JP2018501557A - 端末セキュリティを向上させるための装置および方法 - Google Patents

端末セキュリティを向上させるための装置および方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、端末セキュリティを向上させるための装置および方法を提供して、端末のセキュリティを向上させる。本発明の方法は、ランダムに生成された動的パスワードを端末によってディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始するステップと、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応に従って端末によって決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定するステップ、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、端末によってディスプレイインターフェースをロック状態に設定するステップとを含む。

Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、端末セキュリティを向上させるための装置および方法に関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2014年11月20日に中国特許庁に出願された、「APPARATUS AND METHOD FOR IMPROVING TERMINAL SECURITY」と題する、中国特許出願第201410668497.4号の優先権を主張するものである。
端末内にあるユーザのプライベートなコンテンツを保護するために、先行技術では、通常、端末スクリーンがロックされて、ユーザのための端末使用セキュリティを向上させる。端末スクリーンをアンロックするために、通常、固定された数値パスワードが使用される。すなわち、端末スクリーンがアンロックされる必要があるとき、ユーザは、スクリーンをタップすることによって、固定された数値パスワードを入力して、端末スクリーンをアンロックし、端末内にあるオーナのプライベートなコンテンツにユーザがアクセスすることの許可を含む、端末の完全なコントロールをユーザが行えるようにする。
端末スクリーンをアンロックするために使用される固定された数字は、漏洩し易いので、端末スクリーンをアンロックするために固定された数値パスワードを使用するソリューションは、ユーザのための端末使用セキュリティを完全に保護することはできない。
本発明は、端末セキュリティを向上させるための改善された装置および方法を提供することにある。
本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置および方法を提供して、端末のセキュリティを向上させる。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、音声受信デバイスを開始するように構成された、開始モジュールと、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するように構成された、変換および抽出モジュールと、
変換および抽出モジュールによって変換されたテキストパスワードと、変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴と、開始モジュールによって生成された動的パスワードとを獲得することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定することと、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定することとを行うように構成された、処理モジュールと
を含む。
第1の態様を参照すると、第1の可能な実施方法では、処理モジュールが、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶するとき、処理モジュールは、
異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を保存することと
を行うように特に構成される。
第1の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第2の可能な実施方法では、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
第1の態様の第2の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第3の可能な実施方法では、処理モジュールが、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を含む。
第1の態様を参照すると、第4の可能な実施方法では、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、処理モジュールは、
変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
第1の態様の第3または第4の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第5の可能な実施方法では、処理モジュールが、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、処理モジュールは、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、端末ロケーション情報および受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
第1の態様では、動的パスワードが、開始モジュールによってランダムに生成され、動的パスワードが、ディスプレイインターフェース上に表示され、音声受信デバイスが、開始される。ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報は、変換および抽出モジュールによって受け取られ、音声情報は、テキストパスワードに変換され、音声情報の声紋特徴が、抽出される。変換および抽出モジュールによって変換されたテキストパスワード、変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴、および開始モジュールによって生成された動的パスワードは、処理モジュールによって獲得される。テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可は、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定され、ディスプレイインターフェースは、決定された端末使用許可に従って、アンロックもしくはロック状態に設定され、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースは、ロック状態に設定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための方法を提供し、それは、
ランダムに生成された動的パスワードを端末によってディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始するステップと、
ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って端末によって決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定するステップ、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、端末によってディスプレイインターフェースをロック状態に設定するステップと
含む。
第2の態様を参照すると、第1の可能な実施方法では、端末は、以下のステップ、すなわち、
異なるユーザの音声情報を、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって獲得し、その音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を、端末によって保存するステップと
を使用することによって、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶する。
第2の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第2の可能な実施方法では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
第2の態様の第2の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第3の可能な実施方法では、決定された端末使用許可に従って、端末によってディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定するステップは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
を含む。
第2の態様を参照すると、第4の可能な実施方法では、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第3または第4の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第5の可能な実施方法では、端末が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように端末によってオーナに命令するステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。テキストパスワードと動的パスワードとのマッチング結果、および声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とのマッチング結果に従って、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックまたはロック状態に設定され、ユーザの端末使用許可が、決定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための装置の概略構造図である。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末ディスプレイインターフェースの印象図である。 本発明の実施形態による、端末ディスプレイインターフェースの印象図である。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための装置の概略構造図である。
本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置および方法を提供して、端末のセキュリティを向上させる。
本発明の実施形態における端末は、スマートフォン(Smart Phone、SP)、またはパーソナルデジタルモバイル端末(Pad)などを含む。端末のオペレーティングシステムは、以下のオペレーティングシステム、すなわち、アンドロイド(Android)、Symbian、IOS(Apple社のモバイルオペレーティングシステム、すなわち、iPhoneモバイルフォンのオペレーティングシステム)、Windows Phone(Microsoftモバイルフォンのオペレーティングシステム)、またはBlackBerry(BlackBerryモバイルフォンのオペレーティングシステム)などのうちの1つとしてよいが、上で説明されたシステムに限定されない。
実施形態1
図1に示されるように、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、音声受信デバイスを開始するように構成された、開始モジュール11と、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するように構成された、変換および抽出モジュール12と、
