JP2018200352A - 光源を備えた指示棒 - Google Patents

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洋一 中村
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Abstract

【課題】照度を高くしつつ、伸縮筒の伸び縮みの繰り返しによる断線を防止した指示棒を提供する。【解決手段】 光源及び電源を備えた把持部と、把持部から一の方向に伸縮する伸縮筒と、前記伸縮筒の前記把持部とは反対の端部に備えられた先端部と、を備えた指示棒において、前記伸縮筒の内面は、反射率が80%以上で加工されており、前記光源からの光が前記内面で反射して前記先端部に届けられる事を特徴とする。これにより、先端部3の照度を高くしつつ、伸縮筒の伸び縮みの繰り返しによる断線を防止する事ができる。【選択図】図1

Description

本発明は、把持部に光源を備え、先端部を光らせるようにした伸縮可能な指示棒に関する。
従来から先端部が光る伸縮可能な指示棒は知られている。例えば、特許文献1には、利用者が手に持つための把持部と、把持部の端部に備えられた伸縮自在な伸縮筒と、伸縮筒の把持部とは反対側の端部に設けられた光源を含む先端部と、を備えた指示棒が開示されている。この指示棒は、把持部の内部に電池を備えており、電池に接続した配線が、伸縮筒内部に配置され、先端部の光源に接続されている。さらに、配線は、カールコードであり、伸縮筒を伸ばした状態のときに、カールコードが伸びた状態になる。これにより伸縮筒の伸び縮みに合わせて、配線も伸び縮みする。
一方、特許文献2には、把持部と伸縮筒と先端部とを備え、把持部側にレーザポインタと電池とが備えられた指示棒が開示されている。先端部の内部には乱反射する内面を有しており、レーザポインタの光線が乱反射される事で先端部が光輝される事が開示されている。
実用新案登録第3199416号公報 特開2000−352693
しかしながら、特許文献1の指示棒においては、伸縮筒を伸ばしたときにカールコードも同じように伸びる状態となるが、弾性力が絶えずカールコードに接続された回路基板及び光源にかかる事から、接続された部分の劣化等により断線する可能性があった。
また、特許文献2の指示棒においては、レーザポインタとして一般的に使用されているレーザ半導体は、光の指向性は高いものの照度は高くなく、指示棒の先端を光らせるには、照度が足りないという問題があった。
本発明は、照度を高くしつつ、伸縮筒の伸び縮みの繰り返しによる断線を防止した指示棒を提供する事を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る指示棒は、光源及び電源を備えた把持部と、把持部から一の方向に伸縮する伸縮筒と、前記伸縮筒の前記把持部とは反対の端部に備えられた先端部と、を備えた指示棒において、前記伸縮筒の内面は、反射率が80%以上で加工されており、前記光源からの光が前記内面で反射して前記先端部に届けられる。
請求項2に記載の発明に係る指示棒において、前記伸縮筒の内面は鏡面加工されている。
請求項3に記載の発明に係る指示棒において、前記把持部にセンサが備えられ、前記先端部が被指示物に接触した事を検知して、前記光源を点灯させる。
請求項4に記載の発明に係る指示棒において、前記伸縮筒は、外面と内面との間が絶縁されており、前記伸縮筒の一の端部において外面と内面とが電気的に接続されており、前記先端部には、芯材が前記伸縮筒の内部に、前記内面に接しないように配置されている。
本発明によれば、把持部は、光源及び電源を備える。伸縮筒は、把持部から一の方向に伸縮する。先端部は、前記伸縮筒の前記把持部とは反対の端部に備えられる。前記伸縮筒の内面は、反射率が80%以上で加工されており、前記光源からの光が前記内面で反射して前記先端部に届けられる。この結果、先端部で十分な照度を得られ、更には、伸縮筒の伸縮による配線の断線を防止する事ができる。
本発明の第1実施形態に係る指示棒の全体外観図である。 第1実施形態における把持部の拡大断面図である。 第1実施形態における伸縮筒の一部を示す拡大図である。 第3実施形態における第3の筒、第4の筒、及び第5の筒の拡大断面図である。 第3実施形態における第5の筒の一の方向端部を示す図である。 第3実施形態における第4の筒の一の方向端部を示す図である。 第3実施形態における先端部3及び第5の筒の拡大断面図である。
