JP2018186592A - スイッチトリラクタンスモータ - Google Patents

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【課題】騒音低減用の部材を追加することなく、ロータ回転時の空気の流れに起因する騒音発生を抑制すること。【解決手段】複数のステータ歯21を有するステータ2と、複数のロータ歯31を有するロータ3と、ステータ歯21に巻き回されたコイル4とを備えているSRモータ1において、ステータ2には、コイル4を収容するスロット部22とステータ外周部2aとを連通する空気流路としての貫通孔6が径方向に延びるようにして設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータに関する。
特許文献1には、突極構造のロータが回転することにより生じる空気の流れが原因となるノイズ発生を抑制するために、突極構造のステータにコイルボビンを設けて、ステータの内周側を円筒形状にしているスイッチトリラクタンスモータが記載されている。
特開2013−017345号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスイッチトリラクタンスモータでは、騒音低減用の部材としてのコイルボビンを追加する構成であるため、部品点数が多くなり、モータ重量や製造コストが増大してしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、騒音低減用の部材を追加することなく、ロータ回転時の空気の流れに起因する騒音発生を抑制することができるスイッチトリラクタンスモータを提供することを目的とする。
本発明は、複数の突極を有するステータと、複数の突極を有するロータと、前記ステータの突極に巻き回されたコイルとを備えているスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記ステータには、前記コイルを収容するスロット部と前記ステータの外周部とを連通する空気流路としての貫通孔が径方向に延びるようにして設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、突極構造のステータに、スロット部とステータの外周部とを連通する空気流路としての貫通孔が設けられているので、ロータ回転時にはステータ内部から貫通孔を介してステータ外部へ流れる空気の流れが生じる。これにより、騒音低減用の部材を追加することなく、ステータ内部での空気の圧力変動を低減でき、空気の流れに起因する騒音発生を抑制することができる。
図1は、スイッチトリラクタンスモータの構造を模式的に示す図である。 図2は、図1のA−A断面を模式的に示す断面図である。 図3(a)は、第1電磁鋼板の形状を説明するための図である。図3(b)は、第2電磁鋼板の形状を説明するための図である。図3(c)は、第3電磁鋼板の形状を説明するための図である。 図4は、ステータ隙間を説明するための模式図である。 図5は、空気流路の変形例を模式的に示す断面図である。 図6は、空気流路の別の変形例を模式的に示す断面図である。 図7は、空気流路のさらに別の変形例を模式的に示す断面図である。 図8(a)は、開放状態を説明するための図である。図8(b)は、圧縮開始時の状態を説明するための図である。図8(c)は、圧縮状態を説明するための図である。 図9は、ステータ内周部が全周に亘り円弧状に形成されたモータを説明するための図である。 図10は、ステータ凹凸の有無と音圧との関係を試験した結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態におけるスイッチトリラクタンスモータについて具体的に説明する。
[1.SRモータの構造]
図1に示すように、スイッチトリラクタンスモータ(以下「SRモータ」という)1は、突極構造のステータ2と、突極構造のロータ3と、三相のコイル4とを備えている。
SRモータ1は、回転子に永久磁石を使用しない電動機であり、三相のコイル4に励磁電流が流れることによって駆動する。そのSRモータ1は三相電動機であるが発電機としても機能することができる。また、SRモータ1には、図示しないインバータを介してバッテリと電気的に接続されている。
ステータ2は、円環状の電磁鋼板20を複数枚重ねた積層構造を有し、全体としては円筒状に構成されている。そのステータ2の内周部には、突極としてのステータ歯21と、コイル収容凹部としてのスロット部22とがそれぞれに複数設けられている。
ステータ歯21は、円筒部分から径方向内側に向けて突出しており、周方向に等間隔を空けて複数設けられている。スロット部22は、周方向でステータ歯21同士の間に形成され、ステータ歯21に対して径方向外側に凹む形状の凹部である。そして、各ステータ歯21にはインバータに接続されたコイル4が巻回され、そのコイル4がスロット部22の内部に収容されている。そのコイル4はステータ歯21の最内周面(端面)よりも径方向内側に出ないように配置される。
