JP2018503051A - 処分可能な熱伝達デバイス、及び当該デバイスを組み込んだシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイス(10)であって、流体又は流体泡が流通する経路(30)と、熱伝導性材料で作製された少なくとも1つの層(11)と、を備え、経路(30)は、少なくとも1つの層(11)を加熱したときに、流体又は流体泡が経路(30)を流通するにつれて、流体又は流体泡に熱を伝えるように、少なくとも1つの層(11)と接触している、処分可能な熱伝達デバイス(10)に関する。【選択図】 図1

Description

本発明は、効率的かつ清潔な方法で流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスに、また、当該処分可能な熱伝達デバイスを組み込んだシステムを対象とする。
流体泡は、2つの相、水相及び気(空気)相からなる。流体泡は、流体構造体内に多くの気体の気泡を閉じ込めることによって形成された物質である。流体泡を生成することは、これらの気体の気泡の発生だけでなく、安定した泡を供給するために流体構造体全体内へのこれらの気泡の充填及び保持も必要とする。
最近、以前よりもかなり多くのミルクを含んでいる、多種多様のコーヒータイプを消費する傾向がある。これらの新しいコーヒータイプは、ミルクフォームを含んでいることが非常に多く、したがって、長時間にわたって安定する品質の良い泡を提供することが、現在必要とされている。その結果、泡加熱技術に対する、特に、具体的には飲料調製に関する、広範囲の業務のためのミルクフォーム加熱技術に対する強いニーズがある。現在のところ、洗浄の解決策はなく、消費者は、マシンの一部を常に洗浄しなければならないが、これはミルクが関係したときに面倒になり、ミルクは時間と共に急速に傷むので、システムを頻繁に、好ましくは使用後にその都度、完全に洗浄する必要がある。また、上質なミルクフォームがますます必要とされ、加熱システムは、泡品質を低下させないように設計され、得られる飲料を上質なものしなければならない。
現在、上質なミルクフォームを提供することが可能である最新のシステムが存在する。このミルクフォームは、冷たいミルクから作り出し、次いで、後の段階で加熱し、それにより、クリーム状のテクスチャがより長い時間期間にわたって安定して続く。これに包含される難点は、テクスチャを劣化させることなく泡を加熱できるかという点である。最新技術において、冷たいミルクフォームを加熱する異なる方法が知られている。例えば、ミルクフォームを作り出した後にそれを加熱する、サーモブロックのような熱伝達デバイスを使用するものもある。そのような熱伝達デバイスを使用することに関する課題は、ミルク流体が熱伝達デバイス内で流通し、より長くデバイス内に留まったときに傷み、汚染源となり得るので、熱伝達デバイスを毎日しっかりと洗浄する必要があるということである。更に、これらのシステムは、好ましくは、通常の動作又は投入に必要な水量を数回使用してすすぐことによって、洗浄される。いくつかの他の既知のシステムは、ミルクフォームを加熱するために、既に形成されたミルクフォームを通る蒸気の直接流を使用するが、これにより、ミルクフォームのテクスチャが損なわれ、したがって、飲料の泡の品質が非常に低くなる。
例えば国際公開第2014/077692号による最新技術では、乳製品のような腐敗しやすい製品のための製品入口及び製品出口をもつ可撓性コイルを備える、処分可能な熱交換器が知られており、それを流通する腐敗しやすい製品を加熱するために、可撓性コイルを取り囲む加熱媒体もまた提供される。この文献は、好ましくは、加熱された乳製品を泡立てるために熱交換器の製品出口の前に配設された泡立てモジュールを更に開示する。しかしながら、このシステムには、ミルクを加熱した後に泡立てを行い、したがって、ミルクフォームの品質が低くなるという問題がある。更に、この文献に開示された熱交換器の配列は、コンパクトではなく、より大量の流体で(典型的には、5〜10リットルの流体で)作動し、それにより、流体の一部がシステムの内側に残り、したがって、汚染されることがある。
したがって、本発明の目的は、ユーザが操作及びメンテナンスしやすい、要求に応じて上質の品質のミルクフォームのための、静穏で壊れない強力な加熱システムを提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスであって、流体又は流体泡が流通する経路と、熱伝導性材料で作製された少なくとも1つの層と、を備え、経路は、少なくとも1つの層を加熱したときに、流体又は流体泡が経路を流通するにつれて、流体又は流体泡に熱を伝えるように、少なくとも1つの層と接触している、処分可能な熱伝達デバイスに関する。
