JP2018200416A - 海図表示装置及び海図表示プログラム - Google Patents

海図表示装置及び海図表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】海図情報に含まれる灯台等の標識情報に基づき、灯台等の図形を表示することを可能にする海図表示装置を提供する。【解決手段】海図表示装置1は、二次元情報である海図情報に基づいて三次元の景観画像を表示する装置であり、地図情報が格納されているChart情報DB101及びGIS情報DB102と、入力部103と、景観画像を表示する立体表示部104と、海図を表示する海図表示部105と、地図情報に基づいて三次元の景観画像情報を生成する景観化タスク106と、海図の航路標識を読み取って図形情報を生成するオブジェクト変換タスク107と、表示位置または方向を移動する移動表示タスク108と、移動体画像情報を生成する移動体表示タスク109と、気象条件を変更する気象条件変更タスク110と、時間帯を変更する時間帯変更タスク111と、中央処理部112とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、海図情報に基づいて三次元の景観画像を表示する海図表示装置に関する。
従来より、船舶の操船訓練や港湾水域施設の安全評価等の目的で、船舶の操舵室前面の景観を模した立体画像を表示し、操舵室を模した各種コントローラの操作により立体画像が移動することで、船舶の操船を疑似体験することが可能な操船シミュレータが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このようなシミュレータの表示画像を生成するために、電子化された海図情報を立体化する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この技術に係るナビゲータは、電子化された海図情報に基づいて立体画像情報を生成して立体画像を表示する立体化処理を行い、さらに、レーダ装置等の探知結果を合成して表示する装置である。この立体化処理では、海図を真上から見る視点を、正面から見るように視点変換を行い、さらに高さ方向に厚みを持たせる処理を行う。
特開平9−230779号公報 特開2001−042026号公報
ところで、特許文献1に記載の操船シミュレータを実現するには、操作に応じた景観の画像を用意する必要があるため、膨大な量の画像が必要になる。そのため、特許文献2に記載の立体化処理のように、海図情報に基づいて立体画像情報を生成するのが有効である。しかしながら、地形情報を実際の景観のように表示することは可能であるが、例えば灯台のような標識が表示されていないため、実際の景観とは異なっていた。
そこで本発明は、海図情報に基づく三次元の景観画像に灯台等の標識を表示することを可能にする海図表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、海図情報に基づき、海図上の所定の基準点からの視点に基づく船舶からの景観を模した景観画像を生成する景観画像生成手段と、前記海図情報に含まれ、前記船舶が海上を航行するための標識情報を図示化して標識画像を生成する標識画像生成手段と、前記景観画像と、前記標識画像とを重ねて表示する画像表示部と、を備えたことを特徴とする海図表示装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の海図表示装置において、前記標識情報は、灯台、灯標及び灯浮標を含む航路標識であり、前記標識画像生成手段は、前記航路標識の仕様情報に基づいて前記航路標識の図示化を行う、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の海図表示装置において、所定の操作に基づいて前記視点を変更可能な移動表示手段を備え、前記景観画像生成手段は、前記視点が変更されると、前記視点の変更に応じて前記景観画像を変更する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の海図表示装置において、前記景観画像に表示されている区域を移動する移動体の位置、移動速度及び移動方向を示す移動体情報を外部から取得し、前記移動体情報を図示化して移動体画像を生成する移動体表示手段を備え、前記画像表示部は、前記景観画像と、前記移動体画像とを重ねて表示する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の海図表示装置において、所定の操作に基づいて前記景観画像の気象条件を変更する気象条件変更手段を備え、前記景観画像生成手段は、変更された前記気象条件に基づいて前記景観画像の見え方を変更する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の海図表示装置において、所定の操作に基づいて前記景観画像の時間帯を変更する時間帯変更手段を備え、前記景観画像生成手段は、変更された前記時間帯に基づいて前記景観画像の見え方を変更する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、海図情報に基づき、海図上の所定の基準点からの視点に基づく船舶からの景観を模した景観画像を生成する景観画像生成手段と、前記海図情報に含まれ、前記船舶が海上を航行するための標識情報を図示化して標識画像を生成する標識画像生成手段と、を備え、前記景観画像と、前記標識画像とを重ねて表示させる、ことを特徴とする海図表示プログラムである。
