JP2018504866A - 許可不要アップリンク伝送方式における伝送のためのシステムおよび方法 - Google Patents

許可不要アップリンク伝送方式における伝送のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

システムおよび方法は、基地局(BS)によって、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有する、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップを含む。信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義するステップと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義するステップと、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数の信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)を複数のRULL-CTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングするための規則を定義することによって、RULL-UEマッピング方式を定義するステップとを含む。

Description

本願は、“System and Method for Transmission in a Grant-free Uplink Transmission Scheme”と題する、2015年1月27日に出願された、米国非仮出願番号14/606,665について利益を主張し、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、無線通信のための許可不要アップリンク伝送方式における信頼性低遅延伝送機構のためのシステムおよび方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク等の典型的な無線ネットワークでは、アップリンク用の共有データチャネルの選択はスケジューリング/許可ベースであり、且つ、スケジューリングおよび許可機構は、ネットワーク内の基地局(BS)によって制御される。ユーザ機器(UE)はアップリンクスケジューリング要求をBSに送信する。BSがスケジューリング要求を受信したとき、BSは、そのアップリンクリソース割り当てを示すUEにアップリンク許可を送信する。UEは、次いで、許可されたリソース上でデータを伝送する。
ある態様では、本開示は方法を提供し、方法は、基地局(BS)によって、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するステップを含み、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義するステップであって、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる、ステップを含む。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義するステップと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義するステップとを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングするステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信するステップであって、BSは、初期伝送の受信および冗長伝送の受信間に、確認応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックを伝送しない、ステップと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決するステップとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、BSが初期伝送および冗長伝送のうちの少なくとも1つにおける衝突の数が閾値を満たすと決定したとき、第1のTTIにおける初期伝送のための第2の初期パターン、および、第1のTTIの次の第2のTTIにおける冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、再マッピング方式を定義するステップであって、第2の初期パターンは、第1の初期パターンとは異なり、第2の再分類されたパターンは、第1の再分類されたパターンおよび第2の初期パターンとは異なる、ステップと、高レベルシグナリングを使用して、再マッピング方式に関連する情報をRULL-UEに送信するステップとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、初期伝送および冗長伝送は、スパース符号多重接続(SCMA)方式に基づくことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を利用して、初期伝送と冗長伝送の結合検出および復号を提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義するステップをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、複数のRULL-UEのRULL-UE識別に基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、第1の部分が再分類されたパターンでマッピングされるCTUに基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、冗長伝送が伝送されるTTIに基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングするステップを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数の冗長伝送の数は、複数のRULL-UEの遅延要件および信頼性要件の1つまたは両方に基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のCTUは周波数リソースであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のCTUは時間リソースであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、第2のTTIにおいて、初期伝送のための第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングして、第2のTTIの次の第3のTTIにおいて、冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含み、第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUは、再分類されたパターンで、第1の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUと少なくとも部分的に重複することを提供する。
別の態様では、本開示は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む基地局(BS)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、RULL伝送機構を実施することは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義することを含み、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義することと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義することとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングすることを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信することと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決することとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義することをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングすることを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものであることを提供する。
別の態様では、本開示は方法を提供し、方法は、初期信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング規則およびデフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定するステップと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送するステップと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定するステップと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送するステップとによって、RULL-UEによって、デフォルトのRULL-CTUマッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)機構を実施するステップを含む。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTUを決定するステップは、複数の冗長CTUを決定するステップを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を伝送するステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数の冗長伝送の第1の部分を伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされることを提供する。
別の態様では、本開示は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、デフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、RULL伝送機構を実施することは、初期RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定することと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送することと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定することと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送することとを含む。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTUを決定することは、複数の冗長CTUを決定することを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、且つ、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送することは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を伝送することを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、伝送することは、複数の冗長伝送の第1の部分を伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないことを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされることを提供する。
本開示の他の態様および特徴は、添付図面と併せた、具体的な実施形態の以下の説明のレビューによって、当業者には明らかになる。
本開示の実施形態が、添付図面を参照して、例としてのみ、ここで説明される。
図1aは、その上で様々な実施形態が実施され得るネットワークのブロック図である。 図1bは、その上で様々な実施形態が実施され得るネットワークの別のブロック図である。 図2は、実施形態に係る、様々な競合伝送単位(CTU)アクセスユニットの例示的な構成の概略図である。 図3Aは、実施形態に係る、例示的な信頼性超低遅延(RULL)伝送方式を実施するステップにおける基地局(BS)アクティビティのフローチャートである。 図3Bは、別の実施形態に係る、例示的なRULL伝送方式を実施するステップにおけるBSアクティビティのフローチャートである。 図4は、実施形態に係る、RULL伝送機構を実施するステップにおける例示的な信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)アクティビティのフローチャートである。 図5は、実施形態に係る、RULL伝送機構における、RULL-UEの信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)へのマッピングおよび再分類の例の概略図である。 図6は、実施形態に係る、RULL伝送機構を利用して、衝突を解決することの例の概略図である。 図7は、実施形態に係る、選択的冗長伝送方式を利用する、例示的なRULL伝送機構の概略図である。 図8は、実施形態に係る、初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域を利用する、例示的なRULL伝送機構の概略図である。 図9は、本明細書で説明される様々な実施形態に従って、デバイスおよび方法を実施するために利用され得る例示的な処理ユニットのブロック図である。
一般に、本開示の実施形態は、許可不要アップリンク伝送方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構のための方法およびシステムを提供する。説明を簡潔および明確にするために、対応するまたは類似する要素を示すために、図面間で参照番号は繰り返され得る。多くの詳細は、本明細書で説明される例の理解を提供するために明らかにされる。例は、これらの詳細無しに実行されることができる。他の例では、説明される例を不明瞭にすることを回避するために、周知の方法、手順および構成要素は詳細には説明されない。説明は、本明細書で説明される例の範囲を限定するものとして考えられるべきではない。
ロングタームエボリューション(LTE)無線ネットワークの文脈で、様々な実施形態が本明細書で説明される。しかしながら、様々な実施形態はまた、例えば、マイクロウェーブ・アクセスのためのワールドワイド・インターオペラビリティ(WiMAX)ネットワークを含む他の無線ネットワーク、または将来の無線ネットワーク、例えば、セル用のセルID無しの将来のセルラネットワークに適用されてもよい。
図1aを参照すると、ネットワーク100の概略図が示される。基地局(BS)102は、BS 102のカバレッジエリア120内の複数のユーザ機器(UE)104-118にネットワーク100とのアップリンクおよびダウンリンク通信を提供する。BS 102は、例えば、セルタワー、アクセスポイント、発展型ノードB、アクセスルータ、無線ネットワークコントローラまたは他の無線アクセスコントローラであってよい。図1aは、説明の目的のために、1個のBS 102と8個のUE 104-118を示すが、ネットワーク100は、1より多くのBS 102を含んでよく、BS 102のカバレッジエリア120は、BS 102と通信している8より多くの、または8より少ないUE 104-118を含んでよい。また、ネットワークは、図1bに示される1より多くのBS、多くのUEのためにアップリンクおよびダウンリンク通信を提供するために存在および調整するコントローラ1によって制御されるBS1、BS2およびBS3を含む。コントローラ2は、ネットワーク内のBS5およびBS 4を制御するAP3を制御する。
BS 102は、競合伝送ユニット(CTU)アクセス領域が定義される許可不要アップリンク伝送方式を実施する。各CTUアクセス領域はいくつかのCTUを含んでよい。CTUは、競合伝送のための、ネットワーク100によって事前に定義される基本リソースである。各CTUは、時間、周波数、符号領域および/またはパイロット要素の組合せであってよい。符号領域要素は、例えば、CDMA(符号分割多重アクセス)コード、LDS(低密度シグネチャ)シグネチャ、SCMA(スパース符号多重アクセス)コードブック等であってよい。これらの可能な符号領域要素は、以下では総称的に “シグネチャ”と呼ばれる。複数のUEは、同じCTUのために競合し得る。CTUのサイズは、ネットワーク100によって事前に設定されてよく、且つ、予期される伝送サイズ、所望のパディングの量、および/または変調符号化方式(MCS)レベルを考慮してよい。許可不要アップリンク伝送方式は、BS102によって定義されてよく、または、無線規格(例えば、3GPP)で設定されてよい。許可不要アップリンク伝送方式は、UEおよびネットワーク間の動的要求および許可シグナリングを除く。例示的な許可不要アップリンク伝送方式および方法の詳細な説明は、“System and Method for Uplink Grant-Free Transmission Scheme”と題する、2013年3月8日に出願された、米国特許出願番号13/790,673内で見つけられることができ、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
スパース符号多重アクセス(SCMA)は、多次元配置の整形利得を利用する概最適なスペクトル効率を持つ非直交波形である。SCMAにおける非直交波形の利用は、複数の層またはユーザのスパース符号語が符号領域およびパワー領域においてオーバーレイされ、且つ、共有された時間-周波数リソースを介して搬送される、複数ユーザ多重アクセス方式の作成を可能にする。システムは、オーバーレイされた層の数が多重化された符号語の長さよりも大きい場合に過負荷になる。過負荷は、SCMA符号語の希薄さによる検出の中程度の複雑さによって達成可能である。SCMAでは、符号化ビットは、層特有のSCMAコードブックから選択された多次元スパース符号語に直接マッピングされる。SCMAの複雑さを制御する主要な要因は、符号語の希薄さレベル、および、次元毎に少数の投影点を持つ多次元配置を含む。これらの利点により、SCMAは、大規模な連結性をサポートするのに適した技術である。さらに、メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を使用するブラインドマルチユーザ受信技術は、ユーザのアクティビティおよび同時にそれらによって搬送される情報を検出するために適用されることができる。このようなブラインド検出能力により、許可不要多重アクセスがサポートされることができる。SCMA方式の詳細な説明は、System and Method for Designing and Using Multidimensional Constellationsと題する、2013年6月17日に出願された米国特許出願番号13/919,918内で見つけられることができ、この出願は、参照により本明細書に組み込まれる。MPA受信機の詳細な説明は、Low Complexity Receiver and Method for Low Density Signature Modulationと題する、2014年3月14日に出願された、米国特許出願番号14/212,583内で見つけられることができ、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
