JP2018185484A - 送信装置、受信装置、情報処理装置、放音装置、報知システム及びプログラム - Google Patents

送信装置、受信装置、情報処理装置、放音装置、報知システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供を可能にする。
【解決手段】報知システムは、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する多重化手段と、多重化信号をラジオ放送信号に変換してラジオ放送電波として送信する送信手段とを有する送信装置と、ラジオ放送電波から又はラジオ放送電波を受信した装置から放音される音から識別情報を抽出する抽出手段と、識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から自装置側で指定された言語と抽出された識別情報とに対応する関連情報を読み出して出力する出力手段とを有する受信装置と、を含む。
【選択図】図8

Description

本発明は、送信装置、受信装置、情報処理装置、放音装置、報知システム及びプログラムに関する。
現在、様々な場面で音声による案内が用いられている。例えば美術館等では作品の説明に、交通機関では乗り換え情報や注意事項の報知に用いられている。例えば特許文献1には、音響に含まれる識別信号を抽出した受信機が、識別信号に紐付けられている異なる言語の関連情報のうち特定の言語の関連情報を通信網経由で取得する仕組みが記載されている。
特開2016−075890号公報
ところで、音声案内が必要とされる場所は、必ずしも携帯型の情報端末を対象とした通信網を利用できるとは限らない。例えば自然公園には、規制のために携帯電話ネットワーク(例えばLTE(Long Term Evolution)(登録商標))や無線ローカルエリアネットワーク(例えばWiFi(登録商標))を利用することができない場所がある。ここでの携帯電話ネットワークや無線ローカルエリアネットワークは伝送できる情報量に制約が少ない伝送路の一例である。
一方で、避難情報等の緊急性を要する情報の伝達の必要性は、利用者の所在する場所を問わない。
本発明は、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供を可能にすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する多重化手段と、前記多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する送信手段とを有する送信装置である。
請求項2に記載の発明は、前記識別情報は予め用意されている、請求項1に記載の送信装置である。
請求項3に記載の発明は、前記識別情報は複数種類用意されている、請求項2に記載の送信装置である。
請求項4に記載の発明は、前記変調信号は、前記音響信号の送出中に繰り返し多重される、請求項1に記載の送信装置である。
請求項5に記載の発明は、前記変調信号は周期的に多重される、請求項4に記載の送信装置である。
請求項6に記載の発明は、識別情報に対応する変調信号と音響信号とが多重化されたラジオ放送電波を受信する受信手段と、前記ラジオ放送電波から前記識別情報を抽出する抽出手段と、前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段とを有する受信装置である。
請求項7に記載の発明は、前記記憶手段には、前記関連情報が位置情報にも関連付けて記憶されている、請求項6に記載の受信装置である。
請求項8に記載の発明は、前記出力手段は、自装置側で指定された言語とGPS信号の受信手段で検知された自装置の位置情報とに基づいて前記関連情報を出力する、請求項7に記載の受信装置である。
請求項9に記載の発明は、前記識別情報に対応する言語別の前記関連情報は、前記ラジオ放送電波とは異なる経路を通じて前記記憶手段に記憶される、請求項6に記載の受信装置である。
請求項10に記載の発明は、前記経路は無線通信である、請求項9に記載の受信装置である。
請求項11に記載の発明は、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音する収音手段と、収音された音から前記識別情報を抽出する抽出手段と、前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段とを有する情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、特定の制御信号を含む無線信号を受信する受信手段と、前記制御信号に基づいて、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を放音する放音手段であり、当該識別情報は当該音を収音した装置が、当該装置側で指定された言語と当該識別情報とに対応する関連情報を出力するために使用される、放音手段とを有する放音装置である。
請求項13に記載の発明は、前記変調信号は、前記音響信号の送出中に繰り返し多重化される、請求項12に記載の放音装置である。
請求項14に記載の発明は、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する多重化手段と、当該多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する送信手段と、を有する送信装置と、前記ラジオ放送電波から又は当該ラジオ放送電波を受信した装置から放音される音から前記識別情報を抽出する抽出手段と、当該識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と、を有する受信装置と、を有する報知システムである。
請求項15に記載の発明は、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音する収音手段と、収音された音から当該識別情報を抽出する抽出手段と、当該識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と、を有する情報処理装置と、特定の制御信号を含む無線信号を受信する受信手段と、当該制御信号に基づいて前記音を放音する放音手段と、を有する放音装置と、を有する報知システムである。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する機能と、前記多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する機能とを実行させるためのプログラムである。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、識別情報に対応する変調信号と音響信号とが多重化されたラジオ放送電波を受信させる機能と、前記ラジオ放送電波から前記識別情報を抽出する機能と、前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する機能とを実行させるためのプログラムである。
