JP2018181067A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および制御プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザがスライド操作を行った場合の意図しない動作を防止する。
【解決手段】タッチパネル制御部(70)は、操作物がタッチパネル(60)のタッチ面へのスライド操作を行っている間、タッチ面上における操作物のタッチ位置の情報を取得し、タッチ面上における操作物のスライド方向がある時点で変化した場合、タッチ座標補正処理部(14)は、上記ある時点から後のタッチ位置を補正する。
【選択図】図1
【解決手段】タッチパネル制御部(70)は、操作物がタッチパネル(60)のタッチ面へのスライド操作を行っている間、タッチ面上における操作物のタッチ位置の情報を取得し、タッチ面上における操作物のスライド方向がある時点で変化した場合、タッチ座標補正処理部(14)は、上記ある時点から後のタッチ位置を補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および制御プログラムに関し、例えば、タッチ面を備えた情報処理装置に関する。
従来、タッチ面(例えばタッチパネル、タッチパッド)を備えた情報処理装置(例えばスマートフォン、タブレット)が存在する。ユーザは、操作物(例えばユーザの指)を、タッチ面に接触または近接させることによって、情報処理装置をタッチ操作する。情報処理装置は、タッチ操作に応じた処理を実行する。タッチ操作には様々な種類がある。例えば、タップ、長押し、スライド、フリック、スワイプ、およびピンチなどの操作が、タッチ操作に含まれる。スライド操作とは、ユーザがタッチ面上で操作物を一方向にすべらす(スライド)させるタッチ操作である。ユーザは、スライド操作を停止するために、操作物をタッチ面に付けたまま停止させる。一方、フリック操作は、タッチ面上で操作物を素早くスライドさせた後、最後指先を素早く払う(ピッとはじく)点で、スライド操作とは異なる。
ユーザは、スライド操作を行った後、操作物をタッチ面から持ち上げるとき、意図せずに、スライド方向とは逆方向に、タッチ面上でわずかに操作物を移動させる場合がある。この場合、情報処理装置は、スライド方向とは逆方向への操作物の移動に応じた動作をする。例えば、情報処理装置は、スライド方向とは逆方向、つまりユーザの意図しない方向に、画面をスクロールさせる。すなわち、ユーザは、スライド操作を止めた瞬間に情報処理装置の画面が停止することを期待している。しかしながら、実際には、ユーザがスライド操作を止めた後も、操作物はタッチ面上から完全には離れていないので、画面はわずかにスクロールする。
特許文献1に記載の装置は、複数回のフリック操作から取得されるフリックの方向、速度、距離などの情報に基づいて、フリックの方向を固定し、そして、上記装置は、固定した方向とは異なる方向のフリックをフリック操作として受け付けない。しかしながら、特許文献1に記載の装置は、1回のフリック操作中にはフリックの方向は変化しないことを前提としているので、スライド操作に関する上記の問題、すなわち、ユーザがスライド操作を止めた後、操作物がスライド方向とは逆方向に移動し、その結果、画面がわずかにスクロールするという問題を解決することはできない。
本発明の一態様は、ユーザがスライド操作を行った場合の意図しない動作を防止することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置であって、操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得するタッチ位置取得部と、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正するタッチ位置補正部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置の制御方法であって、操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得し、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に取得した上記タッチ位置を補正する。
本発明の一態様によれば、ユーザがスライド操作を行った場合の意図しない動作を防止することができる。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
(端末1の構成)
図1は、実施形態1に係る端末1(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。図1に示すように、端末1は、主制御部10、アプリケーション20、記憶部30、表示制御部40、表示部50、タッチパネル60、およびタッチパネル制御部70(タッチ位置取得部)を備えている。
