JP2018188383A - セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料 - Google Patents

セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP2018188383A
JP2018188383A JP2017091331A JP2017091331A JP2018188383A JP 2018188383 A JP2018188383 A JP 2018188383A JP 2017091331 A JP2017091331 A JP 2017091331A JP 2017091331 A JP2017091331 A JP 2017091331A JP 2018188383 A JP2018188383 A JP 2018188383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramide
phase
oil
gel composition
estolide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017091331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6908264B2 (ja
Inventor
仁志 林
Hitoshi Hayashi
仁志 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Menard Cosmetic Co Ltd filed Critical Nippon Menard Cosmetic Co Ltd
Priority to JP2017091331A priority Critical patent/JP6908264B2/ja
Publication of JP2018188383A publication Critical patent/JP2018188383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6908264B2 publication Critical patent/JP6908264B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】セラミドを高含有しても油中で結晶化しない経時安定性に優れた非水ゲル状組成物、及び該非水ゲル状組成物を含有し、セラミドが結晶化せず経時安定性に優れた水を含まない化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】光学活性体であるセラミド、メドウフォームエストリド、及びメドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤を含有する非水ゲル状組成物を提供する。また、該非水ゲル状組成物を含有し、かつ水を含まない化粧料を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、セラミド含有非水ゲル状組成物及び該非水ゲル状組成物を含みかつ水を含まない化粧料に関する。
セラミドは皮膚の角層の細胞間脂質に含有され、皮膚バリア機能に寄与しているといわれており、高機能性保湿剤として注目されている。しかしながら、セラミドは一般に水溶性、油溶性を問わず化粧品基材への溶解性が悪いため、化粧料に多量に含有することが困難である。また、たとえ含有させることができても、経時的に結晶が析出し、化粧料の使用性や外観を損ない商品価値を下げてしまうという問題があった。
セラミドは光学活性を持たないラセミ体と光学活性を持つ光学活性体とに分けられる。天然に存在するセラミドはすべて光学活性体であり、光学活性体の方が保湿効果が高いとされている。しかし一方で、光学活性体は融点が高く結晶性が強いため、化粧料に多量に含有させることは困難である(非特許文献1)。
セラミドを化粧料などの皮膚外用剤中に含有させるために、種々の化合物を組み合わせてその溶解性を向上させたり、結晶化を抑制する試みが数多く試されている。その中でも近年注目されているのは、肌の細胞間脂質を模した液晶構造を持つ組成物に関する技術である。液晶構造を持たせることによって、セラミドの肌への吸収性に優れる、水分蒸散抑制効果に優れる、使用性に優れるといった特徴を持つセラミド含有組成物ができる。
例えば、セラミド、脂肪族アルコール、及びポリグリセリン脂肪酸エステルを多価アルコール含有水性溶媒で分散させることにより、液晶構造を有した分散物が得られること、またこの技術によって使用性、安定性ともに優れた皮膚外用剤ができることが報告されている(特許文献1、特許文献2)。その他には、セラミド、高級脂肪酸又は高級アルコール、液体の非極性油又はシリコーン油、両親媒性高分子、水を含有する乳化化粧料は液晶構造を持ち、べたつきがなく使用性に優れ、水分蒸散抑制効果が高いと報告されている(特許文献3)。また他には、スフィンゴシン、セラミド、グリセリンモノ脂肪酸エステル、高級アルコール、水を含有する乳化組成物が報告されている(特許文献4)。これらの技術によって、結晶の析出が抑制されるとともに、経時安定性に優れ保湿効果の高い乳化組成物ができる。
しかし、これらの技術を持ってしても、セラミドの含有量には上限があり、高温、低温、冷凍融解等の各種経時安定性が不十分であるなど、産業上解決しなければならない課題が依然としてあり、その解決が望まれていた。
特開2004−331594号公報 特開2004−331595号公報 特開2007−63145号公報 特開2007−22997号公報
「オレオサイエンス」 第4巻 第3号 第19頁、2004年、日本油化学会発行
本発明の目的は、セラミドを高含有しても油中で結晶化しない経時安定性に優れた非水ゲル状組成物、及び該非水ゲル状組成物を含有し、セラミドが結晶化せず経時安定性に優れた水を含まない化粧料を提供することである。
かかる実情に鑑み、本発明者は鋭意検討した結果、光学活性体であるセラミド、メドウフォームエストリド、メドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤を含有する非水ゲル状組成物は結晶が析出せず経時安定性に優れること、及び該非水ゲル状組成物を含有し水を含まない化粧料においても、結晶が析出せず経時安定性に優れることを見出した。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C)
