JPH08213945A - 衛星通信システム - Google Patents

衛星通信システム

Info

Publication number
JPH08213945A
JPH08213945A JP7017833A JP1783395A JPH08213945A JP H08213945 A JPH08213945 A JP H08213945A JP 7017833 A JP7017833 A JP 7017833A JP 1783395 A JP1783395 A JP 1783395A JP H08213945 A JPH08213945 A JP H08213945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
satellite
satellite communication
station
satellites
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7017833A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kimura
和宏 木村
Yoshio Karasawa
好男 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
Original Assignee
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories filed Critical ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
Priority to JP7017833A priority Critical patent/JPH08213945A/ja
Priority to US08/541,268 priority patent/US5722042A/en
Publication of JPH08213945A publication Critical patent/JPH08213945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/195Non-synchronous stations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来例に比較して伝搬損失が小さくかつ高品
質の衛星通信サービスを提供することができ、しかも複
雑な構成の衛星通信局を必要としない衛星通信システム
を提供する。 【構成】 第1の軌道高度にある複数の周回軌道のそれ
ぞれに複数の第1の通信衛星を配置して上記各第1の通
信衛星にそれぞれ第1の衛星通信局を設ける一方、第1
の軌道高度よりも高い第2の軌道高度にある複数の周回
軌道のそれぞれに複数の第2の通信衛星を配置して各第
2の通信衛星にそれぞれ第2の衛星通信局を設けるとと
もに、移動又は半固定で使用される複数の小型端末と、
固定で使用される複数の大型端末とを地球局として設け
る。ここで、各第1の衛星通信局は、複数の小型端末の
少なくとも1つと通信を行う一方、各第2の衛星通信局
は、複数の大型端末の少なくとも1つと通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、低軌道地球周回衛星や中高度軌道
周回衛星を使った全世界的通信ネットワークシステム
が、数多く検討開発されている。そのうちのいくつか
は、近い将来軌道上に展開されて実運用される予定であ
る。代表的なシステムとして、イリジウム、インマルサ
ットのプロジェクト21、テレデシック(コーリング)
システムなどがある。これらのシステムでは隣接衛星間
の通信に電波を用いている。一方、光を使った衛星間通
信には電波の場合と比べて多くの特長があり、将来の衛
星通信システムには衛星間光通信が利用されるであろ
う。
【0003】例えば、第1の従来例の文献(E.F.Tuckほ
か,“THE CALLINGSM NETWORK:A GLOBAL WIRELESS COMMU
NICATION SYSTEM",International Journal of Satellit
e Comunications,Vol.12,pp.45-61,1994年)において
は、高度700kmに840機の衛星を配置し、移動体
から大型端末までを対象に幅広い通信サービスを提供す
ることが開示されている。
【0004】また、第2の従来例の文献(J.M.Ruddyほ
か,“CONCEPT FOR A COST/TECHNOLOGY-DRIVEN MOBILE S
ATELLITE COMMUNICATIONS (MOBILSATCOM) SYSTEM",13th
AIAAInternational Satellite Systems Conference,p
p.720-730,1991年)においては、192機の低軌道周回
衛星を用いて、移動体通信サービスを提供し、1つの静
止衛星を用いてデータを中継することが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来例にお
いては、衛星通信に必要な通信機能を840機すべてに
搭載しているので、多機能で複雑な構成を有する多数の
衛星局が必要になり、衛星通信システムのコストがきわ
めて高くなる。
【0006】上記第2の従来例においては、きわめて高
い高度に配置される静止衛星を用いて通信を行うため
に、伝搬遅延が大きくなり、すべての通信が1つの静止
衛星に集中するので、大容量の通信サービスを行うこと
が難しいという問題点があった。
【0007】通信サービスの水準が上がっていくにつれ
て、地上の建物や地形によるシャドウイングで生じる通
信回線の途絶を減らさなければならなくなり、要求され
る衛星の最小仰角が高くなる。さらにルーティングや回
線割り当ての冗長性確保や衛星ダイバーシティを実現す
るために、2機以上の衛星による連続カバレッジが必要
になる。このため、必要な衛星数が大幅に増加する。た
とえば、衛星高度750km、最小仰角30度で2衛星
以上による全世界的連続カバレッジを得るためには、約
600機の衛星が必要になる。もしも全ての衛星に全て
の通信機能、すなわちユーザー端末との通信、ゲートウ
ェイ局に対するフィーダリンク、および周辺4衛星以上
との衛星間通信の機能を搭載すると、多数の衛星全てが
大型で重くなってしまう。また、数十回の衛星間中継が
必要で、ネットワーク構成や最適なルーティングの選択
が複雑になる。また、経路上の全ての衛星上での信号処
理で生じる伝送遅延も大きくなる。これらの問題は、衛
星高度を高くすることによって緩和される。しかしなが
ら、その結果として、ユーザー端末と衛星との間の距離
が増加し、自由空間伝搬損失が大きくなって、ユーザー
端末のサイズや出力を大きくする必要があるという問題
点があった。
【0008】本発明の目的は以上の問題点を解決し、従
来例に比較して伝搬損失が小さくかつ高品質の衛星通信
サービスを提供することができ、しかも複雑な構成の衛
星通信局を必要としない衛星通信システムを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の衛星通信システムは、所定の第1の軌道高度にある
複数の周回軌道のそれぞれに複数の第1の通信衛星を配
置して上記各第1の通信衛星にそれぞれ第1の衛星通信
局を設ける一方、上記第1の軌道高度よりも高い所定の
第2の軌道高度にある複数の周回軌道のそれぞれに複数
の第2の通信衛星を配置して上記各第2の通信衛星にそ
れぞれ第2の衛星通信局を設けるとともに、移動又は半
固定で使用される複数の小型端末と、固定で使用される
複数の大型端末とを地球局として設けた衛星通信システ
ムであって、上記各第1の衛星通信局は、上記複数の小
型端末の少なくとも1つと通信を行うとともに、同一の
周回軌道内の前後の第1の通信衛星の第1の衛星通信
局、及び上記複数の第2の衛星通信局の少なくとも1つ
と通信を行うための第1の通信手段と、上記第1の通信
手段による2つの通信の信号を中継交換する第1の中継
交換手段とを備え、上記各第2の衛星通信局は、上記複
数の大型端末の少なくとも1つと通信を行うとともに、
同一の周回軌道内の前後の第2の通信衛星の第2の衛星
通信局、隣接する周回軌道の第2の通信衛星の第2の衛
星通信局、及び上記複数の第1の衛星通信局の少なくと
も1つと通信を行うための第2の通信手段と、上記第2
の通信手段による2つの通信の信号を中継交換する第2
の中継交換手段とを備え、上記各小型端末は、上記複数
の第1の衛星通信局の少なくとも1つと通信を行うため
の第3の通信手段を備え、上記各大型端末は、上記複数
の第2の衛星通信局の少なくとも1つと通信を行うため
の第4の通信手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の衛星通信システム
は、請求項1記載の衛星通信システムにおいて、上記第
1の軌道高度は700kmから2000kmまでの範囲
のうちの1つの高度に設定される一方、上記第2の軌道
高度は1200kmから2000kmまでの範囲又は1
0000kmから20000kmまでの範囲のうちの1
つの高度に設定されることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項3記載の衛星通信システム
は、請求項1又は2記載の衛星通信システムにおいて、
上記第1の衛星通信局と上記別の第1の衛星通信局との
間の通信、上記第2の衛星通信局と上記別の第2の衛星
通信局との間の通信、及び上記第1の衛星通信局と上記
第2の衛星通信局との間の通信は、光衛星通信方法で行
う一方、上記第1の衛星通信局と上記小型端末との間の
通信、及び上記第2の衛星通信局と上記大型端末との間
の通信は、無線衛星通信方法で行うことを特徴とする。
【0012】またさらに、請求項4記載の衛星通信シス
テムは、請求項1又は2記載の衛星通信システムにおい
て、上記第1の衛星通信局と上記別の第1の衛星通信局
との間の通信、上記第2の衛星通信局と上記別の第2の
衛星通信局との間の通信、上記第1の衛星通信局と上記
第2の衛星通信局との間の通信、上記第1の衛星通信局
と上記小型端末との間の通信、及び上記第2の衛星通信
局と上記大型端末との間の通信は、無線衛星通信方法で
行うことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の衛星通信システムにおいては、
上記各第1の衛星通信局の第1の通信手段は、上記複数
の小型端末の少なくとも1つと通信を行うとともに、同
一の周回軌道内の前後の第1の通信衛星の第1の衛星通
信局、及び上記複数の第2の衛星通信局の少なくとも1
つと通信を行い、その第1の中継交換手段は、上記第1
の通信手段による2つの通信の信号を中継交換する。ま
た、上記各第2の衛星通信局の第2の通信手段は、上記
複数の大型端末の少なくとも1つと通信を行うととも
に、同一の周回軌道内の前後の第2の通信衛星の第2の
衛星通信局、隣接する周回軌道の第2の通信衛星の第2
の衛星通信局、及び上記複数の第1の衛星通信局の少な
くとも1つと通信を行い、その第2の中継交換手段は、
上記第2の通信手段による2つの通信の信号を中継交換
する。さらに、上記各小型端末は、上記複数の第1の衛
星通信局の少なくとも1つと通信を行う。またさらに、
上記各大型端末は、上記複数の第2の衛星通信局の少な
くとも1つと通信を行う。
【0014】請求項2記載の衛星通信システムにおいて
は、好ましくは、上記第1の軌道高度は700kmから
2000kmまでの範囲のうちの1つの高度に設定され
る一方、上記第2の軌道高度は1200kmから200
0kmまでの範囲又は10000kmから20000k
mまでの範囲のうちの1つの高度に設定される。これに
よって、バンレアレン帯における強い放射線によって通
信において障害が生じることを防止するとともに、大気
によるドラッグを回避することができる。
【0015】請求項3記載の衛星通信システムにおいて
は、好ましくは、上記第1の衛星通信局と上記別の第1
の衛星通信局との間の通信、上記第2の衛星通信局と上
記別の第2の衛星通信局との間の通信、及び上記第1の
衛星通信局と上記第2の衛星通信局との間の通信は、光
衛星通信方法で行う一方、上記第1の衛星通信局と上記
小型端末との間の通信、及び上記第2の衛星通信局と上
記大型端末との間の通信は、無線衛星通信方法で行う。
【0016】請求項4記載の衛星通信システムにおいて
は、好ましくは、上記第1の衛星通信局と上記別の第1
の衛星通信局との間の通信、上記第2の衛星通信局と上
記別の第2の衛星通信局との間の通信、上記第1の衛星
通信局と上記第2の衛星通信局との間の通信、上記第1
の衛星通信局と上記小型端末との間の通信、及び上記第
2の衛星通信局と上記大型端末との間の通信は、無線衛
星通信方法で行う。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る実施例に
ついて説明する。図1は、本発明に係る一実施例の衛星
通信システムの構成を示す斜視図である。図1に示すよ
うに、この衛星通信システムは、第1層の周回通信衛星
1と第2層の周回通信衛星2とを備えた、2つの異なっ
た軌道高度をもった2層構成の通信衛星の配置を有す
る。なお、この明細書において、通信衛星を衛星と略
す。この衛星配置は、低高度周回軌道と中高度周回軌道
の衛星配置の利点を組み合わせたものであり、下層であ
る第1層の周回衛星1には小型のユーザー端末33,3
4,35,36に対してサービスを行なう例えば数百機
の衛星の衛星通信局111乃至113,121乃至12
3,131乃至134,141乃至144,151乃至
154,161乃至163を配置する一方、上層である
第2層の周回衛星2には、第1層の周回衛星1の衛星通
信局から他の周回軌道面内の衛星の衛星通信局や地上の
ゲートウェイ局31にデータを中継する例えば数十機の
衛星通信局211,212,221,222,231,
232を配置する。この衛星配置では全ての衛星間のデ
ータリンクに衛星間光通信を用いており、下層である第
1層の周回衛星1を小型化することができる。上層であ
る第2層の周回衛星2は複雑で大型になってしまうが、
必要な数はきわめて少ないというという特長を有する。
なお、本実施例においては、地上局と衛星通信局との間
の通信は無線衛星通信方法で行う一方、同一の層又は異
なる層の2つの衛星通信局との間の通信は光衛星通信方
法で行う。
【0018】まず、本実施例の衛星通信システムの構成
について以下に詳細に説明する。図1に示すように、好
ましくは高度700km乃至2000kmの範囲のうち
の所定の高度にありいわゆる低高度周回軌道である第1
の周回軌道11乃至16に、低層である第1層の周回衛
星1が周回するように配置され、当該第1層の周回衛星
1は、第1層の衛星通信局111乃至113,121乃
至123,131乃至134,141乃至144,15
1乃至154,161乃至163の各衛星を含む。本実
施例では、周回軌道11には衛星通信局111乃至11
3の各衛星が配置され、周回軌道12には衛星通信局1
21乃至123の各衛星が配置され、周回軌道13には
衛星通信局131乃至134の各衛星が配置される。さ
らに、周回軌道14には衛星通信局141乃至144の
各衛星が配置され、周回軌道15には衛星通信局151
乃至154の各衛星が配置され、周回軌道16には衛星
通信局161乃至163の各衛星が配置される。
【0019】また、第1層の周回衛星1よりは高い高度
であって、好ましくは高度1200km乃至2000k
mの範囲又は10000km乃至20000kmの範囲
であって、より好ましくは高度10000kmから20
000kmまでの範囲のうちの所定の高度にありいわゆ
る中高度周回軌道である第2層の周回軌道21乃至23
に、高層である第2層の周回衛星2が周回するように配
置され、当該第2層の周回衛星2は、第2層の衛星通信
局211,212,221,222,231,232の
各衛星を含む。なお、第1層の周回衛星1の軌道高度が
1200km以上のときは、第2層の周回衛星2の軌道
高度は10,000km以上に設定することが好まし
い。本実施例では、周回軌道21には衛星通信局21
1,212の各衛星が配置され、周回軌道22には衛星
通信局221,222の各衛星が配置され、周回軌道2
3には衛星通信局231,232の各衛星が配置され
る。
【0020】本実施例において、衛星システムの周回衛
星を2000kmから10000kmまでの軌道高度の
周回軌道に衛星通信局の衛星を配置することは好ましく
ない。なぜならば、この高度ではバンアレン帯の強い放
射線によって、衛星通信局の機器や太陽電池が障害を受
けたり劣化したりするからである。また、大気によるド
ラッグのため700km以下の高度の周回軌道に配置す
ることも不適当である。このため、第1層の周回衛星1
のための低高度周回軌道の軌道高度としては、好ましく
は700kmから2000kmまでが適当であり、第2
層の周回衛星2のための中高度周回軌道の軌道高度とし
ては、好ましくは1200kmから20000kmま
で、より好ましくは10000kmから20000km
までが適当である。
【0021】本実施例においては、多数の通信衛星を2
つの異なる軌道高度をもつ地球周回軌道に投入保持し、
2層構成の衛星配置にして衛星間通信で全ての衛星を結
び、全世界的な通信ネットワークを構成して、地球上の
全ての地域に対して連続的な通信、放送、測位等のサー
ビスを提供する。ここで、第1層と第2層の周回衛星
1,2のどちらにも、その層に含まれる衛星群だけで、
地上の全ての地域で連続的に1機又はそれ以上の衛星通
信局の衛星が必要な仰角以上にとどまって、衛星通信の
サービスを提供できるように衛星を配置する。
【0022】一方、地球100上には、大型の衛星通信
用端末の地球局として、ゲートウェイ局31と大型固定
端末32が設けられ、ゲートウェイ局31と大型固定端
末32はそれぞれ、通信を行う衛星を追尾するために機
械的に駆動する比較的大きな口径を有するパラボラアン
テナ31a,32aを備える。これらの大型の端末3
1,32は、第2層の周回衛星2の衛星通信局と通信を
行うために、音声、データ又はそれらの周波数又は時分
割多重信号などのベースバンド信号に従って所定の中間
周波の搬送波信号を変調するとともに、変調信号を復調
してベースバンド信号に変換する変復調器と、上記搬送
波信号を周波数変換して例えば準ミリ波又はミリ波など
の周波数帯の所定の衛星通信周波数の無線信号に変換し
て送信するとともに、アンテナで受信した無線信号を受
信して所定の中間周波の信号に変換を行う無線送受信機
とを備える。ここで、ゲートウェイ局31は、地上に設
けられた中継交換機40を介して地上のネットワーク4
1乃至43に接続される。
【0023】ゲートウェイ局31は、例えば、通信路3
31を介して衛星通信局211に接続されるとともに、
通信路331aを介して衛星通信局221に接続され
る。また、大型固定端末32は、例えば、通信路332
を介して衛星通信局232に接続される。すなわち、ゲ
ートウェイ31と大型固定端末32は、自由空間損失が
比較的大きい通信路を介して、第2層の周回衛星2の衛
星通信局と通信を行う。
【0024】また、地球100上には、小型の衛星通信
用ユーザ端末の地球局として、移動可能であるが通信時
に固定するいわゆる半固定で用いられる小型端末33,
34と、人間が携帯して移動することができるパーソナ
ルハンドヘルド端末である携帯端末35と、自動車や船
舶、飛行機などの移動体に設けられた移動体端末36と
が設けられ、端末33乃至36は、衛星の追尾をしない
アンテナ又は電気的に高速に衛星を追尾することができ
るフェーズドアレイアンテナ33a乃至36aを備え
る。これらの小型の端末33乃至36は、第1層の周回
衛星1の衛星通信局と通信を行うために、音声、データ
などのベースバンド信号に従って所定の中間周波の搬送
波信号を変調するとともに、変調信号を復調してベース
バンド信号に変換する変復調器と、上記搬送波信号を周
波数変換して例えば準ミリ波又はミリ波などの周波数帯
の所定の衛星通信周波数の無線信号に変換して送信する
とともに、アンテナで受信した無線信号を受信して所定
の中間周波の信号に変換を行う無線送受信機とを備え
る。
【0025】小型端末33は、例えば、通信路333を
介して衛星通信局111に接続されるとともに、通信路
333aを介して衛星通信局112に接続される。ま
た、小型端末34は、例えば、通信路334を介して衛
星通信局111に接続されるとともに、通信路334a
を介して衛星通信局112に接続される。さらに、携帯
端末35は、例えば、通信路335を衛星通信局131