図1は、実施形態1に係る端末1(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。図1に示すように、端末1は、主制御部10、アプリケーション20、記憶部30、表示制御部40、表示部50、タッチパネル60、およびタッチパネル制御部70(タッチ位置取得部)を備えている。
図2は、ユーザUからタッチ操作を受けている端末1の外観図である。図2に示すように、ユーザUは、操作物(図2では指)を、タッチパネル60のタッチ面に接触または近接させることによって、タッチ操作を行う。タッチパネル60は、静電センサまたは圧力センサ等によって操作物を検知する。端末1は、タッチパネル60から取得する信号に基づいて、タッチ操作に応じて動作する。
タッチパネル60は、静電センサまたは圧力センサ等によって、タッチパネル60のタッチ面に接触または近接する操作物(例えばユーザの指)を検知する。タッチパネル60は、センサが検知した信号をタッチパネル制御部70に出力する。センサが検知した信号には、タッチ面上における操作物の位置情報が含まれる。
タッチパネル制御部70は、タッチパネル60のセンサが検知した信号を取得する。タッチパネル制御部70は、タッチパネル60から取得した信号に基づいて、タッチパネル60のタッチ面上における操作物の位置を示すタッチ座標情報を生成する。タッチパネル制御部70は、生成したタッチ座標情報を記憶部30に記録する。あるいは、タッチパネル制御部70は、タッチ座標情報を主制御部10に送信してもよい。
主制御部10は、端末1の各部を統合的に制御する。また、主制御部10は、記憶部30またはタッチパネル制御部70から、タッチ座標情報を取得する。そして、主制御部10は、取得したタッチ座標情報に基づいて、タッチイベント情報を生成する。タッチイベント情報は、タッチ面上におけるタッチ位置の情報と、操作物から受け付けたタッチ操作の種別の情報とを含む。主制御部10は、タッチイベント情報を、アプリケーション20に通知する。なお、主制御部10がタッチ座標情報からタッチイベント情報を生成する方法については後述する。
図1に示すように、主制御部10は、タッチイベント判定部11、スライド方向判定部12、時間差分/距離差分判定部13、およびタッチ座標補正処理部14(タッチ位置補正部)を含む。また、後述するアプリケーション20も主制御部10に含まれる。主制御部10の上記の各部が実行する処理については後述する。
アプリケーション20は、主制御部10のタッチ座標補正処理部14からタッチイベント情報を取得する。そして、アプリケーション20は、タッチイベント情報が示すタッチ操作の種別に応じた処理を実行する。例えば、タッチイベント情報が示すタッチ操作の種別がスライド操作であった場合、アプリケーション20は、表示部50に表示された画面をスクロールするように、表示制御部40に指示する(図1参照)。アプリケーション20は、例えば、記憶部30に記憶されたプログラムを端末1のCPU(図示せず)が実行することによって、ソフトウェアとして実現されてよい。
記憶部30は、タッチ座標情報およびY座標固定化モードフラグ(0または1)を記憶している。Y座標固定化モードフラグについては後述する。後述するように、主制御部10は、タッチイベント生成処理において、記憶部30のY座標固定化モードフラグを参照して、記憶部30のタッチ座標情報を補正するか否かを決定する。
表示制御部40は、主制御部10またはアプリケーション20等からの指示に基づいて、表示部50が表示する画面を制御する。表示部50は、表示制御部40によって制御されることによって、画面を表示する。表示部50は、例えば、液晶表示ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro luminescence)ディスプレイであってよい。
(タッチイベント生成処理)
図3の(a)〜(d)および図4の(a)〜(d)を参照しつつ、図5を用いて、端末1が実行するタッチイベント生成処理について説明する。図3の(a)〜(d)は、端末1が備えたタッチパネル60に対するスライド操作の流れを示す図である。図4の(a)〜(d)は、図3の(a)〜(d)に示すタッチ位置(Xn,Yn)がどのように補正されるかを示す図である。図5は、図3の(a)〜(d)に示すスライド操作に応じて、端末1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図3の(a)〜(d)および図4の(a)〜(d)を参照しつつ、図5を用いて、端末1が実行するタッチイベント生成処理について説明する。図3の(a)〜(d)は、端末1が備えたタッチパネル60に対するスライド操作の流れを示す図である。図4の(a)〜(d)は、図3の(a)〜(d)に示すタッチ位置(Xn,Yn)がどのように補正されるかを示す図である。図5は、図3の(a)〜(d)に示すスライド操作に応じて、端末1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図3の(a)に示すように、ユーザは、まず、タッチパネル60のタッチ面に操作物を接触させる(タッチダウン)。タッチ面上におけるタッチダウンの位置を、(X0,Y0)とする。その後、図3の(b)に示すように、ユーザは、タッチ面上で操作物をある一方向(スライド方向)に移動させることによって、スライド操作を行う。ユーザがスライド操作を行っている間、タッチパネル制御部70は、所定時間ごとに、操作物のタッチ位置(Xn,Yn)の情報をタッチパネル60から取得する。
