JP2018190600A - 配線基板連結装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1及び第2の配線基板を、夫々に取り付けられた第1及び第2のコネクタを用いて、確実に対面近接重ね合わせ連結状態におくことができるとともに、コンタクト配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができる配線基板連結装置を提供する。
【解決手段】絶縁ハウジング13に配された複数のリセプタクル側コンタクト14を有したリセプタクルコネクタ11と絶縁ハウジング33に配された複数のプラグ側コンタクト34を有したプラグコネクタ31とを含み、絶縁ハウジング33が絶縁ハウジング13の係合凸部17に外嵌係合する環状体を成し、各プラグ側コンタクト34が、環状体の内側部分に配されてリセプタクル側コンタクト14の接触部14aに接触する接触部34aとそれから伸びて絶縁ハウジング33により保持される被保持部34bとそれから屈曲して伸びて環状体により包囲された内側空間S内に突出する基板接続部34cを備える。
【選択図】図12
【解決手段】絶縁ハウジング13に配された複数のリセプタクル側コンタクト14を有したリセプタクルコネクタ11と絶縁ハウジング33に配された複数のプラグ側コンタクト34を有したプラグコネクタ31とを含み、絶縁ハウジング33が絶縁ハウジング13の係合凸部17に外嵌係合する環状体を成し、各プラグ側コンタクト34が、環状体の内側部分に配されてリセプタクル側コンタクト14の接触部14aに接触する接触部34aとそれから伸びて絶縁ハウジング33により保持される被保持部34bとそれから屈曲して伸びて環状体により包囲された内側空間S内に突出する基板接続部34cを備える。
【選択図】図12
Description
本願の特許請求の範囲に記載された発明は、二つの配線基板が相互に対面近接して重ね合わせられるもとで、各配線基板に設けられた配線端子部に電気的に相互接続された状態をとらせて、両配線基板を連結する配線基板連結装置に関する。
携帯電話機等の比較的小型な電子機器においても、種々の電子部品が多数内蔵されるが、それらの電子部品の多くは複数の配線基板に実装されて、各々の機能を果たすものとされる。各種の電子部品が実装された複数の配線基板は、例えば、それらのうちの二つについて見ると、比較的小型な電子機器の内部という限られたスペースに収容されるにあたって占有容積をできるだけ小とすべく、一方が他方に対面近接して重ね合わせられる配置をとって、両者の夫々に設けられた配線端子部が電気的に相互接続されるものとされる。このような二つの配線基板の夫々に設けられた配線端子部を電気的に相互接続するための、二つの配線基板のうちの一方が他方に対面近接して重ね合わせられて行われる連結態様を、以下においては対面近接重ね合わせ連結ということとする。
一般に、各々がフレキシブル印刷配線基板(FPC)あるいはソリッド配線基板等とされる複数の配線基板の相互連結は、各配線基板にコネクタが取り付けられ、それらのコネクタが相互接続されることにより行われることが多く、二つの配線基板についての対面近接重ね合わせ連結を行う場合においても、各配線基板に取り付けられるコネクタが用いられる。このようなもとで、従来にあっては、二つの配線基板についての対面近接重ね合わせ連結をするためのコネクタを含んだ配線基板連結装置が幾つか提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示される配線基板連結装置(コネクタ)は、第1の配線基板(プリント基板(P))及び第2の配線基板(プリント基板)が対面近接重ね合わせ連結の対象とされるもとで、第1の配線基板に取り付けられる第1のコネクタ(ソケット(20)) と第2の配線基板に取り付けられる第2のコネクタ(ヘッダ(40)) とを含んで構成されている。第1のコネクタは、第1の絶縁ハウジング(第1のボディ(21)) に配列配置された複数の第1のコンタクト(コンタクト(22)) を備えており、また、第2のコネクタは、第2の絶縁ハウジング(第2のボディ(41)) に配列配置された複数の第2のコンタクト(ポスト(42)) を備えている。
第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの夫々は、第1の絶縁ハウジングの側壁(24A) によって保持された保持部(27)と、保持部から屈曲して伸びて第1の絶縁ハウジングの外方に突出し、第1の配線基板における配線端子部に半田付けされる第1の基板接続部(端子部(26)) とを有したもとで、保持部の一部分である側片(27c) と接触片(22d) とによって、相互対向する一対の導電部材から成る第1の接触部を形成している。また、第2のコネクタにおける複数の第2のコンタクトの夫々は、第2の絶縁ハウジングの側壁(44A) によって保持された、相互対向する一対の導電部材から成る第2の接触部(接触面部(42a,42b))と、第2の接触部のうちの接触面部(42b) から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングの外方に突出し、第2の配線基板における配線端子部に半田付けされる第2の基板接続部(端子部(43)) とを有している。
このようなもとで、第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの夫々が有する第1の基板接続部が半田付けされた第1の配線基板の面に、第2のコネクタにおける複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が半田付けされた第2の配線基板の面が対向するものとされて、第2の配線基板が第1の配線基板に対面近接して重ね合わせられる状態がとられ、それにより、第2のコネクタが第1のコネクタに係合せしめられて、第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトの夫々における第2の接触部が、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクトのうちの対応するものにおける第1の接触部に接触接続される。それにより、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクトと第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトとが相互接触接続されて、第1の配線基板における配線端子部と第2の配線基板における配線端子部とが電気的に相互接続され、第1の配線基板と第2の配線基板とについての対面近接重ね合わせ連結が行われる。
上述のような、従来提案されている二つの配線基板についての対面近接重ね合わせ連結を行うための第1及び第2のコネクタを含んだ配線基板連結装置にあっては、次のような不都合が見られる。
即ち、特許文献1に示される配線基板連結装置にあっては、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクトの夫々が、それにおける第1の接触部が相互対向する一対の導電部材によって形成されており、また、それが有する第1の基板接続部が、第1の絶縁ハウジングの側壁によって保持された保持部から屈曲して伸びて第1の絶縁ハウジングの外方に突出するものとされており、さらに、第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトの夫々が、それにおける第2の接触部が相互対向する一対の導電部材によって形成されており、また、それが有する第2の基板接続部が、第2の絶縁ハウジングの側壁によって保持された第2の接触部から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングの外方に突出するものとされている。それにより、第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法が比較的大とされることになり、複数の第1のコンタクトの夫々が有する第1の基板接続部が半田付けされる配線端子部が設けられた第1の配線基板の面上における第1のコネクタの取付けに要される面積が不所望に大なるものとなって、第1の配線基板における部品搭載利用率を低下させてしまうことになるという不都合がある。また、同様に、第2のコネクタにおける複数の第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法が比較的大とされることになり、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が半田付けされる配線端子部が設けられた第2の配線基板の面上における第2のコネクタの取付けに要される面積が不所望に大なるものとなって、第2の配線基板における部品搭載利用率を低下させてしまうことになるという不都合がある。
