JP2018501200A5 - - Google Patents

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JP2018501200A5
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[本発明1001]
下記式:
Figure 2018501200
の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはエステルを含む組成物であって、
式中、
nが、0、1、2、3、4、5または6の整数であり;
R 1 、R 5 、およびR 15 が、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α ポリペプチド、β-ポリペプチド、
Figure 2018501200
より選択され;
R 11 が、β-アミノ酸、β-ポリペプチド、
Figure 2018501200
より選択され;
j、k、mおよびpが、独立して、0〜20の整数であり;
R x が、脂肪族またはHであり;
R y が、Hまたは
Figure 2018501200
であり;
q、sおよびtが、独立して、0〜20の整数であり;
R 2 、R 6 およびR 7 が、独立して、H、CH 3 、またはNHR z より選択され;かつ
R z 、R 12 およびR 16 が、独立して、Hまたは脂肪族より選択される、組成物。
[本発明1002]
式(I)の化合物:
Figure 2018501200
を含み、好ましくは式(I)の化合物が、化合物A:
Figure 2018501200
である、本発明1001の組成物。
[本発明1003]
nが、1、2、3、4、5または6の整数であり;
j、k、mおよびpが、独立して、1〜20の整数であり;かつ
q、sおよびtが、独立して、1〜20の整数である、本発明1001または1002の組成物。
[本発明1004]
R 1 、R 5 、R 11 およびR 15 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα ポリペプチド、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-ポリペプチド、
Figure 2018501200
より選択される、本発明1001〜1003のいずれかの組成物。
[本発明1005]
化合物が式(I)に従う構造を有し、かつ、nが1、2、3、または4である、本発明1001〜1004のいずれかの組成物。
[本発明1006]
R 2 がNHR z である、本発明1005の組成物。
[本発明1007]
R z がHまたはアルキルである、本発明1006の組成物。
[本発明1008]
R 1 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1002および1005〜1007のいずれかの組成物。
[本発明1009]
式(I)中のR 1 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1008の組成物。
[本発明1010]
式(III)の化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1001、1003、または1004の組成物。
[本発明1011]
nが1、2、3、または4である、本発明1010の組成物。
[本発明1012]
R 5 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1010または1011の組成物。
[本発明1013]
R 5 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1012の組成物。
[本発明1014]
式(V)の化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1001、1003、または1004の組成物。
[本発明1015]
nが1、2、3、または4である、本発明1014の組成物。
[本発明1016]
R 11 が、β-アミノ基と(CH 2 ) n との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1014または1015の組成物。
[本発明1017]
R 11 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1016の組成物。
[本発明1018]
式(VII)の化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1001、1003、または1004の組成物。
[本発明1019]
nが1、2、3、または4である、本発明1018の組成物。
[本発明1020]
R 15 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1018または1019の組成物。
[本発明1021]
R 15 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1020の組成物。
[本発明1022]
式(II)、(IV)、(VI)、または(VIII)に従う構造を有する化合物:
Figure 2018501200
またはその薬学的に許容される塩もしくはエステルを含む組成物であって、
式中、
nが、1、2、3、4、5または6であり;
R 3 、R 8 、およびR 17 が、独立して、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α-ポリペプチド、β-ポリペプチド、
Figure 2018501200
より選択され;
R 13 が、独立して、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α-ポリペプチド、β-ポリペプチド、