請求項18に記載の発明は、コンピュータに、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音させる機能と、収音された音から前記識別情報を抽出する機能と、前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する機能とを実行させるためのプログラムである。
請求項19に記載の発明は、コンピュータに、特定の制御信号を含む無線信号を受信させる機能と、前記制御信号に基づいて、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を放音させる機能とを実行させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項2記載の発明によれば、緊急性の高い情報を特定する識別情報をラジオ放送電波により伝送できる。
請求項3記載の発明によれば、利用者に提供される情報を選択的に指定できる。
請求項4記載の発明によれば、受信装置側での受信機会を増やすことができる。
請求項5記載の発明によれば、受信装置側での受信機会を増やすことができる。
請求項6記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項7記載の発明によれば、受信装置の位置に応じて利用者に提供する内容を変えることができる。
請求項8記載の発明によれば、受信装置の位置に応じて利用者に提供する内容を変えることができる。
請求項9記載の発明によれば、訪問地に応じた内容の関連情報を記憶できる。
請求項10記載の発明によれば、訪問地に応じた内容の関連情報を記憶できる。
請求項11記載の発明によれば、収音された音の中から識別情報を抽出できれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できなくても、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項12記載の発明によれば、利用者が所持する情報処理装置に制御信号を含む無線信号を受信する機能が搭載されていない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項13記載の発明によれば、騒音や雑音がある環境でも、緊急性の高い情報が利用者に提供される可能性を高めることができる。
請求項14記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項15記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項16記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項17記載の発明によれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項18記載の発明によれば、収音された音の中から識別情報を抽出できれば、伝送できる情報量に制約が少ない伝送路を使用できなくても、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
請求項19記載の発明によれば、利用者が所持する情報処理装置に制御信号を含む無線信号を受信する機能が搭載されていない場合でも、緊急性の高い情報の利用者への提供が可能になる。
本実施の形態に係る報知システムの一例を示す図である。 本実施の形態に係るFMラジオ放送局の装置構成例を説明する図である。 記憶装置に記憶されるデータテーブルの一例を示す図である。 多重化部から出力される多重化信号を構成する音響信号と変調信号の時間配置例を説明する図である。 本実施の形態に係る電子機器の装置構成例を説明する図である。 電子機器の記憶装置に記憶されるデータテーブルの一例を示す図である。 電子機器の記憶装置に記憶される他のデータテーブルの一例を示す図である。 電子機器において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。 受信するFMラジオ放送電波が同じでも、電子機器における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。 本実施の形態に係る報知システムの一例を示す図である。 本実施の形態に係る電子機器の装置構成例を説明する図である。 電子機器において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。 ラジオ受信機のスピーカから放音される音が同じでも、電子機器における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。 本実施の形態に係る報知システムの一例を示す図である。 本実施の形態に係るLPWA信号受信機の装置構成例を説明する図である。 LPWA信号受信機の記憶装置に記憶されるデータテーブルの一例を示す図である。 LPWA信号受信機から収音される音が同じでも、電子機器における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。 本実施の形態に係る報知システムの一例を示す図である。 本実施の形態に係る電子機器の装置構成例を説明する図である。 電子機器の記憶装置に記憶されるデータテーブルの一例を示す図である。 電子機器の記憶装置に記憶される他のデータテーブルの一例を示す図である。 電子機器において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。 受信するLPWA信号が同じでも、電子機器における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態に係る報知システムの実施環境>
海外旅行が一般になった現代では、訪問地で使用される言語を理解できない訪問者も多い。その場合でも、訪問地で高速無線通信を利用可能であれば、訪問者は様々なサービスを享受することが可能であるし、行政側も訪問者に対して様々な情報を提供することができる。
ところが、僻地(例えば山間部や海岸部)や自然公園内には、高速無線通信を利用できない場所も残っている。昨今では、このような場所にも旅行者が訪れるようになっており、災害が発生した場合の情報伝達が課題となっている。
そこで、以下の実施の形態では、伝送できる情報量に制約がある環境下でも、緊急性の高い情報を利用者が理解可能な言語で伝達するための仕組みを提供する。
<実施の形態1>
本実施の形態では、ラジオ放送電波を用いて情報の伝達を図る仕組みを説明する。ラジオ放送電波を用いるのは、携帯電話ネットワークよりも利用可能な範囲が広いことによる。
図1は、本実施の形態に係る報知システム1の一例を示す図である。
報知システム1は、FM(Frequency Modulation)ラジオ放送電波Wを空中に放射するFMラジオ放送局10と、FMラジオ放送電波を受信できるチューナを内蔵する携帯型の電子機器20とで構成される。
ここで、FMラジオ放送局10は送信装置の一例であり、FMラジオ放送電波はラジオ放送電波の一例である。
図1の例では、電子機器20を所持する人31が国立公園内の山30を歩いている場合を想定している。ここでの電子機器20は、例えば携帯電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、ラジオ受信機などである。
ここでの電子機器20は受信装置の一例である。