さらに、特許文献1に示される配線基板連結装置にあっては、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクトが、それらが夫々有する複数の第1の基板接続部を第1の絶縁ハウジングの外方に突出させているにもかかわらず、それらに電磁シールド作用をもたらす手段が備えられていないものとされており、また、第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトが、それらが夫々有する複数の第2の基板接続部を第2の絶縁ハウジングの外方に突出させているにもかかわらず、それらに電磁シールド作用をもたらす手段が備えられていないものとされている。その結果、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクト及び第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトに高周波信号が流れる際には、例えば、複数の第1及び第2のコンタクトから第1及び第2のコネクタの外部にとって不所望な電磁波が漏出される等の電磁障害を生じることになるという不都合もある。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、第1の配線基板と第2の配線基板とを対面近接重ね合わせ連結によって電気的に相互連結するための機構を成すものであって、第1の配線基板に配される第1の絶縁ハウジング及び第1の絶縁ハウジングに配列配置された複数の第1のコンタクトを有した第1のコネクタと、第2の配線基板に配されて第1の絶縁ハウジングに係合する第2の絶縁ハウジング及び第2の絶縁ハウジングに配列配置されて複数の第1のコンタクトに夫々接触接続される複数の第2のコンタクトを有した第2のコネクタと、を含んで構成され、第1のコネクタ及び第2のコネクタについての複数の第1あるいは第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、さらには、第1のコネクタ及び第2のコネクタについての複数の第1あるいは第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減が図られたもとで、各々が第1の基板接続部を有した複数の第1のコンタクト及び各々が第2の基板接続部を有した複数の第2のコンタクトに効果的な電磁シールド作用をもたらすものとすることができる配線基板連結装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項7までのいずれかに記載された発明(以下、本願発明という。)に係る配線基板連結装置は、第1の配線基板に配される第1の絶縁ハウジング、及び、各々が第1の配線基板に設けられた配線端子部に接続される第1の基板接続部を有して第1の絶縁ハウジングに配列配置された複数の第1のコンタクトを備えた第1のコネクタと、第2の配線基板に配されて第1の絶縁ハウジングとの係合状態をとる第2の絶縁ハウジング、及び、各々が第2の配線基板に設けられた配線端子部に接続される第2の基板接続部を有して第2の絶縁ハウジングに配列配置され、複数の第1のコンタクトに夫々接触接続される状態をとる複数の第2のコンタクトを備えた第2のコネクタとを含んで構成される。そして、このような本願発明に係る配線基板連結装置においては、第1のコネクタが備える第1の絶縁ハウジングが、複数の第1のコンタクトの配列方向に延びる係合凸部を有し、複数の第1のコンタクトの夫々が係合凸部に配された第1の接触部を有したものとされ、さらに、第2のコネクタが備える第2の絶縁ハウジングが、第1の絶縁ハウジングの係合凸部に外嵌係合する環状体を成し、複数の第2のコンタクトの夫々が、第2の絶縁ハウジングが成す環状体の内側部分に配されて第1の接触部に接触する状態をとる第2の接触部と第2の接触部から伸びて第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部とを有していて、第2の基板接続部が被保持部から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングにおける当該第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされる。
特に、本願の特許請求の範囲における請求項2に記載された本願発明に係る配線基板連結装置にあっては、第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの夫々が、第1の接触部から伸びて係合凸部により保持された被保持部を有していて、第1の基板接続部が第1のコンタクトの被保持部から屈曲して伸びて係合凸部の外部に露出するものとされる。
上述のような本願発明に係る配線基板連結装置にあっては、第1のコネクタが第1の配線基板に配される第1の絶縁ハウジングを備え、第2のコネクタが第2の配線基板に配される第2の絶縁ハウジングを備えたもとにおいて、第1のコネクタにおける第1の絶縁ハウジングが、各々が第1の基板接続部を有した複数の第1のコンタクトの配列方向に延びる係合凸部を有しており、当該係合凸部に複数の第1のコンタクトの夫々における第1の接触部が配されたものとされるとともに、第2のコネクタにおける第2の絶縁ハウジングが、第1の絶縁ハウジングの係合凸部に外嵌係合する環状体を成しており、当該環状体の内側部分に各々が第2の基板接続部を有した複数の第2のコンタクトの夫々における第2の接触部が第1の接触部に接触する状態をとるものとして配されたものとされている。そして、複数の第2のコンタクトの夫々には、第2の絶縁ハウジングが成す環状体の内側部分に配された第2の接触部から伸びて第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部が設けられており、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部は、被保持部から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングにおける当該第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされている。
このようなもとで、第1のコネクタにおける第1の絶縁ハウジングが第1の配線基板に配され、第1のコネクタにおける複数の第1のコネクタの夫々が有する第1の基板接続部が第1の配線基板に設けられた配線端子に接続されて、第1のコネクタが第1の配線基板に取り付けられる。また、第2のコネクタにおける第2の絶縁ハウジングが第2の配線基板に配され、第2のコネクタにおける複数の第2のコネクタの夫々が有する第2の基板接続部が第2の配線基板に設けられた配線端子に接続されて、第2のコネクタが第2の配線基板に取り付けられる。そして、第1の配線基板に取り付けられた第1のコネクタに、第2の配線基板に取り付けられた第2のコネクタが、環状体をなす第2の絶縁ハウジングを第1の絶縁ハウジングの係合凸部に外嵌係合させて、複数の第2のコンタクトの夫々が有する複数の第2の接触部を複数の第1のコンタクトのうちの対応するものが有する第1の接触部に接触接続されるものとして係合せしめられるものとされ、それにより、第1の配線基板と第2の配線基板とについての対面近接重ね合わせ連結が行われる。
