JP2018506919A - 宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム - Google Patents

宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステムが開示される。ネットワークシステムは、地上アクセスポイント、複数の地球静止通信衛星、および複数の通信可能に結合された地球低軌道データストレージ衛星を含む。地上アクセスポイントは、地球静止通信衛星とのリンクまたは通信を確立し、地球静止通信衛星は、リンクまたは通信内に含まれた情報を記憶するためにそのリンクまたは通信を地球低軌道データストレージ衛星へ中継する。地上アクセスポイントは、リンクまたは通信を地球低軌道データストレージ衛星へ中継し、リンクまたは通信内に記憶された情報の取り出しをリクエストする地球静止通信衛星とのリンクまたは通信も確立できる。いずれの地球低軌道データストレージ衛星も、通信カップリングを通じて任意の他の地球低軌道データストレージ衛星からデータにアクセスできる。開示されるネットワークは、地球上のどこからでも迅速かつ安全にアクセスできる。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2015年2月3日出願の「スカイクラウド自律的電子データストレージおよび情報配信ネットワークシステム」と題する、米国特許仮出願第62/111,600号の優先権の利益を主張する。
技術分野
本文書は、一般に、ストレージネットワークに関する。本出願は、より詳しくは、データを軌道衛星内で遠隔的にホスティングするクラウドストレージネットワークおよびそれらの使用に関する。
長年にわたって、コンピュータは、サイズ、速度、および性能が向上し、ユーザが作成、アクセスおよび記憶するデータの量は、指数関数的に増大した。従来のバックアップソリューションは、データをテープ・バックアップのようなローカルストレージ媒体へ周期的にコピーするが、かかるソリューションは、リモートアクセシビリティを保有せず、デバイス故障に対して脆弱なことがある。高速インターネット・アクセスおよびモバイルコンピューティングの創出に伴って、データを遠隔的に記憶およびバックアップする需要が急速に増加した。ユーザ(組織を含む)は、ますます彼らのデータ、およびアプリケーションさえもリモートデータサーバ上に記憶して、彼らのデータおよびアプリケーションに遠隔的にアクセスしている。リモートデータストレージ・プロバイダは、長期間にわたってデータを確実に記憶しなければならず、多くのユーザは、迅速に任意のロケーションから彼らのデータにアクセスすることを望む。
クラウドコンピューティングは、アプリケーションプログラムのようなコンピューティングリソースおよびファイルストレージがインターネットもしくは何か他のネットワークを通じて遠隔的にホスティングされ、アクセスされるネットワークシステムである。今日のクラウドストレージネットワークは、世界中に位置するデータセンターへ電子データを転送して記憶し、それらのセンターから電子データを取り出すために有線および無線接続を用いる。ネットワークアクセスの過半数が土地および電力が高価な都市圏において生じ、一方で大部分のデータセンターは、土地および電力が安価な地方に位置し、データが多くのジャンクションおよびアクセスポイントを通じて数千キロメートルの電線を伝わるにつれて追加的な遅延をもたらす。有線および無線ネットワークの所有者は、アクセス料金を請求し、ユーザおよびサービスをスロットリングできて、さらにセキュリティリスクさえ作り出しうる。加えて、今日のクラウドストレージネットワークを有効にするためにはユーザが有線または無線ネットワークのカバレッジエリア内にいなければならず、リモートまたは未知のロケーションでのアクセスを困難あるいは不可能にする。
地上のデータセンターは、構造物、高信頼性電源、高信頼性高速通信アクセシビリティ、冷却および物理的セキュリティを含むインフラストラクチャーを必要とする。データセンター・ロケーションがユーザを望まれない管轄またはセキュリティリスクにさらすかもしれず、地理的なデータストレージ・ロケーションに関する政府の制約は、データアクセスに対する複雑な規則を提示する。データセンターにおける物理的侵入または局所的災害は、データ喪失、不正アクセス、またはサービス中断をもたらしうるであろう。インターネットに接続されたクラウドストレージネットワークは、このネットワークが、本来、複数のサーバおよび第3者ネットワークを通じてアクセス可能なため、追加的なリスクを提示し、その中に記憶された電子データを不正アクセス、ハッキングの試み、および電子セキュリティ違反にさらす。
従って、本発明者らは、最新のデータセンターの地理的およびインフラストラクチャー要件のない改善されたリモートデータストレージ・ネットワークが必要なことを認識した。
それゆえに、世界中のどこからでも迅速、確実、かつ安全にアクセスできる新しい改善されたリモートデータストレージ・ネットワークが継続的に必要である。
独自に設計された宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム(「衛星クラウドネットワーク」)の様々な態様が開示される。衛星クラウドネットワークは、データを一連のストレージ衛星内で遠隔的に記憶するように構成され、これらのストレージ衛星は、データを記憶し、取り出して、その情報を惑星の表面へ、または他の衛星へ通信することができる。衛星は、任意の軌道内の気球、小型飛行船、飛行機、空輸ドローン、ジェット機、グライダー、船、宇宙船、宇宙ステーション、惑星ステーション、または従来型衛星を含めて任意の船艇またはボディであってもよい。一態様において、衛星クラウドネットワークは、複数の相互に通信するデータストレージ衛星を含み、これらのデータストレージ衛星は、それぞれがデータを記憶するように構成され、それぞれが通信ネットワーク(例えば、レーザ通信または高周波通信)を通じて他のデータストレージ衛星へデータを送り、またはそれからデータを取り出すことが可能である。ユーザは、いずれか1つのデータストレージ衛星によって確立された通信リンクを通じて、任意のデータストレージ衛星上のデータにアクセスできる。一態様において、データストレージ衛星は、地球低軌道(例えば、地球表面の上方160キロメートルと2000キロメートルとの間の軌道)を占有してもよい。一態様において、アクセスポイント(本例では地上アクセスポイント、しかし、本発明は、いずれかの天体、衛星もしくは船艇上の任意のアクセスポイントでも機能するであろう)は、地球同期通信衛星(または、任意の軌道もしくは位置における任意の中間衛星)へデータを送信し、それらからデータを取り出し、通信衛星は、ストレージ衛星へデータを送信し、またはそれらからデータを取り出す。この構成は、通信衛星がデータを複数のストレージ衛星へ再送信する間に地上アクセスポイントが通信衛星との連続的な接続を維持することを可能にする。他の態様では、地上アクセスポイントが複数の相互に通信するデータストレージ衛星と直接に通信できるであろう。
一態様において、各ストレージ衛星は、電力システム、1つ以上の通信アレイ、1つ以上のデータストレージ要素、および制御システムを含むであろう。
電力システムは、1つ以上の電池に電気的に結合された1つ以上の電源(例えば、ソーラーパネル、熱ハーベスティング、原子核融合、原子核分裂、化学的腐敗、または自由電子収集システム)を備える。ソーラーパネルは、衛星に電力を供給し、電池を充電するために太陽エネルギーを収集できる。電池は、惑星または他の物体によって衛星が太陽光線から遮られたときにバックアップ電力を提供する。一態様において、ストレージ衛星は、吸収されるエネルギーを増加または減少させるためにソーラーパネルを開閉する、あるいは、ソーラーパネルを光源の方へ向けるかまたは光源から逸らすことが可能なロボティックスおよび電子命令を含む。地球の陰に入る前またはそこから出た直後にはエネルギー吸収を増加させることが有益であろう。加えて、電池がフル充電に近いか、または衛星が熱エネルギーを低減する必要があるときにはエネルギー吸収を減少させることが有益であろう。
通信アレイは、他のストレージ衛星と通信することが可能な無線通信システム(例えば、レーザ通信リンク、マイクロ波リレー、または高周波送信)を含むことができる。一様態において、各ストレージ衛星の通信アレイは、直前の先頭ストレージ衛星および直後の後続ストレージ衛星の通信アレイと常に通信を行う。これらのストレージ衛星は、連続的なネットワークを作り出すことができて、いずれかのストレージ衛星がネットワーク内の任意の他のストレージ衛星へデータおよび命令を送り、またはそれからデータおよび命令を取り出すことを許容する。別の態様では、各ストレージ衛星は、ネットワークの信頼性および性能を向上させるために、前の2つ以上の衛星および後ろの2つ以上の衛星と通信することが追加的に可能である。ストレージ衛星は、代わりの軌道面または軌道半径内のストレージ衛星またはリレー衛星と通信することもできる。一態様において、通信アレイは、1つ以上の通信衛星に対してデータおよび命令を追加的に送り、取り出すことができ、1つ以上の通信衛星は、アクセスポイントに対してデータおよび命令を送り、取り出す。別の実施形態では、通信アレイは、アクセスポイントに対して直接にデータおよび命令を送り、取り出すことができる。
