JP2018207332A - 可搬型パラボラアンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 調整作業を簡易にすることができる可搬型パラボラアンテナ装置を提供する。【解決手段】 パラボラアンテナ10と、回転台を備える仰角調整部11と、方位角調整部12と、三脚部13とから可搬型パラボラアンテナ装置1は構成される。方位角調整部12では、1つのハンドル付きボルトを回転させると、回転台の内部に設けられたリンク機構によりパッドが三脚部12のリング部に押し付けられて、方位角調整部12を固定することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、通信衛星との間の通信回線を確保するためのパラボラアンテナを備える可搬型パラボラアンテナ装置に関するものである。
山間僻地や僻地の島などにおいて通信回線を確保するために、従来、可搬型パラボラアンテナシステムが使用されている。可搬型パラボラアンテナシステムは反射鏡を有する可搬型パラボラアンテナと送受信機とが一体化された装置であり、可搬型パラボラアンテナのビームを通信衛星に向けることにより、通信衛星との間で通信回線を確保しようとする装置である。そのため、可搬型パラボラアンテナにおいては、搬送や組立が容易とされていると共に、反射鏡の方位角および仰角を調整する手段を備える必要がある。また、可搬型パラボラアンテナシステムは、VSAT(Very Small Aperture Terminal)システムなどの双方向通信システムの普及に伴い、移動基地局としてその必要性が向上している。特に、災害等が生じた際の緊急時にはいち早く現地で移動基地局を開設することが求められている。
従来の可搬型パラボラアンテナの一例が特許文献1に開示されている。この従来の可搬型パラボラアンテナを図28ないし図33に示す。図28(a)(b)(c)は従来の可搬型パラボラアンテナを構成するアーム部101、パラボラアンテナ部102および三脚部103の構成を示す図、図29は従来の可搬型パラボラアンテナの構成を示す側面図、図30は従来の可搬型パラボラアンテナにおける方位角調整部の構成を示す断面図、図31は従来の可搬型パラボラアンテナの方位角調整部の構成を示す上面図、図32は従来の可搬型パラボラアンテナの仰角調整部の構成を示す斜視図、図33は従来の可搬型パラボラアンテナの仰角調整部の構成を示す断面図である。
図28(a)に示すアーム部101は、図29に示すように、一端がパラボラアンテナ部102に固着され、他端がコンバータ取付金具112に固着されている取付アーム111と、先端部にコンバータ113が固着されているコンバータ取付金具112と、パラボラアンテナ部102における反射鏡121のほぼ焦点位置に配置されるホーン130−1を備えるコンバータ113から構成されている。また、図28(b)に示すパラボラアンテナ部102はオフセットパラボラを構成する楕円状の反射鏡121と、この反射鏡121を傾動自在に支持するアンテナ支持部104と、アンテナ支持部104に取り付けられたアンテナ支持金具122と、取付アーム111を固着するアーム取付金具123とから構成されている。さらに、図28(c)に示す三脚部103は折り畳むことのできる3本の脚部132と、この脚部132が回動自在に固着される脚部支持金具131とから構成されている。なお、図28(c)は3本の脚部132を折り畳んだ状態を示しており、可搬型パラボラアンテナを動作させる場合は、3本の脚部132は略水平になるように展開される。なお、3本の脚部132は垂直面内に回動されて折り畳まれるので、折り畳み後の3本の脚部132の長さは同一となる。
図29に示すように、三脚部103における3本の脚部132は略水平となるように展開される。この脚部132の先端部にはそれぞれ高さ調整部132−1が設けられている。この高さ調整部132−1は、下端に受け皿が取り付けられ上端にハンドルが設けられたハンドル付きボルトを、脚部132の先端部に螺合することにより構成されている。そして、可搬型パラボラアンテナを地面等に設置した際に、ほぼ水平になるように高さ調整部132−1におけるハンドル付きボルトを回動させて高さ調整を行うようにする。高さ調整後は、ボルトに螺合している蝶ナットを脚部132に締着することにより、高さ調整部132−1におけるハンドル付きボルトの回動を防止する。
なお、三脚部103にパラボラアンテナ部102を取り付けた際に、パラボラアンテナ部102は三脚部103に対して360度回転可能に固着され、これにより、従来の可搬型パラボラアンテナの方位角を調整することができるようになる。また、パラボラアンテナ部102に設けられたアンテナ支持部104においては、反射鏡121をアンテナ支持金具122に対して傾動することができるようにされている。この際に、取付アーム111が取り付けられるアーム取付金具123は反射鏡121を支持する部材と一体とされているため、反射鏡121が傾動されても反射鏡121とコンバータ113との相対位置は変化しないようになる。そして、反射鏡121を傾動することにより、可搬型パラボラアンテナの仰角を調整することができる。
このように、可搬型パラボラアンテナの方位角および仰角を調整することにより、可搬型パラボラアンテナを設置した後に可搬型パラボラアンテナのビームを所望の通信衛星に向けることができる。これにより、通信衛星を介して固定局との通信回線を確保することができるようになる。
次に、図30および図31を参照して可搬型パラボラアンテナの方位角を調整する構成を説明する。アンテナ支持金具122は円盤状の形状とされており、その上面の略中心には貫通孔122−5が形成されており、この貫通孔122−5を中心として円筒状の嵌合筒部がアンテナ支持金具122の内部に形成されている。また、脚部支持金具131の形状も略円盤状とされており、その上面略中央には円筒状の嵌合突部131−1が突出するよう形成され、その周側部には3カ所に脚部取付部131−3が形成されている。さらにまた、脚部支持金具131の周側部には3カ所に回動固定部131−2が形成されている。この回動固定部131−2は、脚部支持金具131に対してアンテナ支持金具122が回動できないように締着する手段が設けられる部位である。なお、嵌合突部131−1の内周面にはネジ部131−4が形成されており、その上端面は面取りされている。
そして、アンテナ支持金具122を脚部支持金具131に対して回動可能に固着する場合には、脚部支持金具131の上面に樹脂シート105を敷設して樹脂シート105の上にアンテナ支持金具122を載置する。すると、アンテナ支持金具122における嵌合筒部内に脚部支持金具131における嵌合突部131−1が嵌入されて、この嵌合突部131−1を回動中心としてアンテナ支持金具122が脚部支持金具131に対して回動可能とされる。なお、樹脂シート105としては摩擦係数の小さいテフロンシート等が好適である。
