JP2018194117A - 低温液化ガス貯蔵タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】内外槽間に封入するドライガスの液化や固化を防止可能な低温液化ガス貯蔵タンクを提供する。【解決手段】低温液化ガスを貯蔵する平底円筒型のタンクにおいて、鋼製の内槽と、内槽の外側に形成された鋼製の外槽と、内槽の内側に形成された鋼製のメンブレンと、内槽と外槽との間に形成された第1断熱空間と、内槽とメンブレンとの間に形成された第2断熱空間と、を備え、第1断熱空間にドライガスが充填されている。【選択図】図1

Description

本発明は、平底円筒型の低温液化ガス貯蔵タンクに関し、特に液化水素を貯蔵可能な貯蔵タンクに関する。
低温液化ガス貯蔵タンクであるLNGタンクでは、内槽と外槽の間にパーライトとグラスウール等の断熱材が充填されており、このパーライトに湿気が入るのを防止するため、断熱材が充填された内槽と外槽の間の空間にはドライガスとして窒素ガスが充填され、内外槽間は不活性雰囲気に保持されている。また、内外槽間の窒素ガス封入空間と接続するブリージングタンクを設けることにより、外気温や気圧の変動があっても、窒素ガスの体積変化を調整して窒素ガスの封入圧を常に大気圧程度の一定圧に保持することができる。
特許文献1に記載の低温タンクは、コンクリート製の外槽(防液堤)及び基礎スラブと、これら外槽及び基礎スラブの内面に付設されたライナープレートと、ライナープレートの内側に断熱空間を空けて設けられたコンクリート製の内槽と、内槽の内面に形成された低温用鋼製のメンブレンとを備えている。コンクリート製の内槽には、クーリングパイプが埋設されている。
但し、この低温タンクでは、内槽とメンブレンとの間に断熱層が形成されておらず、また、内外槽間の断熱空間に窒素ガスが充填される構造ではない。
特開2002−267099号公報
従来の低温液化ガス貯蔵タンクのように、内外槽間の断熱空間に窒素ガスを充填する貯蔵タンクにおいて、内槽内に液化水素を貯蔵する場合、水素ガスの沸点(−253℃)は窒素ガスの沸点(−196℃)や融点(−210℃)に比較して低いため、内外槽間に封入した窒素ガスが液化し、固化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、内外槽間に封入するガスの液化や固化を防止可能な低温液化ガス貯蔵タンクを提供することである。
請求項1の低温液化ガス貯蔵タンクは、低温液化ガスを貯蔵する平底円筒型のタンクにおいて、鋼製の内槽と、前記内槽の外側に形成された鋼製の外槽と、前記内槽の内側に形成された鋼製のメンブレンと、前記内槽と前記外槽との間に形成された第1断熱空間と、前記内槽と前記メンブレンとの間に形成された第2断熱空間と、を備え、前記第1断熱空間にドライガスが充填されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、内槽とメンブレンとの間に第2断熱空間を設けたため、内槽と外槽間の第1断熱空間に充填したドライガスが液化したり、固化したりする虞がない。例えば、貯蔵する低温液化ガスが液化水素であっても、第1断熱空間に充填するドライガスとして不活性ガスである窒素ガスを採用することができる。
さらに、第2断熱層の内面にメンブレンを付設して液化水素を封じ切るため内槽及び外槽の材料の選択肢が広がる。
請求項2の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項1の発明において、前記低温液化ガスが液化水素であり、前記ドライガスが窒素ガスであることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1断熱空間に窒素ガスを充填した状態で、メンブレン内に液化水素を貯蔵しても、第2断熱空間があるため、窒素ガスが液化したり、固化したりする虞がない。
請求項3の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項1又は2の発明において、複数の板材と、これらの板材の間に設けられる保冷材と、を有する保冷パネルを更に備え、前記保冷パネルが、前記第2断熱空間に配置される、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、第2断熱空間の断熱性を向上させることができる。
