JP2018189436A - 動線特定システム、サーバ装置、端末装置、動線特定方法、及び動線特定プログラム - Google Patents
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Description
例えば、車線毎の道路の平坦性の情報があれば、夜行バスの運転者が平坦性の良い車線を選択して走行できるため、走行中の振動により睡眠中の乗客を起こさずに運行でき、安全運行やサービスの面で向上させることが可能となる。
移動路とは、例えば、道路、水路などが挙げられる。また、道路としては、例えば、車道、歩道などが挙げられる。
動線とは、移動体が移動する経路を示す線であり、例えば、車線などが挙げられる。
移動体の位置情報とは、移動体の位置を特定できる情報であり、例えば、GPS(Grobal Positioning System)ユニットにより取得した経度緯度の情報などが挙げられる。
所定の撮影範囲を撮影した画像とは、例えば、移動体を中心に所定の撮影範囲を半径60mとし、デジタルビデオカメラなどを用いて撮影した当該移動体の周辺画像などが挙げられる。
なお、以下では所定の範囲を「LA(Local Area)」と称することもある。
具体的には、第1の条件としては、人工知能を用いない場合、当該移動体周辺の移動路を撮影した画像から動線数を特定しやすい基準画像を選定し、選定した基準画像と動線数を特定すべき画像との類似度が所定の値以上という条件などとする。このようにすると、動線特定システムは、類似度が所定の値以上であれば、基準画像における既知の動線数を特定すべき画像の動線数であると特定することができる。あるいは、動線特定システムは、特定すべき画像と、既知の動線数が異なる画像との類似度をそれぞれ導出し、類似度が所定の値以上という条件を用いて、類似度が高い基準画像の動線数を特定すべき画像の動線数であると特定することができる。
なお、「いずれの動線に位置しているかを特定する」ことは、移動体が車両であれば「自車走行動線位置を特定する」ことを意味する。また、以下では「自車走行動線位置」を「動線位置」と称することもある。
このように、動線数及び動線位置を特定した結果をサーバ装置にフィードバックすることにより、サーバ装置は、人工知能を用いる場合、特定した結果を教師正解データ群として用いて、学習済み重みパラメータを更新することができる。また、サーバ装置は、人工知能を用いない場合、特定した結果を、動線数と自車が位置している動線が既知である基準画像の候補として用いることができる。
(動線特定システム)
図1は、動線特定システム10の一例を示す図である。本実施例の動線特定システム10は、移動体としての車両が走行しているところの高速道路の車線数及び車線位置を特定するシステムである。
図1に示すように、動線特定システム10は、サーバ装置100と、車両A、B、C、・・・にそれぞれ搭載されている端末装置200a、200b、200c、・・・と、を有する。
サーバ装置100は、ネットワーク300を介して端末装置200a、200b、200c、・・・と通信可能に接続されている。
なお、端末装置200a、200b、200c、・・・は、装置の構成がそれぞれ同様であることから、以下では「端末装置200」と称してまとめて説明する。また、車両A、B、C、・・・は、区別する必要がないときは単に「車両」と称することもある。
<サーバ装置のハードウェア構成>
図2は、サーバ装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ装置100のハードウェア構成は以下の各装置を有する。各装置は、バス109を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
動線特定プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置102、補助記憶装置105などに記憶されていなくともよい。また、インターネット、LAN、WANなどを介してサーバ装置100に接続される他の情報処理装置などに動線特定プログラムを記憶させ、サーバ装置100がこれらから動線特定プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
主記憶装置102は、図示しない、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有する。
ROMは、BIOS(Basic Input/Output System)等の各種プログラムなどを記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU101により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。
図3は、サーバ装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ装置100の機能構成としては、通信部120と、記憶部130と、制御部140と、を有する。
また、通信部120は、車線数を特定するための第1の条件、及び、車線位置を特定するための第2の条件を端末装置200に送信する。
走行履歴DB121は、通信部120が受信した走行履歴データを走行履歴データ群として記憶する。
図4に示すように、走行履歴データは、本実施例では「車両ID、取得日時、位置情報(経度、緯度)」の項目を含み、端末装置200により紐付けられた図示しない画像を含む。
「取得日時」及び「位置情報(経度、緯度)」のデータ項目は、端末装置200に搭載されているGPS(Global Positioning System)ユニットにより取得される。
