JP2018197464A - ヒンジ用装置 - Google Patents

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大嶋 一吉
Kazuyoshi Oshima
一吉 大嶋
鈴木 正哉
Masaya Suzuki
正哉 鈴木
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Abstract

【課題】ヒンジにヒンジ用装置を固定した状態で、ヒンジのねじを操作できるヒンジ用装置を提供する。【解決手段】ヒンジ用装置9は、被取付部10と、被取付部10に螺合し、アクセス孔34aを有する止めねじ34と、を備える。止めねじ34を締めて、ヒンジ2に被取付部10を固定した状態において、止めねじ34のアクセス孔34aを介して、ヒンジ2のねじ33を操作可能である。ヒンジ2のねじ33は、本体1に対する扉3の位置を調節するための調節ねじである。【選択図】図3

Description

本発明は、本体と扉とを連結するヒンジに取り付けられるヒンジ用装置に関する。
ヒンジは、本体と扉とを連結し、扉を開閉可能にする。ヒンジには、扉が閉まるときの衝撃を緩和するダンパが取り付けられることがある。
特許文献1には、ヒンジにダンパを取り付けるためのヒンジ用装置が開示されている。図13に示すように、このヒンジ用装置は、ダンパアダプタ71と、蓋体72と、を備える。ダンパアダプタ71は、ダンパ73を収納した状態でヒンジ74に摺動結合される。ダンパアダプタ71の上面には、ねじ75a,75bと係止孔76に対応する点検口71a,71b,71cが形成される。蓋体72は、ダンパアダプタ71に搭載されて、ねじ75a,75bと係止孔76を密閉する。蓋体72の下面には、ダンパアダプタ71の点検口71cを経由して係止孔76に嵌入される固定突起72aが形成される。
ダンパアダプタ71の上面に蓋体72を載せて押すと、蓋体72の固定突起72aがダンパアダプタ71の点検口71cを経由してヒンジ74の係止孔76に嵌まる。このため、ヒンジ用装置(ダンパアダプタ71、蓋体72)をヒンジ74に容易に固定することができる。
特表2010−537088号公報
しかし、特許文献1に記載のヒンジ用装置にあっては、ねじが蓋体で密閉されるので、ヒンジにヒンジ用装置を固定した状態で、ねじを操作できないという課題がある。ヒンジのねじは、例えば本体に対する扉の位置を調節するために設けられる。このため、扉の位置を調節できなくなるという課題がある。
そこで、本発明は、ヒンジにヒンジ用装置を固定した状態で、ヒンジのねじを操作できるヒンジ用装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、本体と扉とを連結するヒンジに取り付けられるヒンジ用装置であって、前記ヒンジは、ねじを有し、前記ヒンジ用装置は、被取付部と、前記被取付部に螺合し、アクセス孔を有する止めねじと、を備え、前記止めねじを締めて前記ヒンジに前記被取付部を固定した状態において、前記止めねじの前記アクセス孔を介して前記ヒンジの前記ねじを操作可能であるヒンジ用装置である。
本発明によれば、ヒンジにヒンジ用装置を固定した状態で、止めねじのアクセス孔を介してヒンジのねじを操作できる。
本発明の第1の実施形態のヒンジ用装置の斜視図である。 本実施形態のヒンジ用装置とヒンジとを分解した状態の斜視図である。 本実施形態のヒンジ用装置をヒンジに取り付けた状態を示す図である(図3(a)は側面図、図3(b)は断面図、図3(c)は図3(b)のIII(c)-III(c)線断面図である)。 本実施形態のヒンジ用装置の底面図である。 本実施形態のヒンジ用装置の分解斜視図である。 本実施形態のヒンジ用装置の動作図である(図6(a)は扉の閉じ位置を示し、図6(b)は扉の開き位置を示す)。 本実施形態のヒンジ用装置の取付け方法の工程図である。 本実施形態のヒンジ用装置の取付け方法の工程図である。 本実施形態のヒンジ用装置の取付け方法の工程図である。 本発明の第2の実施形態のヒンジ用装置の斜視図である。 1軸ヒンジの斜視図である。 本発明の第3の実施形態のヒンジ用装置の斜視図である。 従来のヒンジ用装置の斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明のヒンジ用装置の実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明のヒンジ用装置は種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のヒンジ用装置をヒンジに取り付けた状態を示す。スライドヒンジ2(以下、単にヒンジ2という)は、家具の本体1と扉3とを連結し、扉3を開閉可能にする。この実施形態の扉3は上開き扉であり、ヒンジ2によって閉じ位置から開き位置まで水平軸の回りを回転する。図1には、扉3の開き位置を示す。ヒンジ2は、本体1に取り付けられる第1部4と、扉3に取り付けられる第2部5と、を備える。第1部4と第2部5とは、2つのリンク7,8(図3(b)参照)を介して連結される。
