JP2018190152A - 金銭管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上させることができる。【解決手段】実施形態の金銭管理システムは、釣銭機と、処理装置とを持つ。釣銭機は、制御部により指定された金額の金銭を出金する。処理装置は、表示部、入力部と、業務処理部と、制御部とを有する。入力部は、前記表示部により表示された操作領域に対する利用者の入力操作を受け付ける。業務処理部は、前記入力部に対してなされた入力操作に応じて、交通機関の利用者に対する金銭授受業務に関する処理を実行する。制御部は、前記表示部に、前記業務処理部による処理に応じて発生し、予め定められた規則に基づいて決定される、釣銭の金種ごとの出金枚数である基準出金枚数と、実際に出金できる釣銭の金種ごとの出金枚数である代替出金枚数とを表示させ、前記入力部に対してなされた入力操作に応じて前記釣銭機に出金を指示する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、金銭管理システムに関する。
交通機関の施設において、交通機関の業務に関する処理を行う窓口処理機と、窓口処理機の指示に基づいて釣銭を出金、または投入された金銭を収納する釣銭機とが併設されていることがある。釣銭機は、交通機関の業務において釣銭が発生したときに、予め設定された基準に基づく金種で出金、または出金できない場合は他の金種で釣銭を出金する。しかしながら、従来の技術では、釣銭がどの金種で出金されるかを確認することができない場合があり、利便性が十分でないと考えられていた。
特開平7−93617号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性を向上させることができる金銭管理システムを提供することである。
実施形態の金銭管理システムは、釣銭機と、処理装置とを持つ。釣銭機は、制御部により指定された金額の金銭を出金する。処理装置は、表示部、入力部と、業務処理部と、制御部とを有する。入力部は、前記表示部により表示された操作領域に対する利用者の入力操作を受け付ける。業務処理部は、前記入力部に対してなされた入力操作に応じて、交通機関の利用者に対する金銭授受業務に関する処理を実行する。制御部は、前記表示部に、前記業務処理部による処理に応じて発生し、予め定められた規則に基づいて決定される、釣銭の金種ごとの出金枚数である基準出金枚数と、実際に出金できる釣銭の金種ごとの出金枚数である代替出金枚数とを表示させ、前記入力部に対してなされた入力操作に応じて前記釣銭機に出金を指示する。
駅務システム1の外観構成を示す斜視図。 釣銭機50の機能構成の一例を示す図。 処理装置70の機能構成の一例を示す図。 対応テーブル82の情報の内容の一例を示す図。 ケース(A)〜(C)について説明するための図。 処理装置70により実行される処理の部分的な流れを示すフローチャート(その1)。 入金指示画面IM1の一例を示す図。 処理装置70により実行される処理の部分的な流れを示すフローチャート(その2)。 代替出金画面IM2の画面の一例を示す図。 予備出金画面IM3の一例を示す図。
以下、実施形態の金銭管理システムを、図面を参照して説明する。金銭管理システムは、鉄道の駅、船舶や長距離バスの発着所、空港など、交通機関の設備等に対応する箇所に設置される。以下の説明では、金銭管理システムが鉄道の駅の改札機付近にあるブースに設置された「駅務システム」であるものとして説明する。ブースには、駅係員が滞在し、利用者の求めに応じて金銭管理システムを操作して、各種サービスを提供する。
図1は、駅務システム1の外観構成を示す斜視図である。駅務システム1は、例えば、磁気券処理装置10と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ20と、印刷装置30と、タッチパネル40と、釣銭機50と、処理装置(駅務機器)70とを備える。処理装置70は、駅務システム1に含まれる他の装置と、例えば専用線で接続され、専用線を介して他の装置と通信する。なお、駅務システム1は、例えば上記構成の他に、ICカードを発行するICカード発行装置や、クレジットカードによる決済処理を行うクレジットカード処理装置等を備えてもよい。