<FMラジオ放送局の構成>
次に、FMラジオ放送局10について説明する。
図2は、本実施の形態に係るFMラジオ放送局10の装置構成例を説明する図である。
本実施の形態に係るFMラジオ放送局10は、放送内容や識別情報Dなどの選択操作を受け付ける操作入力部11と、装置全体の動作を制御する制御部12と、識別情報Dと音響データDAとの対応関係を記憶する記憶装置13と、識別情報Dをアナログ信号(変調信号S11)に変換する識別情報変換部14と、音響データDAをアナログ信号(音響信号S10)に変換する音響データ変換部15と、音響信号S10に変調信号S11を多重化して多重化信号を作成する多重化部16と、基準波で変調された多重化信号に逓倍処理や増幅処理を施してラジオ放送信号に変換し、アンテナ18からFMラジオ放送電波Wとして送信する送信部17とを有している。
ここでの多重化部16は多重化手段の一例であり、送信部17及びアンテナ18は送信手段の一例である。
図3は、記憶装置13に記憶されるデータテーブル40の一例を示す図である。
データテーブル40は、識別情報Dと音響データDAとの対応関係が記憶されている。
本実施の形態における識別情報Dは、電子機器20(図1参照)から特定の情報を出力させる目的で使用される。本実施の形態の場合、識別情報Dは複数である。図3では、識別情報D1、D2、D3…で示す。
後述するように、識別情報Dを検知した電子機器20は、識別情報Dで特定される情報のうち電子機器20で指定された言語に対応する情報をスピーカ27(図5参照)や表示部28(図5参照)を通じて出力する。
一方、音響データDAは、FMラジオ放送電波を受信した電子機器20のスピーカから出力される声、楽器の音、言葉や音楽の波形データに対応する。本実施の形態の場合、個々の識別情報D1、D2、D3…に対応して音響データ1、2、3…で示す。
本実施の形態におけるデータテーブル40では、識別情報Dと音響データDAとが一対一に対応付けられている。
本実施の形態の場合、識別情報Dが特定する情報の内容と音響データDAが表す内容とは一致する。例えば識別情報Dは避難を呼びかける情報であり、音響データDAは避難を呼びかける音声である。
もっとも、識別情報Dが特定する情報の内容と音響データDAが表す内容とは異なってもよい。例えば識別情報Dは避難経路を表す地図の内容を特定する情報であり、音響データDAは避難を呼びかける音声であってもよい。
図2の説明に戻る。
識別情報変換部14は、識別情報Dを約10kHz以上約20kHz以下の周波数帯域に含まれる変調信号S11に変換する。本実施の形態の場合、変調信号S11の周波数帯域は、音響信号S10が使用する周波数帯域を上回る周波数帯域が使用される。前述の条件を満たせば、変調信号S11は、約20kHz以上の周波数帯域を使用してもよい。
音響データ変換部15は、音響データDAを約20Hz以上かつ約10kHz以下の周波数帯域を有する音響信号S10に変換する。もっとも、音響信号S10は、可聴音域の上限に近い約20kHzまでの周波数成分を含んでもよい。
なお、識別情報変換部14は、音響信号S10が出力されている期間、複数回にわたり繰り返し変調信号S11を出力する。
図4は、多重化部16から出力される多重化信号を構成する音響信号S10と変調信号S11の時間配置例を説明する図である。図4では、変調信号S11が音響信号S10に対して周期的に多重化されているが、必ずしも周期的である必要はない。もっとも、変調信号S11は連続的に音響信号S10に多重化されてもよい。
<電子機器の構成>
続いて、電子機器20について説明する。
図5は、本実施の形態に係る電子機器20の装置構成例を説明する図である。
電子機器20は、FMラジオ放送電波Wを受信するFMチューナ21と、受信したFMラジオ放送電波Wを多重化信号に復調する復調部22と、多重化信号から識別情報Dを抽出する情報抽出部23と、GPS(Global Positioning System)信号を受信して自装置の位置情報Pを出力するGPS受信機24と、識別情報Dと位置情報Pと言語別に用意された情報との対応関係を記憶する記憶装置25と、識別情報Dと位置情報Pとによって特定される情報を自装置で指定された言語で出力する出力制御部26と、音声や音楽を放音するスピーカ27と、各種の画像を表示する表示部28と、指示入力に使用される入力部29とを有している。
ここで、FMチューナ21は公知の技術を用いてFMラジオ放送電波Wを選局し、復調部22は公知の技術を用いてラジオ放送信号を復調する。ここでのFMチューナ21は受信手段の一例である。
本実施の形態における復調部22は、音響信号S10と変調信号S11が多重化された多重化信号を情報抽出部23とスピーカ27に出力する。識別情報Dを含まない通常放送や識別情報Dに紐付けられた音響データDAが存在しない場合には、音響信号S10に対応する音がスピーカ27から放音される。
情報抽出部23は、高域通過フィルタを使用して変調信号S11を抽出する。ここで、高域通過フィルタの通過帯域は、変調信号S11が使用する周波数帯域に応じて定まる。
情報抽出部23で抽出された変調信号S11は、情報抽出部23において復調される。復調処理は、識別情報Dを変調信号S11に変調する際に使用した方式に応じて決まる。復調処理により変調信号S11に対応する識別情報Dが取得される。
取得された識別情報Dは、情報抽出部23から出力制御部26に出力される。
ここでの情報抽出部23は、抽出手段の一例である。
また、GPS受信機24は公知の技術を用いて位置情報Pを取得する。
記憶装置25には、例えばハードディスク装置や半導体メモリなどが使用される。ここでの記憶装置25は記憶手段の一例である。
図6は、電子機器20の記憶装置25に記憶されるデータテーブル50の一例を示す図である。
データテーブル50は、識別情報Dと、識別情報Dによって特定される情報に対応する言語別のメッセージデータDA0と表示データDD0とで構成される。
ここで、メッセージデータDA0は、スピーカ27から放音される音響データである。他方、表示データDD0は、表示部28に表示される表示画像のデータである。
ここでのメッセージデータDA0と表示データDD0は関連情報の一例である。
本実施の形態の場合、日本語メッセージデータ、英語メッセージデータ、中国語メッセージデータ、スペイン語メッセージデータ…が、1つの識別情報Dに対応付けられて記憶されている。
同様に、日本語表示データ、英語表示データ、中国語表示データ、スペイン語表示データ…が、1つの識別情報Dに対応付けられて記憶されている。
本実施の形態の場合、識別情報Dが示す情報は複数であるので、データテーブル50には複数組の対応関係が記憶されている。
図6では、識別情報Dの種類の違いを識別情報D1、D2、D3…で表している。もっとも、識別情報Dが示す情報は一種類でもよい。
図7は、電子機器20の記憶装置25に記憶される他のデータテーブル60の一例を示す図である。
データテーブル60は、データテーブル50(図6参照)の対応関係に位置情報Pを組み合わせる点を特徴とする。
データテーブル60は、データテーブル50(図6参照)における識別情報Dに対して複数の位置情報Pを組み合わせた例を表している。なお、個々の位置情報Pについて音響データDA0と表示データDD0の組み合わせが対応付けられる。