図3の(b)に示すように、ユーザは、操作物が位置MV4(X4,Y4)に達した時点Tcで、スライド操作を停止して、操作物をタッチ面から離そうとする。ところが、図3の(c)に示すように、ユーザが意図せずに、操作物をスライド方向とは逆方向に微動させる場合がある。その結果、位置MV4から位置MV5(X5,Y5)に向かう、スライド方向とは逆向きのムーブイベントが発生する。この場合、ユーザは、位置MV4でタッチアップしたと思っているため、時点Tcにおいて、表示部50に表示された画面のスクロールが停止することを期待している。ところが、従来技術のように、操作物のタッチ位置(Xn,Yn)が補正されなかった場合、時点Tcから後の時点T5において、スライド方向と逆向きに、画面がスクロールする。
図3の(d)に示すように、ユーザがスライド操作を停止したと思っている位置(X4,Y4)からスライド方向とは逆の方向に少しの距離だけ移動した位置(X6,Y6)で、タッチアップイベントが発生する。タッチアップイベントが発生した時点T6において、アプリケーション20は、表示部50に表示された画面のスクロールを停止する。
図5に示すように、タッチイベント生成処理では、まず、タッチパネル制御部70が、タッチパネル60に対するタッチ操作として、タッチダウンを検知する(S1、図3の(a)、図4の(a))。タッチパネル制御部70は、タッチパネル60のタッチ面上におけるタッチダウンの位置(X0,Y0)を示すタッチ座標情報TDを、記憶部30に記憶する。あるいは、タッチパネル制御部70は、タッチ座標情報TDを主制御部10のタッチイベント判定部11に送信してもよい。
次に、タッチパネル制御部70が、タッチダウンに続くタッチ操作を検知する(S2、図3の(b)、図4の(b))。タッチパネル制御部70は、タッチパネル60のセンサが検知する信号を取得する。そして、タッチパネル制御部70は、タッチパネル60から取得する信号に基づいて、タッチパネル60のタッチ面上におけるタッチの位置(Xn,Yn)(n=1,2,3・・・)の情報を含むタッチ座標情報MVn(n=1,2,3・・・)を生成する。タッチの位置(Xn,Yn)は、タッチパネル60の横方向(図3の(a)〜(d)では左右方向)の位置座標であるタッチX座標Xnと、タッチパネル60の縦方向(図3の(a)〜(d)では上下方向)の位置座標であるタッチY座標Ynとで表される。
タッチパネル制御部70は、生成したタッチ座標情報MVn(n=1,2,3・・・)を記憶部30に記憶する。あるいは、タッチパネル制御部70は、生成したタッチ座標情報MVnを主制御部10に送信してもよい。
主制御部10のタッチイベント判定部11は、記憶部30のタッチ座標情報MVn(n=1,2,3・・・)に基づいて、タッチイベントの種別を判定する。ここでは、タッチイベント判定部11は、操作物が、タッチパネル60に接触または近接したままで、タッチパネル60上を一方向に移動していると判定する。この場合、タッチイベント判定部11は、ムーブイベントが発生したと判定する(S2、図3の(b)、図4の(b))。そして、タッチイベント判定部11は、ムーブイベントが発生したことを、主制御部10のスライド方向判定部12に通知する。
スライド方向判定部12は、タッチイベント判定部11から、ムーブイベントが発生したことを通知された場合、ムーブイベントの前後のタッチ座標情報MVn−1,MVn(n=1,2,3・・・。ただしMV0=TD)に基づいて、操作物のスライド方向、すなわち操作物がタッチパネル60のタッチ面上で移動している方向を判定する(S3)。具体的には、ムーブイベント後のタッチ座標情報MVn(Xn,Yn)に含まれる位置座標Ynが、ムーブイベント前のタッチ座標情報MVn−1(Xn−1,Yn−1)に含まれる位置座標Yn−1から増加している場合、スライド方向判定部12は、操作物が上方向に移動していると判定する。一方、位置座標Ynが位置座標Yn−1から減少している場合、スライド方向判定部12は、操作物が下方向に移動していると判定する。
なお、本実施形態では、端末1を正立させた場合に、上側に位置するタッチパネル60の一つの端が上端であり、下側に位置するタッチパネル60の他の端が下端であると規定される。そして、上記した「上方向」は、タッチパネル60の上端に近づく方向として規定され、「下方向」は、タッチパネル60の下端に近づく方向として規定される。しかしながら、上方向および下方向の定義の仕方は限定されない。スライド方向判定部12は、判定結果すなわち操作物のスライド方向の情報(以下では、この情報をSDと呼ぶ)を、記憶部30に記憶する(図示せず)。
