JP2018185961A - 電池パック - Google Patents

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光雅 中野
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Abstract

【課題】複数の電池セルを備えた電池パックを少ない部品点数によって組立性を向上する。【解決手段】電池パック10は、対向する側面21、23に複数の凹部22、24が設けられた複数の板材14および板材14を連結する連結棒材15〜17を備える支持フレーム11を有し、支持フレーム11の凹部22、24には複数の電池セル12が配置される。電池セル12と支持フレーム11は、袋体41により覆われて、袋体41により電池セル12は支持フレーム11に圧接される。袋体41には、一次側開口43と二次側開口44とが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の電池セルを備えた電池パックに関する。
二次電池としての電池セルは、充電を行うことにより電気を蓄える蓄電機能を有しており、電池セルには、例えば、リチウムイオン二次電池やリチウムイオンキャパシタなどがある。複数の電池セルを備えた電池パックは、ハイブリッド車両や電気自動車の電力供給源として使用される。さらに、電池パックは、工場やオフィスビルにおいて電力をバックアップしたり、風力発電や太陽光発電等の分散型再生可能エネルギーを利用したりするための電力供給源として使用される。電池セルには、正極板と負極板とが円筒形状に捲回された形態の円筒型と、正極板と負極板とを扁平形状に捲回、または直方体形状に積層した形態の角型とがある。
特許文献1には、円柱形状の複数の蓄電セルつまり電池セルがユニットケース内に組み込まれた電池パックつまり蓄電ユニットが記載されている。この蓄電ユニットは、複数の蓄電セルが隙間を隔てて並列に配列される2つの蓄電セル群を有し、2つの蓄電セル群は上下二段に配列される。ユニットケースは、2つの蓄電セル群の間に配置される中央フレームと、下蓋と上蓋と左右の側板とを有しており、両方の蓄電セル群は下蓋と上蓋と側板を備えたユニットケースの内部に収容される。
国際公開2016/117686号
特許文献1に記載されるように、二段の蓄電セル群を有する蓄電ユニットにおいては、上段の蓄電セル群の蓄電セルと下段の蓄電セル群の蓄電セルとが接触しないように中央フレームが両方の蓄電セル群の間に配置され、さらに蓄電セル群を収容するために上蓋と下蓋と左右の側板とを有している。このため、中央フレームに加えて上蓋と下蓋と左右の側板との4つのケース構成部材が必要である。
しかも、これらのケース構成部材は、蓄電セルの個数に合わせた専用の部品であり、蓄電セルの数が相違したり、蓄電セルつまり電池セルの直径や長さが相違したりした複数種類の蓄電ユニットつまり電池パックを製造するには、それぞれの種類に対応させて複数のケース構成部材を製造する必要がある。さらに、蓄電ユニットを組み立てるには、下蓋の上に下段を構成する複数の蓄電セルを配置し、中央フレームの上に上段を構成する複数の蓄電セルを配置した後に、上蓋と左右の側板とを組み付けなければならず、組立作業に時間を要するという問題点がある。
本発明の目的は、複数の電池セルを備えた電池パックを少ない部品点数によって組立性を向上することにある。
本発明の電池パックは、対向する側面に複数の凹部が設けられた複数の板材、および前記複数の板材を連結する連結棒材を備える支持フレームと、前記支持フレームの前記凹部に配置される複数の電池セルと、前記電池セルと前記支持フレームとを覆い、前記電池セルを前記支持フレームに圧接する袋体と、を有し、前記袋体に一次側開口と二次側開口とを設けた。
支持フレームの側面に設けられた複数の凹部に電池セルが配置され、支持フレームと複数の電池セルは袋体により覆われて、電池セルは支持フレームに圧接されるので、袋体により複数の電池セルは支持フレームに固定される。このように、袋体により電池セルを支持フレームに固定するとともに、支持フレームと電池セルとを袋体に収容するようにしたので、支持フレームと電池セルとを収容するためのケースを用いることなく、電池パックを少ない部品点数によって容易に組み立てることができ、電池パックの組立性を向上することができる。