位置情報Pは位置の違いを表すことができればよく、単なる符号でもよい。勿論、番地や緯度経度などによって具体的に特定されていてもよい。
このように位置情報Pと組み合わせると、同じ識別情報Dを抽出した場合でも、電子機器20の位置によって異なる内容の音響を放音したり、異なる内容の表示画像を表示したりできる。例えば電子機器20の位置情報Pを利用して最寄りの避難場所や避難場所への避難経路を利用者に伝達することができる。
なお、本実施の形態におけるデータテーブル50及び60は、例えばインターネット上のウェブサーバや登山口等に設置された情報サーバから記憶装置25にダウンロードされることが好ましい。
ここでのダウンロードは、例えばLANケーブル経由、USBケーブル経由、携帯電話ネットワーク経由、WiFi(登録商標)経由、Bluetooth(登録商標)経由等で行われる。これらの通信経路は伝送できる情報量の制約が少ないため(換言すると伝送速度が速いため)、複数の電子機器20に効率よくデータテーブル50及び60を配布できる。
また、ダウンロードされたデータテーブル50及び60によって記憶装置25のデータを更新することにより、記憶装置25内のデータテーブル50及び60を最新の状態にアップデートすることができる。
ここでのデータテーブル50及び60の内容は、訪問先の違いによらず共通でもよいが、訪問先である特定の地域に応じた用意された内容でもよい。訪問先の地域に応じて用意された内容であれば、訪問地に応じた具体的なランドマークを示しながら利用者を誘導することができる。
出力制御部26は、情報抽出部23から入力した識別情報Dと、GPS受信機24から入力した位置情報Pと、予め指定された言語とに基づいて、対応する音響データDA0と表示データDD0をデータテーブル50(図6参照)又は60(図7参照)から読み出す。
予め指定された言語は、利用者による指定入力やOS(Operating System)の言語設定等によって定まる。
ここでの出力制御部26は出力手段の一例である。
続いて、電子機器20の処理動作を説明する。
図8は、電子機器20において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。ここでの処理動作のうち出力制御部26の動作は、プロセッサやCPU(Central Processing Unit)によるプログラムの実行を通じて実現される。
電子機器20は、FMチューナ21の選局によってFMラジオ放送電波を受信する(ステップ101)。
出力制御部26は、情報抽出部23からの出力を監視し、識別情報Dが検知されたか否かを判定する(ステップ102)。
否定結果が得られた場合、出力制御部26は以後の処理をスキップし、次回の判定処理に備える。一方、肯定結果が得られた場合、出力制御部26は、自装置で指定されている言語の情報を取得する(ステップ103)。
次に、出力制御部26は、GPS受信機24から位置情報Pを取得する(ステップ104)。
ここで、出力制御部26は、識別情報Dと位置情報Pに対応する指定言語の表示データDD0をデータテーブル60(図7参照)から取得し、対応する画像を表示部28に表示する(ステップ105)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部26は中国語で記述された画像を表示部28に表示する。この表示により、利用者は、理解可能な言語の文字によって確実に避難方向などを確認することができる。
更に、出力制御部26は、識別情報Dと位置情報Pに対応する指定言語のメッセージデータ(すなわち音響データDA0)をデータテーブル60から取得し、スピーカ27から放音する(ステップ106)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部26は中国語の音声をスピーカ27から放音する。この表示により、利用者は、理解可能な言語の音声によって確実に避難方向などを確認することができる。
本実施の形態では、表示データDD0に対応する画像を表示する処理の後にメッセージデータ(音響データDA0)に対応する音を放音する処理を実行しているが、処理順序が入れ替わっていてもよいし、2つの処理を並行して実行してもよい。
図9は、受信するFMラジオ放送電波Wが同じでも、電子機器20における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。
図9の場合、左から1番目に位置する電子機器20における指定言語は英語である。このため、この電子機器20のスピーカ27からは英語によって避難に関する音声が放音され、表示部28には英語で避難に関する情報が表示される。
同様に、左から2番目に位置する電子機器20では中国語により、左から3番目に位置する電子機器20ではスペイン語により、右端に位置する電子機器20では日本語により情報が提示される。
<実施の形態1の効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る報知システム1に対応する電子機器20を所持する利用者は、携帯電話ネットワークが使用できない場所や状況下でも、電子機器20を所持する利用者が理解可能な言語で緊急性の高い情報の提供を受けることができる。
<実施の形態2>
本実施の形態も、FMラジオ放送電波Wを用いて情報の伝達を図る仕組みを説明する。
図10は、本実施の形態に係る報知システム1Aの一例を示す図である。
報知システム1Aは、FMラジオ放送電波Wを空中に放射するFMラジオ放送局10と、FMラジオ放送電波Wを受信できるチューナを内蔵するラジオ受信機70と、ラジオ受信機70のスピーカ71から放音される音S1を収音する不図示のマイクを有する携帯型の電子機器80とで構成される。
前述した実施の形態1との相違点は、ラジオ受信機70のスピーカ71から放音される音S1に含まれる識別情報Dを電子機器80が検知する点である。
<ラジオ受信機の構成>
本実施の形態におけるラジオ受信機70は、FMラジオ放送電波Wを受信できるチューナを内蔵する公知の受信機である。なお、ラジオ受信機70は、AMラジオ放送電波を受信できるチューナを内蔵してもよい。
ラジオ受信機70は、選局されたFMラジオ放送電波Wを復調し、音としてスピーカ71から放音する。
前述したように、FMラジオ放送電波Wを復調した多重化信号は、音響信号S10と変調信号S11とで構成されている。ここで、変調信号S11の周波数帯域(約10kHz以上約20kHz以下)は、音響信号S10の周波数帯域(約20Hz以上かつ約10kHz以下)よりも高く、この周波数帯域の音は可聴範囲の上限に近い。このため、人31には聞き取ることができない。
<電子機器の構成>
続いて、電子機器80について説明する。
図11は、本実施の形態に係る電子機器80の装置構成例を説明する図である。
電子機器80は、周辺の音を収音するマイク81と、空中に音を放音するスピーカ82と、各種の情報を表示する表示部83と、マイク81から出力される音響信号から特定の情報を抽出する情報抽出部84と、GPS信号を受信して自装置の位置情報Pを出力するGPS受信機85と、各種の情報を記憶する記憶装置86と、情報の出力を制御する出力制御部87と、指示入力に使用される入力部88とを有している。