スライド方向判定部12は、スライド方向の情報SDに基づいて、タッチパネル制御部70がタッチ座標情報MVn−1を取得してからタッチ座標情報MVnを取得するまでの所定時間内に、操作物のスライド方向が停止および逆転したか否かを判定する(S4、図3の(b)および図3の(c))。ここでは、「逆転」は、90℃以上の方向変化を意味する。より詳細には、操作物のスライド方向が上方向から下方向に変化した場合、または、操作物のスライド方向が下方向から上方向に変化した場合、スライド方向判定部12は、操作物のスライド方向が逆転したと判定する(S4でYES)。一方、操作物のスライド方向が上方向または下方向のままである場合、スライド方向判定部12は、操作物のスライド方向が逆転していないと判定する(S4でNO)。
スライド方向判定部12は、操作物のスライド方向が逆転したと判定した場合(S4でYES)、記憶部30に記憶されているY座標固定化モードフラグをON(1)に設定するとともに、操作物のスライド方向が逆転したとき、より正確には操作物のスライド方向が逆転する直前に停止した時点Tc、におけるタッチの位置Mc(Xc,Yc)を、タッチ座標情報として、記憶部30に記録する(S5)。図3の(b)に示すMV4(X4,Y4)が、(Xc,Yc)に対応する。
時間差分/距離差分判定部13は、記憶部30が記憶しているY座標固定化モードフラ
グを参照する。そして、Y座標固定化モードフラグがON(1)である場合(S6でYES)、時間差分/距離差分判定部13は、操作物のスライド方向が逆転した時点Tcから現在Tnまでの経過時間ΔTは時間閾値TT(例えば、100msec)未満であるか否かを判定する(S7、図3の(c)および図3の(d))。
グを参照する。そして、Y座標固定化モードフラグがON(1)である場合(S6でYES)、時間差分/距離差分判定部13は、操作物のスライド方向が逆転した時点Tcから現在Tnまでの経過時間ΔTは時間閾値TT(例えば、100msec)未満であるか否かを判定する(S7、図3の(c)および図3の(d))。
経過時間ΔTが時間閾値TT以上である場合(S7でNO)、時間差分/距離差分判定部13は、記憶部30のY座標固定モードフラグをOFF(0)にする(S9)。一方、経過時間ΔTが時間閾値TT未満である場合(S7でYES)、時間差分/距離差分判定部13は、最新(現在)のタッチY座標Ynと、操作物のスライド方向が逆転した時点TcにおけるタッチY座標Ycとの距離ΔDは距離閾値DT(例えば、30ピクセル)であるか否かを判定する(S8)。なお、S7とS8とは、逆順で実施されてもよい。
上記距離が距離閾値DT以上である場合(S8でNO)、時間差分/距離差分判定部13は、Y座標固定化モードフラグをOFF(0)にする(S9)。
一方、上記距離ΔDが距離閾値DT未満である場合(S8でYES)、換言すれば、Y座標固定化モードフラグがON(1)である場合、タッチ座標補正処理部14は、タッチ座標情報MVn(Xn,Yn)に含まれるタッチY座標Ynを、操作物のスライド方向が逆転した時点Tcにおける位置座標Ycに補正する(S10、図4の(c)および図4の(d))。補正後のタッチ座標情報を、以下ではMVn´(Xn,Yc)と呼ぶ。一方、上記距離が距離閾値DT以上である場合(S8でNO)、換言すれば、Y座標固定化モードフラグがOFF(0)である場合、タッチ座標補正処理部14は、タッチY座標Ynを補正しない。
タッチ座標補正処理部14は、タッチ座標情報MVn(n=1,2,3・・・)を補正した場合、補正後のタッチ座標情報MVn´(Xn,Yc)と、発生したタッチイベントの種別(ここでは、ムーブイベント)を示す情報とを含むタッチイベント情報を、アプリケーション20に送信する。一方、タッチ座標補正処理部14は、タッチ座標情報MVnを補正していない場合、元のタッチ座標情報MVn(Xn,Yn)と、発生したタッチイベントの種別を示す情報とを含むタッチイベント情報を、アプリケーション20に送信する。
図4の(a)および図4の(b)に示すように、操作物がタッチ面上で逆転する前、すなわち、操作物がタッチ面上をスライド方向に移動している間、タッチ座標補正処理部14は、操作物のタッチ位置(図4の(a)の(X0,Y0)、および図4の(b)の(X1,Y1)〜(X4,X4))を補正しない。しかしながら、図4の(c)および図4の(d)に示すように、操作物がタッチ面上で逆転した後、操作物がタッチ面上をスライド方向とは逆方向に移動しており、かつ、前述した距離および時間に関する2つの判定条件がいずれも満たされる場合、タッチ座標補正処理部14は、タッチ位置(図4の(X5,Y5)、および図4の(d)の(X6,Y6))を補正する。補正によって、タッチY座標(図4の(c)のY5、図4の(d)のY6)は、操作物がタッチ面上で逆転した時点におけるタッチY座標(図4の(b)のY4)に補正される。
