JP2018196575A - 足関節角度推定装置、歩行支援装置、足関節角度推定方法、歩行支援方法、およびプログラム - Google Patents

足関節角度推定装置、歩行支援装置、足関節角度推定方法、歩行支援方法、およびプログラム Download PDF

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有信 新島
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Abstract

【課題】ユーザの歩行動作を阻害することなく足関節角度を継続的に推定できるようにする。【解決手段】ユーザの脛部周辺部に配置されたフォトリフレクタ2A〜2Hから取得された、ユーザの歩行動作に応じた、ユーザの脛部表面との間の各距離データに基づいて、ユーザの歩行動作が反映された特徴量ベクトルが生成される。生成された特徴量ベクトルから足関節角度が推定される。各々がユーザの脛部の異なる位置に設置された複数の電極4A〜4Dの各々の識別情報と足関節角度とを対応付けて記憶するアクチュエータテーブルに基づいて、複数の電極4A〜4Dの中から、上記推定された足関節角度に対応する電極が選択される。加速度センサ3から取得された加速度データから、電極を動作させるタイミングが判定される。上記選択された電極を上記判定されたタイミングで動作させるための信号が送信される。【選択図】図1

Description

この発明は、歩行中のユーザの足関節角度を推定する足関節角度推定装置、方法およびプログラムと、推定された足関節角度に基づいて、当該足関節角度を矯正させるための指示を送信する歩行支援装置、方法およびプログラムに関する。
ヒトの歩き方の一つの指標として、歩行中の足首の関節(以後、足関節と称する)の使い方が挙げられる。例えば、足関節を十分に背屈させることや、外転や内転が大きくなりすぎないことが重要である。
歩行中の足関節の動きを支援する歩行支援装置を実現する場合には、一般的に、足関節角度を推定する技術と、推定された足関節角度に基づいて足関節角度を矯正する技術が利用される。
足関節角度を推定する技術としては、マーカとカメラを用いたモーションキャプチャを利用して足関節角度を推定するものや、足首付近に装着させたゴニオメータや慣性センサの計測データから足関節角度を測定するものや、前脛骨筋の表面に設置させた筋電センサから計測される筋電位から足関節角度を推定するものが知られている(例えば、非特許文献1を参照)。一方、足関節角度を矯正する技術としては、アシストスーツを利用して足関節を動かすもの(例えば、非特許文献1を参照)や、脛部に設置された電極に、当該電極が設置された前脛骨筋などの筋肉の表面に電気刺激を提示させて足関節を動かすもの(例えば、非特許文献2を参照)が知られている。
武富卓三,山海嘉之,"ロボットスーツ HAL による脳性麻痺患者の歩行支援に関する研究",生体医工学,50(1),pp.105-110(2012) 半田康延,星宮望,"機能的電気刺激 (FES) による麻ひ上下しの制御",医用電子と生体工学,24(1),pp.1-7(1986)
ところが、非特許文献1に記載されるような足関節角度を推定する技術には、以下のような問題がある。
すなわち、マーカとカメラを用いたモーションキャプチャを利用する技術では、利用される装置のサイズが大きく装着負荷が高いので、反って歩行が阻害されてしまう可能性がある。ゴニオメータや慣性センサを用いる技術では、足首付近に設置された装置が、反って歩行動作を阻害してしまう可能性や、足の着地の衝撃によって故障してしまう可能性がある。筋電センサを用いる技術では、特に足関節角度の矯正にも筋電センサを用いる場合に、矯正のために筋電センサから電気刺激を提示している最中には正確な筋電位を測定することができず、継続的に足関節角度を推定して足関節角度を矯正することができなくなる。
