JP2018501019A - 骨固定のための整形外科インプラント - Google Patents

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Abstract

第1骨セグメント及び第2骨セグメントの固定に使用される骨固定装置が、第1脚部材、第2脚部材及び側方接続部分を含むことができる。第1脚部材は第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在することができる。第2脚部材は第2長手方向軸線に沿って第2始端から第2遠位端まで延在することができる。側方接続部分は、第1脚部材及び第2脚部材と一体的に形成され、それぞれの第1始端及び第2始端から第1脚部材及び第2脚部材を接続することができる。側方接続部分は、側方軸線を画定する頂面部分を有する側方本体部分に沿って延在することができる。第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の少なくとも一方は側方軸線と鈍角を画定する。

Description

優先権の主張
本願は、2015年1月7日に出願された米国特許出願第14/591365号の利益を主張し、優先権の利益はこれにより主張され、米国特許出願第14/591365号はその全体が参照によって本明細書の一部を構成する。
本開示は、概して整形外科インプラント及び技術に関し、特に骨セグメントの矯正、修復、再建及び/又は固定/融合のための固定装置及び固定技術に関する。
ここに提供される背景技術の記載は、本開示の背景を概して提示する目的のために存在する。この背景技術の項目に記載される範囲で、本発明者の研究並びに出願時に従来技術として認められない記載の態様は、本開示に対する従来技術として明白にも又は暗示的にも認められない。
体、例えば人間の体又は解剖学的構造に対して外科処置が行われてこれらの様々な部分を修復し、再建し且つ/又は交換することが多い。例えば、外傷の後、骨セグメントを固定化して治癒を可能とするために骨セグメントを互いに固定する必要がある。骨切り術に関連して、骨セグメントの融合又は骨若しくは骨セグメントの再建が必要とされることもある。斯かる処置に関連して利用することができる従来のインプラントは、骨内成長のための最適な表面を提供せず、且つ/又は、追加の外科器具及び外科処置を必要する別個の追加の固定システムを必要とする。したがって、関連技術における改良の必要性が依然として存在する。
この項目は、本開示の概要を提供し、その全ての範囲又はその全ての特徴の包括的な開示ではない。
第1骨セグメント及び第2骨セグメントの固定に使用される骨固定装置が、第1脚部材、第2脚部材及び側方接続部分を含む。第1脚部材は第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在する。第2脚部材は第2長手方向軸線に沿って第2始端から第2遠位端まで延在する。側方接続部分は、第1脚部材及び第2脚部材と一体的に形成され、それぞれの第1始端及び第2始端から第1脚部材及び第2脚部材を接続する。側方接続部分は、側方軸線を画定する頂面部分を有する側方本体部分に沿って延在する。第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の少なくとも一方は側方軸線と鈍角を画定する。それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内への骨固定装置の前進によって、それぞれの第1脚部材及び第2脚部材がそれぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、第1骨セグメント及び第2骨セグメントが互いに向かって付勢される。
追加の特徴によれば、第1長手方向軸線及び側方軸線は互いに垂直である。第1始端及び第2始端は始端距離だけ隔てられる。第1遠位端及び第2遠位端は遠位端距離だけ隔てられる。遠位端距離は始端距離よりも大きい。第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の両方は側方軸線と鈍角を画定する。
他の特徴によれば、骨固定装置は固体部分及び多孔質部分を備える。頂面部分は、固体部分を備え、実質的に滑らかな外側頂面を含む。第1遠位端及び第2遠位端は固体部分によって形成される。側方接続部分は、弧状輪郭を有する底面部分を含む。頂面部分を含む側方接続部分は、第1骨セグメント及び第2骨セグメント内の窪んだ位置に埋め込まれるように構成される。
骨固定装置は、骨固定装置の受容のために第1骨セグメント及び第2骨セグメントを用意するように構成された治具アセンブリを更に備える。治具アセンブリは、治具本体、第1ペグ部材及び第2ペグ部材を備える。治具本体は第1骨セグメント内に第1穴を用意し且つ第2骨セグメント内に第2穴を用意するように構成される。治具本体は、接続スロットによって接続される第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部を画定する。第1ペグ部材は、遠位端に第1位置決めポストを有し、近位端に第1側方開口部を有する。第2ペグ部材は、遠位端に第2位置決めポストを有し、近位端に第2側方開口部を有する。第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部は、最初に、第1骨セグメント及び第2骨セグメント内のそれぞれの穴の用意のためにドリルビットを受容するように構成される。第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部は、その後、側方接続部分を受容するように構成された側方開口部を用意するための切削工具の受容のために第1側方開口部及び第2側方開口部が整列するように、第1ペグ部材の第1位置決めポスト及び第2ペグ部材の第2位置決めポストを受容するように構成される。
