JP2018182545A - 制御装置、端末装置、クレードル、制御方法および制御プログラム - Google Patents

制御装置、端末装置、クレードル、制御方法および制御プログラム Download PDF

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Masakazu Okamoto
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Abstract

【課題】クレードル(充電台)の回転不良に係る原因を推定する。【解決手段】充電台(2)が制御部(10)の指示通りに回転しているか否かを判定する動作検知部(13)と、充電台(2)が制御部(10)の指示通りに回転していないと判定された場合に、充電台(2)の回転態様に係る変更指示を送信するコマンド作成部(16)と、充電台(2)が、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、充電台(2)の回転不良に係る原因を推定する不良原因推定部(14)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、回転可能なクレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置等に関する。
近年、スマートフォンなどの携帯端末を搭載した状態で回転可能に構成された回転式の充電台(クレードル)が開発されている。例えば、特許文献1には、充電台が上段部、中段部および下段部から構成されており、携帯端末を搭載した状態で上段部が回転するように構成された回転式の充電台が開示されている。この充電台は、上段部および中段部が軸を介して接続され、軸はモータに接続され、モータが回転動作を行うと、充電台の上段部が回転する回転動作が行われるようになっている。
特開2006−41746号公報(2006年2月9日公開)
しかしながら、上記従来技術では、充電台の回転に回転不良が発生している場合に、その回転不良の原因が分からないという問題点がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みて為されたものであり、クレードルの回転不良に係る原因を推定することができる制御装置等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、クレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置であって、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定部と、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信部と、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定部と、を備えていることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置の制御方法は、クレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置の制御方法であって、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定ステップと、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信ステップと、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定ステップと、を含むことを特徴としている。
本発明の一態様に係る制御装置またはその制御方法によれば、クレードルの回転不良に係る原因を推定することができるという効果を奏する。
本発明の実施の一形態に係る不良原因推定システムに含まれるスマートフォンおよび充電台の要部構成を示す図である。 上記スマートフォンおよび上記充電台の外観を示す図である。 上記充電台の回転不良の原因を推定するための上記スマートフォンおよび上記充電台の処理の流れを示すフローチャート(前半部)である。 上記スマートフォンおよび上記充電台の処理の流れを示すフローチャート(後半部)である。 上記スマートフォンおよび上記充電台の状態の遷移を示す状態遷移図である。
本発明の実施の形態について図1〜図5に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、ある項目にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、他の項目においても同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔不良原因推定システムの概要〕
図2は、本実施形態に係る不良原因推定システム500に含まれるスマートフォン1および充電台2の外観を示す図である。図2の(a)は、スマートフォン1と、スマートフォン1を搭載した状態の充電台(クレードル)2とを示している。
スマートフォン1は、主として、充電台2を回転させる回転指示、指示した回転の回転態様を変更する変更指示などを充電台2に送信する処理、および充電台2の回転不良に係る原因を推定する処理などを行う端末装置である。スマートフォン1は、例えば、携帯電話またはタブレットPC等の端末装置であってもよい。スマートフォン1には、上記の充電台2の回転不良に係る原因の推定をはじめとする、スマートフォン1の各種機能を制御する制御装置(後述の制御部10)が搭載されている。
充電台2は、スマートフォン1を搭載可能なクレードルである。なお、充電台2において充電機能は必須ではない。充電台2はスマートフォン1を搭載した状態で回転することができる。より詳しくは、充電台2は固定部210と、筐体200とを備えている。また、充電台2は電源と接続するためのケーブル220を備えていても良い。
