JP2018206434A - 空調装置の操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の期間と当該期間に対する所望の目標温度とを容易且つ正確に設定することができるとともに、操作性が高く、使い勝手のよい空調装置の操作装置を提供する。
【解決手段】1日を複数の期間R1〜R5に区分けするとともに、隣り合う期間同士の境界となる線分であって画面上の所定方向への移動が可能な期間境界線K1〜K4と、期間境界線K1〜K4にそれぞれ設けられ、期間境界線K1〜K4の移動が可能であることを視覚的に識別表示するものであって移動させるために操作する位置を示す操作マークMPと、各期間R1〜R5に対して設定された目標温度MC1〜MC5、MH1〜MH5とを表示し、期間境界線K1〜K4をドラッグ操作により移動することで、隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更するとともに、変更前の期間に設定されていた目標温度を変更後の期間に対して再設定する。
【選択図】図2
【解決手段】1日を複数の期間R1〜R5に区分けするとともに、隣り合う期間同士の境界となる線分であって画面上の所定方向への移動が可能な期間境界線K1〜K4と、期間境界線K1〜K4にそれぞれ設けられ、期間境界線K1〜K4の移動が可能であることを視覚的に識別表示するものであって移動させるために操作する位置を示す操作マークMPと、各期間R1〜R5に対して設定された目標温度MC1〜MC5、MH1〜MH5とを表示し、期間境界線K1〜K4をドラッグ操作により移動することで、隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更するとともに、変更前の期間に設定されていた目標温度を変更後の期間に対して再設定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、空調装置に対して温度設定を行うための操作装置に関する。
空調装置は、温度センサ等で検出した室温がユーザにより設定された目標温度となるように冷房運転や暖房運転を行っている。
さて、いわゆるセントラルヒーティング方式を採用した空調装置の場合、地域によっては24時間運転を行うことがある。そのため、空調装置に対して温度設定を行うための操作装置に対しては、1日を複数の期間に区分けし、各期間に対応して目標温度を設定することが求められている。その場合、期間や目標温度を数値にて表示し、期間や目標温度を変更する変更ボタン等を設けてそれぞれを設定する構成では、設定に複数回の操作を要したり、各期間に対してそれぞれ個別に設定する必要があったりする。
さて、いわゆるセントラルヒーティング方式を採用した空調装置の場合、地域によっては24時間運転を行うことがある。そのため、空調装置に対して温度設定を行うための操作装置に対しては、1日を複数の期間に区分けし、各期間に対応して目標温度を設定することが求められている。その場合、期間や目標温度を数値にて表示し、期間や目標温度を変更する変更ボタン等を設けてそれぞれを設定する構成では、設定に複数回の操作を要したり、各期間に対してそれぞれ個別に設定する必要があったりする。
具体的には、例えば温度を1度刻みで設定可能な構成の場合、温度を5度変更したいときには5回の操作が必要となる。あるいは、例えば期間を15分刻みで設定可能な構成の場合、期間を2時間変更したい場合には8回の操作が必要になる。このように操作が煩雑になると使い勝手が悪化することから、例えば特許文献1では感知能動化手段を用いて画面上の位置を指定することにより目標温度を設定することが提案されている。
ところで、特許文献1のような構成の場合、ある期間において同じ目標温度を設定するためには、例えば時間軸が横方向であれば正確に横方向になぞるような操作が必要となる。
しかしながら、一般家庭での利用を考慮した場合、温度設定を行うための操作装置の小型化が望まれることもあり、表示器の画面をそれほど大きくすることができないという事情がある。そして、画面が小さい場合には、目標温度が所望の温度となるように画面上の位置を正確に指定しつづけることが難しく、設定する期間が長くなるほど操作性の悪さが顕著に現れてくる。また、曜日によって区分けする期間が異なるような場合、期間の設定を変更するごとに目標温度を再設定する必要があり、使い勝手の悪さも否めない。
さらに、操作装置を操作するユーザが例えば子供やお年寄りである場合をも考慮すると、誤った操作が入力されないようにする等、使い勝手を向上させることは極めて重要になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所望の期間と当該期間に対する所望の目標温度とを容易且つ正確に設定することができるとともに、操作性が高く、使い勝手のよい空調装置の操作装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、表示器と、表示器の画面に対応して設けられているタッチパネルと、タッチパネルに入力された操作に応じて表示器の表示を更新する制御部とを備えた空調装置の操作装置において、1日を複数の期間に区分けするとともに、隣り合う期間同士の境界となる線分であって画面上の所定方向への移動が可能な期間境界線と、複数の期間境界線にそれぞれ設けられ、当該期間境界線の移動が可能であることを視覚的に識別表示するものであって当該期間境界線を移動させるために操作する位置を示す操作マークと、各期間に対して設定された目標温度とを表示器に表示し、期間境界線をドラッグ操作により移動することで、隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更する。これにより、ドラッグ操作によって期間を変更可能となることから、例えば15分刻みで期間を変更可能な構成の場合であっても、変更ボタンを何度も操作するようなことが不要となり、容易に期間を変更することができる。
このとき、期間境界線は所定の方向への移動が可能に構成されていることから、ドラッグ操作する際にユーザの指が多少ぶれたとしても、期間境界線を正確に移動させることができる。
ところで、比較的小型であることが想定される空調装置の操作装置の場合、表示画面も小さくなることが想定される。また、このような空調装置の操作装置は、当然のことながら、小さい子供やお年寄りに操作されることも想定される。その場合、比較的小さい画面の中に複数の期間境界線を表示すると、目的の期間境界線を移動させようとした際に誤って隣の期間境界線に触れたりする等、意図していない期間境界線が移動してしまうおそれが高くなる。そこで、複数の期間境界線にそれじれ期間境界線を移動させるために触れる位置を示す操作マークを表示することにより、操作する位置を明確に示すことができるとともに、操作マークから外れた場合には移動しないため誤操作を抑制することができる。また、表示画面には期間境界線以外にも操作可能な場所が存在することが想定される操作装置において、他の操作をしようとした際に誤って期間境界線を移動させてしまうことを抑制することもできる。したがって、例えば子供やお年寄りであっても、容易に操作できるとともに、誤った操作が入力されるおそれを低減することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、ある期間の例えば終了時刻を変更した場合には時間的に隣り合っておいる他の期間の開始時刻が同時に変更されることから、1回のドラッグ操作により複数の期間を同時に変更することができ、さらに、変更前の期間に設定されていた目標温度を変更後の期間に対して自動的に再設定することから、期間が変更された場合には、その変更に伴って目標温度が変更されるため、別途目標温度を設定し直す必要が無くなり、使い勝手を向上させることができる。