好ましくは、本処分可能な熱伝達デバイスは、蒸気が流通する第1の経路を更に備え、それにより、第1の経路を流通したときに、液体への蒸気の相変化によって少なくとも1つの層が加熱される。
別の実施形態によれば、本処分可能な熱伝達デバイスは、蒸気が流通する第2の経路と、第2の経路を流通したときに、液体への蒸気の相変化によって加熱されるように第2の経路と接触する第2の層と、を更に備える。
更に別の実施形態によれば、少なくとも1つの層は、伝導により、及び/又は放射により、及び/又は高温空気により、及び/又は誘導により加熱される。
本発明によれば、少なくとも1つの層は、好ましくは薄い箔として構成された、好ましくは金属材料で作製された材料の薄いシートであると理解されたい。
好ましくは、流体又は流体泡が流通する経路は、迷路状に構成される。より好ましくは、流体又は流体泡がする経路、並びに第1の経路及び/又は流通第2の経路は、相補的形状になるように、好ましくは迷路状に構成される。
本発明によれば、本処分可能な熱伝達デバイスは、処分可能な熱伝達デバイスに組み込まれた圧送・泡立てデバイスを更に備え、それにより、圧送・泡立てデバイスにも空気が供給される。好ましくは、圧送・泡立てデバイスは、2つの部分を備え、一方が他方に対して移動可能であり(両部分を移動可能とすることができ、あるいは、一方の部分を静止させることができ、他方の部分を移動可能とすることができる:両構成において、2つの部分間の相対移動する)、それにより、流体と空気との混合物は、2つの部分を流通して、流体と空気との混合物を泡立てることを可能にするせん断応力を受けるようになっている。この泡立て原理は、クエット流れとして知られる。
第2の態様によれば、本発明は、前述したような熱伝達デバイスを備える処分可能な蓋又はキャップに関する。
第3の態様によれば、本発明は、要求に応じて温かい流体又は温かい流体泡を提供するためのパックであって、パックの内容積部に、流体及び/又は泡立つ流体製品を含み、本パックは、前述のような処分可能な蓋又はキャップを備える、パックに関する。
好ましくは、本パックは、ボトル、パウチ、又はポッドとして構成され、1回使用型(mono-dose configuration)又は複数回使用型(multi-doseconfiguration)をなし、本パックは、好ましくは、処分可能に構成される。
第4の態様によれば、本発明は更に、前述のようなパックに接続可能な、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するためのマシンであって、本マシンは、処分可能な熱伝達デバイスが組み込まれた、パック、詳細には蓋又はキャップを受容するのに好適な接続部と、蓋又はキャップに熱を伝える加熱ユニットと、を備える、マシンに関する。
好ましくは、加熱ユニットは、蓋又はキャップに蒸気を供給する蒸気発生器を備える。
別の態様によれば、加熱ユニットは、伝導により、及び/又はにより、及び/又は高温空気により、及び/又は誘導により、放射蓋又はキャップに熱を伝える加熱要素を備える。
好ましくは、本発明のマシンはまた、蓋又はキャップにおいて圧送・泡立てデバイスを駆動することができる泡立て駆動ユニットを更に備える。
更に第5の態様によれば、本発明は、前述したようなデバイス及びパックを備える、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するためのシステムに関する。
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、以下の本発明の非限定的実施形態の詳細な説明を添付の図面と併せて読めば、当業者には明らかになるはずである。