変換および抽出モジュール12によって変換されたテキストパスワードと、変換および抽出モジュール12によって抽出された声紋特徴と、開始モジュール11によって生成された動的パスワードとを獲得することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定することと、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定することとを行うように構成された、処理モジュール13と
を含む。
好ましくは、処理モジュール13が、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶するとき、処理モジュール13は、
異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を保存することと
を行うように特に構成される。声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、本明細書では、オーナの設定に従って保存されてよく、または声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、端末内の先行する設定に従って保存されてよい。
好ましくは、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
好ましくは、処理モジュール13が、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を含む。
好ましくは、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、処理モジュール13は、
変換および抽出モジュール12によって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
好ましくは、処理モジュール13が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、処理モジュール13は、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、端末ロケーション情報および受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態1では、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
実施形態2
本発明のこの実施形態では、端末は、ディスプレイインターフェースをロックし、動的パスワードを生成し、音声を獲得し、声紋を認識する機能を有する必要がある。図2に示されるように、本発明のこの実施形態は、端末セキュリティを向上させるための方法を提供し、それは、以下を含む。
S21。端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。
ユーザが端末を使用する必要があるとき、ユーザは、端末ボタンをタップすること、またはディスプレイインターフェースをダブルタップすることによって、端末のディスプレイインターフェースを明るくしてよい。ユーザが端末のディスプレイインターフェースを明るくするのと同時に、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示するようにトリガされ、端末は、端末の音声受信デバイスを開始するようにトリガされる。
動的パスワードは、ディスプレイインターフェースを明るくする前に、またはディスプレイインターフェースを明るくするのと同時に、端末によってランダムに生成されてよく、例えば、動的パスワードは、C言語のランダム(Random)関数を使用することによって、生成されてよい。動的パスワードの長さは、通常、4ビットもしくは8ビットとしてよく、または固定されなくてよい。動的パスワードの構成要素は、数字、干支文字、および英文字のうちの1またはそれらの組み合わせとしてよい。例えば、図3aおよび図3bは、端末のディスプレイインターフェースの印象図を示している。図3aでは、動的パスワードは、8つの英文字を含み、図3aでは、動的パスワードは、8つの干支文字を含む。本発明のこの実施形態における動的パスワードの長さおよび構成要素は、上述の内容に限定されないことに留意されたい。端末の音声受信デバイスは、端末内のマイクロフォンMICとしてよく、または音声情報を獲得する機能を有する別のデバイスとしてよい。
S22。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。
端末のディスプレイインターフェースが明るくされた後、ユーザは、端末の命令に従って、ディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読む。同時に、端末の音声受信デバイスは、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。ユーザが動的パスワードを読むときに、端末の音声受信デバイスが音声情報を受け取った後、端末は、音声受信デバイスをシャットダウンする。
S23。テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、端末は、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定し、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定する。
好ましくは、端末は、以下のステップ、すなわち、
異なるユーザの音声情報を、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって獲得し、音声情報の各々についての声紋特徴を抽出するステップと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を、端末によって保存するステップと
を使用することによって、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶する。声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、本明細書では、オーナの設定に従って保存されてよく、または声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、端末内の先行する設定に従って保存されてよい。
ユーザアイデンティティは、オーナと、オーナの身近な人と、見知らぬ人とを含み、ユーザアイデンティティに対応して、端末使用許可は、完全コントロールと、部分コントロールと、コントロール禁止とを含む。すなわち、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、完全コントロールであり、端末使用許可が完全コントロールであることは、ユーザがオーナであるので、ユーザは、端末を完全にコントロールする使用許可を獲得し、ユーザは、オーナのプライベートなファイルなどを含む、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを許可されることを意味すること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、部分コントロールであり、端末使用許可が部分コントロールであることは、ユーザがオーナの身近な人であるので、ユーザは、端末を部分的にコントロールする使用許可を獲得し、ユーザは、端末内の部分的なコンテンツにアクセスすることを許可されることを意味し、部分的なコンテンツは、事前に定められ、例えば、オーナの身近な人は端末内のプライベートなファイルにアクセスすることを禁止されることが、事前に定められ、プライベートなファイルは、ピクチャ、オーディオ、ビデオ、もしくは文書などを含み、本発明のこの実施形態では、オーナは、オーナの身近な人についての異なるカテゴリに対して、異なるプライベートなファイルを設定して、端末をよりユーザフレンドリにしてよいこと、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、コントロール禁止であり、端末使用許可がコントロール禁止であることは、ユーザがオーナの身近な人でないので、ユーザは、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを禁止されることを意味すること
を含む。
本発明のこの実施形態では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、先行する設定に従って、端末によって保存される。本発明のこの実施形態では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の事前に定められた対応は、上述の3つに限定されず、実際の状況に従って、別の対応が、設定されることがあることに留意されたい。
好ましくは、決定された端末使用許可に従って、端末によってディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定するステップS23は、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
を含む。
好ましくは、ステップS23において、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
をさらに含む。
好ましくは、ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人であるとき、または抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止になった後、端末内にあるオーナのプライベートなファイルをさらに保護するために、および端末セキュリティを向上させるために、端末のバックグラウンドシステムは、以下の動作、すなわち、
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報を、事前に定められた(電子メールアドレスなどの)連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように端末によってオーナに命令すること(端末がリモート制御機能を有することが必要である)
を実行してよい。
本発明のこの実施形態における端末セキュリティを向上させるための方法によれば、端末のディスプレイインターフェースのステータス、およびユーザの端末使用許可を設定するために、パスワードが同じであるかどうか、および声紋特徴のマッチング結果が、十分に考慮されて、端末使用セキュリティをさらに向上させる。図2に対応して、本発明のこの実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法のフローチャートが、図4Aおよび図4Bに示されており、具体的な方法は、以下の通りである。
S401。端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。
S402。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。
S403。端末は、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるかどうかを決定する。
テキストパスワードが動的パスワードと同じである場合、ステップS404を実行し、テキストパスワードが動的パスワードと異なる場合、ステップS412を実行する。
S404。端末は、声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS405を実行し、声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS406を実行する。
S405。端末は、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可する。
