JP2018205356A - コネクタ及びレセプタクル,プラグ - Google Patents

コネクタ及びレセプタクル,プラグ Download PDF

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Abstract

【課題】確実かつ正確にプラグとレセプタクルとの接続を行い得るコネクタを提供する。【解決手段】コネクタは、プラグ10と、プラグが挿入される孔20b,21bを有するレセプタクル20と、プラグに設けられる突起11aと、レセプタクルに設けられプラグが挿入される際に挿入軸周りの突起の回転を所定の幅に規制する受部22と、レセプタクルに設けられ受部が突起の回転を規制した後にプラグの挿入に連動してプラグをレセプタクルの孔にガイドする形状でかつ突起を挿入可能で受部により規制される所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部31と、プラグガイド部よりも挿入方向側に設けられ突起が挿入可能で突起の挿入方向に窄まった形状の第2の溝を有する突起ガイド部33と、突起ガイド部よりも挿入方向側に設けられ突起を挿入可能で突起が挿入されることで突起の回転幅を所定の幅よりも狭める第3の溝を有する回転規制部34とを有する。【選択図】図6

Description

この発明は、レセプタクルの孔部に対してプラグを挿入して嵌合接続することにより電気信号線や光ファイバーケーブル等を機器に接続するコネクタ及びレセプタクル,プラグに関するものである。
従来、機器同士の間で電気信号や光信号等を用いて通信を行う際に用いられる電気信号線や光ファイバーケーブル等の配線ケーブルを、機器に対して容易に着脱自在とすることができるようにしたいわゆるコネクタ (connector) は、広く用いられている。
上記従来のコネクタは、例えば電気信号線や光ファイバケーブル等の配線ケーブルの終端部に設けられたプラグを、機器の筐体表面に設置されたレセプタクルに嵌合させることによって、当該配線ケーブルを容易に機器内部の電気回路等に接続し、また容易に取り外すことができるように構成されている。
この種のコネクタにおいて、特に光伝送を行う機器に用いられるコネクタにおいては、プラグとレセプタクルを嵌合接続する場合、より高精度な軸合わせとプラグの回転規制を行う構造が必要になることは周知である。
そこで、従来のコネクタにおいては、プラグをレセプタクルに嵌合接続する際に生じる位置ズレ(誤差)を吸収するための構造として、例えばフローティング構造と呼ばれる構造が採用したものがある。
コネクタにおける上記フローティング構造とは、例えば光ファイバ及び信号線等を接続するのに関与するプラグ若しくはレセプタクルの構成部材の少なくとも一部を、プラグの挿入方向に対して直交する面内で移動し得るように構成したものである。
この場合において、レセプタクルに設けられた孔部に対してプラグが挿入される際に、プラグが挿入される上記孔の開口部分の周囲近傍に、当該プラグの先端部分を上記孔部に向けてガイドするためのガイド部を設けると共に、上記プラグが上記孔部に挿入されたときに、当該プラグの挿入軸周りの回転を規制する回転規制部とを有して構成されているものがある。
例えば、特開2016−20964号公報等によって開示されているコネクタは、円柱形状のユニット(プラグ)をホルダ(レセプタクル)の孔部に挿入する際に、ホルダの孔部への挿入をガイドするガイド部と、ホルダが孔部に挿入された際の当該ホルダの挿入軸周りの回転規制を行う溝部とを有して構成されている。
具体的には、例えば、円柱形状ユニットの外周面上には凸部が突設されている一方、ホルダは、挿入口近傍を挿入方向において手前側に向けて広がるように形成した軸合わせ用ガイド部と、当該ホルダの外面の一部を切り欠いた位置決め用溝部とを有している。そして、位置決め用溝部は、上記凸部が挿入されたときに上記ホルダの回転規制を行う回転規制溝と、この回転規制溝に連設され挿入方向において手前側に向けて広がるように形成され上記凸部を上記回転規制溝へとガイドする導入溝とによって形成されている。
国際公開番号WO2008/023741号公報 特開2016−20964号公報
ところが、上記特開2016−20964号公報等によって開示されている構成では、ホルダの軸合わせ用ガイド部の一部に位置決め用溝部の導入溝が形成されているので、
ホルダの孔部に向けて上記円柱状ユニットを挿入する際に、挿入開始時の円柱状ユニットが回転方向において大きく位置ズレした場合、凸部が位置決め用溝部の導入溝部へと導入される前に、当該凸部が軸合わせ用ガイド部における内径方向の隙間に嵌まり込んだり、引っ掛かったりする等の可能性がある。