データストレージ要素は、電力システムによって電力を供給され、プロセッサを通じて通信アレイへ結合される。データストレージ要素は、磁気ハードドライブ、フラッシュメモリ、3D NANDメモリ、および/またはホログラフィックメモリを備えることができる。一態様において、単一のストレージ衛星のデータストレージ要素は、1〜5ペタバイトの間のデータを記憶することが可能である。バイト、キロバイト、メガバイト、ギガバイト、テラバイト、ペタバイトおよびそれ以上当たりの価格および体積は、経時的に減少する。他の実施形態では、5ペタバイト超と著しく増加したストレージをもつストレージ衛星が好ましいことがありうる。他の実施形態では、(例えば、単一の企業サーバ、または限られたストレージ期間が意図された衛星のためには)1ペタバイト未満の衛星が好ましいことがある。データストレージ要素は、打ち上げの間の圧力および振動、宇宙の真空における極端な温度および圧力、ならびに/または惑星大気外の放射線曝露を弱めるために特別に構成されて取り付けられてもよい。磁気ハードドライブは、真空中の動作を可能にするために気圧を正常に保ち、シールされてもよい。いくつかの態様では、データストレージ要素は、強い放射の期間中に損傷を最小限に抑えるためにストレージ要素への書き込みを一時停止するか、または完全にパワーダウンしてもよい。無効もしくは一時停止した記録期間中に受信された任意の命令またはデータは、発信元のストレージ衛星へ戻されてもよく、または別のストレージ衛星へ向けられてもよい。命令またはデータが通信衛星もしくはリレー衛星から受信されたのであれば、これらの命令またはデータは、記録のために代わりのストレージ衛星へ向けられるであろう。データストレージ要素は、さらに、低電力またはアイドルモードに入ってもよい。低電力またはアイドルモードは、電力消費量を節約する、熱を減少させるか、または低トラフィック期間中にデータストレージ要素のうちのいくつかを無効にするために有益なことがある。データストレージ要素は、放射干渉を最小限に抑えるために遮蔽されてもよい。データストレージ要素は、任意の破損ビットを反転させるか、または書き換えるための能力を含んでもよい。データストレージ要素は、モジュール式、交換可能か、または拡張可能であってもよい。データストレージ要素は、データを安全にバックアップするために、データをストレージ衛星内またはストレージ衛星間の複数のロケーション上に冗長に記憶してもよい。いくつかのケースでは、通信アレイにおいて別のストレージ衛星から受信された命令がプロセッサをバイパスして、記録されることになるデータストレージ要素へ直接に行ってもよい。
1つ以上のプロセッサは、パーシステントおよび/またはノンパーシステントメモリに接続されて、電力システム、通信アレイ、およびデータストレージ要素の動作を制御する。複数のストレージ衛星が複雑な処理に関する計算を一緒に扱うために処理電力を貯えることができる。プロセッサまたはデータストレージ要素は、データを保護するため、およびストレージを最適化するための暗号化および/または重複排除命令を含んでもよい。プロセッサは、データストレージ要素にアクセスを提供する前に、アクセスポイント・クレデンシャルをチェックして、アクセスポイントがデータを送るか、または取り出すことを認可されていることを確かめる認可システムも含んでもよい。
一態様において、ストレージ衛星は、ストレージ衛星が軌道減衰を自己修正し、ネットワーク内への他のストレージ衛星の追加または削除を最適化するために衛星間距離を調整できるように、位置決定システム、および誘導もしくは推進システムを含むことができるであろう。
一態様において、ストレージ衛星は、ストレージ衛星の性能、信頼性、および存続を向上させるための放射線および熱遮蔽ならびに他の構造および支持要素を含む。有益な支持要素の一例は、衛星の軌道中への打ち上げの振動または推力の影響を最小限に抑えるための緩衝システムであろう。別の有益な構造要素は、不要な熱吸収を最小限に抑えるための鏡面を含むことができるであろう。いくつかの実施形態において、ストレージ衛星は、真空における熱吸収および放熱を最適化するための熱管理システムを用いて構成され、そのような寸法に形作られる。太陽曝露および電子要素は、真空中においても、熱を生成し、宇宙の真空中では伝導および対流がほぼ存在せず、従って、衛星は、熱エネルギーの分散および放射による散逸を操作することを通じて熱エネルギーを最適化しなければならず、この熱管理は、加熱された要素からのエネルギー捕捉、いくつかの表面上の表面積(例えば、ヒートシンク)の増大、および/または、長引く太陽曝露に起因するストレージ衛星のいずれかの側の過熱を回避するための衛星回転を含んでもよい。
いくつかの態様では、ストレージ衛星は、ストレージ衛星のセキュリティおよびサバイバビリティを向上させるための近接性検出、衝突検出、温度検出、および/または放射線検出も含んでもよい。一態様において、ストレージ衛星は、自己破壊および/または自己消去要素を含んでもよく、これらの要素が爆薬、電磁パルス、メモリ・イジェクタおよび/またはメモリ・ワイプ要素を含んでもよい。自己破壊および/または自己消去要素は、不正アクセスが検出される場合、もしくはストレージ衛星が顕著な衝突、軌道減衰を経験するか、または退役されることがスケジュールされている場合にアクティブ化されてよい。
一態様において、ストレージ衛星は、すべてが単一の軌道面を占有する。この面は、惑星の赤道とアラインされるか、または赤道に対して任意の傾きを有することができるであろう。別の態様では、複数のストレージ衛星が2つ以上の軌道面へ意図的に分けられ、惑星のカバレージを増加させて、単一の物体が一連の衝突を通じてネットワーク全体を無効にしかねない機会を減少させる。ストレージ衛星の各軌道面がそれ自体の連続的な独立したネットワークループを形成してもよく、またはより大きいネットワークを形成するために複数の軌道面が織り合わされてもよい。
地球の上方の距離は、衛星が安定な軌道を維持するために必要な速度を決定し、最も低い軌道は、安定な軌道内で運動エネルギーが位置エネルギーと釣り合うために最も高い速度を必要とする。地球の湾曲が低い軌道での遠い衛星間の通信を妨げることになるので、地球の上方の距離が衛星間の連続的な通信を提供するために必要な衛星の最小数も決定する。ストレージ衛星のための軌道半径が大きいほど、少ない衛星が必要とされるであろう。しかしながら、ある一定の高さでは、衛星軌道は、電子機器、特に電子データストレージに損傷を与えかねない、ヴァン・アレン放射帯中を走行することになる。内側ヴァン・アレン放射帯は、地球の中心の上方およそ4,500から7,600マイル(概略7,300から12,400)まで(または、地球表面の上方600マイルから3,700マイルまで(概略7,300と12,700キロメートルとの間))に概略ドーナッツ状に広がる強い放射の領域である。外側ヴァン・アレン帯は、地球の中心の上方およそ12,000から41,000マイルまでに広がる強い放射の領域であり、ピーク強度は、地球表面の上方20,000と30,000マイルとの間にある。地球同期(または地球静止)軌道は、地球の中心から26,199マイル(または、平均海水面の上方22,236マイル)のおよその軌道半径を必要とし、地球の周りの最も強い放射領域中を走行する。強い放射は、地球同期軌道衛星上の電子機器に著しい否定的な影響を与えかねず、かなりの遮蔽が必要とされ、これが質量および打ち上げコストを増加させる。
一態様において、ストレージ衛星は、地球低軌道内で地球を周回する。ある特定の態様では、6つのストレージ衛星が地球表面の上方500マイルの距離において地球を周回する。この半径は、内側ヴァン・アレン放射帯の内側にあり、それゆえに大部分の太陽放射から遮蔽される。この軌道においては、6つのストレージ衛星が地球の周りにストレージ衛星の連続的な通信ループを形成することが可能である。別の態様では、2つの冗長なストレージ衛星を伴う、8つのストレージ衛星が地球表面の上方500マイルの距離において地球を周回する。これら8つのストレージ衛星が地球同期通信衛星へデータおよび命令を送信し、それらからデータおよび命令を取り出して、次には地球同期通信衛星が地上アクセスポイントへデータおよび命令を送信し、それらからデータおよび命令を取り出す。他の態様は、より多数またはより少数のストレージ衛星を備えて、他の複数の軌道半径を占有する。他の実施形態では、地球表面と内側ヴァン・アレン放射帯の内側境界との間の任意の他の軌道半径を選ぶことが望ましいかもしれない。さらに別の実施形態では、内側ヴァン・アレン帯の外側境界と外側ヴァン・アレン放射帯の内側境界との間の軌道半径を選ぶことが望ましいかもしれない。データストレージは、放射、特に電子放射によって破損しかねず、従って、前の実施形態のいずれも、内側ヴァン・アレン帯の内側あるいは内側ヴァン・アレン帯と外側ヴァン・アレン帯との間の比較的低放射の領域を利用できるであろう。
別の態様は、ストレージ衛星に追加的なコネクティビティおよび安定性を提供する複数のリレー衛星を組み込む。リレー衛星は、通信アレイを含み、ストレージ衛星と同様に機能しうるが、データストレージ能力をほとんどまたはまったくもたない。リレー衛星は、より少ないコンポーネントを含むため、本質的により小さく、軽くて、軌道中へ打ち上げるのにより安価である。あるネットワークは、わずか1つのストレージ衛星によって機能することができ、先の例における他のストレージ衛星は、ネットワークチェーンを完成させることが可能なリレー(または「孫娘」)衛星によって置き換えられるであろう。
さらに別の態様は、地球同期軌道内のストレージ衛星の連続的なネットワークを含む。より多くの衛星が優れた安定性およびスループットを提供してもよいが、地球の赤道の周りを周回するわずか3つの静止衛星が連続的な通信ネットワークを形成できるであろう。
特定の態様および実施形態が具体的に記載されるが、容易に理解されるべきは、本発明から逸脱することなく、先または以下の態様のいずれか、または任意の態様、実施形態、特許請求の範囲または説明に関して記載される要素のいずれかが組み合わされてもよいことである。
本明細書に開示されるシステムの利益は、周回する衛星のグローバル・アクセシビリティおよび極度の分離に基づく。衛星のネットワーク内で電子データストレージおよび転送ネットワークをホスティングすることは、グローバル・アクセシビリティ、制限されない地理、自由な電力源、有線もしくは無線サービスプロバイダの制約からの自由、ならびに管轄または不正アクセスの懸念の解消を含めて、最新のデータセンターに影響を及ぼすいくつかの制限を除去する。
有線ネットワークは、ユーザとインターネットまたは専用線/ケーブル・アクセスポイントとの間に途切れない物理的ケーブルを必要とし、ケーブルは、確立されたインフラストラクチャーを必要とする。現在の無線ネットワークは、見通し線接続を必要とするか、あるいはサービスタワーまたはステーションから限られた半径のみをカバーする。見通し線は、地形、地球の湾曲、建物、および大気干渉によってしばしば損なわれる。たとえ限られた数の衛星を用いたとしても、地球表面上の任意の地点から衛星クラウドネットワークにアクセスすることができ、追加の衛星がカバレージ、ストレージ能力、および接続を改善するであろう。地上アクセスポイントは、地球同期軌道衛星または非地球同期軌道(例えば、地球低軌道、楕円軌道など)衛星と通信することができる。