S406。端末は、声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS407を実行し、声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS408を実行する。
S407。端末は、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを決定し、端末内の部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可し、端末内の部分的なコンテンツは、事前に定められる。
S408。端末は、声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS409を実行し、声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS410を実行する。
S409。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。
S410。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。
これは、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の端末内に事前に記憶された対応中に存在せず、ユーザは、見知らぬ人として扱われてよいことを意味し、すなわち、端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。ユーザは、先行する設定に従って、別の方法で扱われてよく、ステップS410は、別の扱いの内容である。
ユーザに対応するユーザアイデンティティが、見知らぬ人であるとき、または抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ステップS409またはS410の後、端末内にあるオーナのプライベートなファイルをさらに保護するために、および端末セキュリティを向上させるために、端末のバックグラウンドシステムは、以下の動作を実行してよい。
S411。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報、および/もしくは端末ロケーション情報を、オーナによって事前に定められた連絡先アドレスに送信し、例えば、オーナによって事前に定められた連絡先アドレスは、電子メールアドレスとしてよく、ならびに/または
端末は、端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに要求する(端末がリモート制御機能を有することが必要である)。
S412。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定する。
ユーザが動的パスワードを読むときに音声情報に従って決定されたテキストパスワードは、端末によってランダムに生成された動的パスワードと異なるので、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックされることができない。このケースでは、ランダムに生成された動的パスワードが、端末のディスプレイインターフェース上に再び表示されてよく、ユーザが、動的パスワードを読むことによって、端末のディスプレイインターフェースをアンロックし、端末の使用許可を獲得することを再び試みてよいようにする。この時、端末上に表示される動的パスワードは、ランダムに生成され、先に端末上に表示された動的パスワードと同じであっても、または異なっていてもよい。
図4Aおよび図4Bに示される方法に対応して、ユーザアイデンティティを決定することに関連するステップは、以下のプログラムによって実施されてよい。
Struct Password Mode {
char password[2]; // Y/y:正しい;N/n:誤り
char mode[20]; // master:オーナ;not_master:オーナではない
char relationship[2]; // Y/y:オーナの身近な人;N/n:オーナの身近な人}
上記のプログラムでは、passwordフィールド値の「N」または「n」は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って決定された動的パスワードが、端末によってランダムに生成された動的パスワードと異なることを示し、ランダムに生成された動的パスワードが、端末のディスプレイインターフェース上に再び表示されてよい。passwordフィールド値の「Y」または「y」は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って決定された動的パスワードが、端末によってランダムに生成された動的パスワードと同じであることを示す。
modeフィールド値の「master」は、ユーザがオーナであることを示す。modeフィールド値の「not master」は、ユーザがオーナでないことを示す。
relationshipフィールド値の「Y」または「y」は、ユーザがオーナの身近な人であることを示す。modeフィールド値の「not master」は、ユーザが見知らぬ人であることを示す。
図4Aおよび図4Bに示される方法を適用する前に、方法は、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を端末によって事前に記憶するステップをさらに含む。
具体的な動作は、以下の通りであり、すなわち、異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を端末によって受け取り、その音声情報の各々についての声紋特徴を抽出し、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を端末によって保存する。
声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
端末使用許可と声紋特徴との間に存在し、端末内に事前に記憶された対応が、更新される必要があるとき、更新は、上述の方法を使用することによって、端末によって実施される。
本発明の実施形態2では、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。テキストパスワードと動的パスワードとのマッチング結果、および声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とのマッチング結果に従って、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックまたはロック状態に設定され、ユーザの端末使用許可が、決定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
端末の実際的な利用においては、本発明のこの実施形態において提供される方法と、先行技術における端末ディスプレイインターフェースをアンロックするための方法は、一緒に使用されてよく、ユーザは、本発明のこの実施形態において提供される方法を今現在使用すべきかどうかを、実際の状況に従って設定して、端末の実用性を向上させてよい。
実施形態3
図5に示されるように、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードを表示するようにディスプレイ52をトリガし、音声受信デバイス53を開始するように構成された、プロセッサ51と、
プロセッサ51によってランダムに生成された動的パスワードを表示するように構成された、ディスプレイ52と、
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに、音声情報を獲得するように構成された、音声受信デバイス53と、
端末使用許可と声紋特徴との間の対応を保存するように構成された、メモリ54と
を含む。
プロセッサ51は、音声受信デバイス53によって獲得された音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイ52をアンロックもしくはロック状態に設定すること、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイ52をロック状態に設定することとを行うようにさらに構成される。
好ましくは、プロセッサ51が、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶することは、
異なるユーザから音声受信デバイス53によって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応をメモリ54に保存することと
を特に含む。
好ましくは、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
好ましくは、プロセッサ51が、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイ52をアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を特に含む。
好ましくは、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、プロセッサ51は、
プロセッサ51によって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイ52をロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
好ましくは、プロセッサ51が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、プロセッサ51は、
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに音声受信デバイス53によって獲得された音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに音声受信デバイス53によって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態3では、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
本発明の実施形態は、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されてよいことを、当業者は理解すべきである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いる実施形態の形態を使用してよい。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む、(ディスクメモリ、CD−ROM、および光学メモリなどを含むが、それらに限定されない)1または複数のコンピュータ使用可能記憶媒体上に実施される、コンピュータプログラム製品の形態を使用してよい。
本発明は、本発明の実施形態による、方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロック、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実施するために、コンピュータプログラム命令が使用されてよいことが、理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ、または他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて、マシンを生成し、コンピュータによって、または他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成するようにしてよい。
