JP2018195950A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付け対象に取り付けて使用する映像表示装置において、使用者が映像表示装置の配置を調整し易くする。【解決手段】映像表示装置(1)は、使用者に虚像を視認させる映像を表示する。映像表示装置は、取付け部(2)と、表示部(4)と、支持部(3)とを備える。取付け部は、所定の取付け対象(5)に取り付けられる。表示部は、映像を表示する。支持部は、表示部を回転可能に支持すると共に、取付け部に対してボールジョイント機構(11)により連結する。支持部は、取付け部の一部と共にボールジョイントを構成するボール部(31)と、ボール部が一の端部に設けられた支柱(32)とを備える。支持部において、表示部が回転する回転軸の軸方向(L1)と、支柱が延在する延在方向(L2)とが略直交する。【選択図】図3
Description
本開示は、使用者の装着物等の取付け対象に取り付けて使用する映像表示装置に関する。
特許文献1は、ヘルメットに取り付けられるクリップが設けられたベースユニットと、画像表示器を内蔵して表示光を出射する表示ユニットと、ベースユニットに表示ユニットを連結するボールジョイントとを備えた頭部装着型表示装置を開示している。特許文献1の頭部装着型表示装置によると、表示光を視ながら表示ユニットをボールジョイントの球中心で回転させ、3軸方向の角度を同時に調整するという直感的な操作を行うことができる。また、クリップでヘルメットに固定した状態の頭部装着型表示装置を使用者の視線から一時的に退避可能にするために、ベースユニットにおいて、クリップがシャフトによって旋回可能に軸支されている。
本開示は、取付け対象に取り付けて使用する映像表示装置において、使用者が映像表示装置の配置を調整し易くすることができる映像表示装置を提供する。
本開示に係る映像表示装置は、使用者に虚像を視認させる映像を表示する映像表示装置である。映像表示装置は、取付け部と、表示部と、支持部とを備える。取付け部は、所定の取付け対象に取り付けられる。表示部は、映像を表示する。支持部は、表示部を回転可能に支持すると共に、取付け部に対してボールジョイント機構により連結する。支持部は、取付け部の一部と共にボールジョイント機構を構成するボール部と、ボール部が一の端部に設けられた支柱とを備える。支持部において、表示部が回転する回転軸の軸方向と、支柱が延在する延在方向とが略直交する。
本開示に係る映像表示装置1によると、ボールジョイント機構による取付け部と支持部間の調整に加えて、支持部に対して表示部を回転させる調整を行える。これにより、使用者が映像表示装置の配置を調整し易くすることができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施形態1)
1.構成
実施形態1に係る映像表示装置の構成について、図1〜3を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る映像表示装置1を説明するための図である。図2は、映像表示装置1の構成を示す図である。図3は、映像表示装置1の構成の詳細を説明するための図である。
1.構成
実施形態1に係る映像表示装置の構成について、図1〜3を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る映像表示装置1を説明するための図である。図2は、映像表示装置1の構成を示す図である。図3は、映像表示装置1の構成の詳細を説明するための図である。
本実施形態に係る映像表示装置1は、使用者が頭部に装着する装着物に取り付けて用いるヘッドマウントディスプレイ(HMD)である。図1では、装着物の一例であるヘルメット5に映像表示装置1を取り付けた使用例を示している。映像表示装置1は、ヘルメット5から吊り下がった状態で使用者の片眼を覆うように、ヘルメット5の前方に位置するつば部5aに取り付けられる。
映像表示装置1は、例えば作業手順のマニュアルなど所望の映像コンテンツを虚像として、使用者に視認させるための映像を表示する。映像表示装置1は、例えば外部の信号源に接続し、信号源が供給する映像信号に基づいて映像の表示を行う。信号源は、例えばスマートフォンのようなモバイル機器である。映像表示装置1は、例えばバッテリを内蔵せずに、信号源などの外部機器から供給される電力によって動作することができる。なお、映像表示装置1の内部に信号源やバッテリが内蔵されてもよい。
図2(a)は、映像表示装置1の外観を示す斜視図である。図2(a)は、映像表示装置1の部品構成を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る映像表示装置1は、図2(a),(b)に示すように、取付け部2と、支持部3と、表示部4とを備える。また、映像表示装置1は、取付け部2に対して種々の方向に支持部3を回転可能に連結するボールジョイント機構11と、支持部3に対して一軸方向に表示部4を回転可能に連結する回動機構12とを備える。