また、足関節角度を矯正する技術のうち、アシストスーツを利用するものでは、利用される装置のサイズが大きく装着負荷が高いので、反って歩行が阻害されてしまう可能性がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、ユーザの歩行動作を阻害することなく足関節角度を継続的に推定できる足関節角度推定装置、方法およびプログラムと、推定された足関節角度に基づいて当該足関節角度を矯正できるようにした歩行支援装置、方法およびプログラムを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、この発明の第1の態様は、足関節角度推定装置にあって、ユーザの脛部周辺部に配置された距離センサから、前記ユーザの歩行動作に応じた、前記ユーザの脛部表面と前記距離センサとの間の距離を表す距離データを取得する距離取得部と、前記取得された距離データに基づいて、前記歩行動作が反映された距離特徴量を算出する距離特徴量算出部と、前記算出された距離特徴量から前記ユーザの足関節角度を推定する足関節角度推定部とを備えるようにしたものである。
この発明の第2の態様は、前記距離取得部が、各々が前記ユーザの脛部周辺部の異なる位置に配置された複数の距離センサから、当該各距離センサと前記ユーザの脛部表面との間の距離を表す距離データをそれぞれ取得し、前記距離特徴量算出部が、前記取得された複数の距離データに基づいて、前記歩行動作が反映された距離特徴量を算出するようにしたものである。
この発明の第3の態様は、上記足関節角度推定装置を備える歩行支援装置にあって、前記推定された足関節角度に基づいて、前記ユーザの脛部に設置されたアクチュエータを動作させるための信号を送信するアクチュエータ駆動指示部を備えるようにしたものである。
この発明の第4の態様は、前記アクチュエータ駆動指示部が、各々が前記ユーザの脛部の異なる位置に設置された複数のアクチュエータの各々の識別情報と足関節角度とを対応付けて記憶するアクチュエータテーブルに基づいて、前記複数のアクチュエータの中から、前記推定された足関節角度に対応するアクチュエータを選択するアクチュエータ選択部と、前記選択されたアクチュエータを動作させるための信号を送信する信号送信部とを備えるようにしたものである。
この発明の第5の態様は、前記歩行支援装置が、前記歩行動作を検知する加速度センサから加速度データを取得する加速度取得部をさらに備え、前記アクチュエータ駆動指示部が、前記取得された加速度データから、前記アクチュエータを動作させるタイミングを判定するタイミング判定部と、前記アクチュエータを前記判定されたタイミングで動作させるための信号を送信する信号送信部とを備えるようにしたものである。
この発明の第1の態様によれば、ユーザの脛部周辺部に配置された距離センサから取得された、ユーザの歩行動作に応じた、ユーザの脛部表面と前記距離センサとの間の距離を表す距離データに基づいて、ユーザの足関節角度が推定される。このように、装着負荷が高くない距離センサを用いるので、ユーザに装着される装置によってユーザの歩行動作が阻害されることはなくなる。また、距離センサは脛部に配置されるので、ユーザの歩行動作による足の着地の衝撃によって装置が故障するリスクが軽減される。
この発明の第2の態様によれば、各々がユーザの脛部周辺部の異なる位置に配置された複数の距離センサからそれぞれ距離データが取得され、取得された複数の距離データに基づいて、ユーザの足関節角度が推定される。このように複数の距離データを使用することにより、より精度の高い足関節角度の推定を行うことができる。
この発明の第3の態様によれば、上記推定された足関節角度に基づいて、ユーザの脛部に設置されたアクチュエータを動作させるための信号が送信される。このように、足関節角度を推定するのに用いられる距離センサと、足関節角度を矯正するのに用いられるアクチュエータが別の装置であるために、足関節角度の矯正中にも継続して足関節角度を推定することができ、推定された足関節角度に基づいて足関節角度を継続的に矯正することができる。また、距離センサとアクチュエータの両方が小型の装置であるため、双方が干渉せず、ユーザの脛部に装置を集約することができる。