よって、当該凸部を導入溝部から回転規制溝部へと確実に導入できなかったり、部品同士を傷付けてしまうといった問題点が生じる可能性がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、レセプタクルに形成された孔に対してプラグを挿入して嵌合接続する形態のコネクタであって、プラグの挿入軸と孔の中心軸との軸合わせのためのガイド部と、プラグが孔に挿入された際の当該プラグの挿入軸周りの回転を規制するための回転規制部とを備えた形態であって、常に確実かつ正確にプラグとレセプタクルとの嵌合接続を行うことのできる構造を備えたコネクタ及びレセプタクル,プラグを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のコネクタは、プラグと、前記プラグが挿入される孔を形成するレセプタクルと、前記プラグと前記レセプタクルのうち一方に設けられる突起と、前記プラグと前記レセプタクルのうち他方に設けられ、前記レセプタクルへ前記プラグが挿入される際に、挿入方向を軸とする前記突起の回転を所定の幅に規制する受部と、前記プラグ及びレセプタクルのうち他方に設けられ、前記受部により前記突起の回転が規制された後に、前記レセプタクルへの前記プラグの挿入に連動して前記プラグを前記レセプタクルの孔にガイドする形状であって、かつ前記突起を挿入可能であり前記受部により規制される前記所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部と、前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能であり前記突起の挿入方向に窄まった形状である第2の溝を形成する突起ガイド部と、前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起を挿入可能であり前記突起が挿入されることで前記突起の回転幅を前記所定の幅よりも狭める第3の溝を形成する回転規制部と、を有する。
本発明の一態様のレセプタクルは、外周方向に向けて突設した突起を有するプラグが挿入される孔と、前記プラグが前記孔に挿入される際に前記プラグを前記孔に向けてガイドするために、前記突起が挿入可能で、前記突起の挿入方向に対して略平行または前記挿入方向に向かって広がる第1の溝を有するプラグガイド部と、前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能で、前記突起の挿入方向に窄まった第2の溝を有する突起ガイド部と、前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能で、前記突起が挿入されることで前記プラグの挿入軸周りの回転を規制する第3の溝を有する回転規制部と、を有する。
本発明の一態様のプラグは、内周方向に向けて突設した突起を有するレセプタクルに挿入可能なプラグであり、前記プラグは、前記レセプタクルが挿入される際に、挿入方向を軸とする前記突起に対する前記プラグの回転を所定の幅に規制する本体部と、前記本体部により前記プラグの回転が規制された後に、前記レセプタクルへの挿入に連動して前記レセプタクルに設けられた孔にガイドする形状であって、かつ前記突起を挿入可能であり前記本体部により規制される前記所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部と、前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能であり前記突起の挿入方向に窄まった形状である第2の溝を形成する突起ガイド部と、前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起を挿入可能であり前記突起が挿入されることで前記突起の回転幅を前記所定の幅よりも狭める第3の溝を形成する回転規制部と、を有する。
本発明によれば、レセプタクルに形成された孔に対してプラグを挿入して嵌合接続する形態のコネクタであって、プラグの挿入軸と孔の中心軸との軸合わせのためのガイド部と、プラグが孔に挿入された際の当該プラグの挿入軸周りの回転を規制するための回転規制部とを備えた形態であって、常に確実かつ正確にプラグとレセプタクルとの嵌合接続を行うことのできる構造を備えたコネクタ及びレセプタクル,プラグを提供することができる。
本発明の一実施形態のコネクタを備えた内視鏡システムの概略を示す全体構成図 本発明の一実施形態のコネクタの一部を構成するプラグを示す外観斜視図 本発明の一実施形態のコネクタの他の一部を構成するレセプタクルを示す外観斜視図 図2のプラグを図3のレセプタクルに対して嵌合接続する際の挿入し始めの初期段階の状態を示す断面図 図4の状態からさらにプラグをレセプタクルに挿入された状態であって、プラグ軸が孔部に挿入される以前の状態を示す断面図 図2のプラグを図3のレセプタクルに対して嵌合接続する際に、図5の状態からさらにプラグをレセプタクルに挿入した状態であって、プラグ軸が孔部からプラグ軸挿入受部の挿通孔に挿入されている途中の状態であり、突起部が位置決め用溝部に嵌入する以前の状態を示す平面図 図3のレセプタクルの構成部品のうち、プラグ軸挿入受部の要部(特に位置決め用溝部)を拡大して示す要部拡大斜視図 本発明の一実施形態のコネクタにおけるプラグ側の突起部とレセプタクル側の位置決め用溝部との係合関係と作用を簡略に概念化して示す概念図 本発明の一実施形態のコネクタにおけるプラグ側の突起部とレセプタクル側の位置決め用溝部とが係合する際の一状態を拡大して示す要部拡大斜視図 本発明の一実施形態の変形例のレセプタクル及びプラグを示す図 本発明の一実施形態の別の変形例において、プラグ軸がプラグ軸挿入受部に対して挿入される初期段階の様子を示す要部拡大平面図 図11の状態から、プラグ軸がプラグ軸挿入受部に対して挿入されて、プラグの回転規制がなされている状態を示す要部拡大平面図