このように脚部支持金具131に回動可能に嵌合されたアンテナ支持金具122には、上述したようにアンテナ支持部104を介して反射鏡121およびアーム部101が取り付けられている。そこで、アンテナ支持金具122を脚部支持金具131に対して回動することにより可搬型パラボラアンテナの方位角を調整することができる。そして、方位角が所望の通信衛星の方位角に一致するよう調整された後は、アンテナ支持金具122を脚部支持金具131に対して回動できないように締着する。この場合、脚部支持金具131の周側部に3カ所形成された回動固定部131−2にはそれぞれハンドル付きボルト131−5が螺着されると共に、その内部には硬質の樹脂材に金属板を張り合わせた金属板131−6が収納される。さらに、この金属板131−6が回動固定部131−2内から脱落しないように脱落固定ボルト131−7が図示するように設けられている。
さらに、アンテナ支持金具122に形成された貫通孔122−5を貫通して脚部支持金具131における嵌合突部131−1に形成されたネジ部131−4に、ハンドル付きボルト122−6が螺合される。ここで、アンテナ支持金具122における方位角の調整が終了した際には、脚部支持金具131の周側部の3カ所に設けられたハンドル付きボルト131−5を均等に締着していく。さらに、ハンドル付きボルト122−6を締着する。これにより、アンテナ支持金具122は脚部支持金具131に対して回動しないようになる。
次に、図32および図33を参照して可搬型パラボラアンテナの仰角を調整する構成を説明する。アンテナ支持部104は反射鏡121の裏面に沿って略平行に配置される2枚の側板140,141を備えており、この側板140,141に反射鏡121が取り付けられている。この2枚の側板140,141の間には第1コ字状金具142と第2コ字状金具143とが前後して狭持されている。第1コ字状金具142の左右の側板142−1,142−3には、円弧状の溝142−2がそれぞれ形成されている。また、側板140,141はほぼ同一形状とされて、それぞれ2つの突出部が形成されており、各々の突出部の先端部にはボルトが挿通される孔部140−1〜141−2が形成されている。そして、第3ボルト150が側板140に形成されている図示しない孔部140−2に挿通され、次いで第1コ字状金具142に形成されている円弧状の溝142−2を介してパイプ状のスペーサ145に挿通され、さらに、第1コ字状金具142に形成された円弧状の溝142−2を介して側板141に形成されている孔部141−2に挿通され、その先端部にナットが螺着される。これにより、側板140,141に固着される第3ボルト150は、側板140,141の傾動に伴い第1コ字状金具142の左右の側板142−1,142−3に形成されている円弧状の溝142−2に沿って摺動可能とされる。
また、第1ボルトが側板140に形成されている図示しない孔部140−1に挿通され、次いで第2コ字状金具143の一方の側板に形成されている孔部を介してアンテナ支持金具122に立設されている一方の突出部122−1に形成されている孔部に挿通され、さらに、アンテナ支持金具122に立設されている他方の突出部122−2に形成されている孔部に挿通される。次いで、第2コ字状金具143の他方の側板143−2に形成された孔部143−4を介して側板141に形成されている孔部141−1に挿通され、その先端部にナットが螺着される。これにより、第2コ字状金具143、および、第2コ字状金具143が取り付けられている2枚の側板140,141は、第1ボルトを回動中心としてアンテナ支持金具122に対して回動することができるようになる。
なお、第1コ字状金具142における側板142−1,142−3は、アンテナ支持金具122における2つの突出部122−1,122−2に対向するよう立設されたコ字状立設部122−3に合計4本のビスにより固着されている。さらに、第1コ字状金具142における側板142−1,142−3の下端前部の間にパイプ状の2本のスペーサ147−1,147−2を介して伸縮部144の下端が狭持される。この場合、伸縮部144の下端は2本のスペーサ147−1,147−2の間に位置され、第1コ字状金具142の略中央に伸縮部144が位置するように取り付けられる。これにより、伸縮部144の一端は第1コ字状金具142に回動可能に取り付けられる。
さらにまた、第2ボルト149が、側板140に形成されている孔部に挿通され、次いでパイプ状のスペーサ146−1、伸縮部144の上端、パイプ状のスペーサ146−2に挿通され、さらに側板141に形成されている孔部141−3に挿通される。これにより、伸縮部144の上端は側板140,141に回動可能に取り付けられる。この場合、伸縮部144の上端は2本のスペーサ146−1,146−2の間に位置され、側板140,141の間の略中央に伸縮部144が位置するように取り付けられる。
このようにアンテナ支持部104は構成されているので、第3ボルト150を第1コ字状金具142に形成された円弧状の溝142−2に沿って摺動させると、側板140,141が第1ボルトを回動中心としてアンテナ支持金具122に対して傾動するようになる。なお、第3ボルト150を第1コ字状金具142に形成された円弧状の溝142−2に沿って摺動させる動作は、伸縮部144を伸縮させることにより行う。すなわち、伸縮部144の長さを調整することにより可搬型パラボラアンテナの仰角を調整することができる。
伸縮部144は第1コ字状金具142における側板142−1に挿通されたボルト151に、一端に形成されたリング状部144−5が回動可能に支持されている伸縮用ボルト144−3と、この伸縮用ボルト144−3を収納できる収納孔144−9が中心軸に沿って穿孔されている側板固定棒144−2と、内部に収納される側板固定棒144−2に回動可能に係合されると共に、下端部に形成されているネジ部144−4が伸縮用ボルト144−3に螺合している伸縮用筒状部144−1から構成されている。
側板固定棒144−2には上下の2ヶ所に第1係合溝144−7と第2係合溝144−8とが形成されており、第1係合孔144−7に、伸縮用筒状部144−1に形成された係合孔144−6内に嵌入されたネジからなる係合片が係合している。このため、側板固定棒144−2のほぼ全体が伸縮用筒状部144−1内に収納されて、伸縮部144の長さは縮小されるようになる。また、伸縮用筒状部144−1は側板固定棒144−2および伸縮用ボルト144−3に対して回動自在とされており、伸縮用筒状部144−1を回動させると、ネジ部144−4が伸縮用ボルト144−3に螺合しているため、回動方向に応じて伸縮用ボルト144−3に対して伸縮用筒状部144−1が上下するようになる。従って、伸縮用筒状部144−1を回動することにより伸縮部144の長さが微調整され、これにより、反射鏡121の傾動角度を微調整することができる。
上記したように、伸縮用筒状部144−1を回動することにより従来の可搬型パラボラアンテナの仰角を微調整することができる。また、側板固定棒144−2の2ヶ所に形成されている係合溝144−7,144−8のいずれか一方に伸縮用筒状部144−1を係合することにより、伸縮部144の長さの粗調整を行え、伸縮用筒状部144−1を回動することにより伸縮部144の長さの微調整を行うことができるようになる。これにより、従来の可搬型パラボラアンテナにおける仰角の粗調整と微調整とを行うことができるので、仰角を大幅に調整する場合でも短時間で容易に仰角の調整を行うことができるようになる。また、伸縮部144の長さを調節することにより従来の可搬型パラボラアンテナの仰角の調整が終了したときには、ハンドル付ボルトとされた第3ボルト150を締着することにより仰角の変位を防止するようにする。