磁気券処理装置10は、磁気券に記憶された鉄道の利用情報等を読み取ったり、処理装置70により送信された指示に基づいて磁気券に情報を書き込んだりする。また、磁気券処理装置10は、入出場に必要な情報が書き込まれた磁気券を発行する。
ICカードリーダライタ20は、例えば、通信部とアンテナとを有する。ICカードリーダライタ20は、ICカードリーダライタ20の読取部に翳され、或いは装着された媒体と、通信部とがアンテナを介して通信することにより、媒体の記憶部に記憶された情報を読み取る。ICカードリーダライタ20は、読み取った情報をデコードした電子情報を処理装置70に送信する。また、ICカードリーダライタ20は、処理装置70からの指示に応じて、媒体と通信し、媒体の記憶部に対してエンコードされた情報を書き込む。媒体とは、例えば、パッシブタイプのICチップ、および無線通信部を含むICカード、或いはエミュレート機能によって同等の機能を実現する電子デバイスなどである。
印刷装置30は、処理装置70からの指示に基づいて、印刷装置30内に格納された用紙に、レシートとして必要な事項を印刷する。
タッチパネル40は、入力部42と、表示部44とが一体として形成されたものである。入力部42は、表示部44に重畳して設けられた検知面に対してタッチ操作がなされた場合に、そのタッチ位置を検出し、検出したタッチ位置を処理装置70に送信する。なお、入力部42は、タッチパネル以外の機械的要素を含んでもよい。タッチパネル40に表示されたGUI(Graphical User Interface)スイッチに対してタッチ操作がなされると、処理装置70の側では、そのGUIスイッチが「選択」されたものと判断する。なお、タッチ操作に限らず、例えばマウスによってGUIスイッチに対応する箇所がクリックされた場合に、そのGUIスイッチが「選択」されたものと判断してもよい。
図2は、釣銭機50の機能構成の一例を示す図である。釣銭機50は、例えば、入出金処理部56と、通信部58と、入出金機構60と、収納部62と、記憶部64とを備える。
入出金処理部56は、投入口52(図1参照)に投入された金銭、または収納部62に収納された金銭を計数し、計数結果を記憶部64に記憶させる。また、入出金処理部56は、処理装置70からの指示に従って、出金口54(図1参照)から金銭を出金させる。入出金処理部56は、予め定められた規則に基づく金種ごとの基準出金枚数(詳細は後述)に基づいて、金銭を出金させる。また、入出金処理部56は、基準出金枚数で金銭を出金する場合において、その金種の枚数が不足しているとき、予め定められた規則に従って他の金種で不足する金種の金額を代替する。
また、入出金処理部56は、処理装置70からの指示、または所定のタイミングで、自装置の情報を処理装置70に送信する。所定のタイミングとは、例えば投入口52に投入された金銭を計数したタイミングや、出金口54から金銭を出金したタイミングである。自装置の情報とは、計数または出金した金銭額や、収納部62に収納された金銭額、収納部62に収納された金種ごとの紙幣および硬貨の数等である。通信部58は、処理装置70と通信する。
入出金機構60は、入出金処理部56からの指示に基づいて、投入口52に投入された金銭を、収納部62において金種ごとに設定された位置に収納する。また、入出金機構60は、入出金処理部56からの指示に基づいて、収納部62に収納された金銭を出金口54から出金させる。
収納部62には、金種ごとに指定された位置に金銭が収納される。記憶部64には、収納部62に収納された金種ごとの金銭の数や、釣銭機50の処理結果が記憶される。
図3は、処理装置70の機能構成の一例を示す図である。処理装置70は、例えば、業務処理部72と、表示制御部74と、金銭処理部76と、通信部78と、記憶部80とを備える。業務処理部72、表示制御部74、および金銭処理部76は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが記憶部80に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現され、これらの機能部の機能を実現するための回路構成を有してもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。表示制御部74と金銭処理部76とを合わせたものが、「制御部」の一例である。