特定の方法で動作するようにコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスに命令することができる、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリ内に記憶されて、コンピュータ可読メモリ内に記憶された命令が、命令装置を含む人工物を生成するようにしてよい。命令装置は、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラム可能なデータ処理デバイス上にロードされて、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラム可能なデバイス上で実行されるようにしてよく、それによって、コンピュータ実施される処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能なデバイス上で実行される命令は、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施するためのステップを提供する。
本発明のいくつかの実施形態が説明されたが、当業者は、ひとたび基本的な本発明の概念を学んだならば、これらの実施形態に改変および変更を施すことができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲内に包含される実施形態ならびにすべての改変および変更を含むものと解釈されることが意図されている。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の主旨および範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更および変形を施すことができる。本発明は、これらの変更および変形を、それらが以下の特許請求の範囲およびそれらの均等な技術によって確定される保護の範囲内に包含されるならば、含むことが意図されている。
本発明は、通信分野に関し、詳細には、端末セキュリティを向上させるための装置および方法に関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2014年11月20日に中国特許庁に出願された、「APPARATUS AND METHOD FOR IMPROVING TERMINAL SECURITY」と題する、中国特許出願第201410668497.4号の優先権を主張するものである。
端末内にあるユーザのプライベートなコンテンツを保護するために、先行技術では、通常、端末スクリーンがロックされて、ユーザのための端末使用セキュリティを向上させる。端末スクリーンをアンロックするために、通常、固定された数値パスワードが使用される。すなわち、端末スクリーンがアンロックされる必要があるとき、ユーザは、スクリーンをタップすることによって、固定された数値パスワードを入力して、端末スクリーンをアンロックし、端末内にあるオーナのプライベートなコンテンツにユーザがアクセスすることの許可を含む、端末の完全なコントロールをユーザが行えるようにする。
端末スクリーンをアンロックするために使用される固定された数字は、漏洩し易いので、端末スクリーンをアンロックするために固定された数値パスワードを使用するソリューションは、ユーザのための端末使用セキュリティを完全に保護することはできない。
本発明は、端末セキュリティを向上させるための改善された装置および方法を提供することにある。
本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置および方法を提供して、端末のセキュリティを向上させる。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、音声受信デバイスを開始するように構成された、開始モジュールと、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するように構成された、変換および抽出モジュールと、
変換および抽出モジュールによって変換されたテキストパスワードと、変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴と、開始モジュールによって生成された動的パスワードとを獲得することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定することと、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定することとを行うように構成された、処理モジュールと
を含む。
第1の態様を参照すると、第1の可能な実施方法では、処理モジュールが、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶するとき、処理モジュールは、
異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を保存することと
を行うように特に構成される。
第1の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第2の可能な実施方法では、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
第1の態様の第2の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第3の可能な実施方法では、処理モジュールが、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを処理モジュールによって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を含む。
第1の態様を参照すると、第4の可能な実施方法では、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、処理モジュールは、
変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
第1の態様の第3または第4の可能な実施方法を参照すると、第1の態様の第5の可能な実施方法では、処理モジュールが、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、処理モジュールは、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、端末ロケーション情報および受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
第1の態様では、動的パスワードが、開始モジュールによってランダムに生成され、動的パスワードが、ディスプレイインターフェース上に表示され、音声受信デバイスが、開始される。ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報は、変換および抽出モジュールによって受け取られ、音声情報は、テキストパスワードに変換され、音声情報の声紋特徴が、抽出される。変換および抽出モジュールによって変換されたテキストパスワード、変換および抽出モジュールによって抽出された声紋特徴、および開始モジュールによって生成された動的パスワードは、処理モジュールによって獲得される。テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可は、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定され、ディスプレイインターフェースは、決定された端末使用許可に従って、アンロックもしくはロック状態に設定され、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースは、ロック状態に設定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための方法を提供し、それは、
ランダムに生成された動的パスワードを端末によってディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始するステップと、
ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って端末によって決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定するステップ、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、端末によってディスプレイインターフェースをロック状態に設定するステップと
含む。
第2の態様を参照すると、第1の可能な実施方法では、端末は、以下のステップ、すなわち、
異なるユーザの音声情報を、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって獲得し、その音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を、端末によって保存するステップと
を使用することによって、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶する。
第2の態様の第1の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第2の可能な実施方法では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
第2の態様の第2の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第3の可能な実施方法では、決定された端末使用許可に従って、端末によってディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定するステップは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
を含む。
第2の態様を参照すると、第4の可能な実施方法では、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第3または第4の可能な実施方法を参照すると、第2の態様の第5の可能な実施方法では、端末が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信するステップ、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように端末によってオーナに命令するステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。テキストパスワードと動的パスワードとのマッチング結果、および声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とのマッチング結果に従って、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックまたはロック状態に設定され、ユーザの端末使用許可が、決定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための装置の概略構造図である。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末ディスプレイインターフェースの印象図である。 本発明の実施形態による、端末ディスプレイインターフェースの印象図である。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、端末セキュリティを向上させるための装置の概略構造図である。
本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置および方法を提供して、端末のセキュリティを向上させる。
本発明の実施形態における端末は、スマートフォン(Smart Phone、SP)、またはパーソナルデジタルモバイル端末(Pad)などを含む。端末のオペレーティングシステムは、以下のオペレーティングシステム、すなわち、アンドロイド(Android)、Symbian、IOS(Apple社のモバイルオペレーティングシステム、すなわち、iPhoneモバイルフォンのオペレーティングシステム)、Windows Phone(Microsoftモバイルフォンのオペレーティングシステム)、またはBlackBerry(BlackBerryモバイルフォンのオペレーティングシステム)などのうちの1つとしてよいが、上で説明されたシステムに限定されない。