第1骨セグメント及び第2骨セグメントの固定のために使用される、本開示の追加の特徴に従って構築された骨固定装置が、第1脚部材、第2脚部材及び側方接続部分を含む。第1脚部材は第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在する。第1脚部材は第1断面プロファイルを有する。第2脚部材は第2長手方向軸線に沿って第2始端から第2遠位端まで延在する。第2脚部材は第2断面プロファイルを有する。側方接続部分は、第1脚部材及び第2脚部材によって一体的に形成され、それぞれの第1始端及び第2始端から第1脚部材及び第2脚部材を接続する。側方接続部分は、側方軸線を画定する頂面部分を有する側方本体部分に沿って延在する。第1脚部材及び第2脚部材の少なくとも一方はそれぞれの始端からそれぞれの遠位端に向かって先細になっている。それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内への骨固定装置の前進によって、それぞれの第1脚部材及び第2脚部材がそれぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、第1骨セグメント及び第2骨セグメントが互いに向かって付勢される。
他の特徴によれば、骨固定装置は固体部分及び多孔質部分を備える。頂面部分は、固体部分を備え、実質的に滑らかな外面を含む。第1遠位端及び第2遠位端は固体部分によって形成される。側方接続部分は、弧状輪郭を有する底面部分を含む。
本開示に従って、第1骨セグメントを第2骨セグメントに対して固定する方法が、第1骨セグメント内に第1開口部を用意することを含む。第2開口部が第2骨セグメント内に用意される。骨固定装置が第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に挿入される。骨固定装置は、第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在する第1脚部材(i)と、第2長手方向軸線に沿って第1始端から第2遠位端まで延在する第2脚部材(ii)と、第1脚部材及び第2脚部材と一体的に形成され且つそれぞれの第1始端及び第2始端から第1脚部材及び第2脚部材を接続する側方接続部分(iii)とを含む。側方接続部分は、側方軸線を画定する頂面を有する側方本体部分に沿って延在する。第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の少なくとも一方は側方軸線と鈍角を画定する。第1脚部材は第1開口部内に更に前進せしめられ、第2脚部材は第2開口部内に更に前進せしめられる。それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内への骨固定装置の前進によって、それぞれの第1脚部材及び第2脚部材がそれぞれの第1開口部及び第2開口部内に前進する結果として、第1骨セグメント及び第2骨セグメントが互いに向かって付勢される。
追加の特徴によれば、本方法は、第1骨セグメント及び第2骨セグメントに対して治具本体を位置決めすることを更に含む。治具本体は、接続スロットによって接続される第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部を画定する。治具本体は、第1骨セグメント内の第1開口部及び第2骨セグメント内の第2開口部の用意の間、ドリルビットを案内するように構成される。ドリルビットは、第1長手方向開口部を通って前進せしめられ、第1骨セグメント内に第1開口部を生成する。ドリルビットは、さらに、第2長手方向開口部を通って前進せしめられ、第2骨セグメント内に第2開口部を生成する。第1開口部及び第2開口部の用意の後、本方法は、第1ペグ部材上の第1位置決めポストを第1長手方向開口部内に位置決めすることを含む。第2ペグ部材上の第2位置決めポストが第2長手方向開口部内に位置決めされる。第1ペグ部材上の第1側方開口部が第2ペグ部材上の第2側方開口部と整列される。側方切削部材が、接続スロット、第1側方開口部及び第2側方開口部を通って案内され、骨固定装置の側方接続部分の受容のために第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に接続スロットを生成する。
本開示の適用可能な更なる領域が、以下に提示される説明から明らかになるだろう。この概要における説明及び具体例は、例示のみを目的としており、本開示の範囲を限定することは意図していない。