記憶部80は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDカード等の不揮発性の記憶媒体と、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶媒体とによって実現される。記憶部80は、プロセッサが実行するプログラムを格納する他、後述する対応テーブル82を格納する。
業務処理部72は、入力部42に対してなされた入力操作に応じて、鉄道における利用者に対する金銭授受業務に関する処理、その他の処理を実行する。例えば、業務処理部72は、磁気券処理装置10に磁気券を発行させたり、ICカードリーダライタ20に媒体の記憶部に電子マネーをチャージさせたりする。また、業務処理部72は、上述したような業務において、収受額を算出したり、収受額に対する釣銭額を算出したりする。また、業務処理部72は、利用者の求めに応じて、ICカードに対する処理、または利用者が購入した乗車券等のキャンセンを受け付け、利用者に返金する金額を算出し、釣銭機50に算出した金額の金銭を出金させる。なお、利用者に返金する金銭は、釣銭に含まれる。
また、業務処理部72は、磁気券処理装置10、またはICカードリーダライタ20により送信された情報を取得し、取得した情報に基づいて、利用者の通過可否を判定し、取得した情報に含まれる利用可能区間を示す情報において、当該駅が含まれない場合、判定結果に基づいて乗り越しのための精算額を算出し、精算処理を実行してもよい。この際に、業務処理部72は、精算処理に対する釣銭額を算出する。
このように、金銭授受業務に関する処理とは、(1)磁気券を発行する処理や、電子マネーをICカードにチャージする処理、(2)ICカードに対する処理をキャンセンする処理や、利用者が購入した乗車券等のキャンセンを実行する処理、(3)乗り越し精算を行う処理などを含む。
表示制御部74は、表示部44に、業務処理部72による処理に応じて発生し、予め定められた規則に基づいて決定される、釣銭の金種ごとの出金枚数である基準出金枚数と、実際に出金できる釣銭の金種ごとの出金枚数である代替出金枚数とを表示させ、入力部42に対してなされた入力操作に応じて釣銭機50に出金を指示する。表示制御部74は、表示部44に、基準出金枚数と、代替出金枚数とを、例えば対比可能に表示させてもよいし、基準出金枚数と、代替出金枚数とを順番に表示部44に表示させてもよい。
金銭処理部76は、釣銭機50からの情報を取得したり、釣銭機50に釣銭を入出金させたりする。表示制御部74と金銭処理部76との処理の詳細については後述する。通信部78は、他装置と通信する。
ここで、金銭処理部76は、業務処理部72による処理に応じて発生する釣銭を、予め定められた規則に基づいて金種ごとの出金枚数である基準出金枚数を算出する。基準出金枚数とは、釣銭額を最も少ない数の紙幣および硬貨で出金できる紙幣および硬貨の組み合わせである。基準出金枚数は、金額の高い金種から順に、その時点の残金を上回らない範囲で最大数を求めることを、最小の金種まで繰り返し実行することで求められる。
金銭処理部76は、予め定められた規則に基づく金種ごとの基準出金枚数が、釣銭機50内に収納されていない場合、対応テーブル82を参照して、釣銭の金種を選択する。図4は、対応テーブル82の情報の内容の一例を示す図である。対応テーブル82は、金種に対して、その金種が釣銭機50内に収納されていない場合に代替する金種を示す情報が対応付けられたテーブルである。対応テーブル82は、釣銭機50に予め定められた規則と同様の規則に従って規定されたテーブルである。対応テーブル82の縦方向の項目は、金種であり、横方向の項目は、代替できる金種を示している。金種に対して代替できる金種は、所定段階低い(例えば一段階)低い金額の金種である。上記の段階は、一段階や二段階のように任意に定められてよい。例えば、図示する例では、「10,000円」に対する代替金種は「5,000円」であり、「5,000円」に対する代替金種は「1,000円」であり、・・・「5円」に対する代替金種は「1円」である。また、図4の対応テーブル82上の空白の箇所は代替して出金できない組み合わせである。