ロータ3は、ロータ軸5と一体回転する回転子であり、ステータ2の径方向内側に配置されている。そのロータ3は、全体としては円筒状に形成され、その外周部に、突極としてのロータ歯31が複数設けられている。ロータ歯31は、径方向外側に向けて突出しており、周方向に等間隔を空けて複数設けられている。すなわち、隣接するロータ歯31同士の間にはロータ凹部が形成されている。
また、図1に示すSRモータ1は、ロータ歯31の個数が12個、ステータ歯21の個数が18個である。つまり、ロータ極数が「12」、ステータ極数が「18」である。
さらに、SRモータ1には、ステータ2を径方向に貫通する空気流路としての貫通孔6が設けられている。貫通孔6は、周方向でスロット部22と同じ位置に設けられ、スロット部22とステータ外周部2aとを繋ぐようにスロット部22から径方向外側に向けて延びている。
その貫通孔6によって、ステータ2の内部空間(径方向内側の空間)とステータ2の外部空間(径方向外側の空間)とが連通される。そのため、ロータ3の回転時には、ステータ2の内部空間の空気がスロット部22から貫通孔6内へ流入し、貫通孔6を介してステータ2の外部空間へ流出する。これにより、ロータ歯31によってスロット部22内に圧縮される空気(圧力)を貫通孔6からステータ2の外部空間に排出することができる。
なお、この説明では、ロータ3の回転中心Oの軸線方向を「軸線方向」、回転中心Oに対して直交する方向を「径方向」、回転中心Oを中心とする円周方向を「周方向」と記載する。
[2.ステータの空気流路]
図2は、図1のA−A断面を模式に示す断面図である。図3(a)〜(c)は、電磁鋼板20の種類を説明するための図である。
図2に示すように、貫通孔6は、空気流路のうち径方向内側に開口する空気の流入口を構成する第1電磁鋼板20a、流入口と流出口と連通する中間流路を構成する第2電磁鋼板20b、空気流路のうち径方向外側に開口する空気の流出口(排出口)を構成する第3電磁鋼板20cの三種類の電磁鋼板によって形成される。その三種類の電磁鋼板は、軸線方向に沿って第1電磁鋼板20a、第2電磁鋼板20b、第3電磁鋼板20cの順に並んで配置されている。つまり、ステータ2の内部を貫通する貫通孔6(ステータの空気流路)は複数枚の電磁鋼板20によって形成される。
第1電磁鋼板20aは、図2および図3(a)に示すように、スロット部22から径方向外側に凹む形状(矩形状)の内周側凹部23を有する。内周側凹部23は、スロット部22に対応する周方向位置に複数設けられ、スロット部22からステータ外周部2aに至らない範囲で径方向外側に延びている。このように、内周側凹部23を有する第1電磁鋼板20aは外周部が全周に亘り円弧状に形成されている一枚の円環状鋼板である。
詳細には、図3(a)に示すように、一つのスロット部22の内部には、隣接する二つのステータ歯21にそれぞれ巻き回された異なる相のコイル4a,4bが収容されている。そこで、内周側凹部23は、スロット部22内部に収容された二つのコイル4a,4bの隙間(コイル隙間)Sに面する位置に配置される。例えば、スロット部22の周方向中央部分に内周側凹部23が設けられる。これにより、空気流路の流入口がスロット部22の内部空間に開口することになり、スロット部22内部の空気が貫通孔6に流入しやすくなる。
第2電磁鋼板20bは、図2および図3(b)に示すように、径方向でスロット部22とステータ外周部2aとの間に形成された四角形状の中間貫通孔(窓孔)24を有する。中間貫通孔24は、一枚の電磁鋼板を貫通する孔であり、スロット部22に対応する周方向位置に複数設けられている。そして、スロット部22にもステータ外周部2aにも至らない範囲(径方向長さ)で中間貫通孔24が開口している。このように、中間貫通孔24を有する第2電磁鋼板20bは外周部が全周に亘り円弧状に形成されている一枚の円環状鋼板である。
第3電磁鋼板20cは、図2および図3(c)に示すように、ステータ外周部2aから径方向内側に凹む形状(矩形状)の外周側凹部25を有する。外周側凹部25は、スロット部22に対応する周方向位置に複数設けられ、ステータ外周部2aからスロット部22に至らない範囲で径方向内側に延びている。このように、外周側凹部25を有する第3電磁鋼板20cは円弧状の外周部の一部が径方向内側に凹む形状に形成されている一枚の円環状鋼板である。
そして、図2に示すように、径方向位置としては、内周側凹部23と外周側凹部25とが重ならないものの、中間貫通孔24は内周側凹部23および外周側凹部25と重なる位置に設けられる。これにより、スロット部22の内部空間から径方向で内周側凹部23、中間貫通孔24、外周側凹部25の順に繋がる貫通孔6がステータ外周部2aの外部空間に至る空気流路として連通する。また、軸線方向位置としては、内周側凹部23、中間貫通孔24、外周側凹部25の順にずれているので、貫通孔6は径方向に延びるとともに軸線方向に対しては斜めに延びる空気流路を形成する。