固定部210は、充電台2の土台部分であり、充電台2を床面や机等に設置したときに充電台2を固定する部分である。筐体200は、スマートフォン1の台座となる部分である。筐体200の形状は特に限定されないが、回転時にもスマートフォン1を確実に保持できるような形状であることが望ましい。筐体200は、スマートフォン1を保持した状態で、内蔵のモータ(後述のモータ120)の動力により回転する。なお、筐体200の回転方向は特に限定しない。以降の説明では、筐体200が固定部210の設置面に略垂直な軸を中心として、左右に回転することとする。
図2の(b)は、スマートフォン1を搭載していない状態の充電台2の外観を示す図である。筐体200は、スマートフォン1と接続するためのコネクタ100を備えている。詳しくは後述するが、充電台2はコネクタ100を介してスマートフォン1から種々の指示(コマンド)を受信し、該コマンドに基づいて動作する。
〔要部構成〕
図1は、スマートフォン1および充電台2の要部構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン1は図示の通り、通信部20、カメラ30、制御部(制御装置)10、メモリ40、スピーカ50、コネクタ60、バッテリ70および加速度ジャイロセンサ90を備える。
通信部20は、他の装置とスマートフォン1との情報の送受信を行う。通信部20は他の装置から受信した情報を制御部10に送信する。例えば、他の装置から電話の着信があった場合、通信部20は着信がある旨を制御部10に伝える。また、例えば、他の装置からメールを受信した場合、通信部20は該メールの受信を制御部10に伝える。
カメラ30は、スマートフォン1の周辺を静止画または動画で撮影する入力デバイスである。カメラ30が撮影した画像データは、情報取得部12に送られる。なお、カメラ30の動作は本発明の本質とはあまり関係ないので、カメラ30のその他の動作等については説明を省略する。
制御部10は、スマートフォン1を統括的に制御する。制御部10は、イベント監視部11、情報取得部12、動作検知部(回転状態判定部)13、不良原因推定部14、出力制御部15、およびコマンド作成部(変更指示送信部)16を含む。
イベント監視部11は、イベントの発生および終了を監視する。イベントとは、スマートフォン1においてユーザに通知すべき事象であると予め定められている、特定の事象を意味する。イベントとは例えば、電話の発信および着信、メールの送信および受信、スマートフォン1の充電の開始および終了(充電完了)、ならびにスマートフォン1にダウンロードされた各種アプリケーションからの通知等である。
イベント監視部11はイベントの発生を検知すると、コマンド作成部16にイベントが発生した旨を通知する。また、イベント監視部11は、イベントの終了を検知すると、イベントが終了した旨をコマンド作成部16に通知する。
情報取得部12は、加速度ジャイロセンサ90から充電台2の回転状況に係るデータを取得する。また、情報取得部12は、加速度ジャイロセンサ90から取得した充電台2の回転状況に係るデータを動作検知部13に送信する。
動作検知部13は、情報取得部12が取得した充電台2の回転状況に係るデータを用いて、充電台2が制御部10の指示通りに回転しているか否かを判定する。また、動作検知部13は、充電台2が制御部10の指示通りに回転しているか否かの判定結果を、コマンド作成部16および不良原因推定部14に通知する。
コマンド作成部16は、イベント監視部11からイベントの発生した旨の通知を受けた場合、充電台2を所定の方向および回転速度で回転させる回転指示を、コネクタ60を介して充電台2に送信する。また、コマンド作成部16は、動作検知部13によって充電台2が制御部10の指示通りに回転していないと判定された場合に、充電台2の回転態様に係る変更指示を、コネクタ60を介して充電台2に送信する。
不良原因推定部14は、充電台2が上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、充電台2の回転不良に係る原因を推定する。これにより、充電台2の回転不良に係る原因を推定することが可能になる。
具体的には、上記変更指示が、充電台2を変更前と同じ方向でより低速に回転させる指示である場合、不良原因推定部14は、充電台2が、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、充電台2を回転させるモータが脱調状態にあると推定する。これにより、回転不良の原因がモータの脱調状態にあることを推定することができる。モータの脱調とは、過負荷や急な速度変化の際に、入力パルス信号とモータ回転との同期が失われることである。
また、上記変更指示が、充電台2を変更前と反対方向に回転させる指示である場合、不良原因推定部14は、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、充電台2の回転が充電台2の回転端(端)に到達していると推定する。これにより、充電台2の回転が充電台2の回転端に到達していることを推定することができる。
また、上記変更指示が、充電台2を変更前と反対方向に回転させる指示である場合、不良原因推定部14は、上記変更指示された態様で指示通りに回転せずに停止していると判定された場合に、充電台2の回転が障害物により物理的に阻止されていると推定する。これにより、充電台2の回転の停止の原因が、充電台2の回転が障害物(例えば、人の手など)により阻止されていることであることを推定することができる。また、不良原因推定部14は、回転不良に係る原因の推定結果を出力制御部15に通知する。
出力制御部15は、不良原因推定部14から通知された回転不良に係る原因の推定結果に応じた音声をスピーカ50に出力させる(回転不良に係る原因の推定結果を報知する)。回転不良の原因がモータの脱調状態にあると推定された場合、例えば「モータが脱調状態にあります。」との音声をスピーカ50から出力させる。また、充電台2の回転が充電台2の回転端に到達していると推定された場合、例えば「充電台2の回転が回転端に到達しています。」との音声をスピーカ50から出力させる。また、充電台2の回転が障害物により物理的に阻止されていると推定された場合、例えば「充電台2の回転が何らかの障害物により阻止されています。」との音声をスピーカ50から出力させる。