以下、釣銭額が「27、897円」である場合に出金される金種ごとの枚数を、図5を参照してケース(A)〜(C)ごとに説明する。図5の中では、簡略化のために10、000円を(a)、5,000円を(b)、1,000円を(c)、500円を(d)、100円を(e)、50円を(f)、10円を(g)、5円を(h)、1円を(i)と示す場合がある。また、釣銭機50に収納された金種ごとの金銭の枚数を「収納枚数」、代替出金が必要となった金種を「★」、代替出金を行った金種を「☆」、枚数不足で代替出金が出来なかった金種を「☆☆」と記載する。
ケース(A);釣銭機50内に各金種の枚数が十分にあり、代替出金が発生しなかったケースについて説明する。10,000〜1円の収納枚数が10枚である場合、出金される枚数は、予め定められた規則に基づく金種ごとの基準出金枚数である。
ケース(B);釣銭機50内に不足の金種があったが、一段階低い金種で代替出金できたケースについて説明する。収納枚数について、10,000円が1枚、5,000円が5枚、1,000円が1枚、500円が3枚、100円が2枚、50円が4枚、10円が3枚、5円が3枚、1円が10枚である。また、10,000円「★」、1,000円「★」、100円「★」、および10円「★」は、当該金種の基準出金枚数に対して、それぞれ1枚不足している。この場合、10,000円は5,000円2枚「☆」、1、000円は500円2枚「☆」、100円は50円2枚「☆」、10円は5円2枚「☆」で代替出金できる。
ケース(C);釣銭機50内に不足の金種があり、代替出金を行おうとしたが、代替出金できないケースについて説明する。収納枚数について、10,000円が0枚、5、000円が5枚、1,000円が0枚、500円が4枚、100円〜1円が、それぞれ100枚である。また、10,000円「★」、1,000円「★」は、当該金種の基準出金枚数に対して、それぞれ2枚不足している。この場合、10,000円2枚は5、000円4枚「☆」で代替出金できる。しかしながら、2,500円(1、000円2枚+500円1枚)を500円で代替出金するには、500円が1枚不足する。500円は、枚数不足で代替出金が出来ない金種「☆☆」である。
このように金銭処理部76は、釣銭を基準出金枚数、または代替出金枚数で出金することができると判定したり、代替出金枚数で出金することができないと判定したりする。
以下、駅務システム1が入金する処理、入金に対して釣銭を出金する処理の順で説明する。図6は、処理装置70により実行される処理の部分的な流れを示すフローチャート(その1)である。まず、表示制御部74が、表示部44に業務選択画面を表示させる(ステップS100)。業務選択画面とは、鉄道の業務を選択するための画面であって、例えば、乗車券の発行や、ICカードの発行、発行した乗車券に対する、またはICカードに対する処理(例えば定期券の購入等)に関する払い戻し等の業務のうちいずれかを選択するための画面である。
次に、表示制御部74は、係員によっていずれかの業務が選択されたか否かを判定する(ステップS102)。いずれかの業務が選択された場合、業務処理部72は、選択された業務に基づく処理を実行し、実行した業務に対する収受額を算出する(ステップS104)。次に、金銭処理部76は、釣銭機50により送信された釣銭機50内に収納された金種ごとの金銭の枚数を取得する(ステップS106)。例えば、金銭処理部76は、釣銭機50に、釣銭機50内に収納されている金種ごとの金銭の枚数を送信することを要求し、要求に対する釣銭機50からの応答を取得する。次に、金銭処理部76は、金種ごとの入金可能枚数を算出する(ステップS108)。次に、表示制御部74は、入金指示画面IM1を表示部44に表示させる(ステップS110)。
図7は、入金指示画面IM1の一例を示す図である。入金指示画面IM1には、金種を表示する金種表示領域A1、金種ごとの入金可能枚数を表示する入金可能枚数表示領域A2、後述するテンキーによって入力された金額を示す入力金額領域A3、および操作の案内情報を表示する係員操作案内表示領域A4が含まれる。入金可能枚数表示領域A2は、釣銭機50にあと何枚、その金種が入金可能かを示す情報が表示される領域である。図示する例では、10,000円は、97枚入金可能であり、1,000は、3枚入金可能であることを示している。
このように、金種ごとに入金可能な枚数が表示部44に表示されるため、利用者は、現金入金を行うことができるか、保管入金をすべきかを判断することができる。現金入金とは、釣銭機50内に入金を行うことである。保管入金とは、釣銭機50を用いずに、係員が釣銭機50とは別の場所に金銭を保管することである。