地上データセンターは、リース、抵当、固定資産税、環境報酬経費、およびデータセンターに電力を供給し冷却するためのかなりの光熱費を含めて、著しいリカーリング・コストを負担する。宇宙は、いずれの政府または機関によっても所有されず、従って、唯一のリカーリング・コストは、保守および修理に関係する。加えて、各衛星には衛星のソーラーパネルで吸収された太陽エネルギーまたは他の独立した電源によって自由かつ十分に電力を供給できる。いくつの実施形態では、衛星は、ソーラーアレイを開閉し、吸収パネルを太陽または別の光源の方へ向けるかまたはそれから逸らすことを含めて、太陽エネルギー吸収を最適化するためのロボティックスおよびプログラミングを含む。衛星は、地球または他の物体が太陽の光線を遮る期間中に衛星が機能し続けることを可能にする、収集されたソーラーパネルを蓄積するための電池を含んでもよい。いくつかの実施形態では、衛星は、過熱を最小限に抑えるために、電池が所定の閾値を超えて充電されたときにはソーラーパネルを閉じるか、または太陽から逸らすように角度を調整することが可能である。
衛星および宇宙船は、従来の国境および管轄の埒外にあり、国際条約で合意された範囲内においてのみ政府の管轄および監督の対象となる。現在、宇宙条約によれば、各国は、宇宙におけるその政府および非政府宇宙船の両方について管轄権を保有する。プライバシー保護がより厳格な国からの衛星の登録または打ち上げは、衛星に対する国の管轄権を維持してもよく、衛星プロバイダがデータ・プライバシーについて最適な国を選択することを許容する。このように、宇宙に記憶されたデータは、より立ち入った領域管轄から保護されて、召喚状のリスクを除くであろう。加えて、従来の国境の外部の衛星が地球上のいくつかの地理では記憶できないであろうデータを記憶する資格を有してもよい。例えば、欧州連合は、欧州市民の個人データを取り扱う任意のサービスまたはクラウドプロバイダに対して厳格な保護、基準、および委任可能性を要求する法律を制定した、そして、この法律の重要な効果は、プライバシー保護が不十分ないくつかの管轄では欧州人の個人データを記憶できないことである。然るべき国の法律の下で動作する軌道衛星クラウドネットワークは、個人データ・プライバシー要件に安全に準拠できるであろう。加えて、衛星クラウドネットワークは、個人データ・プライバシーを維持するために、制約されたデータへのアクセスを承認された地上管轄内においてのみ制約する地理的な制限を含むことができるであろう。ハッカーに対する電子セキュリティおよび政府の侵入からの法的保護に加えて、衛星は、一旦打ち上げられると任意のタイプの侵入に対して本質的に安全である。いずれの地上データセンターのセキュリティシステムも、地球表面の上方100キロメートル超の宇宙の真空中を毎秒数千メートルで走行することによって提供される保護には匹敵しえない。
衛星クラウドネットワークは、いずれの専用線からも完全に分離されており、それゆえに、旧来の政府認可による独占または歴史的投資に由来して、サービスプロバイダおよびネットワーク所有者によって適用される料金、スロットリング、コンテンツブロッキング、またはコンテンツプロモーションには束縛されない。地上アクセスポイントをもつユーザは、情報をいずれかの外部ネットワークを通じて中継することなく、彼の通信アレイ(例えば、アンテナ、サテライト・ディッシュ、またはレーザ通信)を衛星の方へ向けることができる。適切に集束された通信ビームを用いて送信する地上アクセスポイントは、情報を意図された衛星へ送ることができて、妨害のリスクを解消する。同様に適切に集束された通信ビームを用いて送信する衛星は、妨害のリスクなしに情報を意図された地上アクセスポイントへ送ることができる。
いくつかの実施形態では、衛星クラウドネットワークは、インタ―ネットから接続されずに完全に独立に動作してもよい。衛星クラウドネットワークは、インターネットと相互接続されないため、ハッカーおよび認可されないユーザからの不正アクセスのリスクを著しく低減する。暗号化、ユーザ認証トークン、認可されたアクセスポイント、地理的制約、および他のセキュリティプロトコルと組み合わせて、衛星クラウドネットワークは、電子データの保護の向上を必要とするエンドユーザに完全に安全な宇宙ベースのクラウドストレージネットワークを提供する。
一実施形態において、衛星クラウドネットワークは、地球低軌道内(地球表面の上方160キロメートルと2000キロメートルとの間)を走行するいくつかのストレージ衛星を備える。多くの実施形態では軌道衛星が考察されるが、本発明から逸脱することなく、準軌道要素、例えば、気球、小型飛行船、飛行船、飛行機、船、静止データセンター、またはそれらの任意の組み合わせに依存する同様のネットワークが組み込まれてもよいことが当業者には明らかなはずである。各ストレージ衛星は、前の衛星およびその後ろの衛星と通信を行い、各衛星をリング状に接続する連続的なロープまたはリングを作り出す。たとえ1つの衛星が稼動を停止しても、すべての残りのストレージ衛星がデータを反対方向へ送ることによって依然としてネットワーク通信を行う。追加的または冗長な衛星は、ネットワークシステムのフレキシビリティおよびサバイバビリティも増加させることができる。
すべてのストレージ衛星が単一の軌道面を占有する衛星クラウドネットワークの第1の実施形態を表したものである。 2つの軌道面間に分けられた複数のストレージ衛星を図示する衛星クラウドネットワークの第2の実施形態を表したものである。
本発明を説明するが、それを限定することは意図されない、図面を参照して特徴、態様および利点が以下に記載される。図面中、同様の参照文字は、同様の実施形態を通じて一貫して対応する特徴を示す。
図1および2は、宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム(「衛星クラウドネットワーク」または「SkyCloud」の択一的な実施形態を示す。
図1は、単一の軌道面(ORB1)を占有する複数の衛星を図示する衛星クラウドネットワークの実施形態を示す。幾つもの衛星(SAT1、SAT3、SAT4、SAT5、SAT6、SAT7、SAT8)の位置の説明図であり、これらの衛星は、地球、または任意の他の天体(CB1:celestial body)の上方および周りを周回するかおよび/またはその上方で静止している間に、いつでも宇宙ベースのクラウドストレージおよびクラウドネットワーキング・コネクティビティを提供するために、CB1の上方の任意の高度における軌道内で一緒に無線で通信しつつ軌道面ORB1上に位置する。
様々な船艇間の稲妻記号は、無線で相互接続された地上ステーション送信機器(GES1およびGES2)、飛行船および通信衛星(ST1)のフリートの種々の要素と、電子データストレージ・メモリ要素またはバンクを含んだストレージ衛星(SAT3、SAT4、SAT5、SAT6、SAT7)との間の双方向性通信リンクを示す。各要素は、無線で相互接続された衛星および/または地上アクセスポイントもしくは地上ステーション送信機器(GES1および/またはGES2)のネットワークを通じて、CB1上のどこかまたはフリートの任意の他の要素への記憶、取り出し、および配分のために電子データを安全に送信する。受信信号を単に反射または増幅してすぐに再ブルードキャストする従来の受動型もしくは能動型通信衛星とは異なり、ストレージ衛星(SAT3、SAT4、SAT5、SAT6、SAT7)は、信号から抽出されたデータを含んだファイルをストレージ衛星内の電子データストレージ要素へ記録する。(ファイルが意図的に削除または交換されるまで)いつでもそのファイルを衛星クラウドネットワーク内の任意の認可された位置からリクエストして取り出すことができる。ストレージ衛星は、信号からのファイルを一旦記録すると、処理されたファイルを作成するために重複排除、圧縮、および/または暗号化のような追加のタスクを行ってもよい。ストレージ衛星は、次に、冗長データ・バックアップを提供するために、処理されたファイルをネットワーク内の少なくとも1つの他の衛星へ送信するであろう。他の実施形態では、ストレージ衛星は、ファイルを処理せず、受信された通りのファイルを冗長データ・バックアップとして送信するであろう。ファイルにアクセスするためのその後のリクエストがファイルのコピーを含んだ各衛星によって同時に応えられてもよい。ファイルは、記憶および迅速な送信のために小さいファイルに分けられて、リクエスト側端末で再組立てされてもよい。
衛星クラウドネットワークは、電子データを集束され、暗号化された無線通信を通じて送るか、および/または取り出すことを許容する前に、GES1およびGES2と関連付けられたユーザを認証することができる。データは、少なくとも1つのコンピュータ、モバイルデバイス、または電子データ記録デバイス(REC1およびREC2)へ、またはそれらから無線および/または有線接続を介して送信されることができる。
暗号化された電子データは、S1、S2、S17およびS18のうちの少なくとも1つの無線信号を用いて、GES1および/またはGES2へ/から任意の利用可能な衛星SAT1、SAT3、SAT4、SAT5、SAT6、SAT7またはSAT8へ送信されて、記憶および取り出しのために、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S17、S18、S19、S20、S21およびS22のうちの少なくとも1つの無線信号を介して、宇宙ベースのクラウドストレージおよびクラウドネットワーキング・システムへ無線で相互接続された幾つもの衛星(単数または複数)、飛行船(単数または複数)またはエンドユーザへ配分される。
SAT3およびSAT7外に及ぶ衛星間無線信号S23およびS24は、天体(CB1)の上、上方または周りのどこかに位置するエンドユーザにサービスを提供するために連続的な衛星クラウドネットワークを形成する他の衛星(図示されない)への接続を示す。
電子データを衛星クラウドネットワーク内の任意の他の地点へ、および/またはCB1上に地上ステーション送信機器をもつ任意の認可されたエンドユーザへ配分するために、ネットワーク・アーキテクチャ、デバイス、プロトコル、手順、システム、暗号化、多要素認証、対電波妨害および干渉軽減技術、ならびに無線衛星間および地上リンクが利用される。