本発明の第1の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスの概略横断図である。 本発明の第2の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスの概略横断図である。 本発明の第3の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスの概略横断図である。 本発明による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスにおいて使用することができる流体経路の可能な異なる構成の概略図である。 本発明による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスにおいて使用することができる流体経路の可能な異なる構成の概略図である。 本発明による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスにおいて使用することができる流体経路の可能な異なる構成の概略図である。 本発明の第3の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスにおいて使用することができる流体経路の別の可能な構成(今度は、円筒配列で構成されている)の概略図である。 本発明の第3の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスにおいて使用することができる流体経路の別の可能な構成(今度は、円筒配列で構成されている)の概略図である。 蒸気加熱が使用される、本発明の第1の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスの可能な構成を示す図であって、FIG.8bはFIG.8aの円部分の拡大図である。 第1又は第2の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスを組み込んだ、本発明による流体又は流体泡を加熱するためのシステムの概略図である。 第3の実施形態による流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスを組み込んだ、本発明による流体又は流体泡を加熱するためのシステムの概略図である。
第1の態様によれば、本発明は、効率的かつ清潔な方法で流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイスを対象とする。
第1の実施形態によれば、本発明は、図1に概略的に示すようなサンドイッチ構造を有する、蒸気を使用する処分可能な熱伝達デバイス10に関する。この構造は、熱を伝えることが可能な材料(好ましくは金属材料)で作製された、好ましくは箔として構成され、以下箔11と呼ばれる薄層を備え、この箔11は、高温蒸気が流通する(好ましくは迷路の形状の)第1の経路20と、流体(好ましくは液体、典型的にはミルク)又は泡が流通する(好ましくは迷路の形状の)第2の経路30との間に介挿される。この構成では、第1の経路20内の蒸気からの熱は、伝熱媒体として作用する箔11を用いて、第2の経路30内の流体又は泡により吸収される。第1の経路20と第2の経路30とは、好ましくは、箔11を間に挟んだときに、第2の経路30内の流体又は泡の流通が、第1の経路20内の蒸気の流通と一致し、あるいは第1の経路20内の蒸気の流通とぶつかるように同じ形状を有し、したがって、熱伝達を最適化することができる。好ましくは、第1の経路20の形状又は構成、並びに第2の経路30の形状又は構成は、図4、図5又は図6に示すような迷路状タイプで作製される。ただし、箔11を通る正しい熱伝達が保証される限り、第1の経路20及び第2の経路30についての他の相補的形状もまた可能である。
説明したように、経路20と経路30の両方の形状は相補的であり、好ましくは、同一であり、少なくとも1つの経路が迷路状を有し、最も好ましくは、経路20と経路30の両方が迷路状を有する。
迷路状は、流体又は流体泡と箔11との間の熱伝達面積を増大させることによってより良好な熱伝達を可能にするので、好適な形状である。
第2の実施形態によれば、本発明は、図2に概略的に示すようなサンドイッチ構造を有する、蒸気を使用する処分可能な熱伝達デバイス10に関する。この構造は、高温蒸気が流通する(好ましくは迷路の形状の)第1の経路20と、熱を伝えることができる材料(好ましくは金属材料)で作製された第1の箔11と呼ばれる第1の薄層と、流体(好ましくは液体、典型的にはミルク)又は泡が流通する(好ましくは迷路の形状の)第2の経路30と、熱を伝えることができる材料(好ましくは金属材料)で作製された第2の箔12と呼ばれる第2の薄層と、高温蒸気が流通する(好ましくは同じく迷路の形状の)第3の経路40と、を備える。この構成では、第1の経路20及び第3の経路40内の蒸気からの熱は、伝熱体として共に作用する第1の箔11及び第2の箔12を用いて、第2の経路30内の液体又は泡により吸収される。この構成は、流体又は泡が同時に2つの蒸気経路(第1の経路20及び第3の経路40)からの熱を吸収するので、以前に開示した第1の実施形態のものよりも更に効率的である。
