JP2018193668A - 建築物の外壁構造、外壁パネル、および外壁パネル作製用受け台 - Google Patents

建築物の外壁構造、外壁パネル、および外壁パネル作製用受け台 Download PDF

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Akio Fujiwara
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Abstract

【課題】日照角度の変化によって表情が大きく変わる建築物の外壁構造、外壁パネル、外壁パネル作製用受け台を提供する。【解決手段】外壁構造は、外壁面10が、谷折り11と山折り12とが交互に複数回繰り返され、それぞれの折り線が水平方向に延びるジグザグ面13を有している。外壁パネル20は、併設された複数本の断面台形の棒体30と、複数本の棒体30を、棒体の一面31側で連結する連結体40とを備え、複数本の棒体30は、棒体の一面31が同一平面21上に配置され、相隣接する棒体の平行面33,34同士が接合されて併設されている。受け台50は、併設される複数本の棒体30が配置される受部51を有し、受部51は、棒体30の一面31を上面としたとき、複数の棒体30の下面34,35と嵌まり合うジグザグ面53を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、建築物の外壁構造、外壁パネル、および外壁パネル作製用受け台に関するものである。
例えば特許文献1に見られるように、一般に建築物の外壁は平坦な面として構成され、平滑な表情をしている。時間経過による日照角度の変化によって、外壁面の表情は多少は変化するものの、その変化は平坦的な変化でしかない。
特開2017-008530号公報
本発明が解決しようとする課題は、日照角度の変化によって表情が大きく変わる建築物の外壁構造を提供することである。また、その外壁構造に用いる外壁パネルを提供し、さらに、その外壁パネルの作製に用いる受け台を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の建築物の外壁構造は、
外壁面が、谷折りと山折りとが交互に複数回繰り返されそれぞれの折り線が水平方向に延びるジグザグ面を有していることを特徴とする。
この建築物の外壁構造によれば、外壁面が、谷折りと山折りとが交互に複数回繰り返されそれぞれの折り線が水平方向に延びるジグザグ面を有しているので、そのジグザグ面によって、上向き面と下向き面とが壁面縦方向に連続して形成される。
上向き面と下向き面とでは、斜め上方から照射される太陽光の単位面積当たりの受光量が大きく異なるから、外壁面全体としてみれば、縞模様が現れることとなる。
つまり、外壁面を構成する素材が同一素材、同一色であったとしても縞模様が現れることとなる。
また、上向き面と下向き面との、太陽光の単位面積当たりの受光量は日照角度の変化に応じて大きく変わるから、外壁面に現れる縞模様の濃淡の様子も大きく変わることとなる。
したがって、この建築物の外壁構造によれば、日照角度の変化によって表情を大きく変えることが可能となる。
この建築物の外壁構造においては、
前記谷折りと山折りは、いずれもその折り角を直角とすることができる。
このように構成すると、外壁面を木材で構成する場合にジグザグ面を容易に形成することが可能となる。
また、上記課題を解決するために本発明の外壁パネルは、
前記建築物の外壁構造に用いる外壁パネルであって、
併設された複数本の断面台形の棒体と、これら複数本の棒体を、該棒体の一面側で連結する連結体とを備え、
前記複数本の棒体は、該棒体の一面が同一平面上に配置され、かつ相隣接する棒体の平行面同士が接合されて併設されていることを特徴とする。
この外壁パネルによれば、この外壁パネルを予め複数枚構成しておくことによって、前記建築物の外壁構造を容易に構成することができる。
例えば、この外壁パネルを工場にて予め必要枚数用意しておき、これを外壁材として利用することで、前記建築物の外壁構造を容易に構成することができる。
しかも、前記複数本の棒体は、相隣接する棒体の平行面同士が接合されて併設されているから、棒体同士の間から外壁内に雨水等が侵入しにくくすることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の外壁パネル作製用受け台は、
前記外壁パネルの作製に用いる受け台であって、
前記併設される複数本の棒体が配置される受部を有し、
この受部は、前記棒体の一面を上面としたとき、複数の棒体の下面と嵌まり合うジグザグ面を有していることを特徴とする。
この外壁パネル作製用受け台によれば、前記ジグザグ面を有する受部に複数本の棒体をセットし、その上面において棒体同士を連結体で連結することができるので、前記外壁パネルを効率的に作製することができる。
本発明に係る建築物の外壁構造の実施の形態を示す図で、(a)は部分省略正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図。 作用説明図で、(a)は部分省略正面図、(b)は左側面図。 作用説明部分省略正面図。 本発明に係る外壁パネルの実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は図(b)におけるe−e断面図、(f)は底面図、(g)は背面図。 (a)(b)はそれぞれ棒体の作製例を示す断面図。 (a)〜(d)は本発明に係る外壁パネル作製用受け台の実施の形態および、その受け台を用いた外壁パネルの作成工程例を示す図。 変形例を示す図。 他の変形例を示す図。
以下、本発明に係る建築物の外壁構造、外壁パネル、および外壁パネル作製用受け台の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1に示すように、この実施の形態の建築物の外壁構造1は、外壁面10が、谷折り11と山折り12とが交互に複数回繰り返されそれぞれの折り線11,12が水平方向(矢印H方向)に延びるジグザグ面13を有している。
この建築物の外壁構造1によれば、外壁面10が、谷折り11と山折り12とが交互に複数回繰り返されそれぞれの折り線11,12が水平方向に延びるジグザグ面13を有しているので、そのジグザグ面13によって、上向き面14と下向き面15とが壁面縦方向(矢印V方向)に連続して形成される。