一実施の形態である電池パックの外観を示す斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 (A)は支持フレームの一例を示す斜視図であり、(B)は支持フレームの変形例を示す斜視図である。 支持フレームに配置された複数の電池セルからなる電池セル群を示す斜視図である。 複数の電池セルに対するバスバーの接続状態を示す斜視図であり、(A)は電池セルの一端部側を示し、(B)は電池セルの他端部側を示す。 図4に示された電池セル群と支持フレームを袋体の内部に装着した状態を示す斜視図である。 他の実施の形態である電池パックを示す断面図である。 さらに他の実施の形態である電池パックを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2に示される電池パック10は、支持フレーム11と複数の電池セル12とを有している。支持フレーム11は、図3(A)に示されるように、第1の板材13と第2の板材14とを有し、両方の板材13、14は相互に平行である。板材13、14の長手方向の両端部は、板材13、14に対して直角方向の端部側の連結棒材15、16により連結されている。支持フレーム11は、側辺のフレーム片としての板材13、14と、端辺のフレーム片としての連結棒材15、16とにより、全体的にほぼ長方形のフレームつまり枠体である。支持フレーム11の連結棒材15、16の間に位置させて、板材13、14は複数の中間側の連結棒材17により連結されており、それぞれの連結棒材17は、板材13,14に対して直角方向に延びている。連結棒材17は、任意の本数とすることができ、支持フレーム11の強度が連結棒材17により高められる。
図3(A)に示されるように、2つの板材13、14はそれぞれの内面が対向しており、内面の反対側の面が支持フレーム11の外面となっている。板材13、14は、それぞれ図3(A)における上側の面を一方の側面21とし、下側の面を他方の側面23とする。板材13の一方の側面21には、それぞれ円弧面形状の6つの凹部22が設けられている。板材14の一方の側面21は、板材13の側面21と同一の平面内に位置しており、板材14の一方の側面21にも、同様に6つの凹部22が設けられている。板材13に設けられた凹部22と、板材14に設けられた凹部22は、支持フレーム11の幅方向に対向している。
板材13の他方の側面23つまり図において下側の側面には、それぞれ円弧面形状の6つの凹部24が設けられている。板材14の他方の側面23は、板材13の側面23と同一の平面内に位置しており、板材14の他方の側面23にも、同様に6つの凹部24が設けられている。板材13に設けられた凹部24と、板材14に設けられた凹部24は、支持フレーム11の幅方向に対向している。凹部22と凹部24は、板材13、14の長手方向において同一位置となって板材13、14に設けられている。
長方形の支持フレーム11の長手方向両端部に配置された連結棒材15、16の厚み寸法つまり図3において上下方向の寸法は、他の6つの連結棒材17の厚み寸法とほぼ同一であり、連結棒材17の支持フレーム11の長手方向の幅寸法は、連結棒材15、16の幅寸法よりも大きい。2本の連結棒材15、16の一方は、電池パック10としての正面側となり、他方は背面側となる。図3(A)においては、連結棒材15の側が電池パック10の正面側となっている。
図4に示されるように、支持フレーム11の上下両側には、円柱形状の複数の電池セル12が支持フレーム11の幅方向に延在して装着される。それぞれの電池セル12は、リチウムイオン二次電池であり、支持フレーム11の上側と下側とにそれぞれ電池セル12が6つずつ並列となって装着される。上側の6つの電池セル12は板材13、14に設けられた凹部22に配置され、凹部22は電池セル12の両端部に接触する。下側の6つの電池セル12は板材13、14に設けられた凹部24に配置され、凹部24は電池セル12の両端部に接触する。それぞれの電池セル12の両端面は、板材13、14の外面よりも突出している。
支持フレーム11の一方側つまり図4における上側に配置される6つの電池セル12は、第1の電池セル群31aを構成し、支持フレーム11の他方側に配置される6つの電池セル12は、第2の電池セル群31bを構成する。全ての電池セル12と支持フレーム11とにより、図4に示されるように、全体的にほぼ直方体形状のセル組立体32が構成される。電池セル12の両端面からは電極端子が突出しており、一方の電極端子は正極であり、他方の電極端子は負極である。電極端子に装着されるバスバー33により全ての電池セル12は相互に直列に電気的に接続される。