Figure 2018501200
より選択され;
j、k、mおよびpが、独立して、1〜20の整数であり;
R x が、脂肪族またはHであり;
R y が、Hまたは
Figure 2018501200
であり;
q、sおよびtが、独立して、1〜20の整数であり;
R 4 、R 9 およびR 10 が、独立して、H、CH 3 、またはNHR z より選択され;かつ
R z 、R 14 、およびR 18 が、独立して、Hまたは脂肪族より選択される、組成物。
[本発明1023]
式(II)に従う構造を有する化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1022の組成物。
[本発明1024]
各nが、独立して、1、2、3、または4である、本発明1023の組成物。
[本発明1025]
R 3 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1023または1024の組成物。
[本発明1026]
R 3 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1025の組成物。
[本発明1027]
式(IV)に従う構造を有する化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1022の組成物。
[本発明1028]
各nが、独立して、1、2、3、または4である、本発明1027の組成物。
[本発明1029]
R 8 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1027または1028の組成物。
[本発明1030]
R 8 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1029の組成物。
[本発明1031]
式(VI)に従う構造を有する化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1022の組成物。
[本発明1032]
各nが、独立して、1、2、3、または4である、本発明1031の組成物。
[本発明1033]
R 13 が、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1031または1032の組成物。
[本発明1034]
R 13 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1033の組成物。
[本発明1035]
式(VIII)に従う構造を有する化合物:
Figure 2018501200
を含む、本発明1022の組成物。
[本発明1036]
各nが、独立して、1、2、3、または4である、本発明1035の組成物。
[本発明1037]
R 17 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸である、本発明1035または1036の組成物。
[本発明1038]
R 17 が、以下:
Figure 2018501200
である、本発明1037の組成物。
[本発明1039]
以下:
Figure 2018501200
からなる群より選択される化合物を含む、本発明1001の組成物。
[本発明1040]
本発明1001〜1039のいずれかの組成物を含む、ナノ構造体。
[本発明1041]
本発明1001〜1039のいずれかの組成物から形成された、ナノ構造体。
[本発明1042]
ナノロッド、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノウィスカー、ナノリボンである、本発明1040または1041のナノ構造体。
[本発明1043]
ナノチューブである、本発明1040または1041のナノ構造体。
[本発明1044]
ナノピースである、本発明1040または1041のナノ構造体。
[本発明1045]
本発明1040〜1044のいずれかのナノ構造体を含む、組成物。
[本発明1046]
ナノ構造体がナノチューブである、本発明1045の組成物。
[本発明1047]
ナノ構造体がナノピースである、本発明1045の組成物。
[本発明1048]
式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成する、本発明1001の組成物。
[本発明1049]
式(I)、(III)、または(VII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成する、本発明1048の組成物。
[本発明1050]
式(II)、(IV)、(VI)または(VIII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成する、本発明1022の組成物。
[本発明1051]
式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、組成物。
[本発明1052]
式(I)、(III)、または(VII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、本発明1051の組成物。
[本発明1053]
式(I)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、本発明1052の組成物。
[本発明1054]
式(II)、(IV)、(VI)または(VIII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、組成物。
[本発明1055]
ナノチューブが、1つまたは複数の診断剤を含む、本発明1048〜1054のいずれかの組成物。
[本発明1056]
診断剤が、プローブまたは分子ビーコンを含む、本発明1055の組成物。
[本発明1057]
ナノチューブが、1つまたは複数の治療剤を含む、本発明1048〜1054のいずれかの組成物。
