JP2018183462A - 爪上皮角質除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手作業のときと比べて短時間で爪上皮角質を容易に爪の表面から除去する爪上皮角質除去装置を提供する。【解決手段】爪上皮角質除去装置100は、ユーザによって把持されるグリップ本体部110と、グリップ本体部110の先端側に設けられてグリップ本体部110に対して相対的に移動自在な先端側可動部120と、グリップ本体部110と先端側可動部120との間に力を作用させて先端側可動部120を駆動させる駆動手段130とを備え、先端側可動部120が、駆動手段130から動力を受けて少なくともグリップ本体部110の先後方向FBに振動する構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、爪上皮角質を除去する爪上皮角質除去装置に関する。
従来、先端に扁平部が形成された刃受部と、扁平部に向けて形成された刃を先端に有する押切部とを備え、押し上げられた甘皮と爪の間に扁平部を挿入した状態で押切部を刃受部に向けて押すことにより、甘皮を除去する甘皮除去具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−172556号公報
しかしながら、上述した従来の甘皮除去具は、対象者の爪に対して、技能者が手作業で行うものであり、技能者の技能によって甘皮の処理具合や処理時間が大きくばらつくという問題があった。
また、爪の表面を樹脂でコーティングする際、爪上皮角質を除去することが好ましいが、甘皮と爪上皮角質とは、別ものであり、爪上皮角質については、全く考慮されていなかった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、手作業のときと比べて短時間で爪上皮角質を容易に爪の表面から除去する爪上皮角質除去装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、ユーザによって把持されるグリップ本体部と、前記グリップ本体部の先端側に設けられてグリップ本体部に対して相対的に移動自在な先端側可動部と、前記グリップ本体部と先端側可動部との間に力を作用させて先端側可動部を駆動させる駆動手段とを備え、前記先端側可動部が、前記駆動手段から動力を受けて少なくともグリップ本体部の先後方向に振動する構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記先端側可動部の爪接触部分側が、前記先後方向に対して傾いているとともに、前記爪接触部分が、前記先後方向と交差する第1交差方向に長尺な形状を有して1箇所または複数箇所において第1交差方向に爪の表面と接触する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記爪接触部分が、凹凸刃状に形成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記先端側可動部が、前記先後方向および第1交差方向と直交する第2交差方向を軸として回転する駆動手段の回転体と連結され、前記爪接触部分が、前記先後方向および第1交差方向からなる仮想面上を円運動する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項4に記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記先端側可動部が、前記回転体に対して第2交差方向に摺動自在に連結され、前記先端側可動部およびグリップ本体部の少なくとも一方が、前記先後方向に対して傾斜した傾斜部分を有し、前記傾斜部分が、前記先端側可動部およびグリップ本体部の他方と接触し、前記先後方向への相対的な移動に伴って先後方向への力を第2交差方向への力に変換する構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項5に記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記先端側可動部が、前記先後方向先側へ移動する際、前記先端側可動部の爪接触部分側が向いている側へ、前記傾斜部分が、前記先端側可動部を移動させる構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載された爪上皮角質除去装置の構成に加えて、前記先端側可動部の振動の1つ方向成分の振幅が、0.5mm〜3.0であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の爪上皮角質除去装置は、ユーザによって把持されるグリップ本体部と、グリップ本体部の先端側に設けられてグリップ本体部に対して相対的に移動自在な先端側可動部と、グリップ本体部と先端側可動部との間に力を作用させて先端側可動部を駆動させる駆動手段とを備えていることにより、爪上皮角質を除去することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、先端側可動部の爪接触部分が爪の表面と接触した状態で振動して爪の表面の爪上皮角質であるルースキューティクルや甘皮であるキューティクルが爪の表面から剥がされるため、手作業のときと比べて短時間でルースキューティクルやキューティクルを容易に爪の表面から除去することができる。