この実施形態のヒンジ用装置9は、扉に開き方向及び/又は閉じ方向のトルクを働かせる機能を持つ。具体的には、ヒンジ用装置9は、閉じ位置にある扉3に閉じ方向のトルクを働かせるキャッチ機能、扉3をわずかな力で開けられるように扉3に開き方向のトルクを働かせるアシスト機能、扉3を任意の開き角度で停止させるフリーストップ機能、扉3を開き位置に保つキャッチ機能の少なくとも備える。
ヒンジ用装置9は、被取付部としてのベース10と、ベース10に回転可能に支持されるアーム11と、を備える。ベース10は、ヒンジ2の第1部4に取り付けられ、第1部4を介して本体1に取り付けられる。アーム11の先端部は、座12を介して扉3に連結される。
なお、以下においては、説明の便宜上、本体1を正面から見たときの方向、すなわち図1に示す前後方向、左右方向、及び上下方向を用いてヒンジ用装置9の構成を説明する。もちろん、ヒンジ用装置9の配置は、このような配置に限られるものではない。
本体1は、天板1aと、左右一対の側板1bと、図示しない底板と、を備える。ヒンジ2の第1部4は、第1ねじ14を用いて天板1aに取り付けられる。ヒンジ2の第2部5は、第2ねじ15を用いて扉3に取り付けられる。座12は、第3ねじ16を用いて扉3に取り付けられる。
図2は、ヒンジ用装置9とヒンジ2とを分解した状態の斜視図を示す。ヒンジ2の第1部4(図1も参照)は、本体1に取り付けられる取付け座16(図1参照)と、取付け座16にワンタッチで着脱可能に取り付けられる第1部本体17(図2参照)と、を備える。第1部本体17は、互いに対向する左右一対の側板17aと、側板17aを連結する連結板17bと、を有して、断面略コ字状である。第1部本体17は、前後方向に長い。
第1部本体17には、中間プレート18が組み込まれる。中間プレート18も断面コ字状である。中間プレート18の前端部には、軸18aが設けられ、中間プレート18の後端部には、ねじりばね18cによって閉じ方向に付勢される回転可能なフック18bが設けられる。第1部本体17を取付け座16に被せるようにして押し込むと、中間プレート18の軸18aが取付け座16の切欠き52(図9参照)に嵌まると共に、フック18bが一旦開いた後閉じ、フック18bが取付け座16の切欠き53(図9参照)に嵌まる。これにより、第1部本体17が取付け座16にワンタッチで取り付けられる。第1部本体17を取付け座16から外すときは、レバー19を押し、フック18bを開き方向に回転させる。第2部5はカップ状である。
ヒンジ用装置9のベース10には、第1部本体17が前後方向にスライド可能に嵌められる凹部21が設けられる。凹部21は、第1部本体17の左右一対の側板17aに対応する左右一対の側壁22と、第1部本体17の連結板17bに対応するベース本体23と、ベース本体23との間で一対の側板17aを上下方向に挟むように、一対の側壁22の上端部に曲げて設けられる一対の屈曲部22aと、によって画定される。
図3は、ヒンジ2の第1部本体17にヒンジ用装置9を取り付けた状態を示す。図3(b)の断面図に示すように、第1部本体17と第2部5とは、2つのリンク、すなわち内側リンク7と外側リンク8を介して連結される。第1部4、第2部5、内側リンク7及び外側リンク8は、4節回転連鎖を構成し、これらは互いに回り待遇で連結される。第1部4と外側リンク8との間には、扉3を閉じ位置に保持するためのねじりばね24が介在する。また、外側リンク8には、扉3が閉じるときに外側リンク8に接触し、外側リンク8の回転を制動、ひいては扉3がゆっくり閉まるようにするダンパ25が組み込まれる。なお、ねじりばね24及びダンパ25は省略することも可能である。