この場合、必ずしも表示されている期間境界線そのものを移動させるのではなく、期間境界線と連動させた操作マークを配置し、その操作マークをドラッグ操作することによって間接的に期間境界線を移動させる構成であってもよい。
請求項2記載の発明では、各期間に対して設定されている目標温度を示す線分であって、期間境界線とは直交する方向への移動が可能な目標温度線を表示器に表示し、目標温度線をドラッグ操作により移動することにより、当該移動させた目標温度線に対応する期間における目標温度を変更する。これにより、1回のドラッグ操作で目標温度を変更することができるため、例えば1度刻みで目標温度を設定可能な場合であっても、変更ボタンを何度も操作することが不要となり、また、操作入力のための動作が連続的になるから、1回の操作で目標温度まで移動させることができるため少ない操作量で目標温度を設定することができるようになり、容易に目標温度を変更することができる。
このとき、目標温度線は期間境界線とは直交する方向への移動が可能に構成されていることから、目標温度線を移動させる際に誤って期間境界線を移動させてしまったり、逆に、期間境界線を移動させる際に誤って目標温度線を移動させてしまったりすることを防止でき、操作性および使い勝手を向上させることができる。
この場合、必ずしも表示されている目標温度線そのものを移動させるのではなく、目標温度線と連動させた操作マークを配置し、その操作マークをドラッグ操作することによって間接的に目標温度線を移動させる構成であってもよい。
請求項3記載の発明では、ドラッグ操作の対象となる目標温度線について、移動が可能であることを視覚的にユーザに提示する識別表示を行う。期間境界線や目標温度線を単に表示すると、それらが移動可能であることをユーザが把握できない可能性も考えられる。そこで目標温度線が移動可能であることを明示的に示すような識別表示を行うことで、目標温度線が移動可能であること、つまり、目標温度線を移動させることで目標温度が変更可能であることをユーザに把握させる。このように操作可能か否かを視覚的にユーザに告知することで、操作に迷うおそれを低減でき、直感的に操作できるようになる。
請求項4記載の発明では、期間境界線および目標温度線の少なくとも一方について、ドラッグ操作により移動した後の位置と移動する前の位置とを対比するための仮想線を表示する。これにより、変更前の設定を把握することができ、例えば誤って操作した際に元の設定に直ぐに戻すことができる。
請求項5記載の発明では、各期間について、期間境界線と目標温度線とで囲まれた領域内に当該期間に設定されている目標温度を表示するとともに、その領域を表示器の設定画面の背景色とは異なる色で塗りつぶして表示する。このように領域内にその期間に設定されている目標温度を表示することで、表示スペースを小さくすることができ、操作装置の小型化を図ることができる。
その一方で、期間が短い場合には領域が小さくなることから、領域内に表示されている目標温度が見づらい、あるいは見えなくなるおそれがある。そのため、領域内を塗りつぶすことで、小さい領域における設定を、隣接する領域に対する相対値としてある程度把握することができる。この場合、ある領域が小さい場合にはそれに隣接する領域は相対的に大きくなっていると考えられ、その相対的に大きい領域に目標温度が数値にて表示されていると考えると、目標温度をおおよそ把握することもできる。
請求項6記載の発明では、ドラッグ操作による移動対象となっている期間境界線が他の期間境界線に予め定められている最小時間間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合には、移動対象となっている期間境界線とともに、隣接した他の期間境界線も移動する。これにより、例えばある期間を変更したい場合において、ドラッグ操作する際の移動が他の期間境界線により制限されることがなくなる。したがって、ある期間を変更したい場合に、隣接する期間を予め変更しておくような二度手間が不要となり、使い勝手を向上させることができる。
請求項7記載の発明では、各期間には、冷房運転および暖房運転のそれぞれに対して目標温度を設定でき、目標温度は、冷房運転を開始するしきい値となるとともに当該冷房運転における目標温度となる冷房目標温度、および暖房運転を開始するしきい値となるとともに当該暖房運転における目標温度となる暖房目標温度が各期間に対してそれぞれ設定されており、期間境界線を冷房運転および暖房運転の双方に対して共通とし、期間境界線をドラッグ操作して期間を変更した際、冷房目標温度および暖房目標温度の双方を変更後の期間に対して再設定する。地域によっては、1日の寒暖差が大きく、朝は暖房運転、昼は冷房運転といった使い方をすることが考えられる。その一方で、例えば起床時間はほぼ毎日同じである等、期間については冷房運転に対しても暖房運転に対しても同一であることが考えられる。そこで、冷房運転と暖房運転とに対して期間境界線を共通化することで、冷房運転と暖房運転の双方を一度に設定することができ、使い勝手を向上させることができる。
請求項8記載の発明では、期間境界線と冷房目標温度を示す目標温度線である冷房目標温度線とで囲まれた領域として示される冷房領域と、期間境界線と暖房目標温度を示す目標温度線である暖房目標温度線とで囲まれた領域として示される暖房領域とを互いに対向させて表示器に表示し、冷房目標温度線および暖房目標温度線のうちドラッグ操作による移動対象となっている目標温度線が対向する他方の目標温度線に予め定められている最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている目標温度線とともに、他方の目標温度線も移動する。これにより、例えば冷房運転の温度を下げたい場合に、その下限が暖房運転の上限により制限されることがなくなり、予め暖房運転の上限を下げておく等の二度手間が不要となる。
請求項9記載の発明では、期間境界線と冷房目標温度を示す目標温度線である冷房目標温度線とで囲まれた領域として示される冷房領域と、期間境界線と暖房目標温度を示す目標温度線である暖房目標温度線とで囲まれた領域として示される暖房領域とを互いに対向させて表示器に表示し、冷房目標温度線および暖房目標温度線のうちドラッグ操作による移動対象となっている目標温度線が他方の目標温度線に予め定められている最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている目標温度線がそれ以上移動することを規制する。これにより、例えば暖房運転の上限を上げた場合に、冷房運転の下限を変更してしまうことがなくなり、誤って冷房運転が行われなくなってしまうようなおそれを防止することができる。