図2は、第1の軌道面(ORB1)内を周回する複数のストレージ衛星と、第2の軌道面(ORB2)内を周回する複数のストレージ衛星とを図示する宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステムの実施形態を示す。各々の軌道面内の衛星が無線で一緒に通信して、天体CB1の上方の任意の高度における複数の軌道(ORB1およびORB2)からいつでもメッシュ状コネクティビティを形成するように構成されてもよい。このアーキテクチャは、各々が様々な地理的地域に位置するエンドユーザへ/から、ならびに他の衛星および飛行船(単数または複数)へ/から電子データを安全に送信する無線信号S26、S27、S28、S29、S30、S31およびS32を通じて、ORB2上の電子データストレージおよび通信衛星の冗長(バックアップ)フリートと通信しているORB1上の電子データストレージおよび通信衛星の主要フリートを図示する。
代わりの実施形態(示されない)では、各軌道面が互いにまったく独立に機能して、複数の独立した自己完結型衛星クラウドネットワークを完成させてもよい。軍の部門のような一定の事業は、不正アクセスに影響されない、非公開、専用で、完全に安全な衛星クラウドネットワークを所望するであろう。
宇宙ベースのクラウドストレージネットワーク上に記憶された、暗号化された電子データが任意のエンドユーザによって様々な地理的および空中ロケーションから取り出されて、複数のセキュリティキーを通じて認可されてもよい。システムのクラウドストレージおよびネットワーキング機能の一部として、無線で相互接続されたシステムの任意の適用可能な部分を用いてエンドユーザがいずれかの種類の電子データを互いに送ることもできる。
すべての衛星宇宙船/飛行船は、地面(すなわち、地球および/または任意の他の天体)の上方の軌道内にあり、衛星間のクロスリンクされた(メッシュ状の)電子データの送信、次には、エンドユーザへ/からの送信は、自律的で安全な双方向性メッシュ状クラウドストレージネットワークの一部としての光レーザ通信リンクおよび/または高周波通信リンクを用いて発生する。
本提案のシステムは、宇宙ベースのクラウドストレージおよびクラウドネットワーキング・サービスの一部としてSkyCloudエンドユーザに属する電子データをセーブする、送る、受信する、記憶する、リフレッシュするか、および/または取り出す目的で彼ら自身の電子データがSkyCloudデータストレージ・ネットワークシステムヘ/から安全に送信されることを許容する。
SkyCloudネットワークは、インターネットまたは任意の他の公衆ネットワークからエンドユーザごとに自律的なままであるための能力を有するであろう。SkyCloudエンドユーザの電子データは、SkyCloudエンドユーザの通信送信機器におけるSkyCloudのストレージ・プロトコル、構成、手順、アーキテクチャおよび高度に安全なハードウェア符号化暗号を用いて、地面上方の軌道内の母衛星および娘衛星上で冗長に送信され、記憶されて、複製される(バックアップされる)。
記憶される電子データは、SkyCloudネットワークの彼らの部分(単数または複数)へのエントリに必要とされる安全な多要素認証キーおよびバイオメトリック・プロトコルを所有するエンドユーザに対してのみ利用可能である。記憶される電子データは、SkyCloudエンドユーザのデータをサイトダイバーシティおよび複数の暗号化された無線パスウェイ/信号を通じて冗長に保護するような方法でも意図的に記憶される。各SkyCloudエンドユーザは、SkyCloudネットワークシステム上のエンドユーザの電子データの所有権および制御を安全かつ冗長に維持するためにユニークに識別される。任意のSkyCloudエンドユーザによって直面される管轄分離要件に関する事項では、任意のSkyCloudエンドユーザに属する電子データストレージが、いずれの意図されないネットワーク(単数または複数)への曝露もなしに、エンドユーザによって許容された領域および/または管轄のみへ分離されるであろう。
記憶された電子データは、高周波および/または光レーザ送信を介して当該SkyCloudエンドユーザの地理的地域にわたってサービスカバレージを有する母衛星(単数または複数)と無線で通信するために、SkyCloudエンドユーザへ/から通信送信機器端末を用いて安全に送信される。母衛星(単数または複数)は、様々な地域においてSkyCloudエンドユーザにサービスを提供するために地面上方の軌道内で利用可能であろう。地面上方の軌道内の娘衛星(単数または複数)は、様々な地域においてSkyCloudエンドユーザへサービスを提供する能力に加えて、SkyCloudエンドユーザの電子データの収集、取り出し、記憶およびバックアップのために用いられるであろう。SkyCloudネットワークシステムは、追加のエンドユーザならびに地面上方の軌道内の幾つもの追加の母衛星および娘衛星をモジュール式に収容するために拡大できるように設計される。
加えて、SkyCloudシステムは、保護システム属性、例えば、安全な対電波妨害を増強するための暗号化、高速周波数ホッピング、狭ビーム・ポインティングおよび分離ならびに光レーザ送信変調と、任意の認可されない当事者(単数または複数)へのアクセスおよび/または任意の画定された地理的地域(例えば、市または地方)へのアクセスを制約するための干渉軽減能力とを提供するための技術を採用するように設計される。
SkyCloudの特許で保護されたストレージ・プロトコル、手順、衛星アーキテクチャ、ネットワーク管理および通信システムは、電子データを母衛星へ/から安全に記憶、バッファリング、および/または転送し、それを任意の誤りについて修正して、次にそれを記憶、冗長バックアップ、および取り出しのために娘衛星へ/から幾つもの母衛星、娘衛星および/または飛行船へ送信するために利用される。冗長で安全なバックアップを追加する目的で母衛星と娘衛星との間に確立された光レーザおよび/または高周波無線通信リンクを介して電子データが地面上方の軌道内の娘衛星間でさらに送信される。
メモリチップアレイの寿命を維持するため、電力消費量を節約するため、ならびに不必要な放射線曝露を回避するために、衛星上のアドレス指定されたメモリアレイは、エンドユーザが、ネットワークを用いて電子データを送るかもしくは取り出すため、および/または、アーカイビングおよび/または将来の取り出しの目的でネットワーク上に電子データを記憶するためにSkyCloudシステムにアクセスし始めたときに、アイドル状態からアクティブ状態へ変動するようにアクティブに管理されるであろう。
電子データは、母衛星および/または娘衛星のカバレージが存在する、地球、またはいずれかの天体上の任意の地域からエンドユーザによって非公開かつ安全にアクセスされてもよく、この電子データは、次に地面上方の軌道内の幾つもの母衛星および娘衛星へ/からの送信に利用可能となるであろう。SkyCloudエンドユーザは、母衛星および/または娘衛星と記憶、送信、バックアップおよび取り出しの目的で直接に非公開で通信することができ、彼らは、SkyCloudシステムを他のSkyCloudエンドユーザへの安全な電子データ、電子メール、情報およびメッセージ配信のための自律的双方向性ネットワークとして用いるための能力も有する。
母衛星(単数または複数)および娘衛星(単数または複数)は、地面上方を周回し、光レーザおよび/または高周波無線通信リンクを用い、かつ安全な送信を最適化するために対応する標的化/追跡機器を用いて、電子データを他の母衛星および娘衛星へ/から安全に送信する。
電子データをSkyCloudエンドユーザから収集して、それを母衛星および娘衛星へ/から転送するためのプロセスは、完全に安全、非公開で、自律的に管理され、任意のインターネットまたは公衆電子データネットワークから独立しているようにセットアップされる。
より多くの電子データストレージ能力が所望され、または必要となるにつれて、追加の母衛星および娘衛星をSkyCloudネットワークシステム中へのシームレスな一体化のために構築して、軌道内に配置することができる。
母衛星および娘衛星のナビゲーションおよびフリート管理は、地理的に望ましいところに配置されたテレメトリ、追跡および制御(「TT&C:Telemetry, Tracking and Control」)ステーションによって行われる。TT&C機能は、電子データストレージ・ネットワーク管理機能を制御しない。むしろ、これらは、SkyCloudネットワーク制御センターによって無線で制御される。娘衛星TT&Cモニタリングおよびリクエストを地上から任意の娘衛星へ直接に送信できて、次には娘衛星がSkyCloudネットワークに無線で接続された任意の他の娘衛星へTT&C送信を中継することができる。SkyCloudネットワークが地上から娘衛星(単数または複数)へ適宜無線で中継される任意の母衛星への無線リンクを介して間接的に娘衛星TT&C送信を受け取ることもできる。
SkyCloudネットワーク制御センターの裁量で、いずれの地上ベースの通信ステーションからの補助も必要なしに、母衛星および娘衛星間で自律的にSkyCloud衛星ネットワーク全体に対する非公開電子データストレージ・ネットワークプロトコル、手順、ソフトウェアおよび安全な暗号の管理を行うことができる。
SkyCloudエンドユーザは、彼ら自身の非公開の記録された電子データをSkyCloudネットワークシステムにおける任意の母衛星および/または娘衛星へ/から、任意の他の認可されたSkyCloudエンドユーザへ/から安全に送り/受信する(例えば、電子データが地上ベースの電子データストレージ・センターへ/から、または同じエンドユーザ事業内の異なるエンドユーザ・ロケーションへ/から送られるなどの)ための安全な多要因管理キーおよび権利を発生させることを可能にされる。データセキュリティの追加のために、SkyCloudエンドユーザは、彼らのデータがSkyCloudネットワークシステムへ送信されて記憶されるにつれて、そのデータが消去されるようにするための能力を有することになろう。