図5は電池セル12に対するバスバー33の接続状態を示す斜視図であり、(A)は電池セル12の一端部側を示し、(B)は電池セル12の他端部側を示す。なお、図5においては、支持フレーム11は図示省略されている。
それぞれの電池セル群31a、31bを構成する電池セル12のうち、支持フレーム11の長手方向に隣り合う2つの電池セル12の両端部の電極端子は相互に逆極性である。第1の電池セル群31aを構成する6つの電池セル12には、図5においては、括弧を付して示される符号(a)〜(f)が付されており、第2の電池セル群31bを構成する6つの電池セル12にも、同様に、符号(g)〜(l)が付されている。図5(B)に示されるように、第1の電池セル群31aの電池セル12(f)の電極端子と、第2の電池セル群31bの電池セル12(g)の電極端子とがバスバー33により接続される。これにより、12個の電池セル12は直列に接続される。電池セル12(a)と、電池セル12(l)の一方の電極端子には、出力端子34、35が設けられており、それぞれの出力端子34、35の折り曲げられた端部は、セル組立体32の一端部側に突出している。一方の出力端子は正極であり、他方の出力端子は負極である。
図1および図2に示されるように、支持フレーム11と複数の電池セル12とからなるセル組立体32は、袋体41により覆われる。袋体41により電池セル12は支持フレーム11に圧接されて押し付けられる。袋体41はシュリンクフィルムつまり熱収縮フィルムであり、袋体41としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリオレフィン(PO)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の絶縁材料からなるシートが使用される。
袋体41としては、図6に示されるように、両端部が開口された筒形の形状つまりチューブ形の形状のものが使用される。袋体41の内部にセル組立体32が挿入された状態のもとで、熱風等の加熱媒体を袋体41の外側に吹き付けると、袋体41は収縮される。袋体41が収縮すると、図1および図2に示されるように、セル組立体32の上下面と左右面の4面には、袋体41が密着し、全ての電池セル12は支持フレーム11に圧接されて押し付けられる。これにより、支持フレーム11と複数の電池セル12と袋体41とからなる電池パック10が組み立てられる。
それぞれの電池セル12は袋体41により支持フレーム11に固定され、図2に示されるように、支持フレーム11の長手方向に隣り合う2つの電池セル12の間には隙間が形成されるとともに、上側の第1の電池セル群31aと下側の第2の電池セル群31bとの間には冷却用通路42が形成される。
筒形の袋体41の両端部は開口されているので、袋体41が熱収縮されると、電池パック10の両端部には、開口43、44が形成される。両方の開口43、44は、冷却用通路42に連通しており、一方の開口43を一次側開口とし、他方の開口44を二次側開口とすると、一次側開口43から図2において矢印で示すように供給された冷却風は、冷却用通路42を流れながら、全ての電池セル12を冷却し、二次側開口44から外部に排出される。
連結棒材17は第1の電池セル群31aにおける2つの電池セル12と、第1の電池セル群31aと第2の電池セル群31bとの間に設けられているので、冷却用通路42を流れる冷却風は、図2において上下に分流されて、左右に隣り合った電池セル12の間の隙間に入り込み、電池セル12を冷却する。このように、連結棒材17は、支持フレーム11の強度を高めるだけでなく、冷却風が連結棒材17に衝突して連結棒材17を通過する際に、電池セル12の付近で乱流を発生させる。これにより、冷却風が電池セル12の外周面に当たり、電池セル12の冷却性を向上する効果が得られる。連結棒材17を設けない支持フレームや連結棒材を1枚の長板とした場合には、電池セル12の外周面に沿って流れる冷却風が層流になり、冷却風が電池セル12に衝突することなく冷却用通路42を通過してしまう。このため、図2に示されるように、複数の連結棒材17を設ける場合よりも冷却性能は低くなる。これに対し、上下左右に隣り合う4つの電池セル12の間のそれぞれのスペースに連結棒材17を設けると、冷却効果を高めることができる。