以下、本発明の複数の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に共通する部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、温度は華氏で説明する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のセントラルヒーティングシステム1は、操作装置2と、その操作装置2に接続されている空調装置3とを備えている。空調装置3は、例えばヒートポンプ式の冷房装置と、ガス式の暖房装置とで構成されている。なお、図1に示す構成は一例である。
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態のセントラルヒーティングシステム1は、操作装置2と、その操作装置2に接続されている空調装置3とを備えている。空調装置3は、例えばヒートポンプ式の冷房装置と、ガス式の暖房装置とで構成されている。なお、図1に示す構成は一例である。
操作装置2は、制御部4、表示器5、タッチパネル6、温度センサ7およびタイマ8を備えている。制御部4は、図示しないCPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータにより構成されており、ROM等に記憶されているプログラムを実行することで、操作装置2全体を制御する。具体的には、制御部4は、表示器5への表示、タッチパネル6からの入力の受け付け、温度センサ7により検知した室温に基づいて、タイマ8で取得した時刻に応じた空調装置3の運転開始や運転終了等の制御を行っている。
表示器5は、本実施形態では、およそ5インチ程度のおおきさで、カラー表示が可能な液晶表示器5を採用している。なお、表示器5は、液晶表示器に限らず、有機EL表示器など他の構成であってもよい。この表示器5には、図2にも示すように、その画面に対応してタッチパネル6が設けられている。タッチパネル6は、感圧式や静電容量式等の周知の構成のものを採用すればよい。温度センサ7は、操作装置2が設置されている部屋の温度を検知する。なお、温度センサ7は、操作装置2とは別体に設けられていてもよいし、複数の温度センサ7にて異なる部屋の室温を検知する構成であってもよい。この操作装置2は、部屋の壁等に設置され、住人等のユーザによって使用される。
さて、操作装置2は、セントラルヒーティングシステム1に対する各種の設定が可能であり、その一部として、本実施形態で説明する空調装置3の運転開始や運転終了を指示するための温度設定、および、1日のうちどの期間(時間帯)にどのような運転を行うかの設定をすることができる。それらの設定は、タッチパネル6に対するユーザの操作により行われている、以下、本実施形態では、ドラッグ操作とは、画面上の任意の点をユーザが例えば指でタッチし、そのまま指をずらしていく操作を想定している。
操作装置2は、図2に示すような設定画面を表示器5に表示する。この設定画面には、図示横方向が1日分の時間を示し、図示縦方向が温度を示す表示枠Wが設けられている。より具体的には、本実施形態では、表示枠Wは、図示左端が0時を示し、図示右端が24時を示し、図示上端が華氏100度を示し、図示下端が華氏40度を示している。このうち、図示上端の華氏100度は、セントラルヒーティングシステム1における上限設定温度を示しており、図示下端の華氏40度は、セントラルヒーティングシステム1における下限設定温度を示している。以下、便宜的に、表示枠Wの図示横方向を時間軸方向と称し、表示枠Wの図示縦方向を温度軸方向と称して説明する。
この表示枠Wの内部には、時間軸方向において、1日を複数の期間に区分けするとともに、隣り合う期間同士の境界となる線分であって画面上の所定方向、本実施形態では時間時期方向のみへ15分刻みでの移動が可能な期間境界線K1〜K4が設けられている。そして、期間境界線K1〜K4により区分けされている期間のうち、表示枠Wの左端から期間境界線K1までの期間が睡眠期間R1、期間境界線K1から期間境界線K2までの期間が起床期間R2、期間境界線K2から期間境界線K3までの期間が外出期間R3、期間境界線K3から期間境界線K4までの期間が帰宅期間R4、期間境界線K4から表示枠Wの右端までの期間が睡眠期間R5として設定されている。
ただし、睡眠期間については前日の期間境界線K4から当日の期間境界線K1まで、つまり、睡眠期間R5と睡眠期間R1とを合わせた期間が1つの期間として考えており、実質的には、1日は4つに区分けされていることになる。なお、操作装置2は、フリック操作することにより次の日の設定画面へ切り替えることができる。
この期間境界線K1〜K4には、線分の上端側に、各期間境界線K1〜K4をそれぞれ個別に移動させるための操作マークMPがそれぞれ設けられているとともに、各期間境界線K1〜K4が示す時刻T1〜T4が表示されている。操作マークMPは、期間境界線K1〜K4をドラッグ操作するときの操作点であり、後述する図3等のようにユーザが指で操作マークMPにふれてドラッグ操作することで、対応する期間境界線が画面上を移動する。つまり、本実施形態では、操作マークMPをドラッグ操作することによって、間接的に期間境界線K1〜K4を移動させている。操作マークMPは、移動が可能であることを視覚的にユーザに提示する識別表示に相当する。
各期間R1〜R5には、それぞれ、冷房運転を開始するしきい値となるとともに当該冷房運転における目標温度となる冷房目標温度MC1〜MC5、および、暖房運転を開始するとともに当該暖房運転における目標温度となる暖房目標温度MH1〜MH5が表示されている。なお、上記したように、冷房目標温度MC5は実質的には冷房目標温度MC1であり、暖房目標温度MH5は実質的には暖房目標温度MH1である。
操作装置2は、例えば起床期間R2において室温が華氏75度を超えると、空調装置3に対して冷房運転の開始を指示し、空調装置3は、室温が華氏75度となるように冷房運転を行う。このとき、室温が華氏75度を華氏0.5度以上下回ると、十分に冷房されたとして冷房運転は停止する。一方、起床期間R2において室温が華氏70度を下回ると、操作装置2は、空調装置3に対して暖房運転の開始を指示し、空調装置3は、室温が華氏70度となるように暖房運転を行う。このとき、室温が華氏70度を華氏0.5度以上上回ると、十分に暖房されたとして暖房運転は停止する。このため、冷房目標温度と暖房目標温度との間には、華氏1度分が最小温度間隔となる冷房運転も暖房運転も行われない範囲が存在する。
冷房目標温度MC1〜MC5はおよび暖房目標温度MH1〜MH5は、数値とともに、各期間に対して設定されている目標温度を示す線分であるとともに、期間境界線K1〜K4とは直交する方向、本実施形態では温度軸方向へ、期間境界線K1〜K4とは独立して移動が可能な目標温度線に相当する冷房目標温度線LC1〜LC5および暖房目標温度線LH1〜LH5によっても示されている。そして、期間境界線K1〜K4と、冷房目標温度線LC1〜LC5あるいは暖房目標温度線LH1〜LH5とによって囲まれた領域RC1〜RC5、RH1〜RH5が、冷房運転あるいは暖房運転が行われる範囲となる。