すなわちこの発明の各態様によれば、ユーザの歩行動作を阻害することなく足関節角度を継続的に推定できる足関節角度推定装置、方法、およびプログラムと、推定された足関節角度に基づいて、当該足関節角度を矯正させるための指示を送信する歩行支援装置、方法、およびプログラムを提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る歩行支援装置の機能構成を示すブロック図。 図1に示した歩行支援装置中の制御ユニットによって実行される足関節角度推定処理および歩行支援処理の例示的なフロー図。 ユーザの足関節の動きの一例を示す図。 この発明の第1の実施形態に係るフォトリフレクタの配置位置の一例を示す図。 この発明の第1の実施形態に係る足関節の背屈時のフォトリフレクタのセンサ値の一例を示すグラフ。 この発明の第1の実施形態に係る足関節の底屈時のフォトリフレクタのセンサ値の一例を示すグラフ。 この発明の第1の実施形態に係る足関節角度の一例を示す図。 この発明の第1の実施形態にしたがって推定された足関節角度と、足関節角度の正解値との比較を示すグラフ。 この発明の第1の実施形態に係る電極の設置位置の一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、本実施形態に係る歩行支援装置1の機能構成を示すブロック図である。図1に図示される歩行支援装置1は、例えばマイクロコンピュータを内蔵した小型の専用ユニットやスマートフォン、ウェアラブル端末によって実現することができる。また歩行支援装置1は、足関節角度推定処理および歩行支援処理を実現するために、例えばユーザの脛部に配置された複数の距離センサ2、加速度センサ3、および複数のアクチュエータ4との間で通信をする機能を有する。
複数の距離センサ2は、例えばフォトリフレクタからなり、例えば図4に示すように、ユーザの脛部の周辺部に横一列に並べて配置される。そして、ユーザの歩行動作に応じて変化する上記脛部表面と各距離センサ2との間の距離をそれぞれ計測し、計測された距離データをそれぞれ送信する。
加速度センサ3は、ユーザの歩行動作に伴う足の動きを示す加速度を検出するもので、検出した加速度データを送信する。
複数のアクチュエータ4は、例えば電極からなり、例えば図9に示すように、ユーザの脛部の歩行動作に使用する異なる複数の筋肉の表面に貼付される。そして、歩行支援装置1から送信されるアクチュエータ駆動指示信号を受信し、当該駆動指示信号に応じて上記筋肉に電気刺激を与える。
本実施形態に係る歩行支援装置1は、制御ユニット11と、記憶ユニット12と、入出力インターフェースユニット13とを備えている。
入出力インターフェースユニット13は、例えば、1つ以上のワイヤードおよび/またはワイヤレスな通信インターフェースユニットを含んでいる。そして、この通信インターフェースユニットにより、上記複数の距離センサ2によって計測された距離データを受信し、その受信データを制御ユニット11に入力する。また上記通信インターフェースユニットにより、上記加速度センサ3によって計測された加速度データを受信し、その受信データを制御ユニット11に入力する。さらに、制御ユニット11から出力されるアクチュエータ駆動指示信号を、上記通信インターフェースユニットによりアクチュエータ4へ送信する。
記憶ユニット12は、記憶媒体としてHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の随時書き込みおよび読み出しが可能な不揮発メモリを使用したもので、本実施形態を実施するために使用される記憶領域として、距離記憶部121と、足関節角度記憶部122と、アクチュエータテーブル記憶部123と、加速度記憶部124とを備えている。
距離記憶部121は、入出力インターフェースユニット13を介して入力された、距離センサ2からの距離データを記憶するために使用される。
足関節角度記憶部122は、制御ユニット11において推定された足関節角度を記憶するために使用される。
アクチュエータテーブル記憶部123は、足関節角度と複数のアクチュエータ4の各々の識別情報とを対応付けたテーブル情報を記憶するために使用される。
加速度記憶部124は、入出力インターフェースユニット13を介して入力された、加速度センサ3からの加速度データを記憶するために使用される。