特開平11−177320号公報
従来の可搬型パラボラアンテナにおける三脚の開脚構造では、3本の脚部が折り畳みできるように回動されることから、2本は両手で支える事が出来るが、残り1本はフリーとなってしまい、三脚を組み立てる際に組立づらいと云う問題点があった。また、従来の可搬型パラボラアンテナにおける方位角を調整後に固定する構造では、方位角を固定するために3方向よりネジ止めしており、その固定のために人的な移動を伴う作業工程が必要とされると云う問題点があった。さらに、従来の可搬型パラボラアンテナにおける仰角調整構造では、棒ネジとされる伸縮用筒状部を回動することによりを仰角を調整する構造となっており、仰角を大きく動かす際には手首をひねるように動かすことが必要となり、非常に手間のかかる作業になると云う問題点があった。
そこで、本発明は、調整作業や組み立て作業を簡易にすることができる可搬型パラボラアンテナ装置を提供することを目的としている。
本発明の可搬型パラボラアンテナ装置は、反射鏡と、該反射鏡の略焦点位置に配置されるホーン部と、該ホーン部を支持するアーム部とを備えるパラボラアンテナと、該パラボラアンテナを傾動自在に支持することにより、該パラボラアンテナの仰角を調整する仰角調整部と、円盤状の形状とされた脚部支持金具の下面部に固定された固定脚部と、該下面部に対してほぼ平行に回動可能に前記下面部に固着された2本の脚部とを備え、該2本の脚部を前記固定脚部に沿って折り畳んだ状態から展開可能とされる三脚部と、前記仰角調整部が上面に取り付けられる円盤状の形状とされた回転台を備え、前記脚部支持金具の円形状のリング部に前記回転台の下面から突出した嵌合円筒部が嵌合されて、前記回転台が前記脚部支持金具に対して回転可能とされることにより、前記パラボラアンテナの方位角を調整する方位角調整部とから構成されており、前記方位角調整部は、パッドを前記嵌合円筒部の切欠部から進退させられる前記回転台の内部に設けられたリンク機構と、前記回転台の側面から挿入され前記リンク機構に螺合された第1ハンドル付きボルトとを備え、該第1ハンドル付きボルトを回転させると前記リンク機構が動作して、前記パッドが前記リング部に押し付けられることにより、前記方位角調整部を固定することができることを最も主要な特徴としている。
上記した本発明の可搬型パラボラアンテナ装置は、前記仰角調整部は、平面状とされた上面に前記反射鏡が着脱自在に固着されると共に、固着された前記アーム部を上面にほぼ平行になるよう折り畳めるアンテナ取付台を備え、該アンテナ取付台は前記回転台に傾動自在に支持されており、前記反射鏡と、前記回転台を含む前記仰角調整部と、前記三脚部とに分解して搬送可能とされていてもよい。
本発明の可搬型パラボラアンテナ装置は、1本の第1ハンドル付きボルトを回転させることにより、方位角が変位しないように方位角調整部を固定することができることから、調整作業を簡易にすることができる。また、アンテナ取付台に対して折り畳んだアーム部を展開すると共にアンテナ取付台に反射鏡を取り付け、このアンテナ取付台を備える仰角調整部を、固定脚部と2本の脚部とを展開した三脚部に取り付けることにより、本発明の可搬型パラボラアンテナ装置を組み立てられることから、組み立て作業を簡易にすることができる。
本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の構成を示す正面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部の構成を示す下面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部のロック部の構成例を示す断面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部の他のロックする構成例を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の構成を断面図で示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の構成を示す下面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の回転台の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の回転台の構成を示す下面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の回転台固定部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の回転台固定部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角を調整した仰角調整部の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の他の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角を調整した仰角調整部の他の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部のさらに他の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角を調整した仰角調整部のさらに他の構成を示す側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部のアンテナ取付台の構成を示す斜視図および側面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の起立金具の構成を示す斜視図、側面図および正面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の調整金具の構成を示す斜視図、上面図および正面図である。 本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の摺動金具の構成を示す斜視図、右側面図および左側面図である。 従来の可搬型パラボラアンテナを構成するアーム部、パラボラアンテナ部および三脚部の構成を示す図である。 従来の可搬型パラボラアンテナの構成を示す側面図である。 従来の可搬型パラボラアンテナにおける方位角調整部の構成を示す断面図である。 従来の可搬型パラボラアンテナの方位角調整部の構成を示す上面図である。 従来の可搬型パラボラアンテナの仰角調整部の構成を示す斜視図である。 従来の可搬型パラボラアンテナの仰角調整部の構成を示す断面図である。
<可搬型パラボラアンテナ装置の実施例>
本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1は、可搬型パラボラアンテナ装置1のビームを通信衛星に向けることにより、衛星通信用の送受信機と組み合わせて通信衛星との間で通信回線を確保することができる。すなわち、山間僻地や僻地の島などにおいて通信回線を確保したり、災害等が生じた際等の緊急時に現地で移動基地局を開設することができる。