請求項1及び7に記載の発明によれば、標識画像生成手段を備えたことにより、海図情報に含まれ、船舶が海上を航行するための標識情報を図示化して標識画像を生成する。この標識画像は、画像表示部により、景観画像生成手段が海図情報に基づいて生成した景観画像に重ねて表示される。これにより、船舶が海上を航行するための標識情報が図示化されて表示されるため、より実際の景観に近い景観画像を表示するシミュレータを実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、標識画像生成手段は、灯台、灯標及び灯浮標を含む航路標識の仕様情報に基づいて航路標識の図示化を行い、景観画像に重ねて表示されるので、景観画像に灯台や灯標、灯浮標が仕様に基づいて発光している状態を表示することが可能になる。これにより、単に航路標識を表示するだけでなく、その動作状態をも表示するので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。
請求項3に記載の発明によれば、所定の操作に基づいて視点を変更可能であり、視点が変更されると、視点の変更に応じて景観画像が変更されることにより、操舵室前面の景観を視点を変えて観察する場合のように景観画像を移動表示することが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、移動体表示手段を備え、外部から移動体情報を取得して移動体画像を図示化し、この移動体画像が景観画像に重ねて表示されるので、他の船やヘリコプター等の移動体を景観画像に表示することが可能になるので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、気象条件変更手段を備え、所定の操作に基づいて景観画像の気象条件が変更されると、景観画像の見え方が変更されるので、雨や霧等の気象条件に応じた景観画像を表示することが可能になるので、より実際の景観に近い立体画像を表示することができる。
請求項6に記載の発明によれば、時間帯変更手段を備え、所定の操作に基づいて景観画像の時間帯が変更されると、景観画像の見え方が変更されるので、その時間帯の太陽の位置や明るさに応じた景観画像を表示することが可能になるので、より実際の景観に近い立体画像を表示することができる。
この発明の実施の形態に係る海図表示装置1の概略を示すブロック構成図である。 図1の立体表示部104及び海図表示部105の外観を示す正面図である。 図2の海図表示部105に表示されている海図の例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像の例を示す平面図である。 図2の海図表示部105に表示されている海図に灯浮標30が表示されている例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像に灯浮標30Aが表示されている例を示す平面図である。 図2の海図表示部105に表示されている海図に指向灯40が表示されている例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像に指向灯40Aが表示されている例を示す平面図である。 図2の海図表示部105に表示されている海図に前灯50a及び後灯50bが表示されている例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像に前灯50Aa及び後灯50Abが表示されている例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像に灯台60a〜60cが表示されている例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像が操作パネル23により移動する例を示す平面図である。 図2の立体表示部104に表示されている景観画像に船舶G1,ヘリコプターG2が表示されている例を示す平面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る海図表示装置1は、二次元情報である海図情報に基づいて三次元の景観画像を表示する装置であり、例えば、船舶の操船訓練等の目的で使用される操船シミュレータに利用されている。この海図表示装置1は、図1に示すように、主としてChart情報DB101と、GIS情報DB102と、入力部103と、立体表示部(画像表示部)104と、海図表示部105と、立体化タスク(景観画像生成手段)106と、オブジェクト変換タスク(標識画像生成手段)107と、移動表示タスク(移動表示手段)108と、移動体表示タスク(移動体表示手段)109と、気象条件変更タスク(気象条件変更手段)110と、時間帯変更タスク(時間帯変更手段)111と、これらをプログラム制御する中央処理部112とを備え、外部サーバ2に通信可能に接続されている。