本発明の指示棒に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の実施形態1に係る指示棒について、説明する。図1に示すように、指示棒は、把持部1と、伸縮筒2と、先端部3と、を備える。先端部3の方向を一の方向とし、把持部1の方向を他の方向として以下説明を行う。
把持部1の材質は、プラスチックである。把持部1は、断面が四角形状で長手方向の長さが約10cmの形状を有する。なお、把持部1の形状は四角形状以外に、円形状、三角形状のいずれでもよく、利用者が握りやすい形状である事が望ましい。
伸縮筒2は、断面が円形状である5本の筒で構成される。伸縮筒2の材質は、ステンレス素材である。伸縮筒2は、把持部1に固定された第1の筒21と、第1の筒に対して一の方向に隣り合う第2の筒22と、第2の筒に対して一の方向に隣り合う第3の筒23と、第3の筒に対して一の方向に隣り合う第4の筒24と、第4の筒に対して一の方向に隣り合う第5の筒25とで構成される。なお、伸縮筒2は、5本の筒以外に、3本の筒、6本の筒等で構成されてもよく、材質もステンレス素材以外に、真鍮、アルミニウム等の素材でもよい。
先端部3は、被指示物を指し示すための部分である。先端部3の材質は、透過性のプラスチックである事が望ましい。先端部3は、第5の筒25における1の方向端部に固定されている。なお、材質は透過性のプラスチック以外に乳白アクリル等の拡散材料であってもよい。
把持部1を、図2を参照して説明する。把持部1は、内部に電源11と、回路基板12と、センサ13と、光源14と、収納部15と、を備える。
電源11は、乾電池又はバッテリーである。
回路基板12は、後述する光源14を点灯駆動するための回路基板である。具体的には、回路基板12は電源11からの電源を基に、光源14を点灯するのに必要な電圧まで昇圧又は降圧及び点灯をオンオフ制御するための回路基板である。
センサ13は、振動を検知するセンサである。具体的には先端部3が被指示物に接触したときに、センサ13はその接触に伴う振動を検知して回路基板12に点灯オンの信号を送信する。
光源14は、LED素子である。
収納部15は、伸縮筒2が縮んだ状態で収納される空間である。具体的には、収納部15の大きさは、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25が縮んだ状態において、伸縮筒2の全てが把持部2の内部に入り込む大きさである。
次に、伸縮筒2を、図3を参照して説明する。第1の筒21の形状は、一の方向端部の外径R12が、他の方向端部の外径R11に比べて小さい外径を有する形状となっている。また第1の筒21の形状は、1の方向端部の内径R13が、第2の筒22における他の方向端部の外径R21より小さい内径を有する形状となっている。このため、第1の筒21の内部に収納された第2の筒22を一の方向に伸ばした時に、第2の筒22が第1の筒21の内面で係止し、抜けを防止する。第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、第5の筒25全て、上記と同様の形状を有している。
さらに第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、第5の筒25のいずれの筒も全て、内面が鏡面加工されている。内面を鏡面加工にする事により反射率80%以上にする事ができ、把持部1にある光源14からの光を先端部3に届ける事が可能となる。ここで、反射率80%とは、光源14からの光が、内面で第1回目の反射がなされたときに、入射した光束のうち、反射した光束が80%になる事を意味しており、先端部3に向けて数回の反射がなされると、光束が数回分20%ずつ減る事になる。このため、反射率が低い材質を使用すると、内面に反射した光束が極端に減る事になり、光源14から内面に反射もせず、まっすぐ届いた光束のみとなり、先端部3での照度が非常に小さいものとなってしまう。
次に、先端部3を、図1を参照して説明する。先端部3は、円錐台の形状を有する。具体的には、先端部3の一の方向端部の外径は、他の方向端部の外径に比べて小さい形状となっている。
先端部1が被指示物に接触したときに、その振動が伸縮筒2を介して把持部1に伝えられる。この振動によって、センサ13が回路基板12に点灯オンの信号を送信し、回路基板12が点灯オンの信号に従って光源14に対して電圧を供給する。
<第1実施形態の効果>
