JP2018207282A - 表示制御装置、表示装置及び表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像における色の分布及び色の鮮やかさを認識しやすくする。【解決手段】表示制御装置21は、取得部215が画像データを取得する画像データ取得手段と、分類部217が画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類する輝度分類手段と、表示制御部219が画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、画像データの特性を表示するための表示制御装置、表示装置及び表示制御方法に関する。
従来、画像データの輝度を視覚的に認識できる態様で表示させる装置が知られている。特許文献1には、表示する映像に、輝度レベルに応じた色を重ね合わせて表示させる技術が開示されている。
映像制作者(以下、ユーザという)は、映像データにおける色の広がりを、色度の分布を表したベクトルスコープによって確認することが多い。図8は、色度の分布を表した従来のベクトルスコープD画像の一例を示す図である。円周D1は、映像データの色度分布の範囲を表す。色度は、円の中心に近づくほど彩度が低くなり、円の中心から遠ざかるほど彩度が高くなる。
軸D2は、ITU−R(International Telecommunication Union Radiocommunications Sector) BT.601で定義されるB−Y復調信号の強度を表す。B−Y復調信号は、青信号Bから輝度Yを差し引いた信号である。軸D3は、ITU−R BT.601で定義されるR−Y復調信号の強度を表す。R−Y復調信号は、赤信号Rから輝度Yを差し引いた信号である。色相は、B−Y復調信号及びR−Y復調信号それぞれの強度に応じて変化する。
ベクトルスコープDに表示されている6つの格子D4は、それぞれ、マゼンダ色、赤色、黄色、緑色、青色、及びシアン色の基準色を表す。ベクトルスコープDに表示されている複数の点D5は、1つの点ごとに映像データの画素の色度を表す。このように、映像データの画素ごとの色度をベクトルスコープDに描画することにより、ユーザは、映像データにおける色の広がりを視覚的に把握することができる。
ところで、近年、HDR(High Dynamic Range)と呼ばれる、より現実に近いダイナミックレンジで表現できる表示デバイスの開発が活発化している。映像を高画質化すると、輝度のダイナミックレンジが広がり、映像の高輝度部分が表現できるだけでなく、人が視認できる色の鮮やかさも増加する。したがって、近年の映像制作では、映像の輝度をより正確に把握することが重要となってきている。
ベクトルスコープDは、映像データから輝度を除いた色度に基づいて描画されたグラフであるため、ベクトルスコープDから輝度を確認することができない。このため、ユーザは、映像を目視して輝度を確認するか、又は特許文献1のような従来技術を用いて映像上に重畳された輝度レベルに応じた色に基づいて輝度を確認する必要があった。
しかし、映像を目視して輝度を確認する場合、ユーザの経験に左右されるため、色が鮮やかになっているかどうかを正確に把握することが難しいという問題があった。また、特許文献1に記載された従来技術を用いて輝度を確認する場合においても、輝度レベルに応じた色が映像の上に重畳されるため、各色度がどのような鮮やかさで表示されているかが把握しづらいという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、画像における色の分布及び色の鮮やかさを認識しやすくするための表示制御装置、表示装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る表示制御装置は、画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類する輝度分類手段と、前記画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が前記複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2態様に係る表示制御方法は、コンピュータが実行する、画像データを取得するステップと、前記画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類するステップと、前記画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が前記複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示手段に表示させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像における色の分布及び色の鮮やかさを認識しやすくすることができるという効果を奏する。
<第1実施形態>
[表示装置2の概要]
図1は、第1実施形態の表示装置2の概要を説明するための図である。撮影装置1は、少なくとも動画を撮影することができるカメラである。撮影装置1は、有線又は無線で接続された表示装置2に画像データを出力する。表示装置2は、撮影装置1から受信した画像データに基づく画像を表示するディスプレイである。
[表示装置2の概要]