第1の経路20と第2の経路30と第3の経路40は、好ましくは、第1の箔11及び第2の箔12を共に介挿したときに、第2の経路30内の流体又は泡の流通が、第1の経路20内の蒸気の流通と一致し、第3の経路40内の蒸気の流通とも一致し、あるいはそれらの蒸気の流通とぶつかるように同じ形状を有し;したがって、熱伝達を非常に効率的にすることができる。
説明したように、経路20と経路30と経路40との形状は相補的であり、好ましくは、同一であり、少なくとも1つの経路が迷路状を有し、最も好ましくは、経路20、経路30及び経路40が全て迷路状を有する。
迷路状は、流体又は流体泡と箔11、12との間の熱伝達面積を増大させることによってより良好な熱伝達を可能にするので、好適な形状である。
第1又は第2の実施形態のいずれかによる処分可能な熱伝達デバイス10は、好ましくは、加熱され、泡立てられる可能性もある流体製品を含む(好ましくはボトル、パウチ又はポッドとして構成された)パック又はパッケージに組み込まれた、処分可能な蓋又はキャップの一部である。そのように構成された蓋又はキャップは、好ましくは、平坦かつコンパクトである。パッケージと組み込まれたこの蓋又はキャップは、蓋又はキャップを受容するのに好適な接続部(処分可能な熱伝達デバイス10が組み込まれる)と、蒸気生成ニット(典型的にはサーモブロック及びポンプ)と、蓋又はキャップに蒸気を供給するための接続と、を少なくとも備えるマシン200に接続される。そのようなマシン200の更なる詳細は、後で説明する。
第3の実施形態によれば、本発明は、図3に示すようなサンドイッチ構造を有する、好ましくは伝導を使用する処分可能な熱伝達デバイス10に関する。この構造は、熱を伝えることができる材料(好ましくは金属材料)で作製された箔11として構成された薄層と、流体又は泡が流通する(好ましくは迷路状の)経路30と、を備える。箔11は、加熱されると、経路30を流通する泡又は流体に熱を伝える。箔11は、更に説明するように、処分可能な熱伝達デバイス10が関連付けられるマシン200内に配列された対応する加熱要素21を用いて加熱される。したがって、箔11は、前述の実施形態の場合のように伝熱媒体として作用する。
図7a及び図7bは、本発明の第3の実施形態による処分可能な熱伝達デバイス10のための、流体経路に(即ち、流体又は泡が流通する経路30)に使用することができる円筒配列の例示的な実施形態を示す。そのような実施形態では、流体又は流体泡は、処分可能な熱伝達デバイス10内の経路30を流通し、対応するマシン200内に配列された加熱要素21により加熱される。加熱要素21について、とりわけ、伝導、誘導、高温空気又は放射のような、様々な加熱技術を使用することができる。
伝導だけでなく、箔11に熱を伝えることができる任意の他の手段を使用することもでき、したがって、それらは、赤外ランプ又はハロゲンランプを使用する放射、高温空気、誘導などのような、本出願の保護の範囲内に含まれるべきである。
第3の実施形態による、この処分可能な熱伝達デバイス10について開示される配列は、好ましくは、加熱され、泡立てられる可能性もある流体製品を含む(好ましくはボトル、パウチ又はポッドとして構成された)パック又はパッケージに組み込まれた、処分可能な蓋又はキャップの一部である。そのように構成された蓋又はキャップは、好ましくは、平坦かつコンパクトであり、したがって、軽量で簡単に処分できる。パッケージと組み込まれた蓋又はキャップは、蓋又はキャップを受容する機械的接続と、蓋又はキャップに(蓋又はキャップ内の箔11に)熱を伝える加熱要素21と、を少なくとも備えるマシン200に接続される。マシン200の更なる説明及び詳細は以下のとおりである。
以前に開示したように、第1及び第2の実施形態は、箔11に、又は第1の箔11及び第2の箔12に熱を供給する加熱源として蒸気を使用する。蒸気は、蒸気から液体(水)に相を変化させることによって、箔(単数)又は箔(複数)に熱を極めて効率的に伝え、経路(単数)又は経路(複数)の長さを短くすることが可能になり、迷路状を使用することによって加熱伝達のための活性表面が拡張し、それにより、本発明の構成が組み込まれた蓋又はキャップは、コンパクトに維持される。したがって、流体又は泡の加熱は直接流で、マシン又はデバイスと製品とを全く接触させることなく行われ、このようにすると、消費者が洗浄する必要のない簡単な解決策が提供される。蒸気の相変化から生じた水は、製品(供給される流体又は泡)と混合するか、あるいは後の段階で除去するためにドリップトレイへと向けることができる。