図2(b)に示すように、上向き面14と下向き面15とでは、斜め上方から照射される太陽光SLの単位面積当たりの受光量が大きく異なるから、外壁面10全体としてみれば、図2(a)および図3に示すように、縞模様が現れることとなる。
つまり、外壁面10を構成する素材が同一素材、同一色であったとしても縞模様が現れることとなる。
また、上向き面14と下向き面15との、太陽光SLの単位面積当たりの受光量は日照角度θ(図2(b)参照)の変化に応じて大きく変わるから、外壁面10に現れる縞模様の濃淡の様子も大きく変わることとなる。
したがって、この建築物の外壁構造1によれば、日の出から日没までの日照角度θの変化によって表情を大きく変えることが可能となる。
なお、図2(a)および図3においては、図面作成の都合上、陰部をクロスハッチングで描いているが、実際には、通常の自然界で見られる影部として現れる。
図2(b)に示すように、この実施の形態では、谷折り11と山折り12は、いずれもその折り角αが直角となっている。
このように構成すると、外壁面10を木材で構成する場合にジグザグ面13を容易に形成することが可能となる。
図4は、上記のような建築物の外壁構造1を構築するのに適した外壁パネルの実施の形態を示す図である。
この実施の形態の外壁パネル20は、併設された複数本の断面台形の棒体30と、これら複数本の棒体30を、該棒体30の一面31側で連結する連結体40とを備えている。
複数本の棒体30は、該棒体30の一面31が同一平面21上に配置され、かつ相隣接する棒体30の平行面33,34同士が接合されて併設されている。
この外壁パネル20によれば、この外壁パネル20を予め複数枚構成しておくことによって、前述したような建築物の外壁構造1(図1参照)を容易に構成することができる。
例えば、この外壁パネル20を工場にて予め必要枚数用意しておき、これを外壁材として利用することで、前記建築物の外壁構造を容易に構成することができる。
しかも、複数本の棒体30は、相隣接する棒体30の平行面33,34同士が接合されて併設されているから、棒体30同士の間C(図2(b)参照)から外壁内に雨水等が侵入しにくくすることができる。
なお、図1において、2は板状断熱材、3は壁躯体である。
図1は、板状断熱材2の外面側に外壁パネル20を3枚上下方向に設けた状態を示している。
棒体30は、例えば図5に示すように、断面矩形で、長さL1(図4(b)参照)の木製角材を、長手方向に沿って切断角度β=45の切断面32で切断することで2本同時に作製することができる。切断面32は、前述した一面31を構成する。
図6は上記のような外壁パネル20を作成するのに適した外壁パネル作製用受け台(単に受け台ともいう)の実施の形態、およびその受け台を用いた作成方法の一例を示す図である。
この実施の形態の受け台50は、併設される複数本の棒体30が配置される受部51を有している。
この受部51は、前記棒体30の一面31を上面としたとき、複数の棒体30の下面34,35と嵌まり合うジグザグ面53を有している。
この受け台50によれば、受け面であるジグザグ面53を有する受部51に複数本の仕上げ材としての棒体30をセットし、その上面31において棒体30同士を連結体40で連結することができるので、外壁パネル20を効率的に作製することができる。
具体的には例えば次のようにして外壁パネル20を作製することができる。
(1)
図6(a)(b)に示すように、受け台50の受部51に、所定本数(図示のものは7本)の棒体30をセットする。この際、一面31を上面とし、複数の一面31で平面21を形成するようにセットする。
(2)
図6(b)(c)に示すように、所定本数の棒体30の上面(平面21)に連結体40(例えば木製角材)を当て、釘またはビス25を打ち付けて連結体40で所定本数の棒体30を連結する(図4参照)。
(3)
図6(d)に示すように、受け台50から外壁パネル20を取り外す。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、
図1に示すような外壁構造は、必ずしも外壁パネル20を用いて構成しなくても良い。壁面に対し、例えば、前述した棒体30を順次水平方向に設けることによっても構成することができる。
棒体30を作製する木製角材の寸法は適宜選定できる。例えば長さL1は1800mmとし、断面寸法は、幅105mm、高さ45mmとする。
図7に示すように、谷折り11と山折り12は、その折り角を直角以下とすることもできる。
この発明の外壁構造は、上記のような断面台形の棒体30によらず、例えば図8に示すように、断面矩形の棒体39を順次水平方向に設けることによっても構成することができる。なお、図8において4は合板(又は外壁仕上げ下地板)、5は胴縁(胴縁ににより形成された通気層)である。
1: 外壁構造
10: 外壁面
11: 谷折り
12: 山折り
13: ジグザグ面
20: 外壁パネル
21: 同一平面
30: 棒体
31: 一面
33,34: 平行面
40: 連結体
50: 受け台
51: 受部
53: ジグザグ面

Claims (4)

  1. 外壁面が、谷折りと山折りとが交互に複数回繰り返され、それぞれの折り線が水平方向に延びるジグザグ面を有していることを特徴とする建築物の外壁構造。
  2. 請求項1において、前記谷折りと山折りは、いずれもその折り角が直角であることを特徴とする建築物の外壁構造。
  3. 請求項1または2記載の建築物の外壁構造に用いる外壁パネルであって、
    併設された複数本の断面台形の棒体と、これら複数本の棒体を、該棒体の一面側で連結する連結体とを備え、
    前記複数本の棒体は、該棒体の一面が同一平面上に配置され、かつ相隣接する棒体の平行面同士が接合されて併設されていることを特徴とする外壁パネル。
  4. 請求項3記載の外壁パネルの作製に用いる受け台であって、
    前記併設される複数本の棒体が配置される受部を有し、
    この受部は、前記棒体の一面を上面としたとき、複数の棒体の下面と嵌まり合うジグザグ面を有していることを特徴とする外壁パネル作製用受け台。
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