図1は、第1実施形態の表示装置2の概要を説明するための図である。撮影装置1は、少なくとも動画を撮影することができるカメラである。撮影装置1は、有線又は無線で接続された表示装置2に画像データを出力する。表示装置2は、撮影装置1から受信した画像データに基づく画像を表示するディスプレイである。
表示装置2は、表示制御装置21及び表示用パネル22を有する。表示制御装置21は、撮影装置1から入力された画像データに含まれる複数の画素の色度に関連付けて、輝度を示す輝度情報を表示するユニットである。表示用パネル22は、表示制御装置21が生成した表示用画像を表示するパネルであり、例えば、液晶パネルである。
図1に示す撮影装置1が画像を撮影すると、表示制御装置21は、撮影装置1から入力された画像データを取得する。表示制御装置21は、取得した画像データに含まれる複数の画素を、当該画素に対応する輝度に基づいて複数の輝度範囲に分類する。表示制御装置21は、画像データに含まれる複数の画素に対応する色度を、分類した輝度範囲に対応する表示態様で表示するベクトルスコープ画像を描画する。例えば、図1に示すように、表示制御装置21は、ベクトルスコープ画像を含むOSD(On Screen Display)画像Bを生成し、撮影装置1から入力された画像データをデコードして得られる画像Aに重畳して表示用パネル22に表示させる。
このようにベクトルスコープ画像に画像データの輝度及び色度を表示することで、ユーザは、視覚的、かつ、客観的に色の分布及び色の鮮やかさを認識することができる。その結果、ユーザが、画像の輝度を把握しやすくなる。
以下、表示制御装置21の詳細について説明する。
以下、表示制御装置21の詳細について説明する。
図2は、第1実施形態に係る表示制御装置21の構成を示す図である。表示制御装置21は、制御部211、操作部212、メモリ部213、不揮発性メモリ部214、取得部215、補正部216、分類部217、集計部218、及び表示制御部219を有する。
制御部211は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部211は、メモリ部213又は不揮発性メモリ部214に格納されたプログラムを実行することにより、表示制御装置21の各部を制御する。
制御部211は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部211は、メモリ部213又は不揮発性メモリ部214に格納されたプログラムを実行することにより、表示制御装置21の各部を制御する。
操作部212は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスである。操作部212は、例えば、表示装置2に取り付けられたボタン又は表示用パネル22に重ねて設けられたタッチパネルである。
メモリ部213は、通電状態のみデータを保持することができる記憶媒体である。メモリ部213は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
メモリ部213は、通電状態のみデータを保持することができる記憶媒体である。メモリ部213は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
不揮発性メモリ部214は、非通電状態でもデータを保持することができる記憶媒体である。不揮発性メモリ部214は、例えば、ROM(Read Only Memory)又はハードディスクである。不揮発性メモリ部214は、変換マトリクス及び輝度範囲データベースを記憶している。変換マトリクスは、画像データの色空間を、輝度及び色度で表現される色空間に変換するためのパラメータを含むデータである。輝度範囲データベースの構成については後述する。
取得部215は、撮影装置1から画像データを取得する。取得部215は、画像データ取得部2151を有する。
画像データ取得部2151は、まず、撮影装置1を接続した入力端子から入力された画像信号を取得する。次に、画像データ取得部2151は、取得した画像信号を、ヘッダデータ及び画像データに分離する。そして、画像データ取得部2151は、ヘッダデータを後述するヘッダ情報取得部2171に出力する。また、画像データ取得部2151は、画像データをデコードして、後述する画像補正部2161及び色空間変換部2172に出力する。
画像データ取得部2151は、まず、撮影装置1を接続した入力端子から入力された画像信号を取得する。次に、画像データ取得部2151は、取得した画像信号を、ヘッダデータ及び画像データに分離する。そして、画像データ取得部2151は、ヘッダデータを後述するヘッダ情報取得部2171に出力する。また、画像データ取得部2151は、画像データをデコードして、後述する画像補正部2161及び色空間変換部2172に出力する。
補正部216は、制御部211の指示に基づいて、画質を調整するため、画像データ取得部2151から出力された画像データを補正する。補正部216は、画像補正部2161を有する。
画像補正部2161は、まず、操作部212を介してユーザから取得した色、コントラスト、ブライトネス、及びガンマ等の画質を調整する指示に基づいて、画像データを補正する画像補正値を算出する。そして、画像補正部2161は、画像データに画像補正値を反映して、画像データの輝度及び色度を変更する。画像補正部2161は、例えば、画像を調整するパラメータであるASC CDL(The American Society of Cinematographers Color Decision List)を生成する。画像補正部2161は、画像データに画像補正値を反映した画像補正データを、後述するフレームメモリ部2191に出力する。