第3の実施形態で使用される手法は、高温になるように箔11がそこに押圧されるマシン200の加熱要素21を使用し、それにより、流体又は蒸気は、箔11と接触する経路30を流通したときに高温になる。再び、この実施形態は、製品とマシン200とを接触させることなく、熱を流体又は泡に伝達することが可能になり、このようにすると、消費者が洗浄する必要のない簡単な解決策が提供される。
第2の態様によれば、本発明は、好ましくはボトル又はパウチ又はポッドとして構成される、温かい流体又は流体泡を提供するためのパックを対象とし、本パックは、パックの内容積部内に、加熱されて、泡立てられる可能性もある流体製品を含んでいる。パックは、前述したような処分可能な熱伝達デバイス10が組み込まれた蓋又はキャップを備える。パックは、1回使用型パック(好ましくは、次いでポッドとして構成される)として構成し、次いで、1度使用するか、複数回の使用を可能にする複数回使用型パック(この場合、パックは好ましくは、ボトル又はパウチとして構成される)として構成することができる。パックを複数回使用型として構成した場合、1度の使用と次の使用との間、製品のあらゆる劣化を回避するために、パックを冷蔵庫に適温で保管することができる。
第3の態様によれば、本発明は、効率的かつ清潔な方法で流体又は流体泡を加熱するためのマシン200を対象とする。前述したパック(パックの内側容積部内に流体製品を含み、処分可能な熱伝達デバイス10も備える)が、このマシン200に接続される。本発明の処分可能な熱伝達デバイス10は、好ましくは、加熱され、泡立てられる可能性もある流体製品を含むパック又はパッケージに組み込まれた、処分可能な蓋又はキャップの一部である。パッケージと組み込まれた、この蓋又はキャップは、マシン200に接続される。
図9及び図10に概略的に示すように、本発明のパックが接続される、詳細には、パックの蓋又はキャップに接続されるマシン200は、
処分可能な熱伝達デバイス10が組み込まれた蓋又はキャップを受容するのに好適な機械的接続(図示せず)と;
蒸気加熱を使用する第1及び第2の実施形態の場合(図9を参照)、蓋又はキャップに蒸気を供給するための蒸気発生器又は蒸気生成ユニット22(典型的にはサーモブロック及びポンプ);あるいは、伝導、赤外ランプ又はハロゲンランプを用いた放射、高温空気、誘導などを使用する第3の実施形態の場合(図10を参照)、加熱要素から蓋又はキャップに熱を伝える加熱要素21と;
任意追加的に、泡立てを実行するために蓋又はキャップ内の対応する圧送・泡立てデバイス50を駆動し、(パック内に含まれる)流体と空気との混合物が泡立つように圧送・泡立てデバイス50に空気を供給するための対応する空気入口・空気調整機(図示せず)も駆動する泡立て駆動ユニット23と;を少なくとも備え、本発明によれば、空気入口がアクティブ化していないときには、デバイス50は、圧送するのみで、泡立てず;反対に、空気入口がアクティブ化しているときには、圧送・泡立てデバイス50は次いで、圧送と泡立ての両方の行為を実行する。
また、本発明によるパックに含まれる流体は、特定の味を有することがあり、したがって、パックからは、味の付いた温かい、泡立てられた可能性もある飲料が出てくる。
図9に表されるように、本発明によるパックは、パックの内容積部に、加熱され、泡立てられる可能性もある流体製品を含む処分可能な熱伝達デバイス10が組み込まれた蓋又はキャップも備える。本発明によれば、パック全体が、好ましくは処分可能である。
図9に概略的に示したように、流体製品を泡立てるときには、初めに、圧送・泡立てデバイス50に向け、そこで、この流体と、マシン200の空気入口を通して圧送・泡立てデバイス50に供給された空気との混合物が泡立てられる。そこから、泡立てられた混合物は、第2の経路30へと向けられる。流体を泡立てないときには、単に、圧送・泡立てデバイス50をアクティブ化させず、流体は、第2の経路30へと向けられる。第2の経路30を通るそのフローによって、流体又は泡立てられた流体製品は、第1の箔11により(第1の実施形態)、又は第1の箔11及び第2の箔12により(第2の実施形態)加熱され、カップ又は適切な容器へと向けられる。