特に、本願の特許請求の範囲における請求項2に記載された本願発明に係る配線基板連結装置の場合には、第2のコネクタにおける複数の第2のコンタクトの夫々に、第2の絶縁ハウジングが成す環状体の内側部分に配された第2の接触部から伸びて第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部が設けられており、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が、被保持部から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングにおける当該第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされていることに加えて、第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの夫々が、第1の絶縁ハウジングにおける係合凸部に配された第1の接触部から伸びて係合凸部により保持された被保持部を有していて、第1の基板接続部が第1のコンタクトの被保持部から屈曲して伸びて係合凸部の外部に露出するものとされる。
また、本願発明に係る配線基板連結装置の一例にあっては、第1のコネクタが、第1の絶縁ハウジング及びそれに配列配置された複数の第1のコンタクトを、複数の第1のコンタクトが夫々有する複数の第1の基板接続部の外側において包囲して配され、第1の配線基板における接地電位部に接続された導電性シェルを備えたものとされる態様、第2のコネクタが、第2の絶縁ハウジングをその外側において包囲して配され、第2の配線基板における接地電位部に接続された導電性シェルを備えたものとされる態様、あるいは、第1のコネクタが、第1の絶縁ハウジング及びそれに配列配置された複数の第1のコンタクトを、複数の第1のコンタクトが夫々有する複数の第1の基板接続部の外側において包囲して配され、第1の配線基板における接地電位部に接続された第1の導電性シェルを備えたものとされ、かつ、第2のコネクタが、第2の絶縁ハウジングをその外側において包囲して配され、第2の配線基板における接地電位部に接続された第2の導電性シェルを備えたものとされる態様がとられる。斯かる態様をとる本願発明に係る配線基板連結装置の一例において、第1のコネクタが備える導電性シェルは、各々が第1の基板接続部を有した複数の第1のコンタクトに対する電磁シールド作用をもたらすものとされ、また、第2のコネクタが備える導電性シェルは、各々が第2の基板接続部を有した複数の第2のコンタクトに対する電磁シールド作用をもたらすものとされる。
本願発明に係る配線基板連結装置にあっては、第2のコネクタが備える第2の絶縁ハウジングが、第1の絶縁ハウジングの係合凸部に外嵌係合する環状体を成し、複数の第2のコンタクトの夫々が、第2の絶縁ハウジングが成す環状体の内側部分に配されて第1の接触部に接触する状態をとる第2の接触部と第2の接触部から伸びて第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部とを有していて、第2の基板接続部が被保持部から屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングにおける当該第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされる。それにより、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の接触部が、例えば、相互対向する一対の導電部材によって形成される構成をとることなく、単一の導電部材によって形成され得るものとされ、また、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が、第2の絶縁ハウジングの外周部からその外方に突出しないものとされる。
その結果、本願発明に係る配線基板連結装置によれば、第2のコネクタについての複数の第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が半田付けされる配線端子部が設けられた第2の配線基板の面上における第2のコネクタの取付けに要される面積を低減させて、第2の配線基板における部品搭載利用率を向上させることができる。しかも、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が、第2の配線基板に設けられた配線端子部に適正に半田付けされているか否かの目視による確認を、第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間を通じて確実に行うことができる。
また、本願発明に係る配線基板連結装置の一例にあっては、第2のコネクタにおける複数の第2のコンタクトの夫々に、第2の絶縁ハウジングが成す環状体の内側部分に配された第2の接触部から伸びて第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部が設けられており、その被保持部から第2の基板接続部が屈曲して伸びて第2の絶縁ハウジングにおける当該第2の絶縁ハウジングが成す環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされたもとで、第1のコネクタにおける複数の第1のコンタクトの夫々が、第1の絶縁ハウジングにおける係合凸部に配された第1の接触部から伸びて係合凸部により保持された被保持部を有していて、その被保持部から第1の基板接続部が屈曲して伸びて係合凸部の外部に露出するものとされる。それにより、複数の第1のコンタクトの夫々が有する第1の接触部が、例えば、相互対向する一対の導電部材によって形成される構成をとることなく、単一の導電部材によって形成され得るものとされ、また、複数の第2のコンタクトの夫々が有する第2の基板接続部が、第2の絶縁ハウジングの外周部からその外方に突出しないものとされる。
その結果、本願発明に係る配線基板連結装置の一例によれば、第2のコネクタについての複数の第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができることに加えて、第1のコネクタについての複数の第1のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、複数の第1のコンタクトの夫々が有する第1の基板接続部が半田付けされる配線端子部が設けられた第1の配線基板の面上における第1のコネクタの取付けに要される面積を低減させて、第1の配線基板における部品搭載利用率を向上させることができる。
さらに、本願発明に係る配線基板連結装置の一例にあっては、第1のコネクタが、第1の絶縁ハウジング及びそれに配列配置された複数の第1のコンタクトを、複数の第1のコンタクトが夫々有する複数の第1の基板接続部の外側において包囲して配され、第1の配線基板における接地電位部に接続された導電性シェルを備えたものとされる第1の態様、第2のコネクタが、第2の絶縁ハウジングをその外側において包囲して配され、第2の配線基板における接地電位部に接続された導電性シェルを備えたものとされる第2の態様、あるいは、第1のコネクタが、第1の絶縁ハウジング及びそれに配列配置された複数の第1のコンタクトを、複数の第1のコンタクトが夫々有する複数の第1の基板接続部の外側において包囲して配され、第1の配線基板における接地電位部に接続された第1の導電性シェルを備えたものとされ、かつ、第2のコネクタが、第2の絶縁ハウジングをその外側において包囲して配され、第2の配線基板における接地電位部に接続された第2の導電性シェルを備えたものとされる第3の態様がとられる。そして、斯かるもとで、第1のコネクタが備える導電性シェルは、各々が第1の基板接続部を有した複数の第1のコンタクトに対する電磁シールド作用をもたらし、また、第2のコネクタが備える導電性シェルは、各々が第2の基板接続部を有した複数の第2のコンタクトに対する電磁シールド作用をもたらす。