アプリケーション20は、タッチ座標補正処理部14から受信したタッチイベント情報が示すタッチ操作に応じた処理を実行する。ここでは、タッチイベント情報が示すタッチイベントの種別はムーブイベントである。この場合、アプリケーション20は、表示部50に表示された画面をスクロールさせるように、表示制御部40に指示する。表示制御部40は、アプリケーション20からの指示により、表示部50に表示された画面をスクロールする(S11)。
その後、主制御部10は、タッチパネル60に対するタッチアップまたはタッチキャンセルのタッチ操作が行われた否かを判定する(S12、図3の(d))。タッチアップまたはタッチキャンセルのタッチ操作が行われた場合(S12でYES)、タッチイベント生成処理は終了する。例えば、最新のタッチ座標情報が、所定時間以上、記憶部30に記憶されていない場合、換言すれば、タッチパネル制御部70が、所定時間以上、タッチパネル60のタッチ面に対するタッチ操作を検知していない場合、タッチイベント判定部11は、タッチアップが行われたと判定する。一方、タッチアップまたはタッチキャンセルが行われず、スライド操作が継続された場合(S12でYES)、タッチイベント生成処理はS2に戻る。
本実施形態の構成によれば、ユーザが操作物をタッチ面から持ち上げたと思っている位置(図3の(b)における位置MV4のタッチY座標Y4)と、アプリケーション20に通知されるタッチアップの位置(図4の(d)における補正後のタッチアップの位置TU´のタッチY座標Y4)とを一致させることができる。したがって、アプリケーション20は、ユーザが見たい画面が表示部50に表示されているときに、画面のスクロールを停止させることができる。
図5に示すフローのS9において、時間差分/距離差分判定部13がY座標固定化モードフラグをOFF(0)にした後、アプリケーション20が画面をスクロールする前に、タッチパネル制御部70は、操作物の現在のタッチ位置を示す情報をタッチパネル60から取得してもよい。そして、スライド方向判定部12は、タッチパネル制御部70が記憶部30に記憶した最新のタッチ座標情報に基づいて、操作物のスライド方向を再度判定してもよい。そして、スライド方向が再度逆転していた場合、タッチ座標補正処理部14はタッチY座標を補正する(S10)。上記の構成によれば、ユーザが、意図せずに、タッチ面上で操作物を上下方向にジグザグに微動させた場合、タッチY座標が補正される。補正後のタッチY座標は、上下方向の移動を含まない。したがって、アプリケーション20が表示部50に表示される画面を振動させることを防止することができる。
ただし、ユーザは、意図的に、タッチ面上で、操作物のスライド方向を、上方向から下方向(またはその逆)へと交互に変化させる場合もある。この場合、スライド方向が逆転した直後には、距離および時間に関する判定条件がどちらも満たされる(S7でYESかつS8でYES)ので、タッチY座標は補正される(S10)が、スライド操作がしばらく継続した後、タッチY座標は補正されなくなる。しかしながら、スライド方向が再び逆転した場合(S4でYES)、距離および時間に関する判定条件が再び満たされるようになるので、タッチY座標は補正される(S10)。
(従来技術との対比)
特許文献1に記載の従来技術では、フリックの方向(すなわち、操作物が移動する方向)が、固定された方向であるか、それとも逆方向であるのかを、各フリック操作ごとに、1回だけ判定している。そのため、特許文献1に記載の従来技術は、スクロール操作のように、操作の途中で操作物の方向が逆転する可能性があることを想定していない。そのため、特許文献1に記載の従来技術は、ユーザがスライド操作を止めた後、画面がわずかにスクロールすることを防止できない。すなわち、ユーザは、スライド操作を止めた瞬間に情報処理装置の画面が停止することを期待している。しかしながら、実際には、ユーザがスライド操作を止めた後も、画面はわずかにスクロールする。
特許文献1に記載の従来技術では、フリックの方向(すなわち、操作物が移動する方向)が、固定された方向であるか、それとも逆方向であるのかを、各フリック操作ごとに、1回だけ判定している。そのため、特許文献1に記載の従来技術は、スクロール操作のように、操作の途中で操作物の方向が逆転する可能性があることを想定していない。そのため、特許文献1に記載の従来技術は、ユーザがスライド操作を止めた後、画面がわずかにスクロールすることを防止できない。すなわち、ユーザは、スライド操作を止めた瞬間に情報処理装置の画面が停止することを期待している。しかしながら、実際には、ユーザがスライド操作を止めた後も、画面はわずかにスクロールする。