本請求項2に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、先端側可動部が先後方向に振動したとき、爪接触部分と爪の表面との擦れる範囲が第1交差方向に長尺な分だけ広くなり、振動1往復においてルースキューティクルやキューティクルが除去される範囲を広くなるため、より短時間でルースキューティクルやキューティクルを容易に爪の表面から除去することができる。
本請求項3に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、爪接触部分のルースキューティクルやキューティクルに対する切れ味が増すため、より一層短時間でルースキューティクルやキューティクルを容易に爪の表面から除去することができる。
本請求項4に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項2または請求項3に係る発明が奏する効果に加えて、先後方向成分において、往復運動の往動から復動に切り替わる際に、爪接触部分が第1交差方向に移動して2次元運動をしてルースキューティクルやキューティクルを爪の根元から切断するように動くため、爪の根元からルースキューティクルやキューティクルを剥がしてかき出すことができる。
本請求項5に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項4に係る発明が奏する効果に加えて、爪接触部分が第1交差方向および第2交差方向にも移動して3次元運動をして往復運動の際に爪接触部分が通過する面積が大きくなるため、より効率よく爪の根元からルースキューティクルやキューティクルを剥がしてかき出すことができる。
本請求項6に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項5に係る発明が奏する効果に加えて、爪接触部分が3次元運動をする際、爪接触部分が爪の根元に押し込まれるような軌道となるため、より一層効果的に爪の根元からルースキューティクルやキューティクルを剥がしてかき出すことができる。
本請求項7に係る発明の爪上皮角質除去装置によれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、仮に爪接触部分が人体の爪以外の手の甲などの箇所と接触してしまった場合であっても、0.5mm〜3.0の範囲の振動であれば、接触した箇所の皮膚が爪接触部分の振動に追従するため、接触した箇所の皮膚を傷つけてしまうことを回避できる。
他方で、爪接触部分が爪の表面と接触しているとき、ルースキューティクルやキューティクルは、爪接触部分の振動に追従しようとして爪の表面から剥がされるため、確実にルースキューティクルやキューティクルだけを除去することができる。
本発明の第1実施例である爪上皮角質除去装置を示す斜視図。 (A)(B)はそれぞれ図1に示す符号2A−2A、符号2B−2Bから視た断面図。 (A)〜(D)は第1実施例の先端側可動部の動きを示す動作図。 (A)(B)は先端側可動部の爪接触部分の先端を示す拡大図。 (A)(B)は爪接触部分が爪の表面のルースキューティクルを剥がしている様子を示す概念図。 (A)(B)は第2実施例の爪上皮角質除去装置の内部を示す断面図。 (A)〜(D)は第2実施例の先端側可動部の動きを示す動作図。 (A)(B)は第3実施例の爪上皮角質除去装置の内部を示す断面図。 (A)〜(D)は第3実施例の先端側可動部の動きを示す動作図。
本発明の爪上皮角質除去装置は、ユーザによって把持されるグリップ本体部と、グリップ本体部の先端側に設けられてグリップ本体部に対して相対的に移動自在な先端側可動部と、グリップ本体部と先端側可動部との間に力を作用させて先端側可動部を駆動させる駆動手段とを備え、先端側可動部が、駆動手段から動力を受けて少なくともグリップ本体部の先後方向に振動する構成であることにより、手作業のときと比べて短時間でルースキューティクルやキューティクルを容易に爪の表面から除去するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、駆動手段は、電動モータ、リニアモータ、空気量によって回転速度が調整自在なエアータービンによるものなど、先端側可動部へ動力を伝達させて先端側可動部を駆動させるものであれば如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の第1実施例である爪上皮角質除去装置100について、図1乃至図5(B)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である爪上皮角質除去装置100を示す斜視図であり、図2(A)は、図1に示す符号2A−2Aから