(A)光学活性体であるセラミド
(B)メドウフォームエストリド
(C)メドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤
を含有する非水ゲル状組成物を提供するものである。
また、本発明は、成分(A)の含有量が20.0重量%以下で、成分(B)の含有量が成分(A)の0.2倍〜2.0倍である非水ゲル状組成物を提供するものである。
また、本発明は、成分(C)のうち50.0重量%以上が非極性油である非水ゲル状組成物を提供するものである。
また、本発明は、非水ゲル状組成物がラメラ液晶構造を有することを特徴とする非水ゲル状組成物を提供するものである。
また、本発明は、上記非水ゲル状組成物を含有し、かつ水を含まない化粧料を提供するものである。
本発明によって、セラミドが結晶化せず経時安定性に優れた非水ゲル状組成物及び該非水ゲル状組成物を含む水を含まない化粧料を提供することができる。
図1は実施例3の偏光顕微鏡像である。 図2は比較例5の偏光顕微鏡像である。 図3は実施例4、比較例1の小角領域のX線回折プロファイルである。 図4は実施例4、比較例1の広角領域のX線回折プロファイルである。 図5は実施例27の偏光顕微鏡像である。
以下、本発明について詳細に説明する。
前述の通り、セラミドには光学活性体、ラセミ体があるが、本発明では光学活性体を用いる。本発明に使用されるセラミドとは、スフィンゴシンのアミノ基に長鎖脂肪酸がアミド結合した化合物の総称である。化粧品原料として使用されるものでは、スフィンゴシンの構造及び長鎖脂肪酸の構造の違いによりセラミド1〜6が知られている。本発明の成分(A)光学活性体であるセラミドは何れのセラミドでも使用できるが、その中でも、セラミド2、セラミド3、セラミド6が好ましい。これらのセラミドを用いたとき、特に経時安定性に優れたセラミド含有非水ゲル状組成物を得ることができるためである。また、これらは必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。セラミド2としては、高砂香料工業よりCERAMIDE TIC−001 が上市されており、これを購入して使用することができる。セラミド3としては、エボニックよりCeramide III、Ceramide IIIBが上市されており、これらを購入して使用することができる。セラミド6としてはエボニックよりCeramide VIが上市されており、これを購入して使用することができる。
成分(A)光学活性体であるセラミドの含有量は特に限定されないが、非水ゲル状組成物全体の20.0重量%以下が好ましい。20.0重量%を超えると結晶が析出する場合がある。
本発明の成分(B)メドウフォームエストリドはメドウフォーム油由来の脂肪酸とヒドロキシ脂肪酸を脱水縮合しエステル化した液状の極性油剤である。メドウフォームエストリドは、一丸ファルコスよりメドウエストリドが上市されており、これを購入して使用することができる。
成分(B)メドウフォームエストリドの含有量は特に限定されないが、成分(A)の含有量の0.2倍〜2.0倍であることが好ましい。0.2倍未満もしくは2.0倍を超えると、ゲル状組成物中に経時的にセラミドの結晶が析出してしまうという問題が生じる場合がある。
本発明の成分(C)メドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤としては、通常化粧料に用いられる非極性油、極性油、シリコーン油などの油剤が使用できる。非極性油とは炭素と水素のみからなる油剤であり、例としてはイソドデカン、イソヘキサデカン、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、ポリイソブチレン、ポリブテン等が挙げられるがこれらに限定するものではない。極性油とは高級脂肪酸、高級アルコール、油脂、エーテル、エステル油等の分子中に水酸基、カルボキシル基、エーテル結合、エステル結合を含む油剤であり、例としてはオレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、アボカド油、オリーブ油、パーシック油、ククイナッツ油、ブドウ種子油、サフラワー油、アーモンド油、コーン油、ピスタシオ種子油、ヒマワリ油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、ローズヒップ油、ジイソノニルエーテル、ホホバ油、ミリスチン酸ブチル、ステアリン酸ブチル、エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸エチル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソセチル、ステアリン酸イソセチル、パルミチン酸エチルヘキシル、イソステアリン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸エチルヘキシル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、サリチル酸ブチルオクチル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ジカプリン酸プロピレングリコール、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、モノカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、2−エチルヘキサン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、2,6−ナフタリンジカルボン酸ジ2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチルオクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリエチルヘキシル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ペンタオレイン酸デカグリセリル、デカイソステアリン酸デカグリセリル、デカオレイン酸デカグリセリル、デカマカデミアナッツ油脂肪酸デカグリセリル等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。シリコーン油とはケイ素と酸素がシロキサン結合により交互に連なった骨格を持つ油剤である。シリコーン油のうちメドウフォームエストリドと相溶性のあるシリコーン油であれば本発明に用いることができる。例としてはジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン、環状ジメチルシリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。また、これらは必要に応じて、1種又は2種以上を用いることができる。