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。以下の説明に用いる各図面は模式的に示すものであり、各構成要素を図面上で認識できる程度の大きさで示すために、各部材の寸法関係や縮尺等を各構成要素毎に異ならせて示している場合がある。したがって、本発明は、各図面に記載された各構成要素の数量や各構成要素の形状や各構成要素の大きさの比率や各構成要素の相対的な位置関係等に関して、図示の形態のみに限定されるものではない。
[一実施形態]
本実施形態は、例えば内視鏡システム100において、内視鏡101から延出される配線ケーブル(ユニバーサルコード104)の終端部に設けられたプラグ10を、機器(内視鏡プロセッサ110)の筐体表面に設置されたレセプタクル20に接続するためのコネクタ1を例に挙げて説明する。
まず、本実施形態のコネクタ1の詳細な構成を説明する前に、このコネクタ1を備えた内視鏡システム100の全体的な構成の概略を、主に図1を用いて以下に説明する。図1は、本実施形態のコネクタを備えた内視鏡システムの概略を示す全体構成図である。
内視鏡システム100は、内視鏡101と、内視鏡プロセッサ110と、表示装置120等によって主に構成されている。
内視鏡101は、生体や構造物等の被検体の内部の所望の観察部位を撮像する撮像装置である。この内視鏡101は、挿入部102と、操作部103と、ユニバーサルコード104と、プラグ10とを有して主に構成されている。
このうち、プラグ10は、本実施形態のコネクタ1の一部を構成する構成ユニットである。このプラグ10は、内視鏡101から延出される配線ケーブルであるユニバーサルコード104の終端部に設けられている。当該プラグ10は、プラグ軸11と、本体部12等を有して構成される(詳細構成は後述)。そして、当該プラグ10は、外部機器としての内視鏡プロセッサ110の筐体表面に設置されたレセプタクル20に接続されるように構成されている。
ユニバーサルコード104は、操作部103と内視鏡プロセッサ110との間を接続するための配線ケーブルである。このユニバーサルコード104には、電気信号線や光ファイバーケーブル105等の信号線等が挿通されている。これらの電気信号線や光ファイバーケーブル105等の信号線等は、操作部103を介して挿入部102内へと挿通している。この場合において、例えば光ファイバーケーブル105は、一端105aがプラグ10に配設され、他端105bが内視鏡101の挿入部102の先端部に配設されている。 このような構成により、内視鏡101は、挿入部102から操作部103を介してユニバーサルコード104を挿通する電気信号線や光ファイバーケーブル105等の信号線等がコネクタ1を介して内視鏡プロセッサ110と電気的に接続される。そして、これにより、内視鏡101によって取得された撮像データの内視鏡プロセッサ110への伝送や、当該内視鏡プロセッサ110から内視鏡101の各種の制御信号等の伝送を行うことができるように構成されている。
内視鏡プロセッサ110は、内視鏡101によって取得された撮像データの各種の信号処理を行ったり、内視鏡101の制御処理を行うための制御ユニットである。この内視鏡プロセッサ110の筐体前面には、上記プラグ10が嵌合する開口部110aに連設してレセプタクル20が配設されている。このレセプタクル20は、本実施形態のコネクタ1の他の一部を構成する構成ユニットである。当該レセプタクル20は、プラグ軸挿入受部21と、プラグ本体受部22等を有して構成される(詳細構成は後述)。そして、当該レセプタクル20は、撮像装置としての内視鏡101のユニバーサルコード104の終端部に設けられた上記プラグ10が接続されるように構成されている。
即ち、本実施形態の上記コネクタ1は、上記プラグ10と上記レセプタクル20とによって構成される構成ユニットである。このコネクタ1は、上記プラグ10が上記レセプタクル20に嵌合接続されることにより、内視鏡101と内視鏡プロセッサ110とを接続する。
なお、内視鏡システム100のその他の構成については、従来一般に普及している形態の内視鏡システムと同様であるとして詳細な説明は省略する。
次に、本発明の一実施形態のコネクタ1の詳細構成について、以下に説明する。
図2は、本実施形態のコネクタの一部を構成するプラグを示す外観斜視図である。図3は、本実施形態のコネクタの他の一部を構成するレセプタクルを示す外観斜視図である。
図4,図5は、本実施形態のコネクタにおいて、プラグをレセプタクルに対して嵌合接続する際の様子を断面で示す図である。
このうち図4はプラグをレセプタクルに嵌合接続する場合において、プラグのレセプタクルの開口への挿入し始めの初期段階の状態を示している。
また、図5は図4の状態からさらにプラグをレセプタクルに挿入した状態であって、プラグの本体部がレセプタクルのプラグ本体受部22よって回転規制されている状態で、かつプラグのプラグ軸がレセプタクルの孔部に挿入される以前の状態を示している。