図2を参照すると、許可不要アップリンク伝送方式において、様々なCTUアクセス領域内のCTUリソースを定義することの例の概略図が示される。
例では、BS 102(またはBS 102 のグループ)の利用可能な帯域幅は、CTUアクセス領域を定義する時間-周波数領域に分割される。図2に示される例では、4個のCTUアクセス領域202-208が定義される。各CTUアクセス領域202-208は、利用可能な帯域幅の事前に定義された数のリソースブロック(RB)を占有する。CTUアクセス領域202は、例えば、4個のリソースブロックRB1-RB4を占有する。図2では、CTUはアクセス領域202-208に等しくマッピングされるが(すなわち、各アクセス領域内に同じ数のCTU)、このマッピングの変化するビューが例示の目的のために示される。別の実施形態では、各CTUアクセス領域202-208のサイズは、異なる数のリソースブロックを占有してよい。すなわち、CTUアクセス領域202は4個のRBを占有してよく、一方で、CTUアクセス領域204は8個のRBを占有してよい。
CTUアクセス領域202-208の各々によって占有される周波数-時間領域は、6個のシグネチャ(S1-S6)および各シグネチャにマッピングされる6個のパイロットをサポートして、CTUアクセス領域202-208毎に36個の合計パイロット(P1-P36)を作成するためにさらに分解される。各CTUは、時間、周波数、シグネチャおよびパイロットの組合せによって定義される。示される例では、CTUアクセス領域202-208の各々は、各領域で定義された36個のCTUのために競合する36個のUEまでサポートすることができる。BS 102におけるパイロット/シグネチャ非相関器は、個々のUE信号および伝送を検出および復号するために使用される。例えば、共同ユーザアクティビティおよびデータ検出を持つMPA受信機を使用することによる。
許可不要アップリンク伝送方式で定義された一意のパイロットの数、例えば、図2に示される例における、CTUアクセス領域202-208毎の36個のパイロットは、システムでサポートされるUEの数に依存し得る。図2で与えられる具体的な数は、例示的な目的のみのために含まれ、且つ、CTUアクセス領域202-208の数および各CTUアクセス領域内のCTUの数を含む、CTUアクセス領域およびCTUの具体的な構成は、ネットワークに応じて変化し得る。
許可不要アップリンク伝送方式は、一意の識別CTUインデックスICTUを、CTUアクセス領域202-208における各CTUに割り当ててよい。UE 104-118は、UE 104-118の各々を適切なCTUインデックスにマッピングするためのマッピング規則に基づいて、どのCTU上で伝送すべきか決定する。マッピング規則は、デフォルトのマッピング方式または複数のマッピング方式のうちのマッピング方式で定義されてよい。デフォルトのマッピング方式またはマッピング方式は、BS 102によって決定されてよく、この場合、デフォルトのマッピング方式またはマッピング方式は、UE 104-118がBS 102に接続するとき、BS 102から、例えば、高レベルシグナリング(RRCシグナリング等)を利用して、UE 104-118に送信される。シグナリングはマッピング方式に対するインデックスであることができる。あるいは、デフォルトのマッピング方式は、規格、またはシステムによって決定されてよく、この場合、デフォルトのマッピング方式は、UE 104-118がBS 102に接続する前にUE 104-118で知られている。BS 102は、CTUの合計数等の情報をUE 104-118に伝送して、それらがその上で伝送することができるCTUをそれらが暗に導出することを可能にすることができる。別の実施形態では、BS 102は、RULL-UEに対するCTUインデックスを示してよい。RULL-UEは、受信されたCTUインデックスに基づく伝送のためのCTUを決定する。このような決定は、テーブルルックアップとして実施されてよい。さらに別の実施形態では、BS 102は、伝送のためのそのCTUリソースをRULL-UEに明白に示してよい。
デフォルトのマッピング方式を利用することは、BS 102およびUE間のスケジューリングシグナリング無しに、UEがBSの102のカバレッジエリア120に入るとすぐに、UEが、CTU上でデータを自動的に伝送することを可能にする。デフォルトのマッピング規則は、例えば、UEの専用接続シグネチャ(DCS)、(例えば、UEの初期アクセス手順中、且つ、ネットワークによって決定されたUE専用接続IDに基づいて)BSによって割り当てられたそのDCSインデックス、専用接続ID(DCID)、CTUの合計数、および/またはサブフレーム番号等の他のパラメータに基づいてよい。
デフォルトのマッピング規則は、時間-周波数領域にわたって、CTUアクセス領域202-208のサイズおよびBS 102における復号の複雑さを低減する願望を考慮して、利用可能なリソースにわたって、UEを一様にマッピングしてよい。CTUアクセス領域202-208のサイズは、UEが全て、利用可能な時間-周波数リソースの同じサブセットにマッピングされないように考慮される。
許可不要アップリンク伝送方式では、複数のUEが同じCTUに同時にアクセスするときに衝突が生じる。衝突では、BS 102は、同じCTUにアクセスするUEの個々のチャネルを推定することができず、従って、各UEの伝送情報を復号することができない。例えば、2つのUE(UE 104および106)が同じCTUにマッピングされ、それらのチャネルはh1およびh2であると仮定する。両方のUEが同時に伝送する場合、BS 102はUE 104および106の両方のためのh1+h2の品質のチャネルを推定することのみでき、伝送された情報は正しく復号されない。しかしながら、BS 102は、例えBS 102が、例えば、データ伝送の各々のヘッダを解決すること等によって、どのUEが伝送していたかを明白に決定することはできなくても、デフォルトのマッピング規則に基づいて、伝送がどのUE由来であるか(すなわち、CTUにマッピングするUE)を暗に決定することができる。
例示的な許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作では、UEは、UEからの伝送が成功裏に復号されるとき、例えば、確認応答(ACK)を介してBS 102によって通知されてよい。BS 102は、伝送が成功したときにACK信号のみを送信する。従って、UEが事前に決定された期間内にACK信号を受信しない場合、UEは、衝突が生じたと決定し、アップリンク伝送を再伝送してよい。あるいは、BS 102は、伝送が失敗したときに否定応答(NACK)信号をUEに送信してよい。この場合、UEは、NACK信号がUE側で受信されなければ、伝送は成功したと推定する。
衝突が生じたとき、伝送が成功でなく、再伝送されるべきであると決定する前に、ACK信号を受信すること無しに、または、NACK信号を受信するまで、UEは事前に定義された期間待機するため、UEでのACK/NACKフィードバックに依存することは、初期伝送の時間と伝送がその後復号される時間との間の遅延期間を作る。この遅延期間は、例えば、4 msであってよい。加えて、UEは、例えば、許可不要アップリンク伝送方式内で実施されるランダムなバックオフ手順により、ACK/NACKフィードバックを受信した後で、再伝送を送信する前の追加期間待機し得る。この追加的な待機期間は、例えば、4 msであり得る。
さらに、同じCTUにマッピングされた両方のUEが、信号を再伝送することによって衝突を解決しようとする場合、UEからの再伝送は再び衝突し得る可能性がある。
いくつかの適用では、再送信前に初期伝送が成功しなかったとUEが決定するまで待機することは望ましくないことがある。例えば、スマートグリッドにおけるテレプロテクションまたはヘルスケアシステムの遠隔自動化および制御のための5Gネットワークでは、UEは、低遅延で、高信頼性の伝送要件を有することがあり、ここでは、信頼性超低遅延UE(RULL-UE)と呼ばれる。RULL-UEの遅延および信頼性要件は、成功した伝送は、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作において、UEがACK/NACKフィードバックを受信する時間よりも短い期間に所望されるようなものであってよい。スマートグリッドにおけるテレプロテクションでは、例えば、伝送のための要件は、99.999%の信頼性を持つ8ms未満の遅延であり得る。従って、RULL-UEの所望された低遅延および要件は、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作において、達成可能でないことがある。
許可不要アップリンク伝送方式における改善された遅延および信頼性応答を提供するために、本開示は、RULL-UEは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、CTUの1つの上で第1の伝送を伝送し、次いで、RULL-UEは、少なくとも1つの冗長伝送を自動的に伝送し、各冗長伝送は、初期伝送とは異なるCTU上で次のTTIで送信されることができる、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を提供する。第1の冗長伝送は、例えば、初期伝送が送信されたTTIのすぐ後のTTIで送信されてよい。RULL機構を利用して、伝送と冗長伝送との間の遅延は、例えば、上述された、ランダムなバックオフ手順が利用される許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作の下での8ms遅延と比較して、例えば、2msであってよい。
RULL-UEがその上で伝送するCTUを再分類することおよび初期伝送の後に冗長伝送を自動的に送信することは、RULL-UEがACK/NACKフィードバックを待つこと無しに、各RULL-UEの伝送の1つが、BS 102において復号される可能性を高め、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作と比較してアップリンク伝送の信頼性を高めて遅延を低減する。
ここで図3Aを参照すると、BS 102によって、許可不要アップリンク伝送方式においてRULL伝送機構を実施するための方法を説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、BS 102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、BS 102の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。いくつかの実施形態では、方法の少なくとも一部を実行するBS 102のプロセッサは、例えば、BS 102と通信している遠隔に配置されたコントローラであってよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔に配置されたコントローラは、マッピング方式を実施してよく、一方で、BS 102に配置されたプロセッサは、マッピング方式、および他の情報をUEに知らせてよい。
302では、BS 102は、1以上の信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義する。別の実施形態では、BS 102は、ネットワークコントローラから定義情報を受信してよい。RULL-CTUアクセス領域を定義することは、BS 102によって、CTUマッピング方式を利用して、様々なRULL-CTUをRULL-CTUアクセス領域にマッピングすることを含む。マッピングは、一意のRULL-CTUインデックスをRULL-CTUアクセス領域内の各RULL-CTUに割り当てることを含んでよい。各RULL-CTUインデックスは、RULL-UEがRULL伝送機構に従ってその上で伝送を実行し得るRULL-CTUに対応する。
304では、BS 102は、カバレッジエリア120内のUE 104-118の一部をRULL-UEとして識別する。UEをRULL-UEとして識別することは、例えば、BS 102とUE 104-118との間の高レベルシグナリングを利用してよい。RULL-UEの決定は、例えば、リモートヘルスアプリケーションまたはスマートグリッドアプリケーション等の、RULL-UE上で動作するサービスに基づいてよい。識別は、例えば、UE 104-118がカバレッジ領域120に入り、BS 102とUE 104-118との間の接続セットアップシグナリングが送信されたときに生じ得る。接続セットアップシグナリングはまた、例えば、低遅延高信頼性伝送要件を持つ新しいソフトウェアのインストール等によって、新しいサービスが、カバレッジエリア120内のUE 104-118において利用可能であるときに生じ得る。
BS 102は、接続セットアップ、能力交換および/または設定シグナリングを介して決定されたカバレッジエリア120内のRULL-UEの数に基づいて、RULL-CTUアクセス領域のサイズを調整してよい。例えば、多数のRULL-UEが識別される場合、BS 102は、利用可能な帯域幅のより大きい部分をRULL-CTUアクセス領域に割り当ててよい。304において識別することは、RULL-UEのいくつかの冗長伝送を決定することを含んでよい。冗長伝送の数は、信頼性モードに基づいてよい。識別することはまた、選択的冗長方式を適用することを含んでよい。以下でさらに詳細に説明されるように、信頼性モードおよび選択的冗長モードは、いくつの冗長伝送が送信されるか、および、どの次のTTI上で冗長伝送が送信されるかを決定してよい。
306では、BS 102は、例えば、ブロードキャストチャネルを介して、高レベルシグナリングを使用して、RULL伝送機構を介するRULL-UEからのRULL伝送を可能にするために、CTUアクセス領域内のRULL-CTUインデックス付けに関する情報をRULL-UEに送信してよい。例えば、マルチキャストまたはユニキャストチャネル等の他のチャネルが同様に利用されることができる。この高レベルシグナリングは、例えば、定義されたRULL-CTUアクセス領域、アクセス領域内のRULL-CTUの数および/またはRULL-CTUインデックスマップに関する情報を含んでよい。高レベルシグナリングはまた、割り当てられたRULL-UE DCSインデックス情報、DCID等を含んでよい。RULL-UEは、RULL-CTUアクセス領域のRULL-CTUのうちのどれがRULLマッピング規則に従ってマッピングするかを決定する。マッピング規則は、デフォルトのRULLマッピング方式で定義されてよい。デフォルトのRULLマッピング方式は、BS 102によって決定されるとともに高レベルシグナリングを介してRULL-UEに送信されてよく、または、規格またはシステムによって決定されてよい。
デフォルトのRULLマッピング方式は、初期伝送のための初期パターンで、RULL-UEをRULL-CTUにマッピングし、冗長伝送の各々のための再分類されたパターンで、RULL-UEをRULL-CTUにマッピングするための規則を含む。デフォルトのマッピング方式を利用することによって、初期パターンおよび再分類されたパターンは、BS 102において暗に知られている。マッピング規則は、例えば、RULL-UE DCSまたはBS 102によって割り当てられたRULL-UE DCSインデックス、DCID、RULL-CTUの合計数、時間-周波数リソースIDおよび/またはサブフレーム番号等の他のパラメータ等のRULL-UE識別に基づいてよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEによる全ての初期伝送および冗長伝送は、RULL-CTUアクセス領域において送信される。他の実施形態では、初期伝送および冗長伝送の一部は、標準のCTUアクセス領域で送信されてよく、一方で、他の初期伝送および冗長伝送は、RULL-CTUアクセス領域で送信される。標準のCTUアクセス領域は、高信頼性および超低遅延要件を有しない許可不要伝送に適したトラフィックタイプに割り当てられるリソースである。例は、マシンのスモールパケットおよびアプリケーションのバックグラウンドトラフィック(キープアライブメッセージ等)である。図8を参照して以下でより詳細に説明される例では、RULL-UEによる全ての初期伝送は、RULL-CTUアクセス領域で送信され、全ての冗長伝送は、標準のCTUアクセス領域で送信される。
308では、BS 102は、第1のTTIで、RULL-UEから初期伝送を受信し、次のTTIで、RULL-UEから冗長伝送を受信する。いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれにおいて、複数の冗長伝送を送信するための複数のRULL-CTUを決定してよい。RULL-UEによって送信される冗長メッセージの数は、例えば、RULL-UEの信頼性伝送モードおよび/または選択的冗長方式によって決定されてよい。
310では、BS 102は、初期伝送と冗長伝送のいずれかで生じる衝突を解決しようとする。初期伝送および冗長伝送を伝送することは、伝送の1つが、BS 102において復号可能である可能性を高める。以下でより詳細に議論されるように、伝送の1つから復号された信号は、他の伝送中に復号された信号を含む衝突を解決するために利用されてよい。衝突を解決することは、例えば、他の伝送から復号された信号を、衝突信号から差し引いて、衝突に関する他のRULL-UEからの伝送を解決することを含んでよい。
BS 102は、次のTTIにおいて、RULL-UEのために308および310を繰り返し続けてよい。
ここで図3Bを参照すると、BS 102によって、許可不要アップリンク伝送方式においてRULL伝送機構を実施するための代替的な方法を説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、BS 102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、BS 102の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。いくつかの実施形態では、BS 102のプロセッサは、例えば、BS 102と通信している遠隔に配置されたコントローラであってよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔に配置されたコントローラは、マッピング方式を実施してよく、一方で、BS 102に配置されたプロセッサは、マッピング方式、および他の情報をUEに知らせてよい。
図3Bの方法のステップ322-330は、実質的に、図3Aを参照して上で説明されたステップ302-310と同様であり、繰返しを回避するためにさらに説明されない。
332では、衝突の数が閾値を満たすかどうかの決定が行われる。衝突の数は、例えば、初期伝送および冗長伝送の間に生じる衝突の合計数であってよく、または、初期伝送の間のみに生じる衝突の数であってよい。閾値は、BS 102、ネットワーク100によって、または規格によって設定されてよい。閾値は、例えば、伝送の1%未満で衝突が生じることであってよい。
衝突の数が閾値を満たさない場合、方法はステップ328に戻る。衝突の数が閾値を満たす場合、BS 102は、衝突の数、および、例えばRULL-CTUにおけるアクティブなRULL-UEの分布等の全ての条件を使用して、同じまたは異なるCTUアクセス領域324で、RULL-UEを他のRULL-CTUインデックスに再マッピングすることを決定する。BS 102は、次いで、ステップ326に戻り、高レベルシグナリング(例えば、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャスト)を介して再マッピングされたRULL-CTU情報をカバレッジエリア120内のRULL-UEに送信する。
図4を参照すると、様々な実施形態に従って、RULL-UEアクティビティを説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、RULL-UEのプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、RULL-UEの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。