実施形態1
図1に示されるように、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、音声受信デバイスを開始するように構成された、開始モジュール11と、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出するように構成された、変換および抽出モジュール12と、
変換および抽出モジュール12によって変換されたテキストパスワードと、変換および抽出モジュール12によって抽出された声紋特徴と、開始モジュール11によって生成された動的パスワードとを獲得することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定することと、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定することとを行うように構成された、処理モジュール13と
を含む。
好ましくは、処理モジュール13が、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶するとき、処理モジュール13は、
異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を保存することと
を行うように特に構成される。声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、本明細書では、オーナの設定に従って保存されてよく、または声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、端末内の先行する設定に従って保存されてよい。
好ましくは、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
好ましくは、処理モジュール13が、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを処理モジュール13によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を含む。
好ましくは、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、処理モジュール13は、
変換および抽出モジュール12によって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
好ましくは、処理モジュール13が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、処理モジュール13は、
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
ユーザがディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、端末ロケーション情報および受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態1では、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
実施形態2
本発明のこの実施形態では、端末は、ディスプレイインターフェースをロックし、動的パスワードを生成し、音声を獲得し、声紋を認識する機能を有する必要がある。図2に示されるように、本発明のこの実施形態は、端末セキュリティを向上させるための方法を提供し、それは、以下を含む。
S21。端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。
ユーザが端末を使用する必要があるとき、ユーザは、端末ボタンをタップすること、またはディスプレイインターフェースをダブルタップすることによって、端末のディスプレイインターフェースを明るくしてよい。ユーザが端末のディスプレイインターフェースを明るくするのと同時に、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示するようにトリガされ、端末は、端末の音声受信デバイスを開始するようにトリガされる。
動的パスワードは、ディスプレイインターフェースを明るくする前に、またはディスプレイインターフェースを明るくするのと同時に、端末によってランダムに生成されてよく、例えば、動的パスワードは、C言語のランダム(Random)関数を使用することによって、生成されてよい。動的パスワードの長さは、通常、4ビットもしくは8ビットとしてよく、または固定されなくてよい。動的パスワードの構成要素は、数字、干支文字、および英文字のうちの1またはそれらの組み合わせとしてよい。例えば、図3aおよび図3bは、端末のディスプレイインターフェースの印象図を示している。図3aでは、動的パスワードは、8つの英文字を含み、図3aでは、動的パスワードは、8つの干支文字を含む。本発明のこの実施形態における動的パスワードの長さおよび構成要素は、上述の内容に限定されないことに留意されたい。端末の音声受信デバイスは、端末内のマイクロフォンMICとしてよく、または音声情報を獲得する機能を有する別のデバイスとしてよい。
S22。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。
端末のディスプレイインターフェースが明るくされた後、ユーザは、端末の命令に従って、ディスプレイインターフェース上の動的パスワードを読む。同時に、端末の音声受信デバイスは、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。ユーザが動的パスワードを読むときに、端末の音声受信デバイスが音声情報を受け取った後、端末は、音声受信デバイスをシャットダウンする。
S23。テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、端末は、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定し、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定する。
好ましくは、端末は、以下のステップ、すなわち、
異なるユーザの音声情報を、音声受信デバイスを使用することによって、端末によって獲得し、音声情報の各々についての声紋特徴を抽出するステップと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を、端末によって保存するステップと
を使用することによって、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶する。声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、本明細書では、オーナの設定に従って保存されてよく、または声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、端末内の先行する設定に従って保存されてよい。
ユーザアイデンティティは、オーナと、オーナの身近な人と、見知らぬ人とを含み、ユーザアイデンティティに対応して、端末使用許可は、完全コントロールと、部分コントロールと、コントロール禁止とを含む。すなわち、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、完全コントロールであり、端末使用許可が完全コントロールであることは、ユーザがオーナであるので、ユーザは、端末を完全にコントロールする使用許可を獲得し、ユーザは、オーナのプライベートなファイルなどを含む、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを許可されることを意味すること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、部分コントロールであり、端末使用許可が部分コントロールであることは、ユーザがオーナの身近な人であるので、ユーザは、端末を部分的にコントロールする使用許可を獲得し、ユーザは、端末内の部分的なコンテンツにアクセスすることを許可されることを意味し、部分的なコンテンツは、事前に定められ、例えば、オーナの身近な人は端末内のプライベートなファイルにアクセスすることを禁止されることが、事前に定められ、プライベートなファイルは、ピクチャ、オーディオ、ビデオ、もしくは文書などを含み、本発明のこの実施形態では、オーナは、オーナの身近な人についての異なるカテゴリに対して、異なるプライベートなファイルを設定して、端末をよりユーザフレンドリにしてよいこと、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可は、コントロール禁止であり、端末使用許可がコントロール禁止であることは、ユーザがオーナの身近な人でないので、ユーザは、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを禁止されることを意味すること
を含む。
本発明のこの実施形態では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、先行する設定に従って、端末によって保存される。本発明のこの実施形態では、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の事前に定められた対応は、上述の3つに限定されず、実際の状況に従って、別の対応が、設定されることがあることに留意されたい。
好ましくは、決定された端末使用許可に従って、端末によってディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定するステップS23は、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可するステップ、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
を含む。
好ましくは、ステップS23において、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、方法は、
ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを端末によって決定し、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止するステップ
をさらに含む。
好ましくは、ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人であるとき、または抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止になった後、端末内にあるオーナのプライベートなファイルをさらに保護するために、および端末セキュリティを向上させるために、端末のバックグラウンドシステムは、以下の動作、すなわち、
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報を、事前に定められた(電子メールアドレスなどの)連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
ユーザが動的パスワードを読むときに音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに端末によって送信すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように端末によってオーナに命令すること(端末がリモート制御機能を有することが必要である)
を実行してよい。