に接続されるとともに、通信路335aを介して衛星通
信局144に接続される。移動体端末36は、例えば、
通信路336を介して衛星通信局143に接続されると
ともに、通信路336を介して衛星通信局153に接続
される。従って、これら小型の端末33乃至36は、ゲ
ートウェイ31と大型固定端末32の衛星通信路33
1,331a,332に比較して自由空間損失が小さい
通信路を介して、第1層の周回衛星1の衛星通信局と通
信を行う。
【0026】第1層の周回衛星1の衛星通信局111乃
至113,121乃至123,131乃至134,14
1乃至144,151乃至154,161乃至163は
それぞれ、同一周回軌道面内の前後の衛星の衛星通信局
と、第2層の周回衛星2の衛星通信局211,212,
221,222,231,232と光衛星間通信を行う
ための光衛星通信用送受信機と、地上の小型の端末33
乃至36と無線通信を行うための無線衛星通信用送受信
機と、これらの送受信機に接続されて2つの通信の信号
の中継交換を行う信号中継交換機とを備える。ここで、
例えば、衛星通信局111は、通信路333,334a
を介してそれぞれ小型端末33,34に接続され、さら
には、通信路411を介して衛星通信局112に接続さ
れるとともに、通信路511を介して衛星通信局211
に接続される。また、例えば、衛星通信局131は、通
信路335を介して携帯端末35に接続されるととも
に、通信路431を介して衛星通信局132に接続され
る。従って、第1層の周回衛星1の衛星通信局111乃
至113,121乃至123,131乃至134,14
1乃至144,151乃至154,161乃至163
は、地上の小型の端末間の中継交換機能と、第1層と第
2層の周回衛星1,2の衛星通信局との間の中継交換機
能とを有する。
【0027】第2層の周回衛星2の衛星通信局211,
212,221,222,231,232はそれぞれ、
同一周回軌道面内の前後の衛星の衛星通信局、及び隣接
する周回軌道の衛星の衛星通信局と通信を行うための光
衛星通信用送受信機と、第1層の周回衛星1の衛星通信
局と通信を行うための光衛星通信用送受信機と、地上の
大型の端末31,32と通信を行うための無線衛星通信
用送受信機と、これらの送受信機に接続され2つの通信
の信号の中継交換を行う中継交換機とを備える。第2層
の周回衛星2の衛星通信局は、その下にある数本の第1
層の周回衛星1の周回軌道上の衛星通信局に対するデー
タ中継を受け持ち、それらの第1層の周回衛星1の周回
軌道上の衛星通信局と光衛星間通信を行う。ここで、例
えば、衛星通信局211は、通信路331を介してゲー
トウェイ局31に接続されるとともに、通信路511,
512を介してそれぞれ衛星通信局111,121に接
続され、さらには、通信路611,616を介してそれ
ぞれ212,221に接続される。また、例えば、衛星
通信局221は、通信路331aを介してゲートウェイ
局31に接続されるとともに、通信路513,514を
介してそれぞれ衛星通信局133,142に接続され、
さらには、通信路615,616,617を介してそれ
ぞれ衛星通信局232,222,211に接続される。
従って、第2層の周回衛星2の衛星通信局211,21
2,221,222,231,232は、地上の通信ネ
ットワーク41乃至43との接続を行なうゲートウェイ
局31との間のフィーダリンク機能を有するとともに、
大型の固定端末32とに間に大容量の通信回線を提供す
る。
【0028】小型のユーザー端末同士間で通信を行なう
場合、両方の小型の端末が第1層の周回衛星1のうちの
1つの衛星通信局のカバレッジ内に入っていれば、その
衛星通信局で中継して直接相手の端末と回線を結ぶ。例
えば、図5に示すように、小型端末33は、通信路33
3を介して衛星通信局111に接続され、さらに、衛星
通信局111は通信路334aを介して小型端末34に
接続される。
【0029】また、双方の小型の端末に対してサービス
を行なう2つの衛星通信局が同一の周回軌道面内にある
場合には、周回軌道面内の衛星間通信を経て回線を結
ぶ。例えば、図1において、小型端末34が衛星通信局
111のカバレッジから離れて衛星通信局112のカバ
レッジに入っている場合、図6に示すように、小型端末
33は通信路333を介して衛星通信局111に接続さ
れ、さらに、衛星通信局111は通信路411を介して
衛星通信局112に接続される。さらには、衛星通信局
112は通信路334を介して小型端末34に接続され
る。
【0030】さらに、1つの小型の端末から通信を行い
たい相手方の小型の端末が他の周回軌道面内の衛星のカ
バレッジ内にある場合には、第1層の周回衛星1の衛星
通信局から一旦第2層の周回衛星2の衛星通信局に送
り、第2層の周回衛星2の2つの衛星通信局間で中継
し、相手方の小型の端末に接続可能な第1層の周回衛星
1の衛星通信局を経由して回線を結ぶ。例えば、図7に
示すように、小型端末33は、通信路333を介して衛
星通信局111に接続され、衛星通信局111は通信路
511を介して衛星通信局211に接続される。さら
に、衛星通信局211は通信路616を介して衛星通信
局221に接続され、衛星通信局221は通信路51
3、衛星通信局133、通信路432、衛星通信局13
2、通信路431を介して衛星通信局131に接続され
る。さらには、衛星通信局131は、通信路335を介
して携帯端末35に接続される。
【0031】さらには、小型のユーザー端末が他のネッ
トワーク内の相手と通信する場合や、大型の端末と通信
する場合には、すぐ上の第1層の周回衛星1の衛星通信
局、その周回軌道の上の第2層の周回衛星2の衛星通信
局を経由して、相手局の上の第2層の周回衛星2の衛星
通信局まで光衛星間通信で結んで、さらに、ゲートウェ
イ局31や大型固定端末32とデータを送受信する。前
者の場合、例えば、図8に示すように、小型端末33は
通信路333を介して衛星通信局111に接続され、衛
星通信局111は通信路511を介して衛星通信局21
1に接続される。さらに、衛星通信局211は通信路3
31を介してゲートウェイ局31に接続され、当該ゲー
トウェイ局31から中継交換機40を介して地上のネッ
トワーク41に接続される。また、後者の場合は、例え
ば、図8に示すように、小型端末33は通信路333を
介して衛星通信局111に接続され、衛星通信局111
は通信路511、衛星通信局211、通信路616、衛
星通信局221、通信路615を介して衛星通信局23
2に接続される。さらには、衛星通信局232は通信路
332を介して大型端末32に接続される。
【0032】さらに、ゲートウェイ局31と大型固定端
末32と通信を行う場合は、例えば、図9に示すよう
に、ゲートウェイ局31は通信路331を介して衛星通
信局211に接続され、衛星通信局211は通信路61
6、衛星通信局221、通信路615を介して衛星通信
局232に接続され、さらに、衛星通信局232は通信
路332を介して大型端末32に接続される。
【0033】本実施例において、地球上のすべての地点
でかつすべての時刻で少なくとも2機の通信衛星が所望
の仰角以上に存在して通信が可能である範囲を得るため
に、言い換えれば、2衛星の連続カバレッジを得るため
に必要な衛星数が図2に図示されいる。図2から明らか
なように、必要な衛星数は、衛星の軌道高度や、要求さ
れる最小仰角に強く依存する。また、図2に示すよう
に、必要な衛星数は軌道高度が低いほど多くなり、軌道
高度が10000kmでは数十機以下で済むものの、軌
道高度750kmでは数百から2千機必要になるといこ
とがわかる。
【0034】衛星通信局と地上局間の通信及び衛星通信
局間の衛星間通信に関するリンクパラメータも衛星の軌
道高度に依存する。表1に、衛星の軌道高度が750k
m、2000km及び20000kmのときに対する通
信パラメータを、比較のために示す。ここでは、最小の
仰角を10度と仮定している。軌道高度750kmにつ
いては最小の仰角30度の場合についての通信パラメー
タもあわせて示す。なお、衛星通信局における衛星間通
信端末の捕捉追尾系ジンバルのアジマス軸方向は、天頂
方向(すなわち、反地球方向)に設定している。
【0035】
【表1】
【0036】表1に示すように、衛星通信局と地上局と
のリンクについては、衛星の軌道高度が低いほど、自由
空間損失が小さくなるという利点がある。このことは、
アンテナ径や送信電力を減らして小型化する必要があ
る、移動体端末やパーソナル端末のような小型の端末に
とっては最も重要な特長である。しかしながら、衛星通
信局の衛星が要求される最小の仰角以上にとどまってい
る時間(すなわち、可視時間)は軌道高度が低いほど短
くなり、地上局の端末から見た衛星の角速度もずっと大
きくなる。このため、頻繁なハンドオーバーや高速の追
尾が必要になり、地上局の端末のアンテナの追尾系に対
する要求が厳しくなる。例えば、移動体端末36のフェ
ースドアレイアンテナなどを使ってビーム方向を電気的
に制御するような小型の端末に関してはほとんど問題に
ならないが、ゲートウェイ局31や大容量の通信を行な
う大型固体端末32など、機械的に駆動する口径が大き
なアンテナに対しては非常に負荷が大きい。従って、小
型の端末に対しては軌道高度を低くとることが必要であ
るが、高ゲインアンテナと高出力の送信機をもった大型
固定端末32やゲートウェイ局31に対しては、比較的
高い軌道高度が望ましい。
【0037】同一層の衛星通信局の衛星間通信に関して
も、軌道高度が低いほど衛星間距離が短く、自由空間損
失が小さくなる。しかしながら、隣接する周回軌道面内
の衛星とのリンクについては、捕捉追尾系に関する要求
条件が緩くなり、捕捉追尾機構の小型・軽量化につなが
るという点で、比較的高い軌道高度のほうが望ましい。
その理由は以下の通りである。 (a)まず第1に、隣接する衛星の運動角速度は小さ
い。図3と図4にはそれぞれ、同一方向及び逆方向に周
回軌道上で公転する周回軌道間の通信リンクに関する経
過時間に対する相手衛星の方位角の変化率を示す。極上
空付近ですれ違う互いに逆回転する衛星通信局の衛星間
では、表1に示す上限の値のように非常に大きくなる。
軌道高度750kmの場合の表1に示す角速度では追尾
は不可能である。 (b)第2に、軌道高度が高いほど、互いに逆回転する
周回軌道間での相手衛星の可視時間が長い。このこと
は、逆回転する周回軌道間にも安定した通信リンクを張