402では、RULL-UEはBSの102のカバレッジエリア120に入る。ステップ404では、RULL-UEは、BS 102から高レベルシグナリング情報を受信する。この高レベルシグナリング情報は、例えば時間-周波数リソース割り当て、RULL-CTUの合計数等のRULL-CTUアクセス領域の定義を含んでよい。402での高レベルシグナリングはまた、デフォルトのRULLマッピング規則を含んでよい。あるいは、RULL-UEは、デフォルトのRULLマッピング規則によって事前に構成されてよい。
406では、RULL-UEは、第1のTTIで、その上で初期伝送を行う適切な第1のRULL-CTUと、第1のTTIの次の第2のTTIで、その上で冗長伝送を行う適切な第2のRULL-CTUを決定する。RULL-UEは、デフォルトのRULLマッピング規則を使用して、第1および第2のRULL-CTUインデックスを決定してよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれで、その上で複数の冗長伝送を送信するための複数のRULL-CTUを決定してよい。送信された冗長メッセージの数は、例えば、RULL-UEの信頼性伝送モードによって決定されてよい。
408では、RULL-UEは、第1のTTIで、第1のRULL-CTU上で初期伝送を送信し、第2のTTIで、第2のRULL-CTU上で冗長伝送を送信する。上で議論されるように、いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれで、複数の冗長伝送を送信してよい。いくつかの実施形態では、RULL-UEは、初期伝送が行われたTTIのすぐ後に続くTTIではなく、後に説明されるように、TTIの時間パターンで、冗長伝送を送信してよい。その間にRULL-UEが冗長伝送を送信する次のTTIは、例えば、以下でより詳細に議論されるように、選択的冗長方式によって決定されてよい。
ここで図5を参照すると、許可不要アップリンク伝送方式におけるRULL伝送機構のデフォルトのRULLマッピング方式を説明する例が示される。例では、8個のRULL-UE、UE1からUE8のグループは、信頼可能超低遅延UEとして識別される。RULL-UEは、初期伝送および冗長伝送のためのマッピング規則を提示するデフォルトのRULLマッピング方式に従って、4個のRULL-CTU、502-508にマッピングされる。図5に示される例では、RULL-UEは、TTI1において初期伝送を伝送した後、TTI2およびTTI3において、2個の冗長伝送を伝送するように構成される。
図5に示される例では、TTI1の間、UE1およびUE2がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE3およびUE4がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE 5およびUE 6がRULL-CTU 506にマッピングされ、UE7およびUE8がRULL-CTU 508にマッピングされる、初期パターンでRULL-UEがマッピングされる。TT11における初期伝送の後、RULL-UEは、UE1およびUE5がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE2およびUE6がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE3およびUE7がRULL-CTU 306にマッピングされ、UE4およびUE8がRULL-CTU 308にマッピングされる、第1の再分類されたパターンに再分類される。TTI2中の第1の冗長伝送の後、RULL-UEは、UE1およびUE3がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE5およびUE7がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE2およびUE4がRULL-CTU 306にマッピングされ、UE6およびUE8がRULL-CTU 508にマッピングされる、第2の再分類されたパターンに再分類される。別の実施形態では、図5に示される例は、TTIによって変化するRULL-UEマッピングパターンを表す。この場合、伝送が初期伝送であるか冗長伝送であるかに関わらず、RULL-UEはマッピングに基づくRULL-CTU上で伝送する。
いくつかの実施形態では、全てのRULL-UEは、特定のRULL-UEがTTI1中に伝送したか否かに関わらず、再分類されたパターンに含まれる。全てのRULL-UEを再分類することによって、RULL-UEの均一な分配が維持されることができる。伝送後、次のTTI中にマッピングされるRULL-UEは抑制される。他の実施形態では、初期伝送後、RULL-UEのみが再分類される。しかしながら、これらの実施形態では、伝送RULL-UEは、非伝送RULL-UEがマッピングされるCTUに再分類されてよく、このことは、RULL-UEの不均一で予測不可能な分配につながり得る。
明確性のために、RULL-UE、UE1からUE8の1つのグループのみが図5に示される。しかしながら、いくつかの実施形態では、RULL伝送機構は、他のグループからのRULL-UE がRULL-CTU 502-508にマッピングされることができるようにRULL-UEの1より多くのグループを含んでよく、それによって、他のグループのマッピングは、図5に示されるような、RULL-UE、UE1からUE8のグループのマッピングと重複する。例えば、第2のグループのRULL-UEの少なくとも一部は、TTI2における初期伝送のための、図5に示されるRULL-CTU 502-508にマッピングされてよい。この例では、初期伝送のためのRULL-UEの第2のグループにマッピングされたRULL-CTUの少なくとも一部は、冗長伝送のための、RULL-UE、UE1からUE8の第1のグループにマッピングされたRULL-CTU 502-508と重複する。
ここで図6を参照すると、RULL伝送機構を利用してどのように衝突が解決されることができるかを説明する例が説明される。この例では、5個のRULL-UE、UE1、UE2、UE3、UE5およびUE8は、TTI1において初期伝送を伝送する。図6におけるRULL-UEが従うマッピング規則は、図5に示される例と同じ規則に従う。しかしながら、明確性のために、図6に示される例では、初期伝送後、1つの冗長伝送のみが示される。
TTI1中の初期伝送では、UE1およびUE2の伝送の衝突により、星形によって示される、RULL-CTU 602上で受信された信号は、BSによって復号されることはできない。BS 102は、TTI1中、RULL-CTU 602上で伝送を復号することはできないが、デフォルトのRULLマッピング規則は、これらがTTI1中にRULL-CTU 602にマッピングされた2つのRULL-UEであると提示するため、BS 102は、衝突がUE1およびUE2からの伝送に起因すると暗に知ることができる。UE3、UE5およびUE8からの初期伝送は、他の伝送と衝突せず、BS 102によって復号される。
TTI1での初期伝送の後、RULL-UEは再分類されたパターンに再分類され、冗長伝送は、RULL-UEの全てによって送信される。TTI2中、RULL-CTU 604上のUE2からの冗長伝送は衝突せず、BS 102によって復号される。RULL-CTU 602上で受信される、UE1およびUE5からの冗長伝送は、星形によって示されるように、TTI2で衝突する。従って、UE1からの伝送は、初期伝送または冗長伝送のいずれかに直接的に基づいて復号されることはできない。
しかしながら、デフォルトのRULLマッピング方式は、これらが、TTI2において、RULL-CTU 602上で冗長伝送を有する2つのRULL-UEであると提示するため、BS 102は、TTI2において、RULL-CTU 602上で検出された信号は、UE1およびUE5からの伝送の組合せであると暗に決定することができる。
従って、BS 102は、衝突した信号がTTI1におけるUE1およびUE2およびTTI2におけるUE1およびUE5の組合せであると暗に決定されたため、且つ、UE5の伝送は、TTI1で復号され、UE2からの伝送はTTI2で復号されたため、UE1からの伝送は回復されることができる。例えば、UE1の伝送は、TTI1においてRULL-CTU 606上で受信されたUE5からの伝送を差し引くことによって、TTI2においてRULL-CTU 602上で受信された信号から回復されることができる。あるいは、UE 1の伝送は、TTI2においてRULL-CTU 604上で受信された、UE 2からの伝送を差し引くことによって、TTI1において、RULL-CTU 602上で受信された信号から回復されることができる。
いくつかの実施形態では、図6および7に示される例で説明されるように、初期伝送および冗長伝送の結合検出および復号が、MPA(メッセージ解析アルゴリズム)受信機によって実行される。
RULL-UEによって送信される再分類および冗長伝送の数は、RULL-UEの遅延および信頼性要件に基づいて決定されてよい。例えば、RULL伝送機構は、異なる遅延および信頼性要件を有する異なるRULLトラフィックタイプを可能にするいくつかの信頼性伝送モードを含んでよい。信頼性伝送モードは、例えば、以下により詳細に説明される、送信された冗長伝送の数、および利用された任意の選択的冗長方式等の物理層伝送パラメータによって定義される。
例として、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、より短い遅延およびより低い信頼性要件、例えば、2-3 msの遅延および99.9%の信頼性を有する、遠隔自動化および制御伝送よりも長い遅延および高い信頼性要件、例えば、8msの遅延および99.999%の信頼性を有する。従って、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、遠隔自動化および制御伝送とは異なる信頼性伝送モードを利用してよい。例えば、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、例えば、2-3の冗長伝送を伝送する、遠隔自動化および制御によって利用される信頼性伝送モードよりも多くの冗長伝送、例えば、4-8の冗長伝送を有する信頼性伝送モードを利用してよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEによって送信される冗長伝送の数に加えて、RULL-UEは、初期伝送のすぐ後に続くTTIではなく、初期伝送に続くTTIの特定のパターンで冗長伝送を伝送するように構成されてよい。RULL-UEがどのTTIで冗長伝送を伝送するかは、選択的冗長伝送方式で定義されてよい。選択的冗長伝送方式は、例えば、UE選択的冗長移行方式、CTU選択的冗長伝送方式または時間選択的冗長伝送方式のうちの1つであってよい。
UE選択的冗長伝送方式では、RULL-UEの一部分は、特定のTTIで冗長伝送を送信し、一方で、残りの部分は送信しない。RULL-UEが冗長伝送を送信するか否かは、例えば、RULL-UE DCSおよびTTI番号に基づく規則によって暗に定義されてよい。例えば、UE選択的冗長伝送方式は、偶数番目のDSCを有するRULL-UEが、初期伝送に続く偶数番目のTTIの間にのみ、冗長伝送を伝送するようなものであってよい。
CTU選択的冗長伝送では、どのRULL-UEが特定のTTIの間に冗長伝送を伝送するかの決定は、UEがその上で伝送しているRULL-CTUに基づく。CTU選択的冗長方式は、例えば、RULL-CTUインデックスに基づいてよい。例えば、偶数番目のRULL-CTUインデックスを有するRULL-CTUにマッピングされた全てのRULL-UEは、冗長伝送を伝送し、一方で、奇数番目のRULL-CTUインデックスにマッピングされた全てのRULL-UEは、冗長伝送を伝送しない。
時間選択的冗長方式では、RULL-UEは、例えば、初期伝送に続く、毎TTIまたはひとつおきのTTI等の事前に決定されたTTIパターンに従って冗長伝送を伝送するように構成される。時間選択的冗長方式は、UE選択的冗長伝送方式またはCTU選択的冗長伝送方式のうちのいずれかとともに利用されてよい。例えば、時間選択的およびUE選択的冗長方式が共に利用されるとき、時間選択的冗長方式の事前に決定されたTTIパターンは、UE選択的冗長方式の下で決定された特定のRULL-UEに適用されてよい。別の例では、時間選択的およびCTU選択的冗長方式が共に利用されるとき、時間選択的冗長方式の事前に決定されたTTIパターンは、CTU選択的冗長方式の下で決定された特定のCTUにマッピングされたRULL-UEに適用されてよい。
利用される選択的冗長伝送方式は、遅延および信頼性要件に基づいてよい。例えば、より低い遅延およびより高い信頼性要件を持つRULL-UEは、より高い遅延およびより低い信頼性要件を有するRULL-UEよりも、より少ないTTIの期間にわたって、より多くの冗長伝送を持つ選択的冗長伝送方式を利用するように構成されてよい。
図7を参照して、選択的冗長伝送方式を実施する例が説明される。
図5に示される例と同様に、5個のRULL-UE、UE1、UE2、UE3、UE5およびUE8がRULL伝送方式を利用してデータを伝送している。RULL-UEは、図5および6に示される例のものと同様の初期パターンおよび再分類されたパターンにマッピングされる。しかしながら、図7に示される例では、選択的冗長伝送方式に従って、TTI2の間、UE1、UE3およびUE5のみが冗長伝送を伝送する。
実施形態では、図7に示される例で利用される選択的冗長伝送方式は、例えば奇数番目のRULL-UE IDを有するRULL-UE、すなわち、UE1、UE3およびUE5は、TTI2で冗長伝送を伝送し、一方で、偶数番目のUE IDを有するRULL-UE、すなわち、UE2およびUE8は、TTI2で冗長伝送を伝送しない、UE選択的冗長方式である。
別の実施形態では、図7に示される例で利用される選択的冗長伝送方式は、TTI2で、RULL-CTU 702および706にマッピングされたRULL-UEは冗長伝送を伝送し、且つ、TTI2で、RULL-CTU 704および708にマッピングされたRULL-UEは冗長伝送を伝送しない、CTU選択的冗長伝送方式である。従って、CTU 702にマッピングされたUE1およびUE5、および、CTU 706にマッピングされたUE3は、TTI2で冗長伝送を伝送する。CTU 704にマッピングされたUE2、および、CTU 708にマッピングされたUE8は、冗長伝送を伝送しない。
図7に示される例における、TTI1およびTTI2で、RULL-CTU 702において衝突した伝送を回復するために、UE1からの伝送は、TTI1においてCTU 706から復号されたUE5からの伝送を、TTI2において、RULL-CTU 702において受信された衝突した伝送から差し引くことによって回復される。UE1からの回復された伝送は、次いで、TTI1においてCTU 702上で受信された衝突した伝送からUE1伝送を差し引くことによって、UE2からの伝送を回復するために利用されてよい。
ここで図8を参照すると、いくつかの実施形態では、RULL伝送機構を実施することは、RULL-CTUアクセス領域802をRULL伝送機構の初期伝送に提供することと、RULL-UEからの冗長伝送のために標準のCTUアクセス領域804を利用することを含んでよい。
初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を利用することは、伝送の追跡を続ける際の複雑さを高める、同じRULL-CTU領域内の初期伝送および冗長伝送の混合を回避する。RULL-CTUアクセス領域802のRULL-CTUで衝突が生じるとき、BS 102は、任意のRULL-CTUが冗長伝送のためにその同じCTUにマッピングされているかどうかを決定する必要無しに、衝突に関する伝送が初期伝送であると知り、デフォルトのRULL-マッピング規則を利用してどのRULL-UEが潜在的に関与していたかを決定することができる。さらに、衝突が初期伝送に関与すると知ることは、BS 102が、次のTTIで冗長伝送が予期される標準のCTUアクセス領域804のCTUを予想することを可能にする。
図8に示される例では、黒丸806および白丸808によって表される2つのRULL-UEは、RULL-CTUアクセス領域802においてRULL-CTU810にマッピングされる。TTI1では、RULL-UE 806および808の両方は、RULL-CTU 810上で初期伝送を伝送し、星形によって示される、RULL-CTU 810での衝突をもたらす。
デフォルトのマッピング方式に基づいて、BS 102は、伝送の潜在的なRULL-UE、すなわち、初期伝送のためのRULL-CTU 810にマッピングされたRULL-UEは、RULL-UE 806および808を含むと暗に決定してよい。暗黙的な知識に基づいて、BS 102は、TTI2における潜在的な冗長伝送は、CTU 812およびCTU 814上で受信され、CTU 816およびCTU 818上で、TTI3において受信されると予想することができる。
さらに、初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を有することは、BS 102が、別のRULL-UEからの初期伝送と衝突する、1つのRULL-UEからの冗長伝送を考慮する必要を回避することによって、BS 102において衝突を解決することをより容易くする。高レベルのRULLトラフィックを有する許可不要アップリンク伝送方式では、どの伝送が初期伝送であり、どれが冗長伝送であるかを決定することは、計算集約的であることができる。初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を定義することによって、BS 102は、RULL-CTUアクセス領域802で受信される任意の伝送が初期伝送であると容易に決定することができる。
標準のCTUアクセス領域804内で、BS 102は、デフォルトのマッピング規則を利用して、暗に、または、受信された伝送のヘッダに基づいて、明白に、RULL許可不要アップリンク伝送トラフィックを標準の許可不要アップリンク伝送トラフィックから区別することができる。
RULL伝送機構を実施する別の実施形態は、初期伝送および冗長伝送の両方専用のRULL-CTUアクセス領域802を割り当てることを含んでよい。さらに別の実施形態では、RULL伝送機構は、ハイブリッド方式で生じてよい。ネットワークは、1)全てのRULL伝送がRULL-CTUアクセス領域802で生じるか、または、2)初期RULL伝送は802内で、冗長伝送は804内で生じるかを半静的にRULL-UEに示すことができる。決定は、領域802および804のトラフィック負荷およびRULLおよび標準トラフィックの衝突統計に基づくことができる。
RULLデータ通信をサポートするために必要とされるシグナリングが詳細に説明される。ネットワークは、RULL伝送のための、無線リソース(例えば、時間、周波数および/またはシグネチャに関する情報)をRULL-UEに示す必要がある。シグナリングは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストチャネルで伝送されることができる。ネットワークはまた、RULL-UEがその伝送リソースを導出することを可能にする情報を伝送してよい。このような情報は、マッピング規則、マッピング規則に対応するインデックス、RULL領域内のRULL-CTUの合計数のうちの1つ以上を含んでよい。RULL-UEは、UE ID、フレーム、サブフレームまたはTTI番号等のようなパラメータに基づいてそのRULL-CTUを暗に導出することができる。RULL接続セットアップシグナリング手順は、RULL-UEとネットワークとの間のメッセージ交換である。RULLサービスをサポートすることができるUEは、UE能力交換手順の一部として、且つ/または、UEが初期ネットワークエントリ後、RULLサービスをサポートする必要があるとき、初期アクセス中にネットワークに通知することができる。このような接続セットアップは、UE開始およびネットワーク開始であることができる。接続セットアップ情報およびシステム内のRULL-UEの数に基づいて、ネットワークは、RULL無線リソースプロビジョニングを積極的に調整することができる。ネットワークは、RULLサービスの遅延および信頼性要件に基づいて、RULL伝送モードを構成してよい。RULL伝送モードは、物理層伝送方式および、冗長伝送の数等のパラメータおよび/または選択的冗長伝送方式(例えば、時間選択的、UE選択的)に関する情報から成る。選択的冗長伝送方式に関する情報は、事前に定義された複数の方式のうちの1つを示すインデックスの形態であってよい。
