きな値は、所与のアンドゥエリアがハードなものであることを示す。
・TRIGGERING_CM[CM1、・・・、CMi]:アンドゥエリアより成る検証エリアの生成をトリガーしたCM変化を含む。受信者がSON機能インスタンス336である場合には、その変化がリストされるかどうか見分けることができる。受信者がSONコーディネータ337である場合には、ASSISTANCEフィールドに基づいて、所与のエリアのブロッキングルールを調整することができる。
・ASSISTANCE:NONE、COORDINATION又はCOLLISION_RESOLVINGである。値をどのように解釈するかは、次のように、受信者側に依存する。
・受信者はSONコーディネータである。COODINATIONは、SON機能インスタンスにより要求された再構成タスクに対して所与のエリアをブロックしなければならないことを指示する。他側のCOLLISION_RESOLVINGは、TRIGGERING_CMフィールドによりリストされるCMパラメータの変化を要求するものを除いて全ての機能に対してSONコーディネータが所与のエリアをブロックしなければならないことを指示する。このように、干渉なしに検出された問題に対して解決策を提供する機会がそれらの機能に与えられる。
・受信者は、SON機能のインスタンスである。COLLISION_RESOLVINGは、イニシエータが検証衝突を解消するための機能から支援を必要とするかどうか指示する。支援フィールドがNONEを含む場合には、これは、メッセージが情報に過ぎず、受信者により更なる支援が要求されないことを意味する。支援フィールドは、ネットワークにSONコーディネータが存在しない場合だけ有用なCOORDINATIONを含むことに注意されたい。このように、衝突解消プロセスに関与しない機能は、進行中の検証衝突に関して通知がなされ、そして所与のエリアに対する再構成タスクを中断する。検証エリアオプチマイザー受信者が、ハードアンドゥエリアを含むイニシエーションメッセージ(即ち、OPT_NUM≠0)、及びCOLLISION_RESOLVINGを含む支援フィールドを得る場合には、検証衝突を解消する上で支援するかどうかを知らせるアシスタンス・レスポンスメッセージをイニシエータに送信する義務がある。
メッセージは、次のように構成される。
アシスタンス・レスポンスメッセージ
・UNDO AREA[Cell 1、・・・、Cell n]:イニシエーションメッセージにリストされたようにセル1ないしセルnより成るアンドゥエリア。
・ASSISTED_CM[CM1、・・・、CMj]:受信者がイニシエータを支援するCMパラメータ。リストされたパラメータは、受信者がイニシエータを部分的にしか支援できない場合にイニシエーションメッセージにリストされたものより小さいことに注意されたい。
・OPT_NUM:所与のハードアンドゥエリアの最適数。この数は、アシスタンス・レスポンスメッセージの送信者が衝突解消のために良好な最適数を与えることができる場合にはイニシエーションメッセージで示唆されたものと区別できることに注意されたい。
検証エリアオプチマイザーイニシエータは、アシスタンス・レスポンスメッセージを得た後にアシスタンス確認メッセージを受信者へ送信する役割を果たす。
メッセージは、次のように構成される。
アシスタンス確認メッセージ
・UNDO AREA[Cell 1、・・・、Cell n]:アシスタンス・レスポンスメッセージにリストされたようにセル1からセルnより成るアンドゥエリア。
・ACK_FLAG:イニシエータが検証衝突を解消するためにSON機能インスタンスからの支援を確認するかどうか指示する。
ここに提示される3ウェイハンドシェークは、SONコーディネータが存在しない環境でこの方法が使用されることを許す。全てのSON機能インスタンスは、衝突解消プロセスが行われている間に進行中の検証について通知される。更に、検証衝突を解消するための優れた示唆を提供する機会が受信者に与えられる。それに加えて、重大な設計上の特徴は、同じパラメータをSONコーディネータと交渉する能力である。コーディネータは、客観的マネージャー338又は自動構成エンティティと共に厳密に機能する。それらは、図3に点線で示すように、衝突を解消する上で助けとなる付加的な情報を与えることができる。
以下、ネットワーク400の規範的実施例を、図4について説明する。特に、図4は、計算プロセスがどのように見えるかの一例を示す。SONアクティビティのため、8つのセル421から428が定義され、そしてそのうちの4つ(セル421、424、426及び428)が再構成されたと仮定する。更に、検証エリアは、再構成されたセル、及びその全ての直接的隣接部より成ると仮定する。それらのCM変化のために、3つのセル、即ちセル423、426及び428は、異常な振舞いを示し始める。検証エリア1(401)及び2(402)(図4A)は、共通の異常セルを共有するので、それらは、検証衝突であるとマークされ、そして検証エリアオプチマイザーイニシエータによりハードアンドゥエリア405へ合体される(矢印407で示す)。