制御ユニット11は、CPU(Central Processing Unit)を含み、本実施形態における処理機能を実行するために、距離取得部111と、距離特徴量算出部112と、足関節角度推定部113と、加速度取得部114と、アクチュエータ駆動指示部115とを備えている。これらの各部における処理機能はいずれも、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
距離取得部111は、上記複数の距離センサ2から送信された上記距離データを、上記入出力インターフェースユニット13を介してそれぞれ取得し、取得された各距離データを記憶ユニット12の距離記憶部121に記憶させる処理を実行する。
距離特徴量算出部112は、記憶ユニット12の距離記憶部121に記憶された上記各距離データを読み出し、当該各距離データに基づいて、ユーザの歩行動作が反映された距離特徴量を算出する処理を実行する。
足関節角度推定部113は、距離特徴量算出部112において算出された距離特徴量からユーザの足関節角度を推定し、推定された足関節角度を記憶ユニット12の足関節角度記憶部122に記憶させる処理を実行する。
加速度取得部114は、上記加速度センサ3から送信された加速度データを、上記入出力インターフェースユニット13を介して取得し、取得された加速度データを記憶ユニット12の加速度記憶部124に記憶させる処理を実行する。
アクチュエータ駆動指示部115は、アクチュエータ選択部1151と、タイミング判定部1152とを備えている。
アクチュエータ選択部1151は、記憶ユニット12の足関節角度記憶部122に記憶された足関節角度を読み出す。そして、アクチュエータテーブル記憶部123に記憶された、足関節角度と複数のアクチュエータ4の各々の識別情報とを対応付けたテーブル情報を参照して、上記複数のアクチュエータ4の中から、上記読み出された足関節角度に対応するアクチュエータ4を選択する処理を実行する。
タイミング判定部1152は、記憶ユニット12の加速度記憶部124に記憶された加速度データを読み出し、読み出された加速度データから、アクチュエータ4を動作させるタイミングを判定する処理を実行する。
アクチュエータ駆動指示部115は、アクチュエータ選択部1151の制御下で選択されたアクチュエータ4を、タイミング判定部1152の制御下で判定されたタイミングで動作させるためのアクチュエータ駆動指示信号を送信する処理を実行する。
(動作)
次に、以上のように構成された歩行支援装置1の動作を説明する。図2は、図1に示した歩行支援装置1中の制御ユニット11によって実行される足関節角度推定処理および歩行支援処理の例示的なフロー図である。図3では足関節のさまざまな動きの一例を図示しており、本実施形態に係る足関節角度推定処理および歩行支援処理では、例として、図3に図示する背屈方向の足関節角度を推定し、当該足関節角度を矯正するための処理を実現する。
以下、図2に示した足関節角度推定処理および歩行支援処理について、図4〜図9を参照しながら説明する。
(1)足関節角度推定処理
本実施形態では、ユーザの脛部周辺部に配置された複数の距離センサ2から計測される距離データに基づいて、歩行中のユーザの足関節角度を推定する。距離センサ2としては、例えば合計8個のフォトリフレクタ2A〜2Hが使用される。
図4は、本実施形態に係る、ユーザの脛部へのフォトリフレクタ2A〜2Hの配置位置の一例を示す図である。図4に図示されているように、例えば、ユーザの脛部の右側面に2個のフォトリフレクタ2A,2Bを、右側面と正面との間に1個のフォトリフレクタ2Cを、正面に2個のフォトリフレクタ2D,2Eを、正面と左側面との間に1個のフォトリフレクタ2Fを、左側面に2個のフォトリフレクタ2G,2Hを配置するように、フォトリフレクタの各々をユーザの脛部の周辺部の異なる位置に配置する。各フォトリフレクタ2A〜2Hは、脛部の表面との間の数mmの範囲の距離の変化を測定するもので、ユーザの歩行動作に応じて前脛骨筋や腓骨筋や下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)の形状が変化すると、それに伴って変化した脛部表面との間の距離を計測する。