[本発明1058]
治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含む、本発明1057の組成物。
[本発明1059]
以下の段階を含む、ナノチューブ-薬物複合体を製造する方法:
a.自己組織化したナノチューブと、治療剤または診断剤などの1つまたは複数の薬剤とを媒体中において組み合わせる段階であって、1つまたは複数の薬剤がナノチューブ中へ組み込まれ、ナノチューブと1つまたは複数の薬剤との複合体を形成する、段階;または
b.式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)または(VIII)の化合物と、治療剤または診断剤などの1つまたは複数の薬剤とを媒体中において組み合わせる段階であって、該化合物が自己組織化して、1つまたは複数の薬剤を組み込むナノチューブとなり、ナノチューブと1つまたは複数の薬剤との複合体を形成する、段階。
[本発明1060]
ナノチューブ-薬物複合体が、本発明1055〜1058のいずれかの組成物である、本発明1059の方法。
[本発明1061]
ナノキャリアおよびカーゴ分子を含む、身体組織への選択的薬物送達のためのシステムであって、該ナノキャリアが、式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物を含む、システム。
[本発明1062]
化合物が、以下:
Figure 2018501200
からなる群より選択される、本発明1061のシステム。
[本発明1063]
カーゴ分子が、治療剤または診断剤を含む、本発明1061のシステム。
[本発明1064]
治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含む、本発明1063のシステム。
[本発明1065]
診断剤が、分子プローブまたは分子ビーコンを含む、本発明1063のシステム。
[本発明1066]
ナノキャリアおよびカーゴ分子を含む組成物であって、該ナノキャリアが、式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物を含む、組成物。
[本発明1067]
カーゴ分子が、治療剤または診断剤を含む、本発明1066の組成物。
[本発明1068]
治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含む、本発明1067の組成物。
[本発明1069]
診断剤が、分子プローブまたは分子ビーコンを含む、本発明1067の組成物。
[本発明1070]
ナノ構造化マトリックスを含む組成物を含むインプラントであって、該ナノ構造化マトリックスが本発明1001の化合物を含む、インプラント。
[本発明1071]
マトリリンをさらに含む、本発明1070のインプラント。
[本発明1072]
マトリリンが、マトリリン-3を含む、本発明1071のインプラント。
[本発明1073]
整形外科用インプラントをさらに含む、本発明1070のインプラント。
[本発明1074]
生物活性剤をさらに含む、本発明1070のインプラント。
[本発明1075]
生物活性剤が、骨形態形成タンパク質(BMP)、血管内皮増殖因子(VEGF)、結合組織増殖因子(CTGF)、オステオプロテゲリン、増殖分化因子(GDF)、軟骨由来形態形成タンパク質(CDMP)、LIMミネラル化タンパク質(LMP)、トランスホーミング増殖因子β(TGFβ)、抗生物質、免疫抑制剤、およびそれらの組み合わせを含む、本発明1074のインプラント。
[本発明1076]
免疫抑制剤をさらに含む、本発明1070のインプラント。
[本発明1077]
免疫抑制剤が、ステロイド、シクロスポリン、シクロスポリンアナログ、シクロホスファミド、メチルプレドニゾン、プレドニゾン、アザチオプリン、FK-506、15-デオキシスペルグアリン、および応答性T細胞の機能を抑制することによって作用する他の免疫抑制剤を含み、他の免疫抑制剤が、プレドニゾロン、メトトレキサート、サリドマイド、メトキサレン、ラパマイシン、レフルノミド、ミゾリビン(Bredinin(商標))、ブレキナル、デオキシスペルグアリン、およびアザスピラン(SKF 105685)、Orthoclone OKT(商標)3(ムロモナブ-CD3)、Sandimmune(商標)、Neora(商標)、Sangdya(商標)(シクロスポリン)、Prograf(商標)(FK506、タクロリムス)、Cellcept(商標)(その活性代謝産物がミコフェノール酸である、ミコフェノール酸モフェチル)、Imuran(商標)(アザチオプリン)、グルココルチコステロイド、副腎皮質ステロイド、例えば、Deltasone(商標)(プレドニゾン)およびHydeltrasol(商標)(プレドニゾロン)、Folex(商標)およびMexate(商標)(メトトレキサート)、Oxsoralen-Ultra(商標)(メトキサレン)およびRapamuen(商標)(シロリムス)を含むがこれらに限定されない、本発明1076の方法。
[本発明1078]
以下の段階を含む、インプラントを製造するための方法:
a.本発明1001の化合物を含む溶液を調製する段階;
b.該インプラントに適したマトリックスを該溶液中において形成する段階であって、該マトリックスが、該化合物を含むナノ構造化マトリックスを含む、段階。
[本発明1079]
以下の段階を含む、組織を治癒させるための方法:
a.本発明1078の方法に従ってインプラントを調製する段階;および
b.組織中へ該インプラントを投与し、それによって該組織を治癒させる段階。
[本発明1080]
組織が、成長板の骨折部または欠損部を含む、本発明1079の方法。
[本発明1081]
インプラントを骨折部または欠損部に配置する、本発明1080の方法。
[本発明1082]
本発明1001の化合物の溶液を含む組成物を含む、デバイスをコーティングするためのシステム。
[本発明1083]