一方、本実施形態の構成によれば、ユーザが操作物を用いてスライド操作を行っている間、操作物のスライド方向が判定される。また、操作物のスライド方向がタッチ面上で逆転した場合であって、前述した時間および距離に関する条件がいずれも満たされる場合(図5参照)、タッチY座標が補正される。そのため、ユーザがスライド操作を停止したときに、操作物がスライド方向とは逆方向に少し移動した場合であっても、表示部50に表示される画面が、スライド方向とは逆方向にわずかにスクロールすることを防止することができる。一方、ユーザがスライド操作を停止したときに、操作物を一定時間(具体的には、時間閾値TT)以上停止させた場合、タッチY座標は補正されない。したがって、ユーザは、表示部50に表示された画面が所望の位置までスクロールしたときに、操作物を一定時間以上停止させることによって、画面を所望の位置で停止させることができる。
さらに、本実施形態の構成によれば、ユーザの意図しないスライド操作を判定するために、特許文献1に記載の装置のように、複数回のスライド操作(フリック操作)が行われる必要がない。換言すれば、本実施形態の構成によれば、ユーザが1回だけスライド操作を行った場合であっても、ユーザの意図しないスライド操作を判定することができる。
(変形例)
一変形例では、操作物のスライド方向がタッチ面上で逆転した場合であって、前述した時間および距離に関する条件の少なくとも一方が満たされる場合(図5参照)、タッチ位置座標が補正される。すなわち、本変形例では、以下の条件(i)および(iia)または(iib)が満たされる場合、タッチ位置座標が補正される。
(i)操作物のスライド方向がタッチ面上で逆転した後、かつ、
(iia)操作物のスライド方向が逆転した時点Tcから現在Tnまでの経過時間ΔTが時間閾値TT未満であるか、あるいは、
(iib)操作物のスライド方向が逆転した時点のタッチY座標と現在のタッチY座標との距離が距離閾値DT未満である。
一変形例では、操作物のスライド方向がタッチ面上で逆転した場合であって、前述した時間および距離に関する条件の少なくとも一方が満たされる場合(図5参照)、タッチ位置座標が補正される。すなわち、本変形例では、以下の条件(i)および(iia)または(iib)が満たされる場合、タッチ位置座標が補正される。
(i)操作物のスライド方向がタッチ面上で逆転した後、かつ、
(iia)操作物のスライド方向が逆転した時点Tcから現在Tnまでの経過時間ΔTが時間閾値TT未満であるか、あるいは、
(iib)操作物のスライド方向が逆転した時点のタッチY座標と現在のタッチY座標との距離が距離閾値DT未満である。
本変形例の構成によれば、操作物のスライド方向が逆転した時点Tcから後、上記条件(iia)または(iib)が満たされる場合、タッチ位置座標が補正される。
上記(iia)の条件が満たされる場合、操作物のスライド方向が逆転した時点から経過した時間が短い。そのため、ユーザが、操作物をタッチ面から離す直前に、意図せずに操作物の移動する方向を変化させた可能性がある。上記(iib)の条件が満たされる場合、操作物のスライド方向が逆転した位置から、操作物がタッチ面上を移動した距離が短い。そのため、ユーザが、操作物をタッチ面から離して、操作物をタッチダウンの位置まで戻そうとしたときに、意図せずに操作物の移動する方向を変化させた可能性がある。
そのため、ユーザがスライド操作を止めた後、操作物がタッチパネル60のタッチ面上で移動した場合、端末1がユーザの意図に反した動作(例えば、表示部50の画面のスクロール)することを防止することができる。
〔実施形態2〕
Y座標固定化モードフラグがOFFになるための判定条件は、前記実施形態1〜2で説明した判定条件に限定されない。本実施形態では、Y座標固定化モードフラグがOFFになるための判定条件は、ユーザがY座標固定化モードフラグをOFFにするための特別な操作を行うことである。
Y座標固定化モードフラグがOFFになるための判定条件は、前記実施形態1〜2で説明した判定条件に限定されない。本実施形態では、Y座標固定化モードフラグがOFFになるための判定条件は、ユーザがY座標固定化モードフラグをOFFにするための特別な操作を行うことである。
本実施形態の構成によれば、ユーザが上記特別な操作を行わない限り、Y座標固定化モードは解除されない。そのため、タッチ座標補正処理部14は、操作物のスライド方向が逆転した場合、必ずタッチY座標Ynを補正する(図5参照)。換言すれば、操作物のスライド方向が逆転した後、タッチY座標Ynは固定される。したがって、操作物のスライド方向が逆転した後、表示部50に表示された画面はスクロールされない。換言すれば、操作物のスライド方向が逆転した後、表示部50に表示された画面は停止する。
ユーザは、表示部50に表示された画面が所望の位置までスクロールしたときに、操作物をスライド方向とは逆方向に少し移動させる。これにより、ユーザは、画面のスクロールを簡単に停止させることができる。このように、本実施形態の構成によれば、ユーザがスライド操作を行う場合の端末1の利便性が向上する。
〔実施形態3〕
(ソフトウェアによる実現例)
