JP2018503441A - 超音波プローブ用の滅菌カバー - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、発明の名称が「超音波プローブ用の滅菌カバー」である2014年12月29日に出願された米国仮特許出願第62/097,477号の米国特許法第119条(e)項による優先権を主張するものであり、この出願の開示全体が参照によって本願に組み込まれる。
図1〜図4及び図24を参照すると、この第1実施例において、カバーアセンブリは、一端が閉鎖し他端が開放しているスリーブ状のシース10と、環状のアプリケータ20と、複数の弾性バンド30とからなる。シースは、従来の超音波トランスデューサプローブ用カバーの可撓性材料及び寸法で形成されている。図1に示すように、シース10は、その長さ方向に沿って蛇腹状に畳まれて、剛体の(又はリジッドな)取付リング20の外側に保持される。図3及び図4に示す弾性バンド30は、シースをリング20上に配置する際に、シースの外側の周囲に伸ばされる。弾性バンドは、閉鎖端から開放端までそれぞれ間隔を空けて配置され、共に蛇腹状の折り目に引き込まれて、畳まれた状態のシースを取付リング上に保持することを補助している。
図5〜図14に、超音波プローブ用の改良されたシースの第2実施例を示す。本実施例では、図5に示すように、2つの開放端61,62を有する、半剛体(semi−rigid)の2重壁パウチ60が、パウチの2重壁65,66の間に蛇腹状に畳まれた保護シース70を収容する。2重壁は、使用されるために曲げられた取出器の底面図である図6でよく確認できる。使用時において、シースは、図12に示すように、パウチの下端から取り出される。パウチは、厚紙、プラスチック、又は他の適した材料から構成できる。パウチは、無菌状態のシースを収容し、図13に示すように角部63,64で握られると、図12,13に示すように折れ曲がって開くように設計されている。図10に示すように、使用時まで、パウチが保護シースを保持/包囲又は収納するように、シースをパウチの内部に詰め込むことができる。
図15〜図23に、超音波プローブ用の保護シースの第3実施例を示す。図15において、シース310は、可撓性のプラスチック等の円筒状又は他のスリーブ状容器であり、1つの開放端311及び1つの閉鎖端312を有する。シースは、可撓性バンド320の周囲にきつく巻かれて、畳まれた部分をコンパクトな状態にしつつ、使用者に対して、超音波プローブに被せる閉鎖端312を完全に届く範囲に配置させる。図17a〜図17dに示すように、シース310は、シースの開放端311が閉鎖端付近に位置するように、バンド320のところで重ねられる。このカバーの畳み方は、非常に素早く且つ簡単であり、大量生産におけるコスト削減の可能性及び優れた拡張性を供する。
Claims (18)
- 先端部及び基端部を有する超音波プローブ用のカバーシステムであって、
可撓性材料で形成された、細長い管状シース形状のカバーであって、長手方向軸線、外面、閉鎖端及び開放端を有し、前記開放端が前記閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置しているカバーと、
環状アプリケータと、
少なくとも1つの弾性バンドと
を有するカバーシステムにおいて、
前記環状アプリケータが、実質的に楕円形又は円形の円筒形状を有し、前記楕円形又は円形内で軸方向開口が、前記円筒の長さに沿って延び、前記円筒が先端及び基端を有し、
前記カバーが前記環状アプリケータに被せられて、前記カバーの前記閉鎖端が、前記環状アプリケータの前記先端と略面一となっており、前記管状シースの大部分が、前記環状アプリケータ上において、前記管状シースの長手方向軸線に沿って潰され、前記弾性バンドが前記カバーの外面に配置されて前記カバーを前記環状アプリケータ上に保持している、カバーシステム。 - 前記環状アプリケータが、前記円筒の前記基端から離れる方向に延びるリップを更に有し、それにより、前記超音波プローブへの装着前に前記シースを所定位置に保持することを助け、且つ前記シースの展開を助ける、請求項1に記載のカバーシステム。
- 前記環状アプリケータは、前記シース及び前記弾性バンドによって保持されないとき、前記開放端でばね式に開く、請求項1に記載のカバーシステム。
- 超音波プローブ用のカバー及び可撓性アプリケータであって、
可撓性材料で形成された、細長い管状シース形状のカバーであって、長手方向軸線、外面、閉鎖端及び開放端を有し、前記開放端が前記閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置しているカバーと、
前記カバーを分配するようになされた、カラーの形態の2重壁アプリケータと
を有する、カバー及び可撓性アプリケータ。 - 請求項4に記載のカバーを超音波プローブに取り付ける方法であって、
台形部1及び2の底部で角部を圧迫して前記底部で菱形を形成するステップであって、前記菱形が前記アプリケータへの入口を提供し、前記入り口が前記カバーの前記開放端へのアクセスを提供するステップと、
前記超音波プローブの先端を前記ポケット内に挿入するステップと、
前記カバーを前記超音波プローブの基端に向かって移動させて、前記カバーを前記アプリケータから前記プローブを覆うように展開させるステップと
を含む方法。 - 前記保持手段が前記シートの追加部分を有する、請求項4に記載のカバー及びアプリケータ。
- 先端部及び基端部を有する超音波プローブ用のカバーであって、
前記カバーは可撓性材料で形成され、また細長い管状シースとバンドとを有し、
前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、
前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置し、
前記シースがそれ自体の上に折り返され、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成され、