最初に、ステップS11において、制御ユニット11は、距離取得部111の制御の下、距離センサ2としてのフォトリフレクタ2A〜2Hから、ユーザの歩行動作に応じて変化する、ユーザの脛部表面と各フォトリフレクタとの間の距離を表す距離データをそれぞれ取得し、取得された各距離データを距離記憶部121に記憶させる。
次に、ステップS12において、制御ユニット11は、距離特徴量算出部112の制御の下、例えば一定の時間間隔で、計測タイミングが対応する各距離データを距離記憶部121から読み出し、読み出された複数の距離データに基づいて、各々の距離データを要素とする特徴量ベクトルを生成する。
図5および図6は、図4で図示したフォトリフレクタ2A〜2Hにおいてそれぞれ計測された距離データであるセンサ値の一例を、ch1〜ch8として示している。図5のグラフは足関節の背屈時、図6のグラフは足関節の底屈時のものである。図5のグラフと図6のグラフとを比較すると、足関節の動きの違いによってフォトリフレクタ2A〜2Hから異なるセンサ値が入力されており、したがって、これらのセンサ値に基づいて生成される特徴量ベクトルが、ユーザの歩行動作が反映されたものとなることがわかる。
次に、ステップS13において、制御ユニット11は、足関節角度推定部113の制御の下、ステップS12において生成された特徴量ベクトルから、フォトリフレクタ2A〜2Hが配置されている足の足関節角度を推定し、推定された足関節角度を足関節角度記憶部122に記憶させる。足関節角度の推定手法としては、例えば、特徴量ベクトルをもとに回帰分析を行って足関節角度を算出する手法が用いられる。回帰分析の手法としては、一般的な重回帰分析やサポートベクトル回帰を利用する。なお、当該推定処理は、歩行支援装置1とは別の装置で実行してもよく、推定された足関節角度は、当該推定処理を実行した装置に記憶させるようにしてもよい。
図7は、本実施形態において推定される足関節角度の説明図である。図7に図示されているように、本実施形態では、膝関節と足関節とを結んだ直線と垂直に交わる直線を基準線として足関節角度が0°であると定義し、当該基準線に対する背屈および底屈の角度を推定する。
図8は、推定された足関節角度と、足関節角度の正解値との比較を示すグラフである。図8のグラフでは、足関節の底屈方向の角度を正の値で、背屈方向の角度を負の値として示している。なお、図8に示される、推定された足関節角度は、サポートベクトル回帰を用いて推定されたものであり、足関節角度の正解値は、9軸の慣性センサを用いて測定したものである。図8から分かるように、推定された足関節角度は、足関節角度の正解値とほぼ一致する。
(2)歩行支援処理
本実施形態では、歩行中のユーザの推定された足関節角度に基づいてユーザが適切な歩き方をしているか否かを判定し、適切な歩き方をしていないと判定された場合に、足関節角度を矯正して適切な歩き方となるようにする。
ユーザの足関節角度を矯正するには、アクチュエータ4として例えば電極4A〜4Dを使用する。図9は、本実施形態に係る、足関節角度を矯正するための電極4A〜4Dのユーザの脛部への設置位置の一例を示す図である。図9に図示されているように、例えば、足首を背屈させる際に使用される筋肉である前脛骨筋の表面に、縦方向に2個の電極4A,4Bを、足首を底屈させるときに使用される筋肉である下腿三頭筋の表面に、縦方向に2個の電極4C,4Dを設置するようにする。電極4A〜4Dを動作させて電気刺激を提示させることによって足関節角度を矯正することができる。例えば、足首を背屈させる際に使用される筋肉である前脛骨筋の表面に設置された電極4A,4Bによって電気刺激が提示されると、電気刺激が提示された前脛骨筋が収縮されて足関節の背屈が促される。なお、電気刺激の電圧は、例えば30〜40V程度とする。