端末1の制御ブロック(特に主制御部10、アプリケーション20、表示制御部40、およびタッチパネル制御部70)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
(ソフトウェアによる実現例)
端末1の制御ブロック(特に主制御部10、アプリケーション20、表示制御部40、およびタッチパネル制御部70)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(端末1)は、タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置であって、操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得するタッチ位置取得部(タッチパネル制御部70)と、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正するタッチ位置補正部(タッチ座標補正処理部14)と、を備えている。
本発明の態様1に係る情報処理装置(端末1)は、タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置であって、操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得するタッチ位置取得部(タッチパネル制御部70)と、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正するタッチ位置補正部(タッチ座標補正処理部14)と、を備えている。
上記の構成によれば、タッチ面上における操作物のスライド方向が変化した時点から後、操作物のタッチ位置を補正する。したがって、ユーザがスライド操作を行っているときに、操作物のスライド方向を意図せずに逆転させた場合、情報処理装置の意図しない動作を防止することができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記タッチ位置補正部は、上記逆転した時点から後の時点において上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を、上記逆転した時点の直前に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置に補正してもよい。
上記の構成によれば、タッチ面上における操作物のスライド方向がある時点で変化した場合、その時点から後、タッチ位置が固定される(すなわち変化しない)ように、タッチ位置を補正することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1または2において、上記逆転した時点から後の時点において、(i)上記逆転した時点から上記後の時点までの経過時間が所定の時間閾値未満であること、および、(ii)上記逆転した時点の直前に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置から上記後の時点に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置までの距離が所定の距離閾値未満であることの少なくとも一方が満たされる場合、上記タッチ位置補正部は、上記後の時点に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正してもよい。
上記の構成によれば、タッチ面上における操作物のスライド方向が変化し、かつ、上記(i)および(ii)の少なくとも一方の条件が満たされる場合に、操作物のタッチ位置を補正することができる。上記(i)の条件が満たされる場合、操作物のスライド方向が逆転した時点から経過した時間が短い。そのため、ユーザが、操作物をタッチ面から離す直前に、意図せずに操作物の移動する方向を変化させた可能性がある。上記(ii)の条件が満たされる場合、操作物のスライド方向が逆転した位置から、操作物がタッチ面上を移動した距離が短い。そのため、ユーザが、操作物をタッチ面から離して、操作物をタッチダウンの位置まで戻そうとしたときに、意図せずに操作物の移動する方向を変化させた可能性がある。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記タッチ位置補正部は、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が90°以上変化した場合、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転したと判定して、上記タッチ位置取得部が取得する上記タッチ位置を補正してもよい。