分類部217は、画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類する。分類部217は、ヘッダ情報取得部2171、色空間変換部2172、及び輝度分類部2173を有する。
ヘッダ情報取得部2171は、画像データ取得部2151から出力されたヘッダデータに含まれる画像の属性情報を取得して後述する色空間変換部2172に出力する。画像の属性情報は、例えば、画像データの解像度情報、フレームレート情報、色空間情報、及びOETF(Opto-Electronic Transfer Function)情報等である。なお、OETF情報は、撮影装置1が撮影したシーンの輝度と映像信号との関係を示す情報である。
ヘッダ情報取得部2171は、画像データ取得部2151から出力されたヘッダデータに含まれる画像の属性情報を取得して後述する色空間変換部2172に出力する。画像の属性情報は、例えば、画像データの解像度情報、フレームレート情報、色空間情報、及びOETF(Opto-Electronic Transfer Function)情報等である。なお、OETF情報は、撮影装置1が撮影したシーンの輝度と映像信号との関係を示す情報である。
色空間変換部2172は、画像データ取得部2151から出力された画像データを、輝度及び色度で表現される色空間データに変換する。具体的には、色空間変換部2172は、まず、ヘッダ情報取得部2171から出力された色空間情報に基づいて、不揮発性メモリ部214に記憶されている変換マトリクスを選択する。そして、色空間変換部2172は、画像データ取得部2151から出力された画像データを、選択した変換マトリクスに基づいて所定の色空間データに変換する。所定の色空間は、例えば、ITU−R BT.709で定義されるYCbCrの色空間である。色空間変換部2172は、変換後の色空間データを後述する輝度分類部2173に出力する。
輝度分類部2173は、色空間変換部2172から出力された色空間データに含まれる画素ごとに、輝度が所定の閾値を超えるか否かを判定する。図3は、第1実施形態に係る不揮発性メモリ部214が記憶している輝度範囲データベースを示す図である。図3に示す輝度範囲データベースは、分類する輝度に輝度範囲及び表示用パネル22に表示する表示態様を関連付けて記憶している。ここで、輝度の最小値は0とし、輝度の最大値は1とし、閾値は0.4とする。例えば、画素の輝度が0.5の場合、輝度分類部2173は、輝度が閾値を超える画素として、当該画素を高輝度色度成分に分類する。また、例えば、画素の輝度が0.4の場合、輝度分類部2173は、輝度が閾値を超えない画素として、当該画素を低輝度色度成分に分類する。
図2に戻り、輝度分類部2173は、高輝度色度成分を、後述する高輝度集計部2181に出力する。また、輝度分類部2173は、低輝度色度成分を、後述する低輝度集計部2182に出力する。
集計部218は、色度ごとに、輝度が前記複数の輝度範囲のそれぞれに含まれる画素の数を集計する。集計部218は、高輝度集計部2181及び低輝度集計部2182を有する。
高輝度集計部2181は、輝度分類部2173から出力された高輝度色度成分の画素の数を、当該画素に対応する色度ごとに集計する。例えば、マゼンダ色の色度に対応する高輝度画素が3つ存在する場合、高輝度集計部2181は、マゼンダ色の色度に対応する高輝度画素の数を「3」と集計する。高輝度集計部2181は、高輝度画素の数を示す高輝度集計データを、後述する高輝度描画部2192に出力する。
高輝度集計部2181は、輝度分類部2173から出力された高輝度色度成分の画素の数を、当該画素に対応する色度ごとに集計する。例えば、マゼンダ色の色度に対応する高輝度画素が3つ存在する場合、高輝度集計部2181は、マゼンダ色の色度に対応する高輝度画素の数を「3」と集計する。高輝度集計部2181は、高輝度画素の数を示す高輝度集計データを、後述する高輝度描画部2192に出力する。
低輝度集計部2182は、輝度分類部2173から出力された低輝度色度成分の画素の数を、当該画素に対応する色度ごとに集計する。低輝度集計部2182は、低輝度画素の数を示す低輝度集計データを、後述する低輝度描画部2193に出力する。
表示制御部219は、画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示用パネル22に表示させる。具体的には、表示制御部219は、複数の画素の輝度が属する輝度範囲に基づく態様の輝度情報を画像データの色度を示す位置に関連付けて表示用パネル22に表示させる。より具体的には、表示制御部219は、例えば、集計部218が集計した数に基づく色、形状又はテキストにより示される輝度情報を表示用パネル22に表示させる。
図4は、第1実施形態に係るベクトルスコープ画像を含むOSD画像の一例を示す図である。図4において白丸で示すB1は、輝度が閾値を超える画素に対応する色度である。B1の態様は、例えば、図3に示す高輝度の表示態様である白色となっている。また、図4において黒丸で示すB2は、輝度が閾値を超えない画素に対応する色度である。B2の態様は、例えば、図3に示す低輝度の表示態様である赤色となっている。