本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1の全体構成を図1ないし図3に示す。図1は本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1の全体構成を示す斜視図、図2は本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1の全体構成を示す側面図、図3は本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1の全体構成を示す正面図である。
これらの図に示す可搬型パラボラアンテナ装置1は、パラボラアンテナ10と仰角調整部11と方位角調整部12と三脚部13とから構成されている。
パラボラアンテナ10は、仰角調整部11の後述するアンテナ取付台に取り付けられており、反射鏡10aと、ホーン部10bと、アーム部10cと、アーム取付金具10dとを備えている。反射鏡10aは楕円状とされてオフセットパラボラを構成しており、アーム部10cは、ホーン部10bを反射鏡10aのほぼ焦点位置に配置している。アーム部10cの下部は、アーム取付金具10dに折り畳み可能に固着され、上部にホーン部10bが固着されるホーン取付金具が固着されている。ホーン部10bは、受信した衛星からの信号を中間周波数に変換するコンバータを備えている。アーム取付金具10dはアンテナ取付台の端部に固着されており、反射鏡10aはアンテナ取付台に着脱自在に取り付けられている。反射鏡10aをアンテナ取付台から取り外した際には、アーム部10cをアーム取付金具10dに対して回動させてアンテナ取付台上にほぼ平行になるよう折り畳むことができる。
三脚部13は、3本の脚部と、3本の脚部が取り付けられている脚部支持金具とを備え、後述するように1本の脚部は脚部支持金具に固定されており、残る2本は脚部支持金具に対して脚部支持金具の下面にほぼ平行に回動することができ、固定された脚部にほぼ平行になるよう折り畳めるようにされている。組立時に3本の脚部は設置された地面等に略水平となるように展開され、3本の脚部の先端部にはそれぞれ高さ調整部が設けられている。この高さ調整部は、下端に受け皿が取り付けられ上端にハンドルが設けられたハンドル付きボルトを、脚部の先端部に螺合することにより構成されている。そして、可搬型パラボラアンテナ装置1を地面等に設置した際に、ほぼ水平になるように高さ調整部におけるボルトを、ハンドル付きボルトを回動することにより回動させて高さ調整を行うようにする。
本発明の可搬型パラボラアンテナ装置1は、三脚部13の脚部支持金具に対して、パラボラアンテナ10を取り付けた仰角調整部11を水平面内で360度回転可能に支持する方位角調整部12を備えている。方位角調整部12により、可搬型パラボラアンテナ装置1の方位角を調整することができるようになる。また、パラボラアンテナ10を支持する仰角調整部11は、反射鏡10aが固着されるアンテナ取付台を方位角調整部12に対して垂直面内で傾動することで仰角を調整できるようにされている。この際に、アーム部10cが取り付けられるアーム取付金具10dはアンテナ取付台と一体に傾動するため、反射鏡10aとアーム部10cに取り付けられたホーン部10bとの相対位置は変化しないようになる。そして、反射鏡10aを傾動することにより、可搬型パラボラアンテナ装置1の仰角を通信衛星に向けるよう調整することができる。
このように、本発明にかかる実施例の可搬型パラボラアンテナ装置1の方位角および仰角を調整することにより、可搬型パラボラアンテナ装置1を設置した後に可搬型パラボラアンテナ装置1のビームを所望の通信衛星に向けることができる。これにより、通信衛星を介して固定局との通信回線を確保することができるようになる。
<可搬型パラボラアンテナ装置の三脚部の構成>
次に、本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の三脚部13の構成を図4ないし図9を参照して説明する。図4ないし図6は本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の三脚部13における脚部32を展開した状態の構成を示しており、図4は三脚部13の構成を示す斜視図、図5は三脚部13の構成を示す側面図、図6は三脚部13の構成を示す下面図であり、図7は三脚部13における脚部32を展開した際にロックするロック部35の構成を示す断面図であり、図7は他のロックする構成例を示す三脚部13の構成を示す斜視図であり、図9は本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の三脚部13における脚部32を折り畳んだ状態の構成を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の三脚部13は、脚部支持金具31と2本の脚部32aと1本の固定脚部32bとから構成されている。脚部支持金具31は円盤状の形状とされ、略円形の下面部31−4と、下面部31−4の上面側に形成された断面が略円形の凹部31−2と、下面部31−4の略中央から突出している円筒状突部31−1と、下面部31−4の外縁に形成されている円形リング状のリング部31−3とを備えている。脚部支持金具31の裏面からリング部31−3の外側面には、断面L字状のストッパ32−2が互いに約120°の間隔で2つ形成されている。2本の脚部32aと1本の固定脚部32bとは断面が矩形とされた矩形筒状の金属材からなり、1端部に上面から下面まで貫通する挿通孔32−3が形成されている。下面部31−4には円筒状突部31−1を中心として約120°毎の間隔でストッパ32−2の位置に対応して3つのボルト穴が形成されており、それぞれのボルト穴に挿通した取付ボルト34を、2本の脚部32aと1本の固定脚部32bとの挿通孔32−3に挿通して、取付ボルト34をナットに螺合する。これにより、2本の脚部32aは取付ボルト34を回動中心としてストッパ32−2に衝突するまで回動できるようになり、1本の固定脚部32bは取付ボルト34により脚部支持金具31の下面部31−4に回動できないよう固着される。2本の脚部32aを展開した際には、固定脚部32bと2本の脚部32aとは互いに約120°の間隔で配置されるようになる。
また、断面L字状のストッパ32−2の上面には係合孔32−1が形成されており、2本の脚部32aをストッパ32−2に衝突するまで回動した際に、係合孔32−1にロック部35が係合して2本の脚部32aは脚部支持金具31に対して変位しないようロックされるようになる。ロック部35は、2本の脚部32aの上面において係合孔32−1に対応する位置に固着されており、図7に示すように球状のボール35−2と、ボール35−2が収納されるケース35−1と、ケース35−1内に収納されボール35−2をケース35−1から外部へ向かって付勢するバネ35−3とから構成されている。脚部32aがストッパ32−2に衝突するまで回動された際に、バネ35−3により付勢されたボール35−2がストッパ32−2の上面に当接して一旦はケース35−1内に押し込められるが、係合孔32−1の位置にボール35−2が位置するようになると、付勢されたボール35−2の上部が係合孔32−1に進入してロックされるようになる。