このように、SRモータ1では、ステータ2を構成する全ての電磁鋼板20を分断することなく、ステータ2の径方向外側の空間にスロット部22の内部の圧力を逃がすことができる。仮に電磁鋼板20を分断してしまうと、磁束の流れが阻害されるため、モータ性能(出力トルク)が低下する。つまり、SRモータ1ではモータ性能の低下を抑制しつつ、騒音の低下が可能である。
なお、ステータ2の軸線方向両端側に配置された電磁鋼板20は、内周側凹部23も中間貫通孔24も外周側凹部25も設けられていない第4電磁鋼板20dである。この第4電磁鋼板20dは貫通孔6を形成しない部分に複数枚配置されてよい。また、第4電磁鋼板20dにプレスなどの成形加工を施すことにより第1〜第3電磁鋼板20a〜20cが成形されてもよい。
[3.騒音の発生原理]
図4に示すように、SRモータ1では、コイル4とロータ3との間を絶縁するために、スロット部22内に収容されているコイル4の高さ(径方向位置)が、ステータ歯21の内周面の高さ(径方向位置)よりも低い(径方向外側にある)。そのため、ステータ2の内周部には、径方向の凸凹、すなわちステータ歯21とスロット部22とにより形成される径方向のギャップ(ステータ隙間)Gが存在する。このステータ隙間Gは、従来構造のSRモータにも存在する。そして、従来構造のSRモータでは、ステータ隙間Gが存在することにより、ステータ内周部の空気の流れに起因して騒音が発生してしまう。
ここで、従来構造のSRモータを例にして、空気の流れに起因する騒音の発生原理を説明する。図8(a)〜(c)は、ロータ回転時の圧力変動の発生原理を説明するための図である。なお、図8には、貫通孔6が設けられていない従来構造のSRモータ100が示されている。そして、図8に示す例では、ロータ回転方向は時計回りであり、図8(a)、図8(b)、図8(c)の順に回転が進む。
図8(a)に示すように、従来構造のSRモータ100では、ステータ歯121とコイル104とによるステータ隙間Gを有し、ロータ歯131同士の間の凹部(ロータ凹部)と、スロット部内に収容されたコイル104とが径方向で対向する状態(開放状態)となる。開放状態では、ステータ隙間Gがロータ凹部に開放されているため、そのステータ隙間G付近での空気の圧力は小さい。この開放状態からロータの回転が進み図8(b)に示す状態に移行すると、ロータ凹部内にある空気がロータ歯131の回転によって径方向外側に押し出され、スロット部側の空間(ステータ隙間G側)に流れ込む。これにより、スロット部の一部がロータ歯131に覆われ、ステータ隙間Gの空間内部で空気が圧縮され始め圧力が徐々に上昇する。その後、さらにロータの回転が進み図8(c)に示す圧縮状態に移行すると、ロータ歯131によってスロット部が完全に覆われる。つまり、ステータ隙間Gの空間内部に空気が閉じ込められる。この圧縮状態では、スロット部の周方向ほぼ全域に圧縮空気が存在し、ステータ隙間Gの内部空間(スロット部の内部空間)は圧力が非常に高くなる。そして、圧縮状態からロータの回転が進みステータ隙間Gの内部空間が次のロータ凹部に開放され始めると、ステータ隙間G内部の高圧の圧縮空気が次のロータ凹部の空間に一気に流れ込み、スロット部の高圧状態は一気に開放される。その際、急激な圧力変動が生じるため、その圧力変動に起因する騒音が大きくなる。このように、従来構造では、回転方向前方のロータ凹部の空間から次のロータ凹部の空間へ流れる空気は、一旦スロット部の内部空間へ流れ込みステータ隙間Gの内部空間を一時的に高圧状態にしてから一気に次のロータ凹部へ開放される。つまり、ステータ隙間Gが存在することにより、ロータ回転時には空気の圧縮と開放とが繰り返し発生し、急激な圧力変動による騒音が発生する。特にロータが高回転数で回転する場合、急激な圧力変動が頻繁に生じるため大きな音が発生する。
一方、実施形態のSRモータ1では、貫通孔6によって、スロット部22内の圧縮空気をステータ2の径方向外側の空間に逃がすことができる(図2参照)。これにより、ステータ隙間G内で空気が圧縮されることを抑制でき、スロット部22内部の圧力上昇を抑制可能である。すなわち、スロット部22の内部空間が一時的に高圧状態になることを抑制でき、上述した従来構造のような急激な圧力変動の発生を抑制できる。そのため、SRモータ1では、空気の流れに起因する圧力変動が低減し、空気の流れに起因する騒音を低減することができる。特に、ロータ3が高回転数で回転する場合には貫通孔6による圧力変動の低減効果は大きい。