図6は、本実施形態のコネクタにおいて、プラグをレセプタクルに対して嵌合接続する際の様子を示す平面図である。この図6は、図5の状態からさらにプラグをレセプタクルに挿入した状態であって、プラグのプラグ軸がレセプタクルの孔部からプラグ軸挿入受部の挿通孔に挿入されている途中の状態であって、プラグの突起部がレセプタクルのプラグ軸挿入受部の位置決め用溝部に嵌入する以前の状態を示している。なお、図6においては、図面の煩雑化を避けるために、レセプタクルの構成部材のうちプラグ軸挿入受部のみを図示している。
図7は、本実施形態のコネクタにおけるレセプタクルの構成部品のうち、プラグ軸挿入受部の要部(特に位置決め用溝部)を拡大して示す要部拡大斜視図である。
図8は、本実施形態のコネクタにおけるプラグ側の突起部とレセプタクル側の位置決め用溝部との係合関係と作用を簡略に概念化して示す概念図である。
図9は、本実施形態のコネクタにおけるプラグ側の突起部とレセプタクル側の位置決め用溝部とが係合する際の一状態を拡大して示す要部拡大斜視図である。
本実施形態のコネクタ1の一部を構成するプラグ10は、上述したように、内視鏡101のユニバーサルコード104の終端部に設けられている。このプラグ10は、図2に示すように、プラグ軸11と、本体部12とによって主に構成されている。
本体部12は、ユニバーサルコード104の終端部分に連設され、内部に所定の容積を有する内部空間12a(図2には不図示;図4,図5参照)を備えた筐体である。この本体部12の内部空間12aには、ユニバーサルコード104を挿通してくる各種の信号線(電気信号線,光ファイバーケーブル等;不図示)や、これらの信号線のうちの電気信号線が接続される電気基板等(不図示)が設けられている。なお、内部空間12a内に設けられる構成部材については、図面の煩雑化を避けるために図示を省略している(図4,図5等)。
また、本体部12の一端部には、例えば複数の端子部13が配設されている。これら複数の端子部13は、上記内部空間12a内の上記電気基板(不図示)を介して上記電気信号線(不図示)と電気的に接続されている。
そして、これら複数の端子部13は、当該プラグ10がレセプタクル20に嵌合接続状態となったときに、レセプタクル20側に対応させて設けられている複数の端子部(不図示)に接触する。
これにより、当該コネクタ1は、内視鏡101側の電気信号線(プラグ10側の複数の端子部13)を、内視鏡プロセッサ110側の電気信号線(レセプタクル20側の複数の端子部)に接続し、内視鏡101と内視鏡プロセッサ110との間の電気的な接続を確立する機能を実現している。
プラグ軸11は、本体部12の先端側の一端面から外方(前方)に向けて突出するように設けられ、円筒形状に形成された軸部材である。このプラグ軸11の内部には、ユニバーサルコード104を挿通してくる各種の信号線のうちの光ファイバーケーブル等(不図示)が設けられている。
そして、このプラグ軸11は、当該プラグ10がレセプタクル20に嵌合接続状態となったときに、後述するレセプタクル20側の孔部20b(図4,図5参照)からプラグ軸挿入受部21に嵌入する。
これにより、当該コネクタ1は、内視鏡101側の光通信線(プラグ軸11)を、内視鏡プロセッサ110側の光通信線(レセプタクル20側の光通信線;詳細後述;不図示)に接続し、内視鏡101と内視鏡プロセッサ110との間の光通信接続の機能を実現している。
さらに、プラグ軸11は、外周面上から径方向に向けて突出するように設けられる突起であり、例えば軸状部材からなる突起部11aを有している。この突起部11aは、レセプタクル20側の位置決め用溝部(詳細後述;21a)に対して係合することで、当該プラグ10をレセプタクル20に嵌合接続する際のプラグ軸11を案内して挿入を補助すると共に、当該プラグ10がレセプタクル20に嵌合接続状態となったときに上記プラグ10のプラグ軸11周りの回転を規制するために設けられている。
一方、本実施形態のコネクタ1の他の一部を構成するレセプタクル20は、上述したように、内視鏡プロセッサ110の筐体前面の開口部110aに連設され、上記プラグ10を嵌合接続する構成ユニットである。このレセプタクル20は、図3に示すように、プラグ軸挿入受部21と、プラグ本体受部22とによって主に構成されている。
プラグ本体受部22は、全体として箱型形状に形成され、上記プラグ10が当該レセプタクル20に嵌合接続状態とされたとき、上記プラグ10の本体部12が当該本体部12を内部にほぼ収納し得る内部空間22aを有して形成される構成部品である。
そのために、プラグ本体受部22の前面側、即ち内視鏡プロセッサ110の筐体前面の開口部110aに連設される側には、当該開口部110aを介して挿入される上記プラグ10の挿入を許容する開口20aが形成されている。
ここで、本実施形態のコネクタ1においては、レセプタクル20の開口20aの形状は略矩形状に形成されている。これに合わせて、当該レセプタクル20のプラグ本体受部22の内部空間22aは、上記開口20aの形状と略同形状で略同サイズの矩形面を一面に有する箱型形状に形成されている。この場合の内部空間22aにおける上記一面とは、上記開口20aに対向する面である。なお、当該一面は、プラグ10の挿入方向に対して直交する面でもある。