対電波妨害、干渉軽減、狭ビーム・ポインティング/分離、光レーザ送信変調、高速周波数ホッピングおよびハードウェア暗号キーは、高信頼性、安全かつ自律的な送信を提供するために、娘衛星(単数または複数)と通信している母衛星(単数または複数)のユニークなアーキテクチャに組み込まれる特徴である。
主要および冗長(バックアップされた)データストレージのためのSkyCloudプロトコルは、すべてのデータをデータが元々記録された当該衛星とは異なる母衛星(単数または複数)および/または娘衛星(単数または複数)上に複製するように構成されるであろう。これは、娘衛星の損失または故障の場合に決定的に重要なデータの損失を回避するためのサイトダイバーシティを強化する。
ある娘衛星へのスペースデブリ損傷が永存して同じ軌道面上の他の娘衛星に損傷を与えるリスクを低減/制限するために、SkyCloud娘衛星が2つの異なる軌道面上に留まりつつ無線で相互接続されたままであるように構成できる。主要記憶データを1つの軌道内の娘衛星上に、冗長(バックアップされた)記憶データを別の/分離した軌道面内の娘衛星上に配置することによって、軌道デブリによる偶発的な衝撃がSkyCloudネットワーク上に記憶されたすべての電子データの破壊を永続的にもたらすリスクが著しく最小限に抑えられる。
宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム(以下、「SkyCloud」は、クラウドストレージおよび電子データストレージのネットワーキング・サービス提供、ならびに任意の所望の地理的地域(単数または複数)におけるSkyCloudエンドユーザへの電子データ情報の配信を可能にするために、空および/または宇宙において地面上方の軌道内のどこかに配置された衛星宇宙船(すなわち、気球、小型飛行船、飛行機、空輸ドローン、ジェット機、グライダー、宇宙船、および宇宙および惑星ベースのステーション、コロニーならびに独立モジュール)の専用コンステレーションを採用するであろう。SkyCloudは、任意の他のネットワークとのいずれの接続またはインタラクションからも自律的で独立したままであることができる完全に宇宙ベースおよび/または空ベースのハイスループット・データストレージ、転送ならびに取り出しネットワークである。
地面上方の軌道内のSkyCloudマスター通信衛星宇宙船/飛行船(以下、「母衛星(単数または複数)」)は、任意の所望の地理的領域に位置するSkyCloudエンドユーザへ安全な通信を介して管理された双方向性電子データストレージ・ネットワークサービスを提供するための遠距離通信機器および電子データストレージ・メモリバンク能力を保有するであろう。
地面上方の任意の利用可能な軌道または高度において電子データのストレージ、取り出しおよび転送に主として専用の(例えば、任意の高度、地球静止、楕円、太陽同期、極、中間、および/または地球低軌道(単数または複数)において飛行する)SkyCloud衛星宇宙船/飛行船(以下、娘衛星(単数または複数))は、いずれかの母衛星を介してSkyCloudエンドユーザによって送信された電子データの記録、収集および取り出しためのデータメモリストレージ施設として役立つために、光レーザおよび/または高周波送信リンクを介していずれかのアクセス可能な母衛星と通信するであろう。
各母衛星は、光レーザ通信リンクを介して、および/または、認可された国連統治機関、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunications Union)によって使用について承認された、任意の承認無線周波数(すなわち、Xバンド、Kuバンド、Kaバンド、Vバンド、Wバンド、Qバンド、Cバンド、Lバンド、Sバンド、または任意の他のITU認識周波数)を介してエンドユーザと通信するであろう。
SkyCloudエンドユーザは、電子データを記憶するか、および/または冗長にバックアップするために、いずれかのアクセス可能なSkyCloud衛星および/または飛行船へ向けられた様々な遠距離通信機器端末を用い、無線双方向性高周波および/または光レーザ通信送信を通じてSkyCloud衛星宇宙船/飛行船と非公開で通信するであろう。
各娘衛星に記憶された電子データは、転送、収集および/または取り出しのために、無線光レーザおよび/または高周波通信リンクを介して一緒に相互接続された1つ以上の娘衛星(単数または複数)および/または母衛星(単数または複数)によって利用可能であろう。
SkyCloudエンドユーザによるいずれかの母衛星との非公開で安全な通信は、特許で保護されたSkyCloud電子データストレージ・アルゴリズムおよびプロトコルと、SkyCloudエンドユーザとの両方によって完全に暗号化されるであろう。電子データは、いずれかの天体上に位置するSkyCloudエンドユーザへ/から、次に母衛星へ/から、そして次に娘衛星へ/から送信されるであろう。SkyCloudネットワークにおけるすべての無線通信は、安全なシステムデータアクセス許可(単数または複数)/認可(単数または複数)によって発生するであろう。
SkyCloudは、あらゆる認可されない通信システムおよびネットワークを独立にバイパスし、それらから自律的なままであろう。SkyCloudは、それゆえに、完全に自己完結型の宇宙ベースおよび/または空ベースの電子データ・クラウドストレージ・ネットワークシステムを提供するであろう。
電子データストレージおよび配分方法として、SkyCloudエンドユーザによってそのように所望されるならば、このネットワークシステム上に記憶されたSkyCloudエンドユーザの電子データの任意の部分が任意の他の認可されたSkyCloudエンドユーザ(単数または複数)と共有されてもよい。SkyCloudエンドユーザは、地上ベースのインターネット施設および/または通信ケーブルのような代わりのネットワークの使用を回避するために、SkyCloudネットワークシステムと直接に通信するための能力を有するであろう。SkyCloudエンドユーザは、SkyCloud衛星宇宙船および/または飛行船と直接に非公開で通信するであろう、そして、彼らは、ソフトウェアアプリケーション、例えば、SQL、オラクルデータベースおよびSAP、ならびに他のSkyCloudエンドユーザへのビデオ、資金移動、電子メールおよびメッセージ配信アプリケーションの使用を容易にする、安全なデータ転送のための非公開の双方向性ネットワークとしてSkyCloudシステムを用いるための能力も有するであろう。
クラウドストレージネットワーク内で利用可能なSkyCloud電子データストレージ・メモリ容量をモジュール式に拡張するために、追加の娘衛星を軌道内に配置して、母衛星、娘衛星およびエンドユーザの既存のネットワークに収容することができる。各追加の娘衛星には、新しい電子ストレージ・メモリバンク容量、およびネットワーク内でエンドユーザと通信する母衛星および他の娘衛星との通信に必要とされるような他の機器(例えばルータ、プロセッサ、コントローラ、ソフトウェアなど)が載せられるであろう。
各娘衛星には、ナビゲーション用測位のための衛星テレメトリ、追跡および制御(TT&C)送信機器と、任意のTT&Cコマンド、情報および/または命令を送る/受信するための天体への直接通信リンクを用いる送信リンク、あるいは、任意の母衛星(単数または複数)へ/から、および/または、任意の他の娘衛星(単数または複数)と無線で間接的に通信することによる送信リンクのための光レーザおよび/または高周波通信機器とが装備されるであろう。
自律的に高信頼性で冗長な自己完結型電子データ・クラウド通信およびストレージ・ネットワークシステムを作り出すために、各母衛星は、他の母衛星および複数の娘衛星を同時に追跡して高周波送信するか、ならびに/またはそれらと光学的にレーザ・リンクするための能力を有し、各娘衛星は、母衛星および他の娘衛星を同時に追跡して高周波送信するか、ならびに/またはそれらと光学的にレーザ・リンクするための能力を有するであろう。
連続的で途切れない双方向性通信ネットワーク回路/リングを世界中に形成するために、無線通信リンクを介して(すなわち、高周波および/または光レーザを用いて)娘衛星を互いに相互接続できる。これは、SkyCloudを特定の方向に遮断しかねない衛星故障の場合に、リングを逆方向にトラバースするように電子データを送信させることによって、任意の娘衛星(単数または複数)へのリンクを容易にするであろう。いずれかの娘衛星が何かの理由で利用できない場合には、幾つもの代わりに利用可能な方向/経路において確立され、利用可能な衛星通信クロスリンクを介して残りの娘衛星にアクセスすることができる。
宇宙ベースのクラウドストレージおよびクラウドネットワーキング・システムを容易にして提供すべく母衛星(単数または複数)および娘衛星(単数または複数)上に配置される電子データストレージ機器は、幾つものハードドライブ(単数または複数)、シリコンベース・フラッシュメモリデバイス、3D NANDフラッシュメモリデバイス、ホログラフィックメモリデバイス、信号プロセッサ、デジタルプロセッサ、ルータ、コントローラ、ソフトウェア、ならびに安全、ロバストかつハイスループットのクラウドストレージおよびクラウドネットワーキング・システム(以下、「メモリシステム」)を提供するために必要とされる最先端技術およびエレクトロニクスならびにそれらの組み合わせからなるであろう。
SkyCloudネットワークにおいて関連するコントローラおよびルータに用いられるソフトウェアおよびエレクトロニクスは、重複排除ならびに圧縮の独立したプロセスを通じて電子データメモリシステムのストレージ容量を倍化し、増加させるであろう。
異なる娘衛星および/または飛行船上の冗長(バックアップ)電子データストレージからの主要電子データストレージの分離および保護は、スペースデブリもしくは他の物体からの偶発的な損傷の回避にとって重要であろう。このことは、単一の統合されたメッシュ状通信ネットワークをいずれかの天体の上方に維持するために、これらの娘衛星を地面上方の分離した異なる軌道面上に置き、無線で(すなわち、高周波および/または光レーザを用いて)相互接続された衛星クロスリンクを用いることによって達成されるであろう。