本発明のこの実施形態における端末セキュリティを向上させるための方法によれば、端末のディスプレイインターフェースのステータス、およびユーザの端末使用許可を設定するために、パスワードが同じであるかどうか、および声紋特徴のマッチング結果が、十分に考慮されて、端末セキュリティをさらに向上させる。図2に対応して、本発明のこの実施形態による、端末セキュリティを向上させるための方法のフローチャートが、図4Aおよび図4Bに示されており、具体的な方法は、以下の通りである。
S401。端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。
S402。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。
S403。端末は、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるかどうかを決定する。
テキストパスワードが動的パスワードと同じである場合、ステップS404を実行し、テキストパスワードが動的パスワードと異なる場合、ステップS412を実行する。
S404。端末は、声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS405を実行し、声紋特徴がオーナのアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS406を実行する。
S405。端末は、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可する。
S406。端末は、声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS407を実行し、声紋特徴がオーナの身近な人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS408を実行する。
S407。端末は、ディスプレイインターフェースをアンロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることを決定し、端末内の部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可し、端末内の部分的なコンテンツは、事前に定められる。
S408。端末は、声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じであるかどうかを決定する。
声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と同じである場合、ステップS409を実行し、声紋特徴が見知らぬ人のアイデンティティと関連付けられた事前に記憶された声紋特徴と異なる場合、ステップS410を実行する。
S409。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。
S410。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。
これは、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の端末内に事前に記憶された対応中に存在せず、ユーザは、見知らぬ人として扱われてよいことを意味し、すなわち、端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定し、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する。ユーザは、先行する設定に従って、別の方法で扱われてよく、ステップS410は、別の扱いの内容である。
ユーザに対応するユーザアイデンティティが、見知らぬ人であるとき、または抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ステップS409またはS410の後、端末内にあるオーナのプライベートなファイルをさらに保護するために、および端末セキュリティを向上させるために、端末のバックグラウンドシステムは、以下の動作を実行してよい。
S411。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報、および/もしくは端末ロケーション情報を、オーナによって事前に定められた連絡先アドレスに送信し、例えば、オーナによって事前に定められた連絡先アドレスは、電子メールアドレスとしてよく、ならびに/または
端末は、端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに要求する(端末がリモート制御機能を有することが必要である)。
S412。端末は、ディスプレイインターフェースをロック状態に設定する。
ユーザが動的パスワードを読むときに音声情報に従って決定されたテキストパスワードは、端末によってランダムに生成された動的パスワードと異なるので、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックされることができない。このケースでは、ランダムに生成された動的パスワードが、端末のディスプレイインターフェース上に再び表示されてよく、ユーザが、動的パスワードを読むことによって、端末のディスプレイインターフェースをアンロックし、端末の使用許可を獲得することを再び試みてよいようにする。この時、端末上に表示される動的パスワードは、ランダムに生成され、先に端末上に表示された動的パスワードと同じであっても、または異なっていてもよい。
図4Aおよび図4Bに示される方法に対応して、ユーザアイデンティティを決定することに関連するステップは、以下のプログラムによって実施されてよい。
Struct Password Mode {
char password[2]; // Y/y:正しい;N/n:誤り
char mode[20]; // master:オーナ;not_master:オーナではない
char relationship[2]; // Y/y:オーナの身近な人;N/n:見知らぬ人
上記のプログラムでは、passwordフィールド値の「N」または「n」は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って決定された動的パスワードが、端末によってランダムに生成された動的パスワードと異なることを示し、ランダムに生成された動的パスワードが、端末のディスプレイインターフェース上に再び表示されてよい。passwordフィールド値の「Y」または「y」は、ユーザが動的パスワードを読むときに獲得された音声情報に従って決定された動的パスワードが、端末によってランダムに生成された動的パスワードと同じであることを示す。
modeフィールド値の「master」は、ユーザがオーナであることを示す。modeフィールド値の「not master」は、ユーザがオーナでないことを示す。
relationshipフィールド値の「Y」または「y」は、ユーザがオーナの身近な人であることを示す。relationshipフィールド値の「N」または「n」は、ユーザが見知らぬ人であることを示す。
図4Aおよび図4Bに示される方法を適用する前に、方法は、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を端末によって事前に記憶するステップをさらに含む。
具体的な動作は、以下の通りであり、すなわち、異なるユーザから音声受信デバイスによって獲得された音声情報を端末によって受け取り、その音声情報の各々についての声紋特徴を抽出し、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を端末によって保存する。
声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
端末使用許可と声紋特徴との間に存在し、端末内に事前に記憶された対応が、更新される必要があるとき、更新は、上述の方法を使用することによって、端末によって実施される。
本発明の実施形態2では、端末は、ランダムに生成された動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、端末の音声受信デバイスを開始する。端末は、ユーザが動的パスワードを読むときに、音声受信デバイスを使用することによって、音声情報を獲得し、音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出する。テキストパスワードと動的パスワードとのマッチング結果、および声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とのマッチング結果に従って、端末のディスプレイインターフェースは、アンロックまたはロック状態に設定され、ユーザの端末使用許可が、決定される。すなわち、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
端末の実際的な利用においては、本発明のこの実施形態において提供される方法と、先行技術における端末ディスプレイインターフェースをアンロックするための方法は、一緒に使用されてよく、ユーザは、本発明のこの実施形態において提供される方法を今現在使用すべきかどうかを、実際の状況に従って設定して、端末の実用性を向上させてよい。
実施形態3
図5に示されるように、本発明の実施形態は、端末セキュリティを向上させるための装置を提供し、それは、
動的パスワードをランダムに生成し、動的パスワードを表示するようにディスプレイ52をトリガし、音声受信デバイス53を開始するように構成された、プロセッサ51と、
プロセッサ51によってランダムに生成された動的パスワードを表示するように構成された、ディスプレイ52と、
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに、音声情報を獲得するように構成された、音声受信デバイス53と、
端末使用許可と声紋特徴との間の対応を保存するように構成された、メモリ54と
を含む。
プロセッサ51は、音声受信デバイス53によって獲得された音声情報をテキストパスワードに変換し、音声情報の声紋特徴を抽出することと、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、ユーザの端末使用許可を、声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイ52をアンロックもしくはロック状態に設定すること、またはテキストパスワードが動的パスワードと異なるとき、ディスプレイ52をロック状態に設定することとを行うようにさらに構成される。
好ましくは、プロセッサ51が、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を事前に記憶することは、
異なるユーザから音声受信デバイス53によって獲得された音声情報を受け取り、その音声情報の声紋特徴を抽出することと、
先行する設定に従って、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応をメモリ54に保存することと
を特に含む。
好ましくは、先行する設定に従った、声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の保存された対応は、
ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティがオーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
を含む。
好ましくは、プロセッサ51が、決定された端末使用許可に従って、ディスプレイ52をアンロックまたはロック状態に設定することは、
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナである場合、ユーザの端末使用許可が完全コントロールであることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をアンロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティがオーナの身近な人である場合、ユーザの端末使用許可が部分コントロールであることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をアンロック状態に設定し、端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることをユーザに許可すること、または