パックが接続されたマシン200は、図9に示すように、蒸気発生器22と、泡立て駆動ユニット23と、を備える。好ましくは、圧送・泡立てデバイス50は、静止部分に対して回転する回転可能な部分として、あるいは、互いに対して回転する2つの回転可能な部分として構成され、それにより、2つの部分間に含まれる空気と流体との混合物は、クエット流れ効果により泡立ちを生成するせん断応力を受ける。好ましくは、これらの部分の形状は、好ましくはディスク又はシリンダである。回転可能な部分(又は両方の回転可能な部分)は、泡立て駆動ユニット23、典型的にはモータにより回転駆動される。
同様に、図10は、本発明によるパックを示し、本パックは、パックの内容積部に、加熱され、泡立たせられる可能性もある流体製品を備え、処分可能な熱伝達デバイス10が組み込まれた蓋又はキャップも備える。本発明によれば、パック全体が、好ましくは処分可能である。
図10に概略的に示したように、流体製品を泡立てるときには、初めに、圧送・泡立てデバイス50へと向け、そこで、マシン200の空気入口を通して圧送・泡立てデバイス50に入った空気と混合し、流体と空気との混合物を泡立て、次いで、第2の経路30へと向ける。流体を泡立てないときには、単に、圧送・泡立てデバイス50をアクティブ化させず、流体は、第2の経路30へと向けられる。第2の経路30を通るそのフローによって、流体又は泡立てられた流体製品は、対応する加熱要素21により(第3の実施形態)加熱される箔11によって加熱され、カップ又は適切な容器へと向けられる。加熱要素21の加熱は、伝導、赤外ランプ又はハロゲンランプを使用した放射、高温空気、誘導などによって行われる。
パックが接続されたマシン200は、図10に示すように、加熱要素21と、泡立て駆動ユニット23と、を備える。また、好ましくは、圧送・泡立てデバイス50は、静止部分(互いに対して回転する2つの部分を備える可能性もある)として構成され、それにより、2つの部分間に含まれる空気と流体との混合物は、クエット流れ効果により泡立ちを生成するせん断応力を受ける。好ましくは、回転可能な部分及び静止部分(又は、2つの回転可能な部分)の形状は、ディスク又はシリンダである。回転可能な部分(又は両方の回転可能な部分)は、泡立て駆動ユニット23、典型的にはモータにより回転駆動される。
更に第4の態様によれば、本発明は、効率的かつ清潔な方法で温かい流体又は流体泡を提供するためのシステム100を対象とし、本システムは、前述したようなパック(処分可能な熱伝達デバイス10を組み込んだパック)と、パックが接続されたマシン200と、を備えている。システム全体の代表的な概略図は、図9及び図10に示される。
全般的に開示したように、好ましくは、本発明の熱伝達デバイス10、並びにそれを組み込んだ蓋又はキャップを完全に処分可能にし、したがって、洗浄作業は全く必要ではない。典型的には、また、熱伝達デバイス10を組み込んだパッ又はパッケージ全体も処分可能にする。
既に以前に関連させたような本発明のシステムの利点のうちのいくつかを以下のように要約する。
熱伝達デバイス10は、技術的キャップの一部であり、パッケージ(典型的にはボトル、パウチ又はポッド)と共に完全に処分可能である;
流体泡は、泡と加熱源とが直接接触しないので、極めて穏やかに加熱される(したがって、非常に高い品質で提供される);
本システムは、直接流上に並んでおり、要求に応じて温かい流体又は流体泡を提供することができる;
本システムはまた、流体又は流体泡とマシンとが全く接触していないので完全に清潔である(典型的には、本システムは、全体として処分可能である);
本システム、特にパッケージは、コンパクトになり、必要な空間が少なく、蓋又はキャップは、軽量かつ小型で処分可能となるように構成される;
パッケージは、1回使用型、又は典型的には最大供給回数が3〜5の複数回使用型とされるので、汚染が避けられる;
本システム、特に熱伝達デバイス10は、非常に効率的になるので、寸法を最小限に抑えることができ、流体又は流体泡が流通する経路はより短くなり、したがって、パックがよりコンパクトになる。
本発明はその好ましい実施形態を参照して説明されたが、多くの変更及び改変が、当業者によって、添付の請求項によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく行われ得る。
100 流体又は流体泡加熱システム
10 処分可能な熱伝達デバイス
11 第1の箔
12 第2の箔
20 第1の経路
30 第2の経路
40 第3の経路
50 圧送・泡立てデバイス
200 マシン
21 加熱要素
22 蒸気発生器
23 泡立て駆動ユニット

Claims (16)