Chart情報DB101は、海の水深や灯台等の各種設備の情報である海図情報が各海域の緯度経度ごとに格納されているデータベースである。GIS情報DB102は、陸地の地形や道路等の情報である陸上地形情報が各地域の緯度経度ごとに格納されている。Chart情報DB101に格納されている海図情報、及びGIS情報DB102に格納されている陸上地形情報を含む地図情報は、外部サーバ2との間で送受信される情報であり、例えば工事や自然災害等により地形や海岸線の形状等が変化した場合、適宜最新情報に更新されるようになっている。
入力部103は、ユーザが各種情報、指示を入力するインターフェイスであり、キーボードやマウス等により構成されている。この入力部103から入力される情報としては、後述するように、移動表示タスク108における表示範囲の移動指示、気象条件変更タスク110における気象条件の変更、時間帯変更タスク111における時間帯の変更等がある。
立体表示部104は、三次元情報に変換された景観画像を表示するディスプレイであり、後述するように、Chart情報DB101及びGIS情報DB102に格納されている地図情報から立体化タスク106により景観画像情報が生成され、この景観画像情報に基づいて景観画像が表示される。海図表示部105は、二次元情報である地図を表示するディスプレイであり、Chart情報DB101及びGIS情報DB102に格納されている地図情報に基づく地図が表示される。立体表示部104及び海図表示部105は、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、図2に示すように並んで配置され、同じ海域の二次元情報である地図と、景観画像情報に基づく景観画像とが同時に表示されるようになっていて、地図と景観画像とを比較することが可能になっている。なお、立体表示部104及び海図表示部105を同一の液晶ディスプレイ等により構成し、地図と景観画像とを左右に並べて表示させても良い。
立体化タスク106は、Chart情報DB101及びGIS情報DB102に格納されている二次元地図情報に基づき、三次元の景観画像を生成する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、Chart情報DB101及びGIS情報DB102には、図3に示すような二次元の地図情報が格納されていて、海図表示部105には、二次元の地図が表示される。ここで、例えば海図表示部105には、左右端部に陸地Lが表示され、中央箇所には海Sが表示されている。
このような二次元の地図情報を、マッピング等の手法により、真上から見る視点を、例えば海図表示部105の中心位置(基準点)を基準に正面から見るような視点に基づく視点変換を行い、さらに地図情報の等高線等に基づいて高さ方向に厚みを持たせる処理を行い、三次元の景観画像情報を生成する。この景観画像情報に基づく景観画像は、例えば図4に示すように立体表示部104に表示される。このとき、立体表示部104に表示される範囲は、一般に人間の視野角といわれる所定の角度になっている。なお、立体表示部104の右側に表示されている操作パネル20は、後述する移動表示タスク108における表示範囲の移動指示、気象条件変更タスク110における気象条件の変更、時間帯変更タスク111における時間帯の変更を行う箇所である。
オブジェクト変換タスク107は、Chart情報DB101に格納されている灯台、灯標及び灯浮標を含む航路標識(標識情報)を読み取り、この航路標識を図示化して標識画像を生成する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、Chart情報DB101には、図5に示すような灯浮標30の情報が格納されていて、海図表示部105に表示される。ここで、海図表示部105に表示される灯浮標30には、海図上に表示される記号である灯浮標記号31と、灯浮標30の表示情報(仕様情報)32とがある。また、Chart情報DB101には、海図表示部105の右側に表示されている詳細情報表示33に示すような、灯浮標30の仕様情報が格納されている。オブジェクト変換タスク107は、これらの情報を読み取り、図6に示す灯浮標30Aのような図形情報を生成し、立体表示部104に表示させるものである。