取付け部2は、映像表示装置1を予め定めた取付け対象に取り付けるための部材である。図2(b)に示すように、取付け部2は、クリップ21と、保持部22とを備える。本実施形態では、クリップ21がヘルメット5のつば部5aを挟み込むことにより(図1参照)、取付け部2が取付け対象に着脱可能に取り付けられる。
クリップ21は、例えばU字状の棒材を屈曲して構成される。クリップ21の両端は、保持部22に固定される。保持部22は、ボールジョイント機構11における球状の凹部を形成するソケット23を備え、支持部3を保持する。
支持部3は、ボールジョイント機構11によって取付け部2に連結した状態で、回動機構12によって表示部4を支持する部材である。図2(b)に示すように、支持部3は、球体形状を有するボール部31と、ボール部31が一端に設けられた支柱32と、支柱32の他端側において表示部4を回転可能に保持する軸受け部33とを備える。ボール部31は、保持部22のソケット23に対応するサイズを有する。
ボールジョイント機構11は、ボール部31がソケット23に係合した状態で摺動可能な可動範囲において、取付け部2と支持部3とを連結する。ボールジョイント機構11の可動範囲は、ソケット23、ボール部31及び支柱32の形状等により規定される。ボール部31及び支柱32は、ボールジョイント機構11におけるボールスタッドを構成する。
表示部4は、映像表示装置1において映像表示を行うための各種部品を含んだユニットである。図2(b)に示すように、表示部4は、表示素子41と、反射鏡42と、円柱部43とを備える。表示部4は、表示素子41と反射鏡42とが対向するように、円柱部43を含む筐体において表示素子41と反射鏡42間の位置関係を固定している。
表示素子41は、例えば映像中のRGBに対応するLEDを備えたマイクロLEDディスプレイである。表示素子41は、供給される映像信号に基づいて、映像信号による映像を示す映像光を発光する。表示素子41は、透過型液晶デバイスや反射型液晶デバイスであってもよいし、有機ELデバイスであってもよい。表示素子41は、本実施形態における映像生成部の一例である。
反射鏡42は、例えば可視光を透過する透明部材に、所定の波長帯の光を選択的に反射する波長選択膜を積層して構成される。所定の波長帯は、表示素子41が発光する光の波長帯に対応する。反射鏡42は、例えば凹面状の反射領域を有する。
円柱部43は、表示部4の筐体において円柱形状を有する部分であり、支持部3の軸受け部33と共に回動機構12を構成する。なお、円柱部43は中空であってもよく、円柱部43及び上記の筐体の内部には、表示部4における各種配線や各種回路基板等が設けられてもよい。
回動機構12において、支持部3側の軸受け部33は、円柱部43に対応するサイズの円筒形状を有し、円柱部43の一端が嵌合する円筒部33aと、円柱部43の他端が係合する係合部33bとを含む。本実施形態における回動機構12は、支持部3の軸受け部33が表示部4の円柱部33の両端を支持することにより、表示素子41と反射鏡42間の位置関係を維持しながら表示部4を支持部3に対して回転可能に連結する。
図3(a)は、映像表示装置1の前面図(前方から見た側面図)である。以下、映像表示装置1の前後は、ヘルメット5(図1)の前後に対応することとする。ヘルメット5の図3(b)は、図3(a)の右側方から見た映像表示装置1の側面図である。図3(c)は、映像表示装置1の平面図である。図3(d)は、図3(c)のA−A’断面における映像表示装置1の断面図である。A−A’断面は、(後述のL1に直交した)ボール部11の中心を通る断面である。
図3(a)に示すように、回動機構12は、円柱部43の長手方向に沿って表示部4が回転する回転軸L1を有する。図3(a)では、支柱32が延在する延在方向の延長線L2を示している。本実施形態に係る支持部3は、図3(a)に示すように、回動機構12の回転軸L1と、支柱32が延在する延長線L2とが、互いに直交するように形成されている。支持部3は、回転軸L1と延長線L2とが適宜、許容誤差の角度範囲内で交差、即ち略直交してもよい。
図3(b)に示すように、支持部3における回転軸L1の位置は、支柱32の延長線L2上で、ボール部31側(上側)とは反対側(下側)に位置する。映像表示装置1においては、取付け部2を上方に向けることにより、取付け部2に連結したボール部31から支柱32を介して回転軸L1周りの表示部4が吊り下がった状態になる。
また、図3(a)では、表示部4の反射鏡42による反射領域R1(表示領域の一例)の中心位置P1と、反射領域R1の垂直方向に沿った中心線L3とを示している。本実施形態において、反射領域R1の水平方向は、回転軸L1の方向(軸方向)に対応する。図3(a)に示すように、支柱32の延長線L2は、反射領域R1の中心位置P1を通る中心線L3から(図3(a)中の右側の)側方にずれている。映像表示装置1によると、支柱32の延長線L2が使用者の顔面中央に位置するように吊り下げることで、反射領域R1が使用者の片眼(例えば右眼)側に位置することとなる(図1参照)。