請求項4の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項3の発明において、前記保冷パネルが、前記内槽の内周面に当接する第1板材と、前記メンブレンの外周面に当接する第2板材と、前記第1板材と前記第2板材との間に設けられる第3板材と、前記第1板材と前記第3板材との間に設けられる第1保冷層と、前記第2板材と前記第3板材との間に設けられる第2保冷層と、を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、保冷パネルを積層構造とすることによって、第2断熱空間の断熱性を向上させることができる。
請求項5の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項3又は4の発明において、前記保冷パネルは、前記第3板材と前記内槽の内周面とを連結する第1アンカーによって、前記内槽に固定され、前記メンブレンは、メンブレンの外周面と前記第3板材とを連結する第2アンカーによって、前記保冷パネルに固定される、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、内槽とメンブレンとの間は第3板材を介して連結することでヒートブリッジ対策が施されるため、外部(外気)からメンブレン7内に貯蔵された液化水素への入熱を抑制することができる。
請求項6の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項1〜5の何れか1項の発明において、前記第1断熱空間に連通接続されたブリージングタンクを設けたことを特徴としている。
上記の構成によれば、ブリージングタンクにより、外気温や気圧の変動による前記断熱空間内の不活性ガスの体積変化を吸収してほぼ大気圧に保持することができる。
請求項7の低温液化ガス貯蔵タンクは、請求項1〜6の何れか1項の発明において、前記外槽の外側に形成された円筒状のPC防液堤を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、何らかの事故により内槽と外槽から低温液化ガスが漏れた場合にも、PC防液堤により外部への漏洩を防止することができる。
本発明によれば、前記のような種々の効果が得られる。
本発明の実施形態に係る液化水素貯蔵タンクの縦断面図である。 図1のa部の拡大図である。 メンブレンの内側から視たメンブレン表面図である。
本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態は、本発明の低温液化ガス貯蔵タンクを大型の液化水素貯蔵タンクに適用した場合の例である。
図1に示すように、この液化水素貯蔵タンク1は、液化水素(低温液化ガスに相当する)を貯蔵する平底円筒型のタンクである。この液化水素貯蔵タンク1は、内槽2と、外槽3と、メンブレン7と、内槽2と外槽3との間に形成される第1断熱層5を有する第1断熱空間4a(第1断熱材配置室)と、内槽2とメンブレン7との間に形成される第2断熱層6を有する第2断熱空間4b(第2断熱材配置室)と、第1断熱空間4aに充填された窒素ガス(ドライガスに相当する)と、外槽3の外周面に当接状に形成された円筒状のPC防液堤8と、貯蔵タンク1の外部に設けられたブリージングタンク9及びこのブリージングタンク9を第1断熱空間4に接続する接続管9aとを備えている。尚、「PC」はプレストレストコンクリートの略語である。
前記内槽2は、SUS304L又は9%Ni鋼等の低温用鋼製のもので、ドーム形の内槽屋根2aと円筒形の内槽側板2bと円板状の内槽底板2cとを有する。例えば、内槽屋根2aの板厚は約5mm、内槽側板2bの板厚は約10〜20mm、内槽底板2cの板厚は約6mmであるが、これらの板厚は例示であってこれらの板厚に限定されるものではない。
前記外槽3は、SS41等の普通鋼製のもので、ドーム形の外槽屋根3aと円筒形の外槽側板3bと円板状の外槽底板3cとを有する。例えば、外槽3の板厚は約3〜4mmであるが、この板厚は例示であってこの板厚に限定されるものではない。
前記内槽2と外槽3の間の第1断熱空間4aには断熱材からなる第1断熱層5が装着されている。
前記内槽屋根2aと外槽屋根3aの間の第1断熱層5aはPUF(ポリウレタンフォーム)と粒状のパーライトからなる。内槽側板2bと外槽側板3bの間の第1断熱層5bは例えばPUFと粒状パーライトとグラスウールからなる。但し、これら断熱材は一例であり、これらに限定されるものではない。
内槽底板2cと外槽底板3cの間の第1断熱層5cは、例えばPUFとパーライトレベルコンクリートと泡ガラスと軽量気泡コンクリート等で構成されている。但し、これら断熱材は一例であり、これらに限定されるものではない。