表示制御部219は、例えば、高輝度集計データに含まれる画素を白色で、また低輝度集計データに含まれる画素を赤色で、ベクトルスコープ画像における当該画素に対応する色度の位置に関連付けて描画する。表示制御部219は、描画したベクトルスコープ画像を含むOSD画像を、画像データ取得部2151が取得した画像データをデコードして得られる画像に重畳して表示用パネル22に表示させる。
図2に戻り、表示制御部219は、フレームメモリ部2191、高輝度描画部2192、低輝度描画部2193、グラフィック生成部2194、画像重畳部2195、及び画像出力部2196を有する。
フレームメモリ部2191は、画像フレーム単位で、表示用の画像データを記憶する。フレームメモリ部2191は、後述する画像出力部2196が次に表示する画像フレームに対して少なくとも1つ前の画像フレームの画像データを記憶している。フレームメモリ部2191は、画像出力部2196の表示周期に同期して、画像データを画像重畳部2195に出力する。
フレームメモリ部2191は、画像フレーム単位で、表示用の画像データを記憶する。フレームメモリ部2191は、後述する画像出力部2196が次に表示する画像フレームに対して少なくとも1つ前の画像フレームの画像データを記憶している。フレームメモリ部2191は、画像出力部2196の表示周期に同期して、画像データを画像重畳部2195に出力する。
高輝度描画部2192は、高輝度集計部2181から出力された高輝度集計データを、ベクトルスコープ画像が表示される位置に描画する。具体的には、高輝度描画部2192は、高輝度集計データを色度ごとに、ベクトルスコープ画像の座標に対応させて高輝度色度分布画像を描画する。高輝度描画部2192は、描画した高輝度色度分布画像を後述する画像重畳部2195に出力する。
低輝度描画部2193は、低輝度集計部2182から出力された低輝度集計データを、ベクトルスコープ画像が表示される位置に描画する。具体的には、低輝度描画部2193は、低輝度集計データを色度ごとに、ベクトルスコープ画像の座標に対応させて低輝度色度分布画像を描画する。低輝度描画部2193は、描画した低輝度色度分布画像を後述する画像重畳部2195に出力する。
低輝度描画部2193は、低輝度集計部2182から出力された低輝度集計データを、ベクトルスコープ画像が表示される位置に描画する。具体的には、低輝度描画部2193は、低輝度集計データを色度ごとに、ベクトルスコープ画像の座標に対応させて低輝度色度分布画像を描画する。低輝度描画部2193は、描画した低輝度色度分布画像を後述する画像重畳部2195に出力する。
グラフィック生成部2194は、フレームメモリ部2191から出力された画像修正データ、高輝度集計データ及び低輝度集計データに重畳して表示用パネル22に表示させる表示情報画像を生成する。具体的には、グラフィック生成部2194は、補助線、目盛、及び格子等のベクトルスコープ画像を生成する。グラフィック生成部2194は、生成したベクトルスコープ画像を後述する画像重畳部2195に出力する。
画像重畳部2195は、高輝度描画部2192から出力された高輝度色度分布画像、低輝度描画部2193から出力された低輝度色度分布画像、及びグラフィック生成部2194から出力されたベクトルスコープ画像を重畳してOSD画像を生成する。また、画像重畳部2195は、OSD画像及び画像補正データを重畳して表示用画像を生成する。画像重畳部2195は、生成した表示用画像を後述する画像出力部2196に出力する。
画像出力部2196は、画像重畳部2195から出力された表示用画像を、表示用パネル22に表示させる。
画像出力部2196は、画像重畳部2195から出力された表示用画像を、表示用パネル22に表示させる。
表示制御部219は、ベクトルスコープ画像における画像データの色度に対応する位置の画素を、対応する色度を有する複数の画素の輝度に応じた輝度で表示させてもよい。表示制御部219は、例えば、輝度の数値が高いほど画素を濃く表示し、輝度の数値が低いほど画素を薄く表示する。この場合において、画素の輝度の数値が1の場合、表示制御部219は、ベクトルスコープ画像における画像データの色度に対応する位置の画素を、対応する色度を有する画素の輝度が高輝度であることを示す白色で表示させる。また、画素の輝度の数値が0.5の場合、表示制御部219は、ベクトルスコープ画像における画像データの色度に対応する位置の画素を、対応する色度を有する画素の輝度が高輝度であることを示す灰色で表示させる。このように輝度の数値に応じて色に濃淡を付けることにより、ユーザは、輝度のレベルを視覚的に認識しやすくなる。
また、表示制御部219は、複数の輝度範囲のそれぞれに対応する半透過色の複数の輝度情報を、画像データの色度を示す位置に重ねて表示させてもよい。表示制御部219は、例えば、白色で表される高輝度の画素と赤色で表される低輝度の画素とが含まれる色度を示す位置に、ピンク色の画像を表示させる。このようにすることで、高輝度の色度と低輝度の色度とが同一の場合であっても、ユーザは、高輝度の画素と低輝度の画素との割合を認識することができる。
また、表示制御部219は、複数の画素の輝度が属する輝度範囲に対応する点滅周期で点滅させて、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示させてもよい。表示制御部219は、例えば、高輝度の色度を示す位置に表示する輝度情報を点滅させる。このようにすることで、ユーザは、色度に対応する輝度が高輝度か低輝度かを視覚的に認識しやすくなる。
[表示用画像を表示する処理]