図1は、本開示の様々な態様に係る例示的な骨固定装置の正面図である。 図2は、本開示の様々な態様に係る図1の骨固定装置の例示的なコア部分の斜視図である。 図3は、本開示の様々な態様に係る図1の骨固定装置の例示的な多孔質金属部分又は構造物の斜視図である。 図4は、本開示の別の例に従って構築された例示的な骨固定装置の正面図である。 図5は、本開示の様々な態様に係る図4の骨固定装置の例示的なコア部分の斜視図である。 図6は、本開示の様々な態様に係る図4の骨固定装置の例示的な多孔質金属部分又は構造物の斜視図である。 図7は、本開示の追加の特徴に従って構築された別の骨固定装置の斜視図である。 図8は、本開示の他の特徴に従って構築された更に別の骨固定装置の斜視図である。 図9は、本開示の一つの例に係る、第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に埋め込まれている図1の骨固定装置の例示的なシーケンス図である。 図10は、本開示の一つの例に係る、第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に埋め込まれている図1の骨固定装置の例示的なシーケンス図である。 図11は、本開示の追加の特徴に従って構築された例示的な骨固定装置の斜視図である。 図12は、図1の骨固定装置の受容のために第1骨セグメント及び第2骨セグメントを用意するのに使用されている例示的な治具アセンブリの例示的なシーケンス図である。 図13は、図1の骨固定装置の受容のために第1骨セグメント及び第2骨セグメントを用意するのに使用されている例示的な治具アセンブリの例示的なシーケンス図である。 図14Aは、本開示の他の特徴に従って構築された更に別の骨固定装置の側面図である。 図14Bは、図14Aの骨固定装置の平面図である。 図15Aは、本開示の他の特徴に従って構築された別の骨固定装置の側面図である。 図15Bは、図15Aの骨固定装置の平面図である。 図16Aは、本開示の他の特徴に従って構築された別の骨固定装置の側面図である。 図16Bは、図16Aの骨固定装置の平面図である。
本教示は、詳細な説明、添付の特許請求の範囲及び上記図面からより完全に理解されるだろう。図面は、例示的な目的のみのために存在し、本開示の範囲を限定することは意図していない。
以下の詳細な説明は、事実上単なる例であり、本開示、その用途又は使用を限定することは意図していない。本開示が完全になるように例が提供され、このことによって本開示の範囲が当業者に完全に伝えられるだろう。本開示の完全な理解を提供するために、特定の構成要素、装置、システム及び/又は方法の例のような非常に多くの特定の詳細が説明される。特定の詳細を用いる必要がないことと、本明細書に示された例が多くの異なる形態で具現化され得ることと、いずれも本開示の範囲を限定するように解釈されるべきではないこととが当業者に明らかだろう。
本教示は、骨固定及び治癒を促進すべく、骨固定装置と、骨固定装置を使用するための方法とを提供する。例示的な態様では、骨折固定のために、二つの隣接する骨セグメントの融合(例えば関節融合)のために、及び/又は骨切り術又は同様のものに関連する骨又は骨セグメントの安定化/再建のために骨固定装置を利用することができる。これに関して、本明細書において論じられる装置は固定装置と称され、斯かる固定装置が、安定化機能、並びに骨セグメント間の固定機能、骨セグメント間の融合機能、及び/又は骨若しくは骨セグメントの再建を行うことができることが理解されるだろう。本明細書において使用されるとき、「骨セグメント」は、(例えば骨折線又は骨切り術に関する)同一の骨又は(例えば関節の)隣接する骨の二つのセグメントを指す。さらに、本明細書における論述は、手若しくは足又は解剖学的構造における他の場所におけるような様々な種々の小さな骨及び/又は関節の固定、融合及び/又は再建/修復のために利用されることができる。
図1〜図3を最初に参照すると、本教示の様々な態様に係る例示的な骨固定装置が示され且つ概して参照番号10で特定される。以下により詳細に論じられるように、骨固定装置10は、一つの例示的な実施例では、例えば距舟関節の距骨及び舟状骨のような骨セグメントの安定化、並びに一つの単一構造を有する骨の固定を提供することができる。一つの例示的な態様では、骨固定装置10は、互いに離間された関係にある一対の脚部を含むことができ、一対の脚部は側方接続部分と一体的に形成され且つ側方接続部分によって接続される。以下により詳細に論じられるように、骨固定装置10は、ステープルの一般的な形状を有し、固体金属部分及び多孔質金属部分又は領域を含むことができる。
骨固定装置10は、第1脚部材12、第2脚部材14及び側方接続部分20を含むことができる。側方接続部分20は第1脚部材12及び第2脚部材14と一体的に形成されることができる。以下の論述から理解されるように、脚部材12、14の一方又は両方は側方接続部分20に対して鈍角で延在することができる。結果として生じる幾何学的形状は、図9及び図10に関して詳細に説明されるようにそれぞれの第1脚部材12及び第2脚部材14がそれぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメントを互いに向かって付勢することができる。
第1脚部材12は第1長手方向軸線26に沿って第1始端22から第1遠位端24まで延在することができる。第2脚部材14は第2長手方向軸線36に沿って第2始端32から第2遠位端34まで延在することができる。第1始端22及び第2始端32は始端距離40だけ隔てられることができる。第1遠位端24及び第2遠位端34は遠位端距離42だけ隔てられることができる。遠位端距離42は始端距離40よりも大きい。