前記内槽2の内面の全面に付設される平底円筒型の第2断熱層6について図2に基づいて説明する。この第2断熱層6は、本実施形態では、保冷パネル6である。保冷パネル6は、複数の板材10,12,14と、これらの板材の間に設けられる保冷層(保冷材)11,13と、を有する。具体的には、保冷パネル6は、内槽2の内周面に当接する第1板材10と、メンブレン7の外周面に当接する第2板材14と、第1板材10と第2板材14との間に設けられる第3板材12と、第1板材10と第3板材12との間に設けられる第1保冷層11と、第2板材14と第3板材12との間に設けられる第2保冷層13と、を備えている。
第1保冷層11と第2保冷層13は例えばPUF又はフェノールフォーム等の発泡断熱材で構成され、第1板材10と第1保冷層11と第3板材12と第2保冷層13と第2板材14は接着剤又は締結部材等により接合されて保冷材パネルを構成している。また、第1板材10、第2板材14、第3板材12は、木製であっても、樹脂製であってもよく、第1保冷層11、第2保冷層13は、真空断熱材や真空断熱パネルであってもよい。
この保冷パネル6は、複数の鋼製の第1アンカー15により内槽2の内面に固定されている。第1アンカー15は、ボルト部15aと、このボルト部15aと一体の頭部15bと、ボルト15aの先端部のネジ部に螺合されるナット15cと、を有する。
この第1アンカー15の頭部15bが内槽2の内面に溶接されて第1板材10の凹部に収容され、ボルト部15aは第1板材10と第1保冷層11と第3板材12とを貫通して第2保冷層13に形成した空洞部13aに突出し、その空洞部13aにおいて第3板材12の内面側からボルト部15aにナット15cを螺合することで、保冷パネル6が内槽2の内面に固定されている。尚、ナット15cを締結後、空洞部13aはPUF等の保冷材13bで埋め戻される。
図2、図3に示すように、保冷パネル6の内面の全面に付設されるメンブレン7は、オーステナイト系ステンレス鋼等の低温用かつ耐水素脆性を有する鋼製のもので、その板厚は2〜3mmである。但し、この板厚に限定されるものではない。
タンク内温度の変化に応じてメンブレン7の膨張、収縮を許容するため、メンブレン7には、内面側へ膨出した縦方向と横方向へ延びるコルゲーション7aが所定間隔おきにメッシュ状に形成されている。
前記メンブレン7は、保冷パネル6の内面に複数の鋼製の第2アンカー16により固定されている。第2アンカー16は、ボルト部16aと、このボルト部16aと一体の頭部16bと、ボルト16aの先端部のネジ部に螺合されたナット部材16cとを有する。頭部16bは第3板材12の外面に当接状に配設され、ボルト部16aが第3板材12と第2保冷層13とを貫通して第2板材14まで延びている。
ナット部材16cは、ボルト部16aの先端のネジ部に螺合される筒部と、この筒部の先端に一体形成された円形部とを有する。ナット部材16cは第2板材14に形成された段付き穴14aに嵌合され、その筒部がネジ部に螺合され、円形部が段付き穴14aの大径穴に収容されて円形部の先端面が第2板材14の内面と同一面となっている。ナット部材16cを締結することで、第3板材12に対して第2保冷層13と第2板材14を連結している。
前記保冷パネル6の内面にメンブレン7が付設され、第2アンカー16のナット部材16cの円形部の先端面にメンブレン7をその内側から溶接することで、メンブレン7が保冷パネル6の内面に固定されている。
前記内槽2と外槽3の間の第1断熱空間4aには、前記の第1断熱層5の他に、第1断熱空間4aに空気と共に湿気が侵入するのを防止するため、ドライガスが充填される。本実施形態では、ドライガスとして、不活性ガスである窒素ガスが充填され、内外槽間は不活性雰囲気に保持されている。
前記ブリージングタンク9は、外気温や気圧の変動による第1断熱空間4a内の窒素ガスの体積変化を吸収して窒素ガスの圧力をほぼ大気圧に保持するためのものである。
このブリージングタンク9は、鋼製のタンク本体と、タンク本体の内部を窒素ガス収容部と大気開放室とに区画するカウンタウェイト付きのダイヤフラムバルーンとを有する一般的なものである。前記窒素ガス収容部が接続管9aにより第1断熱空間4aに接続されている。
次に、以上説明した液化水素貯蔵タンク1の作用、効果について説明する。
内槽2の内面に第2断熱層6を形成し、その第2断熱層6の内面にメンブレン7を付設したため、内槽2と外槽3の間の第1断熱空間4aに窒素ガスを充填しても、窒素ガスの液化や固化の虞がない。
しかも、前記窒素ガスを充填した第1断熱空間4aを接続管9a介してブリージングタンク9に接続したため、外気温や気圧の変動による窒素ガスの体積変化を吸収してほぼ大気圧に近い一定圧に保持することができる。
第2断熱層6の内面にメンブレン7を付設して液化水素を封じ切るため内槽2及び外槽3の材料の選択肢が広がる。
