JP2018507689A5 - - Google Patents

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Claims (90)

  1. TSFXaa1EYWXaa3LLXaa2のアミノ酸配列を含む、又は前記アミノ酸配列からなるペプチドであって、
    Xaa1が、(R)−2−(7’−オクテニル)アラニン若しくはその誘導体であるか、又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくはその誘導体であり、
    Xaa2及びXaa3が、独立して任意の種類のアミノ酸若しくは修飾アミノ酸である、
    前記ペプチド。
  2. Xaa3が、A又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体である、請求項1に記載のペプチド。
  3. Xaa2が、S又はP又は(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体である、請求項1に記載のペプチド。
  4. 第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa2に連結するクロスリンカーを有する、クロスリンクしたペプチドであるか、又は
    第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa3に連結するクロスリンカーを有する、クロスリンクしたペプチドである、
    請求項1に記載のペプチド。
  5. C末端に結合したアミノ酸−ENXaa5を含む配列をさらに含み、その結果、TSFXaa1EYWXaa3LLXaa2ENXaa5が生じる、請求項1〜4のいずれかに記載のペプチドであって、
    Xaa5が、F又はYである、前記ペプチド。
  6. ペプチドのN末端又はC末端が、リンカーに結合し、その結果、細胞膜の完全性を乱さない分子が生じる、請求項1に記載のペプチド。
  7. リンカーが、共有結合リンカーである、請求項6に記載のペプチド。
  8. リンカーが、1〜20アミノ酸長である、請求項7に記載のペプチド。
  9. 共有結合リンカーが、炭化水素リンカー及び疎水性炭化水素リンカーからなる群から選択される、請求項7に記載のペプチド。
  10. 炭化水素リンカーが、Ahx(アミノヘキサン酸)を含む、請求項9に記載のペプチド。
  11. 配列Zが請求項6又は7で定義したリンカーの未結合末端に結合している、請求項6〜10のいずれかに記載のペプチドであって、
    nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10であり、
    Zが、1個の局在した正電荷を有する分子である、前記ペプチド。
  12. が、1又は2又は3である、請求項11に記載のペプチド。
  13. Zが、ブチルアミン、アルギニン[R]、及びリシン[K]からなる群から選択される、請求項11又は12に記載のペプチド。
  14. 請求項11〜13に記載のリンカー及び配列Z が、Ac−KK−Ahx(アセチル化−Lys−Lys−アミノヘキサン酸)又はAc−RRR−Ahx(アセチル化−Arg−Arg−Arg−アミノヘキサン酸)の配列を含む、請求項6〜13のいずれかに記載のペプチド。
  15. 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、及び配列番号10からなる群から選択される配列を含む、請求項1〜14のいずれかに記載のペプチド。
  16. リンカーを含まないペプチドが、4〜15アミノ酸長である、請求項1〜15のいずれかに記載のペプチド。
  17. 1又は2以上のホスホリル基の付加からなる群から選択される翻訳後修飾を受けた、請求項1〜16のいずれかに記載のペプチド。
  18. ヒドロキシル、リン酸、アミン、アミド、硫酸、硫化物、ビオチン部分、炭水化物部分、脂肪酸由来酸基、蛍光部分、発色団部分、放射性同位元素、PEGリンカー、親和性標識、標的化部分、抗体、細胞透過性ペプチド、及び前述のリガンドの組合せからなる群から選択される1又は2以上のリガンドを含むように修飾されている、請求項1〜17のいずれかに記載のペプチド。
  19. ペプチドの7位のWが、独立してF、Cl、Br及びIからなる群から選択される1又は2以上のハロゲンを付加することによって修飾されている、請求項1〜18のいずれかに記載のペプチド。
  20. 1、2、3、4、又は5個のハロゲンを含む、請求項19に記載のペプチド。