本発明では特に、成分(C)のうち、50.0重量%以上が非極性油であることが好ましい。50.0重量%未満であると、経時的にセラミドの結晶が析出してしまう場合がある。
成分(A)、成分(B)、及び成分(C)を加温し溶解したことを確認した後、30℃まで冷却すると非水ゲル状組成物ができる。該非水ゲル状組成物は、ラメラ液晶構造を有し、長期間セラミドの結晶が析出せず、経時的に安定である。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物には、その使用目的に応じて各種成分、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、25℃で固形状あるいはペースト状である油剤、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、美容成分、香料、清涼剤、pH調整剤等を適宜含有することができる。しかし、これらの各種成分は合計で0.5重量%以下であることが好ましい。0.5重量%を超えると、経時的にセラミドの結晶が析出してしまう場合がある。
本発明では、上記のセラミド含有非水ゲル状組成物を水を含まない化粧料に含有させることによって、セラミドの結晶が析出せず経時安定性に優れた化粧料を提供できる。一方、水を含む化粧料に該非水ゲル状組成物を含有させるとセラミドの結晶が析出し、経時安定性に問題が生じる場合がある。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物の融点は85℃付近であるので、該非水ゲル状組成物を含有する化粧料を調製する場合、該非水ゲル状組成物を融点より低い温度である例えば80℃以下で投入し、ロールミルや、ホモミキサー、ディスパーミキサーなどを使用し、分散すれば良い。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物を含有する化粧料に含有させる該非水ゲル状組成物は化粧料全体の0.1重量%〜50.0重量%であることが望ましい。0.1重量%未満では、高含有という目的を達成し得ない場合があり、50.0重量%を超えると、求める使用感が得られなくなる場合がある。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物を含む化粧料には、発明の効果を損なわない範囲で、その使用目的に応じて各種成分、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、油剤、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、美容成分、香料、清涼剤、pH調整剤等を適宜含有することができる。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物は、これだけでもバーム状美容液やリップバームとして用いることができる。また、該非水ゲル状組成物を他の成分に分散させたセラミド含有非水ゲル状組成物を含む化粧料としては、オイル美容液、リップグロス、ボディオイル、ヘヤーオイル、ヘヤーワックス、アイグロス、油性ファンデーション、口紅オーバーコート、リップエッセンス、リキッドルージュなどを例示することができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。例中の含有量はすべて重量%である。
実施例1〜実施例25、比較例1〜比較例11 セラミド含有非水ゲル状組成物
セラミド、メドウフォームエストリド、及びメドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤を含有する非水ゲル状組成物の調製方法及び評価法について詳細に説明する。以下に示す実施例1〜25及び比較例1〜11に示した処方にて、すべての成分を95℃まで加温し、処方中のペースト状または固形状成分が完全に溶解したことを確認した後、30℃まで冷却した。得られた組成物を40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後の様子を偏光顕微鏡によってクロスニコル下で観察し、以下のように分類した。
<偏光顕微鏡像>
○:テクスチャーが見られ、結晶が見られない。
△:テクスチャーが見られるが、結晶も見られる。
×:テクスチャーが見られず、結晶が見られる。
−:テクスチャーも結晶も見られない。
尚、テクスチャーとは流動により分子の配向に急激な不均一性のある欠陥が生じた際に見られる模様で、液晶構造を有することを示唆するものである。また、図1は実施例3に見られたテクスチャーの様子、図2は比較例5に見られた結晶の様子を表す。分類した結果を表中に示した。
*1:CERAMIDE TIC−001(高砂香料工業製)
*2:メドウエストリド(一丸ファルコス製)
*3:CARNATION(SONNEBORN IMC製)
表1の実施例1〜7にセラミド2とメドウフォームエストリドの割合を固定しつつ、セラミド2の含有量を変化させた場合の結果を示す。実施例1〜6では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後も結晶が見られずテクスチャーのみが確認された。実施例7では40℃で1ヶ月間及び3ヶ月間放置した後では結晶が見られずテクスチャーのみが確認されたが、40℃で6ヶ月間放置した後ではテクスチャーとともに結晶が確認された。