その結果、上述の第1,第2あるいは第3の態様がとられた本願発明に係る配線基板連結装置の一例によれば、第1のコネクタが備える複数の第1のコンタクト及び第2のコネクタが備える複数の第2のコンタクトに高周波信号が流れるもとにおいても、第1のコネクタ及び第2のコネクタの夫々の寸法の拡大をまねくことなく、第1のコネクタが備える導電性シェルがもたらす電磁シールド作用あるいは第2のコネクタが備える導電性シェルがもたらす電磁シールド作用によって、例えば、複数の第1及び第2のコンタクトから第1及び第2のコネクタの外部にとって不所望な電磁波が漏出される等の電磁障害を生じる事態を回避することができる。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明に係る配線基板連結装置ついての実施例をもって説明される。
図1(斜視図)及び図2(側面図)は、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を構成する第1のコネクタを成すリセプタクルコネクタ11及びリセプタクルコネクタ11が取り付けられた配線基板12(第1の配線基板)を示す。また、図3(斜視図)及び図4(斜視図)は、リセプタクルコネクタ11が備える、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング13(第1の絶縁ハウジング),絶縁ハウジング13に配列配置される複数のリセプタクル側コンタクト14(第1のコンタクト)及び一対の固定金具15、及び、絶縁ハウジング13に装着されるリセプタクル側導電性シェル16(第1の導電性シェル)の夫々を、互いに分離された状態をもって示す。
絶縁ハウジング13は、配線基板12における図1において上方に向いた面(以下、上面という。)に配されて固定される。そして、絶縁ハウジング13には、その長手方向に伸びる係合凸部17が設けられており、係合凸部17における各々が絶縁ハウジング13の長手方向に伸びるものとされた一対の並行外壁面部17a及び17bの夫々には、複数の溝部18が一定の間隔をおいて配列形成されている。さらに、絶縁ハウジング13における係合凸部17には、その長手方向の両端部の夫々に、一対の係合凹部19が形成されている。このような絶縁ハウジング13の長手方向に伸びる係合凸部17は、絶縁ハウジング13における長手方向の両端を成す一対の端部20及び21によって挟まれている。
複数のリセプタクル側コンタクト14は、絶縁ハウジング13の係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bに形成された複数の溝部18に夫々収容されて、各々の接触部14a(第1の接触部)を係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bのうちの一方からその外方に臨ませるものとされている。複数の溝部18に夫々収容された複数のリセプタクル側コンタクト14は、夫々が絶縁ハウジング13の長手方向に伸びて並行する2個の列を成して配列配置されていることになる。
複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々は、弾性を有した導電性板材により形成された屈曲帯状部材を成すものとされており、図2における V−V 線断面を示す図5に示されるように、絶縁ハウジング13における係合凸部17に形成された複数の溝部18に収容されたもとにおいて、係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bのうちの一方からその外方に臨む接触部14a、接触部14aから伸びて係合凸部17により保持される被保持部14b、及び、被保持部14bから屈曲して伸びて係合凸部17の外部に露出する基板接続部14c(第1の基板接続部)を有している。複数のリセプタクル側コンタクト14が夫々有する複数の基板接続部14cは、絶縁ハウジング13が配された配線基板12の上面に設けられた配線端子(図示が省略されている。)に、例えば、半田付けによって接続される。
一対の固定金具15は、複数のリセプタクル側コンタクト14が成す並行する2個の列を絶縁ハウジング13の長手方向において挟む位置に配されるものとされており、各固定金具15は、絶縁ハウジング13における係合凸部17に形成された一対の係合凹部19に夫々係合する一対の係合腕部15aと、絶縁ハウジング13の端部20及び21の各々と絶縁ハウジング13が配された配線基板12の上面との間に配されて配線基板12の上面に設けられた半田付パターン部12a(図1)に半田付け接続される半田付け部15bと、を有している。そして、一対の固定金具15の夫々は、その一対の係合腕部15aが絶縁ハウジング13における係合凸部17に形成された一対の係合凹部19に夫々係合したもとで、その半田付け部15bが配線基板12の上面に設けられた半田付パターン部12aに半田付けされることにより、絶縁ハウジング13の配線基板12の上面における固定に貢献する。
このようなもとにあっては、絶縁ハウジング13における係合凸部17は、相互対向する2個の列を成して配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14の配列方向に伸びるものとされており、それに伴って、係合凸部17における複数の溝部18が形成された一対の並行外壁面部17a及び17bの夫々も、複数のリセプタクル側コンタクト14の配列方向に伸びるものとされていることになる。また、相互対向する2個の列を成して配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14が夫々有する複数の接触部14aは、絶縁ハウジング13の係合凸部17における各々が複数のリセプタクル側コンタクト14の配列方向に伸びる一対の並行外壁面部17a及び17bに夫々配列配置された2個の接触部群(第1及び第2の接触部群)を成していることになる。
リセプタクル側導電性シェル16は、図4に示される様に、各々が弾性を具えた導電性板材に屈曲加工が施されて形成された一対のシェル半体22及び23とによって構成されている。シェル半体22は、絶縁ハウジング13における端部20に係合固定される係合腕部24と、絶縁ハウジング13における端部21に係合固定される係合腕部25と、係合腕部24と係合腕部25とを連結する帯状部26とを有しており、帯状部26には、複数の弾性接触片26aが設けられている。同様に、シェル半体23も、絶縁ハウジング13における端部20に係合固定される係合腕部27と、絶縁ハウジング13における端部21に係合固定される係合腕部28と、係合腕部27と係合腕部28とを連結する帯状部29とを有しており、帯状部29には、複数の弾性接触片29aが設けられている。
一対のシェル半体22及び23とによって構成されるリセプタクル側導電性シェル16が絶縁ハウジング13に装着されたもとにあっては、シェル半体22が、係合腕部24が絶縁ハウジング13における端部20に係合固定されるとともに係合腕部25が絶縁ハウジング13における端部21に係合固定されて、帯状部26が絶縁ハウジング13の長手方向に伸びて、絶縁ハウジング13の係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bのうちの一方に所定の間隔をおいて対向するものとされ、また、シェル半体23が、係合腕部27が絶縁ハウジング13における端部20に係合固定されるとともに係合腕部28が絶縁ハウジング13における端部21に係合固定されて、帯状部29が絶縁ハウジング13の長手方向に伸びて、絶縁ハウジング13の係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bのうちの他方に所定の間隔をおいて対向するものとされる。その際、シェル半体22の係合腕部24の先端部分とシェル半体23の係合腕部27の先端部分とが相互近接対向するものとされるとともに、シェル半体22の係合腕部25の先端部分とシェル半体23の係合腕部28の先端部分とが相互近接対向するものとされて、シェル半体22とシェル半体23とがリセプタクル側導電性シェル16を環状体を成すものとして形成する状態におかれる。それにより、リセプタクル側導電性シェル16は、絶縁ハウジング13及び絶縁ハウジング13における係合凸部17に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14を、係合凸部17の外部に露出するものとして複数のリセプタクル側コンタクト14が夫々有する複数の基板接続部14cの外側において包囲するものとされる。