最初に、ステップS14において、制御ユニット11は、アクチュエータ駆動指示部115の制御の下、足関節角度記憶部122に記憶された足関節角度を読み出し、読み出された足関節角度が所定の範囲内にあるかを判定して、足関節角度を矯正するか否かを決定する。当該所定の範囲は、ユーザが適切な歩き方をしているとされる範囲であり、予め設定しておくものとする。例えば、足関節角度が背屈方向に10°以上である範囲を所定の範囲として設定しておく。
ステップS14において足関節角度が所定の範囲内にあるとされた場合は、ユーザが適切な歩き方をしているので足関節角度を矯正する必要がなく、以下に説明する処理は実行されない。一方、ステップS14において足関節角度が所定の範囲内にないと判定された場合は、ユーザが適切な歩き方をするように足関節角度を矯正する必要があるので、以下のステップS15からの処理が実行される。
ステップS15において、制御ユニット11は、アクチュエータ選択部1151の制御の下、足関節角度記憶部122に記憶された足関節角度を読み出し、その後、アクチュエータテーブル記憶部123に記憶された、足関節角度と複数の電極4A〜4Dの各々の識別情報とを対応付けたテーブル情報を参照して、複数の電極4A〜4Dの中から、読み出された足関節角度に対応する電極を選択する。当該電極の選択では、電気刺激を提示させるように動作させる電極が選択される。
例えば、足関節角度が背屈方向に0°以上であり5°未満である場合は、ユーザが歩行中ではない可能性があるのでいずれの電極も選択されないようにし、また、足関節角度が背屈方向に5°以上であり10°未満である場合は、足関節の背屈を促したいので、足関節の背屈を担う前脛骨筋の表面に設置されている電極4A,4Bが選択されるようにする。このためには、アクチュエータテーブルにおいて、足関節角度が背屈方向に0°以上であり5°未満である範囲に対してはいずれの電極の識別情報も対応付けず、足関節角度が背屈方向に5°以上であり10°未満である範囲に対しては電極4A,4Bの識別情報を対応付けておく。このようなアクチュエータテーブルにおける対応付けは、予めユーザが設定するものとしてもよい。
次に、歩行支援処理はステップS16に続く。ステップS16の処理の前に予め、制御ユニット11は、加速度取得部114の制御の下、ステップS11において、ユーザの脛部に配置されユーザの歩行動作を検知する加速度センサ3から加速度データを取得し、取得された加速度データを加速度記憶部124に記憶させる。ステップS16において、制御ユニット11は、タイミング判定部1152の制御の下、加速度記憶部124に記憶された加速度データを読み出し、読み出された加速度データから、電極4A〜4Dを動作させるタイミングを判定する。例えば、電極4A〜4Dを動作させて電気刺激を提示させるタイミングは、足が地面から離れている遊脚期が効果的であるので、加速度データにおける、踵設置時を示すピークを避けて電気刺激を提示させるようにする。具体的には、ピーク間隔が約1秒の場合には、ピークが検出されてから0.6秒後から0.8秒後までの間に電気刺激が提示されるようにする。
ステップS15およびステップS16における処理に応じて、ステップS17において、制御ユニット11は、アクチュエータ駆動指示部115の制御の下、ステップS15において電極4A〜4Dの中から選択された電極を、ステップS16において判定されたタイミングで動作させるための信号を送信する。当該信号により、ユーザの脛部に設置された電極が動作し、動作した電極が設置されている筋肉が収縮されて足関節角度が矯正される。なお、上記で説明したステップS15およびステップS16における処理は、上記信号の内容の詳細を決定するためのオプション的なものであり、省略されてもよく、また、両ステップ間の順序も問わない。
(効果)
以上詳述したように、この発明の第1の実施形態では、以下のような効果が奏せられる。
(1)ユーザの脛部周辺部に配置されたフォトリフレクタ2A〜2Hから取得された、ユーザの歩行動作に応じた、ユーザの脛部表面との間の各距離データに基づいて、ユーザの歩行動作が反映された特徴量ベクトルが生成される。生成された特徴量ベクトルから、フォトリフレクタ2A〜2Hが配置されている足の足関節角度が推定される。