以下、表示制御装置21の処理の流れについて説明する。図5は、第1実施形態に係る表示制御装置21が表示用画像を表示させる処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、撮影装置1から画像データが入力されることを契機として開始する。
以下、表示制御装置21の処理の流れについて説明する。図5は、第1実施形態に係る表示制御装置21が表示用画像を表示させる処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、撮影装置1から画像データが入力されることを契機として開始する。
画像データ取得部2151は、撮影装置1から入力された画像信号から、ヘッダデータ及び画像データを取得する(S10)。続いて、ヘッダ情報取得部2171は、ヘッダデータに含まれる画像データの解像度情報、フレームレート情報、色空間情報、及びOETF情報などの属性情報を取得する(S20)。
続いて、色空間変換部2172は、画像データ取得部2151から出力された画像データを所定の色空間データに変換する(S30)。具体的には、色空間変換部2172は、ヘッダ情報取得部2171から出力された色空間情報に基づいて、不揮発性メモリ部214に記憶されている変換マトリクスを選択する。そして、色空間変換部2172は、選択した変換マトリクスに基づいて、画像データ取得部2151から出力された画像データを輝度及び色度により表される色空間データに変換する。
続いて、高輝度集計部2181及び低輝度集計部2182は、それぞれの色度数を初期化する(S40)。続いて、輝度分類部2173は、色空間データの左上の画素を抽出する(S50)。続いて、輝度分類部2173は、画素の輝度が閾値を上回るか否かを判定する(S60)。具体的には、輝度分類部2173は、画素の輝度が閾値を上回ると判定した場合、当該画素を高輝度色度成分に分類する。一方、輝度分類部2173は、画素の輝度が閾値を下回ると判定した場合、当該画素を低輝度色度成分に分類する。
低輝度集計部2182は、輝度分類部2173が画素を低輝度色度成分に分類した場合、当該画素を低輝度色度成分として集計する(S70)。具体的には、低輝度集計部2182は、低輝度色度成分の画素に対応する色度の数に1を加算する。同様に、高輝度集計部2181は、輝度分類部2173が画素を高輝度色度成分に分類した場合、当該画素を高輝度色度成分の画素の数として集計する(S80)。
続いて、輝度分類部2173は、水平方向の画素を全て分類したかを判定する(S90)。水平方向の画素を全て分類していない場合、輝度分類部2173は、色空間データの1つ右の画素を抽出し(S100)、処理をS60に戻す。水平方向の画素を全て分類した場合、輝度分類部2173は、垂直方向ラインを全て分類したかを判定する(S110)。垂直方向ラインを全て分類していない場合、輝度分類部2173は、1つ下のラインの最も左の画素を抽出し(S120)、処理をS60に戻す。例えば、画像データが横4,000×縦2,000の解像度を有する4K画像である場合、輝度分類部2173は、水平方向4,000回に、垂直方向ライン2,000回を乗算した8,000,000回繰り返して画素を分類する。
垂直方向ラインを全て分類すると、低輝度描画部2193は、ベクトルスコープ画像の色度座標に従って、低輝度集計データが示す低輝度画素の数に基づいて低輝度色度分布画像を描画する(S130)。同様に、高輝度描画部2192は、ベクトルスコープ画像の色度座標に従って、高輝度集計データが示す高輝度画素の数に基づいて高輝度色度分布画像を描画する(S140)。ここで、高輝度描画部2192及び低輝度描画部2193は、色度ごとに、集計数に応じた態様で描画する。低輝度描画部2193は、例えば、集計数が多い色度ほど赤色を濃く描画し、集計数が少ない色度ほど赤色を薄く描画する。
続いて、グラフィック生成部2194は、ベクトルスコープ画像を含む表示情報画像を生成する(S150)。続いて、画像重畳部2195は、表示用パネル22に表示させる表示用画像を生成する(S160)。具体的には、画像重畳部2195は、高輝度色度分布画像、低輝度色度分布画像、及びベクトルスコープ画像を重畳してOSD画像を生成する。また、画像重畳部2195は、OSD画像及び画像補正データを重畳して表示用画像を生成する。続いて、画像出力部2196は、表示用画像を出力して表示用パネル22に表示させる(S170)。
[第1実施形態における効果]
以上説明したとおり、第1実施形態に係る表示制御装置21は、画像データに含まれる画素ごとに複数の輝度範囲に分類する。そして、表示制御装置21は、画像データに含まれる画素の色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する輝度を示す輝度情報を描画したベクトルスコープ画像を、画像データに重畳させて表示用パネル22に表示させる。このようにすることで、表示制御装置21は、画像データにおける色の広がりを表現しつつ、各色度の輝度を示すことができるので、画像データにおける各色度の鮮やかさを表現することができる。その結果、ユーザは、色の分布及び色の鮮やかさを認識しやすくなる。