図3(c)に示すように、取付け部2におけるクリップ21は、保持部22に固定された両端から互いに略平行に延在する部分21aを有する。図3(b)に示すように、クリップ21は上記の部分21aに続いて、上側(支持部3とは反対側)に所定間隔をあけて折り返した略U字形状を有する。所定間隔は、ヘルメット5のつば部5a(図1)の厚さ等の取付け対象のサイズを考慮して設定される。
図3(d)に示すように、取付け部2における保持部22は、ソケット23の内面においてボール部31に接触する。取付け部2から吊り下げられた映像表示装置1の使用状態では、ソケット23及びボール部31の下側に支柱32及び表示部4が位置することとなる。このため、支持部3及び表示部4の自重(重力)は、ソケット23においてボール部31を保持する摩擦力を高めるように保持部22に掛かり、保持されたボールジョイント機構11の姿勢をずらすようなトルク等には寄与し難い。
以上により、映像表示装置1の使用状態における姿勢の安定性を良くすることができる。さらに、ボールジョイント機構11等を小型に構成でき、映像表示装置1を小型化することも可能になる。
2.動作
以上のように構成される映像表示装置1の動作を以下に説明する。
以上のように構成される映像表示装置1の動作を以下に説明する。
図4を用いて、映像表示装置1の使用状態について説明する。図4は、映像表示装置1の使用状態における光路を説明するための図である。
本実施形態に係る映像表示装置1は、ヘルメット5(図1)のつば部5aに取り付けられた状態で、表示部4の反射鏡42がヘルメット5を装着した使用者の眼50を覆うように吊り下げられる。この際、表示部4の表示素子41は、使用者の眼50の視線方向において、眼50と反射鏡42との間に配置され、反射鏡42の反射領域R1と対向する。
映像表示装置1は、表示部4において、例えば外部からの映像信号に基づく映像を示す映像光61を生成し、表示素子41から映像光61を出射する。表示素子41からの映像光61は、反射鏡42に入射すると、反射領域R1に対する映像光61の入射角度に応じた反射角度において、反射光62として反射する。映像光の反射光62は、反射鏡42から、使用者の視線方向において眼50の側に出射する。
図4では、使用者の眼50に到達した反射光62の光路を示している。映像光の反射光62が使用者の眼50に到達すると、使用者は、表示素子41で生成された映像光が示す映像の虚像6を視認することができる。虚像6は、反射鏡42越しに、反射光62の光路の延長線上における所定距離に視認される。所定距離は、反射鏡42の曲率等により設定される(例えば1m等)。本実施形態では、反射鏡42が種々の可視光を透過し得ることから、虚像6は、反射領域R1越しの視界において背景の中の特定の位置に浮かぶように視認される。
以上のように使用者が虚像6を視認するためには、反射鏡42が使用者の眼50を適切に覆う位置であって、且つ映像光の反射光62が眼50に適切に入射する向きとなるように映像表示装置1と眼50との位置関係を調整する必要がある。また、使用者の視界の中で視認される虚像6の向きや位置を微調整することも考えられる。
本実施形態に係る映像表示装置1によると、取付け部2と支持部3間のボールジョイント機構11と、支持部3と表示部4間の回動機構12とを独立に用いて、以上のような調整を容易に行える。以下、映像表示装置1の調整方法について説明する。
2−1.映像表示装置の調整方法
本実施形態に係る映像表示装置1の調整方法について、図5,6を用いて説明する。図5は、映像表示装置1の調整方法の手順を示すフローチャートである。図6は、映像表示装置1の調整方法を説明するための図である。
本実施形態に係る映像表示装置1の調整方法について、図5,6を用いて説明する。図5は、映像表示装置1の調整方法の手順を示すフローチャートである。図6は、映像表示装置1の調整方法を説明するための図である。
まず、映像表示装置1の使用者は、例えばヘルメット5のつば部5aをクリップ21で挟むことにより(図4)、取付け部2を取り付け対象に取り付ける(S1)。本実施形態に係る映像表示装置1によると、取付け部2をつば部5aの中央近傍に取り付けることにより、映像表示装置1の表示部4が、ヘルメット5を装着した使用者の片眼側に位置することとなる(図1,3(a)参照)。
次に、使用者は、ボールジョイント機構11を用いて、表示部4の位置や回動機構12の回転軸L1(図3(a))の向きを調整する(S2)。使用者は、例えば片手で支持部3に所定値以上の力を掛けることにより、ボールジョイント機構11を動かすことができる。ボールジョイント機構11の可動範囲は、互いに独立な三軸方向にわたる。図6(a),(b),(c)に、ボールジョイント機構11の第1、第2及び第3軸L11,L12,L13周りの動きを例示する。