このようにして、絶縁ハウジング13に装着されて、複数のリセプタクル側コンタクト14を複数の基板接続部14cの外側において包囲するものとされたリセプタクル側導電性シェル16は、絶縁ハウジング13が配された配線基板12の上面に設けられた接地電位部12b(図1)に電気的に接続されて、接地電位が与えられる。それにより、リセプタクル側導電性シェル16は、各々が基板接続部14cを有した複数のリセプタクル側コンタクト14に対する電磁シールド作用をもたらす。
図6(斜視図)は、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を、図1及び図2に示されるリセプタクルコネクタ11と共に構成する、第2のコネクタを成すプラグコネクタ31を、それが取り付けられた配線基板32(第2の配線基板)を仮想線をもってあらわすもとで示し、図7(側面図)は、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を、図1及び図2に示されるリセプタクルコネクタ11と共に構成する、第2のコネクタを成すプラグコネクタ31及びプラグコネクタ31が取り付けられた配線基板32を示す。また、図8(斜視図)及び図9(斜視図)は、プラグコネクタ31が備える、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング33(第2の絶縁ハウジング),絶縁ハウジング33に配列配置される複数のプラグ側コンタクト34(第2のコンタクト)及び一対の固定金具35、及び、絶縁ハウジング33に装着されるプラグ側導電性シェル36(第2の導電性シェル)の夫々を、互いに分離された状態をもって示す。
絶縁ハウジング33は、図6において仮想線によりあらわされた配線基板32における図6において下方に向いた面(以下、下面という。)に配されて固定される。そして、絶縁ハウジング33は、図8に示されるように、図1に示されるレセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17に外嵌係合する環状体を成すものとされている。そして、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における各々が絶縁ハウジング33の長手方向に伸びるものとされた一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々には、複数の開口部38が一定の間隔をおいて配列形成されている。さらに、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々には、その長手方向の両端部の夫々に、一対の係合切欠き部39が形成されている。このような絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bは、絶縁ハウジング33における長手方向の両端を成す一対の端部40及び41によって挟まれている。
複数のプラグ側コンタクト34は、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配されて、各々の接触部34a(第2の接触部)を、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々に形成された開口部38からその外方に臨ませるものとされている。絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配された複数のプラグ側コンタクト34は、夫々が絶縁ハウジング33の長手方向に伸びる相互対向する2個の列を成して配列配置されていることになる。
複数のプラグ側コンタクト34の夫々は、弾性を有した導電性板材により形成された屈曲帯状部材を成すものとされており、図7における X−X 線断面を示す図10に示されるように、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配されたもとにおいて、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々に形成された開口部38からその外方に臨む接触部34a,接触部34aから伸びて絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分により保持される被保持部34b、及び、被保持部34bから屈曲して伸びて、絶縁ハウジング33におけるそれが成す環状体により包囲された内側空間S内に突出する基板接続部34c(第2の基板接続部)を有している。複数のプラグ側コンタクト34が夫々有する、絶縁ハウジング33が成す環状体により包囲された内側空間S内に突出した複数の基板接続部34cは、絶縁ハウジング33が配された配線基板32の下面に設けられた配線端子(図示が省略されている。)に、例えば、半田付けによって接続される。なお、絶縁ハウジング33が成す環状体により包囲された内側空間S内における複数の基板接続部34cの、配線基板32の下面に設けられた配線端子に対する、例えば、半田付けによる接続状態は、絶縁ハウジング33の外部から内側空間Sを通じた目視による適否確認が可能なものとされる。
一対の固定金具35は、図8に示される様に、複数のプラグ側コンタクト34が成す相互対向する2個の列を絶縁ハウジング33の長手方向において挟む位置に配されるものとされており、各固定金具35は、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々の端部に形成された一対の係合切欠き部39に夫々係合する一対の係合腕部35aと、絶縁ハウジング33の端部40及び41の各々と絶縁ハウジング33が配された配線基板32の下面との間に配されて配線基板32の下面に設けられた半田付パターン部(図示が省略されている。)に半田付け接続される半田付け部35bと、を有している。そして、一対の固定金具35の夫々は、その一対の係合腕部35aが絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々の端部に形成された一対の係合切欠き部39に夫々係合したもとで、その半田付け部35bが配線基板32の下面に設けられた半田付パターン部に半田付けされることにより、絶縁ハウジング33の配線基板32の下面における固定に貢献する。
このようなもとにあっては、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々は、相互対向する2個の列を成して配列配置された複数のプラグ側コンタクト34の配列方向に伸びるものとされていることになる。また、相互対向する2個の列を成して配列配置された複数のプラグ側コンタクト34が夫々有する複数の接触部34aは、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における、各々が複数のプラグ側コンタクト34の配列方向に伸びるものとされた一対の相互対向する内壁面部37a及び37bに夫々配列配置された2個の接触部群(第3及び第4の接触部群)を成していることになる。
プラグ側導電性シェル36は、図9に示される様に、各々が弾性を具えた導電性板材に屈曲加工が施されて形成された一対のシェル半体42及び43とによって構成されている。シェル半体42は、絶縁ハウジング33における端部40に係合固定される係合腕部44と、絶縁ハウジング33における端部41に係合固定される係合腕部45と、係合腕部44と係合腕部45とを連結する帯状部46とを有していて、係合腕部44には基板接続部44aが設けられているとともに、係合腕部45には基板接続部45aが設けられており、さらに、帯状部46には、複数の基板接続部46aが設けられている。同様に、シェル半体43も、絶縁ハウジング33における端部40に係合固定される係合腕部47と、絶縁ハウジング33における端部41に係合固定される係合腕部48と、係合腕部47と係合腕部48とを連結する帯状部49とを有していて、係合腕部47には基板接続部47aが設けられているとともに、係合腕部48には基板接続部48aが設けられており、さらに、帯状部49には、複数の基板接続部49aが設けられている。