  1. 要求に応じて流体又は流体泡を加熱するための処分可能な熱伝達デバイス(10)であって、前記流体又は前記流体泡が流通する経路(30)と、熱伝導性材料で作製された少なくとも1つの層(11)とを備え、前記経路(30)は、前記層(11)を加熱したときに、前記流体又は前記流体泡が前記経路(30)を流通するにつれて、前記流体又は前記流体泡に熱を伝えるように、前記層(11)と接触している、処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  2. 蒸気が流通する第1の経路(20)を更に備え、それにより、前記第1の経路(20)を流通したときに、液体への蒸気の相変化によって前記層(11)が加熱される、請求項1に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  3. 蒸気が流通する第2の経路(40)と、前記第2の経路(40)を流通したときに、液体への蒸気の相変化によって加熱されるように前記第2の経路(40)と接触する第2の層(12)とを更に備える、請求項2に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  4. 前記層(11)は、伝導により、及び/又は放射により、及び/又は高温空気により、及び/又は誘導により加熱される、請求項1に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  5. 前記流体又は前記流体泡が流通する前記経路(30)は、迷路状に構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  6. 前記流体又は前記流体泡が流通する経路(30)と、前記第1の経路(20)及び/又は前記第2の経路(40)とは、相補的形状となるように、好ましくは迷路状に構成されている、請求項2又は3に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  7. 前記処分可能な熱伝達デバイス(10)に組み込まれた圧送・泡立てデバイス(50)を更に備え、前記圧送・泡立てデバイス(50)にも空気が供給される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  8. 前記圧送・泡立てデバイス(50)は、一方が移動可能であり他方が静止したものである2つの部分、又は互いに相対的に移動可能である2つの部分を備えて、流体と空気との混合物が前記2つの部分を流通して、前記混合物を泡立てることを可能にするせん断応力を受けるようになっている、請求項7に記載の処分可能な熱伝達デバイス(10)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の熱伝達デバイス(10)を備える、処分可能な蓋又はキャップ。
  10. 要求に応じて温かい流体又は温かい流体泡を提供するためのパックであって、前記パックの内容積部に、流体及び/又は泡立つ流体製品を含み、前記パックは、請求項9に記載の処分可能な蓋又はキャップを備える、パック。
  11. ボトル、パウチ、又はポッドとして構成され、1回使用型又は複数回使用型をなし、前記パックは、好ましくは、処分可能に構成されている、請求項10に記載のパック。
  12. 請求項10又は11に記載のパックに接続可能な、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するためのマシン(200)であって、前記マシンは、前記処分可能な熱伝達デバイス(10)が組み込まれた前記パック、詳細には前記蓋又はキャップを受容するのに好適な接続部と、前記蓋又はキャップに熱を伝える加熱ユニットとを備える、マシン(200)。
  13. 前記加熱ユニットは、前記蓋又はキャップに蒸気を供給する蒸気発生器(22)を備える、請求項12に記載のマシン(200)。
  14. 前記加熱ユニットは、伝導により、及び/又は放射により、及び/又は高温空気により、及び/又は誘導により、前記蓋又はキャップに熱を伝える加熱要素(21)を備える、請求項12に記載のマシン(200)。
  15. 前記蓋又はキャップにおいて前記圧送・泡立てデバイス(50)を駆動することができる泡立て駆動ユニット(23)を更に備える、請求項12〜14のいずれか一項に記載のマシン(200)。
  16. 請求項12〜15のいずれか一項に記載のマシン(200)と、請求項10又は11に記載のパックとを備える、要求に応じて流体又は流体泡を加熱するためのシステム。
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