電子機器80は、貸与等される専用の装置であってもよいが、市販されている携帯電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット端末、ノートパソコン、ゲーム機等でもよい。
マイク81は、電子機器80の筐体に一体的に取り付けられていてもよいし、外部端子や無線通信を通じて接続されてもよい。
本実施の形態としてのマイク81は、音響信号S10と変調信号S11が使用する周波数帯域を収音できればよい。マイク81は収音手段の一例である。
スピーカ82は、実施の形態1と同じく、識別情報Dと位置情報Pに対応する指定言語の音声の放音に用いられる。もっとも、電子機器80が通話に使用される場合には、スピーカ82からは通話している相手の音声が放音される。
表示部83は、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイで構成される。識別情報Dが検知された場合、表示部83には、予め指定された言語の文字により識別情報で指定された情報が表示される。
情報抽出部84は、マイク81から出力される音響信号から音響信号S10と変調信号S11を抽出する。本実施の形態の場合も、情報抽出部84は、帯域通過フィルタを用いて音響信号に含まれる音響信号S10を抽出し、高域通過フィルタを使用して音響信号に含まれる変調信号S11を抽出する。
帯域通過フィルタの通過帯域は音響信号S10が使用する周波数帯域に応じて定まり、高域通過フィルタの通過帯域は変調信号S11が使用する周波数帯域に応じて定まる。情報抽出部84は抽出手段の一例である。
情報抽出部84で抽出された音響信号S10は、情報抽出部84から出力制御部87に出力される。
情報抽出部84で抽出された変調信号S11は、情報抽出部84において復調される。復調処理は、識別情報Dを変調信号S11に変調する際に使用した方式に応じて決まる。取得された識別情報Dは、情報抽出部84から出力制御部87に出力される。
GPS受信機85は、公知の技術を用いて位置情報Pを取得する。
記憶装置86は、識別情報Dと位置情報Pと言語別に用意されたメッセージデータと表示データとの対応関係を記憶する装置である。記憶装置86には、例えばハードディスク装置や半導体メモリなどが使用される。本実施の形態に係る記憶装置86には、前述した記憶装置25と同じデータテーブル50(図6参照)又は60(図7参照)が記憶される。記憶装置86は記憶手段の一例である。
出力制御部87は、前述した出力制御部26(図5参照)と同じ動作を実行する。従って、出力制御部87は出力手段の一例である。
入力部88は、利用者による言語の指定等に用いられる。
続いて、電子機器80の処理動作を説明する。
図12は、電子機器80において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。ここでの処理動作のうち出力制御部87の動作は、プロセッサやCPUによるプログラムの実行を通じて実現される。
電子機器80は、マイク81によって周囲の音を収音している(ステップ201)。
出力制御部87は、情報抽出部84の出力を監視し、識別情報Dが検知されたか否かを判定する(ステップ202)。
否定結果が得られた場合、出力制御部87は以後の処理をスキップし、次回の判定処理に備える。一方、肯定結果が得られた場合、出力制御部87は、自装置で指定されている言語の情報を取得する(ステップ203)。
次に、出力制御部87は、GPS受信機85から位置情報Pを取得する(ステップ204)。
続いて、出力制御部87は、識別情報Dと位置情報Pに対応する指定言語の表示データDD0をデータテーブル60(図7参照)から取得し、対応する画像を表示部83に表示する(ステップ205)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部87は中国語で記述された画像を表示部83に表示する。この表示により、利用者は、理解可能な文字によって確実に避難方向などを確認することができる。
更に、出力制御部87は、識別情報Dと位置情報Pに対応する指定言語のメッセージデータ(すなわち音響データDA0)をデータテーブル60(図7参照)から取得し、スピーカ82から放音する(ステップ206)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部87は中国語の音声をスピーカ82から放音する。この表示により、利用者は、理解可能な言語の音声によって確実に避難方向などを確認することができる。
図13は、ラジオ受信機70のスピーカ71から放音される音S1が同じでも、電子機器80における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。
図13の場合、左から1番目に位置する電子機器80における指定言語は英語である。このため、この電子機器80のスピーカ82からは英語によって避難に関する音声メッセージが放音され、表示部83には英語で避難に関する情報が表示される。
同様に、左から2番目に位置する電子機器80では中国語により、左から3番目に位置する電子機器80ではスペイン語により、右端に位置する電子機器80では日本語により情報が表示される。
<実施の形態2の効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る報知システム1Aに対応する電子機器80を所持する利用者は、携帯電話ネットワークが使用できない場所や状況下でも、公知のラジオ受信機70さえ利用できれば、電子機器80を所持する利用者が理解可能な言語で情報の提供を受けることができる。
<実施の形態3>
前述の2つの実施の形態では、携帯電話ネットワーク等の高速無線通信を利用できない場所にある利用者への情報の伝達にFMラジオ放送電波を利用したが、本実施の形態では、LPWA(Low Power Wide Area)伝送方式を利用する。
LPWA伝送方式は、既存の無線通信方式と比較して、消費電力が少なく、伝送距離が長く、通信速度が数桁も遅いという特徴を有している。この特徴のため、現在では、IoT(Internet of Things)用途での利用が検討されている。
LPWA伝送方式には、様々な方式が提案されている。現在では、LoRa(登録商標)、SIGFOX(登録商標)、NB−IoTが有力である。
LoRaは、サブGHz帯を用いる技術であり、一部の通信事業者が採用している。最大伝送速度は250Kbps程度であり、伝送距離は最大で10km程度である。
SIGFOXは、サブGHz帯(866MHz帯、915MHz帯、920MHz帯)を用いる技術であり、欧州を中心に利用されている。最大伝送速度は100bps程度であるが、伝送距離は最大で50km程度にも及ぶ。
NB−IoTは、LTE(Long Term Evolution)帯域を用いる技術であり、電波免許を必要とする。最大伝送速度は100kbps程度であり、伝送距離は最大で20km程度である。
図14は、本実施の形態に係る報知システム1Bの一例を示す図である。
報知システム1Bは、LPWA信号W1を送信するLPWA信号送信機90と、LPWA信号を受信できるLPWA信号受信機100と、LPWA信号受信機100のスピーカ101から放音された音S1から識別情報Dを検知する電子機器80とで構成される。
本実施の形態で使用する電子機器80の構成は、実施の形態2で説明した電子機器と同じである。