ロック部35に替えて、ピン36を用いて2本の脚部32aをロックするようにしてもよい。この様子を図8に示すが、脚部32aがストッパ32−2に衝突するまで回動された際に、上部が係合孔32−1の径より太く上部以外が細くされて係合孔32−1に挿入できる径とされたピン36を係合孔32−1から脚部32a内まで挿入する。この場合、脚部32aの係合孔32−1に相当する位置にピン36が挿入可能な挿通孔が形成されている。このように、ピン36によるロック機構でも展開した2本の脚部32aを脚部支持金具31にロックすることができる。
2本の脚部32aを展開した際には、三脚部13における脚部32aと固定脚部32bからなる3本の脚部32は略水平となるように展開される。2本の脚部32aと1本の固定脚部32bとの先端部には、それぞれ高さ調整部33が設けられている。この高さ調整部33は、下端に受皿33−2が取り付けられ上端にハンドルが設けられたハンドル付きボルト33−1を、脚部32a,32bの先端部に螺合することにより構成されている。そして、可搬型パラボラアンテナ装置1を地面等に設置した際に、ほぼ水平になるように高さ調整部33におけるハンドル付きボルト33−1を回動させて高さ調整を行うようにする。
また、2本の脚部32aを回動させて折り畳んだ際には、図9に示すように固定脚部32bにほぼ平行になるようその両側に2本の脚部32aを折り畳むことができる。
<可搬型パラボラアンテナ装置の方位角調整部の構成>
次に、本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の方位角調整部12の構成を図10ないし図17を参照して説明する。図10ないし図13は本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の方位角調整部12を構成する脚部支持金具31と回転台21とを組み合わせた状態の構成を示しており、図10は方位角調整部12の構成を示す斜視図、図11は方位角調整部12の構成を示す上面図、図12は方位角調整部12の構成を断面図で示す側面図、図13は方位角調整部12の構成を示す下面図であり、図14は方位角調整部12における回転台21の構成を示す斜視図、図15は回転台21の構成を示す下面図であり、図16は方位角調整部12における回転台21の内部に配置される回転台固定部22の構成を示す斜視図、図17は回転台固定部22の構成を示す上面図である。
これらの図に示すように、方位角調整部12は、三脚部13の構成の一部である円盤状の脚部支持金具31の上に、円盤状の形状の回転台21を水平面内で360°回動可能に取り付けて構成されている。なお、図10ないし図14においては三脚部13における脚部32a,32bは省略して示している。円盤状の形状の回転台21の略中央部には円形の挿通孔21−4が形成され、一部の周縁から方形状に突出する方形突出部21−6が形成されている。この方形突出部21−6の両側からは上方へ突出する板状の1対の起立部21−1が形成されている。起立部21−1は、後述する仰角調整部11の一部を構成する。回転台21の上面における方形突出部21−6に対面する縁部に上面が挿通孔21−4に向かって次第に低くなるよう傾斜した斜面とされた厚さより幅の広い直方体形状の1対の取付金具21−2が形成されている。取付金具21−2は、後述する仰角調整部11の一部を構成する。また、回転台21の側面から突出して設けられているハンドル付きボルト21−3は、方位角調整部12において回転台21を回転させて方位角を調整した後に、方位角が変位しないように脚部支持金具31に対して回転台21を固定する固定機構の一部を構成している。
図12、図14および図15に示すように、回転台21の裏面からは下部へ突出する円筒状の壁面からなる嵌合円筒部21−7が形成されており、嵌合円筒部21−7の外径は回転台21の外径より小さく、脚部支持金具31におけるリング部31−3の円形の内側面の径とほぼ同じ径とされている。これにより、脚部支持金具31の上に回転台21を配置した際に、リング部31−3の内側面に回転台21の嵌合円筒部21−7が回転可能に嵌合するようになる。また、脚部支持金具31の円筒状突部31−1の先端面が回転台21の裏面における挿通孔21−4の周囲に当接する。そして、回転台21を回転させた際には、回転台21の嵌合円筒部21−7の外側面がリング部31−3の内側面に摺動されると共に、嵌合円筒部21−7の下面が凹部31−2の上面に、回転台21の外側部の下面がリング部31−3の上面に、円筒状突部31−1の先端面が回転台21の裏面に摺動されるようになる。
回転台21の内部には回転台固定部22が設けられており、回転台21を脚部支持金具31に対して回転させて方位角の調整が終了した際には、ハンドル付きボルト21−3をねじ込むことで、方位角が変位しないように回転台固定部22により回転台21を脚部支持金具31に固定することができる。この回転台固定部22は、リンク機構とハンドル付きボルト21−3とで構成される。回転台固定部22につき説明すると、ハンドル付きボルト21−3は、回転台21の外側部および嵌合円筒部21−7の壁面に回転可能に取り付けられているが、回転させてもハンドル付きボルト21−3の回転台21に対する位置は変わらない。例えば、ハンドル付きボルト21−3のボルトの中途に溝を形成し、この溝内に嵌合円筒部21−7に形成された挿入孔の周囲の壁面が嵌入している構成とされている。そして、ハンドル付きボルト21−3のほぼ中央から先端部に渡りネジが切られており、このネジが回転台固定部22のリンク機構に螺合しており、ハンドル付きボルト21−3を回転させることによりリンク機構が動作して回転台21を脚部支持金具31に固定することができる。
具体的には、図15ないし図17に示すように回転台固定部22のリンク機構はハンドル付きボルト21−3を中心として左右対称の構造とされ、1対の第3リンク金具22−5が回転台21に固定されている固定回転軸22−6を回転中心として回転できるように固着されている。ここで、ハンドル付きボルト21−3に右ネジ(または左ネジ)が切られておりハンドル付きボルト21−3を左回転(または右回転)させたとすると、ハンドル付きボルト21−3に螺合している第1リンク金具22−1が、ハンドル付きボルト21−3の先端方向、すなわち嵌合円筒部21−7の内側面から離れる方向に移動していく。これにより、第1回転軸22−2で連結された1対の第2リンク金具22−3も第1リンク金具22−1と共に嵌合円筒部21−7の内側面から離れる方向に移動していく。これにより、固定回転軸22−6で回転台21に対して回転可能に固着された第3リンク金具22−5の一方が固定回転軸22−6を回転中心として右回転、他方が固定回転軸22−6を回転中心として左回転する。すると、第3リンク金具22−5の先端部から突出して設けられている1対のパッド22−7が嵌合円筒部21−7の切欠部21−8から外方へ突出して、1対のパッド22−7の先端面がリング部31−3の内側面に押し付けられるようになる。この結果、回転台21を脚部支持金具31に対して回転しないように固定することができる。この状態においてハンドル付きボルト21−3を右回転(または左回転)させると、上記と逆の動作が行われてリング部31−3の内側面に押し付けられたパッド22−7の先端面が、リング部31−3の内側面から離れて回転台21を回転できるようになる。上記したように1本のハンドル付きボルト21−3を回転させることにより、第1リンク金具22−1を進退させて1対のパッド22−7をリング部31−3の内側面に押し付けることで、方位角が変位しないように回転台21を固定することができ、1対のパッド22−7をリング部31−3の内側面から離すことで、方位角を調整できるよう回転台21の固定を解除することができる。