図9は、本明細書で開示されるデバイスおよび方法を実施するために使用されることができる処理システムのブロック図である。具体的なデバイスは、示された構成要素の全てまたは構成要素のサブセットのみを利用してよく、統合のレベルは、デバイスによって異なり得る。さらに、デバイスは、複数のプロセッサ、メモリ、送信機、受信機等のような構成要素の複数のインスタンスを含んでよい。処理システムは、スピーカー、マイクロフォン、マウス、タッチスクリーン、キーパッド、キーボード、プリンタ、ディスプレイ等のような、1つ以上の入力/出力デバイスに操作上で結合されたプロセッサを含んでよい。処理ユニットは、バスに接続される、プロセッサ、メモリ、ディスプレイコントローラおよび入力/出力インタフェースを含んでよい。
バスは、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、ビデオバス等を含むいくつかのバスアーキテクチャの任意のタイプの1つ以上であってよい。プロセッサは、任意のタイプの電子データプロセッサを含んでよい。メモリは、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、読出し専用メモリ(ROM)、それらの組合せ等のような任意のタイプのシステムメモリを含んでよい。実施形態では、メモリは起動で使用するためのROMと、プログラム実行中の使用のためのプログラムおよびデータ記憶のためのDRAMを含んでよい。メモリはまた、データ、プログラムおよび他の情報を記憶し、データ、プログラムおよび他の情報をバスを介してアクセス可能にするように構成される記憶デバイスを含んでよい。記憶デバイスは、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ等のうちの1つ以上を含んでよい。
ディスプレイコントローラおよび入力/出力インタフェースは、外部の入力および出力デバイスを処理ユニットに結合するためのインタフェースを提供する。入力および出力デバイスの例は、ディスプレイコントローラに結合されるディスプレイ、および、入力/出力に結合されるマウス、キーボードまたはプリンタを含む。他のデバイスは、処理ユニットに結合されてよく、追加的なまたはより少ないインタフェースカードが利用されることができる。
処理ユニットはまた、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンク、および/または、ノードまたは異なるネットワークにアクセスするための無線リンクを含み得る、1つ以上のネットワークインタフェースを含む。ネットワークインタフェースは、処理ユニットが、ネットワークを介して遠隔ユニットと通信することを可能にする。例えば、ネットワークインタフェースは、1つ以上の送信機/送信アンテナおよび1つ以上の受信機/受信アンテナを介して無線通信を提供することができる。実施形態では、処理ユニットは、他の処理ユニット、インターネット、遠隔記憶設備等のような、データ処理および遠隔デバイスとの通信のためのローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークに結合される。
前述の説明では、説明を目的として、実施形態の完全な理解を提供するために、多数の詳細が明らかにされている。しかしながら、これらの具体的な詳細が必要とされないことは、当業者には明らかである。他の例として、周知の電気的構造および回路は、理解を不明瞭にしないために、ブロック図の形態で示される。例えば、本明細書で説明された実施形態がソフトウェアルーチン、ハードウェア回路、ファームウェアまたはそれらの組合せとして実施されるかどうかに関して具体的な詳細は提供されない。
開示の実施形態は、機械可読媒体(その中にコンピュータ可読プログラムコードが組み込まれたコンピュータ可読媒体、プロセッサ可読媒体またはコンピュータ使用可能媒体とも呼ばれる)に記憶されたコンピュータプログラム製品として表されることができる。機械可読媒体は、ディスケット、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、メモリデバイス(揮発性または不揮発性)または同様の記憶機構を含む、磁気的、光的または電気的記憶媒体を含む、任意の適切な、有形の、非一時的な媒体であることができる。機械可読媒体は、実行されると、プロセッサに、開示の実施形態に係る方法のステップを実行させる、命令、コードシーケンス、設定情報または他のデータの様々なセットを含むことができる。当業者は、説明された実施を実装するのに必要な他の命令および操作はまた、機械可読媒体に記憶されることができることを理解する。機械可読媒体に記憶される命令は、プロセッサまたは他の適切な処理デバイスによって実行されることができ、且つ、説明されたタスクを実行するための回路とインタフェースで接続することができる。
上で説明された実施形態は、単なる例であると意図される。変更、修正および変形は、当業者によって、特定の実施形態に対して成し遂げられることができる。請求項の範囲は、本明細書で明らかにされた特定の実施形態によって限定されるべきではないが、全体として明細書と一貫した方式で解釈されるべきである。
100 ネットワーク
本願は、“System and Method for Transmission in a Grant-free Uplink Transmission Scheme”と題する、2015年1月27日に出願された、米国非仮出願番号14/606,665について利益を主張し、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、無線通信のための許可不要アップリンク伝送方式における信頼性低遅延伝送機構のためのシステムおよび方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク等の典型的な無線ネットワークでは、アップリンク用の共有データチャネルの選択はスケジューリング/許可ベースであり、且つ、スケジューリングおよび許可機構は、ネットワーク内の基地局(BS)によって制御される。ユーザ機器(UE)はアップリンクスケジューリング要求をBSに送信する。BSがスケジューリング要求を受信したとき、BSは、そのアップリンクリソース割り当てを示すUEにアップリンク許可を送信する。UEは、次いで、許可されたリソース上でデータを伝送する。
ある態様では、本開示は方法を提供し、方法は、基地局(BS)によって、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するステップを含み、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義するステップであって、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる、ステップを含む。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義するステップと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義するステップとを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングするステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信するステップであって、BSは、初期伝送の受信および冗長伝送の受信間に、確認応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックを伝送しない、ステップと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決するステップとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、BSが初期伝送および冗長伝送のうちの少なくとも1つにおける衝突の数が閾値を満たすと決定したとき、第1のTTIにおける初期伝送のための第2の初期パターン、および、第1のTTIの次の第2のTTIにおける冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、再マッピング方式を定義するステップであって、第2の初期パターンは、第1の初期パターンとは異なり、第2の再分類されたパターンは、第1の再分類されたパターンおよび第2の初期パターンとは異なる、ステップと、高レベルシグナリングを使用して、再マッピング方式に関連する情報をRULL-UEに送信するステップとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、初期伝送および冗長伝送は、スパース符号多重接続(SCMA)方式に基づくことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を利用して、初期伝送と冗長伝送の結合検出および復号を提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施するステップは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義するステップをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、複数のRULL-UEのRULL-UE識別に基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、第1の部分が再分類されたパターンでマッピングされるCTUに基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のRULL-UEの第1の部分は、冗長伝送が伝送されるTTIに基づいて定義されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングするステップを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数の冗長伝送の数は、複数のRULL-UEの遅延要件および信頼性要件の1つまたは両方に基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のCTUは周波数リソースであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、複数のCTUは時間リソースであることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、第2のTTIにおいて、初期伝送のための第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングして、第2のTTIの次の第3のTTIにおいて、冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含み、第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUは、再分類されたパターンで、第1の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUと少なくとも部分的に重複することを提供する。
別の態様では、本開示は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む基地局(BS)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、RULL伝送機構を実施することは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義することを含み、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義することと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義することとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングすることを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信することと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決することとをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL伝送機構を実施することは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義することをさらに含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、RULL-UEマッピング方式を定義することは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングすることを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものであることを提供する。
別の態様では、本開示は方法を提供し、方法は、初期信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング規則およびデフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定するステップと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送するステップと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定するステップと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送するステップとによって、RULL-UEによって、デフォルトのRULL-CTUマッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)機構を実施するステップを含む。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTUを決定するステップは、複数の冗長CTUを決定するステップを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を伝送するステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数の冗長伝送の第1の部分を伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないステップを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされることを提供する。
別の態様では、本開示は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、デフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、RULL伝送機構を実施することは、初期RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定することと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送することと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定することと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送することとを含む。
さらなる態様では、本開示は、第2のCTUを決定することは、複数の冗長CTUを決定することを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、且つ、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送することは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を伝送することを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、伝送することは、複数の冗長伝送の第1の部分を伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないことを含むことを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定されることを提供する。
さらなる態様では、本開示は、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされることを提供する。
本開示の他の態様および特徴は、添付図面と併せた、具体的な実施形態の以下の説明のレビューによって、当業者には明らかになる。
本開示の実施形態が、添付図面を参照して、例としてのみ、ここで説明される。
図1aは、その上で様々な実施形態が実施され得るネットワークのブロック図である。 図1bは、その上で様々な実施形態が実施され得るネットワークの別のブロック図である。 図2は、実施形態に係る、様々な競合伝送単位(CTU)アクセスユニットの例示的な構成の概略図である。 図3Aは、実施形態に係る、例示的な信頼性超低遅延(RULL)伝送方式を実施するステップにおける基地局(BS)アクティビティのフローチャートである。 図3Bは、別の実施形態に係る、例示的なRULL伝送方式を実施するステップにおけるBSアクティビティのフローチャートである。 図4は、実施形態に係る、RULL伝送機構を実施するステップにおける例示的な信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)アクティビティのフローチャートである。 図5は、実施形態に係る、RULL伝送機構における、RULL-UEの信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)へのマッピングおよび再分類の例の概略図である。 図6は、実施形態に係る、RULL伝送機構を利用して、衝突を解決することの例の概略図である。 図7は、実施形態に係る、選択的冗長伝送方式を利用する、例示的なRULL伝送機構の概略図である。 図8は、実施形態に係る、初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域を利用する、例示的なRULL伝送機構の概略図である。 図9は、本明細書で説明される様々な実施形態に従って、デバイスおよび方法を実施するために利用され得る例示的な処理ユニットのブロック図である。
一般に、本開示の実施形態は、許可不要アップリンク伝送方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構のための方法およびシステムを提供する。説明を簡潔および明確にするために、対応するまたは類似する要素を示すために、図面間で参照番号は繰り返され得る。多くの詳細は、本明細書で説明される例の理解を提供するために明らかにされる。例は、これらの詳細無しに実行されることができる。他の例では、説明される例を不明瞭にすることを回避するために、周知の方法、手順および構成要素は詳細には説明されない。説明は、本明細書で説明される例の範囲を限定するものとして考えられるべきではない。