以上説明したとおり、第1実施形態に係る表示制御装置21は、画像データに含まれる画素ごとに複数の輝度範囲に分類する。そして、表示制御装置21は、画像データに含まれる画素の色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する輝度を示す輝度情報を描画したベクトルスコープ画像を、画像データに重畳させて表示用パネル22に表示させる。このようにすることで、表示制御装置21は、画像データにおける色の広がりを表現しつつ、各色度の輝度を示すことができるので、画像データにおける各色度の鮮やかさを表現することができる。その結果、ユーザは、色の分布及び色の鮮やかさを認識しやすくなる。
<第2実施形態>
[輝度情報を表示するか否かを制御する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る表示制御装置21は、表示装置2の画像処理特性又は画像データの属性情報に基づいて、ベクトルスコープ図に輝度情報を表示するか否かを制御できる点で、第1実施形態に係る表示制御装置21と異なる。
[輝度情報を表示するか否かを制御する]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る表示制御装置21は、表示装置2の画像処理特性又は画像データの属性情報に基づいて、ベクトルスコープ図に輝度情報を表示するか否かを制御できる点で、第1実施形態に係る表示制御装置21と異なる。
第2実施形態に係る表示制御装置21は、例えば、低輝度のSDR(Standard Dynamic Range)画像を表示している際には、各色度の輝度を示す輝度情報が不要であり、高輝度画素を含むHDR画像を表示している際に、各色度に対応する輝度情報を視認したいユーザに好適である。ユーザは、画像データがHDR画像である場合、輝度情報を表示する高輝度モードを選択し、画像データがSDR画像である場合、輝度情報を表示しない低輝度モードを選択することができる。以下、第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係る表示制御装置21が表示用画像を表示させる処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すS310からS340は、図5に示すS10からS40に対応し、図6に示すS400からS430は、図5に示すS50、S70、S90からS120に対応する。図6に示すS450からS470は、図5に示すS150からS170に対応する。
ステップS350において、制御部211は、表示装置2の画処理設定がHDRに対応するガンマ特性であるか否かを判定する。制御部211は、例えば、表示装置2の画処理設定がHDRに対応するガンマ特性であることを示すHLG(Hybrid Log Gamma)である場合、図5に示すS30に処理を進めて、各色度に対応する輝度情報を表示する処理を実行する。一方、制御部211は、表示装置2の画処理設定がHDRに対応するガンマ特性ではない場合、画処理設定が「自動」モードであるか否かを判定する(S360)。
制御部211は、画処理設定が「自動」モードである場合、画像データに関連付けられた属性情報に基づいて、各色度に対応する輝度情報を表示するか否かを判定する。具体的には、制御部211は、ヘッダ情報取得部2171から出力された画像データの属性情報に基づいて、画像データがHDRであるか否かを判定する(S370)。制御部211は、画像データがHDRである場合、図5に示すS30に処理を進めて、各色度に対応する輝度情報を表示する処理を実行する。一方、制御部211は、画処理設定が「自動」モードではない場合、又は画像データがHDRではない場合、処理をS380からS430に進めて、色度成分を集計する。そして、制御部211は、集計した結果に基づいて、所定の色(例えば赤色)で色度分布を描画する(S440)。
[第2実施形態における効果]
以上説明したとおり、第2実施形態に係る表示制御装置21は、表示装置2の画処理設定又は画像データの属性情報に基づいて、各色度に対応する輝度情報を表示するか否かを切り替える。このようにすることで、ユーザが操作をすることなく、輝度情報を表示させることが望ましいHDR画像を表示する際に、輝度情報を表示させることができる。
以上説明したとおり、第2実施形態に係る表示制御装置21は、表示装置2の画処理設定又は画像データの属性情報に基づいて、各色度に対応する輝度情報を表示するか否かを切り替える。このようにすることで、ユーザが操作をすることなく、輝度情報を表示させることが望ましいHDR画像を表示する際に、輝度情報を表示させることができる。
<変形例>
なお、本実施形態における表示制御装置21は、表示装置2の画像処理特性又は画像データの属性情報の他に、輝度が所定の閾値以上であることを条件として、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示させることもできる。表示制御部219は、例えば、画像データに含まれる複数の画素の1つでも輝度が所定の閾値を超える場合は、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示させる。一方、表示制御部219は、画像データに含まれる全ての画素の輝度が所定の閾値を超えない場合は、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示しない。このように、画像データ取得部2151が取得した画像データが高輝度の画素を含む場合のみベクトルスコープ画像に輝度情報を表示させることにより、ユーザは、画像が高輝度の画素が含まれているか否かを容易に認識することができる。