図6(a),(b),(c)における第1、第2及び第3軸L11,L12,L13は、それぞれボール部31の中心を通る互いに独立なボールジョイント機構11の回転軸である。図6(a)に示すように、ボールジョイント機構11は、表示部4における反射領域R1の法線方向に向いた第1軸L11の周りの回転による可動範囲を有する。第1軸L11周りにボールジョイント機構11を動かすことにより、反射領域R1の水平方向の傾き、即ち回動機構12の回転軸L1の向きを調整することができる(図3(a)参照)。
また、図6(b)に示すように、ボールジョイント機構11は、回動機構12の回転軸L1と同じ向きの第2軸L12の周りの回転による可動範囲を有する。第2軸L12周りにボールジョイント機構11を動かすことにより、表示部4の前後位置、即ち反射鏡42と眼50との間の距離を調整できる(図4参照)。さらに、ボールジョイント機構11は、支柱32の延在方向(図3(a)のL2)と同じ向きの第3軸L13周りに回転させることもできる(図6(c))。
図5に戻り、使用者は、回動機構12を用いて、回転軸L1周りの表示部4の向きを調整する(S3)。ステップS3の調整は、ボールジョイント機構11で調整した表示部4の位置等を維持した状態で行う微調整である。図6(d)に、回動機構12の回転軸L1周りの動きを例示する。
図6(d)に示すように、回動機構12によって表示部4を回転軸L1周りに回転させることにより(S3)、支柱32の延在方向(L2)に対する反射領域R1の向き(垂直方向の傾き)を調整できる。これにより、使用者は、表示部4における映像光の反射角度を変化させ、映像光の反射光が眼50に入射するように調整できる。さらに、反射光が眼50に入射する範囲内で回動機構12を用いることにより、反射光が眼50中の網膜に到達する位置、即ち使用者の視界における虚像6の位置を上下動させることができる。
ステップS3において使用者は、例えば片手で表示部4に所定値以上の力を掛けることにより、回動機構12を介して表示部4を回転させることができる。この際、回動機構12の回転軸L1とボールジョイント機構11の支柱32の延在方向とが直交していることから、回動機構12を介して表示部4を回転させるために掛けた力によって、ボールジョイント機構11が連動してしまうような事態を抑制することができる。
使用者が所望の配置に映像表示装置1を調整することにより(S3)、本フローチャートによる手順は終了する。
以上の調整方法によると、使用者は、映像表示装置1のボールジョイント機構11を用いて眼50に対する表示部4の位置や虚像6の水平方向を調整した上で(S2)、回動機構12を用いた微調整を行え(S3)、映像表示装置1の調整を行い易い。例えば、調整済みのボールジョイント機構11の状態に影響を与えずに表示部4を回転軸L1周りに回転して、映像光を眼50に向ける微調整や、視界中における虚像6の上下位置の微調整を行い易い。また、微調整時にボールジョイント機構11と回動機構12とを協調させるような必要もないことから、映像表示装置1を調整した状態の再現性を確保し易い。
3.効果等
以上のように、本実施形態に係る映像表示装置1は、使用者に虚像6を視認させる映像を表示する。映像表示装置1は、取付け部2と、表示部4と、支持部3とを備える。取付け部2は、ヘルメット5等の取付け対象に取り付けられる。表示部4は、映像を表示する。支持部3は、表示部4を回転可能に支持すると共に、取付け部2に対してボールジョイント機構11により連結する。支持部3は、取付け部2の一部(ソケット23)と共にボールジョイント機構11を構成するボール部31と、ボール部31が一の端部に設けられた支柱32とを備える。支持部3において、表示部4が回転する回転軸L1の軸方向と、支柱32が延在する延在方向(延長線L2)とが略直交する。
以上のように、本実施形態に係る映像表示装置1は、使用者に虚像6を視認させる映像を表示する。映像表示装置1は、取付け部2と、表示部4と、支持部3とを備える。取付け部2は、ヘルメット5等の取付け対象に取り付けられる。表示部4は、映像を表示する。支持部3は、表示部4を回転可能に支持すると共に、取付け部2に対してボールジョイント機構11により連結する。支持部3は、取付け部2の一部(ソケット23)と共にボールジョイント機構11を構成するボール部31と、ボール部31が一の端部に設けられた支柱32とを備える。支持部3において、表示部4が回転する回転軸L1の軸方向と、支柱32が延在する延在方向(延長線L2)とが略直交する。
以上の映像表示装置1によると、ボールジョイント機構11による取付け部2と支持部3間の調整に加え、同機構11に干渉せずに表示部4を回転軸L1の周りに回転させる調整が行え、使用者にとって映像表示装置1の配置を調整し易くすることができる。
本実施形態において、支持部3は、支柱32の延在方向において取付け部2に連結したボール部31側の端部とは反対側に回転軸L1が位置するように、表示部4を保持する軸受け部33を備える。これにより、使用者の眼50よりも上方に取付け部2を取り付けて、支持部3を介して表示部4を眼50の近傍に吊り下げた場合に、表示部4の配置を眼50の近傍の範囲内で、回転軸L1周りに微調整することができる。