視た断面図であり、図2(B)は、図1に示す符号2B−2Bから視た断面図であり、図3(A)は、第1実施例の先端側可動部120の動きを示す動作図であり、図3(B)は、図3(A)に示す状態から偏心カム137が90度回転したときの状態を示す図であり、図3(C)は、図3(B)に示す状態から偏心カム137が90度回転したときの状態を示す図であり、図3(D)は、図3(C)に示す状態から偏心カム137が90度回転したときの状態を示す図であり、図4(A)は、爪接触部分121の先端を示す第2交差方向から視た拡大図であり、図4(B)は、図4(A)に示す符号4Bから視た図であり、図5(A)は、爪接触部分121が爪NLの表面のルースキューティクルLCを剥がしている様子を示す平面図であり、図5(B)は、図5(A)に示す符号5B−5Bで視た側方概念図である。
本発明の第1実施例である爪上皮角質除去装置100は、図1乃至図5(B)に示すように、グリップ本体部110と、先端側可動部120と、駆動手段130とを備えている。
このうち、グリップ本体部110は、ユーザによって把持されるように設けられている。
また、先端側可動部120は、グリップ本体部110の先端側に設けられてグリップ本体部110に対して相対的に先後方向FBへ移動自在に構成されている。
さらに、駆動手段130は、グリップ本体部110と先端側可動部120との間に力を作用させて先端側可動部120を駆動させるように構成されている。
本実施例において、先端側可動部120の基本的な振動方向を先後方向FBとする。
また、第1交差方向CR1は、先後方向FBと交差する任意の方向であり、第2交差方向CR2は、先後方向FBおよび第1交差方向CR1と直交する任意の方向である。
本実施例では、グリップ本体部110は、駆動手段130の一部を構成するエアー供給シリンダ131と連結して設けられている。
また、先端側可動部120は、爪NLと接触する爪接触部分121と、駆動手段130から力を受ける被作用部分122とを有している。
さらに、駆動手段130は、一例として歯科医院で用いられるようなエアータービン方式であり、エアー供給シリンダ131と、エアー供給チューブ132と、エアータービン(図示せず)と、第1回転軸133と、ボールベアリング134と、第1ベベルギア135と、第2ベベルギア136と、偏心カム137と、圧縮ばね138とを有している(図1乃至図2(B)参照)。
このうち、エアー供給チューブ132の一端は、コンプレッサー(図示せず)と接続され、他端は、エアー供給シリンダ131と接続されている。
エアー供給シリンダ131の内部にはエアータービンが設けられている。
図2(A)および図2(B)に示すように、グリップ本体部110の内部において、第1回転軸133は、エアータービンと一体に回転するように構成されている。
ボールベアリング134は、グリップ本体部110に対して第1回転軸133を回転自在に支持している。
第1ベベルギア135は、第1回転軸133と一体に回転するように設けられている。
第2ベベルギア136は、第2回転軸136aを中心に回転し、第1ベベルギア135と噛み合って第1ベベルギア135から動力を受けるように設けられている。
偏心カム137の中心は、第2回転軸136aの中心に対してずれて配置され、偏心カム137は、第2回転軸136aを中心に回転して、第2ベベルギア136と一体に回転するように構成されている。
圧縮ばね138は、先端側可動部120の被作用部分122を偏心カム137に対して付勢するように設けられている。
さらに、偏心カム137の作用部分137aが、先端側可動部120の被作用部分122と接触するように構成されている。
なお、偏心カム137における第2ベベルギア136と反対側は、第2回転軸136aと同心の回転部材136bと係合している。
そして、図3(A)の状態から、コンプレッサーからエアー供給シリンダ131へ圧縮空気が供給されるとエアータービンが回転し、第1回転軸133および第1ベベルギア135も回転する。
すると、第2ベベルギア136へ動力が伝達され、第2ベベルギア136および偏心カム137が、第2回転軸136aを中心に90度回転する。
そして、図3(B)に示すように、偏心カム137の作用部分137aが、圧縮ばね138の付勢力に抗して被作用部分122を先後方向FBの先側へ押圧して移動させる。
これにより、先端側可動部120の爪接触部分121も先後方向FBの先側へ移動する。
図3(B)の状態から図3(C)に示す状態へ、第2ベベルギア136および偏心カム137がさらに90度回転すると、偏心カム137の作用部分137aが、圧縮ばね138の付勢力に抗して被作用部分122を先後方向FBの先側へさらに移動させる。
これにより、先端側可動部120の爪接触部分121も先後方向FBの先側へさらに移動する。
図3(C)の状態から図3(D)に示す状態へ、第2ベベルギア136および偏心カム137がさらに90度回転すると、偏心カム137の作用部分137aが、先後方向FBの後側へ退避するため、圧縮ばね138の付勢力によって被作用部分122は、先後方向FBの後側へ移動する。