*4:EXTRA OLEIC−90(日油製)
*5:オレイルアルコール VP(高級アルコール工業製)
*6:イソステアリン酸(日産化学工業製)
*7:ファインオキソコール 180(日産化学工業製)
*8:12−ヒドロキシステアリン酸(伊藤製油製)
*9:NAA−173K(日油製)
*10:ステアリルアルコール NX(高級アルコール工業製)
表2の比較例1にメドウフォームエストリドを含有しない場合の結果、比較例2〜8にメドウフォームエストリドを含有せず、メドウフォームエストリドの代わりに比較的似た化学構造を持つ脂肪酸、あるいは高級アルコールを含有させた場合の結果を示す。比較例1〜8では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後、いずれの場合もテクスチャーは見られず、結晶のみが確認された。

*11:パールリーム EX(日油製)
*12:NIKKOL シュガースクワラン(日光ケミカルズ製)
表3の実施例8〜14にセラミド2の含有量を固定しつつ、メドウフォームエストリドの含有量を変化させた場合の結果を示す。実施例9〜13では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後も結晶が見られずテクスチャーのみが確認された。実施例8、14では40℃で1ヶ月間及び3ヶ月間放置した後では結晶が見られずテクスチャーのみが確認されたが、40℃で6ヶ月間放置した後ではテクスチャーとともに結晶が確認された。

*13:NIKKOL シンセラン4SP(日光ケミカルズ製)
*14:ODM(高級アルコール工業製)
*15:Plandool−LG1(日本精化製)
表4の実施例15〜20にセラミド2、メドウフォームエストリド及びラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベへニル)の含有量を固定しつつ、非極性油であるα−オレフィンオリゴマーと極性油であるミリスチン酸オクチルドデシルとの割合を変化させた場合の結果を示す。実施例15〜17では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後も結晶が見られずテクスチャーのみが確認された。実施例18〜20では40℃で1ヶ月間及び3ヶ月間放置した後では結晶が見られずテクスチャーのみが確認されたが、40℃で6ヶ月間放置した後ではテクスチャーとともに結晶が確認された。
表5の比較例9〜11にメドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤を含有しない場合の結果を示す。比較例9では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後で結晶もテクスチャーも確認されず外観もゲル状組成物とならなかった。比較例10、11では1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後で結晶のみが確認された。

*16:フィトステロール−SKP(タマ生化学製)
*17:NIKKOL レシノール S−PIE(日光ケミカルズ製)
*18:メッキンス−B(上野製薬製)
表6の実施例21〜26にセラミド2、メドウフォームエストリド、水添レシチン及びブチルパラベンの割合を固定しつつ、フィトステロールの含有量を変化させた場合の結果を示す。実施例21〜24では40℃で1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間放置した後も結晶が見られずテクスチャーのみが確認された。実施例25及び実施例26では40℃で1ヶ月間及び3ヶ月間放置した後では結晶が見られずテクスチャーのみが確認されたが、40℃で6ヶ月間放置した後ではテクスチャーとともに結晶が確認された。
本発明のセラミド含有非水ゲル状組成物の内部構造を確認するために、あいちシンクロトロン光センターのビームラインBL8S3において、小角・広角X線回折同時測定を行った。X線のエネルギー13.9KeV、X線の波長0.09nm、カメラ長468mm、照射時間300秒にて測定を行い、カメラにはRAXIS(リガク製)を用い、イメージングプレートは300×300mmを使用した。試料はアルミニウム製のDSCセル(メトラー製)に詰めて測定した。得られた回折像はFIT2D(ESRF)プログラムにて一次元化し、横軸を散乱ベクトルS(=q/2π)、縦軸を散乱強度としてプロットした。
図3に小角領域のX線回折プロファイル、図4に広角領域のX線回折プロファイルをそれぞれ示す。図3の実施例4においては、ラメラ構造の1次、2次及び3次の回折ピークがそれぞれ0.217nm−1(4.61nm)、0.432nm−1(2.31nm)及び0.655nm−1(1.53nm)に現れており、約4.6nmの周期を持つラメラ構造が存在することを示す。同様に、図3の比較例1においては、ラメラ構造の1次、2次及び3次の回折ピークがそれぞれ0.249nm−1(4.02nm)、0.502nm−1(1.99nm)及び0.750nm−1(1.33nm)に現れており、約4.0nmの周期を持つラメラ構造が存在することを示す。実施例4の方が面間隔が広くなっているのは、ラメラ構造内に油剤を抱え込んでいるためと推察される。また図4の実施例4においては、2.50nm−1(0.40nm)にブロードな回折ピークが見られる。これは充填構造に秩序性は乏しく液晶構造であることを示すものである。一方、比較例1においては、2.22nm−1(0.45nm)と2.66nm−1(0.38nm)とに2つ回折ピークが見られる。これは実施例4の充填構造とは明らかに異なり、斜方晶が存在することを意味している。つまり、実施例4は比較例1と異なり、ラメラ液晶構造を持っていることがわかる。
以下に上記ゲル状組成物を含有しかつ水を含まない化粧料の実施例を挙げる。図5は実施例27の偏光顕微鏡像である。マルテーゼクロスが現れておりラメラ液晶構造を有するゲル状物が分散していることを示唆するものである。
実施例27 リップグロス
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 2.0
(2) メドウフォームエストリド (*2) 3.0
(3) 流動パラフィン(*3) 10.0
(B相)
(4) パルミチン酸デキストリン 5.0