また、本実施形態において、取付け部2は、表示部4が支持部3を介して吊り下がった状態において、ヘルメット5のつば部5aなどの取付け対象に取り付けられる。映像表示装置1はこのような使用状態において、配置の調整を行い易く、且つ調整した配置を維持し易い。
また、本実施形態において、支柱32の延在方向に沿った延長線L2は、表示部4において映像を表示する反射領域R1の中心位置P1を通らずに、側方にずれている(図4面(a))。これにより、表示部4を使用者の片眼側に配置する際に、取付け部2はつば部5a等の中央近傍に取り付けられ、取り付け状態の安定性を良くすることができる。
また、本実施形態において、表示部4は、映像を示す映像光61を生成する表示素子41と、映像光61を反射する反射鏡42とを備える。反射鏡42からの反射光62の向きを使用者の眼50に向くように調整して、使用者に虚像6を視認させることができる。
また、本実施形態において、取付け部2は、取付け対象を挟み込むように、略U字状に形成されたクリップ21を含む。クリップ21で取付け対象を挟むことにより、簡単に映像表示装置1を取付け対象に取り付けることができる。
(実施形態2)
以下、図7を用いて、実施形態2を説明する。実施形態2では、回動機構において表示部を回転させる調整時に、クリック感を使用者に与える映像表示装置について説明する。
以下、図7を用いて、実施形態2を説明する。実施形態2では、回動機構において表示部を回転させる調整時に、クリック感を使用者に与える映像表示装置について説明する。
以下、実施形態1に係る映像表示装置1と同様の構成、動作の説明は適宜、省略して、本実施形態に係る映像表示装置を説明する。
図7(a)は、実施形態2に係る映像表示装置1Aを示す斜視図である。図7(b)は、映像表示装置1Aの表示部4Aを示す斜視図である。図7(c)は、映像表示装置1Aの支持部3Aを示す斜視図である。
本実施形態に係る映像表示装置1Aは、実施形態1に係る映像表示装置1と同様の構成において、回転軸L1周りの支持部3Aに対する表示部4Aの回転が、段階的に行われるように構成された回動機構12Aを備える。本実施形態における回動機構12Aは、実施形態1と同様の軸受け部33及び円柱部43において、図7(a)に示すように、回転軸L1の周方向に沿って形成された凹凸を有する。本実施形態において、表示部4Aの円柱部43と支持部3Aの軸受け部33との内の少なくとも一方は、所定値以上の押圧力によって変形可能な樹脂等で構成される。
回動機構12Aの表示部4A側には、図7(b)に示すように、複数の溝部44が、円柱部43の外周面上に設けられる。各溝部44は、回転軸L1の軸方向に沿って、例えば半円形の谷状に形成される。複数の溝部44は、回転軸L1の周方向において周期的に並置される。溝部44は、表示部4A側に設けられた凹部の一例である。
回動機構12Aの支持部3A側には、図7(c)に示すように、一つの突起34が、軸受け部33の内周面上に設けられる。突起34は、表示部4A側の溝部44に対応する形状を有し。例えば回転軸L1の軸方向に沿った半円形の山状に形成される。突起34は、支持部3A側に設けられた凸部の一例である。
本実施形態の回動機構12Aにおいては、図7(a)に示すように軸受け部33と円柱部43とが係合した状態において、突起34が複数の溝部44のうちの一つに嵌合する。使用者が表示部4Aを回転させるように所定値以上の力を掛けると、突起34と溝部44の少なくとも一方が変形して、回転時にクリック感を生じさせる。クリック感により、回動機構12Aによる調整時の操作性を良くすることができる。さらに、使用者は、複数の溝部44に応じて段階的に、表示部4Aの向き(回転軸L1による回転角度)を調整でき、映像表示装置1Aの姿勢の再現性を向上することができる。
また、本実施形態の回動機構12Aによると、所定値未満の外力が掛かったとしても、突起34が特定の溝部44に嵌合した状態で保持され、表示部4Aの回転角度を維持できる。これにより、不意に表示部4Aの回転角度がずれるような事態を抑制し、映像表示装置1Aの姿勢の安定性を良くすることができる。
以上の説明では、表示部4A側に溝部44が設けられ、支持部3A側に突起34が設けられる例を説明したが、これに限らず、支持部3A側に溝部44のような凹部が設けられ、表示部4A側に突起34のような凸部が設けられてもよい。
以上のように、本実施形態に係る映像表示装置1Aにおいて、支持部3A及び表示部4Aの一方には、回転軸L1の周りの周方向において周期的に並んだ複数の凹部である溝部44が設けられる。支持部3A及び表示部4Aの他方には、溝部44に対応する凸部である突起34が設けられる。支持部3Aと表示部4A間の凹凸により、使用者が表示部4Aを回転させる調整を行い易くすることができる。
映像表示装置1Aにおいてクリック感を与える回動機構は、溝部44と突起34による回動機構12A(図7)に限らず、例えばボールプランジャを用いて構成されてもよい。ボールプランジャを用いた回動機構の変形例について、図8(a)〜(c)を用いて説明する。