管轄分離要件に関する事項では、任意のSkyCloudエンドユーザに属する電子データストレージが、いずれの意図されないネットワークへの曝露もなしに、エンドユーザによって許容された地域および/または管轄のみへ分離されるであろう。SkyCloudネットワークは、ネットワーク(単数または複数)上に記憶された任意の電子データの意図的および/または非意図的なピアリングおよび/または受信を、エンドユーザによって指示される通り、いずれの管轄上許容されない領域でも不適格とするための能力を有するであろう。
衛星ネットワークは、ネットワークのより高いデータ冗長性、ルーティング速度、スループットおよびメッシングを達成すべくネットワーク上で利用可能な無線衛星間接続の数を増すために、地上または地面上方の母衛星(単数または複数)、他の娘衛星(単数または複数)、および/またはエンドユーザへ高周波および/またはレーザ通信を用いて電子データをバッファ、ルーティングならびに通信するための技術的能力のみを含む簡易なリレー衛星も含むことができる(以下、「孫娘衛星(単数または複数)」)。
先の実装および様態は、主として、データストレージ要素を地球低軌道周回ストレージ衛星に組み込み、アクセスポイントが地球静止通信衛星を通じて地球低軌道周回ストレージ衛星と通信するのを許容することを考察したが、理解されるべきは、衛星およびストレージ要素の異なる構成を組み込んだネットワークを本発明の趣旨から逸脱することなく機能するように構成できるであろうということである。1つの代わりの実施形態は、データストレージ要素を地球静止衛星に直接に組み込み、地上ユーザがデータストレージ衛星に直接アクセスすることを可能にするであろう。かかる構成は、地球の地球同期軌道半径における強力なヴァン・アレン放射帯に起因して、データストレージ要素を取り囲む追加の遮蔽を必要とするであろう、しかしながら、同じ懸念がすべての天体について正しいわけではないであろう。例えば、月を周回する月同期軌道衛星は、かかる厳しい放射帯を通過せず、(ヴァン・アレン帯が地球に近い物体に与える放射線の遮蔽効果を除く高信頼性性能に必要とされる遮蔽以外に)追加の遮蔽を必要としないであろう。かかる衛星クラウドネットワークを多くの構成において追加の衛星とともに本発明の趣旨から逸脱することなく機能するように構成できるであろう。かかる衛星クラウドネットワークは、アクセスポイントがストレージ衛星と直接に通信するか、または中間通信衛星を通じて通信するかに係らず同様の利益を提供するであろう。同様に、理解されるべきは、地球を周回するデータストレージ衛星のネットワークに関する構成および教示、これらの教示が、従来型軌道衛星に加えて、他の物体、例えば、気球、小型飛行船、飛行機、空輸ドローン、ジェット機、グライダー、船、宇宙船、宇宙ステーション、惑星ステーションなどに容易に適用できることである。例えば、軌道通信衛星は、海に浮遊しているかまたは沈んでいるデータセンターと通信できるであろう。いくつかの実施形態では、衛星クラウドネットワークがより多いかまたは少ない衛星、より大きいかまたは小さい軌道半径、より多いかまたは少ない軌道面、異なるタイプの衛星、複数の独立したネットワーク、代わりの通信システム、センサまたはセキュリティ手段を含むように構成できるであろう。
本明細書では様々な態様および実装がある一定の好ましい実施形態、実装、ならびに例の文脈で開示されたが、本発明が具体的に開示された実施形態を越えて他の代わりの実施形態および/または発明の態様の使用ならびにそれらの明白な修正および均等物に及ぶことが当業者によって理解されよう。加えて、本態様のいくつかのバリエーションが指摘されたが、当業者には、それらの範囲内にある、他の修正が本開示に基づいてすぐに分かるであろう。同様に理解されるべきは、この開示の範囲が、開示される主題の様々な特徴、実装および動作のモード、ならびに態様が互いに組み合わされても置き換えられてもよい、本明細書に開示される実施形態の具体的な特徴および態様の様々な組み合わせまたは部分的組合せを含むことである。従って、意図されるのは、本明細書に開示される本発明の範囲が特定の開示される実施形態または先に記載された実装によって限定されるべきではなく、特許請求の範囲を公正に読むことによってのみ決定されるべきであるということである。
同様に、本開示の方法がいずれの請求項もその請求項に明示的に列挙されたものより多くの特徴を必要とするという意図を反映すると解釈されるべきではない。むしろ、添付される特許請求の範囲が反映するように、発明の態様は、先に開示されたいずれか1つの実施形態のすべてよりは少ない特徴の組み合わせのうちにある。従って、添付される特許請求の範囲が本明細書ではこの詳細な記載に明示的に組み込まれ、各請求項が個別の実施形態として自立している。

Claims (67)

  1. 宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステムであって、前記システムは、
    地球上に位置するアクセス端末であって、ファイルを送信するように構成された少なくとも1つの端末通信アレイを含む、アクセス端末と、
    電力システムと、前記アクセス端末から前記ファイルを受信するように構成された少なくとも1つの第1の衛星通信アレイとを含んだ第1のストレージ衛星であって、前記少なくとも1つの第1の衛星通信アレイは、第1のプロセッサを通じて少なくとも1つの第1のデータストレージ要素へ通信可能に結合され、前記少なくとも1つの第1のデータストレージ要素は、前記ファイルを前記第1のデータストレージ要素へ記録するように構成され、前記少なくとも1つの第1の衛星通信アレイは、前記ファイルを送信するように構成された、第1のストレージ衛星と、
    を備える宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  2. 電力システムと、前記第1のストレージ衛星から前記ファイルを受信するように構成された少なくとも1つの第2の衛星通信アレイとを含んだ第2のストレージ衛星をさらに備え、前記少なくとも1つの第2の衛星通信アレイは、第2のプロセッサを通じて少なくとも1つの第2のデータストレージ要素へ通信可能に結合され、前記少なくとも1つの第2のデータストレージ要素は、前記ファイルを前記第2のデータストレージ要素へ記録するように構成された、請求項1に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  3. ストレージ衛星の完全な通信ネットワークをさらに備える、請求項1〜2のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  4. 各々がファイルを前記ストレージ衛星へ送信することが可能な、追加のアクセス端末をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  5. 宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステムであって、前記システムは、
    各々が少なくとも1つのデータストレージ要素を含んだ複数のストレージ衛星と、
    外部ソースからファイルを受信して、前記ファイルをストレージのためにストレージ衛星へ送信するように構成された通信衛星と、
    を備え、
    前記ストレージ衛星は、前記ファイルをデータストレージ要素へ記録する
    宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  6. 前記ストレージ衛星は、前記ファイルを少なくとも第2のストレージ衛星上に冗長に記録されるように再送信するように構成された、請求項5に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  7. 前記複数のストレージ衛星の各々は、2つの最近接のストレージ衛星と通信するように構成された、請求項5〜6のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  8. 第2のストレージ衛星は、第1のストレージ衛星から受信された前記ファイルを第3のストレージ衛星へリレー送信するように構成された、請求項5〜7のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  9. 前記複数のストレージ衛星は、ファイルを一連のリレー送信を通じて任意のストレージ衛星から任意の他の衛星へ送信できるように構成および配置された、請求項5〜8のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  10. 前記通信衛星は、ファイルを第1のストレージ衛星からリクエストするように構成され、前記第1のストレージ衛星は、前記ファイルを一連のリレー送信を通じて任意の他のストレージ衛星から取り出すように構成された、請求項5〜9のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  11. 前記通信衛星は、前記ファイルを第1のストレージ衛星へ送信するように構成され、前記第1のストレージ衛星は、前記ファイルを一連のリレー送信を通じて任意の他のストレージ衛星へ送信するように構成された、請求項5〜10のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  12. 前記通信衛星は、前記ファイルを複数のファイル断片に分けるように構成され、前記ファイル断片の各々は、少なくとも2つのストレージ衛星へ冗長に記録される、請求項5〜11のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  13. 各ストレージ衛星は、他のストレージ衛星のみおよび前記通信衛星と直接に通信するように構成された、請求項5〜12のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  14. 前記通信衛星に最近接の前記ストレージ衛星のみが前記通信衛星と通信する、請求項5〜13のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  15. 前記通信衛星は、地球同期軌道を占有するように構成され、前記複数のストレージ衛星は、地球低軌道を占有するように構成された、請求項5〜14のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  16. 前記複数のストレージ衛星は、少なくとも2つの軌道面へ分割された、請求項5〜15のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  17. 各ファイルが各軌道面の少なくとも1つのストレージ衛星に冗長に記憶される、請求項5〜16のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  18. 前記複数のストレージ衛星は、地球表面の上方およそ700〜900キロメートルの地球低軌道を占有するように構成された、請求項5〜17のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  19. 6つ以上のストレージ衛星を備える、請求項5〜18のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  20. 複数のストレージ衛星を備える衛星データネットワークであって、各ストレージ衛星は、