本実施形態では、冷房運転を行う領域RC1〜RC5が温度軸方向において上方に配置され、暖房運転を行う領域RH1〜RH5が温度軸方向において下方側に配置され、互いに上下方向で対向配置されている。これは、室温が高い場合には冷房運転が行われ、室温が高い場合には暖房運転が行うのが一般的であるためである。
このように対向配置することで、表示枠Wの上端から下方に伸びる棒グラフのように示される冷房運転を行う領域RC1〜RC5については、表示枠Wの上端が設定可能な上限であることをユーザに直感的に把握させることができるとともに、表示枠Wの上端からの距離が大きくなるほど電力消費が大きいことを模式的に示すことができる。また、表示枠Wの下端から上方に伸びる棒グラフのように示される暖房運転を行う領域RH1〜RH5については、表示枠Wの下端が設定可能な下限であることをユーザに直感的に把握させることができるとともに、表示枠Wの下端からの距離が大きくなるほど電力消費が大きいことを模式的に示すことができる。
また、本実施形態では、画面の背景が黒色である一方、図2にハッチングにて模式的に示すように、冷房運転を行う領域RC1〜RC5については寒色系の水色で塗りつぶして表示している、暖房運転を行う領域RH1〜RH5については暖色系のオレンジ色で塗りつぶして表示している。このため、画面をみれば、いずれが冷房運転の設定であるのか、暖房運転の設定であるのかを直感的に把握することができる。
これら冷房目標温度MC1〜MC5および暖房目標温度MH1〜MH5の近傍には、操作バーMBがそれぞれ表示されている。操作バーMBは、上記した操作マークMPと同様に、冷房目標温度線LC1〜LC5および暖房目標温度LH1〜LH5が移動可能であることを視覚的に提示するための識別表示に相当し、ユーザが触れる位置を示している。この操作バーMBは、冷房目標温度MC1〜MC5については数値の下方側、暖房目標温度MH1〜MH5については数値の上方側に配置されている。この操作バーMBをドラッグ操作することで、移動させた冷房目標温度MC1〜MC5あるいは暖房目標温度MH1〜MH5に期間における目標温度を変更することができる。
次に、上記した構成の具体的な操作態様について、図3から図5を参照しながら説明する。
図3は、期間R2および期間R3の境界となる期間境界線K2を移動させて起床期間R2を変更する際の操作態様を模式的に示している。変更前つまり期間境界線K2を移動させる前の時点では、図2に示したように、起床期間R2の開始時刻が6:00、終了時刻が8:00、領域RC2の冷房目標温度MC2が華氏75度、領域RC3の冷房目標温度MC3が華氏80度、領域RH2の暖房目標温度MH2が華氏70度、領域RH3の暖房目標温度MH3が華氏60度に設定されているものとする。
図3は、期間R2および期間R3の境界となる期間境界線K2を移動させて起床期間R2を変更する際の操作態様を模式的に示している。変更前つまり期間境界線K2を移動させる前の時点では、図2に示したように、起床期間R2の開始時刻が6:00、終了時刻が8:00、領域RC2の冷房目標温度MC2が華氏75度、領域RC3の冷房目標温度MC3が華氏80度、領域RH2の暖房目標温度MH2が華氏70度、領域RH3の暖房目標温度MH3が華氏60度に設定されているものとする。
このとき、期間R2の終了時刻を10:00に変更したい場合、ユーザは、移動開始時には、期間境界線K2の操作マークMPにふれて、図示X1で示す向きにドラッグ操作を行う。このとき、移動中では、時刻T2が時間軸方向への移動にともなってリアルタイムで変更される。そして、移動終了時には、期間境界線K2を10時のところまで移動させてから指を離すことで、時刻T2が10:00に更新される。これにより、領域R2の終了時刻、ならびに、領域R3の開始時刻が変更される。
そして、領域R2および領域R3が変更されたことから、変更前の領域R2に対して設定されていた冷房目標温度MC2および暖房目標温度MH2が変更後の領域R2に対して再設定されるとともに、変更前の領域R3に対して設定されていた冷房目標温度MC3および暖房目標温度MH3が変更後の領域R3に対して再設定される。具体的には、時刻8:00から10:00までの期間は、変更前においては領域R3に属していたためその目標温度は冷房目標温度MC3が華氏80度、暖房目標温度MH3が華氏60度に設定されていたが、期間R2が10:00まで延長されたことから、時刻8:00から10:00までの期間は変更後においては領域R2に属することになり、その目標温度は、冷房目標温度MC3が華氏75度、暖房目標温度MH3が華氏70度に自動的に設定される。
つまり、期間境界線K2のみをドラッグ操作することにより、隣接する期間R2、R3を同時に変更することができるとともに、変更後の領域R2、R3に対し、変更前に各領域に設定されていた目標温度が自動で引き継がれて再設定される。このため、従来のように変更ボタンを何度も操作する場合に比べて、格段に操作回数を削減することができる。
このような操作性は、目標温度についても同様である。図4は、領域RC3の冷房目標温度MC3を変更する際の操作態様を模式的に示している。変更前つまり冷房目標温度線LC3を移動させる前の時点では、図2に示したように、冷房目標温度MC3は華氏80度に設定されているものとする。
このとき、冷房目標温度MC3を華氏85度に変更したい場合、ユーザは、移動開始時には、冷房目標温度MC3に対応する操作バーMBにふれて、矢印Y1に示すように冷房目標温度線LC3を温度軸に沿って上方に移動させる。ただし、画面が小さい場合、冷房目標温度MC3が指で隠れてしまうおそれがある。そのため、本実施形態では、指が操作バーMBにふれた場合、冷房目標温度MC3を、ポップアップ表示PTにより表示する。このポップアップ表示PTは、操作バーMBの移動に伴ってリアルタイムに表示が変化する。そのため、移動中においては、ユーザは、今どの温度であるのかを把握することができる。
そして、ポップアップ表示PTで確認しながら所望の温度までドラッグ操作を行ってから指を離すと、その時点での温度、例えば華氏85度が、領域RC3の目標温度として設定される。これにより、従来のように変更ボタンを何度も操作する場合に比べて、格段に操作回数を削減することができる。このとき、上記したように冷房目標温度線LC3は期間境界線K1〜k4とは独立して移動することから、冷房目標温度線LC3を移動させる際に誤って期間境界線K1が移動してしまうおそれを低減することができる。
ところで、期間境界線K1〜K4は上記したように15分刻みで移動することができるが、隣り合う期間境界線との距離が近いと、図5に示す領域D1、D2のように、目標温度が見づらい、あるいは見えない状態になるおそれがある。しかし、本実施形態のように領域RC1〜RC5、RH1〜RH5を塗りつぶして表示することで、例えば領域RC4、RH4の目標温度が見づらい場合であっても、隣り合う領域RC3、RH3、RC5、RH5から、相対的に目標温度が高いのか低いのかを把握することができる。