側方接続部分20はそれぞれの第1始端22及び第2始端32から第1脚部材12及び第2脚部材14を接続することができる。側方接続部分20は側方本体部分46に沿って延在することができ、側方本体部分46は、側方軸線50を画定する頂面部分48を有する。側方接続部分20は、弧状輪郭を有する底面部分52を更に含むことができる。側方接続部分20は骨内に挿入されるように構成される。図1に示される例では、第1軸線26及び側方軸線50は角度54を画定する。角度54は直角である。これに関して、第1軸線26及び側方軸線50は互いに対して垂直である。第2軸線36及び側方軸線50は角度56を画定する。角度56は鈍角である。角度56は、概して、90°よりも大きい任意の角度を画定することができる。与えられた患者について外科医が適切な骨固定装置を選択することができる様々な角度を含む脚部材を有する骨固定装置10のキットを提供することが考えられる。
一つの例示的な実施例では、骨固定装置10は、追加の製造工程を使用して、チタン合金コア部分60(図2)及び多孔質金属チタン合金部分62(図3)で形成されることができる。チタン合金コア部分60及び多孔質金属チタン合金部分62は図2及び図3に別個の構造物として示されているが、これらは単一部品として形成されることが理解されたい。これに関して、これらは単に例示の目的で独立型の構造物として示される。
一つの構成では、第1脚部材12の遠位端24、第2脚部材14の遠位端34及び側方本体部分46の頂面部分48はチタン合金コア部分60で形成されることができる。このように、遠位端24、34及び頂面部分48は滑らかな又は実質的に滑らかな外面を有することができる。第1脚部材12及び第2脚部材14の外面70並びに側方本体部分46の外面72は多孔質金属構造物又は多孔質金属構造体として形成されることができる。
別の例示的な実施例では、頂面部分48及び底面部分52は、例えば図1に示されるように、滑らかな又は実質的に滑らかな外面を有する固体の又は実質的に固体のチタン合金で形成されることができる。加えて、骨固定装置10の前縁、すなわち底面部分52は、骨内への挿入を助ける滑らかな外面を有する固体金属合金から形成されることができる。
この例示的な実施例では、多孔質金属部分62は、バイオメットマニュファクチャリング、エルエルシー(米国、インディアナ州、ワルシャウ)から市販されているOsseoTi(登録商標)を用いるような追加の製造工程を使用してチタン合金から形成されることができる。しかしながら、簡潔に言うと、OsseoTiは、高い生体適合性を有し、高い耐腐食性を有し、骨の一体化及び骨内成長を高めることができるヒト海綿骨の多孔質構造を模倣する高度に相互接続された多孔質構造を含む。一つの例示的な実施例では、OsseoTi多孔質金属構造物は約70%の多孔率を含むことができる。
特に図2及び図3を参照すると、一つの例示的な実施例では、固体部分60は、上述された多孔質金属部分62を形成するOsseoTi多孔質金属構造物と同じチタン合金から追加の製造工程で形成されることができる。示される例示的な実施例では、固体部分60は、頂面48、遠位端24、34、並びに連続的な構造体として形成された第1脚コア73、第2脚コア74及び接続部分コア76を含むことができる。図3は、上で特定された範囲を除いて固体部分60を囲む多孔質金属部分62を示す。本明細書において理解されるように、多孔質金属部分62は、第1骨セグメント及び第2骨セグメントの周囲の骨の骨内成長を促進することができる。
ここで図4〜図6を参照すると、本教示の追加の態様に係る例示的な骨固定装置が示され且つ概して参照番号110で特定される。一つの例示的な態様では、骨固定装置110は、互いに離間された関係にある一対の脚部を含むことができ、一対の脚部は側方接続部分と一体的に形成され且つ側方接続部分によって接続される。骨固定装置110は骨固定装置10と同様である。しかしながら、骨固定装置110は、両方が側方接続装置に対して鈍角で延在する脚部を有する。以下により詳細に論じられるように、骨固定装置10は、ステープルの一般的な形状を有し、固体金属部分及び多孔質金属部分又は領域を含むことができる。
骨固定装置110は、第1脚部材112、第2脚部材114及び側方接続部分120を含むことができる。側方接続部分120は第1脚部材112及び第2脚部材114と一体的に形成されることができる。脚部材112、114の両方は側方接続部分120に対して鈍角で延在することができる。結果として生じる幾何学的形状は、それぞれの第1脚部材112及び第2脚部材114がそれぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメントを互いに向かって付勢することができる。
第1脚部材112は第1長手方向軸線126に沿って第1始端122から第1遠位端124まで延在することができる。第2脚部材114は第2長手方向軸線136に沿って第2始端132から第2遠位端134まで延在することができる。第1始端122及び第2始端132は始端距離140だけ隔てられることができる。第1遠位端124及び第2遠位端134は遠位端距離142だけ隔てられることができる。遠位端距離142は始端距離140よりも大きい。
側方接続部分120はそれぞれの第1始端122及び第2始端132から第1脚部材112及び第2脚部材114を接続することができる。側方接続部分120は側方本体部分146に沿って延在することができ、側方本体部分146は、側方軸線150を画定する頂面部分148を有する。側方接続部分120は、弧状輪郭を有する底面部分152を更に含むことができる。図4に示される例では、第1軸線126及び側方軸線150は角度154を画定する。角度154は鈍角である。第2軸線136及び側方軸線150は角度156を画定する。角度156は鈍角である。角度154、156の両方は、概して、90°よりも大きい任意の角度を画定することができる。角度154、156は互いに等しく又は互いに異なる。与えられた患者について外科医が適切な骨固定装置を選択することができる様々な角度を含む脚部材を有する骨固定装置110のキットを提供することが考えられる。さらに、骨固定装置10、110の両方の種類を有するキットが考えられる。