本実施形態によれば、把持部1に振動を検知するためのセンサ13が備えられている。この結果、利用者が被指示物を指し示すときに、従来の指示棒に備えられたスイッチを押す操作を行わなくとも、先端部を光らせる事が可能となる。利用者が、説明に集中し過ぎた事により、スイッチを押し忘れ、先端部が光らないという事も防止する事ができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る指示棒について、説明する。第2実施形態は、センサ13において、第1実施形態と相違する。第2実施形態において、第1実施形態と同じ構成には、同じ記号または番号を付し、その同じ構成の説明を省略する。
把持部1は、電源11と、回路基板12と、センサ13と、光源14と、収納部15とを備える。
センサ13は、音を検知するセンサである。さらにセンサ13と、音データを記憶したメモリーとで、ユニットを構成する。音データは、時間軸に対する振幅を示す音波形データと音の種類に応じた指示を示すメタデータとを含む。
利用者が被指示物を指し示すとき、被指示物と先端部3との接触による音をセンサ13で検知し、検知した音の音波形データと、メモリーに予め記憶しておいた音波形データとを比較する。検知した音の音波形データに一致する音波形データがメモリーに記憶されている場合、その音波形データに関連付けされたメタデータを読み出し、メタデータの指示に従って、指示情報を含む点灯オンの信号を回路基板2に送信する。回路基板2は、指示情報を含む点灯オンの信号に従い、光源14に対して電圧を供給する。
<第2実施形態の効果>
本実施形態によれば、把持部1に音を検知するためのセンサ13が備えられている。この結果、利用者が被指示物を指し示すときに、従来の指示棒に備えられたスイッチを押す操作を行わなくとも、先端部を光らせる事が可能となる。利用者が、説明に集中し過ぎた事により、スイッチを押し忘れ、先端部が光らないという事も防止する事ができる。
さらに、メモリーに音波形データとメタデータとが記憶されている事により、音の違いによって光源14の光の色を変更する事が可能となる。例えば、被指示物の材質の違いによる音毎に、メモリーに音波形データと、指示を示す光の色情報を含むメタデータと、を記憶しておく事で、光源14の光の色を変更する事が可能となる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る指示棒について、説明する。第3実施形態は、センサ13の代わりに、検出電圧によって点灯オンオフの制御を行う点で、第1実施形態と相違する。第3実施形態において、第1実施形態と同じ構成には、同じ記号または番号を付し、その同じ構成の説明を省略する。
本発明の第3実施形態における第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25について、説明する。ここでは、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25について、図4、図5、及び図6を参照して説明する。図4は、第3の筒23、第4の筒24及び第5の筒25の断面図を示す。第1の筒21及び第2の筒22は、第3の筒23及び第4の筒24と同様の構造のため説明を省略する。
図4に示すように第5の筒25は、径と一の方向から他の方向への長さとが異なる2つの筒から構成されている。具体的には、異なる2つの筒は、外側に配置される外側筒251と、外側筒の内部空間に配置される内側筒252と、で構成される。また、外側筒251の一の方向から他の方向への長さが、内側筒252の一の方向から他の方向への長さに比べて短い形状となっている。また、外側筒251の他の方向端部には鍔部257が設けられている。この鍔部257は、外側筒の外面よりも外径方向に突出して設けられる。外側筒251及び内側筒252の一の方向の各端部の面が面一になるように配置される。外側筒251及び内側筒252は、一の方向の端部近辺以外において第1絶縁物255を介して固定されている。絶縁物としては、エポキシ樹脂等の絶縁性の接着材が望ましい。
また、一の方向端部には、外側筒251と内側筒252とが、電気的に接続するように、第1金属リング253が外側筒251と内側筒252との間にはめ込まれている。また、内側筒252の他の方向端部において、第2金属リング254がはめ込まれている。これにより、外側筒251と内側筒252とは、一の方向端部で、第1金属リング253を介して電気的に接続されている。