ロングタームエボリューション(LTE)無線ネットワークの文脈で、様々な実施形態が本明細書で説明される。しかしながら、様々な実施形態はまた、例えば、マイクロウェーブ・アクセスのためのワールドワイド・インターオペラビリティ(WiMAX)ネットワークを含む他の無線ネットワーク、または将来の無線ネットワーク、例えば、セル用のセルID無しの将来のセルラネットワークに適用されてもよい。
図1aを参照すると、ネットワーク100の概略図が示される。基地局(BS)102は、BS 102のカバレッジエリア120内の複数のユーザ機器(UE)104-118にネットワーク100とのアップリンクおよびダウンリンク通信を提供する。BS 102は、例えば、セルタワー、アクセスポイント、発展型ノードB、アクセスルータ、無線ネットワークコントローラまたは他の無線アクセスコントローラであってよい。図1aは、説明の目的のために、1個のBS 102と8個のUE 104-118を示すが、ネットワーク100は、1より多くのBS 102を含んでよく、BS 102のカバレッジエリア120は、BS 102と通信している8より多くの、または8より少ないUE 104-118を含んでよい。また、ネットワークは、図1bに示される1より多くのBS、多くのUEのためにアップリンクおよびダウンリンク通信を提供するために存在および調整するコントローラ1によって制御されるBS1、BS2およびBS3を含む。コントローラ2は、ネットワーク内のBS5およびBS 4を制御するAP3を制御する。
BS 102は、競合伝送ユニット(CTU)アクセス領域が定義される許可不要アップリンク伝送方式を実施する。各CTUアクセス領域はいくつかのCTUを含んでよい。CTUは、競合伝送のための、ネットワーク100によって事前に定義される基本リソースである。各CTUは、時間、周波数、符号領域および/またはパイロット要素の組合せであってよい。符号領域要素は、例えば、CDMA(符号分割多重アクセス)コード、LDS(低密度シグネチャ)シグネチャ、SCMA(スパース符号多重アクセス)コードブック等であってよい。これらの可能な符号領域要素は、以下では総称的に “シグネチャ”と呼ばれる。複数のUEは、同じCTUのために競合し得る。CTUのサイズは、ネットワーク100によって事前に設定されてよく、且つ、予期される伝送サイズ、所望のパディングの量、および/または変調符号化方式(MCS)レベルを考慮してよい。許可不要アップリンク伝送方式は、BS102によって定義されてよく、または、無線規格(例えば、3GPP)で設定されてよい。許可不要アップリンク伝送方式は、UEおよびネットワーク間の動的要求および許可シグナリングを除く。例示的な許可不要アップリンク伝送方式および方法の詳細な説明は、“System and Method for Uplink Grant-Free Transmission Scheme”と題する、2013年3月8日に出願された、米国特許出願番号13/790,673内で見つけられることができ、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
スパース符号多重アクセス(SCMA)は、多次元配置の整形利得を利用する概最適なスペクトル効率を持つ非直交波形である。SCMAにおける非直交波形の利用は、複数の層またはユーザのスパース符号語が符号領域およびパワー領域においてオーバーレイされ、且つ、共有された時間-周波数リソースを介して搬送される、複数ユーザ多重アクセス方式の作成を可能にする。システムは、オーバーレイされた層の数が多重化された符号語の長さよりも大きい場合に過負荷になる。過負荷は、SCMA符号語の希薄さによる検出の中程度の複雑さによって達成可能である。SCMAでは、符号化ビットは、層特有のSCMAコードブックから選択された多次元スパース符号語に直接マッピングされる。SCMAの複雑さを制御する主要な要因は、符号語の希薄さレベル、および、次元毎に少数の投影点を持つ多次元配置を含む。これらの利点により、SCMAは、大規模な連結性をサポートするのに適した技術である。さらに、メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を使用するブラインドマルチユーザ受信技術は、ユーザのアクティビティおよび同時にそれらによって搬送される情報を検出するために適用されることができる。このようなブラインド検出能力により、許可不要多重アクセスがサポートされることができる。SCMA方式の詳細な説明は、System and Method for Designing and Using Multidimensional Constellationsと題する、2013年6月17日に出願された米国特許出願番号13/919,918内で見つけられることができ、この出願は、参照により本明細書に組み込まれる。MPA受信機の詳細な説明は、Low Complexity Receiver and Method for Low Density Signature Modulationと題する、2014年3月14日に出願された、米国特許出願番号14/212,583内で見つけられることができ、この出願は、これによって、参照により本明細書に組み込まれる。
図2を参照すると、許可不要アップリンク伝送方式において、様々なCTUアクセス領域内のCTUリソースを定義することの例の概略図が示される。
例では、BS 102(またはBS 102 のグループ)の利用可能な帯域幅は、CTUアクセス領域を定義する時間-周波数領域に分割される。図2に示される例では、4個のCTUアクセス領域202-208が定義される。各CTUアクセス領域202-208は、利用可能な帯域幅の事前に定義された数のリソースブロック(RB)を占有する。CTUアクセス領域202は、例えば、4個のリソースブロックRB1-RB4を占有する。図2では、CTUはアクセス領域202-208に等しくマッピングされるが(すなわち、各アクセス領域内に同じ数のCTU)、このマッピングの変化するビューが例示の目的のために示される。別の実施形態では、各CTUアクセス領域202-208のサイズは、異なる数のリソースブロックを占有してよい。すなわち、CTUアクセス領域202は4個のRBを占有してよく、一方で、CTUアクセス領域204は8個のRBを占有してよい。
CTUアクセス領域202-208の各々によって占有される周波数-時間領域は、6個のシグネチャ(S1-S6)および各シグネチャにマッピングされる6個のパイロットをサポートして、CTUアクセス領域202-208毎に36個の合計パイロット(P1-P36)を作成するためにさらに分解される。各CTUは、時間、周波数、シグネチャおよびパイロットの組合せによって定義される。示される例では、CTUアクセス領域202-208の各々は、各領域で定義された36個のCTUのために競合する36個のUEまでサポートすることができる。BS 102におけるパイロット/シグネチャ非相関器は、個々のUE信号および伝送を検出および復号するために使用される。例えば、共同ユーザアクティビティおよびデータ検出を持つMPA受信機を使用することによる。
許可不要アップリンク伝送方式で定義された一意のパイロットの数、例えば、図2に示される例における、CTUアクセス領域202-208毎の36個のパイロットは、システムでサポートされるUEの数に依存し得る。図2で与えられる具体的な数は、例示的な目的のみのために含まれ、且つ、CTUアクセス領域202-208の数および各CTUアクセス領域内のCTUの数を含む、CTUアクセス領域およびCTUの具体的な構成は、ネットワークに応じて変化し得る。
許可不要アップリンク伝送方式は、一意の識別CTUインデックスICTUを、CTUアクセス領域202-208における各CTUに割り当ててよい。UE 104-118は、UE 104-118の各々を適切なCTUインデックスにマッピングするためのマッピング規則に基づいて、どのCTU上で伝送すべきか決定する。マッピング規則は、デフォルトのマッピング方式または複数のマッピング方式のうちのマッピング方式で定義されてよい。デフォルトのマッピング方式またはマッピング方式は、BS 102によって決定されてよく、この場合、デフォルトのマッピング方式またはマッピング方式は、UE 104-118がBS 102に接続するとき、BS 102から、例えば、高レベルシグナリング(RRCシグナリング等)を利用して、UE 104-118に送信される。シグナリングはマッピング方式に対するインデックスであることができる。あるいは、デフォルトのマッピング方式は、規格、またはシステムによって決定されてよく、この場合、デフォルトのマッピング方式は、UE 104-118がBS 102に接続する前にUE 104-118で知られている。BS 102は、CTUの合計数等の情報をUE 104-118に伝送して、それらがその上で伝送することができるCTUをそれらが暗に導出することを可能にすることができる。別の実施形態では、BS 102は、RULL-UEに対するCTUインデックスを示してよい。RULL-UEは、受信されたCTUインデックスに基づく伝送のためのCTUを決定する。このような決定は、テーブルルックアップとして実施されてよい。さらに別の実施形態では、BS 102は、伝送のためのそのCTUリソースをRULL-UEに明白に示してよい。
デフォルトのマッピング方式を利用することは、BS 102およびUE間のスケジューリングシグナリング無しに、UEがBSの102のカバレッジエリア120に入るとすぐに、UEが、CTU上でデータを自動的に伝送することを可能にする。デフォルトのマッピング規則は、例えば、UEの専用接続シグネチャ(DCS)、(例えば、UEの初期アクセス手順中、且つ、ネットワークによって決定されたUE専用接続IDに基づいて)BSによって割り当てられたそのDCSインデックス、専用接続ID(DCID)、CTUの合計数、および/またはサブフレーム番号等の他のパラメータに基づいてよい。
デフォルトのマッピング規則は、時間-周波数領域にわたって、CTUアクセス領域202-208のサイズおよびBS 102における復号の複雑さを低減する願望を考慮して、利用可能なリソースにわたって、UEを一様にマッピングしてよい。CTUアクセス領域202-208のサイズは、UEが全て、利用可能な時間-周波数リソースの同じサブセットにマッピングされないように考慮される。
許可不要アップリンク伝送方式では、複数のUEが同じCTUに同時にアクセスするときに衝突が生じる。衝突では、BS 102は、同じCTUにアクセスするUEの個々のチャネルを推定することができず、従って、各UEの伝送情報を復号することができない。例えば、2つのUE(UE 104および106)が同じCTUにマッピングされ、それらのチャネルはh1およびh2であると仮定する。両方のUEが同時に伝送する場合、BS 102はUE 104および106の両方のためのh1+h2の品質のチャネルを推定することのみでき、伝送された情報は正しく復号されない。しかしながら、BS 102は、例えBS 102が、例えば、データ伝送の各々のヘッダを解決すること等によって、どのUEが伝送していたかを明白に決定することはできなくても、デフォルトのマッピング規則に基づいて、伝送がどのUE由来であるか(すなわち、CTUにマッピングするUE)を暗に決定することができる。
例示的な許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作では、UEは、UEからの伝送が成功裏に復号されるとき、例えば、確認応答(ACK)を介してBS 102によって通知されてよい。BS 102は、伝送が成功したときにACK信号のみを送信する。従って、UEが事前に決定された期間内にACK信号を受信しない場合、UEは、衝突が生じたと決定し、アップリンク伝送を再伝送してよい。あるいは、BS 102は、伝送が失敗したときに否定応答(NACK)信号をUEに送信してよい。この場合、UEは、NACK信号がUE側で受信されなければ、伝送は成功したと推定する。
衝突が生じたとき、伝送が成功でなく、再伝送されるべきであると決定する前に、ACK信号を受信すること無しに、または、NACK信号を受信するまで、UEは事前に定義された期間待機するため、UEでのACK/NACKフィードバックに依存することは、初期伝送の時間と伝送がその後復号される時間との間の遅延期間を作る。この遅延期間は、例えば、4 msであってよい。加えて、UEは、例えば、許可不要アップリンク伝送方式内で実施されるランダムなバックオフ手順により、ACK/NACKフィードバックを受信した後で、再伝送を送信する前の追加期間待機し得る。この追加的な待機期間は、例えば、4 msであり得る。
さらに、同じCTUにマッピングされた両方のUEが、信号を再伝送することによって衝突を解決しようとする場合、UEからの再伝送は再び衝突し得る可能性がある。
いくつかの適用では、再送信前に初期伝送が成功しなかったとUEが決定するまで待機することは望ましくないことがある。例えば、スマートグリッドにおけるテレプロテクションまたはヘルスケアシステムの遠隔自動化および制御のための5Gネットワークでは、UEは、低遅延で、高信頼性の伝送要件を有することがあり、ここでは、信頼性超低遅延UE(RULL-UE)と呼ばれる。RULL-UEの遅延および信頼性要件は、成功した伝送は、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作において、UEがACK/NACKフィードバックを受信する時間よりも短い期間に所望されるようなものであってよい。スマートグリッドにおけるテレプロテクションでは、例えば、伝送のための要件は、99.999%の信頼性を持つ8ms未満の遅延であり得る。従って、RULL-UEの所望された低遅延および要件は、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作において、達成可能でないことがある。
許可不要アップリンク伝送方式における改善された遅延および信頼性応答を提供するために、本開示は、RULL-UEは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、CTUの1つの上で第1の伝送を伝送し、次いで、RULL-UEは、少なくとも1つの冗長伝送を自動的に伝送し、各冗長伝送は、初期伝送とは異なるCTU上で次のTTIで送信されることができる、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を提供する。第1の冗長伝送は、例えば、初期伝送が送信されたTTIのすぐ後のTTIで送信されてよい。RULL機構を利用して、伝送と冗長伝送との間の遅延は、例えば、上述された、ランダムなバックオフ手順が利用される許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作の下での8ms遅延と比較して、例えば、2msであってよい。
RULL-UEがその上で伝送するCTUを再分類することおよび初期伝送の後に冗長伝送を自動的に送信することは、RULL-UEがACK/NACKフィードバックを待つこと無しに、各RULL-UEの伝送の1つが、BS 102において復号される可能性を高め、許可不要アップリンク伝送方式の通常の操作と比較してアップリンク伝送の信頼性を高めて遅延を低減する。
ここで図3Aを参照すると、BS 102によって、許可不要アップリンク伝送方式においてRULL伝送機構を実施するための方法を説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、BS 102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、BS 102の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。いくつかの実施形態では、方法の少なくとも一部を実行するBS 102のプロセッサは、例えば、BS 102と通信している遠隔に配置されたコントローラであってよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔に配置されたコントローラは、マッピング方式を実施してよく、一方で、BS 102に配置されたプロセッサは、マッピング方式、および他の情報をUEに知らせてよい。
302では、BS 102は、1以上の信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義する。別の実施形態では、BS 102は、ネットワークコントローラから定義情報を受信してよい。RULL-CTUアクセス領域を定義することは、BS 102によって、CTUマッピング方式を利用して、様々なRULL-CTUをRULL-CTUアクセス領域にマッピングすることを含む。マッピングは、一意のRULL-CTUインデックスをRULL-CTUアクセス領域内の各RULL-CTUに割り当てることを含んでよい。各RULL-CTUインデックスは、RULL-UEがRULL伝送機構に従ってその上で伝送を実行し得るRULL-CTUに対応する。
304では、BS 102は、カバレッジエリア120内のUE 104-118の一部をRULL-UEとして識別する。UEをRULL-UEとして識別することは、例えば、BS 102とUE 104-118との間の高レベルシグナリングを利用してよい。RULL-UEの決定は、例えば、リモートヘルスアプリケーションまたはスマートグリッドアプリケーション等の、RULL-UE上で動作するサービスに基づいてよい。識別は、例えば、UE 104-118がカバレッジ領域120に入り、BS 102とUE 104-118との間の接続セットアップシグナリングが送信されたときに生じ得る。接続セットアップシグナリングはまた、例えば、低遅延高信頼性伝送要件を持つ新しいソフトウェアのインストール等によって、新しいサービスが、カバレッジエリア120内のUE 104-118において利用可能であるときに生じ得る。
BS 102は、接続セットアップ、能力交換および/または設定シグナリングを介して決定されたカバレッジエリア120内のRULL-UEの数に基づいて、RULL-CTUアクセス領域のサイズを調整してよい。例えば、多数のRULL-UEが識別される場合、BS 102は、利用可能な帯域幅のより大きい部分をRULL-CTUアクセス領域に割り当ててよい。304において識別することは、RULL-UEのいくつかの冗長伝送を決定することを含んでよい。冗長伝送の数は、信頼性モードに基づいてよい。識別することはまた、選択的冗長方式を適用することを含んでよい。以下でさらに詳細に説明されるように、信頼性モードおよび選択的冗長モードは、いくつの冗長伝送が送信されるか、および、どの次のTTI上で冗長伝送が送信されるかを決定してよい。
306では、BS 102は、例えば、ブロードキャストチャネルを介して、高レベルシグナリングを使用して、RULL伝送機構を介するRULL-UEからのRULL伝送を可能にするために、CTUアクセス領域内のRULL-CTUインデックス付けに関する情報をRULL-UEに送信してよい。例えば、マルチキャストまたはユニキャストチャネル等の他のチャネルが同様に利用されることができる。この高レベルシグナリングは、例えば、定義されたRULL-CTUアクセス領域、アクセス領域内のRULL-CTUの数および/またはRULL-CTUインデックスマップに関する情報を含んでよい。高レベルシグナリングはまた、割り当てられたRULL-UE DCSインデックス情報、DCID等を含んでよい。RULL-UEは、RULL-CTUアクセス領域のRULL-CTUのうちのどれがRULLマッピング規則に従ってマッピングするかを決定する。マッピング規則は、デフォルトのRULLマッピング方式で定義されてよい。デフォルトのRULLマッピング方式は、BS 102によって決定されるとともに高レベルシグナリングを介してRULL-UEに送信されてよく、または、規格またはシステムによって決定されてよい。