    電源と前記電源から受け取ったエネルギーを貯蔵することが可能なエネルギー貯蔵コンポーネントとを備える電力システムと、
    前記電力システムによって電力を供給されたデータストレージ要素と、
    前記電力システムによって電力を供給され、前記衛星データネットワーク内の他のストレージ衛星と通信するために構成された通信アレイであって、前記通信アレイは、ストレージ衛星ではない認可された外部衛星と通信するように追加的に構成された、通信アレイと、
    前記電力システムによって電力を供給され、前記通信アレイおよび前記データストレージ要素と結合されたプロセッサであって、前記プロセッサは、前記データストレージ要素へのファイルの記録および前記データストレージ要素からのファイルの取り出しを処理するように構成され、前記プロセッサは、前記通信アレイから受信されるか、または前記通信アレイへ送られる信号を処理するように追加的に構成された、プロセッサと、
    を備え、
    前記ストレージ衛星は、連続したストレージ衛星間のリレーの連続的なループを通じて互いに通信可能に結合された、
    衛星データネットワーク。
  21. 前記複数のストレージ衛星の前記プロセッサは、データを前記ストレージ衛星間で配分するために一緒に機能する、請求項20に記載の衛星データネットワーク。
  22. ファイル・リクエストを前記認可された外部衛星から受信したストレージ衛星は、前記ファイル・リクエストに応じて、任意の他のストレージ衛星からリレーの前記連続的なループを通じてファイルまたはファイルの部分を取り出すことができる、請求項20〜21のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  23. ファイル・リクエストを前記認可された外部衛星から受信したストレージ衛星は、前記ファイル・リクエストに応じて、リレーの前記連続的なループの各方向から同時にファイルまたはファイルの部分を取り出すことができる、請求項20〜22のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  24. 前記ファイルは、前記データストレージ要素へ記録される前に重複排除される、請求項20〜23のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  25. 前記ファイルは、それらが前記データストレージ要素から取り出された後、かつそれらが認可された外部衛星へ送信される前に二重にされる、請求項20〜24のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  26. 前記データストレージ要素は、ホログラフィックメモリを備える、請求項20〜25のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  27. 前記データストレージ要素は、3D NANDメモリを備える、請求項20〜26のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  28. 前記データストレージ要素は、放射線遮蔽によって取り囲まれた、請求項20〜27のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  29. 前記データストレージ要素の各ビットは、放射干渉後に修正するために独立にリセットできる、請求項20〜28のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  30. 前記複数のストレージ衛星は、地球表面の上方およそ700〜900キロメートルの地球低軌道を占有するように構成された、請求項20〜29のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  31. 少なくとも6つのストレージ衛星を備える、請求項20〜30のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  32. 2つの軌道面の各々に少なくとも4つのストレージ衛星を備える、請求項20〜31のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  33. 前記通信アレイは、レーザ通信リンクを備える、請求項20〜32のいずれか一項に記載の衛星データネットワーク。
  34. 宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステムであって、前記システムは、
    少なくとも1つの通信衛星であって、
    第1の電源と前記第1の電源から受け取ったエネルギーを貯蔵することが可能な第1のエネルギー貯蔵コンポーネントとを備える第1の電力システム、
    前記第1の電力システムによって電力を供給され、地上ベースの通信ステーションと通信するために構成された第1の通信アレイ、
    前記第1の電力システムによって電力を供給された第2の通信アレイ、および
    前記第1の電力システムによって電力を供給され、前記第1および第2の通信アレイに結合されたプロセッサ
    を備える、少なくとも1つの通信衛星と、
    複数のストレージ衛星であって、各ストレージ衛星は、
    第2の電源と前記第2の電源から受け取ったエネルギーを貯蔵することが可能な第2のエネルギー貯蔵コンポーネントとを備える第2の電力システム、
    前記第2の電力システムによって電力を供給され、前記通信衛星の前記第2の通信アレイと他のストレージ衛星の第3の通信アレイとの両方に結合された前記第3の通信アレイ、
    前記第2の電力システムによって電力を供給された少なくとも1つのデータストレージ要素、および
    前記第2の電力システムによって電力を供給され、前記第3の通信アレイおよび前記少なくとも1つのデータストレージ要素に結合されたプロセッサであって、前記プロセッサは、前記第3の通信アレイによって受信されたアップロードからのデータを前記少なくとも1つのデータストレージ要素へ記録し、前記第3の通信アレイによって受信されたデータ・リクエストに応じて、データを前記少なくとも1つのデータストレージ要素から取り出すように構成された、プロセッサ
    を備える、
    複数のストレージ衛星と、
    を備える、宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  35. 前記複数のストレージ衛星は、地球低軌道を占有して、その内で動作するように構成された、請求項34に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  36. 前記複数の通信衛星は、地球同期軌道を占有して、その内で動作するように構成された、請求項34〜35のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  37. 前記複数のストレージ衛星は、地球表面の上方およそ700〜900キロメートルの地球低軌道を占有するように構成された、請求項34〜36のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  38. 少なくとも6つのストレージ衛星を備える、請求項34〜37のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  39. 前記ストレージ衛星は、連続したストレージ衛星間のリレーの連続的なループを通じて互いに通信可能に結合された、請求項34〜38のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  40. ファイル・リクエストを前記通信衛星から受信したストレージ衛星は、前記ファイル・リクエストに応じて、任意の他のストレージ衛星からリレーの前記連続的なループを通じてファイルまたはファイルの部分を取り出すことができる、請求項34〜39のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  41. ファイル・リクエストを前記通信衛星から受信したストレージ衛星は、前記ファイル・リクエストに応じて、リレーの前記連続的なループの各方向から同時にファイルまたはファイルの部分を取り出すことができる、請求項34〜40のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  42. 前記ファイルは、前記データストレージ要素へ記録される前に重複排除される、請求項34〜41のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  43. 前記ファイルは、それらが前記データストレージ要素から取り出された後、かつそれらが前記第3の通信アレイを通じて前記通信衛星へ送信される前に二重にされる、請求項34〜42のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  44. 前記第2のデータストレージ要素は、ホログラフィックメモリを備える、請求項34〜43のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  45. 