  21. 7位のWが、WのC位でのハロゲンの付加によって修飾されており、及び/又は
    Wが、独立してL若しくはD光学異性体である、
    請求項19に記載のペプチド。
  22. ハロゲンがClである、請求項20又は21に記載のペプチド。
  23. 下式を含む、請求項4に記載のペプチド



    又は、下式を含む、請求項4に記載のペプチド


    [式中、
    が−C(OH)CH[T]であり、
    が−CHOH[S]であり、
    がベンジル[F]であり、
    及びR11が独立してH又はC−C10アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキル又はヘテロシクリルアルキルであり、
    が−(CHC(O)OH[E]であり、
    が−CH−フェニル−OH[Y]であり、
    がTrpの側鎖であり、TrpのCは水素若しくはハロゲンによって置換されており、及び/又はTrpは独立してL若しくはD光学異性体であり、
    が任意のアミノ酸の側鎖であり、
    及びR10が−CHCH(CH[L]であり、
    Rがアルキル、アルケニル、アルキニル、[R’−B−R”]であり、そのそれぞれが0〜6個のR12で置換されており、
    R’及びR”が独立してアルキレン、アルケニレン又はアルキニレンであり、
    各R12が独立してハロ、アルキル、OR13、N(R13、SR13、SOR13、SO13、CO13、R13、蛍光部分又は放射性同位元素であり、
    Bが独立してO、S、SO、SO、CO、CO、CONR13であるか、或いは
    各R13が独立してH、アルキル又は治療薬であり、
    nが1〜4の整数である]。
  24. 及びR11が、独立してH又はC−Cアルキルである、請求項23に記載のペプチド。
  25. Rが、Cアルキル、C11アルキル、アルケニル、Cアルケニル、C11アルケニル、直鎖状アルキル、アルケニル、及びアルキニルからなる群から選択される、請求項23に記載のペプチド。
  26. 、R、R、R、R、R、R、R、R10が、請求項13で定義したとおりであり、
    及びR11がHであり、
    RがC11アルケニルである、
    請求項23に記載のペプチド。
  27. TSFXaa1EYWXaa3LLXaa2ENXaa5のアミノ酸配列を含む、又は前記アミノ酸配列からなるペプチドであって、
    Xaa1及びXaa3が、任意の種類のアミノ酸若しくは修飾アミノ酸であり、
    Xaa2が、S又はP又は(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体であり、
    Xaa5が、F又はYである、
    前記ペプチド。
  28. Xaa3が、N又はA、又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体であり、
    Xaa3がNの場合、Xaa1はAではなく、及び/又はXaa2はSではない、
    請求項27に記載のペプチド。
  29. Xaa1が(R)−2−(7’−オクテニル)アラニン若しくはその誘導体であるか、又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくはその誘導体である、請求項27に記載のペプチド。
  30. Xaa3が、A又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体である、請求項28に記載のペプチド。
  31. 第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa2に連結するクロスリンカーを有するクロスリンクしたペプチドであるか、又は
    第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa3に連結するクロスリンカーを有するクロスリンクしたペプチドである、
    請求項27に記載のペプチド。
  32. ペプチドのN末端又はC末端が、リンカーに結合し、その結果、細胞膜の完全性を乱さない分子が生じる、請求項27に記載のペプチド。
  33. リンカーが、共有結合リンカーである、請求項32に記載のペプチド。
  34. リンカーが、1〜20アミノ酸長である、請求項32又は33に記載のペプチド。
  35. 共有結合リンカーが、炭化水素リンカー及び疎水性炭化水素リンカーからなる群から選択される、請求項33に記載のペプチド。