一つの例示的な実施例では、骨固定装置110は、追加の製造工程を使用して、チタン合金コア部分160(図5)及び多孔質金属チタン合金部分162(図6)で形成されることができる。チタン合金コア部分160及び多孔質金属チタン合金部分162は図5及び図6に別個の構造物として示されているが、これらは単一部品として形成されることが理解されたい。これに関して、これらは単に例示の目的で独立型の構造物として示される。
一つの構成では、第1脚部材112の遠位端124、第2脚部材114の遠位端134及び側方本体部分146の頂面部分148はチタン合金コア部分160で形成されることができる。このように、遠位端124、134及び頂面部分148は滑らかな又は実質的に滑らかな外面を有することができる。第1脚部材112及び第2脚部材114の外面170並びに側方本体部分146の外面172は多孔質金属構造物又は多孔質金属構造体として形成されることができる。
別の例示的な実施例では、頂面部分148及び底面部分152は、例えば図4に示されるように、滑らかな又は実質的に滑らかな外面を有する固体の又は実質的に固体のチタン合金で形成されることができる。加えて、骨固定装置110の前縁、すなわち底面部分152は、骨内への挿入を助ける滑らかな外面を有する固体金属合金から形成されることができる。この例示的な実施例では、多孔質金属部分162は、上述されたような追加の製造工程を使用してチタン合金から形成されることができる。加えて、固体部分160は、上述された追加の製造工程で形成されることもできる。示される例示的な実施例では、固体部分160は、頂面148、遠位端124、134、並びに連続的な構造体として形成された第1脚コア173、第2脚コア174及び接続部分コア176を含むことができる。図6は、上で特定された範囲を除いて固体部分160を囲む多孔質金属部分162を示す。本明細書において理解されるように、多孔質金属部分162は、第1骨セグメント及び第2骨セグメントの周囲の骨の骨内成長を促進することができる。
ここで図7及び図8を参照すると、本開示の追加の例が示される。第1脚部材212第2脚部材214及び側方接続部分220を有する骨固定装置210が図7に示される。側方接続部分220は第1脚部材212及び第2脚部材214と一体的に形成されることができる。示された例では、第1脚部材212及び第2脚部材214は円錐部分216、218を画定することができ、円錐部分216、218はそれぞれの軸線226、228を画定する。軸線226は、側方接続部分220に沿って延在する側方軸線250に対する角度254を画定することができる。角度254は鈍角である。軸線228は、側方軸線250に対する角度256を画定することができる。角度256は鈍角である。第1脚部材212及び第2脚部材214の幾何学的形状は、本明細書に記載された他の骨固定装置と同様に、それぞれの骨部材を固定中に互いに向かって付勢することができる。骨固定装置210は、固体材料から形成された部分と、多孔質材料から形成された部分とを有する。具体的には、骨固定装置210は固体の頂面部分248を含む。固体材料及び多孔質材料が異なって構成されてもよいことが理解されたい。
図8は、第1脚部材312、第2脚部材314及び側方接続部分320を有する骨固定装置310を示す。側方接続部分320は第1脚部材312及び第2脚部材314と一体的に形成されることができる。示された例では、第1脚部材312及び第2脚部材314は円錐部分316、318を画定することができ、円錐部分316、318はそれぞれの軸線326、328を画定する。軸線326は、側方接続部分320に沿って延在する側方軸線350に対する角度354を画定することができる。角度354は鈍角である。軸線328は、側方軸線350に対する角度356を画定することができる。角度356は鈍角である。第1脚部材312及び第2脚部材314の幾何学的形状は、本明細書に記載された他の骨固定装置と同様に、それぞれの骨部材を固定中に互いに向かって付勢することができる。完全に多孔質材料で形成された骨固定装置310が示されるが、他の形態も考えられる。これに関して、骨固定装置310は固体金属コア又はこれらの他の部分を更に含んでもよい。
骨固定装置210、310は、図7及び図8に示され、その構造物が様々な固体部分及び多孔質部分を有する任意の態様で構成されることを示す。これに関して、脚部材は、特定の患者について必要に応じて、様々な高さ及び接続部分に対する様々な角度を有して構成される。
ここ図11を参照して、追加の特徴に従って構築された骨固定装置410が説明される。骨固定装置410は、第1脚部材412、第2脚部材414及び側方接続部分420を含むことができる。側方接続部分420は第1脚部材412及び第2脚部材414と一体的に形成されることができる。以下の論述から明らかになるように、示された例に係る第2脚部材414は遠位端に向かって先細になっている。先細の幾何学的形状は、それぞれの第1脚部材412及び第2脚部材414がそれぞれの骨セグメント内に前進する結果として、それぞれの骨セグメントを互いに向かって付勢する。第2脚部材414の断面は部分的に又は完全に円錐及び/又は楕円形であり得る。第2遠位端434に向かって先細になる骨係合面438をもたらす他の幾何学的形状が考えられる。