ることができるということを意味する。 (c)第3に、同一周回軌道面内の衛星間通信におい
て、軌道高度が高いほど、衛星の軌道保持誤差によって
生じる相手衛星の相対的な運動が小さい。将来、高出力
のレーザー光源が開発されれば、自由空間損失の増加は
あまり問題にならなくなるため、衛星間通信に関しても
軌道高度が比較的高い周回軌道が好ましい。
【0038】自由空間遅延時間については、軌道高度が
低いほど短くなる。例えば、中高度周回衛星を使って地
球の裏側まで通信をする場合の自由空間遅延は、低高度
周回衛星を使った場合の約2倍になる。従って、衛星の
軌道高度は、必要衛星数、地上局の端末に対するリンク
特性、衛星通信局間通信のリンク特性、伝搬遅延時間を
考慮して決める必要がある。
【0039】より好ましい実施例においては、下層であ
る第1層の周回衛星1の軌道高度として750kmを仮
定し、上層である第2層の周回衛星2の軌道高度として
2000km又は10000kmを仮定している。これ
らの各層に対する軌道パラメータと通信リンクパラメー
タを表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】表2から明らかなように、第1層の周回衛
星1は移動体等に対してシャドウイングの少ない通信を
提供するために、30度の最小仰角が必要になるが、ゲ
ートウェイ局31や大型固定端末32は、シャドウイン
グの少ない立地を選択して設置することができるので、
最小仰角を10度程度まで下げることができる。このた
め、第1層の周回衛星1に比較して重くて複雑で高価な
第2層の周回衛星2の数を減らすことができる。例え
ば、軌道高度2000kmの場合は56機の衛星を用い
て全世界的な2衛星カバレッジが実現でき、軌道高度1
0000kmの場合は16機の衛星を用いて全世界的な
2衛星カバレッジが実現できる。第1層の周回衛星1に
ついては598機必要になるが、その衛星通信局は、ゲ
ートウェイ局31や大型固定端末32に対する大容量の
通信を行なわず、光を使った衛星間通信を行なうため、
小型化が可能である。
【0042】以上のように構成された衛星通信システム
においては、各通信リンクに対して都合のよい特性を選
択的に利用することができる。例えば、小型の端末33
乃至36との通信では、通信路の距離が比較的短い第1
層の周回衛星1の衛星通信局を使って自由空間損失を小
さくすることができ、ゲートウェイ局31や大型固定端
末32との通信や衛星通信局間の衛星間通信では、第2
層の周回衛星2の衛星通信局を使って相対的な運動の角
速度を小さくして可視時間を長くとることができる。ま
た、第2層の周回衛星2の軌道高度として、例えば10
000kmといった比較的高い軌道高度を採用した場合
には、自由空間伝搬遅延時間が長くなってしまうが、た
とえ地球の裏側までデータを送ったとしても、静止衛星
を使って1ホップの中継をするよりも遅延時間は小さ
い。この点で、静止衛星による中継を行なう従来のMO
BILSATCOMのようなシステムよりも優れてい
る。例えば、遅延時間を小さくしたい場合は、第2層の
周回衛星2の軌道高度として2000km程度を選べば
よい。但し、必要な第2層の周回衛星2の衛星数は増加
する。
【0043】次いで、2層間の衛星間通信について以下
に説明する。一例として、下層である第1層の周回衛星
1の軌道高度を750kmに設定し、上層である第2層
の周回衛星2の軌道高度を2000km又は10000
kmに設定した場合において、2層間の衛星間通信特性
について評価を行った。その評価結果を表2に示す。
【0044】表2から明らかなように、地上局から見て
最小仰角10度以上の条件で、最低1つの衛星以上の連
続カバレッジが得られるように、第2層の周回衛星2を
配置した場合には、任意の第1層の周回衛星1は、その
衛星の上側の半球内に少なくとも1機以上の第2層の周
回衛星2を常に見ることができる。従って、全ての第1
層の周回衛星1の衛星通信局について、第2層の周回衛
星2の衛星通信局との衛星間通信が常時利用することが
可能である。一方、第2層の周回衛星2からは数本の第
1層の周回衛星1の周回軌道を見ることができるので、
第2層の周回衛星2の衛星通信局は、第1層の周回衛星
1の各周回軌道の中の数機の衛星の衛星通信局と通信が
可能である。
【0045】衛星間通信用アンテナの方位角軸は、周回
軌道面に垂直な方向に向ける。この方向に向けるのは、
衛星の相対運動の周回軌道面内の成分が周回軌道面に垂
直な方向の成分に比べて大きいためであり、この軸の方
向に通信の相手方の衛星が来ることがないため、いわゆ
るジンバルロックが回避できる。この場合の衛星間通信
端末のアンテナ駆動の範囲及び角度変化率を表2に示し
ている。
【0046】表2から明らかなように、方位角及び仰角
の変化率については、表1に示した層内の衛星間通信に
おける方位角の変化率よりもかなり小さく、追尾が容易
である。追尾範囲に関しては、仰角の追尾範囲が層内の
衛星間通信の場合よりも広くなるが、仰角方向にある程
度広範囲の追尾が必要なことにかわりはなく、追尾機構
に要求される性能もほぼ同じである。従って、2層間の
衛星間通信端末は、ジンバル軸の配置方向が異なる以外
は層内の隣接する周回軌道面間の衛間通信に使用する端
末と同じ仕様でよく、容易に実現できる。
【0047】下層である第1層の周回衛星1に搭載する
層間通信のための衛星間通信端末のアンテナを向ける方
向を、その衛星の上側半球(すなわち、地球の反対側の
半球)内に制限した追尾機構を使用した場合でも、40
分以上の連続可視時間が得られ、安定した衛星間接続が
確保できる。また、接続する衛星の衛星通信局を切り換
える際にも、同一周回軌道面内の他の衛星の衛星通信局
経由で接続されているために、通信が途絶することはな
い。
【0048】小型のユーザー端末に高品質の通信を提供
するためには衛星の軌道高度は低くとる必要があるが、
必要な衛星数が増加する。従来の単一の軌道高度の衛星
配置では、全ての衛星に全ての通信機能、すなわちユー
ザー端末との通信、ゲートウェイ局に対するフィーダリ
ンク、及び周辺4衛星以上との衛星間通信の機能を搭載
する必要があり、多数の衛星全てが大型で重くなってし
まったが、2層構成にした本実施例の衛星通信システム
においては、第1層の周回衛星1に配置される衛星の衛
星通信局は、地上局の小型の端末に対する通信機能と、
3台の衛星間通信装置しかもたないため、簡略化・小型
化できる。第2層の周回衛星2は第1層の周回衛星1に
比較して、重くて複雑になるけれども、その衛星の数は
ずっと少なくて済むため、衛星システム全体のコストを
大幅に低減することが可能である。
【0049】本実施例の衛星通信システムにおける衛星
配置は、低高度周回軌道と中高度周回軌道の衛星配置の
利点を組み合わせたものであり、各通信リンクに対して
都合のよい特性を選択的に利用することができる。例え
ば、小型の端末との通信では下層である第1層の周回衛
星1の衛星通信局を使って自由空間損失を小さくするこ
とができ、ゲートウェイ局31や大容量の大型固定端末
32との通信では、上層である第2層の周回衛星2の衛
星通信局を使うことにより、相対的な運動の角速度を小
さくして追尾を容易にし、可視時間も長くとることがで
きる。同一周回軌道面内以外の衛星間通信についても、
上層である第2層の周回衛星2を使うことにより、追尾
のためのアンテナ駆動速度を小さくすることができ、こ
れにより、従来に比較して捕捉・追尾機構を簡略化でき
る。
【0050】本実施例の衛星通信システムにおいては、
端末の特性に応じて適した軌道高度の衛星を選択して利
用できるだけではなく、音声通信等の比較的低速の通信
では、同一の端末でどちらの層の周回衛星1,2の衛星
通信局でも利用できるため、冗長性が高くなり、移動通
信における建物等によるシャドウイングの影響を低減し
て通信可能時間率を高めることができる。また、小型で
比較的安価に打ち上げられる下層の衛星を増やすだけ
で、同一地点に対してサービスを行なう衛星数を容易に
増やすことができ、以下に示す衛星ダイバーシティも実
現できる。
【0051】移動通信を行なう場合や周回衛星との通信
を行なう場合には、通信端末や衛星の移動とともに通信
路が建物等に遮られて回線が切れてしまうシャドウイン
グが起こる。単一の衛星と通信をしている場合には通信
が途絶することになり、再びその衛星か代りの衛星が見
えるようになるまで通信ができなくなるが、同一地点に
2機以上の衛星がサービスできるようにしておけば、通
信可能な衛星で最も条件のよいものと回線を接続するこ
とができるようになる。ただ単に、複数の衛星が見える
だけでは、切り換えの際に通信が切れてしまって再度接
続が必要になるが、衛星間通信を用いて衛星ダイバーシ
ティのためのネットワークを構成しておけば、リアルタ
イムで衛星の切り換えが可能で、回線が切れることのな
い連続した安定な通信サービスが提供できるようにな
る。同一地点に対してサービスを行なう衛星が多くなる
ほど、また、地上から見た衛星の分布に偏りがなく均一
に配置されているほど、衛星ダイバーシティの効果が顕
著になり、通信可能時間率が高くなる。
【0052】さらに、自由空間遅延時間に関しては、第
2層の周回衛星2の軌道高度として10000kmとい
った高い軌道高度を採用した場合には、多少長くなって
しまうが、たとえ地球の裏側までデータを送ったとして
も、静止衛星を使って1ホップの中継をするよりも遅延
時間は小さい。この点で、静止衛星による中継を行なう
第2の従来例のMOBILSATCOMのようなシステ
ムよりも優れている。遅延時間を小さくしたい場合は、
第2層の周回衛星2の軌道高度として2000km程度
を選べばよい。
【0053】従来の1層構成のネットワークで軌道高度
を低くとった場合には、地球の裏側のような遠方と通信
する場合には数十回の衛星間通信が必要であり、全ての
衛星が2次元的に接続されているために、通信経路の選
択が複雑であったが、本実施例では、第1層の周回衛星
1内の経路は1次元であり、第2層の周回衛星2は軌道
高度が高くて衛星数が少くなるため、最適な通信経路が
容易に決定できることになり、衛星に搭載する中継交換
機能を簡略化しかつ高速化することができる。また、衛
星通信局における中継の回数そのものを減らすこともで
きる。その結果として、中継する衛星内でのデータ処理
及び交換に伴う伝送遅延が大幅に短縮できる。
【0054】以上の実施例においては、地上局と衛星通