これにより、先端側可動部120の爪接触部分121も先後方向FBの後側へ移動する。
図3(D)の状態から第2ベベルギア136および偏心カム137がさらに90度回転すると、偏心カム137の作用部分137aが、先後方向FBの後側へさらに退避するため、圧縮ばね138の付勢力によって被作用部分122は、先後方向FBの後側へさらに移動する。
これにより、先端側可動部120の爪接触部分121も先後方向FBの後側へさらに移動し、図3(A)に示す状態に戻る。
また、図4(A)および図4(B)に示すように、爪接触部分121の先端123は、一例として凹凸刃状に形成されている。
なお、爪接触部分121の先端123は、凹凸刃状でなくてもよいのは勿論である。
エアータービンが高速回転することにより、先端側可動部120の爪接触部分121が、駆動手段130から動力を受けて高速で先後方向FBに振動する。
本実施例では、一例として先端側可動部120の振動の振幅は、2mmである。
振動の振幅は、0.5〜3.0mm程度がよい。
これにより、図5(A)および図5(B)に示すように、先端側可動部120の爪接触部分121が指FGの爪NLの表面と接触した状態で先端側可動部120を振動させると、爪NLの表面の爪上皮角質であるルースキューティクルLCや甘皮であるキューティクルCLが爪NLの表面から剥がされる。
その結果、手作業のときと比べて短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
また、先端側可動部120の爪接触部分側が、先後方向FBに対して傾いている。
これとともに、爪接触部分121が、先後方向FBと交差する第1交差方向CR1に長尺な形状(扁平した形状)を有して1箇所または複数箇所において第1交差方向CR1に爪NLの表面と点接触または線接触する構成である。
ここで、爪接触部分121の先端123が凹凸刃状でない場合は、1箇所で線接触し、図4(A)および図4(B)に示すように、爪接触部分121の先端123が凹凸刃状である場合は、複数箇所で点接触または線接触する。
これにより、先端側可動部120が先後方向FBに振動したとき、爪接触部分121と爪NLの表面との擦れる範囲が第1交差方向CR1に長尺な分だけ広くなり、振動1往復においてルースキューティクルLCやキューティクルCLが除去される範囲を広くなる。
具体的には、一例として爪接触部分121の移動面積は、4.80平方mmである。
その結果、より短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
また、本実施例では、図4(A)および図4(B)に示すように、爪接触部分121の先端123が、凹凸刃状に形成されている。
これにより、爪接触部分121のルースキューティクルLCやキューティクルCLに対する切れ味が増す。
その結果、より一層短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
さらに、本実施例では、先端側可動部120の振動の振幅が、0.5mm〜3.0である。
これにより、仮に爪接触部分121が人体の爪NL以外の手の甲などの箇所と接触してしまった場合であっても、0.5mm〜3.0の範囲の振動であれば、接触した箇所の皮膚が爪接触部分121の振動に追従する。
その結果、接触した箇所の皮膚を傷つけてしまうことを回避できる。
他方で、爪接触部分121が爪NLの表面と接触しているとき、ルースキューティクルLCやキューティクルCLは、爪接触部分121の振動に追従しようとして爪NLの表面から剥がされる。
その結果、確実にルースキューティクルLCやキューティクルCLだけを除去することができる。
このようにして得られた本発明の第1実施例である爪上皮角質除去装置100は、ユーザによって把持されるグリップ本体部110と、グリップ本体部110の先端側に設けられてグリップ本体部110に対して相対的に移動自在な先端側可動部120と、グリップ本体部110と先端側可動部120との間に力を作用させて先端側可動部120を駆動させる駆動手段130とを備え、先端側可動部120が、駆動手段130から動力を受けて少なくともグリップ本体部110の先後方向FBに振動する構成であることにより、手作業のときと比べて短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
さらに、先端側可動部120の爪接触部分側が、先後方向FBに対して傾いているとともに、爪接触部分121が、先後方向FBと交差する第1交差方向CR1に長尺な形状を有して1箇所または複数箇所において第1交差方向CR1に爪NLの表面と接触する構成であることにより、より短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
また、爪接触部分の先端123が、凹凸刃状に形成されていることにより、より一層短時間でルースキューティクルLCやキューティクルCLを容易に爪NLの表面から除去することができる。