一対のシェル半体42及び43とによって構成されるプラグ側導電性シェル36が絶縁ハウジング33に装着されたもとにあっては、シェル半体42が、係合腕部44が絶縁ハウジング33における端部40に係合固定されるとともに係合腕部45が絶縁ハウジング33における端部41に係合固定され、帯状部46が絶縁ハウジング33が成す環状体における各々が絶縁ハウジング33の長手方向に延びる一対の相互対向する外壁面部50a及び50bのうちの一方である外壁面部50aに係合固定されたものとされ、また、シェル半体43が、係合腕部47が絶縁ハウジング33における端部40に係合固定されるとともに係合腕部48が絶縁ハウジング33における端部41に係合固定され、帯状部49が絶縁ハウジング33が成す環状体における各々が絶縁ハウジング33の長手方向に延びる一対の相互対向する外壁面部50a及び50bのうちの他方である外壁面部50bに係合固定されたものとされる。その際、シェル半体42の係合腕部44の先端部分とシェル半体43の係合腕部47の先端部分とが相互近接対向するものとされるとともに、シェル半体42の係合腕部45の先端部分とシェル半体43の係合腕部48の先端部分とが相互近接対向するものとされて、シェル半体42とシェル半体43とが、プラグ側導電性シェル36を、環状体を成して絶縁ハウジング33の外周を包囲するものとして形成する状態におかれる。それにより、プラグ側導電性シェル36は、絶縁ハウジング33及び絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配列配置された複数のプラグ側コンタクト34を、絶縁ハウジング33の外側、従って、絶縁ハウジング33におけるそれが成す環状体により包囲された内側空間S内に突出するものとして複数のプラグ側コンタクト34が夫々有する複数の基板接続部34cの外側において包囲するものとされる。
このようにして、絶縁ハウジング33に装着されて、複数のプラグ側コンタクト34を複数の基板接続部34cの外側において包囲するものとされたプラグ側導電性シェル36は、シェル半体42における係合腕部44に設けられた基板接続部44a,係合腕部45に設けられた基板接続部45a及び帯状部46に設けられた複数の基板接続部46a、さらには、シェル半体43における係合腕部47に設けられた基板接続部47a,係合腕部48に設けられた基板接続部48a及び帯状部49に設けられた複数の基板接続部49aが、絶縁ハウジング33が配された配線基板32の下面に設けられた接地電位部(図示が省略されている。)に、例えば、半田付けによって電気的に接続されて、接地電位が与えられる。それにより、プラグ側導電性シェル36は、各々が基板接続部34cを有した複数のプラグ側コンタクト34に対する電磁シールド作用をもたらす。
このようなもとで、配線基板32におけるプラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が固定された下面が、配線基板12におけるリセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13が固定された上面に対向するものとされて、配線基板32が配線基板12に対面近接して重ね合わせられるとき、本願発明に係る配線基板連結装置の一例を構成する第1のコネクタ及び第2のコネクタを夫々成すリセプタクルコネクタ11及びプラグコネクタ31が、プラグコネクタ31が備える絶縁ハウジング33をリセプタクルコネクタ11が備える絶縁ハウジング13に係合させて、相互係合状態をとる。
その際には、先ず、配線基板12を伴ったリセプタクルコネクタ11 と配線基板32を伴ったプラグコネクタ31とが相互対向配置される。このとき、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に、その長手方向が絶縁ハウジング13の長手方向と平行となるようにして対向せしめられ、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33に配列配置された複数のプラグ側コンタクト34が、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14に夫々対応する位置をとるものとされる。
次に、配線基板32が、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が固定された下面を、配線基板12のリセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13が固定された上面に近接させる位置をとって、配線基板12に対面近接して重ね合わせられると、図11(側面図)に示されるように、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33がリセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13と各々の長手方向を一致させたもとでの係合状態をとり、配線基板32を伴ったプラグコネクタ31と配線基板12を伴ったリセプタクルコネクタ11とが相互係合状態におかれる。
斯かる際には、図11における XII−XII 線断面をあらわす図12に示されるように、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が成す環状体がリセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17に外嵌係合し、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における一対の相互対向する内壁面部37a及び37bの夫々に配列配置された複数のプラグ側コンタクト34における接触部34aが、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17における一対の並行外壁面部17a及び17bの夫々に配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14における接触部14aに夫々接触接続される。それにより、複数のプラグ側コンタクト34における基板接続部34cが、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が成す環状体体により包囲された内側空間S内において夫々接続された配線基板32に設けられた複数の配線端子部が、複数のプラグ側コンタクト34及び複数のリセプタクル側コンタクト14を介して、複数のリセプタクル側コンタクト14における基板接続部14cが、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17外において夫々接続された配線基板12に設けられた複数の配線端子部に夫々連結され、配線基板12と配線基板32とが電気的に相互連結される。