信局との間の通信は無線衛星通信方法で行う一方、2つ
の衛星通信局との間の通信は光衛星通信方法で行ってい
るが、本発明はこれに限らず、2つの衛星通信局との間
の通信を、例えば準ミリ波又はミリ波などの周波数帯を
用いた無線衛星通信方法で行ってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の衛星通信システムによれば、所定の第1の軌道
高度にある複数の周回軌道のそれぞれに複数の第1の通
信衛星を配置して上記各第1の通信衛星にそれぞれ第1
の衛星通信局を設ける一方、上記第1の軌道高度よりも
高い所定の第2の軌道高度にある複数の周回軌道のそれ
ぞれに複数の第2の通信衛星を配置して上記各第2の通
信衛星にそれぞれ第2の衛星通信局を設けるとともに、
移動又は半固定で使用される複数の小型端末と、固定で
使用される複数の大型端末とを地球局として設けた衛星
通信システムであって、上記各第1の衛星通信局は、上
記複数の小型端末の少なくとも1つと通信を行うととも
に、同一の周回軌道内の前後の第1の通信衛星の第1の
衛星通信局、及び上記複数の第2の衛星通信局の少なく
とも1つと通信を行うための第1の通信手段と、上記第
1の通信手段による2つの通信の信号を中継交換する第
1の中継交換手段とを備え、上記各第2の衛星通信局
は、上記複数の大型端末の少なくとも1つと通信を行う
とともに、同一の周回軌道内の前後の第2の通信衛星の
第2の衛星通信局、隣接する周回軌道の第2の通信衛星
の第2の衛星通信局、及び上記複数の第1の衛星通信局
の少なくとも1つと通信を行うための第2の通信手段
と、上記第2の通信手段による2つの通信の信号を中継
交換する第2の中継交換手段とを備え、上記各小型端末
は、上記複数の第1の衛星通信局の少なくとも1つと通
信を行うための第3の通信手段を備え、上記各大型端末
は、上記複数の第2の衛星通信局の少なくとも1つと通
信を行うための第4の通信手段を備える。
【0056】従来の単一の軌道高度の衛星配置では、比
較的低い軌道高度に衛星局を配置すると、非常に多数の
大型の衛星局が必要になる一方、比較的高い軌道高度に
衛星局を配置すると、伝搬損失が大きくなるという問題
があったが、本発明にように、2つの軌道高度を組み合
わせることにより、少数の大型衛星局と多数の小型衛星
局を用いて伝搬損失が小さくかつより高品質の衛星通信
サービスをより低いコストで提供することができる。ま
た、通信端末の特性に応じてより適した軌道高度の衛星
局を選択して利用することができる。さらに、同一の地
点に対する複数の衛星局によるサービスも容易であっ
て、例えば衛星ダイバーシティを用いてことができ、こ
の場合、より高品質な衛星通信サービスを提供すること
ができる。
【0057】また、請求項2記載の衛星通信システムに
おいては、好ましくは、上記第1の軌道高度は700k
mから2000kmまでの範囲のうちの1つの高度に設
定される一方、上記第2の軌道高度は1200kmから
2000kmまでの範囲又は10000kmから200
00kmまでの範囲のうちの1つの高度に設定される。
これによって、バンレアレン帯における強い放射線によ
って通信において障害が生じることを防止するととも
に、大気によるドラッグを回避することができる。
【0058】さらに、請求項3記載の衛星通信システム
においては、好ましくは、上記第1の衛星通信局と上記
別の第1の衛星通信局との間の通信、上記第2の衛星通
信局と上記別の第2の衛星通信局との間の通信、及び上
記第1の衛星通信局と上記第2の衛星通信局との間の通
信は、光衛星通信方法で行う一方、上記第1の衛星通信
局と上記小型端末との間の通信、及び上記第2の衛星通
信局と上記大型端末との間の通信は、無線衛星通信方法
で行う。これにより容易に衛星通信システムを実現でき
る。
【0059】またさらに、請求項4記載の衛星通信シス
テムにおいては、好ましくは、上記第1の衛星通信局と
上記別の第1の衛星通信局との間の通信、上記第2の衛
星通信局と上記別の第2の衛星通信局との間の通信、上
記第1の衛星通信局と上記第2の衛星通信局との間の通
信、上記第1の衛星通信局と上記小型端末との間の通
信、及び上記第2の衛星通信局と上記大型端末との間の
通信は、無線衛星通信方法で行う。これにより容易に衛
星通信システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例である衛星通信システ
ムの構成を示す外観図である。
【図2】 図1の衛星通信システムにおいて、最小の仰
角に対して必要な衛星の数を示すグラフである。
【図3】 衛星通信システムにおいて同方向の回転軌道
面間衛星間リンクにおける方位角の変化率の時間変化を
示すグラフである。
【図4】 衛星通信システムにおいて逆方向の回転軌道
面間衛星間リンクにおける方位角の変化率の時間変化を
示すグラフである。
【図5】 図1の衛星通信システムにおいて、小型端末
33と小型端末34との間の通信経路の一例を示す斜視
図である。
【図6】 図1の衛星通信システムにおいて、小型端末
33と小型端末34との間の通信経路の他の例を示す斜
視図である。
【図7】 図1の衛星通信システムにおいて、小型端末
33と携帯端末35との間の通信経路の一例を示す斜視
図である。
【図8】 図1の衛星通信システムにおいて、小型端末
33と地上のネットワーク41との間の通信経路の一
例、並びに、小型端末33と大型固定端末32との間の
通信経路の一例を示す斜視図である。
【図9】 図1の衛星通信システムにおいて、ゲートウ
ェイ局31と大型固定端末32との間の通信経路の一例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…第1層の周回衛星、 2…第2層の周回衛星、 11,12,13,14,15,16…第1層の周回軌
道、 21,22,23…第2層の周回軌道、 31…ゲートウェイ局、 32…大型固定端末、 33,34…小型端末、 35…携帯端末、 36…移動体端末、 31a,32a,33a,34a,35a,36a…ア
ンテナ、 40…中継交換機、 41,42,43,43…ネットワーク、 100…地球、 111,112,113,121,122,123,1
31,132,133,134,141,142,14
3,144,151,152,153,154,16
1,162,163…第1層の衛星通信局、 211,212,221,222,231,232…第
2層の衛星通信局、 331,331a,332,333,333a,33
4,334a,335,335a,336,336a…
地上通信局と第1層の衛星通信局との間の通信路、 411,412,421,422,431,432,4
33,441,442,443,451,452,45
3,461,462…第1層の衛星通信局間の通信路、 511,512,513,514,515,516…第
1層の衛星通信局と第2層の衛星通信局との間の通信
路、 611,612,613,614,615,616,6
17…第2層の衛星通信局間の通信路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1の軌道高度にある複数の周回
    軌道のそれぞれに複数の第1の通信衛星を配置して上記
    各第1の通信衛星にそれぞれ第1の衛星通信局を設ける
    一方、上記第1の軌道高度よりも高い所定の第2の軌道
    高度にある複数の周回軌道のそれぞれに複数の第2の通
    信衛星を配置して上記各第2の通信衛星にそれぞれ第2
    の衛星通信局を設けるとともに、移動又は半固定で使用
    される複数の小型端末と、固定で使用される複数の大型
    端末とを地球局として設けた衛星通信システムであっ
    て、 上記各第1の衛星通信局は、 上記複数の小型端末の少なくとも1つと通信を行うとと
    もに、同一の周回軌道内の前後の第1の通信衛星の第1
    の衛星通信局、及び上記複数の第2の衛星通信局の少な
    くとも1つと通信を行うための第1の通信手段と、 上記第1の通信手段による2つの通信の信号を中継交換
    する第1の中継交換手段とを備え、 上記各第2の衛星通信局は、 上記複数の大型端末の少なくとも1つと通信を行うとと
    もに、同一の周回軌道内の前後の第2の通信衛星の第2
    の衛星通信局、隣接する周回軌道の第2の通信衛星の第
    2の衛星通信局、及び上記複数の第1の衛星通信局の少
    なくとも1つと通信を行うための第2の通信手段と、 上記第2の通信手段による2つの通信の信号を中継交換
    する第2の中継交換手段とを備え、 上記各小型端末は、上記複数の第1の衛星通信局の少な
    くとも1つと通信を行うための第3の通信手段を備え、 上記各大型端末は、上記複数の第2の衛星通信局の少な
    くとも1つと通信を行うための第4の通信手段を備えた
    ことを特徴とする衛星通信システム。
  2. 【請求項2】 上記第1の軌道高度は700kmから2
    000kmまでの範囲のうちの1つの高度に設定される
    一方、上記第2の軌道高度は1200kmから2000
    kmまでの範囲又は10000kmから20000km
    までの範囲のうちの1つの高度に設定されることを特徴
    とする請求項1記載の衛星通信システム。
  3. 【請求項3】 上記第1の衛星通信局と上記別の第1の
    衛星通信局との間の通信、上記第2の衛星通信局と上記
    別の第2の衛星通信局との間の通信、及び上記第1の衛
    星通信局と上記第2の衛星通信局との間の通信は、光衛
    星通信方法で行う一方、 上記第1の衛星通信局と上記小型端末との間の通信、及
    び上記第2の衛星通信局と上記大型端末との間の通信
    は、無線衛星通信方法で行うことを特徴とする請求項1
    又は2記載の衛星通信システム。
  4. 【請求項4】 上記第1の衛星通信局と上記別の第1の
    衛星通信局との間の通信、上記第2の衛星通信局と上記
    別の第2の衛星通信局との間の通信、上記第1の衛星通
    信局と上記第2の衛星通信局との間の通信、上記第1の
    衛星通信局と上記小型端末との間の通信、及び上記第2
    の衛星通信局と上記大型端末との間の通信は、無線衛星
    通信方法で行うことを特徴とする請求項1又は2記載の
    衛星通信システム。