さらに、先端側可動部120の振動の1つ方向成分の振幅が、0.5mm〜3.0であることにより、仮に爪接触部分121が人体の爪NL以外の手の甲などの箇所と接触してしまった場合であっても、接触した箇所の皮膚を傷つけてしまうことを回避し、他方で、爪接触部分121が爪NLの表面と接触しているとき、確実にルースキューティクルLCやキューティクルCLだけを除去することができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である爪上皮角質除去装置200について、図6(A)乃至図7(D)に基づいて説明する。
ここで、図6(A)は、第2実施例の爪上皮角質除去装置200の内部を示す第1交差方向CR1から視た断面図であり、図6(B)は、図6(A)に示す符号6B−6Bで視た断面図であり、図7(A)は、第2実施例の先端側可動部220の動きを示す動作図であり、図7(B)は、図7(A)に示す状態から第2ベベルギア236および第4ベベルギア241が90度回転したときの状態を示す図であり、図7(C)は、図7(B)に示す状態から第2ベベルギア236および第4ベベルギア241が90度回転したときの状態を示す図であり、図7(D)は、図7(C)に示す状態から第2ベベルギア236および第4ベベルギア241が90度回転したときの状態を示す図である。
第2実施例の爪上皮角質除去装置200は、第1実施例の爪上皮角質除去装置100の先端側可動部120の振動方向を2次元としたものであり、多くの要素について第1実施例の爪上皮角質除去装置100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
図6(A)および図6(B)に示すように、駆動手段230は、第1回転軸233と、ボールベアリング234と、第1ベベルギア235と、第2ベベルギア236と、第3ベベルギア240と、第4ベベルギア241と、第1偏心軸239と、第2偏心軸242とを有している。
ここで、第2ベベルギア236および第4ベベルギア241は、先後方向FBおよび第1交差方向CR1と直交する第2交差方向CR2を軸として回転する駆動手段230の回転体である。
そして、爪接触部分221が、先後方向FBおよび第1交差方向CR1からなる仮想面上を円運動するように構成されている。
以下に、より具体的に説明する。
第1回転軸233は、エアータービンと一体に回転するように構成されている。
ボールベアリング234は、グリップ本体部210に対して第1回転軸233を回転自在に支持している。
第1ベベルギア235は、第1回転軸233と一体に回転するように設けられている。
第2ベベルギア236は、第2回転軸236aを中心に回転し、第1ベベルギア235と噛み合って第1ベベルギア235から動力を受けるように設けられている。
第3ベベルギア240は、第3回転軸240aを中心に回転し、第2ベベルギア236と噛み合って第2ベベルギア236から動力を受けるように設けられている。
第4ベベルギア241は、第4回転軸241aを中心に回転し、第3ベベルギア240と噛み合って第3ベベルギア240から動力を受けるように設けられている。
第1偏心軸239の一端は、第2ベベルギア236と係合し、第1偏心軸239は、第2回転軸236aの中心に対してずれて配置され、第2回転軸236aを中心に回転するように設けられている。
言い換えると、第1偏心軸239は、第2回転軸236aを中心とした所謂、遊星運動と同じ軌跡を描くように設けられている。
同様に、第2偏心軸242の一端は、第4ベベルギア241と係合し、第2偏心軸242は、第4回転軸241aの中心に対してずれて配置され、第4回転軸241aを中心に回転するように設けられている。
言い換えると、第2偏心軸242は、第4回転軸241aを中心として所謂、遊星運動と同じ軌跡を描くように設けられている。
さらに、第1偏心軸239は、先端側可動部220に設けられた第1係合穴224にベアリングB1を介して挿通されている。
同様に、第2偏心軸242は、先端側可動部220に設けられた第2係合穴225にベアリングB2を介して挿通されている。
なお、第1偏心軸239の他端は、第2回転軸236aと同心の第1回転部材236bと係合している。
同様に、第2偏心軸242の他端は、第4回転軸241aと同心の第2回転部材241bと係合している。
そして、図7(A)の状態から、エアータービンが回転すると、第1回転軸233および第1ベベルギア235も回転する。
すると、第2ベベルギア236、第3ベベルギア240、第4ベベルギア241へ動力が伝達され、第2ベベルギア236および第1偏心軸239が、第2回転軸236aを中心に90度回転するとともに、第4ベベルギア241および第2偏心軸242が、第4回転軸241aを中心に90度回転する。
そして、図7(B)に示すように、先端側可動部220が、第1偏心軸239および第2偏心軸242から力を受けて先後方向FBの先側へ移動するとともに第1交差方向CR1の一方(図7における上側)へ移動する。
つまり、弧を描くように移動する。
図7(B)の状態から図7(C)に示す状態へ、第2ベベルギア236および第4ベベルギア241がさらに90度回転すると、先端側可動部220が、第1偏心軸239および第2偏心軸242から力を受けて先後方向FBの先側へさらに移動するとともに第1交差方向CR1の他方(図7における下側)へ移動する。
