JP2018194232A - 製氷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製氷部にて良好に氷を生成して圧縮機の駆動時間の短縮化を図ること。【解決手段】圧縮機61が駆動する場合に、圧縮機61、凝縮器62、電子膨張弁63及び冷媒管部32の順に冷媒を循環させることにより、冷媒管部32を内蔵した製氷部30において氷の生成を行う製氷用冷凍回路60を備えた製氷装置10であって、製氷指令が与えられた場合に、電子膨張弁63の開度を全開にさせた後に製氷部30での冷却負荷の低減に応じて電子膨張弁63の開度を減少させ、更に冷媒管部32の入口の冷媒温度と出口の冷媒温度との差である過熱度が2℃以下となる態様で電子膨張弁63の開度を調整する制御部40を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、製氷装置に関するものである。
従来、この種の製氷装置では、圧縮機、凝縮器、膨張機構及び蒸発器から成る製氷用の冷凍回路を備えている。圧縮機は、冷媒を吸引して圧縮するものである。凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を放熱させて凝縮させるものである。膨張機構は、凝縮器で凝縮した冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。蒸発器は、膨張機構で断熱膨張した冷媒を蒸発させるものであり、製氷部に内蔵されている。
このような製氷装置では、圧縮機が駆動することにより、圧縮機で圧縮された冷媒が、凝縮器、膨張機構及び蒸発器の順に通過して冷凍回路を循環することにより、製氷部において氷の生成が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−169304号公報
ところが、上述した製氷装置では、蒸発器に供給された冷媒が該蒸発器を通過途中に蒸発してしまい、蒸発器の冷媒出口近傍では氷が生成されにくくなって製氷部における氷の生成時間にバラツキが生じていた。そのため、製氷部にて一定の氷の量を生成するためには、圧縮機の駆動時間を必要以上に要していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、製氷部にて良好に氷を生成して圧縮機の駆動時間の短縮化を図ることができる製氷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る製氷装置は、圧縮機が駆動する場合に、該圧縮機、凝縮器、電子膨張弁及び蒸発器の順に冷媒を循環させることにより、前記蒸発器を内蔵した製氷部において氷の生成を行う製氷用冷凍回路を備えた製氷装置であって、製氷指令が与えられた場合に、前記製氷用冷凍回路における冷媒の循環量を増大させた後に前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記循環量を減少させ、更に前記蒸発器の入口の冷媒温度と出口の冷媒温度との差である過熱度が2℃以下となる態様で前記循環量を調整する制御手段を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記製氷装置において、前記制御手段は、前記製氷指令が与えられた場合に、前記電子膨張弁の開度を全開にさせた後に前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記電子膨張弁の開度を減少させ、更に前記過熱度が2℃以下となる態様で前記電子膨張弁の開度を調整することを特徴とする。
また本発明は、上記製氷装置において、前記制御手段は、前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記電子膨張弁の開度を減少させて前記過熱度が近接した場合に、前記電子膨張弁の開度を更に減少させて前記過熱度を増加させ、その後に前記過熱度が2℃以下となる態様で前記電子膨張弁の開度を調整することを特徴とする。
また本発明は、上記製氷装置において、前記製氷部は、複数の筒状体が互いに連続する態様で並設された製氷本体を備え、前記蒸発器は、複数の冷媒通路が並設された扁平状の冷媒管部を有しており、該冷媒管部が前記製氷本体の前面と後面とに内面が熱的に接続する態様で該製氷本体の周囲に湾曲して設けられて前記製氷部に内蔵されたことを特徴とする。