JP7017833A 1995-02-06 1995-02-06 衛星通信システム Pending JPH08213945A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7017833A JPH08213945A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 衛星通信システム
US08/541,268 US5722042A (en) 1995-02-06 1995-10-12 Satellite communication system having double-layered earth orbit satellite constellation with two different altitudes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7017833A JPH08213945A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 衛星通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08213945A true JPH08213945A (ja) 1996-08-20

Family

ID=11954707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7017833A Pending JPH08213945A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 衛星通信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5722042A (ja)
JP (1) JPH08213945A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019514295A (ja) * 2016-04-14 2019-05-30 テレサット カナダ 2重leo衛星システム及びグローバルカバレッジのための方法
JP2020527509A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 ベクター ローンチ インコーポレイテッドVector Launch,Inc. 衛星プラットフォームにおける擬似静止構成
JP2020527910A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 ベクター ローンチ インコーポレイテッドVector Launch,Inc. 衛星プラットフォームにおける軌道ネットワーク層状化
JP2023099868A (ja) * 2020-09-28 2023-07-13 三菱電機株式会社 衛星情報伝送システム、監視システム、飛翔体対応システム、データ中継衛星、赤道上空衛星群、極軌道衛星群及び傾斜軌道衛星群

Families Citing this family (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730369B1 (fr) * 1995-02-02 1997-04-25 Bruno Louis Blachier Communications personnelles a l'aide de satellites geostationnaires et defilants basses orbites
US5906337A (en) * 1995-10-03 1999-05-25 Trw Inc. Multiple altitude satellite relay system and method
US5971324A (en) * 1995-10-03 1999-10-26 Trw Inc. Multiple altitude satellite relay system and method
US6226493B1 (en) * 1996-05-31 2001-05-01 Motorola, Inc. Geosynchronous satellite communication system and method
US6064859A (en) * 1996-11-04 2000-05-16 Motorola, Inc. Transmit and receive payload pair and method for use in communication systems
US6047161A (en) * 1996-11-29 2000-04-04 Motorola, Inc. Satellite communication system and method thereof
US5887257A (en) * 1996-12-05 1999-03-23 Motorola, Inc. Hybrid constellation satellite comunication systems and methods with efficient signaling and control
US5896558A (en) * 1996-12-19 1999-04-20 Globalstar L.P. Interactive fixed and mobile satellite network
JPH10261987A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Fujitsu Ltd 2層構成衛星通信システム及びその静止衛星
US7020462B1 (en) 1997-06-02 2006-03-28 The Directv Group, Inc. Communications system using a satellite-based network with a plurality of spot beams providing ubiquitous coverage from two different satellites
US6125261A (en) * 1997-06-02 2000-09-26 Hughes Electronics Corporation Method and system for communicating high rate data in a satellite-based communications network
US6708029B2 (en) 1997-06-02 2004-03-16 Hughes Electronics Corporation Broadband communication system for mobile users in a satellite-based network
US6032041A (en) * 1997-06-02 2000-02-29 Hughes Electronics Corporation Method and system for providing wideband communications to mobile users in a satellite-based network
US6078810A (en) * 1997-06-12 2000-06-20 Motorola, Inc. Multiple-tier satelite communication system and method of operation thereof
US6292659B1 (en) * 1997-06-12 2001-09-18 Motorola, Inc. Global telecommunications system with distributed virtual networks and method of operation therefor
US6931232B1 (en) * 1997-07-01 2005-08-16 Northrop Grumman Corporation Bi-static communication relay architecture
US6226494B1 (en) * 1997-09-23 2001-05-01 Teledesic Llc System and method for intermittent satellite communication with a fixed antenna
US6104911A (en) * 1997-11-14 2000-08-15 Motorola, Inc. Communication system with satellite diversity and method of operation thereof
US6088571A (en) * 1998-01-30 2000-07-11 Motorola, Inc. Method and apparatus for multi-constellation satellite broadcast with error correction
US6002916A (en) * 1998-02-23 1999-12-14 Lockheed Martin Corporation Space-based server network architecture
AU2395799A (en) * 1998-05-07 1999-11-18 Loral Spacecom Corp. Two-way/broadcast mobile and portable satellite communications system
US6031334A (en) * 1998-06-17 2000-02-29 Primex Technologies, Inc. Method and apparatus for selectively distributing power in a thruster system
US6556808B1 (en) 1998-12-30 2003-04-29 The Boeing Company Fixed ground track satellite constellation and user terminal
US6349195B1 (en) * 1999-03-04 2002-02-19 Trw Inc. Supplemental satellite communication enhancement techniques