デフォルトのRULLマッピング方式は、初期伝送のための初期パターンで、RULL-UEをRULL-CTUにマッピングし、冗長伝送の各々のための再分類されたパターンで、RULL-UEをRULL-CTUにマッピングするための規則を含む。デフォルトのマッピング方式を利用することによって、初期パターンおよび再分類されたパターンは、BS 102において暗に知られている。マッピング規則は、例えば、RULL-UE DCSまたはBS 102によって割り当てられたRULL-UE DCSインデックス、DCID、RULL-CTUの合計数、時間-周波数リソースIDおよび/またはサブフレーム番号等の他のパラメータ等のRULL-UE識別に基づいてよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEによる全ての初期伝送および冗長伝送は、RULL-CTUアクセス領域において送信される。他の実施形態では、初期伝送および冗長伝送の一部は、標準のCTUアクセス領域で送信されてよく、一方で、他の初期伝送および冗長伝送は、RULL-CTUアクセス領域で送信される。標準のCTUアクセス領域は、高信頼性および超低遅延要件を有しない許可不要伝送に適したトラフィックタイプに割り当てられるリソースである。例は、マシンのスモールパケットおよびアプリケーションのバックグラウンドトラフィック(キープアライブメッセージ等)である。図8を参照して以下でより詳細に説明される例では、RULL-UEによる全ての初期伝送は、RULL-CTUアクセス領域で送信され、全ての冗長伝送は、標準のCTUアクセス領域で送信される。
308では、BS 102は、第1のTTIで、RULL-UEから初期伝送を受信し、次のTTIで、RULL-UEから冗長伝送を受信する。いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれにおいて、複数の冗長伝送を送信するための複数のRULL-CTUを決定してよい。RULL-UEによって送信される冗長メッセージの数は、例えば、RULL-UEの信頼性伝送モードおよび/または選択的冗長方式によって決定されてよい。
310では、BS 102は、初期伝送と冗長伝送のいずれかで生じる衝突を解決しようとする。初期伝送および冗長伝送を伝送することは、伝送の1つが、BS 102において復号可能である可能性を高める。以下でより詳細に議論されるように、伝送の1つから復号された信号は、他の伝送中に復号された信号を含む衝突を解決するために利用されてよい。衝突を解決することは、例えば、他の伝送から復号された信号を、衝突信号から差し引いて、衝突に関する他のRULL-UEからの伝送を解決することを含んでよい。
BS 102は、次のTTIにおいて、RULL-UEのために308および310を繰り返し続けてよい。
ここで図3Bを参照すると、BS 102によって、許可不要アップリンク伝送方式においてRULL伝送機構を実施するための代替的な方法を説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、BS 102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、BS 102の少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。いくつかの実施形態では、BS 102のプロセッサは、例えば、BS 102と通信している遠隔に配置されたコントローラであってよい。例えば、いくつかの実施形態では、遠隔に配置されたコントローラは、マッピング方式を実施してよく、一方で、BS 102に配置されたプロセッサは、マッピング方式、および他の情報をUEに知らせてよい。
図3Bの方法のステップ322-330は、実質的に、図3Aを参照して上で説明されたステップ302-310と同様であり、繰返しを回避するためにさらに説明されない。
332では、衝突の数が閾値を満たすかどうかの決定が行われる。衝突の数は、例えば、初期伝送および冗長伝送の間に生じる衝突の合計数であってよく、または、初期伝送の間のみに生じる衝突の数であってよい。閾値は、BS 102、ネットワーク100によって、または規格によって設定されてよい。閾値は、例えば、伝送の1%未満で衝突が生じることであってよい。
衝突の数が閾値を満たさない場合、方法はステップ328に戻る。衝突の数が閾値を満たす場合、BS 102は、衝突の数、および、例えばRULL-CTUにおけるアクティブなRULL-UEの分布等の全ての条件を使用して、同じまたは異なるCTUアクセス領域324で、RULL-UEを他のRULL-CTUインデックスに再マッピングすることを決定する。BS 102は、次いで、ステップ326に戻り、高レベルシグナリング(例えば、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャスト)を介して再マッピングされたRULL-CTU情報をカバレッジエリア120内のRULL-UEに送信する。
図4を参照すると、様々な実施形態に従って、RULL-UEアクティビティを説明するフローチャートが示される。方法は、例えば、RULL-UEのプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実行されてよい。このような方法を実行するためのソフトウェアの符号化は、本開示を与えられた当業者の範囲内にある。方法は、示される、および/または説明されるよりも追加的な、またはより少ないプロセスを含んでよく、異なる順序で実行されてよい。方法を実行するために、RULL-UEの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコンピュータ可読コードは、非一時的コンピュータ可読媒体等のコンピュータ可読媒体に記憶されてよい。
402では、RULL-UEはBSの102のカバレッジエリア120に入る。ステップ404では、RULL-UEは、BS 102から高レベルシグナリング情報を受信する。この高レベルシグナリング情報は、例えば時間-周波数リソース割り当て、RULL-CTUの合計数等のRULL-CTUアクセス領域の定義を含んでよい。402での高レベルシグナリングはまた、デフォルトのRULLマッピング規則を含んでよい。あるいは、RULL-UEは、デフォルトのRULLマッピング規則によって事前に構成されてよい。
406では、RULL-UEは、第1のTTIで、その上で初期伝送を行う適切な第1のRULL-CTUと、第1のTTIの次の第2のTTIで、その上で冗長伝送を行う適切な第2のRULL-CTUを決定する。RULL-UEは、デフォルトのRULLマッピング規則を使用して、第1および第2のRULL-CTUインデックスを決定してよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれで、その上で複数の冗長伝送を送信するための複数のRULL-CTUを決定してよい。送信された冗長メッセージの数は、例えば、RULL-UEの信頼性伝送モードによって決定されてよい。
408では、RULL-UEは、第1のTTIで、第1のRULL-CTU上で初期伝送を送信し、第2のTTIで、第2のRULL-CTU上で冗長伝送を送信する。上で議論されるように、いくつかの実施形態では、RULL-UEは、複数の次のTTIのそれぞれで、複数の冗長伝送を送信してよい。いくつかの実施形態では、RULL-UEは、初期伝送が行われたTTIのすぐ後に続くTTIではなく、後に説明されるように、TTIの時間パターンで、冗長伝送を送信してよい。その間にRULL-UEが冗長伝送を送信する次のTTIは、例えば、以下でより詳細に議論されるように、選択的冗長方式によって決定されてよい。
ここで図5を参照すると、許可不要アップリンク伝送方式におけるRULL伝送機構のデフォルトのRULLマッピング方式を説明する例が示される。例では、8個のRULL-UE、UE1からUE8のグループは、信頼可能超低遅延UEとして識別される。RULL-UEは、初期伝送および冗長伝送のためのマッピング規則を提示するデフォルトのRULLマッピング方式に従って、4個のRULL-CTU、502-508にマッピングされる。図5に示される例では、RULL-UEは、TTI1において初期伝送を伝送した後、TTI2およびTTI3において、2個の冗長伝送を伝送するように構成される。
図5に示される例では、TTI1の間、UE1およびUE2がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE3およびUE4がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE 5およびUE 6がRULL-CTU 506にマッピングされ、UE7およびUE8がRULL-CTU 508にマッピングされる、初期パターンでRULL-UEがマッピングされる。TT11における初期伝送の後、RULL-UEは、UE1およびUE5がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE2およびUE6がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE3およびUE7がRULL-CTU 306にマッピングされ、UE4およびUE8がRULL-CTU 308にマッピングされる、第1の再分類されたパターンに再分類される。TTI2中の第1の冗長伝送の後、RULL-UEは、UE1およびUE3がRULL-CTU 502にマッピングされ、UE5およびUE7がRULL-CTU 504にマッピングされ、UE2およびUE4がRULL-CTU 306にマッピングされ、UE6およびUE8がRULL-CTU 508にマッピングされる、第2の再分類されたパターンに再分類される。別の実施形態では、図5に示される例は、TTIによって変化するRULL-UEマッピングパターンを表す。この場合、伝送が初期伝送であるか冗長伝送であるかに関わらず、RULL-UEはマッピングに基づくRULL-CTU上で伝送する。
いくつかの実施形態では、全てのRULL-UEは、特定のRULL-UEがTTI1中に伝送したか否かに関わらず、再分類されたパターンに含まれる。全てのRULL-UEを再分類することによって、RULL-UEの均一な分配が維持されることができる。伝送後、次のTTI中にマッピングされるRULL-UEは抑制される。他の実施形態では、初期伝送後、RULL-UEのみが再分類される。しかしながら、これらの実施形態では、伝送RULL-UEは、非伝送RULL-UEがマッピングされるCTUに再分類されてよく、このことは、RULL-UEの不均一で予測不可能な分配につながり得る。
明確性のために、RULL-UE、UE1からUE8の1つのグループのみが図5に示される。しかしながら、いくつかの実施形態では、RULL伝送機構は、他のグループからのRULL-UE がRULL-CTU 502-508にマッピングされることができるようにRULL-UEの1より多くのグループを含んでよく、それによって、他のグループのマッピングは、図5に示されるような、RULL-UE、UE1からUE8のグループのマッピングと重複する。例えば、第2のグループのRULL-UEの少なくとも一部は、TTI2における初期伝送のための、図5に示されるRULL-CTU 502-508にマッピングされてよい。この例では、初期伝送のためのRULL-UEの第2のグループにマッピングされたRULL-CTUの少なくとも一部は、冗長伝送のための、RULL-UE、UE1からUE8の第1のグループにマッピングされたRULL-CTU 502-508と重複する。
ここで図6を参照すると、RULL伝送機構を利用してどのように衝突が解決されることができるかを説明する例が説明される。この例では、5個のRULL-UE、UE1、UE2、UE3、UE5およびUE8は、TTI1において初期伝送を伝送する。図6におけるRULL-UEが従うマッピング規則は、図5に示される例と同じ規則に従う。しかしながら、明確性のために、図6に示される例では、初期伝送後、1つの冗長伝送のみが示される。
TTI1中の初期伝送では、UE1およびUE2の伝送の衝突により、星形によって示される、RULL-CTU 602上で受信された信号は、BSによって復号されることはできない。BS 102は、TTI1中、RULL-CTU 602上で伝送を復号することはできないが、デフォルトのRULLマッピング規則は、これらがTTI1中にRULL-CTU 602にマッピングされた2つのRULL-UEであると提示するため、BS 102は、衝突がUE1およびUE2からの伝送に起因すると暗に知ることができる。UE3、UE5およびUE8からの初期伝送は、他の伝送と衝突せず、BS 102によって復号される。
TTI1での初期伝送の後、RULL-UEは再分類されたパターンに再分類され、冗長伝送は、RULL-UEの全てによって送信される。TTI2中、RULL-CTU 604上のUE2からの冗長伝送は衝突せず、BS 102によって復号される。RULL-CTU 602上で受信される、UE1およびUE5からの冗長伝送は、星形によって示されるように、TTI2で衝突する。従って、UE1からの伝送は、初期伝送または冗長伝送のいずれかに直接的に基づいて復号されることはできない。
しかしながら、デフォルトのRULLマッピング方式は、これらが、TTI2において、RULL-CTU 602上で冗長伝送を有する2つのRULL-UEであると提示するため、BS 102は、TTI2において、RULL-CTU 602上で検出された信号は、UE1およびUE5からの伝送の組合せであると暗に決定することができる。
従って、BS 102は、衝突した信号がTTI1におけるUE1およびUE2およびTTI2におけるUE1およびUE5の組合せであると暗に決定されたため、且つ、UE5の伝送は、TTI1で復号され、UE2からの伝送はTTI2で復号されたため、UE1からの伝送は回復されることができる。例えば、UE1の伝送は、TTI1においてRULL-CTU 606上で受信されたUE5からの伝送を差し引くことによって、TTI2においてRULL-CTU 602上で受信された信号から回復されることができる。あるいは、UE 1の伝送は、TTI2においてRULL-CTU 604上で受信された、UE 2からの伝送を差し引くことによって、TTI1において、RULL-CTU 602上で受信された信号から回復されることができる。
いくつかの実施形態では、図6および7に示される例で説明されるように、初期伝送および冗長伝送の結合検出および復号が、MPA(メッセージ解析アルゴリズム)受信機によって実行される。
RULL-UEによって送信される再分類および冗長伝送の数は、RULL-UEの遅延および信頼性要件に基づいて決定されてよい。例えば、RULL伝送機構は、異なる遅延および信頼性要件を有する異なるRULLトラフィックタイプを可能にするいくつかの信頼性伝送モードを含んでよい。信頼性伝送モードは、例えば、以下により詳細に説明される、送信された冗長伝送の数、および利用された任意の選択的冗長方式等の物理層伝送パラメータによって定義される。
例として、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、より短い遅延およびより低い信頼性要件、例えば、2-3 msの遅延および99.9%の信頼性を有する、遠隔自動化および制御伝送よりも長い遅延および高い信頼性要件、例えば、8msの遅延および99.999%の信頼性を有する。従って、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、遠隔自動化および制御伝送とは異なる信頼性伝送モードを利用してよい。例えば、スマートグリッドにおけるテレプロテクションは、例えば、2-3の冗長伝送を伝送する、遠隔自動化および制御によって利用される信頼性伝送モードよりも多くの冗長伝送、例えば、4-8の冗長伝送を有する信頼性伝送モードを利用してよい。
いくつかの実施形態では、RULL-UEによって送信される冗長伝送の数に加えて、RULL-UEは、初期伝送のすぐ後に続くTTIではなく、初期伝送に続くTTIの特定のパターンで冗長伝送を伝送するように構成されてよい。RULL-UEがどのTTIで冗長伝送を伝送するかは、選択的冗長伝送方式で定義されてよい。選択的冗長伝送方式は、例えば、UE選択的冗長移行方式、CTU選択的冗長伝送方式または時間選択的冗長伝送方式のうちの1つであってよい。
UE選択的冗長伝送方式では、RULL-UEの一部分は、特定のTTIで冗長伝送を送信し、一方で、残りの部分は送信しない。RULL-UEが冗長伝送を送信するか否かは、例えば、RULL-UE DCSおよびTTI番号に基づく規則によって暗に定義されてよい。例えば、UE選択的冗長伝送方式は、偶数番目のDSCを有するRULL-UEが、初期伝送に続く偶数番目のTTIの間にのみ、冗長伝送を伝送するようなものであってよい。
CTU選択的冗長伝送では、どのRULL-UEが特定のTTIの間に冗長伝送を伝送するかの決定は、UEがその上で伝送しているRULL-CTUに基づく。CTU選択的冗長方式は、例えば、RULL-CTUインデックスに基づいてよい。例えば、偶数番目のRULL-CTUインデックスを有するRULL-CTUにマッピングされた全てのRULL-UEは、冗長伝送を伝送し、一方で、奇数番目のRULL-CTUインデックスにマッピングされた全てのRULL-UEは、冗長伝送を伝送しない。
時間選択的冗長方式では、RULL-UEは、例えば、初期伝送に続く、毎TTIまたはひとつおきのTTI等の事前に決定されたTTIパターンに従って冗長伝送を伝送するように構成される。時間選択的冗長方式は、UE選択的冗長伝送方式またはCTU選択的冗長伝送方式のうちのいずれかとともに利用されてよい。例えば、時間選択的およびUE選択的冗長方式が共に利用されるとき、時間選択的冗長方式の事前に決定されたTTIパターンは、UE選択的冗長方式の下で決定された特定のRULL-UEに適用されてよい。別の例では、時間選択的およびCTU選択的冗長方式が共に利用されるとき、時間選択的冗長方式の事前に決定されたTTIパターンは、CTU選択的冗長方式の下で決定された特定のCTUにマッピングされたRULL-UEに適用されてよい。
利用される選択的冗長伝送方式は、遅延および信頼性要件に基づいてよい。例えば、より低い遅延およびより高い信頼性要件を持つRULL-UEは、より高い遅延およびより低い信頼性要件を有するRULL-UEよりも、より少ないTTIの期間にわたって、より多くの冗長伝送を持つ選択的冗長伝送方式を利用するように構成されてよい。
図7を参照して、選択的冗長伝送方式を実施する例が説明される。
図5に示される例と同様に、5個のRULL-UE、UE1、UE2、UE3、UE5およびUE8がRULL伝送方式を利用してデータを伝送している。RULL-UEは、図5および6に示される例のものと同様の初期パターンおよび再分類されたパターンにマッピングされる。しかしながら、図7に示される例では、選択的冗長伝送方式に従って、TTI2の間、UE1、UE3およびUE5のみが冗長伝送を伝送する。
実施形態では、図7に示される例で利用される選択的冗長伝送方式は、例えば奇数番目のRULL-UE IDを有するRULL-UE、すなわち、UE1、UE3およびUE5は、TTI2で冗長伝送を伝送し、一方で、偶数番目のUE IDを有するRULL-UE、すなわち、UE2およびUE8は、TTI2で冗長伝送を伝送しない、UE選択的冗長方式である。
別の実施形態では、図7に示される例で利用される選択的冗長伝送方式は、TTI2で、RULL-CTU 702および706にマッピングされたRULL-UEは冗長伝送を伝送し、且つ、TTI2で、RULL-CTU 704および708にマッピングされたRULL-UEは冗長伝送を伝送しない、CTU選択的冗長伝送方式である。従って、CTU 702にマッピングされたUE1およびUE5、および、CTU 706にマッピングされたUE3は、TTI2で冗長伝送を伝送する。CTU 704にマッピングされたUE2、および、CTU 708にマッピングされたUE8は、冗長伝送を伝送しない。
図7に示される例における、TTI1およびTTI2で、RULL-CTU 702において衝突した伝送を回復するために、UE1からの伝送は、TTI1においてCTU 706から復号されたUE5からの伝送を、TTI2において、RULL-CTU 702において受信された衝突した伝送から差し引くことによって回復される。UE1からの回復された伝送は、次いで、TTI1においてCTU 702上で受信された衝突した伝送からUE1伝送を差し引くことによって、UE2からの伝送を回復するために利用されてよい。
ここで図8を参照すると、いくつかの実施形態では、RULL伝送機構を実施することは、RULL-CTUアクセス領域802をRULL伝送機構の初期伝送に提供することと、RULL-UEからの冗長伝送のために標準のCTUアクセス領域804を利用することを含んでよい。