なお、本実施形態における表示制御装置21は、表示装置2の画像処理特性又は画像データの属性情報の他に、輝度が所定の閾値以上であることを条件として、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示させることもできる。表示制御部219は、例えば、画像データに含まれる複数の画素の1つでも輝度が所定の閾値を超える場合は、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示させる。一方、表示制御部219は、画像データに含まれる全ての画素の輝度が所定の閾値を超えない場合は、画像データの色度を示す位置に輝度情報を表示しない。このように、画像データ取得部2151が取得した画像データが高輝度の画素を含む場合のみベクトルスコープ画像に輝度情報を表示させることにより、ユーザは、画像が高輝度の画素が含まれているか否かを容易に認識することができる。
<第3実施形態>
[複数の輝度範囲をそれぞれ異なるベクトルスコープ画像に描画する]
続いて、第3実施形態について説明する。第1実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲に対応する輝度情報を1つのベクトルスコープ画像に重畳して描画させた。これに対して、第3実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲に対応する輝度情報をそれぞれ異なるベクトルスコープ画像に描画させる点で異なる。
[複数の輝度範囲をそれぞれ異なるベクトルスコープ画像に描画する]
続いて、第3実施形態について説明する。第1実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲に対応する輝度情報を1つのベクトルスコープ画像に重畳して描画させた。これに対して、第3実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲に対応する輝度情報をそれぞれ異なるベクトルスコープ画像に描画させる点で異なる。
画像重畳部2195は、複数の輝度範囲のそれぞれに対応する複数の画像領域において、画像データの色度に関連付けて輝度情報を表示用パネル22に表示させる。具体的には、まず、画像重畳部2195は、高輝度描画部2192から出力された高輝度色度分布画像及びグラフィック生成部2194から出力されたベクトルスコープ画像を重畳して高輝度ベクトルスコープ画像を生成する。また、画像重畳部2195は、低輝度描画部2193から出力された低輝度色度分布画像及びグラフィック生成部2194から出力されたベクトルスコープ画像を重畳して低輝度ベクトルスコープ画像を生成する。そして、画像重畳部2195は、高輝度ベクトルスコープ画像及び低輝度ベクトルスコープ画像をそれぞれ異なる画像領域に配置したOSD画像を生成する。
図7は、第3実施形態に係る複数の輝度範囲ごとに複数の画素を描画したベクトルスコープ画像の一例を示す図である。図7(a)に示すベクトルスコープ画像C1は、高輝度色度分布を描画した高輝度ベクトルスコープ画像である。また、図7(b)に示すベクトルスコープ画像C2は、低輝度色度分布を描画した低輝度ベクトルスコープ画像である。図7に示すように、画像重畳部2195は、高輝度色度分布及び低輝度色度分布のそれぞれに対応させたベクトルスコープ画像を生成する。
[第3実施形態における効果]
以上説明したとおり、第3実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲のそれぞれに対応する複数のベクトルスコープ画像において、画像データの色度に関連付けて輝度情報を表示用パネル22に表示させる。このようにすることで、ユーザは、高輝度の画素の色度分布と低輝度の画素の色度分布とをそれぞれ区別して確認することが可能になる。
以上説明したとおり、第3実施形態に係る表示制御装置21は、複数の輝度範囲のそれぞれに対応する複数のベクトルスコープ画像において、画像データの色度に関連付けて輝度情報を表示用パネル22に表示させる。このようにすることで、ユーザは、高輝度の画素の色度分布と低輝度の画素の色度分布とをそれぞれ区別して確認することが可能になる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
例えば、上記の説明においては、表示制御装置21が、各色度に対応する位置に各色度の輝度を示す輝度情報を重畳して表示する例を示したが、輝度情報を表示させる位置はこれに限らない。表示制御装置21は、色度に対応する位置の近傍に輝度を示すテキストを表示してもよい。
1 撮影装置
2 表示装置
21 表示制御装置
217 分類部
218 集計部
219 表示制御部
2151 画像データ取得部
2 表示装置
21 表示制御装置
217 分類部
218 集計部
219 表示制御部
2151 画像データ取得部
Claims (17)
- 画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類する輝度分類手段と、
前記画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が前記複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記画像データ取得手段が取得した前記画像データに基づく表示用画像に前記輝度情報を重畳して前記表示手段に表示させることを特徴とする、