また本発明は、上記製氷装置において、前記製氷本体と前記冷媒管部とがアルミニウムにより形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、製氷指令が与えられた場合に、製氷用冷凍回路における冷媒の循環量を増大させた後に製氷部での冷却負荷の低減に応じて循環量を減少させ、更に蒸発器の入口の冷媒温度と出口の冷媒温度との差である過熱度が2℃以下となる態様で循環量を調整するので、氷の生成時間にバラツキが生ずることを抑制することができ、製氷部にて良好に氷を生成して圧縮機の駆動時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である製氷装置を模式的に示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態である製氷装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。 図3は、図1に示した製氷装置の要部を拡大して示す斜視図である。 図4は、図1及び図3に示した製氷部の縦断面図である。 図5は、図2に示した制御部が実施する製氷制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る製氷装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である製氷装置を模式的に示す模式図であり、図2は、本発明の実施の形態である製氷装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。ここで例示する製氷装置10は、貯水部20、製氷部30、入口温度センサS1、出口温度センサS2及び制御部40を備えて構成してある。
貯水部20は、図3にも示すように、基台11の上に載置されており、図には明示しないが上壁部21に複数(8つ)の上壁開口が左右に並ぶよう形成された直方状の形態を成すものである。この貯水部20の右壁部22には導入口22aが形成してあり、かかる導入口22aを通じて給水ライン50に接続してある。
給水ライン50は、貯水部20に水を供給する経路であり、その途中に給水ポンプ51が設けてある。給水ポンプ51は、駆動する場合に、給水ライン50を通じて貯水部20に水を供給する水供給手段を構成している。尚、貯水部20には、貯留する水を冷却する図示せぬ冷却手段が設けられており、かかる冷却手段により貯留する水は、例えば4℃程度に冷却されている。
製氷部30は、製氷本体31と冷媒管部32とを備えて構成してある。製氷本体31は、アルミニウムにより形成してある。この製氷本体31は、上下に延在する中空部311を有する複数(8つ)の筒状体が左右に並ぶよう互いに連続する態様で構成してある。かかる製氷本体31は、各中空部311の下面開口311a(図4参照)が対応する上壁開口に連通する態様で上壁部21に載置して設置してある。ここで、中空部311の前後幅や左右幅の大きさは、上壁開口の前後幅や左右幅の大きさと略同等である。
冷媒管部32は、上記製氷本体31と同様に、アルミニウムにより形成してある。この冷媒管部32は、図4に示すように、複数の冷媒通路321が並設された扁平状の多穴管である。このような冷媒管部32は、製氷本体31の前面と後面とに自身の内面が熱的に接続された状態で該製氷本体31の周囲に設けてある。かかる冷媒管部32には、一端部に各冷媒通路321に連通する態様で入口ヘッダ32aが設けられている一方、他端部に各冷媒通路321に連通する態様で出口ヘッダ32bが設けられている。
上記冷媒管部32は、蒸発器として、圧縮機61、凝縮器62、電子膨張弁63とともに製氷用冷凍回路60を構成している。この製氷用冷凍回路60は、圧縮機61、凝縮器62、電子膨張弁63及び冷媒管部(蒸発器)32を冷媒管路64で順次接続して構成されるとともに、内部に冷媒が封入されている。
圧縮機61は、吸引部が冷媒管路64を通じて出口ヘッダ32bに接続されており、制御部40から駆動指令が与えられた場合に駆動するものである。この圧縮機61は、駆動する場合に、冷媒管部32から冷媒を吸引して圧縮し、吐出部を通じて吐出するものである。