(5) 流動パラフィン 10.0
(6) リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(7) メチルフェニルポリシロキサン 10.0
(8) トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量
(9) 香料 適量
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例28 リキッドルージュ
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 0.5
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.9
(3) 流動パラフィン(*3) 8.0
(B相)
(4) ステアリン酸イヌリン 0.5
(5) 12−ヒドロキシステアリン酸 0.5
(6) マイクロクリスタリンワックス 5.0
(7) 重質流動イソパラフィン 30.0
(8) メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(9) デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
(10)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(C相)
(11)シリル化処理無水ケイ酸 3.0
(12)赤色201号 0.5
(13)黄色4号 0.3
(14)雲母チタン 1.0
(15)天然ビタミンE 0.1
(16)香料 適量
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相及びC相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例29 リップエッセンス
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 1.0
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.5
(3) スクワラン(*12) 10.0
(B相)
(4) パルミチン酸デキストリン 12.0
(5) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
(6) トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 25.0
(7) ポリエチレンワックス 5.0
(8) ポリブテン 5.0
(9) 2−エチルヘキサン酸セチル 残量
(10)リンゴ酸ジイソステアリル 30.0
(11)N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・オクチルドデシ
ル) 5.0
(12)メチルパラベン 0.1
(13)ミツロウ 0.5
(14)精製オリーブ油 0.1
(15)精製ホホバ油 0.1
(16)香料 適量
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例30 口紅オーバーコート
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド3(*19) 0.5
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.5
(3) 流動パラフィン(*3) 5.0
(B相)
(4) ポリステアリン酸スクロース 1.0
(5) トリメチルペンタフェニルトリシロキサン 25.0
(6) メチルフェニルポリシロキサン 25.0
(7) ジメチルポリシロキサン 3.0
(8) トリメチルシロキシケイ酸 5.0
(9) デカメチルシクロペンタシロキサン 残量
(10)リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(C相)
(11)シリル化処理無水ケイ酸 8.0
(12)香料 適量
*19:Ceramide III(エボニック製)
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相及びC相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例31 ペースト状油性ファンデーション
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド6(*20) 0.2
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.1
(3) 水添ポリイソブテン(*11) 3.0
(4) イソステアリン酸イソステアリル(*21) 2.0
(B相)
(5) 水添ポリイソブテン 40.0
(6) 流動パラフィン 残量
(7) ミリスチン酸デキストリンエステル 5.0
(C相)
(8) タルク 5.0
(9) カオリン 5.0
(10)酸化チタン 4.0
(11)ベンガラ 1.0
(12)黄酸化鉄 4.0
(13)黒酸化鉄 0.2
(14)シリル化処理無水ケイ酸 5.0
(15)リンゴ酸ジイソステアリル 10.0
(16)香料 適量
*20:Ceramide VI(エボニック製)
*21:クロダモル ISIS−LQ−(JP)(クローダジャパン製)
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相及びC相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例32 油性アイグロス
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 0.3
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.4
(3) 流動パラフィン(*3) 7.0
(B相)
(4) 水添ポリイソブテン 30.0
(5) 流動パラフィン 残量
(6) パルミチン酸デキストリン 5.0
(7) パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 1.0
(8) 天然ビタミンE 0.01