ここで、オブジェクト変換タスク107の具体的な機能について説明する。まず、表示情報32と、詳細情報表示33を読み取る。例えば、表示情報32に表示されている「Mo(A)W 8s5.0M」の文字は、この灯浮標30の灯質(光り方)がモールス符号の「A」であり、発光色が白色であり、周期が8秒毎であり、光達距離(光の到達距離)が5.0マイルであることを意味している。なお、他の灯質には、例えば一定の光を常時維持している不動光、約1秒程度の間発光する閃光等がある。また、灯浮標は、その色とトップマークと呼ばれる頂点部分の形状とにより識別されるものであり、詳細情報表示33には、灯浮標30の色の情報と、トップマークの形状を示す情報とが格納されている。例えば、灯浮標30の色が緑色であり、トップマークの形状が円筒形であるものとする。
そして、オブジェクト変換タスク107は、読み取った詳細情報表示33から、本体の色が緑色であり、トップマーク31Aの形状が円筒形である灯浮標30Aの標識画像を生成する。このとき、灯浮標30は、海図表示部105には海S上に浮かんで表示されているので、海S上に浮かんでいるように生成する。すると、立体表示部104によって、図6に示す灯浮標30Aのように表示される。また、トップマーク31Aを、灯質をモールス符号の「A」に、発光色を白色に、周期を8秒毎に、光達距離を5.0マイルに発光させる。
他の例として、図7に示すような指向灯40の情報がChart情報DB101に格納され、海図表示部105に表示されている場合について説明する。この指向灯40は、海図上に表示される記号である灯台記号41と、指向灯40が照射するセクタライト42a,42b,42cとがあり、それぞれ境界線L1〜L4に区分けされている。このセクタライト42a,42b,42cは、船舶の航路を誘導するための光であり、例えば、セクタライト42aは緑色に光る緑光であり、セクタライト42bは白色に光る白光であり、セクタライト42cは赤色に光る赤光である。そして、船舶が灯台記号41の方向に入港するときに、入港針路に対して白光が照射されているときは直進を誘導し、入港針路に対して緑光が照射されているときは左舷を誘導し、入港針路に対して赤光が照射されているときは右舷を誘導するものである。
オブジェクト変換タスク107は、この灯台記号41を読み取り、灯台41Aの標識画像を生成する。また、セクタライト42a,42b,42cを読み取り、セクタライト42aを緑色に光るように、セクタライト42bを白色に光るように、セクタライト42cを赤色に光るように、それぞれ標識画像を生成し、図8に示す指向灯40Aのように表示させる。
さらに他の例として、図9に示すような前灯50a及び後灯50bの情報がChart情報DB101に格納され、海図表示部105に表示されている場合について説明する。この前灯50a及び後灯50bは、海図上に表示される記号である灯台記号51a,51bと、表示情報(仕様情報)52a,52bとがある。この前灯50a及び後灯50bは、航路の延長線上にある陸地に設置された高さの異なる発光体を備えた一対の構造物であり、一対の発光体が上下に並んで見えるように進めば安全に航行できることを示すものである。図9では、前灯50aの発光体の高さが30mであり、後灯50bの発光体の高さが44mであることを示している。
オブジェクト変換タスク107は、この灯台記号51a,51bを読み取り、前灯50Aa及び後灯50Abの標識画像を生成する。また、表示情報52a,52bを読み取り、発光体51Aaの高さが30mであり、発光体51Abの発光体の高さが44mになるように、発光体51Aa,51Abの標識画像を生成し、図10に示す前灯50Aa及び後灯50Abのように表示させる。
また、例えば、海図表示部105の中心位置から変換対象の灯台や灯浮標の位置が遠い場合、図11に示す灯台60a,60b,60cのように、遠くから見ている視点に合わせて、詳細情報表示33に基づく細かい灯台の形状の変換は行わず、表示情報32に基づく灯台60a,60b,60cの灯質や発光色等の変換のみを行う。このとき、例えばある灯台の光達距離が1.0マイルである場合において、海図表示部105の中心位置からその灯台までの距離が1.0マイル未満のときには光を表示し、1.0マイル以上のときには光を表示しないようにする。
移動表示タスク108は、所定の操作に基づいて海図表示部105の視点を移動する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、海図表示部105の操作により(図示は省略)、図12に示すように立体表示部104の下方に船舶Fを表示し、船舶Fが海S上を航行しているように表示することが可能である。このとき、図12に示す操作パネル20の移動操作部23の操作により、立体表示部104に表示されている景観画像の中心位置または方向を移動可能であり、具体的には、移動操作部23の前方向ボタン23a、後方向ボタン23bの押下により、景観画像の中心位置が移動されて立体表示部104の前後方向(矢印B方向)に移動しているように表示され、右方向ボタン23c、左方向ボタン23dの押下により、景観画像の方向が移動されて立体表示部104の左右方向(矢印A方向)に移動しているように表示される。