他側の検証エリア3(403)及び4(404)は、異常のセルを共有せず、それ故、衝突なしとマークされる。図4Bに示す第1の例では、セル6及び8内の変化が意味論的に同等であり、これは、対応する検証エリアをソフトアンドゥエリア406において合体するように導く。それ故、ハードアンドゥエリア405及びソフトアンドゥエリア406は、各々、インパクトエリア408及び409に対応し、これは、検証エリアオプチマイザー受信者により決定される(矢印410で示す)。
図4に示したものと同様で(それ故、ここでは詳細に述べない)且つ図5に示すネットワーク500(4つの検証エリア501ないし504でグループ化された8つのセル521ないし528より成る)の第2の例では、セル526及び528内の変化は、意味論的に異なる。更に、検証プロセスの診断コンポーネントは、セル528のCMアンドゥ動作によりセル527のみが影響を受け、2つのソフトアンドゥエリア、即ちセル526を含むもの(506)、及び2つのインパクトエリア509及び519に各々対応するセル527及び528より成るもの(516)、を導くことを決定する。更に、ハードアンドゥエリア505(5つのセル521ないし525より成る)は、インパクトエリア508に対応する。
それにより得られるインパクトエリア及びタイムは、正に同じ図面中に提示される。
検証エリアオプチマイザーイニシエータと受信者との間に提示される3ウェイハンドシェークは、検証プロセス及び衝突解消能力に頑健な追加レイヤーを与える。換言すれば、それは、CMアンドゥ要求を抑制する。特に、実現し得ない検証衝突を解消するためにSONコーディネータのみに依存する必要は、もはやない。というのは、未知の衝突アクションをスケジュールするための知識を有していないからである。
加えて、ネットワークレイヤの独立性を与えることができる。検証衝突の1つの考えられる原因は、検証メカニズムの位置である。移動ネットワーク及び実行中のSON機能インスタンスに対して広い視野をもつために、SON検証機能は、DMに存在し、又はOAMアーキテクチャーのNMレベルにも存在する。しかしながら、そのレベルにあることは、検証メカニズムが、ネットワーク内の各実行中のSON機能インスタンスのアクションを瞬時に検証できないようにし、即ち検証衝突の潜在性を生成する。規範的実施形態に基づく方法により与えられる検証衝突解消メカニズムをもつことにより、これは、もはや、問題ではなくなる。
更に、この方法は、SONコーディネータの独立性を与える。ここに紹介するCMアンドゥスケジューリング解決策は、SONコーディネータの利用性に依存しない。SONシステムがSON整合のメカニズムを含まない場合には、既知の問題に対する解決策を依然与えることができる。
更に、近代的な移動ネットワークにおける頑健な検証が可能となる。検証衝突が生じる理由は、ネットワークセル隣接部、即ちハンドオーバーが潜在的に生じるセル隣接部の数が多いことである。移動通信ネットワーク内のセルは、多数の理由で隣接部の数が多くなる。各々の技術において、セルのサイズが収縮し、その結果、隣接セル(ハンドオーバーが可能である他の技術からのセルも含み、即ち、隣接の定義が必要となる)がより多くなる。隣接関係の数が多いことは、セル密度によっても生じる。
更に、最新の最適化ツールとの適合性が可能となる。オフラインの最適化、即ち必要な全てのデータがネットワークから収集されるまで待機し、最適化アルゴリズムを実行し、そしてそれにより生じるCM変化セットをネットワークに手動で配備することは、依然、今日の共通の慣習である。その結果、それらの変化は、SON検証機能により同時に生じると考えられ、これは、検証衝突の潜在性を招く。
実施に関する幾つかの付加的な意見を以下に述べる。規範的実施形態の概略が図6に示されており、これは、図2に示すネットワークに非常に類似しているが、SON検証機能605の幾つかの細部を指摘するものである。そのため、図6は、SON検証機能605の特定の実施に関してのみ実質的に説明する。最後に、SONイネーブル移動ネットワーク600が示されている。PM及びCMデータは、ネットワークから規則的にエクスポートされ、そして利用可能なSON機能602及びSON検証機能605へフィードされる。SON機能は、多数あり、例えば、MRO、MLB、CCO、自動隣接関係(ANR)がある。それらがCM変化を遂行することを望む場合には、それを許可することをSONコーディネータ613に要求する。
展開したCM変化を検出した後に、SON検証機能605は、アクティブとなって、ネットワークに対するそれらの影響を分析する。そのタスクを達成するため、4つのヘルパーコンポーネント、(1)異常レベル査定器640、(2)検出器641、(3)エリア解消器642、及び(4)エリア診断器643を使用する。異常レベル査定器は、正常及び異常のセル重要性能インジケータ(KPI)値間を区別することができる。出力は、KPIの、期待値からのずれを表わすKPI異常レベル644である。エリア解消器は、異常に対して観察されつつある検証エリア645を定義する。検出器は、それら2つのコンポーネントから発生された情報を使用して、所与のエリアの性能が期待値から離れているかどうか発見する。この場合には、性能レポート646がエリア診断器へ転送され、その目的は、体験異常の要因であるCM変化を識別することである。