このように、装着負荷が高くないフォトリフレクタ2A〜2Hを用いるので、ユーザに装着される装置によってユーザの歩行動作が阻害されることはなくなる。また、フォトリフレクタ2A〜2Hは脛部に配置されるので、ユーザの歩行動作による足の着地の衝撃によって装置が故障するリスクが軽減される。さらに、各々がユーザの脛部周辺部の異なる位置に配置された複数のフォトリフレクタ2A〜2Hを用いることによって、単一のフォトリフレクタを用いた場合と比較して、より精度の高い足関節角度の推定を行うことができる。
(2)各々がユーザの脛部の異なる位置に設置された複数の電極4A〜4Dの各々の識別情報と足関節角度とを対応付けて記憶するアクチュエータテーブルに基づいて、複数の電極4A〜4Dの中から、上記推定された足関節角度に対応する電極が選択される。加速度センサ3から取得された加速度データから、電極を動作させるタイミングが判定される。上記選択された電極を上記判定されたタイミングで動作させるための信号が送信される。
このように、足関節角度を推定するのに用いられるフォトリフレクタ2A〜2Hと、足関節角度を矯正するのに用いられる電極4A〜4Dが別の装置であるために、足関節角度の矯正中にも継続して足関節角度を推定することができ、推定された足関節角度に基づいて足関節角度を継続的に矯正することができる。また、フォトリフレクタ2A〜2Hと電極4A〜4Dはいずれも小型の装置であるため、双方が干渉せず、ユーザの脛部に装置を集約することができる。
[他の実施形態]
なお、この発明は上記第1の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記第1の実施形態では、距離センサから取得された距離データに基づいて足関節の背屈および底屈方向の角度を推定し、推定された足関節角度に基づいて背屈方向の足関節角度を矯正する例を説明したが、足関節の外転および内転、外反および内反のいずれかの足関節角度を推定し、推定された足関節角度に基づいて足関節角度を矯正するようにしてもよい。また、足関節の背屈・底屈、外転・内転、外反・内反の3次元の角度を推定して、推定された足関節の3次元の角度に基づいて足関節角度を矯正するようにしてもよい。この際には、アクチュエータテーブルにおいて、3次元の角度情報と複数のアクチュエータの各々の識別情報とを対応付けるようにする。なお、アクチュエータテーブルにおいて、特定の足関節角度に、各々が前脛骨筋や腓骨筋などの異なる筋肉に設置されている複数のアクチュエータを対応付けて、複数の筋肉が同時に動かされるようにアクチュエータが動作されるようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、脛部周辺部に配置された距離センサの距離データから、足首の関節である足関節の角度を推定するようにした。しかしながら、適切な位置に配置された距離センサの距離データから、足関節ではなく膝関節の角度を推定し、推定された膝関節角度に基づいて膝関節角度を矯正するようにしてもよい。
さらに、上記第1の実施形態では、複数の距離センサおよび複数のアクチュエータを用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、単一の距離センサまたは単一のアクチュエータを用いるようにしてもよい。また、距離センサの配置の仕方およびアクチュエータの設置の仕方は、図示したものに限定されない。また、上記第1の実施形態では、アクチュエータとして電極を用いる例を説明したが、電極の代わりに、例えば振動子等のような他の装置を用いてもよい。振動子は、動作することによりユーザに足の動かし方を直すように意識させることができる。さらに、上記第1の実施形態では、ユーザの脛部に配置された加速度センサを用いる例を説明したが、加速度センサの代わりに、ユーザの歩行動作を検知することができるような他の装置、例えばジャイロ素子等を用いてもよく、また、これらはユーザの脛部に配置されるものに限られない。
