JP2018202557A - 安全刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが意図せずに刃に接触したとしても怪我をしない形状とするとともに、テープの切断面が略直線状として切断したテープを貼付した際の見た目を美しくすることを可能とする安全刃を提供する。
【解決手段】薄板状の略方形からなる基部と、該基部の一辺に削設されるテープを切断するための凸部と凹部が交互に多数連続する鋸刃からなる切断部と、からなり、前記切断部の鋸刃を構成する各凸部の先端を尖鋭形状とするとともに該各凸部の過突出を抑制するため、前記切断部は、断面逆V字型の三角形状からなり、該三角形状の片側の斜面に複数の凹条からなる鋸刃形成溝が該斜面から一定の深さで等間隔に削設されることにより頭頂部に連設される複数の凸部からなる鋸刃が形成されるとともに、前記切断部は、各凸部先端が面一の直線状となるように削設形成された構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープカッタ用の安全刃に関し、特に、使用時にユーザが意図せずに刃に接触した場合に怪我をすることを回避できる形状とするとともに、テープの切断面が略直線状となることにより、切断したテープを貼付した際の見た目を美しくすることを可能とする安全刃に関する。
従来より、様々な機能を持つテープカッタが多数開発されており、使用されている。テープカッタは、主に片面に粘着剤が塗布された状態で芯材に巻回されたテープを保持部材に固定保持するとともに、該巻回されたテープを引き出し、該保持部材に設置された刃によって適宜の長さに切断する構造となっており、テープを切断するための刃は、交換可能となっている製品が数多く存在している。
テープカッタを切断するための刃は、前述のように粘着剤が塗布された面を切断する構造となっているため、通常は、鋭利であって、かつ掻き切るための鋸型形状からなる事が多い。このような形状となっていることから、ユーザが意図せずに刃に接触した場合に、怪我をする危険性が生ずるという問題点があった。
また、テープカッタの刃が鋸型形状からなるので、切断面が不揃いとなり、切断したテープを貼付した際の見た目が美しくないという問題点も存在していた。
このような問題点を解決する技術として、例えば、特開2007−176612号公報が存在する。ここでは、切断刃が、第1の面と第2の面とのなす直線状の稜線(刃先線)と、該稜線を分断する複数のスリットとを備える構造が開示されている。この構造とすることにより、安全性の問題を生ずることなく、粘着テープの切断端縁の凹凸を低減し、略直線的に切断することが可能となる旨が示唆されている。
しかしながら、この技術によれば、刃の安全性は確保できるものの、刃のサイズが大きくなることから、刃の交換の観点からは不十分という問題点があった。また、刃が充分な鋭利さを有していないことから、テープの切断が不揃いになる可能性が考えられ、テープの切断面を直線的とするには不十分という問題点があった。
また、特開2012−232349号公報では、エッジ部と陥没部とを一単位とする単位刃を複数設けた切断刃であって、夫々の単位刃のエッジ部が、刃の両端を結ぶ水平線に対して偏倚する構造が開示されている。この構造とすることにより、安全で、利き手によらず容易に切断面が一直線状となるように切断することができるテープ用切断刃を提供することが可能となる旨が示唆されている。
しかしながら、このように刃を偏倚構造とすることで、切断刃の製造が困難または高コストとなる事が考えられるとともに、他の構造のテープカッタには使用できないため、互換性のある刃を汎用的に提供することが出来ないという問題点があった。更に、刃の鋭利さが不十分であるため、直線に限りなく近く切断することが出来るとは必ずしも言えないという問題点もあった。
そこで、安全性と実用性を両立するとともに、互換性を有するテープカッタの安全刃の開発が望まれていた。
特開2007−176612号公報 特開2012−232349号公報
本発明は、上記問題を解決するために、テープカッタの使用時にユーザが意図せずに刃に接触したとしても怪我をしないような形状とするとともに、テープの切断面が略直線状となるように工夫し、これにより、切断したテープを貼付した際の見た目を美しくすることを可能とする安全刃を提供する。
上記の目的を達成するために本発明に係るテープカッタに固定設置してテープを切断するための安全刃は、薄板状の略方形からなる基部と、該基部の一辺に削設されるテープを切断するための凸部と凹部が交互に多数連続する鋸刃からなる切断部と、からなり、前記切断部の鋸刃を構成する各凸部の先端を尖鋭形状とするとともに該各凸部の過突出を抑制するため、前記切断部は、断面逆V字型の三角形状からなり、該三角形状の片側の斜面に複数の凹条からなる鋸刃形成溝が該斜面から一定の深さで等間隔に削設されることにより頭頂部に連設される複数の凸部からなる鋸刃が形成されるとともに、前記切断部は、各凸部先端が面一の直線状となるように削設形成された構成である。
本発明は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.切断部を断面逆V字型の三角形状とするとともに、片側の斜面に複数の鋸刃形成溝を一定の深さで等間隔に削設したため、凸部の過突出を抑制して頭頂部に必要充分に鋭利な形状の刃を形成することが可能となり、テープを容易に切断することが可能となるとともに、ユーザが刃に接触した際の怪我を抑制することが可能となる。また、頭頂部は、各凸部先端が面一の直線状としたため、テープの切断面が凸凹歯形の残らない遠目に略直線状となり、テープを貼付した際の見た目を美しくすることが可能となる。
以下、本発明に係る安全刃を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る安全刃の斜視図であり、図2は、安全刃の正面図である。図3は、安全刃の側面断面図であり、図4は、安全刃の鋸刃形成溝の拡大図である。図5は、安全刃の背面図である。