  36. 炭化水素リンカーが、Ahx(アミノヘキサン酸)を含む、請求項35に記載のペプチド。
  37. 配列Zが請求項32〜36のいずれかで定義したリンカーの未結合末端に結合している、請求項32〜36のいずれかに記載のペプチドであって、
    nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10であり、
    Zが、1個の局在した正電荷を有する分子である、前記ペプチド。
  38. が、1又は2又は3である、請求項37に記載のペプチド。
  39. Zが、ブチルアミン、アルギニン[R]、及びリシン[K]からなる群から選択される、請求項37又は38に記載のペプチド。
  40. 請求項37又は38に記載のリンカー及び配列Z が、Ac−KK−Ahx(アセチル化−Lys−Lys−アミノヘキサン酸)又はAc−RRR−Ahx(アセチル化−Arg−Arg−Arg−アミノヘキサン酸)の配列を含む、請求項32〜39のいずれかに記載のペプチド。
  41. 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、及び配列番号10からなる群から選択される配列を含む、請求項27〜40のいずれかに記載のペプチド。
  42. リンカーを含まないペプチドが、4〜15アミノ酸長である、請求項27〜41のいずれかに記載のペプチド。
  43. 1又は2以上のホスホリル基の付加からなる群から選択される翻訳後修飾を受けた、請求項27〜42のいずれかに記載のペプチド。
  44. ヒドロキシル、リン酸、アミン、アミド、硫酸、硫化物、ビオチン部分、炭水化物部分、脂肪酸由来酸基、蛍光部分、発色団部分、放射性同位元素、PEGリンカー、親和性標識、標的化部分、抗体、細胞透過性ペプチド、及び前述のリガンドの組合せからなる群から選択される1又は2以上のリガンドを含むように修飾されている、請求項27〜43のいずれかに記載のペプチド。
  45. ペプチドの7位のWが、独立して、F、Cl、Br及びIからなる群から選択される1又は2以上のハロゲンを付加することによって修飾されている、請求項27〜44のいずれかに記載のペプチド。
  46. 1、2、3、4、又は5個のハロゲンを含む、請求項45に記載のペプチド。
  47. 7位のWが、WのC位でのハロゲンの付加によって修飾されており、及び/又は
    Wが、独立してL若しくはD光学異性体である、
    請求項46に記載のペプチド。
  48. ハロゲンがClである、請求項46又は47に記載のペプチド。
  49. 下式を含む、請求項31に記載のペプチド
    又は下式を含む、請求項31に記載のペプチド
    [式中、
    が−C(OH)CH[T]であり、
    が−CHOH[S]であり、
    がベンジル[F]であり、
    及びR11が独立してH又はC−C10アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキル又はヘテロシクリルアルキルであり、
    が−(CHC(O)OH[E]であり、
    が−CH−フェニル−OH[Y]であり、
    がTrpの側鎖であり、TrpのCは水素若しくはハロゲンによって置換されており、及び/又はTrpは独立してL若しくはD光学異性体であり、
    が独立して任意のアミノ酸の側鎖であり、
    及びR10が−CHCH(CH[L]であり、
    Rがアルキル、アルケニル、アルキニル、[R’−B−R”]であり、そのそれぞれが0〜6個のR13で置換されており、
    R’及びR”が独立してアルキレン、アルケニレン又はアルキニレンであり、
    各R13が独立してハロ、アルキル、OR14、N(R14、SR14、SOR14、SO14、CO14、R14、蛍光部分又は放射性同位元素であり、
    Bが独立してO、S、SO、SO、CO、CO、CONR14であるか、或いは
    各R14が独立してH、アルキル又は治療薬であり、
    nが1〜4の整数であり、
    12が−(CHC(O)OH[E]であり、
    15が−CHC(O)NH[N]であり、
    16が独立してベンジル[F]又は−CH−フェニル−OH[Y]のいずれかである]。
  50. 及びR11が、独立してH又はC−Cアルキルである、請求項49に記載のペプチド。
  51. Rが、Cアルキル、C11アルキル、アルケニル、Cアルケニル、C11アルケニル、直鎖状アルキル、アルケニル、及びアルキニルからなる群から選択される、請求項49に記載のペプチド。