他の方向端部にはめ込まれた第2金属リング254と、外側筒251の他の方向端部とは、空隙が設けられており、この空隙に第1絶縁物255が配置される。
外側筒251の外面に、第2絶縁物256が配置される。具体的には、外側筒251の外面には、第2絶縁物256が鍔部257の外径方向の外面と面一となる面を有して配置される。
第5の筒25の1の方向端部について、図5を参照して説明する。図5に示すように、外側筒251と内側筒252との間に第1金属リング253がはめ込まれており、外側筒251及び内側筒252の一の方向端部と、金属リング253の面とが、面一となっている。鍔部257の外径方向の外面と面一となる面を有する第2絶縁物256が配置されている。
さらに図4に示すように、第4の筒24及び第3の筒23は、径が異なり、一の方向から他の方向への長さが同一の2つの筒から構成されている。ここで、第4の筒24は、第3の筒23と同じ構造のため、第4の筒で説明を行う。
具体的には、異なる2つの筒は、外側に配置される外側筒241と、外側筒の内部空間に配置される内側筒242と、で構成される。また、外側筒241の他の方向端部には鍔部247が設けられている。この鍔部247は、外側筒241の外面よりも外径方向に突出して設けられている。外側筒241と内側筒242とは、外側筒241の一の方向端部が、内側筒242の一の方向端部に比べて突出した位置に配置されている。これにより、内側筒242の他の方向端部が、外側筒241の他の方向端部に比べて突出している。
外側筒241及び内側筒242は、第1絶縁物245を介して固定されている。絶縁物としては、エポキシ樹脂等の絶縁性の接着材が望ましい。
また、外側筒241の一の方向端部には、第1金属リング243がはめ込まれており、この第1金属リング243と、内側筒242の一の方向端部と、の間には、空隙が設けられ、この空隙にも第1絶縁物245が配置されている。
内側筒242の他の方向端部には、第2金属リング244がはめ込まれており、この第2金属リング244と、外側筒241の他の方向端部と、の間には、空隙が設けられ、この空隙にも第1絶縁物245が配置されている。
外側筒241の外面に、第2絶縁物246が配置される。具体的には、外側筒241の外面には、第2絶縁物246が鍔部247の外径方向の外面と面一となる面を有して配置される。
第4の筒24の1の方向端部について、図6を参照して説明する。図6に示すように、外側筒241の内側に第1金属リング243がはめ込まれており、外側筒241の一の方向端部と、第1金属リング243の面とが、面一となっている。鍔部247の外径方向の外面と面一となる面を有する、第2絶縁物246が配置されている。
第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23は、第4の筒24と同一の構造である。
第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25が全て伸びた状態の各筒の接触部分について、説明する。ここでは、第3の筒23、第4の筒24及び第5の筒25について、図4を参照して説明する。第3の筒23及び第4の筒24の接触部分には、第3の筒23の一の方向に設けられた空隙に第1絶縁物235を配置した部分と、第4の筒24の他の方向に設けられた空隙に第1絶縁物245を配置した部分とが、互いに対向している。同様に第4の筒24及び第5の筒25の接触部分には、空隙に第1絶縁物245、255を配置した部分が、互いに対向している。
先端部3について、図7を参照して説明する。芯材31が、先端部3の他の方向に突出して配置される。この芯材31は、導電性と有する材質であり、望ましくは、抵抗率の低い銅等の金属である。
先端部3は、第5の筒25に対して、第1弾性体32を介して固定されており、芯材31が、第2弾性体33により第5の筒25の内側筒252の内面に接触せず、内側筒の中心の位置に配置されている。第1弾性体32は、ゴム等の反発力を有する材質が望ましい。また、第2弾性体33は、第1弾性体32に比べて弾性力が弱い材質であり、芯材31を突き刺すことができるスポンジ等の材質が望ましい。これにより、先端部3が被指示物に接触したときに、弾性力に反発しながら、先端部3が第5の筒に対して傾き、その傾きに従って、芯材31が、内側筒252の一の方向端部近辺の内面と、内側筒252の他の方向近辺の内面と、に接触する。