デバイスをコーティングするための方法であって、本発明1001の化合物の溶液を含む組成物を該デバイスへ適用する段階を含み、該溶液が、該化合物を含むナノチューブを含む、方法。
[本発明1084]
ナノ材料を含む、組織工学のための組成物であって、該ナノ材料が本発明1001の化合物を含む、組成物。
[本発明1085]
組織が、骨、軟骨または皮膚である、本発明1084の組成物。
[本発明1086]
生分解性ポリマーをさらに含む、本発明1084の組成物。
[本発明1087]
生分解性ポリマーが、ポリラクチド、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリ無水物、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステルアミド、ポリオルトエステル、ポリジオキサノン、ポリアセタール、ポリケタール、ポリカーボネート、ポリオルトカーボネート、ポリホスファゼン、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレート、ポリアルキレンオキサレート、ポリアルキレンスクシネート、ポリ(リンゴ酸)、ポリ(アミノ酸)、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシセルロース、キチン、キトサン、ポリ(L-乳酸)、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(ヒドロキシブチレート-co-バレレート)、コポリマー、およびターポリマーからなる群より選択される、本発明1086の組成物。
[本発明1088]
生物活性剤および/または不活性剤をさらに含む、本発明1084の組成物。
[本発明1089]
生物活性剤が、骨形態形成タンパク質(BMP)、血管内皮増殖因子(VEGF)、結合組織増殖因子(CTGF)、オステオプロテゲリン、増殖分化因子(GDF)、軟骨由来形態形成タンパク質(CDMP)、LIMミネラル化タンパク質(LMP)、トランスホーミング増殖因子β(TGFβ)、抗生物質、免疫抑制剤、およびそれらの組み合わせである、本発明1088の組成物。
[本発明1090]
不活性剤が、担体、賦形剤、殺菌溶液、および/または標識溶液である、本発明1088の組成物。
[本発明1091]
金属またはセラミックをさらに含む、本発明1084の組成物。
[本発明1092]
マトリリンをさらに含む、本発明1084の組成物。
[本発明1093]
マトリリンが、マトリリン-3を含む、本発明1092の組成物。
[本発明1094]
本発明1084の組織工学のための組成物を組織へ投与する段階を含む、組織工学のための方法であって、ナノ材料が組み立てられかつ固化され、それによって、組織工学のための組織増殖を促進する、方法。
[本発明1095]
以下の段階を含む、組織修復用のデバイスを製造するための方法:
a.本発明1001の化合物およびペプチドを含む組成物を調製する段階;および
b.構造要素および該組成物を含むデバイスを形成する段階。
[本発明1096]
前記ペプチドが前記化合物へ共有結合される、本発明1095の方法。
[本発明1097]
構造要素が多糖類ポリマー材料を含む、本発明1095の方法。
[本発明1098]
多糖類ポリマー材料が、アガロースまたはヒドロゲルを含む、本発明1097の方法。
[本発明1099]
アガロースが、5%(w/w)アガロースを含む溶液を含む、本発明1098の方法。
[本発明1100]
デバイスが、欠損組織中に収まる特定の形状を含む、または欠損組織の形状を形成するように可鍛性である、本発明1095の方法。
[本発明1101]
欠損組織中へ本発明1095のデバイスを投与する段階を含む、組織を修復するための方法。
[本発明1102]
組織が、軟骨、骨または皮膚を含む、本発明1101の方法。
本開示の局面、利点および他の特徴は、本開示の様々な非限定的な態様を開示する、以下の詳細な説明を考慮して明らかとなるだろう。本開示の態様を記載する際に、特定の用語が明瞭さのために用いられる。しかしながら、本開示は、そのように選択された特定の用語に限定されるようには意図されない。それぞれの特定の要素は、同様の目的を達成するために同様の様式で作動する全ての技術的均等物を含むことが理解されるべきである。さらに、本明細書における引用の全ては、それらの全体が参照により組み入れられる。

Claims (22)

  1. 下記式:
    Figure 2018501200
    の化合物またはその薬学的に許容される塩もしくはエステルを含む組成物であって、
    式中、
    nが、0、1、2、3、4、5または6の整数であり;
    R1、R5、およびR15が、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α ポリペプチド、β-ポリペプチド、
    Figure 2018501200
    より選択され;
    R11が、β-アミノ酸、β-ポリペプチド、
    Figure 2018501200
    より選択され;
    j、k、mおよびpが、独立して、0〜20の整数であり;
    Rxが、脂肪族またはHであり;
    Ryが、Hまたは
    Figure 2018501200
    であり;
    q、sおよびtが、独立して、0〜20の整数であり;
    R2、R6およびR7が、独立して、H、CH3、またはNHRzより選択され;かつ
    Rz、R12およびR16が、独立して、Hまたは脂肪族より選択される、組成物。
  2. (i) 式(I)の化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは式(I)の化合物が、化合物A:
    Figure 2018501200
    である、または、
    (ii) 下記からなる群より選ばれる化合物:
    Figure 2018501200