検証エリアオプチマイザーイニシエータ647の一部分として使用される検証エリア合体解決策は、グラフ彩色理論に基づいて構築される。これは、移動ネットワークをグラフとして描き、そして最小グラフ彩色を適用して、CM設定が安全にアンドゥされるセルのセットを識別する。パラメータOPT_NUMは、グラフの彩色後に彩色数に対応する。要求されたメッセージは、SONコーディネータ及びSON機能インスタンスへ送信される。検証エリアオプチマイザーイニシエータ及び受信者は、運営者(図中のSONマネージメント614)により構成可能であることに注意されたい。
ここに述べた異なる実施形態からの特徴を合成するように本発明を更に改善できることに注意されたい。又、請求項の参照符号が請求の範囲を限定するものと解釈されてはならないことにも注意されたい。
100:ネットワーク
101−105:セル
200:移動無線通信ネットワーク
201:eNodeB
202:SON機能
203−205:SON機能
206、207:SONアルゴリズム
208:検証プロセス
210−212:矢印
213:検証エリアオプチマイザー受信器
214−215:矢印
216:SONマネージメント
217−219:矢印
220−222:データベース
223:プランアッセンブリ
224:矢印
305:SON検証機能
308:検証プロセス
330:検証エリアオプチマイザーイニシエータ
331:矢印
332:検証エリアオプチマイザー受信者
333:イニシエーションメッセージ
334:アシスタンス・レスポンスメッセージ
335:アシスタンス確認メッセージ
336:SON機能インスタンス
337:SONコーディネータ
338:客観的マネージャー
400:ネットワーク
401−404:検証エリア
405:ハードアンドゥエリア
406:ソフトアンドゥエリア
407:矢印
408、409:インパクトエリア
410:矢印
421−428:セル
500:ネットワーク
501−504:検証エリア
505:ハードアンドゥエリア
506:ソフトアンドゥエリア
507:矢印
508、509:インパクトエリア
510:矢印
516:ソフトアンドゥエリア
519:インパクトエリア
521−528:セル
600:移動無線通信ネットワーク
602:SON機能
605:SON検証機能
206、207:SONアルゴリズム
613:検証エリアオプチマイザー受信者
616:SONマネージメント
640:異常レベル査定器
641:検出器
642:エリア解消器
643:エリア診断器
644:KPI異常レベル
645:検証エリア
646:性能レポート
647:検証エリアオプチマイザーイニシエータ

Claims (13)

  1. 移動無線通信ネットワーク(200)の動作を検証する方法において、
    第1のネットワークエンティティ(330)から第2のネットワークエンティティ(332,337)へイニシエーションメッセージ(210,333)を送信し、このイニシエーションメッセージは、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;
    アシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)を受信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージは、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及び
    ACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージ(212,335)を第1のネットワークエンティティ(330)から第2のネットワークエンティティ(332,337)へ送信する;
    ことを含む方法。
  2. 前記イニシエーションメッセージ(210,333)は、更に、対応するアンドゥ要求を取り扱うべき仕方を表わすOPT_NUM区分を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記OPT_NUM区分は、各アンドゥエリア内で衝突を解消するのに必要な最適なタイムスロット数を表わす数字を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記OPT_NUMの最適数は、グラフ彩色理論に基づいて計算されるか、又は制約満足方法により計算される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)は、各アンドゥエリア内で衝突を解消するのに必要な最適なタイムスロット数を表わすOPT_NUM区分を含む、請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. アンドゥエリアを決定し、及び前記イニシエーションメッセージ(210,333)のANDO区分を形成することを更に含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記移動無線通信ネットワーク(200)に対する配備されたCMの変化の影響を分析することを更に含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 移動無線通信ネットワーク(200)の動作を検証する方法において、