扉3の前後、左右、上下の位置を調節できるように、第1部本体17は、取付け座16(図1、図9参照)に前後、左右、上下の位置を調節可能に取り付けられる。図9に示す左右調節ねじ31を回すことで、扉3の左右の位置を調節できる。図9に示す取付け座16の支持金具16bは、取付け座本体16aに対して左右に移動可能である。
図3(b)に示す前後調節ねじ32を回すことで、扉3の前後の位置を調節できる。図2、図3(b)に示す第1部本体17は、中間プレート18に対して前後に移動可能である。
図3(b)に示す上下調節ねじ33を回すことで、扉3の上下の位置を調節できる。なお、図2、図3(b)に示す第1部本体17は、中間プレート18に対して傾動可能である。
図3(b)(c)に示すように、ヒンジ用装置9のベース本体23には、略筒状の止めねじ34が螺合する。止めねじ34の外周には、雄ねじ34bが形成される。ベース本体23には、雌ねじ38が形成される。図4に示すように、止めねじ34の内周には、レンチ等の操作部材によって止めねじ34を回すことができるように、六角穴、四角穴、三角穴等の角穴34cが形成される。
ベース10の凹部21(図2参照)に第1部本体17をスライドさせ、適当な位置で止め、止めねじ34を締めると、止めねじ34の先端が第1部本体17の凹部17cに嵌まる。これにより、第1部本体17がベース10に固定される。このとき、止めねじ34が上下調節ねじ33の頭部に被さり、止めねじ34のアクセス孔34aを介して調節ねじ33を操作可能である。
図3(b)、図4に示すように、ベース本体23には、調節ねじ32を操作できるように、アクセス孔37が設けられる。また、ベース本体23には、調節ねじ31(図9参照)を操作できるように、アクセス孔36が設けられる。第1部本体17及び中間プレート18にも、調節ねじ31(図9参照)を操作できるように、開口が設けられる。
図5は、ヒンジ用装置9の分解斜視図を示す。ヒンジ用装置9は、ベース10と、ベース10に回転可能に支持されるアーム11と、アーム11に閉じ方向及び開き方向のトルクを働かせるための付勢手段としてのばね41と、を備える。アーム11には、スライダ42がアーム11の長さ方向にスライド可能に設けられる。スライダ42は、ばね41によってベース10のカム43に付勢される。カム43は、ばね41がスライダ42を押す力をアーム11を回転させるトルクに変換する。
ベース10は、カム43が形成されるベース本体23と、ベース本体23の左右側面に取り付けられる左右一対の側壁22と、を備える。ベース本体23は、互いに対向する左右一対の側板23aと、側板23aを連結する連結板23bと、を備えて、断面コ字状である。カム43は、ベース本体23の側板23aに形成されていて、略円弧状である。カム43の一部には、扉3を開き位置に保つための凹所43aが形成される。ベース本体23には、上記の止めねじ34が螺合する。一対の側壁22それぞれは、板状である。一対の側壁22の上端部には、互いに向かって突出する一対の屈曲部22aが形成される。
カム43の形状は、ヒンジ用装置9が上記のキャッチ機能、アシスト機能、フリーストップ機能の少なくとも一つを持つように形成される。
アーム11は、前後方向に細長い。アーム11は、互いに対向する左右一対の側板11aと、側板11aを連結する連結板11bと、を備えて、断面コ字状である。アーム11の側板11aの後端部は、ベース10の側壁22に軸44を介して回転可能に支持される。アーム11の側板11aには、スライダ42を案内するための長孔11a1が形成される。長孔11a1には、横長長方形の枠状のガイド体45が嵌められる。
アーム11には、軸状のスライダ42がアーム11の長さ方向にスライド可能に設けられる。スライダ42の頭部42aには、ローラ46が回転可能に支持される。スライダ42の頭部42aには、ピン48が通される。ローラ46は、ローラーカラー47を介してピン48に回転可能に支持される。ピン48はガイド体45も貫通する。スライダ42の頭部42aは、ピン48を介してガイド体45に案内される。
アーム11には、コイル状のばね41が収容される。ばね41の長さは、アーム11の略全長に渡る。ばね41は、スライダ42の軸部42bを囲むように配置されていて、頭部42aのローラ46をカム43に付勢する。ばね41の一端部には、ばね受け49が当接する。ばね受け49には、ねじ50が螺合する。アーム11の先端部には、L字の板状のばねケース51が固定される。ねじ50の頭部はばねケース51に当接する。ねじ50を回すことで、ばね受け49がアーム11の長さ方向に移動し、ばね41の力が調節される。ねじ50は、スライダ42の軸部42bの孔に挿入される。スライダ42は、その頭部42aがピン48を介してアーム11のガイド体45に案内され、その軸部42bがねじ50に案内される。