請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の画素の輝度が属する輝度範囲に基づく態様の前記輝度情報を前記画像データの色度を示す位置に関連付けて前記表示手段に表示させることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示手段における前記画像データの色度に対応する位置を、対応する色度を有する前記複数の画素の輝度に応じた輝度で表示させることを特徴とする、
請求項3に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、輝度が所定の閾値以上であることを条件として、前記画像データの色度を示す位置に前記輝度情報を表示させることを特徴とする、
請求項1から4のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 色度ごとに、輝度が前記複数の輝度範囲のそれぞれに含まれる画素の数を集計する集計手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記集計手段が集計した数に基づく態様で前記輝度情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする、
請求項1から5のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の輝度範囲のそれぞれに対応する半透過色の複数の前記輝度情報を、前記画像データの色度を示す位置に重ねて表示させることを特徴とする、
請求項1から6のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の画素の輝度が属する輝度範囲に対応する点滅周期で点滅させて、前記画像データの色度を示す位置に前記輝度情報を表示させることを特徴とする、
請求項1から7のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の輝度範囲のそれぞれに対応する複数の画像領域において、前記画像データの色度に関連付けて前記輝度情報を表示手段に表示させることを特徴とする、
請求項1から8のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示手段の画像処理特性に基づいて、前記画像データの色度に関連付けて前記輝度情報を前記表示手段に表示させるか否かを判定することを特徴とする、
請求項1から9のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記画像データに関連付けられた属性情報に基づいて、前記画像データの色度に関連付けて前記輝度情報を前記表示手段に表示させるか否かを判定することを特徴とする、
請求項1から10のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 画像を表示する表示手段と、
請求項1から11のいずれか一項に記載の表示制御装置と、
を有することを特徴とする表示装置。 - コンピュータが実行する、
画像データを取得するステップと、
前記画像データに含まれる複数の画素の輝度を複数の輝度範囲に分類するステップと、
前記画像データの色度に関連付けて、それぞれの色度に対応する一以上の画素の輝度が前記複数の輝度範囲のいずれの範囲に属するかを示す輝度情報を表示手段に表示させるステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 輝度が所定の閾値以上であることを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて輝度が所定の閾値以上であると判定した場合に、前記画像データの色度を示す位置に前記輝度情報を表示させるステップと、
をさらに有することを特徴とする、
請求項13に記載の表示制御方法。 - 色度ごとに、輝度が前記複数の輝度範囲のそれぞれに含まれる画素の数を集計するステップと、
前記集計するステップにおいて集計した数に基づく態様で前記輝度情報を前記表示手段に表示させるステップと、
をさらに有することを特徴とする、
請求項13又は14に記載の表示制御方法。 - 前記表示手段の画像処理特性を特定するステップと、
特定した前記画像処理特性に基づいて、前記画像データの色度に関連付けて前記輝度情報を前記表示手段に表示させるか否かを判定するステップと、
をさらに有することを特徴とする、
請求項13から15のいずれか一項に記載の表示制御方法。 - 前記画像データに関連付けられた属性情報を特定するステップと、
特定した前記属性情報に基づいて、前記画像データの色度に関連付けて前記輝度情報を前記表示手段に表示させるか否かを判定するステップと、
をさらに有することを特徴とする、
請求項13から16のいずれか一項に記載の表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017110211A JP2018207282A (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 表示制御装置、表示装置及び表示制御方法 |
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