ユーザに対応するユーザアイデンティティが見知らぬ人である場合、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることをプロセッサ51によって決定し、ディスプレイ52をロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止すること
を特に含む。
好ましくは、テキストパスワードが動的パスワードと同じであるとき、プロセッサ51は、
プロセッサ51によって抽出された声紋特徴が、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応中に存在しないとき、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、ディスプレイ52をロック状態に設定し、端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることをユーザに禁止する
ようにさらに構成される。
好ましくは、プロセッサ51が、ユーザの端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、プロセッサ51は、
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに音声受信デバイス53によって獲得された音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
ユーザがディスプレイ52上の動的パスワードを読むときに音声受信デバイス53によって獲得された音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信することを決定すること、または
端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するようにオーナに命令すること
を行うようにさらに構成される。
本発明の実施形態3では、端末を使用するユーザによってアクセスすることが許可される端末コンテンツの範囲は、端末内にあるオーナのプライベートなファイルが漏洩しないように、パスワードマッチングおよびユーザアイデンティティマッチングを含むダブルマッチングによって決定され、端末セキュリティが、向上させられる。
本発明の実施形態は、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として提供されてよいことを、当業者は理解すべきである。したがって、本発明は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いる実施形態の形態を使用してよい。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む、(ディスクメモリ、CD−ROM、および光学メモリなどを含むが、それらに限定されない)1または複数のコンピュータ使用可能記憶媒体上に実施される、コンピュータプログラム製品の形態を使用してよい。
本発明は、本発明の実施形態による、方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロック、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実施するために、コンピュータプログラム命令が使用されてよいことが、理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ、または他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて、マシンを生成し、コンピュータによって、または他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成するようにしてよい。
特定の方法で動作するようにコンピュータまたは他の任意のプログラム可能なデータ処理デバイスに命令することができる、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリ内に記憶されて、コンピュータ可読メモリ内に記憶された命令が、命令装置を含む人工物を生成するようにしてよい。命令装置は、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラム可能なデータ処理デバイス上にロードされて、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラム可能なデバイス上で実行されるようにしてよく、それによって、コンピュータ実施される処理を生成する。したがって、コンピュータまたは別のプログラム可能なデバイス上で実行される命令は、フローチャート内の1もしくは複数のプロセスにおける、および/またはブロック図内の1もしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施するためのステップを提供する。
本発明のいくつかの実施形態が説明されたが、当業者は、ひとたび基本的な本発明の概念を学んだならば、これらの実施形態に改変および変更を施すことができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲内に包含される実施形態ならびにすべての改変および変更を含むものと解釈されることが意図されている。
明らかに、当業者は、本発明の実施形態の主旨および範囲から逸脱することなく、本発明の実施形態に様々な変更および変形を施すことができる。本発明は、これらの変更および変形を、それらが以下の特許請求の範囲およびそれらの均等な技術によって確定される保護の範囲内に包含されるならば、含むことが意図されている。

Claims (18)

  1. 端末セキュリティを向上させるための装置であって、
    動的パスワードをランダムに生成し、前記動的パスワードをディスプレイインターフェース上に表示し、音声受信デバイスを開始するように構成された、開始モジュールと、
    ユーザが前記ディスプレイインターフェース上の前記動的パスワードを読むときに、前記音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、前記音声情報をテキストパスワードに変換し、前記音声情報の声紋特徴を抽出するように構成された、変換および抽出モジュールと、
    前記変換および抽出モジュールによって変換された前記テキストパスワードと、前記変換および抽出モジュールによって抽出された前記声紋特徴と、前記開始モジュールによって生成された前記動的パスワードとを獲得することと、前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記ユーザの端末使用許可を、前記声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って決定し、前記決定された端末使用許可に従って、前記ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定すること、または、前記テキストパスワードが前記動的パスワードと異なるとき、前記ディスプレイインターフェースをロック状態に設定すること、とを行うように構成された、処理モジュールと
    を備えることを特徴とする装置。
  2. 前記処理モジュールが、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記対応を記憶するようにさらに構成されることは、
    異なるユーザから前記音声受信デバイスによって獲得された音声情報を受け取り、前記音声情報の声紋特徴を抽出することと、
    先行する設定に従って、前記声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を保存することと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記先行する設定に従った、前記声紋特徴と、前記ユーザアイデンティティと、前記端末使用許可との間の前記保存された対応は、
    ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが前記オーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記処理モジュールが、前記決定された端末使用許可に従って、前記ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナである場合、前記ユーザの前記端末使用許可が完全コントロールであることを前記処理モジュールによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可すること、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナの前記身近な人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可が部分コントロールであることを前記処理モジュールによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可すること、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記見知らぬ人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを前記処理モジュールによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止すること
    を特に含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記処理モジュールは、
    前記変換および抽出モジュールによって抽出された前記声紋特徴が、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記事前に記憶された対応中に存在しないとき、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止する
    ようにさらに構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記処理モジュールが、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、前記処理モジュールは、
    前記ユーザが前記ディスプレイインターフェース上の前記動的パスワードを読むときに、前記音声受信デバイスによって獲得された前記音声情報を受け取り、前記受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
    前記ユーザが前記ディスプレイインターフェース上の前記動的パスワードを読むときに、前記音声受信デバイスによって獲得された前記音声情報を受け取り、端末ロケーション情報および前記受け取られた音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
    端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すること、または
    前記端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように前記オーナに命令すること
    を行うようにさらに構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載の装置。
  7. 端末セキュリティを向上させるための方法であって、