ばねケース51には、アーム11の長さ方向に延びると共に、先端が下方に向かって円弧状に湾曲する溝51aが形成される。図1に示すように、扉3に取り付けられる座12は、左右一対の側板12aと、側板12aを連結する連結板12bと、を備え、断面コ字状である。座12の側板12aの内面には、小径の円形の突起12a1(図7参照)が形成される。この突起12a1がばねケース51の溝51aにスライド可能にかつ回転可能に嵌まる。
図6(a)は扉3の閉じ位置を示し、図6(b)は扉3の開き位置を示す。図6(a)に示すように、扉3が閉じ位置にあるとき、アーム11は扉3と略平行であり、ヒンジ用装置9のキャッチ機能により扉3は閉じ位置に保たれる。
扉3を開くと、アーム11が扉3と略平行な状態を保ったまま開き方向に回転し、座12がアーム11の先端に向かってスライドし始める。扉3を所定角度以上開くと、ヒンジ用装置9のアシスト機能により扉3をわずかな力で開けるようになる。また、ヒンジ用装置9のフリーストップ機能により、扉3から手を離しても扉3は任意の開き角度を保つ。
図6(b)に示すように、扉3を開き位置まで開くと、アーム11が扉3と略平行な状態を保ったまま略水平方向を向くまで回転する。座12はアーム11の略先端までスライドする。扉3を開き位置まで回転させると、スライダ42のローラ46がカム43の凹所43a(図5参照)に嵌まり、ヒンジ用装置9のキャッチ機能により扉3の開き位置が保たれる。
扉3を開き位置から閉じるときには、上述と逆の動作になる。扉3を所定角度まで閉じると、ヒンジ用装置9のキャッチ機能により扉3が自動的に閉まる。このとき、ヒンジ2のダンパ25(図3(b)参照)が作動して、扉3がゆっくり閉まる。なお、ダンパ25をヒンジ2の替わりにヒンジ用装置9に設けることもできる。
図7ないし図9は、ヒンジ2及びヒンジ用装置9の取付け方法の工程図を示す。まず、図7に示すように、第3ねじ20を用いて扉3に座12を取り付ける。扉3には、あらかじめヒンジ2の第2部5が嵌められる凹部3aが形成されている。
図8に示すように、ヒンジ2の第1部本体17にヒンジ用装置9を取り付ける。このとき、図2に示すように、ベース10の凹部21に第1部本体17をスライドさせ、適当な位置で止め、止めねじ34を締める。また、座12の突起12a1をヒンジ用装置9のアーム11の溝51aに嵌めた後、第2ねじ15を用いてヒンジ2の第2部5を扉3に取り付ける。
図9に示すように、第1ねじ14を用いて本体1の天板1aにヒンジ2の取付け座16を取り付ける。そして、ヒンジ2の第1部本体17を取付け座16にワンタッチで取り付ける。第1部本体17にはヒンジ用装置9が固定されているので、ヒンジ用装置9もワンタッチで取り付けられる。なお、ヒンジ2の取付け座16に第1部本体17を取り付けた後、第1部本体17にヒンジ用装置9をスライドさせて取り付けることもできる。
以上に本発明の第1の実施形態のヒンジ用装置9の構成を説明した。本実施形態のヒンジ用装置9によれば、以下の効果を奏する。
ヒンジ2にヒンジ用装置9を固定した状態で、止めねじ34のアクセス孔34aを介してヒンジ2の調節ねじ33を操作できる。このため、ヒンジ2にヒンジ用装置9を固定した状態で、扉3の位置を調節できる。
止めねじ34を締めた状態で、止めねじ34が調節ねじ33の頭部に被さるので、調節ねじ33の操作が容易である。
ヒンジ2の第1部4が、取付け座16と、取付け座16に着脱可能な第1部本体17と、を有し、ヒンジ用装置9が第1部本体17に固定されるので、ヒンジ用装置9を取付け座16に着脱可能にすることができる。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態のヒンジ用装置65を示す。第1の実施形態では、ヒンジ用装置9のベース10がスライドヒンジ2の第1部本体17に取り付けられる。第2の実施形態では、ヒンジ用装置65のベース10が1軸ヒンジ66の第1部67に取り付けられる。
図11に示すように、1軸ヒンジ66は、本体1に取り付けられる略板状の第1部67と、扉3に取り付けられる略板状の第2部68と、第1部67の筒部と第2部68の筒部とに挿入される軸69と、を備える。第1部67には、ヒンジ用装置65のベース10がスライド可能に嵌められる座67aが形成される。座67aは、第1部67から下方に突出する板状に形成される。座67aには、止めねじ34(図5参照)が嵌まる筒体67bが一体に形成される。筒体67bの内部には、図示しないねじが設けられる。ねじの用途は特に限定されるものではなく、例えば第1部67を本体1に固定するための締結ねじである。