図8(a)は、実施形態2の回動機構12Bの変形例を示す斜視図である。図8(b)は、本変形例における支持部3Aを示す斜視図である。図8(c)は、本変形例の回動機構12Bの断面図である。
本変形例の回動機構12Bでは、図8(a)に示すように、軸受け部33にボールプランジャ35が内蔵されると共に、ボールプランジャ35の端部に対応する形状のディンプル45が複数、円柱部43に設けられる。ボールプランジャ35は、本変形例の回動機構12Bにおける凸部の一例であり、複数のディンプル45は、ボールプランジャ35に対応する凹部の一例である。
図8(b)に示すように、ボールプランジャ35の端部は、軸受け部33の内周面において突出する。ボールプランジャ35は、図8(c)に示すようにボール状の端部と、同端部を付勢するバネ等とを含む。ディンプル45は、円柱部43の周方向において、例えば円周上に12度ピッチで15個など、周期的に配置される。また、本変形例では、円柱部43の長手方向すなわち回動機構12Bの軸方向においても、複数のディンプル45が所定間隔(例えば1〜2mm)で配置される。
本変形例の回動機構12Bによると、ボールプランジャ35が複数のディンプル45の内の一つに係合することで、支持部3Aに対して表示部4Aを固定する際にクリック感が生じる。ボールプランジャ35を係合させるディンプル45を周方向に沿って変更することにより、表示部4Aの向き(回転角度)を調整することができる。また、係合させるディンプル45を軸方向に沿って変更することにより、使用者の両眼が並ぶ左右方向において表示部4Aをシフトできる。これにより、使用者の眼幅に応じた表示部4Aの調整を行うことができる。以上のように、本変形例の回動機構12Bによっても、使用者が表示部4Aを回転させる調整を行い易くすることができる。
(実施形態3)
以下、図9,10を用いて、実施形態3を説明する。実施形態3では、取付け部に対して表示部をスライド可能なスライド機構を備えた映像表示装置について説明する。
以下、図9,10を用いて、実施形態3を説明する。実施形態3では、取付け部に対して表示部をスライド可能なスライド機構を備えた映像表示装置について説明する。
以下、実施形態1,2に係る映像表示装置1,1Aと同様の構成、動作の説明は適宜、省略して、本実施形態に係る映像表示装置を説明する。
図9(a)は、ヘルメット5前方から見た、実施形態3に係る映像表示装置1Bの斜視図である。図9(b)は、ヘルメット5後方から見た映像表示装置1Bの斜視図である。図10(a)は、本実施形態における取付け部2Aの斜視図である。図10(b)は、取付け部2Aの側面図である。図10(c)は、取付け部2Aの前面図である。図10(d)は、取付け部2Aの底面図である。
図9(a),(b)に示すように、本実施形態に係る映像表示装置1Bは、実施形態2に係る映像表示装置1Aと同様の構成において、スライド機構を有する取付け部2Aを備える。スライド機構によると、ヘルメット5の前後方向(使用者の視線方向)において、表示部4Aが取付け部2Aに対してスライドされる(図9(b))。
本実施形態における取付け部2Aは、図10(a)〜(d)に示すように、クリップ21Aと保持部22Aとを一体成形して構成される。クリップ21Aは、平板形状を有する(図10(a),(b))。保持部22Aには、支持部3Aのボール部31が係合するソケット23Aが、ヘルメット5の前後方向に対応する所定方向に沿って延在するトンネル状に設けられる(図10(a),(d))。保持部22Aは、本実施形態におけるスライド機構を構成するスライド部の一例である。
映像表示装置1Bの保持部22Aによると、トンネル状のソケット23A中で支持部3のボール部31を摺動して、取付け部2Aに対して表示部4Aをスライドできる(図9(b))。これにより、使用者の眼と表示部4Aとの間の距離を調整することができる。
また、本実施形態において、保持部22Aには、図10(c)に示すように、前方の端部に切欠き部24が設けられる。切欠き部24は、ソケット23Aに連続して形成され、支持部3Aの支柱32の幅に対応する切欠き幅を有する。切欠き部24によると、取付け部2Aから吊り下がった表示部4Aを支持部3Aと共に跳ね上げて(図9(a))、使用者の視界から上方に表示部4Aをずらすことができる。なお、特にこのような機能が不要である場合、保持部22Aにおいて切欠き部24は省略されてもよい。
以上のように、本実施形態に係る映像表示装置1Bにおいて、取付け部2Aは、支持部3Aが取付け部2Aに対して所定方向にスライドするスライド機構を備える。スライド機構の所定方向を使用者の視線の方向に向けて用いることにより、使用者の眼と表示部4Aとの間の距離を調整することができる。
本実施形態において、スライド機構は、取付け部2Aにおいて支持部3Aのボール部31が係合するソケット23Aが所定方向に延在するスライド部としての保持部22Aで構成される。ソケット23A中でボール部31を摺動して、視線方向における距離調整を簡単に行える。