また、入金指示画面IM1には、現金入金ボタンB1、保管入金ボタンB2、保管入金が行われる際に金額入力に用いられるテンキーボタンB3、および処理を進める場合に操作される確認ボタンB4が含まれる。保管入金ボタンB2は、「釣銭機に入金しない金銭の情報を入力するための入力操作領域」の一例である。
例えば、入金可能枚数が表示部44に表示されない場合、係員は、釣銭機50に入金できる枚数を超える枚数の金銭を釣銭機50に投入してしまう場合がある。この場合、釣銭機50は、入金異常と判定し、処理を継続できない状態に移行する。係員は、釣銭機50の入金異常を解消するための処理を行う必要があり、処理が滞る場合がある。これに対して、本実施形態の処理装置70は、表示部44に入金可能枚数を表示させるため、係員は、入金異常にならないように釣銭機50に金銭を入金することができる。
図6の説明に戻る。次に、表示制御部74は、現金入金ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS112)。現金入金ボタンが操作された場合、金銭処理部76は、釣銭機50に投入された現金について入金処理を行うことを指示する(ステップS114)。釣銭機50は、処理装置70により送信された入金処理の指示を受信すると、入金処理を行って入金された金銭を計数する。そして、釣銭機50は、入金処理の処理結果(例えば計数された金種ごとの金銭や金額等)を処理装置70に送信する。そして、金銭処理部76は、釣銭機50により送信された入金処理の処理結果を取得し、取得した情報を記憶部80に記憶させる(ステップS116)。
ステップS112で現金入金ボタンが操作されなかった場合、表示制御部74は、保管入金ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS118)。保管入金ボタンが操作されなかった場合、ステップS112の処理に戻る。保管入金ボタンが操作された場合、表示制御部74は、テンキーに対して入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS120)。テンキーに対して入力操作が行われた場合、図8のステップS200の処理に進む。また、保管入金が行われた場合、保管入金が行われた処理結果や入金金額は記憶部80に記憶される。係員は、処理装置70の操作によって、記憶部80に記憶された情報を読み出して、表示部44に保管入金がされた金額を表示させたり、印刷装置30に金額を印刷させたりしてもよい。
次に、入金に対して釣銭を出金する場合の処理について説明する。図8は、処理装置70により実行される処理の部分的な流れを示すフローチャート(その2)である。表示制御部74は、確認ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS200)。確認ボタンが操作されたと判定すると、金銭処理部76は、釣銭機50により送信された釣銭機50内に収納された金種ごとの金銭の枚数を取得する(ステップS202)。次に、金銭処理部76は、金種ごとの基準出金枚数を算出する(ステップS204)。次に、金銭処理部76は、ステップS202で取得した金種ごとの金銭の枚数と、金種ごとの基準出金枚数とに基づいて、金種ごとの代替出金枚数および金種ごとの代替出金枚数の不足枚数を算出する(ステップS206)。なお、本処理は、後述するステップS208の処理後に実行されてもよい。
次に、金銭処理部76は、ステップS202およびステップS204の処理結果に基づいて、基準出金枚数ですべての金種を出金(基準出金)できるか否かを判定する(ステップS208)。基準出金枚数ですべての金種を出金できる場合、金銭処理部76は、釣銭機50に基準出金枚数で金銭を出金させる出金指示を行う(ステップS210)。
次に、金銭処理部76は、ステップS202およびステップS206の処理結果に基づいて、代替出金できるか否かを判定する(ステップS212)。代替出金できる場合、表示制御部74は、表示部44に、釣銭金額、基準出金枚数、代替出金枚数、代替出金ボタン、および予備金ボタンを含む代替出金画面IM2を表示させる(ステップSS214)。