図7(C)の状態から図7(D)に示す状態へ、第2ベベルギア236および第4ベベルギア241がさらに90度回転すると、先端側可動部220が、第1偏心軸239および第2偏心軸242から力を受けて先後方向FBの後側へ移動するとともに第1交差方向CR1の他方(図7における下側)へさらに移動する。
図7(D)の状態から第2ベベルギア236および第4ベベルギア241がさらに90度回転すると、先端側可動部220が、第1偏心軸239および第2偏心軸242から力を受けて先後方向FBの後側へさらに移動するとともに第1交差方向CR1の一方(図7における上側)へ移動し、図7(A)に示す状態に戻る。
つまり、先端側可動部220の爪接触部分221が、先後方向FBおよび第1交差方向CR1の2方向に振動し、先後方向FBおよび第1交差方向CR1からなる仮想面上を円運動する。
これにより、先後方向成分において、往復運動の往動から復動に切り替わる際に、爪接触部分221が第1交差方向CR1に移動して2次元運動をしてルースキューティクルLCやキューティクルCLを爪NLの根元から切断するように動く。
その結果、爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができる。
本実施例では、先端側可動部220の先後方向FBの振幅は、2mmである。
そして、爪接触部分221の移動面積は、7.94平方mmである。
一方向のみの振動と比べて、爪接触部分221の移動面積が広くなる。
その結果、より効率よくルースキューティクルLCやキューティクルCLを爪NLの表面から除去することができる。
このようにして得られた本発明の第2実施例である爪上皮角質除去装置200は、先端側可動部220が、先後方向FBおよび第1交差方向CR1と直交する第2交差方向CR2を軸として回転する駆動手段230の回転体である第2ベベルギア236および第4ベベルギア241と連結され、爪接触部分221が、先後方向FBおよび第1交差方向CR1からなる仮想面上を円運動する構成であることにより、爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第3実施例である爪上皮角質除去装置300について、図8(A)乃至図9(D)に基づいて説明する。
ここで、図8(A)は、第3実施例の爪上皮角質除去装置300の内部を示す第1交差方向CR1から視た断面図であり、図8(B)は、図8(A)に示す符号8B−8Bで視た断面図であり、図9(A)は、第3実施例の先端側可動部320の動きを示す動作図であり、図9(B)は、図9(A)に示す状態から第2ベベルギア336および第4ベベルギア341が90度回転したときの状態を示す図であり、図9(C)は、図9(B)に示す状態から第2ベベルギア336および第4ベベルギア341が90度回転したときの状態を示す図であり、図9(D)は、図9(C)に示す状態から第2ベベルギア336および第4ベベルギア341が90度回転したときの状態を示す図である。
なお、図9(A)〜図9(D)における右側の図は、それぞれ、爪上皮角質除去装置300の内部の構成を示す図であり、左側の図は、先後方向FBの先側から視た先端側可動部320の軌跡を示す図である。
第3実施例の爪上皮角質除去装置300は、第1実施例の爪上皮角質除去装置100の先端側可動部120の振動方向を3次元としたものであり、多くの要素について第1実施例の爪上皮角質除去装置100および第2実施例の爪上皮角質除去装置200と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する300番台の符号を付すのみとする。
図8(A)および図8(B)に示すように、駆動手段330は、第1回転軸333と、ボールベアリング334と、第1ベベルギア335と、第2ベベルギア336と、第3ベベルギア340と、第4ベベルギア341と、第1偏心軸339と、第2偏心軸342とを有している。
ここで、第2ベベルギア336および第4ベベルギア341は、先後方向FBおよび第1交差方向CR1と直交する第2交差方向CR2を軸として回転する駆動手段330の回転体である。
本実施例では、先端側可動部320が、回転体である第2ベベルギア336および第4ベベルギア341に対して第2交差方向CR2に摺動自在に連結されている。
具体的には、第1偏心軸339が、先端側可動部320の第1係合穴324にベアリングB3を介して挿通されている。
同様に、第2偏心軸342が、先端側可動部320の第2係合穴325にベアリングB4を介して挿通されている。
そして、先端側可動部320が、第2ベベルギア336および第4ベベルギア341に対して第2交差方向CR2に摺動自在に設けられている。
先端側可動部320およびグリップ本体部310の少なくとも一方として、グリップ本体部310が、先後方向FBに対して傾斜した第1本体側傾斜部分311および第2本体側傾斜部分312を有している。