<可搬型パラボラアンテナ装置の仰角調整部の構成>
次に、本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の仰角調整部11の構成を図18ないし図27を参照して説明する。図18ないし図23は本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の仰角調整部11の構成および調整可能な仰角範囲を示しており、図18はハンドル付きボルト45−2が折曲長孔部41−3の内端に位置している際の仰角調整部11の構成を示す側面図、図19は図18に示す構成の仰角調整部11における仰角の最大角度を示す構成を示す側面図であり、図20はハンドル付きボルト45−2が折曲長孔部41−3の折曲位置に位置している際の仰角調整部11の構成を示す側面図、図21は図20に示す構成の仰角調整部11における仰角の最大角度を示す構成を示す側面図であり、図22はハンドル付きボルト45−2が折曲長孔部41−3の外端に位置している際の仰角調整部11の構成を示す側面図、図23は図22に示す構成の仰角調整部11における仰角の最大角度を示す構成を示す側面図である。また、図24ないし図28は本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置1の仰角調整部11を構成している各部品の構成を示す図であり、図24(a)はアンテナ取付台41の構成を示す斜視図、図24(b)はアンテナ取付台41の構成を示す側面図であり、図25(a)は起立金具42の構成を示す斜視図、図25(b)は起立金具42の構成を示す側面図、図25(c)は起立金具42の構成を示す正面図であり、図26(a)は調整金具43の構成を示す斜視図、図26(b)は調整金具43の構成を示す上面図、図26(c)は調整金具43の構成を示す正面図であり、図27(a)は摺動金具44の構成を示す斜視図、図27(b)は摺動金具44の構成を示す右側面図、図27(c)は摺動金具44の構成を示す左側面図である。
図18ないし図23に示すように仰角調整部11は、アンテナ取付台41、起立金具42、調整金具43、摺動金具44から構成され、アンテナ取付台41は回転台21の1対の起立部21−2にハンドル付きボルト45−2を回転軸として固着され、調整金具43は回転台21の1対の取付金具21−2に固定されている。なお、図18ないし図23においては三脚部13およびパラボラアンテナ10は省略して示している。仰角調整部11の詳細な説明に先立って、アンテナ取付台41、起立金具42、調整金具43、摺動金具44の構成を図24ないし図27を参照して説明する。
<仰角調整部のアンテナ取付台の構成>
アンテナ取付台41は図24(a)(b)に示すように金属製の平板を加工して断面がコ字状に作成されており、横長とされた平板状の上板部41aと、上板部41aの長辺とされた両縁から下方へ約90°折曲されて形成された第1側板部41bおよび第2側板部41cとを備えている。上板部41aは横に長い矩形状に形成されており、一端部側にはパラボラアンテナ10の反射鏡10aを着脱自在に支持するアンテナ取付部41−1が形成され、他端部側にアーム部10cを取り付けるアーム取付金具10dを固定する4本のボルトを挿通する4つのボルト穴からなるアーム取付部41−2が形成されている。また、第1側板部41bおよび第2側板部41cは左右対称の形状とされており、一端部側の幅が広く、続いて斜辺が形成されて中央部側の幅が狭くされ、さらに先端に向かって斜辺が形成されて幅が次第に狭くなるよう形成されている。第1側板部41bおよび第2側板部41cにおける一端部側の下部に回転軸となるハンドル付きボルト45−2が摺動可能に挿通される途中で水平方向から斜め上方に向かうよう折曲された折曲長孔部41−3が形成され、中央部側のやや一端部側のほぼ中央に第1回転軸46−1となるボルトが挿通される第1軸孔41−4が形成されている。なお、第2側板部41cの第1軸孔41−4の外側に第1回転軸46−1となるボルトが螺着される第1ナット41−5が溶着等により固着されている。
<仰角調整部の起立金具の構成>
起立金具42は図25(a)(b)(c)に示すように金属製の平板を加工して断面がコ字状に作成されており、平板状の上板部42aと、上板部42aの長辺とされた両縁から下方へ約90°折曲されて形成された第1側板部42bおよび第2側板部42cとを備えている。上板部42aは横長の矩形状に形成されている。また、第1側板部42bおよび第2側板部42cは左右対称の形状とされており、両端部は上板部42aから斜め下に向かう斜辺とされて突出されており、下縁は直線状に形成されて先端が円弧状に形成されている。一端部側の円弧状の部位には第1回転軸46−1が挿通される第2ボルト穴42−3が形成され、他端部側の円弧状の部位には第2回転軸46−2となるボルトを挿通する第1ボルト穴42−1が形成されている。なお、第2側板部42cの第1ボルト穴42−1の外側に第2回転軸46−2となるボルトが螺着される第2ナット42−2が溶着等により固着されている。
<仰角調整部の調整金具の構成>
調整金具43は図26(a)(b)(c)に示すように金属製の平板を加工して断面がコ字状に作成されており、平板状の下板部43aと、下板部43aの長辺とされた両縁から上方へ約90°折曲されて形成された第1側板部43bおよび第2側板部43cと、短辺の一方から上方へ約90°折曲されて形成された折曲部43−3とを備えている。折曲部43−3は、下板部43aの一端部側から起立して短辺より短い幅で形成されており、先端部が丸く形成されてハンドル付きボルト45−1が挿通されるボルト穴43−2が形成されている。また、下板部43aは横長の矩形状に形成されて他端部側には、調整金具43を回転台21の1対の取付金具21−2に固定するための4本のボルトが挿通される4つの取付穴43−4が形成されている。さらに、第1側板部43bおよび第2側板部43cは左右対称の形状とされており、中央より上側に回転軸となる第2回転軸46−2が摺動可能に挿通される直線状の長孔部43−1が横幅の全体にわたり横方向に形成されている。
<仰角調整部の摺動金具の構成>