ヒンジ用装置65のベース10を座67aにスライドさせ、適当な位置で止め、止めねじ34を締めることで、ヒンジ用装置65が1軸ヒンジ66の第1部67に固定される。ヒンジ用装置65を1軸ヒンジ66に固定した状態で、止めねじ34のアクセス孔34aを介して筒体67b内のねじを操作可能である。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態のヒンジ用装置71を示す。第1の実施形態では、図5に示すように、アーム11が断面コ字状で金属製である。第3の実施形態では、図12に示すように、アーム72が断面コ字状で金属製の基部フレーム72bと、断面略四角形で略筒状の樹脂製の本体フレーム72aと、を備える。金属製の基部フレーム72bは、樹脂製の本体フレーム72aの内側に嵌められていて、本体フレーム72aに固定される。基部フレーム72bは、ベース10の側壁22に軸73を介して回転可能に支持される。本体フレーム72aは、基部フレーム72bと同様にベース10の側壁22に軸73を介して回転可能に支持される。本体フレーム72aには、図5で示すガイド体45、ばねケース51が一体に樹脂成形される。本体フレーム72a内には、図5で示すばね41、ばね受け49、ねじ50が設けられる。また、本体フレーム72a内には、ばね41で付勢されるスライダ42がピン48を介してスライド可能に設けられる。
なお、本発明は、上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に具現化可能である。
上記実施形態では、ヒンジ用装置が扉に閉じ方向及び/又は開き方向のトルクを働かせる機能を持つが、この機能の替わりに、ヒンジ用装置が扉が閉まるときの衝撃を緩和するダンパ機能を持ってもよい。
上記実施形態では、ねじが扉の位置を調節するための調節ねじであるが、ねじの用途はこれに限られるものではなく、例えば、ダンパの強さを調節するためのねじでもよいし、ヒンジを本体又は扉に固定するためのねじでもよい。
上記実施形態では、止めねじがねじの頭部に被っているが、止めねじよりも奥の引っ込んだ位置に調節ねじの頭部があってもよい。調節ねじはドライバで回してもレンチで回してもよい。
1…本体
2…スライドヒンジ(ヒンジ)
3…扉
4…ヒンジの第1部
5…ヒンジの第2部
9…ヒンジ用装置
10…ベース(被取付部)
16…取付け座
17…第1部本体
33…調節ねじ(ねじ)
34…止めねじ
34a…アクセス孔
65…ヒンジ用装置
66…1軸ヒンジ(ヒンジ)
67…ヒンジの第1部
68…ヒンジの第2部
71…ヒンジ用装置

Claims (4)

  1. 本体と扉とを連結するヒンジに取り付けられるヒンジ用装置であって、
    前記ヒンジは、ねじを有し、
    前記ヒンジ用装置は、被取付部と、前記被取付部に螺合し、アクセス孔を有する止めねじと、を備え、
    前記止めねじを締めて前記ヒンジに前記被取付部を固定した状態において、前記止めねじの前記アクセス孔を介して前記ヒンジの前記ねじを操作可能であるヒンジ用装置。
  2. 前記止めねじを締めた状態において、前記止めねじが前記ねじの頭部に被さることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ用装置。
  3. 前記ヒンジの前記ねじは、前記本体に対する前記扉の位置を調節するための調節ねじであることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ用装置。
  4. 前記ヒンジは、前記本体及び前記扉のいずれか一方に取り付けられ、前記ねじを有する第1部と、前記本体及び前記扉の他方に取り付けられる第2部と、を備え、
    前記第1部は、前記本体に固定される取付け座と、前記取付け座に着脱可能に取り付けられる第1部本体と、を有し、
    前記被取付部が前記第1部本体に固定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のヒンジ用装置。
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