    を含む、または、
    (iii) 式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成し、好ましくは、式(I)、(III)、または(VII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成する、
    請求項1記載の組成物。
  3. nが、1、2、3、4、5または6の整数であり;
    j、k、mおよびpが、独立して、1〜20の整数であり;かつ
    q、sおよびtが、独立して、1〜20の整数であり、好ましくは、
    R 1 、R 5 、R 11 およびR 15 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα ポリペプチド、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-ポリペプチド、
    Figure 2018501200
    より選択される、
    請求項1または2記載の組成物(ただし請求項2は(i)の場合である)
  4. 化合物が式(I)に従う構造を有し、かつ、nが1、2、3、または4であり、好ましくは、
    R 2 がNHR z であり、好ましくは、
    R z がHまたはアルキルである、
    請求項1〜3のいずれか一項記載の組成物(ただし請求項2は(i)の場合である)
  5. R1が、α-アミノ基と(CH2)rとの間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH2)rとの間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、式(I)中のR 1 が、以下:
    Figure 2018501200
    である、
    請求項2または4記載の組成物(ただし請求項2は(i)の場合である)
  6. (i) 式(III)の化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    nが1、2、3、または4であり、かつ/または、
    R 5 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、
    R 5 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり;または
    (ii) 式(V)の化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    nが1、2、3、または4であり、かつ/または、
    R 11 が、β-アミノ基と(CH 2 ) n との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、
    R 11 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり;または、
    (iii) 式(VII)の化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは
    nが1、2、3、または4であり、かつ/または
    R 15 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは
    R 15 が、以下:
    Figure 2018501200
    である、請求項1または3記載の組成物。
  7. 式(II)、(IV)、(VI)、または(VIII)に従う構造を有する化合物:
    Figure 2018501200
    またはその薬学的に許容される塩もしくはエステルを含む組成物であって、
    式中、
    nが、1、2、3、4、5または6であり;
    R3、R8、およびR17が、独立して、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α-ポリペプチド、β-ポリペプチド、
    Figure 2018501200
    より選択され;
    R13が、独立して、α-アミノ酸、β-アミノ酸、α-ポリペプチド、β-ポリペプチド、
    Figure 2018501200
    より選択され;
    j、k、mおよびpが、独立して、1〜20の整数であり;
    Rxが、脂肪族またはHであり;
    Ryが、Hまたは
    Figure 2018501200
    であり;
    q、sおよびtが、独立して、1〜20の整数であり;
    R4、R9およびR10が、独立して、H、CH3、またはNHRzより選択され;かつ
    Rz、R14、およびR18が、独立して、Hまたは脂肪族より選択され、好ましくは、
    (i) 式(II)に従う構造を有する化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    各nが、独立して、1、2、3、または4であり、かつ/または、
    R 3 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、
    R 3 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり;または、
    (ii) 式(IV)に従う構造を有する化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    各nが、独立して、1、2、3、または4であり、かつ/または
    R 8 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、
    R 8 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり;または