    ランダムに生成された動的パスワードを端末によってディスプレイインターフェース上に表示し、前記端末の音声受信デバイスを開始するステップと、
    ユーザが前記動的パスワードを読むときに、前記音声受信デバイスを使用することによって、前記端末によって音声情報を獲得し、前記音声情報をテキストパスワードに変換し、前記音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
    前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記ユーザの端末使用許可を、前記声紋特徴と、端末使用許可と声紋特徴との間の事前に記憶された対応とに従って前記端末によって決定し、前記決定された端末使用許可に従って、前記ディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定するステップ、または前記テキストパスワードが前記動的パスワードと異なるとき、前記端末によって前記ディスプレイインターフェースをロック状態に設定するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 前記端末は、以下のステップ、すなわち、
    異なるユーザの音声情報を、前記音声受信デバイスを使用することによって、前記端末によって獲得し、前記音声情報の声紋特徴を抽出するステップと、
    先行する設定に従って、前記声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を、前記端末によって保存するステップと
    を使用することによって、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記対応を事前に記憶することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記声紋特徴と、前記ユーザアイデンティティと、前記端末使用許可との間の前記対応は、
    ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが前記オーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記決定された端末使用許可に従って、前記端末によって前記ディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定する前記ステップは、
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナである場合、前記ユーザの前記端末使用許可が完全コントロールであることを前記端末によって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可するステップ、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナの前記身近な人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可が部分コントロールであることを前記端末によって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可するステップ、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記見知らぬ人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを前記端末によって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止するステップ
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記方法は、
    前記ユーザが前記動的パスワードを読むときに獲得された前記音声情報に従って抽出された前記声紋特徴が、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記事前に記憶された対応中に存在しないとき、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを前記端末によって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを前記端末によって決定する前記ステップの後、前記方法は、
    前記ユーザが前記動的パスワードを読むときに前記音声受信デバイスを使用することによって獲得された前記音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに前記端末によって送信するステップ、または
    前記ユーザが前記動的パスワードを読むときに前記音声受信デバイスを使用することによって獲得された前記音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに前記端末によって送信するステップ、または
    端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに前記端末によって送信するステップ、または
    前記端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように前記端末によって前記オーナに命令するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. プロセッサと、メモリと、ディスプレイと、音声受信デバイスとを備える、端末セキュリティを向上させるための装置であって、
    前記プロセッサは、動的パスワードをランダムに生成し、前記動的パスワードを表示するように前記ディスプレイをトリガし、前記音声受信デバイスを開始するように構成され、
    前記ディスプレイは、前記プロセッサによってランダムに生成された前記動的パスワードを表示するように構成され、
    前記音声受信デバイスは、ユーザが前記ディスプレイ上の前記動的パスワードを読むときに、音声情報を獲得するように構成され、
    前記メモリは、端末使用許可と声紋特徴との間の対応を保存するように構成され、
    前記プロセッサは、前記音声受信デバイスによって獲得された前記音声情報をテキストパスワードに変換し、前記音声情報の声紋特徴を抽出することと、前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記ユーザの端末使用許可を、前記声紋特徴と、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記事前に記憶された対応とに従って決定し、前記決定された端末使用許可に従って、前記ディスプレイのディスプレイインターフェースをアンロックもしくはロック状態に設定すること、または前記テキストパスワードが前記動的パスワードと異なるとき、前記ディスプレイのディスプレイインターフェースをロック状態に設定することとを行うようにさらに構成された
    ことを特徴とする装置。
  14. 前記プロセッサが、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記対応を前記メモリ内に保存するようにさらに構成されることは、
    異なるユーザから前記音声受信デバイスを使用することによって獲得された音声情報を前記プロセッサによって受け取り、前記音声情報の声紋特徴を抽出することと、
    先行する設定に従って、前記声紋特徴と、ユーザアイデンティティと、端末使用許可との間の対応を前記メモリ内に保存することと
    を特に含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記声紋特徴と、前記ユーザアイデンティティと、前記端末使用許可との間の前記対応は、
    ユーザアイデンティティがオーナであるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が完全コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが前記オーナの身近な人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可が部分コントロールであること、および/または
    ユーザアイデンティティが見知らぬ人であるユーザに対応する声紋特徴については、対応する端末使用許可がコントロール禁止であること
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記プロセッサが、前記決定された端末使用許可に従って、前記ディスプレイのディスプレイインターフェースをアンロックまたはロック状態に設定することは、
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナである場合、前記ユーザの前記端末使用許可が完全コントロールであることを前記プロセッサによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可すること、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記オーナの前記身近な人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可が部分コントロールであることを前記プロセッサによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記アンロック状態に設定し、前記端末内の事前に定められた部分的なコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに許可すること、または
    前記ユーザに対応するユーザアイデンティティが前記見知らぬ人である場合、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを前記プロセッサによって決定し、前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止すること
    を特に含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記テキストパスワードが前記動的パスワードと同じであるとき、前記プロセッサは、
    前記プロセッサによって抽出された前記声紋特徴が、前記端末使用許可と前記声紋特徴との間の前記事前に記憶された対応中に存在しないとき、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを決定し、前記ディスプレイの前記ディスプレイインターフェースを前記ロック状態に設定し、前記端末内のすべてのコンテンツにアクセスすることを前記ユーザに禁止する
    ようにさらに構成されたことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  18. 前記プロセッサが、前記ユーザの前記端末使用許可がコントロール禁止であることを決定した後、前記プロセッサは、
    前記ユーザが前記ディスプレイ上の前記動的パスワードを読むときに前記音声受信デバイスによって獲得された前記音声情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すると決定すること、または
    前記ユーザが前記ディスプレイ上の前記動的パスワードを読むときに記音声受信デバイスによって獲得された前記音声情報、および端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すると決定すること、または
    端末ロケーション情報を、事前に定められた連絡先アドレスに送信すると決定すること、または
    前記端末内のプライベートなファイルをリモートで破壊するように前記オーナに命令すること
    を行うようにさらに構成されたことを特徴とする請求項16または17に記載の装置。
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