さらに、当該レセプタクル20に嵌合接続されるプラグ10の本体部12の外面のうち、当該プラグ10が上記開口20aに挿入されるときに当該開口20aに対向する面の形状は、上記開口20aの形状(略矩形状)と略同形状で略同サイズの矩形状に形成されている。
なお、この場合において、プラグ10の本体部12がレセプタクル20の開口20aから挿入することができるようにするために、プラグ10の本体部12の外形サイズを、レセプタクル20の開口20aのサイズよりも若干小となるように形成されている。さらに、プラグ本体受部22の内部空間22aは、上記プラグ10の本体部12の外形サイズより若干大となるように形成されている。
したがって、このような構成により、プラグ10をレセプタクル20に嵌合接続する際には、プラグ10の本体部12がレセプタクル20の開口20aに挿入された後、当該本体部12がレセプタクル20のプラグ本体受部22の内部空間22a内に収納された形態となる。
このとき、プラグ10の本体部12と、レセプタクル20の開口20aと、プラグ本体受部22の内部空間22aとが、いずれも略同形状で略同サイズに形成されているので、本体部12が内部空間22aの内部に収納された状態となった時、プラグ軸11がプラグ軸挿入受部21に挿入される前の時点で、当該本体部12は、内部空間22aの内部における配置がほぼ規定されることになり、レセプタクル20に対するプラグ10の本体部12が回転規制されている状態となる(図5参照)。
この場合において、特に、プラグ10の本体部12は、プラグ軸11周りへの回転が所定の範囲内(所定の幅)に規制された状態になる。つまり、プラグ10がレセプタクル20に嵌合接続される際において、本体部12がプラグ本体受部22の内部空間22aに収納され、かつプラグ軸11がプラグ軸挿入受部21に挿入される前の時点において、当該プラグ10はプラグ軸11周りの回転がある程度の所定の範囲内(所定の幅)で規制されている(図5参照)。
また、プラグ本体受部22の背面側、即ち開口20aに対向する面には、上記プラグ10の上記プラグ軸11が挿入される孔部20bが形成されている。この孔部20bに対向する部位には、上記プラグ10のプラグ軸11が挿入されるプラグ軸挿入受部21が配設されている。このプラグ軸挿入受部21は、プラグ本体受部22の背面から後方に向けて突出するように設けられる中空構造の円柱状部材である。そのために、当該プラグ軸挿入受部21は挿通孔21bを有して形成されている。
上記プラグ10が上記レセプタクル20に嵌合接続されたときには、上記プラグ本体受部22に上記プラグ軸11が挿入される状態になる。したがって、上記プラグ10と上記レセプタクル20との嵌合接続状態時には、上記プラグ本体受部22の中心軸Axと、上記プラグ軸11の挿入軸である中心軸Axとが略一致するように配設される。
なお、図2〜図8において示す矢印符号Aは、上記プラグ10を上記レセプタクル20に嵌合接続する際のプラグ10の挿入方向を示している。この挿入方向Aは、上記プラグ10のプラグ軸11の中心軸Ax(挿入軸)及び上記プラグ軸挿入受部21の中心軸Axに平行な方向となる。
また、上記プラグ軸挿入受部21には、上記プラグ本体受部22の孔部20bに対向する側の端部において、周方向における所定の一部位に位置決め用溝部21aが形成されている。この位置決め用溝部21aは、図6,図7に示すように、プラグガイド部31と、ガイド移行部32と、突起ガイド部33と、回転規制部34とを有して形成されている。
プラグガイド部31は、プラグ10をレセプタクル20に嵌合接続するのに際して、プラグ軸11がレセプタクル20の開口20aを介してプラグ軸挿入受部21の挿通孔21bへと挿入される際に、プラグ10(のプラグ軸11の先端)をレセプタクル20の開口20a(を介してプラグ軸挿入受部21の挿通孔21b)へとガイドする形状からなる。
具体的には、プラグガイド部31は、プラグ軸11の突起部11aを挿入可能な形状に形成されている。また、プラグガイド部31は、突起部11aの挿入方向Aに対して、当該挿入方向Aにおいて手前側(開口20a側)に向かって広がる第1の溝を形成している。なお、プラグガイド部31は、突起部11aの挿入方向Aに対して略平行となるように形成してもよい。また、第1の溝は、プラグ本体受部22によってプラグ10の本体部12が回転規制されている状態において、プラグ10のプラグ軸11の突起部11aが回転により移動する幅よりも広い幅を有する。
これにより、プラグガイド部31は、プラグ軸11の先端が挿通孔21bに挿入されるようにガイドして、かつプラグ10のプラグ軸11の突起部11aが第1の溝に挿入されることでプラグ10のプラグ軸11の挿入軸である中心軸Axと、プラグ軸挿入受部21の挿通孔21bの中心軸Axとの軸合わせを行う役目をしている(図8の符号11a[1]参照)。
突起ガイド部33は、上記プラグガイド部31よりも突起部11aの挿入方向Aにおいて背面寄り(奥側)に設けられる部位である。この突起ガイド部33は、突起部11aが挿入可能な形状に形成されている。また、当該突起ガイド部33は、突起部11aの挿入方向Aにおいて背面寄り(奥側)に向けて窄まった第2の溝を形成している。ここで、第2の溝の先には回転規制部34が連設されている。つまり、第2の溝の窄まった先に回転規制部34の入口開口部分が設けられている。