なお、本実施例では、走行履歴データには、位置情報及びその位置における画像を含むとしたが、これに限ることなく、例えば、「車速、加速度、出発日時、出発地(経度、緯度)、到着日時、目的地(経度、緯度)」などのデータ項目をさらに含むようにしてもよい。
制御部140は、本実施例では、サーバ装置100全体の動作を制御する機能を有すると共に、LA生成部141、チューニング部142、及び条件導出部143として機能する。
まず、LA生成部141は、各車両の走行履歴データにおける取得日時情報及び位置情報に基づき、車両の進行方向を特定する。次に、LA生成部141は、図5中の矢印で示すような同一の進行方向の車両の走行履歴データが存在する箇所に基準点を設ける。そして、LA生成部141は、基準点から進行方向に100m進んだ地点近傍の走行履歴データを抽出し、抽出した走行履歴データの位置の重心をLAの中心点として算出する。
なお、データを取得する時間間隔が比較的長い走行履歴データが存在し、100m進んだ地点近傍に走行履歴データが存在しない場合には、図5中の「○」で示すように補完データを算出する。
この場合には、チューニング部142は、生成したLAにおいて走行履歴データの取得地点毎の画像に基づいてそれぞれ車線数を導出し、取得地点毎で車線数が異なる場合があっても、当該LA内で「最も多い車線数」を当該LAの車線数と特定する。
具体的には、図6に示すように、車線数が「3」から「4」に増えるLAyにおいて、各取得地点で導出した車線数が「3」と「4」が混在している場合を考える。この場合、チューニング部142は、LAyにおいては車線数「3」よりも車線数「4」のほうが多いため、当該LAyの車線数を「4」と特定する。
この場合には、チューニング部142は、当該LAにおいて導出前後の車線数を比較する。チューニング部142は、導出前後の車線数が一致していればチューニング処理は不要と判定し、導出前後の車線数が一致していなければチューニング処理を行うと判定する。
具体的には、車線数を導出する前に図7に示すような複数のLAにおいて、車線数を導出するときに図8に示すような道路が新設されていた場合を考える。この場合、LA2及びLA3では車線数が「4」から「5」に増えているため、チューニング部142は、チューニング処理を行い、道路が新設された場合であっても対応することができる。
条件導出部143は、本実施例では、図9〜図11に示すような状態で自車から撮影した画像のうち、路上の白線、周辺の他車との位置関係のバリエーションを持たせた基準画像を用いて、車線数及び車線位置を特定する類似度を導出する。
端末装置200は、本実施例では、トラックなどの商用車に搭載されているデジタルタコグラフであり、GPS(Global Positioning System)ユニットと、車両の周囲を撮影できるカメラと、を有する。端末装置200は、GPSユニット及びカメラにより、位置情報及びその位置における車両の周囲の画像を取得日時と紐付けて取得した走行履歴データを、サーバ装置100に1秒間毎にあるいは10秒間毎に順次送信する。
<端末装置のハードウェア構成>
図13は、端末装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図13に示すように、端末装置200のハードウェア構成は以下の各装置を有する。各装置は、バス211を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
動線特定プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置202、補助記憶装置205などに記憶されていなくともよい。また、インターネット、LAN、WANなどを介して端末装置200に接続される他の情報処理装置などに動線特定プログラムを記憶させ、端末装置200がこれらから動線特定プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
主記憶装置202は、図示しない、ROMと、RAMと、を有する。
ROMは、BIOS等の各種プログラムなどを記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU201により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM、SRAMなどが挙げられる。
図14は、端末装置200の機能構成の一例を示す説明図である。
図14に示すように、端末装置200の機能構成としては、通信部220と、記憶部230と、制御部240と、を有する。
また、通信部220は、車線数を特定するための第1の条件、及び、車線位置を特定するための第2の条件をサーバ装置100から受信する。
制御部240は、本実施例では、端末装置200全体の動作を制御する機能を有すると共に、位置情報取得部241、画像取得部242、及び特定部243として機能する。
このように、車線数及び車線位置を特定した結果をサーバ装置100にフィードバックすることにより、サーバ装置100は、人工知能を用いる場合、特定した結果を教師正解データ群として用いて、学習済み重みパラメータを更新することができる。また、サーバ装置は、人工知能を用いない場合、特定した結果を、車線数と自車が位置している車線が既知である基準画像の候補として用いることができる。
ここでは、図15のシーケンス図を参照しながら、端末装置200が、自車の位置情報及び画像をサーバ装置100に送信してから、車両数及び車線位置を特定するまでの処理について説明する。