移動体表示タスク109は、他の船舶やヘリコプター等を含む移動体の位置、移動速度及び移動方向を示す移動体情報を外部サーバ2から取得して図示化を行い、移動体画像を生成する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、外部サーバ2を介して、船舶の識別情報であるAIS(Automatic Identification System:自動船舶識別装置)情報や、他の船舶が現在航海している位置情報、ヘリコプターの航行情報等を取得する。立体表示部104に表示されている範囲内に他の船舶やヘリコプター等の情報が存在している場合、AIS情報等に基づいて移動体画像を生成する。そして、立体表示部104に、図13に示す船舶G1,ヘリコプターG2のように表示される。
気象条件変更タスク110は、所定の操作に基づいて立体表示部104に表示されている景観画像の気象条件を変更する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、図13に示す操作パネル20の気象条件変更操作部21を押下すると、設定されている気象条件、例えば晴天、曇天、雨天、嵐、濃霧等が選択可能になっている。そして、立体表示部104には、選択された気象条件変更操作部21の条件に基づいて見え方が変更され、選択された気象条件の景観画像が表示される。
時間帯変更タスク111は、所定の操作に基づいて立体表示部104に表示されている景観画像の時間帯を変更する機能を有している、例えば海図表示装置1で実行されるプログラムである。例えば、図13に示す操作パネル20の時間帯変更操作部22を押下すると、設定されている時間帯、例えば3時間おきに午前0時〜午前3時、午前3時〜午前6時、・・・、午後9時〜午前0時のように各時間帯が選択可能になっている。そして、立体表示部104には、選択された時間帯変更操作部22の条件に基づいて見え方が変更され、選択された気象条件の景観画像が表示される。
次に、この海図表示装置1の操作方法及び作用等について説明する。
まず、海図表示装置1が起動されると、Chart情報DB101及びGIS情報DB102が読み込まれ、格納されている地図情報に基づく地図が、図5に示すように海図表示部105に表示される。立体化タスク106により、三次元の景観画像情報が生成され、図6に示すような景観画像が立体表示部104に表示され、オブジェクト変換タスク107により、灯浮標30Aのような図形情報が生成され、立体表示部104の景観画像に重ねて表示される。
また、海図表示部105の操作により、図12に示すように船舶Fを立体表示部104に表示させ、移動操作部23で船舶Fが操作されると、移動表示タスク108により、立体表示部104の前後方向(矢印B方向)及び左右方向(矢印A方向)に移動しているように表示される。他の船舶やヘリコプター等を含む移動体が立体表示部104に表示されている範囲内に存在する場合、移動体表示タスク109により、移動体情報が外部サーバ2から取得され、図13に示すように船舶G1,ヘリコプターG2のように表示される。気象条件変更操作部21が操作されて気象条件が選択されると、気象条件変更タスク110により、選択された気象条件変更操作部21の気象条件に基づいて、その気象条件の景観画像が表示される。時間帯変更操作部22が操作されて時間帯が選択されると、時間帯変更タスク111により、選択された時間帯変更操作部22の時間帯に基づいて、その時間帯の景観画像が表示される。
以上のように、この海図表示装置1によれば、オブジェクト変換タスク107を備えたことにより、表示情報32及び詳細情報表示33が読み取られて灯浮標30Aや、灯台30B,30C,30Dのような標識画像が生成され、立体表示部104に表示される。これにより、実際に船舶が海上を航行している時の景観を再現することができるので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。
また、移動表示タスク108を備えたことにより、移動操作部23によって船舶Fが操作されると船舶Fが立体表示部104の前後方向及び左右方向に移動しているように表示されるので、景観画像を移動表示することが可能になる。移動体表示タスク109を備えたことにより、移動体情報が外部サーバ2から取得され、船舶G1,ヘリコプターG2のように立体表示部104に表示されるので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。