また、期間境界線K3と期間境界線K4とが近接する場合、時刻T3と時刻T4とが重なって時刻が見づらくなるおそれがある。そのため、本実施形態では、時刻T1〜T4が重なるような場合には、図5に示すようにいずれかを例えば上下方向に異なる位置に表示することで、時刻が不明になることを防止している。
このように、操作装置2は、ドラッグ操作により期間境界線K1〜K5、および目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を移動させることで、期間R1〜R5の変更、ならびに、それぞれの期間に設定されている目標温度の変更を可能としている。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
1日を複数の期間R1〜R5に区分けし、隣り合う期間同士の境界となる期間境界線K1〜K4をドラッグ操作により移動することで隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更可能とすることで、一度のドラッグ操作で期間を設定することができるため、従来のように何度も変更ボタンを何度も操作することが不要となり、容易に期間を変更することができる。
1日を複数の期間R1〜R5に区分けし、隣り合う期間同士の境界となる期間境界線K1〜K4をドラッグ操作により移動することで隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更可能とすることで、一度のドラッグ操作で期間を設定することができるため、従来のように何度も変更ボタンを何度も操作することが不要となり、容易に期間を変更することができる。
このとき、期間境界線K1〜K4は所定の方向へ移動するように構成されていることから、ドラッグ操作する際にユーザの指が多少ぶれたとしても、期間境界線K1〜K4を正確に移動させることができる。したがって、例えば子供やお年寄りであっても、容易に操作できるとともに、誤った操作が入力されるおそれを低減することができ、使い勝手を向上させることができる。
また、ある期間の例えば終了時刻を変更した場合には時間的に隣り合っておいる他の期間の開始時刻が同時に変更されることから、一度の操作で複数の期間を同時に変更することができ、さらに、変更前の期間に設定されていた目標温度を変更後の期間に対して再設定することから、期間が変更された場合には目標温度も自動的に変更されるため、使い勝手を向上させることができる。
また、複数の期間境界線K1〜K4にそれぞれ設けられ、当該期間境界線K1〜K4の移動が可能であることを視覚的に識別表示するものであって当該期間境界線K1〜K4を移動させるために操作する位置を示す操作マークMPを表示することから、操作する位置を明確に示すことができるとともに、その操作マークMPにユーザの指を導くことができる。そして、操作マークから外れた場合には移動しないため誤操作が抑制されるとともに、操作マークから多少離れた位置に指が触れたとしても、ユーザが操作マークMPを操作しようとしたのか否かを判定しやすくなり、小型であることが想定される操作装置2において特に有意となる。
目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を表示し、いずれかの目標温度線をドラッグ操作により移動することにより、当該移動させた目標温度線に対応する期間における目標温度を変更する。これにより、1回のドラッグ操作で目標温度を所望の値に変更することができるため、例えば1度刻みで目標温度を設定可能な場合であっても、変更ボタンを何度も操作することが不要となり、容易に目標温度を変更することができる。
このとき、目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5は、期間境界線K1〜K4とは直交する方向への移動が可能に構成されていることから、目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を移動させる際に誤って期間境界線K1〜K4を移動させてしまったり、逆に、期間境界線K1〜K4を移動させる際に誤って目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を移動させてしまったりすることを防止でき、操作性および使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態のように期間境界線K1〜K4を移動させる操作マークMPを表示枠Wの上端に重ねて配置することで、つまり、目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の移動範囲外に配置することで、誤操作が生じるおそれをさらに低減することができる。
ドラッグ操作の対象となる期間境界線K1〜K4および目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5について、操作マークMPや操作バーMBといった、移動が可能であることを視覚的にユーザに提示する識別表示を行っている。これにより、期間境界線K1〜K4および目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5が移動可能であること、つまり、期間境界線や目標温度線を移動させることで期間や目標温度が変更可能であることをユーザに把握させることができる。
各期間R1〜R5について、期間境界線K1〜K4と目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5とで囲まれた領域RC1〜RC5、RH1〜RH5内に当該期間に設定されている目標温度MC1〜MC5、MH1〜MH5を表示するとともに、その領域RC1〜RC5、RH1〜RH5を表示器5の設定画面の背景色とは異なる色で塗りつぶして表示する。このように領域内にその期間に設定されている目標温度を表示することで、表示スペースを小さくすることができ、操作装置2の小型化を図ることができる。
このとき、本実施形態では、冷房運転を行う領域RC1〜RC5を寒色系の色で塗りつぶし、暖房運転を行う領域RH1〜RH5を暖色系の色で塗りつぶして表示するので、いずれが設定対象であるのかを容易に把握することができる。
一方、期間が短い場合には領域が小さくなることから、領域内に表示されている目標温度が見づらい、あるいは見えなくなるおそれがある。そのため、領域内を塗りつぶすことで、小さい領域における設定を、隣接する領域に対する相対値としてある程度把握することができる。この場合、ある領域が小さい場合にはそれに隣接する領域は相対的に大きくなっていると考えられ、その相対的に大きい領域に目標温度が数値にて表示されていると考えると、目標温度をおおよそ把握することもできる。
また、塗りつぶされている領域は空調装置3が運転状態にあり、電力が消費されている。このため、塗りつぶされている領域が大きいほど、電力の消費が多いことになる。これにより、電力の消費の大小を直感的に把握することができるとともに、ユーザに省エネを意識させるきっかけとしても利用することができる。