摺動金具44は図27(a)(b)(c)に示すように金属製の平板を加工して断面がコ字状に作成されており、平板状の上板部44aと、上板部44aの長辺とされた一縁部から下方へ約90°折曲されて形成された側板部44bと、側板部44bの短辺とされた両縁から後方へ90°折曲されて形成された右側板部44cおよび左側板部44dと、側板部44bの長辺とされた下縁から後方へ90°折曲されて形成された下板部44eとを備えている。また、側板部44bは横長の矩形状に形成されてほぼ中央のやや下に、ハンドル付きボルト45−1が挿通される第2ボルト穴44−3が形成されており、第2ボルト穴44−3の側板部44bの内側にはハンドル付きボルト45−1が螺合される第3ナット44−2が溶着等により固着されている。さらに、右側板部44cおよび左側板部44dは左右対称の形状とされており、中央よりやや上側に回転軸となる第2回転軸46−2が挿通される第1ボルト穴44−1が形成されている。摺動金具44は、調整金具43の第1側板部43bおよび第2側板部43cで挟まれた空間内を摺動されるが、右側板部44cおよび左側板部44dの上縁および下縁と上板部44aおよび下板部44eとの縁部との間に空隙が形成されており、摺動させる際に右側板部44cおよび左側板部44dを第1側板部43bおよび第2側板部43cに弾性的に接触させても良い。
<仰角調整部の組み立て>
仰角調整部11の説明に戻ると、仰角調整部11は、まず、調整金具43の下板部43aに形成された4つの取付穴43−4にそれぞれボルトを挿通して、4本のボルトを回転台21の1対の取付金具21−2に螺着して、調整金具43を回転台21に固定する。次いで、調整金具43内に摺動金具44を配置すると共に、起立金具42の第1側板部42bおよび第2側板部42cの他端部側で調整金具43を挟持する。そして、起立金具42の第1側板部42bの第1ボルト穴42−1から挿通した第2回転軸46−2となるボルトを、調整金具43の第1側板部43bの長孔部43−1、摺動金具44の右側板部44cの第1ボルト穴44−1、左側板部44dの第1ボルト穴44−1、調整金具43の第2側板部43cの長孔部43−1、起立金具42の第2側板部42cの第1ボルト穴42−1に挿通して第2ナット42−2に螺着する。
次いで、アンテナ取付台41を回転台21上に配置して、回転台21の1対の起立部21−1でアンテナ取付台41の一端部側の下部を挟持する。そして、一方の起立部21−1の貫通孔21−5から挿通したハンドル付きボルト45−2を、アンテナ取付台41の第1側板部41bの折曲長孔部41−3、第2側板部41c折曲長孔部41−3に挿通しして、他方の起立部21−1の貫通孔21−5に切られたネジに螺合する。さらに、アンテナ取付台41の第1側板部41bの第1軸孔41−4から挿通した第1回転軸46−1となるボルトを、起立金具42の第1側板部42bの第2ボルト穴42−3、第2側板部42cの第2ボルト穴42−3、アンテナ取付台41の第2側板部41cの第1軸孔41−4に挿通して、第1ナット41−5に螺着する。さらにまた、調整金具43の折曲部43−3のボルト穴43−2から挿通したハンドル付きボルト45−1を、摺動金具44の側板部44bの第2ボルト穴44−3に挿通して、第3ナット44−2に螺合する。
このようにして組み立てた仰角調整部11においては、第1回転軸46−1、第2回転軸46−2およびハンドル付きボルト45−2が回転軸となって、回転台21に対してアンテナ取付台41が傾動してパラボラアンテナ10の仰角を調整することができる。例えば、ハンドル付きボルト45−1を回転させて摺動金具44を調整金具43内においてハンドル付きボルト45−1の先端側に移動させていくと、第1回転軸46−1および第2回転軸46−2で回転した起立金具42が垂直方向に起立していき、これに伴いアンテナ取付台41がハンドル付きボルト45−2を回転軸として垂直方向に傾動していく。すなわち、パラボラアンテナ10の仰角が大きくなる。逆に、ハンドル付きボルト45−1を回転させて摺動金具44を調整金具43内においてハンドル付きボルト45−1のハンドル側に移動させていくと、第1回転軸46−1および第2回転軸46−2で回転した起立金具42が水平方向に寝ていき、これに伴いアンテナ取付台41がハンドル付きボルト45−2を回転軸として水平方向に傾動していく。すなわち、パラボラアンテナ10の仰角が小さくなる。また、ハンドル付きボルト45−1を回転させずに、折曲長孔部41−3内をハンドル付きボルト45−2が摺動するようアンテナ取付台41を動かしても、アンテナ取付台41が傾動されてパラボラアンテナ10の仰角を調整することができる。
<仰角調整部の仰角の調整範囲>
折曲長孔部41−3の内端にハンドル付きボルト45−2を摺動させた際のパラボラアンテナ10の仰角の調整範囲が図18および図19に示されている。図18では、ハンドル付きボルト45−1を回転させてアンテナ取付台41がほぼ水平方向になった状態を示しており、図19ではハンドル付きボルト45−1を回転させて、摺動金具44をハンドル付きボルト45−1の最も先端側に移動させた際のアンテナ取付台41が最も傾動した状態を示している。このように、折曲長孔部41−3の内端にハンドル付きボルト45−2を位置させた際には、アンテナ取付台41の傾動状態が変化してパラボラアンテナ10の仰角をほぼ水平方向から図19に示す仰角の範囲で調整することができる。
また、折曲長孔部41−3の折曲される位置にハンドル付きボルト45−2を摺動させた際のパラボラアンテナ10の仰角の調整範囲が図20および図21に示されている。図20では、ハンドル付きボルト45−1を回転させてアンテナ取付台41がほぼ水平方向になった状態を示しており、図21ではハンドル付きボルト45−1を回転させて、摺動金具44をハンドル付きボルト45−1の最も先端側に移動させた際のアンテナ取付台41が最も傾動した状態を示している。このように、折曲長孔部41−3の折曲される位置にハンドル付きボルト45−2を配置させた際には、アンテナ取付台41の傾動状態が変化してパラボラアンテナ10の仰角をほぼ水平方向から図21に示す仰角の範囲で調整することができる。
さらに、折曲長孔部41−3の外端にハンドル付きボルト45−2を摺動させた際のパラボラアンテナ10の仰角の調整範囲が図22および図23に示されている。図22では、ハンドル付きボルト45−1を回転させて、摺動金具44をハンドル付きボルト45−1の最もハンドル側に移動させた際のアンテナ取付台41が最も水平方向に近づいた状態を示しており、図23ではハンドル付きボルト45−1を回転させて、摺動金具44をハンドル付きボルト45−1の最も先端側に移動させた際のアンテナ取付台41が最も傾動した状態を示している。このように、折曲長孔部41−3の外端にハンドル付きボルト45−2を位置させた際には、アンテナ取付台41の傾動状態が変化してパラボラアンテナ10の仰角をほぼ水平方向から図23に示す仰角の範囲で調整することができる。