凝縮器62は、入口が冷媒管路64を通じて圧縮機61の吐出部に接続されている。この凝縮器62は、圧縮機61より吐出された冷媒を周囲空気と熱交換させて凝縮させるものである。この圧縮機61と凝縮器62とを接続する冷媒管路64の途中には第1バルブ65が設けてある。
第1バルブ65は、制御部40から与えられる指令に応じて開閉する弁体であり、開状態となる場合には、圧縮機61から吐出された冷媒が凝縮器62に向けて通過することを許容する一方、閉状態となる場合には、圧縮機61から吐出された冷媒が凝縮器62に向けて通過することを規制するものである。
電子膨張弁63は、入口側が冷媒管路64を通じて凝縮器62の出口に接続されている一方、出口側が冷媒管路64を通じて入口ヘッダ32aに接続されている。この電子膨張弁63は、制御部40から与えられる指令に応じて開度が調整されるものであり、凝縮器62で凝縮した冷媒を減圧して断熱膨張し、冷媒管部32に供給するものである。
ところで、上記冷媒回路60においては、圧縮機61と凝縮器62とを接続する冷媒管路64において第1バルブ65の上流側から分岐して、電子膨張弁63と入口ヘッダ32aとを接続する冷媒管路64の途中に合流する態様でバイパス管路66が設けてある。このバイパス管路66の途中には第2バルブ67が設けてある。
第2バルブ67は、制御部40から与えられる指令に応じて開閉する弁体であり、開状態となる場合には、圧縮機61から吐出された冷媒がバイパス管路66を通じて入口ヘッダ32aに向けて通過することを許容する一方、閉状態となる場合には、圧縮機61から吐出された冷媒がバイパス管路66を通過することを規制するものである。
冷媒管部32は、入口ヘッダ32aを通じて流入した冷媒が冷媒通路321を通過することにより、熱的に接続する製氷本体31を冷却若しくは加熱するものである。つまり、冷媒管部32は、電子膨張弁63で断熱膨張した冷媒が冷媒通路321を通過する場合には、該冷媒が蒸発することにより製氷本体31を氷点下に冷却する一方、圧縮機61で圧縮されて吐出された冷媒がバイパス管路66を通じて流入して冷媒通路321を通過する場合には、製氷本体31を加熱するものである。
入口温度センサS1は、冷媒管部32の入口ヘッダ32aの近傍に設置してある。この入口温度センサS1は、冷媒管部32に流入する入口の冷媒温度(以下、入口温度ともいう)を検出する検出手段であり、その検出結果である入口温度を入口温度信号として随時制御部40に送出するものである。
出口温度センサS2は、冷媒管部32の出口ヘッダ32bの近傍に設置してある。この出口温度センサS2は、冷媒管部32から流出する出口の冷媒温度(以下、出口温度ともいう)を検出する検出手段であり、その検出結果である出口温度を出口温度信号として随時制御部40に送出するものである。
制御部40は、メモリ49に記憶されたプログラムやデータに従って製氷装置10を構成する製氷用冷凍回路60の各部の動作を統括的に制御する制御手段であり、入力処理部41、判定処理部42、圧縮機駆動処理部43、膨張弁開度処理部44及びバルブ駆動処理部45を備えている。
尚、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
入力処理部41は、入口温度センサS1から入口温度信号として送出された入口温度、出口温度センサS2から出口温度信号として送出された出口温度、並びに製氷装置10の動作を統括的に制御する主制御部100から指令信号として与えられた指令を入力するものである。
判定処理部42は、後述する製氷制御処理において、入力処理部41を通じて入力された出口温度が0℃以下であるか否か、あるいは入力処理部41を通じて入力された出口温度と入口温度が略等しいか否かの判定を行うものである。
圧縮機駆動処理部43は、圧縮機61に対して駆動指令及び駆動停止指令を送出して、圧縮機61を駆動及び駆動停止にさせるものである。
膨張弁開度処理部44は、電子膨張弁63に対して開度指令を送出して、電子膨張弁63の開度を調整するものである。
バルブ駆動処理部45は、第1バルブ65及び第2バルブ67に対して、開指令又は閉指令を送出し、第1バルブ65及び第2バルブ67を開状態又は閉状態にさせるものである。
以上のような構成を有する製氷装置10においては、主制御部100より製氷指令信号が与えられて入力処理部41を通じてその製氷指令を入力した場合、制御部40が製氷制御処理を実施する。