さらに、気象条件変更タスク110を備えたことにより、気象条件変更操作部21が操作されると選択された気象条件に基づいて、その気象条件の景観画像が表示されるので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。時間帯変更タスク111を備えたことにより、時間帯変更操作部22が操作されると選択された時間帯に基づいて、その時間帯の景観画像が表示されるので、より実際の景観に近い景観画像を表示することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、Chart情報DB101及びGIS情報DB102を設ける構成にしたが、外部サーバ2に設けて通信により必要な情報のみ取得する構成にしても良い。
また、移動表示タスク108において、移動操作部23を設けてボタンの押下により操作する構成としたが、例えば、マウスのホイール操作を前後方向の操作、マウスの左右方向の移動を左右方向の操作としても良い。
1 海図表示装置
2 外部サーバ
20 操作パネル
21 気象条件変更操作部
22 時間帯変更操作部
23 移動操作部
30,30A 灯浮標
30B,30C,30D 灯台
31 灯浮標記号
31A トップマーク
32 表示情報(仕様情報)
33 詳細情報表示
40 指向灯
41 灯台記号
41A 灯台
42a,42b,42c セクタライト
50a 前灯
50Aa 前灯
50b 後灯
50Ab 後灯
51a,51b 灯台記号
51Aa,51Ab 発光体
52a,52b 表示情報(仕様情報)
60a,60b,60c 灯台
101 Chart情報DB
102 GIS情報DB
103 入力部
104 立体表示部
105 海図表示部
106 立体化タスク(立体化手段)
107 オブジェクト変換タスク(オブジェクト変換手段)
108 移動表示タスク(移動表示手段)
109 移動体表示タスク(移動体表示手段)
110 気象条件変更タスク(気象条件変更手段)
111 時間帯変更タスク(時間帯変更手段)
112 中央処理部

Claims (7)

  1. 海図情報に基づき、海図上の所定の基準点からの視点に基づく船舶からの景観を模した景観画像を生成する景観画像生成手段と、
    前記海図情報に含まれ、前記船舶が海上を航行するための標識情報を図示化して標識画像を生成する標識画像生成手段と、
    前記景観画像と、前記標識画像とを重ねて表示する画像表示部と、
    を備えたことを特徴とする海図表示装置。
  2. 前記標識情報は、灯台、灯標及び灯浮標を含む航路標識であり、
    前記標識画像生成手段は、前記航路標識の仕様情報に基づいて前記航路標識の図示化を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の海図表示装置。
  3. 所定の操作に基づいて前記視点を変更可能な移動表示手段を備え、
    前記景観画像生成手段は、前記視点が変更されると、前記視点の変更に応じて前記景観画像を変更する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の海図表示装置。
  4. 前記景観画像に表示されている区域を移動する移動体の位置、移動速度及び移動方向を示す移動体情報を外部から取得し、前記移動体情報を図示化して移動体画像を生成する移動体表示手段を備え、
    前記画像表示部は、前記景観画像と、前記移動体画像とを重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の海図表示装置。
  5. 所定の操作に基づいて前記景観画像の気象条件を変更する気象条件変更手段を備え、
    前記景観画像生成手段は、変更された前記気象条件に基づいて前記景観画像の見え方を変更する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の海図表示装置。
  6. 所定の操作に基づいて前記景観画像の時間帯を変更する時間帯変更手段を備え、
    前記景観画像生成手段は、変更された前記時間帯に基づいて前記景観画像の見え方を変更する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の海図表示装置。
  7. 海図情報に基づき、海図上の所定の基準点からの視点に基づく船舶からの景観を模した景観画像を生成する景観画像生成手段と、
    前記海図情報に含まれ、前記船舶が海上を航行するための標識情報を図示化して標識画像を生成する標識画像生成手段と、を備え、
    前記景観画像と、前記標識画像とを重ねて表示させる、
    ことを特徴とする海図表示プログラム。
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