第1脚部材412は第1始端422から第1遠位端424まで延在することができる。第2脚部材414は第2始端432から第2遠位端434まで延在することができる。第2脚部材414は、第2遠位端434において第1の幅A−Aを有し、第2始端432において幅B−Bを有することができる。第1の幅A−Aを第2の幅B−Bよりも小さくすることができる。これに関して、骨係合面438が対応する骨に沿って摺動可能にうまく通り抜ける(negotiate)ので、先細の性質によって、骨セグメントは、骨固定装置410が骨内に前進せしめられるときに互いに向かって移動する。
ここで図9、図10、図12及び図13をおおまかに参照して、二つの隣接する骨セグメント502、504を固定するための例示的な外科的方法が本開示の一つの例に従って説明される。様々な外科技術において、例えば、骨折固定のために、二つの隣接する骨セグメントの固定(例えば関節融合)のために、及び/又は骨切り術又は同様のものに関連する骨又は骨セグメントの安定化/再建のために骨固定装置10を様々な外科技術において利用することができる。
最初に図9及び図10を参照すると、骨固定装置10の埋め込みのために骨セグメント502、504を準備することができる。第1脚部材12及び第2脚部材14の受容のために、それぞれの第1骨セグメント502及び第2骨セグメント504内に第1骨穴又は開口部512及び第2骨穴又は開口部514を生成することができる。一つの例では、第2脚部材14の第2長手方向軸線36と側方接続部分20の長手方向軸線50との間に画定された角度56に対応し又は実質的に対応する角度で第2骨穴514を形成することができる(図1も参照)。側方接続部分20の受容のために骨の一部を除去することもできる。頂面部分148を含む側方接続部分20は、埋め込まれた位置(図10)において、第1骨セグメント502及び第2骨セグメント504内の窪んだ位置に埋め込まれるように構成される。
骨固定装置10の第1脚部材12及び第2脚部材14がそれぞれの骨穴512、514内に前進せしめられるとき、(距離「X」によって特定される)第2脚部材14の角度の付けられた関係が、図9に示された位置から図10に示された位置まで二つの骨セグメント502、504を互いに向かって引き寄せる(同じ距離「X」)。これに関して、骨セグメント502、504を分離する骨折は、角度の付けられた脚部材14が骨穴514に沿って前進するときに一緒に強いられる。また、骨固定装置10は、挿入されるときに関節/骨折を横断して圧縮を生成し、このことは、骨固定装置10を埋め込む前に関節/骨折を「予め圧縮する」のに必要とされる準備作業の量を低減する。さらに、早期の骨内成長を促して患者がより短い回復時間で通常の活動に戻ることを可能とする従来技術の装置よりも早期に、第1骨セグメント502と第2骨セグメント504との間の微小な動作を低減することができる。角度の付けられた骨穴が用意されて骨セグメントが骨セグメント内への骨固定装置110の前進時に互いに向かって引き寄せられる骨固定装置110を使用して同様の結果が得られることが理解されたい。
ここで図12及び図13を参照して、本開示に従って構築され且つ第1骨セグメント502及び第2骨セグメント504を用意するように構成された治具アセンブリ600が説明される。治具アセンブリ600は、概して、治具本体602、第1ペグ部材604及び第2ペグ部材606を含む。治具本体602は、第1開口部624及び第2開口部626を通して切削工具又はドリルビット612を案内するように構成されることができる。接続スロット628が、治具本体602を通して形成されることができ、第1開口部624及び第2開口部626を接続する。治具本体602内に回転防止スロット629を画定することができる。治具本体602は、外側に延在する一対の把持部分630を含むことができる。
第1ペグ部材604は、遠位端636において第1位置決めポスト634を有し、近位端642において第1側方開口部640を有することができる。また、第1側方開口部640は第1位置決めポスト634の一部に沿って延在することができる。側方開口部640は先細であり又は真っ直ぐであり得る。回転防止ペグ643が近位端642から延在することができる。回転防止ペグ643は回転防止スロット629によって受容されるように構成されることができる。回転防止ペグ643及び回転防止スロット329は第1ペグ部材604のその長手軸線周りの回転を抑制するように協働する。第2ペグ部材606は、遠位端646において第2位置決めポスト644を有し、近位端652において第2側方開口部650を有することができる。
ドリルビット612が第1骨穴512及び第2骨穴514を生成すると、第1位置決めポスト634を第1骨穴512に挿入することができ、第2位置決めポスト644を第2骨穴514に挿入することができる。骨穴512、514の一方が用意された後で、骨セグメント502、504に対して治具本体602を更に繋止すべく、対応する第1ペグ部材604又は第2ペグ部材606を挿入してもよいことが理解されたい。加えて又は代替的に、治具本体602は、ドリルビット612で穿孔する前に第1骨セグメント502及び第2骨セグメント504にピン止めされてもよい。いくつかの例では、治具本体602は把持部分630を介してピン止めされてもよい。側方接続部分20を受容するように構成された側方開口部又は接続スロット672を用意するための側方切削工具670の受容のために第1側方開口部640及び第2側方開口部650が整列するように、第1ペグ部材604及び第2ペグ部材606を回転させることができる。