LPWA信号送信機90は、公知の送信機である。ただし、本実施の形態におけるLPWA信号送信機90が送信するLPWA信号には、識別情報Dに対応する変調信号S11を含む音S1の放音をLPWA信号受信機100に指示するコマンドC(不図示)が含まれている。
LPWA信号受信機100は、受信されたLPWA信号に含まれるコマンドCに従って前述の音S1を放音する機能を有する受信機である。
本実施の形態におけるLPWA信号受信機100は、必ずしも設置型の装置である必要はなく、携帯型の装置でもよい。例えばLPWA信号受信機100は、利用者のための拠点に設置されるサイネージ装置でもよいし、利用者が携帯する情報端末でもよい。情報端末は、この報知のために用意された専用の端末であってもよいし、本実施の形態に対応する機能を実現するアプリケーションプログラムをインストールした汎用の端末でもよい。
ここでのコマンドCは制御信号の一例である。また、ここでのLPWA信号受信機100は放音装置の一例である。
<LPWA信号受信機の構成>
続いて、LPWA信号受信機100について説明する。
図15は、本実施の形態に係るLPWA信号受信機100の装置構成例を説明する図である。
LPWA信号受信機100は、スピーカ101と、LPWA信号を受信するLPWA信号受信部102と、LPWA信号に含まれる制御信号(コマンド)を抽出するコマンド抽出部103と、GPS信号を受信して自装置の位置情報Pを出力するGPS受信機104と、各種の情報を記憶する記憶装置105と、スピーカ101と表示部107への情報の出力を制御する出力制御部106と、表示部107と、LPWA信号を送信するLPWA信号送信部108とを有している。
スピーカ101は、約20Hz以上かつ約16kHz以下(例えば約20Hz以上かつ約10kHz以下)の周波数帯域を有する音響信号S10と約18kHz以上約20kHz以下(音響信号S10の周波数帯域との関係では例えば約10kHz以上かつ約20kHz以下)の周波数帯域に含まれる変調信号S11を出力することができればよい。スピーカ101には、公知のスピーカが用いられる。スピーカ101は放音手段の一例である。
LPWA信号受信部102は、無線信号の一例であるLPWA信号を受信する公知のモジュールである。LPWA信号受信部102は受信手段の一例である。
コマンド抽出部103は、データ中から識別情報Dに対応する音の出力を命じるコマンド(以下「特定のコマンド」ともいう)を抽出する。本実施の形態では、コマンド抽出部103を用いて特定のコマンドを抽出しているが、コマンド抽出部103を設けない構成を採用してもよい。この場合は、出力制御部106がLPWA信号に含まれるコマンドの一つとして前述した特定のコマンドを実行する。コマンド抽出部103は抽出手段の一例である。
GPS受信機104には、公知のGPS受信機を使用する。
記憶装置105には、LPWA信号のコマンドで指定された情報を音として放音させるために必要なデータが記憶されている。記憶装置105は記憶手段の一例である。
図16は、LPWA信号受信機100の記憶装置105に記憶されるデータテーブル110の一例を示す図である。
データテーブル110は、コマンドCに対して複数の位置情報Pを組み合わせ、各組み合わせに対して音データDSと表示データDDとを対応付けた関係を記憶している。音データDSと表示データDDは関連情報の一例である。
ここで、音データDSは、音S1に対応する波形データであり、音響データDAを変調した音響信号S10と識別情報Dに対応する変調信号S11とを多重化した多重化信号の波形データに相当する。
もっとも、音データDSに代えて、音響信号S10の波形データと識別情報Dに対応する変調信号S11の波形データとを別々に記憶してもよい。この場合には、LPWA信号受信機100のスピーカ101から流れる音(音響信号S10)の内容と、電子機器80に音(変調信号S11)を通じて報知される情報の内容との組み合わせの自由度を高めることができ、多様なサービスが可能になる。
表示部107は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。表示部107は、通常状態では設置場所の一般情報の表示に使用され、非常状態では発生している災害の内容や避難情報等の表示に用いられる。非常状態の場合、表示部107には、識別情報Dの内容に応じた表示情報が複数の言語によって表示される。例えば日本語、英語、中国語、スペイン語で表示される。
出力制御部106は、受信されたコマンドCに紐付けられている音データDSと表示データDDを読み出し、音データDSに応じた音S1をスピーカ101から放音させ、表示データDDに応じた映像を表示部107に表示させる。出力制御部106は出力手段の一例である。
本実施の形態における出力制御部106は、不図示の無線通信機能を通じて自装置の周辺に存在する1又は複数台の電子機器80から位置情報を収集し、LPWA信号送信部108を通じて自然公園などを管理する機関に送信する機能も有している。この送信機能が設けられることにより、要救助者の位置の特定や推測が可能になる。
なお、本実施の形態におけるLPWA信号受信機100の動作電源は使用形態によって様々である。例えば商用電源から供給される電力、各種の電池から供給される電力、自然エネルギーで発電された電力などで動作する。
図17は、LPWA信号受信機100から収音される音S1が同じでも、電子機器80における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。
図17の場合、左から1番目に位置する電子機器80における指定言語は英語である。このため、この電子機器80のスピーカ101(図15参照)からは英語によって避難に関する音声メッセージが放音され、表示部83には英語で避難に関する情報が表示される。
同様に、左から2番目に位置する電子機器80では中国語により、左から3番目に位置する電子機器80ではスペイン語により、右端に位置する電子機器80では日本語により情報が表示される。
<実施の形態3の効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る報知システム1B(図14参照)に対応する電子機器80を所持する利用者は、携帯電話ネットワークが使用できない場所や状況下でも、電子機器80を所持する利用者が理解可能な言語で情報の提供を受けることができる。
<実施の形態4>
本実施の形態も、LPWA信号を用いて情報の伝達を図る仕組みを説明する。
図18は、本実施の形態に係る報知システム1Cの一例を示す図である。
報知システム1Cは、LPWA信号W1を送信するLPWA信号送信機90と、LPWA信号を受信することができる携帯型の電子機器120とで構成される。ここでの電子機器120は情報処理装置の一例である。
図19は、本実施の形態に係る電子機器120の装置構成例を説明する図である。
電子機器120は、LPWA信号W1を受信するLPWA信号受信部121と、LPWA信号W1に含まれる制御信号(コマンド)を抽出するコマンド抽出部122と、情報の出力を制御する出力制御部123と、GPS信号を受信して自装置の位置情報Pを出力するGPS受信機124と、各種の情報を記憶する記憶装置125と、スピーカ126と、表示部127と、指示入力に使用される入力部128とを有している。