各期間において、冷房運転および暖房運転の双方に対して共通の期間境界線K1〜K4を設け、期間境界線K1〜K4をドラッグ操作して期間を変更した際、冷房目標温度MC1〜MC5および暖房目標温度MH1〜MH5の双方を変更後の期間に対して再設定する。これにより、例えば1日の寒暖差が大きく、朝は暖房運転、昼は冷房運転といった使い方をするような場合であっても、期間については冷房運転に対しても暖房運転に対しても同一であることが考えられるため、冷房運転と暖房運転の双方を一度に設定可能とすることで、使い勝手を向上させることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について、図6および図7を参照しながら説明する。第2実施形態では、ドラッグ操作する際に付加的な情報を表示する点において、第1実施形態と異なっている。なお、期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の操作態様は第1実施形態と共通するので、その詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第2実施形態について、図6および図7を参照しながら説明する。第2実施形態では、ドラッグ操作する際に付加的な情報を表示する点において、第1実施形態と異なっている。なお、期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の操作態様は第1実施形態と共通するので、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態の場合、変更前の期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を、変更が確定するまでユーザが把握可能に表示する。
具体的には、例えば領域RH3の暖房目標温度MH3を華氏60度から華氏52度に変更する場合を例にすると、ユーザは、図6に示すように、まず矢印Y2にて示すように暖房目標温度線LH3を温度軸に沿って図示下方に移動させる。このとき、操作装置2は、移動終了時つまりユーザが指を離した時点では、移動開始時における位置を、例えば破線にて仮想線LH3Gのように表示する。そして、例えばセーブマークSMを配置しておき、セーブマークSMが操作されたことを検知したとき、つまり、ユーザが明確に変更の意思をしめしたとき、目標温度の変更を確定する。
具体的には、例えば領域RH3の暖房目標温度MH3を華氏60度から華氏52度に変更する場合を例にすると、ユーザは、図6に示すように、まず矢印Y2にて示すように暖房目標温度線LH3を温度軸に沿って図示下方に移動させる。このとき、操作装置2は、移動終了時つまりユーザが指を離した時点では、移動開始時における位置を、例えば破線にて仮想線LH3Gのように表示する。そして、例えばセーブマークSMを配置しておき、セーブマークSMが操作されたことを検知したとき、つまり、ユーザが明確に変更の意思をしめしたとき、目標温度の変更を確定する。
これにより、誤って別の変更を加えてしまったような場合であっても、直ぐに元の設定に戻すことができる。
同様に、期間境界線K1〜K4についても、変更前の位置を示すようにしてもよい。具体的には、図7に示すように、例えば期間境界線K3を13:00の位置から20:00の位置に変更する場合、つまり、ユーザが矢印X2にて示すように期間境界線K3を時間軸に沿って図示右方に移動させるとき、操作装置2は、セーブマークSMが操作されるまでは変更前の位置を、例えば破線にて仮想線K3Gのように表示し、セーブマークSMが操作されたときに変更を確定させる。
同様に、期間境界線K1〜K4についても、変更前の位置を示すようにしてもよい。具体的には、図7に示すように、例えば期間境界線K3を13:00の位置から20:00の位置に変更する場合、つまり、ユーザが矢印X2にて示すように期間境界線K3を時間軸に沿って図示右方に移動させるとき、操作装置2は、セーブマークSMが操作されるまでは変更前の位置を、例えば破線にて仮想線K3Gのように表示し、セーブマークSMが操作されたときに変更を確定させる。
このように、本実施形態によれば、第1実施形態で得られる効果に加えて、期間境界線K1〜K4および目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の少なくとも一方について、ドラッグ操作により移動した後の位置と移動する前の位置とを対比するための仮想線(LH3G、K3G)を表示することで、誤って操作した際に元の設定に戻したい場合等に対応することができる。この場合、操作装置2が小型であるほど誤って隣接する期間境界線や目標温度線に触れる可能性が高いと考えられるが、変更前の設定を把握することができることから誤りを直ぐに修正することができる。
この場合、操作装置2が小型であるほど誤って隣接する期間境界線や目標温度線に触れる可能性が高いと考えられるが、誤りを直ぐに修正できることから、ユーザが不便さを感じるおそれを低減しつつ、操作装置2の小型化を図ることができる。
このとき、上記した本実施形態では変更前の時点における設定、つまり、前回変更した際にセーブマークSMが操作されたときの期間境界線K1〜K4の位置を仮想線として表示しているが、変更中において、仮想線を表示するようにしてもよい。つまり、期間境界線K1〜K4を変更してユーザが指を離した時点での位置を一時的に記憶し、その後、再度変更された際には、一時的に記憶しておいた位置に仮想線を表示するようにしてもよい。これにより、例えば1回設定した後に誤って期間境界線の位置をずらしてしまったり、他の期間境界線を操作したときに隣接した期間境界線に触れて意図せずに位置をずらしてしまったりしたような場合にも元に戻すことができ、使い勝手が向上する。
また、画面が小さい場合には誤って指が触れてしまう可能性が高くなるものの、仮想線を表示することにより誤った操作を修正できるようになることから、操作装置2の小型化を図る上でのメリットにもなる。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について、図8から図10を参照しながら説明する。第3実施形態では、ドラッグ操作する際に他の期間境界線や対向する目標温度線に近接した場合の操作態様について説明する。なお、期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の操作態様は第1実施形態と共通するので、その詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第3実施形態について、図8から図10を参照しながら説明する。第3実施形態では、ドラッグ操作する際に他の期間境界線や対向する目標温度線に近接した場合の操作態様について説明する。なお、期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5の操作態様は第1実施形態と共通するので、その詳細な説明は省略する。
<操作態様その1>