(C相)
(9) 赤色202号 0.004
(10)グンジョウ 0.016
(11)酸化チタン 5.0
(12)シリル化処理無水ケイ酸 5.0
(13)トリイソステアリン酸グリセリル 20.0
(14)香料 適量
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相及びC相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例33 ペースト状油性ヘヤーワックス
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 0.2
(2) メドウフォームエストリド(*2) 0.1
(3) 流動パラフィン(*3) 2.0
(B相)
(4) ビーズワックス 2.0
(5) 水添ポリイソブテン 10.0
(6) フェニルトリメチコン 5.0
(7) 流動パラフィン 残量
(8) マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 10.0
(9) ロジン酸ペンタエリスリット 2.0
(10)パルミチン酸デキストリン 3.0
(11)ジメチルポリシロキサン 1CS 0.5
(C相)
(12)黒酸化鉄 2.0
(13)シリル化処理無水ケイ酸 2.0
(14)トリイソステアリン酸グリセリル 20.0
(15)香料 適量
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相及びC相を30℃で加え、ロールミルにて均一に混合分散する。
実施例34 ヘヤーオイル
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 2.0
(2) メドウフォームエストリド(*2) 1.0
(3) 流動パラフィン(*3) 29.8
(4) コレステロール(*22) 0.2
(B相)
(5) 流動パラフィン 残量
(6) オリーブ油 2.1
(7) オクチルドデカノール 0.8
(8) オキシベンゾン−3 0.05
(9) メチルパラベン 0.05
(10)香料 適量
(11)青色403号 0.0003
*22:海麗マリンコレステロール(日本水産製)
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相を30℃で加え、ディスパーミキサーにて均一に混合分散する。
実施例35 オイル美容液
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 0.5
(2) セラミド3(*15) 0.5
(3) セラミド6(*16) 0.5
(4) メドウフォームエストリド(*2) 2.0
(5) スクワラン(*12) 20.0
(B相)
(6) イソステアリン酸フィトステリル 5.0
(7) スクワラン 13.0
(8) トリパルミチン酸グリセリル 1.5
(9) トリ2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル 2.9
(10)ステアリン酸 0.5
(11)サラシミツロウ 4.0
(12)ホホバ油 1.0
(13)2−エチルヘキサン酸セチル 28.0
(14)メドウフォーム油 1.0
(15)デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
(16)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット 14.0
(17)d−δ−トコフェロール 0.6
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相を30℃で加え、ディスパーミキサーにて均一に混合分散する。
実施例36 ハンドオイル
(成分名) 重量(%)
(A相)
(1) セラミド2(*1) 1.0
(2) メドウフォームエストリド(*2) 1.0
(3) ジメチコン(*23) 20.0
(B相)
(4) シクロペンタシロキサン 20.0
(5) イソステアリン酸イソステアリル 残量
(6) イソノナン酸イソトリデシル 50.0
(7) ビタミンE 0.1
(8) マカデミアナッツ油 1.0
(9) ホホバ油 2.0
(10)シア脂 3.0
(11)香料 適量
*23:シリコーンSH200オイル 30CS(東レ・ダウコーニング・シリコーン製)
(製造方法)
1.A相を95℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
2.B相を90℃にて均一に加熱溶解し、30℃まで冷却する。
3.B相にA相を30℃で加え、ホモミキサーにて均一に混合分散する。
実施例27〜36は、40℃、6ヶ月間の経時観察でセラミドの結晶化が見られなかった。




Claims (5)

  1. 次の成分(A)〜(C)
    (A)光学活性体であるセラミド
    (B)メドウフォームエストリド
    (C)メドウフォームエストリドを除く25℃で液状である油剤
    を含有する非水ゲル状組成物。
  2. 成分(A)の含有量が20.0重量%以下、且つ成分(B)の含有量が成分(A)の含有量の0.2倍〜2.0倍である請求項1記載の非水ゲル状組成物。
  3. 成分(C)の油剤の50.0重量%以上が非極性油である請求項1又は2記載の非水ゲル状組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の非水ゲル状組成物がラメラ液晶構造を有することを特徴とする非水ゲル状組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の非水ゲル状組成物を含有し、かつ水を含まない化粧料。
JP2017091331A 2017-05-01 2017-05-01 セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料 Active JP6908264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017091331A JP6908264B2 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017091331A JP6908264B2 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018188383A true JP2018188383A (ja) 2018-11-29