バスバー33はそれぞれの電池セル12の端面から突出しており、電池セル12の端面と袋体41との間には隙間が形成される。したがって、冷却用通路42を流れる冷却風は、電池セル12の端面側にも流入して、電池セル12を冷却する。支持フレーム11は樹脂製であり、樹脂材料を射出成型等の樹脂成形により、安価に製造することができる。ただし、軽金属等の金属により支持フレーム11を製造しても良く、金属製の支持フレーム11とすると、金属は樹脂よりも熱伝導性が高いので、電池セル12の放熱性を高めることができる。
上述のように、熱収縮性のシュリンクフィルムである袋体41を用いて1組の電池パック10をモジュール化すると、電池パック10はシュリンクモジュール型となる。これにより、従来のように、セル組立体32を直方体形状のケース内に収容するようにした場合に比して、電池パック10の部品点数を少なくしつつ、短時間で電池パック10を容易に組み立てることができる。しかも、ケース内に収容する場合には、電池パック10のサイズに合わせて、複数種類のケースを準備する必要があるのに対して、袋体41を用いて電池パック10をシュリンクモジュール型とすると、チューブ形状に成形された袋体41の長さを変えることにより、長さの相違する複数の種類の電池パック10を組み立てることができる。
それぞれの電池セル12には図示しない電圧センサが設けられており、そのセンサケーブルが一方の開口から繰り出される。さらに、電池セル12には図示しない温度センサが設けられており、そのセンサケーブルが一方の開口から繰り出される。温度センサを全ての電池セル12に設けるようにしても良く、最も高温となる電池セル12のみに温度センサを設けるようにしても良い。ただし、それぞれのセンサケーブルは図示省略されている。
袋体41としては、熱収縮フィルムつまりシュリンクフィルムに限られず、帯状の樹脂フィルムをセル組立体32の外側に巻き付けるようにしても良い。その場合には、セル組立体32の上面と下面と左右の側面とを樹脂フィルムが覆うように、セル組立体32に樹脂フィルムを横方向に巻き付ける。巻付け枚数により袋体41としての所望の強度を得ることができる。さらに、袋体41としては、筒形のゴムチューブを用いることができる。その場合には、ガイド棒等によりゴムチューブの内部空間を広げた状態とし、その内部にセル組立体32を挿入し、挿入後にゴム自体の弾性により図1および図2に示されるような形状の電池パック10を組み立てることができる。いずれの形態であっても袋体41により複数の電池セル12を支持フレーム11に容易に固定し、これらを袋体41の内部に収容することができる。
図3(B)は支持フレーム11の変形例を示す斜視図である。この支持フレーム11は2つの板材13、14に加えて、それぞれの板材13、14に平行となった第3の板材18を有している。板材18は支持フレーム11の幅方向中央部に配置され、上側の側面21には凹部22が設けられ、凹部22は板材13、14に設けられた凹部22に対向している。下側の側面23には凹部24が設けられており、凹部24は板材13、14に設けられた凹部24に対向している。板材18の凹部22、24は、それぞれ電池セル12の長手方向中央部の外周面に接触する。
このように、支持フレーム11を構成する板材は少なくとも2枚以上の複数枚であれば、3枚でもそれ以上でも良い。板材を金属製として3枚以上とすると、電池セル12の放熱性を2枚の板材からなる支持フレームよりも高めることができる。
1組の電池パック10を構成する電池セル12の数は、上述した12個に限られることなく、任意の数とすることができる。例えば、板材13、14の図において上下の側面21、23にそれぞれ8つの凹部22、24を設けると、16個の電池セル12を有する形態の電池パック10となる。また、支持フレーム11としては、両側面21、23の一方の側面のみに凹部が形成された形態としても良い。その場合には、1つの電池セル群と支持フレームからなる形態の電池パック10となる。一方の側面のみに凹部が設けられた第2の支持フレームを図2に示された第1の電池セル群31aの上に配置し、同様の第3の支持フレームを図2に示された第2の電池セル群31bの下に配置しても良く、その場合には、セル組立体32の上下にはそれぞれ第2と第3の支持フレームが配置されて、その外側に袋体41が設けられた形態の電池パック10となる。この形態の電池パック10においては、冷却用通路が袋体と電池セルとの間にも形成される。
図7は他の実施の形態である電池パック10を示す断面図である。この電池パック10は、2つの支持フレーム11を有しており、図1および図2に示した第1の電池セル群31aの上にさらに他の支持フレーム11を配置し、その上に第3の電池セル群31cを構成するさらに6つの電池セル12を配置した形態である。このように、1つの電池セル群を構成する電池セル12の数を図2に示した場合と相違させることなく、電池セル群の段数を増加させるようにした電池パックとしても良い。電池セル群の段数は、3段以上としても良い。