    第1のネットワークエンティティ(330)からのイニシエーションメッセージ(210,333)を第2のネットワークエンティティ(332,337)で受信し、このイニシエーションメッセージ(210,333)は、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;
    アシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)を生成及び送信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)は、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及び
    ACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージ(212,335)を第1のネットワークエンティティ(330)から第2のネットワークエンティティ(332,337)で受信する;
    ことを含む方法。
  9. 前記第2のネットワークエンティティ(332)は、SONコーディネータ(337)であり、該SONコーディネータ(337)は、前記ASSISTANCE区分に与えられる情報に基づいてUNDOエリアに対するブロッキングルールを調整する、請求項8に記載の方法。
  10. 移動無線通信ネットワークのための第1のネットワークエンティティ(330)において、
    第2のネットワークエンティティ(332,337)へイニシエーションメッセージ(210,333)を送信し、このイニシエーションメッセージ(210,333)は、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;
    アシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)を受信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)は、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及び
    ACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージ(212,335)を第2のネットワークエンティティ(332,337)へ送信する;
    ように構成された第1のネットワークエンティティ(330)。
  11. 移動無線通信ネットワーク(200)のための第2のネットワークエンティティ(332,337)において、
    第1のネットワークエンティティ(330)からイニシエーションメッセージを受信し、このイニシエーションメッセージ(210,333)は、アンドゥ要求を定義するもので、アンドゥエリアを画成するUNDO区分と、ネットワークへ変化を指示するTRIGERRING_CM区分と、ASSISTANCE区分とを含むものであり;
    アシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)を生成及び送信し、このアシスタンス・レスポンスメッセージ(211,334)は、UNDO区分、及びASSISTED_CM区分を含むものであり;及び
    ACKフラグ及びUNDO区分を含むアシスタンス確認メッセージ(212,335)を第1のネットワークエンティティ(330)から受信する;
    ように構成された第2のネットワークエンティティ(332,337)。
  12. 移動無線通信ネットワークの動作を最適化及び検証するためのコンピュータプログラムにおいて、データプロセッサにより実行されるときに、請求項1から9のいずれか1項に記載の最適化方法を制御し及び/又は実施するよう適応されるコンピュータプログラム。
  13. 移動無線通信ネットワークのセルを分類する方法において、
    動作パラメータの値の変化が移動無線通信ネットワークのセルの振舞いに不規則性を誘起し且つ変化のアンドゥを複数のセルにより遂行すべきであるとの検出に続いて、複数のセルを2つのカテゴリーに分類することを含み、一方のカテゴリーは、そのカテゴリーの全てのセルにおいて同時にアンドゥを遂行できることを指示し、そして他方のカテゴリーは、そのカテゴリーの全てのセルにおいて同時にアンドゥを遂行できないことを指示するものである方法。
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