ここで図14A〜図16Bを参照して、本実施例の他の特徴に従って構築された追加の骨固定装置が説明される。最初に図14A及び図14Bを参照すると、骨固定装置710が、第1脚部材712、第2脚部材714及び側方接続部分720を含む。側方接続部分720は第1脚部材712及び第2脚部材714と一体的に形成されることができる。側方接続部分720は第1脚部材712と第2脚部材714との間で距離720Aだけ延在することができる。示された例では、第1脚部材712及び第2脚部材714は円筒部分716、718であり、円筒部分716、718はそれぞれの軸線726、728を画定する。軸線726は、側方接続部分720に沿って延在する側方軸線750に対する角度754を画定することができる。角度754は直角であり得る。軸線728は、側方軸線750に対する角度756を画定することができる。角度756は鈍角であり得る。他の例では、角度754、756の両方が鈍角であり得る。
ここで図15A及び図15Bを参照すると、骨固定装置810が、第1脚部材812、第2脚部材814及び側方接続部分820を含む。側方接続部分820は第1脚部材812及び第2脚部材814と一体的に形成されることができる。側方接続部分820は第1脚部材812と第2脚部材814との間で距離820Aだけ延在することができる。示される例では、第1脚部材812及び第2脚部材814は円筒形、楕円形又は卵形部分816、818であり、円筒形、楕円形又は卵形部分816、818はそれぞれの軸線826、828を画定する。軸線826は、側方接続部分820に沿って延在する側方軸線850に対する角度854を画定することができる。角度854は直角であり得る。軸線828は、側方軸線850に対する角度856を画定することができる。角度856は鈍角であり得る。他の例では、角度854、856の両方が鈍角であり得る。
ここで図16A及び図16Bを参照すると、骨固定装置910が、第1脚部材912、第2脚部材914及び側方接続部分920を含む。側方接続部分920は第1脚部材912及び第2脚部材914と一体的に形成されることができる。側方接続部分920は第1脚部材912と第2脚部材914との間で距離920Aだけ延在することができる。示される例では、第1脚部材912及び第2脚部材914は三角形断面部分916、918であり、三角形断面部分916、918はそれぞれの軸線926、928を画定する。軸線926は、側方接続部分920に沿って延在する側方軸線950に対する角度954を画定することができる。角度954は直角であり得る。軸線928は、側方軸線950に対する角度956を画定することができる。角度956は鈍角であり得る。他の例では、角度954、956の両方が鈍角であり得る。
一つ以上の特定の例又は態様が説明され且つ示されてきたが、特許請求の範囲に定義されるような本教示の範囲から逸脱することなく、様々な変更がなされ、均等物がその要素に置換され得ることが当業者によって理解されるだろう。さらに、上記にそうではないことが記載されない限り必要に応じて一つの例の特徴、要素及び/又は機能を別の例に組み込むことができることを本教示から当業者が理解できるように、様々な例の間で特徴、要素及び/又は機能を混合し且つマッチングさせることが本明細書に明示的に意図されている。さらに、特定の状況又は材料に適合するように、本教示の本質的な範囲から逸脱することなく、本教示への多くの修正を行うことができる。
本明細書において使用される専門用語は、特定の実施例のみを説明する目的のためにあり、限定することは意図していない。本明細書において使用されるとき、単数形「a」、「an」及び「the」は、そうではないことを文脈が明確に示さない限り、複数形も含むことを意図している。用語「及び/又は」は、列挙された一つ以上の関連アイテムの任意且つ全ての組合せを含む。用語「備える」「備えている」、「含む」及び「有する」は、包括的であり、このため、述べられた特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/又は構成要素の存在を特定するが、一つ以上の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素及び/又はこれらの群の存在又は追加を排除しない。本明細書に記載された方法のステップ、プロセス及び操作は、遂行順序として具体的に特定されない限り、論じられ又は示された特定の順序におけるそれらの遂行を必要とすると必ずしも解釈されるべきではない。追加の又は代替のステップが用いられることも理解されたい。

Claims (15)

  1. 第1骨セグメント及び第2骨セグメントの固定に使用される骨固定装置であって、
    第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在する第1脚部材と、
    第2長手方向軸線に沿って第2始端から第2遠位端まで延在する第2脚部材と、
    前記第1脚部材及び第2脚部材と一体的に形成され且つそれぞれの前記第1始端及び第2始端から前記第1脚部材及び第2脚部材を接続する側方接続部分であって、側方軸線を画定する頂面部分を有する側方本体部分に沿って延在する側方接続部分と
    を備え、
    前記第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の少なくとも一方が前記側方軸線と鈍角を画定し、それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内への当該骨固定装置の前進によって、それぞれの前記第1脚部材及び第2脚部材がそれぞれの前記第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、該第1骨セグメント及び第2骨セグメントが互いに向かって付勢される、骨固定装置。