前記折り返し開放端と前記第2開放端との間の前記シースの前記内面が、前記折り返しシースの外面を形成し、
前記バンドが、前記折り返し開放端に隣接して、前記折り返しシースの外周に配置され、
前記折り返しシースが、前記長手方向軸線に対して平行な方向に沿って前記バンドに巻かれている
カバー。 - 前記カバーがタブを更に有し、前記タブは、前記第2開放端に隣接して前記シースに固定され、且つ、前記カバーが超音波プローブの先端部上に設置されたときに引っ張られて前記シースを広げるように構成されている、請求項7に記載のカバー。
- 超音波プローブ用のカバーの準備方法であって、前記カバーが先端部を有し、また前記カバーが可撓性材料で形成され、且つ細長い筒状シースを有し、前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置している、方法において、
前記シースをそれ自体の上に折り返すステップであって、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成される、ステップと、
前記折り返しシースを、前記シースの開放端の外周に実質的に適合すれるスタンドに設置するステップと、
可撓性リングを、前記折り返し開放端の近傍の前記シース上に位置合わせするステップと、
前記折り返し開放端から前記第1閉鎖端に向かって、前記可撓性リングを前記シースと共に巻くステップと
を含む方法。 - 前記巻かれたシースを、超音波プローブの先端に配置することと、
前記超音波プローブの基端に向かって、前記シース及び前記リングを広げることと
を更に含む請求項9に記載の方法。 - 先端部及び基端部を有する超音波プローブ用のカバーであって、
前記カバーは可撓性材料で形成され、且つ、細長い管状シースとバンドとを有し、
前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、
前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置し、
前記シースがそれ自体の上に折り返され、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成され、
前記折り返し開放端と前記第2開放端との間の前記シースの前記内面が、前記折り返しシースの外面を形成し、
前記バンドが、前記折り返し開放端に隣接して、前記折り返しシースの内側に配置され、
前記折り返しシースが、前記長手方向軸線に対して平行な方向に沿って前記バンドに巻かれている
カバー。 - 前記カバーがタブを更に有し、前記タブが、前記第2開放端に隣接して前記シースに固定され、且つ前記カバーが超音波プローブの先端部上に配置されたときに引っ張られて前記シースを広げるように配置されている、請求項11に記載のカバー。
- 超音波プローブ用のカバーの準備方法であって、前記カバーが先端部を有し、また前記カバーが可撓性材料で形成され、且つ、細長い管状シースを有し、前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置している、方法において、
前記シースをそれ自体の上に折り返すステップであって、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成される、ステップと、
前記折り返しシースを、前記シースの開放端の外周と実質的に適合するスタンドに設置するステップと、
可撓性リングを、前記折り返し開放端折り返し開放端の内側に位置合わせするステップと、
前記折り返し開放端から前記第1閉鎖端に向かって、前記可撓性リングを前記シースと共に巻くステップと
を含む方法。 - 前記巻かれたシースを、超音波プローブの先端に配置することと、
前記超音波プローブの基端に向かって、前記シース及び前記リングを広げることと
を更に含む請求項9に記載の方法。 - 先端部及び基端部を有する超音波プローブ用のカバーであって、
前記カバーが可撓性材料で形成され、且つ細長い管状シースを有し、
前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、
前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置し、
前記シースがそれ自体の上に折り返され、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成され、
前記折り返し開放端と前記第2開放端との間の前記シースの前記内面が、前記折り返しシースの外面を形成し、
前記折り返しシースが、前記長手方向軸線に平行な方向に、前記折り返し開放端を中心に巻かれている
カバー。 - 前記カバーがタブを更に有し、前記タブが、前記第2開放端に隣接して前記シースに固定され、且つ、前記カバーが超音波プローブの先端部上に設置されたときに引っ張られて前記シースを広げるように配置されている、請求項15に記載のカバー。
- 超音波プローブ用のカバーの準備方法であって、前記カバーが先端部を有し、また前記カバーが可撓性材料で形成され、且つ細長い管状シースを有し、前記シースが、長手方向軸線、内面、第1閉鎖端及び第2開放端を有し、前記第2開放端が前記第1閉鎖端に対して前記シースの反対側の端部に位置している、方法において、
前記シースをそれ自体の上に折り返すステップであって、それにより前記第2開放端が前記第1閉鎖端に隣接して配置されて、前記第1閉鎖端と前記第2開放端との間に位置する折り返し開放端を有する折り返しシースが形成される、ステップと、
前記折り返しシースを、前記シースの開放端の外周と実質的に適合するスタンドに設置するステップと、
前記折り返し開放端から前記第1閉鎖端に向かって、前記可撓性リングを前記シースと共に巻くステップと
を含む方法。 - 前記巻かれたシースを、超音波プローブの先端に配置することと、
前記超音波プローブの基端に向かって、前記シース及び前記リングを広げることと
を更に含む請求項17に記載の方法。
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