把持部1の回路基板12と、第1の筒21の外側筒及び内側筒と、電気的に接続されている。具体的には、第1の筒21の他の方向に、はめ込まれた金属リング以外の部分の外側筒の外面及び内側筒の内面が回路基板と電気的に接続されている。
これにより、第1の筒21を把持部1から伸ばした状態で、第1の筒21の外側筒及び内側筒と回路基板12とが電気的に接続され、さらに、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、第5の筒25を全て伸ばした状態のときに、回路基板12からの電流が、第1の筒21の外側筒外面から、第2の筒22の外側筒外面、第3の筒23の外側筒231外面、第4の筒24の外側筒241外面、第5の筒25の外側筒251外面、及び第5の筒25の一の方向端部にはめ込まれた第1金属リング253を伝って、第5の筒25の内側筒252内面に伝わる。
また、第5の筒25の内側筒252内面に伝わった電流が、第4の筒24の内側筒242内面、第3の筒23の内側筒232内面、第2の筒22の内側筒内面、及び第1の筒21の内側筒内面に伝わって、回路基板12に戻り、検出抵抗による電圧を検出する。
先端部3が被指示物に接触したとき、芯材31が、内側筒252の一の方向端部近辺の内面と、内側筒252の他の方向近辺の内面と、の両方に接触する事で、短絡状態となり、検出抵抗による電圧が、異なって検出される。
この異なって検出された電圧を基に、先端部3が被指示物に接触したと判断して、光源14に対して電圧を供給する。
<第3実施形態の効果>
本実施形態によれば、センサの代わりに、検出抵抗による電圧によって点灯オンオフの制御を行う。この結果、先端部3が被指示物に接触した時にのみ、点灯オンオフの制御を行える事から、先端部3以外の部分が被指示物以外の物に誤って接触した振動又は音の誤動作による点灯を防止する事ができる。さらに、第1実施形態または第2実施形態で説明したセンサと、第3実施形態の電圧検出とを、併用して、両方とも検知及び検出できたときに点灯オンオフ制御を行うようにすると、さらに精度よく誤動作による点灯を防止する事ができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る指示棒について、説明する。第4実施形態は、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25のいずれの筒において、第1実施形態と相違する。第4実施形態において、第1実施形態と同じ構成には、同じ記号または番号を付し、その同じ構成の説明を省略する。
本発明の第4実施形態における第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25の全て、内面が鏡面加工されている。さらに、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24のいずれの内面にも、一の方向端部から他の方向端部まで、摩擦係数の低い材質のテープが所定間隔を隔てて複数貼り付けされている。摩擦係数の低い材質の一例として、超高分子量ポリエチレン等の材質からなるテープが望ましい。
この結果、超高分子量ポリエチレンのテープを使用する事により、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25の各々の筒を伸ばした際又は縮めた際に、第1の筒の内面と第2の筒の外面との間、第2の筒の内面と第3の筒の外面との間、第3の筒の内面と第4の筒の外面との間、及び第4の筒の内面と第5の筒の外面との間には、超高分子量ポリエチレンテープを介して接触されるため、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、及び第4の筒24の内面に加工された鏡面が、傷つきにくくなり、鏡面を維持する事が可能となる。
本発明の実施形態について以上説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、当業者であれば種々の変更を加えることができる。
(変形例1)
本実施形態において、把持部1の材料は、プラスチックである。この実施形態に代えて、把持部1の材料は、アルミニウム又はチタン等の金属であってもよい。
(変形例2)