前記データストレージ要素は、3D NANDメモリを備える、請求項34〜44のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  46. 前記データストレージ要素は、放射線遮蔽によって取り囲まれた、請求項34〜45のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  47. 前記データストレージ要素の各ビットは、放射干渉後に修正するために独立にリセットできる、請求項34〜46のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  48. 前記通信アレイは、レーザ通信リンクを備える、請求項34〜47のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  49. ネットワーク内のエンドユーザおよび衛星へ/からの電子データの送信、収集、ストレージ、バックアップ、取り出し、転送およびアクセスのための通信機器を採用して、エンドユーザへ/からの任意の種類の電子データの双方向性で安全な無線配信および受信を同時に提供し、確立するステップをさらに備える、請求項34〜48のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  50. 宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークへ/からの高信頼性ハイスループット電子データ送信、配分およびストレージを保証するための電子データ誤り修正およびネットワーク・ルーティングをさらに備える、請求項34〜49のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  51. ネットワークへ/から記憶され、送信された電子データを入力し、安全に管理するための認可用の暗号化プロトコルおよび技術と条件付きエンドユーザ・アクセスと多要素認証キーとをさらに備える、請求項34〜50のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  52. 地球、または任意の他の天体の周りのクラウドストレージ、コンピューティングおよびネットワーキング用に途切れない連続的に相互接続された無線ネットワーク回路を作り出すために宇宙または空において任意の指定された高度に必要とされる幾つもの相互接続された衛星の配備をさらに備える、請求項34〜51のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  53. ネットワークへ接続された少なくとも1つ以上の衛星によって独立、直接、知的かつ安全に行われる自律的な宇宙ベースのストレージネットワーク管理をさらに備える、請求項34〜52のいずれか一項に記載の宇宙ベース電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  54. すべての衛星が、ネットワーク管理ならびにネットワーク内の衛星のテレメトリ、追跡および管理(TT&C)の目的で地上ベースの通信ステーション機器と無線で相互接続するために順次かつ連続的に利用可能になるようにするためのいずれか1つの無線で相互接続された衛星を通じての地上ベースのネットワーク管理(すなわち、ネットワーク内のすべての無線で相互接続された衛星のソフトウェアアップロード、アップデーティング、修復、解析、最適化、アクセスおよびモニタリングを伴うネットワーク管理)(以下、「ネットワーク管理」)をさらに備える、請求項34〜53のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  55. ネットワーク内の衛星間の自律的ネットワーク管理をさらに備える、請求項34〜54のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  56. ネットワークの他のエンドユーザまたはネットワーク内の衛星と必要に応じて電子データを中継、取り出し、アップデート、記憶または交換するために無線で相互接続された衛星を用いた、任意の他の所望のエンドユーザ・ロケーションへ/からの電子データのエンドユーザによって制御および管理された双方向性ネットワーク送信、冗長バックアップ、取り出しおよび転送をさらに備える、請求項34〜55のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  57. 電子データ送信ストリームのネットワークへ/からのストレージ、冗長バックアップ、伝送、配信および/または取り出しの目的での他の衛星への転送または中継のためのバッファリング用に前記衛星内に電子データストレージ・メモリバンクをさらに備える、請求項34〜56のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  58. ネットワークを用いてクラウドストレージ、クラウドコンピューティングおよびクラウドネットワーキング・サービスを可能にする電子データのハイスループット無線通信を提供すべく、地球、または任意の他の天体の上もしくは上方に位置するエンドユーザと通信する高周波および/または光通信送信デバイスならびにシステムを介して実装され、相互接続されるような、無線で一緒に相互接続して、統合され、相互接続されたクラウドストレージ通信ネットワークを形成するために、地球、または任意の他の天体の上方の宇宙および/または空の任意の利用可能な高度において任意の軌道経路/面上に位置する、静止あるいは移動している、幾つもの衛星をさらに備える、請求項34〜57のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  59. ネットワークを備えるすべてのシステム、デバイス、手順およびプロトコルの性能および機能性を動的、連続的かつ安全に有効にし、提供し、維持し、保護して実証するためのプロトコル、技術、デバイス、実施、命令および特徴をさらに備える、請求項34〜58のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  60. 無線対電波妨害および干渉軽減セキュリティ機能をネットワークに提供する高速高周波ホッピング技術をさらに備える、請求項34〜59のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  61. 無線対電波妨害および干渉軽減セキュリティ機能をネットワーク内に提供する狭高周波送信ビーム分離技術をさらに備える、請求項34〜60のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  62. 無線対電波妨害および干渉軽減セキュリティ機能をネットワーク内に提供するハードウェアおよびソフトウェアベースのセキュリティ暗号化技術をさらに備える、請求項34〜61のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  63. 対電波妨害および干渉軽減セキュリティ機能をネットワーク内に提供する光レーザ送信変調技術をさらに備える、請求項34〜62のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  64. ネットワークへ/から記憶され、送信された電子データへの不正アクセスを防止し、それによってネットワーク内の任意の衛星とのまたはそれらの間の安全な無線通信を容易にするために、エンドユーザのアルファニューメリックおよびバイオメトリック識別情報の任意の組み合わせを多要素エンドユーザ生成暗号キーとともに用いて無線送信セキュリティ・レイヤを確立するように設計され、前記エンドユーザの通信送信機器内に一体化された、ハードウェアおよびソフトウェアベースのセキュリティ暗号をさらに備える、請求項34〜63のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  65. 電子データがネットワーク内の任意の衛星へ/から誤りなく送信されるにつれて、エンドユーザがそれを自動的または随意的に消去することを可能にするステップをさらに備える、請求項34〜64のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  66. 宇宙デブリまたは物体がネットワーク内のいずれか1つの衛星と衝突するか、またはそれを損傷し、それによって追加の宇宙デブリを生成して、より早く移動するデブリの永続的な伝搬から同じ面/経路上の隣接した衛星にさらなる壊滅的な損傷をもたらすのを軽減するために、冗長に記憶された電子データから主要電子データを分離して、ネットワーク内の電子データストレージ・サイトダイバーシティを確立すべくそれをストレージのために同じ軌道面/経路上の異なる衛星へ、および/または別個の軌道面/経路上の異なる衛星へ送信および/または転送することによって、宇宙デブリまたは物体によるネットワークへの偶発的損傷からの壊滅的および/または永続的な損失リスクの低下を確立するステップをさらに備える、請求項34〜65のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
  67. ネットワーク内に記憶された特定の電子データと関連付けられたエンドユーザがネットワークにアクセスするためにログインし始めたときに前記ストレージ・メモリバンクをより高い電力モード/状態へ自動的にアクティブ化するため、および前記電子データストレージ・メモリバンクを宇宙で運ばれる放射線への曝露から安全かつ無損傷に維持するため、ならびに前記放射線曝露の間にそれをより低電力のアイドルモード/状態に維持することによって前記電子データストレージ・メモリバンクの使用可能な寿命を保護するための電子データストレージ・メモリバンク電力配分コマンドおよび管理制御をさらに備える、請求項34〜66のいずれか一項に記載の宇宙ベースの電子データストレージおよび転送ネットワークシステム。
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