なお、本実施形態では、回転不良に係る原因の推定結果を音声にて報知する形態を示したが、これに限定されず、スマートフォン1の表示画面に、回転不良に係る原因の推定結果を表示させても良い。
出力制御部15による音声出力の開始のタイミングは、適宜定められて良い。例えば、出力制御部15は、不良原因推定部14から回転不良に係る原因の推定結果を受け次第、その推定結果に応じて音声出力を開始しても良い。
コマンド作成部16は、充電台2に対する指示(コマンド)を作成し、充電台2に送信する。コマンド作成部16は、充電台2の筐体200を回転させる(以下、単に充電台2を回転させるという)ための指示である回転指示を作成し、コネクタ60を介して該指示を充電台2に送信する。また、コマンド作成部16は、動作検知部13によって充電台2が制御部10の指示通りに回転していないと判定された場合に、充電台2の回転態様に係る変更指示を作成し、コネクタ60を介して該指示を充電台2に送信する。
ここで、回転について、さらに詳しく説明する。本実施形態において「回転」とは、充電台2の筐体200を、筐体200が回転可能な角度の範囲内で自由に回転させることを意味する。なお、コマンド作成部16は、充電台2の回転を停止させる場合、停止指示を作成して充電台2に送信する。
メモリ40は、スマートフォン1にて使用される各種データを記憶する。メモリ40は例えば、出力制御部15が出力する音声データ、およびコマンド作成部16が作成するコマンドの雛形などを記憶していてもよい。スピーカ50は、出力制御部15の制御を受けて音声を出力する出力デバイスである。
コネクタ60は、スマートフォン1と充電台2とを電気的に接続するためのインタフェースである。バッテリ70はスマートフォン1の電源である。コネクタ60は充電台2から得た電力をバッテリ70に送ることで、バッテリ70を充電させる。なお、コネクタ60および後述の充電台2のコネクタ100の接続方法および物理的な形状は特に限定されないが、これらのコネクタは、例えばUSB(Universal Serial Bus)等で実現することができる。加速度ジャイロセンサ90は、充電台2の回転状況を検知するセンサである。
(充電台2の要部構成)
充電台2は図示の通り、コネクタ100と、マイコン(変更指示受信部)110と、モータ120とを備える。なお、充電台2はケーブル220を介して家庭用コンセント等または電池等の電源(図示せず)と接続することができる。
コネクタ100は充電台2がスマートフォン1と電気的に接続するためのインタフェースである。充電台2が電源と接続している場合、コネクタ100は充電台2が該電源から得た電力をスマートフォン1のコネクタ60を介しバッテリ70に送ることで、バッテリ70を充電させる。
マイコン110は、充電台2を統括的に制御するものである。マイコン110は、コネクタ100を介して、スマートフォン1からコマンドを受信する。マイコン110は受信したコマンドに従って、モータ120の動作を制御する。具体的には、マイコン110はスマートフォン1から回転指示を受信した場合、固定部210が回転するようにモータ120を制御する。また、マイコン110は、スマートフォン1から変更指示を受信した場合、固定部210が上記変更指示された態様で回転するようにモータ120を制御する。
モータ120は筐体200を回転させるための動力装置である。モータ120はマイコン110の制御に従って動作または停止することで、固定部210を回転または停止させる。
〔不良原因推定システムの動作〕
図3は、充電台2の回転不良の原因を推定するためのスマートフォン1および充電台2の処理の流れを示すフローチャート(前半部)である。また、図4は、スマートフォン1および充電台2の処理の流れを示すフローチャート(後半部)である。
イベント監視部11がイベントの発生を検知し、イベントが発生した旨をコマンド作成部16に通知してS101に進む。S101では、コマンド作成部16が、充電台2を所定の方向および回転速度で回転させるための指示である回転指示を作成し、コネクタ60を介して該指示を充電台2に送信してS102に進む。S102では、マイコン110がコネクタ100を介して回転指示を受信してS103に進む。
S103では、マイコン110の制御により、モータ120に回転動作を開始させ、充電台2が回転を開始し、S104に進む。S104では、情報取得部12が、加速度ジャイロセンサ90によって充電台2の回転状況を検知した結果である検知情報を取得し、動作検知部13に通知してS105に進む。
S105では、動作検知部13が、検知情報に基づき、充電台2が指示通りに回転しているか否かを判定し、指示通りに回転していると判定された場合は、S104に戻る。一方、充電台2が指示通りに回転していないと判定された場合は、その判定結果をコマンド作成部16に通知してS106に進む。
S106では、コマンド作成部16が上記判定結果に基づき、充電台2の回転態様に係る変更指示(充電台2を変更前と同じ方向でより低速に回転させる指示)を、コネクタ60を介して充電台2に送信し、S107に進む。
S107では、マイコン110がコネクタ100を介して変更指示(低速での回転指示)を受信して、S108に進む。S108では、マイコン110がモータ120を制御し、充電台2を変更前と同じ方向でより低速に回転させて(回転速度の変更を行い)、S109に進む。S109では、情報取得部12が、加速度ジャイロセンサ90によって充電台2の回転状況を検知した結果である検知情報を取得し、動作検知部13に通知してS110に進む。