本実施形態において、第1の筒21の形状は、一の方向端部の外径R12が、他の方向端部の外径R11に比べて小さい外径を有する形状である。また、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25の形状は、上記と同様の形状である。この実施形態に代えて、第1の筒21の形状は、一の方向端部の外径R12が、他の方向端部の外径R11と同じ外径を有する形状であってもよく、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25が上記と同様の形状であってもよい。この場合、第1の筒21の内部に収納された第2の筒22を一の方向に伸ばした時に、第2の筒22が第1の筒21の内面で係止し、抜けを防止するためにストッパを備える。
(変形例3)
本実施形態において、先端部3は円錐台の形状を有する。具体的には、先端部3の一の方向端部の外径は、他の方向端部の外径に比べて小さい形状となっている。この実施形態に代えて、先端部3は、円柱の形状又は三角柱の形状であってもよい。
(変形例4)
本実施形態において、第5の筒25は、径と一の方向から他の方向への長さとが異なる2つの筒から構成されている。また、外側筒251の一の方向から他の方向への長さが、内側筒252の一の方向から他の方向への長さに比べて短い形状となっている。外側筒251及び内側筒252は、一の方向端部近辺以外において第1絶縁物255を介して固定されている。
また、一の方向端部には、外側筒251と内側筒252とが、電気的に接続するように、第1金属リング253が外側筒251と内側筒252との間にはめ込まれている。また、内側筒252の他の方向端部において、第2金属リング254がはめ込まれている。外側筒251の凹部に、第2絶縁物256が配置される。
第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、及び第4の筒24は、径が異なり、一の方向から他の方向への長さが同一の2つの筒から構成されている。外側筒241と内側筒242とは、外側筒241の一の方向端部が、内側筒242の一の方向端部に比べて突出した位置に配置されている。外側筒241及び内側筒242は、第1絶縁物245を介して固定されている。また、外側筒241の一の方向端部には、第1金属リング243がはめ込まれている。内側筒242の他の方向端部には、第2金属リング244がはめ込まれている。外側筒241の外面に、第2絶縁物246が配置される。第1筒21、第2の筒22、及び第3の筒23は、第4の筒と同様の構造である。
この実施形態に代えて、第1の筒21、第2の筒22、第3の筒23、第4の筒24、及び第5の筒25の外面及び内面を、導電性エストラマーで構成しても良い。具体的には、第1の筒21を用いて説明すると、第1の筒21の外面及び内面に、絶縁物が設けられている。この絶縁物の内部に第1の筒21の一の方向から他の方向に向けて、複数本の導電物が平行に固定されている。これにより、回路基板12からの電流が、第1の筒21から第5の筒25までの外面の導電物に流れ、更に第5の筒25から第1の筒21までの内面の導電物に流れる。先端部3の傾きにより、芯材31が第5の筒の内面に接触し、その部分がショートする事により、検出電圧を検出しても良い。
1・・・把持部、2・・・伸縮筒、3・・・先端部、11・・・電源、12・・・回路基板、13・・・センサ、14・・・光源、15・・・収納部、21・・・第1の筒、22第2の筒、23・・・第3の筒、24・・・第4の筒、25・・・第5の筒、

Claims (4)

  1. 光源及び電源を備えた把持部と、
    把持部から一の方向に伸縮する伸縮筒と、
    前記伸縮筒の前記把持部とは反対の端部に備えられた先端部と、を備えた指示棒において、
    前記伸縮筒の内面は、反射率が80%以上で加工されており、前記光源からの光が前記内面で反射して前記先端部に届けられる事を特徴とする指示棒。
  2. 前記伸縮筒の内面は、鏡面加工されている事を特徴とする請求項1に記載の指示棒。
  3. 前記把持部にセンサが備えられ、前記先端部が被指示物に接触した事を検知して、前記光源を点灯させる事を特徴とする請求項1または請求項2に記載の指示棒。
  4. 前記伸縮筒は、外面と内面との間が絶縁されており、前記伸縮筒の一の端部において外面と内面とが電気的に接続されており、前記先端部には、芯材が前記伸縮筒の内部に、前記内面に接しないように配置されている事を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の指示棒。
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