ここでのLPWA信号受信部121とコマンド抽出部122は、実施の形態3におけるLPWA信号受信部102(図15参照)とコマンド抽出部103(図15参照)と同じである。また、GPS受信機124は公知の技術を用いて位置情報Pを取得する。
記憶装置125は、例えばハードディスク装置や半導体メモリなどが使用される。
図20は、電子機器120の記憶装置125に記憶されるデータテーブル130の一例を示す図である。
データテーブル130は、コマンドCと、コマンドCによって特定される情報に対応する言語別のメッセージデータDA0と表示データDD0とで構成される。メッセージデータDA0と表示データDD0は関連情報の一例である。
ここで、メッセージデータDA0は、スピーカ126から放音される音声に対応するデータである。他方、表示データDD0は、表示部127に表示される表示画像のデータである。
本実施の形態の場合、日本語メッセージデータ、英語メッセージデータ、中国語メッセージデータ、スペイン語メッセージデータ…が、1つのコマンドCに対して記憶されている。
同様に、日本語表示データ、英語表示データ、中国語表示データ、スペイン語表示データ…が、1つのコマンドCに対して記憶されている。
本実施の形態の場合、コマンドCが示す情報は複数であるので、データテーブル130には複数組の対応関係が記憶されている。
図20では、コマンドCの種類の違いをコマンドC1、C2、C3…で表している。もっとも、コマンドCが示す情報は一種類でもよい。
図21は、電子機器120の記憶装置125に記憶される他のデータテーブル140の一例を示す図である。
データテーブル140は、データテーブル130(図20参照)の対応関係に位置情報Pを組み合わせる点を特徴とする。
データテーブル140は、データテーブル130(図20参照)におけるコマンドCに対して複数の位置情報Pを組み合わせた例を表している。なお、個々の位置情報Pについて音響データDA0と表示データDD0の組み合わせが対応付けられる。
位置情報Pは位置の違いを表すことができればよく、単なる符号でもよい。勿論、番地や緯度経度などによって具体的に特定されていてもよい。
このように位置情報Pと組み合わせると、同じコマンドCを抽出した場合でも、電子機器120の位置によって異なる内容の音響を放音したり、異なる内容の表示画像を表示したりできる。例えば電子機器120の位置に応じてより近くの避難場所を利用者に伝達することができる。
図19の説明に戻る。
出力制御部123は、コマンド抽出部122から入力したコマンドCと、GPS受信機124から入力した位置情報Pと、予め指定した言語とに対応する音響データDA0と表示データDD0をデータテーブル130(図20参照)又は140(図21参照)から読み出す。出力制御部123は出力手段の一例である。
ここで、情報の出力に使用される言語は、利用者による指定入力やOS(Operating System)の言語設定等によって定まる。利用者の指示入力には入力部128が使用される。
続いて、電子機器120の処理動作を説明する。
図22は、電子機器120において実行される処理動作の一例を示すフローチャートである。ここでの処理動作のうち出力制御部123の動作は、プロセッサやCPUによるプログラムの実行を通じて実現される。
電子機器120は、LPWA信号受信部121によってLPWA信号W1を受信する(ステップ301)。
出力制御部123は、コマンド抽出部122からの出力を監視し、コマンドCが検知されたか否かを判定する(ステップ302)。
否定結果が得られた場合、出力制御部123は以後の処理をスキップし、次回の判定処理に備える。一方、肯定結果が得られた場合、出力制御部123は、自装置で指定されている言語の情報を取得する(ステップ303)。
次に、出力制御部123は、GPS受信機124から位置情報Pを取得する(ステップ304)。
ここで、出力制御部123は、コマンドCと位置情報Pに対応する指定言語の表示データDD0をデータテーブル140(図21参照)から取得し、対応する画像を表示部127に表示する(ステップ305)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部123は中国語で記述された画像を表示部127に表示する。この表示により、利用者は、理解可能な言語の文字によって確実に避難方向などを確認することができる。
更に、出力制御部123は、コマンドCと位置情報Pに対応する指定言語のメッセージデータ(すなわち音響データDA0)をデータテーブル140(図21参照)から取得し、スピーカ126から放音する(ステップ306)。例えば中国語が指定されている場合、出力制御部123は中国語の音声をスピーカ126から放音する。この表示により、利用者は、理解可能な言語の音声によって確実に避難方向などを確認することができる。
本実施の形態では、表示データDD0に対応する画像を表示する処理の後にメッセージデータ(音響データDA0)に対応する音を放音する処理を実行しているが、処理順序が入れ替わっていてもよいし、2つの処理を並行して実行してもよい。
図23は、受信するLPWA信号W1が同じでも、電子機器120における言語の指定により表示される画像や放音される音声の言語が異なる様子を説明する図である。
図23の場合、左から1番目に位置する電子機器120における指定言語は英語である。このため、この電子機器120のスピーカ126からは英語によって避難に関する音声メッセージが放音され、表示部127には英語で避難に関する情報が表示される。
同様に、左から2番目に位置する電子機器120では中国語により、左から3番目に位置する電子機器120ではスペイン語により、右端に位置する電子機器120では日本語により情報が表示される。
<実施の形態4の効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る報知システム1C(図19参照)に対応する電子機器120を所持する利用者は、携帯電話ネットワークが使用できない場所や状況下でも、電子機器120を所持する利用者が理解可能な言語で情報の提供を受けることができる。
<他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば前述の実施の形態では、報知システム1、1A、1B、1Cを国立公園内の山30で使用する例について説明したが、伝送できる情報量に制約が少ない携帯電話ネットワークが使用できない場所や状況が想定される場所であれば、どこで使用してもよい。また、報知システム1、1A、1B、1Cは、非常の際の情報伝達手段として、空港、駅ビル、病院、劇場、ショッピングモール、美術館、博物館、テーマパーク、地下街、百貨店、免税店、家電量販店、オフィスビル、ホテル、マンション、学校などで使用してもよい。
前述の実施の形態においてはFMラジオ放送電波を用いているが、AM(Amplitude Modulation)ラジオ放送電波を用いてもよい。この場合は、放送局としてAMラジオ放送局を使用し、受信機としてAMラジオ放送電波を受信できるチューナやチューナを内蔵する装置を使用すればよい。AMラジオ放送電波は、FMラジオ放送電波Wよりも電波が届く範囲が広いため、FMラジオ放送電波Wが届かない場所にも情報を伝達できる。なお、AMラジオ放送電波による識別情報Dの伝達とFMラジオ放送電波による識別情報Dの伝達とを組み合わせて用いてもよい。