また、本実施形態では、取付け部2Aの端部において、支柱32に対応する幅を切欠いた切欠き部24が設けられている。これにより、使用者の視界から表示部4Aを支持部3Aと共にずらすことができる。
(他の実施形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置換、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記各実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施形態を例示する。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態1〜3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置換、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記各実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施形態を例示する。
上記の実施形態3では、トンネル状のソケット23Aによるスライド機構について説明したが、映像表示装置のスライド機構はこれに限らない。スライド機構の変形例について、図11を用いて説明する。
図11は、本変形例に係る映像表示装置1Cの斜視図である。本変形例に係る映像表示装置1Cは、実施形態1に係る映像表示装置1と同様の構成において、クリップ21の両端に対応する二つの貫通孔25が保持部22に設けられた取付け部2Bを備える。クリップ21における各貫通孔25を通って延在する部分21aは、本変形例におけるレール部の一例である。
本変形例の取付け部2Bによると、支持部3のボール部31を保持した保持部22が、クリップ21のレール部21aをスライドすることにより、スライド機構が構成される。クリップ21のレール部21aは、互いに平行に配置されてもよいし、貫通孔25において摩擦力が適度に掛かるような所定角度で、互いに傾斜して延在してもよい。また、本変形例の取付け部2Bにおいても、実施形態3と同様に切欠き部を設けて、保持部22がレール部21aを前方の端部までスライドした状態で表示部4を跳ね上げられるようにしてもよい。
以上のように、本変形例に係る映像表示装置1Cにおいて、スライド機構は、所定方向に延在するレール部21aと、レール部21aが貫通する貫通孔25が設けられ、ボール部31を保持する保持部22とを備える。このようなスライド機構によっても、使用者の眼と表示部4との間の距離を簡単に調整することができる。
上記の各実施形態では、軸受け部33及び円柱部43で構成される回動機構12について説明したが、回動機構12の構成はこれに限らない。本開示に係る映像表示装置においては、支持部の支柱の延在方向におけるボール部とは反対側で表示部を回転可能に保持する種々の構造を適宜、採用してもよい。
また、上記の各実施形態では、映像表示装置1の取付け部2が、取付け対象に着脱可能に取り付けられたが、本開示における取付け部は、取付け対象に対して着脱可能でなくてもよい。例えば、本開示の映像表示装置は使用者の装着物と一体的に提供されてもよく、取付け部が装着物に対する結合部分を構成してもよい。
また、上記の各実施形態では、映像表示装置1の取付け対象として、ヘルメット5を例示した。取付け対象はヘルメット5に限らず、例えば帽子やサンバイザー等、つば部を有する装着物であってもよいし、特につば部を有しない装着物(眼鏡やヘッドバンド等)であってもよい。また、取付け対象は、使用者の頭部に装着する装着物に限らず、例えば使用者の頭部付近に固定可能なアーム状の構造物であってもよい。例えば手術室における手術機器またはヘリコプターなどに備えられる機材にはアーム状の構造物として、操縦者は手術機器または機材に設けられるアーム状の構造物とする。これにより、モニターが置けないようなスペースであったり、例えば手術機器または機材の使用者は顔を映像表示装置1に近づけることで視認することができる。また、取り付け対象は、使用者の頭部自体であってもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、種々の変更、置換、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、使用者の装着物等に取り付けて使用する映像表示装置に適用可能である。
1,1A〜1C 映像表示装置
11 ボールジョイント機構
2,2A 取付け部
21,21A クリップ
22,22A 保持部
23,23A ソケット
24 切欠き部
3,3A 支持部
31 ボール部
32 支柱
33 軸受け部
4,4A 表示部
41 表示素子
42 反射鏡
5 ヘルメット
6 虚像
11 ボールジョイント機構
2,2A 取付け部
21,21A クリップ
22,22A 保持部
23,23A ソケット
24 切欠き部
3,3A 支持部
31 ボール部
32 支柱
33 軸受け部
4,4A 表示部