JP6908264B2 JP6908264B2 (ja) 2021-07-21

Family

ID=64479395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017091331A Active JP6908264B2 (ja) 2017-05-01 2017-05-01 セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6908264B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230026057A (ko) * 2021-08-17 2023-02-24 코스맥스 주식회사 고함량의 세라마이드를 포함하는 안정성이 개선된 화장료 조성물의 제조 방법
CN115844763A (zh) * 2022-10-10 2023-03-28 广州市小谭科技有限公司 一种仿生屏障修护乳及制备方法
WO2023120228A1 (ja) * 2021-12-24 2023-06-29 株式会社 資生堂 油性化粧料

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231061A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Noevir Co Ltd 化粧料添加用組成物、化粧料及びこれらの製造方法
JP2016108243A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 日本メナード化粧品株式会社 乳化化粧料

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231061A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Noevir Co Ltd 化粧料添加用組成物、化粧料及びこれらの製造方法
JP2016108243A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 日本メナード化粧品株式会社 乳化化粧料

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230026057A (ko) * 2021-08-17 2023-02-24 코스맥스 주식회사 고함량의 세라마이드를 포함하는 안정성이 개선된 화장료 조성물의 제조 방법
KR102653968B1 (ko) 2021-08-17 2024-04-03 코스맥스 주식회사 고함량의 세라마이드를 포함하는 안정성이 개선된 화장료 조성물의 제조 방법
WO2023120228A1 (ja) * 2021-12-24 2023-06-29 株式会社 資生堂 油性化粧料
CN115844763A (zh) * 2022-10-10 2023-03-28 广州市小谭科技有限公司 一种仿生屏障修护乳及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6908264B2 (ja) 2021-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6566002B2 (ja) 化粧料組成物
US20200170917A1 (en) Dextrin fatty acid ester and cosmetic
JP2002145738A (ja) 非揮発性シリコーン化合物、非揮発性炭化水素系油及び不活性な粒子相を含有する耐移り性化粧品組成物
WO2018079568A2 (ja) ゲル状組成物
JP6660885B2 (ja) 粉体分散剤、これを配合した粉体分散組成物及び化粧料
JP6825066B1 (ja) 油剤の増粘又は固化剤
JP6908264B2 (ja) セラミド含有非水ゲル状組成物及びそれを含む化粧料
KR20210098996A (ko) 유성 보습제 및 그것을 포함하는 피부 외용 조성물
JP2014101344A (ja) 化粧料
JPWO2018221534A1 (ja) 油性保湿剤及びそれを含む皮膚外用組成物
JP6833572B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP6469426B2 (ja) 乳化化粧料
JP2013209342A (ja) 化粧料
JP2023159303A (ja) 水中油型化粧料及びその製造方法
JP2011213621A (ja) 水中油型乳化組成物
JP7047327B2 (ja) ゲル状組成物
JP4786399B2 (ja) 非固形口唇化粧料
JP6109592B2 (ja) 油性化粧料
WO2020116411A1 (ja) 油性保湿剤及びそれを含む皮膚外用組成物
US20220079847A1 (en) Solid cosmetic composition containing anhydrous spheroids dispersed in a solid continuous aqueous phase
TW202027716A (zh) 新穎錯合物及乳化組合物
US20220096335A1 (en) Solid cosmetic composition containing aqueous spheroids dispersed in a solid continuous anhydrous phase
CN114073648A (zh) 包含天然聚合物的化妆料组合物
JP2006257038A (ja) 油中水型メーキャップ化粧料
JP2019099580A (ja) 油性ゲル状組成物およびそれを含有する化粧料または皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6908264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150