図9は、代替出金画面IM2の画面の一例を示す図である。代替出金画面IM2は、代替出金ができる場合に表示部44に表示される画面の一例である。入金指示画面IM1と同様の説明については省略する。代替出金画面IM2には、金種表示領域A1、入金可能枚数表示領域A2、および係員操作案内表示領域A4に加え、更に金種ごとの代替出金枚数を表示する代替出金枚数表示領域A5、および基準出金枚数を変更して代替出金される金種に対して対応付けられる所定の画像A6が含まれる。また、係員操作案内表示領域A4には、代替出金であることを示す情報、および出金方法(代替出金、或いは予備金による出金)の選択を促す情報が表示される。また、代替出金画面IM2には、代替金で出金することを指定するための代替出金ボタンB5、および予備金で出金することを指定するための予備金ボタンB6が含まれる。予備金とは、釣銭機50に収納された金銭とは、別に保管されている金銭である。予備金ボタンB6は、代替出金画面IM2において省略されてもよい。
次に、表示制御部74は、代替出金ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS218)。代替出金ボタンが操作された場合、金銭処理部76は、釣銭機50に代替出金枚数で出金させることを指示する(ステップS220)。例えば、図9の例において、代替出金ボタンB5が操作されると、10,000円1枚は5,000円2枚、1,000円1枚は500円2枚、100円1枚は50円2枚、10円1枚は5円2枚で釣銭機50から代替出金される。
代替出金ボタンが操作されていない場合、表示制御部74は、予備出金ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS222)。予備出金ボタンが操作されていない場合、ステップS218の処理に戻る。予備出金ボタンが操作された場合、金銭処理部76は、予備出金がされたことを記憶部80に記憶させる(ステップS224)。例えば、予備金ボタンB5が操作されると、テンキーが表示部44に表示され、係員は予備金で出金する金額を、テンキーを用いて入力する。入力された情報は、記憶部80に記憶される。また、係員は、処理装置70の操作によって記憶部80に記憶された情報を読み出して、表示部44に予備金の金額を表示させたり、印刷装置30に予備金の金額を印刷させたりしてもよい。
ステップS212で代替出金できないと判定された場合、表示制御部74は、「出金できません。予備金で出金をしてください。」のメッセージを含む予備出金画面IM3を表示部44に表示させる(ステップS216)。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
図10は、予備出金画面IM3の一例を示す図である。予備出金画面IM3は、代替出金ができない場合に表示部44に表示される画面の一例である。予備出金画面IM3では、代替出金できない金種については、代替して出金する金銭の枚数が不足していることを示す情報(マイナス)が対応付けられる。より具体的には、10,000円は5,000円で代替することができるが、500円が1枚不足しているため、1,000円は500円で代替できないことを示している。また、予備出金画面IM3では、代替出金ボタンB5が表示されない。このように、代替出金が出来ない場合に予備出金画面IM3が表示されることにより、係員は予備金を用いて出金処理を行うことができる。
例えば、出金できる金銭の枚数が不足している場合に、釣銭機50に出金が指示されると、釣銭機50は出金異常の判定を行うことがある。この場合、釣銭機50は、出金異常と判定し、処理を継続できない状態に移行する。係員は、釣銭機50の出金異常を解消するための処理を行う必要があり、処理が滞る場合がある。これに対して、本実施形態の処理装置70は、出金できる金銭の枚数が不足している場合に、表示部44にその情報を表示させるため、係員は、出金異常にならないように釣銭機50を管理することができる。