S110では、動作検知部13が、検知情報に基づき、充電台2が指示通りに回転しているか否かを判定し、指示通りに回転していると判定された場合は、その判定結果を不良原因推定部14に通知して、S111に進む。一方、充電台2が指示通りに回転していないと判定された場合は、その判定結果をコマンド作成部16に通知して図4に示すS112に進む。S111では、不良原因推定部14が、モータ120が脱調状態にあると推定し、S104に戻る。
S112では、コマンド作成部16が上記判定結果に基づき、充電台2の回転態様に係る変更指示(充電台2を変更前と反対方向に回転させる指示)を、コネクタ60を介して充電台2に送信し、S113に進む。S113では、マイコン110がコネクタ100を介して変更指示(反対方向に回転させる回転指示)を受信して、S114に進む。S114では、マイコン110がモータ120を制御し、充電台2を変更前と反対方向に回転を開始(反対側に回転を開始)させて、S115に進む。
S115では、情報取得部12が、加速度ジャイロセンサ90によって充電台2の回転状況を検知した結果である検知情報を取得し、動作検知部13に通知してS116に進む。S116では、動作検知部13が、検知情報に基づき、充電台2が指示通りに回転しているか否かを判定し、指示通りに回転していると判定された場合は、その判定結果を不良原因推定部14に通知して、S117に進む。一方、充電台2が指示通りに回転していないと判定された場合は、その判定結果を不良原因推定部14に通知してS118に進む。
S117では、不良原因推定部14が、充電台2の回転が充電台2の回転端(端)に到達していると推定し、図3に示すS104に戻る。S118では、不良原因推定部14が、充電台2の回転が手で止められていると推定し、S119に進む。S119では、イベント監視部11が、イベントが終了したか否かを検知し、イベントの終了を検知した場合は、その旨をコマンド作成部16に通知してS120に進む。一方、イベントが終了していないことを検知した場合は、S119に戻る。
S120では、コマンド作成部16が、イベントが終了した旨の通知を受けて、充電台2の回転を停止させる停止指示を作成し、コネクタ60を介して充電台2に送信し、S121に進む。S121では、マイコン110がコネクタ100を介して停止指示を受信して、S122に進む。S122では、マイコン110がモータ120を制御し、充電台2の回転を停止させて、「END」となる。
以上で説明したように、本実施形態における不良原因推定システム500(特に制御部10)の制御方法は、以下の(1)〜(3)に示す各ステップを含む。
(1)充電台2が制御部10の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定ステップ。
(2)充電台2が制御部10の指示通りに回転していないと判定された場合に、充電台2の回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信ステップ。
(3)充電台2が、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、充電台2の回転不良に係る原因を推定する不良原因推定ステップ。
以上の方法によれば、充電台2の回転不良に係る原因を推定することができる。
〔不良原因推定システムの状態遷移〕
図5は、スマートフォン1および充電台2の状態の遷移を示す状態遷移図である。図5の(a)に示すように充電台2を所定の方向および回転速度で回転させたときに、その回転が停止したとする。このとき、モータ120の回転をより低速にして、図5の(b)に示すように充電台2が回転したら、モータ120に脱調が発生していると判断する。
次に、図5の(c)に示すように、充電台2を反対側に回転させ、回転を検知したら充電台2は、回転端(端)まで到達していると判断する。一方、図5の(d)に示すように、充電台2を反対側に回転させようとした場合に反対側にも回転しない場合は、手などの障害物で充電台2の回転が阻止されていると判断する。
〔変形例〕
充電台2の回転の停止の原因としては、上述した手などの障害物の存在や、充電台2の回転機構の電気的な故障などが考えられる。ここで、充電台2の回転が停止している場合に、充電台2にトルクが掛っていることを検知する構成とすれば、手などの障害物の存在していることを停止の原因として推定することができる。一方、充電台2にトルクが掛っていなければ、充電台2の回転機構の電気的な故障を原因として推定することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
スマートフォン1の制御部10における制御ブロック(特に動作検知部13、不良原因推定部14およびコマンド作成部16)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン1の制御部10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る制御装置(制御部10)は、クレードル(充電台2)に搭載された端末装置(スマートフォン1)を制御する制御装置であって、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定部(動作検知部13)と、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信部(コマンド作成部16)と、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定部(14)と、を備えている構成である。上記構成によれば、クレードルの回転不良に係る原因を推定することが可能になる。
本発明の態様2に係る制御装置は、上記態様1において、上記変更指示は、上記クレードルを変更前と同じ方向でより低速に回転させる指示であり、上記不良原因推定部は、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、上記クレードルを回転させるモータが脱調状態にあると推定しても良い。上記構成によれば、回転不良の原因がモータの脱調状態にあることを推定することができる。モータの脱調とは、過負荷や急な速度変化の際に、入力パルス信号とモータ回転との同期が失われることである。