また、サーバ装置100は、LA推定処理を行った結果、走行履歴データの取得地点が「LA未設定」であるか否かを判定する。サーバ装置100は、走行履歴データの取得地点が「LA未設定」であると判定すると処理をS103に移行し、「LA未設定」ではないと判定すると処理をS105に移行する。
また、サーバ装置100は、受信した走行履歴データで、LAにおける走行履歴データの取得が終了したか否かを判定する。サーバ装置100は、受信した走行履歴データで、当該LAにおける走行履歴データの取得が終了したと判定すると処理をS107に移行する。また、サーバ装置100は、S104でチューニング処理を行っていれば、処理をS109に移行し、当該LAにおける走行履歴データの取得が終了していないと判定すると処理をS101に戻す。
また、サーバ装置100は、S107で導出した当該LAにおける車線数と、導出前の当該LAにおける車線数とを比較し、一致していれば処理をS101に戻し、一致していなければ処理をS108に移行する。
なお、サーバ装置100は、車両から受信した車線数の情報といずれの車線に位置しているかの情報との少なくともいずれかの特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、第1の条件、及び/又は、第2の条件を再度導出するようにしてもよい。
また、端末装置200は、所定の範囲における車線数の特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、画像の所定の撮影範囲を変更するようにしてもよい。
ここでは、図16に示すフローチャートを参照して、サーバ装置100が行う処理の流れについて説明する。
ここでは、図17に示すフローチャートを参照して、端末装置200が行う処理のフローを説明する。
なお、端末装置200は、あらかじめサーバ装置100から第1の条件及び第2の条件を受信した状態とする。また、端末装置200は、サーバ装置100がチューニング処理を行った場合には、サーバ装置100から第1の条件及び第2の条件を受信する。
第2の実施例では、第1の実施例と比較すると、車線数及び車線位置の導出方法が異なり、図3のサーバ装置100の条件導出部143、及び、図14の端末装置200の特定部243に、人工知能を有する。
サーバ装置100の条件導出部143は、図15のS109における条件導出において、教師画像データ群と教師正解データ群とによるディープラーニングの手法を用いて、第1の条件を導出する車線数学習処理と、第2の条件を導出する車線位置学習処理とを行う。この点が第1の実施例と異なる。条件導出部143は、これらの学習処理により、第1の条件としての第1の学習済み重みパラメータ、及び、第2の条件としての第2の学習済み重みパラメータを導出して、端末装置200の特定部243に送信する。
端末装置200の特定部243は、条件導出部143から受信した第1の学習済み重みパラメータ及び第2の学習済み重みパラメータを用いて、車線数及び車線位置を推論して特定する点も第1の実施例と異なる。
まず、サーバ装置100において、図2のGPU103及びVRAM104を用いた、条件導出部143が行う学習処理について説明する。
条件導出部143は、例えば、図9〜図11に示すような状態で自車から撮影した画像から、路上の白線、周辺の他車などを抽出し、抽出した白線の本数、周辺の他車の位置などにより車線数を特定できるように、第1の学習済み重みパラメータを導出する。
条件導出部143は、車線数と同様に、車線位置も特定できるように、第2の学習済み重みパラメータを導出する。
条件導出部143は、導出した2つの学習済み重みパラメータを、端末装置200の特定部243に送信する。なお、サーバ装置100が、2つの学習済み重みパラメータを用いて車線数及び車線位置を特定してもよい。
次に、端末装置200の特定部243が行う推論処理について説明する。
特定部243は、条件導出部143が得た2つの学習済み重みパラメータを用いて、生成した画像の特徴の類否を行い、車線数及び車線位置を特定する。
これにより、端末装置200は、2つの学習済み重みパラメータを用いた推論処理により、車線数及び車線位置を精度良く特定することができる。
(付記1)
移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信する制御部を有する端末装置と、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報及び前記画像を用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するための第1の条件を導出し、前記所定の範囲毎の前記第1の条件を前記端末装置に送信する制御部を有するサーバ装置と、
を有することを特徴とする動線特定システム。
(付記2)
前記サーバ装置は、複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報及び前記画像を用いて、前記位置情報及び前記画像を送信した一の前記移動体が、前記位置情報により特定される前記所定の範囲において、いずれの動線に位置しているかを特定するために導出した第2の条件を前記端末装置に送信することを特徴とする、付記1に記載の動線特定システム。
(付記3)
前記端末装置は、当該端末装置を搭載した前記移動体が位置する、動線数を前記第1の条件に基づいて特定するとともに、いずれの動線かを前記第2の条件に基づいて特定し、
特定した結果である動線数の情報及びいずれの動線に位置しているかの情報を、前記位置情報と、前記位置情報に示される位置において撮影された前記画像との対応を識別可能な状態で前記サーバ装置に送信することを特徴とする、付記2に記載の動線特定システム。