図8に示すように、期間境界線K1〜K4と冷房目標温度MC1〜MC5を示す目標温度線である冷房目標温度線LC1〜LC5とで囲まれ、冷房運転が行われる期間である冷房領域を示す領域RC1〜RC5、期間境界線K1〜K4と暖房目標温度MH1〜MH5を示す目標温度線である暖房目標温度線LH1〜LH5とで囲まれ、暖房運転が行われる暖房領域を示す領域RH1〜RH5とは、互いに対向させて表示されている。
図8に示すように、期間境界線K1〜K4と冷房目標温度MC1〜MC5を示す目標温度線である冷房目標温度線LC1〜LC5とで囲まれ、冷房運転が行われる期間である冷房領域を示す領域RC1〜RC5、期間境界線K1〜K4と暖房目標温度MH1〜MH5を示す目標温度線である暖房目標温度線LH1〜LH5とで囲まれ、暖房運転が行われる暖房領域を示す領域RH1〜RH5とは、互いに対向させて表示されている。
このとき、冷房目標温度線LC1〜LC5および暖房目標温度線LH1〜LH5のうち、ドラッグ操作による移動対象となっている例えば暖房目標温度線LH4が、ユーザによって矢印Y3にて示すように温度軸に沿って上方に移動するとき、操作装置2は、対向する他方の冷房目標温度線LC4に上記した最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後も暖房目標温度線LH4に対するドラッグ操作が継続されると、移動対象となっている暖房目標温度線LH4とともに、対向する冷房目標温度線LC4も移動する。
つまり、暖房目標温度線LH4を温度軸方向に図示上方に移動させると、冷房目標温度線LC4も一緒に押し上げられ、図8に示すように、暖房目標温度MH4を華氏70度から華氏76度に変更した場合には、冷房目標温度MC4は、華氏75度から華氏77度に変更される。
これにより、例えば冷房運転の温度を下げたい場合に、その下限が暖房運転の上限により制限されることがなくなり、予め暖房運転の上限を下げておく等の二度手間が不要となる。
<操作態様その2>
操作態様その2では、操作態様その1とは異なり、対向する目標温度線により移動を規制する。
操作態様その2では、操作態様その1とは異なり、対向する目標温度線により移動を規制する。
図9に示すように、期間境界線K1〜K4と冷房目標温度MC1〜MC5を示す目標温度線である冷房目標温度線LC1〜LC5とで囲まれ、冷房運転が行われる期間である冷房領域を示す領域RC1〜RC5、期間境界線K1〜K4と暖房目標温度MH1〜MH5を示す目標温度線である暖房目標温度線LH1〜LH5とで囲まれ、暖房運転が行われる暖房領域を示す領域RH1〜RH5とは、互いに対向させて表示されている。
このとき、冷房目標温度線LC1〜LC5および暖房目標温度線LH1〜LH5のうち、ドラッグ操作による移動対象となっている例えば暖房目標温度線LH4が、対向する他方の冷房目標温度線LC4に上記した最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後も暖房目標温度線LH4に対するドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている目標温度線がそれ以上移動することを規制する。
つまり、暖房目標温度線LH4を温度軸方向に図示上方に移動させると、冷房目標温度線LC4から最小温度間隔下回った華氏74度が、暖房目標温度線LH4を移動可能な上限となる。これにより、例えば暖房運転の上限を上げた場合に、誤って冷房運転の下限を変更してしまうことがなくなり、室温が高くなっても冷房運転が行われなくなってしまうといったおそれを防止することができる。
このとき、本実施形態では、ポップアップ表示PTを例えば点滅させる等、それ以上の移動が規制されていることを視覚的に提示する態様にて表示する。これにより、操作装置2の不具合ではなく、上限が規制されていることをユーザに報知することができ、さらに温度変更をしたい場合には、規制を解除する等の措置をユーザに行ってもらうことができる。
<操作態様その3>
操作態様その3では、期間境界線の操作態様について説明する。
図10に示すように、ドラッグ操作による移動対象となっている例えば期間境界線K1が例えば他の期間境界線K2に予め定められている最小時間間隔(本実施形態では15分)を存して隣接する位置まで移動し、その後も期間境界線K1に対するドラッグ操作が継続された場合には、移動対象となっている期間境界線K1とともに、隣接した期間境界線K2も移動する。具体的には、変更前の期間境界線K1の時刻が6:00であり、それを10:00まで変更するとき、ユーザが矢印X3にて示すように期間境界線K1を時間軸に沿って図示右方に移動させると、操作装置2は、変更前の期間境界線K2の時刻が9:00であったとすると、期間境界線K1の移動に伴って、期間境界線K2は、最終的に時刻10:15の位置まで移動する。
操作態様その3では、期間境界線の操作態様について説明する。
図10に示すように、ドラッグ操作による移動対象となっている例えば期間境界線K1が例えば他の期間境界線K2に予め定められている最小時間間隔(本実施形態では15分)を存して隣接する位置まで移動し、その後も期間境界線K1に対するドラッグ操作が継続された場合には、移動対象となっている期間境界線K1とともに、隣接した期間境界線K2も移動する。具体的には、変更前の期間境界線K1の時刻が6:00であり、それを10:00まで変更するとき、ユーザが矢印X3にて示すように期間境界線K1を時間軸に沿って図示右方に移動させると、操作装置2は、変更前の期間境界線K2の時刻が9:00であったとすると、期間境界線K1の移動に伴って、期間境界線K2は、最終的に時刻10:15の位置まで移動する。
これにより、例えばある期間を変更したい場合において、ドラッグ操作する際の移動が他の期間境界線により制限されることがなくなる。したがって、ある期間を変更したい場合に、隣接する期間を予め変更しておくような二度手間が不要となり、使い勝手を向上させることができる。
この場合、例えば3つの期間境界線K1、K2、K3を想定すると、真ん中に位置する期間境界線K2を一方の例えば期間境界線K3に向かって移動させて期間境界線K3を移動させ、その後、期間境界線K2を逆方向に移動させて他方の期間境界線K1を移動させるなど、1回のドラッグ操作で複数の期間を変更することもできる。
(その他の実施形態)
本発明は上記した各実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形または拡張することができる。
本発明は上記した各実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形または拡張することができる。
各実施形態では冷房領域(RC1〜RC5)と暖房領域(RH1〜RH5)とをともに表示するようにしたが、一方のみを表示させてもよい。この場合、一方のみを表示させる構成としてもよいし、図11に示すように冷房領域を表示する選択ボタンSCと、暖房領域を表示する選択ボタンSHとを配置し、例えば図11(A)に示すように選択ボタンSCが操作された場合には、つまり、冷房領域のみを表示することが選択された場合には、冷房領域のみを表示してもよい。逆に、図11(B)に示すように選択ボタンSHが操作され、暖房領域のみを表示することが選択された場合には、暖房領域のみを表示してもよい。もちろん、図11(C)に示すように、選択ボタンSCと選択ボタンSCとが操作され、冷房領域と暖房領域の双方を表示することが選択された場合には、双方を表示してもよい。