図18ないし図23を参照すると、起立金具42が水平面から起立する起立状態とされるとアンテナ取付台41の傾動角度が大きくなって、パラボラアンテナ10の仰角が大きくなり、起立金具42が水平面に近い起立状態とされるとアンテナ取付台41の傾動角度が小さくなって、パラボラアンテナ10の仰角が小さくなることが分かる。すなわち、折曲長孔部41−3の外端の近くにハンドル付きボルト45−2を位置させると、アンテナ取付台41の傾動状態が変化してパラボラアンテナ10の仰角を大きい範囲で調整することができ、粗調整に向くことが分かる。逆に、折曲長孔部41−3の内端の近くにハンドル付きボルト45−2を位置させると、アンテナ取付台41の傾動状態が変化してパラボラアンテナ10の仰角を小さい範囲で調整することができ、微調整に向くことが分かる。なお、仰角の調整が終了した場合には、ハンドル付きボルト45−2を締め込むことで、仰角が変位しないようにアンテナ取付台41を固定することができる。
以上説明した本発明の実施例の可搬型パラボラアンテナ装置は、金属製とすることができるが、機械的強度を必要としない部品については合成樹脂製としても良い。本発明の実施例にかかる可搬型パラボラアンテナ装置は、反射鏡10aと、回転台21を備える仰角調整部11と、三脚部13とに分解して専用のケース等に収納して搬送することができる。この場合、仰角調整部11は、図18に示すような状態に組み立てられた状態で搬送される。そして、現地において三脚部13に仰角調整部11を備える回転台21を取り付けると共に、仰角調整部11においてアーム部10cを展開し、反射鏡10aを取り付けることにより本発明にかかる可搬型パラボラアンテナ装置を組み立てることができる。組立後において、上記したように方位角調整部12で方位角の調整を行うと共に、仰角調整部11において仰角の調整を行うことで、パラボラアンテナ10を衛星に向けて衛星回線を確保することができるようになる。
1 可搬型パラボラアンテナ装置、10 パラボラアンテナ、10a 反射鏡、10b ホーン部、10c アーム部、10d アーム取付金具、11 仰角調整部、12 方位角調整部、13 三脚部、21 回転台、21−1 起立部、21−2 取付金具、21−3 ハンドル付きボルト、21−4 挿通孔、21−5 貫通孔、21−6 方形突出部、21−7 嵌合円筒部、21−8 切欠部、22 回転台固定部、22−1 第1リンク金具、22−2 第1回転軸、22−3 第2リンク金具、22−4 第2回転軸、22−5 第3リンク金具、22−6 固定回転軸、22−7 パッド、31 脚部支持金具、31−1 円筒状突部、31−2 凹部、31−3 リング部、31−4 下面部、32a 脚部、32b 固定脚部、32−1 係合孔、32−2 ストッパ、32−3 挿通孔、33 高さ調整部、33−1 ハンドル付きボルト、33−2 受皿、34 取付ボルト、35 ロック部、35−1 ケース、35−2 ボール、35−3 バネ、36 ピン、41 アンテナ取付台、41a 上板部、41b 第1側板部、41c 第2側板部、41−1 アンテナ取付部、41−2 アーム取付部、41−3 折曲長孔部、41−4 第1軸孔、41−5 第1ナット、42 起立金具、42a 上板部、42b 第1側板部、42c 第2側板部、42−1 第1ボルト穴、42−2 第2ナット、42−3 第2ボルト穴、43 調整金具、43a 下板部、43b 第1側板部、43c 第2側板部、43−1 長孔部、43−2 ボルト穴、43−3 折曲部、43−4 取付穴、44 摺動金具、44a 上板部、44b 側板部、44c 右側板部、44d 左側板部、44e 下板部、44−1 第1ボルト穴、44−2 第3ナット、44−3 第2ボルト穴、45−1,45−2 ハンドル付きボルト、46−1 第1回転軸、46−2 第2回転軸、101 アーム部、102 パラボラアンテナ部、103 三脚部、104 アンテナ支持部、105 樹脂シート、111 取付アーム、112 コンバータ取付金具、113 コンバータ、121 反射鏡、122 アンテナ支持金具、123 アーム取付金具、131 脚部支持金具、132 脚部、132 調整部、140,141 側板、142 第1コ字状金具、143 第2コ字状金具、144 伸縮部、149 第2ボルト、150 第3ボルト、151 ボルト

Claims (4)

  1. 反射鏡と、該反射鏡の略焦点位置に配置されるホーン部と、該ホーン部を支持するアーム部とを備えるパラボラアンテナと、
    該パラボラアンテナを傾動自在に支持することにより、該パラボラアンテナの仰角を調整する仰角調整部と、
    円盤状の形状とされた脚部支持金具の下面部に固定された固定脚部と、該下面部に対してほぼ平行に回動可能に前記下面部に固着された2本の脚部とを備え、該2本の脚部を前記固定脚部に沿って折り畳んだ状態から展開可能とされる三脚部と、
    前記仰角調整部が上面に取り付けられる円盤状の形状とされた回転台を備え、前記脚部支持金具の円形状のリング部に前記回転台の下面から突出した嵌合円筒部が嵌合されて、前記回転台が前記脚部支持金具に対して回転可能とされることにより、前記パラボラアンテナの方位角を調整する方位角調整部と、
    から構成されており、
    前記方位角調整部は、パッドを前記嵌合円筒部の切欠部から進退させられる前記回転台の内部に設けられたリンク機構と、前記回転台の側面から挿入され前記リンク機構に螺合された第1ハンドル付きボルトとを備え、該第1ハンドル付きボルトを回転させると前記リンク機構が動作して、前記パッドが前記リング部に押し付けられることにより、前記方位角調整部を固定することができることを特徴とする可搬型パラボラアンテナ装置。
  2. 前記仰角調整部は、平面状とされた上面に前記反射鏡が着脱自在に固着されると共に、固着された前記アーム部を上面にほぼ平行になるよう折り畳めるアンテナ取付台を備え、
    該アンテナ取付台は前記回転台に傾動自在に支持されており、
    前記反射鏡と、前記回転台を含む前記仰角調整部と、前記三脚部とに分解して搬送可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の可搬型パラボラアンテナ装置。
  3. 前記仰角調整部は、前記回転台の上面に固着される断面コ字状とされ両側面に第1長孔部が形成された調整金具と、該調整金具内を進退可能に摺動される摺動金具と、一端が前記アンテナ取付台の両側面に第1回転軸で回転可能に固着され、他端が前記調整金具の前記第1長孔部および前記摺動金具に挿入された第2回転軸に回転可能に固着される起立金具と、前記回転台に形成された1対の起立部に挿入された第1ボルトが、両側面の端部の下部に形成された第2長孔部に挿入されて前記回転台に傾動自在に支持されるアンテナ取付台とを備え、
    前記摺動金具を進退させる第2ボルトが前記調整金具に設けられ、前記第2ボルトを回転させて前記摺動金具を進退させることにより、前記第2回転軸が前記第1長孔部内を摺動していくようになって前記起立金具の起立状態が変わり、前記アンテナ取付台の傾動角度が調整されることを特徴とする請求項1または2に記載の可搬型パラボラアンテナ装置。
  4. 前記第2長孔部が、中途から斜めに折曲された折曲長孔部とされており、前記第1ボルトの前記折曲長孔部における位置を変えることにより、前記アンテナ取付台の傾動角度を変位させることができることを特徴とする請求項3に記載の可搬型パラボラアンテナ装置。
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