なお、図9に示すように、埋込磁石同期モータ(IPM)のようなモータ200では、ステータ202の内周部が全周に亘り円弧状となっているため、ロータ歯231を複数有する突極構造のロータ203であっても、上述した発生原理で生じる音は小さい。そのため、従来構造のSRモータ100をステータ凹凸有、IPMのようなモータ200をステータ凹凸無しとして比較すると、図10に示すように、ステータ凹凸無しのほうがステータ凹凸有よりも音圧(騒音)が小さくなる。図10には、ステータ凹凸の有無による試験結果が示されている。この試験結果からステータ凹凸が騒音発生に大きく影響していることが分かる。しかしながら、上述した空気の流れに起因する騒音の発生は、ステータ隙間Gが存在しないIPMのようなモータでは生じない課題である。
以上説明した通り、実施形態のSRモータ1によれば、ステータ2にスロット部22とステータ外周部2aとを連通する貫通孔6が設けられているので、ロータ3の回転時には、ステータ2の内部空間の空気が貫通孔6を介してステータ2の径方向外側に排出される。これにより、ステータ2の径方向内側における空気の圧力変動を低減でき、騒音を低減することができる。
その実施形態によれば、コイルボビンのような騒音低減用の部材を追加しなくてもよいので、モータの重量化やコスト増大のおそれがない。そして、回転子の近傍にコイルボビンのような他の部材を挿入する構成に比べて、モータの信頼性(安全性)を維持することができる。なお、ステータ内周部を全周に亘り円弧状にする樹脂モールドを行うことも考えられるが、この場合には樹脂材料の費用に加えて加工費も増大してしまう。加えて、ステータ歯を樹脂モールドすると、ステータ歯とロータ歯との径方向ギャップが大きくなり、出力可能なトルクが低下するおそれもある。そのため、コスト増大を抑制しつつ、信頼性を確保できる面でも、実施形態のSRモータ1は好適であることが分かる。
また、上述した実施形態の変形例として、図5に示すように、複数個所に貫通孔6が設けられてもよい。貫通孔6の数が多いほど、空気が流れやすくなり、圧縮空気の排出が促進される。そのため、圧力変動の低減効果が大きく、騒音の低減効果が大きくなる。要するに、一つのスロット部22に対して複数個の貫通孔6(ステータ2の空気流路)が設けられてもよい。
さらに、図6に示すように、貫通孔6が設けられる周方向位置は、スロット部22の周方向中央部分付近であることが好ましい。これは、スロット部22の周方向中央部分ほど空気が圧縮された際に圧力が高くなるためである。そのため、軸線方向中央のみに一つの貫通孔6を設けるように構成してもよい。また、コイル隙間Sがスロット部22の周方向中央部分付近に形成されることも考慮すると、図6に示す例では、貫通孔6に圧縮空気が流入しやすくなる。
別の変形例として、図7に示すように、第2電磁鋼板20bの枚数を多くして中間貫通孔24が設けられる箇所を増やしてもよい。この場合、各中間貫通孔24は少しずつ径方向位置がずれるように配置される。この場合、空気流路全体として貫通孔6の形状が空気の滞留を抑制できるスムースな流路となる。このように、ステータ2の空気流路を形成する電磁鋼板20の枚数が多いほど、圧力損失の少ない空気流路を形成することができる。これにより、圧縮空気の排出が促進され、圧力変動を効果的に低減することができる。
また、貫通孔6は、第1電磁鋼板20aと第3電磁鋼板20cとを含む少なくとも二種類の電磁鋼板により形成されてもよい。この場合、内周側凹部23のうち最も径方向外側の部分と外周側凹部25のうち最も径方向内側の部分とが径方向で重なる位置(径方向位置)となるように構成される。これにより、空気流路を形成するための電磁鋼板の種類を抑えることができ、製造コストを抑制することができる。
そして、上述したSRモータ1は走行用動力源として車両に搭載することが可能である。例えば、電動自動車や、ハイブリッド車両などに適用可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 スイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)
2 ステータ
3 ロータ
4 コイル
21 ステータ歯
22 スロット部
31 ロータ歯
S コイル隙間
G ステータ隙間

Claims (1)

  1. 複数の突極を有するステータと、複数の突極を有するロータと、前記ステータの突極に巻き回されたコイルとを備えているスイッチトリラクタンスモータにおいて、
    前記ステータには、前記コイルを収容するスロット部と前記ステータの外周部とを連通する空気流路としての貫通孔が径方向に延びるようにして設けられている
    ことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
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