したがって、このような構成により、プラグ軸11が挿入方向Aにおいて背面寄りに向けて挿入する際には、突起ガイド部33は、第2の溝に沿って移動することによって回転規制部34へと導入される(図8の符号11a[2]参照)。
回転規制部34は、突起ガイド部33よりも突起部11aの挿入方向Aにおいて、さらに背面寄り(奥側)に設けられる部位である。この回転規制部34は、突起部11aを挿入可能な形状に形成されている。また、当該回転規制部34は、突起部11aが挿入されることで、レセプタクル20とプラグ10との間の相対的な回転を規制する第3の溝を形成している。この第3の溝は、上述したように、その入口開口部分と、上記突起ガイド部33の第2の溝の先端部分とが連設されている。そして、当該第3の溝は、挿入方向Aに略平行な溝である。
また、当該第3の溝は、その溝幅が、突起部11aの幅寸法(径寸法)と略同寸法であって、当該突起部11aより若干幅広となるように形成されている。これにより、回転規制部34に突起部11aは挿入可能であり、かつ当該回転規制部34に挿入された突起部11aは、プラグ10が挿抜されるのに連動して挿入方向Aに沿う方向には移動可能である一方、プラグ軸11周りの回転方向への回転は常に規制されることになる(図8の符号11a[3]参照)。このように第3の溝によって、レセプタクル20のプラグ本体受部22によって規制される突起部11aの回転幅よりも、回転幅を短く規制することが可能である。
ガイド移行部32は、プラグガイド部31と突起ガイド部33との間に形成されている。このガイド移行部32は、プラグ軸11が上記プラグガイド部31によって挿入ガイドされて、プラグ軸挿入受部21の挿通孔21bに挿入される過程において、突起部11aが他の部材に引っ掛かったり乗り上げたりしないようにするために設けられる部位である。このガイド移行部32を設けることにより、突起部11aは、プラグガイド部31から突起ガイド部33へとスムースに移動する。
この場合において、プラグ軸11の突起部11aの径方向の位置規制は、上述したように、プラグ軸11が開口20a(プラグ軸挿入受部21の挿通孔21b)へと挿入される前の時点で、プラグ10の本体部12と、レセプタクル20の開口20aと、プラグ本体受部22の内部空間22aとの形状によって、ある程度の所定の範囲内での回転規制がなされている(図5参照)。
したがって、突起部11aは、ガイド移行部32及び突起ガイド部33に略対向する位置にあって、プラグ軸11周りの回転方向において大きく外れた位置に配置されることはない。したがって、突起部11aは、常にスムースにガイド移行部32を経て突起ガイド部33を介して回転規制部34へと導入されることになる。
以上説明したように上記一実施形態によれば、レセプタクル20に形成された孔20bに対してプラグ10を挿入して嵌合接続する形態のコネクタ1であって、プラグ10のプラグ軸11(挿入軸)と、このプラグ軸11が挿入される孔(開口20a及びプラグ軸挿入受部21の挿通孔21b)の中心軸Axとの軸合わせを正確に行うことができると共に、プラグ10のプラグ軸11が孔(開口20a及びプラグ軸挿入受部21の挿通孔21b)に挿入された際の当該プラグ10のプラグ軸11(挿入軸)周りの回転規制を確実に行うことができる。そして、プラグ10のレセプタクル20への嵌合接続を、常にスムースに行うことができる。
また、プラグ10をレセプタクル20へと嵌合接続させる際に、突起部11aが位置決め用溝部21aの各部位に対して引っ掛かったり乗り上げたりすることを抑止することができるので、常に円滑な挿抜を行うことができる。
したがって、プラグ10のレセプタクル20に対する挿抜を繰り返すことによって、突起部11aや位置決め用溝部21aの各部位が損傷するようなこともないので、プラグ10をレセプタクル20に嵌合接続したときの位置ズレが生じることがなく、よってレセプタクル20の所定の位置に対してプラグ10を常に確実かつ正確に位置決め配置することができる。
なお、上述の一実施形態においては、突起部11aをプラグ10側に設ける一方、位置決め用溝部21a(プラグガイド部31とガイド移行部32と突起ガイド部33と回転規制部34)をレセプタクル20側に設けた構成を例示しているが、本発明は、この例に示す形態に限られることはない。
例えば、図10の変形例に示すように、コネクタ1Aにおいて、突起部21xをレセプタクル20Aのプラグ軸挿入受部21A側に設ける一方、位置決め用溝部11x(プラグガイド部31とガイド移行部32と突起ガイド部33と回転規制部34)をプラグ10Aのプラグ軸11A側に設けた構成とすることもできる。この場合の各々の構成は、上述の実施形態と同様である。ここで、プラグガイド部は、プラグ軸11Aの先端のテーパ形状によりプラグ10のプラグ軸11の先端をレセプタクル20の開口20aを介してプラグ軸挿入受部21の挿通孔21bへとガイド可能である。また、この場合、プラグ10の本体部12によって突起部21xに対するプラグ10の回転が規制される。そのような構成を採った場合にも、上述の一実施形態と全く同様の作用及び効果を得ることができる。