図5は、図2に示した制御部40が実施する製氷制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
尚、この製氷制御処理の説明の前提として、第1バルブ65が開状態となるとともに第2バルブ67が閉状態となっており、また貯水部20に貯留された水は4℃程度に冷却され、しかも貯水部20の水は上限水位にまで達していて中空部311に製氷水として進入しているものとする。
この製氷制御処理において制御部40は、圧縮機駆動処理部43を通じて圧縮機61に駆動指令を送出するとともに、膨張弁開度処理部44を通じて電子膨張弁63に全開指令を送出し、製氷を開始する(ステップS101)。
これにより、製氷用冷凍回路60においては、圧縮機61で圧縮された冷媒が凝縮器62で凝縮し、電子膨張弁63で断熱膨張した後に冷媒管部32の各冷媒通路321を通過する。そして、電子膨張弁63の開度を全開にすることで製氷用冷凍回路60を循環する冷媒の循環量を増大し、冷媒管部32を通過する冷媒量を増加させる。
上記ステップS101を開始してから所定時間が経過した場合(ステップS102:Yes)、制御部40は、入力処理部41を通じて随時入力する入口温度に応じて、すなわち製氷部30での冷却負荷の低減に応じて膨張弁開度処理部44を通じて電子膨張弁63に開度低減指令を送出し、入口温度を0℃以下に冷却する(ステップS103)。
これにより、冷媒管部32においては、入口温度が低下し、この入口温度に追従するように出口温度が低下していく。
上記ステップS103を実施した後に、制御部40は、入力処理部41を通じて入力した出口温度が0℃以下であると判定処理部42を通じて判定した場合(ステップS104:Yes)、入力処理部41を通じて随時入力する入口温度に応じて、膨張弁開度処理部44を通じて電子膨張弁63に開度低減指令を送出し、冷媒管部32の入口が冷えすぎるのを抑制しながら冷媒管部32の全体を0℃以下に冷却することで、製氷水を0℃以下に冷却する(ステップS105)。
これにより、製氷部30の中空部311の製氷水は冷却され、0℃以下となると吸熱量が減るため、入口温度と出口温度との温度差である過熱度が小さくなる。
上記ステップS105を実施した後に、制御部40は、入力処理部41を通じて入力した入口温度と出口温度とが近接して略等しいと判定処理部42を通じて判定した場合(ステップS106:Yes)、膨張弁開度処理部44を通じて電子膨張弁63に開度低減指令を送出して過熱度を大きくしつつ、出口温度を0℃以下に維持して種氷を生成する(ステップS107)。
上記ステップS107を開始してから所定時間が経過した場合(ステップS108:Yes)、制御部40は、入力処理部41を通じて随時入力する入口温度及び出口温度に応じて膨張弁開度処理部44を通じて電子膨張弁63に開度増大指令又は開度低減指令を送出することにより、過熱度が2℃以下になるよう電子膨張弁63の開度を調整し(ステップS109)、その後に手順をリターンして今回の処理を終了する。
これによれば、製氷部30のすべて製氷水から略同時に氷を生成することができ、氷の生成時間にバラツキが生ずることを抑制することができる。
ところで、かかる製氷制御処理にて製氷本体31の中空部311に氷塊が形成されると、制御部40は、バルブ駆動処理部45を通じて第1バルブ65に閉指令を送出するとともに第2バルブ67に開指令を送出する。これにより、圧縮機61で圧縮された冷媒は、バイパス管路66を通過して冷媒管部32の各冷媒通路321をホットガスとして通過する。この結果、製氷本体31は加熱され、氷塊のうち中空部311の内壁面に接している境界部分は融解される。その後に、図示せぬ氷搬出手段を駆動させることで、中空部311の氷塊を該中空部311の上面開口311bを通じて所定の部位に搬出することができる。かかる氷塊が搬出された後、圧縮機61の駆動を停止させる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である製氷装置10によれば、制御部40が、製氷指令が与えられた場合に、電子膨張弁63の開度を全開にさせた後に製氷部30での冷却負荷の低減に応じて電子膨張弁63の開度を減少させ、更に過熱度が2℃以下となる態様で電子膨張弁63の開度を調整するので、氷の生成時間にバラツキが生ずることを抑制することができ、製氷部30にて良好に氷を生成して圧縮機61の駆動時間の短縮化を図ることができる。