本発明の安全刃1は、基部10と、切断部20とからなり、テープカッタに固定設置してテープを切断するための刃であって、上端となる凸部の過突出を抑制して略均一に形成されるとともに、テープの切断が容易な安全刃となっている。
安全刃1の材質は、本実施例では鉄からなる構成としているが、これに限定することはなく、アルミニウム、ステンレス等材質を適宜選択して使用することが可能である。
基部10は、安全刃1をテープカッタ本体(図示せず)に装着接続するための基礎となる部材であり、薄板状の略方形からなる構成である。基部10は、本実施例では、図1に示すように、テープカッタ本体に接続するための接続孔12が穿設された構成である。
切断部20は、テープ(図示せず)を切断するための刃となる部分であり、基部10の一辺に削設される。切断部20は、図2および図4に示すように、凸部21と凹部22が交互に多数連続する鋸刃からなり、この鋸状の刃によってテープを切断することが可能となる。
切断部20は、図3(断面図)に示すように、本実施例では、断面逆V字型の三角形状からなる構成である。この三角形状の片側の斜面Sには、図2および図3に示すように、鋸刃形成溝24が削設される。鋸刃形成溝24は、複数の凹条からなる溝であり、図3および図4に示すように、斜面Sから一定の深さで等間隔に削設される。この構成とすることにより、切断部20の頭頂部30に複数の凸部21が等間隔に連設され、鋸刃が形成されることとなり、各凸部21の先端を尖鋭形状とすることが可能となる。
詳述すると、鋸刃形成溝24は、図3に示すように、断面逆V字型の三角形状からなる切断部20の片側の斜面Sに削設される。鋸刃形成溝24の深さは、斜面Sの上端Sから下端Sにかけて一定となるように削設され、鋸刃形成溝24の底部と斜面Sとは平行になる。このとき、切断部20は断面逆V字型であることから、図4に示すように、鋸刃形成溝24の各端部の形状は、下端Sが深いU字溝となるのに対し、上端Sは浅いU字溝となる。
鋸刃形成溝24は、等間隔に複数削設されるため、切断部20を鋸刃形成溝24が削設されない斜面側から見ると、図5に示すように、凸部21の突出は、僅かであり、仮に鋸刃形成溝24が深く削って形成された場合であっても、凸部21の突出は最低限に抑えられる。
すなわち、上記構成とすることにより、切断部20の鋸刃を構成する各凸部21の先端を尖鋭形状とすることが可能となるとともに、各凸部21の過突出を抑制して略均一にすることが可能となる。仮に鋸刃形成溝24の削設にぶれが生じた場合であっても、凸部21が突出し過ぎることなく切断部20を形成することが可能となり、テープカッタの使用時にユーザが誤って切断部20に接触した場合であっても、怪我をすることを防止することが可能な安全刃1を提供することが可能となった。
また、切断部20は、図2および図5に示すように、各凸部21の先端が面一の直線状となるように削設形成された構成である。切断部20は、前述のように、断面逆V字型の三角形状からなる切断部20に鋸刃形成溝24を等間隔に削設することにより形成される。これにより、各凸部21の先端が形成する頭頂部30は面一の直線状となり、特に、図5に示すように、切断部20を背面から見ると、過突出が抑制された凸部21が連設されることで各凸部21の先端が面一の直線状となる。
この構成とすることにより、ユーザがテープカッタを使用して切断したテープの切断面が略直線状となり、テープを貼付した際の切断面の見た目を美しくすることが可能となった。
本発明に係るテープカッタ用の安全刃として、図4に示すように、本実施例では、鋸刃形成溝24の形状が丸みを帯びた略U字型となるように削設されるとともに、凸部21が丸みを帯びるように削設された構成となっている。この構成とすることにより、凸部21の先端の鋭利さが低減することとなり、ユーザが誤って接触した場合であっても、怪我をし難い構成することが可能となった。
また、本実施例では、各凸部21の先端間の距離は、少なくとも1mm以下となるように鋸刃形成溝24が削設されており、特に0.75mmの間隔で削設することが望ましい。更に、各凸部21の高さは、本実施例では、0.15mmとなるように削設された構成となっている。この構成とすることにより、ユーザがより怪我をしにくくなるとともに、切断したテープの切断面がより直線状とすることが可能となり、テープを貼付した際の切断面の見た目を更に美しくすることが可能となった。
なお、鋸刃形成溝24および凸部21は、この形状に限定されることはなく、鋭利さが低減するような他の形状を適宜選択して削設することが可能である。また、各凸部21の先端間の距離および各凸部21の高さは上記に限定されることはなく、適宜選択して削設することはもちろん可能である。
本発明に係る安全刃の斜視図 安全刃の正面図 安全刃の側面断面図 安全刃の鋸刃形成溝の拡大図 安全刃の背面図
1 安全刃
10 基部
12 接続孔
20 切断部
21 凸部
22 凹部
24 鋸刃形成溝
30 頭頂部
S 斜面
上端
下端

Claims (1)

  1. テープカッタに固定設置してテープを切断するための安全刃(1)が、
    薄板状の略方形からなる基部(10)と、該基部(10)の一辺に削設されるテープを切断するための凸部(21)と凹部(22)が交互に多数連続する鋸刃からなる切断部(20)と、からなり、
    前記切断部(20)の鋸刃を構成する各凸部の先端を尖鋭形状とするとともに該各凸部の過突出を抑制するため、前記切断部(20)は、断面逆V字型の三角形状からなり、該三角形状の片側の斜面に複数の凹条からなる鋸刃形成溝(24)が該斜面から一定の深さで等間隔に削設されることにより頭頂部(30)に連設される複数の凸部(21)からなる鋸刃が形成されるとともに、
    前記切断部(20)は、各凸部(21)先端が面一の直線状となるように削設形成されたことを特徴とする安全刃。
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