US6501941B1 (en) 1999-03-23 2002-12-31 Hughes Electronics Corporation Method for identifying growth limits of handheld services for mobile satellite communications
US6606307B1 (en) 1999-03-23 2003-08-12 Hughes Electronics Corporation Techniques for utilization of bandwidth space assets
RU2176852C2 (ru) * 2000-01-06 2001-12-10 Прушковский Олег Владимирович Система передачи информации (варианты)
US6745006B2 (en) * 2001-01-29 2004-06-01 Motorola, Inc. Communication system utilizing a constellation of satellites and method therefor
US6868316B1 (en) 2002-03-21 2005-03-15 Lockheed Martin Corporation Satellite constellation system
RU2238613C2 (ru) * 2002-06-05 2004-10-20 Федеральное государственное унитарное предприятие "Научно-исследовательский институт микроэлектронной аппаратуры "Прогресс" Устройство приема и передачи асинхронных последовательных данных
US20040001720A1 (en) * 2002-06-27 2004-01-01 Krill Jerry A. Satellite-based mobile communication system
US7379088B2 (en) * 2002-07-01 2008-05-27 The Johns Hopkins University System and method for real-time image control and processing for use in wide area space based surveillance
US20040193373A1 (en) * 2003-03-25 2004-09-30 The Boeing Company Autonomous navigation error correction
US7359700B2 (en) * 2003-04-02 2008-04-15 The Boeing Coompany Platform-associated visitor location registers (VLR) for cellular communications
US7558569B2 (en) * 2003-04-02 2009-07-07 The Boeing Company Induced cellular communications handover
US7715838B2 (en) * 2003-04-02 2010-05-11 The Boeing Company Aircraft based cellular system
US20060009262A1 (en) * 2004-07-09 2006-01-12 The Boeing Company Avionic base station controller (ABSC) for aircraft-based cellular communications
US7738837B2 (en) * 2005-02-22 2010-06-15 Atc Technologies, Llc Satellites using inter-satellite links to create indirect feeder link paths
US8090312B2 (en) * 2006-10-03 2012-01-03 Raytheon Company System and method for observing a satellite using a satellite in retrograde orbit
WO2010095267A1 (ja) * 2009-02-23 2010-08-26 三菱電機株式会社 衛星通信システムおよびデータ伝送方法
CN102596350B (zh) * 2009-09-15 2015-07-29 顺科能源公司 对油砂熟化细尾矿进行干燥的方法
EP2615748B1 (en) * 2011-12-20 2017-11-08 Thales Alenia Space Schweiz AG Optical downlink system
EP2615749B1 (en) * 2011-12-20 2017-12-06 Thales Alenia Space Schweiz AG Method for optical data transmission from low earth orbit to earth and corresponding communication system
US9391702B2 (en) * 2013-05-15 2016-07-12 Worldvu Satellites Limited System and method for multiple layer satellite communication
US9780878B2 (en) * 2014-03-21 2017-10-03 The Boeing Company Bandwidth optimization and hitless transport in dynamic free space optical communications networks
EP3254529A4 (en) 2015-02-03 2018-10-17 Cloud Constellation Corporation Space-based electronic data storage and transfer network system
US9998206B2 (en) * 2015-03-11 2018-06-12 The Aerospace Corporation Ring constellations for decreased data latency and increased download rates
KR102338817B1 (ko) * 2015-07-31 2021-12-14 비아셋, 인크 유연한 용량 위성 콘스텔레이션
US10397920B2 (en) * 2016-01-22 2019-08-27 Space Systems/Loral, Llc Satellite diversity
US10954003B2 (en) * 2016-07-20 2021-03-23 Worldvu Satellites Limited Constellation configuration for constellations having a large number of LEO satellites
US9641238B1 (en) 2016-10-19 2017-05-02 Vector Launch Inc. Virtualization-enabled satellite platforms
US9722692B1 (en) 2016-10-19 2017-08-01 Vector Launch Inc. Statefulness among clustered satellite platforms
US10805001B2 (en) 2016-10-19 2020-10-13 Lockheed Martin Corporation State transfer among spaceborne and airborne devices
US10530468B2 (en) 2016-10-19 2020-01-07 Vector Launch Inc. State transfer among virtualized nodes in spaceborne or airborne systems
DE102017111091B4 (de) * 2017-05-22 2019-01-10 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Satellitensystem für die Navigation und/oder die Geodäsie
US10757027B2 (en) 2017-07-19 2020-08-25 Lockheed Martin Corporation Quality of service management in a satellite platform
US10491710B2 (en) 2017-07-19 2019-11-26 Vector Launch Inc. Role-specialization in spaceborne and airborne computing platforms
US10069935B1 (en) 2017-07-19 2018-09-04 Vector Launch Inc. Role-specialization in clustered satellite platforms
US9819742B1 (en) 2017-07-19 2017-11-14 Vector Launch Inc. Bandwidth aware state transfer among satellite devices
US10749594B1 (en) 2017-08-18 2020-08-18 DeepSig Inc. Learning-based space communications systems
US10630378B2 (en) 2018-02-09 2020-04-21 Lockheed Martin Corporation Bandwidth optimizing range adjustments among satellites