また、このとき、プラグコネクタ31のプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体42の帯状部46が、リセプタクルコネクタ11のリセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体22の帯状部26の内側に挿入されるとともに、プラグコネクタ31のプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体43の帯状部49が、リセプタクルコネクタ11のリセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体23の帯状部29の内側に挿入されて、リセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体22の帯状部26に設けられた複数の弾性接触片26aがプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体42の帯状部46に当接接触するとともに、リセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体23の帯状部29に設けられた複数の弾性接触片29aがプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体43の帯状部49に当接接触する。リセプタクル側導電性シェル16は、配線基板12の上面に設けられた接地電位部に電気的に接続されて接地電位が与えられており、また、プラグ側導電性シェル36も、配線基板32の下面に設けられた接地電位部に電気的に接続されて接地電位が与えられているので、リセプタクル側導電性シェル16及びプラグ側導電性シェル36は、各々が基板接続部34cを有した複数のプラグ側コンタクト34及び各々が基板接続部14cを有した複数のリセプタクル側コンタクト14に対して電磁シールド作用をもたらす。
なお、複数の弾性接触片26aがプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体42の帯状部46に当接接触するものとされたリセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体22の帯状部26は、シェル半体42の帯状部46及びプラグコネクタ31の絶縁ハウジング33を介して、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における内壁面部37aに配列配置された複数のプラグ側コンタクト34における接触部34aを、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17における並行外壁面部17aに配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14における接触部14aに押圧当接させる役割を果たす。また、同様に、複数の弾性接触片29aがプラグ側導電性シェル36におけるシェル半体43の帯状部49に当接接触するものとされたリセプタクル側導電性シェル16におけるシェル半体23の帯状部29は、シェル半体43の帯状部49及びプラグコネクタ31の絶縁ハウジング33を介して、プラグコネクタ31の絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分における内壁面部37bに配列配置された複数のプラグ側コンタクト34における接触部34aを、リセプタクルコネクタ11の絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17における並行外壁面部17bに配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14における接触部14aに押圧当接させる。
上述のようなリセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される本願発明に係る配線基板連結装置の一例にあっては、プラグコネクタ31が備える絶縁ハウジング33が、リセプタクルコネクタ11が備える絶縁ハウジング13に設けられた係合凸部17に外嵌係合する環状体を成し、各々に基板接続部34cが設けられた複数のプラグ側コンタクト34の夫々が、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配されて、リセプタクル側コンタクト14における接触部14aに接触する状態をとる接触部34aと接触部34aから伸びて絶縁ハウジング33により保持された被保持部34bとを有していて、基板接続部34cが被保持部34bから屈曲して伸びて絶縁ハウジング33における当該絶縁ハウジング33が成す環状体により包囲された内側空間S内に突出するものとされる。それにより、複数のプラグ側コンタクト34の夫々が有する接触部34aが、例えば、相互対向する一対の導電部材によって形成される構成をとることなく、単一の導電部材によって形成され得るものとされ、また、複数のプラグ側コンタクト34の夫々が有する基板接続部34cが、絶縁ハウジング33の外周部からその外方に突出しないものとされる。
その結果、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される配線基板連結装置によれば、プラグコネクタ31についての複数のプラグ側コンタクト34の配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、複数のプラグ側コンタクト34の夫々が有する基板接続部34cが半田付けされる配線端子部が設けられた配線基板32の下面におけるプラグコネクタ31の取付けに要される面積を低減させて、配線基板32における部品搭載利用率を向上させることができる。しかも、複数のプラグ側コンタクト34の夫々が有する基板接続部34cが、配線基板32の下面に設けられた配線端子部に適正に半田付けされているか否かの目視による確認を、絶縁ハウジング33が成す環状体により包囲された内側空間Sを通じて確実に行うことができる。
また、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される配線基板連結装置にあっては、プラグコネクタ31における複数のプラグ側コンタクト34の夫々に、絶縁ハウジング33が成す環状体の内側部分に配された接触部34aから伸びて絶縁ハウジング33により保持された被保持部34bが設けられており、その被保持部34bから基板接続部34cが屈曲して伸びて絶縁ハウジング33における当該絶縁ハウジング33が成す環状体により包囲された内側空間S内に突出するものとされたもとで、リセプタクルコネクタ11における複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々が、絶縁ハウジング13における係合凸部17に配された接触部14aから伸びて係合凸部17により保持された被保持部14bを有していて、その被保持部14bから基板接続部14cが屈曲して伸びて係合凸部17の外部に露出するものとされる。それにより、複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々が有する接触部14aが、例えば、相互対向する一対の導電部材によって形成される構成をとることなく、単一の導電部材によって形成され得るものとされ、また、複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々が有する基板接続部14cが、絶縁ハウジング13の外周部からその外方に突出しないものとされる。
その結果、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される配線基板連結装置によれば、プラグコネクタ31についての複数のプラグ側コンタクト34の配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができることに加えて、リセプタクルコネクタ11についての複数のリセプタクル側コンタクト14の配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、複数のリセプタクル側コンタクト14の夫々が有する基板接続部14cが半田付けされる配線端子部が設けられた配線基板12の上面におけるリセプタクルコネクタ11の取付けに要される面積を低減させて、配線基板12における部品搭載利用率を向上させることができる。