(付記4)
前記サーバ装置は、前記移動体から受信した動線数の情報及びいずれの動線に位置しているかの情報の少なくともいずれかの特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、前記第1の条件、及び/又は、前記第2の条件を再度導出するタイミングを決定することを特徴とする、付記3に記載の動線特定システム。
(付記5)
前記端末装置は、前記所定の範囲における動線数の特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、前記画像の前記所定の撮影範囲を変更することを特徴とする、付記3又は4に記載の動線特定システム。
(付記6)
前記サーバ装置は、前記第1の条件に基づいて前記所定の範囲毎に特定した前記動線数の情報を、前記動線数の情報を含む移動路地図として出力することを特徴とする、付記3から5のいずれか一項に記載の動線特定システム。
(付記7)
複数の移動体が搭載する端末装置のそれぞれから受信した前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するための第1の条件を導出し、前記所定の範囲毎の前記第1の条件を前記端末装置に送信する制御部を有することを特徴とするサーバ装置。
(付記8)
移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信することを特徴とする端末装置。
(付記9)
移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする動線特定プログラム。
(付記10)
移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする動線特定方法。
100 サーバ装置
140、240 制御部
200 端末装置
A、B、C 車両(移動体)
Claims (10)
- 移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信する制御部を有する端末装置と、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報及び前記画像を用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するための第1の条件を導出し、前記所定の範囲毎の前記第1の条件を前記端末装置に送信する制御部を有するサーバ装置と、
を有することを特徴とする動線特定システム。 - 前記サーバ装置は、複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報及び前記画像を用いて、前記位置情報及び前記画像を送信した一の前記移動体が、前記位置情報により特定される前記所定の範囲において、いずれの動線に位置しているかを特定するために導出した第2の条件を前記端末装置に送信することを特徴とする、請求項1に記載の動線特定システム。
- 前記端末装置は、当該端末装置を搭載した前記移動体が位置する、動線数を前記第1の条件に基づいて特定するとともに、いずれの動線かを前記第2の条件に基づいて特定し、
特定した結果である動線数の情報及びいずれの動線に位置しているかの情報を、前記位置情報と、前記位置情報に示される位置において撮影された前記画像との対応を識別可能な状態で前記サーバ装置に送信することを特徴とする、請求項2に記載の動線特定システム。 - 前記サーバ装置は、前記移動体から受信した動線数の情報及びいずれの動線に位置しているかの情報の少なくともいずれかの特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、前記第1の条件、及び/又は、前記第2の条件を再度導出するタイミングを決定することを特徴とする、請求項3に記載の動線特定システム。
- 前記端末装置は、前記所定の範囲における動線数の特定の誤りが一定のしきい値以上であると判定したときに、前記画像の前記所定の撮影範囲を変更することを特徴とする、請求項3又は4に記載の動線特定システム。
- 前記サーバ装置は、前記第1の条件に基づいて前記所定の範囲毎に特定した前記動線数の情報を、前記動線数の情報を含む移動路地図として出力することを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載の動線特定システム。
- 複数の移動体が搭載する端末装置のそれぞれから受信した前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するための第1の条件を導出し、前記所定の範囲毎の前記第1の条件を前記端末装置に送信する制御部を有することを特徴とするサーバ装置。
- 移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信することを特徴とする端末装置。 - 移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする動線特定プログラム。 - 移動体に搭載され、前記移動体の位置情報と、前記位置情報に示される位置において所定の撮影範囲を撮影した画像とを送信し、
複数の前記移動体のそれぞれから受信した前記位置情報と前記画像とを用いて、地理的に隣り合う所定の範囲毎に移動路の動線数を特定するために導出された第1の条件を受信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする動線特定方法。
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