本発明の態様3に係る制御装置は、上記態様1において、上記変更指示は、上記クレードルを変更前と反対方向に回転させる指示であり、上記不良原因推定部は、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、上記クレードルの回転が当該クレードルの回転端に到達していると推定しても良い。上記構成によれば、クレードルの回転が当該クレードルの回転端に到達していることを推定することができる。
本発明の態様4に係る制御装置は、上記態様1において、上記変更指示は、上記クレードルを変更前と反対方向に回転させる指示であり、上記不良原因推定部は、上記変更指示された態様で指示通りに回転せずに停止していると判定された場合に、上記クレードルの回転が障害物により物理的に阻止されていると推定しても良い。上記構成によれば、クレードルの回転の停止の原因が、クレードルの回転が障害物により阻止されていることであることを推定することができる。
本発明の態様5に係る端末装置は、上記態様1〜4の何れかの制御装置を備えることが好ましい。上記構成によれば、上記態様1と同様の効果を得ることができる。
本発明の態様6に係るクレードルは、上記態様1〜4の何れかの制御装置から上記変更指示を受信する変更指示受信部を備えることが好ましい。上記構成によれば、制御装置によるクレードルの回転不良に係る原因の推定を可能にすることができる。
本発明の態様7に係る制御装置の制御方法は、クレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置の制御方法であって、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定ステップと、上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信ステップと、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定ステップと、を含む方法である。上記方法によれば、上記態様1と同様の効果を得ることができる。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 スマートフォン
2 充電台(クレードル)
10 制御部(制御装置)
13 動作検知部(回転状態判定部)
14 不良原因推定部
16 コマンド作成部(変更指示送信部)
110 マイコン(変更指示受信部)
500 不良原因推定システム

Claims (8)

  1. クレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置であって、
    上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定部と、
    上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信部と、
    上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定部と、を備えていることを特徴とする制御装置。
  2. 上記変更指示は、上記クレードルを変更前と同じ方向でより低速に回転させる指示であり、
    上記不良原因推定部は、上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、上記クレードルを回転させるモータが脱調状態にあると推定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 上記変更指示は、上記クレードルを変更前と反対方向に回転させる指示であり、
    上記不良原因推定部は、上記変更指示された態様で指示通りに回転していると判定された場合に、上記クレードルの回転が当該クレードルの回転端に到達していると推定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 上記変更指示は、上記クレードルを変更前と反対方向に回転させる指示であり、
    上記不良原因推定部は、上記変更指示された態様で指示通りに回転せずに停止していると判定された場合に、上記クレードルの回転が障害物により物理的に阻止されていると推定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の制御装置を備える端末装置。
  6. 請求項1から4までの何れか一項に記載の制御装置から上記変更指示を受信する変更指示受信部を備えることを特徴とするクレードル。
  7. クレードルに搭載された端末装置を制御する制御装置の制御方法であって、
    上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転しているか否かを判定する回転状態判定ステップと、
    上記クレードルが上記制御装置の指示通りに回転していないと判定された場合に、上記クレードルの回転態様に係る変更指示を送信する変更指示送信ステップと、
    上記クレードルが、上記変更指示された態様で指示通りに回転しているか否かの判定結果に応じて、上記クレードルの回転不良に係る原因を推定する不良原因推定ステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
  8. 請求項1に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記回転状態判定部、上記変更指示送信部および上記不良原因推定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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