上記製氷装置10によれば、制御部40が、製氷部30での冷却負荷の低減に応じて電子膨張弁63の開度を減少させて過熱度が近接した場合に、電子膨張弁63の開度を更に減少させて過熱度を増加させるので、種氷を生成することができ、水が過冷却状態で残存することを防止することができる。
上記製氷装置10によれば、製氷部30を構成する製氷本体31及び冷媒管部32はアルミニウムにより形成されているので、製造コストの低減化を図ることができるとともに、伝熱性能の向上を図ることができる。しかも、製氷本体31と冷媒管部32とは同種の金属で接合されているので、従来の銅とステンレスとの異種金属の接合で問題となったガルバニック腐食等が生ずる虞れがない。
上記製氷装置10によれば、製氷本体31が複数の筒状体が互いに連続する態様で形成されてなり、冷媒管部32が複数の冷媒通路321が並設された扁平状を成していることから、製氷本体31と冷媒管部32との熱的な接続は面接触で行うことができ、伝熱面積を増大させて伝熱効率の向上を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、電子膨張弁63の開度を増減させることにより、製氷用冷凍回路60における冷媒の循環量を調整していたが、本発明においては、圧縮機の回転数を増減させることにより、製氷用冷凍回路における冷媒の循環量を調整してもよい。
上述した実施の形態では特に言及していないが、製氷部にて氷を生成する際に、冷媒管路を通過する冷媒の温度を急激に変化させることにより、生成される氷にクラックを生じさせてもよい。これによれば、生成された氷を破砕するのに要する負荷の低減化を図ることができる。
10 製氷装置
20 貯水部
30 製氷部
31 製氷本体
31a 筒状体
311 中空部
32 冷媒管部
321 冷媒通路
32a 入口ヘッダ
32b 出口ヘッダ
40 制御部
41 入力処理部
42 判定処理部
43 圧縮機駆動処理部
44 膨張弁開度処理部
45 バルブ駆動処理部
50 給水ライン
51 給水ポンプ
60 製氷用冷凍回路
61 圧縮機
62 凝縮器
63 電子膨張弁
64 冷媒管路
65 第1バルブ
66 バイパス管路
67 第2バルブ
S1 入口温度センサ
S2 出口温度センサ

Claims (5)

  1. 圧縮機が駆動する場合に、該圧縮機、凝縮器、電子膨張弁及び蒸発器の順に冷媒を循環させることにより、前記蒸発器を内蔵した製氷部において氷の生成を行う製氷用冷凍回路を備えた製氷装置であって、
    製氷指令が与えられた場合に、前記製氷用冷凍回路における冷媒の循環量を増大させた後に前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記循環量を減少させ、更に前記蒸発器の入口の冷媒温度と出口の冷媒温度との差である過熱度が2℃以下となる態様で前記循環量を調整する制御手段を備えたことを特徴とする製氷装置。
  2. 前記制御手段は、前記製氷指令が与えられた場合に、前記電子膨張弁の開度を全開にさせた後に前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記電子膨張弁の開度を減少させ、更に前記過熱度が2℃以下となる態様で前記電子膨張弁の開度を調整することを特徴とする請求項1に記載の製氷装置。
  3. 前記制御手段は、前記製氷部での冷却負荷の低減に応じて前記電子膨張弁の開度を減少させて前記過熱度が近接した場合に、前記電子膨張弁の開度を更に減少させて前記過熱度を増加させ、その後に前記過熱度が2℃以下となる態様で前記電子膨張弁の開度を調整することを特徴とする請求項2に記載の製氷装置。
  4. 前記製氷部は、複数の筒状体が互いに連続する態様で並設された製氷本体を備え、
    前記蒸発器は、複数の冷媒通路が並設された扁平状の冷媒管部を有しており、該冷媒管部が前記製氷本体の前面と後面とに内面が熱的に接続する態様で該製氷本体の周囲に湾曲して設けられて前記製氷部に内蔵されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の製氷装置。
  5. 前記製氷本体と前記冷媒管部とがアルミニウムにより形成されたことを特徴とする請求項4に記載の製氷装置。
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