図8はさらに他の実施の形態である電池パック10を示す断面図である。この電池パック10は、板材13、14の一方の側面21に設けられた凹部22と、他方の側面23に設けられた凹部24とが、板材13、14の長さ方向にずらして設けられている。ずらされる距離は、板材13、14の長さ方向に隣り合う凹部22のピッチをPとすると、凹部24は凹部22に対して板材13、14の長さ方向に1/2ピッチずれている。このように、ずらされた凹部22、24に電池セル12を配置すると、電池セル12は板材13、14に対して千鳥配置となる。このような千鳥配置形態の電池パック10についても、図7に示されるように、電池セル群を3段に配置するようにしても良い。なお、図7および図8においては、バスバー33と出力端子34、35は省略されている。
上述した電池パック10を電池盤つまり筐体の内部に複数個収容すると、電力貯蔵装置とすることができる。その場合には、袋体41によりセル組立体32を覆うようにした電池パック10は、ケースを備えていないので、電池セル12の数を変えることなく、電池パック10を小型化することができ、単一の筐体の内部に多くの電池パック10を収容することができる。また、電池パック10を車両の電力供給源として使用すると、所望の充電容量を有する電池パックを車両の限られたスペースに配置することができる。電池パック10を電池盤の筐体に収容するときには、連結棒材15、16に取り付けられるクランプ部材により電池パック10は筐体に固定される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、電池セル12は、リチウムイオン電池であるが、リチウムイオンキャパシタ等の他の二次電池を備えた電池パックにも、本発明を適用することができる。
10…電池パック、11…支持フレーム、12…電池セル、13…第1の板材、14…第2の板材、15〜17…連結棒材、18…第3の板材、21、23…側面、22、24…凹部、31a…第1の電池セル群、31b…第2の電池セル群、31c…第3の電池セル群、32…セル組立体、33…バスバー、34、35…出力端子、41…袋体、42…冷却用通路、43…一次側開口、44…二次側開口。

Claims (7)

  1. 対向する側面に複数の凹部が設けられた複数の板材、および前記複数の板材を連結する連結棒材を備える支持フレームと、
    前記支持フレームの前記凹部に配置される複数の電池セルと、
    前記電池セルと前記支持フレームとを覆い、前記電池セルを前記支持フレームに圧接する袋体と、を有し、
    前記袋体に一次側開口と二次側開口とを設けた、電池パック。
  2. 請求項1記載の電池パックにおいて、前記袋体は絶縁材料からなる熱収縮フィルムである、電池パック。
  3. 請求項1または2記載の電池パックにおいて、前記電池セルの端部にバスバーが装着される電極端子を備え、複数の前記電池セルは並列に前記支持フレームに配置され、前記袋体は前記バスバーを覆う、電池パック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池パックにおいて、前記支持フレームは前記電池セルの一端部に配置される第1の板材と、前記電池セルの他端部に配置される第2の板材との少なくとも2つの板材を有する、電池パック。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池パックにおいて、前記板材の両側面にそれぞれ複数の凹部を設け、一方の側面に設けられた前記凹部と他方の側面に設けられた前記凹部とを、前記板材の長さ方向の同一位置にした、電池パック。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池パックにおいて、前記板材の両側面にそれぞれ複数の凹部を設け、一方の側面に設けられた前記凹部と他方の側面に設けられた前記凹部とを、前記板材の長さ方向にずらした、電池パック。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池パックにおいて、前記支持フレームは、樹脂製または金属製である、電池パック。
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