上記の構成によれば、タッチ面上における操作物のスライド方向が90°以上変化した場合、すなわち、スライド方向が逆転した場合に、タッチ位置を補正することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置の制御方法は、タッチ面へのスライド操作に応じて動作する情報処理装置(端末1)の制御方法であって、操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得し、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に取得した上記タッチ位置を補正する。上記の構成によれば、上記態様1に係る情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 端末(情報処理装置)
14 タッチ座標補正処理部(タッチ位置補正部)
70 タッチパネル制御部(タッチ位置取得部)
Tc 時点(ある時点)
TT 時間閾値
DT 距離閾値
14 タッチ座標補正処理部(タッチ位置補正部)
70 タッチパネル制御部(タッチ位置取得部)
Tc 時点(ある時点)
TT 時間閾値
DT 距離閾値
Claims (6)
- タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置であって、
操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得するタッチ位置取得部と、
上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正するタッチ位置補正部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 上記タッチ位置補正部は、上記逆転した時点から後の時点において上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を、上記逆転した時点の直前に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置に補正することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 上記逆転した時点から後の時点において、
(i)上記逆転した時点から上記後の時点までの経過時間が所定の時間閾値未満であること、および、
(ii)上記逆転した時点の直前に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置から上記後の時点に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置までの距離が所定の距離閾値未満であること
の少なくとも一方が満たされる場合、上記タッチ位置補正部は、上記後の時点に上記タッチ位置取得部が取得した上記タッチ位置を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 上記タッチ位置補正部は、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が90°以上変化した場合、上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転したと判定して、上記タッチ位置取得部が取得する上記タッチ位置を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- タッチ面へのタッチ操作に応じて動作する情報処理装置の制御方法であって、
操作物が上記タッチ面へのスライド操作を行っている間、上記タッチ面上における上記操作物のタッチ位置を取得し、
上記タッチ面上における上記操作物のスライド方向が逆転した場合、該逆転した時点から後に取得した上記タッチ位置を補正することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記タッチ位置取得部および上記タッチ位置補正部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017081587A JP2018181067A (ja) | 2017-04-17 | 2017-04-17 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017081587A Pending JP2018181067A (ja) | 2017-04-17 | 2017-04-17 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および制御プログラム |
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-
2017
- 2017-04-17 JP JP2017081587A patent/JP2018181067A/ja active Pending
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