[別の変形例]
ところで、レセプタクルに形成された孔に対してプラグを挿入して嵌合接続する形態のコネクタであって、プラグの挿入軸と孔の中心軸との軸合わせを行うと共に、プラグの挿入軸が孔に挿入された際に、プラグの挿入軸周りの回転規制を行うコネクタにおいては、プラグをレセプタクルへと嵌合接続させる際に、突起部が位置決め用溝部の各部位に対して引っ掛かったり乗り上げたりすることに起因して、突起部や位置決め用溝部の各部位が損傷する可能性がある。この場合、プラグを繰り返し挿抜することによって損傷が大きくなると、突起部と回転規制部の溝部との間のクリアランスが大きくなる可能性がある。すると、プラグとレセプタクルとの間に回転方向の相対的な位置ズレが生じてしまうことになる。したがって、このようになると、プラグのレセプタクルに対する正確な位置決めを行うことができなくなってしまうことになる。
特に、光伝送を行うコネクタの場合においては、プラグの挿入軸とレセプタクルの孔の中心軸とに位置ズレ(回転ズレ)が生じると、光信号の軸がズレてしまい、必要な光量を伝達することができず、よって正確な光伝送を行うことができないことになってしまう。
そこで、例えば、次に示すような構成を採ることによって、プラグとレセプタクルの位置ズレ(回転ズレ)が生じる問題を回避することができる。図11,図12は、上記一実施形態の別の変形例を示す図であって、プラグの一部とレセプタクルのプラグ軸挿入受部のみを取り出して示す要部拡大平面図である。このうち、図11は、プラグのプラグ軸がレセプタクルのプラグ軸挿入受部に対して挿入される初期段階の様子を示している。また、図12は、プラグのプラグ軸がレセプタクルのプラグ軸挿入受部に対して挿入して、プラグの回転規制がなされている状態を示している。
本変形例の基本的な構成は、上述の一実施形態と略同様である。即ち、本変形例においては、プラグ軸に設けられる突起部を複数設け、これら複数の突起部は、当該プラグ軸の挿入方向において所定の間隔を置いて並べて配置した点が異なるのみである。したがって、以下の説明においては、上述の一実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付して、その詳細説明を省略する。
上述したように、また、図11,図12に示すように、本変形例のコネクタ1Bにおいては、プラグ10Bのプラグ軸11Bは、外表面に複数の突起部11Ba,11Bbを有して形成されている。これら複数の突起部11Ba,11Bbは、いずれも当該プラグ軸11Bの外周方向に向けて突設される軸状部である。そして、これら複数の突起部11Ba,11Bbは、プラグ軸11Bの挿入方向において所定の間隔を置いて挿入方向Aに沿う方向の直線上に並べて配置されている。
この場合において、上記複数の突起部11Ba,11Bbの配置間隔は、次のように設定されている。
即ち、上記複数の突起部11Ba,11Bbのうちプラグ軸11Bの先端寄りの一方の突起部11Baは、プラグ軸11Bがプラグ軸挿入受部21の挿通孔21bに挿入されて、プラグ軸11Bの軸周りの回転規制が行われる状態(図12に示す状態)となった時、位置決め用溝部21aの回転規制部34の先端部近傍に配置される。
これにより、上記一方の突起部11Baは、プラグ軸11Bを位置決め用溝部21aの回転規制部34へと導くためのガイドを行うと共に、回転規制を行う役目をする。したがって、当該一方の突起部11Baは、回転規制部34へのガイドを行う際には他の部材等からの負荷を受けて損傷する可能性がある。しかしながら、ガイドとしての役目をしつつ、位置ズレが生じるほどの損傷を受けるまでの間は正確な回転規制に寄与することができる。たとえ、損傷を受けてしまったとしても、ガイドとして機能し続けることができる。
また、上記複数の突起部11Ba,11Bbのうちプラグ軸11Bの後端寄りの他方の突起部11Bbは、同状態(図12に示す状態)となった時、位置決め用溝部21aの回転規制部34の入口開口部分の近傍に配置される。これにより、上記他方の突起部11Bbは、常に回転規制を行う役目をする。
上記他方の突起部11Bbは、このような位置に配置されることにより、他の部材等からの負荷を受けることがなく、よって損傷するようなこともない。したがって、上記一方の突起部11Baがたとえ損傷を受けてしまったとしても、プラグ軸11Bがプラグ軸挿入受部21の挿通孔21bに挿入された状態(図12の状態)において、プラグ軸11Bに位置ズレを生じさせることなく、常に正確な回転規制を行うことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施することができることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。この発明は、添付のクレームによって限定される以外にはそれの特定の実施態様によって制約されない。
本発明は、医療分野や工業分野において用いられる内視鏡システム等のほか、各種の形態の機器同士の通信接続に用いるコネクタに広く適用することができる。
1,1A,1B……コネクタ
10,10A,10B……プラグ
11,11A,11B……プラグ軸