WO2020106700A1 (en) 2018-11-19 2020-05-28 Viasat Inc. Fractionated satellite constellation
US12132564B2 (en) 2020-01-21 2024-10-29 Lockheed Martin Corporation High-data-rate distribution network for LEO constellations
RU2754642C1 (ru) * 2020-04-30 2021-09-06 Олег Леонидович Головков Спутник-ретранслятор оптической линии связи
RU2755031C1 (ru) * 2020-04-30 2021-09-10 Олег Леонидович Головков Спутник мониторинга земной поверхности с оптической связью
JP6987420B1 (ja) * 2020-11-13 2022-01-05 株式会社ワープスペース 通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、通信制御システム、中継衛星、及び衛星システム
US11476920B2 (en) * 2021-01-28 2022-10-18 Huawei Technologies Co., Ltd. Methods and apparatuses for satellite connectivity across an orbital seam
WO2022176893A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 三菱電機株式会社 統合衛星コンステレーションの形成方法、統合データライブラリ及び統合衛星コンステレーション
US11888519B1 (en) 2022-04-01 2024-01-30 Lockheed Martin Corporation Optical communication satellite cross-connect
US20240146399A1 (en) * 2022-09-19 2024-05-02 Apple Inc. Device-Driven Communication Handover

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160431A (ja) * 1986-12-24 1988-07-04 Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> デ−タ中継衛星システム
JPH0482329A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Toshiba Corp 衛星通信システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1121488A (en) * 1978-02-07 1982-04-06 Viktor A. Zhilin System for locating mobile objects in distress
DE3644176A1 (de) * 1986-12-23 1988-07-14 Messerschmitt Boelkow Blohm Verfahren zur uebertragung von daten mittels eines geostationaeren satelliten und wenigstens eines subsatelliten

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160431A (ja) * 1986-12-24 1988-07-04 Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> デ−タ中継衛星システム
JPH0482329A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Toshiba Corp 衛星通信システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019514295A (ja) * 2016-04-14 2019-05-30 テレサット カナダ 2重leo衛星システム及びグローバルカバレッジのための方法
JP2020527509A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 ベクター ローンチ インコーポレイテッドVector Launch,Inc. 衛星プラットフォームにおける擬似静止構成
JP2020527910A (ja) * 2017-07-19 2020-09-10 ベクター ローンチ インコーポレイテッドVector Launch,Inc. 衛星プラットフォームにおける軌道ネットワーク層状化
JP2023099868A (ja) * 2020-09-28 2023-07-13 三菱電機株式会社 衛星情報伝送システム、監視システム、飛翔体対応システム、データ中継衛星、赤道上空衛星群、極軌道衛星群及び傾斜軌道衛星群

Also Published As

Publication number Publication date
US5722042A (en) 1998-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08213945A (ja) 衛星通信システム
US6032041A (en) Method and system for providing wideband communications to mobile users in a satellite-based network
US7379673B2 (en) Mobile communications system
CN109155669B (zh) 用于全球覆盖的双leo卫星系统和方法
RU2460212C2 (ru) Использование полосы частот негеостационарных спутников для геостационарной спутниковой связи без взаимных помех
EP0611500B1 (en) Satellite communication system
EP1139583B1 (en) Geo stationary communications system with minimal delay
US9461733B2 (en) Device and method for optimizing the ground coverage of a hybrid space system
US20030207684A1 (en) Broadband communication system for mobile users in a satellite-based network
US20110169688A1 (en) Apparatus and methods for satelite communication
US20150381267A1 (en) Hybrid space system based on a constellation of low-orbit satellites working as space repeaters for improving the transmission and reception of geostationary signals
JPH10502223A (ja) コスト的に有効な、地球から見て同期した移動衛星を使った通信システム
US7020462B1 (en) Communications system using a satellite-based network with a plurality of spot beams providing ubiquitous coverage from two different satellites
JP2002534901A (ja) メディアおよび低軌道衛星を使用して広帯域サービスを提供する方法および装置
AU2008314537A1 (en) Apparatus and methods for satellite communication
CN109037968B (zh) 一种宽窄波束结合的低轨卫星接入天线系统
AU2020102827A4 (en) IPCM- Movable Satellite: Intelligent Propagation Impairments for Movable Satellite Communication Links at The Microwave Frequencies in Location
US20260031899A1 (en) Low Earth Orbit Satellite Constellation System
WO2001059961A9 (en) High altitude optical telecommunications system and method
EP4258469A1 (en) Antenna with movable feed
CN120858538A (zh) 用于非地球静止轨道卫星通信系统的交叉链路架构
Kimura et al. Satellite constellation of low-earth-orbit (LEO) satellite global communication network using optical intersatellite links
Comparetto Satellite Communications: Current Features and Future Trends
Davis et al. Future trends in communications satellite systems
CA3286163A1 (en) Gateway terminal architectures for non-geostationary orbit satellite communication systems