  52. 、R、R、R、R、R、R、R、R10が、請求項6で定義したとおりであり、
    及びR11がHであり、
    RがC11アルケニルである、
    請求項49に記載のペプチド。
  53. TSFXaa1EYW Xaa3LLXaa2のアミノ酸配列を含む、又は前記アミノ酸配列からなるペプチドであって、
    Xaa1、Xaa2及びXaa3が、独立して任意の種類のアミノ酸又は修飾アミノ酸から選択され、
    前記ペプチドのN末端が、リンカーに結合し、その結果、細胞膜の完全性を乱さない分子が生じる、
    前記ペプチド。
  54. Xaa1が(R)−2−(7’−オクテニル)アラニン若しくはその誘導体であるか、又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくはその誘導体である、請求項53に記載のペプチド。
  55. Xaa2が、S又はP又は(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(S)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体である、請求項53に記載のペプチド。
  56. Xaa3が、N又はA、又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体であり、
    Xaa3がNの場合、Xaa1はAではなく、及び/又はXaa2はSではない、
    請求項53に記載のペプチド。
  57. Xaa3が、A又は(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニン若しくは(R)−2−(4’−ペンテニル)アラニンの誘導体である、請求項56に記載のペプチド。
  58. 第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa2に連結するクロスリンカーを有するクロスリンクしたペプチドであるか、又は第1のアミノ酸Xaa1を第2のアミノ酸Xaa3に連結するクロスリンカーを有するクロスリンクしたペプチドである、請求項53に記載のペプチド。
  59. C末端に結合したアミノ酸−ENXaa5を含む配列をさらに含み、その結果、TSFXaa1EYWXaa3LLXaa2ENXaa5が生じる、請求項53〜58のいずれかに記載のペプチドであって、
    Xaa5が、F又はYである、前記ペプチド。
  60. ペプチドのN末端又はC末端が、リンカーに結合し、その結果、細胞膜の完全性を乱さない分子が生じる、請求項53に記載のペプチド。
  61. リンカーが、共有結合リンカーである、請求項60に記載のペプチド。
  62. リンカーが、1〜20アミノ酸長である、請求項60又は61に記載のペプチド。
  63. 共有結合リンカーが、炭化水素リンカー及び疎水性炭化水素リンカーからなる群から選択される、請求項61に記載のペプチド。
  64. 炭化水素リンカーが、Ahx(アミノヘキサン酸)を含む、請求項63に記載のペプチド。
  65. 配列Zが請求項60〜64のいずれかで定義したリンカーの未結合末端に結合している、請求項60〜64のいずれかに記載のペプチドであって、
    nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10であり、
    Zが、1個の局在した正電荷を有する分子である、
    前記ペプチド。
  66. が、1又は2又は3である、請求項65に記載のペプチド。
  67. Zが、ブチルアミン、アルギニン[R]、及びリシン[K]からなる群から選択される、請求項65又は66に記載のペプチド。
  68. 請求項65〜67に記載のリンカー及び配列Z が、Ac−KK−Ahx(アセチル化−Lys−Lys−アミノヘキサン酸)又はAc−RRR−Ahx(アセチル化−Arg−Arg−Arg−アミノヘキサン酸)の配列を含む、請求項60〜67のいずれかに記載のペプチド。
  69. 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、及び配列番号10からなる群から選択される配列を含む、請求項53〜68のいずれかに記載のペプチド。
  70. リンカーを含まないペプチドが、4〜15アミノ酸長である、請求項53〜69のいずれかに記載のペプチド。
  71. 1又は2以上のホスホリル基の付加からなる群から選択される翻訳後修飾を受けた、請求項53〜70のいずれかに記載のペプチド。
