JP3204398U - トイレットペーパーホルダーのカバープレート - Google Patents
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Abstract
【課題】ペーパーの摘み代が、常に、見えている、上、下２枚のカバープレートを有するトイレットペーパーホルダーにおいて、下カバープレートの構成部品の簡素化と形状の一部改良により、簡単に製作できるようにする。【解決手段】上、下２枚で構成されたカバープレートの、下カバープレートの基板中央部上面に設けている従来の滑車に変えて、凸型の突起部３を設け、凸形の突起部３のスベリまさつで、上カバープレートの前進スライド移動を可能とし、上カバープレートの連結手の受け止め部位を、下カバーの基板の両側面の切欠き部１０のみとし、下カバープレートの最先端周辺部を鋭利な爪形７とすることにより、ロールペーパー本体の逆回転防止効果を向上させる。ペーパーホルダーの製造コストの低減と保守管理の必要性が激減し、且つ、ペーパーの摘み代を確実に残すことができる。【選択図】図１
Description
本考案は、トイレットペーパーホルダーの操作手順の一部である、ロールペーパーの前回の切断縁を見出し、摘み出す動作を簡略化するため、カバープレートを、上、下２枚で構成したトイレットペーパーホルダーの改善に関するものである。
現在、上、下２枚のカバープレートで構成されているトイレットペーパーホルダーは、下カバープレートの基板の上側に設けた複数個の小型滑車で、上カバープレートを円滑に前進移動可能としている。又、下カバープレートの先端部の直線的な周辺が、常に、ロールペーパー本体に接しており、上カバープレートが、ペーパー切断後、急速に後方移動するとき、ロールペーパー本体を、逆回転させようとする作用を、阻止しているのである。（例えば、特許文献１参照。）
下カバープレートの上側で、上カバープレートを円滑にスライド移動可能にするため、下カバープレートの基板中央部の上側の両側辺近傍に複数個の滑車を設けているが、小型軽量の滑車のため、常に、保守管理の必要がある。
又、下カバープレートの前方部の弾性を有する薄板の先端は、常に、ロールペーパー本体に接しており、上カバープレートがペーパーカット直後、急速に後方移動するとき、ロールペーパー本体を逆回転させようとするが、その作用を下カバープレートの先端部が完全に阻止しなければならない。
本考案は、上記目的を達成するために、ロールペーパーの筒芯を両側から保持し、カバープレートを枢支する側板を有するロールペーパーホルダーで、前方部を弾性を有する薄板とした基板で側板に枢支された下カバープレートと、下カバープレートの基板の上側で、前方にスライド可能な基板で、その先端部をペーパーカッターとする上カバープレートとを、牽引部材で連結し、上カバープレートの先端の刃先と、下カバープレートの先端部の薄板の先端とが接する形で、両カバープレートを、上、下に組み合わせて、一体として、カバープレートとしたペーパーホルダーにおいて、下カバープレートの基板の上面の両側辺近傍に複数個の凸形の突起部を設け、常に、ロールペーパー本体に接している下カバープレートの前方部の弾性を有する薄板の先端部の周辺を、複数の鋭利な爪形とし、下カバープレートの基板の両側面に切欠き部を作り、上カバープレートの鉤形の連結手を受け止める部位とした下カバープレートとする。
上述の様に、本考案の下カバープレートは、小型滑車の廃止により、簡単な構成部品となり保守管理の必要性が激減し、又、下カバープレートの先端部が爪形のため、効果的にロールペーパー本体の逆回転の動作の防止に役立つのである。
下カバープレートの基板中央部の上面の両側辺近傍に複数個の凸形の突起部を設け、突起部の先端で、スベリまさつで上カバープレートの前進移動を可能とし、又、下カバープレートの前方部のやや下向きの先端部周辺を、複数の鋭利な爪形として、ロールペーパー本体に接する形とする。又、下カバープレートの基板の両側面は、切欠き部のみとする。
以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。図１に示す、本考案の下カバープレート１の中央部基板２に凸形をした突起部３を設け、その頂上部分で、図２に示す、上カバープレート４を、スベリまさつで、前進移動させるものとし、又、下カバープレートの基板先端部５のやや下向き周辺６を鋭利な爪形７とし、ロールペーパー本体８に、常に、接する状態とし、ロールペーパー本体が、逆回転しようとする時、本体に、くい込む作用を強めるものとし、又、下カバープレートの基板本体側面９の切欠き部１０で、上カバープレートの鉤形の連結手１１との組み合わせ部分とする。
１ 下カバープレート
２ 下カバープレートの中央部基板
３ 凸形をした突起部
４ 上カバープレート
５ 下カバープレートの基板先端部
６ やや下向き周辺
７ 鋭利な爪形
８ ロールペーパー本体
９ 下カバープレートの基板本体側面
１０ 切欠き部
１１ 鉤形の連結手
１２ 牽引部材
１３ 切断されるロールペーパー
１４ 側板
１５ 背面板
１６ 従来の小型滑車
１７ 従来の彫り欠き部
２ 下カバープレートの中央部基板
３ 凸形をした突起部
４ 上カバープレート
５ 下カバープレートの基板先端部
６ やや下向き周辺
７ 鋭利な爪形
８ ロールペーパー本体
９ 下カバープレートの基板本体側面
１０ 切欠き部
１１ 鉤形の連結手
１２ 牽引部材
１３ 切断されるロールペーパー
１４ 側板
１５ 背面板
１６ 従来の小型滑車
１７ 従来の彫り欠き部
Claims (1)
- ロールペーパーの筒芯を両側から保持し、カバープレートを枢支する側板を有するロールペーパーホルダーで、前方部を弾性を有する薄板とした基板で側板に枢支された下カバープレートと、下カバープレートの基板の上側で、前方にスライド可能な基板で、その先端部をペーパーカッターとする上カバープレートとを、牽引部材で連結し、上カバープレートの先端の刃先と、下カバープレートの先端部の薄板の先端とが接する形で、両カバープレートを、上、下に組み合わせて、一体として、カバープレートとしたペーパーホルダーにおいて、下カバープレートの基板の上面の両側辺近傍に複数個の凸形の突起部を設け、常に、ロールペーパー本体に接している下カバープレートの前方部の弾性を有する薄板の先端部の周辺を、複数の鋭利な爪形とし、下カバープレートの基板の両側面に切欠き部を作り、上カバープレートの鉤形の連結手を受け止める部位とした下カバープレートを特徴とするロールペーパーホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016001316U JP3204398U (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トイレットペーパーホルダーのカバープレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016001316U JP3204398U (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トイレットペーパーホルダーのカバープレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3204398U true JP3204398U (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56089944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016001316U Expired - Fee Related JP3204398U (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | トイレットペーパーホルダーのカバープレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3204398U (ja) |
-
2016
- 2016-03-04 JP JP2016001316U patent/JP3204398U/ja not_active Expired - Fee Related
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