また、図12に示すような期間や目標温度をマトリックス状に配置する設定方式に対して、期間境界線K1〜K4を配置し、上記した実施形態で示したように期間をドラッグ操作により変更する構成としてもよい。これにより、今までマトリックス状の設定方式を採用していたような操作装置においてユーザインターフェースが大きく変わることを避けたいような場合においても、本発明を適用することで、期間を変更する際に何度も操作を入力することが不要となり、容易な操作態様を提供することができる。
各実施形態では、識別表示として操作マークMPを黒丸の図形にて示し、操作バーMBを二重線の図形にて示したが、上向き、下向き、右向き、左向きの三角の図形を組み合わせたり、期間境界線K1〜K4や目標温度線LC1〜LC5、LH1〜LH5を点滅表示させたりする構成としてもよい。
各実施形態では操作マークMPを表示枠Wの上端に重なるように配置したが、表示枠Wよりも上方や下方に配置してもよい。これにより、目標温度を変更する際に操作マークMPにふれて期間境界線K1〜K4を誤って操作してしまうおそれをさらに低減することができる。
各実施形態で例示した数値は一例であり、それらに限定されるものではない。
図面中、2は操作装置、3は空調装置、4は制御部、5は表示器、6はタッチパネル、K1〜K4は期間境界線、K3G、LH3Gは仮想線、MC1〜MC5は冷房目標温度(目標温度)、MH1〜MH5は暖房目標温度(目標温度)、LC1〜LC5は冷房目標温度線(目標温度線)、LH1〜LH5は暖房目標温度線(目標温度線)、R1、R5は睡眠期間(期間)、R2は起床期間(期間)、R3は外出期間(期間)、R4は帰宅期間(期間)、RC1〜RC5は冷房領域、RC1〜RC5は暖房領域を示す。
Claims (9)
- 表示器と、
前記表示器の画面に対応して設けられているタッチパネルと、
前記タッチパネルに入力された操作に応じて前記表示器の表示を更新する制御部と、を備えた空調装置の操作装置であって、
1日を複数の期間に区分けするとともに、隣り合う期間同士の境界となる線分であって画面上の所定方向への移動が可能な期間境界線と、複数の前記期間境界線にそれぞれ設けられ、当該期間境界線の移動が可能であることを視覚的に識別表示するものであって当該期間境界線を移動させるために操作する位置を示す操作マークと、各期間に対して設定された目標温度とを前記表示器に表示し、
前記期間境界線をドラッグ操作により移動することで、隣り合う期間の開始時刻と終了時刻とを同時に変更するとともに、変更前の期間に設定されていた目標温度を変更後の期間に対して自動的に再設定することを特徴とする空調装置の操作装置。 - 各期間に対して設定されている前記目標温度を示す線分であって、前記期間境界線とは直交する方向への移動が可能な目標温度線を前記表示器に表示し、
前記目標温度線をドラッグ操作により移動することにより、当該移動させた前記目標温度線に対応する期間における前記目標温度を変更することを特徴とする請求項1記載の空調装置の操作装置。 - ドラッグ操作の対象となる前記目標温度線について、移動が可能であることを視覚的にユーザに提示する識別表示を行うことを特徴とする請求項2記載の空調装置の操作装置。
- 前記期間境界線および前記目標温度線の少なくとも一方について、ドラッグ操作により移動した後の位置と移動する前の位置とを対比するための仮想線を表示することを特徴とする請求項2または3記載の空調装置の操作装置。
- 各期間について、前記期間境界線と前記目標温度線とで囲まれた領域内に当該期間に設定されている目標温度を表示するとともに、その領域を前記表示器の設定画面の背景色とは異なる色で塗りつぶして表示することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載の空調装置の操作装置。
- ドラッグ操作による移動対象となっている前記期間境界線が他の前記期間境界線に予め定められている最小時間間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている前記期間境界線とともに、隣接した他の前記期間境界線も移動することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の空調装置の操作装置。
- 各期間には、冷房運転および暖房運転のそれぞれに対して目標温度を設定でき、
前記目標温度は、冷房運転を開始するしきい値となるとともに当該冷房運転における目標温度となる冷房目標温度、および暖房運転を開始するしきい値となるとともに当該暖房運転における目標温度となる暖房目標温度が各期間に対してそれぞれ設定されており、
前記期間境界線を冷房運転および暖房運転の双方に対して共通とし、期間境界線をドラッグ操作して期間を変更した際、前記冷房目標温度および前記暖房目標温度の双方を変更後の期間に対して再設定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の空調装置の操作装置。 - 前記期間境界線と前記冷房目標温度を示す前記目標温度線である冷房目標温度線とで囲まれた領域として示される冷房領域と、前記期間境界線と前記暖房目標温度を示す前記目標温度線である暖房目標温度線とで囲まれた領域として示される暖房領域とを互いに対向させて前記表示器に表示し、
前記冷房目標温度線および前記暖房目標温度線のうちドラッグ操作による移動対象となっている前記目標温度線が対向する他方の前記目標温度線に予め定められている最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている前記目標温度線とともに、他方の前記目標温度線も移動することを特徴とする請求項7記載の空調装置の操作装置。 - 前記期間境界線と前記冷房目標温度を示す前記目標温度線である冷房目標温度線とで囲まれた領域として示される冷房領域と、前記期間境界線と前記暖房目標温度を示す前記目標温度線である暖房目標温度線とで囲まれた領域として示される暖房領域とを互いに対向させて前記表示器に表示し、
前記冷房目標温度線および前記暖房目標温度線のうちドラッグ操作による移動対象となっている前記目標温度線が対向する他方の前記目標温度線に予め定められている最小温度間隔を存して隣接する位置まで移動し、その後もドラッグ操作が継続された場合、移動対象となっている前記目標温度線がそれ以上移動することを規制することを特徴とする請求項7記載の空調装置の操作装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018174831A JP2018206434A (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | 空調装置の操作装置 |
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