11a,11Ba,11Bb……突起部
11x……位置決め用溝部
12……本体部
12a……内部空間12a
13……端子部
20,20A……レセプタクル
20a……開口20a
20b……孔部
21,21A……プラグ軸挿入受部
21a……位置決め用溝部
21b……挿通孔
21x……突起部
22……プラグ本体受部
22a……内部空間
31……プラグガイド部
32……ガイド移行部
33……突起ガイド部
34……回転規制部
100……内視鏡システム
101……内視鏡
102……挿入部
103……操作部
104……ユニバーサルコード
105……光ファイバーケーブル
105a……一端
105b……他端
110……内視鏡プロセッサ
110a……開口部
120……表示装置

Claims (6)

  1. プラグと、
    前記プラグが挿入される孔を形成するレセプタクルと、
    前記プラグと前記レセプタクルのうち一方に設けられる突起と、
    前記プラグと前記レセプタクルのうち他方に設けられ、前記レセプタクルへ前記プラグが挿入される際に、挿入方向を軸とする前記突起の回転を所定の幅に規制する受部と
    前記プラグ及びレセプタクルのうち他方に設けられ、前記受部により前記突起の回転が規制された後に、前記レセプタクルへの前記プラグの挿入に連動して前記プラグを前記レセプタクルの孔にガイドする形状であって、かつ前記突起を挿入可能であり前記受部により規制される前記所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部と、
    前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能であり前記突起の挿入方向に窄まった形状である第2の溝を形成する突起ガイド部と、
    前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起を挿入可能であり前記突起が挿入されることで前記突起の回転幅を前記所定の幅よりも狭める第3の溝を形成する回転規制部と、
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記プラグは、被検体内を撮像して撮像信号を生成する撮像装置に設けられ、前記撮像装置からの前記撮像信号を光信号として伝送するプラグであることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記プラグは、前記撮像装置から延出する接続ケーブルの終端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記レセプタクルは、前記プラグが接続される機器に設けられ、前記プラグが接続されることにより、前記撮像装置からの前記撮像信号を前記機器へと伝送するレセプタクルであることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  5. 外周方向に向けて突設した突起を有するプラグが挿入可能であり、前記プラグが挿入される際に、挿入方向を軸とする前記突起の回転を所定の幅に規制する受部と、
    前記受部により前記突起の回転が規制された後に、前記プラグの挿入に連動して前記プラグを孔にガイドする形状であって、かつ前記突起を挿入可能であり前記受部により規制される前記所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部と、
    前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能であり前記突起の挿入方向に窄まった形状である第2の溝を形成する突起ガイド部と、
    前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起を挿入可能であり前記突起が挿入されることで前記突起の回転幅を前記所定の幅よりも狭める第3の溝を形成する回転規制部と、
    を有することを特徴とするレセプタクル。
  6. 内周方向に向けて突設した突起を有するレセプタクルに挿入可能なプラグであり、
    前記レセプタクルが挿入される際に、挿入方向を軸とする前記突起に対する前記プラグの回転を所定の幅に規制する本体部と、
    前記本体部により前記プラグの回転が規制された後に、前記レセプタクルへの挿入に連動して前記レセプタクルに設けられた孔にガイドする形状であって、かつ前記突起を挿入可能であり前記本体部により規制される前記所定の幅よりも広い第1の溝を形成するプラグガイド部と、
    前記プラグガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起が挿入可能であり前記突起の挿入方向に窄まった形状である第2の溝を形成する突起ガイド部と、
    前記突起ガイド部よりも前記突起の挿入方向側に設けられ、前記突起を挿入可能であり前記突起が挿入されることで前記突起の回転幅を前記所定の幅よりも狭める第3の溝を形成する回転規制部と、
    を有することを特徴とするプラグ。
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