初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を利用することは、伝送の追跡を続ける際の複雑さを高める、同じRULL-CTU領域内の初期伝送および冗長伝送の混合を回避する。RULL-CTUアクセス領域802のRULL-CTUで衝突が生じるとき、BS 102は、任意のRULL-CTUが冗長伝送のためにその同じCTUにマッピングされているかどうかを決定する必要無しに、衝突に関する伝送が初期伝送であると知り、デフォルトのRULL-マッピング規則を利用してどのRULL-UEが潜在的に関与していたかを決定することができる。さらに、衝突が初期伝送に関与すると知ることは、BS 102が、次のTTIで冗長伝送が予期される標準のCTUアクセス領域804のCTUを予想することを可能にする。
図8に示される例では、黒丸806および白丸808によって表される2つのRULL-UEは、RULL-CTUアクセス領域802においてRULL-CTU810にマッピングされる。TTI1では、RULL-UE 806および808の両方は、RULL-CTU 810上で初期伝送を伝送し、星形によって示される、RULL-CTU 810での衝突をもたらす。
デフォルトのマッピング方式に基づいて、BS 102は、伝送の潜在的なRULL-UE、すなわち、初期伝送のためのRULL-CTU 810にマッピングされたRULL-UEは、RULL-UE 806および808を含むと暗に決定してよい。暗黙的な知識に基づいて、BS 102は、TTI2における潜在的な冗長伝送は、CTU 812およびCTU 814上で受信され、CTU 816およびCTU 818上で、TTI3において受信されると予想することができる。
さらに、初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を有することは、BS 102が、別のRULL-UEからの初期伝送と衝突する、1つのRULL-UEからの冗長伝送を考慮する必要を回避することによって、BS 102において衝突を解決することをより容易くする。高レベルのRULLトラフィックを有する許可不要アップリンク伝送方式では、どの伝送が初期伝送であり、どれが冗長伝送であるかを決定することは、計算集約的であることができる。初期伝送専用のRULL-CTUアクセス領域802を定義することによって、BS 102は、RULL-CTUアクセス領域802で受信される任意の伝送が初期伝送であると容易に決定することができる。
標準のCTUアクセス領域804内で、BS 102は、デフォルトのマッピング規則を利用して、暗に、または、受信された伝送のヘッダに基づいて、明白に、RULL許可不要アップリンク伝送トラフィックを標準の許可不要アップリンク伝送トラフィックから区別することができる。
RULL伝送機構を実施する別の実施形態は、初期伝送および冗長伝送の両方専用のRULL-CTUアクセス領域802を割り当てることを含んでよい。さらに別の実施形態では、RULL伝送機構は、ハイブリッド方式で生じてよい。ネットワークは、1)全てのRULL伝送がRULL-CTUアクセス領域802で生じるか、または、2)初期RULL伝送は802内で、冗長伝送は804内で生じるかを半静的にRULL-UEに示すことができる。決定は、領域802および804のトラフィック負荷およびRULLおよび標準トラフィックの衝突統計に基づくことができる。
RULLデータ通信をサポートするために必要とされるシグナリングが詳細に説明される。ネットワークは、RULL伝送のための、無線リソース(例えば、時間、周波数および/またはシグネチャに関する情報)をRULL-UEに示す必要がある。シグナリングは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストチャネルで伝送されることができる。ネットワークはまた、RULL-UEがその伝送リソースを導出することを可能にする情報を伝送してよい。このような情報は、マッピング規則、マッピング規則に対応するインデックス、RULL領域内のRULL-CTUの合計数のうちの1つ以上を含んでよい。RULL-UEは、UE ID、フレーム、サブフレームまたはTTI番号等のようなパラメータに基づいてそのRULL-CTUを暗に導出することができる。RULL接続セットアップシグナリング手順は、RULL-UEとネットワークとの間のメッセージ交換である。RULLサービスをサポートすることができるUEは、UE能力交換手順の一部として、且つ/または、UEが初期ネットワークエントリ後、RULLサービスをサポートする必要があるとき、初期アクセス中にネットワークに通知することができる。このような接続セットアップは、UE開始およびネットワーク開始であることができる。接続セットアップ情報およびシステム内のRULL-UEの数に基づいて、ネットワークは、RULL無線リソースプロビジョニングを積極的に調整することができる。ネットワークは、RULLサービスの遅延および信頼性要件に基づいて、RULL伝送モードを構成してよい。RULL伝送モードは、物理層伝送方式および、冗長伝送の数等のパラメータおよび/または選択的冗長伝送方式(例えば、時間選択的、UE選択的)に関する情報から成る。選択的冗長伝送方式に関する情報は、事前に定義された複数の方式のうちの1つを示すインデックスの形態であってよい。
図9は、本明細書で開示されるデバイスおよび方法を実施するために使用されることができる処理システムのブロック図である。具体的なデバイスは、示された構成要素の全てまたは構成要素のサブセットのみを利用してよく、統合のレベルは、デバイスによって異なり得る。さらに、デバイスは、複数のプロセッサ、メモリ、送信機、受信機等のような構成要素の複数のインスタンスを含んでよい。処理システムは、スピーカー、マイクロフォン、マウス、タッチスクリーン、キーパッド、キーボード、プリンタ、ディスプレイ等のような、1つ以上の入力/出力デバイスに操作上で結合されたプロセッサを含んでよい。処理ユニットは、バスに接続される、プロセッサ、メモリ、ディスプレイコントローラおよび入力/出力インタフェースを含んでよい。
バスは、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、ビデオバス等を含むいくつかのバスアーキテクチャの任意のタイプの1つ以上であってよい。プロセッサは、任意のタイプの電子データプロセッサを含んでよい。メモリは、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、読出し専用メモリ(ROM)、それらの組合せ等のような任意のタイプのシステムメモリを含んでよい。実施形態では、メモリは起動で使用するためのROMと、プログラム実行中の使用のためのプログラムおよびデータ記憶のためのDRAMを含んでよい。メモリはまた、データ、プログラムおよび他の情報を記憶し、データ、プログラムおよび他の情報をバスを介してアクセス可能にするように構成される記憶デバイスを含んでよい。記憶デバイスは、例えば、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ等のうちの1つ以上を含んでよい。
ディスプレイコントローラおよび入力/出力インタフェースは、外部の入力および出力デバイスを処理ユニットに結合するためのインタフェースを提供する。入力および出力デバイスの例は、ディスプレイコントローラに結合されるディスプレイ、および、入力/出力に結合されるマウス、キーボードまたはプリンタを含む。他のデバイスは、処理ユニットに結合されてよく、追加的なまたはより少ないインタフェースカードが利用されることができる。
処理ユニットはまた、イーサネット(登録商標)ケーブル等の有線リンク、および/または、ノードまたは異なるネットワークにアクセスするための無線リンクを含み得る、1つ以上のネットワークインタフェースを含む。ネットワークインタフェースは、処理ユニットが、ネットワークを介して遠隔ユニットと通信することを可能にする。例えば、ネットワークインタフェースは、1つ以上の送信機/送信アンテナおよび1つ以上の受信機/受信アンテナを介して無線通信を提供することができる。実施形態では、処理ユニットは、他の処理ユニット、インターネット、遠隔記憶設備等のような、データ処理および遠隔デバイスとの通信のためのローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークに結合される。
前述の説明では、説明を目的として、実施形態の完全な理解を提供するために、多数の詳細が明らかにされている。しかしながら、これらの具体的な詳細が必要とされないことは、当業者には明らかである。他の例として、周知の電気的構造および回路は、理解を不明瞭にしないために、ブロック図の形態で示される。例えば、本明細書で説明された実施形態がソフトウェアルーチン、ハードウェア回路、ファームウェアまたはそれらの組合せとして実施されるかどうかに関して具体的な詳細は提供されない。
開示の実施形態は、機械可読媒体(その中にコンピュータ可読プログラムコードが組み込まれたコンピュータ可読媒体、プロセッサ可読媒体またはコンピュータ使用可能媒体とも呼ばれる)に記憶されたコンピュータプログラム製品として表されることができる。機械可読媒体は、ディスケット、コンパクトディスク読出し専用メモリ(CD-ROM)、メモリデバイス(揮発性または不揮発性)または同様の記憶機構を含む、磁気的、光的または電気的記憶媒体を含む、任意の適切な、有形の、非一時的な媒体であることができる。機械可読媒体は、実行されると、プロセッサに、開示の実施形態に係る方法のステップを実行させる、命令、コードシーケンス、設定情報または他のデータの様々なセットを含むことができる。当業者は、説明された実施を実装するのに必要な他の命令および操作はまた、機械可読媒体に記憶されることができることを理解する。機械可読媒体に記憶される命令は、プロセッサまたは他の適切な処理デバイスによって実行されることができ、且つ、説明されたタスクを実行するための回路とインタフェースで接続することができる。
1つの例は方法を提供し、方法は、基地局(BS)によって、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するステップを含み、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義するステップであって、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる、ステップを含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施するステップは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義するステップと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義するステップとを含む。RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングするステップを含む。RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施するステップは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信するステップであって、BSは、初期伝送の受信および冗長伝送の受信間に、確認応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックを伝送しない、ステップと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決するステップとをさらに含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施するステップは、BSが初期伝送および冗長伝送のうちの少なくとも1つにおける衝突の数が閾値を満たすと決定したとき、第1のTTIにおける初期伝送のための第2の初期パターン、および、第1のTTIの次の第2のTTIにおける冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、再マッピング方式を定義するステップであって、第2の初期パターンは、第1の初期パターンとは異なり、第2の再分類されたパターンは、第1の再分類されたパターンおよび第2の初期パターンとは異なる、ステップと、高レベルシグナリングを使用して、再マッピング方式に関連する情報をRULL-UEに送信するステップとをさらに含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、初期伝送および冗長伝送は、スパース符号多重接続(SCMA)方式に基づく。
上の方法に関する1つのオプションでは、メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を利用して、初期伝送と冗長伝送の結合検出および復号をさらに含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施するステップは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義するステップをさらに含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、複数のRULL-UEの第1の部分は、複数のRULL-UEのRULL-UE識別に基づいて定義される。
上の方法に関する1つのオプションでは、複数のRULL-UEの第1の部分は、第1の部分が再分類されたパターンでマッピングされるCTUに基づいて定義される。
上の方法に関する1つのオプションでは、複数のRULL-UEの第1の部分は、冗長伝送が伝送されるTTIに基づいて定義される。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングするステップを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものである。
上の方法に関する1つのオプションでは、複数の冗長伝送の数は、複数のRULL-UEの遅延要件および信頼性要件の1つまたは両方に基づいて決定される。
上の方法に関する1つのオプションでは、複数のCTUは周波数リソースであり、または、、複数のCTUは時間リソースである。
上の方法に関する1つのオプションでは、RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、第2のTTIにおいて、初期伝送のための第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングして、第2のTTIの次の第3のTTIにおいて、冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、第2の複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングするステップを含み、第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUは、再分類されたパターンで、第1の複数のRULL-UEにマッピングされたCTUと少なくとも部分的に重複する。
1つの例は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む基地局(BS)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、RULL伝送機構を実施することは、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングし、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義することを含み、初期パターンは、再分類されたパターンとは異なる。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施することは、許可不要伝送方式のCTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義することと、複数のCTUの少なくとも一部をRULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義することとをさらに含む。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンおよび再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングすることを含む。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL-UEマッピング方式を定義することは、初期パターンで複数のRULL-UEを複数のRULL-CTUにマッピングして、再分類されたパターンで複数のRULL-UEを複数のCTUにマッピングすることを含む。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施することは、BSによって、第1のTTIで初期伝送を受信して、第2のTTIで冗長伝送を受信することと、初期伝送、冗長伝送およびマッピング方式を利用して、衝突を解決することとをさらに含む。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL伝送機構を実施することは、第2のTTIで冗長伝送を伝送する複数のRULL-UEの第1の部分と、第2のTTIで冗長伝送を伝送しない複数のRULL-UEの残りの部分とを定義することをさらに含む。
上のBSに関する1つのオプションでは、RULL-UEマッピング方式を定義することは、複数の一意の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEをCTUにマッピングすることを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものである。
1つの例は方法を提供し、方法は、初期信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング規則およびデフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定するステップと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送するステップと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定するステップと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送するステップとによって、RULL-UEによって、デフォルトのRULL-CTUマッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)機構を実施するステップを含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、第2のCTUを決定するステップは、複数の冗長CTUを決定するステップを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を伝送するステップを含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送するステップは、複数の冗長伝送の第1の部分を自動的に伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないステップを含む。
上の方法に関する1つのオプションでは、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定される。
上の方法に関する1つのオプションでは、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定される。
上の方法に関する1つのオプションでは、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされる。