    (iii) 式(VI)に従う構造を有する化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    各nが、独立して、1、2、3、または4であり、かつ/または、
    R 13 が、β-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、かつ/または、
    R 13 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり;または、
    (iv) 式(VIII)に従う構造を有する化合物:
    Figure 2018501200
    を含み、好ましくは、
    各nが、独立して、1、2、3、または4であり、かつ/または、
    R 17 が、α-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むα-アミノ酸またはβ-アミノ基と(CH 2 ) r との間に共有結合を含むβ-アミノ酸であり、好ましくは、
    R 17 が、以下:
    Figure 2018501200
    であり、または、
    (v) 式(II)、(IV)、(VI)、または(VIII)の化合物が、自己組織化してナノチューブを形成する、組成物。
  8. (i) 請求項1〜7のいずれか一項記載の組成物を含む、ナノ構造体、または、
    (ii) 請求項1〜7のいずれか一項記載の組成物から形成された、ナノ構造体であって、好ましくは、
    ナノ構造体がナノロッド、ナノチューブ、ナノワイヤ、ナノウィスカー、ナノリボンであるか、もしくは、
    ナノ構造体がナノチューブであるか、もしくは、
    ナノ構造体がナノピースである、ナノ構造体。
  9. (i) 請求項8に記載のナノ構造体を含む、組成物であって、好ましくは、
    ナノ構造体がナノチューブであるか、もしくは、
    ナノ構造体がナノピースである、組成物、または、
    (ii) 式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、組成物であって、好ましくは、
    式(I)、(III)、または(VII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含み、好ましくは、
    式(I)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、組成物、または、
    (iii) 式(II)、(IV)、(VI)または(VIII)の化合物の自己組織化で形成されたナノチューブを含む、組成物。
  10. 前記ナノチューブが、1つまたは複数の診断剤を含み、好ましくは、
    診断剤が、プローブまたは分子ビーコンを含み、かつ/または、
    前記ナノチューブが、1つまたは複数の治療剤を含み、好ましくは、
    治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含む、
    請求項2、7、および9のいずれか一項記載の組成物(ただし、請求項2は(iii)、請求項7は(v)の場合である)
  11. 以下の段
    a.自己組織化したナノチューブと、治療剤または診断剤などの1つまたは複数の薬剤とを媒体中において組み合わせる段階であって、1つまたは複数の薬剤がナノチューブ中へ組み込まれ、ナノチューブと1つまたは複数の薬剤との複合体を形成する、段階;または
    b.式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)または(VIII)の化合物と、治療剤または診断剤などの1つまたは複数の薬剤とを媒体中において組み合わせる段階であって、該化合物が自己組織化して、1つまたは複数の薬剤を組み込むナノチューブとなり、ナノチューブと1つまたは複数の薬剤との複合体を形成する、段階
    を含む、ナノチューブ-薬物複合体を製造する方法であって、好ましくは、
    該ナノチューブ-薬物複合体が、請求項10記載の組成物である、方法。
  12. ナノキャリアおよびカーゴ分子を含む、身体組織への選択的薬物送達のためのシステムであって、該ナノキャリアが、式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物を含み、好ましくは、
    化合物が、以下:
    Figure 2018501200
    からなる群より選択されるか、または、
    カーゴ分子が、治療剤または診断剤を含み、好ましくは
    治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含み、または
    診断剤が、分子プローブまたは分子ビーコンを含む、システム。
  13. ナノキャリアおよびカーゴ分子を含む組成物であって、該ナノキャリアが、式(I)、(III)、(V)または(VII)の化合物を含み、好ましくは、
    カーゴ分子が、治療剤または診断剤を含み、好ましくは、
    治療剤が、核酸、ペプチドまたは小分子を含み、または、
    診断剤が、分子プローブまたは分子ビーコンを含む、組成物。
  14. ナノ構造化マトリックスを含む組成物を含むインプラントであって、該ナノ構造化マトリックスが請求項1記載の化合物を含み、好ましくは、
    (i) インプラントがマトリリンをさらに含み、好ましくは
    マトリリンが、マトリリン-3を含み;または
    (ii) インプラントが、整形外科用インプラントをさらに含み;または、
    (iii) インプラントが、生物活性剤をさらに含み、好ましくは、
    生物活性剤が、骨形態形成タンパク質(BMP)、血管内皮増殖因子(VEGF)、結合組織増殖因子(CTGF)、オステオプロテゲリン、増殖分化因子(GDF)、軟骨由来形態形成タンパク質(CDMP)、LIMミネラル化タンパク質(LMP)、トランスホーミング増殖因子β(TGFβ)、抗生物質、免疫抑制剤、およびそれらの組み合わせを含み;または、