同様に、先端側可動部320が、先後方向FBに対して傾斜した第1可動側傾斜部分326および第2可動側傾斜部分327を有している。
第1本体側傾斜部分311が、第1可動側傾斜部分326と接触し、第2本体側傾斜部分312が、第2可動側傾斜部分327と接触している。
そして、先端側可動部320が、先後方向FBの先側へ移動したとき、第1本体側傾斜部分311と第1可動側傾斜部分326との接触によって、先後方向FBの先側への力が第2交差方向CR2の一方への力に変換されるとともに、第1本体側傾斜部分311と第1可動側傾斜部分326との協働により先端側可動部320が傾斜面である第1本体側傾斜部分311および第1可動側傾斜部分326に沿って案内されるように構成されている。
同様に、先端側可動部320が、先後方向FBの後側へ移動したとき、第2本体側傾斜部分312と第2可動側傾斜部分327との接触によって、先後方向FBの後側への力が第2交差方向CR2の他方への力に変換されるとともに、第2本体側傾斜部分312と第2可動側傾斜部分327との協働により先端側可動部320が傾斜面である第2本体側傾斜部分312および第2可動側傾斜部分327に沿って案内されるように構成されている。
そして、図9(A)の状態から、エアータービンが回転すると、第1回転軸333および第1ベベルギア335も回転する。
すると、第2ベベルギア336、第3ベベルギア340、第4ベベルギア341へ動力が伝達され、第2ベベルギア336および第1偏心軸339が、第2回転軸336aを中心に90度回転するとともに、第4ベベルギア341および第2偏心軸342が、第4回転軸341aを中心に90度回転する。
そして、図9(B)に示すように、先端側可動部320が、第1偏心軸339および第2偏心軸342から力を受けて先後方向FBの先側へ移動するとともに第1交差方向CR1の一方(図9における紙面表から裏へ向かう方向)および第2交差方向CR2の一方(図9における下側)へ移動する。
つまり、先後方向FBを基準として3次元に弧を描くように移動する。
図9(B)の状態から図9(C)に示す状態へ、第2ベベルギア336および第4ベベルギア341がさらに90度回転すると、先端側可動部320が、第1偏心軸339および第2偏心軸342から力を受けて先後方向FBの先側へさらに移動するとともに第1交差方向CR1の他方(図9における紙面裏から表へ向かう方向)および第2交差方向CR2の一方(図9における下側)へ移動する。
図9(C)の状態から図9(D)に示す状態へ、第2ベベルギア336および第4ベベルギア341がさらに90度回転すると、先端側可動部320が、第1偏心軸339および第2偏心軸342から力を受けて先後方向FBの後側へ移動するとともに第1交差方向CR1の他方(図9における紙面裏から表へ向かう方向)および第2交差方向CR2の一方(図9における上側)へさらに移動する。
図9(D)の状態から第2ベベルギア336および第4ベベルギア341がさらに90度回転すると、先端側可動部320が、第1偏心軸339および第2偏心軸342から力を受けて先後方向FBの後側へさらに移動するとともに第1交差方向CR1の一方(図9における紙面表から裏へ向かう方向)および第2交差方向CR2の一方(図9における上側)へさらに移動し、図9(A)に示す状態に戻る。
つまり、先端側可動部320の爪接触部分321が、先後方向FB、第1交差方向CR1および第2交差方向CR2の3方向に振動し、先後方向FB、第1交差方向CR1および第2交差方向CR2のそれぞれの成分を含む仮想面上を円運動する。
これにより、爪接触部分321が第1交差方向CR1および第2交差方向CR2にも移動して3次元運動をして往復運動の際に爪接触部分321が通過する面積が2次元運動のときと比べて大きくなる。
その結果、より効率よく爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができる。
さらに、先端側可動部320が、先後方向FBの先側へ移動する際、先端側可動部320の爪接触部分側が向いている側へ、第1本体側傾斜部分311および第1可動側傾斜部分326が、先端側可動部320を移動させるように構成されている。
これにより、爪接触部分321が3次元運動をする際、爪接触部分321が爪NLの根元に押し込まれるような軌道となる。
その結果、より一層効果的に爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができる。
本実施例では、先端側可動部320の先後方向FBの振幅は、2mmである。
そして、爪接触部分321の移動面積は、9.17平方mmである。
2次元の振動と比べて、爪接触部分321の移動面積が広くなる。
その結果、より一層効率よくルースキューティクルLCやキューティクルCLを爪NLの表面から除去することができる。