  72. ヒドロキシル、リン酸、アミン、アミド、硫酸、硫化物、ビオチン部分、炭水化物部分、脂肪酸由来酸基、蛍光部分、発色団部分、放射性同位元素、PEGリンカー、親和性標識、標的化部分、抗体、細胞透過性ペプチド、及び前述のリガンドの組合せからなる群から選択される1又は2以上のリガンドを含むように修飾されている、請求項53〜71のいずれかに記載のペプチド。
  73. ペプチドの7位のWが、独立してF、Cl、Br及びIからなる群から選択される1又は2以上のハロゲンを付加することによって修飾されている、請求項53〜72のいずれかに記載のペプチド。
  74. 1、2、3、4、又は5個のハロゲンを含む、請求項73に記載のペプチド。
  75. 7位のWが、WのC位のハロゲンの付加によって修飾されており、及び/又は
    Wが、独立してL若しくはD光学異性体である、
    請求項73に記載のペプチド。
  76. ハロゲンがClである、請求項74又は75に記載のペプチド。
  77. 下式を含む、請求項58に記載のペプチド


    又は、下式を含む、請求項58に記載のペプチド
    [式中、
    が−C(OH)CH[T]であり、
    が−CHOH[S]であり、
    がベンジル[F]であり、
    及びR11が独立してH又はC−C10アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキル又はヘテロシクリルアルキルであり、
    が−(CHC(O)OH[E]であり、
    が−CH−フェニル−OH[Y]であり、
    がTrpの側鎖であり、TrpのCは水素若しくはハロゲンによって置換されており、及び/又はTrpは独立してL若しくはD光学異性体であり、
    が任意のアミノ酸の側鎖であり、
    及びR10が−CHCH(CH[L]であり、
    Rがアルキル、アルケニル、アルキニル、[R’−B−R”]であり、そのそれぞれが0〜6個のR12で置換されており、
    R’及びR”が独立してアルキレン、アルケニレン又はアルキニレンであり、
    各R12が独立してハロ、アルキル、OR13、N(R13、SR13、SOR13、SO13、CO13、R13、蛍光部分又は放射性同位元素であり、
    Bが独立してO、S、SO、SO、CO、CO、CONR13であるか、或いは
    各R13が独立してH、アルキル又は治療薬であり、
    nが1〜4の整数である]。
  78. 及びR11が、独立してH又はC−Cアルキルである、請求項77に記載のペプチド。
  79. Rが、Cアルキル、C11アルキル、アルケニル、C11アルケニル、Cアルケニル、直鎖状アルキル、アルケニル、及びアルキニルからなる群から選択される、請求項77に記載のペプチド。
  80. 、R、R、R、R、R、R、R、R10が、請求項13で定義したとおりであり、
    及びR11がHであり、
    RがC11アルケニルである、
    請求項77に記載のペプチド。
  81. 請求項1〜80のいずれかに記載のペプチドをコードする単離された核酸分子。
  82. 請求項81に記載の単離された核酸分子を含むベクター。
  83. 請求項81に記載の核酸分子又は請求項82に記載のベクターを含む宿主細胞。
  84. 請求項1〜80のいずれかに記載のペプチド、請求項81に記載の単離された核酸分子、又は請求項82に記載のベクターを含む医薬組成物。
  85. さらなる治療化合物を含む、請求項84に記載の医薬組成物。
  86. さらなる治療化合物がアポトーシス促進化合物である、請求項85に記載の医薬組成物。
  87. 請求項1〜80のいずれかに記載のペプチド又は請求項81に記載の単離された核酸分子又は請求項82に記載したベクターを含む、が治療又は予防
  88. 1又は2以上のさらなる治療薬が併用される、請求項87に記載の治療剤又は予防剤であって、
    前記併用が、前記治療剤又は予防剤との同時、連続又は別々投与である、前記治療剤又は予防剤
  89. がんが、胃がん、結腸がん、肺がん、乳がん、膀胱がん、神経芽細胞腫、黒色腫及び白血病からなる群から選択される、請求項87又は88に記載の治療剤又は予防剤
  90. 53欠損腫瘍細胞を有する腫瘍若しくはがんを引き起こす変異を含むp53遺伝子を有する腫瘍を含むがんに罹患又は罹患していることが疑われる患者に投与される、請求項87〜89のいずれかに記載の治療剤又は予防剤
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