1つの例は、ハードウェアプロセッサと、コンピュータ可読記憶媒体とを含む信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)を提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、デフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、RULL伝送機構を実施することは、初期RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定することと、第1のTTI中に、第1のCTU上で、初期伝送を基地局(BS)に伝送することと、冗長RULL-UEマッピング規則およびデフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定することと、RULL-UEにおいて、BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、第2のTTI中に、第2のCTU上で、冗長伝送をBSに伝送することとを含む。
上のUEに関する1つのオプションでは、第2のCTUを決定することは、複数の冗長CTUを決定することを含み、冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、且つ、第2のCTU上で、冗長伝送を伝送することは、複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、冗長伝送の各々を自動的に伝送することを含む。
上のUEに関する1つのオプションでは、第2のCTU上で冗長伝送を伝送することは、複数の冗長伝送の第1の部分を自動的に伝送し、冗長伝送の残りの部分を伝送しないことを含む。
上のUEに関する1つのオプションでは、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれのCTUに基づいて決定される。
上のUEに関する1つのオプションでは、第1の部分は、複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれのTTIに基づいて決定される。
上のUEに関する1つのオプションでは、第1のTTIにおける初期伝送のためのRULL-UEによって決定された第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、第2のTTIにおける冗長伝送のためのRULL-UEによって決定された第2のCTUは、第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされる。
上で説明された実施形態は、単なる例であると意図される。変更、修正および変形は、当業者によって、特定の実施形態に対して成し遂げられることができる。請求項の範囲は、本明細書で明らかにされた特定の実施形態によって限定されるべきではないが、全体として明細書と一貫した方式で解釈されるべきである。
100 ネットワーク

Claims (36)

  1. 方法であって、
    基地局(BS)によって、許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するステップを含み、前記許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、前記信頼性超低遅延伝送機構を実施するステップは、
    第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングし、前記第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、前記複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義するステップであって、前記初期パターンは、前記再分類されたパターンとは異なる、ステップを含む、方法。
  2. 前記RULL伝送機構を実施するステップは、
    前記許可不要伝送方式の前記CTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義するステップと、
    前記複数のCTUの少なくとも一部を前記RULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、前記初期パターンおよび前記再分類されたパターンで前記複数の前記RULL-UEを前記複数のRULL-CTUにマッピングするステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、前記初期パターンで前記複数の前記RULL-UEを前記複数のRULL-CTUにマッピングして、前記再分類されたパターンで前記複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングするステップを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記RULL伝送機構を実施するステップは、
    前記BSによって、前記第1のTTIで前記初期伝送を受信して、前記第2のTTIで前記冗長伝送を受信するステップであって、前記BSは、前記初期伝送の受信および前記冗長伝送の受信間に、確認応答または否定応答(ACK/NACK)フィードバックを伝送しない、ステップと、
    前記初期伝送、前記冗長伝送および前記マッピング方式を利用して、衝突を解決するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記RULL伝送機構を実施するステップは、
    前記BSが前記初期伝送および前記冗長伝送のうちの少なくとも1つにおける衝突の数が閾値を満たすと決定したとき、前記第1のTTIにおける初期伝送のための第2の初期パターン、および、前記第1のTTIの次の前記第2のTTIにおける冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングすることによって、再マッピング方式を定義するステップであって、前記第2の初期パターンは、前記第1の初期パターンとは異なり、前記第2の再分類されたパターンは、前記第1の再分類されたパターンおよび前記第2の初期パターンとは異なる、ステップと、
    高レベルシグナリングを使用して、前記再マッピング方式に関連する情報を前記RULL-UEに送信するステップとをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記初期伝送および前記冗長伝送は、スパース符号多重接続(SCMA)方式に基づく、請求項5に記載の方法。
  8. メッセージ解析アルゴリズム(MPA)を利用して、前記初期伝送と前記冗長伝送の結合検出および復号をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記RULL伝送機構を実施するステップは、前記第2のTTIで冗長伝送を伝送する前記複数のRULL-UEの第1の部分と、前記第2のTTIで冗長伝送を伝送しない前記複数のRULL-UEの残りの部分とを定義するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記複数のRULL-UEの前記第1の部分は、前記複数のRULL-UEのRULL-UE識別に基づいて定義される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数のRULL-UEの前記第1の部分は、前記第1の部分が前記再分類されたパターンでマッピングされる前記CTUに基づいて定義される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記複数のRULL-UEの前記第1の部分は、前記冗長伝送が伝送される前記TTIに基づいて定義される、請求項9に記載の方法。
  13. 前記RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、複数の一意の再分類されたパターンで、前記複数のRULL-UEを前記CTUにマッピングするステップを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は前記第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものである、請求項1に記載の方法。
  14. 前記複数の冗長伝送の前記数は、前記複数のRULL-UEの遅延要件および信頼性要件の1つまたは両方に基づいて決定される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記複数のCTUは周波数リソースである、請求項1に記載の方法。
  16. 前記複数のCTUは時間リソースである、請求項1に記載の方法。
  17. RULL-UEマッピング方式を定義するステップは、第2のTTIにおいて、初期伝送のための第2の初期パターンで、第2の複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングして、前記第2のTTIの次の第3のTTIにおいて、冗長伝送のための第2の再分類されたパターンで、前記第2の複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングするステップを含み、前記第2の初期パターンで、前記第2の複数のRULL-UEにマッピングされた前記CTUは、前記再分類されたパターンで、前記第1の複数のRULL-UEにマッピングされた前記CTUと少なくとも部分的に重複する、請求項1に記載の方法。
  18. ハードウェアプロセッサと、
    コンピュータ可読記憶媒体とを含む基地局(BS)であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、
    許可不要アップリンク伝送方式において、信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、前記プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、前記許可不要アップリンク伝送方式は、その中で定義された競合伝送単位(CTU)アクセス領域および複数のCTUを有し、前記RULL伝送機構を実施することは、
    第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための初期パターンで、複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングし、前記第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための再分類されたパターンで、前記複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングすることによって、信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング方式を定義することを含み、前記初期パターンは、前記再分類されたパターンとは異なる、BS。
  19. 前記RULL伝送機構を実施することは、
    前記許可不要伝送方式の前記CTUアクセス領域の一部から信頼性超低遅延CTU(RULL-CTU)アクセス領域を定義することと、
    前記複数のCTUの少なくとも一部を前記RULL-CTUアクセス領域にマッピングして、複数のRULL-CTUを定義することによって、RULL-CTUマッピング方式を定義することとをさらに含む、請求項18に記載のBS。
  20. 前記RULL-UEマッピング方式を定義することは、前記初期パターンおよび前記再分類されたパターンで前記複数の前記RULL-UEを前記複数のRULL-CTUにマッピングすることを含む、請求項19に記載のBS。
  21. 前記RULL-UEマッピング方式を定義することは、前記初期パターンで前記複数の前記RULL-UEを前記複数のRULL-CTUにマッピングして、前記再分類されたパターンで前記複数のRULL-UEを前記複数のCTUにマッピングすることを含む、請求項19に記載のBS。
  22. 前記RULL伝送機構を実施することは、
    前記BSによって、前記第1のTTIで前記初期伝送を受信して、前記第2のTTIで前記冗長伝送を受信することと、
    前記初期伝送、前記冗長伝送および前記マッピング方式を利用して、衝突を解決することとをさらに含む、請求項18に記載のBS。
  23. 前記RULL伝送機構を実施することは、前記第2のTTIで冗長伝送を伝送する前記複数のRULL-UEの第1の部分と、前記第2のTTIで冗長伝送を伝送しない前記複数のRULL-UEの残りの部分とを定義することをさらに含む、請求項18に記載のBS。
  24. 前記RULL-UEマッピング方式を定義することは、複数の一意の再分類されたパターンで、前記複数のRULL-UEを前記CTUにマッピングすることを含み、一意の再分類されたパターンの各々は複数の冗長伝送のそれぞれの1つのためのものであり、各冗長伝送は前記第1のTTIの次の複数のTTIのうちのそれぞれの1つにおけるものである、請求項18に記載のBS。
  25. 方法であって、
    初期信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)マッピング規則およびデフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定するステップと、
    前記第1のTTI中に、前記第1のCTU上で、前記初期伝送を基地局(BS)に伝送するステップと、
    冗長RULL-UEマッピング規則および前記デフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、前記第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定するステップと、
    前記RULL-UEにおいて、前記BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、前記第2のTTI中に、前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を前記BSに伝送するステップとによって、
    前記RULL-UEによって、前記デフォルトのRULL-CTUマッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)機構を実施するステップを含む、方法。
  26. 第2のCTUを決定するステップは、複数の冗長CTUを決定するステップを含み、前記冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は前記第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、且つ、
    前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を伝送するステップは、前記複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、前記複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、前記冗長伝送の各々を伝送するステップを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を伝送するステップは、前記複数の冗長伝送の第1の部分を自動的に伝送し、前記冗長伝送の残りの部分を伝送しないステップを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1の部分は、前記複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれの前記CTUに基づいて決定される、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1の部分は、前記複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれの前記TTIに基づいて決定される、請求項27に記載の方法。
  30. 前記第1のTTIにおける前記初期伝送のための前記RULL-UEによって決定された前記第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、
    前記第2のTTIにおける前記冗長伝送のための前記RULL-UEによって決定された前記第2のCTUは、前記第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされる、請求項25に記載の方法。
  31. ハードウェアプロセッサと、
    コンピュータ可読記憶媒体とを含む信頼性超低遅延ユーザ機器(RULL-UE)であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は、
    デフォルトの信頼性超低遅延競合伝送単位(RULL-CTU)マッピング方式における信頼性超低遅延(RULL)伝送機構を実施するための、前記プロセッサによる実行のためのコンピュータ可読コードをその上に記憶しており、前記RULL伝送機構を実施することは、
    初期RULL-UEマッピング規則および前記デフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、第1の伝送時間間隔(TTI)において、初期伝送のための第1の競合伝送単位(CTU)を決定することと、
    前記第1のTTI中に、前記第1のCTU上で、前記初期伝送を基地局(BS)に伝送することと、
    冗長RULL-UEマッピング規則および前記デフォルトのRULL-CTUマッピング方式に従って、前記第1のTTIの次の第2のTTIにおいて、冗長伝送のための第2のCTUを決定することと、
    前記RULL-UEにおいて、前記BSから確認応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信すること無しに、前記第2のTTI中に、前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を前記BSに伝送することとを含む、RULL-UE。
  32. 第2のCTUを決定することは、複数の冗長CTUを決定することを含み、前記冗長CTUの各々は、複数の冗長伝送のうちの1つのためのものであり、各冗長伝送は前記第1のTTIの次の複数のTTIのうちの1つにおけるものであり、且つ、
    前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を伝送することは、前記複数のTTIのうちのそれぞれの1つの間、前記複数のCTUのうちのそれぞれの1つ上で、前記冗長伝送の各々を自動的に伝送することを含む、請求項31に記載のRULL-UE。
  33. 前記第2のCTU上で、前記冗長伝送を伝送することは、前記複数の冗長伝送の第1の部分を自動的に伝送し、前記冗長伝送の残りの部分を伝送しないことを含む、請求項32に記載のRULL-UE。
  34. 前記第1の部分は、前記複数の冗長伝送の各々がその上で伝送するそれぞれの前記CTUに基づいて決定される、請求項33に記載のRULL-UE。
  35. 前記第1の部分は、前記複数の冗長伝送の各々がその間に伝送するそれぞれの前記TTIに基づいて決定される、請求項33に記載のRULL-UE。
  36. 前記第1のTTIにおける前記初期伝送のための前記RULL-UEによって決定された前記第1のCTUは、第1のCTUアクセス領域にマッピングされ、
    前記第2のTTIにおける前記冗長伝送のための前記RULL-UEによって決定された前記第2のCTUは、前記第1のCTUアクセス領域とは異なる第2のCTUアクセス領域にマッピングされる、請求項31に記載のRULL-UE。
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