41 表示素子
42 反射鏡
5 ヘルメット
6 虚像
Claims (13)
- 使用者に虚像を視認させる映像を表示する映像表示装置であって、
所定の取付け対象に取り付けられる取付け部と、
前記映像を表示する表示部と、
前記表示部を回転可能に支持すると共に、前記取付け部に対してボールジョイント機構により連結される支持部とを備え、
前記支持部は、前記取付け部の一部と共に前記ボールジョイント機構を構成するボール部と、前記ボール部が一の端部に設けられた支柱とを備え、
前記支持部において、前記表示部が回転する回転軸の軸方向と、前記支柱が延在する延在方向とが略直交する
映像表示装置。 - 前記支持部は、前記支柱の延在方向において前記取付け部に連結したボール部側の端部とは反対側に前記回転軸が位置するように、前記表示部を保持する軸受け部を備える
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記取付け部は、前記表示部が前記支持部を介して吊り下がった状態において、前記取付け対象に取り付けられる
請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記支柱の延在方向に沿った延長線は、前記表示部において前記映像を表示する表示領域の中心位置を通らずに、側方にずれている
請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記支持部及び前記表示部の一方には、前記回転軸の周りの周方向において周期的に並んだ複数の凹部が設けられ、
前記支持部及び前記表示部の他方には、前記凹部に対応する凸部が設けられる
請求項1〜4のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記取付け部は、前記支持部が前記取付け部に対して所定の方向にスライドするスライド機構を備える
請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記スライド機構は、
前記所定の方向に延在するレール部と、
前記レール部が貫通する貫通孔が設けられ、前記ボール部を保持する保持部とを備える
請求項6に記載の映像表示装置。 - 前記スライド機構は、前記取付け部において前記支柱のボール部が係合するソケットが前記所定の方向に延在するスライド部で構成される
請求項6に記載の映像表示装置。 - 前記取付け部の端部において前記支柱に対応する幅を切欠いた切欠き部が設けられた
請求項1〜8のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記表示部は、前記映像を示す映像光を生成する映像生成部と、前記映像光を反射する反射鏡とを備える
請求項1〜9のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記取付け部は、前記所定の取付け対象を挟み込むように、略U字状に形成されたクリップを含む
請求項1〜10のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記所定の取付け対象は、前記使用者の頭部に装着される装着物である
請求項1〜11のいずれか1項に記載の映像表示装置。 - 前記所定の取付け対象は、前記使用者の頭部付近に固定可能なアーム状の構造物である
請求項1〜11のいずれか1項に記載の映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017097535A JP2018195950A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018195950A true JP2018195950A (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64570547
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JP2017097535A Pending JP2018195950A (ja) | 2017-05-16 | 2017-05-16 | 映像表示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018195950A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020130113A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 株式会社エクシヴィ | 現実空間と仮想現実空間を同時に提供するヘッドマウントディスプレイ |
-
2017
- 2017-05-16 JP JP2017097535A patent/JP2018195950A/ja active Pending
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