前記第1断熱空間4aに連通接続されたブリージングタンク9を設けたため、ブリージングタンク9により、外気温や気圧の変動による前記第1断熱空間4a内の窒素ガスの体積変化を吸収してほぼ大気圧に保持することができる。
前記外槽3の外側に形成された円筒状のPC防液堤8を備えたため、何らかの事故により内槽2と外槽3から低温液化ガスが漏れた場合にも、PC防液堤8により外部への漏洩を防止することができる。
前記内槽2の内面側に保冷パネル6を設け、保冷パネル6の内面にメンブレン7を付設するため、第1断熱空間4aに窒素ガスを充填した状態で、メンブレン7内に液化水素を貯蔵しても、窒素ガスが液化したり、固化したりする虞がない。
保冷パネル6は、第3板材12と内槽2の内周面とを連結する第1アンカー15によって内槽2に固定され、また、メンブレン7は、メンブレン7の外周面と第3板材12とを連結する第2アンカー16によって保冷パネル6に固定される。つまり、鋼製の第1及び第2アンカー15,16によって内槽2への保冷パネル6の固定及び保冷パネル6へのメンブレン7の固定が行われるが、内槽2とメンブレン7との間は熱伝導性の低い木製又は樹脂製の第3板材を介して連結される(つまり、ヒートブリッジ対策を行う)。そのため、外部(外気)からメンブレン7内に貯蔵された液化水素への入熱を抑制することができ、液化水素貯蔵タンク1全体としての断熱性を確保することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1)前記低温液化ガス貯蔵タンク1は、液化ヘリウム、を貯蔵する低温液化ガス貯蔵タンクにも同様に適用することができる。
2)PC防液堤8の代わりに、鋼製の円筒状の防液堤を設ける場合もある。
3)前記液化水素貯蔵タンク1は地上式の貯蔵タンクを例にして説明したが、地下式貯蔵タンク、又は半地下式貯蔵タンクに構成する場合もある。
4)その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそれら変更形態を包含するものである。
1 液化水素貯蔵タンク
2 内槽
3 外槽
4a 第1断熱空間
4b 第2断熱空間
5 第1断熱層
6 第2断熱層(保冷パネル)
7 メンブレン
8 PC防液堤
9 ブリージングタンク
10 第1板材
11 第1保冷層
12 第3板材
13 第2保冷層
14 第2板材
15 第1アンカー
16 第2アンカー

Claims (7)

  1. 低温液化ガスを貯蔵する平底円筒型のタンクにおいて、
    鋼製の内槽と、
    前記内槽の外側に形成された鋼製の外槽と、
    前記内槽の内側に形成された鋼製のメンブレンと、
    前記内槽と前記外槽との間に形成された第1断熱空間と、前記内槽と前記メンブレンとの間に形成された第2断熱空間と、を備え、
    前記第1断熱空間にドライガスが充填されていることを特徴とする低温液化ガス貯蔵タンク。
  2. 前記低温液化ガスが液化水素であり、前記ドライガスが窒素ガスであることを特徴とする請求項1に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
  3. 複数の板材と、これらの板材の間に設けられる保冷材と、を有する保冷パネルを更に備え、
    前記保冷パネルが、前記第2断熱空間に配置される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
  4. 前記保冷パネルが、前記内槽の内周面に当接する第1板材と、前記メンブレンの外周面に当接する第2板材と、前記第1板材と前記第2板材との間に設けられる第3板材と、前記第1板材と前記第3板材との間に設けられる第1保冷層と、前記第2板材と前記第3板材との間に設けられる第2保冷層と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
  5. 前記保冷パネルは、前記第3板材と前記内槽の内周面とを連結する第1アンカーによって、前記内槽に固定され、
    前記メンブレンは、メンブレンの外周面と前記第3板材とを連結する第2アンカーによって、前記保冷パネルに固定される、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
  6. 前記第1断熱空間に連通接続されたブリージングタンクを設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
  7. 前記外槽の外側に形成された円筒状のPC防液堤を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の低温液化ガス貯蔵タンク。
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