さらに、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される配線基板連結装置にあっては、リセプタクルコネクタ11が、絶縁ハウジング13及びそれに配列配置された複数のリセプタクル側コンタクト14を、複数のリセプタクル側コンタクト14が夫々有する複数の基板接続部14cの外側において包囲して配され、配線基板12における接地電位部に接続されたリセプタクル側導電性シェル16を備えたものとされ、かつ、プラグコネクタ31が、絶縁ハウジング33をその外側において包囲して配され、配線基板32における接地電位部に接続されたプラグ側導電性シェル36を備えたものとされる。そして、斯かるもとで、リセプタクルコネクタ11が備えるリセプタクル側導電性シェル16は、各々が基板接続部14cを有した複数のリセプタクル側コンタクト14に対する電磁シールド作用をもたらし、また、プラグコネクタ31が備えるプラグ側導電性シェル36は、各々が基板接続部34cを有した複数のプラグ側コンタクト34に対する電磁シールド作用をもたらす。
その結果、リセプタクルコネクタ11とプラグコネクタ31とを含んで構成される配線基板連結装置によれば、リセプタクルコネクタ11が備える複数のリセプタクル側コンタクト14及びプラグコネクタ31が備える複数のプラグ側コンタクト34に高周波信号が流れるもとにおいても、リセプタクルコネクタ11及びプラグコネクタ31の夫々の寸法の拡大をまねくことなく、リセプタクルコネクタ11が備えるリセプタクル側導電性シェル16がもたらす電磁シールド作用あるいはプラグコネクタ31が備えるプラグ側導電性シェル36がもたらす電磁シールド作用によって、例えば、複数のリセプタクル側コンタクト14及びプラグ側コンタクト34からそれらの外部にとって不所望な電磁波が漏出される等の電磁障害を生じる事態を回避することができる。
以上のような本願発明に係る配線基板連結装置は、第1の配線基板と第2の配線基板とを対面近接重ね合わせ連結によって電気的に相互連結するための機構を成す配線基板連結装置であって、第1の配線基板に配される第1の絶縁ハウジング及び第1の絶縁ハウジングに配列配置された複数の第1のコンタクトを有した第1のコネクタと、第2の配線基板に配されて第1の絶縁ハウジングに係合する第2の絶縁ハウジング及び第2の絶縁ハウジングに配列配置されて複数の第1のコンタクトに夫々接触接続される複数の第2のコンタクトを有した第2のコネクタと、を含んで構成され、第1のコネクタ及び第2のコネクタについての複数の第1あるいは第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減を図ることができ、さらには、第1のコネクタ及び第2のコネクタについての複数の第1あるいは第2のコンタクトの配列方向に直交する方向の寸法の低減が図られたもとで、各々が第1の基板接続部を有した複数の第1のコンタクト及び各々が第2の基板接続部を有した複数の第2のコンタクトに効果的な電磁シールド作用をもたらすものとすることができるものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
11 ・・・リセプタクルコネクタ(第1のコネクタ), 12・・・配線基板(第1の配線基板),13・・・絶縁ハウジング(第1の絶縁ハウジング), 14・・・リセプタクル側コンタクト(第1のコンタクト), 14a,34a・・・接触部, 14b,34b・・・被保持部, 14c,34c,44a,45a,46a,47a,48a,49a・・・基板接続部, 15,35・・・固定金具, 16・・・リセプタクル側導電性シェル, 17・・・係合凸部, 17a,17b・・・並行外壁面部, 18・・・溝部, 19,・・・係合凹部, 22,23,42,43・・・シェル半体, 24,25,27,28,44,45,47,48・・・係合腕部, 26,29,46,49・・・帯状部, 26a,29a・・・弾性接触片, 31・・・プラグコネクタ(第2のコネクタ), 32・・・配線基板(第2の配線基板), 33・・・絶縁ハウジング(第2の絶縁ハウジング), 34・・・プラグ側コンタクト(第2のコンタクト), 36・・・プラグ側導電性シェル, 37a,37b・・・内壁面部, 38・・・開口部, 39・・・係合切欠き部, 50a,50b・・・外壁面部, S・・・内側空間
Claims (7)
- 第1の配線基板に配される第1の絶縁ハウジング、及び、各々が上記第1の配線基板に設けられた配線端子部に接続される第1の基板接続部を有して上記第1の絶縁ハウジングに配列配置された複数の第1のコンタクトを備えた第1のコネクタと、
第2の配線基板に配されて上記第1の絶縁ハウジングとの係合状態をとる第2の絶縁ハウジング、及び、各々が上記第2の配線基板に設けられた配線端子部に接続される第2の基板接続部を有して上記第2の絶縁ハウジングに配列配置され、上記複数の第1のコンタクトに夫々接触接続される状態をとる複数の第2のコンタクトを備えた第2のコネクタと、
を含んで構成され、
上記第1の絶縁ハウジングが、上記複数の第1のコンタクトの配列方向に延びる係合凸部を有し、上記複数の第1のコンタクトの夫々が上記係合凸部に配された第1の接触部を有したものとされ、
上記第2の絶縁ハウジングが、上記第1の絶縁ハウジングの係合凸部に外嵌係合する環状体を成し、上記複数の第2のコンタクトの夫々が、上記環状体の内側部分に配されて上記第1の接触部に接触する状態をとる第2の接触部と該第2の接触部から伸びて上記第2の絶縁ハウジングにより保持された被保持部とを有していて、上記第2の基板接続部が上記被保持部から屈曲して伸びて上記第2の絶縁ハウジングにおける上記環状体により包囲された内側空間内に突出するものとされたことを特徴とする配線基板連結装置。 - 上記複数の第1のコンタクトの夫々が、上記第1の接触部から伸びて上記係合凸部により保持された被保持部を有していて、上記第1の基板接続部が上記第1のコンタクトの被保持部から屈曲して伸びて上記係合凸部の外部に露出するものとされたことを特徴とする請求項1記載の配線基板連結装置。
- 上記第1のコネクタが、上記第1の絶縁ハウジング及び該第1の絶縁ハウジングに配列配置された上記複数の第1のコンタクトを、複数の上記第1の基板接続部の外側において包囲して配され、上記第1の配線基板における接地電位部に接続される導電性シェルを備えていることを特徴とする請求項2記載の配線基板連結装置。
- 上記第2のコネクタが、上記第2の絶縁ハウジングを該第2の絶縁ハウジングの外側において包囲して配され、上記第2の配線基板における接地電位部に接続される導電性シェルを備えていることを特徴とする請求項1記載の配線基板連結装置。
- 上記第1のコネクタが、上記第1の絶縁ハウジング及び該第1の絶縁ハウジングに配列配置された上記複数の第1のコンタクトを、複数の上記第1の基板接続部の外側において包囲して配され、上記第1の配線基板における接地電位部に接続される第1の導電性シェルを備えているとともに、上記第2のコネクタが、上記第2の絶縁ハウジングを該第2の絶縁ハウジングの外側において包囲して配され、上記第2の配線基板における接地電位部に接続される第2の導電性シェルを備えていて、上記第2の絶縁ハウジングが上記第1の絶縁ハウジングとの係合状態をとるとき、上記第2の導電性シェルが上記第1の導電性シェルに接触接続されることを特徴とする請求項1記載の配線基板連結装置。
- 上記複数の第1のコンタクトの夫々における上記第1の接触部が、弾性を具えたものとされ、上記複数の第2のコンタクトの夫々における上記第2の接触部が上記第1の接触部に接触するとき、該第2の接触部に弾性力を作用させることを特徴とする請求項1記載の配線基板連結装置。
- 上記複数の第1のコンタクトが夫々有する複数の第1の接触部が、上記第1の絶縁ハウジングが有する上記係合凸部における各々が上記複数の第1のコンタクトの配列方向に延びる一対の並行外壁面部に夫々配列配置された第1及び第2の接触部群を成すものとされ、上記複数の第2のコンタクトが夫々有する複数の第2の接触部が、上記第2の絶縁ハウジングが成す上記環状体の内側部分における、各々が上記複数の第2のコンタクトの配列方向に延びる一対の相互対向する内壁面部に夫々配列配置された第3及び第4の接触部群を成すものとされたことを特徴とする請求項1記載の配線基板連結装置。
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