なお、上述した例では、処理装置70が、金種ごとの代替出金枚数および金種ごとの代替出金枚数の不足枚数を算出するものとしたが、これに代えて、釣銭機50が、金種ごとの代替出金枚数および金種ごとの代替出金枚数の不足枚数を算出し、算出結果を処理装置70に送信してもよい。この場合、処理装置70が、釣銭機50により送信された算出結果を取得し、取得した算出結果に基づいて、表示部44に代替出金画面IM2を表示させてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、処理装置70により指定された金額の金銭を出金する釣銭機50と、表示部44、表示部44により表示された操作領域に対する利用者の入力操作を受け付ける入力部42、入力部42に対してなされた入力操作に応じて、交通機関の利用者に対する金銭授受業務に関する処理を実行する業務処理部72、および表示部44に、業務処理部72による処理に応じて発生し、予め定められた規則に基づいて決定される、釣銭の金種ごとの出金枚数である基準出金枚数と、実際に出金できる釣銭の金種ごとの出金枚数である代替出金枚数とを表示させ、入力部42に対してなされた入力操作に応じて釣銭機50に出金を指示する制御部とを有する処理装置70とを持つことにより、利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…駅務システム、40…タッチパネル、42…入力部、44…表示部、50…釣銭機、70…処理装置、72…業務処理部、74…表示制御部、76…金銭処理部

Claims (9)

  1. 制御部により指定された金額の金銭を出金する釣銭機と、
    表示部、
    前記表示部により表示された操作領域に対する利用者の入力操作を受け付ける入力部、
    前記入力部に対してなされた入力操作に応じて、交通機関の利用者に対する金銭授受業務に関する処理を実行する業務処理部、および
    前記表示部に、前記業務処理部による処理に応じて発生し、予め定められた規則に基づいて決定される、釣銭の金種ごとの出金枚数である基準出金枚数と、実際に出金できる釣銭の金種ごとの出金枚数である代替出金枚数とを表示させ、前記入力部に対してなされた入力操作に応じて前記釣銭機に出金を指示する制御部を有する処理装置と、
    を備える金銭管理システム。
  2. 前記制御部は、前記釣銭機内に収納されている金種ごとの金銭の枚数を取得し、前記取得した枚数に基づいて前記代替出金枚数を導出し、前記代替出金枚数を前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の金銭管理システム。
  3. 前記制御部は、所定の金種の基準出金枚数が、前記釣銭機内に収納されている前記所定の金種の枚数を超える場合、前記代替出金枚数を導出する際に、前記所定の金種の金銭を一段階低い金種の金銭で代替すると決定する、
    請求項2に記載の金銭管理システム。
  4. 前記制御部は、前記表示部に、前記一段階低い金種の金銭で代替した代替出金枚数に対応する箇所に、所定の画像を表示させる、
    請求項3に記載の金銭管理システム。
  5. 前記制御部は、前記所定の金種の金銭を一段階低い金種の金銭で代替できない場合、前記表示部に、前記一段階低い金種の金銭が不足していることを示す情報を表示させる、
    請求項3または請求項4に記載の金銭管理システム。
  6. 前記制御部は、所定の金種の金銭を一段階低い金種の金銭で代替できる場合、前記表示部に代替して出金することを指定するための代替出金操作領域を表示させ、
    前記所定の金種の金銭を一段階低い金種の金銭で代替できない場合、前記表示部に前記代替出金操作領域を表示させない、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の金銭管理システム。
  7. 前記制御部は、前記表示部に、更に前記釣銭機内に収納された金銭とは異なる金銭である予備金を用いて出金することを指定するための予備金操作領域を表示させる、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の金銭管理システム。
  8. 前記釣銭機は、投入口を有し、前記投入口に投入された金銭を収納し、
    前記制御部は、前記表示部に、前記釣銭機内に入金することができる金種ごとの入金可能枚数を表示させる、
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載の金銭管理システム。
  9. 前記制御部は、前記表示部に、前記釣銭機に入金しない金銭の情報を入力するための入力操作領域を表示させる、
    請求項8に記載の金銭管理システム。
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