  2. 前記第1長手方向軸線及び側方軸線が互いに垂直である、請求項1に記載の骨固定装置。
  3. 前記第1始端及び第2始端が始端距離だけ隔てられ、前記第1遠位端及び第2遠位端が遠位端距離だけ隔てられ、該遠位端距離が前記始端距離よりも大きい、請求項2に記載の骨固定装置。
  4. 前記第1長手方向軸線及び第2長手方向軸線の両方が前記側方軸線と鈍角を画定する、請求項1に記載の骨固定装置。
  5. 前記骨固定装置が固体部分及び多孔質部分を備える、請求項1に記載の骨固定装置。
  6. 前記頂面部分が、前記固体部分を備え、滑らかな外面を含む、請求項5に記載の骨固定装置。
  7. 前記第1遠位端及び第2遠位端が前記固体部分によって形成される、請求項6に記載の骨固定装置。
  8. 前記側方接続部分が、弧状輪郭を有する底面部分を含む、請求項7に記載の骨固定装置。
  9. 前記頂面部分を含む前記側方接続部分が、前記第1骨セグメント及び第2骨セグメント内の窪んだ位置に埋め込まれるように構成される、請求項8に記載の骨固定装置。
  10. 当該骨固定装置の受容のために前記第1骨セグメント及び第2骨セグメントを用意するように構成された治具アセンブリを更に備え、
    該治具アセンブリが、
    前記第1骨セグメント内に第1穴を用意し且つ前記第2骨セグメント内に第2穴を用意するように構成された治具本体であって、接続スロットによって接続される第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部を画定する治具本体と、
    遠位端に第1位置決めポストを有し且つ近位端に第1側方開口部を有する第1ペグ部材と、
    遠位端に第2位置決めポストを有し且つ近位端に第2側方開口部を有する第2ペグ部材と
    を備え、
    前記第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部は、最初に、前記第1骨セグメント及び第2骨セグメント内のそれぞれの穴の用意のためにドリルビットを受容し、その後、前記側方接続部分を受容するように構成された側方開口部を用意するための切削工具の受容のために前記第1側方開口部及び第2側方開口部が整列するように、前記第1ペグ部材の第1位置決めポスト及び前記第2ペグ部材の第2位置決めポストを受容するように構成される、請求項1に記載の骨固定装置。
  11. 第1骨セグメント及び第2骨セグメントの固定に使用される骨固定装置であって、
    第1長手方向軸線に沿って第1始端から第1遠位端まで延在し且つ第1断面プロファイルを有する第1脚部材と、
    第2長手方向軸線に沿って第2始端から第2遠位端まで延在し且つ第2断面プロファイルを有する第2脚部材と、
    前記第1脚部材及び第2脚部材と一体的に形成され且つそれぞれの前記第1始端及び第2始端から前記第1脚部材及び第2脚部材を接続する側方接続部分であって、側方軸線を画定する頂面部分を有する側方本体部分に沿って延在する側方接続部分と
    を備え、
    前記第1脚部材及び第2脚部材の少なくとも一方がそれぞれの始端からそれぞれの遠位端に向かって先細になっており、それぞれの第1骨セグメント及び第2骨セグメント内への当該骨固定装置の前進によって、それぞれの前記第1脚部材及び第2脚部材がそれぞれの前記第1骨セグメント及び第2骨セグメント内に前進する結果として、該第1骨セグメント及び第2骨セグメントが互いに向かって付勢される、骨固定装置。
  12. 当該骨固定装置が固体部分及び多孔質部分を備える、請求項11に記載の骨固定装置。
  13. 前記頂面部分が、前記固体部分を備え、滑らかな外側頂面を含む、請求項12に記載の骨固定装置。
  14. 前記側方接続部分が、弧状輪郭を有する底面部分を含む、請求項11に記載の骨固定装置。
  15. 当該骨固定装置の受容のために前記第1骨セグメント及び第2骨セグメントを用意するように構成された治具アセンブリを更に備え、
    該治具アセンブリが、
    前記第1骨セグメント内の第1穴及び前記第2骨セグメント内の第2穴の用意の間に切削工具を案内するように構成された治具本体であって、接続スロットによって接続される第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部を画定する治具本体と、
    遠位端に第1位置決めポストを有し且つ近位端に第1側方開口部を有する第1ペグ部材と、
    遠位端に第2位置決めポストを有し且つ近位端に第2側方開口部を有する第2ペグ部材と
    を備え、
    前記第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部は、最初に、前記第1骨セグメント及び第2骨セグメント内のそれぞれの穴の用意のためにドリルビットを受容し、その後、前記側方接続部分を受容するように構成された側方開口部を用意するための側方切削工具の受容のために前記第1側方開口部及び第2側方開口部が整列するように、前記第1ペグ部材の第1位置決めポスト及び前記第2ペグ部材の第2位置決めポストを受容するように構成される、請求項11に記載の骨固定装置。
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