前述の図2の説明では、記憶装置13に記憶されている音響データDAに対応する音響信号に対して識別情報Dに対応する変調信号を多重化しているが、不図示のマイクを通じて入力された音声(音響信号)や別途用意されている放送用の音響データに対して識別情報Dに対応する変調信号を多重化することもできる。換言すると、通常のFMラジオ放送電波に識別情報Dに対応する変調信号を含めることもできる。
前述の実施の形態においては、音響信号S10が有音信号である場合について説明したが、音響信号S10は無音信号でも良い。
1、1A、1B、1C…報知システム、10…FMラジオ放送局、14…識別情報変換部、15…音響データ変換部、16…多重化部、17…送信部、20、80、120…電子機器、21…FMチューナ、22…復調部、23、84…情報抽出部、26、87、106、123…出力制御部、40、50、60、110、130、140…データテーブル、70…ラジオ受信機、81…マイク、90…LPWA信号送信機、100…LPWA信号受信機、102、121…LPWA信号受信部、103、122…コマンド抽出部、D…識別情報、DA、DA0…音響データ、DD、DD0…表示データ、P…位置情報、S1…音、S10…音響信号、S11…変調信号、W…FMラジオ放送電波、W1…LPWA信号

Claims (19)

  1. 識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する多重化手段と、
    前記多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する送信手段と
    を有する送信装置。
  2. 前記識別情報は予め用意されている、請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記識別情報は複数種類用意されている、請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記変調信号は、前記音響信号の送出中に繰り返し多重される、請求項1に記載の送信装置。
  5. 前記変調信号は周期的に多重される、請求項4に記載の送信装置。
  6. 識別情報に対応する変調信号と音響信号とが多重化されたラジオ放送電波を受信する受信手段と、
    前記ラジオ放送電波から前記識別情報を抽出する抽出手段と、
    前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と
    を有する受信装置。
  7. 前記記憶手段には、前記関連情報が位置情報にも関連付けて記憶されている、請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記出力手段は、自装置側で指定された言語とGPS信号の受信手段で検知された自装置の位置情報とに基づいて前記関連情報を出力する、請求項7に記載の受信装置。
  9. 前記識別情報に対応する言語別の前記関連情報は、前記ラジオ放送電波とは異なる経路を通じて前記記憶手段に記憶される、請求項6に記載の受信装置。
  10. 前記経路は無線通信である、請求項9に記載の受信装置。
  11. 識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音する収音手段と、
    収音された音から前記識別情報を抽出する抽出手段と、
    前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と
    を有する情報処理装置。
  12. 特定の制御信号を含む無線信号を受信する受信手段と、
    前記制御信号に基づいて、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を放音する放音手段であり、当該識別情報は当該音を収音した装置が、当該装置側で指定された言語と当該識別情報とに対応する関連情報を出力するために使用される、放音手段と
    を有する放音装置。
  13. 前記変調信号は、前記音響信号の送出中に繰り返し多重化される、請求項12に記載の放音装置。
  14. 識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する多重化手段と、当該多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する送信手段と、を有する送信装置と、
    前記ラジオ放送電波から又は当該ラジオ放送電波を受信した装置から放音される音から前記識別情報を抽出する抽出手段と、当該識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と、を有する受信装置と、
    を有する報知システム。
  15. 識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音する収音手段と、収音された音から当該識別情報を抽出する抽出手段と、当該識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する出力手段と、を有する情報処理装置と、
    特定の制御信号を含む無線信号を受信する受信手段と、当該制御信号に基づいて前記音を放音する放音手段と、を有する放音装置と、
    を有する報知システム。
  16. コンピュータに、
    識別情報に対応する変調信号と音響信号とを多重化して多重化信号を作成する機能と、
    前記多重化信号をラジオ放送信号に変換し、ラジオ放送電波として送信する機能と
    を実行させるためのプログラム。
  17. コンピュータに、
    識別情報に対応する変調信号と音響信号とが多重化されたラジオ放送電波を受信させる機能と、
    前記ラジオ放送電波から前記識別情報を抽出する機能と、
    前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する機能と
    を実行させるためのプログラム。
  18. コンピュータに、
    識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を収音させる機能と、
    収音された音から前記識別情報を抽出する機能と、
    前記識別情報に対応する言語別の関連情報が記憶される記憶手段から、自装置側で指定された言語と抽出された当該識別情報とに対応する当該関連情報を読み出して出力する機能と
    を実行させるためのプログラム。
  19. コンピュータに、
    特定の制御信号を含む無線信号を受信させる機能と、
    前記制御信号に基づいて、識別情報に対応する変調信号と音響信号とを含む音を放音させる機能と
    を実行させるためのプログラム。
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JP2021139950A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 ヤマハ株式会社 端末装置およびプログラム
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