このようにして得られた本発明の第3実施例である爪上皮角質除去装置300は、先端側可動部320が、回転体である第2ベベルギア336および第4ベベルギア341に対して第2交差方向CR2に摺動自在に連結され、先端側可動部320およびグリップ本体部310の少なくとも一方である両者が、先後方向FBに対して傾斜した傾斜部分である第1本体側傾斜部分311、第2本体側傾斜部分312、第1可動側傾斜部分326および第2可動側傾斜部分327を有し、第1本体側傾斜部分311が、第1可動側傾斜部分326と接触し、第2本体側傾斜部分312が、第2可動側傾斜部分327と接触し、先後方向FBへの相対的な移動に伴って先後方向FBへの力を第2交差方向CR2への力に変換する構成であることにより、より効率よく爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができる。
さらに、先端側可動部320が、先後方向FBの先側へ移動する際、先端側可動部320の爪接触部分側が向いている側へ、第1本体側傾斜部分311および第1可動側傾斜部分326が、先端側可動部320を移動させる構成であることにより、より一層効果的に爪NLの根元からルースキューティクルLCやキューティクルCLを剥がしてかき出すことができるなど、その効果は甚大である。
100、 200、 300 ・・・ 爪上皮角質除去装置
110、 210、 310 ・・・ グリップ本体部
311 ・・・ 第1本体側傾斜部分
312 ・・・ 第2本体側傾斜部分
120、 220、 320 ・・・ 先端側可動部
121、 221、 321 ・・・ 爪接触部分
122 ・・・ 被作用部分
123 ・・・ (先端側可動部の)先端(凹凸刃状)
224、 324 ・・・ 第1係合穴
225、 325 ・・・ 第2係合穴
326 ・・・ 第1可動側傾斜部分
327 ・・・ 第2可動側傾斜部分
130、 230、 330 ・・・ 駆動手段
131 ・・・ エアー供給シリンダ
132 ・・・ エアー供給チューブ
133、 233、 333 ・・・ 第1回転軸
134、 234、 334 ・・・ ボールベアリング
135、 235、 335 ・・・ 第1ベベルギア
136、 236、 336 ・・・ 第2ベベルギア(回転体)
136a、236a、336a・・・ 第2回転軸
137 ・・・ 偏心カム
137a ・・・ 作用部分
138 ・・・ 圧縮ばね
239、 339 ・・・ 第1偏心軸
240、 340 ・・・ 第3ベベルギア
240a、340a・・・ 第3回転軸
241、 341 ・・・ 第4ベベルギア
241a、341a・・・ 第4回転軸
242、 342 ・・・ 第2偏心軸
FB ・・・ 先後方向
CR1 ・・・ 第1交差方向
CR2 ・・・ 第2交差方向
FG ・・・ 指
NL ・・・ 爪
LC ・・・ ルースキューティクル(爪上皮角質)
CL ・・・ キューティクル(甘皮)

Claims (7)

  1. ユーザによって把持されるグリップ本体部と、前記グリップ本体部の先端側に設けられてグリップ本体部に対して相対的に移動自在な先端側可動部と、前記グリップ本体部と先端側可動部との間に力を作用させて先端側可動部を駆動させる駆動手段とを備え、
    前記先端側可動部が、前記駆動手段から動力を受けて少なくともグリップ本体部の先後方向に振動する構成であることを特徴とする爪上皮角質除去装置。
  2. 前記先端側可動部の爪接触部分側が、前記先後方向に対して傾いているとともに、前記爪接触部分が、前記先後方向と交差する第1交差方向に長尺な形状を有して1箇所または複数箇所において第1交差方向に爪の表面と接触する構成であることを特徴とする請求項1に記載の爪上皮角質除去装置。
  3. 前記爪接触部分が、凹凸刃状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の爪上皮角質除去装置。
  4. 前記先端側可動部が、前記先後方向および第1交差方向と直交する第2交差方向を軸として回転する駆動手段の回転体と連結され、
    前記爪接触部分が、前記先後方向および第1交差方向からなる仮想面上を円運動する構成であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の爪上皮角質除去装置。
  5. 前記先端側可動部が、前記回転体に対して第2交差方向に摺動自在に連結され、
    前記先端側可動部およびグリップ本体部の少なくとも一方が、前記先後方向に対して傾斜した傾斜部分を有し、
    前記傾斜部分が、前記先端側可動部およびグリップ本体部の他方と接触し、前記先後方向への相対的な移動に伴って先後方向への力を第2交差方向への力に変換する構成であることを特徴とする請求項4に記載の爪上皮角質除去装置。
  6. 前記先端側可動部が、前記先後方向先側へ移動する際、前記先端側可動部の爪接触部分側が向いている側へ、前記傾斜部分が、前記先端側可動部を移動させる構成であることを特徴とする請求項5に記載の爪上皮角質除去装置。
  7. 前記先端側可動部の振動の1つ方向成分の振幅が、0.5mm〜3.0であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の爪上皮角質除去装置。
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