その他、足関節角度推定処理および歩行支援処理を実行する装置、距離センサ、加速度センサ、およびアクチュエータの種類とその構成、ならびに、アクチュエータテーブルの構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…歩行支援装置、2…距離センサ、3…加速度センサ、4…アクチュエータ、11…制御ユニット、12…記憶ユニット、13…入出力インターフェースユニット、111…距離取得部、112…距離特徴量算出部、113…足関節角度推定部、114…加速度取得部、115…アクチュエータ駆動指示部、121…距離記憶部、122…足関節角度記憶部、123…アクチュエータテーブル記憶部、124…加速度記憶部、1151…アクチュエータ選択部、1152…タイミング判定部、2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G,2H…フォトリフレクタ、4A,4B,4C,4D…電極

Claims (8)

  1. ユーザの脛部周辺部に配置された距離センサから、前記ユーザの歩行動作に応じた、前記ユーザの脛部表面と前記距離センサとの間の距離を表す距離データを取得する距離取得部と、
    前記取得された距離データに基づいて、前記歩行動作が反映された距離特徴量を算出する距離特徴量算出部と、
    前記算出された距離特徴量から前記ユーザの足関節角度を推定する足関節角度推定部と
    を備える足関節角度推定装置。
  2. 前記距離取得部は、各々が前記ユーザの脛部周辺部の異なる位置に配置された複数の距離センサから、当該各距離センサと前記ユーザの脛部表面との間の距離を表す距離データをそれぞれ取得し、
    前記距離特徴量算出部は、前記取得された複数の距離データに基づいて、前記歩行動作が反映された距離特徴量を算出する、
    請求項1に記載の足関節角度推定装置。
  3. 請求項1または2に記載の足関節角度推定装置を備える歩行支援装置であって、
    前記推定された足関節角度に基づいて、前記ユーザの脛部に設置されたアクチュエータを動作させるための信号を送信するアクチュエータ駆動指示部を備える歩行支援装置。
  4. 前記アクチュエータ駆動指示部は、
    各々が前記ユーザの脛部の異なる位置に設置された複数のアクチュエータの各々の識別情報と足関節角度とを対応付けて記憶するアクチュエータテーブルに基づいて、前記複数のアクチュエータの中から、前記推定された足関節角度に対応するアクチュエータを選択するアクチュエータ選択部と、
    前記選択されたアクチュエータを動作させるための信号を送信する信号送信部と
    を備える、請求項3に記載の歩行支援装置。
  5. 前記歩行支援装置は、前記歩行動作を検知する加速度センサから加速度データを取得する加速度取得部をさらに備え、
    前記アクチュエータ駆動指示部は、
    前記取得された加速度データから、前記アクチュエータを動作させるタイミングを判定するタイミング判定部と、
    前記アクチュエータを前記判定されたタイミングで動作させるための信号を送信する信号送信部と
    を備える、請求項3または4に記載の歩行支援装置。
  6. コンピュータおよびメモリを備える装置が実行する足関節角度推定方法であって、
    ユーザの脛部周辺部に配置された距離センサから、前記ユーザの歩行動作に応じた、前記ユーザの脛部表面と前記距離センサとの間の距離を表す距離データを取得する過程と、
    前記取得された距離データに基づいて、前記歩行動作が反映された距離特徴量を算出する過程と、
    前記算出された距離特徴量から前記ユーザの足関節角度を推定する過程と
    を備える足関節角度推定方法。
  7. 請求項6に記載の足関節角度推定方法を使用して、前記コンピュータおよびメモリを備える装置が実行する歩行支援方法であって、
    前記推定された足関節角度に基づいて、前記ユーザの脛部に設置されたアクチュエータを動作させるための信号を送信する過程を備える歩行支援方法。
  8. 請求項1または2に記載の足関節角度推定装置、あるいは、請求項3乃至5のいずれかに記載の歩行支援装置が備える各部としてコンピュータを機能させるプログラム。
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