    (iv) インプラントが、免疫抑制剤をさらに含み、好ましくは、
    免疫抑制剤が、ステロイド、シクロスポリン、シクロスポリンアナログ、シクロホスファミド、メチルプレドニゾン、プレドニゾン、アザチオプリン、FK-506、15-デオキシスペルグアリン、および応答性T細胞の機能を抑制することによって作用する他の免疫抑制剤を含み、他の免疫抑制剤が、プレドニゾロン、メトトレキサート、サリドマイド、メトキサレン、ラパマイシン、レフルノミド、ミゾリビン(Bredinin(商標))、ブレキナル、デオキシスペルグアリン、およびアザスピラン(SKF 105685)、Orthoclone OKT(商標)3(ムロモナブ-CD3)、Sandimmune(商標)、Neora(商標)、Sangdya(商標)(シクロスポリン)、Prograf(商標)(FK506、タクロリムス)、Cellcept(商標)(その活性代謝産物がミコフェノール酸である、ミコフェノール酸モフェチル)、Imuran(商標)(アザチオプリン)、グルココルチコステロイド、副腎皮質ステロイド、例えば、Deltasone(商標)(プレドニゾン)およびHydeltrasol(商標)(プレドニゾロン)、Folex(商標)およびMexate(商標)(メトトレキサート)、Oxsoralen-Ultra(商標)(メトキサレン)およびRapamuen(商標)(シロリムス)を含むがこれらに限定されない、インプラント。
  15. 以下の段階を含む、インプラントを製造するための方法:
    a.請求項1記載の化合物を含む溶液を調製する段階;
    b.該インプラントに適したマトリックスを該溶液中において形成する段階であって、該マトリックスが、該化合物を含むナノ構造化マトリックスを含む、段階。
  16. 以下の段階を含む、組織を治癒させるための方法:
    a.請求項15に記載の方法に従ってインプラントを調製する段階;および
    b.組織中へ該インプラントを投与し、それによって該組織を治癒させる段階であって、好ましくは
    組織が、成長板の骨折部または欠損部を含み、好ましくは、
    インプラントを骨折部または欠損部に配置する、方法。
  17. 請求項1記載の化合物の溶液を含む組成物を含む、デバイスをコーティングするためのシステム。
  18. デバイスをコーティングするための方法であって、請求項1記載の化合物の溶液を含む組成物を該デバイスへ適用する段階を含み、該溶液が、該化合物を含むナノチューブを含む、方法。
  19. ナノ材料を含む、組織工学のための組成物であって、該ナノ材料が請求項1記載の化合物を含み、好ましくは、
    (a) 組織が、骨、軟骨または皮膚である、または、
    (b) 組成物が、生分解性ポリマーをさらに含み、好ましくは、
    生分解性ポリマーが、ポリラクチド、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリ無水物、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステルアミド、ポリオルトエステル、ポリジオキサノン、ポリアセタール、ポリケタール、ポリカーボネート、ポリオルトカーボネート、ポリホスファゼン、ポリヒドロキシブチレート、ポリヒドロキシバレレート、ポリアルキレンオキサレート、ポリアルキレンスクシネート、ポリ(リンゴ酸)、ポリ(アミノ酸)、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリヒドロキシセルロース、キチン、キトサン、ポリ(L-乳酸)、ポリ(ラクチド-co-グリコリド)、ポリ(ヒドロキシブチレート-co-バレレート)、コポリマー、およびターポリマーからなる群より選択され、または、
    (c) 組成物が、生物活性剤および/または不活性剤をさらに含み、好ましくは、
    生物活性剤が、骨形態形成タンパク質(BMP)、血管内皮増殖因子(VEGF)、結合組織増殖因子(CTGF)、オステオプロテゲリン、増殖分化因子(GDF)、軟骨由来形態形成タンパク質(CDMP)、LIMミネラル化タンパク質(LMP)、トランスホーミング増殖因子β(TGFβ)、抗生物質、免疫抑制剤、およびそれらの組み合わせであり、または、
    不活性剤が、担体、賦形剤、殺菌溶液、および/または標識溶液であり、または、
    (d) 組成物が、金属またはセラミックをさらに含み、または、
    (e) 組成物が、マトリリンをさらに含み、好ましくは、
    マトリリンが、マトリリン-3を含む、組成物。
  20. 請求項19に記載の組織工学のための組成物を組織へ投与する段階を含む、組織工学のための方法であって、ナノ材料が組み立てられかつ固化され、それによって、組織工学のための組織増殖を促進する、方法。
  21. 以下の段階
    a.請求項1記載の化合物およびペプチドを含む組成物を調製する段階;および
    b.構造要素および該組成物を含むデバイスを形成する段階
    を含む、組織修復用のデバイスを製造するための方法であって、好ましくは、
    (a) 該ペプチドが該化合物へ共有結合され、または、
    (b) 構造要素が多糖類ポリマー材料を含み、好ましくは、
    多糖類ポリマー材料が、アガロースまたはヒドロゲルを含み、好ましくは、
    アガロースが、5%(w/w)アガロースを含む溶液を含み、または、
    (c) デバイスが、欠損組織中に収まる特定の形状を含む、または欠損組織の形状を形成するように可鍛性である、方法。
  22. 欠損組織中へ請求項21に記載のデバイスを投与する段階を含む、組織を修復するための方法であって、好ましくは、
    組織が、軟骨、骨または皮膚を含む、方法。
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